リザードン

Last-modified: 2023-05-02 (火) 08:53:16
 
リザードンバランス型近接/物理
初心者向け
リザードン全身.png戦闘能力star7.png
耐久能力star6.png
機動能力star5.png
得点能力star6.png
補佐能力star1.png
価格
6000エオスコインエオスコイン.png / 345ジェムジェム.png
進化
進化.png
lvl1.pngヒトカゲ  lvl5.pngリザード  lvl9.pngリザードン
特性
もうか.pngもうかHPが半分以下のとき、急所率が20%上がる。
通常攻撃
通常攻撃.png通常攻撃で連続ダメージを与えられる。進化すると通常攻撃の距離が長くなる。
相手のポケモンがやけど状態の時は、通常攻撃で与えられるダメージが増加する。
わざ1[R]
はじけるほのお.pngはじけるほのおぶつりCD.png6秒
遠隔.png遠隔
ほのおを吐いて攻撃する。
わざ命中時に相手のポケモンが4秒間やけど状態になり、自分の移動速度が少しのあいだ(3秒間)20%上がる。やけど状態になったポケモンは攻撃が5%下がる。
レベル5になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
かえんほうしゃ.pngかえんほうしゃぶつりCD.png5.5秒
遠隔.png遠隔
ほのおを激しく噴き出して攻撃する。わざ命中時に相手のポケモンが4秒間やけど状態になり、自分の移動速度が少しのあいだ(4秒間)40%上がる。やけど状態になったポケモンは攻撃が5%下がる。

レベル11:わざ・やけど両方のダメージが増加する。
ほのおのパンチ.pngほのおのパンチぶつりCD.png6秒
近接.png近接
ほのおを込めたパンチで攻撃する。わざ命中時に相手のポケモンにダメージを与え、0.5秒間つきとばす。また、つきとばした相手のポケモンを4秒間やけど状態にする。やけど状態になったポケモンは攻撃が5%下がる。

レベル11:通常攻撃が命中するたびにわざの待ち時間が0.25秒短くなる。
わざ2[ZR]
ほのおのうず.pngほのおのうずぶつりCD.png10秒
範囲.png範囲
範囲内にいる相手のポケモンをほのおのうずに閉じ込める。
わざ命中後から0.5秒毎に継続ダメージを与え、相手のポケモンの移動速度も少しのあいだ(1秒間)25%下げる。
レベル7になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
だいもんじ.pngだいもんじぶつりCD.png6.5秒
範囲.png範囲
大の字のほのおで攻撃する。ほのおは地面で5秒間燃え続けているあいだ、相手のポケモンに0.5秒毎に継続ダメージを与える。また、相手のポケモンの移動速度も少しのあいだ(1秒間)35%下げる。

レベル13:わざの与えるダメージが増加する。
フレアドライブ.pngフレアドライブぶつりCD.png10秒
必中.png必中
ほのおをまとって突進し、相手のポケモンをふきとばす。このとき自分は5秒間シールド効果を得る。

レベル13:ふきとばした相手のポケモンの移動速度も少しのあいだ(3秒間)40%下げるようになる。
ユナイトわざ[ZL]
アースクラッシャー.pngアースクラッシャーぶつりCD.png112秒
必中.png必中
レベル9:相手チームのポケモンをつかみあげ、空中から地面へ叩きつける。
その後一定時間(7.5秒間)のあいだ障害物を無視して移動できるようになる。
ユナイトわざを使っているあいだは通常攻撃で与えるダメージが増加し、相手のポケモンを1秒間やけど状態にする。
また、相手のポケモンにダメージを与えると、自分のHPが回復する。

ユナイトバフ:最大HP20%分のシールド+移動速度50%上昇
 

バトルデータ

わざや特性の仕様と詳細

特性
もうか.pngもうか
自身のHPが半分以下の場合、クリティカル値+20%
リザードンの重要な特性の一つ。
特にフレアドライブ採用時にはHPが半分以下になりつつもシールドのおかげで高い火力のまま戦闘が可能となる。ピントレンズとの相性が抜群と言える。
通常攻撃
通常攻撃.pngダメージ・通常:攻撃 x 27.5% (x 4Hit)
追加ダメージ(火傷時):攻撃 x 32% + 2 x (レベル - 1) + 10
対野生ポケモン:上限250(合計)
1発の通常攻撃で最大4Hitする。複数人へのHitも見込めるので、集団戦や野生狩りのときは意識しておこう。
やけど状態の相手に通常攻撃を当てると、やけどダメージとは別に追加ダメージが発生する。
わざ1[R]
はじけるほのお.pngはじけるほのおCD.png6秒
ダメージ:攻撃 x 105% + 4 x (レベル - 1) + 70
火傷ダメージ:攻撃 x 20% + 0 x (レベル - 1) + 0 (x 5Hit)
Hit時、相手にやけど状態を付与する。
やけど自体のダメージ+リザードンの通常攻撃の特性によりやけど状態の相手に与えるダメージが追加されるため、この技を使ってから通常攻撃を撃つと効率良くダメージを稼げる。
また、遠距離からの瞬発火力にも使える。野生ポケモンに当てて横取りを狙えると美味しい。
レベル5になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
かえんほうしゃ.pngかえんほうしゃCD.png5.5秒
ダメージ:攻撃 x 132% + 6 x (レベル - 1) + 145
火傷ダメージ:攻撃 x 20% + 0 x (レベル - 1) + 0 (x 5Hit)

アップグレード後
ダメージ:攻撃 x 156% + 7 x (レベル - 1) + 170
火傷ダメージ:攻撃 x 25% + 0 x (レベル - 1) + 0 (x 5Hit)
Hit時、相手にやけど状態を付与する。このやけど状態の相手は攻撃力が5%低下する。また、自分の移動速度を40%上昇させる(4秒)。
リザードンの技の中では最も射程が長く、野生ポケモンの横取りにも活用できる。
野生ポケモンや敵を倒せばユナイトの回転率も上がるので、使える場面ではどんどん使っていこう。
ほのおのパンチ.pngほのおのパンチCD.png6秒
ダメージ:攻撃 x 224% + 10 x (レベル - 1) + 240
火傷ダメージ:攻撃 x 20% + 0 x (レベル - 1) + 0 (x 5Hit)
アップグレード後は通常攻撃で相手ポケモンにダメージを与えるごとにCTが0.25sずつ減少する。
Hit時、相手にやけど状態を付与する。このやけど状態の相手は攻撃力が5%低下する。
相手をつきとばす(ノックバック)効果がある。ノックバックは集団に当たるが、やけどにできるのはその内の1体なので注意。
敵のいない方向へ使用することもできるので逃げる手段としても使えることは覚えておこう。
わざ2[ZR]
ほのおのうず.pngほのおのうずCD.png10秒
ダメージ:攻撃 x 100% + 5 x (レベル - 1) + 150
範囲ダメージ:攻撃 x 20% + 1 x (レベル - 1) + 30 (x 10Hit)
技の性質はだいもんじと同じ。
進化前の貴重なダメージソースとなるので、野生狩りのときに上手く使おう。
足止めしてくれる味方に合わせるのも効果的。
レベル7になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
だいもんじ.pngだいもんじCD.png6.5秒
ダメージ:攻撃 x 150% + 4 x (レベル - 1) + 180
範囲ダメージ:攻撃 x 37.5% + 1 x (レベル - 1) + 45 (x 10Hit)

アップグレード後
ダメージ:攻撃 x 161% + 5 x (レベル - 1) + 210
範囲ダメージ:攻撃 x 40.25% + 1 x (レベル - 1) + 53 (x 10Hit)
DoT(継続ダメージ)と移動速度減少の効果がある範囲攻撃を展開する。
だいもんじのDoTはやけどは別扱い(やけどのDoTと重複させられる)ので、かえんほうしゃやほのおのパンチでやけどを付与すればより効率的にダメージを狙える。
完走すればリザードンの技の中では最もダメージ量が多くなるので、いかに相手をだいもんじの中に留まらせておくかが重要。
フレアドライブ.pngフレアドライブCD.png10秒
ダメージ:攻撃 x 174% + 5 x (レベル - 1) + 210
シールド:攻撃 x 200% + 0 x (レベル - 1) + 600
アップグレード後は当たった相手に移動速度低下を与える。
必中わざ。
Hit時、相手をふきとばす(スタン)効果あり。
またHit時に自身にシールドを付与する。このシールドは約5秒間持続する。
一瞬だが相手を足止めできる貴重な効果があり、味方と合わせる起点として活用できる。
シールドのおかげである程度タイマンにも強くなれるのもポイント。
ユナイトわざ
アースクラッシャー.pngアースクラッシャーCD.png112秒
ダメージ・叩きつけ:攻撃 x 307% + 8 x (レベル - 1) + 380
追加ダメージ:相手の最大HPの8%

火傷ダメージ(通常攻撃):攻撃 x 20% + 0 x (レベル - 1) + 0 (x 2Hit)
HP回復:与えたダメージの80%
ユナイト中の通常攻撃は、常にやけど状態を付与する。
また、与えたダメージ及びやけどダメージの80%に相当するHPを回復する。
使用中は地形無視、妨害無効妨害耐性で移動可
ちきゅうなげは技ダメージ、炎は通常攻撃ダメージとして計算される。効果時間は通常攻撃6回を目安にしておこう。

アップデート履歴

上方修正とそれに準ずるものは▲橙字、下方修正は▼紫字で表示。
ダメージ量は初期わざはレベル1時点、変化後のわざはレベル最大時(Lv.15かつ、わざが強化済み)で記載。

日付項目変更点
23/04/06吐き出す炎の熱さが最近目立っていないようなので、通常攻撃を上方調整しました。あわせて、その炎が一番熱くなるユナイトわざ「アースクラッシャー」も上方調整しました。
▲通常攻撃ダメージ量:10%増加
▲ユナイトわざ
「アースクラッシャー」
必要なユナイトわざゲージ:約10%減少
22/12/01通常攻撃やけど状態の相手のポケモンに追加で与えるダメージが攻撃系のダメージになりました。
ユナイトわざ
アースクラッシャー
想定していないタイミングでわざの発動が無効になってしまう不具合を修正しました。
22/10/27▲ユナイトわざ
アースクラッシャー
妨害耐性状態の相手のポケモンに使用した時の不具合を修正しました。
22/10/13▲ユナイトわざ
アースクラッシャー
ハピナスのとくせいでユナイトわざが無効にされてしまうことがある不具合を修正しました。
22/09/28▲ほのおのパンチわざの待ち時間を短くしました。
  6秒 → 5秒
▲ほのおのパンチ+通常攻撃が命中するたびにわざの待ち時間が短くなる効果を強化しました。
▼ユナイトわざ
アースクラッシャー
わざを使用しているあいだ、自分にかかる効果が「妨害耐性」になりました。
22/06/20▼かえんほうしゃ相手のポケモンに与えるダメージ量が減少しました。
▼だいもんじわざによる移動速度のダウン率を下げました。
22/01/20▲通常攻撃通常攻撃による移動速度のダウン率を下げました。
▲かえんほうしゃ移動しながらわざを使えるようになりました。
▲だいもんじ移動しながらわざを使えるようになりました。
▲ユナイトわざ:
アースクラッシャー
わざの届く距離が長くなりました。
21/09/22▼ほのおのパンチ複数の相手ポケモンにヒットした際に、やけど効果を与える対象を修正しました。
複数Hit時、Hitした一番近くの相手にやけど効果を付与するように変更
▲かえんほうしゃ移動速度の上がり幅を増やしました。
移動速度上昇効果の増加
▲だいもんじわざの待ち時間を短くしました。
8秒 → 6.5秒
ユナイトわざ:
アースクラッシャー
次のとおりわざの内容を変更しました。
「相手チームのポケモンをつかみあげ、空中から地面へ叩きつける。その後一定時間のあいだ障害物を無視して移動できるようになる。ユナイトわざを使っているあいだは通常攻撃で与えるダメージが増加し、相手のポケモンをやけど状態にする。また、相手のポケモンにダメージを与えると、自分のHPが回復する。」
▼ユナイトわざゲージが溜まりにくくなりました。
▲わざを解除できるタイミングの不具合を修正しました。

・【飛行状態→任意のタイミングでちきゅうなげ】から【発動時に対象を選んでちきゅうなげ→飛行状態に移行】へ変更
・CT100秒 → 116秒 に変更
・ちきゅうなげ時、ハピナスのしぜんかいふくが発動すると技が強制終了していた不具合を修正
21/08/04▲かえんほうしゃわざの待ち時間を短くし、相手のポケモンに与える効果を強くしました。
7秒 → 5.5秒
やけどダメージ:184 → 368
▲ほのおのパンチ相手のポケモンに与える効果を強くしました。
突き飛ばし距離の上昇
▲だいもんじわざの待ち時間を短くし、相手のポケモンに与える効果を強くしました。
11秒 → 8秒
移動速度低下効果の増加
21/07/28▼全般もちもの「ちからのハチマキ」をもたせたとき、意図していないタイミングで効果が発動していた不具合を修正。

レベル別ステータス表

レベルHP攻撃防御特攻特防移動速度通常攻撃
速度
急所率ライフ
スティール
CDR被妨害
時間短縮
1320016170205437000.00%0%0%0%0.00%
2326416574215737000.00%0%0%0%3.33%
3334117079236137000.00%0%0%0%6.66%
4343417585256537000.00%0%0%0%9.99%
53771199106328138500.00%15%5%0%13.32%
63905208114358738500.00%15%5%0%16.65%
74066219124389540000.00%15%5%0%19.98%
842592321364210440000.00%15%5%0%19.98%
949412781785613741500.00%30%10%0%19.98%
1052192971956215041500.00%30%10%0%19.98%
1155533192166916643000.00%30%10%0%19.98%
1259533462417718543000.00%30%10%0%19.98%
1364333782718720843000.00%30%15%0%19.98%
1470094173079923643000.00%30%15%0%19.98%
15770046335011426943000.00%30%15%0%19.98%

上記表の最終編集日 2023 05/01

レベル別通常攻撃速度

リザードンの通常攻撃はレベルアップで攻撃速度が上昇せず、あらゆる攻撃速度上昇の効果も受け付けない

通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル123456789101112131415
装備なし1.21.21.21.21.21.21.21.21.21.21.21.21.21.21.2

上記表の最終編集日 2022 8/8

 

考察

全体考察

晩成型近~中距離DPSアタッカー。
移動しながら出せる直線範囲型の通常攻撃、そしてやけどによる持続ダメージ+やけど状態の相手に通常攻撃を当てた時の追加ダメージが特徴。

習得するすべてが攻撃スキルで構成されたファイト重視のキャラ性で、移動速度アップ、範囲への減速効果、CCと補助効果が充実している。
また、通常攻撃には進化の度に射程が伸びると言う特徴があり、近接扱いでありながら中距離攻撃が得意というユニークな性質を持つ。
ユナイトわざは相手を捕らえて最大HPの8%を含む大ダメージを与えた後に、妨害耐性&地形無視で高速移動しながら強化された通常攻撃を撃ちまくれる。うまく使えば相手の硬い前衛を無視して柔らかい後衛を確実に潰せる優れものであり、ラストスパートをはじめとする集団戦での活躍が期待できる。

通常攻撃は進化を経るたびに射程が延びるが、逆に言えば低レベルだと射程が短くほぼ近距離戦闘となってしまう。
加えてわざが更新されるまでは瞬間火力もなく、きちんと特性を理解していなければ野生ポケモンを狩ることすら苦労してしまう。
2進化の宿命として耐久も低いので、序盤(特にヒトカゲ時)は雌伏の時を強いられることになる。

また強みの大部分を占めるユナイトわざは、初段の掴み部分が妨害無効には不発になると言う重大な弱点を抱えており、使用する場面の見極めは他のポケモン以上に重要。
ユナイトわざの奇襲押し付けはもとよりそこからの強化状態が一番強いモードなので、自分が死にかけで発動後すぐに被撃墜の危険性がある状態での発動は厳禁

特性でやけど状態の敵への追撃で火力が伸びることから、わざで相手にやけどを付与し、そこを起点に通常攻撃で攻めていくのがファイトの基本となる。
そこから先の性能についてはビルドによるカスタマイズ性が高く、中距離を維持しながら戦えるカイト重視の型、ムーブと妨害を兼ねた技で攻め立てるファイターに寄せた型など、様々な運用が可能になっている。
正にバランス型の名に相応しいオールラウンダーな性能に思えるが、その分尖った長所に乏しくどの型を採用しても専門職には及ばず、器用貧乏な印象を受けやすいのも事実。
わざはあくまでも立ち回りの幅を広げるものであり、リザードンの真髄は「通常攻撃による削り」と「ユナイトわざの爆発力」であることを意識したい。

リリース当初はユナイトわざに全ての強みが集約されるポケモンだったが、度重なるアップデートを経た現在はユナイトわざに前述の弱点を抱える形となった反面、通常時のわざ性能が強化されている。
最大の強みがユナイトわざであることには変わりはないが、現在はユナイトわざを回してその爆発力に全てを賭けるだけではなく、やけどを生かした平時のゴール防衛や局地戦もこなしてこそ真価を発揮するポケモン。
公式には初心者向けと書かれているものの、序盤が弱いことや進化後もきっちりした判断を求められる事などから、実態はゲームを通しての戦略や立ち回りに慣れた中級者以上向けと言える。

レーン選択や、動きに関する注意点は、下記その他考察欄を参照。

  • 長所
    • やけどのスリップダメージ+やけど状態の相手に追加ダメージが発生する通常攻撃により、戦闘・野生狩り問わずそこそこの持続ダメージが出せる。
      • 味方にもやけどを与えられるポケモンがいると相乗効果を発揮できる。
    • 移動しながら使える通常攻撃、わざや突き飛ばしにより常に他の近接ポケモンより一歩離れた得意な間合いで戦える。
      • 更に移動速度増加と各種行動制限により高い追撃、撤退性能も誇る。レーン間の移動も高速。
    • ユナイトわざが強力で、自衛手段を持たない後衛を一方的に狩れる。回転率も高い部類。
  • 短所
    • 序盤が非常に弱い。射程が短く火力・耐久ともにないため、ファイトが発生すると厳しい。
    • 肝心のやけどを自力で与える手段がわざ1とユナイトわざのみであり、やけどを与えていない相手に対するDPSは低い。
    • バランス型としては防御面のステータスが貧弱で打たれ弱い。自衛に使える技も貧弱なのでキャッチされると即死しやすい。
    • ユナイトわざを除いて性能に甘えられるような武装がなく、絶えず立ち位置を調整しながら動く必要があり相応のプレイヤースキルが必要。
    • 妨害無効の相手に対してはユナイトわざが不発となり、ゲージが90%から溜め直しとなる。その場合抱え落ち同然となるため致命的となる。
    • ラストヒットに使える技がほぼなく、特にオブジェクトの取り合いではまず勝てない。
       

通常攻撃考察

主なダメージソースである通常攻撃には特性があり、やけど状態の相手に3種類のダメージを与える。

  1. 素の通常攻撃のダメージ
  2. やけど自体のスリップダメージ
  3. やけど状態に通常攻撃を与えた時の追加ダメージ(リザードンの通常攻撃の特性)

上記理由から、わざで相手ポケモンをやけど状態にしてから通常攻撃を当てるのが基本となる。

また、バランス型ながらエースバーンなどのマークスマンと同じ急所率を持つ。体力半分以下では特性でさらに+20%されて全ポケモンで最高の急所率となり、通常攻撃も1回で4ヒットするため急所が非常に出やすい。やけど追加ダメージは急所でも増えないので単純に火力が倍になるわけではないが、特にレベル9以降は大きな火力源となる。

わざ考察

わざ1考察

はじけるほのお

着弾すると小さく弾けて範囲内の敵に命中する遠距離攻撃。ヒットした相手全員にやけど付与。
やけど無しのヒトカゲの通常攻撃は悲惨なほど貧弱なので序盤の要になる。しっかり当ててから殴ろう。
追加の移動速度上昇は初期わざとしては恵まれている性能。
最初にとる技は必ずこれにしよう。

かえんほうしゃ

移動しながら撃てる長リーチの範囲攻撃。ヒットした相手全員にやけど付与。
カイトが出来る上に、わざの追加効果としての速度上昇割合は大きく(40%)、間合い管理で頼りになる。

  • 長所
    • リザードンのわざの中では最も射程が長い。
    • 前に出る必要がないので安全に削りを入れられる。(とは言え、リザードンの削りの目玉はやけど状態の敵への通常攻撃であることは注意)
    • 移動しながら使えるので間合い調整しやすい。
    • 命中時の移動速度アップが追うにも逃げるにも便利。野生に使えば移動もスムーズになる。
  • 短所
    • 若干の溜めがあり、動き回る相手に当てづらい。
    • 直線攻撃のため横方向への範囲が広くなく調節が難しい。上述の短所とも関わってくる。
    • 移動しながら使うとお互いの位置を予測しながら使う必要がある。

ほのおのパンチ

CC付きのムーブわざ。ヒットした相手1体にのみやけど付与。
わざ自体の使い勝手は良いが、リザードンの中途半端な耐久と近接攻撃がやや噛み合っていないか。
アップグレード後のCD短縮が非常に優秀なので、レベル11がパワースパイクとなる。

  • 長所
    • 発生が早く、判定も幅広めで当てやすく、範囲CCが優秀。逃げる相手を追いかけて強引に殴ることが可能。
    • 技自体の単発火力がリザードンのわざの中では最大。CCと合わせて近接ポケモンとLHの取り合いはできる。
    • 突き飛ばしによりタイマンならちょうどいい間合いを維持しやすい。
    • 狭い壁なら抜けられる。
    • アップグレード後は通常攻撃でCDが短縮されるので、スタン頻度とDPSがかなり上がる。
  • 短所
    • 射程が短く、移動目的での使用や奇襲、複数の敵の巻き込みは難しい。
      • 前に出ないと当てられないので集団戦や耐久不安のリザードの間は使いづらい。
    • やけど対象が最初に当たった一匹のみにしか付与されない。やけど状態での通常攻撃が主力のリザードンにとっては致命的な弱点。
    • 移動のために使ってしまうとやけどを負わせられず後が続かない。

わざ2考察

ほのおのうず

着弾地点にダメージフィールドを発生させる。ミツハニーの取り合いなどで便利。
直撃ダメージもあるので、脱出ボタンを切って逃げる相手の追い打ちにも使える。クールタイムが10秒と長いので大事に使おう。

だいもんじ

「ほのおのうず」の正当強化版。
「かえんほうしゃ」同様、移動しながら使用可能。継続ダメージの高さが魅力。
設置系の技の中ではトップクラスの範囲・持続時間を持つ。

  • 長所
    • フルヒット時の高いダメージ。ゴール下やレジェンドピット内にいる集団相手に強力な圧を掛けられる。野生狩りも早い。
    • 引き撃ちすることで安全に逃走できる。
    • 動きながら使え、遠距離から範囲に減速が入るため間合いを保ちやすい。
    • 前に出る必要がないので安全に削りを入れられる。
  • 短所
    • スロウは弱めなので、敵チームのポケモンに大ダメージを与えることは難しい。どちらかと言うと草むらへの索敵や追っ手を防ぐために使おう。

フレアドライブ

必中CCで、指定した相手に突撃する。
肉薄することになるが、シールドを獲得するので耐久力をカバーできる。
「フレアドライブ」→「ユナイトわざ」のコンボで、スタンした相手に安定してユナイトわざを合わせられる。ジュラルドングレイシアの特性を解除することもできる。

  • 長所
    • 突進+スタンで追い打ちに便利。相手の移動技に合わせて切ると、移動先まで追いかけてくれる。
      • 相手をスタンさせたのを確認してから安定してユナイト技を発動させられる。
    • 1回のシールド量が多く、殴り合い性能が上がる。
    • 攻めの起点はやけど付与のある技1なので、「ほのおのパンチ」ほど突進技であることのリスクは少ない。
  • 短所
    • 継続ダメージを除いて比較しても威力は高くなく、「だいもんじ」採用型よりも火力で劣る。
    • 待ち時間が非常に長く、戦闘中の総シールド量はそこまで高くない。
    • シールドはあるとはいえ突進技なので、集団戦で先に使うのはやはり難しい。

ユナイトわざ考察

アースクラッシャー

相手チームのポケモンに「ちきゅうなげ」を行い、成功すれば一定時間飛行して地形を無視しつつ強化された通常攻撃を撃ちまくれる。
ユナイト中はやけどのダメージが増える程度で通常攻撃の威力は変わらないが、攻撃自体にやけど効果がつくため追加ダメージを発生させやすい、範囲が広くなり複数の敵を巻き込める、与えたダメージの80%を回復できると、色々と強化される。
飛行中は妨害耐性なので、マッシブーンの「ばかぢから」やアマージョの「クイーンエアリアル」などで掴まれてしまう。

妨害無効の相手を掴もうとするとユナイト技が不発になるため要注意。敵集団の中で不発すると高確率で死亡する。
一方で妨害耐性の敵は「アースクラッシャー」中のリザードンを含め掴めるので、妨害耐性の相手ならむしろ積極的に狙いたい。
掴みの射程が長めなので奇襲には向いており、壁も妨害も受け付けずに継続火力を出せるのが最大の強みで、位置関係を無視して後方に控える低耐久アタッカーやサポートを潰しに行ける。
ただし、いくら強化状態とはいえ集中砲火を受けると撃墜されてしまうほか、突っ込みすぎて倒しきれなかった場合はまず間違いなくKOされる。
ムーブ技の習得状況にもよるが、生還できるラインの見極めが重要。感覚としては「しおふき・こうそくスピン」カメックスに通ずる所がある。

壁の中(上空)にも侵入することができるので、壁の中からや、壁を越えて壁ごしに等、相手の届かない位置からユナイトの通常攻撃を当てて生存率を上げる小技もできる。
非集団戦で使いたいときには、ユナイトわざを返してくるか「なんでもなおし」を使うかなど相手の出方をよく伺って、相手のリソースが出きったのを見てから使えば、妨害無効を持つ相手にもうまく決まる。
また、エーフィグレイシアに決める時には、一度何らかの妨害を当てて特性を消費させてから使うこと。
ユナイトバフの持続時間がユナイトわざよりも短いため、終わり側はかなり移動速度が落ちてしまうのは注意点。逃げる場合の判断は早めに。

  • 補足
    ユナイトバフが他のバランス型と違い、「最大HP20%分のシールド+移動速度50%上昇」と特殊なものになっている。
    通常攻撃速度が一切変化しない上にアースクラッシャー中はわざが発動出来なくなるので、当然の措置ではあるが。

わざセット考察

かえんほうしゃ+だいもんじ型(わざセット1)

どのレーン選択時でも使える遠距離攻撃型の構成。
どちらのわざも長射程で扱いやすく、野生ポケモン狩りにも向いているため、強力なユナイトわざのチャージを高速化できる。
いずれの技も動きながら出せる中遠距離攻撃であり、それぞれ移動速度上昇、下降効果を持つため純粋な殴り合いに弱いリザードンにとって近接ポケモンより遠い間合いを保ちながら戦えるというのは重要。

「だいもんじ」は地面にスロウ付きダメージゾーンを展開できる。
野生ポケモン相手には継続ダメージをフルヒットさせ、プレイヤー相手にはダメージとスロウ効果により直接的な踏み込みを牽制できる。
「かえんほうしゃ」はやけどによる持続ダメージを直線範囲攻撃として撃ち込め、移動速度を上昇させつつ続く通常攻撃の威力も上げられる。

欠点としては奇襲にやや弱い点、エイムが必要となる点が挙げられる。
だいもんじのクールタイム中に踏み込まれると辛く、かえんほうしゃを外すと加速による延命もできなくなってしまう。
後手で放つことで外すリスクは減らせるが、不利な駆け引きとなる点は覚えておきたい。
特に火炎放射は外すとフォローが効かないため、ムーブ技の多い相手には遠距離からの大文字で妨害しつつムーブ技を使ったのを見て落ち着いて火炎放射を当てるような立ち回りが重要。

  • 長所
    • 遠距離から相手集団をゴリゴリ削ることができるうえ、常に動きながら戦えるため足回りが非常に優秀。
    • 野生ポケモン狩りの効率が良い。移動速度も上がるため野生ポケモンの点在する中央レーンやレーン間の移動速度かなり高い。
  • 短所
    • ムーブわざやシールドが使えなくなるため、一層耐久が低くなる。
    • 動いて間合いを保ちながらエイムをつける必要があるため、立ち回りが難しい。

ほのおのパンチ+フレアドライブ型(わざセット2)

ムーブわざのみで構成されたタイマン特化ファイター型。
Lv5で使える「ほのおのパンチ」は、高速移動+やけど+吹き飛ばしと優秀な効果のため、覚えたらすぐに上下レーンへ相手を倒しに向かえる。
当てた後はやけどにより通常攻撃の威力も上がるので、追撃もしっかり当てていこう。

「フレアドライブ」も必中+行動妨害+シールド付与と非常に優秀。
基本は、ほのおのパンチ>通常攻撃>フレアドライブ>通常攻撃と使っていこう。相手反撃時でも、こちらにはフレアドライブのシールドがあるので有利に戦える。
ユナイトわざを使えるようになってからは、シールドが付与できる「フレアドライブ」から仕掛けるようにすれば、ユナイトわざが不発になることはほぼなくなる上にシールド付与よりユナイト時の安全性が高まる。

  • 長所
    • ムーブ&CCわざ2つによる高い急襲、妨害性能により、タイマンに強い。
      特にほのおのパンチによるCC、敵と距離を詰める際の機動力・安定性にすぐれる。
    • 逃げる敵を強引に捕まえる事が可能。
    • フレアドライブの妨害により、ほのおのパンチの回転を最大限よくできる。
    • エイムが楽。
  • 短所
    • 遠距離攻撃手段がなく、敵と密着しての戦闘を強いられる。
    • ムーブわざ2種だがフレアドライブは方向を指定できず、逃走に使えるのはほぼほのおのパンチのみ。
    • やけどにできる相手が1体だけなので集団戦では吹き飛ばしがメインとなる。
    • フレアドライブのCTが重め。

かえんほうしゃ+フレアドライブ型

シールドを張りつつ敵を打ち上げる攻めの起点となる「フレアドライブ」と、移動速度上昇効果と持続ダメージを持つ追撃に向く「かえんほうしゃ」。
対プレイヤーや野生ポケモン狩りどちらもそつなくこなせるバランス型の構成。
「フレアドライブ」→「かえんほうしゃ」orユナイト技→通常攻撃によるコンボはわかりやすく強力。
追いたいときにはフレアドライブ、逃げたいときにはかえんほうしゃを使ってつかず離れずの距離で戦うのも得意。

ただしかえんほうしゃを相手に当てる以外に撤退に使える方法はなく、こちらの射程=敵の射程であったり、ムーブ技で詰められる距離であることが多い。
特に両方のわざを使い切った状態で接近を許すとかなり厳しくなる。

  • 長所
    • 必中&CC持ちの技であるフレアドライブから入ることでかえんほうしゃとユナイト技が当てやすくなる。
    • 遠近特化構成のいいとこどりでどんな距離にも対応できる。
  • 短所
    • そこまで射程が長くないため近距離バランス型など狙われやすい距離で戦うことになる。
    • おのおののわざの火力はそこまで高くない。
    • 混戦には弱い。

ほのおのパンチ+だいもんじ型

「かえんほうしゃ」+「フレアドライブ」型と同じく、ムーブわざと遠隔わざを両立したバランス型の構成。
ともに+になった場合、4つの型の中で最もオブジェクトを削る速度が早い。
ムーブわざの「ほのおのパンチ」はフレアドライブとは違いシールド付与は無いものの、対象指定ではなく方向指定なので「敵のいない方向に使って逃げる」「壁を抜ける」といった使い方ができる。この技で相手のゴール防衛を崩すことも可能。

遠隔わざの「だいもんじ」はかえんほうしゃと比較すると発生がやや遅く、敵をやけど状態にさせる効果がない。
代わりに持続ダメージを与えるので、野生ポケモンやカジリガメなどのオブジェクトを倒すのが早くなり、ある程度やけどのカバーにもなりうる。
また減速効果もなかなかに強力で、狭い通り道に撒くことで敵の到達を遅らせたり、ゴール攻防時の嫌がらせにも。相手ゴールに張るだけでもゴールの自動回復を事実上遅らせるので集団戦の時にはある程度アドバンテージになる。

  • 長所
    • 味方と組んだ際の選択肢が多く、攻めも逃げも柔軟に対応できる。
    • 継続ダメージとスロウを与えるフィールドを作れるので集団戦も得意。
    • 相手を突き飛ばしつつ減速させられるので距離を取りやすい。
    • 4つの型で最もDPSが高く、オブジェクトの削りが早くなる。
  • 短所
    • フレアドライブ採用型に比べると攻勢時にやや脆いため、積極的な近接アタッカーにはなりづらい。
    • わざが2つとも方向指定なため、相手の移動先を読んで狙いを定めなければならない。
    • やけどにできる相手が1人だけなので集団戦だとあまり火力を出せない。だいもんじでカバーする必要がある。
 

その他考察

ルート選択考察

  • 中央エリア
    Lv5で進化することから、弱いヒトカゲで相手と戦闘せずに済み、レベル先行の強みが出やすいため適性は高い。
    「ほのおのパンチ」を取った場合、一人しかやけどにできないが集団CCを得られる。「かえんほうしゃ」を取った場合、集団やけどと移動速度上昇によりレーン間の移動もスムーズになるのが魅力。どちらか良いかは味方の構成や自分のプレイスタイルで決めよう。
    ただ、1蜂でのガンクがずば抜けて強いわけではない。無理は禁物である。
    相手ポケモンを落とす、ゴールを決める等で経験値が稼げなければ、ファーム二週目を終えても最終進化に至らず、1亀までの圧は弱くなりがちではあるので、確実に味方と連携して有利を取ろう。
    火力の高さを活かし味方の妨害と合わせてキルを取る、ファームの速度を活かしカメ戦までに最速で3周するなどしてどうにかしてレベル9に持っていければ一転して有利に立ち回れるため、なるべくここを目標にしよう。
    ガンク成功によるLv9達成は、味方や敵の構成、レーン選択、相手のガンク先と不確定要素が多い。
    よって、1亀までに安定してLv9になるためには、JG3周することがベター。1亀にLv9を達成するためには、JG1周目から最速で狩る必要がある。まず09:45で出現するバフ2種は最速で狩れることが最低条件。狩終えた1分後に再出現することを念頭に置き、JG2周目は出現と同時に狩り始めることができないと、1亀までにJG3周目が終わらない。
    レーンのガンクに夢中になりすぎて(それでLv9になれれば問題ないが)、序盤の大きな目標である1亀に遅刻することのないようにしよう。
  • 上レーン
    中央レーンしか適正のないポケモンが味方にいる場合に選択するレーン。
    相方と連携しつつ、慎重に行動しLv5を目指そう。
    上レーンは、敵味方共に筋トレ(脳トレ)するポケモンがいることがほとんどである。
    相手側が筋トレ狙いの場合、単体で少数ゴールは完全には止められない。
    相手のゴールモーション中の無敵時間にわざを無駄打ちせず、ゴール前、ゴール後を狙って確実に削っていこう。相方が一緒に殴ってくれるようであれば、ゴールは許しても生還させることなく落とせる。数的有利を作れれば、相手ゴールを狙い、経験値を稼ごう。
    相方が筋トレで相手ゴールに向かってしまった場合、前述の通り、一人では相手のゴールは完全には止められない。よって、まずは自陣寄りのエイパムを狩り、相手筋トレ回数を少しでも減らそう。
    または、相手が筋トレと防衛に別れたなら、割り切って相手ゴールに得点を入れて経験値を稼ぎつつ、味方の相手ゴール寄りのエイパムを削って、相方の筋トレを補助を狙おう。
  • 下レーン
    基本は上レーンと同じ。
    しかし、カジリガメ前にゴールを守り切らなければならないので責任重大であるが、相手が早熟ポケモンや遠距離ポケモンであった場合は苦戦は免れない。
    上レーンよりも経験値が多いが、2進化ポケモンの宿命でLv5になるまでは劣勢を強いられる。序盤で圧倒しない限り、通常は1蜂でLv5になれれば良い方。1亀戦でLv7になっていれば上等である。
    とにかく相方と連携し、死なないように立ち回ろう。
    ヒトカゲ状態でもタブンネを狩るスピードは早いので戦えなくはないが、LHが弱いため注意。
  • 対初手カウンタージャングルについて
    相手にヨクバリスなどいる場合、初手で自陣中央レーンが襲われる(初手カウンタージャングル)ことが多い。
    相手にヨクバリスがいて、自身がレーンを選択した場合は、積極的に相手ホシガリスを警戒しよう。
    レーンのエイパム1匹(味方と連携できていれば2匹)狩った後に中央レーンの通路まで行けば、相手ホシガリスが最速で来ていれば丁度遭遇する。
    ミニマップでレーンにホシガリスが確認できれば、自身の担当レーンに速やかに戻ろう。
    リザードンはヒトカゲ状態でも対ホシガリスの性能は十分(単独で楽に倒せるわけではないので注意)であるため、味方の中央の成長を妨害されないように立ち回るべきである。
    その際、バフのLH争いではなく、ホシガリスを倒す動きをしよう。バフを取られたとしても、キルすることで経験値とバフを回収できる。

もちもの考察

ビルド例

  • 「きあいのハチマキ」+「ピントレンズ」+「ちからのハチマキ」
    リザードンに慣れていない人向け構成。ピントレンズとちかハチのHP割合ダメージで火力を補い、気合いのはちまきでHP50%以下で特性を発動させつつ長時間戦える。
    ただし、リザードンの攻撃速度は一定であるという特性上、ちかハチの攻撃速度上昇効果は無駄となってしまう。
  • 「ちからのハチマキ」+「ピントレンズ」+「かるいし」
    「かえんほうしゃ・だいもんじ」型のオススメ構成。
    「かるいし」「ちからのハチマキ」で攻撃値を加算。「ピントレンズ」の急所ダメージ上昇と「ちからのハチマキ」のHP割合ダメージで通常攻撃の火力をアップ。特に「ちからのハチマキ」のHP割合ダメージは、野生ポケモンの管理やオブジェクトの削り速度の上昇となり十分有効である。
    「かるいし」の基礎移動速度上昇と「かえんほうしゃ」の移動速度40%上昇とのシナジーによるヒットアンドアウェイと、非戦闘時の速度上昇による戦線復帰の速さも魅力。
    要は、ぬるぬる動きつつ火力も出せるビルドである。
    欠点は直接的な耐久力の補強がないこと。そこはバトルアイテムで補うのも一つの手であるが、基本はやはり相手のわざを避ける事を覚えよう。
  • 「ピントレンズ」+「きあいのハチマキ」+「じゃくてんほけん」
    「ほのおのパンチ・フレアドライブ」型のオススメ構成。
    必然的に前に出るため「じゃくてんほけん」のスタック維持は難しくない。「きあいのハチマキ」は耐久の安定択として。
    フレドラのシールドは攻撃で上昇のため、きあハチを「もうこうダンベル」を変えるプレイヤーもいるが、上級者向けである。
  • 「ちからのハチマキ」+「ピントレンズ」+「もうこうダンベル」
    レート上位のプレイヤーに見られる構成。
    3火力で押し切るのだが、防御系のもちものがないため、動きをミスするとあっさりやられる。味方の負担が非常に高くなるため、リザードンに慣れないうちはおすすめできない。
    ダンベルをキッチリ積みきる等ハマれば高火力は間違いないため、上級者向けである。
    「もうこうダンベル」を「じゃくてんほけん」等に変えて、ダンベルのリスクを減らした構成もあり。

個別考察

  • ピントレンズ
    リザードンは通常攻撃が主体であり、素の急所率はLv5-8で15%、Lv9以降は30%とかなり高いため相性がいい。
    さらに通常攻撃が多段ヒット(4段)であるため、1回の通常攻撃で急所が一度でも発生する確率は83.2%(Lv9以降)と驚異の高さであるのも追い風になっている。
    特性の「もうか」(急所率+20%)と合わせれば、低HPからのユナイトわざ発動で形勢逆転を狙える。
    もちものに悩んだ場合は、これをつけておけば失敗はない。持たせるのであれば、最大の効果が得られるLv30にしたい。
    唯一注意すべき点として、追加ダメージの発動には1秒のCDがあるため、1回の通常攻撃で急所が複数出たり複数の相手を巻き込んでも追加ダメージは1回しか発動しない点がある。
  • ちからのハチマキ
    効果の一つであるHP割合ダメージ(3%)は通常攻撃主体のリザードンと相性が良い。わざ1で火傷させていない相手にも、多少ダメージを出せるようになる。
    割合ダメージの内部CDは0.35秒であり、1回の通常攻撃で2度発生するのも大きい。
    ただし、もう一つの効果である攻撃速度上昇の効果は発動しない。リザードンの攻撃速度はレベルやバフで変化せず常に一定であるためである。
    以上のことからフル活用はできないが、コメント欄での検証結果、割合ダメージだけで「もうこうダンベル」6回積んだ場合のダメージ総量に迫るため、オブジェクト削りの点から十分採用理由となる。
  • するどいツメ
    わざ1でやけど→通常攻撃を一連の流れとして持つリザードンはほぼ必ず発動させることができる。
    リザードンの通常攻撃は近接にしては長いが、鈍足効果は問題なく発生する。
    ただしリザードンは技のCDが少し長いため、「ほのおのパンチ」以外だとルカリオアマージョのように頻繁に発動させることができない。
    安定してダメージを高められる点や基礎ステータスで攻撃と急所率が上昇するのは魅力的だが、「ちからのハチマキ」や「ピントレンズ」を押し退けてまで持たせる価値があるかは微妙。
    レベル11以降で回転率が高まる「ほのおのパンチ」型でのみ採用が考えられる。
  • かるいし
    リザードンでlv30かるいしを持てば、(がくしゅうそうち持ちを除く)同レベルのポケモンでは最速で動けるようになる。
    リザードンはlv4までは3.7m/sの速度で、lv30かるいしで0.12m/s加算され、一番早い3.8m/sグループのガブリアス、バリヤード、ワタシラガ等を超えることができる。
    また、通常攻撃時の移動速度5%ダウンの効果も緩和される。
    (3.7+0.12)m/s X 0.95 = 3.629m/s となり、3.65のグループよりは遅くなるが、3.6のグループよりはまだ早い。これにより、追撃や引き打ちに差が出てくる。
    そのため、「かえんほうしゃ・だいもんじ」型との相性が良い。
    また、攻撃力上昇も、lv30時点で+24あり悪くはない。非戦闘時に移動速度+20%の効果もあり、こちらは戦線復帰やレーン移動の時に役に立つ。
    ただしサポートメダルありなら基礎移動速度はそちらでも補えるので、他の火力や耐久を補える持ち物にするのもあり。
  • エナジーアンプ
    ちきゅうなげのモーションが長く、威力もそこまでないので効果時間を有効に使いにくい。
  • もうこうダンベル
    ハイリスクハイリターンな上級者向けビルド。基本的には止めておくべき。
    通常攻撃は攻撃の上昇がをダイレクトに反映され、わざの攻撃レシオも良い方なので、6スタック積み切ることができれば火力が大きく上昇する。特にユナイトわざは通常攻撃のみで戦い、複数巻き込むのが基本なので最も火力を伸ばせる。
    ただし、序盤のヒトカゲ時代が弱すぎるため、レーン戦の段階で積みに行くとラストヒット、逃げる手段、耐久のいずれも無いため高確率で死につつ積むどころか積めずに狩られる。
    死亡して相手に経験値を渡してしまうことや相方への負担、積めない試合展開も多々あるのでハイリスクである。
    しっかり積めた時の火力には魅力がありロマンはあるが、相当リザードンをやり込まないと結果は出しづらいだろう。
    「ちからのハチマキ」と「ピントレンズ」でも火力は十分に出るので、リザードンに慣れるまではお勧めしづらい。
    わざの火力もメインの「ほのおのパンチ・フレアドライブ」型であってもフレドラのシールド付与の値が増えるので、リスクは上記のとおりであるが選択肢としてはあり。ただしこちらの型は「じゃくてんほけん」も十分に発揮できる。
    「じゃくてんほけん」4スタック時と比較した場合、Lv6までに2回、Lv7-10までに3回、Lv11-13までに4回、Lv14以上までに5回積めなければ、攻撃上昇値は上回れない。
  • じゃくてんほけん
    バランス型だけあって素の攻撃は高めであり、攻撃を増やすメリットも大きいので相性はいい。
    特に被弾しながら殴り合う「ほのおのパンチ・フレアドライブ」型と相性がいい。「かえんほうしゃ・だいもんじ」型は被弾機会が少ないので若干噛み合わないが、中近距離で戦う以上どうしても多少は被弾するので無駄にはならない。
    また攻撃を受けながら戦うことになるので集団戦でのユナイトわざとは非常に相性がいいので、どの型でも採用して損はない。
  • きあいのハチマキ
    特性発動圏で耐え、特にオブジェクト・ビークイン戦でのファイトに貢献することから「ほのおのパンチ・フレアドライブ」型で相性のいいアイテムの一つ。
    下記の理由から「おたすけバリア」との相性が若干悪いので、防御系アイテムを一つ選ぶのなら一考。
    ただし「かえんほうしゃ・だいもんじ」型だと「そもそも相手に捕まらないように立ち回る」ことが重要なので、少し相性が悪い。ただしこちらも低体力から特性を乗せたユナイトで長時間殴れるようになるので悪くない。
    回復効果のCDが1分20秒と長いのに注意。無駄に発動せずなるべくユナイトわざに合わせて発動できるようにしたい。
  • おたすけバリア
    ちきゅうなげのモーションが長過ぎるため、実質の効果時間は3秒ほどであり、優先度は低い。
    とはいえ、ユナイト後の強化状態で暴れたいリザードンには採用価値がある。自身にバリアが付与されれば、集中攻撃で即撃墜される可能性を大きく減らせる。
    「きあいのハチマキ」と違い、サンダー戦のユナイトわざで確実に発動するが、急に消失するバリアにはくれぐれも注意。
    固定値耐久増加は貧弱なヒトカゲ・リザードのファイト耐性を底上げできる上、サンダー戦で味方にシールドを与えられるので無駄とは言えない。
    敵味方共におたすけバリアの採用率が下がっているため、逆に有効に働くこともあるだろう。

バトルアイテム考察

初期育成考察

初期育成考察

LV5の進化&わざ更新までの素の火力は最低クラスで、未進化サポート型並と言っても過言ではない。
「やけど状態の相手には通常攻撃ダメージが増加する」という特性を強く意識しよう。

  • 初期技2種のうち、最初に取るべきは「はじけるほのお」。先手でやけどを入れることができ、エイパム相手だとわかりやすいが野生ポケモンの処理が格段に楽になる。
  • 「ほのおのうず」はやけどとは別に継続ダメージが入る。習得したら相手チームが攻撃中の野生ポケモンに重ねて安全に横取りを狙おう。
  • 他に初期からやけどを入れられるポケモンにエースバーンとゲンガーとオーロットとマフォクシーがいる。
    味方はもちろん、敵にいた場合にも横取り狙いに活かせる。相性自体はさておき、覚えておくと役に立つかもしれない。
  • 耐久も再三再四言われているように滅法弱い。中距離を保ってほのおのうずで圧をかけ、はじけるほのおでやけどを入れ、通常攻撃で倒す流れを頭に入れておくべし。

注意点

上残りについて

※この情報はランクマッチシーズン5まで採用されていたレモータスタジアムに関する情報です。テイア蒼空遺跡の場合異なる戦略を採用する可能性があることにご注意ください。
基本的に、このゲームはサンダーを取ることで勝ちに行くゲームである。
その過程において1亀は、取れたチームはチーム全体でタブンネ14匹分とシールド付与と中盤以降のゲーム展開に大きな影響をもつ。
確かにリザードンはレベル5-6での集団戦はさほど強いとは言えないが、ハラスしていくことはできるし、Lv7になればある程度バリューが出せるポケモンである。
楽に育てるから、自分はこのやり方に決めているからなど、ちゃんとした戦略的判断を行うことなく上に残ると味方に大きな負担がかかる。
7:20の2蜂を取ってレベル7になるくらいまでは概ね許容されるが、基本は、わざ更新を経たらカジリガメに参加すべきである。
そこからさらに継続して残るのであれば、対面する相手の数、下レーンの状況(味方と相手の数・構成・敵味方のゴールの状態)、自身のレベルなどを総合的に判断する必要がある。
少なくとも、決め打ちで上に残る、絶対に下に降りると硬直した判断をすべきではない。良くわからないのであれば、前述のとおり下に降りて1亀戦に参加しよう。

筋トレについて

味方全体の能力向上を勘案すれば、初期に積極的にダンベルを積むポケモンはレーン毎に一体に絞り、相方は機会があれば、所持するエナジーを入れる程度に留めた方が良い。
これは、二人が相手ゴールに向かうと相手側がフリーダンベルになって強化を許してしまう上、相手の動き次第では、相手及び相方と互いに野生の取り合いになって二人とも十分にダンベルを溜められないという結果になるからである。
レーン選択の時点で、相方が筋トレすることの多いカイリキーやルカリオやアマージョやカメックスの場合はどちらかが筋トレしないで済むポケモンにピックを変えよう。
まして上残りするのに序盤で相方の筋トレを妨害するのは論外である。
他、中央リザードンにダンベルを持たせ、ジャングル二週目を回った後に上ゴールを攻めて積もうとする動きがあるが、これはトッププレイヤーの上手くいった切り抜き動画の真似であり、野良ではこのために2蜂に遅刻したり、最悪下ゴールをその隙に割られることもしばしばみられる。
変に上振れを狙って自陣を不利にするのでは本末転倒。定石外の行動が悪いわけではないが、残り時間やリスクを計算せず行って誰でも成果が出るものではないことに注意すること。

 

その他のデータ

ホロウェア

せんちょうスタイルリザードン.png
せんちょうスタイルリザードン
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png1200


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スポーツユナイトスタイルリザードン
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png350


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アクティブユナイトスタイルリザードン
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png350


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たきびスタイルリザードン
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png350


たつじんスタイルリザードン.png
たつじんスタイルリザードン
入手方法:シーズン3バトルパス購入特典


かっちゅうスタイルリザードン.png
かっちゅうスタイルリザードン
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png1200


しのびスタイルリザードン.png
しのびスタイルリザードン
入手方法:シーズン7バトルパス購入特典


きしスタイルリザードン.png
きしスタイルリザードン
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png2199 (期間限定でジェム.png1539)


fb31a599f6f99ced25e1f0336393fcec.png
スポーツユナイト(レッド)スタイルリザードン
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png350


たんけんスタイルリザードン.png
たんけんスタイルリザードン
入手方法:UNITEメンバーシップ23年5月限定特典


紹介動画

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余談

  • 2022/06/16にホロウェア-きしスタイルが実装されたことで、初代御三家全員に紫等級ホロウェアが揃うことになった。
    • ただしリザードンのみ展示アニメーション無しのもの。シーズン8までシーズン完走報酬ホロウェアにも採用されていない(購入特典には2回採用)。
  • ユナイト技「アースクラッシャー」の元ネタは「ちきゅうなげ」だと思われる。
    • アニポケではサトシのリザードンが決め技としてよく使っていたことで有名。
 

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