日本 RankIII 中戦車 M4A3 (76) W
概要
1.65にて実装された日本陸ツリーのランクIII中戦車。陸上自衛隊で運用されたアメリカからの供与車両で、基本的な性能はM4A3(76)W HVSSと同じ。ただし増加装甲がないため、総合的な防御力ではやや劣る。
車両情報(v1.65)
必要経費
必要研究値(RP) | 46,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 170,000 |
乗員訓練費(SL) | 48,000 |
エキスパート化(SL) | 170,000 |
エース化(GE) | 630 |
エース化無料(RP) | 440,000 |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 1,400 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 5.3 / 5.7 / 5.7 |
RP倍率 | 1.6 |
SL倍率 | 1.0 / 1.4 / 1.7 |
最大修理費(SL) | 1370⇒1776 / 2090⇒2710 / 2230⇒2892 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 14.3⇒21.0 / 14.3⇒17.8 |
俯角/仰角(°) | -10/25 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 7.6⇒5.9 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 63 / 38 / 38 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 63 / 63 / 63 |
重量(t) | 35.0 |
エンジン出力(hp) | 775⇒954 / 442⇒500 |
2,600rpm | |
最高速度(km/h) | 46 / 41 |
最大登坂能力(°) | 40⇒43 / 40⇒41 |
視界(%) | 121 |
乗員数(人) | 5 |
レーダー
なし
暗視装置
なし
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 76 mm M1 cannon | 1 | 71 | 70 |
機銃 | 12.7 mm M2HB machine gun | 1 | 600 | - |
機銃 | 7.92 mm M1919A4 machine gun | 1 | 3000 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
76 mm M1 | M62 shell | APCBC | 7.0 | 63.7 | 792 | 149 | 146 | 133 | 119 | 106 | 95 |
M42A1 shell | HE | 5.84 | 390 | 800 | 7 | ||||||
M79 shot | AP | 6.8 | - | 792 | 134 | 132 | 121 | 109 | 99 | 89 | |
M93 shot | APCR | 4.22 | - | 1036 | 190 | 186 | 167 | 146 | 128 | 112 | |
M88 | Smoke | 3.44 | - | 274 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 2700 | 5,200 |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | 1800 | 3,500 |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | 2500 | 4,800 |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | 3300 | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | (JP) M24 |
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オリジナル車両 | M4A3(76)W HVSS |
次車両 | (JP) M41A1 |
解説
特徴
M4シリーズ最後のMT。
しかし、さすがに陳腐化が激しく、攻守において性能不足が目立つ。
M4シリーズ共通の弱点である車高の高さと、後退速度の遅さから狙われやすいため、立ち止まっての戦闘は厳禁である。さらにBRが5.7に上がったことでさらに厳しくなった。
【火力】
新しい弾種のAPCRが使えるようになり装甲の厚い戦車に対処しやすくなった。初期弾のM79徹甲弾では中戦車相手でも貫通できないことがあるので、早急にAPCRを開発したい。
現在ではM79の代わりに初期弾にM72が与えられている。こちらの方が貫通力があるため、M79の開発はほとんど無駄である。しかし、これを開発しないと次のM93が開発できない…。M93を開発すれば、重装甲の目標と平均以下の装甲向きのM72を使い分けることができる。M79ェ… 初期弾がM79に戻された。
【装甲】
対戦する戦車の攻撃力の上昇が凄まじいため装甲性能不足が顕著で、あらゆる距離から装甲を貫通される。車体に比べて硬い砲塔も、正面を向ければ容赦なく防楯ごと貫かれるため、なるべく被弾しないような立ち回りが必要だ。
また、車体の機銃は露骨な弱点となっているが、わざわざここを狙ってくる敵は対空戦車程度しか居ないだろう。
【機動性】
エンジンの馬力が410→500hpへと上がり、その場での回転がかなりスムーズになった。
なお後退は5km/hしか出ないので、いままでM4系を使ったことがない人は出過ぎないように注意。
史実
1954年7月、保安隊が陸上自衛隊となる。これに合わせ、新たな供与戦車を導入する。それがこのM4A3E8である。それまでの陸上自衛隊はM24チャーフィー軽戦車のみであり、主に偵察や歩兵支援として使われていたためM4は対戦車戦闘を主任務とされた。これにより、日本でも戦車を中心とした戦闘、機甲戦の訓練が始まる。
小ネタ
◇61式戦車開発の一人
後の後継機である61式戦車は開発初期にある問題を抱えていた。
装備開発委員の中にいまだに軽量な車体を求める声が残っていたのだ。(61式の開発が始まった50年代当時は未だに日本のインフラが整っていなかったこと、対戦車兵器の発達により装甲よりも軽量化により機動力を強化し対戦車兵器に対抗する装甲無用論の煽りを受けていたこと、生産コストを安くすることの三つが主な理由。)
3つのうち一つである機動力に関しては、M24と本車を比較した際踏破性に関してはほとんど遜色なく、むしろ一定条件下では重量のある本車の方が地形踏破性能にすぐれていた。これは多少重量が重くても履帯幅を広く取り、馬力のあるエンジンを積むことで十分な機動力を確保できることを証明していた。
残りの装甲と生産コストに関しては自衛隊内の戦車兵の意見を受け入れた結果、列車輸送可能である前提条件こそあるものの、当初の25tから35tという大幅な重量制限の緩和に貢献し最低限の性能を確保することに成功することになる。とはいえ試作時にそもそも要求された性能を発揮しつつ25t以内に収めることは不可能と判明したのもあるが。
外部リンク
●WarThunder公式英語Wiki
※、公式wikiの該当ページが更新されていないので、砲弾について正確な情報はゲーム内か、公式版の米国版のM4A3(76)を参照してください。(もしくは当wiki76 mm M1 cannonページ
コメント
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