カイリュー

Last-modified: 2023-05-20 (土) 00:15:47
 
カイリューバランス型遠隔/物理
初心者向け
カイリュー全身.png戦闘能力star8.png
耐久能力star5.png
機動能力star5.png
得点能力star6.png
補佐能力star1.png
価格
10000エオスコインエオスコイン.png / 575ジェムジェム.png
進化
進化.png
lvl1.pngミニリュウ  lvl5.pngハクリュー  lvl8.pngカイリュー
特性
ふしぎなうろこ.pngふしぎなうろこ
(ミニリュウ、ハクリュー)
状態異常になった時、少しのあいだ(1.5秒間)防御が100上がる。
マルチスケイル.pngマルチスケイル
(カイリュー)
受けるダメージが少しのあいだ(2.5秒間)20%軽減する。いちどこのとくせいが発動すると、次に発動するまで15秒の待ち時間が必要。
通常攻撃
通常攻撃.pngミニリュウ3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、前方に水を噴き出す。命中した相手のポケモンにダメージを与え、同時に自分のすべてのわざの待ち時間を1秒短くする。
また、水の強化攻撃の付加効果として、命中時に自分のHPを自分の最大HPの5%回復する。
ハクリュー3回目の通常攻撃は強化攻撃となる。強化攻撃は水と電気の2種類があり、強化攻撃が出るたびに交互に切り替わる。命中した相手のポケモンにダメージを与え、同時に自分のすべてのわざの待ち時間を短くする。
また、水の強化攻撃が命中した際は、ミニリュウと同様の付加効果が発動する。

要約: ミニリュウ時の効果に、電気の強化攻撃がパターンに増え、強化攻撃が出るたび交互に切り替わる。
電気の強化攻撃の場合は、相手のポケモンを0.6秒行動できなくする。
カイリュー3回目の通常攻撃は強化攻撃となる。強化攻撃は水・電気・ほのおの3種類があり、強化攻撃が出るたび順番に切り替わる。命中した相手のポケモンにダメージを与え、同時に自分のすべてのわざの待ち時間を短くする。
また、水か電気の強化攻撃が命中した際は、ハクリューと同様に付加効果が発動する。

要約: ハクリュー時の効果に、ほのおの強化攻撃がパターンに増え、強化攻撃が出るたび水・電気・炎の順番で切り替わる。
炎の強化攻撃の場合は、相手のポケモンにその残りHPの10%の追加ダメージを与える。
わざ1[R]
たつまき.pngたつまきぶつりCD.png7.5秒
遠隔.png遠隔
たつまきを起こし指定した方向に放つ。
当たった相手のポケモンにダメージを与え、少しのあいだ(1秒間)50%移動速度を下げる。
レベル5になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
りゅうのまい.pngりゅうのまいへんかCD.png5.5秒
ムーブ.pngムーブ
指定した場所まで、踊るような動きで移動する。少しのあいだ(4.5秒間)与えるダメージ攻撃8%増加し、移動速度1秒間30%と通常攻撃の速度(4.5秒間、3回だけ80%)が上がる。このとき通常攻撃を相手のポケモンに命中させると、わざの待ち時間が1秒短くなる。
このわざは使用するたび、与えるダメージが増加していく(3回まで)。攻撃上昇は効果中に再びこのわざを使用することで、3回まで累積される。

レベル11:移動が終わったとき周りに相手のポケモンがいると、さらに移動速度が上がるようになる(4.5秒間、10%)
しんそく.pngしんそくぶつりCD.png7秒
妨害.png妨害
指定した相手のポケモンに飛びかかってふきとばし、範囲内にいる相手のポケモンへダメージを与えてつきとばす。わざが命中した相手のポケモンの移動速度を少しのあいだ(2秒間)50%下げる。
わざを使用すると「マルチスケイル」の待ち時間がすぐ0秒になる。

レベル11:わざ使用時に移動速度を下げられていた場合、その効果を打ち消してからわざを使えるようになる。
わざ2[ZR]
りゅうのいぶき.pngりゅうのいぶきぶつりCD.png7.5秒
範囲.png範囲
指定した方向に強く息を吐き出し攻撃する。
わざが相手のポケモンに命中すると、次の通常攻撃が強化攻撃になる。
レベル8になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
はかいこうせん.pngはかいこうせんぶつりCD.png8秒
遠隔.png遠隔
相手のポケモンを指定し、光線を発射する準備に入る。力を溜め、指定した相手のポケモンに向かって手前から地面を一掃していく。
光線が命中した相手のポケモンへ与えるダメージには、相手のポケモンの最大HPのうち一定割合に相当する量が上乗せされる。
わざ使用後、少しのあいだ行動できなくなる。

レベル13:力を溜めているあいだを含め、わざ使用中に受けるダメージが50%軽減する。
げきりん.pngげきりんぶつりCD.png8秒
近接.png近接
暴れまくって攻撃する。地面を踏みつけ、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。また、いちばん最近繰り出した強化攻撃の付加効果がもういちど発動する。
暴れているあいだ(5.5秒間)は、通常攻撃がすべて特殊な強化攻撃となる。この強化攻撃は近接で、速度も30%速くなる。
暴れ終わると、少しのあいだ(0.7秒間)行動できなくなってしまう。

レベル13:暴れているときに妨害を受けると、妨害の効果の持続時間を40%短くする。
ユナイトわざ[ZL]
りゅうせいラッシュ.pngりゅうせいラッシュぶつりCD.png112秒
ムーブ.pngムーブ
レベル9:着地の場所を指定すると、空高く舞い上がってからいくつもの隕石とともにその場所へ突撃する。範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、0.5秒間ふきとばす。
着地の場所までの距離が長いほど、消費するユナイトわざゲージが多くなる(近くに着地するほど、このユナイトわざの待ち時間が短くなる)。
わざを使っているあいだは妨害されなくなる。

ユナイトバフ:最大HP20%分のシールド+移動速度30%上昇+攻撃速度35%上昇
 

バトルデータ

わざや特性の仕様と詳細

わざの細かな仕様や数値などの詳細を記載しています。
データベースの一部はUnite-DB 様( https://unite-db.com/ )より引用しております。

特性
ふしぎなうろこ.pngふしぎなうろこ
状態異常時に防御100上昇
上昇量は固定の為レベルが上がる毎に相対的にダメージカット量は減少していくが
実際のダメージカットはレベル1時点で約13%、レベル7時点で約12%なので体感として差はないだろう
マルチスケイル.pngマルチスケイル
被ダメージ時2.5秒間被ダメージ20%カット
効果再発動までのクールタイムは15秒
わざ1のしんそくを発動することによりクールタイムを0にできる
通常攻撃
通常攻撃.pngダメージ・通常:攻撃 x 100%
ダメージ・強化(共通):攻撃 x 135% + 0 x (レベル - 1) + 0
 水:自身の最大HPの5%を回復
 電気:0.6秒の行動妨害
 炎:相手の残りHPの10%の追加ダメージ(対野生ポケモン:上限1200)
強化攻撃はわざ1,2のクールタイムを共に1秒ずつ減少させることができるが、敵に当てる必要がある
(類似効果のあるカメックスと異なり空撃ちでは短縮不可)
わざ1[R]
たつまき.pngたつまきCD.png7.5秒
ダメージ:攻撃 x 93% + 7 x (レベル - 1) + 210
(解説欄・要検証)
レベル5になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
りゅうのまい.pngりゅうのまいCD.png5.5秒
攻撃上昇8%(最大24%)
方向が合っていればどの段階でも壁抜け可能。
通常攻撃速度の上昇効果は、ちからのハチマキと重複する(※レベル10において確認。他のレベルは未確認)
しんそく.pngしんそくCD.png7秒
ダメージ:攻撃 x 82% + 4 x (レベル - 1) + 150
(解説欄・要検証)
わざ2[ZR]
りゅうのいぶき.pngりゅうのいぶきCD.png7.5秒
ダメージ:攻撃 x 154% + 11 x (レベル - 1) + 350
(解説欄・要検証)
レベル8になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
はかいこうせん.pngはかいこうせんCD.png8秒
ダメージ・竜舞0:攻撃 x 187% + 8 x (レベル - 1) + 350
 追加ダメージ:相手の最大HPの0%(対野生ポケモン:上限600)
ダメージ・竜舞1:攻撃 x 224.4% + 10 x (レベル - 1) + 420
 追加ダメージ:相手の最大HPの5%(対野生ポケモン:上限1200)
ダメージ・竜舞2:攻撃 x 261.8% + 11 x (レベル - 1) + 490
 追加ダメージ:相手の最大HPの10%(対野生ポケモン:上限1800)
ダメージ・竜舞3:攻撃 x 299.2% + 13 x (レベル - 1) + 560
 追加ダメージ:相手の最大HPの20%(対野生ポケモン:上限2400)
発射まで自動的にターゲットの方向を向き続け、発射直前に固定される。発動モーションに入った時点で発生保障がついており、妨害などで阻止されない(※妨害無効がついているわけではない)。ただし発射・着弾までにKOされると止まる。
げきりん.pngげきりんCD.png8秒
ダメージ・踏み付け:攻撃 x 176% + 7 x (レベル - 1) + 330
ダメージ・強化攻撃・攻撃 x 150% + 0 x (レベル - 1) + 0
スタンはゴールサポーターやなんでもなおしなどの妨害無効、ゴールモーション中のまもり状態などで無視可能
ただしゴールサポーターの効果がない時、ゴール溜め中にスタンするとゴール溜めが中断される。
ユナイトわざ
りゅうせいラッシュ.pngりゅうせいラッシュCD.png112秒
ダメージ:攻撃 x 203% + 17 x (レベル - 1) + 860
(解説欄・要検証)

アップデート履歴

上方修正とそれに準ずるものは▲橙字、下方修正は▼紫字で記載。
ダメージ量は初期わざはレベル3時点、変化後のわざはレベル最大時(Lv.15かつ、わざが強化済み)で記載。

日付項目変更点
23/02/27「げきりん」とユナイトわざ「りゅうせいラッシュ」を上方調整しました。エオス島でも注目度が上がると思います。
▲げきりん強化攻撃のダメージ:10%増加
▲ユナイトわざ:
りゅうせいラッシュ
必要なユナイトわざゲージ:約20%減少
22/09/02▼りゅうのまいわざの待ち時間を長くしました。
 5秒 → 5.5秒
▼はかいこうせん相手のポケモンに与えるダメージ量が減少しました。
22/05/30▲ステータス攻撃を上げました。495→520(Lv15時)
22/01/20▼通常攻撃わざの届く距離が短くなりました。
▼はかいこうせん相手のポケモンに与えるダメージ量が減少しました。※固定ダメージは変化無し
▲しんそくわざの届く距離が長くなりました。
わざの待ち時間を短くしました。
 9秒→7秒
不具合修正
▼ユナイトわざ:
りゅうせいラッシュ
ユナイトわざゲージの消費量を増やしました。
 最低25%消費→最低50%消費に変更
21/12/20全般説明文が正しく表示されていなかった不具合を修正。(パッチノートに記載なし)
21/12/20実装

レベル別ステータス表

レベルHP攻撃防御特攻特防移動速度通常攻撃
速度
急所率ライフ
スティール
CDR被妨害
時間短縮
13050150782060370010.00%0%0%0%0.00%
23117155832164370010.29%0%0%0%3.33%
33198161892368370010.63%0%0%0%6.66%
43295169962573370011.04%0%0%0%9.99%
536471971213292385012.54%10%5%0%13.32%
6378720813135100385013.14%10%5%0%16.65%
7395522114338109400013.86%10%5%0%19.98%
8462727419152146400016.72%10%5%0%19.98%
9486929320857158415017.75%20%10%0%19.98%
10515931622963174415018.98%20%10%0%19.98%
11550734325470193430020.46%20%10%0%19.98%
12592537628478216430022.24%20%10%0%19.98%
13642641632088243430024.37%20%15%0%19.98%
147028463363100276430026.93%20%15%0%19.98%
157750520415115315430030.00%20%15%0%19.98%

上記表の最終編集日 2023 04/23

レベル別通常攻撃速度

通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル123456789101112131415
装備なし0.910.910.910.910.910.910.910.860.860.860.860.860.860.790.79
力の鉢巻(LV30)0.860.860.860.860.860.860.860.860.860.790.790.790.790.790.79
力の鉢巻(LV30)の効果××××
力の鉢巻(LV30)+メダル30.860.860.860.860.860.860.860.790.790.790.790.790.790.790.71
力の鉢巻(LV30)+メダル50.860.860.860.860.860.860.860.790.790.790.790.790.790.710.71
力の鉢巻(LV30)+メダル70.860.860.790.790.790.790.790.790.790.790.790.710.710.710.71

上記表の最終編集日 2022 7/31

りゅうのまい使用後に通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル56789101112131415
装備なし0.500.500.500.500.500.500.500.500.500.500.50
力の鉢巻(LV30)0.500.500.500.500.500.500.500.500.500.500.43
力の鉢巻(LV30)の効果××××××××××
力の鉢巻(LV30)+メダル30.500.500.500.500.500.500.500.500.500.430.43
力の鉢巻(LV30)+メダル50.500.500.500.500.500.500.500.500.500.430.43
力の鉢巻(LV30)+メダル70.500.500.500.500.500.500.500.430.430.430.43

上記表の最終編集日 2022 7/31

げきりん使用後に強化攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル89101112131415
装備なし0.680.680.680.680.620.620.620.62
力の鉢巻(LV30)0.620.620.620.620.620.620.620.62
力の鉢巻(LV30)の効果××××
力の鉢巻(LV30)+メダル30.620.620.620.620.620.620.620.55
力の鉢巻(LV30)+メダル50.620.620.620.620.620.620.550.55
力の鉢巻(LV30)+メダル70.620.620.620.620.620.550.550.55

上記表の最終編集日 2022 7/31

げきりん及びりゅうのまい使用後に通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]
※手動測定+測定時間が短すぎたため上手く測定できませんでした。この表のみ理論値を載せています。

レベル89101112131415
装備なし0.470.470.470.470.470.470.470.47
力の鉢巻(LV30)0.470.470.470.470.470.470.470.47
力の鉢巻(LV30)の効果××××××××
力の鉢巻(LV30)+メダル30.470.470.470.470.470.470.470.47
力の鉢巻(LV30)+メダル50.470.470.470.470.470.470.470.40
力の鉢巻(LV30)+メダル70.470.470.470.470.470.470.400.40

上記表の最終編集日 2022 7/31

 

考察

全体考察

バランス型では珍しい遠隔型の通常攻撃を持ち、やや後衛寄りの調整ながら完全な近接ファイターにも転向できる両刀型のポケモン。
ユナイトわざ獲得はLv9だが、Lv5、Lv8で進化し、進化と同時にわざ更新が行われる。

通常攻撃は遠隔判定だが射程はそこまで長くなく近~中距離といったところで、わざ2「げきりん」使用中は完全に近接に切り替わるので型による使用感の隔たりが大きい。
わざ1の選択で機動性が、わざ2の選択でレンジが変化する性質があり、初心者から上級者まで使いごたえのある性能。
どの構成でも「強化攻撃で待ち時間を短縮してわざ回転率を上げる」立ち回りが軸となるため、能力を最大限に活かすためには効率良くわざと強化攻撃を回すプレイスキルが求められ、必要操作量も多い。
主流は圧倒的な瞬間火力・ラストヒット性能を発揮する「りゅうのまい・はかいこうせん」型であり、オブジェクトのラストヒットが勝敗に直結するこのゲームにおいて非常に強い影響力を持つ。

特に個性的な長所として挙げられるのはユナイトわざで、レモータスタジアムではルンパッパやバッフロンの位置からサンダーまで飛べるという法外な射程範囲を持つ。また、飛距離に応じてユナイトわざゲージが還元されるという性質があり、使い方を限定すれば比較的短いスパンでユナイトわざの発動が可能。
反面、事前動作や全体のモーションが長くダメージ発生までが遅い、ユナイトわざとしては威力が低めなどの弱点もあるため、ダメージで敵を倒すことではなく、移動補助やユナイトわざ後の強化状態でのファイト、エンゲージ目的で使用すべし。

難点として、「りゅうのまい・はかいこうせん」型は攻撃の射程が短いことや扱いやすいCCを持たないことから、タイマン性能や対メレー性能の低さが挙げられる。他の後衛よりは耐久性能に恵まれるが自衛性能は大差無く、編成には盾となってくれる前衛を要する。
「しんそく・げきりん」型は自らが前衛となりこの弱点を克服できるが、それ以外の性能が微妙であり分かりやすい強みに欠けてしまう。
どちらにせよスタックやわざ回転がメカニズムの核となるので、妨害による中断にも弱い。
また、主力獲得がレベル8と遅く、レーン・中央とも漫然と使うだけでは7:00のオブジェクト戦に間に合わないため、成長を意識した特別な動きが必要になる。

わざの選択からユナイトわざの運用までとにかく戦術の幅が広い、バランス型の看板に相応しいオールラウンダー。
やれることが多い分、その場その場で互いの編成や戦況に噛み合わない選択をしてしまうと、全く活躍できないという危険性もはらむ。
公式には初心者向けとされており、実際にお手軽操作で使うこともできるが、プレイヤースキルによる伸びしろも大きい、奥の深いポケモン。

  • 長所
    • 「はかいこうせん」による圧倒的なラストヒット性能。大型野生ポケモンの争奪で役割を持てる。
      • 白兵戦ではその瞬間火力を活かすことができ、タンクに対しては割合ダメージが機能しやすく脆い敵にはとどめを刺しやすい。
    • 特性のおかげでタイマンのバーストダメージで一気に倒されにくい。
    • ユナイトわざのリーチが極めて長く、超長距離移動から高速回転まで運用の幅が非常に広い。
    • バランス型の中で唯一通常攻撃が遠距離であり、体を突っ込まずにある程度戦える。
  • 短所
    • 2進化ポケモンらしく、序盤のステータスがやや貧弱。
      • 特にミニリュウ時はバランス型では最低水準。素早いファームが求められる。
      • ただし本当に最低限のレーン性能はある。
    • マークスマンとしてみた場合、通常攻撃の射程がかなり短く、削り性能も少々遅い。
    • レベル8になるまでマークスマンのままか、ファイターに転向するかが味方には分からない。
    • ユナイトわざは個性的かつ大きな強みではあるが、攻撃力や状況打開力といったユナイトわざに求められがちな部分は低めで、クセも非常に強い。
    • 「はかいこうせん」軸だと出の遅さのため慣れが必要なことや、正面切って敵と殴り合う状況に弱くなるのでフルヘルスのファイターが苦手。
 

わざ考察

わざ1考察

たつまき

指定方向にたつまきを発生させて攻撃する。
弾速が遅くオートロックオンでは横方向に移動するポケモンに当たらないため注意。
中央で野生を狩る場合はまっすぐ引くように狩るか移動方向に置いておかないと狩るのが遅くなる。
弾速の遅さを生かして最大射程付近で発射→りゅうのいぶきを同時に被せることでLH性能を高めることが可能。

りゅうのまい

通常攻撃がヒットする度にこのわざの待ち時間が1秒短くなる。強化攻撃の1秒短縮とは重複しない。
効果時間は4.5秒間。CTが5.5秒なので効果を重ねるためには2回は通常攻撃をヒットさせる必要がある。
攻撃速度上昇は、効果時間中の通常攻撃3回分まで。わざのモーションも含めると攻撃回数は微増程度にとどまる。
ムーブの軌道は、直進→右カーブ→左カーブのループ。
このわざ自体はダメージを出せないものの、通常攻撃の強化と待ち時間短縮によりバフ効果をループさせることが可能で、最大状態を維持し続ければ高い継続火力に期待できる。
通常攻撃を強化するためげきりんとの相性は言うまでもないが、はかいこうせんの威力を増加させる効果もあるためどちらを選んでもシナジーがある。

  • 長所
    • わざ2がどちらでも活きるバフ効果。
    • ループによる高い継続火力。
    • ムーブつきで高い機動力。逃げる時にも使いやすい。
    • 攻撃速度が上昇することで強化攻撃(スタン)の回転率が上がる為、ハクリュー時代から存在感を示せる
  • 短所
    • このわざ自体は火力を出せないため、攻撃手段が制限される。
    • はかいこうせんの威力最大化にそこそこ手間がかかる。また強化解除も地味に速い。
    • ムーブ技故立ち位置の制御が難しい

しんそく

必中技。
行動不能は約0.7秒間。
使用すると特性マルチスケイルの待ち時間を即座に0にする。
この技自体の威力は低く、理論値も低いので、肉薄して効率よく追撃を入れるための補助技としての側面が強い。
「はかいこうせん」とのシナジーが全くないのも問題。

  • 長所
    • 必中のため確実に肉薄できる
    • 足止め効果で追撃を入れやすい
    • マルチスケイルの待ち時間リセットで接近するデメリットを減らせる
  • 短所
    • ダメージが低い
    • ターゲット指定のため逃げには使えない
    • 妨害無効状態に弱い
    • 待ち時間が7秒と長め。回転がやや悪いためりゅうのまいと比べて攻撃力・機動力は劣る
    • はかいこうせんとの相性が悪い

わざ2考察

りゅうのいぶき

指定方向扇状にいぶきを吐く。
移動しながら攻撃が可能で引き打ち・追い打ちの際に便利。
いぶき発射後は強化攻撃になるため余裕があれば強化攻撃→いぶき→強化攻撃を意識したい。
遠隔技にしては高めの威力と早めの発生があり単品でもLH性能はソコソコ、たつまきと被せるように打てばLH強者以外には負けにくい。レーンで使うなら要練習。

はかいこうせん

相手の最大HPに応じた割合ダメージが追加される。竜舞の累積数に応じて火力と割合ダメージが上昇する。竜舞が0/1/2/3重でそれぞれ0%/5%/10%/20%の割合ダメージとなる。
わざ発動にはターゲットを必要とするが、必中では無い。(構えに入ってから後ろや横に避けられる)
ターゲットを取った後、攻撃発射までの間は通常通り移動ができる。また発射体制に入るとKOされない限り、必ず発射される(発生保障がある)。
使用後デメリットの行動不能は0.5秒間。わざ発射モーションと合わせると約0.7秒間。
モーションが長く範囲も直線だが、発射直前までターゲットに対して向きを変え続ける為、当てるのは容易。
割合ダメージによる痛手を負わせることができるのはもちろん、オブジェクト戦でもスティール性能の高さから存在感を発揮する。

  • 長所
    • 相手の現在HPに左右されない割合ダメージで、対大型オブジェクトでのラストヒットにおいて強力無比。またHPが高い敵への削りとしても強い。
    • 純粋な威力も高いため、低耐久、高耐久選ばず大ダメージを与えていける。
    • 射程が長めのため巻き込みに期待できる
  • 短所
    • モーションが長い
    • 発射の直前には範囲が固定される為、そのタイミングでムーブ技等を使用されると避けられてしまう
    • 対象指定技なので、ターゲットの相手を間違えることがある
      • 特に大型オブジェクトのラストヒットにおいて、誤って敵プレイヤーを指定してしまうと悲惨
    • 空撃ちができず、草むらに様子見で撃つ様な使い方ができない
    • スティール狙いの場合、出が遅いのでタイミングの見極めが重要
    • 待ち時間がやや長め

げきりん

わざを使用すると周囲の敵にダメージを与え、一定時間通常攻撃ボタンで、近接扱いかつすべて強化攻撃扱いの特殊攻撃が出せるようになる。
使用時の範囲攻撃は、直前に使用した強化攻撃と同じ効果が乗る。
げきりん中の通常攻撃は、青→黄→赤→青→…の順で効果が乗る。
効果時間は6秒間、デメリットの行動不能は0.5秒間。
行動不能はリコールやゴールモーションを中断することに注意。ただし効果時間中にげきりんを再使用、もしくは行動不能になる瞬間に妨害無効か守り状態*1になっていれば踏み倒せる。

  • 長所
    • 強化攻撃の回復やスタンを高い頻度で発動できる
    • 強化攻撃によりわざ1の待ち時間をどんどん短くできる
    • しんそく・ユナイト技と相性がよい
    • ガブリアスの通常攻撃より動き出しが早く(ガブリアスはAA4回分が遅い)、アサシンのような立ち回りが可能
  • 短所
    • 強化攻撃の追加効果、進化タイミングの違いを考慮しても、やってることがほぼガブリアスの劣化となりがち
      • あちらの強化攻撃は常に割合ダメージ+回復(赤と青の強化攻撃と同じ効果)を併せ持っている上、技によるスタンや誘拐なども可能である。当然あちらは行動不能などといったデメリットは何もない。
      • 最も顕著な差が表れる点としてユナイト技が挙げられる。こちらのユナイト技は遊撃や奇襲に特化しており、真正面からのファイトで使いにくく、爆発力の高いユナイト技を持つあちらの方が集団戦の強さでも軍配が上がる。
    • げきりん自体のダメージ上昇はほとんど無く、強化攻撃の回転を上げる意味合いが強い
      • DPSとバースト火力だけを見るなら「はかいこうせん」軸の方が上
    • 敵に接近する必要があるため、「はかいこうせん」軸以上に妨害に弱い
      • ただし、「げきりん+」で多少妨害に耐性がつく

ユナイトわざ考察

りゅうせいラッシュ

移動に特化したユナイトわざ。最大時の距離は非常に長く、バッフロンやルンパッパの地点からサンダーまで届くほど。
飛距離に応じてゲージの消費量が変化する特徴があり、距離に応じてゲージが50%(足元指定)~100%(最大距離)消費される。

なお、移動以外の性能は非常に残念であると言わざるを得ない。
使用からダメージ発生までが約2.5秒と非常に遅い。着弾時の範囲はそれなりにあるものの、側縁部なら見てから逃げる事も容易。そしてダメージも非常に低いので各種オブジェクトのスティールには全く使えない。
「りゅうのまい・はかいこうせん」型を選択しているならなおさらこのわざでスティールを狙う意味がない。

特に飛び上がるまでの時間も長いのが致命的。緊急回避時に使用しても飛び上がる前にKOされることもしばしば。
また、ファイアローの「そらをとぶ」と違い、空を飛んでいる間は妨害無効&対象指定不可になるだけでダメージは普通に喰らう性質がある。

基本は遠くで味方がファイトを始めた時に、そのファイトに追いつく為に使用するのが良い。
一応逃走用にも使えるが、HP次第ではKOされる可能性もあることには注意。
ラストスパート時であれば、「はかいこうせんでラストヒット→ユナイトわざでゴール近くまで逃走」という手段を取ることで、シュート妨害をされにくくなる。

わざセット考察

りゅうのまい+はかいこうせん型(わざセット1)

りゅうのまいを積み、強化されたはかいこうせんで一掃する構成。
竜舞3積み時の敵最大HPの20%を追加ダメージというのは、ゲーム全体を見渡しても最高峰の強力無比な効果。
現実的には3積みまでそれなりに時間が掛かるので、1積みはかいこうせんから積み増しつつ3積みはかいこうせんを狙う、という流れになる。

りゅうのまいは強化攻撃だけでなく通常攻撃でも待ち時間短縮が起こるため、
細かく攻撃を入れて短縮し、ムーブ技として付かず離れずの距離を維持しながら、3積みはかいこうせんを狙っていくのが理想。

この型は真正面からファイトするのが少し苦手で逃げ足もあまり早くないので味方の支援が欠かせず、ファイトで強い状況というのもロックが他に向いている敵や削れてディスエンゲージしたがっている敵に強いと射程が短くなったマークスマンとでも言うべきスタイルになる。

  • スキルコンボ例
    • りゅうのまい→AA→りゅうのまい(2回目)→AA→りゅうのまい(3回目)→はかいこうせん
      • はかいこうせんの割合ダメージはりゅうのまいのバフに依存するため、3回舞ってから撃つことを心がけよう。
  • 長所
    • 3積みはかいこうせんの威力が非常に高く、戦況を一変させるだけの性能がある。
    • 最大HPを元にした追加ダメージにより対オブジェクト戦では、削り、ラストヒットともに強い。
    • 細いながらも範囲攻撃で、そこそこの射程もある為、複数の巻き込みも見込める。
    • 一度積んでしまえば敵が居る限り竜舞の維持はしやすく、継続して大火力を叩き出せる。
    • わざ使用で纏まったダメージを与える事ができる為、立ち回りの幅も広い。
    • 距離を保ったまま戦っていける。
  • 短所
    • はかいこうせんが外れた場合が悲惨。距離を取る様に逃げられると避けられてしまう。
    • 発射前は移動で微調整できるとはいえ、発射までの時間は長め。
    • 発射後の硬直も地味に痛い。
    • 最大性能を出すまでの準備時間が長い。接敵してから7~8秒は掛かる。
    • 妨害技がほとんどない。

しんそく+げきりん型(わざセット2)

げきりんで近接に転向し、前衛として味方の盾となって戦う構成。
しんそくは範囲の行動不能やマルチスケイルの短縮と言った耐久面の補強の他、逃げる相手への接近手段としても使用する。

マルチスケイルは2.5秒間受けるダメージを20%減らすという強力な効果で、
全ての攻撃が強化攻撃となるげきりんの効果から、最もしんそくを多く使う事ができ、
マルチスケイルも最大限活用していく事ができる。

げきりんはユナイト技のバフ効果とも相性が良く、
戦闘前に短距離でユナイト技を使っておくと、短時間ながらラッシュを掛けられる。

  • スキルコンボ例
  • 長所
    • 高い頻度の行動不能とマルチスケイルから場持ちが良い。
    • 近接範囲攻撃の連打で相手を巻き込みやすい。
    • 回復、行動不能、割合ダメージといった強化攻撃毎の効果を高回転で押し付けていける。
    • 逃げる敵を簡単に追える。
  • 短所
    • 近接となった事で被弾のリスクが高まっている。
    • げきりん自体のダメージ増加効果はあまり無く、火力はカイリューとしては低めの構成。

りゅうのまい+げきりん型

りゅうのまいで攻撃と攻撃速度を上げ、げきりんによる圧倒的な手数でもって相手を制圧する型。
竜舞もげきりんも相手が居る限り延々とループを回す事ができ、継続的な火力を見込めるのが強み。
ほかにも、りゅうのまいのみ使って通常攻撃を撃ちまくる事で、火力は下がるがサブウェポンとして遠距離攻撃に切り替える事もできる。

竜舞で攻撃速度が上がるのは攻撃3回分までの為、3回攻撃したら竜舞、という流れを作るのが基本。
げきりん発動時の追加効果は直前に出した強化攻撃で決まるため、どのタイミングでげきりんを使うかの判断もできるとベター。
主なダメージソースになるのは炎での現在HPによる割合ダメージの為、基本的には炎の後(次の表示が青の時)を狙っていきたい。

継戦火力はあるものの、カイリュー自身の継戦能力を最も削った構成でもあり、
殴り続ける為にも、どの相手に、どんな状況で戦うべきかと言った状況判断がより一層求められる。
また、竜舞3積み以降のDPSは竜舞はかいこうせん構成の方が高く、長期戦には強いものの長期戦になり過ぎても微妙。
他にもげきりんにシールド付与や妨害耐性はないため、耐久面にはやや不安が残る。使うのなら専用に耐久重視でサポートメダルセットを組む事を考えても良いだろう。

  • 長所
    • りゅうのまいで火力が底上げされている。
    • りゅうのまいを退避手段としても使用可。
    • 近接範囲攻撃の連打で相手を巻き込みやすい。
    • 回復、行動不能、割合ダメージといった強化攻撃毎の効果を超高回転で押し付けていける。
  • 短所
    • 近接となった事で被弾のリスクが高まっている。
    • 妨害無効効果が普段からつくわけではないため妨害技持ちに弱い。
    • 火力を発揮する為には相手を選ぶ。
    • りゅうのまいとげきりんの維持で操作が忙しい。
    • りゅうのまいはあるものの追い性能はやや低め。

しんそく+はかいこうせん型

相性の悪い組み合わせ。
他のビルドに比べて何かの劣化になりやすい。というより、わざ同士の噛み合いが悪いことからあえて選ぶ必要性がない。

余りにも技相性が悪いため、「りゅうのまい・はかいこうせん」型を使っている時に間違えて「しんそく」を取ってしまった場合は、この型にするよりも「しんそく・げきりん」型でなんとかする方がまだマシである。

  • 長所
    • どちらのわざも攻撃わざになる
  • 短所
    • わざを片方ずつ使ってもセットで使っても、両者の相性が微妙
    • 他の構築と比較すると「これでなくてもよい」と言ってしまえばそれまでな戦闘力しかない
 

その他考察

ルート選択考察

「りゅうのまい+はかいこうせん」型のみ中央適正が大いにある。理由はこの型を選んだときはマークスマンになるため。
ガンク性能は高く、カイリューに進化後はポケモンユナイト随一のラストヒット性能を持つ。
またレーン性能も最低限はある。とはいえエースバーンやゲッコウガよりはマシなレベル。序盤性能はやはり貧弱なので出さない方が無難。

一方でげきりん軸は全てのルートと相性が悪い
ファイターであるため中央適正はなく、序盤のレーン性能の貧弱さという欠点は「りゅうのまい+はかいこうせん」型と共通してるため、レーンは更に適正がない。

  • 上ルート
    • レモータ
      ルカリオやゼラオラといったポケモンに狙われると自衛が難しいことや、経験値も少なめであることからリスク要因が多い。ただしラストヒット力が低すぎるということはなく、たつまきの減速デバフが優秀なため、筋トレへの牽制はある程度可能。積極的に敵陣の野生を奪えて撤退判断が素早いのならばあり。なお、間違って認識しているプレイヤーが多いが、筋トレは生きて帰るのが得意なポケモンがやることであって、ミニリュウは序盤弱者なのでのこのこ一人で入れに行ってはいけない。

    • テイア
      序盤性能に難がありすぎるので論外。上ルートにはゴール防衛能力が高いキャラを置くべきである。
  • 下ルート
    • レモータ
      非推奨。経験値が多いため、素早くレベル5に到達しやすい利点があるが、序盤性能が貧弱すぎるので相手の早熟型に狙われやすい。ゴール防衛能力も貧弱。

    • テイア
      レーンで出すならこちらの方が良い。経験値量が多いのと、下レーンの重要度がレモータよりも低いため。相手も晩成型を選出してくることが多いため、レモータよりは楽に進化出来るだろう。
  • 中央エリア
    以下「りゅうのまい+はかいこうせん」型での考察。

    通常のマークスマンと比較した場合、射程が短いが、素のHPと特性のおかげで耐久がかなり高い。このため、敵に接近されても他のマークスマンよりは生き残りやすかったりする。
    また2進化でありながら、1ガンク性能が中央キャラの中でも上位の部類に入るのも特徴。これは電気の強化攻撃によるスタンが強力なためである。「りゅうのまい」による攻撃速度上昇と「りゅうのいぶき」による強化攻撃チャージを利用して、電気の強化攻撃の頻度を上げることで、敵を追い詰めることが出来る。「するどいつめ」を持たせていると更にガンク性能が上がる。

    欠点はただ単にジャングルを2週しただけでは7:00までにレベル8にならないことである。7:00までにレベル8になるには1ガンク時にゴールダイブやキルと取る必要がある。幸い、上記の通り1ガンクの性能はかなり高いので適切に動けばかなりの確率でゴールダイブやキルが可能。テイアであれば8:00に沸く中央のチルタリスを狩るとより安定してレベル8に到達できる。
    また射程が短いのも地味に痛く、ラストスパート時ではピット外からサンダー(もしくはレックウザ)に通常攻撃が届かない場所がある。このため他のマークスマンよりも交戦距離がより近くなりがち。「なんでもなおし」や「りゅうのまい」によるブリンクで切り抜けよう。

もちもの考察

構築例

バトルアイテムは「なんでもなおし」「だっしゅつボタン」「スピーダー」「プラスパワー」のどれかから選択するのが無難。「りゅうのまい+はかいこうせん」型では「なんでもなおし」の勝率が特に高い。

  • おたすけバリアちからのハチマキきあいのハチマキ
    いわゆるハチハチバリア。ファイト型ポケモンの定番様式であり、安定度は全ビルド中最高峰。ユナイトわざで奇襲しつつバリアを張った状態で参入し、その後のファイトを優勢に進める。武器としてちかハチ、防具としてきあハチが活躍。最初はこれがおすすめ。慣れてきた場合はおたすけバリアをするどいツメかピントレンズに変えてもよい。
  • するどいツメorピントレンズちからのハチマキきあいのハチマキ
    ハチハチバリアの亜種。↑のビルドに慣れてきた場合はこちらの方がよい。するどいツメは序盤のガンク性能が上がり、ピントレンズは終盤の削り性能が上がる。
  • ちからのハチマキピントレンズするどいツメ
    りゅうのまい軸(特にりゅうのまい+はかいこうせん)を想定した構成。より白兵火力を重視した殴り特化型。りゅうのまいもげきりんも頻繁にわざを発動することになり、かつ通常攻撃との組み合わせ前提なのでするどいツメを活かしやすい。

かつて有効だったビルド

下記のビルドはかつて一定の成果を上げることが可能だったビルドである。
現在はバランス調整によって、ビルドの利点がなくなっている、もしくは使用不可能になっているので絶対に使わないこと。

  • おたすけバリアゴールサポーターもうこうダンベル+バトルアイテム「ゴールかそくそうち」
    2022年5月までは有効だったビルド。現在はゴールサポーターそのものの弱体によってカイリューとのシナジー自体が消失しているため、この構築の利点は無い。
    ゴールビルド。得点を入れ続けることで優勢を引き寄せ、自身も強化させる。ゴールエリアの敵が二体以下ならかそくそうちとユナイトわざのバリアで強引にシュート可能。この構成は「筋トレ」をするためのものではなく、中央担当になった時に1蜂ガンクで強引にゴールしてカイリューになるための経験値を稼ぐためのものであり、試合時間全体を通してチャートに従って動くのが前提となっていることに注意ミニリュウは生還能力がないので筋トレをしてはならない。ファイトビルドと比べると職責やタスク量(ミニマップを確認し続けて常時戦況をインプットするなど)が増加し仲間の負担も増えその分成果を出すことが求められるのでソロランクマ勝率が50%をわずかでも下回る場合、仲間の負担を増やしているだけである。またラストスパート時に空き巣に行くのも絶対に止めよう。
  • エナジーアンプかいがらのすず+ポケモンサポートメダル黒色7枚
    俗にいう「無限龍舞」型。技の待ち時間を限界まで短縮することでりゅうのまいの待ち時間を効果時間より短くしたビルド。22/9/2のアップデートでりゅうのまいの待ち時間増加と黒メダルのナーフがされたことで、待ち時間を効果時間より短くすることは出来なくなった。
    待ち時間が効果時間より短くなっているため攻撃せずとも常時りゅうのまいを最大状態を維持することが出来、破壊光線をいつでも最大状態で撃てるのが最大の強み。しかしエナジーアンプとかいがらのすずはどちらもカイリューとはかなり相性の悪い持ち物であり、どちらもレベル30にする必要がある。相性の悪い持ち物2つ+ポケモンサポートメダルの色が固定されてまで使う価値のある構築であるかと言われると大きな疑問が残る。因みに理論上はアンプレベル20+黒メダル7枚(待ち時間短縮が合計で11%)だけでも無限龍舞が可能であるがりゅうのまいの方向指定をすると途切れる上、サーバーのラグ等でも途切れる恐れがある。また「りゅうのまい+はかいこうせん」以外の型とは全くシナジーがないことにも注意。

個別考察

  • きあいのハチマキ
    とくせいにより一気に倒されにくいのでハチマキで持ちこたえやすくなる。優先度の高いアイテム。
  • ちからのハチマキ
    通常攻撃主体のポケモンなので、最も強力な武器である。定番と言ってもいいだろう。
  • するどいツメ
    りゅうのまいもげきりんも頻繁にわざを発動することになり、かつ通常攻撃との組み合わせ前提なのでするどいツメを活かしやすい。ただし、遠距離ポケモンのため鈍足付与はなくなる。
  • ピントレンズ
    クリティカル率が成長するタイプで、通常攻撃を使用する回数が多いことから非常に相性がいい。これを採用する場合他にも武器を追加して火力を伸ばす方向で組むといいだろう。
  • れんだスカーフ
    通常攻撃の回転率を上げるとわざの回転率も上がるため、相性は良い。げきりん型では必須級。
  • おたすけバリア
    ユナイトわざの回転力と場持ち型アタッカーという性質がマッチしている。
    …が、弱体化と環境の変化により、持たせる価値はかなり低くなったと言える。
  • エナジーアンプ
    ユナイトわざの回転率が高いので中々な噛み合いを見せる。しかし、ユナイトわざは出がかりが遅く自由に動ける時間が短いので攻撃力強化の恩恵はほぼなく、リストの上で挙げたアイテムの方が汎用性が高いのでこのアイテムに頼らずとも十分に戦闘はできる。敢えて採用せずとも好い。
  • かるいし
    強化されるステータスが攻撃で、レベル30にすればそこそこなステータス補正を得られる。しかし、アイテム効果自体が弱いためカイリューとの相性は良くない。ちかハチ、レンズ、ツメなどの攻撃系アイテムを差し置いて出すほどの価値があるかは微妙。
  • がくしゅうそうち
    移動速度上昇は目覚ましいほどの効果はなく後半はユナイトわざでも移動でき、序盤のラストヒットは取りやすく、サポート型よりはレベル先行していたい。中央に行く場合そもそもまったく噛み合わない。何よりも、頭に電球を灯したミニリュウを他の仲間が目にした瞬間に開幕からろくでもないプレイヤーと断定されて全く信用されなくなるリスクが高い。よって不要と断言できる。
  • ゴールサポーター
    かつてはサンダー戦終了後に強引に100点を入れる動きで接戦を制することができるという特有の強みを持っていたが、効果の弱体化によって利点はほぼなくなった。現在は採用しない方が良い。

バトルアイテム考察

  • なんでもなおし
    一時的に妨害無効状態になれる。妨害に弱いカイリューにとって非常に相性の良いアイテム。特にはかいこうせんでラストヒットを狙う時は、予めなんでもなおしを使うことで、妨害による不発を防ぐことが出来る*2。。
  • スピーダー
    逃げ攻め両方に使える万能アイテム。技の射程が短くなるげきりん軸で特に有効。
  • だっしゅつボタン
    スピーダーよりもCTが長い代わりに即効性が高い万能アイテム。はかいこうせん、げきりんのどちらでも有効。
  • プラスパワー
    とにかく一撃の火力を上げたいときに。ただしはかいこうせんは割合ダメージが主体であることには注意。
  • きずぐすり
    序盤をどうにかくぐり抜けるのに有効。
    後半はげきりん型と相性がよい。
 

その他のデータ

ホロウェア

ホリデースタイルカイリュー.png
ホリデースタイルカイリュー
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png400 ※期間限定販売


えんげいスタイルカイリュー.png
えんげいスタイルカイリュー
入手方法:シーズン5バトルパス購入特典


マリンスタイルカイリュー.png
マリンスタイルカイリュー
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png2199 (期間限定でジェム.png1539)


チャンピオンスタイルカイリュー.png
チャンピオンスタイルカイリュー
入手方法:シーズン8バトルパス60マス報酬


ポカポカスタイルカイリュー.png
ポカポカスタイルカイリュー
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png1050


紹介動画

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余談

  • ホロウェア-マリンスタイルのプレビュー背景はニンフィアのおめかしスタイルの背景と同じものが使用されている。
  • アニポケでサトシのカイリューがユナイト技「りゅうせいラッシュ」と似たようなことをやっていた。名称は「カイリューせいぐん(Byサトシ)」。「ダサい(Byシンジ)」
 

コメント


*1 なんでもなおし発動中やゴールサポーター発動中、ゴールシュートモーション中など
*2 はかいこうせんは発生保障はあるが妨害無効状態にはならないため、妨害で発動を防がれる