オペラ歌手の対策
オブジェクトさえあれば、その周辺をグルグルと高速移動できる。加えて加速技・瞬間移動技も持ち、全体的に隙のないハンター。本体スペックの弱さをふんだんに利用していきたい。
BAN
- BANするのが一番なのだが、S31からは時空の影の登場により、BANから漏れる可能性がある。下記にある対策を徹底しても厳しいハンターだが、無対策のまま挑むよりかははるかにマシなので、BANから外れた時に備えて学習しておくこと。特に6段以下のBAN1キャラ帯の場合時空の影のBANが優先される傾向がある。
半年以上はBANされ続けているハンターだが、時空の影実装前からもちょっとでもBANから漏れればオペラ歌手がピックされる場合があるので、今後は否が応でも立ち向かわなければならなくなるだろう。 - ただし実装当時よりは弱体化が入ってどうしようもなさは軽減されているので、オペラ歌手相手のチェイスを伸ばすコツをつかんでゆっくりとでも着実に解読を回していけば手堅く結果を持ち帰れるだろう。
解読
- 最近では珍しくもなくなった「開幕から高速移動ができるハンター」の1人。このため奇襲に弱いサバイバーはより居づらい環境になっている。
- 壁越しのチェイスが強めな心眼にとってはより相性の悪いハンターの1人。強ポジに到達する前に出くわす可能性が高く、オペラ歌手も壁越しのチェイスが強めなため、そもそも安全地帯が存在しないという厳しい状況になっている。
- オペラ歌手が近くにいると、周辺のオブジェクトに影が浮かぶようになる。解読中も周囲の変化に気づけるよう注視しておくこと。
- ハンターが潜行状態で存在する影の淵は赤く変化する(ただし非常に分かりにくい)。オブジェクト越しでも分かるので、淵が赤くなったら回り込まれて解読恐怖を取られないよう暗号機から離れること。
- 狙われやすいサバイバーは極力周りに高い壁の無いエリアの暗号機を目指したい。影の中を這われて気付けば暗号機前まで近づかれてしまう可能性がある。
- 特質は「神出鬼没」が多いと思われるが「瞬間移動」の可能性も十分に考えられる。特に「残影」を併用したワープで解読しているサバイバーに奇襲を仕掛ける可能性があり得るので、救助に向かったなどの理由で負傷しているサバイバーは用心しよう。
- 手練れのプレイヤーなら「異常」の採用もある。
- 単発攻撃型ハンターなので、立て直しができる場合は負傷者の治療に当たること。
- たまに試合開始時にオペラ歌手専用の影が浮かぶことがある。周囲の様子がいつもと違う場合はオペラ歌手の可能性を考えよう。
- サッという移動音が聴こえることもある。
- 解読圧に戻ってくるのが容易なハンターのため6台(連機の場合は7台全部回す覚悟で)解読推奨。とにかく立て直しを優先気味にして解読を無理せず焦らずじっくり回していくこと。
チェイス
- 建物だけではなく、ベンチなどの低い障害物であっても、その周辺全てがオペラ歌手の加速エリアとなる。そのため、出来る限り障害物の無いエリアへ逃げること。
- 機動力の高さに加えて通常攻撃速度が全ハンター中4位の速さのため、近づかれたからと言って慌てて板・窓操作を繰り出すと負傷は免れない。特に、10mほどの距離であれば「暗躍の跳躍」2~3回で瞬時に追いつくので、それが可能なポジションで窓を乗り越えようとして恐怖の一撃を受ける事態は十分起こりうる。まずは落ち着いて障害物から離れよう。
- オペラ歌手は本体性能が通常攻撃速度以外軒並み低レベルなので、潜行状態を解除せざるを得ない状況を作らせることが重要となる。
- 潜行中にサバイバーを殴ろうとすると潜行状態は強制的に解除される。もう少しで殴られそうという距離に詰められたらオブジェクトのない方へアイテムなどで距離を放すのも手。
- 「残影」はオペラ歌手の通り道にしか設置できないので、まだオペラ歌手が通過したことのないルートに瞬間移動することはできない。
- つまり、潜行中に残影がある影とつながっていない遠目のオブジェクトの影の方へ渡り歩くか*1オブジェクトのない場所に距離チェするのも一手。
- 潜行状態では板を超えて移動できないので、余裕がありそうな場合は先倒しをすると、オペラ歌手は遠回りをするか遅い板破壊をするしか打つ手がなくなる。そのため、同じルートを通らないチェイスを心がけることが重要となる。
- ただし、先倒しを想定して「神出鬼没」でカバーしてくることが予想されるので、CTの時間を把握しておこう。もし神出鬼没で板を超えて攻撃してきても、板を乗り越えれば時間を稼げるのなら落ち着いて乗り越えよう。
- オペラ歌手はサバイバーを見つけたらまっすぐに追わずに「残影」で周囲を取り囲むように移動してくる場合がある。一撃を食らった後に「残影」のある方に逃げてしまうとすぐに追いつかれるので、必ず本体の動きをよく見ること。存在感が1000まで溜まると「影襲」により加速できる道を作ってくるので、その場合は左右に逃げよう。
- オペラ歌手の通常攻撃性能は実は黒無常とほぼ同じ。そのうえ移動速度が最低ランクなので、この弱点をうまく突いて行きたい。
- 影から出てきた場合の通常攻撃は割かしヤケクソ回避が有効。本体の動きを見て逃げる方角を変えるだけでも多少は時間を稼げる。
- 調香師を使う場合、香水は必ず通常攻撃を食らいそうなタイミングで使うこと。
- あらかじめ香水を振ってしまうと、そこに残影を設置されることで、元の位置に戻った際にオペラ歌手もついて来てしまうため。向こうの方が3~6秒ほど滞留時間が長いので、香水の先振りが有利に働く場面はない。一方で存在感が溜まったところで連続攻撃は出来ないので、攻撃を耐えるだけでも十分に時間は稼げる。
- 潜行状態であってもスタン効果は防げないので、呪術師・囚人ならば潜行状態を解除することもできる。ただし、向こう側の速度も速いので、その辺りはやはり読み合いになってしまう。囚人は呪術師と違いハンターがいなくてもスタン攻撃が出来てしまうので、回避される懸念がある。
- 泥棒・探鉱者・曲芸師・昆虫学者は壁際に各種スキルを設置しておくと効果的。オペラ歌手側は迂回せざるを得なくなり、場所によっては影から出ないと回避できない状態を作り出せる。
- 踊り子のオルゴールも有効。破壊させるには一度影から出なければならなくなる。ただし、向こう側の移動速度も速いので過信は禁物。
【隠密で対応する場合の注意点】
- 淵が赤い影のオブジェクトから離れて隠密すること。
ハンターが潜行状態で存在する影の淵は赤く変化する(ただし非常に分かりにくい)。オブジェクト越しでも分かるので、淵が赤くなったら高速でオブジェクトの裏側に回り込まれて見つかる恐れが高い。
救助
- 初手耳鳴りなしで見捨てるもしくは9割救助を狙うと猛スピードで解読圧をかけつつキャンプにも戻れるという破輪のような特性がある。最低でも救助圧はかけておくこと。
- 単発攻撃型のハンターだが「残影」のワープか「瞬間移動」を使って来るので、中距離で攻撃を食らうと助けられなくなる可能性がある。気持ち早めに救助に向かい、椅子前での攻防戦に持ち込めるようにしたい。
- 救助前の隠密はやや遠巻きの位置で待機すること。拘束された椅子のすぐ近くで隠密していると高速周回されて殴られる恐れがある。救助ルートを読まれないように。
- 通常攻撃速度の速さを利用した恐怖の一撃にも注意したいところ。スタンかノックバック技を持っているサバイバーなら遠慮なく使おう。
- 肉壁をする際、オペラ歌手が進む壁際に向かって立ち止まれば進路を妨害できる。通電間際、もしくは次飛びが確定しているサバイバーに対して延命させる時に狙ってみよう。
通電後
- 周辺の影が浮かんできた場合、またはマントが飛んで来たらすぐさま逃げよう。
- オペラ歌手に限らずだが、通電後に脳死でゲートをこじ開けようとした結果、引き分け以上が取れる試合を台無しにしてしまうケースが非常に多い。特にオペラ歌手は「残影」と「瞬間移動」を駆使することでキャンプしながらもう片方のゲート解読を妨害できるので、ゲート前で1人でも捕まってしまうと、その時点で1人以上の脱落は確実なものとなってしまう。
- 単発攻撃型ハンターなので「引き留める」が切れる時間までなるべく耐えることで脅威度はかなり落ちる。たとえ切れていなくても60秒を過ぎていれば、誰かが捕まっても「引き留める」が切れた時に救助する猶予が生まれる。とにかく通電後こそが本番とみて冷静にハンターの動きを探っていこう。
Tips.
ほぼ全域の移動をカバーできるオペラ歌手だが、以下のエリアにおいては潜行状態の解除を誘発できる。
- 初動において有利な場所
- 「影襲」が解禁されても有利な場所