書記官
![]() | |
| 本名 | キーガン・ニコラス・キーオ |
|---|---|
| 通称 | キーガン |
外在特質
| 無し |
スキル
| 存在感0 | 記録 | チャージ時間:19秒 チャージ数(初期/最大):2/3回 スキルボタンを長押ししてサバイバー1名または自身を選択すると、対象のその後10秒間の移動ルートと『操作行為』を記録することができる。再びボタンをタップすると記録を終了し、そのシーンを保存欄に収納する。 サバイバーは記録されている間、板・窓の操作速度が20%減少し、シーンは2つ保存される。 | |
|---|---|---|---|
| 操作行為 | 板・窓の操作、暗号機解読、ゲートを開く、ハンターの攻撃、ハンターが異常を使用。 | ||
| 宣告 | 記録されたシーンを1つ選択し、マップ内の任意位置にドラッグして設置するとシーンの内容を再現できる。スキルボタンをタップするとシーンが発生した位置で再現が起こり、シーン内の操作行為がマップ内の操作地点と対応する場合、操作地点に相応の影響が発生する。シーンの中で、ハンターは短時間後に行動を開始できる。攻撃と補助特質「異常」効果は半減し、攻撃は恐怖の一撃を与えなくなる。 | ||
| 宣告方式 | スキルボタンをタップするとシーンの宣告方式を切り替えることができ、シーンを再生または逆再生で再現できる。 | ||
| 審査 | クールタイム:6秒 長押しで1つの目標を選択し、俯瞰視点で目標エリアを観察する。このエリアで記録と宣告を行うことができ、自身も移動、攻撃などの操作が可能。選択可能な目標:未解読の暗号機、サバイバーが拘束されているロケットチェア、開放可能なゲート。 | ||
| 1000 | 無効 | 記録過程中に操作された操作地点は、記録終了後の9秒間サバイバーに操作されなくなる。 | |
| 2500 | 証拠認定 | クールタイム:1秒 この機能を使用すると自動的に記録過程中の無用な移動ルートを削除し、肝心な操作行為とそれに繋がるルートのみが保留される。 | |
対書記官の攻略ページはこちら
PV
loading...
概要
4508手がかりで入手可能なハンター。サバイバーや自身の行動を記録し、再現することができる能力を持つ。隔週で火曜日に無料開放されている。
追加ハンターの中でも弱体化はほぼなく、強化の方が入る希少なハンターの1人。
能力に関して
- サバイバーや自身の行動を記録する。記録対象はサバイバーの板窓乗り越え、板倒し、暗号機およびゲート解読、ハンターの窓乗り越え、板破壊、攻撃、補助特質「異常」の使用。
これらを順再生と逆再生の2パターンで再現することで様々な効果をもたらす。
解読に関する記録を撮ることで解読への干渉を行い、板窓に関する記録を撮ることでチェイス補助を行う。- 板に対して破壊以外の干渉方法を持つ珍しいハンター。ハンター側の意志で板を倒せるのは書記官の特権である。
さらに倒した板を元に戻すことまで可能。これはハンターどころかサバイバーにすらできる者が存在しない極めて稀有な能力。 - すべての暗号機およびゲートに対して俯瞰視点で視認が可能で、そこから記録や再現といった干渉も可能。
- 板に対して破壊以外の干渉方法を持つ珍しいハンター。ハンター側の意志で板を倒せるのは書記官の特権である。
- 存在感が1000溜まると、記録中に干渉したオブジェクトを9秒間使用不可能にする能力を得る。
- 存在感がMAXになると記録中の移動部分といった余計な行動をカットして重要な記録対象のみを再現可能になる。
評価
- 本体性能が万能の性能を持ち、短所という短所が無い。解読妨害に特化した性能を併せ持つので、通電前に1体でもサバイバーを仕留められれば、それだけでほぼ勝ち確定の状態を作ることが出来る。
公式からの優遇ぶりも凄く、弱体化よりも強化の方が入るという贔屓ぶりで、現状弱体化する予定はないと言われている。それだけの性能を持ちながらも隠者・夜の番人・オペラ歌手・時空の影などの後輩がBANされやすい傾向にあるため、ランク戦で採用できる確率は高め。
操作性の難しさとビジュアルの問題からかあまり見かけないハンターであることも目の敵にされていない理由だと思われる。 - 「審査」により隠密でチェイスを回避しようとしたサバイバーを暴きやすく、解読職が居る場合は解読速度の速さを逆手に取って強制通電を狙いやすいため、弁護士か冒険家が居て粘着が可能なサバイバーが少ない時にピックすると特に有効。
- 解読職が複数採用されている編成の場合は、チェイスをこなしやすいものの記録による解読妨害が追いつかない場合があるため、状況による。慣れていれば寸止め暗号機の無効や強制通電を狙うことが可能なので、通常の徒歩ハンターに比べれば分け以上の結果は取りやすい。
- 距離チェが得意な方ではないので、オフェンスや応援団や航空エンジニアなどが多く採用されていて誰も追えそうにない場合のピックは推奨できない。
- 板や窓を封じる手段やフクロウや加護などの一時的なバリアを剥がす手段を持っているので、チェイスが得意ではないサバイバーや攻撃に耐えるタイプのサバイバーに対しては戦えると思っても良い。
- 初見殺し性能こそ高いが、能力を理解しているサバイバー同士で固められると自身の能力が通用しにくいため、最上位帯のみ使い勝手が悪くなる。
- 上記のランク帯の事情こそあるが、グローバル版、中華版問わず地味に全ハンター中でもトップクラスの勝率を維持している。環境ハンターのようにBAN対象になるほど目の敵にされているわけでもないため、弱体化もされない。
長所
- 実装当時の2022年からトップクラスの勝率を叩き出しており、通電前に1人脱落させれば、ほぼ勝ちが決まる性能をしている。
- それでいて公式から優遇されている方で、ゲート解読対策や記録が出来ない暗号機の存在が軒並み修正されている=強化されている。一度だけスキルの効果時間の減少やクールタイムの増加という弱体化は受けているがほぼ影響が無く、この手のハンターにしては珍しく今のところ大幅な弱体化を食らう様子はない。キャラ調整においても弱体化の予定は無く、座談会における質問でも弱体化しない理由を一切語らないという逃げの手に打って出ている。祭司に次ぐ運営の女である。
- 一時期は環境ハンターと呼ばれたが、現在そう呼ばれなくなったのは弱体化調整を食らったからではなく、使い手が少ないことや、対応しにくいサバイバーが増えたからに過ぎない。依然として実装当時のスペックとほぼそのままの性能をしているのは珍しい。
- 実装当時からしても、書記官の次に登場した隠者の方が操作性・汎用性
・キャラ人気に優れて危険視されていたため、比較的早めにBANピック対象が移り変わった背景がある(当時はBANピック対象が6段までは1人までだった)。その後も環境ハンターと呼ぶにふさわしいハンターが実装され続けたため、まともにBAN対象に入った期間がかなり短い。
- 実装当時からしても、書記官の次に登場した隠者の方が操作性・汎用性
- 搦め手が得意なハンターで、サバイバーもしくは自身の動きをコピーすることで、任意に板を倒したり、自身のコピーを利用した複数攻撃ができる。
- ただし攻撃を記録したコピーは動き出すまでに約1.5秒の待機時間が設定されているので記録を使うタイミングを考えないとかわされてしまう。板窓操作に合わせたり、血の女王の鏡像の如く壁の向こうから不意打ちを仕掛けるなど、確実に当てられる場面を考えた運用を心がけたい。幸いコピー攻撃の攻撃範囲はかなり広く設定されており、雑に呼び出しても躱すのはなかなか難しいこともある。
- ハンター側の意志で自由に板を倒したり、倒れた板を戻したりすることができる唯一のハンター。予め強ポジの板を自分で倒して破壊することで、強ポジを弱めることが可能。
- サバイバーのコピーに窓を操作させることで、その間はサバイバー側が窓移動できないようにすることができる。夢の魔女が本体で窓移動を妨害する方法に似ている。
- また、敢えてサバイバーに窓を乗り越える余裕を与えつつ書記官自身のコピー攻撃を容易に当てたり書記官のコピーの登場で躊躇させてチェイスルートを狂わせることも可能。
- 記録スキルの汎用性が高いおかげで、自衛能力に乏しい解読型サバイバーやグルチェ中心の補助型サバイバーに対するチェイス面では非常に有利になれる。
- 能力の関係上、ステイン隠しが容易。
- サバイバーの頭上に専用アイコンが浮かび上がるので、隠密にも強い。記録中はサバイバーが強調表示されるので安易な板前待機や旋回も見破って強気に出ることができる。
- 記憶をしている最中はサバイバー側も板窓操作デバフがかかるようになり、更に書記官自身の通常攻撃の性能も優秀な部類なので恐怖の一撃が取りやすい。
- 監視者のデバフと重複させることで元々デバフが無いサバイバーの乗り越え速度も容易に心眼並に下げることが可能。妨害能力に長けている書記官であれば立ち回り次第で瞬間移動や神出鬼没を捨てて監視者を持つ余裕があるため、相性も悪くは無い。
- 非常に高い解読遅延能力を持つ。
- 射程無限の審査による逆再生を行うことによって、サバイバー側の解読した暗号機・ゲートを戻したり、封印することができる。また、自身をコピーすることで異常をかけることも出来るので、解読妨害にも長けている。
- 審査の5秒間、記録の10秒間、無効の9秒間で最大24秒の解読遅延を行える。そして記録は二つ手に入るため記録中に解読をごり押したところで1つ使えば振り出しに戻り、2つ使えばさらに同じ量だけ戻す事ができる。このため一人相手なら24秒間対象の暗号機は全く解読が進まなくなるどころか0に戻せる可能性すらある。さらには無効のおかげで複数解読にすら耐性がある。
なによりも恐ろしい事に、書記官側の消費する時間はかなり短く、距離に関係無くチェイスやキャンプと両立できる。 - ちなみに、記録の紙が3枚たまった状態で、全ての記録の紙を1台の暗号機に使った場合、2分6秒近く暗号機を守れる。5秒の審査が終わるギリギリで記録を開始するとサバイバーは10秒解読できない。記録が終わる直前にまた審査→記録…と繰り返す。その間に記録の紙が補充されていくのでかなり長い時間暗号機を守れる。無効が解禁されればもはや永遠に解読を進めることは不可能。
- 普通のハンターが解読の妨害を行おうとするとわざわざ暗号機の元まで歩いては7秒で壊される監視者を置く程度が関の山。解読妨害に長けているとされる復讐者ですら二つしか無いパペットを16秒間壊させて喜んでいる事を考えると、あまりにも異常な解読遅延能力と言わざるを得ない。
- ややシビアだが、無効を使うことで通電間際の暗号機の解読を妨害し、中治り潰しを狙うことも可能。コピーによる攻撃でトドメをさせれば、こちらでも中治り潰しが出来る。
- 冒険家のお宝による解読も記録、逆再生が可能。*1
- 解読しているところを記録されたので無効で触れなくなる前にお宝で暗号機を上げ切ってしまおう…と使ってしまえば、書記官側には暗号機に使われたお宝による解読の記録が手に入る。
- 場合によっては、特質の異常をも超える解読遅延の手札を持つことができ記録で撮れたシーンは2つ保存されるので、目の前の暗号機1台にしか目を向けず贅沢に2つもお宝を使った日には…。お宝を拾った他サバイバーでも同様。
- 夢の魔女のように脱落者数が増えたところで能力が弱体化する要素もない。これも相まって冒頭に述べたように1人脱落させることで圧倒的な有利に繋がってくる。
- 通電後の攻防も実質最強のハンターとなっている。無効と逆再生を行うことで開門させること無くサバイバーを脱落させることもできる。
- たった一瞬でもゲートに触れている所を記録出来れば9秒間もゲートを封鎖できる。記録のチャージも19秒と短いので、同じゲートを何度も封鎖することが可能。暗号機と同様に実質誰もゲートを触れない(触ってはいけない)審査の時間まで含めればもっと封鎖できる時間は延びる。
- サバイバー側は4人生存している状態で通電させ、両ゲートを地道に解読するしかまともな対策が無く、1人でも脱落しているとゲートの開門は極めて厳しくなる。そのため、分け試合を勝ち試合にさせやすい。
- ただし審査や記録そのものに関しては解読や開門に対して妨害を行える強制力が無く、サバイバー側が解読や開門を止めないと無意味である点から、無効に比べて圧としてはやや弱いと考えて良い。根本的に書記官対策を理解していないサバイバーや解読や開門が終わりそうな場合は審査や記録を受けていても普通に解読や開門を進めようとするためである。このため、かなり進んでいる暗号機やゲートに対しては審査や記録を長々と行わず素早く無効に繋げる必要がある。
- しかし前述の通り同じ暗号機やゲートに対して無効のみを延々と繰り返しても30秒は余裕で稼げるため、やはり異常な妨害能力と言わざるを得ない。キャンプ中であれば審査で更に妨害する余裕も十分あるので吊ったサバイバーにトドメを刺しつつゲートを開けようとしていたサバイバーを追撃することも不可能ではない。
- 記録を使って暗号機を解読し、強制的に通電を行うことが可能。
- 書記官の切り札とも言えるテクニック。解読妨害の末にいよいよ通電するとなった時にサバイバーの解読の記録を使って敢えて寸止めの暗号機を解読し、サバイバー陣営の都合の悪いタイミングでの通電を施すことができる。
- キャンプ中に強制通電させて自発的に「引き留める」を発動して救助役のサバイバーを瞬殺、ダウンしたサバイバーが足元に居る時に書記官側で通電させて強制中治り潰し、祭司のロングワープのクールタイムが回復しない内に通電させて連携を乱すなど書記官特有の立ち回りが可能。臨機応変に使い分けよう。
- 強制通電が上手く決まれば通電後にサバイバーを2人行動不能にできるため、4人通電から全員吊れてしまうほどの成果を上げる。強制通電の脅威を把握しているサバイバーは暗号機を寸止めではなく95%など生半可な記録では通電させられない程度の進捗で解読を止めるため、強制通電を狙う場合はそう言った暗号機でも通電できるように解読の記録をストック出来るかが肝心。
- 実行そのものにかなりの練度が必要だが、敵が4VCパーティかつ観客効果を狙った寸止め暗号機を察知した際に記録でわざと解読することで観客効果を潰すことが可能。また、狙った暗号機を上げることで残りの暗号機を守りやすいように固めることができる。
- 野良が疑われるのに観客効果の発動を狙っていそうな場合はむしろ解読効率が悪くなるので放置の方が良い。
- サバイバーの先倒しチェイスを否定できる。
- 視線さえ通っていれば記録を発動できるため、先倒しされてもその記録を手に入れる事ができる。
また、板倒しの記録を持っていればそれを逆再生する事で板を一枚容易に無力化できる。このため、サバイバーはアイテムを消費するか板の読み合いに持ち込まれることになる。- 更にサバイバーが通行しようとした板を逆に先倒しし、コピーが操作中の板窓はサバイバーが操作できなくなるという仕様から足止めされているところに本体で攻撃を加えることも可能。グルチェをギリギリまで粘るようなサバイバーにはこちらが刺さりやすい。
- この仕様上、チェイスを板窓操作にしか頼れない解読型サバイバーを狩りやすい。板窓操作をしなければ距離詰めしてのダメージが確定するので、打つ手がほぼ無い状態に追い込める。
- サバイバーがどうしても記録させてくれない・記録する余裕が無い場合は書記官自身が板を破壊する行動を記録することでも代用可能。ただしこちらは1回分しか記録をストックできない点に注意。こちらの場合は証拠認定無しでも即座に板を破壊する記録が作ることが可能で、板を完全に破壊して再利用できない状態にできるのでグルチェ対策に繋がり、一長一短ではある。
- 工夫すれば板倒しの記録で倒した板を破壊する行動を更に記録しておくことで、板倒し2回+板破壊2回で最大4枚の板の無力化が可能。実際は2回も板破壊の記録を撮る余裕は無いと思われるが、記録によるノーモーションの板破壊は非常に強力なので、コピー攻撃や解読妨害に自信が無かったり既に勝利が確定して消化試合になっている場合は板破壊の記録を2回分撮っておくのも良いだろう。
- なお、書記官が倒した板が書記官本体に命中することはない。板の外側に居る場合は更に外側へ押し出され、板の中央に居る場合は板にめり込む。特に使い所は無いが、ポジションによってはサバイバーのグルチェを妨害しつつチェイスルートの制御がしやすいかもしれない。
- 視線さえ通っていれば記録を発動できるため、先倒しされてもその記録を手に入れる事ができる。
- 存在感が1000まで溜まると、無効によりサバイバーの倒れた板・窓の乗り越えを妨害することができる。
- 閉鎖空間に似ているが、板窓の乗り越えのみならずサバイバーが板倒しを行った板も直接封鎖できる点で異なる。書記官自身を記録することで閉鎖空間と同様の使い方も可能。
- 使い所としては、軍需工場の工場の窓や湖景村のアスレの窓、永眠町の中央板などで記録を行なっている最中のサバイバーが板や窓の乗り越えを繰り返している最中に書記官側に移動した時に無効を発動させて板や窓を封鎖、と言った具合。
- とはいえ、分かっているサバイバーは記録中に詰むような板窓の操作を行うことは無いので、実際に行う機会はほとんど無い。書記官が板窓の封鎖が可能であるだけでサバイバーに圧力がかけられる、と考えておいた方が良い。
- 変わった使い方としては、書記官のスタン中も記録の終了が可能であることを利用し、サバイバーが書記官に板を当ててくることが予想される状況の時にあらかじめサバイバーを記録しておき、書記官に板が当たった瞬間に記録を終了させて板に無効をかけてしまう方法がある。これを行うと板当て直後の膝蓋腱反射を封じた上でチェイスルートの変更を強いることができる。
- 更に救助に行こうとしていたサバイバーにこれが決まると乗り越えようとしていた板が無効になったことで迂回を余儀なくされた場合、救助行動が出遅れて4割9割救助が失敗することがある。上手く決まると強烈。
- 存在感が最大になれば、証拠認定により記録を使ってすぐさま目標の板・窓を先に封鎖することができるので、よりチェイスがやりやすくなる。
- 素の性能も全ハンター中最強クラス。これほど強力な解読遅延と板窓攻防強化要素を持ちながらも、書記官は性能面においてあらゆる数字がハンターの平均値よりも良く、短所と呼べる要素が皆無に等しい。
見かけに反して移動速度が最速の部類に入り、板破壊も窓移動も比較的早い部類に入るので、板・窓封じが決まれば短期間のうちにチェイスを決めることができる。- 黄衣の王のようなスキルを構えている間は移動速度にデバフがかかるといったマイナス要素も無い。
- 通常攻撃、溜め攻撃共に発生速度、射程、命中時・空振り時の硬直の短さがトップクラスの性能。特に通常攻撃の射程は全ハンター中最長(黄衣の王、アンデッドと同等)。持っている杖が当たっているようには見えないのに当たるレベルで理不尽の領域に達している。これを活かして正確にコピー攻撃を行うことで、確実な一撃を重ねていくことができる。

例として、コピーの矢印表示とサバイバーがこれだけ離れていても命中扱いになる。実は横方向への攻撃判定もそれなりに広い。 - 板割り速度は黒無常に次ぐ速度。板気絶回復も6番目に速い方。これで白無常の足の速さも併せ持つ。
- このためサバイバー側は板窓操作を控えたいのに、マラソンチェイスにもある程度対抗しやすいという万能なステータスになっている。
- 「審査」によりファスチェを仕掛けるサバイバーを選べる。
- 任意の暗号機周辺の状況を表示する審査が最初から使えるので、初手傭兵などを回避しつつチェイスを苦手とするサバイバーを発見して向かうことができる。スポーンパターンを把握しておくと審査の無駄打ちをしにくくなり、よりやりやすい。
- 書記官は傭兵を追っても解読妨害でフォローできるので、肘当ての消費や0.5ダメージを与えるのを狙って敢えて傭兵を追う選択肢もある。
- このためハンター人格の焼入れ効果が不要。むしろ焼入れ効果の発動タイミングの前に書記官から離れた暗号機を解読しているサバイバーが誰か把握できるので、焼入れ効果より強力。
- 任意の暗号機周辺の状況を表示する審査が最初から使えるので、初手傭兵などを回避しつつチェイスを苦手とするサバイバーを発見して向かうことができる。スポーンパターンを把握しておくと審査の無駄打ちをしにくくなり、よりやりやすい。
- 占い師の使い鳥、庭師の加護を剥がしつつ攻撃できる。
- コピーの攻撃が命中しても本体の硬直が発生しないので、コピーの攻撃でバリアを剥がし、直後に本体の攻撃を当てれば良い。占い師はここでフクロウを使うだろうというタイミングに合わせて、庭師は加護を発動させるために立ち止まってるところを狙えば成功しやすい。
- 占い師の場合は負傷していてフクロウを使って本体の攻撃を防がないとダウン確定、という状況であれば更に狙いやすい。無傷の場合はこちらがコピーを出したのを見られてからフクロウを温存されてしまう可能性がある。
- コピーの攻撃が命中しても本体の硬直が発生しないので、コピーの攻撃でバリアを剥がし、直後に本体の攻撃を当てれば良い。占い師はここでフクロウを使うだろうというタイミングに合わせて、庭師は加護を発動させるために立ち止まってるところを狙えば成功しやすい。
- 「引き留める」中であればサバイバーの肉壁にも強い。
- 記録による攻撃はこの手のスキルによくある「スキルで攻撃した相手は一定時間スキルに対して無敵」というものがないので、肉壁のために密集しているサバイバーに対して引き留めるでダメージが増している本体+複数のコピーによる波状攻撃を仕掛ければ肉壁に入ったサバイバーごと沈めることが可能。コピーの攻撃も1ダメージになっているので教授の0.5ダメージ無効化能力にも引っかからない。コピーは一度登場すればサバイバーに止められることは無いが、書記官本体がスタンを食らってしまうと確実性が落ちる点には注意。
- 以上の点から書記官側がミスしなければサバイバー側での対策が「粘着キャラで時間を稼いでその間に他のサバイバーで解読を進める(それすら状況によっては不可能になる)」しかなくなるため、使いこなせれば夢の魔女を上回る全ハンター中最も強い全体圧を発揮できる。
- マップ全域に仕掛けられる点は狂眼に似ているが、コンソールが設置されているあちらと違い、最初からどこに居ても仕掛けることができ、かつサバイバー側には人員を割って粘着する以外にスキルを使うことを妨害させる術もなく、繰り返し使うことも容易という非常に胡散臭い性能を誇っている。暗号機・ゲートの解読妨害をどこからでもできる凶悪性能に加え、高いチェイス性能やステータスを得ているので、サバイバー目線での強さの面は不快を通り越して存在そのものが不条理というレベルに達している。
- 爆乳
短所
- 能力が非常に複雑であり、理解し使いこなすのが極めて難しく、操作難易度が非常に高いハンター。
- 当然ながら記録を上手く使えないことにはまともに戦うことさえままならない。とにかくサバイバーとの読み合いが重要になってくるので、使いこなせないようであれば大人しく違うハンターを選んだ方が良い。
- サバイバー側からすれば記録されている間はデバフがかかっている訳なので、分かっているプレイヤーならばその間は板・窓操作を控えるのが普通である。そうなってしまうと記録を1個浪費するだけになってしまう。
- サバイバーが歩いているところも記録されてしまうため、存在感が最大にならない限りは狙ったタイミングで板窓操作をさせるのは難しい。
- この点は適切なタイミングで記録を終えればほとんど気にならなくなるが、若干慣れが必要。
- コピーによる攻撃は攻撃を行う場所にコピーの攻撃方向の矢印が表示され、約1.5秒の硬直が入ってしまうため狙って攻撃を当てるのが難しく、2階建ての建物との相性も悪い。
- 最初から解禁されているスキルが多いため、操作ミスを誘発しやすい。立ち回りにある通り、スマホ版は事前に設定を変えて自分の操作しやすい状態にしておこう。
- 救助狩り性能が極めて弱い。
- 連続攻撃が可能とは言ったが、コピーした自身の攻撃は0.5ダメージのうえ恐怖の一撃が入らないので、本体の恐怖の一撃が入らない限り救助狩りをすることはできない。デバフもかからないので性能的には結魂者未満のレベル。
- 代わりに審査の逆再生・無効による解読妨害は可能なため、実害はほぼ無いに等しい。救助狩りは出来ないが1.5ダメージを与えられれば、後は解読中の救助者に向けてコピーによる攻撃を放つことでダウンを狙うことも可能ではある。
- どうしても書記官で救助狩りしたいのであれば「中距離で殴ってチェア前に瞬間移動or巡視者を当てる」「強制通電させて引き留める発動中に救助役を殴る」くらいしかない。もっとも後者は4通から引き分け以上の結果を狙えるほど強力だが、可能なタイミングが通電直前とあまりに限定的すぎて万が一の保険の域を出ない。
- 無効による板窓封鎖能力、記録による板窓使用不可状態はアイテムによる乗り越えを防ぐことができない。
- 粘着系サバイバーとの相性が悉く悪く、オフェンスが天敵。
- このハンターの最大の難点。前述の通りサバイバーのアイテムを使った妨害性能には無力。
- チェイス面で打つ手が無いのも厳しいが、キャンプ中に妨害に入られると、解読遅延をかけるのも難しくなる。救助はほぼされるものと見て行動しなければならないので、ここで妨害を食らうと強みの部分を潰されてしまうことになる。
- あまり見かけることはないが、なるべく接近する必要があるため泥棒の懐中電灯が刺さりやすい。
- セカンドチェイスをする際、ターゲットと違う相手を記録してしまうという誤爆が発生しやすく、記録されていないサバイバーに板倒しを徹底されるとかなりの時間を稼がれてしまう。このため、互いの動きを把握しやすいVCパだと厳しい戦いを強いられる。
- 書記官を使うのであればオフェンスは可能な限りBANした方が良い。
- BANから漏れた粘着型サバイバーに対してはアイテムが無くなるかクールタイムに入るまで解読妨害に集中するしかない。とはいえそれでも粘着に来ているのが一人くらいであれば、書記官の性能でゴリ押ししてどうにか出来てしまうのだが…
- このハンターの最大の難点。前述の通りサバイバーのアイテムを使った妨害性能には無力。
- 祭司との相性がやや悪い。
- 板・窓デバフ付与や封鎖ができようが、壁さえあればワープが可能な祭司が相手ではあまり意味を為さない。記憶を利用した妨害行為でワープをされる前に殴るしかまともな対策手段が存在しない。
- 移動を補助するスキルを一切持ち合わせていないため、ロングワープで逃げられると追撃が厳しくなる。
- 暗号機同士・ゲート間をロングワープで繋がれると、無効による解読妨害もやりにくくなってしまう。
- この点を解決するには、祭司が解読している暗号機を把握しておいて、ロングワープを作ろうとしたら即瞬間移動を仕掛けることが挙げられる。通常のハンターでは祭司が居ないロングワープに向かって瞬間移動を無駄撃ちするリスクがあるが、書記官は審査を気安く使える強みがあるのでこの点は問題無い。
- 瞬間移動を使えない場合、祭司が審査の範囲内でロングワープを作ろうとしているのであればコピーによる攻撃を命中させるか回避させることで確定で潰すことが可能。審査の範囲外だった場合は祭司が居ない方のロングワープの接続先が審査の範囲に入っているか確認して解読中か治療中のサバイバーにコピー攻撃で圧をかけよう。ロングワープの使用か審査の範囲外へ出ようとするお散歩が期待できるので、余裕があれば他の暗号機に妨害をかけつつ書記官本体がロングワープに向かって距離を詰めるのが良い。ロングワープを放置すると致命傷になりかねないのでなるべくロングワープの破壊を優先すると良い結果になる。
- 書記官は元々救助狩りに期待できないハンターなので、救助役に0.5ダメージを入れるなどして祭司が救助に回らざるを得ない状況を作り、書記官が他のサバイバーへの解読圧に専念するようにできた場合も脅威度は低くなる。
- なお、コピー攻撃でもワープの破壊は可能。分かっている祭司、及びワープを受け取るサバイバーは審査の範囲に入らないように暗号機やゲートから離れた場所に遠距離ワープを張ってくるので不可能なことも多いが、破壊できる場合は祭司が居る方の遠距離ワープの破壊を試みると祭司が遠距離ワープへ逃げようとするため、祭司が解読していた暗号機が放置状態になり。連携を乱しやすい。祭司が警戒していても受け取るサバイバーが素直に暗号機の近くにワープを貼り付けるパターンもあるので、その場合はそちらをコピー攻撃で狙うのが良いだろう。
- 距離詰め・移動手段が無い。
- 足は速いのだが徒歩以外に近づく手段が無く、サバイバーの足を止める方法も板窓乗り越えの記録を使う他には無いため、距離を取られた分だけ確実に時間を稼がれる。さらに言えば記録を撮るために一度は乗り越えされるため、膝蓋腱反射やアイテムを使った距離チェをされるとチェイス時間が嵩んでいく。
- 暗号機やゲートにたどり着くまでにも時間がかかってしまう。幸い遅延能力が高いため冷静に歩く時間を捻出したい。
- 一試合に時間がかかりやすい。
- 良く言えば役職名の書記官の通りサバイバー一人一人を相手に粛々と仕事をこなしていくイメージ、悪く言えばサバイバー陣営をじわじわとなぶり殺しにしていくタイプのハンターなので勝利を狙うと時間がかかりやすい。
- 妨害能力に特化しており、救助狩りが苦手である以上こうなるのは必然であると言える。
- 良く言えば役職名の書記官の通りサバイバー一人一人を相手に粛々と仕事をこなしていくイメージ、悪く言えばサバイバー陣営をじわじわとなぶり殺しにしていくタイプのハンターなので勝利を狙うと時間がかかりやすい。
- SSR携帯品「法典」を携帯すると審査のエフェクトが暗い紫から明るい緑に変化する。非常に目立ち、審査されていることに気付かれやすくなるのでランク戦での携帯はおすすめできない。
- 能力の都合上協力狩り・Blackjackには使用できない。
スキルについて
複雑怪奇なスキルのため、夢の魔女と同じく公式の解説文を読んでも何が何だか分からない探偵が多いと思われるので、例えを用いて簡潔に解説する。
書記官の能力は「サバイバーもしくは自身の映像を最大で10秒間撮影することができ、撮影した映像を現実世界に具現化させる形で再生したり、逆再生することができる」というものである。
映像撮影対象は短押しで自分、長押しから視界内にいるサバイバーを指定することが可能。映像の具現化は短押しで映像を撮影した現地に、長押しで具現化場所を指定という形になる。短押し具現化は使いどころがあまりにも限られているので基本的には長押し具現化が推奨される。
- 例1:サバイバーが6秒間走っており、6秒目の辺りで2秒間の板倒し動作を行って残りの2秒間は走っている映像を収録した場合*2
- これを現実世界の指定した位置に投影すると、実際に収録したサバイバーのホログラムが現れ、映像と同じく6秒間走り、板倒しの動作を行うようになる。ホログラムの行動は現実世界にも干渉でき、板倒しはその場にある本物の板を倒すことができる。
- そして、この映像を逆再生させることで、2秒後にサバイバーは倒した板を元の場所に立てかける動作を行うことになるので、板を破壊する動作を挟まずとも倒れた板を通過することができるようになる。
- これまでのハンターには出来なかった板を倒したり、倒れた板を立てかける動作を行うことができるので、収録した映像のタイミングによっては板攻防にかなり強く出ることができる。
- 例2:サバイバーが2秒間走っており、2秒目の辺りで2秒間の窓越え動作を行って残りの6秒間は走っている映像を収録した場合
- 予めサバイバーが飛び越えそうな窓の手前に上記の映像を投影すると、ホログラムのサバイバーが実際に窓を乗り越えるようになる。この間はサバイバー側は窓越え操作を行うことができなくなるので、逃げ場を潰したり、窓越え動作に対し恐怖の一撃を与えやすくなる。また、撮影されているサバイバーは20%の板窓デバフがかかるので、総合的に見ると蝋人形師の「打設」に近い芸当ができると言った感じになる。
窓越え動作は再生、逆再生どちらで投影しても窓越え操作を封じることができる。
- 予めサバイバーが飛び越えそうな窓の手前に上記の映像を投影すると、ホログラムのサバイバーが実際に窓を乗り越えるようになる。この間はサバイバー側は窓越え操作を行うことができなくなるので、逃げ場を潰したり、窓越え動作に対し恐怖の一撃を与えやすくなる。また、撮影されているサバイバーは20%の板窓デバフがかかるので、総合的に見ると蝋人形師の「打設」に近い芸当ができると言った感じになる。
- 例3:サバイバーが10秒間解読している映像を収録した場合
- これを投影してもサバイバーの解読を助けるだけで敵に塩を送るようなものだが、逆再生をかけることで解読進捗を下げることができる。悠長に解読しているサバイバーが居ればありがたく利用しよう。
- 寸止めが完了した暗号機の進捗を下げることで中治り潰しをすることができる。逆にこちらのタイミングで通電させる芸当も可能。
- 例4:自身が3秒間歩き、通常攻撃を振っている映像を収録した場合
- 逃げるサバイバーに向かってこの映像を投影すると、自身のホログラムが約1.5秒の棒立ちの後3秒間歩き、通常攻撃を振ることになるので、遠方からサバイバーを攻撃することができる。ダメージこそ半減化してしまうが本体には刀拭きが発動しないメリットがある。ただし、この攻撃では恐怖の一撃を与えることができない。
- 通常攻撃を振った映像を収録した時のみ棒立ちが発生してしまう。窓乗り越えや板破壊の映像にはこういった棒立ちは発生しない。また逆再生で投影すると攻撃判定が発生せずただの威嚇にしかならない。注意しよう。
- サバイバーの映像は一度の記録で2つ入手できるが、自身の映像は1つしか入手できないので、気軽に連発することができない。当てるのはかなり難しいが、外してしまうとチェイスが長引きやすくなるので、使いこなすにはかなりの練度を要する。
- 逃げるサバイバーに向かってこの映像を投影すると、自身のホログラムが約1.5秒の棒立ちの後3秒間歩き、通常攻撃を振ることになるので、遠方からサバイバーを攻撃することができる。ダメージこそ半減化してしまうが本体には刀拭きが発動しないメリットがある。ただし、この攻撃では恐怖の一撃を与えることができない。
- 例5:自身が異常をかけた動作を収録した場合
- この映像を再現することで、CT無しにもう1度異常をかけることができる。通電させないことを念頭に置くのならば、これを利用して暗号機の解読を妨害しよう。
こちらも逆再生すると無意味な投影で終わる。暗号機の進捗が大幅に増えたりはしないのでリスクは少ないが。
- この映像を再現することで、CT無しにもう1度異常をかけることができる。通電させないことを念頭に置くのならば、これを利用して暗号機の解読を妨害しよう。
- 例6:自身が板破壊を行った動作を収録した場合
- この映像を再現することで先倒しされている板をホログラムが壊してくれるので、板破壊硬直無しに板を破壊することができる。サバイバーの場合、板を倒すタイミングと収録を終えるタイミングにズレが生じてしまうと、板を立て直すのに利用するのは難しくなる。しかし、こちらの場合は好きなタイミングで板破壊をさせることが可能になる。
- 例7:解読中のサバイバーの映像を収録し、無効(存在感1000のスキル)を付与する。
- これを行うことで、サバイバー側は暗号機を9秒間操作できない状態にすることができる。
- 似た能力は使徒・蝋人形師も使えるが、あちらと違い「審査」を使うことでどこからでも指定の暗号機を選択して操作不能にさせることができる利点がある。
- 例8:窓越え操作を行ったサバイバーの映像を収録し、無効を付与する。
- この場合は先ほど乗り越えた窓枠が9秒間使えなくなるようになるので、窓を利用したグルチェを封印することが可能。小屋グルに強く出ることができる。
- 上記の例では窓で例えたが、同様にして板を乗り越えることを封じることも出来る。
- やはり蝋人形師の硬化に近いが、長所にも書いたようにこの能力で封鎖した窓枠は書記官自身は乗り越えることができるので、逃げ場を封鎖するつもりが先に逃げられてしまい、自身が追いかける道を塞いでしまったという事故が発生することはない。
- この場合は先ほど乗り越えた窓枠が9秒間使えなくなるようになるので、窓を利用したグルチェを封印することが可能。小屋グルに強く出ることができる。
- 例9:例1の映像を収録した後で証拠認定(存在感2500)を利用する。
- 証拠認定は簡単に言えば「収録した映像の不要な部分をカットする編集を行える」ものである。例1の映像を利用して板を倒すにはサバイバーが6秒間走る映像を流す必要があるが、証拠認定を行えばサバイバーが板を倒す瞬間だけの映像を投影させることができる。
- なお、能力の比較として蝋人形師を取り上げているが、あちらには粘着サバイバーへの対抗と熔蝋による救助狩りに優れた面があり、スキルも複雑ではない利点があるため、決して書記官が蝋人形師の上位互換であると見なしている訳ではないことは補足しておく。
立ち回り
- スマホ版の場合は記録が貯まるとカメラ操作が非常に難しくなり、記録の誤爆・意図しない窓枠の操作・攻撃などが頻発するので、必ず設定から画面をカスタムしておく事。
- 基本的に動作の記録中は記録したい動作を行っている最中に収録を終わらせる事を意識しよう。サバイバーの記録中は板倒し・窓超えを行っている最中に収録を終わらせれば逆回しした時にタイムラグが起こらない使いやすい記録が手に入る。キャラの動作中に記録を終えても途中までしか再生されない記録ができるということは無いようなので安心して良い。
自身の動作は板破壊・窓越え中に記録を始め、そのまますぐに収録を止めれば行動一つ分が無駄なく手に入る。通常攻撃は振り終えると自動で収録が止まる。- 例外としてキャンプ中に解読や開門の妨害を行う場合、ギリギリまで審査で粘ってから見えているサバイバーに記録を付与する、という方法であれば無効に頼らず15秒稼げる。サバイバーが審査の効果範囲外に逃げようとした場合はすかさず記録を開始しよう。
- この能力を使う上で注意したいのは「再生」・「逆再生」の変更をし忘れることである。逆再生で解読進捗を下げようとしていたら再生モードになっていたせいで解読進捗を上げてしまったり、板を倒すよう映像を再生しようと思っていたら逆再生してしまった、という事故が頻発しやすい。
- 徒歩ハンターかつ救助狩り・DD性能に優れた性能ではないため、前半で手こずると後半の巻き返しが厳しいものとなる。「再生」・「逆再生」の設定ミスを出来るだけなくせるよう努力しよう。
- 撮った記録はアイコンをタップすると撮った位置にコピーを再生する。長押しした場合は任意の場所にコピーを再生できるが、操作を間違えると何も無い空間にコピーを再生してしまう。解読妨害時はタップ、別の暗号機の妨害を行いたい場合は長押しと使い分けるとミスが少なくなる。
- 初動
- 妨害性能は高めだがコピーによる攻撃は当てるのが難しい上に連発しにくいので、攻撃性能は控えめな部類に入る。初動のチェイスは「神出鬼没」に任せるといいだろう。自分の攻撃を記録しすぎるとサバイバー用の物が足りなくなるので注意。
- 徒歩ハンターなのでデススポーンへ向かうのもいいが、記録を上手く使える自信があるのならば強ポジを狙うのもあり。
- なお、妨害性能があるとはいえ、記憶を利用して誰もいない強ポジの板を壊して弱体化を狙う暇はないだろう。サバイバーの記憶はチェイスの補助目当てとして使おう。
- 基本的にはサバイバーの記録を撮って動きを把握しつつ、手に入れた記録を逆回しで使って板を無力化する事を狙う。自身の記録は板割り・窓越えなどを順回しして使用しよう。特に板割り・攻撃は順回しでなければ無駄になるため注意が必要。
- コピー攻撃の使い方に自信があれば初動の神出鬼没を切って他の補助特質を持つのも有り。コピー攻撃のコツとしては下記が挙げられる。
- 当てるつもりであれば、「サバイバーが板窓を操作すれば書記官本体の攻撃は免れることができる」時に板窓にコピー攻撃を仕掛けるのが良い。それ以外のタイミングではまず回避される。
例外として、「コピー攻撃を回避すると本体の攻撃や永眠町の電車に当たってしまう」状況であればサバイバー側の選択肢が無くなるのでコピー攻撃を命中させることができる。この場合は上手くいけば本体の攻撃も同時に命中させて1.5ダメージ蓄積させることを期待できる。 - 軍需工場の最果てや聖心病院の強ポジのようなチェイスルートが一周するようなポジションであれば、コピー攻撃の矢印がサバイバーから見て隠れやすくサバイバーの死角からコピー攻撃を仕掛けることができる。
- 月の河公園のジェットコースター始発か終点でサバイバーが発車した直後であれば、レーンが水平になっている部分までは攻撃判定が通るのでコピー攻撃で叩き落とすことが可能。
- コピー攻撃の進行方向が矢印としてサバイバーにも表示されるのを逆手に取り、サバイバーに向かってほしくない位置にコピーを出現させるとサバイバーの動きをある程度制御することができる。
- 逆再生のコピー攻撃でも一応攻撃判定は発生するが、再生よりも攻撃範囲が狭くなり実用的ではないので、通常は再生でコピー攻撃を行った方が良い。ただしシングルトレーニングモードなどで逆再生コピー攻撃を極めるとサバイバーの意表を突けるようになり化ける可能性はある。
- 解読妨害
- 審査対象はまず間違いなく揺れている暗号機であり、揺れている=解読中であることは間違いない。そのため無効が解禁されているのであれば審査即記録で暗号機から手を離す間すら与えず記録を撮って暗号機に無効を確定させるという手法。記録と無効で合わせて最大19秒間解読を妨害できる。
ただし審査即記録にも少なからずタイムラグがあり、先にサバイバーが暗号機から離れる可能性もある。スマホ版の方がアイコン位置変更によりタイムラグを減らす余地があるので位置調整と運指でなるべく早く記録をとれるようにしておきたい。PC版はキー長押しの性質上タイムラグ短縮が実質不可能である。 - 即記録をせず審査だけに留める方法もある。記録に十分なストックがない場合はこちらもあり。対策を知っているサバイバーであれば審査を見た瞬間手を離すので解読妨害としてはこれでも十分である。審査が切れる前に記録まで入れれば審査と記録で最大15秒間解読を牽制できる。
- 審査対象はまず間違いなく揺れている暗号機であり、揺れている=解読中であることは間違いない。そのため無効が解禁されているのであれば審査即記録で暗号機から手を離す間すら与えず記録を撮って暗号機に無効を確定させるという手法。記録と無効で合わせて最大19秒間解読を妨害できる。
- キャンプ
- 救助狩りは期待できないので、審査を利用した解読妨害に専念しよう。救助狩りをするとしたら記録による攻撃で妨害している最中に本体が近づき、恐怖の一撃を与えるしかない。幸い攻撃速度は速い部類なので、狙いやすい方ではある。しかし、スタン攻撃持ちのサバイバーに関しては「興奮」を使う以外に対策らしい対策は存在しない。
- チェアに拘束しているサバイバーをケバブした記録はワンタップでチェア前に即時出せるコピー攻撃となるので、生存しているサバイバーが全員0.5ダメージを受けているという状況であれば記録してみるのも良い。本体とコピー攻撃を同時に当てれば救助狩りできる可能性が出てくる。
- 当然無傷のサバイバーに対してはほとんど意味が無いので注意。また、知識が無いサバイバーには煽りと捉えられることがある。
- 一等航海士が救助に来て時計を使用してきた時はケバブにならない程度の距離のチェア前で射程が長く空振りした時の硬直も短い通常攻撃を繰り返した方が一撃入れやすい。
- 通電前に1人でも飛ばせば分け以上には持ち込めるため、セカチェが強くトンネルが難しいサバイバーを吊ってしまった場合や粘着が予想される場合は救助狩りを最初から捨てて解読中のサバイバーへの瞬間移動を繰り返し、次飛びのサバイバーを増やしていく、という選択肢もある。
- 結果的に各サバイバーのアイテムの消費を強いることになるので終盤及びゲート開門中のサバイバーの処理が楽になるが、瞬間移動が無いと解読中のサバイバーへのタゲチェンが間に合わず通電されてしまうリスクが高まるので瞬間移動を所持している時限定の戦法。
- 異常について
- 後半ともなれば異常に切り替えた自身をコピーすることで連続で異常をかけることができる。ただし、コピーの場合は効果が半減する点と、自身が攻撃する手段が通常攻撃のみになる点を留意しておこう。
- ゲート解読は妨害可能だが、移動を補助するスキルを持っていないので、4人生存状態で通電されてしまうとかなり厳しい。裏向きカードで異常に切り替えるかどうかは状況をよく見てから判断しよう。
- 通電後
- 審査によってゲートの解読を妨害しながら接近するのが基本だが、可能なら瞬間移動を備えておきたい。
- 通電後に備えて予め自身の攻撃の記録をストックしても、カーニバルの効果が付いていないため攻撃を回避されやすい。記録による攻撃を狙うなら通電後の方が良いかもしれない。
- ゲートを開門しようとしているサバイバーを記録の対象にさせないために、もう一人のサバイバーが開門中のサバイバーの背後に立ってターゲットを取るという対書記官の対処法がある。これに対抗するには三つの方法がある。
- 審査中に記録を行う際、複数のサバイバーが審査の対象内に居る場合は記録のボタンを長押ししながらドラッグすることで別のサバイバーを狙うことができる。ただし、誰が記録の対象になっているか分かりづらい上に対象のサバイバーを切り替える操作で若干時間を取られることになるのでマルチ戦で何度か行い慣れておく必要がある。ただし対処法を行なっていれば開門を続けられるとたかを括っているサバイバーが大半なので対象を正しく対処できれば記録と無効自体は成功しやすい。
- 「引き留める」で攻撃力が上がっているコピー攻撃をゲート前に仕掛ける。よほどサバイバー同士の息が合わなければ開門中のサバイバーかタゲ取り中のサバイバーのどちらかに命中するので、ダウンを取れれば瞬間移動して残りのサバイバーを追うなりダウンしたサバイバーを吊るなりすれば良い。ただしこの方法は通電後にコピー攻撃の準備ができるほど記録のストックに余裕が無いと行えない。
- 記録のストックが無ければ瞬間移動を直接仕掛ける。この方法は書記官がもう片方のゲート前に居て、更に少なくとも耳鳴り範囲内にサバイバーが居ないのを確認出来ていれば記録のストックが貯まるまでの時間を安全に稼ぐことができる。通電前に一人飛ばしていればこの方法で勝利に持ち込むことも可能。
Tips
- 外在特質が存在しないという非常に珍しいハンター*3。かつてこのようなハンターは強化前の断罪狩人くらいだった。
- 板の立て直し・板割りはモーション中でも既に通る事ができるようになっている。近い板を倒されても記録を持っていれば即座に通過できるため覚えておきたい。
- 証拠認定はON/OFFの切り替えが可能。強制通電を狙う時、コピー攻撃による救助狩りなど時間差でコピーと連携したい時に切り替えてコピーを仕掛けておくと審査を凝視する過程を無視して本体の操作に集中できるようになるため慣れたら意識してみると良い。
- また、椅子前で攻撃記録を撮っておき自身の攻撃硬直中に記録を作動するようにすれば被ダメモーションで救助をキャンセルさせることができる。うまく刺さればdd以上を狙うこともできるだろう
- 赤の教会の壊せる壁はコピーによる通常攻撃では破壊出来ない。逃げるサバイバーを狙って遠隔で壁破壊のダメージを与えることは不可能なので注意。
- 書記官の攻撃の記録を逆再生で使用すると、攻撃判定が発生しない。*4
- 書記官の攻撃を記録する際に、通常攻撃・溜め攻撃共に攻撃中に旋回(画面を横にスワイプさせてカメラを回転させる)することで当たり判定が前方だけでなく周囲に広がる。書記官の元々の攻撃射程の長さもあり、板前待機が疑われる場面では有用。キャンプ中かつ解読職が居ないサバイバーの編成であれば撮る余裕もあるので、試してみるのも良い。
余談
- 「書記官」がアプリ中のチャットにおいてNGワードに入れられており、発言禁止処置を複数回受けている場合パブリックチャットで書き込めなくなる。
- 書き込めたとしてもNGワードを何度も書き込むのはAIに自動的に発言禁止にされやすくなってまずいので、チャットでは「キーガン」等と置き換えて発言した方が良い。
- 紛らわしいが、心眼のSSR衣装にも「書記官」が存在する。
おすすめ人格
- 上下右いずれの採用も有力であるが、初心者は上下人格がおすすめである。
- 右下人格や上下人格をメインに残りをサバイバーの編成やマップを見て取捨選択することが多い。
- 補助特質は「神出鬼没」や「移形」を採用することが多いが、「興奮」や「瞬間移動」も有力である。
- 上下(閉鎖空間・引き留める)怒り1 狂暴2 衝動 檻の獣の争い
- 上位帯でも通用する他、初心者でも扱いやすい。
- 書記官本体のスペックと上下人格は噛み合っているので書記官にある程度慣れていればそのまま採用できる中級者向けの人格。
- 粘着さえどうにかできれば、記録と補助特質を駆使して通電までに1人飛ばすか強制通電や寸止め無効でサバイバーを2人以上詰ませることで分け以上の結果は盤石。
- 上下怒り狂暴までは採用が多く、翻弄、支配欲(幽閉)、指名手配(アナウンス)などを相手サバイバーの編成などを見つつ取捨選択することが多い。
- 右下(裏向きカード・引き留める) 怒り3 狂暴1 衝動 中毒症
- 無難な人格。S38の上位のキーガンのほとんどはこれ。
- 徒歩ハンターの基本形である右下を採用し、粘着に弱いため、対スタンの人格を全て取っている。
- これにより、記録を取りながら板に入ることで、大変有利な板読み合いができる。(サバイバーが板を先倒しする→板記録が手に入るため即座に逆再生し通常攻撃が当たる、サバイバーが板を当てる→怒り、中毒症、檻の獣の争いによってスタンが短くなった上で板記録が手に入るため殆ど距離を取られない、サバイバーが板スルーをする→追いついて通常攻撃が確定する)
- 自由枠として強力な衝動、狂暴を採用している。攻撃硬直も長くはないので好相性。
- 基本神出鬼没採用だが、マップやサバイバーの編成によっては移形を採用することも多い。
- 右下上(裏向きカード・引き留める) 破壊欲2 狂暴1
- 徒歩ハンターの基本形である右下を採用したうえで破壊欲も採用した人格。
- 破壊欲がある分チェイスは行いやすいが、対スタンサバイバーの対処難度は上がる。
- スキルの性能上、傲慢の必要性は薄く、閉鎖空間を必ずしも持つ必要は無い。基本的に引き留めるは必須。
- ただし、閉鎖空間に振れば記録を他のことに使う余裕が生まれるので決して無意味ではない。単純に書記官の基本スペックが高いので更にチェイス能力が高まる上人格との相性も良い。
- 慣れないうちは上下人格でスキルを活用した基本のチェイスに触れ、慣れたら右下人格なども試してみよう。
- 大会や上位帯では右採用が数としては多い。
- 理由は色々あるが後半の立ち回りの幅が広くなり勝ち展開を生みやすくなる。
- 具体的にオーソドックスな瞬間移動に切り替えて暗号機を守る立ち回りや、異常も記録を使うことで他ハンター以上に暗号進捗を戻すことが可能。
- またキーガンが苦手な粘着やスタン編成に対して興奮も採用しやすくなる。
- 徒歩ハンター故に初動で狩猟本能3振りが使えるのも大きなメリット。
- 反面破壊欲はあまり採用できないため、板攻防に関しては高いスキル精度が求められる。
- いずれも自由枠ではスタンキャラや風船粘着キャラがいれば怒り・中毒症・翻弄・忍耐力などを採用し、そうでなければ狂暴や指名手配などを採用することが多い。
- 補助特質は神出鬼没採用が大半。
- オフェンス骨董探鉱者といったスタンサバイバーや昆虫踊り子といったチェイス補佐が相手の編成に多い場合は興奮が強く刺さりやすい。
- 上下人格では瞬間移動採用も有力だが、基本的には神出鬼没採用が無難。
- 監視者は板窓攻防に際し距離間よりも記録の有無に関わりやすいため、採用メリットがあまりないというのが通説。
- 高低差が強い聖心病院の院内や湖景村の村ではサバイバーの足が遅くなり相性が良いのだが、やはり神出鬼没が欲しくなるケースが多い。
- 異常は機動力が高くはないため、初手では中々採用しづらい。裏向きからの変更が有力。
- 衝動
- スキルの性質上板攻防に通常攻撃で対応することになるためかなり相性の良い人格。
- 奥方向に判定が強くできるため、打ち抜きなども比較的行いやすくなる。
- 幽閉の恐怖
- 通電後に複数人のダウンを獲ったりと強い面があるため相性の良い人格。
- 高低差ポジションがある支配欲が刺さるマップでは採用しやすい。
- 新人格との相性
- 懐旧癖
懐旧癖の発動により 通電前にトンネルを完遂しやすくなるので、相手に粘着サバイバーが居ない場合は持っておきたい。一方で、相手の編成がまずいと思った場合は中毒症を優先したい。 - 翻弄
書記官は粘着キャラに相性が悪い面があるため、特に野人やオフェンスといった風船粘着が得意なサバイバーがいる場合には有力採用候補。 - 中毒症
粘着に弱い書記官の弱点をカバーする強人格。怒り+檻の中の獣+中毒症でスタンを耐えてから板窓を上手く封じることで、粘着役に一撃を入れて追い払ったりダウンを取りやすくなる。 - 衝動
ただでさえ優秀な溜め攻撃を更に強化する便利な人格。もちろんコピー攻撃にも反映されるので、通常では有り得ない間合いからコピー攻撃を当てることも可能になる。ただし書記官だと生還者なしをあまり活かせないのが残念。 - 支配欲
マップによる。月の河公園や中華街では持っておくと便利。地下吊りの際にも活躍する他、神出鬼没と組み合わせて乗り越えモーション無しで段差を降りれば支配欲と衝動でサバイバーに一撃を入れられる可能性も高まる。ただ、書記官は左方向に振ることがあまり無いので位置的に取りにくい。 - 表現欲
粘着が隠密しながら来ていることを把握することができるようになるので、持っていて損するようなものではない。しかし支配欲同様、位置的に取りにくい。また、元々耳鳴りであった位置なので、表現欲を切ることそのままで中毒症を採用しやすくなる。
コメント欄
※書記官の対策ページのコメント欄と共有されています。

