呪術師

Last-modified: 2024-03-27 (水) 18:11:30

呪術師

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本名パトリシア・ドーヴァル
通称JUJU
 
属性牽制型、補助型
 

所持アイテム

猿の魔像このアイテムは専用アイテムのため他のアイテムに持ち替えることができない。
 

外在特質

猿の魔像魔像守護の所持数(初期/最大):0/5
クールタイム:4秒
5.1m以内にハンターがいる状態でスキルを使用すると魔像守護を消費して対象をスタン状態にすることができる。1消費で1秒スタン、3消費で4秒スタンさせる。
魔像守護呪術師の付近にハンターが存在している間、魔像守護のゲージが蓄積されていき最大になる度に魔像守護の所持数が1増加する。また、呪術師が攻撃を受けても所持数が1増加する。呪術師とハンターの距離が近いほどゲージの蓄積速度が増加する。
魔像守護を入手するごとにゲージの蓄積速度が永続的に11%減少していき、最大77%まで減少する。また呪術師の付近12.7m以内に他のサバイバーがいる場合、ゲージ蓄積速度が更に35%減少する。
呪術師が危機一髪状態の間は魔像守護のゲージは蓄積されず入手もできない。
魔力庇護呪術師が味方の治療に成功する、または味方が呪術師の治療に成功すると対象サバイバーは庇護状態となる。庇護状態の味方が攻撃されると庇護を付与した呪術師の像守護の所持数が1増加する。
呪術師自身は庇護効果を受けられず、庇護状態のサバイバーは他の呪術師からの庇護状態を獲得できない。庇護状態を得ているサバイバーが危機一髪の状態で攻撃を受けても像守護は得られない。庇護状態を受けているサバイバーはダウンすると庇護状態が解除される。
魔像反動味方から治療を受ける際に治療完了に必要な時間が20%増加する。
 

対呪術師の攻略ページはこちら

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概要

3568手がかりで入手可能な牽制型サバイバー。

能力に関して

  • 魔像守護によるスタンを利用したチェイスキャラであり、2種類のスタンを駆使して戦う事になる。
    ハンターの近くに居ると魔像守護のゲージが徐々に溜まっていき、12~16秒(ハンターとの距離で変動)で100%になると所持数が1増える。魔像守護の入手回数が増えてるとゲージの進捗速度が徐々に低下していく。また、ハンターから攻撃を受けても1溜まる。対戦開始時の所持数は0で、最大5つまで所持できる。
    • 魔像守護を1つ使用で小スタン(1秒)を取れる。主にハンタースキルのキャンセルや板窓を乗り越えたい時など僅かに時間を稼ぎたい時に使用する。
    • 光る魔像のアイコンをタップすると魔像守護を3つ使用で大スタン(4秒)を取れる。基本的にこちらを狙って立ち回ることになる。
  • 呪術師が治療したサバイバーが再び攻撃を受けると、魔像守護が1つ増加するが、その味方がダウンすると効果が消える(溜まったスタックはそのまま)。
  • 自身の治療を受ける時間がやや長く、逃げ切っても立て直すのに時間が掛かってしまう。

評価

  • ハンターに対する得意不得意がはっきり分かれており、複数BANでも対処できない程スタンが通用しない相性の悪いハンターが多く存在するためランク戦での採用優先度は本来はかなり低い。得意なハンターには延々とスタンをかけられるが、苦手なハンターに対しては呪術師が負け筋を作ることも珍しくない。仕様上、ハンターはサバイバーの構成に合わせて使用するハンターを変えられるため、呪術師の採用は安易にはお勧めできない。
    • 最上位帯であればPSで対処できるハンターが増えるため、呪術師の採用頻度は低い。それ以外のランク帯では言うに及ばず。少なくとも自分が野良で呪術師を使っても信用されないし、味方の野良呪術師は信用しない方が良いと言える。それほどまでに扱うプレイヤーによっては落差が激しくなるサバイバーである。
  • 総合的な性能は環境キャラ(最強クラスの性能を持つキャラ)・準環境キャラ(前者より性能は低いが強いキャラ)に劣るので、ランク戦で勝利を目指すのであればまずは環境キャラの練習を優先しよう。

補足

  • 協力狩り及びタロットでは通常の対戦とは逆に安定した強さを発揮できる最強クラスのサバイバーである。
    • とはいえ中毒症の追加で3スタンすら硬直消しと化すことが多くなったので呪いを使うタイミングの見極めが肝心。
 

長所

  • 上位帯限定で環境キャラ。
    • 強力だが利敵にも繋がりかねない能力を持っており、明確に苦手なハンターも存在する。そのため他の項目に書かれている通り、環境キャラとして起用するには使用するプレイヤーが呪術師の仕様やハンターとの相性を熟知している必要があるため、何も考えずに漠然と選択できるキャラではない。
      • 尤も試合配信や達人観戦等を確認する限り最高峰7段ですら信用できないレベルの呪術師が非常に多いため、自分で使うにしても味方に使ってもらうにしても信頼できるフレンドとチームを組むのが安全だと思われる。
  • 魔像守護が溜まっていればハンターをスタンさせることで板を当てたり強ポジに逃げる余裕を作ることができる。
    • 強化により呪いが貯まる間隔が短くなっているので基本的なチェイスが出来るのであればスタンを2回分稼ぐことが容易になっている。このため、徒歩ハンターに対してはチェイスを伸ばせる活躍は見込める。
    • ハンターのスキルを中断させることもできるため、道化師魔トカゲに対してかなり時間を稼ぐことができる他、瞬間移動や白黒無常の傘ワープを阻止できる。また、破輪も通常攻撃とスタンを凌ぐことができればチェイスを伸ばせるため、PS次第では呪術師が刺さる。
      ハンターが他の場所に圧をかけようとしていると判断できた場合はスタンを狙うのも悪くはないが、近寄りすぎて攻撃を食らわないように注意
      極めれば非常に強い。
    • ただし、それ以外のハンターはこのチェイス方法に対して対抗手段を持っていることが多いため、壁が高い場所の先倒しでハンターの死角を作る、段差などの高低差を利用する、などハンター毎に対する有効な手段を把握することが重要になる。
      • これを把握しており、苦手なハンターをBANできる最上位帯であれば呪術師のポテンシャルを最大限に発揮することができる。
  • 彫刻師と相性が良い。
    • 呪いは0.5ダメージでも1スタック分貯めることができる。(写真家の写真世界崩壊除く)そのため、0.5ダメージ攻撃を多用する相手だと呪いを貯めやすい。
      • この点はガードNo.26にも同じことが言えるが……(後述)
  • 風船救助が可能。状況に合わせて適切にスタンを使えばサバイバー陣営を有利に導くことができる。
  • オフェンス小説家等の粘着系のサバイバーと相性が良い。
    • 呪術師がチェイス中であり、更に粘着が可能なサバイバーが参加している場合、呪術師のチェイス序盤の弱さを補いつつ呪いを貯める機会を得られるので徒歩ハンター相手に対しては無類の強さを発揮する。
    • ただし連携が上手くいかないと硬直消しし合う可能性が高いので野良ではほぼ不可能と考えて良い。よってチームを組んで行うことが推奨される。また、ハンターによっては味方の粘着が機能しない場合があるのも念頭に置きたい。
       

短所

  • 呪術師よりも使いやすく汎用性が高い探鉱者が居る。
    • 呪術師と探鉱者が共通してるのは「血の女王に弱い」の一点くらいであり、それ以外はファスチェからアイテム使用可・アイテムが時間経過で増える・治療バフ有りの探鉱者の方が汎用性の高い性能になっている。呪術師と違ってそれまでハンターに関わっていなくても磁石が使えるため、救助時に磁石を使ってリスクを軽減することもできる。
      • 操作性だけ見ればワンタップでスタンさせられる呪術師が楽かもしれないが、ファスチェで呪いがまともに使えず最初の一撃を被弾しやすい以上そもそもゲームの仕様と噛み合っていないため、操作しやすかろうが全く意味を成さない。素直に探鉱者の磁石を練習した方が良い。
      • しかし探鉱者もそのポテンシャルの高さ故に弱体化が比較的結構な頻度で行われている。どのようなアップデートが来ても良いように他のサバイバーも扱えるようにしておくべきだろう。
    • 一部のプレイヤーが探鉱者より呪術師の方が優先順位が高いとしているが、サバイバー全員のPSが最上位帯クラスであることが前提の評価なので真に受けてはいけない。
      • 以前から呪術師はオフェンスの補助が必要だと言われており、現在も小説家等の他の粘着型サバイバーの同時起用が求められている。
  • 初心者には全く向いていないサバイバーである。
    • ランク戦における呪術師の使用人口はそれなりに多いが、これはかつて下位ランクでの使用人口が最も多かった芸者に刺さりやすく、活躍した時の感覚が頭に残り「このキャラは強い」と思いやすいからである。しかし…
      • なお、現在は芸者の使用人口の減少に伴い呪術師を見かける機会も少なくなっているが、味方に使用キャラを先にピックされた際のサブキャラとして呪術師が扱われていることが多い。初心者向けではない性能である上に極端に相性が悪いハンターも少なくないのに、こぞって使いたがるプレイヤーが非常に多いためにかなり嫌われている
      • また、現在の芸者はワンタップアゲハを始めとしてチェイス中の機動力が非常に高く、小スタン程度では気休めにもならないためファスチェではむしろ相性が悪い部類に入る。一応スタンを利用して攻撃される前に刹那を途中で止めることは可能であるのだが、芸者相手に即死している呪術師も珍しくはない。
    • キャラ被りによって囚人が使えなければ呪術師、呪術師が使えなければ囚人をピックするプレイヤーもかなり多い。どちらも操作難易度が高く、とても汎用性があるとは言えないサバイバーなのだが…
  • チェイスキャラなのにファスチェが弱い。
    • 開始時点では魔像守護ストック数は0、恐怖の一撃で一発ダウンという状態にならない限りは一度攻撃を食らうことになるので小スタン1回は確実に使えるが、どんなに距離を離されても遠くから殴ったりワープしたりできるハンターが跋扈する現在の環境で小スタン1回使えたところで稼げる時間などたかが知れている。
    • 更にハンターをチェイス中にスタンさせるだけなら呪術師の小スタン(1回1秒)よりも祭司の通常ワープ(1回1秒+ワープ距離補正で更に最大+2秒)の方が合計スタン時間が長くなる可能性がある。
      しかも祭司はワープを2つ初期所持している。風船救助に有用な大スタンを貯められる立ち回りやチェイスが出来ないのであれば祭司を差し置いて呪術師をピックするメリットは全く無いと言える。
      • しかしチェイスを伸ばすためには小スタンも的確に使わなければならないというジレンマも抱えており、チェイスを伸ばした上で次回チェイス時や粘着時に大スタンを使用できる状態にする……という立ち回りを求められるため難易度が非常に高い。最低限チェイスを伸ばせないと呪いが溜まっても使う頃には既に勝敗が決していて腐ってしまうことも多いのだ。
    • フライホイール効果も開幕50秒は使えない点が厳しい。
      • というか呪術師が苦手とするハンターの大半には使徒を筆頭に割れ窓理論を使った距離チェが刺さるはずなのでそもそもあまり相性が良くない。
    • チェイスキャラにも関わらず長期戦向けかつ序盤は弱く救助も不安定というチグハグっぷりのためにお散歩パ、爆速パ共に適性が無く、呪術師を採用する構成に困る性能となっている。
  • ハンターに関わるか負傷した仲間を治療しない限り呪いを貯めることができないため、ファスチェに入らず、仲間の治療もできなかった場合は救助や粘着の際呪いが使えない。
    • 基礎的な立ち回りが出来ないと味方が窮地に陥っている状況でも動けずただの解読専サバイバーになりかねない。
      呪術師は39や03の人格を採用することが多いので尚更言えることであり、呪いが無いのに救助へ行けば死神救助になりがちである。自ら動いて呪いを溜める機会を得る判断力も必要となる。
    • ダウンしにくいがダメージを受ける機会が多い傭兵オフェンスの治療に成功すれば終盤の活躍は見込めるので、積極的に治療に行った方がいい。
    • 医師と共通した問題点であるが、このゲームにおいては治療を優先とした立ち回りはゲームシステムと噛み合っておらず、仲間の治療をする役目としての採用は非推奨。呪術師本人はそもそも回復バフを持っている訳ではないので、治療役としては心理学者祭司がいた方が遥かに安定する。
  • 呪いの範囲外から呪術師を殴ったりスタンさせたりできるハンター(特に血の女王夢の魔女)に対して極めて不利。
    • この一点だけで3段以上のランク戦において呪術師の採用は避けるべきである。
      いくら他のハンターに強くても環境ハンターの血の女王夢の魔女に対して歯が立たない。片方をBANしてももう片方のハンターが来る可能性があり、呪術師を使う行為そのものにリスクが付きまとうことになる。
      このハンター2名に対しては呪術師はまともにチェイスすることが難しい為、呪術師が居る為に味方への負担がかえって増えることになる。
    • 特に血の女王キャラ認知Ptランキングで全ハンター中で最もポイントの変動・ユーザー間の争いが激しく、多くのプレイヤーに使われていることを示している。現在は2BAN制により6段以下のランク帯では血の女王が復権しており、呪術師を採用するのはかなり無謀だと言える。
      • 血の女王についてはあまり距離を取りすぎずに本体だけを相手にするという対策はある。ただし興奮採用の血の女王だと厳しい。
    • 夢の魔女も詳細は後述するが、呪いのスタック数が信徒ごとに管理されている上に治療デバフのせいで全体圧に弱かったり、スタンさせようとしても夢の魔女側は別の信徒に操作を切り替えて間髪入れず追撃可能などとにかく相性が悪い。
    • 特に最近はオペラ歌手等をBANするのが主流になっているため、書記官対策のためにと呪術師をピックすると血の女王が来て味方の足を引っ張ることになる可能性が非常に高い。
  • 基本的に破輪との相性も悪い。
    • 針が刺さっただけでは呪いが溜まらない。更に車輪形態ではスタンが通用しないので2回轢かれる→罠でスタンさせられて即死というコンボを普通に受けてしまう。呪いが溜まらないのに針が刺さっていてワンパンされてしまうという状況に持ち込まれやすいので救助も厳しい。PSがあれば長所の通り対応できるようになるが、破輪に針を刺された直後に普通に殴られるような練度では通用しない。
  • 使徒との相性も極めて悪い。
    • 基本的に呪術師がスタンを当てる前に使徒からスタンを食らうという本末転倒なことになるのでとことん相性が悪い。探鉱者であれば対抗可能なのでやはり探鉱者を優先してピックするべきである。
  • 漁師との相性も悪い。
    • 淵によりグルチェはほぼ不可能、攻撃の判定発生が早すぎて1スタンではポジションの移動が間に合わないなど呪術師に刺さる部分が多い。
  • 写真家の能力と相性が極端に悪い。
    • ただでさえダウンした際の回復速度が低いのもそうだが、鏡像を殴られたり、写真世界崩壊時のダメージ反映では魔像守護が貯まらない。呪術師本体と写真家が遭遇することなく写真世界の崩壊でダウンした場合、呪いが一切貯まっていないのでこのまま吊られた場合セカンドチェイスには全く期待できない。よって、開始早々写真世界の鏡像が見つかった場合、確実に仲間の足を引っ張ることになる。
      また、インチキ傘ビームほどではないが攻撃範囲が広いため、スタンを当てにくい。
      • 写真家の溜め攻撃の最大射程(3.6m)が呪術師のスタンをギリギリ発動できる距離(5.1m)であるのだが、この1.5mの間合いで攻撃を喰らわないようにスタンさせるのがかなりシビア。呪術師のスタンを使う動作から発動までにわずかに隙があることもあって相打ちになることが多く、更に写真家側がハンター人格「衝動」を採用していた場合、実質1mしか猶予が無い。反応が遅れるとスタンが発動する前にそのまま攻撃を受けてしまう。
      • 何より鬼没溜め攻撃はタイミングを合わせられると対処のしようがないのでスタンがあるからと言って0.5ダメージ以上蓄積している状態で何も無い平地でチェイスを仕掛けないようにしたい。
  • ガードNo.26との相性が悪い。
    • ガードNo.26側の練度が高いとそもそも呪いを使わせてもらえないためチェイス面の相性は非常に悪い。セカチェは伸ばせると思うかもしれないが、結局救助直後にしかスタンが使えないので大して時間が稼げないことが多い。呪術師が狙われず、味方の治療に成功して救助用の呪いを貯められた時しかまともに動けない。
      • 練度が高くないガードNo.26相手なら他のハンター同様呪いを使うことが可能だが、怒りと檻の中の獣で対策されているとグルチェだけでは押し切られるのでやはり厳しい。距離チェで爆弾を回避することを意識したい。
  • 実情として彫刻師との相性が悪い。
    • 長所で理論上は相性が良いと書かれているが、それは呪術師側が致命的なタイミングでの遠距離攻撃を全て避けた場合の話である。
      0.5ダメージを使うハンターの場合は呪いは稼ぎやすいが、その殆どが遠距離攻撃持ちである点が厳しい。
      呪いは溜まっているが、ハンターをスタンさせられない距離から攻撃されてダウンという状況は普通に起こりうることであり、一定以上の練度がある爆弾や彫像を回避し続けるのはほぼ不可能。
      「これらのハンターには呪術師が刺さるはずなのに刺さらない」という光景が散見されるため、BANピックなどで彫刻師等が来ると予測された時の起用にはとても向いていない。
  • 蝋人形師との相性が悪い。
    • 遠距離から一方的に蝋でデバフ・硬直や板窓封鎖が出来るうえに、スタン硬直が短い&蝋で反撃できる特質のせいで、呪いがあまり堪っていない時に使っても自分を追い詰めるだけになってしまう。
    • デバフの度合いを高めてから殴り、硬直させて止めを刺すのが蝋人形師の基本戦術であるので、デバフが高まったらあえて呪いをかけて硬直を受けることで、一旦デバフを解除させることはできる。何が何でも殴られる前に呪いを1ストック分貯められるようにすること。
  • アンデッドとの相性が極めて悪い。
    • 呪いの範囲外からのエネルギー衝撃をスタンで止めるのは不可能。その上アンデッドがES状態の時の攻撃動作中は範囲内であってもスタンを無効化されてしまう。また、ダウンしてしまうと治療デバフのせいで起死回生に時間がかかる関係で味方の足を引っ張りやすい。
  • 白無常黄衣の王にスタンを当てるのが難しい。
    • これらのハンターの溜め攻撃の射程は5.1m以上であり、更にハンター人格「衝動」の効果により呪術師のスタンの範囲外から容易く攻撃可能。相手が攻撃モーションを始めてから溜め攻撃を回避するには死角に隠れるか、死角が無ければ呪術師側からわざわざハンターに近付いた上でスタンを使うしかなく、後者の場合は少しでも出遅れるとハンターの溜め攻撃が先に命中して相打ち、というより硬直消しになってしまう。
    • これらのハンターに接近するのは危険すぎるので黒無常になっている時や、壁越し、段差越しなど溜め攻撃が当たる心配が無い状況でスタンを当てることを意識するしかない。しかし黄衣の王の場合は存在感が溜まってしまうと視界外のサバイバーに攻撃を仕掛ける手段を獲得するため、呪術師でのチェイスそのものが厳しくなってしまう。
  • 5段までいけば2キャラBAN出来るようになるが、上述の通り苦手なハンターが多過ぎるので、野良において勝利を目指すのであれば採用する機会はほとんどないだろう。
    チームを組んでいる場合も、味方に信用が置けなければキャラを変更させて他の3人の負担を減らしてもらう方がいい。
  • 機械技師囚人との相性が悪い。
    • 負傷することが多い能力であるために、パーティの誰かが負傷すると解読速度が大幅に減少してしまう機械技師と相性が悪い。というか機械技師が居るのであれば負傷するまでの間隔を伸ばせるサバイバーを採用した方が良い。
      • 隠者対策として呪術師と機械技師が組む分には悪くないのだが、早々に1.2ダメージを受けるような味方が居たり機械技師が他のハンターに対抗できないようなPSだと意味を成さないのでVCパ向け。
    • 呪術師は39を採用したいサバイバーなので同じく39を採用したい囚人と同時に同じチームに居るとチームのバランスが悪くなってしまう。後述するが36呪術師を採用するくらいなら素直に救助職を使った方が良い。
      • しかしランク戦においては呪術師も囚人も野良のプレイヤーがこぞって使いたがるためにこの二人が同時に参加するというシチュエーションが非常に多い。どちらかが即死しただけで残りの味方2人への負担が尋常ではなくなるため、BANから漏れている環境キャラを優先して採用するなど味方のミスをカバーできるサバイバーを率先して選ぶ必要がある。
  • 患者との相性がやや悪い。
    • 患者目線だと呪術師と一緒に解読すると解読デバフがかかってしまい、更に呪術師の序盤のチェイスの弱さから患者がタゲチェンされやすくなり患者のせっかくのチェイス性能が腐ってしまう。また、患者の救助性能があまり高くないので呪術師がやられた時に救助が成功しにくい。呪術師視点だと他の2人も牽制型か救助型のサバイバーだった場合、序盤のチェイス能力がこの手のサバイバーの中で最も劣る呪術師はタゲチェンを非常に食らいやすくなる。
    • このようにお互いの性能がまるで噛み合わないので、どうしても患者と呪術師を揃えたい場合は味方に呪術師が事故っても粘着等でフォローできるサバイバーを使ってもらうか、呪術師か患者のどちらかが別のサバイバーに変えた方が良い。候補としては探鉱者小説家曲芸師あたりか。
  • 内在人格「檻の獣の争い」「怒り」「中毒症」に対して弱い。
    • 1スタンで風船救助時にハンターが内在人格「怒り」を1段階でも習得している場合、被救助者が操作可能になる前にハンターのスタンが回復するため、即ダウンを奪われる。
      • 1スタン連打が刺さるのは時間を稼げば通電できるという状況だけである。場合によっては呪術師自身の肉壁も求められるだろう。
    • 中毒症の追加により、味方がダウンしていない内のチェイス中の粘着はほぼまともに機能しなくなった。最初から檻の獣の争いが1回分発動している状態に近く、更に檻の獣の争いとも重複するために2回ほど1スタンさせた時点でハンターが即復帰する状態になってしまう。こうなると3スタンの効果も期待できないので、味方がダウンしてからスタンを狙うことが求められる。
  • 板を高速で乗り越える時の声が非常に独特であるため、そこまでハンターに姿を見られていなかった場合、板を乗り越えた時点でハンターが追っているサバイバーが呪術師だとバレる。次飛びの味方が暗号機に触っている最中など、状況によってはタゲチェンを引き起こしてしまう。
    「オゥイェ!」
 

立ち回り

呪術師はチェイスキャラである以上は余程の弱ポジでもなければ可能な限りハンターにチェイスを仕掛けにいかなければならない立場である。
短所に記載されているように、アイテム無しのチェイスをこなせるプレイヤーでないと性能を発揮出来ない難易度が高いキャラなのだ。それが出来なければ他の100族のサバイバーをピックするべきである。

  • 解読
    解読速度のデバフを持っていないので解読を中心に進めよう。
    通電が間近でなければ粘着して時間を稼ぐよりも解読に専念した方が結果的に貢献しやすい。
  • 仲間の回復
    仲間との距離が近ければ呪いバフを付けに行くために仲間の回復も積極的にしよう。
    回復が完了する時に触れていれば良し。
  • 救助・粘着
    試合前半は救助役のサバイバーに行ってもらおう。
    試合後半になって、無傷の状態で呪いが2~3スタックあるかつ、時間を稼げれば3人通電が4人通電に、2人通電が3人通電になる時は救助や粘着を積極的に視野に入れて行動しよう!
  • 通電後
    呪いは2個以下ならゲート内から前に出ることはなるべく避けよう。
    3個以上あるなら逃げてくる仲間の補助に入りスタンをぶち当てよう(白無常、黄衣の王、写真家のため攻撃やスキル・特質によるハンターの急接近に注意!)
    場合によっては1個でもゲート内で逃げてくる仲間の補助に入って逃すこともあるが、最後の一人は地下室からの脱出を狙う動きの方が優先度は高いため揃ったら早めに出ることも多々ある。
  • 魔像の仕様には意外と問題点が多いので予め全てを把握しておきたい。
    • 呪術師のスタン範囲外から構えに入った白無常の溜め攻撃が当たる。
      スタンの発動までのタイムラグの関係で相打ちになりやすいため、スタンを狙うのであれば強ポジに居る時や黒無常の時を狙うのが好ましい
    • 写真家に鏡像を殴られても当然呪いが溜まらず、写真世界の崩壊でダメージを受けても呪いが溜まらない。呪いが溜まらないとセカチェが非常に厳しいので積極的に味方の治療を行うことが求められる。
    • 復讐者夢の魔女は呪いが別々の対象にスタックされていく。レオのパペットに殴られてもその呪いで本体を呪うことはできないし寄生信者に殴られた場合はオリジナル信者を呪うことができないという具合。
    • 危機一髪発動中はハンターの近くにいたり殴られたりしても一切呪いがたまらない。
    • 呪術師と極端に高低差がある場所に居るハンターを呪うことが出来ない。そのため、復讐者芸者魔トカゲに空中落下攻撃を仕掛けられた場合、スタンでは回避できないことがある。
      飛び上がった瞬間を狙えば墜落させることができるが、タイミングがややシビアなのでスタンに頼らずに通常のサバイバーと同じように対応した方が良い。
    • 呪術師の魔像スタンに限った話ではないが、ハンターに対するスタンは最後にハンターに与えたスタン効果のもので上書きされていく。
      例えば、ハンターが攻撃硬直した直後に小スタンをかけてしまうと本来攻撃硬直で3秒ほど時間を稼げるはずだったところわずか1秒のスタンでハンターが行動可能になってしまうのだ。
      • 初心者にありがちなミスとしては呪術師が関わった救助直後の状況でハンターの攻撃硬直中に1スタン使用→硬直がキャンセルされてddのパターンだろう。3スタンでも使用後に赤枠になった場合は意味が無くなるので落ち着いてセカチェ以降の為に温存したい。
      • 1スタンによる風船救助を繰り返すのも通電間際以外でやってはならない。風船の抵抗ゲージがリセットされる&即殴りが間に合う&殴ることにより存在感が蓄積されるので更にサバイバーが不利になる。
      • 空軍オフェンスが長時間スタンを決めた直後に1スタンで上書きするというのは絶対にやってはいけない。
        救助前後だけでなくチェイス中でも起こりうることなので、後ろ向きチェイスで周りをよく確認しながらスタンを使うこと。
    • スタンの発動が魔像を使用してから若干タイムラグが発生するため、攻撃を受けるまでにスタンが間に合わないことがある。
    • バーメイドの回復酒、心理学者の遠隔治療では治療した側に魔像庇護が付与されない。このため普通に治療してもらった方がいいのだが、遠隔治療にリスクがある心理学者はともかくバーメイドの長所を殺す形になってしまう。
    • 呪術師が別の呪術師を治療してもお互いの魔像庇護は得られない。協力狩りの時は注意。
       

味方に呪術師が居る場合

  • 呪術師の治療デバフはハンターの内在人格も合わさって想像以上に重くなるため、ハンターによってはかなり響いてくる。(呪術師の性能と矛盾しているが)呪術師が野良の場合は自分が率先してチェイスや救助を引きに行った方が良い。
    • 自分が負傷した後に呪術師に治療してもらえば、呪術師をチェイスに入れずに呪いをスタックさせることができる。
  • 他のサバイバーからするとかなり異常な光景だが、PSが不明瞭な呪術師はこちらで優先的に介護しないと勝ち筋が見えなくなるためなので勝ちにこだわるのであればこのくらいのスタンスで居た方が良い。呪術師が9を持っているせいで他の味方が9を持てない場合尚更である。
    • 無論上手いと分かっているプレイヤーの呪術師の場合はこの限りではない。しかしBANピック次第では呪術師を扱うプレイヤーのPSではどうにもできないようなハンターが来る可能性もあるため、隠者がBANされているのに何故か呪術師をピックするような味方にはどんな状況でも警戒が必要。
  • 写真家が訪問しているのに呪術師をピックしているような味方は戦力にならないと考えて良い。訪問フェイントで他のハンターに変更される可能性もあるが、訪問通り写真家が来たとしても短所の通り写真家はチェイスに入っても呪術師に呪いを使わせない立ち回りが可能だからだ。
 

編成についてのまとめ

  • 相性が悪いサバイバー
    機械技師性能上最初の負傷が早いため、負傷後にチェイスが伸びても機械技師本体の暗号機が上がるのが遅れてしまう
    空軍興奮を採用される可能性が高い。ファスチェが伸びにくいため、仲間思いを早い段階で発動させてしまう。空軍救助の場合、セカチェが伸びても空軍が自分の遺産機に戻る時間があるので結局解読効率が悪くなる

Tips

  • 通常呪い1スタンを発動後は硬直があるため椅子救助や窓乗り越えが間に合わないが、
    負傷時のみ走りながら救助窓操作のボタンが出る所まで行く→呪い1スタン発動→素早く移動ボタンから手を離し救助窓操作を押すことで硬直をキャンセルして素早く救助窓操作が可能。
  • あまりにも地雷が多すぎるため、全チャなどで主に特級呪霊(呪術廻戦ネタ)と言われることがある。あながち間違いではない
     

余談

  • 衣装「夢の中に出てくる人」の目がどう見てもきゅうりパックであるため、この衣装が「きゅうりパック」と呼ばれることがある。
    • 他にも肩にうさぎを乗せているなど、インパクトの強い衣装となっている。
       

おすすめ人格

※スタンが貯まるまで自衛手段を持たない呪術師が36を採用することは36占い師の比にならないほど危険である。
呪術師が6を持たざるを得ないのは救助役が居ないということなので、この場合は36呪術師ではなく素直に救助キャラを採用するべきである。
少なくともプレイヤー自身に9無しでもチェイスが出来る腕前が無ければ呪術師が6を採用すること自体にそもそもメリットがほとんど無いと言っていい。
そして36呪術師がファスチェに入らなかった場合、呪いが無い状態で救助に向かうことになる。こうなると他のサバイバーを選んだ方がまだマシだったという状態に陥りやすい。

  1. 39 起死回生 一蓮托生 ピア効果+α
    呪いを過信せず無理に救助に行かないこと。
    膝蓋腱反射で適度に距離を離しつつ呪いを貯めるのが基本的なスタンスとなる。
    場合によっては占い師にフクロウを出してもらって呪いが溜まるまで粘った方がいいだろう。
    治療デバフを抑えられる癒合や呪いをためる時間を少しでも伸ばすための怪力などと相性がいい。
    「不撓不屈」で治療速度を上げれば途中から回復に来た味方の治療時間を軽くすることが出来る。
    野良の場合、一蓮托生を取って治療の機会を増やし、呪いをためやすくする。
    呪術師はファスチェに弱いためセカンドチェイスのスタートを意識してピア効果を取得する。
    1. 39 起死回生 一蓮托生 怪力1 ピア効果 寒気
      板を当てるチェイス特化型。寒気は無くてもいいがファスチェに弱い呪術師なので、解読中に夢の魔女、ガードNo.26、彫刻師などの不意打ちを食らってからチェイスが始まることの無いよう、保険として付けておくと良い。VCを繋いでいて一蓮托生が要らない場合や、寒気が要らない人は怪力を3振りしよう。
    2. 39 起死回生 一蓮托生orピア効果 医師2 寒気+α
      こちらは仲間のサポートに特化した型。呪術師自身には仲間を治療させるバフが無いので、その補強に。協力狩りの場合は自己治療速度が上がるメリットもある。
      寒気を切り不撓不屈に振ればダウンした時のデメリットをある程度カバーできるが、チェイスを伸ばせるようにすべきなので初心者なら寒気の方が安定。取りたい場合は医師2にしておこう。
      呪術師と相性のいい一蓮托生とピア効果どちらかしか取れなくなるので、寒気がなくてもいい人は外そう。
  2. 03 起死回生+α
    39では取りづらい「不撓不屈3」を獲得できるメリットがある。
    何もない平地であっても「フライホイール効果」を駆使することでチェイスに強くなれる。
    ただし、開幕50秒間は「フライホイール効果」を使えないので、呪術師の弱点であるファスチェに弱い点は改善されにくい。
    また、膝蓋腱反射を捨てることになるので、距離チェ用の呪いを貯めるためにグルチェでハンターの攻撃を凌がなければならないリスクが大きくなる。
    1. 03 起死回生 一蓮托生 ピア効果 尻に火3
      オーソドックスな03型。板・窓加速が無くなったので距離チェイスに弱い。
    2. 03 起死回生 癒合1 一蓮托生 ピア効果 尻に火1
      治療デバフをある程度軽減させた型。写真家等の全体負荷型ハンターを意識する場合向け。
 

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