武器/バルク武器

Last-modified: 2024-11-24 (日) 02:15:12

MHXXの看板を飾る天彗龍バルファルクの素材から作られる武器群。

目次

概要

MHXX

  • 体内で空気と反応させて生み出した龍気と呼ばれる物質を司るバルファルク。
    本種から作られた武器は龍属性を帯び、ボウガンは滅龍弾の扱いに長ける。
  • 素材元となったバルファルクが翼を変形させる特徴を持っているため、翼の各モードを連想させる武器が多い。
    • 翼を杭の様に叩きつける攻撃を連想させるハンマーとチャージアックスにおける盾突き
    • 龍気噴出口を射撃や笛として利用したガンランス、ヘビィボウガン、狩猟笛
    • 翼脚の槍モードを連想させるランス、操虫棍など。
    その他武器もバルファルクの翼を用いた鋭利な見た目をもつ。
    ガンランスのブラストダッシュ等の狩技を用いれば、バルファルクになりきるのも不可能ではないだろう。
  • しかし、特徴はもっと別の所にある。
    近接武器を使っているハンターはバルファルクを討伐した後、胸を高鳴らせながら工房に行ったことだろう。
    そしてその斬れ味を見た時、目に飛び込んでくるものは……

    lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

    長大な赤ゲージ短い白ゲージ
    …なんとこれしかないのである誰が言ったか紅白運動会。さらに誰が言ったか紅白歌合戦。ネタになりすぎる
    無い。極短のゲージが間にあるとかではなく、本当に白ゲージしかないのである。
    強化していくと白ゲージがどんどんどんどん伸び、最終的に右端に到達する
    その長さは斬れ味ゲージの全体の50%以上を占め、最終的に白ゲージ250になる。白組の勝ち
    刃こぼれ知らずの大業物と思いきや、ある限界を超えた瞬間ポッキリと力尽きる。

  • 一般的に斬れ味は片手剣や双剣でも50あれば十分で、
    100を超えれば斬れ味関連のスキルが不要になると言われるのを考えれば
    250という数値がいかに規格外のものか理解できるだろう。
    大剣は言うまでもなく、双剣ですら白ゲージを使い切るのが困難な程である。
    具体的には、業物があれば村のG級のオオナズチ程度は臨戦すら無しで白のまま討伐できるほど。
  • 極端に長い白ゲージとまずまずの龍属性、一方で紫ゲージが出ないことから、手数武器との相性が良好。
    逆に紫ゲージが出ないため、単発威力を重視する武器とは相性が悪い。
    が、今作では紫ゲージの補正が弱体化している為、相対的に見てそこまでの逆風というわけでもない。
    業物や臨戦を切った独自の立ち回りが出来るとも言える。
    武器種によって向き不向きがハッキリと割れるという使い方を選ぶタイプの武器である。
    • 無属性で短い最大斬れ味に自動修復機能を持つことから、
      単発火力重視の大剣やハンマーが強いレギオス武器とは対照的である。
    • 斬れ味以外の性能はシリーズ通して単体ではまずまずといったところでぱっとしないものの、
      匠・業物などの斬れ味関係スキルを完全に切って火力に回せることから、
      潜在能力は高く、物理寄りな運用も可能になる。
      バルク防具がそもそも火力に全振りなので、相性は最高である。
      ただし生産したてでの白ゲージは短いので、ある程度の強化をして
      十分な長さを得なければ、とても使えた代物ではない。
      それでも使ってみたい場合は斬れ味関連スキルによる補填が必要になる。
    • ただ、白が長いからといって調子に乗って研がずに攻撃し続けると、
      突然斬れ味が赤になり、弾かれたところを痛恨の一撃が飛んできて……なんてことにならないよう注意。
      尤も、溶岩島のようなエリアチェンジ不可のマップで延々戦い続けでもしない限り、
      そんなことはまず起こらないだろうが。
      また、一色の長さが桁違いに長いため砥石を使っても
      【斬れ味が最大になった!】とも【武器の斬れ味が上がった!】とも表示されないことが多い。
      臨戦などの斬れ味微回復効果でよく見る光景だが、この武器では砥石でも当たり前のように発生する。
  • ボウガンも中々のクセ者。生産時点では全体的に装填数が多くなく、LV3の弾は一つも撃てない。
    また、回復弾や状態異常弾も全く撃てず、滅龍弾以外の属性弾が撃てない、と悲惨なことになっている。
    今回の看板ボウガンはガッカリ武器か…と思われるが、
    近接武器の白ゲージが、最初は短かったが最終的に長大になったように、
    ボウガンも強化を重ねる毎に装填数が増加していくのである。
    最終的にはまともに戦えるレベルにはなる。
    ヘビィは攻撃力が低く装填数も他のヘビィと比べて劣るため、
    結局は久方ぶりにメインモンスのジンクスに則ることになるが
    • 滅龍弾との相性は良かったらしく、ライトは史上初めてLV1、LV2滅龍弾両方の速射に対応。
      ヘビィは両方のしゃがみ撃ちが可能である。
      この辺は前作の四天王武器の特徴を受け継ぎ、空席だった龍属性の枠を担っている。
      ライトはともかくヘビィの実用性は皆無だが
  • 弓は溜め段階に応じて貫通と連射が交互に入れ替わるようになっており、溜め3が貫通、溜め4が連射である。
    某神弓のように溜め4のデフォルト解放はされてない。
    属性値は低めだが属性強化ビンがどちらも対応している。
  • バルク防具一式との相性は良好。固有スキルの龍気活性龍属性のみ例外的に封印されないため、
    この武器の低い攻撃力を補いつつ充分な属性値と長い斬れ味で戦える。
    特に、G級のバルクX一式は攻撃スキルが更に追加されるので、属性武器として恥じぬ働きをしてくれる。
    但し、龍気活性の仕様上、一番相性が良いのは大剣がカマキリ武器、他が鎧裂武器だったりもするが。
    • バルク武器でバルク防具を装備すれば、
      爪護符食事逆恨みまでこめて攻撃力は420、スキル、自己強化狩技、アイテムによってはそれ以上伸びる。
      ダメージを受け、体力を調節する必要がある龍気活性とブレイヴスタイルは相性がよく、
      更にバルク防具が逆恨みと攻撃大も難なくつけられるものとなっている。
      龍気活性とブレイヴを採用した場合、どうしてもスロースターターにならざるをえないことから見ても、
      この長大な白ゲージ武器を装備することを見込んで、バルク一式はデザインされていると見ていいと思われる。
  • 名前は生産段階では「銀翼の○○(武器の漢字表記)」で統一されている(太刀のみ例外)。
    バルファルクの異名である「銀翼の凶星」を意識したネーミングなのは間違いないだろう。
    ちなみに「銀翼」というのは光を受けて輝く航空機の翼を表す言葉である。
    某SF・スチームパンクアニメを連想したハンターもいるかも知れないが……。
    LV2で最終強化になり、金冠が付く。そこから限界突破し、LV6で究極強化となる。
    • 限界突破の際はどの武器種も獰猛化濃縮エキスを使うため、G★3へ上るための緊急クエスト出現後となる*1
      幸いG★2を攻略する段階ではまだ龍属性の出番が少ないため強化時期は悪くない。
      武器種にもよるだろうが、限界突破が可能になると同時に戦うことになる
      ラオシャンロンに対して有効な武器となるだろう。
    最終強化の武器名は「龍星○○△△△」、究極強化は「赫醒○○□□□」で統一されている。
    ヘンテコな名前のメインモンスターの武器が増えていたが、これらは普通にカッコいい銘である。
  • 生産時の武器解説文は大人しめだが、
    最終強化形は「恐れ見よ。*2という前置きに始まり、武器の特徴を捉えた短文が記されている。
    • ちなみに、村上位のストーリーにてバルファルクと対峙する際のクエスト名も
      「恐れ見よ、赤き災厄の彗星を」であり、武器解説文と統一されている。
  • 究極強化の時はバルファルクのレア素材である赫色の龍氣玉と、
    かの悪名高い古龍の大宝玉を使うので、製作難易度は高い。
  • この特異な性能故、明確な競合相手と成りうるのは極星武器アルバ武器位だろう。
    しかし、前者は平凡な物理性能に低めの龍属性、斬れ味も少しの紫とそれなりの白に残りは長い長い青ゲージ
    というどうにもパッとしない性能。
    素材元も前作ほど乱獲できるわけではなくなっているため、基本的にはこちらが圧勝と見て良い。
    後者は白250とは行かずとも、素で紫50白60という優れた斬れ味は健在。
    物理性能、属性値も共にかなり拮抗しており、物理、属性値共にアルバ武器がやや優勢気味であるが、
    あちらは裏ボス故の制作時期の遅さ、更に紫ゲージの補正値弱体化によるアドバンテージの減少などが向かい風と
    なっており、総合的な期待値で多少負けても斬れ味の維持能力でこちらが挽回できるというケースも少なくない。
    また、制作時期という点ではこちらが圧倒的に早く、先に入手できるという点ではこちらが有利と言える。
    中には初登場なのにもかかわらず完全にこちらに食われた悲惨なものも…

MHRise

  • Ver.3.0のアップデートにて、特殊個体の奇しき赫耀のバルファルクが登場。同時にバルク武器も復活した。
    特殊個体としてデザインが変更され、青ざめた銀と黒だった通常種武器と比べ
    迸る龍気で全体が赫く染まっており、紫じみた銀のカラーリングとなっている。
    • 武器銘も変わっており、龍気で焼け付いた影響か「銀翼の○○」ではなく「赫翼の○○」に。
      最終強化は「龍天○○△△△」で統一されている。
    • 解説文も変更されており、最終強化時の「恐れ見よ(聞け)。~を。」というフレーズも採用されていない。
      ただし、奇しき赫耀のバルファルクの登場ムービーにおける語りで聴くことができる。
  • 性能はMHXXの時と変わらず、やや低めの攻撃力と高い龍属性、
    そして近接武器はお馴染みのしかない斬れ味ゲージ。
    ただ、XXは登場段階でG級まで解放されていたが今作では上位までの為、
    最終強化でも右端いっぱいまで伸びる訳ではなく、XXの上位程度の長さ。
    最終強化すると斬れ味ゲージの総量が減少するという変わった特徴がある。
    • 斬れ味の総量が150しかないため、生産画面では少々不格好に見えるが、
      クエスト中の斬れ味表示ではXXの究極強化形態を彷彿とさせる見た目になる。
      HUD上では斬れ味が表示いっぱいに引き伸ばされることを考慮しているのだろう。
      また、引き伸ばされる関係上斬れ味の減少量が非常にわかりやすく、白を使い切るタイミングを把握しやすい。
    • XX上位では白70だったがRiseでは白90まで上昇している。
      それ以外の性能はおおむねMHXX基準。操虫棍の攻撃力が低いのもMHXX基準…
  • 百竜スキルは「攻撃力強化III*3」「竜種特効」「天彗龍の魂」が付与可能。
    種特効は古龍種には効かないので要注意。
    天彗龍の魂は「龍属性やられ発症時、龍属性攻撃値を1.2倍にする」という効果。
    …ご存じの通り、通常の龍属性やられを発症すると属性値が消えるため、通常はまったく意味がない。
    バルファルクと共に復活した龍気活性と組み合わせるのが前提の百竜スキルである。
  • ライバルとなりうるのはこの武器種の登場と同時に最終強化を果たしたイブシマキヒコ武器だろう。
    青ゲージが長く斬れ味ケアがこちらと同じくほぼ不要であり、
    今作で龍属性を第一弱点とするモンスターはあちらが付与できる「空棲系特効」がことごとく有効。
    とはいえあちらはおまけ程度にしか龍属性がついていないので、スキル構成次第といったところ。
  • 今作では剣士の属性武器は非常に活躍しにくいバランスになってしまっており、
    属性特化の本武器群もあまり目立たないものが多くなってしまっている。
    しかし、比較的属性が重視されやすい手数武器に関しては
    ライバルのイブシ武器に対抗しうる性能と目されることもある。
    非常に長い白ゲージで物理面もある程度補えるのも強み。
    特に、双剣は剣士武器の中では属性が重要視されており、龍属性双剣の中では最高峰の逸品になっている。

MHR:S

  • 攻略中にはMR強化できず、ラスボス撃破後にMR70で奇しき赫耀のバルファルクのMR個体が登場。
    大変な重役出勤なだけあり、MRでもその性能は折り紙付きである。
    • MRでの武器銘は「赫絶の○翼△△△△」に統一されている。
    • なお、MR強化に伴う新しい解説文が用意されておらず、上位の最終強化のものと同じままになっている。
      上位から直接MRの最終強化に到達するのは天彗龍派生と百竜ノ淵源達の武器くらいだが、
      あちらは風神龍派生と雷神龍派生で対になるような内容の解説文が追加されている。
  • 上位同様斬れ味ゲージはの2色。
    白ゲージは140まで伸びている*4ため手数武器でも斬れ味スキルを切るのも十分選択肢に入るようになった。
    数値スペックは攻撃力320~340前後と平均よりやや上程度、
    そして50~60の非常に高い龍属性値を持つものが多い。
    武器スロットは1つだが、武器種によりLv2だったりLv3だったりとやや格差が見受けられる。
    百竜装飾品スロットはLv2であり、引き続き天彗龍の魂も発動可能である。
    • 狩猟笛は攻撃力が280と非常に低いが、「属性攻撃力UP」「攻撃力&会心率UP」の旋律により、
      旋律込みでの攻撃性能は他武器種に決して劣るものではない。
    • ボウガン2種は高い攻撃力と滅龍弾が得意という特性は上位と変わらない。
      ライトボウガンはやはり継戦能力に難があり扱いが難しいが、
      ヘビィボウガンは上位で百竜スキルで解放されていたLV3通常弾がデフォルト解放になっており、
      歩き撃ちも可能なので通常弾ヘビィとしてはなかなか使いどころがある性能に。
    • 弓はぶっ飛んだ属性値からの拡散5という特性が健在である。
    • ちなみに傀異錬成で斬れ味を強化していくと赤ゲージがどんどん縮んでいき、
      最大強化のLv4ともなると赤ゲージが完全に消滅し、白一色になる
  • 本作はどの武器種も属性値の大インフレによって属性武器が復権を果たしている。
    赫耀武器もその流れに乗っており、龍属性弱点のモンスターも増えたため使いどころも十分。
    • 本作はメル・ゼナ武器マガラ武器等といった新たな龍属性武器も登場しているが、
      やはり斬れ味の長さとトップクラスの属性値という特性はなかなかに強烈で、
      紫ゲージがないことを考慮しても平均水準の物理火力は確保しているバルク武器は
      総合的な使いやすさではトップという武器種が多い。
      • 近接では斬れ味ケアをほぼ完全に放棄できるスキル自由度から物理汎用装備としても採用できる。
        無論それぞれの相手に合わせた属性武器には及ばないが、
        相手を選ばない十分な火力と快適な立ち回りはなかなかの魅力。
    • 前作でライバルだったイブシマキヒコ武器は
      青ゲージから直接紫ゲージが出る」という、
      赫耀武器のような他の武器にはない特殊な斬れ味ゲージを持つようになった。
      新スキル・研磨術【鋭】との相性もよく、
      物理重視のマキヒコ武器、属性重視のバルク武器、といった棲み分けがされている。
      • なお、バルク武器も一応研磨術【鋭】で使えなくはない…
        というか、白ゲージを使い切れば即座に赤という唯一無二の特性により、LV1の研磨術で事足りてしまう。
        あまりにも白ゲージが長すぎる上に、一度使い切ると研ぎ直すまで戦力外になるなど
        欠陥が多すぎるためにこれメインでの運用はネタでしかないが、
        上手いことLV3スロットが1つ余ったが特に入れたいスキルがない…
        なんて時は試しに入れてみてもいいかもしれない。
    • 物理と属性を両立した強武器としてオンリーワンな立ち位置を維持し続けたバルク武器だったが
      アップデートVer.13.0にて復活した渾沌マガラ武器が強力なライバルとして台頭してきた。
      属性値や斬れ味、素の会心率ではこちらが優位に立つ一方、
      あちらは特殊ギミックによって狂撃化時の物理火力を跳ね上げることができる。
      本作ではほぼ常時狂竜症に感染できる狂竜症【蝕】が登場していることもあり、物理火力では後れを取りがち。
      他にも武器スロットでは上回られていたり、紫ゲージを出すこともできる為に剛刃研磨運用も可能と
      スキルを揃えた時の性能では劣勢となることが多い。
      今後は高い属性値と特異な斬れ味を活かす運用を求められていくだろう。
      消費特効の輸入が待ち望まれる。
    以上のように、基本的には元メインモンスター(の特殊個体)の武器に相応しい優等生が多いのだが、
    Ver.14.0現在では主流である傀異討究クエストでは出番が少なめ。
    これは龍属性弱点のモンスターが少ないためで、バルク武器に限らず龍属性武器全体の悩み。
    そのため、性能自体は優秀なのに使う機会があまりないという少々不憫な状況に陥っている。
    • Ver.15以降は龍属性に弱い古龍種がエンドコンテンツ帯に複数追加されたものの、
      最終アプデにて原初メルゼ武器
      素紫ゲージ・バランスのとれた性能・Lv4×3スロット+百竜Lv3の龍属性で参戦し、さらに競合が激化した。
      豊富なスロットを活かして無理やり火力スキルをガン積みできる上、
      これまでバルク武器が最大の長所としてきた斬れ味はやはり天衣無崩でフォローできる。
      もっとも、原初メルゼ武器+アマツ防具の組み合わせはバルク武器よりさらに遠い道のりには違いないので、
      なんだったら彼らを倒すためにあえてバルク武器を作って挑むのも悪くないだろう。
      幸い、どちらも龍属性がよく通るため、その討伐にはこの武器がぴったりである。

武器一覧

通常種武器

  • 3DS版MHXXの発売当初はチャージアックスの最終形が「赫醒斧ジルバッド」と誤植されていたが、
    2017年8月に配信されたVer.1.2.0のアップデートで漸く修正された。

特殊個体武器

  • 名前の横文字部分はMHXXを踏襲し、さらに赤系統の色の名前を組み合わせたもの。
    さすがに今回は盾斧の名が剣斧と間違われてはいない。
    MHR:Sでは奇しき赫耀のバルファルクのMR進出に伴いさらなる強化先が実装されたが、
    MRでは「赫絶の◯翼△△△」
    (◯には武器種の特徴を表す漢字一文字、△△△は星座や恒星を表す名前)の名称で統一されている。
    武器種初期段階最終強化MR最終強化
    大剣赫翼の大剣龍天大剣クリムゾナル赫絶の巨翼ジャウザー
    太刀赫翼刀龍天刀【紅百武】赫絶の閃翼アケイシャ
    片手剣赫翼の速剣龍天剣ヴァミリオルグ赫絶の連翼アクルス
    双剣赫翼の双刃龍天刃ヘスタカミン赫絶の対翼カトルクス
    ハンマー赫翼の穿鎚龍天鎚レッドノウド赫絶の剛翼ヴェスリオ
    狩猟笛赫翼の拍笛龍天笛ホルマゼンタ赫絶の澄翼ステレジア
    ランス赫翼の尖槍龍天槍エンカラモズィ赫絶の尖翼スパルカ
    ガンランス赫翼の銃槍龍天銃槍ベネートルイ赫絶の烈翼カペテイラ
    スラッシュアックス赫翼の剣斧龍天剣斧ロスドナータ赫絶の統翼ベリューラ
    チャージアックス赫翼の盾斧龍天盾斧スカルテバト赫絶の機翼キュグニ
    操虫棍赫翼の鋭棍龍天棍シュミカーメン赫絶の躍翼アルテア
    ライトボウガン赫翼の連弩龍天弩ホーテルベニィ赫絶の輝翼ジェハダル
    ヘビィボウガン赫翼の重砲龍天砲デビルーイ赫絶の噴翼アケルナル
    赫翼の大弓龍天弓ヘルバネズ赫絶の飛翼アガステヤ
    アイルー赫翼のネコ剣-赫翼のネコ剣・真
    ガルク赫双翼のガル剣-赫双翼のガル剣・真
     

由来に関して

  • バルファルクが彗星に喩えられることから、
    バルファルクの素材を使って作った武器も彗星の名前を冠するものが多い。
    その生きざまは「彗星」より「ミサイル」とでも言った方が正しい気がする。
  • 通常種の武器銘は日本語版では全て彗星の名前を捩ったものとなっているが、
    これが海外版では彗星の発見者の名前を捩ったものやモチーフの彗星が日本版と異なるものなど、
    日本版の武器銘の英訳とは全く異なる名前になっているものも多い。
  • 特殊個体の武器は、通常種の武器銘に赤系の色の名前を足したものとなっている。
    しかしMHR:SでMR武器が追加されると通常種の武器銘はどこへやら、
    なんと彗星から大きくスケールアップし「恒星」の名前を冠するようになってしまった
    早い話がこいつらと全く同じ由来である。しかも結構な数被っている。特に後者。
    武器銘はいずれも有名な星座を構成する恒星に由来するもので、
    その中でもα星*5の名前が多く並ぶが、一部の武器種はβ星*6に由来する名前を持つ。
    このことから、正確には全天に21個ある一等星*7がモチーフの可能性が高い。
  • 以下の表はそれぞれ通常種の日本版と海外版、特殊個体武器の上位版とMR版の武器銘の由来と思われるものである*8
    特殊個体武器MR版に関しては、解説が長くなるため個別で補足する。
    武器種通常種武器(日本版)通常種武器(海外版)特殊個体武器(上位)特殊個体武器(MR)
    大剣ハレー彗星エドモンド・ハレークリムゾンリゲル
    太刀百武彗星百武裕司(Hyakutake Yuji)紅色ミモザ
    片手剣オルバース彗星
    ヴォルフ彗星
    IRAS・荒貴・オルコック彗星ヴァーミリオンアクルックス
    双剣ウェスト彗星ハーシェル・リゴレー彗星カーマイン*9カストル
    ポルックス
    ハンマーバーナード彗星マックノート彗星レッドアンタレス
    狩猟笛ホームズ彗星エドウィン・ホームズマゼンタレグルス
    ランスエンケ彗星ヨハン・フランツ・エンケクラモアジー*10スピカ
    ガンランスベネット彗星ジョン・カイスター・ベネットルー*11
    ルイユ*12
    カペラ
    スラッシュアックスドナティ彗星バティスタ・ドナティロッソ*13ベガ
    チャージアックステバット彗星トンボー・テナグラ彗星スカーレットデネブ
    操虫棍シューメーカー彗星シューメーカー・レヴィシクラメンピンク
    カーマイン
    アルタイル
    ライトボウガンコホーテク彗星ルボシュ・コホーテクルビー
    紅色
    ハダル
    アルファ・ケンタウリ (中国語版、後述)
    ヘビィボウガンデヴィコ彗星デニング藤川彗星ルーイ*14アケルナル
    ヘール・ボップ彗星*15ウィルソン・ハバード彗星梅鼠カノープス
     
    MR特殊個体武器の由来補足
    赫絶の巨翼ジャウザー(大剣)
    由来はオリオン座β星「リゲル」で、「ジャウザーの足」を意味するアラビア語を語源とする。
    「ジャウザー(Jauzah)」はアラビア伝説に登場する女性の名。
    アラブ世界では現在のオリオン座をこのジャウザーになぞらえて認知していたといわれ、
    「ジャウザー」の一語はオリオン座を構成するほぼ全ての星の語源に含まれるため、
    オリオン座そのものを指す可能性もある。
    ちなみに中国語名は「参宿星」だが、「参宿」という単語そのものが「オリオン座の真ん中ら辺にある星」をひっくるめた
    中国古来の星座を表す(リゲル単体を指す場合は「参宿七」となる)。
    赫絶の閃翼アケイシャ(太刀)
    由来はみなみじゅうじ座β星「ミモザ」。
    ミモザという単語はアカシア(Acacia)属の植物を指すものとして広く知られるが、厳密に言えばこれは誤用
    原義では全く異なるオジギソウ属の植物を意味し、星の名前もこちらの原義に由来する。
    赫絶の連翼アクルス(片手剣)
    由来はみなみじゅうじ座α星「アクルックス」。
    α星の「アルファ(A)」とみなみじゅうじ座を表す「クルックス(Crux)」を組み合わせたもの。
    うしかい座α星のアークトゥルスが由来という説もあるが、
    中国語版での武器銘にみなみじゅうじ座α星を意味する「十字二」が用いられていることから、
    こちらの可能性が高い。
    赫絶の対翼カトルクス(双剣)
    「カストル」はふたご座α星の固有名で、ギリシア神話の英雄カストールに由来する。
    「ポルックス」はふたご座β星の固有名で、ギリシア神話の英雄ポリュデウケースに由来する。
    ちなみに、先述のカストールとは双子の兄弟の関係であり、
    ふたご座という星座の名前もこの二人の関係に由来するもの。
    赫絶の剛翼ヴェスリオ(ハンマー)
    由来はさそり座α星「アンタレス」。
    ギリシア語で「火星に拮抗する星(ἀντι-Ἄρης)」を意味するが、
    ラテン語の固有名の一つにヴェスペルティリオ(Vespertilio)というものがある。
    赫絶の澄翼ステレジア(狩猟笛)
    由来はしし座α星「レグルス」。
    ラテン語で「小さな王」を意味し、古代ローマでは「王の星」を意味するステラ・レジア(stella regia)と呼ばれた。
    赫絶の尖翼スパルカ(ランス)
    由来はおとめ座α星「スピカ」。
    戦時中の日本に於いて「真珠星」と呼ばれたこともあり、その真珠は英語でパール(pearl)。
    赫絶の烈翼カペテイラ(ガンランス)
    由来はぎょしゃ座α星「カペラ」。
    ラテン語で「牝のヤギ」を意味するが、これはギリシャ神話に登場し、
    ゼウスに乳を与えて育てたとされるアマルテイア(Amaltheia)が語源とされている。
    赫絶の統翼ベリューラ(スラッシュアックス)
    由来はこと座α星「ベガ」。東アジア圏では七夕の織姫としても有名。
    一般的にはベガ(Vega)と呼称されるが、ラテン語ではリューラ(Lyra)と呼ばれる。
    赫絶の機翼キュグニ(チャージアックス)
    由来ははくちょう座α星「デネブ」。
    他の星座の同名の星と区別するためにデネブ=キュグニ(Deneb-Cygni)と呼ばれることもある。
    赫絶の躍翼アルテア(操虫棍)
    由来はわし座α星「アルタイル」。
    アラビア語で「飛翔する鷲」を意味する。東アジア圏では七夕の彦星としても有名。
    赫絶の輝翼ジェハダル(ライトボウガン)
    由来はケンタウルス座β星「ハダル」。ギリシア語ではアジェナ(Agena)とも呼ばれる。
    中国語版では「南門星」だが、こちらはハダル(馬腹一)ではなく
    ケンタウルス座α星「アルファ・ケンタウリ(南門二)」を指すものと思われる。
    赫絶の噴翼アケルナル(ヘビィボウガン)
    由来はエリダヌス座α星「アケルナル」。アラビア語で「河の果て」を意味する。
    赫絶の飛翼アガステヤ(弓)
    由来はりゅうこつ座α星「カノープス」。
    ヒンドゥー教に於いてインド神話に登場するリシ(聖仙:聖典を修得した賢者)の1人になぞらえ、
    アガスティヤ(अगस्त्य;Agastya)と呼ばれることもある。

余談

  • メインシリーズにおいて斬れ味が赤から順に揃っていない武器というのはバルク武器が初めてであるが、
    派生作品のMHFでは2008年ごろと非常に古い時代の時点で斬れ味ゲージが赤と白しかない武器が登場していた。
    当時のMHFを遊んでいたプレイヤーは、バルク武器の奇妙な斬れ味ゲージに対して妙な懐かしさを覚えたかもしれない。
  • さらにMHR:Sでは、傀異錬成で斬れ味強化Lv4をつけると解放ボーナスと合わせて遂に斬れ味が白のみとなる。
    その斬れ味ゲージの姿はいつぞやのヌメヌメ双剣を彷彿とさせるものであり、
    あの特異な斬れ味をメインシリーズでも再現可能になったことはある種感慨深いものがある。
    …もっとも、実用性は全くないが。
    • ちなみに、モンハンでは「表示上で赤ゲージの存在しない武器であっても
      斬れ味が完全にゼロになると強制的に赤ゲージとして扱われる」という仕様が存在するために、
      バルク武器もドドン・シザーも斬れ味を使い切ったら結局赤になってしまう。
  • 最終強化の説明文を正直に受け取るならば、
    本武器群は古文書に記される程に古い時代から存在していたようである。
    しかし、そもそも龍歴院がバルファルクの存在を確認するまで
    彼の存在は(ハンター稼業が成立するより遙か前の)古文書や伝承の中でしか語られていない。
    普通に考えるのならば、当時の人々が天彗龍を下して(もしくは彼の死骸を発見して)、
    その素材で14種の武器*16を作ったとはとても考えづらいのだが、
    仮にハンターの時代よりも高度な技術と戦闘力を持った古代文明があったと仮定するならば
    有り得ない話ではないのかもしれない。もしくは工房が趣味で適当に書いたか

関連項目

モンスター/バルファルク
モンスター/奇しき赫耀のバルファルク
防具/バルクシリーズ
武器/ギザミ武器 - 鎧裂武器がバルク武器に次ぐ長大な白ゲージ(120)を持っている。無属性版バルク武器のような存在。
武器/レギオス武器 - 星座を構成する天体の名を冠する武器。
武器/ガロア武器 - 星座の名を冠する武器。
武器/幻雷刀【聳弧】 - MHFにて2008年に初めて登場した、赤と白しかない斬れ味ゲージの武器の元祖。
モンハン用語/ギミック武器


*1 G★2の獰猛化クエストはキークエストをクリアかつ該当モンスターの狩猟が出現条件。
*2 狩猟笛の解説文のみ「恐れ聞け。」という単語に置き換わっている。
*3 ヘビィボウガンは通常弾追加II
*4 双剣のみ白150
*5 その星座の中で最も明るい星のこと。
*6 その星座でα星に次いで2番目に明るい星のこと。
*7 明るさを示す等級が1.5以上の恒星23個のうち、3つの恒星からなるケンタウルス座α星(アルファ・ケンタウリ)に加えて地球の主星たる太陽を除いた21個の総称。
*8 一部旧編集議論掲示板の雑談スレッド【その9】より引用
*9 発音によってカーミンと呼ぶ場合もある
*10 フランス語で「クリムゾン」に相当する
*11 フランス語で赤茶色のこと。カレー等の「ルー」の語源
*12 フランス語で赤錆色のこと
*13 イタリア語で「赤」のこと
*14 アフリカーンス語で赤色のこと。ルイボスティーの「ルイ」の語源
*15 究極強化の「ヘヴンゲイト」はこの彗星の出現と同時期に集団自殺事件を起こした団体「ヘヴンズ・ゲート」が由来か。
*16 当然その中にはスラッシュアックス、チャージアックス、操虫棍などの歴史の短い武器種もある。まあそれらは発掘されることもあるんだけど。