ワイルドハント

Last-modified: 2020-02-17 (月) 21:03:25

◆忍◆ ニンジャ名鑑#151 【ワイルドハント】 ◆殺◆
ザイバツ・ニンジャ。大小様々なコマを射出・回転させ、周囲に展開。小型スリケンをオート射出するコマ、それ自体が爆弾となり敵に体当たりを試みるコマ、彼自身が上に乗って高速移動するコマなどがあり、使い分ける。

登場エピソード Edit

 

「だが、ここまでだ。今ここで、ザイバツの閉塞のスパイラルを食い止める。この俺が!」


人物 Edit

  • ザイバツネオサイタマ派遣部隊において総指揮官的な立場を務めるニンジャ。マスター位階。
  • カラテのワザマエはもちろんのこと、合理的な思考と状況判断力を武器に作戦立案・部隊編成・戦闘指揮からセッタイ・交渉まで多方面に辣腕を振るう実際有能な前線指揮官である……が、上層部から評価されていたとは言い難いのが悲しいところ。
  • 理不尽かつ無意味に殺されたモータルに対して一縷の哀れみを覚えるなど、邪悪な面は一般的なニンジャのそれと比べれば薄い。
    • しかし、デッドムーンを「非ニンジャのクズ」と称したり、物理書籍版ではモータルのハッカーに対してインシデントが起きたらセプクするよう脅すなどしたところを鑑みるに、ザイバツ・ニンジャらしくニンジャ至上主義ではある模様。
  • ニンジャスレイヤープラスN-FILES【シージ・トゥ・ザ・スリーピング・ビューティー】にて、タナカ・ニンジャクランのグレーターニンジャのソウル憑依者であることが明かされた。
     
  • Twitter連載版ではニンジャスレイヤー打倒のため、ケジメ覚悟でザイバツが蔑視する人間のテック(果ては元々敵対勢力のものだったテック)や外部のハッカーを独断で利用するなど柔軟で実用的な戦術を披露。また、書籍版ではアマクダリとの政治的駆け引きを演じる場面が多く描かれた。
     
  • 派閥間のパワーゲームに明け暮れる上層部と官僚主義めいて動きの鈍い組織の体質に怒りを覚えながらも、ニンジャスレイヤーの危険性を適切に評価し、それに対応すべく劣悪な条件下で最善を尽くそうとする姿に中間管理職の悲哀を感じとり、エールを送ったヘッズは多い。
     
  • ザ・ヴァーティゴ=サン曰く、元はヤクザクランもしくは軍関係出身ではないかとのこと。

外見 Edit

  • ザイバツのネオサイタマ駐留組の現場指揮官として、第2部の複数のエピソードに登場する重要な敵ニンジャでありながら、何故か外見の描写に乏しい。何色のニンジャ装束なのかすら描写がない。フビン!
  • 書籍版の登場人物名鑑では頭巾とメンポで頭部を覆い、チャップス付きのニンジャ装束を着用。手足と腰に手のひらサイズのコマをびっしりと装着している。腰に手をあて仁王立ちする姿は、ニンジャにしてはさほど邪悪さを感じさせない人物像と相まってむしろ味方側のキャラクターにも見える。

元ネタ・考察 Edit

  • ワイルドハント(Wild Hunt)とは欧州に伝わるオバケないしフェアリーの一種。馬や猟犬を率いる猟師団で、目撃者に災いをもたらすとされる。日本語では「荒猟師」などと訳される。
    • 彼がジツによって統率し、自在に操る無数のコマ達をワイルドハントを構成するオバケの群れに喩えてのネーミングか。その姿は実際敵にとっての災いと言えよう。
       
  • 余談だが、第4部のエピソード「フリージング・フジサン」にてこの本来の意味としての「ワイルドハント」という単語が突如登場し、彼を連想したヘッズによって実況タグは一時沸くこととなった。

部下/ネオサイタマ侵攻・駐留部隊 Edit

  • 前述の通り指揮官的な立場にある彼だが、派閥間の争いがチャメシ・インシデントのザイバツにおいて後ろ盾を持たない身であることが災いしてか、部隊の戦力全てを有効に活用出来たとは言いがたいところがある。
  • なお、ネオサイタマ侵攻・駐留部隊はザイバツにおける左遷コースであり、上層部に疎まれている者や素行に問題がある者が複数派遣されている。つまりは問題児を一手に引き受けているともいえるが、ワザマエにおいてはアデプト位階でありながらマスター位階に匹敵する強者も存在する。

ワザ・ジツ Edit

  • 劇中ではあえて味方を攻撃に巻き込むことで致命傷を防いだり、効果的にジツを展開しドラゴンベインのインターラプトを阻止してみせるなど、非凡な援護・牽制の手腕が光った。プリンセプスもあの調子で援護してもらいたかった。
  • さりとて、決して後方からの支援攻撃重点のニンジャというわけではなく、単独での戦闘能力も実際高い。

コマ・ジツ Edit

  • 名鑑通り、「親ゴマ(大ゴマ)」とそこから射出される「子ゴマ(中ゴマ)」「孫ゴマ(小ゴマ)」をIRCで同時に遠隔操作する。
    • 自身は直径1mの鋼鉄製「親ゴマ(大ゴマ)」の上に直立、回転しながら多数のコマの指揮を執る。
      • 竜巻めいた高速回転は実際攻防一体であり、生半な攻撃を易々と弾き飛ばす。聖なるヌンチャクを相手にしてさえ、五度に渡って切り結んでみせた。
    • 子ゴマは小型スリケンを射出する機構を備えており、彼のヒサツ・ワザの要となる。また大きさと重さもそこそこあるのか、ニンジャを弾き飛ばせる程の力を誇る。孫ゴマはそれ自体が爆弾となっている模様。これらを巧みに使い分け、さながら『機動戦士ガンダム』のビットやファンネルめいた三次元攻撃で相手を翻弄する。
  • この他、長い鞭状武器を手にしており、親ゴマの起動時にはこれを打ち振るっている。

ストーリー中での活躍 Edit

(たかが「ネタバレ1つ」だと……? ただ1つのネタバレがここまで掻き乱す! だから危険なのだ。)

  • 時系列順では書籍版「ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ」の加筆部分にて初登場。デスナイトらザイバツのネオサイタマ襲撃部隊と共にポータルが開かれた廃テンプルに姿を現している。「キックスタート・ア・ニュー・デイ」でニンジャスレイヤーがテンプルを訪れた際にはすでに立ち去っていたため、彼と対面することはなかった。
     
  • ちなみにTwitter連載版ではネオサイタマ派遣の経緯が明らかにされなかったため、ザイバツが制圧を済ませた後に安全にネオサイタマ入りした上級位階者の一人と考察されることもあった。3割がロストする危険なポータルに飛び込まされた時の心情はいかばかりだっただろうか……。
     
  • ネオサイタマ炎上事変での行動は書籍版書き下ろしエピソード「ライズ・オブ・アマクダリ」で明らかにされた。ラオモト家の人間を捜索中にラオモト・チバを発見、身柄を確保しようとしたが、突如現れたアガメムノンらの妨害を受けたため即座に状況判断を下し撤退。後日アンバサダーと共に停戦条約交渉に出席し、アンバサダーとチバの条件闘争が膠着したタイミングで最終提案を突き付け、アマクダリ側に不利な内容の条約締結に漕ぎ着けた。
     
  • Twitter上の連載順では初登場となる「ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション」では、アマクダリ襲撃及びニンジャスレイヤー討伐のためネオサイタマまで出向いたダークドメインインペイルメントと共に出迎え、不機嫌極まりない彼の威圧感や冷酷なふるまいに圧倒されながらもセッタイに務めた。その姿はヘッズ達から中間管理職のさえない親父扱いされると共に、一部の同情を買った。
  • 続くアマクダリとのイクサではダークドメインに代わって指揮を取り、的確な状況判断に基づいて他ニンジャへの援護を行いつつ、インペイルメントと共同してブラックウィドーを攻撃。地道かつ見事な連携でこれを屠り、最終的にアマクダリを撤退に追い込んだ。
     
  • 「シージ・トゥ・ザ・スリーピング・ビューティー」では、ニンジャスレイヤーがダークドメインを倒した事実を重く受け止め、これを追撃するべく急遽部隊を再編成。唯一の後ろ盾であったダークドメインを失い、上層部との折衝に難渋しながらも、ナンシー・リーやデッドムーンといったニンジャスレイヤーの協力者達の存在をも調べ上げ、入念な事前準備のもと大規模な包囲作戦を敢行する。
  • 自身は装甲車内で多方面展開を指揮するが、ニンジャスレイヤーは悉く妨害を突破。遂に自らインペイルメントと連携してニンジャスレイヤーと対峙することになる。インペイルメントの捨て身の足止めの甲斐あってニンジャスレイヤーに重傷を負わせるものの、近接カラテ戦で自身の親ゴマを破壊され、残存戦力の弾幕援護を受けて撤退を試みる。しかし背後から奥義ツヨイ・スリケンに心臓を貫かれ、爆発四散した。
    • チョップやヌンチャクを決め技に使うようになった第2部以降のニンジャスレイヤーに、ツヨイ・スリケンでとどめを刺された珍しいニンジャである。

書籍版ハードモードでの活躍

  • 書籍版で実際別物と言っていいほど加筆・修正された「シージ・トゥ・ザ・スリーピング・ビューティー」では内面描写が大幅に増えるとともに、ノビドメを領有するアマクダリの介入によって生じた政治的駆け引きに苦悩する場面も増えた。ちなみに書籍版だと「トドメヲサセー!」のコトダマを最初に発したのは彼である。
     
  • エンキドゥの雇い入れは彼の独断ではなくザイバツがマルノウチ作戦に際して行ったものとなり、またモーターシリーズはアマクダリ陣営の戦力に変更されたため、彼自身の柔軟性が示される場面はやや少なくなった。他方で自身のケジメセプクの可能性や将来のキャリアを懸念する場面が追加されており、Twitter連載版よりもザイバツ・ニンジャ「らしい」一面がより色濃く表れている。
  • しかしニンジャスレイヤーに出し抜かれ続ける中で、敢えてノビドメ域内で決着をつけるべく、覚悟を決め装甲車を飛び出し単騎戦場へ。タマ・リバー沿岸でインペイルメントと合流し、Twitter連載版と同様の激戦を繰り広げた。
     
  • ついにコマ・ジツを打ち破られ敗北を悟った彼は、敢えて大規模な領域侵犯を行わせて現場にアマクダリを誘い出し、自身もろともニンジャスレイヤーを葬り去ろうと試む。
  • 瀕死の身でありながらハラキリを敢行する壮絶な最期を遂げた。
    • 当然ながら同じく包囲されていたニンジャスレイヤーもすぐさま逃走したいところだったろうが、スリケンではなくなんとわざわざチョップでワイルドハントにカイシャクを行っている。彼の散り様に敬意を表したのだろうか……。

  • 彼の作戦は理に適ったもので、ニンジャスレイヤーの勝利も実際紙一重のものだったといえる。しかし、その行動にはザイバツの組織理念に照らすと受容され難いものも多く、仮にこの作戦でキンボシ・オオキイを成し遂げていたとしても、ザイバツに正しく評価されたかどうかは怪しい。
  • 実際、パーガトリーには「テロリスト一匹を口実にネオサイタマでの地盤固め」「インガオホー」と評されてしまっている。さらに後日、マディソンおばあちゃんにより、彼をはじめとするザイバツのネオサイタマ駐留組はザイバツにおける非出世コース、いわば左遷コースであったことが明言された。ナムサン……。
     
  • しかしながら、重苦しい組織のしがらみの中、懸命に最善手を打ち続けようとする彼の生き様は少なからぬヘッズの胸を打ち、その死を悼まれた。

ワイルドハント語録 Edit

「え」

(早く来ないものか!アマクダリの奴ら!そうすれば車外に出られる……)

  • 「ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション」にて、ダークドメインと同乗する装甲車内での心のつぶやき。
    • どうやら昨晩の接待では哀れなオイラン達がダークドメインの手にかかった模様。その光景はワイルドハントにとって相当堪えたようだ。
    • ザイバツ・ニンジャとしては珍しく、非ニンジャへの憐憫を見せている(単にダークドメインの恐ろしさに震えていただけかもしれないが)。同じような異質さを持つ、同じネオサイタマ駐留のアンバサダーとの仲は実際どうだったのか気になるところであるが……。
       

(「たかが野良ニンジャ一匹」だと……?ただ一人のニンジャがここまで掻き乱す!だから危険なのだ。奴は今後何をしてくる?)(キョートの連中は、自分の尻に火がつくまで悠々とチャでも飲んでいるつもりか?)

(前略)ともあれ、外様に出し抜かれた格好!情けなさの極み!だが、ここまでだ。今ここで、ザイバツの閉塞のスパイラルを食い止める。この俺が!)

  • 「シージ・トゥ・ザ・スリーピング・ビューティー」にて、ダークニンジャへの悔しさを決意に変えて。
    • 「腐ったザイバツに属さねば、貴様も苦しむことはなかったろうに!」「それでも俺は、ザイバツのニンジャだーっ!」と、デラーズ紛争に従軍した某軍人の台詞を彷彿とさせる一幕。
    • 書籍版ではダークニンジャへの言及はないものの、「(ギルドの栄光は我が双肩にかかっていると心得よ、ワイルドハント!)」という己を鼓舞する独白が存在する。
       

「大馬鹿者めがァーッ!」

  • 「シージ・トゥ・ザ・スリーピング・ビューティー」にて、離脱指示を無視するインペイルメントもろともに、ニンジャスレイヤーにコマ・スリケンを連射しながらの絶叫。ワイルドハントの怒り、焦り、苦渋が伝わる壮絶な一幕。
    • 戦闘の隙をついて子ゴマと鬼瓦武装ヘリによる包囲を完了したワイルドハントだったが、インペイルメントは命令を無視し、継戦を選んだ。彼の真意が自分で倒したいという意地だったのか、捨て身の覚悟だったのかは分かりようもないが、結果として諸共に攻撃を受ける道を選んだのは確かである。
       

「ニンジャスレイヤーッ!」

  • 「シージ・トゥ・ザ・スリーピング・ビューティー」にて。アンタイ・ニンジャ・ミサイル、そしてコマ・スリケンの全弾を受けてもなお、ニンジャスレイヤーはインペイルメントをミート・シールドにして生き延びていた。爆炎から現れたニンジャスレイヤーに、ワイルドハントは激昂する。
    • 妻子や仲間の仇にすら「=サン」をつけて話す本作では異例中の異例。

一言コメント

「情報はコメント送信してある。確認せよ」

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • ↑2 ベイブレード・ニンジャクランのライバルにはスーパーヨーヨー・ニンジャクランとビーダマン・ニンジャクランがいたことですね? -- 2018-11-19 (月) 15:38:32
  • そのう・・・、まだよくわからないのだが・・・、あのリアルニンジャの集団の中にも中間管理職が・・・? -- 2018-11-19 (月) 17:01:10
  • ↑こうですか? 「だが、ここまでだ。今ここで、ダークカラテエンパイアの閉塞のスパイラルを食い止める。この俺が!」 -- 2018-11-19 (月) 20:08:56
  • ↑2 いや、むしろ、ヒャッキヤギョ=ワイルドハント=サンなので、降りてくる全員が、ワイルドハント=サンめいた存在なのかも。「「「だが、ここまでだ。今ここで、ダークカラテエンパイアの閉塞のスパイラルを食い止める。この俺達が!」」」 連投失礼しました。 -- 2018-11-19 (月) 20:56:11
  • 実際上司がカツ・ワンソーともなれば中間管理職としての苦悩も並々ならぬものがあっただろうし、ワイルドハント=サンめいた苦労人がたくさんいても実際不思議ではないのだ -- 2018-11-20 (火) 21:51:20
  • ↑2あの登場はシーズン2全てを前振りにして登場していると言っても過言では無い。そんな一団が全員コマに乗って回っているのは左にブレ過ぎでは -- 2018-11-21 (水) 18:13:04
  • ↑2~3つまりハトリ=サンが改革を目指したのがバトル・オブ・ムーホンな? -- 2018-11-22 (木) 13:27:42
  • タナカ・ニンジャクランの憑依者!あのコマは念力で回していたのか! -- 2020-02-08 (土) 07:55:10
  • グレーター憑依者、ザイバツはニンジャの質もよいということか。彼もまたザイバツの理想を信じて邁進し、苦境に立たされても人事を尽くしていたがそれらは上層部からすれば的外れで空回りでしかなかった……ショッギョ・ムッジョ! -- 2020-02-08 (土) 10:44:44
  • 政治はダメだが、実際カラテが強く、現場の判断指揮能力の高いのなら新生ザイバツでさぞ重宝したのにな・・・ベーゴマに包まれてあれ・・・ -- 2020-02-08 (土) 18:16:24
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