インテレオン

なみだめ

スタックを活用するために、なるべくみずでっぽうの直前に使うとよい。
相手の攻撃特攻デバフと自分の移動速度バフがあるので、逃げるときに便利。

とどめばり

フックショット系のわざ。
移動わざとして見た場合、距離が10mでCDは実質3.5秒という破格の性能を持つ。急所カウントも壁か敵に当てさえすれば2つ溜まると非常に溜めやすい。
さらに壁に命中して移動した場合戦闘状態でも即座に特性の半ステルス準備に入る(非戦闘状態になるわけではないので軽石などは発動しない)のでカウント0からでもすぐに3つ溜めることが可能。この技を壁に撃つ→通常攻撃でスタックを消費するのを繰り返すだけでもなかなかの継続火力が出せる。

ただし攻撃わざとしてはあまりにも性能が低い。
相手に命中させた場合は低ダメージを与えるだけであり、妨害効果は全くない(フックショット系にありがちな相手を引き寄せたり自分が相手に接近するといった効果もない)。それでも急所カウントこそ溜まるものの、CDが長くなるため攻撃わざとして使用するのは非推奨。
ただし、殴り合いの最中などで壁に撃った際の硬直を避けたい場合は相手に直接当ててカウントを溜めると言った選択肢もある。最後のトドメなど、一瞬でも早く敵を倒したいギリギリのファイトでは有用なことも。

名前と本家での効果に反して、このわざでトドメを刺しても特に追加効果はない。「止め針」ではなく「留め針」なのだろうか？

• 長所
  • (壁に撃つ場合、)移動距離が長く、その割にCDが非常に短い。
  • 壁に撃った場合戦闘中でもすぐに特性のステルス準備に入れる。
  • 壁に撃てば即座に2(+1)急所スタックを溜められ、回転率も良いため急所スタックを潤沢に使える。
• 短所
  • 壁抜けができないし壁が無い方向には移動できない。
    • このため移動方向は限定されがち。
  • 壁に命中しなかった場合はCD短縮が発生しない。
  • 攻撃技としては非常に貧弱。
    発生が遅い

アクロバット

野生ポケモンや壁を経由すると2回分のブリンクができる。
2回のブリンクで急所カウンタを2貯めることができる。
説明には書いていないが壁、もしくは相手のポケモンにこのわざを当てた時にアクアブレイクのCDが2秒減る。

• 長所
  • ブリンク技。間合い管理に役立つ。
  • 「アクアブレイク」とシナジーがある（待ち時間短縮）。
  • 壁抜けが可能。
    • 壁を経由すれば長距離移動可能。
• 短所
  • 初段のみだと移動距離が短め。
  • 素早く壁抜けできない。

みずでっぽう

クリティカルの出る技。地味に3HIT技。
射程が初期技としては異常に長い（エーフィのサイコショック並）。
更にフルヒットの威力が「ねらいうち」を遠距離から当てた時とほぼ同じというトンデモ火力であるため、ラストヒット力が抜群である*1。
なみだめで急所スタックを補ってから打つようにしよう。
加えて貫通するため、技の更新を遅らせるようにすると狩りの速度を保てる。特にチルタリス戦にはもっていけるならもっていきたい。

なお、つきとばしはない。また発生が微妙に遅いので特にゴール上などで動き回る相手には当てにくい/フルヒットしにくいのは注意。
全くの同時ヒットではないため運が悪いと低威力の攻撃にラストヒット負けする場合もある。

ねらいうち

スナイパーライフルのように強烈な一撃を放つ。チャージしても遠距離で当ててもダメージは一定な代わりに、遠くから命中させると相手の特防を一部無視する。
表示された範囲の中からランダムの方向に飛ぶため、チャージで範囲を収束させないとさっぱり当たらない。
野生ポケモンを狩る際は、溜めなしで接射してしまえばエイムのブレを気にしなくてよくなる。
また近接ポケモン相手の際も密着なら当たりやすくなることから、もともと特防が低いスピードタイプに関しては遠距離技ながら体力マックス同士でもポン押しとAAで返り討ちにしてしまうこともある。
相手から射線が視認されるので、別方向で溜め、打つ時にぐるっと方向を合わせて打つことが推奨される。
回転率はそれなりなので1,2発は狙いを捨てて敵集団に適当に打ってしまうのも手。射程とブレにより思いもよらないラッキーヒットが起こることも。

• 長所
  • 「かげぬい」を凌駕する射程距離
  • 急所に当たった時のダメージが非常に高☆
    • ボディブロックされない状況のラストヒットが非常に強い
  • 特防貫通効果があるのでボディブロックしたタンクも大きく削れる
  • 密着でも基礎威力は変わらないのでアサシンも返り討ちしうる。
  • 野生を貫通するのでチルタリス狩りが速い。
  • こういった系統の技にしては回転率が高い。
    • 毎回当てることができれば全ポケモンでトップクラスの火力
• 短所
  • チャージしないと狙いをつけることが出来ず、かつチャージ中は動けない。
  • 「かげぬい」や「ソーラービーム」と違い、相手チームのポケモンは貫通しない。
    • ただし野生ポケモンは貫通する、ゲンガーの「シャドーボール」のような形。
  • 弾の幅が「かげぬい」などと比べて狭く、溜めて撃たないと軌道がブレまくる。射線も相手から見えるため、命中させるのが困難。
  • 射程が長すぎることが災いして、自身だけでは先端部分を視認することが不可能。
    • 味方が視界を取るか、自身がある程度接近する必要がある。

アクアブレイク

対象を指定して8発、アップグレード後は10発の非貫通必中弾を発射する。二挺拳銃を彷彿とさせる技。
ほぼ前準備のいらない、グレイシアのつららばりといった感じ。ただし野生も相手ポケモンも貫通せず、範囲ダメージもない。
同一対象に5発当たると、3秒間対象に与えるダメージが上昇する。ダメージが上昇するのが6発目からなので、アップグレード前後で火力が大きく変化する。

ただしCCで止まるのが弱点。だったが、23/09/07の調整後に発生保障がつく不具合が発生し強化された。23/09/14の調整により修正された。

• 長所
  • 急所カウンタさえあれば安定してなかなかの火力が出せる
    • さらにアップグレード後の火力の伸びが凄まじい
  • 初段の射程が通常攻撃よりも若干長く打って即下がることで低リスクで攻撃が可能
  • 必中、射程無限なのでスピード型などにも強い
  • 攻撃中に「アクロバット」で間合いを離せる。
  • 柔らかいポケモンならばこの技だけで大きく削れる
• 短所
  • CCを受けるとわざが終了する。
  • 急所カウンタがない時に打つと弱い
  • 単体にしかヒットしないため、チルタリス狩りが遅い。
  • 瞬間火力は低いためラストヒットに向かない。
  • 間に別の対象が挟まるとダメージを吸われる上、5hit時の火力増加も発動しにくくなる。
  • アップグレードが13とかなり遅い
    • ファームやKOでレックウザ戦までにアップグレードしておきたい所。

アズールスパイビジョン

自分の周囲（画面内いっぱいくらい）の草むらおよびヤミラミなどのステルスの敵の情報が分かる。
草むらに逃げられてしまって通常攻撃などが行えない時や敵のスピードタイプの位置が不明な集団戦などに使うとよい。
ただし味方には(VCなどしなければ)共有されないので注意。

攻撃性能に関しては、急所通常攻撃を連発できることが強み。
同じレベルの敵であれば、体力全快から5~6発で倒し切るほどの火力を持ち、通常攻撃速度もかなり速くなるので効果中は通常攻撃主体で戦うのが基本。

殴り続けられれば一気に敵複数を破壊できる攻撃性能を持つが、敵に密着された状態で使ってもほぼ何の意味もなく倒されるだけなので、基本的に情報を得る意味でも集団戦の開始直後など早めに発動するのが重要。

ここで紹介するのはあくまでも一例。以下の考察も参考にしながら、環境や編成、自身のプレイスタイル等に合ったビルドを見つけていこう。
※赤文字は重要度の高いもちもの

わざセット	共用
もちもの	こだわりメガネ	すりぬけスプーン	ものしりメガネ
バトルアイテム	だっしゅつボタン
サポートメダル	黒7緑6

メイジ全般の基本ビルド。インテレオンの場合これ以外に相性の良いもちもの・バトルアイテムが特になく、「ねらいうち」も「アクアブレイク」もこのビルドで運用できるので、ほぼこれ一択になる。