破輪の対策

Last-modified: 2023-12-29 (金) 01:46:59

破輪の対策

通常形態での寡黙による罠設置でグルチェに対応し、車輪形態による高速移動とダメージ蓄積で解読圧と距離チェに対応できるハンター。加えて無敵状態の高速移動技によりほぼ全てのサバイバーの能力を無力化させてくるため、対策らしい対策が殆ど確立されていない。フライホイール効果を使えば各スキルを回避できるが、単純にスキルの数が多く悲観を回避しても寡黙を食らうなど完全に避け切るのは難しい。救助狩りも強く、通電後の攻防にも優位に立ち回れるなど隙がない。どれだけ初動で時間を稼げるかが勝敗を決める。

 
 

解読

  • 開幕で破輪が形態変化する音が聞こえたら窓が近くに無い暗号機から離れ、窓が近くにあるポジションを目指す。味方と破輪のチェイスが始まったら距離チェが可能=窓への移動が容易なサバイバーは窓が無い暗号機の解読を優先する、というのが比較的安全。
    破輪にアイテムを無効化されやすいサバイバーやチェイスが苦手なサバイバーはタゲチェンの可能性も考えて可能な限り窓の近くに居ることが推奨される。
    最終的に窓が無いポジションの暗号機だけ残ったとしても場所を固められず分散していれば破輪の移動速度と言えども隙が生まれ解読を進めることはできるので、窓が少ない区域に三連機を作られると言うことだけは無いようにするのが大事。
    • 月の河公園における橋の上スポーンなど、他のポジションへの移動が間に合いそうにない場合は音が聞こえたらとにかく窓の近くへ移動する。破輪の性能を考えると板しかないようなポジションで即死を取られるよりは遥かにマシである。

チェイス

  • 車輪形態時に回避を狙おうと板を倒したりアイテムを使わないこと
    • 大前提として、車輪形態時の板の先倒しは厳禁。全く意味を成さないどころか板倒しモーションを板もろとも轢かれる事になる。破輪視点だと倒れていない板は針を刺した後の延命に使われる上に車輪形態時の引っ掛かり事故の原因ともなり、板を先倒ししてくれる事ほど有り難い事はない。
    • 破輪のチェイスで最も重要なのは針を刺された後にどう通常攻撃を回避するか。車輪形態では早すぎるうえに存在感が溜まると回避が困難になるので、スタン系アイテムでなかろうとこのタイミングで使うのは無駄遣いにしかならない。オフェンス傭兵ならば通常形態に戻る最中に逃げることも出来るので、なるべく温存しておきたい。
    • 祭司のワープも車輪形態では無駄遣いに等しい。なるべく2回轢かれるまでにワープが張れる場所まで辿り着きたい。通常形態の破輪側は板の間などのここぞという場所に罠を投げて逃げ道を塞いでくるので、それを見越してワープで回避しよう。
    • ただし調香師の場合は例外。タイミングはシビアだが、針が刺されそうなタイミングで香水を使い、刺される前の状態に戻れるようにしよう。幾度針を刺されても存在感が溜まる恐れが無いので、いっそのこと使い切る勢いでチェイスすること。
    • 墓守一等航海士も先に使って良いように思えるが、アイテムの使用を確認後にタゲチェンされる恐れがある。針を2発刺されればタゲチェンしにくくなるので、そこでアイテムを使った攪乱を狙う、と言うのも1つの手である。
    • 占い師の梟は、存在感1000の破輪相手かつ追っているサバイバーが負傷中の場合は使わないこと。「悲観」の効果で梟によるガードを貫通してダウンさせて来るので、完全に無駄遣いとなる。
      • 車輪攻撃よりも、なるべく通常攻撃をガードする方向で使いたい。車輪は存在感を溜めない利点はあるが、後述する「神出鬼没」による通常攻撃のガードを狙えるのが一番理想的なためである。
    • ファスチェにおいては「悲観」が無いので粘着がそこそこ有効。車輪で粘着サバイバーを狙ってくるかもしれないが、結局2発は針を刺さなければならないので、時間を稼げる可能性がある。ただし、向かうならアイコンを見て人格が「傲慢」振りではないことを確認すること。
      • 当然ながら粘着に失敗して存在感をためてしまうと悲惨なことになる。
    • ちなみに破輪の車輪形態の速度は、操作PSがあるプレイヤーなら月の河公園のジェットコースターの速度をも上回る。全駅解放済みの状態で始発←→終点間でジェットコースターに乗っても瞬間移動なしで追いつけてしまう。
  • 車輪形態での方向転換の制御が難しいため、出来る限り入り組んだポジションでチェイスを仕掛けるようにすると良い。
    • 慣れた破輪はどこに逃げようが針を当ててくるが、極力それを回避する努力はしたい。曲がれる角度には限界があり窓枠を乗り越えられないので、角度のきついグルチェポジションや窓枠の多い強ポジに逃げよう。何もない平地であっても、車輪で曲がれない角度で同じ所をグルグルするだけでも轢き難くなる。
    • 車輪形態は急旋回が不可能なので突っ込んできたら遮蔽物に隠れると直撃は回避できる。
      • ただし慣れた破輪は普通にドリフトを行いピンポイントに轢いてきたりする…
      • 更に存在感が1000溜まると「突刺の輪」によって車輪の傍からトゲを生やして一時的に判定を広げてくる(射程内であれば障害物を貫通する)。一般的な板グルポジションでは確実に一発は食らうようになると考えて良い。
      • 更に存在感が最大にもなれば後述の通り壁をも貫通する技を習得してしまい、こうなると強ポジであっても手が付けられなくなる。
  • 特質は「神出鬼没」の可能性が高い。
    • いくら車輪で轢けたところで通常攻撃を当てられなければ意味が無いため、素のチェイス能力の低さを補ううえで採用されやすい。特質が判明しないうちは通常形態であっても板の先倒しは余裕を持って行うように。
  • 強ポジで窓の乗り越えを繰り返すと車輪形態で轢くことができないのでタゲチェンを促すことが出来る。チェイスが弱いサバイバーはこの方法で対抗しよう。
    • 一方で、タゲチェンされるということは他の味方にチェイスを押し付けることになるので、アイテムで時間を稼げるサバイバーが窓の乗り越えを繰り返すのはあまり好ましくない。1回轢かれた後の最終手段と考えた方が良い。
    • また、窓に弱ければ人間形態に戻ればいい話になり、こうなると閉鎖空間でカバーされたり、罠を張ることで妨害される可能性も十分にある。
    • 「突刺の輪」がなくても窓枠に密着していると針が刺さるので、乗り越えたら少し離れること。
  • グルチェしようとすると設置された罠で減速を食らうので罠に当たったり道を塞がれないように余裕を持って動く必要がある。
    • 罠については、上に凸な2次関数のような軌道で投げられる都合上、低い屋根があると屋根にぶつかってしまい思った所に投げられなくなる。永眠町の駅前等は窓枠と合わせて特に破輪が追いにくいポジションなので覚えておきたい。
  • 存在感マックスだと車輪形態から通常形態に戻る際に「道化」の効果で針が周囲に飛ぶ(ある程度の高さがあっても当たるうえに、壁も貫通する)。射程が半径12mなのである程度距離を詰められていると回避はほぼ不可能である。傭兵オフェンスであればアイテムで速やかに離れることで回避可能だがかなりシビア。
    • チェアの近くや占い師の予言などで破輪のシルエットが見えている状態であれば道化を狙っているかどうか判断できるのですぐに距離を取れば回避できる。
  • 針が刺さったら夢の魔女の信徒の自力解除以上の時間を要する点が厄介。初動だと1本刺さっただけでも自力解除に17秒は要する。かといって刺さった仲間を助けにいく余裕はほとんどないと言っていい
    • 針を刺してそのままタゲチェンして全体圧をかけてくるタイプであれば仲間に針を外してもらうのが良いが、夢の魔女戦と同様に野良だと連携を取るのが極めて難しい。移動速度が速すぎるため、4VCであっても不意を突かれる危険性が高い。
 

救助

  • 基本、見捨ては刺さらない。見捨てた所で秒で暗号機まで転がってきてチェイスに入る。その機動力で吊ってから暗号機まで転がって解読圧をかけてキャンプに戻ることも可能なのでがっつり椅子前にはいないプレイヤーもいる。
    • 初手は救助狩りに重きを置くハンターではなく、機動力・チェイスの強さと粘着対応の強さがウリのハンター。傲慢振りも多い。
  • 存在感が最大になる前は早めに耳鳴り範囲内まで接近する、最大になった後は即救が一番安全。中距離で見つかればその時点で救助狩りやDDは避けられなくなる可能性が高い。
  • 針が2つ以上(傭兵は3つ)刺さった状態で殴られると即死するので車輪形態に轢かれないようにする。とはいえ突刺の輪があるので回避は困難を極める……
    • 一応針が刺さってから5秒間は針が追加されないようにはなっているが、それでもほぼ近距離にいない限りは救助狩りされやすい。
    • 存在感マックスの状態では一度轢いて通常形態に戻る際にもう一つ針を刺し、通常攻撃でトドメを刺すのがポピュラーな救助狩りとなっている。とにかく車輪形態に轢かれないようにすることが重要になってくる。
  • 2発刺されてもスタン攻撃を狙えば救助は可能。車輪形態に戻る最中も無敵時間は残っているので、この時に慌ててスタン攻撃をしないようにすること。
  • なお、救助成功時に破輪が車輪形態の場合、被救助者を即ダウンさせることはできない(大抵の破輪は2発針を刺してからの悲観でダウンさせるため)。よって、危機一髪無しの救助でも僅かながら時間を稼ぐことができる。
    流石に存在感が最大だと1発でも刺さればすぐ通常形態に戻ることでダウンを狙えてしまうが、最大に達する前なら1つの戦術としては有りである。
  • 通電が近いのであれば即救やApexも視野に入れるべきである。単独救助で1回でも轢かれると勝ち目が無くなってしまう。
     

通電後

  • 白黒無常同様中間待機をお勧めする。車輪形態の移動速度が速すぎるので、広いマップでも余裕でゲート間の移動が間に合ってしまう。狭いマップであれば尚更危険である。
  • 追われていないが針が刺さったままのサバイバーは必ず隠れて針を外しておくこと。「引き留める」があるとどの道一発アウトとはいえ、殴られる前に罠による足止めをされるのは避けたいからだ。
     

Tips

  • 上手い破輪であってもオフェンス墓守なら対抗は出来る。ファスチェなら一等航海士も抵抗は可能。
    • ただし書かれている対策は全て破輪側のPSで克服される可能性がある。野人傭兵であっても近くに強い窓ポジがなければ即死しかねない。また墓守一等航海士オフェンスはアイテムが有限であり、破輪の圧倒的に高い機動力により即座にタゲチェンされる為、他サバイバーより抵抗が出来るという程度である。
      • 墓守の場合、タゲチェンしたのかまた戻ってくるのかが判断しづらい点が非常に厄介。判断を誤りやすく潜行をやめた途端にまた接近された、なんて事態になりかねない。
      • 破輪側は車輪の切り替えがたった7秒で行えるうえに操作時間に制限が全くないので、長期戦に持ち込んでもこちらが不利になるだけである。
    • 冒険家も索敵能力は無いとはいえ、機動力の高さゆえに仲間にかかる負荷が甚大であるので破輪メタ目的でピックするのは不適切。最低限仲間の救援に向かうようにすること。本人もたまたま破輪の進行方向上に居たために轢き逃げを食らう事故も起きやすい。車輪を使われるとレーダーによる索敵が意味を成さないため、下手に隠密を解除しにくく解読圧をかけられやすい。
      • 4VCによる索敵をしたいなら仲間にどこに破輪が向かっているかを知らせられる弁護士を使う方が良い。ただし恐怖の一撃が効かないという強みも消されるため、ファスチェはどうにか回避したいところだが、スポーン位置によっては開幕で弱ポジから移動する前に破輪が突っ込んできて回避不能である場合も多い。
        これは弁護士に限った話ではないのでVCでさえどうにもならない運ゲー要素が入る部分もある。
  • 骨董商は寡黙の罠を破壊可能かつ通常攻撃を封じることでチェイス時間を稼ぐことができる。しかし投げられた罠が直撃した場合と道化と悲観はどうしようもないので、チェイスにおいてはなるべくファスチェを引きつつ罠の射線を切れるように高い壁のあるポジションを目指すことが大事。

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