目次
カビゴン | ディフェンス型 | 近接/物理 |
---|---|---|
初心者向け |
![]() | 戦闘能力 | ![]() |
耐久能力 | ![]() | |
機動能力 | ![]() | |
得点能力 | ![]() | |
補佐能力 | ![]() |
価格 |
---|
6000エオスコイン![]() ![]() |
進化 |
なし |
特性 | ||
---|---|---|
![]() | くいしんぼう | きのみや食べ物のある方向へ移動するとき、移動速度が25%上がる。 オボンのみを食べたときの効果が2倍に上昇する。 |
通常攻撃 | |
---|---|
![]() | 3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、命中時に周りにいる相手のポケモンにダメージを与え、移動速度も少しのあいだ(1秒間)20%下げる。 |
わざ1[R] | ||
---|---|---|
![]() | たいあたり | ![]() |
![]() | ||
お腹から突進して攻撃する。 わざ命中時にダメージを与え、いちばん最初に当たった相手のポケモンを1秒間つきとばす。 わざを使ったあと、次の通常攻撃が強化攻撃になる。 | ||
レベル5になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。 | ||
![]() | ヘビーボンバー | ![]() |
![]() | ||
重たい体をぶつけて攻撃する。範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、1秒間ふきとばす。 レベル11:わざの与えるダメージが増加する。 | ||
![]() | じたばた | ![]() |
![]() | ||
5秒間じたばた状態となり、自分の移動速度が少しのあいだ(3秒間)80%(0.5秒ごとに10%減衰)上がる。自分のHPが低いほど、通常攻撃で与えるダメージが増加する。 通常攻撃が命中すると、相手のポケモンの移動速度を少しのあいだ(1.5秒間)50%下げる。 レベル11:わざで与えるダメージが増加する。わざを使っているあいだ、かつ自分のHPが少ないとき(40%未満)、通常攻撃を相手のポケモンに命中させると自分のHPが与えたダメージの30%分回復する。 | ||
わざ2[ZR] | ||
![]() | ねむる | ![]() |
![]() | ||
その場でねむり、HPを回復する。 わざを使っているあいだ、味方チーム以外のポケモンにとっては移動の邪魔になる。 | ||
レベル7になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。 | ||
![]() | とおせんぼう | ![]() |
![]() | ||
4秒間両手をひろげて壁を作り、シールド効果を得る。わざを使っているあいだ、カビゴンの移動速度は30%下がる。壁を通り抜けることはできず、ぶつかった相手のポケモンは1秒ごとに0.45秒間つきとばされる。 レベル13:わざを使っているあいだ、防御および特防が35%上がるようになるほか、ぶつかった相手のポケモンをつきとばす頻度が増加する(0.5秒ごと)。 | ||
![]() | あくび | ![]() |
![]() | ||
大きなあくびで相手のポケモンの眠気を誘う。 わざを受けた相手のポケモンは2.5秒間ねむり状態になる。 レベル13:わざ命中時に相手のポケモンの移動速度を少しのあいだ(3秒間)35%下げるようになる。 | ||
ユナイトわざ[ZL] | ||
![]() | ばくすいインパクト | ![]() |
![]() | ||
レベル9:眠っていびきをかく。範囲内にいる相手のポケモンに繰り返しダメージを与え、1秒間ふきとばす。ダメージを受けた相手のポケモンは移動速度が1秒間30%下がる。同時に自分のHPを継続的に回復する。また、眠っているあいだは妨害されなくなる。 もういちどわざを使うと、その場で寝返りをうち、範囲内にいる相手のポケモンに繰り返しダメージを与え、1秒間ふきとばす。 ユナイトバフ:最大HP40%分のシールド+移動速度30%上昇 |
バトルデータ
わざや特性の仕様と詳細
わざの活用方法や細かな仕様や数値などの詳細を記載していきます。
データベースの一部はUnite-DB 様( https://unite-db.com/ )より引用しております。
特性 | ||
---|---|---|
![]() | くいしんぼう | |
オボンのみの回復量が2倍に増加 オレンのみの回復量が最大HPの1% + 23増加 マホイップのじこさいせいの回復量が10%増加 きのみや食べ物の一定範囲内にいると移動速度アップ | ||
きのみなどを食べた際の効果が上昇する。オボンのみの回復量は1500から3000に増加し、序盤ならほぼ全回復出来る程の回復量を持つ。 移動速度アップは画面半分ほどの範囲で適用。素早くきのみを回収できるのはもちろん、第1ゴールの攻防でも地味に役立つ。ちなみにオボンのみだけでなく、カムラのみ・オレンのみ・マホイップのじこさいせいにも効果がある。 | ||
通常攻撃 | ||
![]() | ダメージ・通常:攻撃 x 100% ダメージ・強化:攻撃 x 86% + 9 x (レベル - 1) + 170 | |
3回目は範囲攻撃。見た目よりも範囲が広い。 | ||
わざ1[R] | ||
![]() | たいあたり | ![]() |
ダメージ:攻撃 x 211% + 23 x (レベル - 1) + 420 | ||
使用時に強化攻撃チャージ。壁は抜けない。 | ||
説明では「いちばん最初に当たった相手」となっているが、周りに敵がいれば巻き込む事も可能。吹き飛ばしも発生する。 | ||
初期技では破格の性能を持つ範囲攻撃技で、相手を巻き込みつつ野生ポケモンを根こそぎ奪い取れる。使用時に強化攻撃もチャージされるため、追い打ちも得意。 | ||
レベル5になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。 | ||
![]() | ヘビーボンバー | ![]() |
ダメージ:攻撃 x 200% + 15 x (レベル - 1) + 400 アップグレード後 ダメージ:攻撃 x 262% + 21 x (レベル - 1) + 520 | ||
壁抜け可 中威力・広範囲・広射程ムーブ・1秒吹き飛ばしと、とてつもない性能を誇るカビゴンの生命線。 発生も早く、警戒をしていないと見てから避けたり、行動妨害無効わざで防ぐ事は出来ない。 わざ2との相性も良く、裏側に回ってとおせんぼうで味方側に持ってきたり、あくびでさらに長時間拘束する等、汎用性に優れる。 わざを発動してから、着地する寸前にだっしゅつボタンを使用する事で、落下地点をずらすことが出来る。 | ||
![]() | じたばた | ![]() |
値は自身の最大HPが(80%以上/80%以下/60%以下/40%以下/20%以下) ダメージ・通常:攻撃 x (45/50/55/60/65)% + (7/8/9/10/11) x (レベル - 1) + (90/150/210/270/330) + 最大HPの(5/6/7/8/9)% 対野生ポケモン:上限2000 ダメージ・強化:攻撃 x (67.5/75/82.5/90/97.5)% + (10/11/12/13/14) x (レベル - 1) + (135/225/315/405/495) + 最大HPの(6/7/8/9/10)% 対野生ポケモン:上限2500 アップグレード後 ダメージ・通常:攻撃 x (81/86/91/96/101)% + (7/8/9/10/11) x (レベル - 1) + (100/160/220/280/340) + 最大HPの(5/6/7/8/9)% ダメージ・強化:攻撃 x (121.5/129/136.5/144/151.5)% + (10/11/12/13/14) x (レベル - 1) + (150/240/330/420/510) + 最大HPの(6/7/8/9/10)% HP回復(自身のHPが40%以下の場合限定):与えたダメージの30% | ||
効果は5秒。HPが20%削れる毎に攻撃力が上昇。移動速度も一定量上昇する。 使用した瞬間からCTカウントが始まるため、実質CTは1.5秒。 | ||
高性能なヘビーボンバーの影に隠れがちだが、その継続火力には目を見張るものがあり、習得直後からカジリガメを一人で倒しきることが可能。終盤ともなれば一撃1000を超えるダメージを脅威的なペースで叩き込むことができ、サンダーすらも殴り倒せる。 移動速度アップも地味に便利。移動時にも気軽に使える。 相手側の機動力が低い場合や、味方に他に強力な妨害持ちがいるのであれば一考の余地はある。 なぜか割合ダメージ技でもないのに野生ポケモンに対するダメージの上限が設定されている。 | ||
じたばた時の通常攻撃にもピントレンズの効果は一応乗るが、素の急所率が低いため相性は悪い。 | ||
わざ2[ZR] | ||
![]() | ねむる | ![]() |
HP回復:自身の最大HPの8% (x 3) | ||
寝ている間は、相手チームに対して壁判定となる。 相手の攻撃や行動妨害を無効にしながら、ディフェンスタイプらしい堅さを発揮する事が出来る。 | ||
レベル7になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。 | ||
![]() | とおせんぼう | ![]() |
シールド:自身の最大HPの17.4% + 1560 | ||
接触した相手に0.5秒のスタンとノックバックを与える | ||
自分を中心に壁を作り出し、壁に接触した相手に短時間スタンを与えつつノックバックさせる。範囲はカビゴン3体分ほど。使用中はシールドが付与されるが、移動速度が低下する。 「とおせんぼう」使用中の移動速度はバフの影響を受ける。自前で用意できるものは「スピーダー」「じたばた」やユナイト技終了後。他にはワタシラガの「グラスミキサー」、ハピナスの「てだすけ」などが該当。 | ||
何もないところで出しても文字通り壁になる効果しかないが、壁際や狭い通路等で出す事で長時間突き飛ばし続ける事が可能。だっしゅつボタンや瞬間移動系の技が無いポケモンにとっては抜け出すことが非常に難しい。ただし、あまり壁際まで押し込みすぎると敵がカビゴンの背中側にすり抜けてしまうことがあるため、いかに嫌らしい間合いを保てるかがカギ。 | ||
妨害無効状態の相手も押し出すことができる。 ゴールサポーターを持たせたポケモンのゴールも押し出すことで阻止することができる。 ファイアローのそらをとぶなどの障害物を無視してスティック移動できるわざも壁判定で妨害できる。 ただし、通り抜け判定のあるわざには抜けられる。 | ||
![]() | あくび | ![]() |
ねむり状態は2.5秒。+の移動速度低下は6秒。 | ||
方向指定かつ範囲はそこまで広くないが、範囲内の相手をすべて長時間行動不能にすることができる。 方向指定タイプである都合、密着するほど近くにいる相手には若干当てづらい。 | ||
ユナイトわざ | ||
![]() ![]() | ばくすいインパクト | ![]() |
ダメージ・発動:攻撃 x 132% + 8 x (レベル - 1) + 360 ダメージ・継続:攻撃 x 66% + 4 x (レベル - 1) + 180 HP回復:自身の最大HPの10% (x 9) | ||
回復はおよそ0.3秒毎に発生。回復量は最大HPに対する割合で、1回あたりの回復量は約7%。 2回目のいびき時に追加入力で寝返りを打ち、わずかに位置をずらせるほか、触れた相手にダメージを与える。3回目のいびき時に追加入力で発動をキャンセルできる。 眠っている状態をキャンセルしてヘビーボンバー、じたばたを使用することができる。キャンセルした時点で回復は止まる。 | ||
ユナイト技としてはダメージ量は控えめだが、前線で回復しつつ居座り続けることができる。 局地戦での嫌がらせにも向くが、さすがに集中砲火を受けると耐えきれないので注意。 |
アップデート履歴
上方修正は▲橙の上三角、下方修正は▼紫の下三角、仕様変更は◆緑の四角で表示。
項目 | 変更点 |
Ver.1.19.1.2(2025/06/05) | |
あくび | ▼ねむり状態の持続時間:3s → 2.5s |
ゴール下の相手を眠らせてゴールする戦法を抑制するため、ねむり状態の持続時間を下方調整しました。 | |
ダークライのユナイトわざの外で使用したユナイトワザの衝突判定が、ダークライのユナイトワザの中に発生していた不具合を修正しました。 | |
Ver.1.18.1.3(2025/03/13) | |
能力値 | ▼レベルアップによる能力値の上昇幅を2月27日以前の状態に戻しました。 |
Ver.1.18.1.2(2025/02/27) | |
能力値 | ▲HP:3300~9899 → 3300~10400 (レベル1~15) |
とおせんぼう | ▲シールド量 :16%増加 ▲待ち時間:9s → 8s |
ユナイトわざ「ばくすいインパクト」 | ▲回復量:18%増加 |
HPやユナイトわざの回復量を強化し、「とおせんぼう」のシールド増加と待ち時間を短縮することにより、前線を維持しやすくしました。 | |
Ver.1.16.2.6(2024/10/17) | |
とおせんぼう+ | ▲防御があがる量:25%→35% ▲特防があがる量:25%→35% |
じたばた | ▲移動速度があがる時間:2s→3s ▲移動速度があがる量:70~30%→80~40% (0.5s毎に10%低下) |
あくび | ▲待ち時間:12s→10.5s |
バトル後半の集団戦でも、複数の相手のポケモンの攻撃を受け止め、味方を守れるように「とおせんぼう+」による防御と特防の上昇量を強化しました。また、「じたばた」と「あくび」を組み合わせたときの勝率や使用率が低かっため、これらの性能を全体的に上方調整しました。 | |
Ver.1.15.1.2(2024/07/16) | |
「とおせんぼう+」のつきとばし回数が少なくなっていた不具合を修正しました。 | |
Ver.1.14.1.5(2024/04/16) | |
攻撃や移動が制限されてしまうデメリットとわざで獲得できるシールド量が見合っていなかったので「とおせんぼう」を上方調整しました。 | |
とおせんぼう | ▲自分の移動速度が下がる効果:45% → 30% ▲シールド量:50%増加 |
Ver.1.12.1.5(2023/10/18) | |
ユナイトバトル中でもぐっすり眠ってもらえるように、ユナイトわざ「ばくすいインパクト」を上方調整しました。ちょっとほんきを出した時に、今までよりも機敏に動けるよう「じたばた」を上方調整しました。 | |
じたばた | ▲移動速度の上昇量:70%(0.4秒ごとに14%減少)→70%(0.5秒ごとに10%減少) |
ユナイトわざ 「ばくすいインパクト」 | ▲回復量:約20%増加 ▲必要なエナジー量:20%減少 |
Ver.1.8.1.3(2022/12/08) | |
とおせんぼう | とおせんぼう+の効果が有効になっていた不具合を修正しました。 とおせんぼう+については、わざの説明の修正を予定しています。 |
Ver.1.5.2.7(2022/06/20) | |
ステータス | ▲特防を上げました。 400 → 440 (Lv15時) |
ヘビーボンバー | ▲わざの待ち時間を短くしました。 7秒 → 6秒 |
とおせんぼう | ▲わざの待ち時間を短くしました。 11秒 → 9秒 |
ユナイトわざ ばくすいインパクト | ユナイトわざゲージの溜まりやすさを上げました。 127秒 → 112秒 ▲再発動で寝返りをうった時に相手をふきとばすようになりました。 |
Ver.1.4.1.3(2022/01/26) | |
じたばた | アクションの不具合を修正しました。 |
Ver.1.3.1.2(2021/12/09) | |
じたばた | ▲わざ習得のレベルを5に変更しました。 ▲わざによって自分に与える効果の持続時間を長くしました。 |
じたばた+ | ▲わざ習得のレベルを11に変更しました。 |
ヘビーボンバー | ▲わざ習得のレベルを5に変更しました。 |
ヘビーボンバー+ | ▲わざ習得のレベルを11に変更しました。 |
とおせんぼう | ▲わざ習得のレベルを7に変更しました。 ▲カイリキーの「じごくぐるま」などで妨害無効状態でも「とおせんぼう」を使用しているカビゴンを通過できなくなりました。 |
とおせんぼう+ | ▲わざ習得のレベルを13に変更しました。 自分に対するダメージ軽減の効果に関する不具合を修正しました。 |
あくび | ▲わざ習得のレベルを7に変更しました。 |
あくび+ | ▲わざ習得のレベルを13に変更しました。 |
ユナイトわざ ばくすいインパクト | ▲わざ習得のレベルを9に変更しました。 |
Ver.1.2.1.3(2021/09/22) | |
あくび | ねむり状態にされた相手のポケモンが、攻撃を受けてもねむり状態が解除されなかった不具合を修正しました。 |
Ver.1.1.1.6(2021/08/18) | |
ヘビーボンバー | ▼相手のポケモンに与えるダメージ量が減少しました。 |
とおせんぼう | ▼相手のポケモンに与える効果の持続時間を短くしました。 |
じたばた | ▲わざの効果を強化しました。 |
ユナイトわざ ばくすいインパクト | ▼HP回復量が減少しました。 |
レベル別ステータス表
レベル | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 移動速度 | 通常攻撃 速度 | 急所率 | ライフ スティール | CDR | 被妨害 時間短縮 | ||
1 | 3300 | 175 | 97 | 20 | 70 | 3650 | 10.00% | 0% | 0% | 0% | 0.00% | ||
2 | 3688 | 181 | 114 | 23 | 83 | 3650 | 11.07% | 0% | 0% | 0% | 5.83% | ||
3 | 4091 | 188 | 133 | 27 | 98 | 3650 | 12.24% | 0% | 0% | 0% | 11.66% | ||
4 | 4510 | 195 | 154 | 31 | 114 | 3650 | 13.53% | 0% | 0% | 0% | 17.49% | ||
5 | 4945 | 203 | 177 | 36 | 132 | 3800 | 14.95% | 0% | 0% | 0% | 23.32% | ||
6 | 5399 | 212 | 202 | 41 | 151 | 3800 | 16.51% | 0% | 0% | 5% | 29.15% | ||
7 | 5872 | 222 | 230 | 46 | 172 | 3950 | 18.23% | 0% | 0% | 5% | 34.98% | ||
8 | 6365 | 233 | 260 | 52 | 195 | 3950 | 20.12% | 0% | 0% | 5% | 34.98% | ||
9 | 6877 | 245 | 294 | 59 | 221 | 4100 | 22.21% | 0% | 0% | 5% | 34.98% | ||
10 | 7409 | 258 | 331 | 66 | 249 | 4100 | 24.51% | 0% | 0% | 10% | 34.98% | ||
11 | 7960 | 272 | 372 | 74 | 280 | 4250 | 27.04% | 0% | 0% | 10% | 34.98% | ||
12 | 8534 | 288 | 417 | 83 | 314 | 4250 | 29.83% | 0% | 0% | 10% | 34.98% | ||
13 | 9131 | 305 | 466 | 93 | 352 | 4250 | 32.90% | 0% | 0% | 10% | 34.98% | ||
14 | 9752 | 324 | 520 | 104 | 394 | 4250 | 36.28% | 0% | 0% | 10% | 34.98% | ||
15 | 10400 | 345 | 580 | 116 | 440 | 4250 | 40.00% | 0% | 0% | 10% | 34.98% |
上記表の最終編集日 2025 03/01
レベル別通常攻撃速度
通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]
レベル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
装備なし | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.71 |
力の鉢巻(LV30) | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.71 | 0.71 | 0.71 |
力の鉢巻(LV30)の効果 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | × |
装備なし+メダル赤3 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.71 | 0.71 |
力の鉢巻(LV30)+メダル赤3 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.71 | 0.71 | 0.71 | 0.71 |
力の鉢巻(LV30)+メダル赤5 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.86 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.71 | 0.71 | 0.71 | 0.71 | 0.65 |
力の鉢巻(LV30)+メダル赤7 | 0.86 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.79 | 0.71 | 0.71 | 0.71 | 0.71 | 0.71 | 0.65 | 0.65 |
上記表の測定日 2022 10/7
考察
全体考察
耐久・妨害に特化した、典型的なタンクの性能を有するディフェンス型。
ユナイトでは進化せず初めから「カビゴン」として戦うというのもあって序盤のステータスはトップクラス、レーン戦のパワーは全ポケモンでも随一を誇る。高火力と重いCCを持つ「たいあたり」で野生ポケモンのラストヒットを管理しやすく、未進化相手なら1vs2でも勝ちかねない。
中盤以降は高性能な妨害手段を複数獲得し、相手ポケモンを無理矢理に押しとどめ味方のサポート・アシストが得意になる。
特に「ヘビーボンバー」を採用した場合のエンゲージ性能が非常に優秀で、大きなチャンスを作って味方に一気に決めてもらう(タンクとして)攻撃的な立ち回りが得意。またどのわざを選択してもピール性能も悪くはなく、味方の守りに回っても一定以上の活躍が見込める。
ユナイトわざはしばらく動けなくなる代わりに自己回復と広範囲への妨害を兼ねており、敵の攻撃を引き受けつつ強烈な嫌がらせが可能。カビゴンの個性である妨害能力を伸ばせる他、十二分にHPを確保できるためタンクとして前線を維持しやすく、オブジェクト戦など人数差が重要な場面で輝く。逆に何もない場所で使っても無視されやすいため、発動場所は的確に見極めること。
レーン段階では強力なラストヒット性能と高い戦闘能力で味方のファームを有利に進め、味方が育ってきたら火力源を守りつつ相手をキャッチするディフェンス型本来の役割にシフトする、無駄のない最適なパワーカーブを描いて成長していくのが大きな強み。基本的に遠距離攻撃手段も無いので、積極的に前線で戦闘に参加することになる。
前線で攻撃を引き受けながら相手を止めて戦線を開く/後衛を狙う相手を止めるのをそれぞれ狙うディフェンス型のお手本のような性能であり、ライセンス価格も安いのでタンクの入門としても最適。公式で紹介される通り、初心者向けの名に恥じず取り回しやすいポケモンといえる。
短所としては、中盤以降の極端な火力不足。序盤はステータスの高さでごり押しできるが、わざ2が直接的な火力源にならないこと、ステータス面も中盤から追いつかれてくることから、タンクとして運用する場合は自力でのKOは狙えない。
あくまでも敵の進行を食い止め、火力を出せる味方に敵を「倒して貰う」ことを意識しながら動かさないと後半の活躍は難しい。良くも悪くも妨害に特化した性能のため、味方との連携が他のタンク以上に強く求められる。
わざ1「じたばた」を採用すれば通常攻撃の強化と移動速度バフにより自力で火力を出せるようになるが、この場合はタンクの役割を放棄することになり、味方の理解が無いと編成バランスを崩すきっかけになる恐れがある。
また、基本的に回復手段をユナイトわざに依存しているため、ユナイトわざが無い場面では他タンクに耐久力で劣りやすい。上手く妨害を決められないと集中砲火を浴びて脆く崩れることも多い。
ちなみにタンク全般に言えることではあるが、戦闘における優先順位はまずキャリーの生存、そして次は自分の生存。身代わりにならないとキャリーが倒されるような状況でないならば生きて帰ってくるまでが仕事であり、漫然とダメージを食らい続けてそのまま落とされるのはNG。勝利した戦闘で生き残れれば経験値を渡さないし、ゴールの得点も無駄にせず済むなど、獲得出来るアドバンテージの差は明白。
- 長所
- 範囲に行動妨害を与えるわざが多く、大人数の戦闘で活躍出来る。
- 「ヘビーボンバー」→わざ2(→ユナイトわざ...)で中距離から一気に強烈なCCチェインを狙えるため、味方との連携がうまくいけば一気に敵集団を壊滅させることが可能。
- 「じたばた」採用時は機動力・耐久力とAAによる継続火力を兼ね備えた数少ないポケモンであり、相手ポケモンに粘着してしぶとくダメージを与える能力が高い。また、野生ポケモンの処理も速い。
- 序盤のステータスが高く、多少不利な戦闘でも強引に勝つことができる。
- 「たいあたり」はラストヒットも強力で、野生ポケモンを管理しやすい。「がくしゅうそうち」との相性も良い。
- 特性でオボンのみによる回復力が高く、リターンせずとも戦線を維持出来る為、ゴール防衛能力が非常に高い。
- ユナイトわざは付近に妨害をかけつつ一時的に凄まじい回復力を発揮し、障害物のように移動も阻害して前線でリソースを吸えるようになる。待ち時間も比較的短めで各ファイトに持ち込める。
- 短所
- タンク採用=「ヘビーボンバー」採用時の継続火力はタンクの中でも頭抜けて低い。味方と合わせられないとHPを削れない。
- 普段の足は遅い上に、距離を保ったまま攻撃する方法も無く、単独で攻め込むのは難しい。味方の働きにかかるところが一際大きく、自己完結性が低い。
- 「じたばた」なら自分だけで火力を出せる性能になれるが、その場合カビゴン最大の強みである範囲妨害を手放してしまう。またカビゴン=「ヘビーボンバー」の印象が強いため、味方からも役割を誤解されることが多い。
- 中盤までわざの1つが自分の回復用で埋まるため、特にレベル5,6では火力を出せる味方をきちんと育てないとすぐに倒されてしまう。
- 一時的に自分も行動を制限されるわざも多く、タイミングを間違えると相手を逃がしてしまう。
- 実は妨害にはあまり強くはなく、CCチェインを喰らうとユナイトわざを挟む前に一気に落とされがち。
- 特性はきのみがある場所でしか効果が無く、中盤以降ほとんど意味がなくなる。
コンボ
- ヘビボン>あくび>ユナイトわざ>ユナイトわざ(寝返り)>ヘビボン
対策
とくせい考察
くいしんぼう
- きのみのある方向へ移動するとき、移動速度が25%上がる
適用される範囲は画面半分ほど。素早くきのみを回収できるのはもちろん、フロントゴールの攻防でも役立つ。
また、「オボンのみ」以外にも「カムラのみ」「オレンのみ」「ホイップクリーム」も反応する。 - きのみを食べたときの効果が2倍になる
オボンのみの回復量は1500から3000に増加し、序盤ならほぼ全回復出来る程の回復量を持つ。
オレンのみは1.5倍弱、ホイップクリームは1.1倍になる。
主に序盤のゴール防衛で役に立つ特性。
中盤以降はきのみの数が減るので発動機会が少なく、ヨクバリスや味方のマホイップがいないと事実上特性無しという状態になってしまう。
通常攻撃考察
強化攻撃は前方に倒れ込み、AOEで減速を与える。
「じたばた」の減速とは重複して、瞬間的に70%の減速効果となる。
「じたばた」ではこれを振り回して火力を出す。
「ヘビーボンバー」でもファームやレジエレキ防衛などで使うが、削りは非常に遅い。
わざ考察
わざ1
たいあたり
前方にダイブして体当たり。
横幅が広めで威力も高め、妨害がつく上に使用後に強化攻撃をチャージできる。最初から取得できるわざとしては破格の性能を誇り、本編の序盤専用技という印象とは裏腹に、レーン戦におけるカビゴンの強さを支える。
わざ2はダメージ源にならないので、初期わざはこちらで確定。
モーションの短さからレーン戦であれば「ヘビーボンバー」より使い勝手が良い状況もあるので、レベル5を迎えてもすぐに更新せず取っておくのも手。
注意点としてこの技はヒットした時点で移動が終了するため、咄嗟のブリンク目的では使いにくい。当たり判定の広さが災いして、敵が近くにいる時はムーブ技としてはほぼ機能しない。
敵から逃げる際は、逃げる方向に打つよりも敵側に打って逃げた方が良いかもしれない。
ヘビーボンバー
指定した地点にジャンプし、広範囲にダメージ+1秒のふきとばし。
発生が早く、射程も比較的長めでふきとばしは非常に強力。最低限の単発火力があるので、通常の野生ポケモンのスティール性能は十分にある。
壁越えができるため、緊急時には逃走用のわざとしても使える他、相手がいることが分かっているなら視界外から急に飛んでいって動きを封じることができる奇襲性の高さも売り。待ち時間も6秒と短めで、割と気軽に使える。
戦闘の口火を切りやすく、使い方によっては味方の防衛としても強力。
ディフェンス型としてシンプル・イズ・ザ・ベストな技であり、タンクの動きをするのであればこちらが使いやすいだろう。
ただしカビゴン自身は全くダメージが出せないため、単独で飛び込んでも後が続かずに苛烈な反撃を食らう羽目になる。可能な限り味方が合わせられるタイミングに複数に当てることを狙い、ふきとばしから相手に反撃させずKOできるように動きたいところ。
多少タイミングがずれた程度であれば、わざ2やユナイトわざでさらに妨害を連続させつつダメージを引き受けられる時間を伸ばして味方がかけつける時間を稼ぐことも可能。ディフェンス型に相手のわざを集中させることができるので、後から入ってきた味方が返り討ちに遭うケースも少ない。ユナイトわざを使えるのであれば、これでふきとばして直後に発動すると相手を逃がさずに再びダメージ+ふきとばしが発生、少し拘束時間とダメージが伸びる。
自力ではそれ以上の妨害が続かないので、単純にタイマンで使っても即KOできなければ逃げられるだけだが、混戦中に使うと非常に効果的。その際は混戦の中央に向かって突っ込むのではなく、ちょっと離れた所から遠距離攻撃をしている敵キャラクターを見つけて捉えるようにすると味方が戦いやすくなる。
- 長所
- 射程、範囲の優秀な妨害技で、一気に距離を詰めつつ多くの相手を一度に行動不能にできる。
- 発生も早いため、戦闘を開始する(エンゲージ)性能がトップクラスに高い。
- 単発の火力はある程度あり、野生ポケモンのラストヒットを狙える。
- 即座に移動する上に壁も越えられるため、逃げ手段としても有用。
- この性能で待ち時間は6秒と短め。
- 射程、範囲の優秀な妨害技で、一気に距離を詰めつつ多くの相手を一度に行動不能にできる。
- 短所
じたばた
5秒間、自身に以下のバフをかける。
- 移動速度が上昇する。
- 上昇倍率は最初は70%で、その後は0.5秒毎に10%ずつ減少していく。3.5秒間残ることになる。
- 通常攻撃のダメージが増加する。
- 与ダメージの計算式は自身の残りHPが減るほど細かく変化し強力になる。2割減るごとに強力になる。
- なお、自分の最大HPを参照した割合ダメージがあり、さらに攻撃レシオは下がるためHPを盛ったほうが火力は出る。
- 通常攻撃に相手の移動速度低下効果が付与される。
- 1.5秒間50%という重めの減速を高頻度で与えられる。また、強化攻撃は元々の効果(20%)と加算するため70%の減速が付く。
このわざを選択するとタンクの役割が弱くなり、代わりにファイターとしての役割を持つようになる。
瞬間的な火力・機動力は「ヘビーボンバー」に劣る一方、効果時間が長いので長期的な戦闘能力ではこちらが上回る。
自身の機動力向上と相手への削り・鈍足付与により、足回りの悪い相手に粘着してボコボコにできる他、1vs1なら並のファイターにすら殴り勝てる。
「高い耐久力で粘り強く戦うタンクファイター」ということで、ラプラスやヌメルゴンと似たような役割を受け持つことになる。
「じたばた」カビゴンがこれらに勝る要素としては、長期的な機動力とファームの速さが挙げられる。敵陣を荒らし野生ポケモンを奪う行為がしやすい。
逆に劣る要素としては、レベル11以降かつ低HP時でないと「じたばた」にサステインが付かず、ユナイトわざ獲得のレベル9までは回復が乏しく強みの継続火力を活かせない点、至近距離以外の相手にやることがない点などがある。
難点として、「ヘビーボンバー」を採用しないことでタンクとは呼べなくなる。そしてカビゴンはタンクとして「ヘビーボンバー」の採用が一般的であり、味方に「じたばた」採用を理解されないとタンク不在となり編成が崩れる危険がある。これはカビゴンに限らずディフェンス型ファイター運用の宿命である。
わざ自体の弱点は、ムーブを持たずべた足で移動し、行動不能が無く減速のみの付与となるため、メイジに圧力をかけることが難しい。そして自身は妨害の耐性が低く、遠距離からCCで止められると何も出来ない。
また注意点として、Lv11以降に付くサステインは与えたダメージ準拠であるため、シールドの上から攻撃しても回復できない。メタグロスやミュウツー(X)のような定期的にシールドを付けて戦うファイターには注意が必要。
- 長所
- わざの効果時間中もクールダウンが解消されるため、回転率がよくほぼ常時バフを受けられる。
- この為、継続的な火力と機動力はかなり高い。
- バフ中の火力はかなり高く、柔らかいポケモンは通常攻撃3~4発で致命傷になる。
- 野生を狩る速度も速い。機動力アップも合わせて敵陣の野生を奪いやすい。
- 減速の倍率が高く、ベタ足のポケモンなら一度捕まえれば逃がさず攻撃し続けやすい。
- アップグレードで高めのサステインが得られ、11からは前衛とのダメージ交換が非常に強くなる。
- 自身の最大HP依存の割合ダメージがあり、HPを盛ることで耐久と火力を両方上げられる。
- 火力が攻撃力に依存していないため、攻撃力デバフの影響をあまり受けない。
- わざの効果時間中もクールダウンが解消されるため、回転率がよくほぼ常時バフを受けられる。
- 短所
- タンクとして非常に優秀な「ヘビーボンバー」が使えなくなる。
- 妨害効果として減速は不確実、かつ「ヘビーボンバー」と違い複数の相手に影響を与えづらいため、タンクとしての役割を果たせなくなってしまう。
- このため編成事故の要因になりやすい。他にタンクが居ない状況での採用は危険。
- 自身もベタ足かつ妨害耐性などもないので、ムーブ技で逃げる相手やつきとばしで接近を拒否してくる相手を捕まえにくく、殴り続けられない。接近しつづけないと意味が無いこの技では大きな弱点。
- アップグレードするまではサステインが一切ない。バランス型でないのでライフスティールも無い
- アップグレードしても、回復効果は与えたダメージ準拠であるため、シールドの上から攻撃しても発生しない。
- 通常攻撃が主体となる技だが攻撃速度を上げる効果は無い。
- タンクとして非常に優秀な「ヘビーボンバー」が使えなくなる。
増加ダメージにもクリティカルが乗る。ただし、カビゴン自身は成長に伴ってクリティカル率が上昇しないため、この恩恵を得るには持ち物で急所率を上昇させる必要があり、特に相性が良い訳ではない。わざがアップグレードされるとHPが低下しているときの攻撃に吸収効果がつくが、この効果にもクリティカル分が乗り、複数に当たった場合はヒットさせた全てのダメージに比例した回復を行う。
また、なぜか野生ポケモンに対して2000(強化攻撃は2500?)の上限ダメージが設定されている。そうそう突破することはないが、終盤かつ瀕死の状態で急所が出た場合などはダメージが減ってしまうので、この点でも急所率を上げるのはそこまで相性がいいわけではない。クイックバトルなどで能力値が上がっている場合はじたばたを使わない方がダメージが出る場合も。
ジーヴルシティにおけるじたばたは非常に強い。これは以下の理由によるものである。
- ジーヴルシティが非常に狭いため、交戦機会が多い。
- オボンの実が大量に、かつ高頻度でリキャストされるため、特性の「くいしんぼう」により機動力とサステイン性能が大きく向上する。このため、逃げる相手にほぼ追いつけないデメリットがかなり緩和されている。
- スノーボールが余りにも大正義なマップであり、序盤が非常に強いじたばたカビゴンと相性がいい。
わざ2
ねむる
その場で堂々と眠りだし、滅多なことでは起きない。眠っている間は他の行動は取れないが、妨害無効になりHPを回復する。また、地形判定を持つので障害物のように相手の移動を邪魔できる。
攻撃手段にならないどころか、発動するとただの置物になってしまう。特に序盤の強さが重要なカビゴンにおいて、初期わざにこちらを選ぶべきでは無い。
総回復量は序盤技にしては高めだが、無防備で回復速度が遅いため攻撃を受ける状況で使っても効果が薄いか貫通される。回復目的で使う場合はゴール上や草むらなど、相手から攻撃を受けない位置で行うこと。
緊急時以外はこの技で回復し、相方にオボンのみを譲るようにしたい。
長時間妨害無効になれるので、ピカチュウの「エレキネット」やウリムーの「こおりのつぶて」など強力な妨害技を受ける時にも使える。
とおせんぼう
発動時点で指定した方向に向きを固定し、前方に壁を作り出す。
カビゴンの前面から壁に触れた相手をつきとばすが、背面から触れた場合は物理的な壁になるだけで何も起きない。
壁は妨害無効でもすり抜けられず、また発動中は自身に妨害無効+シールドが付与されるため、妨害わざの発動が見えた瞬間にカウンター気味に発動すると硬直せずに戦線を維持出来る。スタンはせずとも妨害無効の相手(ユナイトわざ発動中のウッウ等)を動かすことも可能。
発動中は自身の移動速度が下がってしまうが、この速度低下は「スピーダー」やワタシラガ「グラスミキサー」などのバフの影響を受ける。それなりの速度で敵を弾き飛ばして回ることが可能。
アップグレードされるとヒット間隔の制限が緩くなり、発動中は受けるダメージが低下。タンク枠として現実的に狙うのは厳しいがタンクとして更に強化され、「スピーダー」なしでも壁に押し当て続けている間は一切行動させない事も可能。
長時間、かつ対象数も回数も制限が無いつきとばしということで、味方から敵を引き剥がす(ピール)性能が高い。また壁の方向(つきとばしの方向)を最初に決められるため、場合によっては味方の方に持っていき、相手の逃げ道を塞ぐために使うこともできる。
更に壁に押しつけると長時間嵌まり、ほとんど動けないほどの行動制限となる(いわゆる「壁ハメ」)ので味方に倒し切ってもらうといった活用もある。
反面、上手く使えないと折角KO間近だった相手をあらぬ方向につきとばして逃がしてしまうなど、敵に利してしまう場合もある。
発動中は移動速度が低下してしまい、またダメージを無効化する訳ではないので遠距離から火力を出せる相手に適当に出すと、逆に追いつかれる時間を稼がせてしまうケースも。
使い方を見極めて、適切な盤面で適切な方向に壁を張れるよう練習しておこう。理想を言えば壁に押し付けて動かさないようにしたいところ。
「スピーダー」を活用すれば減速を踏み倒せるため非常に使いやすくなり、ハメも狙いやすくなる。ちなみにスピーダー→とおせんぼうと発動した方がスピーダーで加速した上で減速を無効化できるので速い。
また、長時間の妨害無効に加え、わざを中断してもシールドが残るため、単に妨害無効やシールドを付与する防御手段としても使っても良い''。火力が必要な場合は即終了させて殴り込もう。
- 長所
- つきとばしの発生は数ある技でも最速クラスで、密着なら妨害の確実性が高い。
- 「スピーダー」と組み合わせることで大幅なラインの押し上げが可能。
- 妨害無効+大量のシールドにより耐久を大きく補助可能。
- 中断してもシールドが残るため、単純なシールド付与手段としても使える。
- 長時間持続する妨害効果ということで、活用の幅が広い。盾として味方を守る、逃げ道の封鎖、ハメによる拘束、味方のゴール補助など、ダメージを出す以外はほぼ何でもできる。
- 自身が文字通りの壁(地形)判定になりながら動けるので、妨害無効の相手も押しのけることができる。
- 「ゴールサポーター」状態の敵のゴールやレックウザピット内でのラッシュをどかして妨害可能。
- ドードリオやカイリキーのユナイトわざなど、壁抜けがない妨害無効の移動技もを物理的に止められる。
- 短所
あくび
指定方向にあくびを放ち、命中した相手をねむり状態にする。貫通するので複数に当てることも可能。
眠り状態の持続時間は3秒だが、ある程度眠った相手に攻撃を与えると眠りが解除されてしまう。
CDが10秒と非常に長く短縮手段は無し、射程も長いとは言えないが、最大で3秒の妨害は是非とも活かしたいところ。また1秒程度なら攻撃を受けても起きないので、味方の攻撃と多少被っても起こさずに済むし、最短で起こしてしまってもそれなりの行動妨害にはなる。
難点こそあるもののシンプルに強力な妨害技で、「ヘビーボンバー」からのCCチェインや「じたばた」の立ち回り補助など幅広く活用できる。相手の位置を動かさないので「とおせんぼう」より連携が簡単なのも長所。
逃走に使う場合はそのまま放置して退散、キャッチに使う場合は他の味方の妨害わざを当てるための下準備として使うのが基本。味方の理解がない・意思疎通ができないと低火力のわざや通常攻撃で起こされやすいため、VCなどでしっかり連携できるようにしておきたい。
アップグレードされると追加で移動速度の低下も与える。これは眠り状態とは独立しており、眠りが最大まで延長されても、逆に眠りが即解除されたとしても、効果時間は「あくび」を当ててから3秒間一定。
- 長所
- 範囲に妨害が可能で、「とおせんぼう」より少し離れた相手にも影響を与えられる。
- 複数にヒット可能、かつ相手をその場から動かさないため、妨害技として扱いやすい。
- 妨害の最大時間が非常に長く、連携の準備や味方が駆けつける・逃走する時間を稼ぎやすい。
- 最小時間も十分に長く、すぐに起こされてもバリューが保証される
- 以上の理由により1対複数の戦い(で妨害をすること)に長けている。
- 敵にあくびを当ててねむり時間にゴールすることが可能。単独なら20点くらいまで行ける。
- 短所
- 待ち時間が非常に重い。
- 攻撃を当てるとねむりが解除されるため、盤面によっては眠ってもCDに見合わない早さで起こしてしまう。
- 範囲が然程広くなく射程も短いため、強みである複数の妨害はやや難易度が高め。
- 位置操作は無いためラインを押し返す効果は薄い。
- 当然ながら妨害無効・耐性で防がれてしまう。
ユナイトわざ
ばくすいインパクト
「ねむる」同様、その場で堂々と眠り込む。ただしこちらは回復量が非常に大きく、最大HPに対する割合のため終盤でも十分な体力を確保可能。
発動時には周囲にダメージとふきとばしを与え、眠っている最中は周囲に継続ダメージと減速を与え続ける。寝返りの方向はカビゴンの向きに対して横方向。
使用中は追加入力の猶予が2回発生する。1回目の追加入力では「寝返り」をうち、発動時と同様のダメージ・CCを与える。
2回目追加入力ではユナイトわざのキャンセルができる。また、キャンセルの入力受付中にわざ1が使用可能であればわざ1でもキャンセルが可能。
ユナイトバフは1段目の発動時に獲得する。
カビゴンの得意とする前線真っ只中で使えば凄まじいタフネスとそれなりのダメージ・妨害を同時に発生させることができる。
発動中は通常の移動はできないが、いびきに合わせ再発動することで寝返りをうち、接触ダメージを与えつつ少しだけ移動し、ダメージの発生範囲をずらすことができる上にこのときにもふきとばしが発生する。
基本的には前線で集中攻撃を受けているときに発動し、ダメージを吸いながら逆にダメージを与えていくのが役割。
前述の通り、「ヘビーボンバー」から繋いで1人でCCチェインをかけられると特に強烈。範囲の敵を長い間拘束できるため、味方が高火力で合わせてくれそうなら回復は無視して集団戦でいきなり入るのも手。
眠る直前の予備動作時に「だっしゅつボタン」を使うことで位置をずらせる。カビゴンを使う上で肝となるテクニックなので是非覚えておこう。
ヘビーボンバー→一瞬開けてユナイト→寝返り→ヘビーボンバー→わざ2などと当てられると理想的。
また、発動中はねむる以上の広さの障害物にもなるため、移動技を持たない敵の進行や逃走を止められる場合もある。
一方、発動中は寝返りとわざ1以外の能動的な行動ができなくなり、わざ1を使うと即効果が切れて回復が中断されてしまう。開幕で使っても本来守る筈の後衛に相手が押し寄せることが可能になるので、できる限りのわざを使わせてから満を持して使うのが理想。
回復量は多いが効果時間をかけて徐々に回復していくため、本当にギリギリの状況で使うとすぐに落とされてしまうケースも増える。使えば状況を打開できる、というタイプのものではなく、使用者のバランス感覚を問うユナイトわざ。
地味なようだが妨害の発生・スタン時間は優秀(カメックス・ブラッキー以上)で射程もそこそこなので、じたばた型では大切な"攻撃妨害"手段になりうる。
余談:ダークライのユナイトわざ中、つまり暗黒の世界でもこの技を使い、眠れる。
寝たまま一定時間を耐え切ると、勝手に起きる。
わざセット考察
ヘビーボンバー+とおせんぼう型(わざセット1)
妨害を重視したわざ構成。ディフェンス型としての役割と最も合致している。
「ヘビーボンバー」で深く切り込み、相手の陣形が崩れたところで「とおせんぼう」により分断するのが基本の使い方となる。
「あくび」と比べると、「とおせんぼう」は単体でも突っ込んでくる相手を味方から引き剥がしたり、「ヘビーボンバー」で切り込んでから相手を味方の方に引き込んだりと状況に応じて位置関係を調整するのが得意。他にもゴール下で防衛を狙う相手を強引に引きずり出したり、逆に押し込んでゴールを補助したりと、レジエレキ・ゴール周りでも影響力が高い。
狭い場所では「ヘビーボンバー」の範囲に複数人を巻き込みやすく、「とおせんぼう」による即席の壁としての役割をこなしたり、他の壁に押しつけて長時間嵌め続けるのも狙いやすい。逆に開けた場所では機動力の低さから横をすり抜けられやすくなるので、「とおせんぼう」が不要になったら即終了させることを覚えておくべき。
ちなみに壁に当て続けて嵌めるつもりの場合、多少壁から離れた地点で構えておかないとつきとばした拍子に裏に吹っ飛ばしてしまうため、狙うつもりならば押しつけるだけでなく、適度な距離を保つ必要がある。
基本的に影響を与えられるのはカビゴンの周囲のみなことも忘れずに。遠距離攻撃持ちは少々捕まえづらく、上手く「ヘビーボンバー」に巻き込まないと一方的にカイトされがち。必要に応じて茂みから奇襲を狙ったり、バトルアイテムで強引に裏を取るなどの工夫が欲しい。
- 長所
- 短所
- 妨害しかできずダメージはほとんど出せない。戦闘は味方に依存し、味方が火力を出せないと活躍が難しい。
- 耐久力も「とおせんぼう」のシールド依存なので、ユナイトわざ抜きだとシールドでしっかり攻撃を受ける必要がある
- 攻めるか守るかは基本的に同時にできず、判断を間違えると何も出来なくなりがち。
- 敵を追ったり逃げたりすることは苦手。
- 「とおせんぼう」での妨害は癖が強く、扱いを誤るとかえって吹き飛ばしで味方の邪魔になる。
- 妨害しかできずダメージはほとんど出せない。戦闘は味方に依存し、味方が火力を出せないと活躍が難しい。
じたばた+あくび型(わざセット2)
「じたばた」のダメージ増加&速度アップによって殴っていく火力特化構成。「あくび」はねむり状態で相手を止める補助パーツとなる。
HPが減ってなくても「じたばた」でそこそこの火力は出るし、なにより速度アップが普段の足の遅さをカバーできる。
また「あくび」は範囲をねむり状態にさせるため、追われている味方の援護や、敵に攻め込むときにも優秀。
敵を眠らせたら慌てて殴るのではなく、敵との位置関係をいい状態にして(敵複数を殴れる位置に移動するなど)攻防を再開しよう。
ただしファイターとしては妨害のCDが長すぎる割にCC(特につきとばし)に弱く、あまり強力ではない。
- 長所
- HPが減るほど火力が上がるため、持ち前の耐久を生かしての殴り合いに強い。
- レベル11からはHPが減っていても回復しやすい。1vs1では驚異的な粘りを発揮できる。
- 野生狩りが早く、逃げたり追ったりするのも得意。
- 短所
- 妨害無効で動く敵にも、妨害してくる敵にも弱い。
- 「とおせんぼう」所持型に比べると味方の支援が難しい。
- レベル11までは自力でHP回復できない。
- カビゴンに本来求められる役割ではないため、編成をよく見ないとチームが崩壊しやすい。
ヘビーボンバー+あくび型
「ヘビーボンバー」で飛び込んで、ふきとばしてる間に「あくび」で更に足止め。オールインして相手にCCを与えるエンゲージ特化型で、感覚はアサシンにも通じる。
「ヘビーボンバー」を外しても「あくび」は多少遠くに届くので足止めをしやすい。逆に「あくび」を当ててから、上手く決まったら「ヘビーボンバー」で固めて行くのもあり。相手に散開の余裕を与えづらいので、更に味方の範囲攻撃に巻き込んでいけばかなりの制圧力を発揮できる。
何より位置をずらしてしまう心配が無いため、「とおせんぼう」採用型より大幅に安定する。
反面、「あくび」はクールダウンが長く、外した場合の隙が大きい。瞬間・継続を問わず自身単独での火力は皆無で、妨害無効や解除で完全に無力化されてしまい、タンクはもちろん他の役割も果たせなくなるパターンがある。瞬間的な機動力が高くヒットが難しい相手、「なんでもなおし」を持つ相手が多い場合は「とおせんぼう」へのシフトを検討すべき。
- 長所
- 拘束時間が長く、位置も動かさないため、味方が方向指定・位置指定の攻撃を合わせやすい。
- カビゴンのわざ構成としては射程が長く、「ヘビーボンバー」の壁抜けと「あくび」の足止めで逃げ性能も高め。
- わざの扱いがシンプルでやるべき事も単純であり、安定感に優れる。
- 短所
- クールダウンが長く火力も低いため、わざを使い切った後の戦闘能力は著しく落ちる。
- それぞれ位置指定・方向指定で素早い相手に当てづらく、「だっしゅつボタン」や「なんでもなおし」にも弱い。
じたばた+とおせんぼう型
「じたばた」に加えてCC対策の妨害無効と大量のシールドで殴り合い性能を高める型。
「とおせんぼう」についても短所である機動力の低下を「じたばた」の移動速度上昇でカバーでき、つきとばす前後の位置調整をしやすいため、狙った相手の妨害を行いやすい。
「とおせんぼう」は中断してもシールドが残り、HPを回復せずに耐久力をアップさせられるので「じたばた」の火力も維持しやすく火力とサポートの両立が可能。
「じたばた」の短めな実質クールダウンを「とおせんぼう」で、「とおせんぼう」のクールダウンは「じたばた」で埋めることができ、何もできない時間が短めで、カビゴンとしては味方の動きに左右されづらい点も特徴。
移動手段は徒歩のみの上、文字通り手が届く位置の相手にしか影響を与えられないためとっさの回避や妨害持ちへの接近、遠距離アタッカーにプレッシャーを与えるのは苦手。相手に近接型のポケモンが多い場合には有用な一方で、ピールの得意なディフェンス型+遠距離アタッカー、という典型的な構成に対しては少々脆い点も目立つ。
- 長所
- 移動速度バフで「とおせんぼう」のデメリットを緩和し、位置取りが楽になる。
- 「とおせんぼう」のシールド(アップグレード後は防御・特防アップも)や妨害無効により殴り合い性能が高まる。
- 「じたばた」の威力はHP量によって変動するため、シールドであればHPが低い状態を維持しやすく、火力と支援の両立が可能。
- 短所
- 遠距離攻撃手段が皆無になり、遠距離からの妨害が可能な相手に弱い。
- 妨害性能はほぼ単体向けになるため、集団戦が不得手になる。
ビルド考察
構築例
ここで紹介するのはあくまでも一例。以下の考察も参考にしながら、環境や編成、自身のプレイスタイル等に合ったビルドを見つけていこう。
※赤文字は重要度の高いもちもの
わざセット | ![]() | ||
---|---|---|---|
もちもの | ![]() がくしゅうそうち | ![]() きあいのハチマキ | ![]() きょうめいガード |
バトルアイテム | ![]() | ||
サポートメダル | ![]() ![]() |
学習タンクの基本ビルド。
「ヘビーボンバー」型では「がくしゅうそうち」は必須。味方の成長を早めることができる上、カビゴン自身は中盤以降のファームが苦手なので経験値増加効果も非常にありがたい。
また、平時の回復力に乏しいことから「きあいのハチマキ」も相性が良い。
もう一枠は「きょうめいガード」か「おたすけバリア」が主流。一長一短だが、汎用性では発動回数の多い「きょうめいガード」が上回り、「おたすけバリア」は一戦あたり数回しか使えない分大量のシールドを付与できるため、アサシンから味方を守る用途に使える。もちろん、相手の編成次第では「とつげきチョッキ」「ゴツゴツメット」も候補となる。
また、インベード性能を上げるための「かるいし」や下1stゴールの破壊を強行しやすくなる「おまもりこばん」「ゴールサポーター」が加わる余地もある。
バトルアイテムは、「ヘビーボンバー」や「ばくすいインパクト」をずらすための「だっしゅつボタン」が無難。
「とおせんぼう」採用時なら「スピーダー」での高速押し出しも選択肢ではある。
わざセット | ![]() | ||
---|---|---|---|
もちもの | ![]() きあいのハチマキ | ![]() れんだスカーフ | ![]() エオスビスケット |
バトルアイテム | ![]() | ||
サポートメダル | ![]() ![]() |
「じたばた」型専用のビルド。
通常攻撃が全て。素の攻撃速度が低いため「れんだスカーフ」は非常に相性が良く、必須枠。
一方「ちからのハチマキ」も悪くはないのだが、ADCと異なり一撃が重いため相対的に価値が低い。攻撃速度補正に加えて「じたばた」の加速が減衰するあたりで再び加速できる「こだわりスカーフ」も有効活用できる方ではある。
「じたばた」はHPが20%削れる毎にダメージが増えるため、低体力でどれだけ粘ることができるかが鍵になる。耐久系のもちものも一つか二つは持ちたい。「きあいのハチマキ」「きょうめいガード」「エオスビスケット」「いやしのかんむり」などが候補だが、低体力で粘れる「きあいのハチマキ」のパワーが高い。
また、「じたばた」は自身の最大HP依存の追加ダメージがあり、最も効率的に火力を上げることができる「エオスビスケット」が採用されやすい。
逆に攻撃ステータスでの上昇量はむしろ下がるため、「もうこうダンベル」「じゃくてんほけん」「アクセルリスト」は相性が悪い。
バトルアイテムは「スピーダー」が安定択。「とおせんぼう」と「スピーダー」の相性が良いことは「ヘビーボンバー」型と同様。
カサパレスや学習リスのようにインベードを行う場合は「エネコのシッポ」も候補。
もちもの
がくしゅうそうち
サポタンには必須の持ち物。技更新がレベル5かつ初期性能が非常に高く、再序盤で自身の経験値が少なくなっても支障はない。8:50時点で相方のレベルを4~5にしたり、確実に早熟ポケモンを進化させるという仕事が可能。
後半は火力が大幅に落ちるので、野生狩りにも一苦労するようになる。必然的にチーム内でのレベルが一番下になるので、自動入手経験値の増加の恩恵を大量に受けることが出来る。
きあいのハチマキ
率先して盾となる上自前の回復手段が少ないため発動機会は多い。序盤の強引な攻めでも競り勝ちやすくなる。
「じたばた」型は殴り合い続ける戦法上、最高威力に近いHP20~40%でかなり粘れるのでほぼ確定枠。
「ヘビーボンバー」型の場合は粘り続けるというよりチャンスにエンゲージを決めるのが仕事であり、「ねむる」「とおせんぼう」、そしてチャンス時はユナイトわざで十分に回復できるので必須とまでは行かないが、それでも使い勝手は大きく変わってくるため特別な理由がなければ優先。
おたすけバリア
カビゴンはHPが最高なのでとっさの時に味方に多量のバリアを貼ることができ、ユナイトわざの回転率もトップクラスなので発動機会も多い。
エンゲージ性能が高いぶん入って来た相手を止めづらいので、ユナイトわざのCCと合わせて後衛を守れるようになるのは大きい。
もちろん自身へのシールドも有効であり、敵に囲まれながらの発動でも大量のシールドで悠々と回復可能である…が、元のシールドと回復だけで無視されるほどなのでよほど瀕死での発動でなければ過剰な面も。
ブラッキーにだけは注意。
きょうめいガード
つねに前を張るため、少しでも耐久を得たいカビゴンにぴったりの持ち物。HPが高いので渡すシールド量も高く、序盤のレーン戦の時点で味方を守りやすくなる。
反面、射程ギリギリの相手にCCを当てに行った場合は味方へのシールドは活かしにくいが、それでも使いやすい。
もっともヘビーボンバーの場合は前を張り続けるというよりチャンスを作って一気に決めるのがメインになるため、おたすけバリアに枠を奪われることが多いか。じたばた運用の場合は接敵時に一度発動してから、体力が減ってきたあたりで2回目のシールドを得られると嬉しい。
れんだスカーフ
「じたばた」型と非常に噛み合う持ち物。「じたばた」は一発でも多く殴ることが重要な反面攻撃速度を伸ばす手段がないため、これの効果により効果時間中により多く通常攻撃を叩き込めるようになる。
「ちからのハチマキ」はありがたくはあるが1発が重いので追加ダメージの恩恵が薄く、他に枠を取られやすい。
「ヘビーボンバー」型でも技を使い切った後は通常攻撃を振る事になるので完全に無効とは言えないが、おおむね無駄になる。
こだわりスカーフ
「じたばた」型用の持ち物。効果時間やCDの面で使いにくさはあるものの、「じたばた」の加速で接近して通常攻撃を入れる→わざの加速効果が切れたあたりでこちらの加速効果が発動してさらに粘着する→こちらの効果が切れるあたりで「じたばた」のCDが終わる…と流れが噛み合っており相性はいい。
「とおせんぼう」の減速を相殺できる点もメリットになりうるが、HP補正などはない。
ゴールサポーター
「ヘビーボンバー」や「あくび」採用時向けで、ゴールを通すためのもちもの。
いわゆる「ゴールマクロ」専用と思われがちだが、単体での採用でもカビゴンの優秀なCCと耐久の高さにより10~20点くらいのゴールならゴリ押ししうる。序盤のゴールによる経験値や高いHP補正により他の部分でも最低限無意味にはならないのはありがたい。
特に下の1st(フロント)ゴールを破壊できるかどうかで後衛やそれを狙うアサシンにとって特にレックウザ戦で大きな差がうまれるため、そういった編成であれば相手が重点的に守っていても破壊を強行しうるメリットは大きい。
また最終盤の点数勝負においても、連携が取れたチームならレックウザを取られたとしてもチマ入れなどで逆転しうるので有効に働きうる。
しかし意思を統一しにくく活用しづらい・成功しても利点を活かしづらいソロランクとの相性はあまり良くないか。
おまもりこばん
こちらもゴールを通すためのもちもの。
耐久の高さもありゴール性能でいえば「ゴールサポーター」のほうがずっと上ではあるが、こちらはゴール加速にCDがない点とエナジー増加効果により特に序盤や抜けでの恩恵が高い。
カビゴンは序盤性能の高さによりラストヒットや前に出ての殴り合いがしやすいため、そこで5点・10点ゴールを決めていければ点差・ゴール破壊はもちろん経験値もなかなかの量を稼いで「がくしゅうそうち」を持っても早期にわざ更新に持ち込める。
「ゴールサポーター」と比べソロの装置タンクでもある程度試合展開に影響を与えられるが、当然ゴールに固執しすぎて本来の役割を忘れると逆効果なので推奨はしない。
かるいし
移動速度を強化し、戦場にいち早く駆けつけられるようになる。タンク運用で好みで。
のろいのバングル
ユナイトわざ中は範囲攻撃が常に発生するようになるため、その間回復阻害をばら撒くことができる。
うまく「ヘビーボンバー」からのCCチェインが入った時に決め切りやすくなるが、発動機会自体は少なく普段からばら撒けるというわけではない。
一応強化攻撃も範囲攻撃ではある。
エオスビスケット
「とおせんぼう」のシールド量とユナイトの回復力、「じたばた」のバフ量は最大HPを参照するため、相性は良い。特に「じたばた」では耐久を伸ばせると同時に「もうこうダンベル」よりも火力が出せるので優先度は高い。
とつげきチョッキ
遠隔特殊アタッカーへの対抗として。相手のほぼ全てが特殊タイプなら採用の余地はある。
ただしブラインドではよほど特殊一辺倒の環境でなければ場持ち増強アイテムとして対応の幅が広いおたバリ、きあハチの方が優先度が高い。
相手の構成が見られるドラフトピック向けで、インテレオンの定期的に飛んでくる「ねらいうち」対策などに。
ゴツゴツメット
発動ラインが大きく改善されたためある程度実用範囲に。しかし「とおせんぼう」型は弱点の遠距離アタッカー相手には反撃が届かず、ユナイトわざは近接キャラには無視されることが多い、「あくび」に至ってはせっかく眠らせたところを反撃ダメージで起こしてしまうと微妙に相性が悪い。
HPの高さにより反撃ダメージは高いので、「じたばた」型か、「ヘビーボンバー」でも近接ポケモンが多い相手かつ「とおせんぼう」選択が確定しているなら採用の余地あり。序盤のレーン戦でも地味に圧が強くなる。
基礎補正の高さもありドラフトで相手が物理に偏っているなら優先度は上がるが、なんにせよ「あくび」を選択する可能性があるなら控えたほうが無難。
ピントレンズ
「じたばた」軸のみ採用が検討されることがある。「じたばた」は通常攻撃扱いなので急所が発動すると予想外の火力が出る。
とはいえカビゴンの素の急所率は0%。「ピントレンズ」とポケモンサポートメダル(急所金メダル10枚)でも最大で12%しか盛れない。
要はただの運ゲー用の持ち物。相手の計算を狂わせられるのは強みだが、安定した戦果は流石に望めない。
バトルアイテム
だっしゅつボタン
逃げにも攻めにも使えるアイテム。
こちらは「ヘビーボンバー」との相性が良く、攻撃位置をずらして奇襲性能を高められ、ユナイトわざの位置を変更して背後を塞ぐなどにも使える。
エンゲージ能力が大きく変わるためタンク採用なら基本はこれ。
スピーダー
こちらも逃げにも攻めにも使えるアイテム。
特に「とおせんぼう」との相性が良く、「スピーダー」→「とおせんぼう」の順で使用することで妨害無効状態で高速で動くことができ、敵を大きく動かしたり、壁で挟んでハメたりしやすくなる。味方の攻撃から助けてしまうリスクには注意。
また、「とおせんぼう」→「スピーダー」の順で使用するとあまり移動速度が上昇しないのでスピーダーを先に使おう。
「ヘビーボンバー」ならだっしゅつボタン優先だが、「じたばた」については減速と合わせての継続的な粘着が重要になるため、ボタンより相性は良い。
キズぐすり
カビゴンはHPを回復する技がユナイトわざしかないため、前に出るための回復手段としては噛み合ってはいる。
しかしタンクとしての性能をわざに依存しているカビゴンでは、「キズぐすり」程度の回復をして粘る位ならオールインして短期決戦をする方が遥かに良い。
移動性能が壊滅的になるのも苦しいため、総合的に「キズぐすり」の有用性は低い。
サポートメダル
カビゴンは兎にも角にも耐久が求められるポケモンである。
サポートメダルも耐久を補助できる構成にしていきたい。
- 黒7+HP
カビゴンは技が強力なポケモンのため、待ち時間を減らす黒メダルとは相性が良い。
HPが増えるメダルを採用することによりHPも400~500伸ばすことができるので耐久面も遜色がない程度にできる。
- 白6+HP
白メダル+HPが伸びるメダルにより、持ち物によってはHPを1000以上増加させることができる。
とおせんぼうのシールドやユナイト技の回復は自身のHPに依存するため集団戦において特に効果が発揮される。
じたばた軸でもHP割合によりダメージが大幅に増加するので相性が良い。
- 白6赤5or白4赤7
通常攻撃速度を、赤5ではレベル3.4.5.9.10の重要なレベル帯で一段階上昇させる事ができ、オマケというには大きいセット効果を得ることができる。
じたばた軸では赤7と力のハチマキにより常に通常攻撃を二段階上げて戦うことができるので特に相性が良い。
- 白6+移動速度200
移動速度の増加により、相手の裏に回り込んでとおせんぼうで自陣側に押し出すといった、カビゴンの持つ強力なコンボを出しやすくなる。
じたばた軸でも移動速度が上がる事で距離を詰めやすくなるため相性は悪くない。
編成考察
ルート選択
中央適性は非常に低い。中央で育ちたいポケモンの邪魔をしてしまい、通常のマクロでは行くだけで利敵行為となるのでレーンに行こう。
耐久性が高め、序盤性能が全般的に高めなのもあって、レーン戦での不安要素が無いのが利点。
- 上ルート
最適解。早熟型だが1蜂前にレベル4になる必要はなく、早めに進化したいポケモンに下は譲り筋トレ妨害などをすると良いだろう。序盤は前衛として押せるので上に来ているのならフシギバナや、基本後衛のピカチュウなどと組んでも良いだろう。
- 中央エリア
まず論外。レベル5でガンクする能力自体はかなり高いのだが、終盤でキャリーできるキャラではないので序盤以降のレベル先行メリットは何一つなくなってしまう。
- 下ルート
レーンでのファイト性能が高いので十分に務まり、倒されにくさから下配置にも信用が置け適性が高い部類だが、このレーンには早めに進化したいポケモンが行くべきなので優先度は上より低め。
フシギバナなどの晩成型の相方を補助したり、ニンフィアやアロキュウなどのアーリーレンジドポケモンの進化を確実に作る目的で使う、などのように、明確に目的をもって採用しよう。
下レーンではがくしゅうそうちと相性が良い。
相性の良い味方
カビゴンはとおせんぼうやあくびによる強力な妨害技を持つポケモンだが、その反面相手への攻撃は味方に任せる事になる。
また味方と相手のポケモンによりとおせんぼうとあくび等相性の良い技が変化するため、臨機応変に対応していきたい。
相性が良い味方例
ヘビーボンバー軸の場合
- マフォクシー・フシギバナ
序盤の性能が控えめな代わりに後半が強力なアタッカー型は、特にカビゴンとの相性が良い。
カビゴンは学習装置を持ってあげて、できる限り味方のアタッカー型を守るように動いたり、茂みを索敵したりしよう。
特にマフォクシーやフシギバナは、カビゴンのヘビーボンバー→ユナイト技で敵が固まった所にユナイト技を合わせる事で上手くいけば相手を壊滅させる事ができる点でも相性が良い。
技としてはとおせんぼうの方が味方を守りやすいが、2023年10月現在だと当たり判定に不具合があるため使いやすいほうで問題ない。
- ウーラオス・ザシアン・バシャーモ・カメックス
ヘビーボンバー軸のカビゴンは、相手の集団に突撃する(エンゲージ)事が得意である。
そのためある程度耐久があり高い火力があるが、先陣を切って突撃するのは苦手なポケモン(ファイター)との相性が良い。
ウーラオスやザシアン、バシャーモ、カメックスはその中でも範囲攻撃を持つため、カビゴンの妨害技での拘束中に一気に攻撃を仕掛けやすい。
技としてはあくびで敵を眠らせた方が味方が攻撃しやすいが、使いやすいほうで問題ない。
- スピード型のポケモン
じたばたカビゴンは機動力がそこまで高くないため、相手ポケモンの格好の的になりやすい。
そのためカビゴンを囮にして、相手のアタッカー型といった後衛にいるポケモンを狙えるスピード型のポケモンとの相性が良い。
逆にスピード型で倒すのが難しいディフェンス型のポケモンはじたばたカビゴンであれば対抗できるであろう。
その他のデータ
ホロウェア
外観 | 名称 | タグ | 出現 レベル | 価格 | 入手方法 | 実装日 | エフェクト(拡張/テーマ) |
![]() | カビゴン ビーチスタイル | ![]() 緑 | ![]() | ![]() ![]() | ジルトレーダーズで購入 ホロウェアチケット交換 | 2021/7/21 | |
![]() | カビゴン きのみスタイル | ![]() 青 | ![]() | 非売品 | エナジーリワードで確率入手 ホロウェアチケット交換 (2021/8/18-9/22) | 2021/8/18 | |
![]() | カビゴン スポーツユナイトスタイル | ![]() 緑 | ![]() | ![]() ![]() | ジルトレーダーズで購入 ホロウェアチケット交換 7daysログインボーナスパック (2022/7/21-) | 2021/9/22 | |
![]() | カビゴン アクティブユナイトスタイル | ![]() 緑 | ![]() | ![]() ![]() | ジルトレーダーズで購入 ホロウェアチケット交換 7daysログインボーナスパック (2022/7/21-) | 2021/9/22 | |
![]() | カビゴン コックスタイル | ![]() 紫 | ![]() | ![]() | ジルトレーダーズで購入 | 2021/12/20 | |
![]() | カビゴン コンサートスタイル | ![]() 緑 | ![]() | ![]() | ジルトレーダーズで購入 | 2022/1/13 | |
![]() | カビゴン おやすみスタイル | ![]() 緑 | ![]() | ![]() | ジルトレーダーズで購入 1周年記念スペシャルプレゼント 4日目 (2022/7/21ー10/13) | 2022/2/25 | |
![]() | カビゴン サンシャインスタイル | ![]() 緑 | ![]() | 非売品 | 現在入手不可 UNITEメンバーシップ特典 (2022年6月) 7daysログインボーナスパック (2024/8/2-8/26) | 2022/6/1 | |
![]() | カビゴン ぶじゅつスタイル | ![]() 紫 | ![]() | ![]() | ジルトレーダーズで購入 | 2022/6/23 | |
![]() | カビゴン ガーディアンスタイル | ![]() 青 | ![]() | ![]() | ジルトレーダーズで購入 | 2022/11/7 | |
![]() | カビゴン ユナイトスタイル(ピンク) | ![]() 緑 | ![]() | ![]() | ジルトレーダーズで購入 | 2023/2/27 | |
![]() | カビゴン ビーチスタイル(ブルー) | ![]() 緑 | ![]() | 非売品 | 現在入手不可 セットショップ限定販売 (2023/6/30-7/31) | 2023/6/30 | |
![]() | カビゴン コンサートスタイル(ピンク) | ![]() 緑 | ![]() | 非売品 | 現在入手不可 セットショップ限定販売 (2023/11/9-12/10) | 2023/11/9 | |
![]() | カビゴン しばいスタイル | ![]() 緑 | ![]() | 非売品 | 現在入手不可 バトルパス第21シーズン レベル1報酬 | 2024/1/16 | |
![]() | カビゴン うちゅうスタイル | ![]() オレンジ | ![]() | 非売品 | 宝箱チャレンジで確率入手 (2025/3/13-4/3) 宝箱チャレンジ引換所 お宝引換券x300 (2025/3/13-4/3) | 2025/3/13 |