ウーラオス

いわくだき

近接版「みずでっぽう」のような性能。地味にチャージ中は受けるダメージが軽減する。
溜めても威力はかなり貧弱。射程も短く、有効溜め時間も短いのでかなり弱い。

あんこくきょうだ

機動力と手軽さを捨てた代わりにより火力と耐久に特化したグロウパンチ。
あんこくきょうだで突き飛ばした後、その後の強化攻撃で再び敵に張り付くことが出来る。

• 長所
  • lv5からチャージ中に妨害無効とダメージ軽減がつく。序盤から任意のタイミングで妨害無効になれるのはかなり脅威。
  • 溜めている間はかなり硬くなるので、強化攻撃のシールドと合わせかなり耐久力が高い。
  • 扇形の範囲内の敵に全て当たり、加えて中心は確定急所なので、非常に火力が高い。
  • 強烈な単発火力に加えて減少HPに応じた割合ダメージがあり、妨害無効から放てるのでラストヒット性能が非常に高い。
  • チャージ問わずヒットすれば強化攻撃が出せるので相手に貼り付ける。

• 短所
  • ムーブ技ではない。溜め中減速するので逃げる相手にはチャージ版は当てにくい。
  • チャージ版のCDを短縮する手段はユナイトわざのみであり、回転率は悪い。
  • 中心で捉えないと急所が発生せず、妨害効果もつかない。
  • 溜めずに放った時の性能が非常に低い。
    • 一応この場合はCDが短くなるが、火力が雀の涙レベルまで減少*2し、妨害性能もなくなる。基本は最大まで溜めてから撃つのが無難。
    • ただし溜めなくても強化攻撃はチャージされるため、溜めずに撃って強化攻撃で逃げる相手に張り付いたりシールドを得て溜め版で倒せるHPまで持ち込むといった使い分けも必要。

すいりゅうれんだ

CDが長いが、1段目を放った段階からCDが始まり、使うたびにCD短縮がある強化攻撃がチャージされるので、強化攻撃を当て続けられれば回転率は非常に良い。
2,3段目を遅らせればその分隙間は短くなるため、余裕があれば遅らせてから入ると4,5回ラッシュを叩き込める。
元のCDが長いため固定値で大きく短縮させるわざの待ち時間減少効果で隙間時間を大きく減らせる。青バフはぜひ維持しておきたい。ユナイトバフとも非常に相性が良く、隙間なく打ち続けられるため実質こちらがユナイトわざの本番となる。
すいりゅうれんだの後の強化攻撃に「するどいツメ＋回復+待ち時間減少」が乗るため、この技の真骨頂は技部分ではなく通常攻撃である。
しっかり通常攻撃を回して回転率を高めれば元々の防御力などと相まって「硬いアサシン」になれる。
あまり焦って技を回すと、するどいツメなどの効果を存分に受けられず頼りなくなるので、すいりゅうれんだの後AAを2回挟むような動きが無難。ほぼ常時すいりゅうれんだを使用可能状態にできる。

• 長所
  • ムーブわざを3回放つことができ、機動力が高くなる。
  • すいりゅうれんだ使用後の強化攻撃には回復が付く。
  • 3段目にはCCがついている。
  • 1段目を発動した瞬間からCDが溜まるので回転率も高め。
  • 技と強化攻撃を連打できるので瞬間火力も高い。
    • 上記の効果により強化攻撃を回せれば回転率、サステイン、妨害、機動力のいずれも非常に強力。
  • Lv11から防御力も上がる。
• 短所
  • 単発火力がなく、オブジェクトのラストヒット能力は高くない。
  • 一回の移動距離はかなり短い。
  • 最速で全段出すとCDが4秒ほど生じてしまう。わざがある状態をキープしたいなら2,3段目を遅らせて出す必要がある。

補助技としての側面が強く、火力には期待しないほうが良い。

ずつき

CCアリの優秀なムーブわざ。CDが非常に長いのが難点。
ゼニガメの「ロケットずつき」よりも発生が優秀で、ルカリオの「でんこうせっか」にはないCCがある。
また連撃の場合は弱点のCDがどんどん短縮されるので、強力なムーブ技の2枚体制となりlv5～6の強さを支えている。lv7になった後も基本的に更新を引き伸ばして残しておいた方がいい。

じごくづき

「ずつき」の正当進化技。強化攻撃チャージがついた他に、技の発生速度と射程、回転が向上している。
「じごくづき」と強化攻撃で距離を詰めてから、「あんこくきょうだ」を放つのが良いだろう。
もしくは「あんこくきょうだ」をぶっ放してから「じごくづき」で追うか逃げるか選ぶなど。
アップグレード後は「あんこくきょうだ」ヒットで2秒待ち時間が短縮されるため取り回しが良くなる。

• 長所
  • シンプルかつ優秀な移動技。射程、発生がかなり優秀でCCも付いている。
  • 使用後は強化攻撃が放てるようになる。
    • 移動+強化攻撃の張り付きで一気にシールドをつけつつ接近、退避できる。
• 短所
  • CDは少し長め。
  • 火力は低い。

アクアブレイク

CDが非常に長いが、これは「すいりゅうれんだ」による強化攻撃連発を想定している為だと思われる。
このため、出来るだけ先にこのわざを使ってから、「すいりゅうれんだ」と強化攻撃で攻めるのが良い。
「すいりゅうれんだ」で入ってアクアブレイク+強化攻撃→残りの「すいりゅうれんだ」という流れ。
ただしシールド量は野生を含む当てた相手の数に比例し最大で３倍になるので、狙えるなら複数ヒットを優先した方がいいだろう。もちろん野生に当ててから入るのもあり。

基本的に「ずつき」の方が優秀なので、lv7になってもギリギリまで「アクアブレイク」を取得しないほうがよい。

• 長所
  • シールドを展開出来る。
    • 複数に当てればその分シールド量が増え、レベルが先行していれば非常に倒されにくくなる。
  • 防御を下げる効果があるので、その後の火力が上がる。
    • 「敵の防御ダウン」は味方全員に効果が及ぶので、実質の効果は見た目以上に高い。タンク相手やオブジェクトラッシュには特に有効。
• 短所
  • 「ずつき」にあったCCとブリンク性能が全て失われている。
    • 本来であれば先にこの技を使いたいが、「すいりゅうれんだ」で距離を詰めてからでないと使えないのがジレンマ。
  • 火力が低く、範囲が狭い。
  • 「すいりゅうれんだ」による強化攻撃連発を前提とした長い待ち時間。

漆黒の終拳

火力と妨害を両立した優秀な技。必中攻撃なので、強引に距離を詰めるのにも役立つ。

1段目はタイミングによっては一部の妨害耐性・妨害無効を貫通することがある。一部のキャラのユナイト技なども止めることができる。*3

• ただし発動した時点で成功した扱いになるのでヒットの瞬間に無敵やテレポートなどで避けられるとチャージが0か90%になってしまう。対なんでもなおしは、当てても吹き飛ばないので天敵。

2段目は方向を指定しない場合はその場に打ち上げ、方向を指定すればその方向に突き飛ばす。

• 打ち上げた場合は1秒以上ものスタンをかけられる。
  • 同時に暗黒強打がチャージされるため、「漆黒の終拳→あんこくきょうだ→強化攻撃」のコンボが可能。
    • このわざの威力はかなり下方修正を受けたので、流石に即死を狙うのは厳しくなった。即死コンボを決めたい場合は事前に「じごくづき」「あんこくきょうだ」で削ったり、エナジーアンプで火力を盛る必要がある。
  • 打ち上げは単体にしか効果がなく、妨害は効かないとはいえダメージは受けるので密集地帯に一人で突っ込むとコンボ完走前にやられてしまうので気をつけたい。
• 2段目の突き飛ばしを相手ポケモンにぶつけるとビリヤードのように更に当たったポケモンもダメージと妨害を受ける。
• 2段目の突き飛ばし距離はかなり長く、じごくづき＋強化攻撃の張り付きでようやく届くぐらいの距離まで吹き飛ばす。
  • 基本的にはその場に打ち上げるのがよいが、場合によっては逃げる相手を味方の方に吹き飛ばすなどもあり。
• 方向指定は1段目がヒットする前に入力しないと間に合わないことに注意。
  • 逆に敵を追いかけている時など移動しながらこのわざを使用すると、意図せずして突き飛ばしを行ってしまう場合がある。打ち上げたい場合は落ち着いてユナイトわざを使用しよう。

ちなみにユナイトバフはシールドのみユナイトわざ使用時に、それ以外はユナイトわざ終了時に付与される。

蒼流の舞踏

仕様自体はごうけつラッシュとよく似ている。追撃の入力猶予時間は約10秒。
ただし2段目の連続攻撃は対象指定が必要なタイプ*4であり、対象指定距離はかなり短く、加えて最終段前に行動を挟めて威力もそこまで高くないという残念仕様。最大ヒット数ならそれなりに妨害時間はあるが妨害耐性を掴めるわけではない。更に2段目の連続攻撃は野生ポケモンに対し使用不可能。
一応2段目のはじめに短時間のバインド付与がついているが、妨害無効は貫通できず、さらにコンボの終盤には消えるのでなんでもなおし等で抵抗されてしまう。

このユナイトわざの真髄はユナイトバフにある。
このわざのユナイトバフは少々特殊であり、移動速度30％上昇とわざの待ち時間30％減少の継続時間が約9秒になっている*5。(要検証)
そのため、このユナイト技を発動することで、すいりゅうれんだを当て続ければ待ち時間無しで9秒間ずっとすいりゅうれんだを撃ち続けることができ、連続KOが簡単に取れる。
なお、シールドの継続時間は従来通り6秒である。

コツとしては「ごうけつラッシュ」と同様に離れた所でユナイト発動してからすいりゅうれんだで入っていくと使いやすいだろう。基本的に火力はすいりゅうれんだ+強化攻撃のループで十分なので、2段目は倒せさそうな敵のとどめ、長時間の妨害無効を活かした妨害対策、強化攻撃が外れたなどでクールタイムがある場合の穴埋めなど固執せずに動きの補助に使うのがいい。
しっかり待ち時間を管理できているなら、1段目のCCも活かせるようにすいりゅうれんだの3段目で打ち上げてから発動してさらに殴りまくるといった動きも強力。

ここで紹介するのはあくまでも一例。以下の考察も参考にしながら、環境や編成、自身のプレイスタイル等に合ったビルドを見つけていこう。
※赤文字は重要度の高いもちもの

わざセット	あんこくきょうだ・じごくづき
もちもの	するどいツメ	もうこうダンベル	じゃくてんほけん
バトルアイテム	だっしゅつボタン
サポートメダル	茶6白6

「いちげきのかた」のビルド例。
「するどいツメ」が最も火力を伸ばせるもちもののため確定枠。
「もうこうダンベル」は強化攻撃のシールド量を増やすことができるため、いちげきウーラオスの性能を正しく引き出すにはほぼ必須。
残り1枠は「じゃくてんほけん」「ピントレンズ」「ちからのハチマキ」「エナジーアンプ」が候補。
「じゃくてんほけん」は溜めている間に受けるダメージを軽減する「あんこくきょうだ」と相性が良い。
「ピントレンズ」は確定急所を持つ「あんこくきょうだ」と相性が良い。
「ちからのハチマキ」は「するどいツメ」と合わせて、「じごくづき」→「あんこくきょうだ」→「じごくづき」のコンボを強力にできる。
「エナジーアンプ」は「漆黒の終拳」→「あんこくきょうだ」のワンコン性能を上げられる。

わざセット	すいりゅうれんだ・アクアブレイク
もちもの	するどいツメ	ちからのハチマキ	エナジーアンプ
バトルアイテム	なんでもなおし
サポートメダル	茶6黒5

「れんげきのかた」のビルド例。
「すいりゅうれんだ」はわざと強化攻撃を繰り返すため、「するどいツメ」を持たせない手はない。強化攻撃が2ヒットする性質から「ちからのハチマキ」も効果的。
残り1枠は「すいりゅうれんだ」をループさせるために「エナジーアンプ」を採用したい。その他の候補として「ピントレンズ」「もうこうダンベル」「じゃくてんほけん」との相性も良い。

メダルは黒5を採用してわざの回転率を高めて「すいりゅうれんだ」をループさせるのが基本。

わざセット	共用
もちもの	するどいツメ	ちからのハチマキ	ピントレンズ
バトルアイテム	だっしゅつボタン
サポートメダル	茶6白6

相手の構成を見てから「いちげきのかた」「れんげきのかた」を切り替えることができるブラインドピック用の共用ビルド。
共用として使う場合は「れんげきのかた」として採用しつつ、アーリーに失敗した場合は「いちげきのかた」に切り替えるといった運用方法となる。
「すいりゅうれんだ」「じごくづき」後の強化攻撃を活かすために「するどいツメ」「ちからのハチマキ」を採用。
「すいりゅうれんだ」の3段目と「あんこくきょうだ」は確定急所のため、「ピントレンズ」の恩恵が大きい。