MOBA用語

Last-modified: 2023-05-15 (月) 07:43:06

MOBAで使用されている用語をまとめています。
ボイスチャットやプレイ動画で喋ってたけど、どういう意味?みたいな時にご活用下さい。
海外発祥のものが多いため、元の英語も併記しています。スペルから探したい方はCtrl+Fのページ内検索を活用してみてください。

ポケモンユナイトで使われている用語はこちら→用語集

 

ア行

  • アーティラリー (artillery)
    大砲や砲術を意味する。メイジの亜種であり、最も遠隔から長射程攻撃で一方的に攻撃する高火力なキャラタイプ。
    これらのユニットが行うのがポークである。
    ただ選択するだけで仕事ができそうな印象を与えるために初心者を引き付けやすいが、実際は低自衛力など重度のデメリットを内包し、的確に敵を削る職責がある故に上級者向け。
    ポケモンユナイトにおいてはジュナイパー(かげぬい軸)やフシギバナ(ソーラービーム軸)などがこれに当たる。
    芋砂などの問題を孕みやすく、戦犯の温床にもなりやすい。
  • アーリー (early)
    前半戦のこと。
    ユニットについてアーリーという場合、育つのが早い早熟型のキャラクターを指す。
    対義語はレイト
  • アーリーガンク (early gank)
    一般的とされているタイミングより早い段階でガンクを仕掛けること。
    相手よりも先に数的優位な状況を作れる一方で、成長が足りない状態で参戦するため大きな有利は作りにくく、万が一競り負けるとファームが遅れる原因となることもある。
    ポケモンユナイトにおいては、筋トレ戦法を阻止し差を作られにくくする手段として有効とされているが、性質上アーリーガンクに適性が低いポケモンもいることに注意。
  • アサシン (assassin)
    近接戦闘を好み、瞬間的な大ダメージにより相手を削り切ることを得意とし、かつ機動力に優れるポケモン、またはそういった役割のこと。
    アブソルやゲンガーなど「スピード型」ポケモンが多くこれに該当する。
  • アルティメット
    ウルトとも。
    =ult
  • イニシエート (initiate)
    口火を切るという意味の英単語。集団戦の切っ掛けとなるような強烈なエンゲージを行うこと。
    遠隔の妨害わざや範囲わざを用いることが多い。
    特にそのようなわざを持っているポケモンをイニシエーターと呼ぶ。
  • 芋砂
    じっと動かず隠れて敵を狙撃するプレイスタイルのこと。
    「芋砂」の「芋」は「芋虫」を、「砂」は「スナイパー」を指す。
    スナイパーの射撃姿勢には立って撃つ立射、膝立ちの膝射、腹ばいに伏せる伏射の3つがあり、3つの射撃姿勢の中でも安定性が高く身を隠すのにも適している姿勢が伏射。
    伏射の姿勢でほふく前進する様子が芋虫に似ていることから伏射に専念するスナイパーを指して「芋砂」と呼ぶようになった。
    「芋砂」は「味方が困っていても援護しようとしない」「自分の射撃以外を考えない」相手に対して使われる侮蔑表現。
    チームに「芋砂」がいるとチームプレイの妨げになることから嫌われる存在。
  • インベード (invade)
    侵入する、などを意味するinvadeから。相手のジャングルに侵入し、敵陣の野生を奪うこと。カウンタージャングルとほぼ同じ。
    LoLでは特に開幕から集団で相手のジャングルに侵入してバフなどを奪ってテンポアドバンテージを得ようとする行為。
    本作でも開始後のCJGがこう表現されることがある。
  • 打ち上げ
    空中に打ち上げられる妨害効果のこと。
    ユナイトでは「ふきとばし」「つきとばし」「ひっぱり」でこれを付与することができる。
    また、"打ち上げ系CC"という形で上記のCCを括る場合がある。
  • エンゲージ (engage)
    交戦するという意味の英単語。
    戦闘を仕掛ける行為のこと。逆にこれを拒否して戦闘を打ち切る事はディスエンゲージと呼ばれる。
  • エンチャンター (enchanter)
    味方の能力を上げることに特化したサポートタイプのポケモン、またはそういった役割のこと。「魔法をかける」という意味の英単語から。
    ワタシラガやハピナスなど「サポート型」ポケモンの一部がこれに該当する。
    ちなみに「エンハンサー(enhancer)」ではないかと思われがちだが、これはDNA構造に関する生物用語なので注意されたし。
  • オブジェクト (object)
    重要な目標物のこと。
    ユナイトではレジエレキ、レジスチル、レックウザなどの大型野生ポケモンのことを表す。ゴールを含むこともある。
  • オールイン (all in)
    敵ポケモンに対して、自分の持つ全てのリソースを費やして攻撃すること。

カ行

  • カイト (kite)
    引き射ちのこと。メイジマークスマン必須テクニック
    カイトとは凧の事。「凧あげ遊び」の凧は遊戯者と常に糸の長さの分だけ一定の距離を保つ。離れるように動くと糸で引っ張られ、近づくと糸のたわみの分だけ風で吹き流されて遠ざかる。
    これと同じように、敵の動きに合わせて押し引きをこまめに行い、一定の距離を保ってダメージをもらわないようにしつつ、一方的に遠距離攻撃でダメージを与えること。
    常にわざや通常攻撃の射程を保つ必要はなく、一時的に射程外に遠ざかるのも一つの判断。相手に深追いのリスクを意識させたり、わざのクールタイム中で迎撃できないタイミングなので下がる、敵のメイジやフォーカスを警戒するなどの意味もある。
    ただし、ただ戦闘を疎んで下がるのは駄目である。カイトは攻撃テクニックであることを忘れずに。
  • ガンク
    ギャンクとも。
    =gank
  • カウンターエンゲージ (counter engage)
    敵のエンゲージを上手くいなし、敵ポケモンのリソースを削った優位な状況で反転エンゲージを仕掛ける戦術のこと。
    また、この戦術を核とするチーム構成のこと。
  • カウンタージャングル (counter jungle)
    本来は「敵陣中央レーン」という意味だが、MOBAでは「敵陣中央レーン内に生息する野生ポケモンを狩ること」とされる。
    敵のガンクに対するカウンターアクションとされる。
    「カジャン」と略されることもある。なんとなく香辛料や韓国料理を思わせるが無関係。
  • 完パ
    完全パーティの略。
    =フルパ
  • キャリー (carry)
    運ぶ、背負うの意味。
    1. 試合を勝利へと運ぶこと。また、それを担ったポケモンのこと。一般に大量得点や連続キル獲得、複数人へのCC付与など、目に見える活躍に対して使われる。
      "物理ダメージを出力するキャリー"という意味でadcという派生用語がある。
    2. 上に関連して、パーティメンバーを勝利に導く行為のこと。
  • キル (kill)
    殺害するの意味。対人ゲーム全般において、相手の操作するユニットを撃破すること。
    ポケモンユナイトでは死を連想させない「KO(knock out)する」という用語が公式に使用されているが、本wikiではキルも使用されている。
    デス
  • キルライン (kill line)
    一回の戦闘で倒しきれる範囲の相手の残体力を指す。例:あのウッウの体力が自分のルカリオのキルラインに入っている。
    自分の体力が一回の戦闘で倒される範囲の残量の場合、デッドラインという。
    特に仕留めきれる相手を狙うのが基本であるアサシン、ファイターで重視される概念。
    自己回復技や傷薬、バリアなどはキルラインの見極めを難しくさせるため、これらを所持する相手との戦いでは計算を狂わされるリスクがある。
    【注意】英語の"kill line"は井戸の配管構造を意味する言葉であり、この用法は和製英語なので日本人以外には通用しない。
  • クールダウン (cooldown)
    冷却時間の意。
    待ち時間
  • クリティカル (critical)
    いわゆる急所のこと。
    他のゲームのクリティカルと違い通常攻撃だけでなく一部の技でも適用される場合がある。
  • グループ
    集団で行動すること。特に、5人で集まること。

サ行

  • サステイン (sustain)
    戦闘可能な状態を維持する能力のこと。高い低い、またはあるないで表す。要は継戦能力のこと
    "強力な自己回復手段を持つためサステインが高い"というような使われ方が殆ど。
  • サモナースペル (summoner spell)
    LoLにおいて、チャンピオン(キャラクター)の固有能力とは別個に自分で選択して使える能動発動型の能力のこと。
    コストがない代わりにクールダウンが非常に長い。
    ポケモンユナイトにおける「バトルアイテム」とほぼ同じ立ち位置のシステムで、本作のバトルアイテムもあちらの効果に倣ったものがいくつもある。
  • シージ (siege)
    味方が集まってゴールを破壊すること。
  • 四天王
    四天王方式とも。敵集団に一人ずつ突撃しに行っては次々と返り討ちに遭う現象のこと。
    ポケモンユナイトにおいては特にオブジェクト周りで起こるものを指して呼ばれる。
    連携不足から起きる戦略ミスの類であり、意思疎通の難しい野良において足並みが揃わなかった場合に発生しやすい。
    基本的に単独で数的不利を覆すことは非常に困難であるため自殺行為でしかなく、また1~2人が欠けた時点で逆転が困難になるので決定的な敗因として挙げられやすい。
    元ネタは「四天王が1人ずつ戦って各個撃破される展開(を含む作品)」で、ポケモン本編シリーズも大半がこれに該当する。
  • ジャングラー (jungler)
    中央エリア担当のこと。jgとも呼ばれる。
    野生ポケモンを倒したり、上下ルートに顔を出して相手にプレッシャーを与えることが役割。
  • ジャングル (jungle)
    中央エリアのこと。単に「森」とも。
  • スキル (skill)
    1. ハンドスキル、プレイングスキルといったプレイヤー自身のゲーム遂行能力。
    2. MOBAにおけるユニットの持つ固有の能力。
      自動的に発動するパッシブスキルと、能動的に発動させるアクティブスキルがある。
      本作ではポケモン本編にならい、パッシブスキルは「とくせい」、アクティブスキルは「わざ」と呼ばれている。
      「スキルを撃つ」と書かれていたら、わざを使用することを意味する。
  • スキルドッジ
    相手のスキルを回避することを指す。対象指定スキルは原則回避できないが、それ以外の方向指定スキルや地点指定スキルは反応と読み次第で回避することが可能。
    一部のまもり技により対象指定スキルも回避できる。
  • スタン (stun)
    移動や技の発動など、全ての行動が不可能になる行動妨害効果。
    ユナイトでは「行動不能」という名称。
  • スティール (steal)
    盗むという意味の英単語。
    敵のチームによりHPを削られた野生ポケモンのとどめだけを奪うこと。
    MOBAにおいて、オブジェクトも含めとどめを刺した側のチームのみが経験値やバフ等の獲得物を得ることができるため重要視される。
  • スネア (snare)
    「移動ができなくなるが、技の発動等は可能」という妨害効果。
    ユナイトでは「移動不能」という名称。
  • スノーボール (snowball)
    1. 転がりながらどんどん大きくなる雪玉に例えて、序盤に作った有利を活かし更に差を広げていくことを指す。
    2. 1の状況を作りやすいユニット。ポケモンユナイトにおいては、早熟(アーリー)キャラクターの中でも終盤まで影響力を持てるキャラクターを指す。
  • スプリット (split)
    分割するという意味。チームの人員を固まる側と孤立する側とで分ける戦術のこと。
  • スペルヴァンプ (spell vamp)
    いくらかのキャラクターが獲得している基礎ステータスのこと。通常パーセンテージで表記される。
    スキル攻撃(わざ)を行った際、与えたダメージの一部の数値分、自身の体力を回復する。回復の割合はスペルヴァンプの数値に応じて上昇する。
    ライフスティールと似ているが、通常攻撃には適用されずスキルに適用される点が異なる。
  • スマーフ (smurf)
    初心者狩りのこと。
    特に高ランクのプレーヤーが、サブアカウントを作成して低いランクに参加し、無双することを指す。
    smurf~というプレイヤー名で素性を偽った人が居たことが由来。
  • スロウ (slow)
    "移動速度が減少する"という妨害効果。
    ユナイトでは「移動速度低下」という名称。
    同様の症状を起こす状態異常「まひ」を含む場合もある。
  • ゾーニング (zoning)
    前に出てプレッシャーをかけることで敵を所定の位置に近づけさせないというテクニック。
    中央に沸いた野生ポケモン狩りを邪魔したり、味方が触っている大型野生ポケモンへの侵入経路を絶ったり、さまざまな種類がある。

タ行

  • 縦割り
    ジャングルを1人ではなく2人で狩ること。
  • タワー (tower)
    ユナイトにおけるゴールのこと。
    他のMOBAでは若干機能が異なるが、同等な重要拠点として塔状のものが置かれている。
  • タンク (tank)
    戦車という意味の英単語。耐久力が高く、前線で相手の矢面に立つポケモン、またはそういった役割のこと。
    ユナイトでは「ディフェンス型」の多くやプクリンがこれに該当する。
  • チャンピオン (champion)
    チャンプと略されることも。LoLというゲームにおけるプレイアブルキャラクターのこと。
  • ティルト (tilt)
    損失などを機にプレイヤーが合理的な判断能力を失い、感情に駆られた行動を優先してしまうようになること。ポーカー用語が由来。
    負けが混んだり味方に激昂したプレイヤーがこれに陥りやすい。
  • デス (death)
    死。自分が撃破されてスタート視点に戻されること。ポケモンユナイト内ではKO(ノックアウト)と表現される。
    キル
  • デッドライン (dead line)
    自分の体力が一回の戦闘で倒される領域のこと。
    キルライン
    【注意】この用法は和製英語。英語で dead lineという場合は締め切りの事を指す。
  • デバフ (debuff)
    悪性のステータス異常のこと。
    CCに「やけど」や「防御低下」なども含めた悪性変化全般を指す。
  • トゥルーダメージ (true damage)
    トゥルー(True)と略されることもある。防御・特防やシールドを無視して相手のHPを減少させる攻撃のこと。
    固定ダメージや確定ダメージとも言われる。
    ポケモンユナイトではバンギラスやが主な使い手で、白い文字色のダメージが該当する。
  • トロール (troll)
    利敵行為を行ったり、不必要な暴言や挑発を行ったり、意味不明な行動を取る者、また行動そのものを指す。英語圏のサイバー荒らしを意味するネットスラングからの派生。
    チーム戦であるMOBAでは参加者全員にスキルが要求されるのでトロールの問題はとりわけ深刻である。
    本作は人気のキャラクターブランドであることやチュートリアルの不足から、ファンコミュニティ上でのトロールに関する議論が多い。
    トロールは本人が意図して行っているかどうかは関係なく、結果的・状況的に判断される。

ナ行

  • ナーフ (nerf)
    キャラクターやアイテムの性能が下方修正されること。
    ふわふわなスポンジ弾を発射するおもちゃの銃の名前が由来で、「実銃からおもちゃの銃になる」という意味。
    対義語はバフ、ビーフアップ、アッパー。
  • ノックアップ (knockup)
    相手をその場で打ち上げる妨害効果のこと。打ち上げ?系CCのうちの一つ。
    ユナイトでは「ふきとばし」がこれにあたる。
  • ノックバック (knockback)
    相手を後ろに弾き飛ばす妨害効果のこと。打ち上げ?系CCのうちの一つ。
    ユナイトでは「つきとばし」がこれにあたる。

ハ行

  • バースト (burst)
    バーストダメージとも。
    "バースト=倒されてしまう"ようなダメージを瞬間的にもらうこと。
    また、そのような瞬間ダメージを叩き出すわざや手段のこと。
  • ハードCC
    程度の重いCCのこと。基準が明確に定義されているわけではないが、おおむね行動不能、またはそれに準ずる妨害効果のことを指す。
  • バックドア (backdoor)
    直訳すると裏口となる。
    相手がいない間に敵陣ゴールへ向かいゴールを破壊する行為。
    単に点を入れるだけだと、空き巣と呼ばれることも。
    ポケモンユナイトにおいては利敵行為と考えられる状況が多い。
    集団戦に敵が忙殺されているのを「空き巣の機会」と捉えて集団戦に参加しなかったり、勝敗を左右するサンダー戦を軽視したりするなどゲームの基礎を理解しないで行ってしまう者が多く見られるからである。
  • パッシブ (passive)
    受動的という意味の英語。常時発動しているわざ効果や、とくせいなどのことを表す。
    単にアグレッシブ(能動的)の対義語として用いられる場合もある。
  • バフ (buff)
    1. わざの効果などで自分や味方の能力を一時的に強化すること。対義語はデバフ
      • 倒すと一定時間強化を貰える特定の野生モンスター(バッフロン、ルンパッパ)のことをバフと呼ぶ場合がある。
    2. キャラクターやアイテムの上方修正のこと。対義語はナーフ
      アップデートなどでキャラクターやアイテムの性能に調整が入る際に使われる。
      類語として「アッパー(調整)」と言う表現もよく用いられる。
  • ハラス (harass)
    ハラスメントの略称。~ハラという言葉をよく耳にするが、要は嫌がらせという意味。
    野生ポケモンの取り合いやオブジェクト付近の睨み合いなどの場面で、ポークスキルなどを使い敵を牽制することを指す。
  • パワースパイク (powerspike)
    そのキャラクターにとって特に強さを発揮できる時間帯、レベル帯のこと。
    相手によっても状況が変わるが、自身が使うポケモンのパワースパイク(レベル✕になった瞬間が一番強い、など)を理解することは結構重要。
  • バン (ban)
    禁止するという意味の英語。
    オンラインゲームにおいて、チートやマナー違反行為によるアカウント停止処分のことを指す。
  • ビーフアップ (beef up)
    =バフ
  • ピール (peel)
    「剥がす」という意味の英語。ジャガイモの皮を剥く道具はピーラー。
    味方に張り付いている敵を引き剥がすこと。
  • ヒーロー (hero)
    殆どのMOBA系タイトルにおけるプレイアブルキャラクターのことを表す用語。
    LoLではチャンピオン
  • ビルド (build)
    個々のキャラクターにおける技やもちものの選択のこと。
    敵味方の編成やその場の状況によって変えていけると効果的。
  • ピン
    ピングとも。
    =ping
  • ファーム (farm)
    野生のポケモンを倒し経験値を稼ぐ行為のこと。これを行うことはファーミング(farming)とも言う。
    レベルが上がれば強くなる所謂晩成型ポケモンは、敵プレイヤーとの交戦より多くのファームを確保することの方が重要視される。
  • ファイター (fighter)
    近距離戦闘を得意とする、火力、耐久力、機動力をバランス良く兼ね備えたポケモン、またはそういった役割のこと。
    カイリキーやルカリオなど「バランス型」ポケモンの多くや、はなびらのまい型のフシギバナがこれに該当する。
  • ファイト (fight)
    プレイヤー同士の戦闘のこと。ファイトを制して試合に勝つことを目的に組まれたチームをファイト編成と呼ぶ。
  • ファンネリング (funneling)
    ゲーム序盤からキャリー要員へ意図的に経験値を集める戦術のこと。
  • フィード (feed)
    「飼料」を意味する。転じて、MOBAで自分が倒されることによって敵に経験値を与えて育ててしまうことを指す。
    MOBAではやむなく撃墜される状況は当然発生するが、自分が落ちることを予測して警戒せずに被弾する状況下へと移行してはならず、侵攻するときでも原則的に撤退することを考えながら戦線を上げるのがまともなプレイングである。デッドラインも参照。
    敵の「フィード」になる人を「フィーダー(養育者)」と呼ぶ。地雷の一種。
    ポケモンユナイトにおいては高級タブンネとも。
  • フォーカス (focus)
    集団戦で敵ユニット一体に狙いを定めて集中攻撃すること。
    MOBAというゲームでは数の力=最強の力なので、敵の戦力を一体減らすことは勝利につながりやすいものの、中々ソロで行うのは難しい。
    特に、脆いメイジやマークスマンをフォーカスで破壊できると美味しい。
  • ブッシュ (bush)
    マップに点在している草むらのこと。
    草むらに隠れることをアンブッシュと呼ぶ。
  • フラッシュ (flash)
    LoLでほとんどのプレイヤーが採用する瞬間移動スキルのこと。
    ユナイトではだっしゅつボタンが相当する。
    追い、逃げ、壁越え、方向指定わざの回避など極めて汎用性が高く、やはりユナイトでも採用率が高い。
  • プリメ
    「既成」を意味する premade (プリメイド) から。予めチームを組んだ状態でマッチング抽選を開始すること。および、プリメイドで組んでいるプレイヤーたちの事。
    二人組はデュオ、三人組はトリオ、5人はフルパと呼ばれる。
    MOBAはプリメのメリットが圧倒的に大きいため、ソロプレイヤーに対して大きく有利である。
    ただし、ボイスチャットなどの外部通信手段を使わず、味方同士で戦術共有やピック合わせなどを行わない単純な野合の場合やプリメの長所を活かすことができない場合野良となんら変わりはない。
  • ブリンク (blink)
    移動わざの総称。
    ユナイト公式技分類でいうところのムーブ
  • プル (pull)
    相手を自分の側に引き寄せる妨害効果のこと。打ち上げ系CCのうちの一つ。
    投射物により敵にプルを与えるタイプのわざはその見た目からフックスキルと呼ばれる。
    ユナイトでは「ひっぱり」がこれにあたる。
  • フルパ
    フルパーティの略。完全パーティ(完パ)とも。
    チームのメンバー全員をフレンドで固めた、全員と意思の疎通のとれる状態のこと。
  • ベイト (bait)
    釣り餌という意味。
    不用意な位置取りの味方やHPの減少した大型野生ポケモンなどを餌に敵を誘い出し、返り討ちにすること。
    草むらを利用して行う事が多い。
  • ポーク (poke)
    小突くという意味の英単語。遠距離から相手に対して一方的にダメージを与える攻撃手段のこと。
    特にそのようなスキルのことをポークスキルと言う。
    ハラス

マ行

  • マークスマン (marksman)
    射撃手という意味の英単語。
    ADCのうち、通常攻撃が遠隔のキャラクターを指す。
    エースバーンやゲッコウガなど「アタック型」のうち通常攻撃を主体として戦うポケモンがこれに該当する。
  • マクロ (macro)
    大きな、巨大という意味。
    大局観や、仲間との連携や試合を通した動きなど、戦法・戦術の理解のことを表す用語。
  • ミクロ (micro)
    小さな、極小という意味。マイクロチップなどのマイクロと同じ単語。
    細かい操作技術のことを表す用語。ハンドスキルとも。
  • メイジ (mage)
    主に遠隔から範囲わざや妨害わざなどを駆使して戦う中~遠距離戦闘が得意なアタッカー、またはそういった役割のこと。
    サーナイトやピカチュウなど「アタック型」のうち、わざを主体として戦うポケモンがこれに該当する。
  • メタ (metagame)
    相手の構成を予測して自身の構成を考慮すること。例えば「歌うプクリンを使う人が多いからなんでもなおしを持とう」など。
    特にこのメタの対象となりやすいものはトップメタと呼ばれ、そこにメタが刺さる場合は使用率が減り次のメタ対象が生まれ..と環境が遷移していく。
  • メレー (melee)
    通常攻撃が近接に設定されているキャラクターを表す用語。
    ↔︎レンジド

ラ行

  • ライフスティール (life steal)
    いくらかのキャラクターが獲得している基礎ステータスのこと。通常パーセンテージで表記される。
    通常攻撃を行った際、与えたダメージの一部の数値分、自身の体力を回復する。回復の割合はライフスティールの数値に応じて上昇する。
  • ラッシュ (rush)
    大型野生ポケモンの体力削りに全力をかけること。敵の前線復帰が差し迫った状況などで使われる。
  • リーシュ (leash)
    中央キャラが試合開始時に野生ポケモンを攻撃する際に、味方のプレイヤーが一緒に削り補助すること。
  • レイト (late)
    後半戦、あるいは終盤戦のこと。
    ユニットについてレイトという場合、育つのが遅い晩成型のキャラクターを指す。
    対義語はアーリー。ユニットに関してはスノーボールも含む。
  • レイトイン (late in)
    遅く入るの意味。マクロ戦術の一つ。意図的に集団戦に参入する時間を遅らせること。
    ファイターやアサシンなどのキャラクターは攻撃範囲が狭く、場持ちもタンクに劣るので、メイジ、タンク、ADCによって敵がある程度削られるのを待ち、手負い或いは瀕死の敵にとどめを刺しに行くのが集団戦での基本戦術となる。
    マップを見ていなかった、ファームしていたなどで集団戦に気付かず遅刻するのはレイトインとは言われない。
  • レシオ (ratio)
    特定のステータス値がわざの効果(ダメージ・回復量)に影響する割合のこと。
    例えば、ルカリオの「でんこうせっか」のダメージ計算式は [攻撃 x 221% + 11 x (レベル - 1) + 240] となっており、221%の部分がレシオ値になる。それ以外の部分は固定値と呼ばれることが多い。
    レシオ値が高いほど、ステータス上昇系の持ち物と相性が良くなる。反対に固定値が高い場合は追加ダメージ系の持ち物を持たせる方が火力が出やすい。
  • レーナー (laner)
    上下レーンを担当するプレイヤーのこと。
    中央エリア担当(ジャングラー)以外は皆レーナー。
  • レーン (lane)
    ゴールが並んでいる舗装された道。ルートのこと。
    このゲームの通常マップにおいては上、下の2つのレーンが存在する。
  • レンジド (ranged)
    通常攻撃が遠隔に設定されているキャラクターを表す用語。
    ↔︎メレー
  • ローム (roam)
    ローミングとも。放浪するという意味の英単語。
    上下ルート担当が自ルートを離れてほかのルートや中央エリアへ行くこと。
    なお、中央エリア担当が上下ルートへ参戦する行為はガンクと呼ばれロームとは呼ばれない。
  • ロール (role)
    役割、役目という意味の英語。
    ADCタンクなど、おおまかな役割の種類を表す。
    また、公式の区分は「アタック型」「ディフェンス型」「スピード型」「サポート型」「バランス型」の5種類がある。

A-F

  • AA (Auto Attack)
    自動攻撃ないし通常攻撃のこと。
    このゲームではAボタンを押して繰り出せる攻撃がこれにあたる。
    PC用のMOBA作品では敵を右クリックすることで自動的に攻撃が出るシステムが存在したことから、本作でもこう呼ばれている。
  • ADC (Attack Damage Carry)
    エーディーシーまたはエーディーキャリーと呼ばれる。
    集団戦やオブジェクト攻略において重宝される、通常攻撃による継続火力が特徴的なポケモン、またはそういった役割のこと。
    エースバーンやゲッコウガなど「アタック型」のうち通常攻撃を主体として戦うポケモンや、ガブリアスやカイリューなど一部「バランス型」ポケモンがこれに該当する。
  • AFK (Away From Keyboard)
    試合中の離席を意味する単語。放置行為。ポケモンユナイトにおいては不正行為として通報・処罰の対象となる。
  • AoE (Area of Effect)
    範囲攻撃のこと。
    これを多く持っているキャラクターはタイマンより集団戦を得意とする。
  • AS (Attack Speed)
    攻撃速度のこと。通常パーセンテージで表示される。
  • BD
    バックドア(BackDoor)の略。
    本家ポケモンではステータスの防御・特防の意味の方が一般的だが、ポケモンユナイトでは専らバックドアの略として使われている。
  • bot
    1. bottomの略。
      下ルート、および下ルートを担当するプレイヤーのこと。
      対義語はトップ
    2. robotの略。
      CPU(コンピューター操作プレイヤー)のこと。
      中に人が入っていないと推測されるプレイヤーキャラクターのことを指してこう呼ばれる場合がある。
  • CC (Crowd Control)
    群集操作、転じて相手の行動を阻害することを指す。
    「まひ」などの状態異常や、「行動不能」などの妨害効果などを括った用語。
    ポケモンユナイトでは主に後者の意味で用いられることが多い。
    • CCチェイン
      海外ではCCコンボとも。連続してCC、とりわけ行動不能系を重ねることでより長い時間拘束すること。
      単独で狙えるキャラもいるが、主に複数人で狙う場合に用いられる。
  • CDR (Cooldown Reduction)
    待ち時間短縮のこと。通常パーセンテージで表示される。
  • CS (Creep Score)
    どれだけ"creep=野生のモンスター"にとどめをさせたかを表す数値のこと。ユナイトにおいてこれを確認する手段は現状存在しない。
    本来LHとは意味が似て非なるが、しばしば同義として扱われる。
  • CT
    1. Cast Time、またはCasting Timeの略。詠唱時間。ポケモンユナイトではあまり使われない用語。
    2. Cool Time、冷却時間。転じて待ち時間のこと。和製語であり、海外では通じない。用語集:待ち時間も参照。
  • DoT (Damage over time)
    数秒間に及び与えられるダメージのこと。スリップダメージとも。
    「どく」や「やけど」がそれにあたる。
  • DPS (Damage Per Second)
    1. 秒間ダメージという意味。一秒あたりに与えられるダメージの量を表す。
    2. 転じて、継続火力を出すADCのような役割のことを指す。
      対義語はバースト(瞬間火力が高いキャラクターは総じてDPSが低くなる傾向にある)。

G-Z

  • gank (gang kill)
    ガンク、またはギャンク。袋叩きにするという意味のスラング。
    他のルート担当や中央エリア担当から加勢を受け、"数的有利を活かした"交戦を行い、敵を倒すこと。
    また、単に中央エリア担当が奇襲を仕掛けることを指す場合も多い。
    敵のgankにgankを被せて数的有利を打ち消したり、人数差を覆したりする行為はカウンターgankと呼ばれる。
  • GG (Good Game)
    グッドゲーム。そのまま「良い試合だった」という意味で使われることもあるが、「お疲れ様」程度のニュアンスで用いられる場合が多い。
    相手に使用される想定で、敗北や完敗といったニュアンスで使用されることもある。
    これよりやや丁寧な表現として「ggwp」と書く場合があり、これは「(It was a)good game, well played(いい試合だった、お互いよくやった)」の略となる。
    これらの語を完勝した側のチームが相手チームに対して使うと、煽りと受け止められる場合があるので注意が必要。
  • LH (Last Hit)
    野生ポケモンや相手プレイヤーにとどめを刺すこと。
    多くのMOBAではLHをとった人やチームが経験値などの獲得物を独り占めするため、これを取る技術が重視される。
  • LoL (League of Legends)
    ローマ字読みでロルと呼ばれることが多い。日本におけるMOBAの火付け役的タイトル。
    日本語ローカライズの行われた初のMOBAタイトルであり、このゲームにより定着した用語が非常に多い。
  • MOBA (Multiplayer Online Battle Arena)
    ローマ字読みでモバと呼ばれることが多い。
    複数人vs複数人のチーム戦で行われるPvPゲームジャンル。
    相手の陣地制圧を目標とし、試合中にキャラクターの成長要素があることが特徴のひとつ。ポケモンユナイトもこのジャンルのゲームとなる。
    他作品ではDota2やLeague of Legends、Arena of Valorなどが有名。
    • なおポケモンユナイトの開発元であるTimi StudioはArena of Valorの開発元でもある。
  • MS (Movement Speed)
    移動速度のこと。
  • OHE (On Hit Effect)
    オンヒットとも。通常攻撃で与えられる追加効果、または追加ダメージのこと。
  • OTP
    One Trick Pony(一芸しか持たない子馬)の略。日本語に訳すと「馬鹿の一つ覚え」。元々は一つのキャラしか使うことができないプレイヤーに対する蔑称であるが、転じて一つのキャラを使い込んで極めたプレイヤーという意味で使われることもある。
  • OP (Overpowered)
    文字通り”強すぎる”といったニュアンス。
    メタの変更や上方修正などの影響を受け、その環境において過大な性能を持ったポケモンに使われる。ポケモンユナイト特有の類義語として義務がある。
  • ping
    ピン、ピング。
    LoLにおける地面に刺すことのできる意思表示マークのこと。
    ユナイトにおいてはミニマップに表示させることのできるマーク、指示のことを表す。
  • tenacity
    「執着」「粘り強さ」などの意味の英単語だが、MOBA用語では「妨害に対する抵抗力」のこと。テナシティと読む。
    ただし妨害無効や解除といった効果は含めず、「妨害を受けた上でその影響を軽減する値」に限定される。
    ポケモンユナイトにおいては隠しステータスの一つで、鈍足や拘束といった妨害効果の持続時間を軽減できる値。
    アマージョバンギラスがこの値を上昇させる能力を持つが、説明文でもステータス名は明言されていない。
  • throw
    スロー。試合を”投げる”という意味。
    有利を取っている場面で致命的なミスにより逆転を許してしった場合などに使われる。
    スロウ(Slow)と混同されることを防ぐため、英語表記のまま用いられる場合が多い。
  • top
    上ルート、および上ルートを担当するプレイヤーのこと。
    対義語はボット、ボトム
  • ult (ultimate skill)
    このゲームにおけるユナイト技のこと。
    "アルティメット"の略だが日本ではウルトと読むのが定着している。

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