目次
ピカチュウ | アタック型 | 遠隔/特殊 |
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初心者向け |
戦闘能力 | ||
耐久能力 | ||
機動能力 | ||
得点能力 | ||
補佐能力 |
価格 |
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6000エオスコイン / 345ジェム |
進化 |
なし |
特性 | ||
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せいでんき | ダメージを受けると、範囲内にいる相手のポケモンを少しのあいだ(2.5秒間)まひ状態にする。まひ状態になったポケモンは移動速度が30%、攻撃速度が2秒間10%下がる。 いちどこの特性が発動すると、次に発動するまで一定の時間が(30秒)必要。 |
通常攻撃 | |
---|---|
3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、与えるダメージが増加する。 また、命中した相手のポケモンを少しのあいだ(1秒間)まひ状態にする。まひ状態になったポケモンは移動速度が30%、攻撃速度が10%下がる。 |
わざ1[R] | ||
---|---|---|
でんきショック | 5秒 | |
必中 | ||
電流を流し、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。 また、相手のポケモンを少しのあいだ(1秒間)まひ状態にする。まひ状態になったポケモンは移動速度が30%、攻撃速度が10%下がる。 | ||
レベル4になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。 | ||
エレキボール | 5秒 | |
必中 | ||
電気のボールを投げ、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えて少しのあいだ(1秒間)まひ状態にする。まひ状態になったポケモンは移動速度が50%、攻撃速度が10%下がる。 ここで与えるダメージは、相手のポケモンの残りHPが少ないほど増加する。 レベル11:わざの与えるダメージが増加する。 | ||
かみなり | 8秒 | |
範囲 | ||
激しいかみなりを5回落として攻撃し、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。 レベル11:わざの攻撃回数が7回に増える。 | ||
わざ2[ZR] | ||
エレキネット | 9秒 | |
妨害 | ||
電気の網で相手のポケモンを捕まえて攻撃し、1.5秒間移動できなくする。 | ||
レベル6になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。 | ||
ボルテッカー | 10秒 | |
妨害 | ||
電気をまとい、突進して攻撃し、相手のポケモンを1.4秒間ふきとばす。 レベル13:わざの待ち時間が2秒短くなる。 | ||
10まんボルト | 8秒 | |
妨害 | ||
電気で激しく攻撃し、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。また、相手のポケモンを1.25秒行動できなくする。 レベル13:わざの与えるダメージが増加する。 | ||
ユナイトわざ[ZL] | ||
フルボルトストーム | 89秒 | |
範囲 | ||
レベル9:周りにいる相手チームのポケモンを凄まじい落雷で攻撃する。 ユナイトバフ:最大HP30%分のシールド+移動速度30%上昇+わざの待ち時間30%減少 |
バトルデータ
わざや特性の仕様と詳細
わざの細かな仕様や数値などの詳細を記載しています。
データベースの一部はUnite-DB 様( https://unite-db.com/ )より引用しております。
特性 | ||
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せいでんき | ||
被弾した際、攻撃した相手をまひにする。クールタイム30秒。 | ||
特性が発動可能な状態だとピカチュウの周囲に電気がバチバチするエフェクトが出る。野生相手でも発動するが、相手プレイヤー相手に発動させたいため野生戦での無駄な被弾は避けたいところ。 | ||
通常攻撃 | ||
ダメージ・通常:攻撃 x 100% ダメージ・強化:特攻 x 38% + 10 x (レベル - 1) + 200 | ||
(解説欄・要検証) | ||
わざ1[R] | ||
でんきショック | 5秒 | |
ダメージ:特攻 x 75% + 21 x (レベル - 1) + 390 | ||
対象指定タイプだが、ターゲット周辺のごく狭い範囲も巻き込める。発生も速いため、スティールも比較的狙いやすい。 | ||
レベル4になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。 | ||
エレキボール | 5秒 | |
ダメージ:特攻 x 66% + 25 x (レベル - 1) + 530 追加ダメージ:相手の失ったHPの6% アップグレード後 ダメージ:特攻 x 77% + 29 x (レベル - 1) + 640 追加ダメージ:相手の失ったHPの8% | ||
追加ダメージは減少したHP値に依存するため、最大HPの高いポケモンほどダメージが多くなる。 | ||
追撃能力もさることながら、強めのスロウを素早く付与できる点も見逃せない。移動速度アップ持ちの敵に対して強く牽制ができる。野生ポケモンに対しては最大1200のダメージ上限が存在する。 | ||
かみなり | 7.5秒 | |
ダメージ:特攻 x 22% + 5 x (レベル - 1) + 230 (x 5Hit) アップグレード後 ダメージ:特攻 x 22% + 5 x (レベル - 1) + 230 (x 7Hit) | ||
(解説欄・要検証) | ||
わざ2[ZR] | ||
エレキネット | 9秒 | |
ダメージ:特攻 x 36% + 11 x (レベル - 1) + 350 | ||
出が速く拘束時間も長めの優秀な初期技。わざ1更新と併せて序盤に圧をかけやすく、味方と組めば積極的なKOも狙いやすい。 | ||
レベル6になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。 | ||
ボルテッカー | 10秒 +:8秒 | |
ダメージ:特攻 x 17.7% + 3 x (レベル - 1) + 170 (x 5Hit) | ||
行動不能時間は約2秒。使用中は妨害無効。 使用後は使用時にいた方向に一定距離飛び退く。飛び退きは壁抜け可。 | ||
単体にしか効果がない代わりに拘束時間が長めの妨害技。使用後はそのまま射程範囲ギリギリの距離まで退避できるため、追撃はもちろん詰められた際の退避としても使える。 ただし集団戦では特定の相手を狙いづらく、無敵時間もないためモーション中に攻撃を受けてそのまま倒されがち。 集団戦でかち合った場合は下手に撃たず、有利を取れる場面まで温存しておきたい。 | ||
使用中は妨害無効が付与されるため、特性が厄介なプクリンにも気兼ねなく撃ちこめる。 | ||
10まんボルト | 7.5秒 | |
ダメージ:特攻 x 50% + 12 x (レベル - 1) + 500 アップグレード後 ダメージ:特攻 x 59% + 14 x (レベル - 1) + 600 | ||
行動不能時間は約1秒。発生までに約1秒タイムラグがある。 | ||
安全な射程から敵をまとめて止められる。ただしタイムラグがある都合、逃げる敵に距離を離されていると止めづらい。 | ||
ユナイトわざ | ||
フルボルトストーム | 89秒 | |
ダメージ:特攻 x 49% + 10 x (レベル - 1) + 490 | ||
効果範囲内にいる相手プレイヤーすべてに範囲ダメージを1回発生させ、更に3回、範囲内のランダムな対象に範囲ダメージを発生させる。野生ポケモンは直接ターゲットできないが、範囲ダメージに巻き込むことは可能。 | ||
密集地帯で使うとより効果的だが、2~4発目は狙った相手に当たるとは限らず、自身のHPが削れた状態では倒しきる前に倒されてしまうことも多い。最低でも味方が付近にいる状況、もしくは敵が削れていて確実にKOを取れる場面で使うことを強く推奨。 欠点を補えるおたすけバリアとは好相性。 |
アップデート履歴
上方修正とそれに準ずるものは▲橙字、下方修正は▼紫字で表示。
ダメージ量は初期わざはレベル1時点、変化後のわざはレベル最大時(Lv.15かつ、わざが強化済み)で記載。
日付 | 項目 | 変更点 |
24/02/27 | 耐久力が低いスピード型を捕まえられたときに、今までよりKOしやすくなるように「エレキボール」「ボルテッカー」を上方調整しました。 | |
▲エレキボール | 追加ダメージ量:減少HPの4%→減少HPの6% | |
▲エレキボール+ | 追加ダメージ量:減少HPの5%→減少HPの8% | |
▲ボルテッカー | ダメージ量:20%増加 | |
23/09/07 | ほっぺにでんきが十分たまっているようなので、ユナイトバトルに新鮮なショックを与えられるように「10まんボルト」と「かみなり」を上方調整しました。 | |
▲10まんボルト | 待ち時間:8秒→7.5秒 | |
▲かみなり | ダメージ量:10%増加 待ち時間:8秒→7.5秒 | |
22/06/20 | ▲ステータス | わざによるHP回復効果を獲得しました。 |
21/12/20 | ▲でんきショック | 相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。 |
▲ボルテッカー | 相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。 | |
▲ユナイトわざ: フルボルトストーム | ユナイトわざゲージが溜まりやすくなりました。(138秒→88秒) | |
21/11/10 | ▲かみなり | 「10まんボルト」、「かみなり」、通常攻撃を順番に素早く入力すると、「かみなり」が発動しないことがある不具合を修正しました。 |
21/10/20 | ▲かみなり | 相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。 |
▲ボルテッカー | 相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。 |
レベル別ステータス表
レベル | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 移動速度 | 通常攻撃 速度 | 急所率 | ライフ スティール | CDR | 被妨害 時間短縮 | ||
1 | 3292 | 134 | 35 | 50 | 27 | 3700 | 10.00% | 0% | 0% | 0% | 0.00% | ||
2 | 3399 | 140 | 40 | 82 | 31 | 3700 | 10.00% | 0% | 0% | 0% | 3.33% | ||
3 | 3517 | 146 | 45 | 117 | 35 | 3700 | 10.00% | 0% | 0% | 0% | 6.66% | ||
4 | 3646 | 153 | 51 | 156 | 40 | 3700 | 10.00% | 0% | 0% | 0% | 9.99% | ||
5 | 3788 | 160 | 58 | 199 | 45 | 3850 | 10.00% | 0% | 0% | 5% | 13.32% | ||
6 | 3945 | 168 | 65 | 246 | 51 | 3850 | 10.00% | 0% | 0% | 5% | 16.65% | ||
7 | 4117 | 177 | 73 | 298 | 57 | 4000 | 10.00% | 0% | 0% | 5% | 19.98% | ||
8 | 4307 | 187 | 82 | 355 | 64 | 4000 | 10.00% | 0% | 0% | 5% | 19.98% | ||
9 | 4516 | 198 | 92 | 418 | 72 | 4150 | 10.00% | 0% | 0% | 15% | 19.98% | ||
10 | 4747 | 210 | 103 | 487 | 80 | 4150 | 10.00% | 0% | 0% | 15% | 19.98% | ||
11 | 5001 | 223 | 115 | 563 | 89 | 4300 | 10.00% | 0% | 0% | 15% | 19.98% | ||
12 | 5280 | 237 | 128 | 647 | 99 | 4300 | 10.00% | 0% | 0% | 15% | 19.98% | ||
13 | 5588 | 253 | 142 | 740 | 110 | 4300 | 10.00% | 0% | 0% | 25% | 19.98% | ||
14 | 5927 | 271 | 158 | 842 | 122 | 4300 | 10.00% | 0% | 0% | 25% | 19.98% | ||
15 | 6300 | 290 | 175 | 954 | 135 | 4300 | 10.00% | 0% | 0% | 25% | 19.98% |
※レベル9からは、12.5%のスペルヴァンプを獲得する
上記表の最終編集日 2023 04/27
レベル別通常攻撃速度
通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]
レベル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
装備なし | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 |
力の鉢巻(LV30) | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 |
力の鉢巻(LV30)の効果 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
装備なし+メダル赤3 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 |
力の鉢巻(LV30)+メダル赤3 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 |
力の鉢巻(LV30)+メダル赤5 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 |
力の鉢巻(LV30)+メダル赤7 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 |
上記表の測定日 2022 9/19
考察
全体考察
「ポケットモンスター」シリーズの象徴とも言える大人気ポケモン。「ポケモンユナイト」においてもゲーム開始後すぐのチュートリアルでライセンスを獲得できるようになっている。
ゲーム内では、遠距離からの妨害に特化した早熟メイジとして参戦している。
無進化で初期わざの性能が優秀、わざ更新がレベル4・6と早い段階で発生することから、試合序盤から強く出られるように調整されている。
通常攻撃の射程が長く、これが当たるか当たらないかくらいの距離感を保ちつつ、敵に接近されないように引き撃ちして削っていくのが基本戦法である。
わざ構成は、必中攻撃2つで組んだ「エレキボール・ボルテッカー」型と範囲攻撃2つで組んだ「かみなり・10まんボルト」型の2つが基本となる。
どちらの型でもわざ1がダメージソース・わざ2が妨害手段と役割が明確で、必中攻撃型はアサシン系のポケモンへのカウンター、範囲攻撃型は集団戦での火力と妨害、と相手の編成に応じて得意分野を切り替えることができる。
また、わざ同士のシナジーは薄いため、どのわざの組み合わせでも一定以上の活躍が見込める。
ユナイトわざは範囲内の相手プレイヤー全員に自動で攻撃する技で、全ポケモン中トップクラスの回転率を持つ。きちんとファームしていればオブジェクト戦の度に集団火力を撃ち込めるため非常に強力。
特にユナイトわざの回転率と火力を上昇させる「エナジーアンプ」との相性が抜群であり、これらを駆使すれば、中盤以降は失速しがちな早熟型でありながら後半戦でも存在感を出すことができる。
欠点は低耐久とブリンクを持たないことによる自衛性能の低さ。
わざ2が妨害に特化しているものの、「ボルテッカー」は相手に肉薄してしまい、「10まんボルト」は咄嗟に近距離をカバーできないことから自衛目的として使うには無理がある。
またわざ2で妨害→わざ1(+ユナイトわざ)で攻撃と常にオールイン気味に戦うため、全体的に瞬間火力に集中しており継続火力は非常に乏しい。
メイジの中でも特に通常攻撃のダメージが低く、わざを使わないと野生ポケモンの処理も満足にできない。そしてレックウザなどの大型野生ポケモンの削りは大の苦手となる。
ユナイトわざも火力に対する回転率が驚異的なだけであり、1回の火力自体はそれほど高くない。
低耐久、継戦火力の低さはタイマン性能の低さと同義であり、まともにマークされて敵と対面するのは避けるように立ち回らなくてはならない。
ポケモンユナイトにおけるメイジの基本である「味方との連携」が特に重要になり、連携によって真価を発揮する典型的なポケモン。
ゲームを始めて最初に獲得するライセンスとしても癖が少なく扱いやすい初心者向けポケモンとしてデザインされており、ゲームの基礎を学ぶのに適任と言えるだろう。
- 長所
- 通常攻撃の射程が全ポケモンの中で最長クラス。
- 早期習得のわざ1更新で火力を出せ、必中の妨害や減速効果も充実しているため味方と組めば序盤でもKOを狙える。
- わざ2の妨害性能が非常に優秀。
- ユナイトわざの回転率がトップクラス。単純かつ強力な必中範囲ダメージで扱いやすい。
- ユナイトわざが使いやすいため、早熟型にしては後半もまあまあの存在感を持てる。
- 操作が非常に簡単で、かつどのわざ構成でも役割が変わることなく一定の活躍ができる。
- 短所
- 逃走手段を持たないため、一度間合いに入られると逃げるのは難しく、特にムーブ技を酷く苦手とする。
- 耐久は最低クラス。引き際を見誤ると簡単に返り討ちに遭うし正面切ってやりあうことはできない。
- 上記二つの弱点から、アサシンに先手を取られると非常に苦手。ただし必中技により集団戦では逆に咎める手段も豊富で、ユナイトわざ次第ではタイマンでもこちらから撃破を狙うこともできる。
- 通常攻撃が貧弱で継続火力に乏しい。特に野生狩りのスピードは遅い。
- 無進化ポケモンの常として、中盤以降の性能では後れをとりがち。機動力や自衛力にも限界があるため、味方と組んで立ち回ることが前提。
- ユナイトわざは即効性に欠け、ピンチになってからでは効果が薄い。
- 野生ポケモンを狙い撃ちできないため、大型野生ポケモンへのラストヒット狙いにも使いにくい。
- 補足
- まひの効果はわざによって敵を遅くする効果に強弱がある。
強化通常攻撃や特性で付与するものは弱めだが、エレキボールのまひ効果はかなり強い。 - ユナイトわざで野生ポケモンはターゲットにならないが、付近の相手プレイヤーの巻き込みダメージは通る。
相手が密着している状態で使えば、カジリガメ・サンダーのトドメも狙えなくはない。
- まひの効果はわざによって敵を遅くする効果に強弱がある。
対策
とくせい考察
せいでんき
ピカチュウが電気のエフェクトを纏っている時に何かしらのダメージを受けると、周囲の野生のポケモン・相手チームのポケモンにまひ状態を付与する。
ただし野生ポケモンからの攻撃でも発動してしまうのが難点で、遠距離攻撃をしてくるヤジロンやチルタリスによって発動させられてしまうこともしばしば。
奇襲してきたアサシンに対して刺さる場面もあるかもしれないが、遠距離アタッカーに対しては無力で、ハラス合戦の流れ弾で先に発動させられてしまうことも多いため過信はできない。
この繊細さに対して待ち時間が30秒と妙に長めであり、意識的に戦闘に活かすのは難しい。
効果量は2.5秒間移動速度30%低下、2秒間攻撃速度10%低下とパッシブ発動にしては最低限あるのだが、実感することは少ないだろう。
上手く働いてくれたらラッキー程度に考えるのが吉か。
通常攻撃考察
3発ごとに強化攻撃になるタイプ。
威力は平凡だが射程がトップクラスの射程を誇り、強化攻撃には減速もついているので何かと便利。射程で勝る相手には間合いを保ちながらこまめに挟むと良い。
わざ考察
対単体・短射程の「エレキボール・ボルテッカー」、対集団・長射程の「かみなり・10まんボルト」とわざの方向性がはっきり分かれている。
噛み合うわざ同士で構築すると当然特化した役割を持てることによる強みと弱みが生まれるが、どのわざとどのわざを組み合わせても立ち回りが成り立つくらい自由度が高いのがピカチュウのわざの利点といえる。
わざ1
でんきショック
平凡な対象指定わざ。まずはこちらから覚えるのが良いだろう。
特筆すべきはその到達の速さで、発動したら一瞬で相手に届くレベル。この技により最序盤の野生横取り性能はトップクラスに高い。
ただし草むらの見えない敵には打てない。まずはこのわざで草むらの仕様を理解するとよいだろう。
対象指定わざながら範囲攻撃であり、対象中心の一定距離まで届くため上レーンであれば初期位置の2体並んだホルビーに撃つだけで同時ヒットが狙える。下レーンはやや間隔が広いため同時ヒットにならない。
エレキボール
短い待ち時間、高威力、強力なまひ性能、必中と嬉しい点が多く、非常に扱いやすい技。
単体攻撃のようだが一応範囲攻撃であり、ビークインに当てれば周囲のミツハニーを巻き込める程度はある。
HP減少した相手への追加ダメージを持つ関係で威力が伸びやすく、逃げる敵をキルしやすいのが特徴。
この技のまひ効果による速度低下効果はかなり強力。逃げる敵に撃って前衛の味方にキルしてもらうなどの使い方もできる。
一度射出さえしてしまえば、敵が感知範囲内から逃げても当たるまでずっと追尾していく。発動と同時に「だっしゅつボタン」を使用してボールを投げつつ後退することも可能。
反面、発動の遅さと射程の短さから敵のムーブ技の射程内まで接近してびたっと足を止めなければならないリスクがあり、前衛のいない状況で見られていると扱いにくい。
敵のマーク外から一方的に手傷を負わせるのには向かず、わざ2と合わせるなどして反撃が絶対に来ない状況で撃つ必要があり、多少の習熟を必要とする。
細かい点だが、追加分のHP減少は割合ではなく、減少値に依存する。つまりHPが高い相手が削れているほど強力になる。
このため野生に対しては威力が出すぎないように1200ダメージの上限が設定されている。こだわりメガネ等の追加ダメージとは別枠。
- 長所
- 必中かつ低HPの敵への追加ダメージによるKO性能。
- 動きまわる相手にも必ず当たる上に、単発でまとまったダメージになる。
- まひによる強力な減速効果。ピカチュウの他のまひより効果が大きい。
- 玉の飛んでいく方向から、敵の逃げた方角が(味方にも)分かる。
- 中盤までは野生ポケモンのラストヒットにも使いやすい。
- 5秒という高い回転率。
- 必中かつ低HPの敵への追加ダメージによるKO性能。
- 短所
- 必中技のため、草むらに隠れている敵への確認で発動は出来ない。(発動してしまえば草むらに隠れても当たる)
- 発生から着弾まではやや時間がかかるため、ラストヒット狙いはややタイミングが難しい。
- 射程が短いため多少前に出る必要がある。
- 発動時にそれなりの時間足が止まる。
- Lv10付近から1200ダメージ上限の関係で、野生へのダメージは伸び悩む。
- 範囲は狭いので、集団戦においては密着した相手でないとバリューが低い、
かみなり
2.5秒間範囲内へまばらに雷を5発落とす設置範囲攻撃。「エレキボール」に比べてこちらは射程・範囲・総ダメージで勝る。
範囲内に個別に雷が落ちているようなエフェクトであるが、範囲内の敵全員に一律ダメージを与える性能になっている。
フルヒットさせるには「エレキネット」「10まんボルト」などの拘束技や味方の攻撃に合わせる、敵の逃げる方向に合わせる、ゴールエリアに集まった敵に打つなどの工夫が必要になる。
追撃重視の「エレキボール」に対して、こちらは先出しで敵全体を削ることに向いた性能となっている。
ただしサーナイト・ミュウ・フシギバナなど強力な範囲攻撃を持つメイジと比べると敵に圧をかける能力に不足しており、特に中盤以降は存在感が薄れてしまうのが難点。
アップグレード時は持続はそのままに弾数が増加するので圧が強くなる。
また、ピカチュウの攻撃手段の中では、一応最も発生の早いわざとなっている。
多段ヒットで1発辺りの威力は低めなことから運任せになりがちではあるが、長射程かつ設置わざでターゲットミスをしにくいという利点を活かし、野生ポケモンのスティールは積極的に狙うといいだろう。
草むらの確認に使うのも重要な役割になる。
- 長所
- フルヒット時の火力が高い。
- 射程が長く、近距離キャラや射程が短めの遠距離キャラに対しても一方的に攻撃しやすい。
- 範囲攻撃の中で範囲がかなり広く、草むらやゴールに打てば相手の居座りを許さない。
- 広範囲への多段ヒットなので「のろいのおこう」との相性が非常に良い。
- 範囲攻撃のため、草むらへの確認にも使用可能なほか、敵の接近への牽制にも使える。
- 短所
- 鈍足やスタンなど足止めする性能はない。他の妨害技と合わせないと簡単に範囲外に逃げられてしまう。
- 瞬間火力が無く、野生ポケモンのラストヒットは苦手。
- これらから、この技単体では相手ポケモンにダメージを与える能力は低い。
- 回転率が悪めで、複数に当てられないと総火力はそこまで高くない。
わざ2
エレキネット
初期わざの中でも反則級の妨害性能を持つ。弾速はやや遅めだが必中であり、敵に1.5秒という長めの移動不能を付与できる。
"移動"不能なので封じるのは移動とムーブ技だけだが、わざも通常攻撃速度も控えめな序盤では十分な拘束力を発揮できる。
序盤のレーン維持において、逃げる敵を足止めして味方と早期KOを狙ったり、相手の接近を防いで撤退しやすくしたりと攻防の要となる。
リリース直後は「だっしゅつボタン」で抜けられていたが、現在は抜けられなくなっているため、拘束中の信頼性は高い。
ボルテッカー
電気を纏って敵に飛び込み、打ち上げて拘束する技。
必中で1.4秒も拘束できるのはこのゲームにおいて破格の性能。しかも入力してから技が終わるまで妨害無効で、発生や威力も悪くない。
単体をキャッチする用途では最強クラスの技と言え、ロール上は苦手なアブソルやゾロアークといったアサシンに対する強烈なメタとなる。
近づいた敵を拘束して味方と協力して倒すのが主な使い方だが、自分の技のクールダウンを稼ぐなどの使い方もできる。
ただし、射程は通常攻撃より一回り狭い程度とやや短め。
本来は自衛力・耐久力に貧しいアタック型において、自ら突っ込み短時間動けなくなってしまうという欠点は相当なもの。
上記の使い方を含め、発動タイミングは慎重に見極める必要がある。
加えてモーション中は普通にダメージが入るので、間違ってバンギラスなどに突っ込むと大変なことになる。集団戦ではちゃんと対象指定することが大事。
- 長所
- 必中であり、単体への強力な拘束効果。ダメージもまずまず。
- アサシンへのカウンターとして強力で、。潜り込んできた相手を迎撃しやすい。
- 自身は妨害無効になることで、CC展開中の相手も逆に拘束しやすい。
- 妨害の発生が極めて速い。
- 必中であり、単体への強力な拘束効果。ダメージもまずまず。
- 短所
- 草むらの見えない敵を捕まえられない。
- 発動中の被ダメージ無効効果は無いため、集団戦では他の敵にそのままKOされる恐れがある。
- クールダウンが長い。アップグレードで短縮されるが、それでも長い。
- 射程が短く、先手を取るのはやや難しい。
- 妨害無効中の相手に対してはバリューが出ず、隙を晒すことになる。
10まんボルト
指定した範囲に電気を流し、ワンテンポ置いてから妨害付きの攻撃を発生させる。
遠距離から敵集団をまとめて拘束できる技で、集団戦への支援効果が高い。射程・範囲・待ち時間が「かみなり」と同じであり、「10まんボルト」→「かみなり」と連続で使う流れが分かりやすく強力。
単発で使用しても範囲へのCCや草むらのチェックに使いやすい。
弱点としては、位置指定かつ発生が遅めなので咄嗟の自衛には活用できない。
- 長所
- 遠距離から範囲内の敵にまとめてスタンを付与できる。
- この手の拘束技では最長クラスの射程を誇る。
- 妨害効果の時間が1秒強と長い。
- 「かみなり」と使用感が同じで、「10まんボルト」→「かみなり」と連続で使いやすい。
- 短所
- 発動がやや遅く、動き回る相手には当てづらい。予兆があるためムーブ技を持つ相手には見てから避けられる場合もある。
- ダメージ自体は低い。アップグレートによるダメージ増加も申し訳程度。
- わざの待ち時間が少し長めで、撃つタイミングが重要。
ユナイトわざ
フルボルトストーム
1段目は自分を中心とした範囲内の全キャラに落雷、2~4段目は範囲内のランダム1体に対して落雷を落とす攻撃。
落雷はターゲットを中心とした範囲攻撃であり、野生ポケモンや別プレイヤーに当たる。複数の落雷に同時に当たってもダメージは1回分しか入らない。
重要なのは1段目であり、ここでなるべく多くの敵を巻き込めるようにするのが理想。
2~4回目の落雷は発生タイミングにターゲットが居ない、自身が行動不能等で動けない場合不発になる。初撃以降は自分が集中砲火を受けないよう引きつつ、当てられる相手には当てていきたい。
落雷は「エレキボール」などと同じ必中技扱いなので、草むらで視認できない敵には当たらないことは覚えておくこと。
妨害性能もなく、初撃以外はランダム単体攻撃(範囲攻撃ではあるが密着していないと巻き込めない)になってしまうため、実は集団戦であまり輝かない。
対して発動後即座に動けるようになるため、他の技と合わせた必中単体瞬間火力がかなり高く、硬い相手でなければ即死も狙える。特に柔らかい相手は多少レベル差があっても倒し切れるため、敵のアサシンの奇襲に対するカウンターに非常に有用。
チャージ時間が非常に短いため、溜まったら惜しまずどんどん使って狙った相手をKOしていくのが良い。
ファームやゴールが捗っている状況なら1分で溜まることも珍しくないため、押せ押せの展開なら残り3:00を切っても使用していきたい。また、2分付近になってすぐに使用すればラストスパート中にもう一回溜まることもあるのでオススメ。
役割はシンプルにバーストダメージを増やすことで、自身の妨害技と組み合わせるのも強力。ユナイトわざ発動→「ボルテッカー」後打ちで拘束か、「10まんボルト」先打ちで拘束→ユナイトわざ発動の流れで使うと落雷のヒット数を増やせて効果的。わざを出す順番は意識したい。
また、発動時の妨害無効を活かしてマリルリやアマージョなどのエンゲージに合わせて使うのも良い。こういった相手には、自分が先んじて使うとすぐに集中砲火を浴びてしまうので、自分が戦いの火蓋を切らないように。加えて体力が少ない状態で発動してもそのまま倒されてしまうので使い所が重要となる。
わざセット考察
エレキボール+ボルテッカー型(わざセット1)
単体相手を逃さず狩ることに特化したビルド。
エレキボールで捉えた相手をボルテッカーで縛りつつクールタイムを稼ぎ、再度エレキボールでトドメを刺す。
10まんボルト採用型と比べると、単体にしか効果がない代わりに威力・出の速さ・拘束力は高く、追撃も入れやすい。
あちらに比べ、味方が散りやすく、小規模戦が多発する状況に対応しやすい。
苦手とするスピード型やムーブわざ持ち(アサシン)をキャッチする能力もそこそこある。
さらにユナイト技と合わせれば柔らかい相手はまず倒せるほどの奇襲性能を持ち、それらが多い環境ではかなり役立つ。
エレキボールは強力な移動速度低下も付与できるため、射程に入られた時の接近拒否としても優秀。
しかし自ら距離を取る手段はないため、早めの判断が大事。
難点としては、サンダー戦で弱くなりやすいこと。
ボルテッカーに関しては単体を長時間スタンさせ妨害無効効果も持つが、ダメージ軽減効果はないことに注意。
ターゲットが定まらない都合もあり、複数敵を相手取る集団戦ではやや使いづらく、大型の野生を削る速度も遅い。
味方陣地に突っ込んで来るタイプの相手を拘束し、味方と協力して逃さずに倒す動きができると良い。
またターゲットが定まらない都合、野生ポケモンのスティール性能は相手の位置に左右されやすい。
エレキボールで近くのポケモンと一緒に巻き込んでしまえるのが理想だが、大型野生ポケモン戦のように四方に敵がいる状況だととっさのエイムで少々間違えやすいか。
- 長所
- どちらも必中わざのため、始めたての初心者でも扱いやすい
- 単体への威力が高く、副次的に野生狩りもやりやすい
- 単体相手の拘束力と瞬間火力が高く、アサシンに強い
- ユナイトわざと合わせることで敵の高レベルポケモンも落としやすい。
- 拘束効果がわかりやすく味方との連携が取りやすい。
- 短所
- ボルテッカーは単体対象かつ自身も動けない時間が長く、集団戦には不向き気味
- エレキボールも密着していないと複数には当たらない
- ピカチュウの技セットの中で唯一、草むらに隠れている敵の確認手段が一切ない。
- 基本的に突っ込んできた落としやすい相手を壊すことに終始するため、後衛を狙って倒す動きは苦手
- ピカチュウ自身がメイジにもかかわらずメイジに弱い
- ボルテッカーは単体対象かつ自身も動けない時間が長く、集団戦には不向き気味
かみなり+10まんボルト型(わざセット2)
コンボによる範囲攻撃と火力を重視したビルド。
特に集団戦での支援性能と火力の安定感が魅力で、どんな環境でも安定した効果が発揮できる組み合わせ。
特に5vs5での睨み合いやゴール防衛、ゴール攻めなどある程度膠着した盤面において最大限の力を発揮可能。
攻撃力の高い範囲技2種の組み合わせとなるため、野生ポケモンのスティール性能もなくはない。
通常攻撃が長射程で耐久性の低いピカチュウに最も噛みあった構成であり、被弾リスクは4種の型の中で最低、もっとも支援に長ける構築で立ち回りの練習にも使いやすい。
使う場合は非常に相性の良い「のろいのおこう」はぜひ持っておこう。ヒーラーやゴール攻めの際のパワーが大きく上がるし、それ以外の相手にも刺さりやすい。
ダメージソースとなるかみなりは威力が高いものの、そのままでは全段ヒットは難しい。
相手の移動先を読んで狙ったり、10まんボルト(orエレキネット)で拘束した相手にかみなりをヒットさせるコンボが基本となる。
ただし、かみなりのフルヒット狙いは10まんボルトの拘束時間だけでは厳しい。
他の味方にも強力な拘束持ちが居ると性能をフルに発揮できるだろう。特に前衛で固く拘束が得意なカビゴンやマンムーなどとの相性が良い。
技が揃った後は、攻めの起点となる10万ボルトのクールダウン管理は非常に重要となってくる。
- 長所
- 味方への後方支援が手厚くなる
- 行動不能で拘束した敵へかみなりの複数ヒットを狙うというシンプルなコンボで瞬間火力が出せる
- 双方ともに範囲攻撃かつ、野生ポケモンの横取りや集団戦に強くなる。
- 両方のわざがブッシュチェックに使えて、奇襲への対策になる。
- 射程が長く、狙った相手を削る動きが得意。
- 短所
- 複数敵に範囲攻撃をきちんと当てていく必要があるため、ピカチュウの中ではやや操作難度が高い。
- 相手プレイヤーにかみなりを全段当てるには拘束時間が心許ないため、他にも拘束持ちの味方が欲しい。
- 攻めにも守りにも10万ボルトに頼る形になるため、逃げ性能や追撃性能は弱め。
- 単体への圧力が薄いため、複数の相手に効果的にわざを当てないと存在感がなくなってしまう
エレキボール+10まんボルト型
クールタイムが短めの範囲技2種の組み合わせ。撃つタイミングさえ間違えなければかなりの瞬間火力を出せる。
長射程の範囲スタン技である10まんボルトは攻めの起点、野生ポケモンの横取り、ゴールや撤退の支援など幅広く使える。
ただし発動に一瞬タイムラグがあるため、射程ギリギリの敵への追い打ちには使いにくい。追い打ちはエレキボールで対応しよう。
単体向けのボルテッカー採用型に対して、こちらは遠距離から範囲拘束ができるため、あちらよりも集団性能は高め。
相手と距離を取りながら戦えるため、初心者にも扱いやすい。
どちらも範囲技かつ瞬間火力に優れる組み合わせのため、ピカチュウの型の中では最も狙って野生ポケモンの横取りがしやすい。
オブジェクト相手には削り切る直前に10まんボルトで敵を拘束し、味方の攻撃やエレキボールで削り切る動きができるようになるとベスト。
ただし10まんボルト着弾までに一瞬タイムラグがあるため、狙って当てるには慣れが必要。
またエレキボールは相手プレイヤーを優先してしまうため、相手とオブジェクトとの位置関係にはくれぐれも注意。
エレキボールを先に打つと、スロウおよび若干の着弾時間により余裕を持って10まんボルトを当てられるので、この順番の方が安定感がある。
- 長所
- 追い打ち性能と支援性能の両立ができ、対集団性能もそれなり
- 野生ポケモンの横取りも比較的しやすい
- 距離を取って戦えるため、ピカチュウの型の中では最も逃走性能が高い(とはいえ過信は禁物)
- 短所
- 10まんボルトの発動にタイムラグがあるため、当てるにはやや慣れが必要
- どちらの技も発動から着弾までに少し時間が必要なため、トドメ狙いではタイミング合わせが難しい
- 火力が低く、副次的に野生狩りに最も時間がかかる
かみなり+ボルテッカー型
範囲火力と単体キャッチの組み合わせにより対応できる状況を増やした型。主に集団戦でのサポートや嫌がらせに向く。
長射程のかみなりで安全な位置から牽制・削りを行え、飛び込んで来る相手にもボルテッカーで対応できる。
かみなり+10まんボルトのセットに対して支援性能は落ちるが、アサシンに対する最低限のカウンター能力も持たせた形になっている。
エレキボールと比べると瞬間火力は落ちるが、任意の地点に継続火力を置けるため最低限のスティール性能も確保できる。
単体ではかなり扱いづらく、ボルテッカーで足止めしてキルラインに近づけた敵を極力取ってもらう流れに持ち込みたいので、味方と固まって動く必要性が他の型以上に強い。
味方がガンガンファイトできるチーム編成の時は活躍が見込める型。
かみなりを草むらなどに置いて敵を分断し、向かってきた敵からボルテッカーで捕まえるなどの使い方が有効。
かみなりの直後にボルテッカーを打つと、かみなりを単体にフルヒットさせることができ、大抵の敵のHPを半分以上削ることができる。
- 長所
- 集団戦での嫌がらせ性能が高い。
- どちらの技も火力が高く、野生狩りの速度が最も早い。発生も早い。
- ユナイトわざ後にオールインでセルフラッシュするときの瞬間火力が高い
- 短所
- 集団戦にも単体キャッチにも特化していないため、中途半端になりがち。
- 射程が短い上、単体では追ってくる敵に対処する力が弱い。
- クールタイムが最も重い組み合わせ。
ビルド考察
構築例
ここで紹介するのはあくまでも一例。以下の考察も参考にしながら、環境や編成、自身のプレイスタイル等に合ったビルドを見つけていこう。
※赤文字は重要度の高いもちもの
わざセット | 共用 | ||
---|---|---|---|
もちもの | すりぬけスプーン | エナジーアンプ | こだわりメガネ |
バトルアイテム | だっしゅつボタン | ||
サポートメダル | 黒7緑6 |
ピカチュウと相性の良い3火力を積んだビルド。ピカチュウはわざの特攻レシオが低く固定値が高いため、特攻を上げる以外の火力もちものと相性が良い。
ここにある以外では「のろいのおこう」との相性もよいため、構成によっては積極的に持ちたい。
もちもの
- こだわりメガネ
わざ威力の底上げに。
特攻が高く、わざ主体で立ち回る為恩恵は大きい。特に序中盤の野生ポケモンのラストヒットが取りやすくなる。
- すりぬけスプーン
同じくわざ威力の底上げに。特防デバフを持たず、特攻のレシオも低い(「ものしりメガネ」の効果が薄い)ので、野生ポケモンや中盤以降の敵ポケモン(特にタンク)へのダメージを重視するならこちら。
HP補正があるので序盤も嬉しい。
- エナジーアンプ
回転率が爆速のユナイトわざを所持しているため、非常に相性がいい。
ユナイト技の発動後すぐ動けるので追撃にも与ダメージ上昇をのせられ、効果時間を余すことなく使えるのも優秀。
地味に待ち時間短縮も嬉しい。
- のろいのおこう
回復阻害デバフをばら撒ける。設置技である「かみなり」「10まんボルト」との相性が良い。
ピカチュウはわざのレシオ値が低く、代わりに固定値が飛びぬけて高いため、火力アイテムを抜いても火力低下が起きにくいのも〇。
- がくしゅうそうち
アイテム自体が非常に強力であり、味方を育てられるので序盤強く終盤やや弱い無進化ポケモンであるピカチュウに合っている。
ユナイトわざでのキル経験値総量を増やしつつ味方に渡せるのもおいしい。
「エレキネット」などファームにやや向かない技も持っているため、ラストヒットよりも敵を止めることを意識して序盤を戦うと相手のKO・相方のファームの両方を効率よく行える。
- おたすけバリア
ユナイトわざの最中に落とされるのを防ぎ、味方が落ちるのを咄嗟に予防できる。特に相手のスピード型などの奇襲に対するメタとして働きやすくなる。
が、バリアの下方修正や環境のインフレにより、ピカチュウ程度のバリアではあっさり貫通してしまう可能性が高くなっている。
- きょうめいガード
「おたすけバリア」よりも高い頻度でバリアを自分に張ることができ、耐久の補強としては「きあいのハチマキ」より合っている。
「がくしゅうそうち」と合わせてサポートに徹する際に特に有用。
- かいがらのすず
特攻を微強化でき、待ち時間を若干短縮できる。わざが主力なので方向性としては悪くない。
最大強化したすずとアンプ、そしてポケモンサポートメダル黒色7枚を装備すると、合計で待ち時間を13%短縮できる(4.5%+4.5%+4%)。
単体で持たせるには微妙。エナジーアンプとセットで持たせたい。
回復効果は気休め程度。
- ものしりメガネ
わざ、特殊通常攻撃のさらなる火力上昇に。
ただしレシオ計算式の関係上、特攻を伸ばしてもわざのダメージは見た目の数値ほど伸びない。
こだわりメガネの追加ダメージを更に伸ばせはするが基本的にすりぬけスプーンでいいだろう。
- しんげきメガネ
非推奨。
特攻ポケモンなので方向性は合っているが、脆い上にムーブわざもないので序盤の脳トレがほぼ不可能。
ピカチュウは筋トレ妨害性能がトップクラスなので積みにいくのはもったいない。
積めたとしても、特攻レシオが低い(通常わざで最もレシオの高いかみなりでも、154%しかない)ため、ものしりメガネ同様ピカチュウとの相性は悪い。
- ちからのハチマキ
序盤の安定、削り能力の底上げに。
特に苦手気味なファーム速度を改善でき、筋トレの妨害にも強くなる。
序盤戦を重視する場合はこれだが、後半はほとんど通常攻撃を振らないため、効果が腐るか。
- きあいのハチマキ
打たれ弱さを最低限補う為。序盤から強気でスティールや撃墜を狙いやすくなる。
ただしピカチュウの耐久アイテムはユナイトわざの回転率の関係上、おたすけバリアやきょうめいガードの方が優先度が高い。
バトルアイテム
- だっしゅつボタン
クールダウンは長めだが、逃走手段として自衛力の貧しさを補える他、長射程を誇るピカチュウなら比較的安全圏から追撃を掛けられる。
また、1発目とそれ以外で自動的に対象の変わるユナイトわざにおいて、瞬時に立ち位置をずらすことである程度狙う相手を調節する用途にも使える。
- ヌケニンにんぎょう
主にユナイトわざ使用時に使う。
ユナイトわざを打った瞬間に敵からユナイトわざを返されると、ピカチュウの低耐久によりこちらが先に落ちてしまうことが多いが、無敵によってそれを防ぐ。
もちろん超有利状況で打って相手が撤退モードならば「ヌケニンを使わないで前に詰める」という行動も可能である。
なお、グレイシアの「つららばり」などを食らった最中に使って、それを耐えるという使い方もできる。
サポートメダル
編成考察
ルート選択
性質上行くなら上か下のどちらかしかない。
電気ショックはそこそこスティールに向く。
どちらのレーンに向かうにせよ、レベル4時のメインウェポン更新によって最初のチルタリス戦から敵ポケモンに圧力をかけられるのでまずはそれを目的にしていく。
また攻撃範囲が広いので、レモータスタジアムの場合はレーンを進んでいくとき中央のヨーテリーに当たらないように注意する。
人数差が付いた状態になるとゴール防衛しきれるほどの能力はないのでデスしないことを最優先に、できる範囲で通常攻撃や妨害わざを引き撃ちしよう。1対3の場合は最悪ゴールを捨てることをも視野に。
- 上ルート
序盤技のエレキネットの拘束が強く、通常攻撃の連射速度も優秀なのでルカリオを始めとした筋トレキャラに対しても高い圧力をかけていける。
また、同様に味方の筋トレ帰りを補助することもできる。
レベル4になれば主力技を覚え、エレキネットも使えるので序盤はかなり強力である。
- 下ルート
レジ前での集団戦は得意な部類のため、こちらでも全然問題ない。
スペースが広く引き撃ちのゆとりがあることも良い。
- 中央エリア
適性がない。素直に他のポケモンに譲ろう。
野生狩りが遅く、赤バフを付けても元々減速があるので圧力が低く、ブリンクがなく、レベル差を付けて単独でキャリーするキャラでもない。
相性の良い味方
その他のデータ
ホロウェア
▅ヒップホップスタイルピカチュウ
入手方法:第1シーズンのバトルパスにて入手
▅おめかしスタイルピカチュウ
入手方法:ジルトレーダーズにて購入400
▅アクティブユナイトスタイルピカチュウ
入手方法:ジルトレーダーズにて購入350
▅スポーツユナイトスタイルピカチュウ
入手方法:ジルトレーダーズにて購入350
▅おまつりスタイルピカチュウ
入手方法:スマホ版でプレイし、期間限定イベントから受け取り ※連携すればSwitchでも使用可能
スペシャルプレゼントとしてver.1.4.1.2アップデート後の期間限定ログインボーナスとしても受け取れる。
▅ホリデースタイルピカチュウ
入手方法:ジルトレーダーズにて購入2499 (期間限定で1749)
※期間限定販売
▅コンサートスタイルピカチュウ
入手方法:第4シーズンのバトルパスにて入手
▅コックスタイルピカチュウ
入手方法:ジルトレーダーズにて購入1200 (期間限定で840)
▅バンドスタイルピカチュウ
入手方法:シーズン9バトルパス60マス報酬
▅ホリデースタイル(ブルー)ピカチュウ
入手方法:ジルトレーダーズにて購入2999
紹介動画
余談
- ユナイト技以外のわざはすべて、サトシのピカチュウがアニメで使用したことのあるわざが選ばれている。
- 本家では雌雄で姿が異なるポケモンであり、ユナイトに実装されている姿はサトシのピカチュウと同じオスの姿である。
- メスは尻尾の先端が割れてハート型になっている。
- 現時点で実装されているホロウェアの種類が最も多いポケモン(22/02/28時点で8種)。ポケモンの顔とも言えるポケモンなので当然とも言える。