[V1.1.9.4] イーサー・生命力ファンタズマルブレイズ連射リーパー

Last-modified: 2022-02-14 (月) 02:15:22

概要

Reaper リーパー

Nightblade ナイトブレイド

Necromancer ネクロマンサー

1.1.9.4で囁きの導管シリーズに新しいスキル変化が追加されたのを見て、
一番変化が派手そうなファンタズマル ブレイズのイーサー化を使ってみようと思い立った結果このビルドができました。
最終的にはなにやら千里眼ビルドの新バリエーションという感じになりましたが、
(勝てるまで延々と挑戦し続けた結果とはいえ)アルチSR85時間内突破とアルチ魂のラヴァジャーへの勝利を果たすことができました。

PB_Reaper_1.jpg
(常駐バフ、ニューマチック バースト、クレアボヤンス、ドライアドの祝福を発動)
Grim Dawn Tools (v1.1.9.4)

長所:

  • ファンタズマル ブレイズの投擲開始位置をうまく敵にめり込ませると全弾ヒットして結構なDPSが出る。
  • ほとんどの攻撃が対多数に対応しているため、集団相手にも強い。

短所:

  • 装甲が薄く、常時発動のダメージ吸収も盾も持ってないのに敵の目の前で棒立ちする戦闘スタイル。結果として常に不安定。
  • ブレイズの投擲をうまくめり込ませられない相手にはいまいち火力が出ない。
  • 複数の感染型スキル、敵を貫通して飛んでいく射撃、勝手に動くペットのせいで遠くの敵がアクティブ化しやすい。SRだと無視できないレベルで危険。

立ち回り・雑感など

基本となる立ち回りは移動スキルで標的に突っ込み、全てのバフスキルと攻撃スキルを発動しながらファンタズマル ブレイズを連射するだけです。
ギリギリまで敵に接近し、ファンタズマル ブレイズの投擲開始位置を敵にめり込ませましょう。
うまくめり込んでいるとブレイズの飛び方がおかしくなり、火力が明確に上がります。
ただし、短所に書いたように本質的には脆いビルドなので、SRなどで敵が大量に来た時は接近戦は止めて逃げながら戦うのが得策です。
強敵との戦闘ではイル オーメンによるダメージ減少が生命線になるので、絶対に切らさないように気を付けましょう。
また、マーク オブ トーメントの発動中はそう滅多なことでは死なないので、うまく使いたいところです。
ヘルスが半分くらいになってすぐ回復しなければブレイド バリアでしのぎましょう。
敵集団相手にそうなった場合は解除直後に移動スキルで離脱する準備をします。可能ならサイフォン ソウルズを撃ってから離脱するのがベターです。

SR75-76程度ならある程度まで敵の大群を抱えても勝てますが、あまりいい加減な戦い方をするとさっくり死にます。
また、棒立ちで全く問題ない相手と慎重な押し引きが必要な相手の見極めも重要です。これは実際に相手に負けて学ぶしかありません。
SR76までならそこまで恐ろしい相手は多くないのですが、たまに意外な敵に負けて驚くことがあります。(エケット'ズールの亀裂ではない攻撃で即死するなど)
なお、SRでは凍結耐性を補うためにホアフロスト軟膏を使った方がよいでしょう(76までなら使わなくてもクリアはできますが)。
また、スキル妨害耐性が全くないので使ってくる敵に気を付ける必要があります。

戦績は、一応アルチSR85の時間内クリアに成功しています。
クリア自体できないという状況に陥ることはそれほどないのですが、時間内(つまりノーデス)でのクリアには相当な慎重さと運が必要で、
特に道中では少しずつ少しずつ敵を引き寄せては倒していくという感じになります(待ってる敵めがけて突っ込むのは絶対にNGです)。
SR75-76を周回することを考える場合、
あまりに急いで戦うと死ぬことがありますが、慎重になり過ぎると1死しただけでタイムオーバーになる可能性があるため、どの辺りを目指すべきか難しいところです。
いずれにしてもこの時点ですでに不安定さが見えるので、決してトレハン向きではありません。

スーパーボスについては、アルチでモグドロゲンと魂のラヴァジャーに勝利していますが、これには専用のチューンが必要でした(後述)。
キャラガドラに対しては相手の火力に全く耐えられないため勝ち目がなさそうです。 
箱男はこのビルドだとどうすればまともに戦えるのか分かりませんでした。

ビルドの設計方針について

イーサー化ファンタズマル ブレイズを使用するにあたっては、
 1. フレネティック スロウを取らず、イーサーに特化する。CDなしの攻撃手段は別途用意する。
 2. フレネティック スロウを取り、生命力に変換された分は捨ててイーサーに特化する。
 3. フレネティック スロウを取り、イーサー・生命力の二属性ビルドにする。
の3つの大方針が考えられますが、今回は3を取ることにしました。

これは折角使うなら撃ちまくりたいという単純な考えによるものです。

これは折角使うなら撃ちまくりたいという単純な考えによるものです。
方針2の方がシンプルに見えますが、この方向で有力なビルドを完成させられる自信がありませんでした。
フレネティック スロウを取った場合、導管とフレネティック スロウの変換が衝突し、
スキル本体の刺突ダメージの半分がイーサー、半分が生命力に変換されますが、
同時にダメージ出力全体に占める武器ダメージの割合が大きく減ることを考えると、この刺突の半分は捨てるには大きすぎると思われます。
方針3の二属性ビルドは単属性ビルドに比べて構築しづらく、結果としてあまり強力なものにならないことが多いのですが、、
イーサー・生命力は両方をサポートしているスキル・装備・星座がそれなりに存在するため比較的やりやすい方であろうと考えました。

そして、イーサー(および生命力)への適性を考えると、もう一つのマスタリーはネクロマンサーとするのが順当な選択となるでしょう。

そして、イーサー(および生命力)への適性を考えると、もう一つのマスタリーはネクロマンサーとするのが順当な選択となるでしょう。
適正というのは、大まかに言って「ダメージ補正を得るスキル」「ダメージを出力するスキル」「耐性を下げるスキル」を持っているかということになります。
マスタリー同士の組み合わせによって欠けている要素を補い合えるのがこのゲームのクラスシステムですが、
今回はナイトブレイドがイーサーについては何一つ持ち合わせていないため、組む方に全て対応してもらわなければならず、
それだけの要素を持ち合わせているのはネクロマンサーだけとなります。

その先は、以下のような方針でビルドを組み立てました。

二属性ビルドを成立させるため、イーサー・生命力の両方に対応したセット装備を採用する。

二属性ビルドを成立させるため、イーサー・生命力の両方に対応したセット装備を採用する。
エレメンタル以外の複属性ビルドでは使用する全属性に対応した装備で全身を固めるのは難しく、
結果ダメージ補正が低くなり火力が伸び悩む傾向があります。
この問題は使用する二属性に対応しているセットを採用すればある程度緩和できます。
イーサー・生命力のセットには千里眼の集中ディヴァイナの予見ウロボルークの外装ドレッドウォーカー(エピック)の4つがありますが、
ウロボルークは装備部位が導管と被るため採用できず、ドレッドウォーカーはイーサー→生命力のグローバル変換が特徴なので今回の用途には向きません。
残った二つを比べると、千里眼はダメージ補正とOAボーナスが大きく、ヘルス・エナジー回復スキルを持つのに対し、
ディヴァイナはカテゴリB耐性減少を得られ、ペット型とのハイブリッドである(サンダードレイスの攻撃がある程度の威力を発揮する)点に特徴がありますが、
 ・もともとダメージ補正を気にしてセット装備を着ることにしたのだから千里眼の方が順当
 ・クレアボヤンツ ワンドのアイテムスキル「明晰なる時」のおかげで他にエナジー対策をしなくてもよさそう
 ・オフハンドが埋まるのはあまり好ましくない(当初グローブル デス エフィジーの採用を検討していたため、後は二刀装備にしたいため)
という考えから千里眼の方を採用しました。

耐性減少を持つアイテムスキルをなるべく確保する。

耐性減少を持つアイテムスキルをなるべく確保する。
耐性減少を確保しにくいのも複属性が失敗しやすい理由の一つです。
イーサー・生命力の場合はネクロマンサーのスペクトラル ラースが両方に対応しているので大分マシな方ですが、
ナイトブレイド側に耐性低下がないことを考えると、星座スキルはもちろんのこと、アイテムスキルでもそれなりに稼ぐべきでしょう。

中核となるファンタズマル ブレイズはレベル24(装備ボーナスで+8)を目指す。

中核となるファンタズマル ブレイズはレベル24(装備ボーナスで+8)を目指す。
ファンタズマル ブレイズは最大レベルで性能が大幅に伸びるということがなく、砲弾数が上昇するレベル24がある意味最後の節目となります。
困ったことにファンタズマル ブレイズのスキルボーナスを持つ装備にイーサー補正のあるものはありません。*1
このため、ファンタズマル ブレイズと派生スキルのレベルを追求するとイーサービルドからどんどん外れてしまうので、ある程度見切りをつける必要があります。
なお、注目すべき点として、アイテムのランダム接辞の中にはファンタズマル ブレイズのボーナスを持つものが複数あります。
そうそう狙って出せるものではないのですが、トレハンの結果次第では興味深い構成が可能になるかもしれません。
このビルドでは接尾辞「オブ ブッチャリー」の付いたメダルを採用しています。

ファンタズマル ブレイズのスキル変化は可能なら取るが、前段までの内容以上には優先しない。

ファンタズマル ブレイズのスキル変化は可能なら取るが、前段までの内容以上には優先しない。
スキル変化による強化はあった方がよいに決まっていますが、
導管+千里眼セットと併用可能でイーサー化を前提としてもなお十分な効果を持つものは実質的にグローブル デス エフィジーしかありません。
このビルドでは最終的に何一つ採用しないという形になりましたが、ここは意見が分かれるところかもしれません。

攻撃能力を重視する。しかし防御系パラメータも軽視しない。

攻撃能力を重視する。しかし防御系パラメータも軽視しない。
ファンタズマル ブレイズにはネザー エッジによるクリティカルダメージ補正があるため、強敵相手にも安定してクリティカルを出せればより高い火力を発揮できます。
これは千里眼セットのアイテムスキル「クレアボヤンス」の常時維持にもつながるため、二重に重要です。
しかしこのビルドはキャスターアーマーを着用して敵の目の前で棒立ちするという戦闘スタイルになるため、
防御を軽視すると火力を発揮する前に死んでしまう可能性があります。
装甲が貧弱な分、ヘルス・防御能力・物理耐性等をそれなりに確保しなければなりません。
そのため、装備をあえて二刀にしてデュアル ブレイズとブレス オブ ベルゴシアンを取得しているほか、
星座スキルはADCtHを持つものを重点的に選んでいます。
それにしてはDAが幾分か低いと思われるかもしれませんが、
このビルドは併用可能な敵OA低下スキルを3つ(「全滅」を入れると4つ)も持つため、ここは多少低くても大丈夫です。

Attribute

体格94、狡猾性0、精神力13。
千里眼セットの装備要求を満たすためにある程度精神力に振る必要があるのですが、
ダメージ補正をちょっとでも稼ぎたいという理由から少し多めに振っています。
なお、泰然自若のレッグラップスを採用しない後述の強敵対策版ではもっと振る必要があります(19ポイント)。

マスタリー

ナイトブレイド

マスタリー:40

スキル名スキルレベル
(補正込み)
主な目的コメント
ベール オブ シャドウ9敵OA低下・減速敵の弱体化は重要だがポイント不足でちょっと中途半端に。
└ ナイツ チル3攻撃変換によりわずかだがダメージ出力になる。1振り。
デュアル ブレイズ8物理耐性・刺突固定値二刀の利点その1。物理耐性の伸びが良い8まで取得。刺突固定値はファンタズマル ブレイズには有効だがそこまで大きな効果はない。
ニューマチック バースト15ステ強化・回復すべてが重要。16まで取れるが総合速度が伸びないので15でストップ。
├ シャドウ ダンス12DA・回避重要な防御強化。回避率の伸びが良い12まで。
├ ブレス オブ ベルゴシアン1リチャージ短縮二刀の利点その2。
└ エレメンタル アウェイクニング3ダメージ固定値・耐性ダメージ増強としてはほとんど効果がなく、エレメンタル耐性は足りているので1振りのみ。
ファンタズマル ブレイズ24攻撃スキル主力攻撃スキル。極振りして前述のとおり24まで確保。
├ ハート シーカー14威力強化ダメージ増強だけでなく貫通効果も重要。極振り。
├ フレネティック スロウ1連射化前述の通り取得。
└ ネザー エッジ12威力強化固定値は完全には活かせないので、クリティカル率の伸びが良い12まで取得。
ファンタズマル アーマー9装甲・刺突耐性実際の装甲と刺突耐性を見ながら値を調整。
シャドウ ストライク3移動スキル移動用に1振り。このビルドでは敵に接近する手段は重要。
ブレイド バリア3緊急回避緊急回避用に1振り。このビルドは全体にアクティブスキルが多すぎてとっさに使いにくいので、ショートカットキーを工夫するなどの対処が必要。
アナトミー オブ マーダー3ダメージ補正・狡猾性一応の効果はあるが、そこまで有効ではないので1振り。
リング オブ スチール3星座スキル・後続用星座スキル発射台兼デバフ用に1振り。
└ サークル オブ スローター4近接ファンブル大量にポイントを振る余裕がないので2振り(3→4は伸びが良いので)

ネクロマンサー

マスタリー:50

スキル名スキルレベル
(補正込み)
主な目的コメント
スペクトラル バインディング18ステ強化上昇するすべてのパラメータが重要。極振り。
└ スペクトラル ラース13耐性減少重要な耐性減少スキル。極振り。
イル オーメン10ダメージ減少このビルドの守りの要。ダメージ減少の伸びが良い10まで。
サイフォン ソウルズ12攻撃スキル範囲攻撃とADCtHによる回復。極振りもありだがスキルポイントが足りないので12まででストップ。
├ シーア ソウルズ1持続時間延長イーサーを扱えるので取得した方が良いと判断。
└ ブラッド ボイル12威力強化・OA低下OA低下の伸びが良い12まで取得。このビルドではダメージの向上にも期待できる。
コール オブ ザ グレイブ4クリティカルダメージ上昇必須ではないが1振りはする価値ありと判断。
マーク オブ トーメント6ダメージ吸収時限だが強力なダメージ吸収。持続時間の伸びが良い6まで取得(1振り)。
ハービンジャー オブ ソウルズ15ステ強化上昇するほぼすべてのパラメータが重要。極振り。
リープ スピリット26攻撃スキル千里眼セットで強化されたもう一つの主力攻撃スキル。最大まで取得。

※スキルポイントが不足気味なのでナイトブレイドのマスタリーを32に抑えて他に回すという方針も考えましたが、
 ヘルスや属性値も不足していることから40まで振ることにしました。
 ニダラのジャストファイアブル エンズはCD短縮のために1振りはするのが定番だと思いますが、無くてもいいかと思い取っていません。

星座

耐性減少スキルを最優先に、それ以外はADCtH効果のある攻撃スキルと物理耐性・OA・減速耐性を重視しています。
星座の取り方についてはまだ検討の余地があるかもしれません。
耐性減少スキルのために紫以外の4色の親和性が必要なので、
Tier3の選択の余地があまりない代わりにTier2以下は紫が入ってない星座ならどれでも取りに行ける可能性はあります。

星座コメント
岐路-緑緑親和性
ジャッカル赤親和性・物理耐性・総合速度
蝙蝠ツイン ファング→ファンタズマル ブレイズ
ADCtH付き攻撃スキル・生命力強化
緑親和性・OA
ドライアドドライアドの祝福→イーサー コラプション
物理耐性・減速耐性・回復スキル
船乗りの指針青親和性・物理耐性・減速耐性
オクレインのランタン緑&黄親和性・OAなど各種ステ
レヴナントレイズ ザ デッド→イル オーメン
耐性減少付き攻撃スキル
真面目な見張りDA・反射ダメージ削減
ウェンディゴウェンディゴのマーク→サイフォン ソウルズ
物理耐性・生命力強化・ADCtH付き攻撃スキル
未亡人アルケイン ボム→リング オブ スチール
耐性減少付き攻撃スキル・イーサー強化
ベールの番人 ラトッシュラトッシュの意志→リープ スピリット
耐性減少付き攻撃スキル・イーサー&生命力強化・OA

装備

部位アイテム名コンポーネント増強剤コメント
メインハンド神話級 クレアボヤンツ ワンド腐敗の印章ラヴァジャーの目千里眼の集中 4/4)
ビルドの中核となるセット装備。武器のコンポーネントはOA確保のため両手とも腐敗の印章。
オフハンドクリプトストーカー腐敗の印章ラヴァジャーの目イーサー・生命力両方のダメージ補正と耐性低下スキル。
メイスなので二刀流でないと千里眼と併用できませんが、ナイトブレイドの場合これはむしろプラスです。
神話級 クレアボヤンツ ハット巨人の板金ビスミールのベールの手触り(千里眼の集中 4/4)
イーサー・生命力の補正、リープ スピリットの強化、
ヘルス・エナジー回復スキル、カオス→イーサー変換、高めのOAなど。
神話級 クレアボヤンツ マント生ける防具ビスミールのベールの手触り
神話級 クレアボヤンツ ローブ聖なる板金ビスミールのベールの手触り
神話級 ルーニック ブレイサーウグデンボーグの革ドリーグの悪鬼血耐性(特に毒酸)を最重要視した選択。
腕装備抜きでも詠唱速度がカンストするおかげで、これに頼ってもビルドとして成立しています。
神話級 泰然自若のレッグラップス鱗で覆われた皮ソレイルの魂の束縛高い減速耐性を始めOA・精神力・毒酸耐性とこのビルドに必要なものが盛り込まれている。
SRでは減速が非常に厄介なので採用を決めました。
神話級 凶兆のグリーヴウグデンボーグの革ソレイルの魂の束縛DAと非常に高い気絶耐性。
ベルト神話級 ガードル オブ ストールン ドリームズウグデンボーグの革魔女団の黒灰ファンタズマル ブレイズのボーナスと強力なOA。
アミュレット夜の囁きの導管全滅の印章死霊の絶叫(刺突耐性・ファンタズマル ブレイズをイーサーに変換)
ビルドのコンセプト装備。
リング神話級 シグネット オブ ザ フォールンルーンバウンド トパーズ死霊の絶叫ファンタズマル ブレイズのボーナスと生命力耐性低下スキル。
リング神話級 バンド オブ ザ エターナル ホーント血まみれのクリスタル死霊の絶叫イーサー耐性低下スキル。
アクセサリー増強剤はイーサー補正のあるイラーの魂炎も採用したいのですがOA優先で全部死霊の絶叫にしています。
メダルアグレッシブ
 ナマディアズ アイ
  オブ ブッチャリー
血まみれのクリスタル転置のルーンレジェ装備にしっくりくるものが無かったので、エレメンタル→生命力変換に着目してこれをトレハンしたところ、
接尾辞の効果でファンタズマル ブレイズのボーナスがついたものが出たため、
それを前提にした組み立てが可能になりました。
レリック平穏--(出血耐性)
耐性とスキルボーナスを重視した選択。起死回生スキルもこのビルドでは役に立ちます。

全体に刺突耐性、毒酸耐性、気絶耐性の不足が目立ちます。
刺突耐性は導管のボーナスで解決できましたが、
気絶耐性は凶兆のグリーヴの厳選による上振れとクラフトアイテム3個の鍛冶ボーナスを全部気絶耐性にすることで無理やり対応しています。*2
そこまでの無理をしない場合は血まみれのクリスタルをルーンバウンド トパーズに交換する形になりますが、今度は出血耐性が怪しくなるため厄介なところではあります。
毒酸耐性も危険な範囲で、どこか一か所には耐性のある装備がないとコンポーネントや増強剤をフル活動させても耐性超過を得られなくなる可能性があります。
また、減速耐性は泰然自若のレッグラップスと星座だけでカンストさせています。
現状だと詠唱速度の超過がほとんどないため、対策なしに減速耐性を捨てると敵から減速効果を受けたときに火力がガタ落ちになります。

その他の装備候補
オフハンドグローブル デス エフィジーファンタズマル ブレイズの武器ダメージを向上させるスキル変化はこのビルドでも有効ですが、
これ抜きでもスキルレベルが目標に達したことと良品を持ってないという理由から装備しないことにしました。
神話級 イーサーリーチリープ スピリットのCD削減を持つことから当初はこれを装備する予定でした。
サンダード レイスの攻撃が完全にイーサー・生命力になるところもちょっと面白いです。
神話級 早撃ちグローブ腕防具で唯一ファンタズマル ブレイズのスキルボーナスがある装備。
他のパラメータやスキルがこのビルドとはかみ合わず、装甲も薄いのですが、場合によっては考慮に入れてもよいかもしれません。
神話級 レイスボーン レッグラップス千里眼セットと併用できる貴重なイーサー・生命力両用装備。
ダメージ補正とOAが優れていますが、周りの敵を吹っ飛ばしてしまうアイテムスキルはこのビルドにはあまり合っていません。
減速耐性の不足と吹き飛ばしの件が気にならないスーパーボス戦ではこちらを着用しています。
グラヴァ'スルズ レッグガード良品を持っているならこれで不足している耐性などを補うのも一法だと思います。
ただ減速耐性はレア装備では稼ぎにくいので、そこは捨てるか別の対処方法を考える必要があります。
神話級 レイスウォーカーズ凶兆のグリーヴには値が劣るもののDAと気絶耐性を持ち、向こうにはない物理耐性があるのが長所です。
ベルトルナール'ヴァルゴスズ ウェストガードカオス→生命力変換・気絶耐性・ネクロ+1と基礎性能がこのビルドに有効なため、
良品を持っていてファンタズマル ブレイズのスキルポイントが何とかなるならかなり良い選択になりそうです。
レリックインピュリティダメージ補正とスキルの有用性を考えるとこれが第一選択になるかと思うのですが、ナイトブレイドのスキルボーナスを得ることを優先しました。

耐性減少

カテゴリースキル名イーサー減少値生命力減少値
Aレイズ ザ デッド2424
Bスペクトラル ラース3030
Bラトッシュの意思25
Bアルケイン ボム35
Bクリプトストーカー1515
B堕ちたものの印15
Bエターナル ホーント10
A・B合計-114%-109%

特に生命力に関してはこれでは不十分と言わざるをえませんが、
スーパーボス以外でイーサーと生命力の両方の耐性が高い強敵はほとんどいないため、そこまで問題にはならないようです。

強敵対策

本編中の裏ボスやバーボンクローン、ローカーまでは特に対策しなくても勝てるのですが、それ以上の相手に挑むには専用のチューニングが必要です。
千里眼セットは最初にクレアボヤンス(OA+8%)が発動していない状態でクリティカルヒットを出せないといつまでたってもクレアボヤンスを発動できないという欠点があります。
この点はSR高階層ですらOAが3000もあれば問題にならないのですが、
モグドロゲンやラヴァジャー(およびキャラガドラ)はDAが3136(アルチLv112の場合)もあるため、これをある程度上回る必要があります。
このビルドではOAをそこまで上げるのが難しいので、DA低下付きのスキルを導入することで対応しました。 

VS魂のラヴァジャー

対ラヴァジャー用構成 (v1.1.9.4)
・イーサー・生命力・出血耐性の超過55%を確保し、物理耐性をなるべく高めるように装備と増強剤を変更する。CC耐性は捨ててよい。
・メダル増強剤を闇き開祖のルーンに変更し、開幕や仕切り直しの際にライロックの翼を当てて相手のDAを大きく下げ、クリティカルを出せるようにする。
・クリプトストーカーを神話級ラース オブ ザ アセンダント*3に変更。一度クリティカルを出せるようになった後は「アセンダントの激怒」によるDA低下でクリティカル率をある程度維持し、
 隙の大きいライロックの翼に依存しなくてもよいようにする。
・ドレングールの霊薬といにしえの霊薬を使用してOA(とDA)を底上げする。ついでにローヤルゼリー系アイテムも(エナジー以外)全部使用。

slay_the_ravager.jpg
ローヤルゼリー系アイテムの効果が切れる直前、つまりゲーム内時間で7分半に渡って木の周りをグルグルしてようやくの勝利。
足を止めて殴り合わないと火力が出ませんが、ちょっと足を止めすぎると殴り倒されます。
装備や戦術を見直しながら10回敗北した後の勝利でした。

VSモグドロゲンの化身

・雷・冷気の耐性超過80%を確保し、刺突耐性と気絶耐性をカンストする。減速耐性は捨ててよい。
 また、化身本体は物理攻撃をしてこないので物理耐性はそこまで重要ではない。
 そこで脚防具はレイスボーン レッグラップスにし、防具増強剤は4か所をドリーグの予見に変更。
・ラヴァジャーと同様に闇き開祖のルーンと神話級ラース オブ ザ アセンダントで敵DA対策。

消耗品使用無し、マーク オブ トーメント・平穏使用無しで最後まで至近距離を維持したまま初挑戦で危うげなく勝利できました(最初から上記対策済み)。
魂のラヴァジャーほどの強烈な(物理)火力やデバフを持ってないのもありますが、
ペットの集団から大量にヘルスを奪い、容易にクリティカルを発生させてバフスキルを更新できるのも安定に寄与しています。

動画

動画 (SR76)
ファンタズマル ブレイズの投擲が敵にめり込んだ時の挙動は動画を見ていただけるとわかるかと思います。
なお、少し前の撮影なので装備などがこのページと若干違っています。

雑記

折角なので上述の方針1、つまりフレネティック スロウを取らずCDありの純粋なイーサー属性で運用するビルドも見てみたいものです。
ハート オブ セオディン マルセルやブレーズ ヘラルドなどを使ったイーサー二刀殴りと併用するビルドは少し考えてみたものの、具体化するところまでは行っていません。
よろしければ他のイーサー化ファンタズマル ブレイズビルドをコメントなどで紹介してください。


コメント


*1 派生ツリーを含めるとごくわずかに存在しますが、このビルドと組み合わせられるものは存在しない。
*2 現物の気絶耐性は画像のように80%を超えていますが、tools上だと50%しかありません。
*3 この装備のアイテムスキル「アセンダントの激怒」はクリティカル時発動でイーサー耐性・OA・DA(すべて他スキルと重複可能)を低下させるデバフスキルです。スキルは強力ですが対象が単体のみでCDありなので集団戦に向かないことと生命力補正がないことから普段使いには採用していません。採用する場合、大きめの生命力→イーサー変換を持つため、ビルド全体をイーサー寄りに調整する必要があります。