書記官の対策

Last-modified: 2024-02-23 (金) 09:51:27

書記官の対策

凶悪な解読妨害による全体圧とチェイス拒否能力を持ち、長期戦を余儀なくされるにも関わらず誰も脱落させること無く通電を迎えなければ、引き分けを取ることさえままならない前代未聞のハンター。粘着が上手いプレイヤーもいない中でファーストチェイスが持たなかったら、その時点で敗北は確定したと言ってもいい。
恐ろしいことに本体スペックに関しては最強レベルの性能をしており、索敵、移動速度、通常攻撃、板破壊、板気絶、窓乗り越えの全てにおいて欠点らしい欠点が無い。この性能と能力を持つ相手にファスチェを保たなければならないので、書記官を警戒するならチェイスに強いサバイバーを選びたい。

 
 

解読

  • 暗号機の記録が見えたら暗号機から離れること。審査をかけられた相手が誰かによってはそのままチェイスに入る場合がある。
  • 仲間がダウンするまでに暗号機3台分の解読が出来て初めて引き分け以上の可能性が見えてくる。逆を言えば初動で暗号機が3台分上がり切らなかった時点で引き分け以上を取ることは困難になる。初動が持たなかったらあとは消化試合と割り切っても良いかもしれない。
  • 実質サバイバー側が勝つ手立ては、アイテムを使ってのチェイスや粘着が出来るパーティで固める程度しかない。解読型などのチェイス面に弱いサバイバーが開幕捕まってしまえば、それだけでも勝ちは遠のいていく。
    • 能力は狂眼に似ているが、厄介なことに書記官の能力を落とす術がなく、脱落者が増えた所で弱化する要素もない。審査をかけられてすぐ暗号機から離れても妨害はかけられてしまうので、攻撃出来ないサバイバーで固めてしまうとそれだけで苦戦は免れない。
    • 暗号機の解読の幅を広げられる機械技師囚人を活用する手もあるが、居場所バレしやすくチェイス面の弱さと粘着性能が無い点が響きやすく、一長一短となる。というか解読編成だと書記官だけではなく血の女王が来る危険性があるので、むしろデメリットの方が大きいか。
      • 通電前までロボットが残っていれば2ゲート同時解読もしやすくなるが、その場合は1ダメージ化したコピーによる攻撃で瞬殺されてしまう懸念がある。
      • 囚人の送電による解読は逆再生で戻されることはないが、だからと言って記録されている中で解読し続けるのは悪手。10秒間もの解読記録を2個獲得されると48%送電していたとしても解読効率が悪くなり、他の暗号機に逆再生をかけられることで味方への被害も甚大なものになる。後述するが中治り潰しにも利用されてしまうので絶対に解読しないこと。
        通電後はスーパー送電で同時解読することで反対側のゲートを開けるためのサポートをすることは可能。囚人しか使えないので、どうにか通電まで生き延びる必要があるが。
    • 通電後が最も厄介になるハンターなので、行動を妨害できるサバイバーで固めておきたい。
      • オフェンスが天敵なのだが、BAN候補筆頭なのでまず使わせてもらえない。2BANの場合はオフェンスと占い師が対象になることが多いので、BANピックから書記官が疑われる場合は、探鉱者バッツマン骨董商が使えれば選択したい。
      • スタン系のサバイバーで固めてしまうと今度は蝋人形師アンデッドにメタられてしまう。これらのハンターの対処法を覚えておくことが必須。
  • 記録をされていることを示すエフェクトが紫色で見づらく、エフェクトが見えた時点で手遅れになっていることがほとんどなので、記録をかけられる前に暗号機・ゲートの解読を止めるのはほぼ不可能。仕掛けるタイミングを見計らって予め手を放すくらいしか対策が無いが、チェイスの合間に記録を仕掛けるタイミングは4VCであっても予測は不可能。ただし、初動は「無効」が解禁されないので、すぐに手放せば問題ない。
    • 誰かがダウンしたら刀拭きが終わったタイミングで一旦解読を止めること。書記官は風船運びをしている最中は解読妨害が出来ないので、この間なら確実に解読を進めることができる。逆にこの時に「無効」をかけられてしまうと風船運び中の解読を妨害され、そのままキャンプ時も解読を妨害され続けてしまう。書記官は風船運び中も解読圧をかけらるように、吊り上げる前に一度審査をかけてくる可能性が高いので、この時に妨害を食らわないようにしたい。
  • どんな状況下であっても協力解読はせず、別々に解読をした方が良い。終盤になって1つの暗号機に拘ると、その暗号機ばかりを封鎖されて打つ手がなくなってしまうからである。
  • 通電待機中も同様で、別々にゲートに向かった方が良い。ゲートが開きさえすれば、瞬間移動で詰め寄る以外に対抗策がなくなる点を上手く突きたい。
  • 使い所はかなり限られるが、豆知識として即記録では書記官がどの方向にいても暗号機正面のサバイバーが優先されている。
  • 無効が作動してしまった場合、近くに別の暗号機があるならそちらに向かった方が良い。待っている時間があまりにも無駄である。暗号機同士が離れている湖景村では流石に厳しいが。
  • プレイヤーによっては異常をかけた解読記録(全くの新規暗号機からでも取れる)をよその暗号機に使用してくることもある。
    • 祭司の場合は暗号機同士を繋ぐことで無効をかけられても対抗できる。ただし、審査の範囲内にワープを作るとコピーによる遠隔攻撃でワープを潰される可能性があるので、暗号機・ゲートから少し離れた位置に設置したい。
      • この点は野良で理解を求めるのは難しく、こちらが配置を考えても相手側が暗号機から離れた位置にワープを設置してくれないと意味が無くなってしまう。ワープを求められた時は暗号機・ゲートから少し離れたところに設置すること。
  • 書記官側は記録を使って寸止めされた暗号機を通電させることが可能で、書記官がキャンプ中だったり、書記官のすぐ隣にダウンしているサバイバーが居る場合、ほぼ確実に中治り潰しが決まってしまう。次飛びのサバイバーにこれが決まると3~4人通電に持ち込んだつもりが実質2~3人通電となり勝利が遠のいてしまう。状況によっては救助役が引き留めるを食らって狩られてしまい、敗北がほぼ確定する。対処法としては書記官に寸止めを悟られる前にサバイバー側で通電させるしかなく、チェイス中のサバイバーも寸止めが近い場合は無駄にチェイスを伸ばさないことが重要になってくる。
  • 逆に書記官側はスタンを受けていなければ常に記録の終了の実行=無効の発動が可能なので、記録されている最中の通電役が通電させようとして暗号機に触った瞬間に無効を発動させることすら可能。対処法としては記録を食らう前に通電させるか、触った瞬間に通電するレベルの神寸止めを行うか、通電役を2人用意しておく他無い。生半可な寸止めでは無効を食らう可能性があるのは覚えておくこと。
    • 余裕があるなら1個多く回しておくと1度に記録できるのがどちらかしかないため無効をかけられていない方が回せる。
    • しかし中途半端な寸止めでないと強制通電を食らう可能性があるため、寸止めの仕方にも良し悪しがある。誰も吊られていない状態であれば神寸止め、誰かが吊られている状況で寸止めに至ったならば97~98%くらいの余裕を持った進捗状況にしておくと強制通電の脅威を回避しやすい。
      • しかしこの場合結局通電させるまでに無効を食らうリスクがあるため、誰かがチェアに吊られた時点でだいぶ詰んでいると言える。こうなると書記官側のミスに期待するしかないため、味方には寸止め完了までチェイスを伸ばしてもらうことが求められる。
    • 仲間が5%以上も解読進捗が進む長い解読の記録を撮られていた場合は運が無かったと思って諦めよう。
      • あと少しで暗号機が上がるという状況で、記録を受けた仲間が無効を受けまいと強引に解読を進めるのはかなりありがちな展開である。
  • なるべく通電前にハッチの居場所をハッキリさせておくこと。書記官はゲート守りは強いがハッチに関しては審査をかけることが出来ないので、1人でもゲート脱出が叶えば希望は見えてくる。
  • 冒険家の暗号ページについて 記録中には絶対に暗号ページを使用しないこと。暗号ページを使用した記録を暗号機(よその暗号機にも使用可能)に逆再生されると使用した分の解読進捗が減らされてしまうため。死に救やハンターによる利敵通電防止のためにもラスト1個に通電出来る量を計算した上で使用することが望ましい(解読進捗が足りない場合は先に手回しで解読進捗%を合わせると記録されても被害が少ない。書記官相手の暗号ページはこの使い方が強い)。冒険家本人はガリヴァー旅行記を使用すれば記録の対象にならないため、寸止め待機時にはガリヴァー旅行記を使用するのも手。
     

チェイス

  • 書記官は開幕から審査でどの暗号機にどのサバイバーが居るか確認できるため、チェイスが苦手なサバイバーの隠密は期待できない。ファスチェには入らなくとも何処かのタイミングで審査で位置バレして瞬間移動で飛んでくる可能性があるので、焼入れ瞬間同様瞬間移動のクールタイムには警戒しておくこと。
    • 同様に、傭兵などチェイスが強いサバイバーがファスチェを引くことはまず無い。ただしマップ中央などタゲチェンが容易なポジションであればアイテムの消費を狙って追ってくることがある。この時0.5ダメージを受けると面倒なことになるので極力回避したい。
    • 隠密をする場合は暗号機から離れた、審査の範囲外で行うこと。特質は神出鬼没が多いが、警戒しておくに越したことはない。
  • 常に距離チェを心がけよう。
    • 記録を取られるとこちらの姿が透視できるうえに、板窓操作をすれば苦しくなるハンターなので、さっさと逃げること。移動速度が早過ぎるせいで板周りをグルグル回るのも不利になりかねない。
      • 出来る限り障害物を盾にして姿を見せないように逃げるのが効果的。書記官は30メートル弱のサバイバーの記録を撮れるが、壁に隠れたサバイバーの記録を撮ることは一切出来ない。高い壁が近くにあってスタンもしくは刀拭きをしている最中であれば、そちらに逃げ込もう*1
    • 通常はチェイスの巻き込みをしないことがベターだが、書記官の場合は記録をされていない味方に補助をされると苦しいので、場合によっては味方がいる方に逃げると安定する場合がある。解読型サバイバーだけは巻き込まないようにしよう(とはいえ書記官の性質上、ファスチェは解読型を優先すると思われるが)。
  • 記録をされている間は板窓操作を控えること
    • 記録の能力で第一に厄介なのは単純に板・窓操作速度に20%のデバフがかかる点であり、板貫通や恐怖の一撃を食らいやすい。記録しているサバイバーの姿は透視出来るのでグルチェや板裏待機も危険。アイテムを使えるサバイバーなら記録をされている間は、そちらでチェイスするように。
      • 板攻防に強いハンターは軒並み移動速度が普通だったり、素の攻撃性能が控えめなことが多いが、書記官は最速の移動と早めの通常攻撃性能を誇る。記録をされていない時は、板のある壁側に逃げて牽制する程度に留めたい。
      • 39型、または369型だと「マッスルメモリー」で板窓操作のデバフを打ち消すことはできるが、だからと言って記録されるのは防ぐこと。板乗り越え以外のチェイス動作の記録が許されるのは通電間際の攻防くらいだと考えよう。逆に既に記録が取られていると、通電後の攻防が伸びず、チェイスを即座に片付けられてゲート妨害をされてしまう。
      • 低・中ランク帯だとこの仕様を理解していないプレイヤーが多く、開幕恐怖の一撃を食らうことも珍しくはない。こうなるとこの試合はほぼ敗北が確定する。
  • 第二に、書記官自身の板破壊が早く、板倒しを記録されなかったところを利用して板の先倒しをしても、大した時間を稼げないどころか、自身が板を破壊した様子を記録することで次の板倒しにも強くなってしまう。板で気絶を狙えない限りは板倒しはここぞという場所を選んで、1枚くらいに留めた方が良いのかもしれないが、露骨に狙うとコピー攻撃で狙い撃ちにされたりコピーと同時に本体が突っ込んでくるのでなるべく距離チェを重視すること。
    • 板を倒す動作だけは記録されてはならない。時間稼ぎにすらならないどころか、今度は板を先倒しされて逃げ場を失う危険性がある。無理やり乗り越えると「神出鬼没」等を利用した恐怖の一撃を食らう危険性が高い。この記録が残っていると、証拠認定が解禁された時にさらに厄介なことになり、次にチェイスを担当する仲間にも迷惑が被ることになる
      • というか書記官に負ける大体の原因が板窓動作の記録を取られまくって即死するチェイス担当にある。実のところ一度もサバイバーの板窓動作を記録されずにチェイス出来れば、書記官側は証拠認定を使えてもチェイス補助能力が上がらないため、脅威度がかなり落ちるようになる。
        それでも書記官自身の板窓操作は記録されてしまうが、裏を返せばコピーによる遠隔攻撃が出来なくなるので、徒歩で殴る以外に攻撃手段がなくなる利点もある。サバイバーの記録が残ってしまうと、書記官自身は通常攻撃の記録を残す余裕が生まれてしまい、キャンプ時に攻撃を食らう危険性が高まってしまうので、本体の記録は板窓操作を残させるのを狙おう。
        厄介なことにファスチェになってすぐ脱落したプレイヤーはさっさと退出して次のマッチングを始めるだろうから、自分が味方に甚大な被害を食らわせていることに気付くことすらない。
      • 板倒しの記録は強力だが、書記官本体は記録が無い限り板を倒すことが出来ないので、ハンター側からしたらサバイバーが板を倒す記録が一番欲しいところである。熟練者は板の近くに来た時に記録を撮ってくる。板倒しは記録の効果時間が切れた直後に行いたい。書記官の記録のストックが残っている場合は書記官自身が板を破壊する記録を撮られてしまうが、ダメージを先延ばしする一時しのぎにはなる。
      • 記録で板を先倒しされた場合、無傷状態ならば乗り越えるのを諦めるのも手である。恐怖の一撃でダウンするよりかは普通にダメージを受けた方がまだ時間が稼げるためである。
      • 既に負傷状態の場合は乗り越えた後にダウンする方が時間を稼げるので、逃げ場を失った状況下なら乗り越えておこう。
      • 厄介なことに板気絶の時間さえも短く、「怒り3」に振っていると僅か2.5秒程度で行動可能になる。能力上「怒り」に人格を割いていると思って行動しよう。
      • なお、板を倒す記録を撮られた上でその記録を使わないまま吊られ、書記官が自由に動ける時間を作ってしまった場合、未使用の板を2枚倒された上で倒した板を破壊する記録×2を撮られ、最大で4枚もの板を無力化される可能性がある。こうなると赤の教会の壁壊しや墓場など、窓が無いポジションではまともにチェイスができなくなる。
        他の暗号機への妨害が行われないだけマシと思うかもしれないが、後述の通りセカチェすらまともに持たないまま、通電を迎える事なく脱落者が出れば、書記官側の勝利が盤石のものになってしまう。粘着可能なサバイバーが居ない編成の時は要注意。
    • 板破壊と同様に板倒しの逆再生で倒した板を無力化されるので、板倒しを記録された場合は距離チェである程度距離を取っている状態での先倒しか、窓を使ったチェイスに切り替えること。
    • 板を乗り越える動作は記録されても使いどころが限られるので、予め板を倒す手もある。しかし、前述の通りデバフがかかってしまうので、恐怖の一撃を食らうことの無いよう注意すること。
    • 滅多にないことだと思われるが、書記官を気絶させた板を立て直された場合、同じ板を書記官にぶつけることはできない。どうやら1枚の板に対し1度しか気絶判定が出ないようなので、ぶつけた板を戻されたら気絶狙いで使わないようにしよう。
      • 不具合だったのか、戻した板を倒しても気絶するように修正されている。
    • 窓の場合はそもそも無理やり乗り越えることすら出来なくなるので、窓移動の動作は記録されないようにしたい。
      • 本体の乗り越えを記録する場合もあるので、同じところを回らないように。窓に近づいて記録を消費させるのも手だが、記録を持っている間は本体がコピーによる攻撃を出来なくなるので、温存させておくのも1つの手である。
    • ハンター側がこのプレイヤーは記録時は板窓操作をすべきではないことを理解していると判断した場合、記録は解読中のサバイバーへの妨害に使うことがある。ファスチェなら「無効」が使えないので妨害性能は弱く、切り替えている間はほんの僅かとはいえチェイス中のサバイバーが見えないので、幾分かチェイスがやりやすくなる。逆に記録中に板窓操作をしてしまうと完全にカモとして見られ、チェイスが長引かないどころか次なるチェイスの道具として利用されてしまう。
      • 解読妨害に全振りして特定のポジションの板を全て消費するのを狙ってくるプレイヤーも居る。主に、軍需工場中華街などのゲート前のポジションで狙ってくるので板を消費するとまずいポジションは極力チェイスには使わないこと。
  • 書記官が右下人格の場合、神出鬼没を備えている可能性がある。
    • この場合は記録中に近づいて直接攻撃を1発当てて、板倒し中を狙って神出鬼没でトドメを刺す流れになる可能性が高い。この点においても記録中に攻撃を食らわないで済むアイテムを持てるサバイバーを使うことを推奨する。
    • 特質が神出鬼没以外の場合はコピー攻撃か板を操作させて次の板先倒しの無力化を狙ってくるので、どうしても倒さざるを得ない板以外は極力操作しない方が良い。同様に、窓をグルチェに使うのは途中で記録で封鎖されて逃げ場がなくなる場合があるのでやめておくこと。膝蓋腱反射の発動タイミングが鍵となる。
      • 高い壁を有しても記録中はこちらの位置を視認できてしまうので、アイテムの無いサバイバーはフライホイール効果かグルグル回れるエリアでフェイントをかけて時間を稼ぐしか手段は無いだろう。
  • コピーによる攻撃をチェイス・救助狩りの際に使うかはプレイヤーによって大きく異なる。神出鬼没を採用するプレイヤーは前述のコンボを決めるべく、自身の板倒しを記録するものと思われる。上下人格を採用している書記官はコピー攻撃を避けようがないタイミングで使用してくるので個人のみのチェイスでは限界があり、味方の粘着が重要になってくる。
    • ハンター側のコピーに殴られる分には恐怖の一撃が入らないので強引に乗り越えることも出来なくはないが、コピーに殴られてのけぞる→本体に近づかれて恐怖の一撃を食らうという、結魂者に似たコンボを決められる恐れがある。
      • コピーによる攻撃は設置型なので、板窓操作時に使う可能性が考えられる。板を倒しておけばそれを自分で壊す方の記録を取ると思われるので、間接的にコピーの攻撃を抑制することが可能。アイテムでチェイス補助ができるサバイバーであれば一考の余地がある。
    • 更に上手い書記官はチェイスルートを予測して壁越しにコピー攻撃を当ててきたり肉壁を無視して狙ったサバイバーをダウンさせてくる。アイテムを使用すれば回避できる状況の場合、まずいと思ったらためらわずにアイテムを使うこと。
  • 「無効」は厄介と言えば厄介だが、チェイス能力があまり上がる訳ではないので、ファスチェで存在感が溜まることで危険な存在にはならない。医師調香師は回復・香水を駆使してチェイス時間を伸ばせるようにしたい。
    • チェイス中のサバイバーを記録することで板窓を繰り返し操作することを封じてチェイスルートを塞ぐことが可能になるため(窓はもちろん、板を倒す操作でも無効が発動するとその板は乗り越えられなくなる)、全く上がらない訳ではない。記録中は板窓を操作しないという基本は守ること。
  • 極力本体に殴られるのだけでも避けられればチェイスは伸びやすい方なので、占い師は直接攻撃をガードすること。
  • ガードNo.26の時のように、残り0.5ダメージでダウンしそうな場合は出来る限り通常攻撃を食らっておけば、僅かながら時間を稼ぐことができる。
  • 「無効」が解禁された後は尚のこと距離チェを心がけよう
    • この状態からは、チェイス中に解読デバフをかけるために審査により俯瞰視点に切り替える確率が上がる。そのため、グルチェをしていると逆に解読遅延をかける隙を与えやすくしてしまうので、遠くへ逃げるようにチェイスをして、ハンター側はどちらか片方の選択を捨てざるを得なくするように仕向けよう。
      • とはいえ審査中の書記官側の画面ではサバイバーが書記官の近くに居るかどうか表示されているので、湖景村のトウモロコシ畑でもないと審査中にサバイバーを見失うことはまず無い。その上審査中でも書記官本体は移動も通常攻撃も可能なので油断は禁物。書記官が記録の動作をしているのを確認したら、逃げる方向をずらしておくと多少距離を稼ぎやすくなるので、後ろにカメラを回して書記官の動作を見ておくこと。
    • 距離チェの場合、コピーを投影して殴る遠距離技こそ持っているが、当たっても0.5ダメージしか入らないため、これだけで遠くへ逃げるサバイバーを追い詰めるには時間がかかる。逃げるサバイバーを追い詰めるために記録を消費させれば、それだけ解読遅延をかけにくくさせることが可能となる。
    • グルチェだと今居るポジションの板を全て消費させられた後に一撃を貰う可能性が高まる。解読妨害がしっかり行えている書記官であると板を倒しまくられてもなお余裕があるため、そういった意味でもマラソンチェイスを徹底した方が良い。
    • 味方が解読妨害を受けまくっている場合、誇張抜きで180秒以上をチェイスで稼がないと通電が見えない。この点の関しては味方に解読する暗号機を分散してもらうなど対策を徹底してもらうしかない。
  • 粘着できるサバイバーがいるのならば、積極的に仕掛けると良い。書記官自身には「興奮」以外にまともな対抗策が無いので、粘着が決まれば解読妨害もかけにくくなる。
    • 粘着している最中は記録をされていない方のサバイバーが板倒しを行うのが効果的。
  • 通電間際で仲間がゲート前待機できているのなら、無理にチェイスを伸ばす必要はない。書記官の再生で通電される危険もあるし、なるべく通電後にダウンしないよう攻防する必要があるので、余計なアイテム・板の消費は避けるようにしたいからだ。
    • 理想は健康状態で通電後のチェイスを迎えること。1ダメージ化したコピー攻撃でダウンするのを防げる。
  • 地下室の場所をハッキリさせておき、チェイスするサバイバーは地下室に近寄らないこと。同様に湖景村の桟橋にある椅子に運ばれないようにすること。
    • 救助狩り能力が弱い書記官とはいえ、段差を利用されると流石に厳しい。救助出来るメンバーに墓守祭司がいない限り地下からは離れよう。
       

救助

  • 通電前に誰かが脱落した時点でサバイバー陣営の敗北がほぼ確定するため、絶対に見捨てを行ってはならない。
    • 勇士帯でも書記官相手に見捨てを試みるプレイヤーが非常に多い。自分が粘着ができるサバイバーを使用している場合は率先して救助を行い、なんとしても4人通電まで持ち堪えること。「9割救助!」・「私を助けなくていい!」チャットを打つなど味方の理解が得られない可能性があるが、書記官相手に見捨てを行ったとしても引き分けを取ることすら難しいので自分の判断で救助を行ってしまって良い。
      • よほどのことが無い限り、4割見捨て9割救助は仲間の脱落が早まるので厳禁。通電はできても書記官がキャンプする必要が無くなることで開門が間に合わず敗北につながる可能性がある。
      • 味方に墓守祭司が居ないのなら地下吊りされないようにしたい。チェイスで時間を稼げても地下行きになった時点で本来救助に向かうべきサバイバーに見捨ての判断をされ、結果的に勝機を逃すことになる。また、単純にddが取られやすい上に寸止めを潰す手段も持っているので、安全に救助する手段を持っている味方が居ない場合の地下吊りは厳禁。
    • 残り3人になった状態で誰かが吊られると、1人が救助に向かうためもう1人が解読になるのだが、その解読が妨害されてしまうので、実質解読が進まない状態に等しくなる
  • 基本中の基本ではあるが、味方がダウンした時点で救助役のサバイバーは書記官の耳鳴り範囲内まで距離を詰めておくのが一番効果的。解読中の味方の誰かが審査からの無効を食らうのを考慮した上で、確実に3~4割で救助しておくことが重要。
    • 救助に行くつもりのサバイバーがギリギリまで解読を粘って記録を食らってしまうと、実質指名手配を受けているのと同じ状態になるため、中距離で一撃→瞬間移動でチェア前にワープして更に一撃orコピー攻撃2発でトドメの救助狩りが現実的になってくる。万が一救助狩りが決まるとサバイバー陣営の勝利が絶望的になるので、早めの判断で動いて記録を食らわないようにしておくこと。
  • 上記の記録以外では書記官は本体の恐怖の一撃以外に救助狩り性能を持たないが、0.5ダメージを回復できるサバイバーは限られているので、極力コピーによる攻撃は避けられるようにしたい。前述の通り、殴られている間に本体に近づかれて恐怖の一撃を食らうことの無いようにしよう。
    • オフェンス空軍であればスタン攻撃を当てることでほぼ確実に救助が可能。仲間がセカンドチェイスに期待できるサバイバーなら確実にスタンを決めること。
  • 泥棒、オフェンス、探鉱者野人バッツマン曲芸師ならば早めに近づいてアイテムやスタン攻撃で牽制しておこう。そうすることで解読妨害そのものを妨害することができる。
  • 救助されたが即座に「窮余の一策」を食らった場合は、出来る限り椅子から離れた位置を目指してダウンすること。
    • 書記官はサバイバーを運んでいる間だけは解読妨害を仕掛けることができない。この時間を延ばせるだけでもわずかながら解読の猶予が生まれるので、ダウンする位置をよく考えることが重要になる。連続で殴られて存在感が溜まる可能性もあるが、それで救助狩り性能は伸びないので気にすることはない。
  • 4人通電を目指すためにも、通電間際だが即飛びしてしまう仲間がやられそうな時は肉壁を徹底すること。通電間際でなくても無傷救助が出来た場合は、セカンドチェイスを補助するうえでも肉壁をするのは有効な手立てとなる。これならば攻撃アイテムを持たないサバイバーでも出来る牽制手段となる。
    • 書記官は神出鬼没を除けば、せいぜい相手に記録をかけて板窓操作を牽制しながら近づいて殴るくらいしか、救助された相手をダウンさせる手段がない。肉壁を狙うと、救助された仲間が記録されるのを肩代わり出来る可能性がある。板を倒す記録を持っていて逃げ場を塞いでも、肉壁が出来れば仲間を逃がしやすくなる。
      • 逆に救助された仲間が記録を食らってしまっても、肉壁する側が板倒しをすれば十分なチェイス補助になる。とにかく仲間が危機一髪発動の20秒よりもセカンドチェイスを伸ばせるようにすること。
    • 粘着や肉壁した仲間がダウンして吊られてしまっても、むしろその分の時間を稼げるのでサバイバー目線ではありがたい部類に入る。書記官はサバイバーが誰であっても救助しやすいので、最初に捕まった仲間が生存できるだけでもまだ勝算がある。
      • 無論ダウンしないに越したことはないので、解読を放置して肉壁ばかりを意識しないこと。
         

通電後

  • 通電までに4人生存させられているか否かが重要となる。1人でも脱落していると、それだけでゲートを開け切るのが厳しくなる。
    • 辛うじて通電間際まで4人生存できているのであれば、両ゲートにサバイバーが向かう形で引き分けを取れる見込みは出て来る。早期に1人脱落してしまうと解読妨害を仕掛けられて通電すら危うくなる。
  • 誰かが吊られている状態で強制通電を食らった場合は、両方のゲートを同時に開けるのを優先する。片側のゲートに居るサバイバーが下手に救助に向かったがために、救助に成功してもゲートがどちらも開かずジリ貧に追い込まれるのでは本末転倒となる。
  • ゲートを無効にしてラストチェイスを片付けるか瞬間移動で飛んでくる、というのが基本戦術になると思われる。一瞬でもゲートに触れてしまえば9秒間は操作を封じられ、その後も何度も無効をかけられてしまうので、開門させるのが非常に難しい。
    • 2人以上ゲート待機できそうなサバイバーが居るならば、同じゲートに待機しない方が無難である。
  • 通電後の生存者が3人になった場合の最も有効な対抗手段はゲートの解読を後回しにして「引き留める」が切れるまで粘ること
    • 誰かがダウンすると、キャンプしながらゲートの解読圧が出来てしまい、確実に脱落者が1人増えてしまうからである。救助狩り性能の弱い書記官であっても「引き留める」がある状態の救助は非常に厳しい。逆に「引き留める」が切れてしまうとチェイスに手間取ったり、救助狩り性能も多少は落ちるので、味方の生存率が上がって来る。
      • よって、ゲートの記録を撮られた場合はすぐさま離れて隠密を決めよう。通電後はせいぜいゲート付近しか確認できないので、ゲートから離れた位置で負傷中の仲間の治療の治療をしたり、アイテムが尽きたサバイバーは宝箱を漁るなりして、最終決戦に備えたい。もし治療できる仲間がいない等の状況で頭上にカラスが集りそうな場合は両ゲートから離れた位置で待機しよう。それで居場所がバレたところで、徒歩で近づかないと攻撃することが出来ないからだ。
      • ただし「引き留める」が切れているからと言って肉壁を行うと「引き留める」中に記録された書記官のコピーの攻撃(1ダメージ)+本体の攻撃でダウンさせられる可能性があるので、コピーの攻撃で1ダメージを負ったら直ちに肉壁を止めて自分がダウンしないように立ち回ること。最悪の場合2発目のコピー攻撃と本体の攻撃で肉壁対象ごとddを取られるリスクがある。ストックの都合上1ダメージ分の攻撃は1度しか打てないので、これだけは何としてもかわすこと。
      • 救助の際もコピーによる攻撃を狙ってくると思われる。地味に攻撃範囲が広いので、コピーの進む方向と反対方向に進むことで回避を狙う方が良い。本体からの攻撃を食らう方がまだ刀拭きも発生して時間を稼ぐことができる。
    • 1人しかゲート解読に向かえない場合は、一旦中間待機して審査をやり過ごそう。
  • 2人ゲート前に居る状態でこの対処法を知っている同士にのみ有効だが、解読しない者が前に行き解読する者が後ろ側からゲート開放をすれば高確率で回避出来る。分からない人は動画での解説を見よう→参考:くろ第五人格用
    2022/10/20のアプデで不具合扱いにより暗号機は強制的に位置ズレするようになったが、ゲートに関してはまだこの対処法が有効である。
    • しかし、このアプデによる挙動の変化により書記官が既に記録で誰かをタゲっている状態でゲートを開門しようとすると記録の対象が自動的にそちらのサバイバーに移るようになっている。ゲート周辺が既に審査を受けている場合は審査が終わるまで誰もゲートに触ってはいけない。
    • 手慣れた書記官はこの対処法を行なっているサバイバーに対して更に対抗策を練ってくる。
      • この対処法は最初にターゲットされるサバイバーがズレるだけで、書記官側はターゲットの選択が可能。つまり分かっている書記官に対してはターゲット選択のための1~2秒しか効果を得られない。対処法としては、ゲート開門中のサバイバーに完全に重なりながらしゃがんでおくことが挙げられる。こうすることでどちらがターゲットされているか書記官側では判別がつかないからだ。
      • いよいよゲートが開くとなったら瞬間移動で書記官本体が飛んでくる可能性もあり、この場合人数が足りないもう片方のゲートがモロに妨害を食らうことになるので、チェイスに入ったサバイバーはなんとしてもチェイスを伸ばすこと。この間に追われていない方のサバイバーがゲートを開ける手もあるが、ポジションの状況次第ではタゲチェンされた時に逃げ場が無くなる可能性があるので、チェイスに使えるアイテムが残っていない場合は無理にゲートを開けようとせずもう片方のゲートへ急いだ方が安全。
      • コピー攻撃を仕掛けて連携を乱したりダウンを狙ってくる場合もあるので、周囲の警戒はしっかり行うこと。万が一誰かがダウンし、更にゲートがまだ開きそうにない場合は瞬間移動で飛んでくる可能性が高いので、動けるサバイバーは即座にゲートから離れた方が良い。瞬間移動を持っていないと判明している場合は、ゲートの開門を試みたりダウンしたサバイバーの治療を優先するのも良いが、距離感を見誤ると無効を食らったり書記官が徒歩で追いついてくるので、書記官の近くに居るサバイバーはチャットで味方に状況を報告すること。
    • 例として通電直後に1人がゲート前のチェアに吊られて更に耐久ゲージが5割を超えており、更に書記官が瞬間移動を使用できる状態の場合、開門妨害の末の瞬間移動で4人通電からのサバイバー敗北すら見えてくる。中間待機役は下手に自分が生き残ろうとせず、味方が開門している最中のゲートに書記官が瞬間移動するのを阻止する為に、キャンプ中の書記官に耳鳴りをさせて残りの2人が脱出できるようにしておくのも重要になる。
  • もし粘着が可能なサバイバーが生存しているのならば、妨害を仕掛けに行くのも有りである
  • 粘着できるサバイバーがいない場合でゲートの解読が出来る時間と言えば、通電後にサバイバーに通常攻撃を当てた時か、ダウンしたサバイバーを運搬して椅子に運んでいる時くらいである。その時間帯にゲートの解読が不能とならないようにしたいが、サバイバー側の連携が取れないとやはりタイミングよく解読を行うのは難しい。
  • 祭司のロングワープが余っているなら予めゲート付近にワープを貼っておきたい(コピーの攻撃で壊されないように審査の範囲外に貼ること)。4VC限定になるだろうが、囚人がいて反対側のゲートが無効化されているのであれば、送電して補助しよう。
  • 誰かが吊られている状態で強制通電を食らった場合、救助は諦めて味方が居ないゲートの開門に向かうこと。どちらか片方のゲートを開けることさえできればまだ引き分けは取れる。通電時点でゲートに居て開門に関わっていない方のサバイバーは粘着手段を持たない場合、ゲートから離れておくこと。無効を繰り返された上に書記官が瞬間移動してきた場合、開門していたサバイバーごと狩られる可能性が高い。
     

Tips

  • 審査で場所バレからのコピー攻撃や瞬間移動が飛んでくるので、解読や開門が終わっていない暗号機やゲート付近で立て直しを行わない方が良い。なるべく強ポジか書記官の手が届きにくいマップ端で立て直しを行うこと。
  • 2人生存通電を迎えてしまった場合、記録の10秒間(+無効の9秒間、審査も警戒するなら更に5秒)は延々とゲートを封鎖され続けてしまい、実質永久にゲートが開かない。更に審査で開門している側のサバイバーがどちらのゲート側に居るか把握されるので、開門していない側のサバイバーがチェイスに入っていた場合ハッチ逃げも困難となる。身も蓋も無い話になるが、開門していない側のサバイバーが粘着手段を持たない場合は投降した方が早いかもしれない。
    • 粘着可能なサバイバーが生存している場合、粘れば無効の隙を突いてゲートを開けることも不可能ではないが、書記官側はゲートを開けられそうになったらゲートへ瞬間移動することで更に遅延可能である、という点も留意しておきたい。
    • 書記官側が記録の対象を間違える等のミスをすると、3人以下の通電でも引き分け以上を取れることがあるので思い違いをしているプレイヤーも多いが、仕様上書記官側のミスが無ければ3人以下の状態での勝利はまず不可能。味方1人を犠牲にして片側のゲートを強引に開け、引き分けが取れれば良い結果である。
  • 繰り返しになるが、このような状況を作らないために4人生存通電が重要となる。書記官の救助狩りの弱さも考えて安易に見捨てを行わないようにするべきである。
  • 本体スペックが総じて高い点もあって厄介なハンターだが、実のところ能力の大半がサバイバーの行動に依存しているので、行動パターンを理解して書記官に有利な記録を撮られさえしなければ、比較的戦いやすい相手ではある。しかし使用率の低さも相まって書記官に関する理解力が不足している野良が非常に多いため、中ランク以下で書記官相手に勝つのは困難な状態となっている。

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*1 ちなみにガリヴァー旅行記使用中のサバイバーには記録のマークが出ないので記録を取ることを試みることも出来ない