写真家の対策

Last-modified: 2023-12-13 (水) 19:35:58

写真家の対策

IdentityVを始めたばかりの初心者が出くわすと、まず困惑すること間違いなしになるハンターの1人。
初めのうちは訳も分からずダウンさせられたり、解読進捗が下がる現象に悩まされることになるだろう。
複雑な写真世界や1.5ダメージを与える通常攻撃など、初見殺し性能はかなり高いのでこれらについてしっかり理解して臨もう。

対戦に挑む前にオプション設定で致命的な招待状のエフェクトを「オフ」にしよう。
「オン」のままだと写真を撮られる&写真世界崩壊時に視界ジャック(画面が真っ暗になる)がかかり、チェイス時に不利になってしまう。

 

写真世界の仕組み

  • 解読加速が入るまでは暗号機を無理に回すよりも誰も吊られないように回復、隠密を最優先にすることを意識して長期戦上等で立ち回ることがセオリーである。  
  • VC限定の極論ではあるが、ハンターから見てサバイバーがどこにいるかわからない状況=誰も暗号機を回さずに隠密の徹底をされると写真家として非常に苦しい。どうしても写真家に勝てない場合は占い師入りの編成などでやってみるのもよいかもしれない。
     
写真世界の基礎
  • 写真家がカメラで撮影を行うと写真世界が生成される。写真世界の持続時間は約60秒。残り時間は右上のアイコンの下に鏡像ゲージとして表示されるので参考にすること。
  • サバイバーおよび写真家は写真機の写真を通過して現実世界と写真世界を行き来できる。スキル1が解放された後は写真家のみスキル1を使用し任意の場所で現実世界と写真世界を行き来できる。
    • とにかく、写真世界の自分が殴られたらまずはそこから離れること。
    • 試合を通じて写真世界を利用した奇襲は警戒する。スキル1解放後や写真世界崩壊直後は特に注意。
      • 片方の世界で攻撃をためながら写真を通過し、もう片方の世界にいるサバイバーに一気に超リーチの攻撃を押し付けて解読恐怖を狙う、というテクニックがある。暗号機とカメラの位置が近い暗号機は最初は解読しないでおこう。
    • サバイバーを担いでいる間は写真家は写真世界・現実世界を行き来できない。
      • なので写真世界でサバイバーを担いでる間は安心して現実世界で解読できる。
  • 一応、写真機でうつされた写真は写真家が撮影した写真機の風景を写すので、写真を見れば写真家がどこで撮影したかを知ることが可能。
  • 暗号機解読中に写真世界が生成された場合、自身の鏡像は暗号機解読中のままとなる。この状態の鏡像を攻撃すれば恐怖の一撃となる。この仕組みを利用して全体負荷をある程度軽減させることが可能(「開幕」の項を参照)。
  • 写真撮られた時点で冒険家のガリヴァー旅行記や墓守の鉄スコップ、玩具職人の木製の翼等のアイテムを使用していた場合、それらは反映されずその場に通常の状態の鏡像として生成される。
写真世界の解読の仕組み
  • 写真世界が出来た時、写真世界の暗号機進捗度は現実世界と同じ。
    • 暗号機の進行が50%の状態で写真が撮影された場合、現実世界および写真世界の暗号機進行は共に50%である。
  • 写真世界が崩壊した時、暗号機の進捗度は現実世界と写真世界の平均値となる。
    • (例) 現実世界が80%、写真世界が30%なら崩壊後の解読進捗度は55%となる。
    • 写真世界が存在する時に確実に解読を完了できない時は冒険家の暗号ページは使用しないこと。崩壊して巻き戻ってしまうとページの無駄遣いになってしまう。
    • 中直り待機中に写真世界が崩壊すると寸止めが巻き戻されるので通電のタイミングには注意。
  • 写真世界崩壊前にどちらかの世界で解読完了した場合は崩壊後も解読完了したままで巻き戻しは起こらない。
    • 写真世界の持続時間は60秒、心眼の解読速度は約61.5秒なので1人の解読で1台上げきることは難しい。初手は2人以上で暗号機を解読して写真世界が崩壊する前に1台上げられるのがベスト…だが
      • ただし、この選択肢はハイリスクハイリターンな選択肢である。解読速度100%のキャラ2人での共同解読のスピードは約54秒なので、2人で写真世界崩壊までに暗号機を1台上げるには隠密した状態で写真を撮られてから6秒以内に暗号機に触り始める必要があるし、奇襲警戒のために写真世界を確認することもできない。共同解読で1台を上げきれば非常に大きいが、上がりきらなければリスクが高いだけで解読は逆に遅くなってしまう。
      • 上がりきるかどうかは微妙…あるいは写真家がこちらに来ているかもしれない、という状況なら大人しく別々に暗号機を回そう。セオリーとしては写真世界内の暗号機を回していれば暗号機はあげられないが初手の奇襲は避けやすい。特に、技師や心眼等のチェイスが弱いキャラは奇襲をよく警戒すべきである。
写真世界のダメージの仕組み
  • 基本的に本体ダメージ<=鏡像ダメージなら写真世界崩壊後に本体と鏡像を平均したダメージが本体に残る。本体ダメージ>鏡像ダメージなら本体のダメージがそのまま残る。
    • (例1) 本体0ダメージ、鏡像1.5ダメージなら崩壊後は0.75ダメージ
    • (例2) 本体1.5ダメージ、鏡像0ダメージなら崩壊後は1.5ダメージ
  • 香水を所持していれば写真世界崩壊直前に無傷状態で香水を使用→崩壊後に香水で戻ると鏡像からのダメージを無効にできる。調香師を使う時には是非覚えておこう。
  • 鏡像がチェアに拘束されたまま写真世界が終了するとダウン状態となる。
    • 一応写真世界の鏡像を救出すれば崩壊後のダウンは免れるが、1ダメージの状態のまま治療しないと崩壊後に0.5ダメージの回復不能ダメージが残ってしまうため注意すること。
    • 立て直し場所がバレている状態で写真を撮られると一網打尽にされるので注意。
    • 写真世界の自分が吊られた、もしくは吊られそうな場合、安全な場所でダウンできるようすぐに隠れること。写真家がどこに探しにきそうであるかはチャットやボイチャで連携をとろう。基本的には暗号機を上げ終わった、周りに暗号機がなくついでに暗号機を守れない場所で倒れられるとハンターとしては向かいにくい。…もちろん、技師のロボット破壊、窓枠を乗り越えた音、向かった方向のヤマ勘などの確証があれば拾われてしまうが…
    • 存在感2の時空残像が解放されると写真家はダウンしたサバイバーを含め、一番近くのサバイバーの方向が分かるようになる。よって、どうしても拾われたくないサバイバーがいる場合、傭兵オフェンスなどのチェイス特化サバイバーや無傷のサバイバーは写真家に近づいて時空残像のタゲをとることも考えよう。ただし、暗号機を回す時間を犠牲にしてタゲを取る意味があるかどうかはよく考えるように
  • 本体が写真世界でチェアに縛られても椅子のゲージおよび座らされた回数は変化しない。
    • このため、写真世界が崩壊するまでジョセフ側は現実世界の椅子に拘束できないためそれなりの時間稼ぎになる。ダウンするなら極力写真世界でダウンすること!
  • 1を下回る端数のダメージは通常では回復できない
    • 写真家の攻撃は1.5ダメージのため0.5以上1未満のダメージを背負っているとワンパンで沈む上に回復もできない。チェアに拘束されていないサバイバー全員がこのような端数ダメージを背負うと誰も救助に行けなくて一気に崩壊する。
    • このため写真家戦においては治療のタイミングが極めて重要
      • 以下、主要な鏡像と本体の治療判断の目安について記述する。
治療のタイミング
本体ダメージ鏡像ダメージ本体治療鏡像治療解説
01.5-写真世界崩壊までに、鏡像を治療したい。崩壊後のダメージ反映が0.75となるのでワンパン状態となる。
01-写真世界崩壊までに、鏡像を治療したい。崩壊後のダメージ反映が0.5となるのでワンパン状態となる。例えば、初動の写真で縛られた鏡像を開放するとダウンは避けられるが、このままでは救助、チェイスに関しては試合を通じて機能不全となるので本当にその鏡像を開放するべきかどうかはよく考えよう。
11寸止め写真世界崩壊までに、治療を完了してはいけない。崩壊後のダメージ反映が0.5となるので結局ワンパン状態になる。崩壊前に回復を寸止めして、崩壊後に完全に治療したい
01.5-写真世界崩壊までに、鏡像を治療したい。崩壊後のダメージ反映が0.5/2=0.25となるので攻撃を1発耐えることができる
1.50治療をする必要はない。崩壊後のダメージ反映はなく、0.5のままなので結局ワンパン状態になるので、時間の無駄にしかならない。例外として、傭兵は0.5に抑えられれば写真家の通常攻撃を食らっても頑強で耐えることが出来るので、なるべく治療すること。
1.51.5写真世界崩壊までに、本体を治療したい。崩壊後のダメージ反映が(0.5+1.5)/2=1.0となるのでもう一度治療すれば全回復できる
  • バーメイド医師心理学者を編成の中に入れれば0.5ダメージを回復できるので、写真家を警戒する場合にはこの3キャラのどれかを編成に入れることを考慮してもよいだろう。
  • もちろん上記の回復法については、中堅以上の写真家であれば完全に理解した上で立ち回ってくる。
    • 回復することを読まれればそこに強襲、奇襲にくるし時には鏡像をダウン状態(2.0)にして治療不可能なダメージ量に微調整することもありうる。
    • こちらは4人の視界と連携が取れることを活かし、写真家のプレイヤーが何を嫌がるか、やりたがるかを読んで臨機応変に立ち回ろう。
 

開幕

  • 占い師だけでなくほかのサバイバーも近くにカメラが確認できれば相手が写真家だと判断することができる。病院内などカメラがそもそもスポーン位置から確認できない場合もあるので「 先に行くよ!」で味方に相手が写真家であることを伝えよう。
  • 相手が写真家だと分かったらまずは隠密。壁の近くにしゃがんだりして遠くから見つかりにくいようにしよう。壁のない更地にスポーンしたときも近場のロケットチェアに紛れたり、草むらの中に紛れるだけでも見つかる可能性はだいぶ違う。更地の真ん中に突っ立っているのが一番ダメなので少しでも見つかりにくい工夫をしよう。普通の隠密と違ってロッカーに入るのも有効なのでスポーン位置から近ければ積極的に利用するのもありだろう。ただし、ロッカーに入る場合、開幕即撮り(写真家のスポーン位置がカメラと近い)の写真家だった場合、ほぼ間違いなく間に合わないので注意。またロッカーに入った鏡像も普通に呼吸音が漏れるので、近くに来られれば当然気づかれる。
  • 写真家使いは初手隠密されることを前提で動いており、スポーンごとに隠密しやすい場所を把握している場合も多い。上記のように隠密したとしても見つかることは往々にあるが、隠密をすることで確実な時間稼ぎにはなるので、裏世界で殴られても慌てずに対処しよう。
  • 隠れる場所が無さそう(=鏡像を攻撃される可能性が高い)だが暗号機がある場合、あえて暗号機に触れる手もある。この状態で写真世界が展開されると、鏡像は恐怖の一撃判定で即ダウンしてしまうが、裏を返せば1発殴る→写真世界崩壊による治療不能ダメージを食らわずに済む。即ダウンするため風船2吊りの恐れもなくはないが、本体の隠密が決まれば立て直しできる余地はある。
  • 開幕なぜか写真を撮られずにチェイスに入った場合、必ず「ハンターが近くにいる!」を打ってチェイスに入ったことを知らせよう。味方が状況がわからないと撮られるまで隠密する可能性もある。チェイスに入っているのに解読が進んでいないという事故を防ぐためにチェイス中だということは必ず知らせよう。
  • 写真世界の鏡像はカウボーイであれば好きな場所に運ぶことが出来るので、目立つ位置に鏡像が立っている場合は抱え込んでいく事で全体負荷を抑えやすくなる。
  • 現実世界にいる時にぽよんというサバイバーを殴る音が聴こえた場合は即刻その場を離れること。現在位置付近の写真世界の中でハンターが鏡像を殴っているためそのまま現実世界に現れて奇襲される場合もある。
  • 写真家が焼き入れ効果と瞬間移動を採用している場合に、写真世界で瞬間移動を使用する場合がある。瞬間移動された時にはその暗号機付近で瞬間移動の音が聴こえるので、その場合も即刻その場を離れること。離れないと最悪の場合現実世界に現れて奇襲されて解読恐怖を食らう場合がある。
     

チェイス

  • 写真世界が展開されている場合、ぜひ写真世界の中でチェイスしたい。写真世界の中で板をふんだんに使用しても、現実世界には反映されないからだ。これを利用して写真世界で強ポジチェイス→板が無くなったら現実世界に戻り同じ場所でチェイスも可能(写真家はチェイス性能が高くない為早々に鏡像探しに移るが)。更に写真世界の中でダウンすれば、写真世界が崩壊するまで椅子に座らせる事ができない。救助されたサバイバーは写真世界の中に逃げ込みダウンする事で写真世界崩壊まで時間稼ぎする事ができるので、救助されたら理由が無い限りは必ず写真世界に入るのを忘れないこと。なお、写真世界の中に入ってダウンしたサバイバーを風船状態にすることも可能だが、持ち運んでいる途中に写真世界が崩壊するとサバイバーはその場に落下するため、拾い上げる時間を稼ぐこともできる。
     

救助

  • 救助狩り性能は低いが、開幕治療不可のダメージをバラ撒かれると、それだけでも救助が難しくなるのが厳しい。
    • 特に鏡像が1発攻撃を貰った状態で写真世界が崩壊すると、傭兵ですら即死圏内に入ってしまう。救援型が鏡像に一発だけダメージを貰った際、治療できる余裕があるなら治療に専念したい。
    • 占い師の使い鳥が余っているのならば、救助するサバイバーに使うことで救助狩りを回避できる。自身がファスチェで狙われない限りは、開幕の写真世界崩壊後に味方がどれほど負傷したかで使うタイミングを考えるのが良いと思われる。
  • 写真家の通常攻撃は振りが遅くケバブしやすいため、基本的に中距離キャンプで先殴りしてくるので恐怖の一撃を貰う可能性は低い。ただし鬼没持ちが多いので鬼没恐怖を貰わないよう警戒したい。
  • 写真家は攻撃硬直が短めなため、椅子から離れた場所で殴られると危険。そして、写真世界がある場合は前述のように被救助者が危機一髪中に写真世界に逃げるだけで時間を稼げるので、ギリギリの救助を狙う必要はない。従って、早めに救助に動いて写真家に見つからない位置から隠密しながら椅子に近付くのが安全。また、椅子からある程度近い場所でも被ダメージ加速中に写真家の体やオブジェクトに引っかかると救助狩りされることがあるので注意する事。傭兵も2撃で即ダウンするため、肘あてが無くなった場合は慎重に立ち回りたい。
  • 写真家が椅子からある程度離れている場合はパラパラ索敵で救助役が近づいてくる方向を確認してくるため、隠密していても油断しない事。こちらに向かってくるようだったら早めに椅子前に辿り着こう。
    • 椅子から離れたと見せかけてパラパラで戻ってきて神出鬼没とのコンボ2連撃(または通電後なら引き留めるワンパン)でダウンという技もある。特に通電後にハンターが椅子前にいない時に救助に向かう時にはハンターの足跡が残っていないことを確認すること。
  • 被救助者が拘束状態で写真を撮られた場合、本体だけを救助しても鏡像が拘束されたままだと崩壊後にダウンするため、救助者は鏡像も救助する必要がある。
    しかしその場合、肉壁をすることが出来なくなってしまうので、必ず危機一髪等の人格がある場合に救助に行くこと。
     

通電後

  • 通電前の注意点…通常攻撃が1.5倍ダメージのため、寸止め完了のラスト救助で危機一髪が発動した場合は注意が必要。救助前に写真家に一撃を食らった救助者が、救助成功後危機一髪中にもう一撃食らった場合、3ダメージ蓄積しているので中治りで1ダメージ回復しても2ダメージが残るので危機一髪中に通電しても効果終了後にダウンしてしまう。被救助者は救助後危機一髪中に一撃を食らっても残り体力0.5となるのでダウンしない。そのため、写真家戦のラスト救助では救助者は肉壁しない方が良い。
  • 瞬間移動+スキル2で二つのゲートを行ったり来たり出来る。写真家の足跡が残ってる間は安易にゲートへ近づかないこと。
  • 写真世界がある時は写真世界から心音を隠して奇襲してくることもあるので注意すること。
    • 特に写真世界に居る写真家は開いているゲートの中に入ることができないが、写真家がゲート前で瞬影留痕を使い現実世界へ移動した直後に神出鬼没を使ってゲート内のサバイバーを攻撃することは十分可能な範疇。横向きに殴られてダウンさせられると脱出出来ず吊られることもあるので、待機するならちゃんと殴られても問題の無い位置に立つこと。
 

Tips.

結論:4VCで対抗するのが最強の対策法

  • 調香師の香水であれば、写真世界崩壊直前に香水を振り、崩壊直後に戻ることで反映ダメージを無効化する事ができる(鏡像がロケットチェアに拘束された場合は除く)
  • 写真世界は一面モノクロで、写真世界に入った写真家、サバイバー本体はモノクロにはならないためお互い遠くからでも視認しやすい。特に高画質モードだと見やすい。
  • 写真世界のサバイバーがチェアに拘束されると左上のミニマップに赤いマークが表示されるので、現実世界にいるサバイバーもチェアの方向が確認できる。
  • 写真世界でダウンし風船に縛られたとき、写真世界崩壊直前に抵抗をやめると、崩壊後に風船に縛られた際にそれまでの抵抗ゲージの進捗を引き継ぐ。使える場面は限られるが、風船脱出できる可能性があるので覚えておこう。
  • 写真家視点では写真世界に入ったサバイバーの本体が青く光って表示されることがある。これは遮蔽物を無視して表示されることもあり、現実世界から写真世界に奇襲されたということがあればこの現象が原因。
     

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