ソ連 RankI 駆逐戦車 SU-76M
車輌情報(v.1.41.7.3)
必要経費
必要開発費(RP) | 7,900 |
---|---|
車輌購入費(SL) | 11,000 |
乗員訓練費(SL) | 3,000 |
[予備役]購入費(GE) | 10 |
[護符]購入費(GE) | ** |
車輌性能
AB | RB | SB | |
Battle Rating | 2.0 | 2.3 | |
---|---|---|---|
Rank | II | ||
車種 | TD |
初期 | ⇒ | 最終 | |
重量(ton) | 10.5 | ||
---|---|---|---|
エンジン出力(hp) | 116 | ||
3,400rpm | |||
最高速度(km/h) | 40 | ||
最大登坂能力(°) | 36 | ||
砲塔旋回速度(°/s) | 4.2 | ||
仰俯角(°) | -3/25 | ||
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 25/15/15 | ||
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 25/10/15 | ||
再装填時間(sec) | 9.0 | ⇒ | **.* |
武装プリセット | 1 |
報酬・修理関係
AB | RB | SB | |
リワード(%) | 70 | 70 | 90 |
---|---|---|---|
開発ボーナス(%) | +12 | ||
最大修理費(SL) | 500 | 480 | 370 |
最大修理費(SL) 最大改良状態 | *** | *** | *** |
基本武装
名称(戦車砲) | 搭載弾薬数 | |
主砲 | 76 mm ZIS-3 cannon ×1 | 60 |
---|
弾薬
砲名称 | 弾薬名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||||
76mm ZIS-3 cannon | BR-350A (MD-5 信管) | APHEBC | 6.3 | 150 | 665 | 86 | 84 | 76 | 67 | 59 | 52 | - |
BR-350B (MD-8 信管) | APHEBC | 6.3 | 100.1 | 680 | 93 | 92 | 83 | 73 | 64 | 56 | 20 | |
BR-350SP | APBC | 6.8 | - | 665 | 92 | 88 | 77 | 73 | 64 | 55 | 20 | |
BR-350P | APCR | 3.0 | - | 950 | 116 | 113 | 102 | 92 | 78 | 60 | 20 | |
BP-350A | HEAT | 5.3 | 600 | 355 | 80 | 20 | ||||||
OF-350M | HE | 6.2 | 621 | 685 | 15 | - | ||||||
Sh-354T | Shrapnel | 6.2 | 85 | 680 | 35 | 32 | 28 | 25 | 20 | 10 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP(RP) | 購入費用(SL) |
I | Tracks | 460 | *** |
---|---|---|---|
Parts | 460 | *** | |
Turret drive | 460 | *** | |
II | Suspension | 310 | *** |
Brake system | 310 | *** | |
FPE | 310 | *** | |
Adjustment of Fire | 310 | *** | |
BR-350SP | 310 | *** | |
III | Filters | 580 | *** |
Elevation Mechanism | 580 | *** | |
BR-350P | 580 | *** | |
IV | Transmission | 750 | *** |
Engine | 750 | *** | |
BP-350A | 750 | *** |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
森林迷彩 | |
条件 | 56撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 三色夏季迷彩 |
冬季迷彩 | |
条件 | 80撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 標準的な冬季迷彩 |
二色砂漠迷彩 | |
条件 | 104撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 標準的な二色砂漠迷彩 |
三色迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 欧州三色迷彩 |
三色砂漠迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 三色砂漠迷彩 |
二色冬季迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 後期型二色冬季迷彩 |
派生
解説
ソ連Rank1二番目の駆逐戦車。
装甲や砲の口径、弾の種類はZIS-30より上だが、肝心の砲撃能力は低下している。しかし、同BR帯の戦車であれば十分な威力を期待できるだろう。
仰角は25°と十分だが俯角は3°しかとれないのでなるべく平地や敵が下方にいない場所で戦うことを心掛けたい。
防御面に関してはT-70軽戦車の車体を使用していることから若干の装甲はあるものの十分とは言えない。
ZIS-30と変わらずオープントップなので後方や上方から攻撃を受けるとはむき出しになっている砲手、車長、装填手は簡単にやられてしまう。後方のクルーが全滅すると車内の操縦手が無事でも撃破判定を食らってしまうので注意。
ちなみにランクは上がったもののZIS-30からバトルレーティングは変わっていないZIS-30がランクIIになった為マッチングは全く同じになった。どちらを使うかはお好みで。
【火力】
このBR帯では十分な火力をもっている、しかもBR350Bは炸薬100gあるのでぬければ敵にに大ダメージを
与えることができる。
史実
赤軍に前線の歩兵支援用や対戦車用の自走砲というものがほぼ存在していなかった。
大戦間期の30年代半ば頃にT-26やGAZトラックをベースにいくつか試作されていたものも大粛清と共に消え去ってしまっている。
だが相対するドイツ軍が三号突撃砲をはじめとする各種自走砲を運用し、実際に交戦するとその有効性は身を持って明らかとなっていた。
それに対抗して赤軍も各種自走砲の開発が急がれることとなった。
その中で軽量級の自走砲のベースとして着目されていたのがT-70である。
赤軍は開戦以来、本来は偵察用軽戦車としてT-60に始まる二人乗り戦車を量産していた。
だがこれらの軽戦車には致命的な欠点が存在していた。
弱い。弱すぎる。*1
独ソ戦序盤の危機的状況下では偵察用とか言っている場合ではなく
本来T-34が担当すべき陣地への正面攻撃もやらざるを得なかった。が、主砲は45㎜砲・装甲は薄い・脚も軽戦車として特筆するものではないT-70の能力不足は明らかだった。
しかしこれらの軽戦車が不要かというとそうではないのが困ったところ。
T-34は生産性に優れるといってもなんだかんだでしっかりした製造ラインが必要だしKVはなおさらである。
それに対してT-60やT-70は中戦車と比べれば比較的簡素な設備でも生産可能だった。
エンジンなど今の軽自動車に毛が生えたわずか70馬力のGAZ-202を2つ連結しただけのシロモノである。
今はとにかく数が必要だ、弱いことは承知だがいないよりはマシだから乗ってもらうしかなかったのだ。
しかもT-70でさえ1931年のT-26と同じ45mm砲では威力不足であることは前線から強い不満として伝わっていた。
そこでT-70などの生産ラインをそのまま流用した上でT-34と同等の火力を持った小型自走砲として開発されたのがSU-76車両である。
搭載される火砲はその高初速と長射程で野砲としてだけでなく対戦車能力にも実績ある76.2mm ZiS-3Shは当時として十分な火力を発揮できる。
車両はほぼT-70の設計を流用しており従来の生産設備を流用できるため製造ラインの移行の手間は少なくすみT-34の製造を妨げることもない。
1942年の末に初期型が完成するも発射ガスの排気不良やエンジン排熱の不全で芳しい性能ではなかったが
1943年にそれらがある程度改善されたSU-76Mが完成するやいなやT-70の生産は打ち切られ直ちにSU-76Mの生産に移行される。
SU-76Mは終戦までにおよそ1万両が生産され前線に送り出されることになった。
防御力は低いものの歩兵支援用の自走砲としては十分な性能を発揮し、そのT-34に次ぐ生産数も相まって歩兵の火力増強に大いに貢献した。
なおSU-76Mの元となっている前身のSU-76の評判は芳しくなく、そのせいかは不明だが、設計技師のセミョーン・ギンズブルグ氏は戦車開発の地位を追われ、第32戦車旅団の技術仕官として前線送りにされ、1943年8月3日、クルスク戦で戦死している。
さらに蛇足だが、ギンズブルグ氏は自らが携わったT-50軽戦車の製造中止を再考するようにとスターリン当てに文書を送ったりしていた。文中ではT-60軽戦車とT-34中戦車と比較してT-50軽戦車の優位性を示そうとしていたのだが……これが同志国防委員会議長の目に入り、機嫌を損ねた可能性も否定できない。
小ネタ
外部リンク
コメント
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- そういや、こいつの主任設計者、なぜかクルスク戦で戦場にいて戦死してるんだよな……同志、これはまさか -- 2016-03-05 (土) 13:21:31
- ……君のような勘のいい同志は嫌いだよ -- 2016-03-05 (土) 14:14:46
- 誤射だな。 -- 2016-03-05 (土) 14:34:29
- 気付いてしまったか……。同志、君を逮捕する。 -- 2016-03-05 (土) 14:35:25
- 仕事の速いNKVDニキほんとすこ -- 2016-03-05 (土) 23:15:41
- チェーカーから逃れることが出来た。史実に追加しておいた。 -- 2016-03-10 (木) 03:02:01
- 自分で作った自走砲の実戦データを取りに行った可能性が微レ存...?類似のケースではドイツのヴァッフェントレーガーを開発したアルデルト社は、完成したヴァッフェントレーガーと一緒に出撃した社長を筆頭に社員が軒並み戦死したために会社ひとつが無くなったという。 -- 2016-03-10 (木) 15:25:57
- 英語wikiによるとSU-76Mが評価低かったせいか、前線に技術主任として左遷されたみたいやで…可哀想にhttps://en.m.wikipedia.org/wiki/Semyon_Alexandrovich_Ginzburg -- 2016-03-10 (木) 17:13:43
- これじゃないけどスターリン宛に 「てめーが早くしろって言ったからこんな結果になったんだボケェ(意訳)」って言った人誰だっけ? -- 2016-06-23 (木) 00:07:59
- その結果、クルスク戦で戦死だからなあ。 -- 2016-06-23 (木) 13:25:07
- これだけソ連優遇のゲームでKD1を割り込むゴミみたいな車両だから、設計者は処分せれても仕方ないね。 -- 2016-06-22 (水) 21:06:51
- 死体蹴りはやめてさしあげろ -- 2016-06-22 (水) 23:38:36
- noob乙 -- 2016-06-22 (水) 23:55:41
- 英語wikiあさってみたらこの設計者T-26やT-28、T-50とかの設計に関わってんのな。あれこの人結構すごい人なのでは…? -- 2016-06-23 (木) 11:13:45
- 車長と装填手がおしゃべりしてるみたいでかわいい -- 2016-05-16 (月) 22:45:33
- ギンズブルクさんのとこを追記した者だが、また上がってたのを見てさらに追記しておいたよ(にっこり -- 2016-06-23 (木) 14:11:12
- 追記ありがとう‼︎ギンズブルクさんエリート設計者やったのに前線送りとはかわいそう… -- 2016-06-23 (木) 14:29:20
- 戦後のまさかの活躍映像 あるとは思わなかった…https://youtu.be/MPce_MTKQvQ -- 2016-08-07 (日) 23:37:18
- ちょーかわいい -- 2016-08-07 (日) 23:47:29
- 戦後に改造されて牛乳運搬車になった一両らしい。かわいらしいけど不気味でもあるような… -- 2016-08-08 (月) 08:39:02
- ちょーかわいい -- 2016-08-07 (日) 23:47:29
- この車輌の近衛師団仕様?みたいなプレミアム車輌を持ってる人いますか?そんなのがあるらしいというのは知ってるんですが、1回も見たことないんですよね -- 2016-10-22 (土) 06:43:53
- たまにイベント景品で配ってる。もとが微妙な車両だから使うやつほとんどいないけど -- 2016-10-22 (土) 12:30:09
- 陸実装前からやってるけど、いつ配ってたのか知らないし、試合でも見たことないんすよね、、、欲しいなあ -- 木主 2016-10-23 (日) 00:40:48
- サイト俺が知ってる中ではこれが最初。初めてすぐだったから覚えてたけど、トップ画像と関係なかったから探すのに苦労したわ。 -- 2016-10-23 (日) 00:58:10
- こんなんあったんかあ…スパシーバ、なかなかないだろうけど、次配ったらゲットするわ -- 2016-10-23 (日) 02:08:30
- たまにイベント景品で配ってる。もとが微妙な車両だから使うやつほとんどいないけど -- 2016-10-22 (土) 12:30:09
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