Blackjack/BJ戦略

Last-modified: 2023-05-26 (金) 09:43:44

BJ戦略

Blackjackのより詳細な戦略を記載している。
基本的な概要や戦略を記したBlackjackのページと、より応用的な戦略を記したBJ戦略のページの二部構成としている。

 
 

応用戦略

基本戦略より、応用的な戦略を記している。
高度という訳ではなく、勝利に向けてより細かく立ち回れる戦略が中心である。

カードの使いどころ

  • たくさんあるカード(アイテムカード)だが、1試合で使用する/できるカードは2、3枚程度であり、多くても4、5枚程度である。
  • 各試合でよく使用するカードもあれば、ほとんど使用しないカードもあり、限定的な場面で効果を発揮するカードもある。それぞれのカードの使いどころを紹介する。
  • 以下の表は使用頻度によってアルファベットでランク付けをしており、ランク順に記載している。また、各カードの主な使用例を記載している。なお、ランクは「Aは1試合に1回は使う機会がある」「Bは状況によって使うことがある」「Cはあまり使う機会がない」としているが、その時々により求められるカードも異なり、立ち回り方によって用いるカードも異なってくるため、あくまで参考程度に参照されたい。
     
【アイテムカード使用例要約】
アイテムおすすめ度主な使用機会
透視カード1級Cあまり使用する機会はない。
透視カード2級B決勝ラウンド。相手の点数把握。
交換カード1級B特殊ラウンド。21点プレイヤーの妨害。最も安いチップ量で自身の21点オーバー回避最後の手段。
交換カード2級Cあまり使用する機会はない。
交換カード3級C特殊ラウンド。範囲制限なしで21点プレイヤーの妨害。
手札リセットカード1級B通常ラウンド。安いチップ量で自身の21点オーバー回避の手段。
手札リセットカード2級Cあまり使用する機会はない。
手札リセットカード3級B特殊ラウンド。範囲制限なしで21点プレイヤーの妨害。
引き渡しカード1級A通常ラウンド。自身の点数処理。21点プレイヤーの妨害。
引き渡しカード2級B特殊/決勝ラウンド。範囲制限なしで21点プレイヤーの妨害。自身の点数処理。ラウンド終了間際の妨害。
放棄カードLV1B通常/特殊ラウンド。自身の点数処理。21点の回避。
放棄カードLV2A通常ラウンド。自身の点数処理。
加速カードLV1C決勝ラウンド。チェイス面の強化。
加速カードLV2B決勝ラウンド。チェイス面の強化。
透視カードLV1B決勝ラウンド。相手プレイヤーの位置把握によりチェイス面の強化
透視カードLV2Cあまり使用する機会はない。
 
各カードの使用例
カードおすすめ度解説
1
透視カード1級
x
使用度:C1 ほとんど使用する機会はない。最もチップ数が少なく購入できるが、プレイヤー1名の手札を1枚確認したところで得れる情報が少ない。例えば残り3名の段階で引き渡し2級を使用して他2名脱落を狙って透視カード2級をハンターに使用したが、ハンターがダウンを獲得し引き渡し2級を辞めた場合に残ったハンタープレイヤーと決勝ラウンドに突入することがある。その場合に決勝ラウンドに配られた新たな1枚に透視カード1級を使用して全カードを把握することができる。
2
透視カード2級
x
使用度:B2 「主に決勝ラウンドにて、相手の点数を確認するのに使用する」。詳しくは決勝ラウンドの立ち回りに後述しているが、決勝ラウンドにおいては相手の点数を把握することが必要な場合がある。30チップと安価で購入できるが、決勝ラウンドで他に使いたいカードとチップを相談して購入を検討する必要がでてくる。通常ラウンドにおいて、手札リセットカードや交換カードを使用する際の目安を確認することも可能である。
3
交換カード1級
x
使用度:B3 「主に他人の妨害カードとして使用する」。メリットは他人に干渉できるカードのなかで、最も少ないチップで購入できる妨害カードであることである。そのため主に、特殊ラウンドにおける21点プレイヤーに対する妨害カードとして有力である。但し500チップを有する目処があるのなら21点プレイヤーの妨害に向かうより解読をし引き渡し2級保険の方が立ち回りやすいことが多い。また自身のチップがほとんどなく、バーストし脱落しそうである場合の最後の手段としても活用できる。デメリットは交換カード2級3級と同様に、自身の手札が小さい数字で構成されている場合、点数が増えやすいリスクがある。
4
交換カード2級
x
使用度:C4 あまり使用する機会はない。妨害目的の投射カードならば、確実な引渡しカード1級か安価な交換カード1級に軍配があがる。決勝ラウンドで逃げ勝ちを狙っているハンターに対して射程無視のカードを購入するチップがない場合に、交換カード1級や手札リセットカード1級より広い範囲から妨害することが可能である。
5
交換カード3級
x
使用度:C5 あまり使用する機会はない。射程無視のカードならば、確実な引き渡しカード2級や効果が高い手札リセットカード3級に軍配があがる。射程無視のカードで妨害することが求められている状況で、手札リセットカードだと自身の点数が上振れしそうな場合に、被害を少なく妨害するのに用いることができる。
6
手札リセットカード1級
x
使用度:B6 「主に通常ラウンドにて、自身が脱落しそうな時で引き渡しカード1級や放棄カードLV2を購入するチップがない場合に使用する」。また「引き渡しカードを受けた際の仕返しカードとしても使用できる」。100チップと交換カード1級より高価であるが、バースト回避の最後の手段としては交換カードより有効に働きやすい面がある。反面、手札リセットカード2級3級と同様に、自身の手札が小さい数字で構成されている場合、点数が増えやすいリスクがある。
7
手札リセットカード2級
x
使用度:C7 あまり使用する機会はない。カードの範囲が広くなることによる恩恵があまりなく、基本的に手札リセットカード1級で事足りてしまうのが現状である。200チップあるのであれば、他のカードの選択肢が増えてくることが多い。
8
手札リセットカード3級
x
使用度:B8 「主に妨害が必要な場面で、投射カードが届かない場合であり、引渡しカード2級を購入するチップがない場合や、手札シャッフルの効果が見込める場合に使用する」。メリットは射程無視のカードであるため、投射カードでは妨害できないケースに役に立つ。射程無視の3種のカードのうち、交換カード3級と比べて点数変動が激しく、500チップに足りない場合有力である。デメリットは手札リセットカード1級2級と同様に、自身の手札が小さい数字で構成されている場合、点数が増えやすいリスクがある。相手の手札の枚数や点数の構成を予測して交換カード3級と比較し、どちらが自身に負担が少ないか考慮すること。
9
引き渡しカード1級
x
使用度:A9 「主に自身が脱落しそうな時に使用する」。放棄カードLV2との差別点は、100チップ安いこと。対象プレイヤーの点数を増やせること。投射カードであることである。メリットは確実に点数を大きく減らすことができ、自身のバースト回避に役に立つ。また、他プレイヤーの点数を増やせるため、対象プレイヤーを脱落に追い込めば自身の順位を底上げできる。デメリットは投射カードであるため、対象プレイヤーの傍にいないと使用することができない。よって放棄カードLV2と異なりバースト回避カードとして安定しない面がある。なお、放棄カードなどのLVカードと異なり級カードであるため、1ラウンドが終了すれば再度使用できる。
10
引き渡しカード2級
x
使用度:B10「主に妨害が必要な場面で、投射カードが届かない場合に使用する」。また、チップを多く有しているプレイヤーや、点数が低そうで今後の自分の勝利の妨げとなりそうなプレイヤーを脱落させることができる。メリットは射程無視のカードであるため、引き渡しカード1級と異なり対象プレイヤーの傍にいなくても使用できる。そのためBJ最強カードとも言えるが、デメリットとして500チップと購入しにくいのが難点である。バースト回避として1枚処分するためなら、引き渡しカード1級や放棄カードLV2に軍配があがり、チップに余裕がある場合では600チップ貯めて引き渡しカード1級を2枚使用するほうが効果的なことが多い。ただし投射カードでは妨害できない決勝ラウンドのケースや、残り時間が少ない特殊ラウンドにて、盤面を確実に打開できる唯一無二のカードである。決勝ラウンド等1ラウンドにおいて、引き渡しカード1級と合わせて2枚カードを送りつける戦術もある。
11
放棄カードLV1
x
使用度:B11「主に自身が脱落しそうな時で、引き渡しカード1級や放棄カードLV2を購入するチップがない場合に使用する」。メリットは確実に点数を減らすことができ、対象を直接指定できるため、ハンターにダウンをとられた場合や近くにプレイヤーがいない場合でも使用できる。デメリットは捨てるカードがランダムであるため、手札の小さい数字を捨ててしまうと点数があまり減らないことがある。手札が比較的大きい数字で構成されている場合や、引き渡しカード1級や放棄カードLV2を購入するチップがない場合のバースト回避カードとして役に立つ。放棄LV2と放棄LV1どちらでもバーストを回避できそうなケースに限っては放棄LV1の方がチップを安く済ませられる。今後の緊急回避に最低300チップ必要になる点などを考慮して判断しよう。
12
放棄カードLV2
x
使用度:A12「主に自身が脱落しそうな時に使用する」。引き渡しカード1級との差別点は、100チップ高いこと。他プレイヤーの点数を増やせないこと。対象を直接指定できるカードであることである。メリットは確実に点数を大きく減らすことができ、自身のバースト回避に役に立つ。また、対象を直接指定できることにより、ハンターにダウンをとられた場合や近くにプレイヤーがいない場合でも使用できるため、バースト回避カードとしてとても安定する。デメリットは他人に干渉できないため、ハンターに狙われてしまうとチップ不足となってしまうことがある。なお、引き渡しカードなどの級カードと異なりLVカードであるため、1試合に1度きりの使用である。よって決勝ラウンドでのハンターや、終盤ラウンドに向けて温存する立ち回りも考えられるが、基本的には脱落のリスクを回避していく方針がオススメである。
13
加速カードLV1
x
使用度:C13加速カードLV2と同様に、「主に特殊ラウンドや決勝ラウンドにおける、逃げ切ることで勝利できる状況下で使用する」。100チップで購入できるため、加速カードLV2が購入できない場合に使用する。なお、引渡しカードを使用せずに加速カードLV1とLV2の両方を買うことも検討できる。相手の投射カードを避けるのにも使用できなくはないが、消費チップに対するリスクとリターンが大きい。相手サバイバーに妨害カードを使用する際の距離詰めに使用することもできるが、わざわざ加速カードを購入して妨害カードをあてるのならば他のカードを使用するほうがチップ消費量などの点から立ち回りやすいことが多い。
14
加速カードLV2
x
使用度:B14「主に特殊ラウンドや決勝ラウンドにおける、逃げ切ることで勝利できる状況下で使用する」。このカード1枚でハンターとの距離を離せるため、チェイスを伸ばす手段として大いに貢献する。200チップ消費するため、基本的に残り200~299チップのときの使用が検討される。特殊ラウンドや決勝ラウンドで300チップ以上ある場合は、引き渡しカード1級で相手の点数を増やすのか、加速カードLV1とLV2の2枚を使用して逃げ切るのか検討すること。基本的なチェイス力があるのなら、決勝ラウンドで加速カード2枚使用のサバイバーのダウンをとるのは不可能に近い。なお相手サバイバーに妨害カードを使用する際の距離詰めに使用することもできるが、わざわざ加速カードを購入して妨害カードをあてるのならば他のカードを使用するほうがチップ消費量などの点から立ち回りやすいことが多い。
15
透視カードLV1
x
使用度:B15「主に隠密サバイバーを発見するのに使用する」。決勝ラウンドで相手プレイヤーの位置を知りたい場合や、通常ラウンドで隠密しているサバイバーを発見するのに役に立つ。ただし通常ラウンドではラウンド開始時や存在感がたまるタイミングで位置を把握でき、特殊ラウンドでは21点プレイヤーの位置は把握できるため、存外使用する機会は少ない。ただしシルエットで位置を把握する時間外でも妨害カードをケアしつつダウンを狙う場合など、上級者はこのカードの購入を検討しておくと有効なことがある。透視カードLV1が求められる状況では時間に余裕がないことが多いので、カード購入から使用までの操作を迅速に行うことが求められる。
16
透視カードLV2
x
使用度:C16あまり使用する機会はない。わざわざチップを消費してまでプレイヤーの位置を知りたい状況が少ない。決勝ラウンドで妨害カードのケアをしつつ遠距離鏡を使用するなどといった位置を知りたい状況下や、隠密サバイバーの索敵にも1人の位置を把握できれば良いケースが多く、50チップで購入できる透視カードLV1に軍配があがりやすい。ただし、透視カードLV1と比べて対象プレイヤーを指定しなくていい分カード使用までの時間が短い。決勝ラウンドなどで他に有効なカードがなく、残りチップ量が関係ない場合ではこちらのほうが優れていると言える。

▼アイテムカードの基本情報はこちら

 

マップ別立ち回り

  • 強い暗号機・強いポジションとは
    軒並み通常戦で強いとされているポジションが強いが、板割りが早く窓枠の閉鎖があるため若干の例外もある。強いチェイスルートに関しては通常戦とほぼ同様である。
    Blackjackはチップを稼ぐために暗号機を解読する必要があるが、瞬間移動でやってくるハンターに即死してしまうと元も子もない。
    よって膝蓋腱や割れ窓の加速が使える「板や窓枠が近い暗号機」が強く、優先的に解読したい。
    板や窓枠までの距離がとても重要であり、距離が離れていると断罪狩人のチェーンや芸者の刹那などといったハンターの攻撃の餌食となりやすい
     
  • マップ別の立ち回り
    以下に「軍需工場」「聖心病院」「赤の教会」それぞれのマップごとに暗号機別の立ち回りと、それぞれのマップに強みのあるサバイバー・ハンターを記している。
    比較して高低差がある聖心病院はチェイスの観点でサバイバーに有利な即面があり、ハンターで特殊/決勝ラウンドを迎える際の立ち回りは気をつけたい。
    それぞれの暗号機を5ツ星で評価している。主に窓枠が近い/板が近い/複数のチェイスルートがある/強いポジションにアクセスできるといった点から評価付けしている。血の女王の鏡の出しやすさも若干考慮している。参考程度に参照されたい。
    なおラウンド開始時のハンターに位置が表示されるタイミングで板を先倒しすれば、瞬間移動のリスクを減らしつつタイムロスも少なくできる点で合理的といえる。
    軍需工場
    【要約・総評】
    窓枠が2つある「工場」が強い。板が豊富でアクセスしやすい「3枚板」も強いため、板が残っている場合は積極的に解読したい。南奥は暗号機の配置上板が残っていることも多い。小屋方面はあまり強くないため、特に小屋入口の板がなくなった場合は他の地点で立ち回るほうがオススメである。全体的に視界が悪いため、チェイス対象出ない場合でも鏡などによる奇襲には気をつける。
    軍需工場詳細

    【軍需工場のマップと暗号機位置】

    (マップのwikiページと同様)
    • 各ポジションの名称
      File not found: "無題20.jpg" at page "Blackjack/BJ戦略"[添付]
      :暗号機、:ハッチ
      軍需工場の頁から拝借しています。※先編集者様が過去に作られた画像なので新ポジ等一部古い点に注意)
       
    • 暗号機の位置
      File not found: "軍需工場_暗号機.jpg" at page "Blackjack/BJ戦略"[添付]
      軍需工場の頁から拝借しています。※先編集者様が過去に作られた画像なので新ポジ等一部古い点に注意)

    【各暗号機の評価】

    ①小屋横★★★✩✩
    弱めのポジション。
    板への距離は近いがマップ端でもあり、わざわざここまで来て解読する機会は少ない。豊富な板で駆け引きをするよりかは、暗号機右の板を使って小屋へ向かうのがおすすめである。(おすすめ解読位置:暗号機右)
    ②小屋★★★★✩
    強いポジション。
    小屋外の暗号機は小屋入口の板がある場合強い。積極的に先倒ししておこう。窓枠まではやや距離があるため、小屋の板がなくなってしまうとハンターによってはダウンをとられてしまうので、あまり強くないポジションとなってしまう。通常戦同様小屋を出て3枚板に向かうのが無難なルートである。(おすすめ解読位置:暗号機右)
    ③小屋奥★★✩✩✩
    弱いポジション。
    通常戦同様とても危うい暗号機である。小屋入口の板に真っ直ぐ向かうのがルート取りとして安定する。小屋の板がない場合は小屋奥の窓枠により加速できるが、加速後に強いポジションに向かいにくい。(おすすめ解読位置:暗号機左)
    ④カラス★★✩✩✩
    弱めのポジション。
    あまり強くないポジションだが、位置的に回す機会の多い暗号機。カラス奥に向かう板が生命線で、他のルートは即死しやすい。板がない場合は協力解読以外で触るのは控えたほうが良い。(おすすめ解読位置:暗号機右)
    ⑤カラス奥★★★✩✩
    普通のポジション。
    ポジションとしてはそこそこだが、あまり解読する機会がない暗号機。基本的には暗号機左の窓枠を乗り越え、カラス奥でチェイスすることになる。暗号機右の窓枠から加速し3枚板方面に向かうこともできるが、視野が広いためハンターのスキルによる攻撃をくらいやすい。(おすすめ解読位置:暗号機左と前)
    ⑥開き(中央更地)★★✩✩✩
    弱いポジション。
    通常戦同様回したくない暗号機。開きの板を先倒ししておき、南奥に向かうのが一般的である。開きに近い3枚板の板が残っているならそちらに向かう選択もあるが、やや距離がある。初手で触る場合は3枚板か南ゲート前(コンテナ)の暗号機のほうがおすすめである。(おすすめ解読位置:板に近い2地点)
    ⑦3枚板(中央)★★★★★
    強いポジション。
    暗号機真左に板があり、右の板も使用できるため序中盤重宝する暗号機。後ろの離れた板も間に合うことが多く、小屋に向かう選択肢もある。基本板を使ったグルチェではなく、左右どちらかの板を使って工場に逃げてしまうのが安定する。暗号機右の解読位置や、板がなくなった隙間は通せんぼが可能なため注意が必要である。なお序盤ラウンドにて3枚全ての板を倒しておくと、暗号機を回そうとする他プレイヤーの膝蓋腱加速を消費するか遠回りしないと解読することができないため、一考の余地がある。(おすすめ解読位置:暗号機左と前)
    ⑧南ゲート前(コンテナ)★★★✩✩
    普通のポジション。
    南奥に向かう位置に板があるため強い。ただし若干距離があり、板がない場合や対女王では危険である。南奥でのチェイスが強いので、板がなくなってしまうと一気に弱ポジとなってしまうので注意である。(おすすめ解読位置:暗号機左)
    ⑨南奥(南の囲い)★★★★✩
    強めのポジション。
    暗号機左に窓枠があり、後ろに板があり、少し離れた右にも窓枠があり選択肢が多い。色々なチェイスルートがあるため、ハンターのスキルや存在感、板の消費具合を考えて逃げる方向を選ぶとよい。通常戦同様の巻き込まないチェイスもそのまま行える。なお暗号機左右の位置は通せんぼが可能なため注意が必要である。(おすすめ解読位置:暗号機前)
    ⑩工場中★★★★★
    強いポジション。
    暗号機真横の板を使って逃げる他、窓枠を使ってチェイスを持たせ、最後に板を使っても強い。窓枠の閉鎖があるため、グルチェで永遠には稼げない。南コンテナの方向か、3枚板の方向か、カラス方向どこに向かうのが良いか考えておく。(おすすめ解読位置:暗号機左)
    ⑪工場外★★★★✩
    強いポジション。
    工場外にある暗号機に最も近い板は倒しておくことがおすすめである。工場内に安全に行くことができる。この板は割られることは少なく、工場の板がなくても臨機応変にチェイスできる。若干離れている距離も心配しなくてよくなる。最も近い板で加速し出窓で加速すれば3枚板までいくことも可能である。(おすすめ解読位置:工場板に近い2地点)
    ⑫新ポジ★✩✩✩✩
    弱いポジション。
    板はかなり近いが、この板の加速を使ってもチェイスをもたせづらい。窓枠を使って逃げるにしても向かう方向の関係上距離をとりづらい。また、視界がひらけておりポジション自体も弱い。他に暗号機がない場合以外はあまり解読しない方が良い。(おすすめ解読位置:板に近い地点)
     
    特にマップが活きるサバイバー・ハンター(Bランク以上)
    マジシャンステッキによる通せんぼ、閉じ込めポジションが多い。
    昆虫学者虫置きによるハンターの通せんぼポジションが多い。窓枠に調整試薬を塗る機会が多い。
    血の女王遮蔽物が多く遠距離鏡を狙いやすい。
    彫刻師板窓による確定石像のポジションが多い。
     
    聖心病院
    【要約・総評】
    窓枠に加え、高低差がある「院内」がとても強い。序盤ラウンドは院内、小屋、強ポジといった強いポジションでの解読を心がけ、強ポジ、女神像、2枚板(女神像横)は板の消費を見つつ解読しよう。院内で高低差を使ったチェイスをするだけでチェイスをかなり稼げるので、終盤ラウンドでは場合によって解読せず院内に残ることも考える。納棺師の棺桶は院内2階にだすのが無難である。
    聖心病院詳細

    【聖心病院のマップと暗号機位置】

    (マップのwikiページと同様)
    • 各ポジションの名称
      File not found: "無題21.jpg" at page "Blackjack/BJ戦略"[添付]
      :暗号機、:ハッチ
      聖心病院の頁から拝借しています。)
       
    • 暗号機の位置
      File not found: "無題27.jpg" at page "Blackjack/BJ戦略"[添付]
      聖心病院の頁から拝借しています。※暗号機マップがないため、先編集者様のコンソール位置で代用しています)

    【各暗号機の評価】

    ①女神像(石像)★★★✩✩
    普通のポジション。
    暗号機から近い板が2枚あり、2枚板の方面か、強ポジ方面好きな方に逃げれる。ただし見晴らしはいいため、どちらに逃げるにせよ女王の鏡には弱め。基本的に強ポジに向かう板を先倒ししておきたい。(おすすめ解読位置:暗号機左)
    ②2枚板(女神像横)★★★✩✩
    普通のポジション。
    チェイス場所としては強くないが、板と窓枠が近いため加速によって逃げやすい。ただ加速の持続時間だけで強いポジションに行くのはやや難しい。正面ゲート側にいくと無力なため、院内か女神方面に逃げるのが基本である。(おすすめ解読位置:暗号機左)
    ③正面(3枚板・トライアングル)★★★★✩
    強めのポジション。
    正面単体では弱いが、暗号機横の板を先倒ししておき、病院へのチェイスルートを辿りやすい。基本的に暗号機横の板、状況に応じて付近の窓枠も使って病院の板(元窓枠)まで行くことが可能で院内に逃げることが可能である。暗号機横の板は割られることも少ないため、加速は終盤ラウンドでも使用しやすいが、病院板(元出窓)はなくなっていることも多いため確認しておく。(おすすめ解読位置:暗号機右)
    ④T字★✩✩✩✩
    弱いポジション。
    聖心病院で最も解読したくない暗号機である。窓枠の加速を使用しても強いポジションにアクセスしにくい。幸いT字周辺の暗号機もそこまで強くないため、ここの暗号機に来る機会はあまりない。(おすすめ解読位置:窓枠に近い地点)
    ⑤院内出窓★★★★★
    強いポジション。
    聖心病院で最も安定する暗号機。左右どちらかの窓枠を乗り越え院内に再度入るルートなど、数多くの逃げ方がある。院内に暗号機があれば、優先的に解読したい。(おすすめ解読位置:暗号機右と左)
    ⑥院内2階★★★★★
    強いポジション。
    聖心病院で最も安定する暗号機。暗号機横の最強板はどのように使用しても強い。院内のチェイスのルートは通常戦と同様である。院内に暗号機があれば、優先的に解読したい。(おすすめ解読位置:暗号機左と前)
    ⑦小屋下(小屋横2枚板)★★✩✩✩
    弱いポジション。
    暗号機から板までやや距離がある点と、開けた位置に暗号機があるため、女王の鏡に即死しやすい。最も近い2枚板を消費してしまうとチェイスをもたせづらく、小屋に膝蓋腱加速で向かうにはやや距離が離れている。病院正面の板まではハンターが真っ直ぐこられると間に合わないが、2枚板に向かう読みで行く選択もある。相手ハンターにもよるがあまり解読するのはオススメしない。(おすすめ解読位置:暗号機左か前)
    ⑧小屋★★★★✩
    強いポジション。
    窓枠を使って院内まで向かうルートや、板を使って強ポジまで向かうルートなど選択肢が多い。院内に向かう際にある2つの板のうち、手前にある板を倒しておけると小屋窓枠と当該板の加速を使って安全に院内まで行くことが可能となる。(おすすめ解読位置:窓枠に近い2地点(板に近い地点))
    ⑨強ポジ小屋寄り★★★★✩
    強いポジション。
    窓枠までの距離が近いため、割れ窓の加速を利用して院内まで向かうことや、強ポジでぐるぐるできる。強ポジの強い板が無い場合や、他サバイバーに封鎖されることもある。窓枠は一度使うと閉鎖されるため、通常戦ほど長く居座らず別ポジに逃げる選択を常に考えておく。(おすすめ解読位置:暗号機右)
    ⑩強ポジ女神寄り★★★★✩
    強いポジション。
    板や窓枠が近いため逃げる方向の選択肢が多い。板の先倒しは時間ロスになるため、基本的には強ポジをぐるぐるし、機会を見て院内や小屋に向かいたい。通常戦では弱いが、瞬間移動後に限り暗号機右の窓枠を使って院内や女神方面へ逃げるのも有効である。(おすすめ解読位置:暗号機前と左)
     
    特にマップが活きるサバイバー・ハンター(Bランク以上)
    納棺師院内2階に納棺することで多くのハンターはかなり追うのに苦労する。
    祭司院内に強いワープポジションが多い(出窓八の字・入口棚から板前・板横柱・板間上下など)。
    玩具職人院内2階から落下するポジションで滑空することができる。
     
    赤の教会
    【要約・総評】
    割れ窓の加速を使用できる「小屋」と「北ゲート」の暗号機が強い。通常戦同様L字やL字下の板がチェイスで強いため活用したい。墓場はチェイス面では強いが、板割も早く鏡も狙われやすいため注意が必要である。南壁壊しは板も近く、板がなくなった場合暗号機裏の壁を壊しておくと割れ窓の加速で逃げやすい。小屋やマップ右側での解読を心がけ、板が少なくなってきたら壁壊し中央のチェイスを活用する。
    赤の教会詳細

    【赤の教会のマップと暗号機位置】

    (マップのwikiページと同様)
    • 各ポジションの名称
      File not found: "A5533EBA-F8FD-4A78-A65D-6F44B43E8A9B (1).jpeg" at page "Blackjack/BJ戦略"[添付]
      :暗号機、:ハッチ
      赤の教会の頁から拝借しています。)
       
    • 暗号機の位置
      File not found: "IMG_2456.PNG" at page "Blackjack/BJ戦略"[添付]
      赤の教会の頁から拝借しています。)

    【各暗号機の評価】

    ①北壁壊し★★✩✩✩
    弱めのポジション。
    壁を壊す時間がもったいないため、あまり初手で解読するべきでない。解読真下の板が最も近い板だが、やや距離がある。見晴らしもいいため真下のルートはハンターのスキルの攻撃をくらいやすいため注意。暗号機右上の飛び出ている壁を壊しておくか、下方向に行けるよう暗号機右下の壁を壊しておくと逃げやすい。(おすすめ解読位置:暗号機左)
    ②北壁横★★★★✩
    板が残っていれば強いポジション。
    暗号機真横に板があるため、板が残っていれば膝蓋腱加速を確実に使える。基本的には先倒ししておくが、瞬間移動されたあとに倒すことも可能である。加速後も教会内や壁壊し中央方向に逃げることができる。(おすすめ解読位置:暗号機右)
    ③壁中央★★★✩✩
    板が残っていれば普通のポジション。
    最も近い板は暗号機左だがあまり強くないため、距離は離れているものの暗号機右の板で膝蓋腱加速した方が逃げやすい。手間はかかるもののここの暗号機を1人で回すのなら暗号機右の板は倒しておきたい。(おすすめ解読位置:暗号機前と右)
    ④南壁壊し★★★✩✩
    普通のポジション。
    通常戦ではファーチェポジだが、BJでは立ち回りやすい。暗号機後ろの板は距離が近く優秀で、先倒ししておけば壁壊し中央方面に逃げやすい。また暗号機裏の一番近い壁を壊しておくと、マップ下から回って乗り越えると割れ窓の加速で壁壊し中央方面に逃げやすい。(おすすめ解読位置:板有=暗号機前。壁破壊=暗号機右)
    ⑤小屋★★★★★
    強いポジション。
    小屋の窓枠に真っ直ぐ向かい、教会内まで割れ窓の加速で逃げられる。暗号機に触る際、小屋の窓枠に近い位置が2箇所あるため、協力解読する場合窓枠の取り合いになるため注意が必要である。(おすすめ解読位置:窓枠に近い2地点)
    ⑥教会★★★✩✩
    弱めのポジション。
    ただしマップ中央にあるため解読する機会はものすごく多い。通常戦同様小屋側の窓枠に近い板を倒しておくことで膝蓋腱加速しやすい。ただし協力解読することも多いため、板の先倒しに拘りすぎないこと。慣れているハンターは小屋方面の窓枠にカメラを合わせることが多いため、墓場方面の窓のほうが逃げやすいこともある。(おすすめ解読位置:小屋に向かう板に近い2地点)
    ⑦レッドカーペット(レカペ)★★✩✩✩
    弱めのポジション。
    あまり初手で解読するべきでない。暗号機左の板が必須であり、先倒ししておき膝蓋腱加速するほかない。逃げる方向も難しいが、まっすぐ教会内に行き墓場への窓枠を使うのが一例である。板を先倒ししてないと、板の読み合い必須のポジションである。(おすすめ解読位置:暗号機左)
    ⑧北ゲート前★★★★★
    強いポジション。
    窓枠が近く、暗号機横の窓枠を使うことでL字や墓場方面に確実に逃げれる。ここの板は解読する際に逃げるよりも、L字などで逃げてきた際のチェイスで使用する方が強いことが多い。膝蓋腱加速とで割れ窓の加速の選択もできるポジション。(おすすめ解読位置:暗号機前)
    ⑨教会横★✩✩✩✩
    弱いポジション。
    赤の教会で最も解読したくない暗号機である。基本的にL字に向かう通常戦の椅子前にある板を使用するルート以外は即死しやすい。ラウンド制限時間後半や、誰かが追われているとき以外は解読しないほうが賢明である。(おすすめ解読位置:暗号機右)
    ⑩L字★★★★✩
    板が残っていれば強いポジション。
    通常戦でここの板が強いように、基本的に割らなければハンターは追いにくい。L字下の強い板と合わせてチェイスをもたせやすい。L字下の窓枠で加速すれば、墓場まで逃げやすい。(おすすめ解読位置:暗号機前と左)
    ⑪墓場★★★✩✩
    普通のポジション。
    板が残っていれば教会に向かうひとつめの板で加速すれば基本どの方面へも逃げれる。板割りが早い関係上思っているほど強くないこともあり、後半ラウンドでは板がなくなってることも多いため注意が必要である。マップ端の板は暗号機から最も近いが、逃げる方向もないため、最後の手段として使う方がおすすめである。なお、レカぺ方面から鏡を出され即死することがあるため注意である。(おすすめ解読位置:暗号機右。板無=暗号機右か前)
     
    特にマップが活きるサバイバー・ハンター(Bランク以上)
    祭司教会に強いワープポジションが多い(教会内の右板を活用したワープ・教会枠に沿ったワープなど)。
    使徒マップが平地で猫を噛みやすいかつ、ランウェイによる距離詰めが行いやすい。
     
  • チェイス補足
    • 通常戦と異なりチェイス時の巻き込みを考慮しなくて良いため、純粋に強いルートがそのまま使える。
      よってチェイスの練習としてもBlackjackはとても有用である。
    • 怪力3振りの関係上、板の裏にスペースがある板攻防に強い板はいざという時に役に立つが、板攻防は最後の手段としなるべく距離チェイスをした方がチェイスを伸ばしやすいことが多い。
    • 暗号機別立ち回りは祭司のワープやカウボーイの縄など、各サバイバーの特性は考慮していない。通常戦同様と変わらないポジションで役に立つ。
       
  • カスタムモードにおけるBlackjackのマップ
    カスタムモードのBlackjackでは軍需工場赤の教会聖心病院だけでなく、湖景村月の河公園レオの思い出永眠町でも遊ぶことが出来る。
    広いマップでは暗合機間の移動に時間がかかる点や、妨害カードの使用するタイミングが少ない点など、いくつか特徴が存在する。
    傍に板や窓がある暗号機を把握することが大切であり、移動面で強いサバイバーの採用も有効である。
     

環境サバイバーのテクニック・対策

キャラ性能がBlackjackと相性が良いとされている「マジシャン」「納棺師」について詳しいテクニック等を記載している。
どのサバイバーも「相手ハンターとの相性」「特殊・決勝ラウンドでの優位性」「対妨害カード性能」等、一長一短の面がある。
またチェイスの操作性面での稼ぎやすさではやや昆虫学者。ダウンした後でもカードによる点数処理が可能な納棺師。等、使用者に合ったキャラクターの採用も有効である。
なお「幸運児」は複数のアイテムを選択できる点から、幅広い立ち回りが可能なため合わせて記載している。
また「昆虫学者」についても記載している。

【環境サバイバーの比較要約(マジシャン・納棺師・昆虫学者) 】
解説
チェイス面【マ】強み:ステッキで通常攻撃の緊急回避や、鏡像の回避が2回行える。弱み:ステッキを無効化しやすいスキルによる攻撃に弱い。アイテムの使いどころや攻撃回避がやや難しい。
【納】強み:ハンター問わず危機一髪発動時間を生み出せる。弱み:チェイス能力が乏しい
【虫】強み:徒歩ハンター相手に距離チェイスできる。弱み:遠距離攻撃に弱い
対妨害カード【マ】距離が開いていれば残像で回避できる。
【納】アイテムで妨害カードは防げない。
【虫】解読中・移動中でも容易に対策ができる。
 
マジシャンのテクニック
マジシャン:万能なチェイスアイテムと、数少ない引き渡しカード対策を有するサバイバー
【強み】
(1)投射カードに対応する手段を有している
(2)血の女王の鏡に対応できるアイテムを有している
(3)アイテムが加速効果を有している
(4)解読効率が100族である。
(1)【妨害カードを使用する例】
①協力解読してるフリをしつつステッキを使用。妨害カードをあてて、逃げる方向がわからないように離脱する。
②対象者に見られない位置からステッキを使用。姿が見えないうちに妨害カードをあてて、見られない位置に帰る。
③妨害カードをあててステッキを使用。妨害カードの使用できる範囲外や遮蔽物までダッシュで逃げてしまう

①はカードを当てやすく比較的行いやすい。ただ熟練者ほど協力解読の引き渡しは警戒する。②は上手くいくと完全にばれずに妨害が行える。対象者が暗号機を触っている等静止していないと困難。③は最も汎用性が高い。反面、遮蔽物の利用は技術や地形に恵まれる必要が有る。
【妨害カードを回避する例】
①相手との距離が離れている場合、ステッキを使用し残像により妨害カードを無効化する
②ステッキを使用し、ダッシュによって遮蔽物に行き妨害カードを無効化する。

①は上手くいけば、ほとんどの場合に対処できる。やや操作難度は高いが、狙ってくるサバイバーと正反対の方向へステッキを使用することで比較的簡単に防げる。できればカードを見てからステッキを使用しよう。②は①の保険としても利用できる。ダッシュを過信せず、素の動きでカードを避けるぐらいの気持ちが良い。
(2)【ステッキのタイミング】
女王の鏡を出すタイミングと同時にステッキを使用。
使徒の猫を出すタイミングと同時にステッキを使用。
鏡像でダウンしそうな時にステッキを使用。
【具体的な対応例】
1枚鏡を腐らせることができればその後しばらくは女王の強みがなくなる。特にラウンド制限時間前半はアイテムを温存し、存在感が溜まりダウンしてしまうとドローされるであろうタイミングの鏡に合わせてステッキを使用することで、女王相手にダウンすることはなくなる。慣れると、鏡の持続時間並びにクールタイムと残り制限時間を比較し女王相手でも長時間チェイスできる。
■ステッキは通せんぼや加速で使用してしまうことは極力避け、鏡の無い間は板や窓を使用した素のチェイスで持たせるよう意識すること。
■位置のシルエットが見える状態ならば、超遠距離だろうとある程度の女王使いであればドンピシャに鏡を出してくる。他のプレイヤーの鏡像によるダウンの早さなどから鏡の精度を推し量り、ステッキの使用するタイミングをあらかじめ考えておく。
■なお聖心病院院内はいくら女王といえど追いにくい。BJ帯では、院内で内部や通路に鏡を出して挟み撃ちできるほどの女王使いは少ない、鏡を出しにくい位置でのチェイスでステッキを温存したい。
決勝ラウンドでは概ね鏡の使用は2回であるため、丁度ステッキでカバーできる。熟練の女王使いはそれを分かっており、巧みにチェイスルートの誘導をかけてくる。通常戦と異なりタイマンであることを重視し、いくつかステッキの加速を絡めた強いチェイスルートを確立しておくと便利である。
(3)【加速の使用どころ】
ポジション移動に使用。板を消費したポジから板が残っているポジなど、素のチェイスを大幅に伸ばせる。
協力解読からの離脱。加速によって離脱することで共に解読していたサバイバーにチェイスを押し付けやすい。残像が残り翻弄されるメリットもある。
暗号機への移動に使用。他プレイヤーがチェイスをしており、ステッキが余っている場合でも、2台目3台目への暗号機への移動として使える。

①が最も使いやすいステッキの使い方。特に徒歩ハンター相手に有力であり、ステッキの加速で距離をとるだけでもチェイスを伸ばしやすいが、足跡の残し方や向きを反転して逃げるなど、ステッキ特有の使い方をマスターしたい。②はややステッキがもったいないが、制限時間が残り少ない場合や、ドローされるとバーストの危険があり、手札処理カードを温存したいためこのラウンドでは確実にダウンを避けたい場合では考慮に入る。③はこのラウンドで今後ステッキを残す必要がない場合などに、わずかでもチップを稼ぐためにとても有効である。解読する暗号機に移動するほか、次のラウンドに備えて強ポジの暗号機の近くにあらかじめ移動するなどにも使える。
(4)同じくチェイスを伸ばせる一等航海士や墓守に比べ解読効率が悪くないため、安定してチップを稼げる。
【弱み】
(1)相性の悪いハンターにチェイスが持ちにくい
(1)ステッキは血の女王の鏡に対して強いが、基本それ以外のハンターのスキルにはあまり強くない。
特にBJでマジシャンメタとして見られる「使徒の猫」や、0.5ダメでチップも稼げる「彫刻師の石像」などに相性が悪い。詳しくは環境ハンターの【対使徒】も参照されたい。
総じて、マジシャンに有利なハンターに対しては「ステッキの加速を素のチェイスに役立てる」必要がある。
【対マジシャン】
チェイス■キャラピック画面でマジシャンがいる場合、血の女王でのダウンはややとりづらい。マジシャンに有利なハンターのピックを検討する
■引き渡しカードがある手前、当然マジシャンがいようが女王ピックも選択に入る。ただしカード配りの段階でカードをもう1枚引くことは避けるほうが無難である。
■比較的遠距離による鏡は警戒していないサバイバーが多い。開けた場所から鏡を出せば油断しているマジシャンが多い。
■通常戦同様ステッキ使用後は概ね真っ直ぐチェイスルートを進むか、反転して別の方に向かうかである。焦って残像を殴らずに、マジシャンの位置を予測することが大切である
■初心者メタとも呼ばれているが、暗号機を触ったままステッキを使い、解読している残像を残して離脱するマジシャンがいる。瞬間移動したにも関わらず暗号機から離れないマジシャンは残像の可能性が高い
■使徒の猫や彫刻師の石像、黄衣の王の触手等々はいつもどうりチェイスルートを意識して使用することでステッキの強みも封じ込めやすい。
カード攻防■特に序盤にハンターで無双していたマジシャンなどは、熟練のBJプレイヤーの可能性が高い。基本いつでも妨害カードが飛んでくることを警戒しておく。
■他のサバイバーより厄介なことが多いためハンターでダウンを取れた場合、優先的にカードを渡してしまうことを検討する。また妨害カードでマジシャンを脱落させておけば今後立ち回りやすいことが多い。
■強ポジ周辺を中心にマジシャンがいる可能性は高い、壁裏からの奇襲等に警戒が必要である。
■全員のカード枚数を把握しておくことがベストだが、特にマジシャンのカード枚数は把握しておくと便利である。放棄カードを使用している場合はステッキによる引き渡しは警戒しなくてよくなる。
納棺師のテクニック
納棺師:納棺によって確実に安全な時間を作り出せるサバイバー
【強み】
(1)危機一髪発動時間を有しているため、多くのハンターに対応できる
(2)危機一髪発動時間時間を有しているため、カードの予約と購入に時間的余裕が生まれる
(3)ラウンド開始時サバイバーの位置を把握できる。
(4)解読効率が100族である。
(1)【ピックハンターに影響されない】
ラウンド残り制限時間が少ない場合に納棺してあれば、ダウンしようがカードをドローさせられない。つまり他サバイバーより制限時間が短いのとほぼ同義である。
【具体的な活用例】
■ハンターが誰であろうと、どんなに上手かろうと、残り制限時間が短ければ納棺しておけばカードをドローさせられない。
決勝ラウンドで無類の強さを発揮し、素のチェイスを40秒程度もたせれば逃げ切れる。即納棺し、暗号機から離れ強ポジ方面に向かっておけばある程度のチェイス時間は確保できる。
■特殊ラウンドではハンターに対しては無類の強さを発揮するが、妨害カードへの対応は難しい。
■ラウンド制限時間間際であれば、わざとダウンすることで次ラウンド時に向けて暗号機のそばに復活することも選択に入る。
(2)【ダウンしてからでも投射カードを使用できる。正確には投射カードを使用する選択がある】
■他のサバイバーではダウンしてしまうと引き渡しカード1級を使用できないため、チェイスしながら引き渡しのタイミングを伺うケースが頻出する。納棺師の場合棺桶から出たあとに引き渡すことができると考えれば、チェイスに専念できる。
■また危機一髪発動時間があるため、手札除去の猶予時間がある。引渡しを予約していたがダウンしてしまい放棄を使用したいなど、カードの選択に猶予時間が生まれる。
(3)【瞬間移動や妨害カードに向かう方向が分かる】
■開始ラウンドハンターに変身する前にもサバイバーの位置を把握できるため、暗号機の揺れやハンター変身後のシルエットを確認せずとも迅速にサバイバーのもとに瞬間移動しやすい
■シルエットからそれぞれのキャラを把握すれば、ポジションだけでなく、追いやすい/追いにくいサバイバーの目星をつけることができる。
■開始ラウンドでハンターに変身するプレイヤーは頭を抱えるシルエットが一瞬見えるため、ハンターに変身するプレイヤーの位置を把握できる。スポーン位置が近ければ瞬間移動を使わずに徒歩や遠距離攻撃で狙われるリスクを減らすため離れた暗号機に向かうことや、協力解読できる暗号機に向かう判断などが行える。
(4)チェイスを伸ばせる一等航海士や墓守に比べ解読効率が悪くないため、安定してチップを稼げる。
【弱み】
(1)チェイスをもたせづらい
(2)納棺のタイミングが難しい。
(3)妨害カードに対する手段がハイリスクかつ難易度が高い
(1)【納棺はチェイスアイテムとしては使えない】
■危機一髪発動時間は生み出せるが、あくまで危機一髪の間だけである。危機一髪が切れればダウンしてしまうため、他のチェイスアイテムとは性格がまったく異なる。
■チェイス時間を伸ばすことはできないため、序盤ラウンドでハンターにポイントを稼がれやすい面や、中盤ラウンド以降も納棺の有無で立ち回りを変更すれば良いので、狙われやすいサバイバーとなってしまう。
(2)【具体的な納棺のタイミング例】
■納棺を警戒し早めに狙われると対抗手段がない。早めに納棺すると、納棺地点で待機され危機一髪後にドローさせられる。タゲチェン後の対抗手段も失ってしまう。
■序中盤ラウンドでは存在感の溜まるタイミングがひとつの納棺タイミング。このタイミングで納棺しておけばタゲチェン後再度追われることは少ない。
開始数ラウンドの納棺は慎重に行い、引渡しが飛び交う中盤ラウンドはハンターが即渡しの可能性もあるため早めの納棺を心がけ、決戦ラウンドでは即納棺などと使い分ける必要がある。
■制限時間序盤に狙われチェイスが持ちそうな場合、チェイス中の納棺も有効である。例えば開始からチェイス対象になったが存在感が開放される66秒までダウンを取られなかった場合、チェイス中に納棺することによって制限時間30秒程度でダウンした場合カードをドローさせられない。ただしラウンド制限時間が終わる前に危機一髪が切れてしまうとちカードをドローさせられてしまうため判断が重要となってくる。
(3)【妨害カード対策】
■妨害カードに対する対策はステッキの残像、お酒の加速、懐中時計による攪乱などがあるが、納棺師は妨害カードに対してはほぼ無力である。
■ただ上記の対応手段も決して安定しているとはいえず、妨害カード対策は基本的に立ち回りでカバーする部分である。
■なお棺桶の位置は敵サバイバーにも知られてしまう。強ポジの棺桶の前で妨害カード目的で待ち構えているサバイバーもいるので留意する。
【対納棺師】
■キャラピック画面に納棺師がいる場合でも、特に気をつけることはない。ハンター問わずチェイス対象サバイバーの選択やダウン後の立ち回りが大切である。
■カードをドローさせられるかはともかく、納棺師に対してはダウンをとりやすい。カード配りの段階で大きい数字を引けたのなら、積極的に1枚引き多くのチップを稼ぐことを検討する。
納棺されていない状態でダウンをとれた場合、制限時間に余裕があってもカードを渡してしまうことを検討する。納棺されてしまってからカードを渡すことは時間が少ないことを念頭に置く。
納棺されている状態でダウンをとれた場合、棺桶の位置に向かうのかタゲチェンするのか検討する。棺桶の位置は表示されるため追うことはできるが、その場合妨害カードを警戒する必要がある。ハンターに棺桶前で待機された納棺師は引き渡しカードを使用してくることが多い。可能ならば遠距離からのダウンを狙いに行く。
■特殊ラウンドで追わなければならない場合、チェイスが上手い納棺師にカードをドローさせるのは非常に困難である。基本的には近くの暗号機に瞬間移動することで見失うことはない。残り制限時間などと相談である。
■棺桶から出てくる納棺師のダウンを特殊ラウンドの立ち回りに後述している2位狙いの立ち回りやチェイスルートを制限する追い方を検討する。
■決勝ラウンドで追わなければならない場合、チェイスが上手い納棺師にカードをドローさせるのは非常に困難である。残りプレイヤーが少なくなってきた時点から優先的にカードを渡してしまうことや、妨害カードで脱落させることを検討する。
■初期衣装は暗号機の色に似ているため、暗号機左側にくっついてしゃがんでいると隠密が一応可能である。ハンターは揺れを見て瞬間移動するため、赤の協会墓場などで協力解読している際にたまに行われるため覚えておくと良い。
昆虫学者のテクニック
昆虫学者:投射カードへの圧倒的対応力と徒歩ハンターへ高性能なチェイス能力を有するサバイバー
【強み】
(1)投射カードにとても対応しやすい
(2)チェイス性能が高い
(3)アイテムが加速効果を有している
(4)解読効率が100族である。
(1)【チェイス中・解読中でもほぼ警戒せずに対応できる】
チェイス中は虫ドライブ、解読中は虫の中央で解読することで投射カードを虫で防ぐことができる。よって他サバイバーは昆虫学者へ投射カードを使用することが極めて難しくなる。
【投射カードを巡る立ち回り】
■プレイヤーが300チップ貯まり始める中盤ラウンド以降は、基本的にラウンド通して常に自身の傍に虫を設置しておくほうが事故が起こりにくい
暗号機間の移動は虫ドライブを使用するデメリットがほぼない(①虫の耐久値はBlackjackではあまり気にする必要がない。②虫ドライブ中は内在人格「好奇心」による暗号機位置がわからなくなるが、ラウンド開始時や暗号機解読終了後に確認すれば良い)。よって移動が早くなる点や妨害カードを回避する意味でも虫ドライブを使用する。
■解読中の虫がやや判断が分かれる。大きくチェイスに備えた虫配置か、投射カードをケアした虫配置かの2択である。チェイスに備えた虫配置は(2)で紹介しているが、近くにサバイバーがいる場合や投射カードをくらうと挽回が厳しい状況では虫を解読位置に設置しておくほうが良い
 ■細かいことだが、僅かでもチップを稼ぐためには虫を降りてから移動する時間と虫が設置される位置にはややズレが生じるため、移動しながら虫を降りて素早く解読する位置調整は少し細かい位置調整が必要となる。
■虫ドライブ中や虫の上で解読することで直接投射カードはあたらないが、カウボーイの縄で担がれた場合や彫刻師の石像で押し出された場合は当然投射カードを当てられてしまう。どちらも少ないケースではあるが頭に入れておく。
(2)【虫により距離を離すパターン】
暗号機右地点に虫を置いておくことで、瞬間移動後に確定で距離を離すことができる。
暗号機からのチェイスルート上に虫を置いておくことで、瞬間移動後に距離を離しやすくなる。
③チェイス中にドライブをすることで移動が早くなる。
④チェイス中に狭い通路等で虫を降りることで、距離を離しやすくなる。

③と④は通常戦の虫の活用と変わらないためここでは割愛する(軍需工場の狭い通路や聖心病院階段等の利用など)。また徒歩ハンターへは細かく虫を降りたり、再度ドライブすることで虫のCTを早くすることや、血の女王へは虫を降りずに素早いのを活かして鏡回避を狙い鏡のCT中は虫を降り距離を離すこと、彫刻師や使徒の石像や猫は虫を降りずに素早いのを活かし避けるといった通常戦同様の虫のテクニックは割愛する。
①は瞬間移動後にハンターが暗号機右に現れる特徴を活かして確定で減速効果を生じさせるため、②より安定している。ただし他サバイバーからの投射カードをケアする場合は自身の解読位置が暗号機右側に限定されるためそれ以外の地点で解読したい場合や、少しでも大くのチップを稼ぐべく虫設置の細かい時間を節約する場合では②のほうが良い。
②は瞬間移動後に自身がチェイスするルート上に虫を置くことでチェイス後に距離を離しやすく、主に暗号機に虫ドライブで向かう際に虫を降りながら暗号機を素早く触れるため虫設置の僅かな時間ロスがなくなる。付近の板がなくなった場合はその位置に虫を設置しておくことで板と同様の使い方もできる
なおカードドローに移ると虫の乗り降りができなくなるため、ラウンド終了ぎりぎりまで解読したい場合は虫を降りておく必要がある。
【調整試薬(板窓ベトベト)がラウンドを継続して持続する】
1試合継続してベトベトが残るため、チェイス時に板窓乗り越えがしやすくなる。
■当然だがベトベトの効果より板窓加速のが距離を離しやすいため、ラウンド開始時にベトベトを塗るために板窓加速を使用することは避ける
■主な活用はラウンド終了間際やラウンド制限時間後半で加速を使うことがない状況、残り制限時間で暗号機を触りチップを稼ぐことができない状況等でベトベトを塗っておき、次のラウンドで暗号機付近でベトベトを使用できるよう準備しておくことや、強いチェイスルートの準備をしておくことである。
(3)【加速の使用どころ】
チェイス時の移動に使用。板を消費したポジから板が残っているポジなど、素のチェイスを大幅に伸ばせる。
協力解読からの離脱。加速によって離脱することで共に解読していたサバイバーにチェイスを押し付けやすい。
暗号機への移動に使用。2台目3台目への暗号機への移動として使える。

基本的にマジシャンのステッキやバーメイドの加速酒と同様の使い方ができる。共通して他の加速アイテムと異なりアイテム消費をほぼ考えずに加速できるため、暗号機間の移動は制限時間後半に限らずにラウンド全時間で積極的に活用できる。
(4)チェイスを伸ばせる一等航海士や墓守に比べ解読効率が悪くないため、安定してチップを稼げる。また虫ドライブで暗号機間の移動が早いことを踏まえると純粋の100族よりやや解読が早い。
【弱み】
(1)相性の悪いハンターにチェイスが持ちにくい
(1)虫はどのハンターへ対しても強いが、遠距離攻撃が可能なハンターは対策されてしまう。
特にBlackjackで活躍する「使徒の猫」や「血の女王の鏡」「彫刻師の石像」、他には「断罪狩人のチェーン」などは虫をある程度度外視してダウンを取りやすい。下記に記している対昆虫学者も参照して対策したい。
総じて、昆虫学者に有利なハンターに対しては「虫ドライブの加速でスキルを回避する」必要がある。
【対昆虫学者】
チェイス■キャラピック画面で昆虫学者がいる場合、昆虫学者に有利なハンターのピックを検討する
■純粋に徒歩で追いかけていると、虫ドライブと虫を降りることを活用されてダウンはほぼとれない。ハンターのスキルを利用してダウンを狙う。
■香り(壁越しでシルエットが分かる)でハンターのスキルや瞬間移動を利用したステイン誘導や壁越しのリッパーの刃など役立つことが多い。意識してチェイスを行う。
■特にラウンド制限時間前半や、また追えずにタゲチェンする場合では虫を殴っておき耐久値を減らしておくことが有力である。そうすることで制限時間後半で虫を使いにくくすることや耐久値を減らすことができる。ただし1試合集中して虫の耐久値を減らしながらチェイスすると他のサバイバーにチップを稼がれやすい面や、タゲチェンすると虫の耐久値は割と余裕が生まれてしまう。よって中盤以降のラウンドでプレイヤーのチップ残量等を考慮して、昆虫学者のダウンを集中して狙いたい場合に有力である。
■血の女王の鏡ではある程度移動が早いことを意識してより丁寧に鏡を出す必要がある。基本的に1度からぶると虫ドライブの速さを活かして距離を離されてしまう。
カード攻防■全サバイバーで最も妨害カードに強いといっても過言ではなく、昆虫学者は直射カードをあてることが極めて難しい。よって基本的には昆虫学者以外のサバイバーへのカード譲渡を優先する
■解読中や協力解読中ではチップを稼ぐことを優先して虫と離れた位置で解読していることもある。そのような場合では直射カードを狙うことも視野に入る。
■特殊ラウンドでは虫ドライブされると直射カードによる妨害が難しいため、範囲無制限の全フィールド系カードでの妨害が有力である。300チップない場合は近くに寄ることで昆虫学者の虫ドライブを強要し、虫を降りさせないことでハンターのチェイスを助けることも方法の1つである。
虫ドライブ中は昆虫学者側も直射カードを使用することができない。よってこちらも妨害カードの警戒はしなくても良い。
幸運児のテクニック
幸運児:強いチェイスアイテムとラウンドやハンター毎に適したアイテム選択が可能なサバイバー
アイテム優先度例
ラグビーボール>肘当て>懐中時計>リモコン>マジックステッキ>信号銃>忘却の香
要約:基本的に妨害カード対策となりやすいのが順にラグビーボール、肘当て、マジックステッキチェイスをもたせやすいのが順にラグビーボール、肘当て、懐中時計である。ロボットは中盤以降のラウンドで安全に解読を行うことが可能。信号銃は確実に硬直を生み出せるため、妨害カードを確実にあてたい場合や、チェイスを伸ばすのに使用可能。
主な立ち回り
アイテムの自由性の高さから立ち回りも幅広いが、ここでは一例の考え方を試合展開毎に紹介する。なお記載内容やアイテム選択は「ラウンド毎の立ち回り」を踏まえているとわかりやすいかもしれない。
序盤ラウンド通常通りラウンド開始時は傍に暗号機があれば真っ先に解読しチップを稼ぎたいため、カード予約と異なり解読/移動が不可能な点を踏まえ、幸運の包み開封はハンターに位置が表示される制限時間カウント時に板窓付近で行うのが無難である。もしくはラウンド開始時に相手ハンターのキャラに合わせたアイテム選択を解読ロスなく行うのは難しい為、ラウンド制限時間66秒の2回目の位置表示のタイミングの板窓付近にて開封する。いずれにせよダウンしてもタゲチェンする可能性が高く、制限時間前半にカードをドローさせられても次ラウンド以降取り返しやすいことが多いので、アイテムは制限時間後半まで温存するのが良いケースがほとんどである。終盤ラウンドにアイテムを残しておきたいため、推奨アイテムはマジックステッキ、信号銃。特にマジックステッキを推奨。主な理由として①全アイテムが均一に抽選されると仮定するなら1度しかとりだせない信号銃を温存し、注射器などの外れアイテム抽選確率を下げたい(おそらくレア度の確率から均一抽選でないが、それでも2個取り出せるマジックステッキに軍配があがる)。②チェイスにアイテムを使わなかった際に暗号機等への加速が可能。③ラグビーボール、肘当ての温存などが挙げられる。信号銃はマジックステッキでチェイスを伸ばしにくい対使徒、結魂者、彫刻師、破輪、漁師、ガードNo.26戦などで有力となる。
中盤ラウンド中盤、3ラウンドあたりの引き渡しカード懸念やカードドローのリスク回避が重要となるタイミングではラウンド開始時にハンターのキャラを確認すると同時に幸運の包みを開封したい。注射器がでたら解読を最低限に安全に立ち回るといった、抽選結果に応じて立ち回りを変えることが可能である。ただし、チェイスする可能性が低くなった制限時間後半にロボットを選択することまで視野に入れるのならば即開封一択というわけでもない。最も安全なのはラウンド制限時間がカウントされる前から強めのポジションや板窓に移動し、カウント開始と同時に開封することだが、カウント開始前のハンター変身時は安全にチップを稼ぐ貴重な時間でもあるためバランスが重要となる。当然カードの予約も移動や解読と同時に行えると時間ロスがない。推奨アイテムは、2ラウンド目あたりでは引き続きマジックステッキ3、4ラウンド目以降の特殊ラウンドを交えたラウンドでは肘当て、懐中時計。1人脱落したプレイヤーが現れたラウンド以降では経過ラウンドの獲得チップ自他比較量から1位、2位を狙えるのであれば強いアイテムを温存し、脱落しやすい展開ならラグビーボールや肘当て、懐中時計を積極的に選択する。いずれにせよ脱落すれば意味がないのと、抽選で外れる可能性もあるためどんどん強いアイテムを選択するほうが、リスクが少ない。
中盤以降のアイテム抽選判断材料として「チェイス性能」「対直射カード」「チップ獲得効率(解読)」がある。チェイス性能はラグビーボールが最も距離を離せるためハンター問わず安定する。ただし1度しか取り出せない点もあるためここぞという時に入手したい。懐中時計も同様にハンター問わずチェイスを伸ばしやすいが、効果が切れるタイミングで9加速を使用しないとチェイスを大きく伸ばすことは難しい点がある。またラグビーボール、肘当てはアイテムを温存できた場合に加速アイテムとしても使用できるので腐らない点も魅力である。
対直射カードは、ラグビーボールが最も避けやすい。マジックステッキは投射カードの斜線上から幻影でカードを防ぐため相手との距離間などの駆け引きが必要となるが、肘当ては相手との距離を離せるため相手が接近してきたら距離を離すことで障害物を挟んで回避しやすい。ただ、距離が近い場合は肘当てよりマジックステッキの方が回避性能が高いのでこのあたりは自身のスキルやリスクを取って暗号機をどれだけ解読するかといった立ち回り判断となる。
唯一解読の助けとなるロボットは、「主にロボットと2人解読し暗号機を早く解読するパターン」「自身は安全な位置に待機しロボットで暗号機を解読しにいくパターン」がある。2人解読は「制限時間後半で自分にタゲチェンされる可能性が低い場合」「相手ハンターがピエロなどチェイス性能があまり良くなく、瞬間移動されてもチェイスできる自信がある場合」「聖心病院2階など解読ポジションが強く、瞬間移動されてもチェイスできる自信がある場合」がある。ロボットで暗号機を解読するのは「その場の暗号機の解読が終わり、弱いポジションに暗号機が残っている場合」「残っている暗号機に他のサバイバーがいて直射カード警戒をしつつ解読したい場合」など様々な判断要素がある。共通してロボットの残量は半分であるため、暗号機1台分程度の残量しかない点と、聖心病院2階に本体を配置した場合、ハンター接近によるアイテムマーク点滅が頻繁に起こりやすい点は留意する。なおロボットで投射カードを防ぐことも可能だが、ロボットガードと異なりロボット出現時の判定で防ぐことはできないため、納棺師の棺桶と同様に対妨害カードとしてはあまり機能しない。ロボットガードでハンターの通常攻撃を防ぐことも可能だが、失敗するリスクや、攻撃を掻い潜る為なら別のアイテムを選択したほうが良く、アイテム抽選で外れてロボットが出た場合でもチェイスを回避する使い方のほうが無難である。
特殊ラウンド「他プレイヤーが21点となった場合」はロボットを選択し2人解読するのはとても有力となる。特に解読時間が長くなる、21点プレイヤーが放棄カードを使わずに21点勝利を目指す場合や、納棺師で最低限チェイスが伸びる場合はロボット選択のメリットが多い。反面、即放棄を使用しやすい1回目の特殊ラウンドや、明らかに追えなく21点プレイヤー以外のダウンをとる可能性がある場合はロボット以外のアイテムを選択する必要がある。詳しい判断要素は特殊ラウンドの立ち回りにて。ロボットを選択しない場合、狙われる可能性が低い点からもラグビーボール、肘当ては温存し、忘却の香やマジックステッキなどやや優先度が低いチェイスアイテムの選択が有力となる。全フィールド系アイテムを購入する300チップがなく、直射カードを狙う場合には、直接距離を詰めることが可能なラグビーボールや肘当て、幻影で隠れてアイテムを使用できるマジックステッキも有力である。「自信が21点となり、かつ21点勝利を目指す場合」には、強いチェイスアイテムが軒並み対妨害カード性能も高い点から、基本的に決勝ラウンドと同じ立ち回りとなる。
決勝ラウンド決勝ラウンドでは基本的なアイテム選択判断は中盤ラウンドと同じである。ただし、相手が21点以内である可能性が高い場合は、ハンターとの距離を即詰めることが可能な肘当てからの妨害カードや、信号銃で硬直を生み安全に妨害カードをあてるといったことが必要となる場合もある。ただし少ないケースであるため、基本的には決勝ラウンド時点で残っているアイテムのなかで、相手ハンターと最も相性の良いチェイスアイテムを選択することとなる。
(要約表旧記載内容)
解説
チェイス面マジシャンはステッキ2個の分好きなタイミングでチェイスを伸ばすことが可能で、対女王の鏡回避、通常攻撃の加速回避、使徒の猫を加速回避などチェイス面で万能に使える。反面ステッキを撃ち抜かれる場合や、ステッキの加速効果も微量のため自身のチェイス技量やハンターの技量によってはチェイスを持たせづらい。納棺師は素のチェイスでしか稼げないが、納棺することによって相手ハンター問わず一定時間が担保されているため、ガラテアなどのチェイスを持たせづらいハンターや段位が格上のハンター相手でもカードをドローさせられにくい。また特殊ラウンドや決勝ラウンドでの無敵時間担保がかなり大きく、ハンターによってはほとんどダウンをとれない。反面納棺のタイミングが制限時間後半になることが多いため、序盤のダウンを避けづらい。昆虫学者は虫の持続時間がかなり長いため、アイテム消耗を考えることなく制限時間問わずチェイスを伸ばしやすい。反面距離チェイスが効きにくい女王、芸者。虫を降ろすことができる鹿、白黒等々に弱く、苦手ハンター相手にチェイスを持たせづらい
対妨害カード基本的にサバイバー目線の妨害カードは、敵サバイバーに近づかないといった立ち回りで回避することが可能である。しかし、こちらからサバイバーに対し引渡し1級を狙う場合では仕返しの妨害カードに対応できると有効なことが多い。昆虫学者は虫によって投射カードを防げるため、解読位置への虫設置から虫ドライブまで操作も簡単に妨害カードを防げる。マジシャンはステッキの幻影で防ぐことができ、ステッキを使用して投射カードの射線上から回避することが可能だが、やや駆け引きが生じる。納棺師は対妨害カードは無力に等しい。一応棺桶でカードを防げるがわざわざ棺桶を呼び寄せる行為自体のリスクが高く、出てくるまで時間が掛かる上に難易度が高い。
その他納棺師はダウンしても納棺しておけば蘇生されるため、ダウン前に点数調整をカードで行わずとも、納棺後に引渡しや放棄の選択があるため、チェイス前/中のカード選択に自由性が高く、チェイス時のカード駆け引きを回避できる。端的に言うと、あらかじめ加速カードを予約し、ダウンしたら引渡しに変えることや、引渡しを予約しており、誤ってダウンした際に放棄カードを買えないといったリスクがない。
 

環境ハンターのテクニック・対策

キャラ性能がBlackjackと相性が良いとされている「血の女王」および「彫刻師」について、詳しいテクニック等を記載している。
血の女王彫刻師は鏡/石像によって遮蔽物を介してダウンをとることができるため、サバイバーの「引き渡しカード1級をある程度無視することができる」
使徒は直射カードに対してあまり有力な対抗手段を有しないが、愛猫のCTが早くサバイバーの大量ダウンが狙いやすい。
要約すると「納棺師や探鉱者に優位に立てる血の女王」「マジシャンや一等航海士に優位に立てる使徒」という関係性。また「大量ダウンの狙いやすい血の女王・使徒」や「引き渡しカードのケアが行いやすい血の女王・彫刻師」などの特徴と、水鏡の精度といった自身のハンタースキルなどを考慮してキャラピックを考えたい。

【環境ハンターの比較要約(血の女王・彫刻師) 】
解説
チェイス面【女】強み:鏡でどのポジションでも距離間に関係なくダウンをとれる。納棺/昆虫といったアイテムを無視してダウンを取りやすい。弱み:聖心病院2階では鏡をやや出しにくくい。マジシャン/墓守などのアイテムで鏡を回避されやすい。
【彫】強み:石像による攻撃は苦手サバイバーが少ない。存在感が貯まると納棺地点や解読地点でのダウンも狙うことができる。弱み:通常攻撃の発生速度が低い。瞬間移動後通常攻撃で即死といったことは狙えなく、基本的に石像の個数に左右されるためサバイバーの大量ダウンは難しい。
対妨害カード【女】遮蔽物を介して鏡を出し、鏡像でダウンを狙えば直射カードのリスクはない。
【彫】チップが貯まる後半ラウンドでは遠距離での石像によるダウンを心がければ直射カードをくらうことはない。開けた場所でもワンタップ縦石像で本体の前に石像を出し、カードを防ぐことができる。
 
血の女王のテクニック
血の女王:圧倒的なダウンスピードを誇り、投射カードを無視した攻撃手段を有するハンター
【強み】
(1)ポジションを無視した攻撃手段を有している
(2)投射カードに対応する手段を有している
(1)【水像の使用例】
鏡像による挟み撃ちでダウンを狙う。
鏡像をサバイバーに向けて出しダウンを狙う。
遠距離鏡により解読してるサバイバーのダウンを狙う。

投射カードによる妨害があるため、中盤以降のラウンドでは①はあまり好ましくないうえに、基本的には鏡像によるダウンを狙いたい。よって②がメインとなり、瞬間移動後に即鏡によりダウンを狙うか、瞬間移動後の9加速後の鏡でダウンを狙うのが無難である。遠距離鏡に自身があるのならば、③で瞬間移動をせずにダウンを狙うほうがダウンを取りやすいことがある。軍需工場では比較的行いやすいのは変わらないが、大会等で見られる聖心病院でのトライアングルから強ポジへの超遠距離鏡なども不可能ではないことに変わりない。通常戦同様、曲芸師や踊り子といったキャラクターとの相性も良い。
【鏡の細かい点】
基本的には通常戦同様の水像の使い方で問題ないが、全員が9採用のBJでは鏡の回避には特に気をつける必要がある。
■通常戦同様鏡1枚腐るとただの徒歩ハンターであるため、鏡に合わせたアイテムや9加速を使用されてもダウンを取れるような鏡の出し方を心がけたい。
瞬間移動後の鏡にて、応用性が効きやすい出し方をある程度覚えておくと良い。チェイスに入ってしまったら院内の階段から空間に出す鏡等、通常戦同様の鏡の出し方が使える。
■鏡のクールタイムを意識すること。ダウン後も残り制限時間で鏡が何回使用できるのか。チェイス中に壊す必要の薄い板を壊してクールタイムを待つより、瞬間移動でタゲチェンして少しでもチップ妨害してクールタイムを待つなど、細かい立ち回りで50チップ稼げるかが分かれる。なおこの間に瞬間移動後の強い板を割ると立ち回りやすい。
存在感が溜まるタイミングでは鏡のクールタイムが回復する。鏡でダウンをとり、鏡のCTカウントに入ると同時に存在感が溜まり、瞬間移動し鏡で即ダウンで2連即ダウンをとるムーブがかなり強い。狙える場合は制限時間を考慮していく。
■存在感がたまった後は、入鏡によってサバイバーの鏡像を出現させるほうがダウンを狙いやすい。状況によって鏡の出し方を選択する。
決勝ラウンド(特殊ラウンド)では基本的に鏡は2回までしか使用できない。1枚目で距離をつめ、2枚目で仕留めるか、納棺師の場合は瞬間移動で最寄りまで行き、即遠距離鏡で仕留め、2枚目でダウンをとることが求められる
■決勝ラウンドでは透視カードLV1の使用で遠距離鏡を狙いやすくなる。特殊ラウンドでも役に立つが、50チップが響いてくることもあるので主に決勝ラウンドでの選択肢のひとつである。
【対納棺師】
■納棺師に対しては滅法相性が良いと言えるが、決して勝利しやすいという訳ではない。
■序盤ラウンドにおけるラウンド制限時間前半では納棺していないことも多く、チェイス面ではかなり即死をとりやすいため積極的に狙いに行きたい
■納棺がされている場合、ダウンをとりタゲチェンするのか、鏡を温存し徒歩でダウンをとった後に鏡で納棺地点に向かうのかなど、妨害カードや制限時間を考慮して検討する。
■決勝ラウンド最強の納棺師相手では、いくら女王でも決勝ラウンドでも油断はならない。相手が手練である程、9加速によるリスクを踏まえてでも遠距離鏡を狙いに行くなど、攻めた立ち回りが必要になることが多い。
(2)【投射カードの警戒例】
■中盤以降のラウンドで、対象サバイバーが300チップを有している可能性が高い場合、基本的に遮蔽物を介したダウンのみを狙う。また、状況によっては瞬間移動後の即引き渡しも警戒し、遠距離鏡を狙いにいく。
■徒歩でダウンを見込める場合は、相手の手練度等を考慮し鏡のクールタイムを待つのか判断する。
【弱み】
(1)相性の悪いサバイバーのダウンを取りにくい
(1)サバイバーの鏡像のシルエットを消すことが出来るステッキや懐中時計を使用できるマジシャン一等航海士。鏡像を出すタイミングに合わせて加速できるバーメイドなどに相性が悪い。探鉱者の磁石もシルエットを消す方法があるが、女王との相性はやはり良くない。
特にBJ帯に蔓延るマジシャンには対応できるようにしたい。

【対マジシャン】
ステッキは鏡像のシルエットを消し、加速で鏡像の持続時間内で殴れる位置から遠ざかってしまいがちである。よって立ち回りをやや工夫すること。
■序盤ラウンドでは妨害カードを警戒しなくて良いため、鏡像で殴るよりも、本体と挟み込む鏡の方が有効なことが多い。鏡は慎重に出すよう心がける。
■経過ラウンドや制限時間にもよるが、ステッキを吐かせるよう心がけたい。マジシャン使いがBJに慣れていることを踏まえ、瞬間移動しないことで暗号機を触らせないようにし、遠距離鏡でステッキを吐かせるなどが一例である。
■ステッキを使用されてもマジシャンの逃げる方向が推測しやすい位置で鏡を出すことで、鏡像の持続時間で殴りやすい。
■ラウンド開始時は、追いにくいマジシャン以外のキャラのもとへ瞬間移動し、即ドローすることも検討する。
■中盤ラウンドで誰かに引き渡し1級の使用を検討する際、マジシャンを脱落させておくことで女王として今後立ち回りやすいことが多いので検討する。
【対女王】
チェイス■基本的に鏡を避けるかどうかに全てがかかっているため、鏡のタイミングに合わせてアイテムや9加速を使用したい
■ラウンド制限時間前半では、ラウンド制限時間後半に備えてアイテムを温存しダウンを覚悟することも重要である。基本的に序盤ラウンドであればある程即ドローの可能性は低い。
■通常戦同様女王の鏡のクールタイムを意識すること、鏡を出せないタイミングならば比較的容易にチェイスできる。
■通常戦同様鏡の出しにくい位置でのチェイスを心がけること。軍需工場の壁が乱立している中の暗合機や、院内の暗合機は瞬間移動後のダウンはかなり狙いにくい。反面、3枚板方面からの遠距離鏡などには気をつける。
■BJのランク帯の多くでは遠距離鏡はさほど使用されず、瞬間移動後やチェイスに入ってからの近距離・中距離の鏡が多い。レカペに瞬間移動し墓場に鏡を出すことや、3枚板に瞬間移動し4方に鏡を出す女王使いはさほど存在しない。
カード攻防■鏡像により遮蔽物を介して攻撃してくるため、必然的に投射カードを当てられるタイミングが限られてくる。相手の鏡の精度等を把握しながら立ち回りを考えておく。
■瞬間移動即後や、鏡像で入れ替わった即後の硬直では確実に妨害カードをぶつけることができる。特に後者はその後チェイスをもたせやすいため活用する。
■どうしてもカードをあてる立ち回りが有効な場合、ダウン覚悟で開けた場所にチェイスを移すことで妨害カードを狙える。
彫刻師のテクニック
彫刻師:苦手サバイバーが少なく、投射カードを無視した遠距離によるダウンが可能なハンター
【強み】
(1)サバイバー問わずダウンを取れる性能を有している
(2)投射カードに対応する手段を有している
(1)【ダウン獲得へ向けた石像の使い方】
板窓狭いポジションチェイスルートの石像でダメージ付与。
②合体石像によるダメージ付与。
③ピン指しでのダメージ付与

ダウンを獲得するうえでの石像の使い方は通常戦と変わらない。①は「板間の狭い間を通るタイミング」で石像を出すことが最も狙いやすく、他に「板を倒すタイミングへの石像」「窓を乗り越えたタイミングへの石像」「軍需工場工場内や赤の協会3方向の出入り口などの狭いポジションでの石像」などが代表的な例である。
②は①のポジションでは更に狙いやすく、開けた場所や石像を出す位置やタイミングが失敗しても保険が効くためかなりダメージを与えやすい。石像での挟み込みと合体石像による2連擊も狙っていきたい。
③は特殊/決勝ラウンドでは即存在感が解放される上に合体石像で比較的ダメージを与えやすいため、ポジション問わずピン指しでダウンを狙いやすい。瞬間移動でダウンを狙うのも有効だが、ピン指しで石像を狙いつつ距離も詰める方が直射カードをケアしやすい。
当然だが石像で9加速を潰したりチェイスルートを制限することにより、通常攻撃でダウンを狙うことも有効である。
【石像管理の注意点】
■開始時に縦横各石像2つ有しているため、この4個の石像で瞬間移動後即ダウンを狙うことになる。
1ダウン後は石像が少ない場合ダウンを狙いにくいため、この点がサバイバーの大量ダウンが難しい要因である。よって即渡しも有効である。
存在感が貯まるとかなりダウンを狙いやすくなるため、ラウンド制限時間66秒を目安に石像を温存しておくと後半にダウンをとりやすい。確実にダウンが欲しい後半のラウンドでは、特に存在感の有無に気をつける。
【環境サバイバーへの留意点(相性の悪いサバイバーが少ない)】
■対マジシャンではステッキを使用されても石像による圧迫が強く働きやすい。ただし通常攻撃の発生の遅さを狙ってステッキを使用されやすいため、ステッキへは石像で対応していきたい。
■対納棺師ではピン指しによってタイミングはシビアだが、納棺地点への挟み込み石像と合体石像で即ダウンが可能である。それができなくとも合体石像で2擊与えることも十分可能であり、納棺後へのチェイス面はあまり心配にならない。
■対昆虫学者では虫ドライブを行われても石像による圧迫が強く働きやすい。ただし置き虫で石像を出しにくい位置まで逃げられてしまうとダウンを狙いにくいため、そのようなポジションへ通らせないよう心がけたい。
(2)【投射カードへの対応策】
①石像による遮蔽物を介した遠距離ダウンを狙う。
②ピン指しで本体から離れた位置でダウンを狙う。
③投射カードを見てから縦石像で防ぐ。

①が最も基本であり、中盤以降のラウンドでは石像でダウンを狙いたい
②存在感が開放された後は瞬間移動後9加速で距離を離されてもピン指しによる石像でダウンを狙うことが可能である。
ワンタップで縦石像を出すことで本体の前に石像を瞬時に出現させることができるため、前方のある程度距離の離れている位置であれば、本体に追尾する軌道上で向かってくる投射カードを防ぐことが出来る。
【弱み】
(1)サバイバーの大量ダウンが難しい
(1)女王や使徒といったスキルが通常攻撃でダウンをとることを助けるハンターは、スキルのクールタイムが早いためサバイバーの大量ダウンを狙いやすい。序盤ラウンドでは引渡しカードのリスクがないため、瞬間移動で大量にダウンがとれればたくさんのチップを稼ぐことができ後半のラウンドで有利に立ち回りやすくなる。ガラテアの場合石像でダメージを与えたり距離を詰め通常攻撃でダウンを狙うため、ダウンに石像を使った後に瞬間移動しても石像が枯渇していることが多い
【対彫刻師】
チェイス■通常戦同様精度の高い石像は避けることが難しく、チェイス面で1ラウンド逃げ切ることはかなり難しい。ただし石像を位置・タイミング完璧に出すのは困難なため、駆け引きで避けていきたい。
石像を狙われているタイミングで板間や窓乗り越えポジションでチェイスしないことや、石像を外し石像が枯渇しているタイミングで9加速を使うことが有効ではある。
カード攻防■遠距離によるダウンをとられやすい為チェイスが伸びないと判断する場合や妨害カードを確実に当てたい場合は、ハンター変身時や瞬間移動後といった確実にカードが命中するタイミングでカードを使う必要がある。
■石像を避けれる/石像の精度があまり良くない場合では本体が近づいて通常攻撃を狙ってくるため、縦石像でカードを防がれないよう背後や距離が離れてない場所から妨害カードを使うと良い。
(旧記載内容)
使徒:多くのサバイバーのダウンをとりやすく、ランウェイによる距離チェイスにも強いハンター
【強み】
(1)BJで強いサバイバーに相性がよい
(2)スキルによるリカバリーがききやすい
(1)【相性の良いサバイバー】
①マジシャン:影は残像ではなく本体の影を踏むため、ステッキによる攪乱を掻い潜りダウンをとりやすい。
②一等航海士:影は1秒前の姿ではなく本体の影を踏むため、懐中時計による攪乱を掻い潜りダウンをとりやすい。

BJで多いマジシャンに強く、ステッキを使用されても影を踏みやすい。通常攻撃でかなりダウンを取りにくい一等航海士にも対応しやすい。
(2)【愛猫による即ダウンがBJと相性が良い】
■通常戦では解読圧等が苦手であるが、BJでは即ダウンで多くのチップを稼ぎたいため、瞬間移動後愛猫で即ダウンをとれればたくさんのダウンをとりやすい
■全員のサバイバーが9加速によって距離をあけるため、愛猫とランウェイによって距離をつめスタン、ダウンをとりやすい
■愛猫を回避されても、威嚇でクールタイムをキャンセルし、瞬間移動でタゲチェン後もスキルを早く使いやすい。
■存在感が溜まった後は、愛猫を回避されても号令の刻印によって対処しやすい。
■威嚇によってアイテムを封印できる。基本的に影を踏みランウェイでダウンをとるが、信号銃や磁石に対応する際に用いることが出来る。
威嚇は妨害カードの使用も阻止することができる。ただし、威嚇すると影を踏みスタンさせることはできなくなるため、威嚇によってダウンを逃すことに注意する。
■遠距離で解読しているサバイバーに愛猫で影を踏み、瞬間移動することでスタンをとることができる。奇襲の警戒を怠っている院内出窓などで解読しているサバイバーに有効な場合がある。
【弱み】
(1)妨害カードを無視してダウンをとりにくい
(1)■女王の鏡像と異なり、本体が近づいてダウンをとるため、妨害カードを無視してダウンはかなりとりにくい
■威嚇によって妨害カードの使用を防げるが、威嚇後ダウンをとれる距離感ならば威嚇前に妨害カードをあてられやすい。
愛猫を回避されるとダウンをとりにくい。グルチェポジや板先倒しなどでも時間を稼がれやすい。愛猫を外したらダウンをとるのは困難である。
【対使徒】
■ランウェイを行わせないよう、加速等も利用したグルチェで影踏みの時間を乗り切ることに全力を尽くす。
■通常戦のアン対策と同様に影を踏まれないよう立ち回るのが第一である。ステッキや9の加速はダウンを防ぐためではなく猫を避けるのに使用する
■女王に比べアンは通常戦で環境入りしていない関係上、使用者はやや猫の操作に慣れていない人が多いため、猫の出し方が単調なケースが多い。基本猫を曲げるタイミングを予測し、曲げそうなタイミングに逃げてる方向と逆にステッキを使うことで猫を避けやすい。
■存在感が溜まった場合、一度猫を避けてもチェイスルートを封鎖する刻印を使用される。女王のチェイスと異なり、ハスターやアントニオを意識したようなルート取りが有効なケースもある。
■存在感が溜まった場合、ランウェイは2度使用される。猫を避けてもランウェイによって距離を詰められダウンというケースが少なくないため、猫の位置を常に意識しておく。
■熟練のアン使いは威嚇によって祭司の補佐ワープも潰してくるので注意が必要である。

血の女王彫刻師と比較し直射カードを回避することが難しいため、やや採用理由が減った。

 

相手キャラ別のテクニック

自分以外のサバイバー、敵ハンターのキャラクターによって考えておくと勝ちやすくなる情報がいくつかある。ここではサバイバー/ハンター別にいくつか紹介している。

【対サバイバー】
  • 庭師の加護を割ってもダウン判定にならないではないためチップは稼げない。機械技師のロボ(機械人形)を壊すのはダウン判定のため50チップ稼げる。
  • 他プレイヤーに祭司がいて長距離ワープを呼びかけられた場合、ワープを受け取るほうが良いことが多い。主に協力解読で暗号機を早くあげることができ、ハンターのチェイス対象となるリスクも軽減できる。(暗号機近くに補佐ワープを作っていたら、その補佐ワープを使用しやすい位置から暗号機を触るようにしよう。)
  • 他プレイヤーに納棺師がいる場合、自身がサバイバーの場合棺桶の位置が表示される。カード妨害に行く必要があるなら参考にできる。
    • ハンター時に棺桶からでてきた危機一髪中の納棺師は、1度攻撃するだけでダウン確定となるので何度も攻撃することは意味がない。ただし半ダメージ与えた後に通常攻撃でダウンをとることは、25チップ+50チップ稼ぐことが可能なため有効となる。
  • 他プレイヤーに機械技師がいる場合、ロボ(機械人形)と共に解読することがある。普通、協力解読は解読効率が上昇するが、ロボがバチった数秒は解読%が増えないため、思ったより解読効率が良くないことがある。
  • 他プレイヤーにカウボーイがいて縄で担がれた場合、カウボーイが暗号機に向かっている場合はそのまま担がれ、妨害目的の場合は即降りするのが無難である。基本的に縄で担がれた場合自身にデメリットしかない。避けるよう努めたほうがよい。
  • カウボーイの縄で担がれることによって妨害カードを確実にあてられてしまう。縄キャッチ後即下ろし即カード使用で確実に直射カードをあてられてしまうため、担がれたら即引き渡し1級を仕返しに使用するか、担がれないよう立ち回りたい。なお昆虫学者の置き虫上で解読している場合や虫ドライブ中といった投射カードを無効化する状態でも当然縄で担がれてしまうため注意が必要である。
  • 他プレイヤーに囚人がいる場合、回路接続された暗号機の送電効率を操作することができる
    • 回路接続された暗号機を1人で解読する場合、送電することで「①その解読ポジションに長くとどまれる」「②ハンターの瞬間移動のリスクを軽減できる」といった特徴がある。強ポジなら48%送電。弱ポジなら送電しないなど使い分けることが可能である。1、2台暗号機を終えている場合、次の暗号機への移動に時間がかかることを押さえておく。
    • 回路接続された暗号機を複数人で解読する場合、基本的に48%送電してしまった方がメリットが多い。(また協力解読しているサバイバーが囚人の場合、基本的に自身の方がチェイスが伸ばしやすい。)
  • 他プレイヤーに昆虫学者がいる場合、調整試薬の効果はラウンド問わず1試合永続して残る。昆虫学者の位置を把握しておくと、暗号機付近の板窓を乗り越える際にチェイスの助けになることがある。
  • 他プレイヤーに昆虫学者がいる場合、キャラアイコン上で虫ドライブの有無を確認できる。虫ドライブ中は解読していないため、乗ったタイミングが瞬間移動後なら昆虫学者がチェイスしている。よって少なくとも瞬間移動のクールタイムが回復するまでは安全に暗号機を回すことができる。逆に暗号機があがって乗った場合、移動に虫ドライブしている可能性が高いため自身に瞬間移動する可能性があるなど、虫ドライブ有無の情報を活用できる。
【対ハンター】
  • 相手ハンターが復讐者の場合、パペットチェイスを行う場合がある。チップも稼げないためパペットに追われそうになった場合、近くにサバイバーがいたら解読することよりもパペットをなすりつけることを優先したい。
  • 相手ハンターが断罪狩人の場合、信号銃等と同様にチェーン被弾後に直射カードを使用できる。よって特に対断罪狩人では引き渡し1級を予約しておき、チェーン被弾後に即購入し使用できるようにしておきたい。
  • 相手ハンターがリッパー泣き虫の場合、スキルによる攻撃は被ダメしたほうが良い場合がある。例えば霧の刃の攻撃は半ダメージ扱いかつ被ダメによる加速があるため、リッパーとの距離を開けるべく被ダメして問題ないケースも多い。ただし半ダメージの共通認識として、被ダメしてタゲチェンした後に再度チェイスに入るとダウンしやすい。半ダメージを与えてタゲチェンし存在感開放後にダウンを狙うことや、相手に25チップ与えることにもなるため、彫刻師の石像やガードNo.26の爆弾等は避けておくに越したことはない。
  • 相手ハンターが白黒無常の場合、瞬間移動だけでなく傘による奇襲に警戒する必要がある。ラウンド開始時や存在感が解放されシルエットがハンターに表示されるタイミングで警戒することはもちろんだが、自身が追われていない際で他のサバイバーがチェイスを伸ばしているときは傘で奇襲される可能性がある。あまり警戒しすぎると中々チップを稼げないが、特に存在感が開放された場合はスキルが使用できる点とタゲチェンの可能性が低くなっている点を考慮してより警戒しておきたい。傘を投げる音が聞こえたら奇襲されることはないため安心して解読できる。可能であるならばハンターが白なのか黒なのかも把握しておき、追われるときのチェイスルートを意識しておきたい。
  • 相手ハンターが魔トカゲの場合、ジャンプが使いづらい屋根がある場所での解読/チェイスを優先したい。軍需工場の小屋/工場内。聖心病院の院内。赤の協会の小屋/協会内など。他の徒歩ハンターほど距離チェイスが活きにくいため、ジャンプによるダメージが狙いにくいチェイスルートが重要となる。なお落下攻撃によるダメージは1ダメージとなりダウンしないが、ジャンプによる急接近により通常攻撃を貰いやすいので本体から離れる動きが大切となる。
  • 相手ハンターが破輪の場合、板が近いポジションであっても膝蓋腱加速の恩恵がほとんどなく窓枠が近いポジションや針を刺しにくいポジションが強い。よって優先的に解読したい暗号機がやや異なり、例えば赤の協会の墓場などはあまり強くなくなり、小屋は他ハンターに比べかなり強くなるため、回す暗号機判断に気をつける必要がある。
    • 自身/他サバイバーの針を抜くことはチップを稼げないため戦略上は行う必要が皆無である。よって針を刺されてタゲチェンした場合は自身で針を抜くことになるが、ラウンド残り制限時間や存在感開放後にタゲチェンされる可能性がある場合や、ダウンを取られたくない場合は針を抜くことが考えられる。
    • 余談だが針の付与でもチップが入るため、解読して止まっているサバイバーの傍でぐるぐるしているだけでサバイバーハンター双方が大量にチップを稼ぐことが可能。エンジョイ大会でのチーム戦などで活用が見られたが、個人戦を前提をしているモードであるため使う機会はほとんどない。
  • 相手ハンターが漁師の場合、淵の形成によって暗号機妨害を行うことがあるが、湿気ゲージによるダメージは半ダメージとなるため気にせず解読を行いチップを稼ぐほうが有効なこともある。ダメージ被弾でハンターに25チップ与えることは、自身がチップを稼ぐことに比べてデメリットが少ないため、残り制限時間で半ダメージ負っていることがダウンに繋りやすい場合にのみ回避するのが無難である。
  • 相手ハンターが漁師蝋人形師の場合、湿気の蓄積・蝋の付着がキャラアイコン上で確認できる。よって他サバイバーがチェイスをしている場合には、比較的安心して解読してチップを稼ぐことが可能である。
     

サバイバーとハンターの相性

  • 例えば血の女王のピック率に対してマジシャンを採用するなど、キャラクター相性があまりよくない(ハンターのスキルによる攻撃をサバイバーのアイテムで回避されやすい)ことがある。するとハンターであまりダウンをとれず、チップが稼げないことがある。よって引き渡し1級などの直射カードへの対応性能に加え、Blackjackで優位性があるハンターに相性の良いサバイバーの採用が見受けられるようになった。つまり、通常戦でみかけるようなハンターとサバイバーの相性がBlackjackにも存在する。実際にランキング上位者の使用サバイバーとハンターにも多少のばらつきがある。
  • Blackjackのキャラピック画面にサバイバーが表示されている点を踏まえ、相手サバイバーに有利なハンターに変更することも一考である。Blackjackの人口を踏まえると同じ人と数戦行うこともあるため、様々な駆け引きが考えられる。
  • Blackjackはカードや暗号機を巡る立ち回りによって、どのキャラクターを用いても充分1位を狙える。マイナーキャラと呼ばれているキャラクターでも他プレイヤーに迷惑はかからず、ランク戦ではお目にかからないキャラクターも活躍できる。是非あなたのお気に入りのサバイバー・ハンターで勝利をつかみとろう。
【サバイバーとハンターの相性一例 】
ハンター得意サバイバー苦手サバイバー
血の女王空軍探鉱者曲芸師納棺師
 チェイスアイテムの範囲外からダウンをとりやすい。
庭師マジシャン一等航海士バーメイド墓守
 チェイスアイテム等で鏡像を回避されやすい。
彫刻師庭師
 彫像で加護を無効化しやすい。
◆(祭司
 9加速とワープを巧みに使われると、彫像を狙える距離感に入りにくい。
使徒マジシャン一等航海士
 チェイスアイテムを無視して影を踏みダウンをとりやすい。
墓守探鉱者
 愛猫を回避されやすい。
※おすすめキャラクターを中心に記載しているが、相性自体は通常戦とほぼ変わらない。
 

ラウンド毎の戦略

  • Blackjackは運要素が強いといわれている。これは配られるカードの点数がランダムであることが主な要因であり、自身のプレイで戦況を変えられないことがある。しかし、通常戦同様のチェイススキル、Blackjack独特のカードや暗号機を巡る立ち回りによって、運要素の影響を減らすことができる。以下は「ラウンド毎のかなり細かい立ち回り」まで紹介している。
  • 各ラウンドで注意すべきポイントはもちろん、周りのプレイヤーの予測チップ量や今後の展開など様々な状況下で、勝利しやすい選択を他の選択とも比較した上で紹介している。本節を一読すると、Blackjackが意外にも奥深いモードであり一概に運要素のみであるとは言えないことが分かるだろう。但し基本的な立ち回りだけでも、充分勝ちを狙いにいけるので参考までに
  • 各プレイヤーのカード枚数の推移に限らず、大まかな点数やチップ数量の予測、カードデッキに残っている数字のアベレージなど、Blackjackを攻略するうえで細かい要素がある。このような要素はすべてを考察していくよりも、自身のピックキャラに応じて取捨選択して考察していくことをおすすめする。例えば自身のハンターが直射カードに対応しにくい場合なら、チップ残量の少ないサバイバーのダウンを狙いたいため、カード枚数の推移から手札除去カードの使用したプレイヤーやダウン回数が多いプレイヤーを把握するなどである。
  • 余談だが本節ではより週ポイントを稼ぎやすい/生き残りやすいことに重きを置いて戦略を展開している。よって非公式のプレイヤー間で開催されるBlackjackの大会や、フレンドと戦う際には1位を狙うことが重要となることがある。その場合若干の立ち回り判断の相違があるが、いずれにしても役立つ情報を記載している。
     

序盤ラウンドの立ち回り

開始ラウンドおよび約2ラウンド目までに役立つ情報を網羅している。
ゲーム開始時の「カード配り」ならびに、「サバイバー」「ハンター」を順に紹介している。

  1. カード配りについて
    • 開始ラウンド前に任意でカードをもう1枚引くことが可能である。これは開始ラウンドにサバイバーをやるかハンターをやるかという選択の他プレイヤーとの駆け引きである。第一の判断基準は自身がどちらの陣営をプレイするほうがチップを稼げるかである。
    • カードをもう1枚引くことでハンターになる確率は上がるが、確実ではない。開始ラウンドに手札が2枚でハンターに選ばれなかった場合、他プレイヤーより若干不利になりやすい面がある。
      • 不利になりやすい主な理由はカード枚数が増えた後半ラウンドで、放棄カードやカードドローで下げることが可能な点数が小さくなる確立が高いためである。例えば手札が9と10の2枚による19点ならカード除去で9点か10点になるが、4と5と10による19点の場合では9点14点15点となる。後半ラウンドでは点数が大きくとも、手札数が少なければ手札除去により簡単に21点以下に点数を減らせるが、枚数が多い状態では21点以下に調整しにくいことが多く、放棄カードLV1で調整するケースにおけるランダム性を減らす意味でも手札数は少ない方が良い。
      • 1枚引きの方が総じてリスクは少ない(2枚引きで開始ラウンドにハンターに選ばれないかつ2ラウンド目にもハンターになれないリスクや、チェイスをもたされサバイバープレイヤーの方がチップを稼げてしまうリスク)が、ハンターで4ダウン以上取れれば開始ラウンドで200チップ/250チップ、ロボ(機械人形)などを絡めると300チップ/350チップ稼げる場合もある。2枚引きしてもハンターに変身さえできれば、ダウンを取れなかった場合でも多くのサバイバーにタゲチェン/圧がけしてチップを稼がせないようにしつつドローさせれば、チップ差を少なくできる。
    • 1枚目の数字の大きさ、自身のハンターの腕前、他プレイヤーの段位・ピックサバイバー・このプレイヤーは2枚引きそう、などといったことを考えて慎重に選択する必要がある。
      • 具体的に2枚引きの判断材料の例として、1枚目に3以上の数字を引いた場合(2以下だと2枚目を引いても5以下になる可能性を考える)。自身が強ポジにスポーンし、弱ポジで解読するであろうサバイバーいる場合。自身のピックハンターと他プレイヤーサバイバーの相性の善し悪し(ダウンをとりやすい納棺師が多い。使徒ピックでマジシャンがいる。血の女王ピックで庭師がいる等々)。対戦前チャットで会話を行い、他プレイヤーの段位や勝率からダウンをとりやすそうな場合。BJ常連の名前で以前のチェイススキルを考慮する場合。などが考えられる。
      • 参考までにであるが、比較的多数のプレイヤーは1枚引きを選択する。自身が5を引いた場合2枚目を引かずにハンターを狙うことも考慮する。1枚引きでハンターに変身出来た場合、2ラウンド目はカード1枚でプレイでき、チップも稼げていれば圧倒的有利な状況で展開を運ぶことが出来る。BJ常連のプレイヤーでもピックカード枚数は変わっていない可能性が高い。
    • 2枚目は開始ラウンドのカード配りの数字1~5と2ラウンドのカード配りの数字1~8とは関係なく1~10の数字から選ばれる。ここから細かい予測ができる。
      • 開始ラウンドで他プレイヤーが1枚引きで自身が6以上の場合は確定でハンターなので、沸きスポーンから変身前からサバイバーの位置や暗号機の揺れを予測しておく。
      • 開始ラウンドで他プレイヤーが1枚引きでカードをドローさせられ6以上の数字を引いた場合で、2ラウンド目のカードピックで5以上のカードを引いた場合は確定でハンターに変身する。そうでなくともカードドローで4以上の数字を引いたらハンターになりやすいことを押さえておく。なお開始ラウンドでハンターだったサバイバーが300チップ有してる場合でも、カードドローされても21点オーバーしないことがほとんどなので引き渡し警戒はあまりしなくて良い。
    • 特に序盤ラウンドはマップの板がすべて残っている関係上、プレイヤーの多くが高段位であるならばサバイバーのほうがチップを稼ぎやすくそうでなければハンターのほうがチップを稼ぎやすい傾向がある。
       
  2. サバイバーのメリット、立ち回り
    • サバイバーはハンターと異なり多くは手札カード1枚でスタートするため、21点を超えたバーストのリスクを小さくできる。
    • ハンターがダウンをとれないことや、協力解読のこともあってハンター以上にチップを稼げることもある。
      • 1台解読と2ダウンが同じ100チップである。ハンターに追われなければ少なくとも平均150チップは稼げることが多いため、暗号機の揺れ管理さえ行えば、自身が最もチップを稼げないということはまず起こらない。他サバイバーがチェイスを請け負った場合や、沸き位置的に協力解読を行えた場合を考えると、BJの立ち回りを熟知しているプレイヤー同士ではサバイバーの方がチップを稼ぎやすいといえる。
    • チェイスより解読のほうがチップを稼げることを踏まえると、ラウンド開始直後は、瞬間移動を警戒して暗号機の傍を少し離れるのが無難である。自身がチェイスを行うのが一番まずいため、ラウンド残り制限時間66秒のサバイバーの位置が5秒間表示されるタイミングや、誰も追われていなさそうなタイミング、サバイバーがダウンしハンターが暗号機の揺れを確認し誰かに瞬間移動しそうな場合では暗号機を揺らさないほうが賢明である。このあたりは相手ハンターの立ち回りが、こちらの動きをどこまで考慮して動いているかといった駆け引きとなる。
      • ハンターは変身に数秒かかるため、動けるようになった直後に傍に暗号機があるのなら解読しても瞬間移動されない。例えばすぐにチェイス用の板を倒して解読するよりも、少しでも解読を進めハンターが変身した直後に先倒しの板を倒せば、ハンターからはこちらが板を倒してチェイス準備しているシルエットが表示される。よって瞬間移動のリスクをやや軽減しつつ、暗号機を離れる時間ロスを極力減らすことができる。
    • 序盤ラウンドは板が残っているため、比較的チェイスを行いやすい。通常戦と同様の強ポジでの解読を優先し、弱ポジであっても板を先倒ししておくことでチェイスを伸ばしやすい。
      • 軍需工場の開きにある板(暗号機離脱)、聖心病院の小屋と院内の間の2枚板(小屋から院内へのチェイスルート)、赤の教会の教会内にある板(暗号機離脱/小屋からのチェイスルート)など、チェイスを伸ばしやすい板はあらかじめ倒しておくのがおすすめである。詳しくは「おすすめ暗号機」を参照されたい。ただし板の準備をしている時間の分、他のプレイヤーより解読が遅れることになるのは注意が必要である。
    • チェイス時は板や窓を使用した加速が重要であり、右上に各加速のCTが表示される。理想は各加速を交互に使用して加速を活用して永遠にチェイスすることだが、とりあえず加速できるのか否かは常に把握しておくこと。2個目の暗号機に向かう際に安易に加速を使用することは避けるべきであるが、ラウンド制限時間間際では加速で暗号機に向かい数チップ稼ぐことが有効なこともある。
    • 序盤ラウンドのハンターは直射妨害カードのケアが必要ないため、ダウン後カードを渡さずにタゲチェンしやすい。よってラウンド制限時間前半はチェイスアイテムを温存しておく方が推奨である
      • チェイスがもっているのにガン追いしてくるハンターや、問答無用でカードを渡してくるハンターもいるためアイテムの使用は悩ましい部分であるが、チェイスアイテムを吐いてラウンド制限時間後半にダウンすると他サバイバーとのチップ差も開きやすく、タゲチェンしたとしてもチェイスアイテムがないのを把握されているため、自身の位置と暗号機の揺れからタゲチェン後にダウンを狙われやすい。即ドローの場合は他サバイバーとのチップ差は開かない点で許容できる範囲といえる。
    • ラウンド開始時や他サバイバーのダウンが確認できた際には、暗号機を一時的に離して奇襲警戒することがあるが、協力解読している場合は追われる可能性が2分の1(実際は自分の方が有利な位置をとることで更に高確率に)の点、解読速度上昇でチップを稼ぎやすい点やそもそも他の暗号機に瞬間移動する点もろもろを踏まえて奇襲警戒しないほうが効率が良いことが多い。
      • 協力解読の際であっても、最もチェイスを伸ばしやすい位置から暗号機を触ることが重要であることに変わりないが、ハンターは瞬間移動後強いチェイスルート方向へ視点を向けることが多いため、場合によっては最も多いチェイスルートとは別の方向へ逃げる方が追われないことがある。例えば軍需工場開きの暗号機は最寄りの板でなく3枚板方面。赤の教会教会内の暗号機は最寄りの板から教会上の出窓ではなく教会入口方面へなどである。
    • ラウンド制限時間後半ではハンターがカードを渡してくる可能性が高い、アイテムをふんだんに使用し極力ダウンを避けるのが求められる。
    • ラウンド制限時間後半で回している暗号機があがった場合、最寄りの暗号機に急いで向かい数チップでも多く稼いでしまって問題ない場合が多い。中盤ラウンドでは次のラウンドで強い暗号機を回せるよう、強いポジションに向けて移動しておくほうが無難である。
    • ハンターからカードドローの対象とされ、どのカードを引くか選択する時間において、当該ハンターとサバイバー以外のプレイヤーはラウンド制限時間は止まっているが暗号機の解読は可能である。よってカードを選択する時間が長くなるほど他のサバイバーのチップを稼ぐ時間が生じてしまう。一定時間選択しないとランダムでドローするが、基本的に素早くカードを選択するほうが良い。
      • カードの選択時間は移動や解読といった行動は可能だが、サバイバーのアイテムの使用はできない。よって次ラウンドに向けて移動の加速にステッキや加速酒の利用などはできない。また虫ドライブを行っていると虫から降りる操作ができないため、次ラウンドに向けていい位置に移動する場合には虫ドライブするほうが良いが、すぐ傍にある暗号機をわずかでも解読しようと移動する場合ではハンターがドローする直前には虫を降りる必要がある。
    • ハンターが変身し制限時間が開始する前でも行動が可能なため、例えばラウンド開始と同時にサバイバー4人で協力解読するとハンターが操作可能になるまでに暗号機が5割以上解読できチップを稼ぐことができる。1人であってもノーリスクでチップを稼げることに変わりなく、ラウンド終了時に暗号機の傍に移動しておくことのメリットはこの点にある。
       
  3. ハンターのメリット、立ち回り
    • サバイバーで暗号機を解読すると解読した進捗に応じて最大100チップ、ハンターでサバイバーを1人ダウンさせれば50チップ稼げる。BJは瞬間移動を使用して迅速にサバイバーを追うことができるため、たくさんのダウンを取る自身があるのならハンターを選択するほうがチップを稼ぎやすい。また最終的にカードを引き渡せば、2ラウンド時に他のプレイヤーのカードを増やすことができる。
    • 序盤ラウンドではハンターは引き渡し1級の警戒をしなくて済むため、瞬間移動を多用してたくさんのダウンを狙うのがオススメである。
    • 開始ラウンドで即ダウンをとれた場合、他プレイヤーとのポイント差、カードの数字差、ダウンサバイバー以外のサバイバーチェイス能力等を考慮して即渡しする選択も一考の余地がある。
      • 具体的にはダウンサバイバー以外のサバイバーとの相性が悪い場合や開始ラウンドで1枚引きをしている場合があげられる。ただし即渡しするとはいえ、他サバイバーは50チップ以上は稼げていることが多い。ダウンしている間解読をさせず、複数ダウンを狙うのがハンターが最もチップを稼げる展開であるをことを留意する。
      • 他に即渡しのメリットとして、試合全体としてのラウンド経過が早くなるメリットがある。多くのラウンドが経過することによって、週ポイントの増加量が大きくなる。限られた時間で多くの週ポイントを稼ぐうえでは、1位を狙うのみではなく、早いラウンド経過を意識することも戦略のひとつである。
    • 開始ラウンドでカードを渡さないことで、2ラウンド目もハンターを狙う立ち回りがある。ダウンによりたくさんのチップを稼ぐことが目的なら理にかなっており、1ラウンド目に複数のダウンをとれているならば引き渡しを狙われるリスクも少ない。
      • 2ラウンド目もハンターを狙う立ち回りをとる主なパターンは、自身のカードの数字が大きく、次ラウンドもハンターをやれる確率が高い(=ドローさせないリスクが小さい)ことを前提に、残り制限時間ギリギリでタゲチェンしてからダウンをとれる可能性が高い場合や、残り制限時間が少ない場合などである。残り制限時間でダウンをとりにくいのにダウンサバイバーを無視してタゲチェンすることは、2ラウンド目にハンターでチップを稼げることを考慮しても、残り制限時間の間は他のサバイバーにチップを稼がれるのでメリットが少ない。
      • 警戒し隠密されることで思ったようにポイントを稼げないことや、2ラウンド目のカード配布によっては自身がサバイバーになる可能性もある。全ラウンド共通して自身の手札の数字が大きいままラウンドを進めるのはリスクも伴う。また、一方的にサバイバーを殴り続けるプレイヤーに嫌悪感を抱くプレイヤーも少なくないので注意が必要である。
    • 基本的に初動は位置表示をみて狙いやすいサバイバーの暗号機に瞬間移動する。弱ポジやサバイバーのアイテムを考慮してダウンしやすいサバイバーを狙う。合わせて全員のサバイバーの位置を覚えておけば、後からタゲチェンも行いやすい。
    • ダウンがとれない場合、瞬間移動のクールタイムが短いので、暗号機の揺れを見て早めにタゲチェンするのがおすすめ。タゲチェンすることで、他サバイバーのポイントを増やさせないこと、アイテムを吐かせること、即ダウンをとりやすいなどメリットが多い。ただし「獲物を追う」3振りがあるため、自身のハンターキャラやポジションによっては獲物を発動させてダウンを狙いたい。
    • タゲチェンした場合、もともと解読していた暗号機にサバイバーが戻っている可能性がある。板を壊していればチェイスも行いやすくなっており、必要に応じて戻ることも検討しよう。
    • 一人ダウンをとれたら、残り時間や所持アイテム数、棺桶の有無などと相談して瞬間移動で他のサバイバーを狙いにいくのが基本である。基本は揺れている暗号機に飛べば問題ないが、ラウンド開始直後と55秒経過しサバイバーの位置が5秒間表示されたシルエットから各サバイバーの配置を覚えていれば、狙いたいサバイバーに瞬間移動することができる。
    • ダウンしたサバイバーの傍で、瞬間移動をタップしつつ離した直後にカードをドローするボタンを押すことで「カードをドローさせるが自分は瞬間移動先に移動する」ことが可能である。これにより次ラウンドでハンターになる確率の高いプレイヤーからスタートすることが可能となり、瞬間移動先に再度同じ暗号機があれば即解読することも可能となる。ただし、ボタンタップの判定がシビアである点と、一連の操作の時間の間に他プレイヤーにチップを稼がれてしまうデメリットもある。
    • ラウンド残り制限時間65秒の存在感が溜まるタイミングでは、結魂者や断罪狩人のダブルタップ同様スキルのクールタイムが回復する。女王の鏡などスキルのクールタイムが長めのハンターは考慮しておくと、ダウンを取るのに役立つことが多い。
    • ラウンド最後までダウンをとれなかった場合や敢えてカードをドローさせない場合では、次ラウンドに向けて強いポジションや暗号機配置パターン的に暗号機が固まりやすい位置に瞬間移動することで、次ラウンドで立ち回りやすいことがある。
       

中盤ラウンドの立ち回り

約3ラウンド目から特殊・決勝ラウンド突入前までに役立つ情報を網羅している。
「サバイバー」「ハンター」を順に紹介している。

  1. サバイバーの立ち回り
    • 中盤ラウンドでは自身の脱落が視野に入ってくるので、序盤以上にカードを渡されないことが大切である。よって暗号機を触る際は慎重に行う必要がある。決勝ラウンドや特殊ラウンドに向けて、サバイバーは中盤にどれだけポイントを稼げるかが重要であるが、中盤ラウンド以降で一度ハンターにカードを渡されると、それを処分するのにポイントを消費するので、一位を狙うのが難しくなる点を考慮しなければならない。
    • 中盤ラウンド以降はチェイスに強い板を中心に板がなくなっていることがあるため、意外なポジションの方がチェイスしやすいことがある。例えば赤の教会で序盤から東側で頻繁にチェイスが行われていたら、中盤以降は壁壊し方面でチェイスするなど、臨機応変にチェイスルートや触る暗号機を考えることがオススメである。
    • 基本的に引き渡し1級か放棄LV2を予約していつでも買える状態にしておく。いつハンターに狙われてもカードを渡されて即バーストという最悪の状況は回避したい。
      • あくまで『予約しておく』というのがポイント。引き渡しカードはハンターになっている間は使えなく、サバイバーであっても引き渡し1級は誰かに直接当てに行く必要があり、使用しない場合もあるため使用する直前で購入したい。バースト回避手段としては放棄カードの方が汎用性は高いが、カード購入時の操作時間も惜しい状況は引き渡し1級のが多い。
    • 自身の数字が21点を超えている場合、基本的に早急に数字を減らさなければならない。数字が21点を超えているにも関わらずサバイバーになっている場合は特に危険である。ハンターがドローした時点でラウンドが終了してしまい、それまでに数値を減らせていなければ脱落が確定してしまう。妨害カードの対象者にこだわらず、手札数が多く小さい数字を持っていそうな他プレイヤーに安価で購入できる交換やリセットカードを使用することや、200チップまで稼いで放棄LV1を使用するといった迅速な立ち回りが求められる。
      • カード使用のタイミングは、点数が21点以上の場合は問答無用で引き渡し1級か放棄LV2が必要となる。点数が21点以内の場合でも、ハンターのチェイス対象となった場合かつドローで21点をバーストしそうな点数の場合や、妨害カードで点数が21点を超えてしまいそうな場合は手札除去カードが必要となる。
      • 手札除去カードで引き渡しと放棄のどちらを用いるかであるが、状況などによって細かく判断が分かれるところである。基本的に引き渡し1級が放棄LV2より100チップ安く、他人プレイヤーを脱落させ自身の順位を底上げできるためオススメであるが、放棄と異なりダウンしてからでは使えない点、投射カードを防がれる可能性、引き渡しをくらったハンターからヘイトを買いやすい点などを踏まえて放棄も選択肢に入る。
      • 放棄LV2は近くにプレイヤーがおらず引き渡しを使うことが難しい場合や、妨害カードを防ぐ手段を有するサバイバーの場合、周りのプレイヤーが引き渡しの警戒が強いプレイヤーなどの場合の使用となる。放棄LV1で確実に21点以下になるのなら使用も選択の余地があるが、放棄LV1は1度しか使用できないため、放棄LV1使用の後は緊急手札除去に400チップ必要となってしまう点や、放棄LV1で小さい数字を除去しても次ラウンドでまた21点を超えてしまいサバイバーになってしまうリスクなど、様々な考慮点から1枚目の手札除去カードとしては総じて立ち回りにくくなることが多い。21点を超えて放棄LV1の使用が有効なレアケースは主にハンター側に多い。
    • ハンターだけでなく、直射妨害カードを用いてくるサバイバーにも警戒が必要である。暗号機もないのに明らかにこちらに向かってくる場合や、制限時間ぎりぎりに協力解読している場合などは注意が必要である。
      • 引き渡し1級、交換カード、リセットLV1は投げてから追尾してこちらに向かってくる。慣れると障害物を利用して避けることも可能であるため、序盤以上に位置取りが大切となってくる。
      • 投射カードは範囲内にいる最も近くのプレイヤーに追尾する。よって前方に狙いをつけたいプレイヤーがいても「壁越しの真横にプレイヤーがいた場合」や「聖心病院院内は階層に関係なく」距離が近いプレイヤーに追尾するので気をつける。
      • 中盤ラウンド以降は協力解読など他サバイバーと同時行動する判断は慎重に行う。基本的に突然の引き渡しなども懸念して1人で行動するほうがリスクが少ない。よって解読でチップを稼ぐことに拘らず入り組んだ地形や見つかりにくい位置や、チェイスが強いポジションで隠密するほうが無難である。
      • 他プレイヤーとの遭遇機会を減らす目的で暗号機を上げないで寸止めにして別の暗号機に向かう戦略がある。寸止めにするとわずかに獲得チップが減るが、他サバイバーがその暗号機に行けば自身との遭遇機会を減らすと同時にそのサバイバーの移動時間が余分にかかり、暗号機を回してチップを得る時間を遅らせることができる。
      • 暗号機寸止めによる解読遅延はマップ端の暗号機より中央付近の暗号機の方が効果を期待できる。特に院内2階の暗号機などでは、移動時間がかかり最寄りの黄色く表示される暗号機になりやすい。
      • 中盤ラウンド以降で更に多くのプレイヤーが残っている煮詰まったラウンド、具体的に手札が21点以内かつ周りの点数が21点を超えていそうな場合では解読するより隠密に徹底するほうが有効な場合がある。ハンター含む周りのプレイヤーは安価で買える妨害カードの使用なども視野に入っており、自身が妨害やチェイス対象となるリスクを負わなくとも周りのプレイヤーが勝手に脱落しやすい。
    • ラウンド制限時間後半になってくると暗号機が少なくなる関係上、プレイヤーに遭遇しやすい。理想はラウンド終了直前に引き渡しを使用することだが、現実的に難しいことも多い。早めの引き渡しは、引き渡しの仕返しにあう可能性もあり、そうなれば両者間以外のプレイヤーが有利になってしまう。どのタイミングで引き渡しを行うかが駆け引きである。
      • 仕様上サバイバーが同時に引き渡しカード1級を使用し被弾した場合、被弾させたタイミングで所持しているカードの中から相手に渡すカードを選択する。よって自身が渡すカードを選択する時間中に、相手がカードを渡してきてもそのカードを送り返すことはできない。なのでどのタイミングで渡しても基本的に問題ないが、相手が先に渡してきた場合は相手が渡してきた数字が分かるため、こちらの送り返す数字を調整することで21点やそれ以外の点数に調整することが可能となる。ただし引き渡しカード1級使用後は一定時間経つとカードをランダム選択して渡してしまう点や、21点に調整してもその後の特殊ラウンドで脱落するリスク等を踏まえて、自身の最も大きい数字を早めに渡してしまって基本的に問題ないことに変わりない。
      • 9や10といった大きい数字が手元にある場合、21点を超えなそうでも早めに引き渡し1級で処理してしまう選択がある。これの大きなメリットは他プレイヤーの脱落を誘発しやすい点と、自身の点数に余裕ができるため脱落のリスクが小さくなる点、後に引き渡しを使用する機会がなく放棄LV2を使用する展開なら100チップ安く点数を減らせる点である。但し中盤以降のラウンドでのハンターは妨害カードさえ回避できればカードを1枚ドローさせることができる点でサバイバーより優れており、ハンターになる可能性を減らしてしまう点でデメリットとなる。また特殊ラウンドに突入した際、21点に近い19や20点の場合は2位になる保険が生まれるため、点数が小さいことが一概に有利とはいえない。
    • 手札に小さい数字がたくさんあるのか、大きい数字が少しあるのかといった、点数の構成も考慮する必要がある。基本的に手札に大きい数字が多く、少ない枚数を有する状況が盤面をコントロールしやすく、手札に小さい数字が多く、多い枚数を有する状況が盤面を打開しにくい。ただしハンターが誰を狙っていたかという展開次第で、配られた数字が小さいこと/大きいこと、それぞれ有利/不利に働くことがあるため、状況によって変わってくる。
      • 具体的に小さい数字が多く手元にくる展開の場合、21点を超えバーストするリスクが少なく、チェイス対象や妨害カード対象とならないようにする基本的な立ち回りだけで後半ラウンドまで生き残りやすい。大きい数字が多く手元にくる展開の場合は、ハンターをプレイできれば周りプレイヤーよりカードを1枚減らせる点で優れている。但し中盤以降のハンターは妨害カードと多くのダウンを狙う立ち回りは有効でないことが多いため、放棄LV1でのカード調整など、より高度な立ち回りが求められる。
      • 自身の手札が大きい数字で構成されている場合、自身より小さい数字を有している可能性が高いプレイヤーに対して、安値で買える交換カードやリセットカードでも点数を大きく減らせる可能性がある。
      • 手札がバーストしているからといって安易にリセットカードを使用するべきではない。リセットLV1の具体的な利用ケースは、自身の数字が21点を超え、「放棄Lv.1だとバースト回避が厳しい場合」である。リセットカードは「自身が詰みそうなとき」に「余裕がありそうなサバイバーに使う」ことで最も威力を発揮する。手札に小さい数字が多い場合、放棄LV1では数字を減らしにくいためである。
      • 開始ラウンドで配られた5以下のカードがなくなっており、手札が大きい数字のみで構成されている場合、交換カードでチップ効率良く点数を減らすことができる。但し手札が大きい数字のみで構成されていて21点を超えてサバイバーのケースは滅多に起こりえず、21点以内なら次ラウンドでハンターをプレイするメリットもある点や、交換カード使用で敵サバイバーに近づくリスクもあるためあまりオススメできる立ち回りではない。
    • 透視カードLV1は隠密サバイバーを探す手段として用いることができる。一応、遠距離鏡や狙いたいプレイヤーを狙う時にも役に立つが、50チップを使用するほどメリットがない点と、購入までの数秒のロスを踏まえると、決勝ラウンド以外では使用する機会はあまりない。
    • 引き渡し2級は500チップと高価だが、範囲外からカードを渡す無類の強さを有する。基本的に誰かを落とすより、自身が脱落しないよう立ち回るほうが無難であるため、引き渡し2級を購入するなら、引き渡し1級の2回購入や放棄LV1の使用などによってカードを2枚処分する方がオススメである。今後の立ち回りの幅を広げる意味でも一般ラウンドでの引き渡し2級の使用をする状況は少ない。
      • 通常ラウンドで引き渡し2級を使用することが有効なケースは、3人プレイヤーが残っており、残りプレイヤー2人どちらかに引き渡すことで両者の脱落が狙える場合や、序盤ラウンドで大量のチップを稼いでおり後半ラウンドで厄介となるプレイヤーを脱落させたい場合などである。但しいずれにせよ不確実な情報から戦況を操作するより、500チップ温存するほうが立ち回りやすいことがほとんどである。引き渡し2級は特殊ラウンドでの使用が主である。なお私鬱で特定のプレイヤーを狙うのはあまり好ましくない。
      • 残りプレイヤー2人どちらかに引き渡すことで両者の脱落が狙える場合とは、例えばハンタープレイヤーが21点を超えていることが想定される場合に、ハンタープレイヤーに対し透視2級を使用し21点を超えていることを確認。ダウンをとれないならサバイバープレイヤーに引き渡し2級を使用。ダウンをとれたら決勝ラウンドにて透視カード1級で相手の全手札を確認する立ち回りなどである。
         
  2. ハンターの立ち回り
    • 中盤ラウンド以降では序盤ラウンドに比べ手札の数字や枚数がより重要となってくる。ハンターはドローさせることができればチップを消費することなく手札を1枚除去できる点で優れている。序盤ラウンドのハンターと異なり、大量にチップを稼ぐのではなく安全に1枚ドローさせることに集中する。序盤ラウンド以上にハンターのドローや妨害カードを警戒するサバイバーは暗号機を回さないこともある。チップ差に焦らず引き渡し1級を最大限に警戒しよう。
    • 多くのプレイヤーのチップが貯まってくる中盤以降のラウンドでは、追っているサバイバーが21点バーストを警戒して引き渡し1級を使用してくることが多い。よって基本的にはダウンをとれたら即渡しするのが無難である。
    • ハンターに変身する際に放棄カードを予約することがオススメである。妨害カードで自身の点数が突然21点を超える場合など、様々な展開を考慮しても時間ロスがないこのタイミングで予約することはデメリットがない。
      • 放棄カードLV1とLV2どちらを予約するかであるが、この場合では基本的に放棄LV1で問題ない。なお放棄カードだろうが使用せずチップを温存するのが基本である。予約した放棄LV1を使用するタイミングは自身が脱落する可能性があるときである。
      • 自身が脱落するパターンは「自身が21点を超えておりサバイバーにドローさせられない場合」と「サバイバーにドローさせても21点を下回らない可能性がある場合」である。前者はわかりやすく、①手札の1番小さい数字を捨てるだけで21点以下になるのなら放棄LV1の使用、②手札の1番小さい数字を捨てるだけでは確実に21点を下回らない場合は(放棄LV1のランダムの可能性で200チップケチるのではなく)放棄LV2の使用をするのが賢明である。後者は手札の1番小さい数字を捨てるだけでは確実に21点を下回らない場合で、③手札の数字が少ない方から2枚捨てれば確実に21点を下回る場合は放棄LV1を使用してからドローさせたい。引き渡しカードをくらった場合や手札に小さい数字が多い状況下に多い、④手札の数字が少ない方から2枚捨てても21点を下回らない場合は放棄LV2で一番大きい数字を除去したうえでドローさせたい。4パターンの状況を比較すると放棄LV1を使用する状況が多いため、ラウンド開始時の予約は放棄LV1をオススメしている。
      • 「サバイバーにドローさせても21点を下回らない可能性がある場合」における③手札の数字が少ない方から2枚捨てれば確実に21点を下回る場合においては、カードドローだけでは21点を下回らないリスクを回避すべく放棄LV1の使用を推奨しているが、放棄カードを使用しない選択(および放棄LV2を使用する選択)も有力である。放棄カードを使用しないケースは、手札枚数のうち大半の枚数はドローさせることで21点を下回ることができるためチップを節約したいという考えである(例えば手札が1.5.6.6.7による25点だと1を引かれると24点で脱落なため、放棄LV1を使用してドローだと少なくても6点下げれるため安全だが、1を引かれる確率は20%のため放棄LV1の200チップを節約するということ)。放棄LV2を使用する選択のメリットは最も点数を下げることができるため、次ラウンドはほぼ確実にサバイバーをプレイでき今後の立ち回りが複雑化しない点と、今後のラウンドに放棄LV1を温存できるため緊急回避のカード購入時において200チップあれば足りる点である。ただハンターに変身しチップを使わずに点数を下げれる機会を多くしたい面やチップを温存したい背景から放棄LV2は④手札の数字が少ない方から2枚捨てても21点を下回らない場合でのみ使用したい。いずれにしても後半ラウンドまで生き残れば週ポイントはプラスになるため、脱落する可能性が少しでもある選択は非推奨としている。
    • 中盤ラウンドでは300チップを有するサバイバーが多くなっており、ハンターになってしまったら1人を狙って早めに渡すのが無難である。
      • カード枚数をこまめにチェックしておけば、早めに放棄カードや引き渡し1級を使用したプレイヤーを見つけることができる。そのプレイヤーは引き渡し1級を購入する300チップがない可能性が高いため、安心して狙いに行くことができる。
      • 妨害カードの関係上狙っている/狙いやすいプレイヤーのダウンに拘る場合、獲物を追うを有効に活用する。板窓を使用せず追える場合、獲物を追うを活用することでダウンを狙いやすい。
      • 全員が300チップ持っている可能性が濃厚な場合や、自身が21点を超えて引き渡しを受けると勝利が絶望的な場合は特に、遠距離によるダウンを狙いに行きたい。通常戦における空軍の銃を避ける追い方と似ている。また、倒れた板でも防ぐことができる。とはいえ、引き渡しを覚悟して追わないとそもそも追えないことも多く、ある程度は覚悟する必要がある。
    • 基本的に大きい数字をもった状態でのハンターは、カードドローや放棄カードにより点数の巻き返しが行いやすく、今後のラウンドでも立ち回りやすい。反面小さい数字をたくさんもった状態でバーストしそうになるのは危険である。
    • 1回のドローで21点を下回りそうになく、放棄カードを購入する200チップもない場合は、いくつかの立ち回りが残されている。
      • 1つはダウンをとった段階で150チップ以上の場合は、もうひとりダウンをとることで200チップを稼ぎ、放棄LV1を使用したうえでドローさせることで自身が21点以下に収める方法である。
      • もう1つはサバイバーのなかで最も点数が大きそうなサバイバー(点数構成を把握しきれていない状況では枚数が多いプレイヤーやハンターをプレイしていないプレイヤーなど)を狙いカードをドローさせることで、自身より下位の順位になるように狙うことである。
    • 残りプレイヤーが3人で他2名でチェイスを行っており、かつ残りプレイヤーの手札枚数が多い場合は引き渡し2級の使用で一気に2名脱落させる戦略がある。
      • 具体的には、ダウンが獲得できなそうな場合にサバイバープレイヤーに引き渡すことで両プレイヤーのバーストを狙うことや、ダウン後にハンタープレイヤーに引き渡すことでカードドローしても両者が21点を超えるよう狙うことである。自身の点数が20点付近の場合はハンターがバーストしている可能性が高いことや、経過ラウンド数や手札枚数の推移を把握しておけば残っているプレイヤーが放棄カードを使用できるか否かといった判断要素も加わってくる。透視カード2級を使用することでより確実に脱落を狙うことができる。なお透視カードは状況によってどちらのプレイヤーに使用するのが良いか分かれるが、勝ち残りそうなプレイヤーに使用しておけば決勝ラウンドでもカードを透視できるためチップが無駄になりにくい。いずれにせよ引き渡し2級の500チップを使用するため、高い可能性で脱落を狙える場合以外は決勝ラウンドまでチップを温存しておく方が無難ではある。
         

特殊ラウンドの立ち回り

特殊ラウンドにて役立つ情報を網羅している。
ラウンド開始時に「21点となったプレイヤー」「サバイバー」「ハンター」別に紹介している。

  1. ラウンド突入時21点の場合
    • 基本的に各プレイヤーが点数管理を適切に行った場合、最初に脱落しやすいプレイヤーである。
      • 基本は1位になることを主に全員動いているため21点になったプレイヤーは全プレイヤーの敵となり、ハンターサバイバー問わず1位を防ぎに来やすい。よって多くのプレイヤーが残っている程、妨害カードやカードドローにより自身の点数が21点を超えて脱落する可能性が高い。
      • BJは純粋な確率以上に21点になりやすいとされている(詳しくはtipsにて)。よって4名以上のプレイヤーが残っている場合では21点プレイヤーを避けるよう立ち回る方が無難である。具体的にどれか1枚除去することで21点になる場合は、放棄LV1ではなく引き渡し1級や放棄LV2を使用するなどである。
    • 「制限時間60秒を逃げ切って勝ちを狙いに行く」「カードを整理して脱落のリスクを回避するか」が駆け引きであり、立ち回りの考え方がやや異なるため順に紹介している。
       
    • 【2つの立ち回り判断】
      • 残りプレイヤー人数、自身のチェイススキル、21点時にハンターに変身したプレイヤーのプレイスキル、各プレイヤーのポイント、フィールドに残っている板、などを考慮して選択することが重要である。
      • 自分以外に21点プレイヤーがいる場合、ハンターの標的にならないよう、相手プレイヤーよりも強いチェイスポジへいけるよう心がける。
      • 自分以外に21点プレイヤーがいる場合自身のチェイス有無なだけでなく、もうひとりのプレイヤーとのカード攻防にも気を付ける必要がある。例えばもうひとりの21点プレイヤーがダウンした際に引き渡し2級で自身の21点を阻止してくる場合である。ただし相手がチェイス中の場合は、引き渡し1級をハンターに使用するケースや放棄カードを使用するケース、加速カードで逃げ切ることを狙う場合が多いので、相手が多くのチップを有しており、自身にまでカード妨害する余裕があると予想される場合以外では、さほど警戒しなくても良い。
      • 自分以外に21点プレイヤーがいる場合、手札リセットカード3級を自分以外の2プレイヤー間を対象に使用することで自分のみ21点勝利ができることがある。制限時間ギリギリに行えば、放棄カード等での対応も行いにくく成功することが多いが、そもそも21点同時勝利でも獲得週ポイントは多い。
         
    • 【逃げ切ることを考えた場合】
      • 主に残りプレイヤー人数が3名以下。他プレイヤーが500チップ有していない可能性が高い(もしくは引き渡し2級を効果的に使用する程BJに慣れたプレイヤーでないと思われる)。ハンタープレイヤーのピックキャラとの相性が良い(女王に対してマジシャンなど)。ハンタープレイヤーのプレイスキルから逃げ切りやすいと考えた場合(これまでのラウンドでのスキルによる遠距離攻撃の精度、ダウンをとった回数など)。自身が納棺師で特殊ラウンドや決勝ラウンドで勝利しやすい面がある場合。これらの状況では逃げ切ることを念頭に立ち回ることを検討する。但しカードの整理を行うほうがやはりリスクは少ない。ラウンド経過数や21点勝利ボーナスといった週ポイントも判断材料の1つである。
      • ダウンしないと確信した場合でも、射程無視のカードによって脱落する危険がある。他サバイバーが500チップ以上持っている場合、ラウンド制限時間ぎりぎりで引き渡し2級を使用されやすい。このタイミングでの放棄LV2の使用は操作が間に合わないことが多いため、500チップ以上もっていふるサバイバーがいそうな状況ではカードの整理を優先したい。
      • 基本は引き渡し1級を予約しておく。ハンターから逃げ切れないと感じた場合は早期にハンター引き渡しを使用し、カードドローで脱落することだけは避ければならない。周りに妨害にきたサバイバーが多く、逃げ切ることが困難と感じた場合でも予約しておいた引き渡し1級を確実に使う必要がある。
      • 引き渡し1級は通常ラウンド同様自身の手札で1番大きい数字を渡すことが、ハンターにドローさせられても脱落する危険が少ないため有効である。ただし、例えば相手ハンターの手札が少なく、4枚中2枚は同じ数字のカードを持っている場合などでは、同じ数字のカードを引き渡すことで、カードドローによって21点に返り咲き21点勝利を狙えることがある。但し基本的に脱落のリスクが大きいので1番大きい数字を渡してしまって問題ない。
      • 引き渡し1級と透視2級を購入できる340ptを有する場合、透視カード2級でハンターの手札を確認し、ハンターの手札のなかで一番被りが多い数(例えばハンターの手札が3,3,9,10のときは3が一番被りが多い)を引き渡す。その後ハンターにドローさせることで、引き渡したカードを再入手することにより21点に返り咲くというテクニックがある。21点によるBJ勝利は週ポイント増加は大きいが、バーストし脱落するリスクも高くチップを大量に消費してしまうためリターンに対してハイリスクなためあまりおすすめしない。
      • 複数人の21点プレイヤーが出た場合や、相手ハンターのプレイスキル等を考慮して逃げ切る自信がある場合、加速カードの購入を検討する。ただし、放棄カードや引き渡しカードと違って、ダウンしドローされれば即脱落してしまう点。妨害カードによって21点から点数変動した場合、ポイントを無駄にしてしまう点。制限時間ぎりぎりに射程無視の妨害カードを使用される点など、リスクも大きい。
      • 瞬間移動を警戒し、暗号機から離れてチェイスが行いやすい位置に移動することが重要である。また、引き渡し1級を避けやすい入り組んだ地形や、女王の鏡などといったハンターのスキルによる攻撃を避けやすい位置取りも重要となる。
      • 多くのプレイヤーが残っている時ほど、特にラウンド制限時間前半はサバイバーはカード妨害に来ないことが多い。近くにサバイバーがいない場合、ラウンド開始後しばらくはハンターにのみ警戒すればよいことが多い。
    • 【カードの整理を考える場合】
      • 21点プレイヤーは常に位置情報が全プレイヤーに知られてしまうため、多くのプレイヤーが残っている場合妨害に遭いやすい。サバイバー早めにカードを除去し、脱落のリスクを回避するのも手である。
      • 1回目の特殊ラウンドではラウンド開始と同時に放棄カードでカードを処分するのをオススメしたい。チップを最も有するプレイヤーは500チップ稼げている可能性が高く、チップが少ないプレイヤーも21点以内であることが多いため、カード妨害に来なくともハンタープレイヤーが最下位になると予想して妨害に来ないプレイヤーが多い。引き渡し2級やハンターのドローのリスクが高いとはいえ、21点勝利を目指しラウンド制限時間後半まで21点で粘り、ダウンや妨害カードの危険が高くなってからカードを整理する立ち回りも考えられるが、ラウンド制限時間後半では、ハンターはタゲチェンして追うよりも元21点プレイヤーのダウンをとるのが合理的なケースが多く、どのみちカードの整理をするならハンターにカードをドローさせられないラウンド開始と同時にカード整理したい意味はある。但し引き渡し1級などでカードを整理した上で、カード妨害にきたプレイヤーに上手くタゲチェンを誘発できればラウンド開始時に放棄カードを使用する立ち回りより今後の立ち回りに有効である。
      • 2回目以降の特殊ラウンドでは21点勝利を積極的に狙いにいきたい。プレイヤーが3人程度のこともあり、妨害にくるサバイバーも多いが、21点プレイヤーからも展開は読みやすく、放棄や引き渡しカードでのリスクケアも行いやすいため、逃げ切ることを主として途中でカードを整理する立ち回りがオススメである。
      • 引き渡し1級を使用する場合、どのプレイヤーを対象にするか考慮できるのであればしたい。基本的に渡せる機会は少ないため、早めに渡してしまうことが賢明である。後半になるほど特殊ラウンドはハンターを中心に数字がバーストしているプレイヤーが少なくない、勝負どころの駆け引きである。
      • 序盤ラウンド早めに21点になってしまった時は交換カードかリセットカードを使うことで、安価で数字を下げることができることがある。
         
  2. ラウンド突入時サバイバーの場合
    • 「21点プレイヤーを無視して終盤ラウンドに備え解読してチップを稼ぐ」「21点プレイヤーの妨害に向かう選択」がある。それぞれメリットデメリットが存在する。こちらも残りプレイヤー人数、21点時にハンターに変身したプレイヤーのプレイスキル、フィールドに残っている板、などを考慮して選択することが重要である。
       
    • 【21点プレイヤーを無視し解読してチップを稼ぐ場合】
      • 基本こちらのプレイヤーが多い。理由の1つは「60秒の制限時間があればハンターがダウンをとってくれる」と考え、その間少しでもチップを蓄えたいからである。理由の2つは「300チップ以上有していれば全フィールド系カードによって妨害が可能」であるからだ。
      • プレイヤーの人数が多く残っているときほど、他のサバイバーが妨害にいく可能性が高いため、自身が妨害しなくとも21点プレイヤーが点数変動すると考えられる。
      • ハンターは基本的に21点プレイヤーを狙うため、初手から暗号機を回しても奇襲されにくい。暗号機を離す必要性も低いため、ダウンの心配をすることなくチップを稼ぐことが出来る
      • 反面いくらチップを稼いでも21点プレイヤーが1位になってしまうと試合が終了してしまう。自身が妨害しないことで21点プレイヤーが勝ってしまうリスクがある。
      • 自身の数字が21点を超えている場合は、21点プレイヤーに関係なく脱落してしまう。できるだけ早期に放棄カードのチップ稼ぎや、21点プレイヤーを中心とした他プレイヤーのもとに干渉しにいく必要がある
      • 解読している場合であってもハンターがダウンをとれそうにない場合は、制限時間を見計らって21点プレイヤーの妨害に行くことを検討する必要がある。点数が低いプレイヤーの順位が低くなるためハンターが21点以内の場合、自身の最下位も視野に入るため注意が必要である。
      • 自身の点数が19や20点といった、21点より低く他のプレイヤーより21点に近いと推察される場合は、最下位になるリスクが小さいと考えることもでき、妨害に行かない選択をとりやすい。
      • 制限時間ぎりぎりまで21点プレイヤーが残っている場合、射程無視の引き渡し2級やリセット3級によって妨害することが可能である。基本的にはランダム性の強いリセット3級ではなく、自身の数字も減らせる引き渡し2級がおすすめである。引き渡し2級を使うチップがあるのなら、妨害に行かない立ち回りでもリスクが少ない
      • 21点プレイヤーの21点表示が消えた後に21点プレイヤーがダウンした場合、引き渡し1級をハンターに使用しダウンした可能性が高い。その場合ハンターに引き渡したカードを再度カードドローすることで21点に戻り、21点勝利してしまうことがある。無難な対策としては手札リセット3級で元21点プレイヤーのカードをシャッフルしてしまう(この時元21点プレイヤーは点数が低いことが予想できるため、自身の点数が高ければ自分とシャッフルすることも有効)ことや、透視カード2級でカードの内訳を確認しカードドローで再度21点に戻る確率を判断することである。いずれにしても再度21点に戻る確率はそこまで高くないため、特に自身の点数が21点に近く妨害をせずとも最悪2位や3位を狙えるのならば、300チップを温存するほうが有効なことが多い。
    • 【21点プレイヤーの妨害に向かう場合】
      • 21点プレイヤーのキャラ、ハンタープレイヤーのキャラやこれまでのプレイスキルを考慮して、制限時間内にハンターがダウンをとれないと感じた場合や、自身が500チップを稼げない場合、今までの展開や今後の展開的に1位を狙う余地がある場合、自身の点数が著しく低く、1位を取られると自身の順位が低くなると感じた場合は妨害に行くことが求められてくる。
      • 基本的に自身の数字を減らせる引き渡し1級か、50チップと安価で買える交換カード1級が妨害カードとしてオススメである。
      • 妨害カードは直前まで購入せず予約しておくことがオススメである。ハンターがダウンを取れた場合、ポイントが無駄になってしまうからである。
      • ハンターは21点プレイヤーを追いかけていることが多いため、直接21点プレイヤーのいる位置に向かうのではなく、21点プレイヤーがチェイスで通りそうな位置に向かい妨害するのがオススメである。
      • 妨害カードを使用する際は、21点プレイヤー以外のサバイバーやハンターに使用しないよう気をつける。
      • 妨害に向かったが、21点プレイヤーの点数が変動し妨害の必要がなくなった場合でも、引き渡しLV1を使うチャンスであることに変わりはない。ただし、ハンターが21点プレイヤー以外にタゲチェンする可能性に気をつけること。
      • あまりラウンドが経過していない段階での特殊ラウンドでは、21点プレイヤーの手札に大きい数字が含まれている可能性が高い。交換カードによって自身の数字を大きくしてしまうことは基本的にデメリットの方が多いため注意が必要である。
         
  3. ラウンド突入時ハンターの場合
    • 21点プレイヤーのダウンをとらなければ1位になれないため、チップを稼ぎにくい面や引き渡しのリスクが高い関係上、基本的に特殊ラウンドで損しやすいのがハンターである
      • 但し中盤ラウンド同様カードを1枚減らせれると考えれば、周りのサバイバーにチップを稼がせず即死を取れれば今後の展開で有利になりやすい。
      • 周りのプレイヤーが解読でチップを稼ぎにくい展開の一例としては、(序盤初心者ハンター等がダウンを取れずに多くのプレイヤーが比較的大量のチップを有しているかつ、多くのプレイヤーがBJに慣れていることを前提に)周りのプレイヤーに、21点プレイヤーを狙わないで別サバイバーのダウンをとる(あるいは引き渡し2級を吐かせるためダウンはとらずに狙う意思表示のみ行う)ことでハンターは21点以内であり、2位狙いをしていると推測させる。こうすることで他サバイバーが妨害に向かう必要性を感じる場合や、複数人が射程無視妨害カードを使用することで周りのサバイバー全体のチップ量を下げることができる。この例は、妨害がなくとも自身の脱落はない点で優れている。ただし1位と2位では週ポイントに大きく差がでる点を考慮し、今までの展開や今後の展開を考慮して選択していきたい。
    • 「基本的な考え方」の他に、「21点プレイヤーが複数人でた場合」「21点プレイヤーのダウンをとることが困難と感じた場合」は1位を狙うことが難しいこともあり、2位を狙いに行く立ち回りが選択肢に入る。また「特殊ラウンド突入時に自身のポイントが21点以下の場合」も同様に2位狙いが選択肢に入る。
       
    • 【基本的な考え方】
      • 21点プレイヤーは位置が黄色のシルエットで表示されるため、最短距離で向かうか近くの暗号機に瞬間移動してダウンを狙いにいく
      • 21点プレイヤーは自身がダウンしそうと感じた場合、ハンターに引き渡し1級を使用してきやすい。できるだけ遠距離でダウンをとることを心がけ、ダウンをとる瞬間まで警戒する必要がある。
      • 中盤ラウンド同様、引き渡しをくらって21点を超えてしまった場合でも、極力数字を減らすか、自身より数字の大きいプレイヤーを作ることで最下位を避ける立ち回りが求められる。
      • サバイバーが21点プレイヤーを狙って使用したカードに、誤って被弾しないよう気をつける必要がある。
      • 21点プレイヤーが他のサバイバーによって21点でなくなった場合、タゲチェンも視野に入る。ただし、通常ラウンドより制限時間が短い点と、ポイントがより潤沢になっている可能性が高いため、中盤ラウンド以上に引き渡しを警戒する。
    • 【21点プレイヤーが複数人でた場合】
      • 21点プレイヤーは同率1位でも多くの週ポイントを獲得できるため、21点プレイヤー同士での潰し合いは考えにくい。よってどちらかをバーストさせ、自身の順位を高めるよう努めるのが基本となる
      • 納棺師以外の短い時間でダウンしやすいサバイバー、引渡しをもっていなそうなポイントの少ないプレイヤーを狙うのが基本である。
      • 片方の21点プレイヤーに妨害に向かうサバイバーがいる場合、もう片方の21点プレイヤーを狙うことで自身が1位になる可能性が残されている。21点でないサバイバーが妨害していない方のダウンをとれれば理想である。
      • なお即ダウンをとり、そのプレイヤーが放棄カードを使用した場合は、もうひとりのプレイヤーのダウンをとることで自身が1位になる可能性が残されている。ただし、残り少ない制限時間で、チェイス準備している21点プレイヤーをダウンさせることは困難であるため、自身の数字などと相談して決める必要がある。
    • 【21点プレイヤーのダウンをとることが困難と感じた場合】
      • 他のサバイバーがカード妨害を狙っている場合は、積極的にダウンを狙いに行くことで21点プレイヤーのチェイスルートを制限することができるのでとても有効である。
      • 制限時間ぎりぎりまでダウンをとれない場合、それまで解読していたサバイバーが焦って妨害にくることがある、最後まで諦めなければカード攻防によって自身の脱落を防げることがある。
      • 制限時間ぎりぎりまでダウンをとれない場合、残り数秒で射程無視のカードによって妨害するプレイヤーがいる。引き渡し2級やリセット3級は高価であるが、自身の1位を狙った手段として用いてくることがある。この場合自身の数字が21点以下であれば脱落しない。
      • 21点プレイヤーのダウンをとることが困難と感じた場合、2位を狙うには自身の数字を21点以内に収めることが必要となる。そのため解読しているサバイバーのダウンをとり、カードを渡してしまうことや、放棄カードのポイントを稼ぐといった立ち回りが可能である。反感を買いやすい面があるため注意が必要である。
    • 【自身の点数が21点以下の場合】
      • 21点に近いプレイヤーから順位付けが行われるため、カードの受け渡しがない限りは自身が2位になりやすい。敢えて21点プレイヤー以外のダウンをとることも考えられるが、反感を買うことも少なくないので基本的にはできるだけ21点プレイヤーを狙いに行き、自身の1位を目指す。
      • 21点でないサバイバーが500チップ(300チップ)有していると思われる場合、制限時間ギリギリまでダウンを取れないと引き渡しカード2級(交換/手札リセット3級)を使用する可能性がある(背景には当該サバイバーはチップを消費してしまうデメリットより、ラウンド経過と脱落サバイバーを増やすことで上位に入り週ポイントがより見込めるメリットの方が大きいことが多い)。よって21点プレイヤー以外のダウンをとって待機している選択肢もある。
      • 判断材料として、21点プレイヤー以外のサバイバーが例えば序盤にハンターでチップを大量に稼いでおり、後半ラウンドで2位以上を狙いにくい場合などでは有力な選択肢となる。
      • 立ち回りの一種として残り3名の場合に「ダウンをとった21点プレイヤーではない残るサバイバー」に透視カード2級を使用することで点数を確認する。そうした上でダウン後ドローを保留すれば、残るサバイバーがドローせずに2位を狙っている(残るサバイバーが3位になる)と考え、引き渡しカード2級(交換/手札リセット3級)を使用する。大きなメリットはドローした場合に決勝ラウンドで戦う相手のチップを減らせること。点数も減るため決勝ラウンドで双方21点以内の可能性が上がることである。またどのみち決勝ラウンド開始時に透視カード2級を使用するならば40チップも損にならない。残チップ量とも相談である。
         

決勝ラウンドの立ち回り

  • 決勝ラウンドでは自身がサバイバーとハンターどちらなのかという点と、相手の数字がどれくらいかが重要である。
  • あまりラウンドが経過していないで決勝ラウンドを迎えた場合、お互いの数字が小さめである可能性があり、逆にラウンドが経過している場合はお互いにバーストしている可能性もある。
  • 決勝ラウンドでも引き渡し、放棄、さらには加速といったカードが勝利につながりやすい
    • どのカードを購入するかの判断は決勝ラウンド開始時のカードが配られたタイミングで行い、素早くカードを予約する。そしてラウンド開始時に同時購入することでラウンドの最中はチェイス面に集中したい。
  • ラウンド開始時21点の場合や、カードの使用によりラウンドの途中で21点になった場合プレイヤーのアイコンに21と表示がされる。この場合数字に関係なく負けてしまうため対応が求められる。
  • 決勝ラウンドでは瞬間移動は1度しか使えない。不具合か仕様か定かでないが、押さえておくこと。
     
  1. サバイバーの立ち回り
    • サバイバーの場合、相手のほうが数字が大きいということである。つまり基本的には自身が21点以上であれば逃げ切れれば勝利である。ただし自身が低い数字の場合ハンターが21点以内の可能性があり、逃げ切れても負けてしまうことがある。
    • 板が少なくともチェイスを行いやすい強ポジといわれる場所や、納棺やステッキの通せんぼが刺さるポジションでのチェイスがおすすめである。以下にマップ別にいくつかのポジションを紹介している。
      マップおすすめポジション解説
      軍需工場工場付近板がなくとも窓枠2つで工場をぐるぐるでき、追いつかれそうになったら工場窓外の板が3つあるポジションで読み合いができる。
      南側ゲート側の強い板がなくとも奥の窓があるポジションが強い。
      カラス奥通常戦でカラス完結でのチェイスルート同様、窓枠が多いためチェイスを伸ばしやすい。カラス奥の2つの板の有無を把握しておきたい。
      聖心病院院内2階可能な限り院内2階にいるのが最も安定する。ステイン誘導などによる鉢合わせに注意する。
      強ポジ窓枠を使用したぐるぐる。閉鎖され次第付近の残っている板を活用する。院内から加速で強ポジに来るルートも強い。
      赤の教会小屋小屋内に暗号機がなければ中、ある場合は外などで、ハンターの来る方向と逆に逃げつつ小屋窓を使用して協会内窓板加速を使用するルートが強い。
      マップ右側orマップ左側壁壊し側か、L字・墓場など板が多く残っている方で純粋にチェイスを伸ばしていく考え。
      共通判断材料
      強い板がなくなっていることもあり、比較的窓枠を何度も使用できるポジションなどがチェイスを伸ばしやすい。また納棺師の場合は即納棺からの距離を開けるルートをとれるようなラウンド開始時の位置取りなど、ラウンド開始時の位置によってどのポジションに逃げるのか、強いポジションからラウンドを開始するのか、チェイス中に強いポジションに逃げれるような位置でラウンドを開始するのかといった判断が必要となる。極端に弱い位置でラウンドを開始してしまった場合、もったいないがハンターの変身中に9加速を使用してでもある程度チェイスを伸ばしやすい位置まで移動しておきたい。基本的に瞬間移動を警戒して暗号機から離れた位置でラウンドを開始したいが、女王の鏡やガラテアのピンなど相手ハンターの攻撃スキルに強い位置なども重要となる。
      ▼詳細なマップ別の立ち回りはこちら
       
    • 決勝ラウンドでは全てのチップを使い切って最も自身が勝ちやすいようカードを使用する必要がある。以下に残チップ量ごとにおすすめの購入カードを紹介している。
      残チップ量購入カード要点
      400以上「放棄LV2」or「引き渡し2級」or「加速LV1and加速LV2」or「引き渡し1級」選択肢が多い。以下参照。
      300以上「引き渡し1級」or「加速LV1and加速LV2」点数差を広げる引渡し。チェイス逃げ切り型の加速カード。
      100以上「加速LV1」少しでもチェイスを伸ばせるように。
      100以下「透視2級」or「透視LV1」相手の点数はなるべく確認しておきたい。相手の位置も知っておくとチェイス面で役に立つ。上記のカード購入で余ったチップはこれらのカードと合わせて購入しておきたい。
      共通判断材料
      「相手が放棄カードで点数を下げれることが可能か否か」がとても重要である。細かくカード枚数を確認することができていなくても、慣れてくると「序中盤ラウンドで狙わていないため大量のチップを余していそう」「決勝ラウンド前にダウンしており手札除去カードを使っているだろう」など放棄カードを使うチップが余っているかは大まかに予想できる。放棄カードを使われる可能性があるときは、引き渡し2級・交換/手札リセット3級による射程無視妨害や引き渡しカード1級による妨害、透視カード2級による確認が有効である。放棄カードの心配がないときは逃げ切ることに集中できるため、加速カード、ダウンのリスクをカバーする引渡し1級、21点に調整してより多くの週ポイントを狙う放棄カードの購入などが有効である。
      ▼詳細なカードの特徴はこちら
      • 300チップ以上余っているのならば引き渡し1級の購入が安定ではある。ハンターとのポイント差を広げることができるため、ダウンしカードを渡されても勝利しやすい特徴がある。
      • 300チップ余っているのならば、加速カード2つの購入もオススメである。チェイスアイテム+2回の加速を使えれば逃げ切ることは比較的容易であり、引渡しやドローの不確実要素をなくすことができる。
      • 100チップ以上余っているのならば加速カードの購入がオススメである。チェイスを伸ばしやすくなるため、購入して損のないカードである。チェイスに自信がない場合、放棄LV1の購入によって数字差を広げることも視野に入る。
      • 400チップ以上余っているのならば放棄LV2の購入も検討する。21点ぴったしに調整することができれば、1位になったときより多くの週ポイントを獲得することができる。
      • 残りチップが少ない場合や、半端なチップが残る場合は、透視カードによって相手の手札や位置を把握しておくとよい。ラストチェイスでチップを稼げることはまずない。ラウンド開始時点で残っているチップを有効に使い切ってしまおう。
         
    • 【21点以上の場合】
      • 21点以上でサバイバーになれた場合は逃げ切れれば勝利であるため、わかりやすい展開である。ただしハンターが放棄カードを使用した場合はこの限りではない。
      • 自身が21点以上であってもハンターが放棄カードを使用してくることで、ダウンせずに逆転することがある。決勝ラウンドまで放棄LV2を購入するポイントを温存している可能性は低いが、留意する必要がある。この場合は射程無視の引渡し2級やリセット3級が対抗手段である。
    • 【21点以内の場合】
      • この場合はハンターが21点を超えているのかが肝となる。ハンターも21点以内の場合逃げるだけでは負けてしまうからである。決勝ラウンド突入時に、自身の数字が21にどれくらい近いのか、ハンターの手札枚数や今までの展開を考慮して予想しておくことが求められる。
      • 21点以内の場合、率先して透視LV2でハンターのカードを把握しておきたい。引き渡しや加速カードを踏まえて、残りポイントと相談である。
      • 基本的にハンターは21点を超えているため、自身が21点以上の場合と立ち回りは変わらない。引き渡しや加速カードを使用して逃げ切ることが勝利につながる。
      • 明らかにこちらを追ってこない場合はハンターも21点以内のことが予想される。その場合、透視LV2を用いて確認することがオススメである。
      • ハンターも21点以内の場合、瞬間移動の関係上、妨害カードを当てるのは非常に困難である。よって射程無視の引渡し2級やリセット3級が最後の手段である。
         
  2. ハンターの立ち回り
    • ハンターの場合、相手のほうが数字が小さいということである。つまり基本的には自身が21点以上であればダウンをとらないと負けてしまう。ただし自身が21点以内の場合、相手より21点に近いことが確定するため、ダウンをとらずとも勝ててしまう。
    • 決勝ラウンドでは全てのチップを使い切って最も自身が勝ちやすいようカードを使用する必要がある。以下に残チップ量ごとにおすすめの購入カードを紹介している。
      残チップ量購入カード要点
      600以上「放棄LV2and放棄LV1」放棄LV1を使用した後にLV2を使用して点数が高くても21点BJ勝利への調整できることがある。21点以下への調整など。
      400以上「放棄LV2」21点BJ勝利への調整。21点以下への調整など。
      200以上「放棄LV1」点数を少しでも下げたい場合。
      100以下「透視2級」or「透視LV1」相手の点数はなるべく確認しておきたい。相手の位置も知っておくとチェイス面で役に立つ。上記のカード購入で余ったチップはこれらのカードと合わせて購入しておきたい。
      共通判断材料
      サバイバーより使用できるカードは少ないため購入カードの判断は比較的選択肢が少ない。相手の点数と相談して放棄カードは判断するが、共通してサバイバーよりも透視LV1による位置把握はダウンをとるうえでとても役に立つ。細かいことだが透視LV1より透視LV2の方が相手サバイバーを選択せずに位置把握できるため、操作面で早いというメリットがある。
      ▼詳細なカードの特徴はこちら
      • チップ残量にもよるが、透視カード2級および透視カードLV1は共通して使いやすい。透視カードLV1は自身の点数に関わらず、相手のダウンを取るのに大きく貢献する。チップ残量と相談して積極的に購入を検討しよう。
      • 遠距離でダウンを取れた場合はダウン後にカード(放棄カード等)を使用することができるが、本体攻撃でダウンをとった場合は即カードドローか最終決算の2択になってしまうためカードで点数を調整できなくなってしまう点に注意が必要である。例として前者は彫刻師の石像によるダウン。後者は血の女王の鏡像によるダウンなどである。
         
    • 【21点以上の場合】
      • 21点以上でハンターになれた場合はダウンをとるしかないため、わかりやすい展開である。ただし放棄カードを使用して数字を下げる手段が残されている。
      • 通常ラウンド同様、サバイバーの近くに瞬間移動し追い詰めていくことになる。中盤ラウンドに比べるとポイントが枯渇していることが多く、引き渡し1級をくらうことは少ないが、警戒する必要がある。
      • 200チップ以上余っているのならば放棄カードによって数字を減らすことができる。状況によって活用したい。
      • 50チップ余っているのならば、透視カードLV1を購入しておくと良い。制限時間後半でも相手の位置を知ることができ、例えば引き渡しを警戒しつつ遠距離鏡を狙う際などにもとてもやりやすくなる。
    • 【21点以内の場合】
      • 決勝ラウンドでハンターになり21点以内であることは少ないが、この場合は基本的に何もしなくても勝ててしまう
      • 負けるパターンとしては妨害カードをくらうことのみである。よって妨害カードをくらわないことに徹底すべきである。
      • 透視カードを使用された場合や勘の良い相手ならば、こちらが逃げ切り勝ちをしようとしていることを見抜いてくる。したがって場合によっては遮蔽物を介してダウンをとり早々に決着をつけることや、追うフェイントをかけることが必要となってくる。
      • ただし、射程無視の妨害カードは最低でも300チップ必要となる。追うフェイントをかけるのは安価で買える妨害カードを受けるリスクを伴うため注意が必要である。
      • 相手に見つかった場合、瞬間移動で早々に逃げてしまいたくなるが、硬直時間に妨害カードを当てられやすい。基本サバイバーのいなそうな方面に瞬間移動しつつ、見晴らしがよく、背の低い遮蔽物の近くで待機するのがオススメである。
      • こちらが400チップ以上残っている場合は、わざと引き渡し1級といった妨害カードに被弾することで点数を増やし、その後の放棄カードLV2で21点に調整し21点勝利を狙うことが可能である。自身の点数構成比が細かい程調整しやすく、21点に調整できなくとも相手は21点を大きく下回るため点数勝利に影響は少ない。相手が透視カード2級を用いている際は特にだが、この場合の放棄カードLV2もラウンド制限時間間際で使用するほうが、相手が対応しにくいため有効である。
         

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