ガブリアス

Last-modified: 2024-05-03 (金) 22:39:43
 
ガブリアスバランス型近接/物理
中級者向け
ガブリアス全身.png戦闘能力star7.png
耐久能力star7.png
機動能力star5.png
得点能力star5.png
補佐能力star1.png
価格
10000エオスコインエオスコイン.png / 575ジェムジェム.png
進化
進化.png
lvl1.pngフカマル  lvl5.pngガバイト  lvl9.pngガブリアス
特性
さめはだ.pngさめはだ攻撃してきた相手のポケモンが近接カテゴリだった場合、受けたダメージの一部(30%)を相手に跳ね返す。いちどこのとくせいが発動すると、次に発動するまで2秒の待ち時間が必要。
通常攻撃
通常攻撃.png5回目の通常攻撃は強化攻撃となり、与えるダメージが増加し、自分のHPを回復する。
強化攻撃が命中してから少しのあいだ、通常攻撃やわざが相手のポケモンに命中するたび、通常攻撃が速くなる。
わざ1[R]
すなかけ.pngすなかけCD.png6秒
能力低下.png能力低下
すなをかけて攻撃する。
わざ命中時、少しのあいだ相手のポケモンの視野が狭くなり、移動速度も2秒間20%下がる。
一方で自分の移動速度は2秒間30%上がり、通常攻撃も3秒間30%速くなる。
レベル5になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
あなをほる.pngあなをほるCD.png8秒
ムーブ.pngムーブ
地面に潜って指定した方向へ高速移動し、相手のポケモンに触れた時点、または最大距離に達した時点で飛び出す。このとき範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、0.5秒ふきとばす。
わざを使うと、防御および特防が少しのあいだ(3秒間)上がる。

レベル11:地面から飛び出した時に、相手のポケモンをより長くふきとばしておける(1秒)
ドラゴンダイブ.pngドラゴンダイブCD.png6秒
ムーブ.pngムーブ
後ろへ距離を取ったあと、指定した方向へダイブして攻撃し、相手のポケモンをつきとばす。
はじめに距離を取っているあいだ「ドラゴンクロー」を組み合わせることができ、組み合わせると「ドラゴンクロー」の、相手のポケモンの移動速度を下げる効果が強くなる(60%)
わざを使っているあいだ、受けるダメージが30%軽減する。

レベル11:わざを使っているあいだ妨害されなくなる。
わざ2[ZR]
じならし.pngじならしCD.png5秒
範囲.png範囲
地面を踏みならし、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。
レベル7になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
じしん.pngじしんCD.png7秒
能力低下.png能力低下
高く跳びあがってから地面に勢いよく着地し、範囲内にいる相手のポケモンに少しのあいだ継続ダメージを与え、移動速度を2秒間30%下げる。

レベル13:わざの範囲内の中でも特に近くにいる相手のポケモンの移動速度をさらに下げるようになる(45%)
ドラゴンクロー.pngドラゴンクローCD.png5秒
近接.png近接
前方を爪で2回攻撃し、相手のポケモンにダメージを与える。
1回目はダメージを与えた後にふきとばす。
2回目は与えるダメージが増加し、相手のポケモンの移動速度を少しのあいだ45%下げる。

レベル13:わざの与えるダメージが増加する。
ユナイトわざ[ZL]
どはつてんラッシュ.pngどはつてんラッシュCD.png112秒
近接.png近接
レベル9:妨害されない状態となり、前方へダッシュしながら強力な連続攻撃をする。わざを使っているあいだ5秒間、受けるダメージが30%軽減する。攻撃が命中した相手のポケモンの移動速度を1秒間30%下げる。最後の一撃で相手のポケモンをふきとばすが、それが終わると少しのあいだ(0.5秒間)行動できなくなってしまう。

ユナイトバフ:最大HP30%分のシールド+移動速度30%上昇
 

バトルデータ

わざや特性の仕様と詳細

わざの活用方法や細かな仕様や数値などの詳細を記載していきます。
データベースの一部はUnite-DB 様( https://unite-db.com/ )より引用しております。

特性
さめはだ.pngさめはだ
ダメージ:近接タイプからの被ダメージの30%
急所ダメージは反映されず元のダメージで計算
近接タイプのポケモンから受ける、通常攻撃や設置持続ダメージも含めたあらゆるダメージの一部を相手に返す。相手との距離に関係なく発動する。
参照しているのはポケモン自体のタイプのみであり、わざの種類などは関係ない。
野生ポケモンも内部値に近接/遠隔が存在するため、通る相手と通らない相手がいる。例えばロトムは遠隔タイプのため反射は起こらない。CTが2秒に設定されており、連続ヒットしても最初の一撃しか返さない。
通常攻撃
通常攻撃.pngダメージ・通常:攻撃 x 100%(対野生ポケモン:上限1000)
ダメージ・強化:攻撃 x 120% + 0 x (レベル - 1) + 0(対野生ポケモン:上限1100)
追加ダメージ:相手の残りHPの10%(対野生ポケモン:上限350)
HP回復・強化:与ダメージの20%
攻撃速度上昇:[攻撃 x 0% + 3 x (レベル - 1) + 28]%
技を含む攻撃1hitごとにスタックを獲得し、5hit目以降は強化攻撃となる。複数体に同時に1hitしても1しか獲得できない。
スタックは4秒経過で消滅し、空振りではカウントされない。攻撃か技を当てることで継続時間が更新される。
HPの割合ダメージ部分にもしっかりと急所が乗る。大型野生ポケモン相手に急所が出ると非常に大きなダメージが出る。
わざ1[R]
すなかけ.pngすなかけCD.png6秒
ダメージ:0
命中時、強化攻撃スタックが1つ溜まる。
ヒット時、相手に視界50%減少&移動速度20%低下のデバフを2秒間付与し、自身は2秒間移動速度30%上昇&3秒間攻撃速度30%上昇のバフを獲得する。
中央担当と連携し、草むらなどから不意打ちできると強力。
レベル5になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
あなをほる.pngあなをほるCD.png8秒
ダメージ:攻撃 x 116% + 5 x (レベル - 1) + 220
防御アップ:攻撃 x 0% + 25 x (レベル - 1) + 25
命中時、強化攻撃スタックが1つ溜まる。移動中はまもり状態となり、被弾しなくなる。移動は一定距離または通り抜けできない障害物・ポケモンに当たると終了し、攻撃判定に移行する。このとき、野生/相手ポケモンにヒットすると0.5秒間のスタンを与える。またわざ終了後3秒間、防御・特防が上昇する(空振りでもよい)。
+になるとスタン時間が1秒になる。
ドラゴンダイブ.pngドラゴンダイブCD.png6秒
ダメージ:攻撃 x 121% + 8 x (レベル - 1) + 200
命中時、強化攻撃スタックが1つ溜まる。
ドラゴンクローを組み合わせるとわざが変化し、スタン付きの高威力の2段攻撃になる。連携使用時、ドラゴンクローもクールタイムに入る。
また連携命中時は1段目で強化攻撃スタックが2つ、2段目で1つ溜まる。
ノックバック目的で使う場合、ドラゴンクローとの連携を行うと拘束時間を伸ばせ、個別に使うとノックバックの総距離を伸ばせる。
また、連携の有無にかかわらず敵集団に背を向けて放つことで、後退時に敵を巻き込みそのまま味方方面へ強制的にひっぱり出すこともできる。
わざ2[ZR]
じならし.pngじならしCD.png5秒
ダメージ:攻撃 x 145% + 13 x (レベル - 1) + 240
(解説欄・要検証)
レベル7になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
じしん.pngじしんCD.png7秒
ダメージ・1段目:攻撃 x 112% + 8 x (レベル - 1) + 180
ダメージ・2~3段目:攻撃 x 56% + 7 x (レベル - 1) + 90 (x 2)
命中時、強化攻撃スタックが1つ溜まる攻撃を計3回行う。1度目の攻撃が発生した地点に、2回の追加攻撃が発生する。このとき、ガブリアス本人が行動不能でも追加攻撃は行われる。
ドラゴンクロー.pngドラゴンクローCD.png5秒
ダメージ・1段目:攻撃 x 88% + 6 x (レベル - 1) + 155
ダメージ・2段目:攻撃 x 108% + 7 x (レベル - 1) + 188

アップグレード後
ダメージ・1段目:攻撃 x 106% + 6 x (レベル - 1) + 170
ダメージ・2段目:攻撃 x 127.2% + 7 x (レベル - 1) + 204
ドラゴンダイブ・ドラゴンクロー連携時は、クロ―1段目→ダイブ→クロ―2段目でダメージ計算
命中時、1段ごとに1つ強化攻撃スタックが溜まる。
ユナイトわざ
どはつてんラッシュ.pngどはつてんラッシュCD.png112秒
ダメージ・1段目:攻撃 x 227% + 10 x (レベル - 1) + 330
ダメージ・2段目:攻撃 x 267% + 11 x (レベル - 1) + 450
ダメージ・3段目:攻撃 x 307% + 12 x (レベル - 1) + 570
ダメージ・4段目:攻撃 x 307% + 13 x (レベル - 1) + 920
ダメージ・5段目:攻撃 x 307% + 14 x (レベル - 1) + 1270
妨害無効で攻撃中の被ダメージを3割減、威力もトップクラスと非常に強力。しかし挙動にやや癖があり、適当に振り回すだけでは動き回る相手に当てることが困難。特に威力の高い3~5段目は外さないようにしたい。

アップデート履歴

上方修正とそれに準ずるものは▲橙字、下方修正は▼紫字で表示。
ダメージ量は初期わざはレベル1時点、変化後のわざはレベル最大時(Lv.15かつ、わざが強化済み)で記載。

日付項目変更点
23/08/15近接の通常攻撃のスペシャリストとしての存在感が発揮されるよう、強化攻撃を上方調整しました。このポケモンについても、9レベル以降のユナイトバトルでの影響度が小さかったため、ユナイトわざ「どはつてんラッシュ」を上方調整しました。
▲強化攻撃ダメージ量:約10%増加
HP回復量:与えたダメージの15%→与えたダメージの20%
▲ユナイトわざ:
どはつてんラッシュ
必要なエナジー量:約17%減少
22/10/27▲ステータス攻撃を上げました。
▲ドラゴンクロー相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
相手のポケモンに与える減速効果を強くしました。
▲ドラゴンクロー+相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
相手のポケモンに与える減速効果を強くしました。
22/01/26▼あなをほるステータスの上昇幅を下げました。
通常攻撃不具合修正。
あなをほる不具合修正。
22/01/20▲あなをほるわざの効果を「地面に潜って指定した方向へ高速移動し、相手のポケモンに触れた時点、または最大距離に達した時点で飛び出す。このとき範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、ふきとばす。わざを使うと、防御および特防が少しのあいだ上がる。」に変更しました。
▲あなをほる+わざの効果を「アップグレード後は、地面から飛び出した時に、相手のポケモンをより長くふきとばしておける。」に変更しました。
▲じしんわざの効果を「高く跳びあがってから地面に勢いよく着地し、範囲内にいる相手のポケモンに少しのあいだ継続ダメージを与え、移動速度を下げる。」に変更しました。
▲じしん+わざの効果を「アップグレード後は、わざの範囲の中でも特に近くにいる相手のポケモンの移動速度をさらに下げるようになる。」に変更しました。
▲ドラゴンダイブわざの効果を「後ろへ距離を取ったあと、指定した方向へダイブして攻撃し、相手のポケモンをつきとばす。はじめに距離を取っているあいだ「ドラゴンクロー」を組み合わせることができ、組み合わせると「ドラゴンクロー」の、相手のポケモンの移動速度を下げる効果が強くなる。わざを使っているあいだ、受けるダメージが軽減する。」に変更しました。
▲ドラゴンダイブ+わざの効果を「アップグレード後は、わざを使っているあいだ妨害されなくなる。」に変更しました。
ドラゴンクローわざの効果を「前方を爪で2回攻撃し、相手のポケモンにダメージを与える。1回目はダメージを与えた後にふきとばす。2回目は与えるダメージが増加し、相手のポケモンの移動速度を少しのあいだ下げる。」に変更しました。
通常攻撃が速くなる効果が削除された? (パッチノートに記載なし)
21/12/09▲進化レベルガバイトに進化するレベルを6→5に変更しました。
ガブリアスに進化するレベルを10→9に変更しました。
▲ステータス進化レベルの変更に合わせて調整しました。
▲あなをほるわざ習得のレベルを6→5に変更しました。
▲あなをほる+わざ習得のレベルを12→11に変更しました。
▲ドラゴンダイブわざ習得のレベルを6→5に変更しました。
▲ドラゴンダイブ+わざ習得のレベルを12→11に変更しました。
▲じしんわざ習得のレベルを8→7に変更しました。
▲じしん+わざ習得のレベルを14→13に変更しました。
◆ドラゴンクローわざ習得のレベルを7に変更しました。
わざによって急所ダメージが発生していた不具合を修正しました。
▲ドラゴンクロー+わざ習得のレベルを14→13に変更しました。
▲ユナイトわざ
どはつてんラッシュ
わざ習得のレベルを10→9に変更しました。
21/11/10▼とくせい
さめはだ
ゼラオラの「ワイルドボルト」を受けた際、想定以上のダメージを跳ね返していた不具合を修正しました。
21/10/20▲通常攻撃通常攻撃を速くしました。
▲ドラゴンダイブ相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
21/09/22▲ステータス防御と特防を上げました。
▼とくせい
さめはだ
とくせいの効果の発動間隔を調整しました。
21/08/18▲ステータス移動速度を増加しました。
▲じならし相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
▲ドラゴンダイブわざの待ち時間を短くしました。

レベル別ステータス表

レベルHP攻撃防御特攻特防移動速度通常攻撃
速度
急所率ライフ
スティール
CDR被妨害
時間短縮
13050165902067380010.00%0%0%0%0.00%
23117170952171380010.64%0%0%0%3.33%
331981761022376380011.41%0%0%0%6.66%
432951831102582380012.34%0%0%0%9.99%
5364720913832104395015.71%10%5%0%13.32%
6378721914935113395017.05%10%5%0%16.65%
7395523216338124410018.66%10%5%0%19.98%
8415724717942137410020.59%10%5%0%19.98%
9486930023756183425027.41%20%10%0%19.98%
10515932226162202425030.19%20%10%0%19.98%
11550734828969224440033.53%20%10%0%19.98%
12592537932377251440037.53%20%10%0%19.98%
13642641736487283440042.33%20%15%0%19.98%
14702846241399321440048.09%20%15%0%19.98%
157750516472114367440055.00%20%15%0%19.98%

上記表の最終編集日 2023 04/23

レベル別通常攻撃速度

通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル123456789101112131415
装備なし0.910.910.910.910.910.860.860.860.790.790.790.790.710.710.65
力の鉢巻(LV30)0.860.860.860.860.860.860.790.790.790.710.710.710.710.650.65
力の鉢巻(LV30)の効果××××
装備なし+メダル30.910.910.910.910.860.860.860.860.790.790.790.710.710.710.65
力の鉢巻(LV30)+メダル30.860.860.860.860.860.790.790.790.790.710.710.710.650.650.65
力の鉢巻(LV30)+メダル50.860.860.860.860.790.790.790.790.710.710.710.710.650.650.65
力の鉢巻(LV30)+メダル70.860.790.790.790.790.790.790.790.710.710.710.650.650.650.59

上記表の最終編集日 2022 8/10

強化攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル123456789101112131415
装備なし0.710.710.710.710.650.650.650.590.590.590.530.530.530.530.46
力の鉢巻(LV30)0.710.710.650.650.650.650.590.590.590.530.530.530.530.460.46
力の鉢巻(LV30)の効果××××××××××
装備なし+メダル30.710.710.710.650.650.650.650.590.590.590.530.530.530.460.46
力の鉢巻(LV30)+メダル30.710.710.650.650.650.590.590.590.590.530.530.530.530.460.46
力の鉢巻(LV30)+メダル50.710.650.650.650.590.590.590.590.530.530.530.530.460.460.46
力の鉢巻(LV30)+メダル70.650.650.650.650.590.590.590.590.530.530.530.460.460.460.46

上記表の最終編集日 2022 8/10

すなかけorドラゴンダイブ+ドラゴンクロー後に、通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル123456789101112131415
装備なし0.730.730.730.730.730.730.730.730.670.670.670.670.670.580.58
ちからのハチマキ(LV30)0.730.730.730.730.670.670.670.670.670.670.670.580.580.580.58
ちからのハチマキ(LV30)の効果×××××××××

上記表の最終編集日 2022 1/14
すなかけorドラゴンダイブ+ドラゴンクロー後に、強化攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル123456789101112131415
装備なし0.670.600.600.600.600.530.530.530.530.530.470.470.470.470.47
ちからのハチマキ(LV30)0.600.600.600.600.530.530.530.530.530.470.470.470.470.470.40
ちからのハチマキ(LV30)の効果×××××××××××

上記表の最終編集日 2022 1/14

 

考察

全体考察

遅い成長テンポと、通常攻撃によって火力を出し続けられることを特徴とするファイター型の前衛ポケモン。
わざはあくまで立ち回りの補助であり、メインのダメージソースは通常攻撃とユナイトわざという点で他のファイターとは一線を画す。

当て続けていれば割合ダメージと自己回復が入る強化攻撃を連続使用でき、これを振り続けることで前線でダメージトレードを行うメインファイター・サブタンク的な独特の立ち位置を持つ。
ノーコストかつ継続性のある通常攻撃が主体ということで、野生ポケモンの処理能力が高く、割合ダメージによってオブジェクトの削りもタンクの破壊も速い。

わざはムーブ+CCによる優秀なイニシエート手段。「あなをほる」軸なら打ち上げと耐久アップで殴り合いが非常に強力になり、「ドラゴンダイブ」軸なら相手ポケモンの誘拐や集敵といった芸当が可能。
いずれも一度敵に触って取っ組み合いになった時からのファイトでも強さを発揮しやすく、近接タイプとの殴り合いには滅法強い
ユナイトわざは大ダメージの攻撃を5回続けて放つというもので、挙動の癖が強いという問題こそあれど、爆発的な威力と長時間の妨害無効により後衛をKOしやすく、集団戦を勝ちに導ける切り札である。

また、晩成型であり進化が完了するレベル9からが本番となるが、意外にもレベル3~4時代のファイト性能が非常に高いという特徴を持つ。
強化攻撃の強さはこの時代から健在であり、フカマルだからとナメてかかってきた相手を近接型なら2匹相手でも返り討ちにすることも可能。

 

独特な強みを複数持つ一方で弱点も多く抱え、扱っていく上でガブリアスというポケモンへの理解が必要となっていく。

まずファイターらしく行動妨害が苦手。対策となる妨害無効がレベル11で取得の「ドラゴンダイブ+」とレベル9で取得のユナイトわざしかなく、進化しきるまでは集団戦で活躍することは難しい。(「あなをほる」はレベル5からまもり状態になれるが無敵時間が短く、敵にぶつかるとその時点で無敵が切れるため合わせにくい)
妨害を持ち射程の長いアローラキュウコンピカチュウミュウツー(Y)は天敵と言って差し支えない。ユナイトわざがない状態での接敵は避けた方が良く、逆にユナイトわざがあれば妨害をものともせず強気に倒しに行けるため、使い所を見極めるようにしたい。

次にムーブ技は射程距離が短い・挙動が大振りという短所があり、他のバランス型と比べると追うのも逃げるのも苦手
ファイターはある程度1人で完結した戦い方ができるポケモンが多いが、ガブリアスが1人で動いていても離れていればやられることは無いため敵の圧力にはなり得ない。

そして晩成型ポケモンの辛いところだが、7:00時点ではそう簡単にはレベル9にはなれないため中盤、特に1回目のオブジェクト戦で強く出られない
積極的にファームをして経験値を回収する必要があり、レーンの相方には学習装置を持ったポケモンが是非とも欲しいところ。

 

上記の他にも痒い所に手が届かない弱点をいくつか抱える反面、強みを意識することができれば殴り合いの消耗戦や大型ポケモンの争奪で独特かつ強烈な存在感を放てる異色のポケモン。
その真価を発揮するには、攻め時・退き時の見極めや味方との連携といった一般的なプレイヤースキルに加え、マクロ面(試合全体を通した立ち回り)での広く深い知識が要求される。
ガブリアスの強みを活かした戦い方がしたい方は、後述の重要なアドバイス・ガブリアスの基礎知識を参考にされたし。

公式には中級者向けと称されているが、実像は同じバランス型でもルカリオアマージョのようなミクロ面(わざを当てる技量とわざのCT管理)に依存した上級者ポケモンとは対極に位置する、戦略・立ち回り重視の上級者向けポケモンになっていると言えるだろう。「通常攻撃連打してるだけだし余裕」などと思っているとレベルが足りずに痛い目を見る事がある。
きっちり育てて強くなり、600族とは何たるかを見せつけよう。

  • 長所
    • 強化通常攻撃は高速・広角・(近接の中では)長射程。一度スタックが溜まれば強化攻撃で割合ダメージを連発でき、継続火力が極めて高い。レジエレキ・レックウザなどの大型野生ポケモンを狩るスピードはトップクラス。
      • 回復効果も高く、殴り続けられれば継戦能力も非常に高い。
      • また野生ポケモンを殴ることでスタックを稼げるため、先に陣取ってオブジェクトを触る展開が得意。相手が仕掛けてきてもスタックを持った状態で反転ができる。
    • 上記のスタックをためた状態での反転が非常に強力な動きであり、わざでスタックが溜まる特徴も持つため、ファイターでありながら集団戦の口火を切れる(イニシエートができる)。
    • 上記の継続火力により同レベル帯の近接ポケモンとの1対1の戦いや通常攻撃で複数を巻き込めた時のファイトでは無類の強さを誇る。
    • わざによって敵や野生ポケモンを引っ張って孤立させたり、スタン+移動低下を与えたりなど自分と味方の補助をすることができる。
    • 2進化ポケモンながらレベル3~4のフカマル時代、最序盤での殴り合いは技性能も含めて上位クラス。
    • ユナイトわざのダメージ総量が高く、かつ移動しながらの範囲攻撃で長時間の妨害無効+ダメージ軽減もあるため敵陣を崩しやすい。
  • 短所
    • 強化攻撃のスタックが他のポケモンより多く、通常攻撃だけだと強化状態になるのに時間がかかる。
    • 移動技の隙が大きく移動距離も短いため、ムーブの機動性が低い。相手のポケモンを追ったり逃げたりということが苦手。
    • 行動妨害に対する耐性が低い上に近接タイプなので、ユナイトわざが無いと妨害と遠隔に非常に弱い。
    • 野生ポケモンの削りに強い一方で、瞬間火力が低く削りペースも変えにくいためラストヒットを奪われやすい。
    • ユナイトわざは普通に歩いて逃げる敵には追い付けるのだが、ムーブ技や移動速度が上がる技で逃げられると追い付けない事がある。
    • どちらの技構成でも2つの技をほぼ同時に使用しユナイトわざにつなげる動きを取るため、オールインになりやすく操作ミス等で敵陣を崩せないと途端に圧力がなくなってしまう。
重要なアドバイス・ガブリアスの基礎知識

こちらではガブリアスの試合を通しての動きを解説していく。有志のガブリアス使いの方はぜひ加筆をお願いしたい。
オススメルートは上下レーンで、学習装置を相方に持って貰えるのがベスト。

3~4レベルの初期技ばかりの時間帯は強化攻撃の継続火力・回復力は破格の性能のため積極的に相手や野生ポケモンに噛みつき常にキープするのを特に意識していきたい。相方と息が合えばダンベルに来た相手ポケモンを自陣ゴールに到着する前に削りきることも可能。
ラストヒットのじならしはこの時点では特段弱くもないが、別に強くもないのでまずはダメージトレードを行い相手か引いた隙に取ってしまうのが安全。(ただし相手にワタシラガやフーパ、序盤から火力のあるメイジがいた場合は無理は禁物)

試合を通して言えることだが強化攻撃をチルタリスの群れに当てた際の回復力は異常なので8:50、7:20では敵中央の襲来に気をつけつつチルタリスを巻き込んで殴り合える立ち位置を意識したい。

この文を書いた(2023/09/11)時点では、7:00時点のレジは下に戦力を集中し、上ルートに育てたいポケモンを1匹置いておくのが主流のため、ガブリアスはこの時点では上に残り相手の残ったポケモンと取り合いをし、とにかくレベル9を急ぎたい。
レベル5以降は紛れもなくラストヒットは弱い部類のポケモンになってしまうのでドラゴンダイブで位置をずらしたり、草むらに野生ポケモンを隠したり、自陣の中央をわけてもらったりして貪欲に育とう。
レベル9になった後は下に降りてユナイトわざで戦況を動かすもよし、上で持ち前の削りを活かしてレジエレキを取ってしまうのもよし、自分の動きに合った戦い方を探して欲しい。

5分以降はガブリアスの本懐とする5対5の集団戦が起きやすいため、ファームを欠かさずし、戦いが起こりそうなら積極的に寄っていこう。
戦闘はオブジェクトを通常攻撃で殴りつつ焦って寄ってきた相手をブリンク技で強襲し、ユナイトわざで相手の後衛を倒しつつ残りの前衛を得意の殴り合いで制していくのが理想。
倒しきれず相手を逃がしてしまった場合は無理して追わず、アサシンにキルを任せるか再びオブジェクトを殴ることで回復しつつ圧力をかけられるようにしていきたい。
基本先入りはタンクに任せたいが、ガブリアスはわざによる行動妨害&エンゲージもかなり強力なので敵が固まっているようなら自分から火蓋を切る動きもできるようになれるとgood。

ガブリアスはコンセプトに癖が強く、味方に自身の穴を補ってもらうことが望ましい。前衛なので特別相性の悪い味方はいないが、即ピするよりも理想編成に近い時に後出しで出すのがうまく機能するコツになる。編成考察も参照。

対策

ガブリアスは強い部分はとことん強いが弱い部分はとことん弱いという非常にピーキーな性能であり、苦手としているポケモンも多い。ただしそういったポケモンでもガブリアスの立ち回り次第で集団戦を動かす起点にされかねない。
以下の記述では試合全体を通していざ対面した時どのような動きをすればいいかを解説する。

ガブリアスが敵チームにいた場合考えるべきガブリアスの強みは大まかにこの3つである。

①2進化晩成ファイターにあるまじき序盤のダメージトレード能力
②安定かつ迅速なレジやレックウザの削り性能
③オブジェクトでスタックを貯めた状態での反転、ユナイトわざの非常に高い殲滅力

①についてはとにかく殴り合いに付き合わないのが大事。強化攻撃の性能はフカマルの頃でも変わらない為、下手に殴り合ってしまうとあっという間にHPが削れ撤退が間に合わずKOされてしまう。
フカマルのラストヒット手段である「じならし」は特別強力という訳ではない為、距離をとるか草むらに身を隠したりしてラストヒットの瞬間だけ顔を出し野生の取り合いに挑みたい。
上レーンに選出するファイターの中にはもうこうダンベルを積みたいポケモンも多くいるが、フカマル相手に無理に積もうとするのは非常にリスクが高い。相手の持ち物にれんだスカーフ、ちからのはちまき、赤メダル5or7枚のいずれかがあった場合「すなかけ」からの強化攻撃で理論上4点ゴールを完封出来てしまい、隣にヒメンカやイノムーといった足止めが強いポケモンがいた場合ゴールに到着すらできないこともある。序盤は対面次第ではしたい気持ちを抑え、中盤以降下レーンに降りて行った隙を見計らう等工夫する必要がある。

②についてはガブリアス側のチームにラストヒットが強いキャラがいるとオブジェクト周りが手薄になったころを見計らって即ラッシュからの取りきりをされてしまう。ガブリアスがオブジェクトの前に陣取ってしまうと中々手が付けられず厄介であるため、こちら側が先に陣取る立ち回りをし、尚且つガブリアス側が動くまで離れないことで先手を打つことができる。こうすることでガブリアスが突っ込んできてもスタックはたまりきらず、こちらのCCを入れる隙が生まれる。

③は特に注意したいガブリアスの真骨頂ともいえる動き。非常に厄介なことにヤドランミミッキュのユナイト技、ブラッキーのくろいまなざし以外の方法でドラクロダイブ→ユナイトわざでアタック型に突っ込んでいくガブリアスを止める手段がないのである。一度掴まれると「ドラゴンクロー」による重いスロウによってべた足のメイジなどは瞬殺されてしまう。対策としては②の項でも話したこちらが先にオブジェクトの前に陣取り、ガブリアスにスタックを貯めさせないこと。そしてドラクロダイブをできる限り喰らわないようにすること。ガブリアスがこの動きをするときは大抵「だっしゅつボタン」を持っており、ドラクロダイブの途中で軌道を変えてくるため非常によけにくいが向こうも急なブリンクに対応するのは至難の業であるため、発生の速い移動技がある場合は温存しておくこと。そしてガブリアスがユナイトわざを発動したら一斉にバラバラに散らばるように動くこと。特にアタック型はチームに複数いる場合も多くなるべくターゲットを分散させるように動けば被害は最小限に抑えられるはずだ。ガブリアスのユナイトわざは壁抜けができない為、壁抜けできるムーブ技で逃げるのも手。そしてユナイトわざを使った後ガブリアスは反動で少し動けなくなる。その間は妨害無効はついていないため、そこを起点にCCチェインで倒しきれるとgood。

まとめると
・序盤は無理に殴り合いに付き合わない
・オブジェクトの前に先に陣取る
・ユナイト技を打たれたらターゲットを分散させる
となる。もちろんガブリアス側も「すなかけ」で見えなくさせているうちに取りきったり、散らばった相手はアサシンにキル回収を任せる動きやラストヒットが強いキャラを優先的に落としてラッシュに移行する判断をするなど、これらの対策に合わせた動きをしてくるため、これらの方法を取れば勝てると保証できるものではない。しかし、「ラッシュされないよう近づいたらいつのまにかKOされてレックウザとられてた」となるシチュエーションは格段に減るはずだ。

 

とくせい考察

さめはだ

「ゴツゴツメット」のようなダメージ反射効果。近接攻撃を受けた際に発動し、反射ダメージは受けたダメージの30%を返す。
その性質上、ルカリオの「グロウパンチ」、ウーラオスの「あんこくきょうだ」、ファイアローの「そらをとぶ」のような一撃大火力の技を受ければバカにならないダメージを返すことができる。
とはいえガブリアスは特別耐久が高いわけではないので、避けることができそうならば無理せず躱すべきである。
なお、説明文の通り特性の発動の有無は相手ポケモンが物理特殊限らず近接カテゴリかどうかで判断される仕様。
そのため、どう見ても接触攻撃ではないリーフィアの「ソーラーブレード」やリザードンの各種技や通常攻撃、特攻参照であるヌメルゴンの攻撃も跳ね返すことができる。
反対に、カイリューの「げきりん」はカイリュー自体が遠隔カテゴリのため発動しない。

 

通常攻撃考察

ガブリアスの主力のダメージソース。スタックが最大であれば

  • ADC並の攻撃速度
  • 単発ダメージが2割上昇
  • 相手HPの10%の割合ダメージ(急所判定あり)
  • 与えたダメージの20~35%回復(レベルが上がるにつれて上昇)

と、盛りだくさんな効果を得られる。
通常攻撃5回で威力上昇と回復、通常攻撃やわざを当てるたびに加速とあるが、実際の挙動は「攻撃を当ててスタックを貯めると強化攻撃が出るようになり、攻撃倍率上昇・割合ダメージ・攻撃速度上昇・回復割合上昇が付く」というもの。
強化攻撃に必要なスタック数は5。5回目の攻撃から強化され、高速化状態で振れるのは6段目からということになる。
このため、スタックが溜まってからは強いが立ち上がりは遅く普通のポケモンのように扱うことはできない。
強化状態になって以降は5秒以内に強化攻撃かわざのどちらかを当てなければ強化状態が終了する。
攻撃が複数の相手に当たった場合も回復効果は得られ、最大時は複数のポケモンを殴っているだけで体力がモリモリ回復する。

他ポケモンと大きく異なる点は以下の3つ。

  • 強化攻撃を当ててもスタックがリセットされない
  • 強化攻撃のスタック・バフ延長は通常攻撃だけでなく、わざを当ててもカウントされる
  • 空振りではスタックが貯まらないため、常に何かを攻撃し続けなければ強化状態を維持できない

集団戦前等では近くにいる野生ポケモンを攻撃してスタックを貯める等の工夫をすることでいざという時に恩恵を素早く受けられるようになるし、野戦食代わりにもなる。レックウザなどのオブジェクトを高速で削りつつ回復できるのでいつでも反転可能なのも嬉しい
野生湧きは常に意識しておき、可能な限りスタックの保持は意識しておきたい。敵に突っ込む際にわざをしっかり当てれば3~4スタック程度は溜められるため無理に5スタック溜めた状態で入る必要はないが、2,3スタックは溜めておきたい。

 

わざ考察

わざ1

すなかけ

ダメージはないが、強化スタックが1たまる。
命中させる事で、自身の攻撃速度と移動速度が増加し、対象の移動速度と視界を大きく奪う効果がある。
視界を奪われている側は画面の端が暗くなり、周囲3、4キャラクター分ほどしかポケモンが映らなくなる。遠距離AAや必中技なども使用しにくくできる。

仲間との奇襲に合わせる際に大きく効果を発揮する他、当てることで攻撃速度と移動速度が上がるため序盤の殴り合いや逃走にも重要。フカマルの生命線とも言える技なので殴り合いが起きそうなら忘れず使用するように。

ただし、進化する直前に関しては使わない方がよい。(更新後の技が非常に強く、即座に使いたいので)

あなをほる

ムーブ技だが、相手に接触すると移動を中断して攻撃に移行するという性質がある。
ふきとばし効果を持つ技の中では発生が早く、「すなかけ」と同じく味方の援護に向いている。
防御、特防を上げる効果が付くため、AAの高いサステインと合わせて殴り合いで非常に強力。ちなみに上昇量はレベルに比例し、レジロックなどの防御、特防バフはこの上昇分にも効果がある。

  • 長所
    • 発生無敵なので着弾系の技に合わせて避けられる。
      • 特にゾロアークの「つじぎり」最終撃などの大技に合わせるのが効果的。
    • 耐久力を大きく伸ばせその後の殴り合いがさらに強くなる。
    • 発生が早いため避けられにくい。
    • 相手をふきとばしで足止め出来るため、味方との連携が取りやすい。+になれば「じしん」と合わせてかなり長い時間拘束できる。
    • 足を止めた戦いにおいて変な方向に飛んでいかないため、孤立しにくく、癖が少ない。
  • 短所
    • 敵にぶつかると止まるため肉薄した状態では逃げに使えない。
    • 上記の理由より、混戦で奥の方に突っ込みにくく、ユナイト技の爆発力を活かしづらい。
    • 最大限移動したとしてもやや距離が短い。
    • 攻撃時の隙が大きく、アップグレード前はスタン時間が短めなため、味方がいないとアドバンテージを稼ぎにくい。
    • クールタイムが8秒に対して、防御特防バフは3秒しか持続せず、回転率が悪い。

ドラゴンダイブ

あなをほると違い、移動経路上の相手を自身の方向に強引に押し込む効果を持っている。
使用時に少し後ろに下がってから突っ込むので、発動地点より後ろの相手も巻き込む事が出来る。
わざの途中でだっしゅつボタンを使うと突進の向きは変わらず位置だけがズレる。
技2の「ドラゴンクロー」と併用して使う事が可能であり、その場合は技の挙動と動作が少し変わる。基本的に併用した方が強力なのでセットで使えるようにしたい。
壁抜けが可能だが、巻き込んだ敵は壁を越えない。また、そうなった場合、「わざが当たっていない」判定になる。(突進の先端しか判定がないからと思われる)

  • 長所
    • 集団戦中の相手1人に引っ掛けて孤立させたり、相手をゴール下から押し出す等の有利盤面を作り出す事が出来る。
      • 「ドラゴンクロー」と合わせて使うことでさらに複数の敵や野生を一か所にまとめ上げることができる。長時間行動不能にしつつその後の強化攻撃やユナイト技にも繋げられ非常に展開がいい。
      • レーンで採用した場合この技でラストヒット前に大きく野生ポケモンの位置をずらすことで取り合いを有利に進めることができる。
    • 突撃してしまえば殆どの行動妨害を受けない上、+になれば妨害無効もつくため、動きを狂わされる事がない。
      • 特に+後の妨害無効はユナイト技を除いてガブリアスが妨害に対して対抗できる貴重な要素。
        敵の妨害に対するカウンターや集団戦で後衛に強引に切り込む時など非常に重宝する。
    • モーション中は被ダメージ30%軽減効果を得られる。体力が少ない状態で逃げる時などはこれを活用すると生き残りやすい。
      • ただし、上記の通り敵と密着しているときに撃つのはむしろ悪手となる。この使い方をするときは遠距離キャラから逃げる時など距離が十分離れてる時のみを推奨。
    • 「あなをほる」と違い途中に相手がいても止まらず寧ろ押し込んでいけるため、上記の被ダメ軽減効果や妨害無効と合わさりある程度のごり押しが効く。
  • 短所
    • 相手を巻き込んでしまうため、こちらも肉薄した状態からでは逃げに使えない。
    • 考え無しに使うと相手を動かして仲間の方向指定技を外させてしまう原因になる。
    • 後ろに下がる動作があるため、発生速度がやや遅い。
    • 基本「ドラゴンクロー」と合わせて使うことが多いため、ドラゴンダイブ単体で運用しなければいけないレベル5,6帯では妨害無効もなく攻守両方の面において心もとない。
      • 野生狩りで使う分には単体でも支障はないため速やかにレベルを上げ、「ドラゴンクロー」の習得を急ごう。
  • ドラゴンクローとの併用について
    技を出した直後の飛び上がっている最中に、技2の「ドラゴンクロー」を使用する事が出来る。(通称:ドラクロダイブ)
    この場合、本来は使用後に相手を前方へ突き飛ばす効果に代わり、相手を自分の前へ浮かせる効果に変更され、対象を壁を越えさせて誘拐することができるようになる。
    ドラゴンダイブ単体で使った時とは異なり、わざの途中でだっしゅつボタンを使うと位置がズレるだけでなく突進の向きも変わる。
    また、命中させれば一気にスタックを2つ獲得する事が出来るのでその後の殴り合いが大きく有利になる。
    「ドラゴンダイブ」と「ドラゴンクロー」を個別に使うよりも拘束時間が長く、自身の通常攻撃も続けて当てやすい位置になる為、特に理由がなければ併用して使いたい。
    逆に併用せず順番に使うことで、相手を突き飛ばす距離が大きくなる。ゴール下の相手を強引にどかす時などは此方。また、ドラゴンクロー単体でも少し前進するため、射程もこちらの方が少しだけ長い。距離が離れているがあと1発というところでは試してみるのも手か。一方を使い続けるのでは無く、盤面に応じて使い分けをしていきたい。
    注意点として、併用入力が成立する時間帯がかなり短く、出したつもりで出ていないことが多くなりがちなので入力に慣れておく必要がある。
ロトムへの使用について(レモータスタジアム)

「ドラゴンダイブ」を用いて戦闘中のロトムを相手のゴール側に寄せても、ロトムは元の出現地点まで移動してからしか相手のゴールに向かってくれない。
相手の方向へ野生ロトムを寄せる事のメリットは殆どない為、せめて自軍側へ寄せてから倒すか、「ドラゴンダイブ」で動かさないようにして討伐しよう。
相手が取得したロトムは自軍ゴールに触れた瞬間に中に入ってしまう為、絶対に自軍側へロトムを押し込んでしまわないように厳重注意しよう。
逆に相手の取得したロトムも突き飛ばせるので、大きく押し返して防衛ラインに余裕を持たせてあげるのも良い。

ちなみに、レジエレキ(中立)はCCで動かすことができないため、テイアでこのテクニックは使用できない。

わざ2

じならし

通常攻撃より少し広い距離内のポケモンを攻撃出来る範囲技。
主にラストヒットや通常攻撃強化のスタックを貯めるのに使用出来るが、相手への行動妨害などはなく自身も発動で足を止めてしまうため、相手を追うときは無理に使うより通常攻撃を優先したほうが良い。
ラストヒットは特別弱くもないが強いポケモン相手には厳しいので通常攻撃でダメージトレードを仕掛け相手が引いた隙に取り切る動きがオススメ。

じしん

「じならし」を順当に強化したような技。範囲と威力が強化されてヒット数も3回に増えた。
ジャンプと地響きの合計3ヒットするため、わざ1も合わせると一気に4スタックを稼ぎ即座に強化攻撃を使えるようになる。
スロウもかかるのでその後の通常攻撃が当てやすい。
複数の敵を巻き込みやすく、集団戦ではわざ1で切り込みじしんからの強化攻撃で一気に敵の体力を削り取る事が出来る。
ただしその分発生が微妙に遅く、アップグレード前のスロウもあまり強力ではないので攻撃技としての圧は低め。

  • 長所
    • 攻撃範囲が広く当てやすさに優れている。
    • ヒット数が多いためスタック稼ぎに向いている。
    • 広範囲の移動速度低下を付与でき、味方の補助がしやすくなる。
    • 技を打ってからしばらく攻撃判定と移動速度低下効果が残るため、逃げる時にこの技を置くことにより撤退がしやすくなる。
  • 短所
    • 技を撃ってから攻撃するまでの時間が長く、「ドラゴンダイブ」と違い技単体では妨害をケアする手段もない。
      • ガブリアスの常套手段であるムーブで近づき移動低下を付与して殴るという使い方では、敵の目の前でこの技を振る必要があるため、特に集団戦では「あなをほる」だけではカバーしきれず敵のスタンを食らって止まりやすい。
    • 技の威力自体は高くない。
    • 持続的にヒットするため、強化攻撃に移行する速さはドラクロダイブ型とさほど変わらない。途中で敵が逃げた場合、よりスタック稼ぎの効率が落ちる。
    • 「ドラゴンクロー」と比較した時、アップグレードするまで移動速度低下の効果がやや弱い。
    • 「あなをほる」との組み合わせを意識してるためかCDが7秒と長い。

ドラゴンクロー

1発目は相手を突き飛ばす効果があり、2発目は威力が少し高い。「ドラゴンダイブ」と連携して使用した場合、此方もクールダウンに入る。
このスキルだけで2スタックを貯めることが出来る他、使用後に相手のポケモンに移動速度低下を付与する。
威力はあまり高くはなく、どちらかというと相手を壁に押し込むように使ったり、スタックを貯めるのに使う方が適している。

  • 長所
    • 「ドラゴンダイブ」と組み合わせることで、野生ポケモンを纏めて狩るのが早くなり、相手ポケモンを拘束する力も強くなる。
    • 素早い発生で相手の技や行動を妨害しやすい。
    • 待ち時間が短く、横幅も広いので癖が少ない。
    • 移動速度低下効果が強力。単体でも十分な効果量だが「ドラゴンダイブ」と合わせて使うことにより、生半可な撤退を許さない性能となる。
  • 短所
    • 単体で使うと1発目で相手を突き飛ばしてしまうため、その後に通常攻撃へと繋ぎにくい位置に相手がいってしまう事がある。
    • 射程が短め。敵に届いていない場合なぜか照準が変な方向に向くので注意。
    • 威力よりも移動速度低下効果重視のため上記の欠点も合わさり単体での出番はあまりない。

ユナイトわざ

どはつてんラッシュ

妨害無効になり、「前方に大きく踏み込んで範囲攻撃を繰り出す」を5回連続で行う。この時、左スティックで踏み込む方向を制御できるが壁抜けは一切不可能。威力は後半ほど伸びていく。

  • 1回目・2回目はガブリアス1匹分強の幅のライン状の範囲に攻撃する。ガブリアスに密着していれば背面側にいても攻撃は当たる。
  • 3回目と5回目はガブリアスの前方、円状の範囲に攻撃する。
  • 4回目はガブリアスの前方、扇状の範囲に攻撃する。
  • 5回目の攻撃がhitすると大きく打ちあがり、ガブリアスのユナイト技終了硬直と同じくらいまで行動不能にする。

各段の合間に方向入力を受け付ける間があり、この時間に方向制御及び前進が行える。
何も押さなくても勝手に前進していくが、無入力状態よりも移動入力で前進を行う方が移動距離が増える。

  • 逆に言うと、方向転換にもチョイ押しと押しっぱがあり、反転する距離が変わる。

唯一の「妨害無効で長時間動ける技」なのでガブリアスの苦手な妨害が飛び交う乱戦が起こりそうなら迷わず使おう。当てにくいだけあって総威力が非常に高く、特に後半は必ず当てるようにしたい。
回転率も一般的な部類で、ファームの早さも活用して集団戦ごとに使えると嬉しい。

挙動が少し特殊なため使いこなすには慣れが必要。威力自体は非常に優秀なので、ガブリアスを使う上でこのわざを使いこなすことが避けて通れない。練習場で挙動をしっかり確認しておこう。
わざ1→わざ2でCCと鈍足を与えてから使うと当てやすい。
また、壁を越えられないなどの理由で、全力で逃げる敵を倒すのはだっしゅつボタンがないとやや難しい。
わざ1,2で突っ込みつつユナイト技で厄介な後衛を倒し、残ったタンクやファイターを殴り合いで制すのが理想的な動きである。
敵陣を荒らす性能が非常に高く、しっかり機を見計らえば集団戦の切り込み役としても優秀。

  • 補足
    ユナイトバフは移動速度30%上昇と最大HP30%分のシールド(他のバランス型と違い、特殊な扱いを受けている)
    またシールドはユナイトわざ発動時に付与されるが、移動速度上昇はユナイトわざ終了後に付与される
    なんで攻撃速度強化が削除されたんだ…

わざセット考察

スキルセットは同じ系統のわざ同士でシナジーが出るようにデザインされている。そのため「あなをほる+じしん」型か「ドラゴンクロー+ドラゴンダイブ」型のどちらかを選ぶことが強く推奨される。

あなをほる+じしん型(わざセット1)

アタッカーというよりは場持ちのよいタンク寄りの構成。適当に使っても殴り合いの強さでそれなりに戦えるが、真価を発揮するには押し引きの判断が重要となる。
防御力UP効果・スタン効果のある「あなをほる」と敵への妨害効果のある広範囲攻撃「じしん」で複数のプレイヤー相手への干渉能力を伸ばし、そこからの強化攻撃でダメージを出しつつ場持ちを上げる立ち回りとなる。
「じしん」は広い範囲に加えて断続的に3ヒットするため、対面時に撃っておくと強化状態への移行に役立ちやすい。
ただし複数の敵に当ててもスタック数がその分増えたりはしない。

  • 長所
    • 最も耐久力が高まるセットで、技さえ揃ってしまえば1対1では無類の強さとなる。
    • 複数に囲まれた場合でも生き残れる可能性が高い。
    • 敵を動かさないので、射撃系の味方と相性が良い。
  • 短所
    • 1人で突出すると結局袋叩きになる。
    • しっかりとタンクの後ろにいる相手を狙うのが困難。
    • 敵を押し込んだり追いかけたり連行したりといった、状況に応じた巧みな動きが最も困難。
    • わざの待ち時間が長い。

ドラゴンダイブ+ドラゴンクロー型(わざセット2)

主に機動力と爆発力を伸ばす型。ダイブ+クローによる中距離からの奇襲の他、「ドラゴンダイブ」で敵やビークインの群れなどを自分に有利な方向に運搬するといったこともできる。

特に集団戦ではこれで突っ込みつつユナイトわざで後衛を狙う動きが非常に強力。

また集団戦では後ろ向きにダイブを当てることで、前線に飛び出してきたタンクやファイターを味方集団内へ突き飛ばし孤立させるといったことも可能。ブッシュを使って背後を取る、脱出ボタンと合わせるなどすれば奥の相手の誘拐も狙える。
このムーブ自体はダイブ単体でも成立するが、クローと組み合わせることで敵をまとめつつ長時間のスタンを付与し、相手の抵抗を許さず一方的にタコ殴りにできるのが強み。
もちろん、ゴールシージで相手の守備をゴールから押し出して殴りに行くのもOK。

穴掘地震型よりも技の癖が強いが、こちらの方が「ガブリアス特有の強み」を発揮しやすいため、とりあえずこちらの型は使えるように練習しておきたい。またユナイトわざがある場合は基本的には特攻して大暴れする形となるので、わざの性質に慣れてさえいれば引きを考える必要があまりないこちらの方が使いやすいか。

  • 長所
    • どちらの技も待ち時間が短く、回転率が高い。
      • 通常攻撃主体のガブリアスにはあまり関係ないと思われがちだがドラクロダイブ→ユナイト技で敵陣に仕掛けに行った時、ユナイト技が終わるタイミングでちょうど次のドラクロダイブが打てるようになる。仕留めきれなかった時のダメ押しや撤退につなげやすい。
    • ダイブとクローを組み合わせると突進部分で2ヒットと追撃の1ヒットで3ヒットするので一気にスタックを溜められる。野生狩りも速い。
    • 中距離の敵に対して大ダメージ+スタン+減速を与えながら通常攻撃のスタックを溜めた状態で奇襲できる。方向指定なので脱出ボタンと組み合わせればさらに立ち回りが広がる。
      • 突進中はダメージ軽減もあるので敵のメイジにも近づきやすい。
    • レベル11以降は妨害無効のまま突進できるため、更に強引に入っていける(ピクシーの重力なども無視できる)。そこからユナイト技に繋げれば相手のバックラインを崩壊させられる。
  • 短所
    • ユナイトわざ無しだと突撃後の耐久力は補強できないため、味方のサポートも含め入りの部分でアドバンテージを稼げないと集団戦では勝ちづらい。
    • 基本的に二つの技を同時使用するため常にオールインになってしまい、ユナイトわざがない場合はファイトに勝てるかどうか見極めてから入る必要がある。
    • ドラゴンクローとのセット運用が基本なためレベル5~6はファイト性能が低めで、運搬くらいしかすることがない。

あなをほる+ドラゴンクロー型

耐久能力と大型野生ポケモンへの攻撃能力を担保したバランス型。
両者とも発生や妨害の発生が早く、癖が少ないのであらゆる場面に対応できる。
弱点である低レベル時の対人性能をごまかしつつ、カジリガメやロトムへの攻撃能力を伸ばすことができる。
大きく自分が動かない代わりに相手を強く吹き飛ばすので、相手を寄せ付けない圧力が非常に高い。
「ドラゴンクロー」で突き飛ばしたものを「あなをほる」で追いかけると歩留まりがよい。

  • 長所
    • 特長を伸ばし、弱点を補うまさにバランス型
      • 特にカジリガメとサンダーを巡って集団戦が頻発する環境にマッチしている
    • ガブリアスの型の中で最も癖が少ない
  • 短所
    • わざのシナジーが薄く、総合的なパワーはかなり低くなる
    • 「あなをほる」は複数体に当てづらく、対集団火力が1ランク落ちる
    • 射程が短く、逃げながら戦う相手に弱い

ドラゴンダイブ+じしん型

強襲性能を伸ばした非常にピーキーな型。「ドラゴンダイブ」で敵をまとめて、複数対象への「じしん」フルヒットを狙う。
じしんは途中でスタンしても持続ダメージが残り、レベル11でダイブ+として妨害無効がつくため、立ち回りは非常に強力。
強化状態への移行速度をダイブ+クローと比べるとほぼ変わらないが、ダイブ+クローは同時に使わないといけない一方こちらは順番や同時性を選ばない。

  • 長所
    • ダイブの射程、じしんの範囲と持続時間など、ガブリアスの型の中では影響範囲が大きい。
    • フルヒット時の総ダメージがダイブ+クローより多い。
    • レベル11以降最も妨害に強い。
  • 短所
    • わざのシナジーが薄く、総合的なパワーはかなり落ちる
    • あなをほるの防御・特防UPの恩恵を得られない。
    • ダイブ+クロー同様あわせて使いたいが、ダイブとじしんのクールタイムがずれているため連続使用は難しい。
    • 敵を行動不能にする時間が最も短い。
 

ビルド考察

構築例

ここで紹介するのはあくまでも一例。以下の考察も参考にしながら、環境や編成、自身のプレイスタイル等に合ったビルドを見つけていこう。
赤文字は重要度の高いもちもの

防具として「きあいのハチマキ」が、武器として「ちからのハチマキ」「ピントレンズ」「れんだスカーフ」「じゃくてんほけん」のいずれか2つの採用が現在の主流。
その他「いやしのかんむり」「きょうめいガード」等、技構成にもよるが相性の良いもちものが多いためアレンジも可能。もちものによってサポートメダルの組み合わせも変わるため、アタッカーの中でもビルドの自由度が高い。自分がガブリアスを使って何がしたいかを考え、それに合わせた自分好みのビルドを組もう。
ここでは基本形に加えて、明確なコンセプトを持って構築した型を紹介する。


わざセット共用
もちものれんだスカーフ.png
れんだスカーフ
きあいのハチマキ.png
きあいのハチマキ
じゃくてんほけん.png
じゃくてんほけん
バトルアイテムだっしゅつボタン.pngだっしゅつボタン
サポートメダル茶6白6

通常攻撃速度=火力を大幅に上げる「れんだスカーフ」と、ファイターの最高の防具である「きあいのハチマキ」を装備した基本形。「ドラゴンダイブ」軸でも「あなをほる」軸でも安定した強さを誇り、相手を見てから変えることも可能。
残り1枠は、耐久力を上げつつ通常わざやユナイトわざの打点を上げることができる「じゃくてんほけん」、トドメ能力を格段にあげる「ピントレンズ」あたりが安定か。
バトルアイテムに関しては、あと一歩届かないことの多いムーブの射程をこれで補強したり逃げにも役立つ「だっしゅつボタン」の優先度が高い。妨害に弱いので「なんでもなおし」も役に立つ。
メダルに関してはステータスが優秀な茶6白6がオススメ。赤メダルに関しては、連打だけ持つ場合、赤3でレベル13の連打スカーフ非発動時の攻撃速度が上がり、赤7まで特化すればレベル13での連打スカーフ発動時の攻撃速度が1段階上がる。


わざセット共用
もちものちからのハチマキ.png
ちからのハチマキ
れんだスカーフ.png
れんだスカーフ
きあいのハチマキ.png
きあいのハチマキ
バトルアイテムだっしゅつボタン.pngだっしゅつボタン
サポートメダル茶6白6

力連打で通常攻撃速度に特化したビルド。オブジェクトやタンクの削りが非常に速いのが特徴。
ただし、ユナイトの火力が「じゃくてんほけん」を持った時と比べて低く、「ピントレンズ」もないので相手を取り逃がすことが多くなってしまう。アサシンにキル回収を任せたりボタンを利用してユナイトをたくさん当てるなど、ひと工夫できるとよい。
「きあいのハチマキ」は防具として持つが、代わりに「いやしのかんむり」を入れるのも面白い。妨害に弱くなるが、オブジェクト戦等で削りを担いつつ体力を回復しやすく前線維持や戦線復帰がしやすくなる。
サポートメダルについては茶6白6で十分ではあるが、赤7を採用するとレベル12で攻撃速度が1段階上がるためレベルが13にならないときにもレックウザ戦が安定する。
また、この構成の時に「てだすけ」ハピナス等で攻撃速度を上げることができると、最大で1秒に3回(ほぼ移動しながら)殴れるようになる。


わざセット共用
もちものいやしのかんむり.png
いやしのかんむり
きあいのハチマキ.png
きあいのハチマキ
じゃくてんほけん.png
じゃくてんほけん
バトルアイテムなんでもなおし.pngなんでもなおし
サポートメダル茶6白6

耐久力に特化したサブタンク構成。強化攻撃で敵を殴った際の回復力が凄まじく、通常攻撃で殴れる相手に競り負けることはそうそうない。
「あなをほる・じしん」型と相性が良いが、「ドラゴンダイブ・ドラゴンクロー」も複数の相手をまとめることができ、当てた分だけ回復できるのもあり良好な相性。
メダルは赤メダルを3枚以上採用するとレベル14での攻撃速度が上がるもののそれ以外の恩恵が少ないため、茶6白6がおすすめ。


わざセットドラゴンダイブ.pngドラゴンダイブ・ドラゴンクロー.pngドラゴンクロー
もちものエナジーアンプ.png
エナジーアンプ
じゃくてんほけん.png
じゃくてんほけん
きあいのハチマキ.png
きあいのハチマキ
バトルアイテムだっしゅつボタン.pngだっしゅつボタン
サポートメダル茶6白6

ユナイトわざの破壊力に特化したビルド。「エナジーアンプ」と「じゃくてんほけん」によりただでさえ高いユナイトわざの威力がさらに高くなり、同レベルのメイジ程度なら2発で落としてしまうことも。
ユナイトわざのバリューを出したいのでわざはドラクロダイブ、アイテムはボタンを使いたい。序盤は少々苦しいので注意。

もちもの

  • ちからのハチマキ.pngちからのハチマキ
    通常攻撃メインで戦うガブにとって通常攻撃高速化、攻撃力上昇、割合HPダメージと、欲しいもの全部盛り。特にガブの大きな強みである野生狩りの強さを伸ばせる点が大きい。
    ただし、ファイトでは自前で強化攻撃自体に現在HPの10%割合ダメージが付いている上、高速化したガブリアスの通常攻撃にはCDの都合割合ダメージが乗り切らない場合もあるため、通常攻撃を意識するだけならば「れんだスカーフ」が優先されることが多い。
    サポートメダルの赤5枚を装備したり、オブジェクト削りなどを意識したい場合はこちらも強い。
  • れんだスカーフ.pngれんだスカーフ
    通常攻撃速度を劇的に高めてくれる。「ちからのハチマキ」同様、ガブリアスと極めて相性が良い。クールタイムが存在するが、発動した時の爆発力はかなりのもの。「ちからのハチマキ」と合わせた時の大型野生ポケモンの削りはとてつもなく早いため、大型野生ポケモンの前に陣取る立ち回りに更に磨きがかかる。
    また、序盤でも砂かけと合わせて凄まじい速度で攻撃し続けられるので油断した相手を返り討ちにできる。
  • きあいのハチマキ.pngきあいのハチマキ
    殴り合いがとにかく強くなる。ガブの得意な殴り合い出来る時間が伸びるのは勿論、特性で抵抗出来る量も増やす事にも繋がるので相性は◎。
    序盤のレーン戦でも強力で、倒せると思って突っ込んできた敵を返り討ちにできる。ただしクールダウンは長く、無闇に戦闘していると活かせないため見極めが必要となる。
    スタック最大時の攻撃回復効果と合わせると僅かな体力からでも脅威の再生力と持続力を得られる。
  • ピントレンズ.pngピントレンズ
    更に通常攻撃の火力を高めたい場合に。素の急所率はそこそこあり素の手数の多さに加え、強化攻撃の割合ダメージ部分にも急所の抽選が乗るため他のポケモンと比べても特にクリティカルを出すための試行回数を稼ぎやすい。攻撃の高さから追加効果のダメージも高く、さらに急所が発生すれば回復量も上がると大盤振る舞い。
    また、こちらの追加ダメージはHP割合ではないため低HPの敵を倒す時に大きな手助けとなる。
    手軽に火力と耐久力を積み増せる高相性アイテムだが、急所に当たるかは完全な運であるため下振れが起こるリスクも考慮して採用を考え、可能ならサポートメダルで急所率を上げておきたい。
  • じゃくてんほけん.pngじゃくてんほけん
    殴り合いでもうひと押しが欲しい時に。殴れば殴るほど強くなるのであと一歩を押し込める持ち物は強力。
    「ピントレンズ」や「ちからのハチマキ」と違い技にも火力上昇が乗るので、わざ火力を補強することも可能。
    ユナイトわざとの相性も抜群で、フルスタックした状態でユナイト技を発動すれば驚異的な火力を発揮する。
  • いやしのかんむり.pngいやしのかんむり
    強化攻撃時の回復効果を更に高めるなら。「きあいのハチマキ」に即効性では劣るが、持続性で勝り、かつ複数体を巻き込んで攻撃できればそれを上回る回復効果を得られる。強化攻撃の割合ダメージ部分にも回復の判定が乗るので相性はピカイチ。
    クールタイムが無く、ライフスティール最大48%という凄まじい数値を特に制限なく発動できるためとても相性がいい。体力の高いディフェンスタイプのポケモンにはより強気に攻めることができる。
    ただし、防具をこれだけに頼ってしまうとスタンをくらっている時などの殴れない状況下に置かれると非常に苦しいため、「きあいのハチマキ」との併用や、敵を複数体まとめることができ、妨害無効になれる「ドラゴンダイブ」型での採用など少し工夫が必要。
  • エナジーアンプ.pngエナジーアンプ
    ユナイトわざの補強に。バ火力をさらに上乗せでき、ギリギリユナイトわざ全弾に効果が乗り切るので噛み合う。
    ファームが早いため、ユナイトわざCD短縮効果もありしっかりファームすればかなりの頻度でユナイトわざを使うことが出来る。
    効果時間をユナイトわざですべて使ってしまうのでユナイトわざ以外の火力恩恵が一切ないのが難点。技のCD短縮も通常攻撃主体のガブリアスには恩恵が薄め。
    ユナイトわざの重要度が高い「ドラゴンダイブ」型+「だっしゅつボタン」で相手の後衛を狙うときには悪くない選択肢である。
  • おたすけバリア.pngおたすけバリア
    HPアップが近接ポケモンであるガブと相性がいい。また、自分(と味方)にシールドを付けることで最終盤の乱戦やユナイトわざの撃ち合いでの切り札になる。
    ガブリアスのユナイトは敵集団に突っ込む使い方が多いため腐りにくいが、それでも他の持ち物の方が優先されることが多い。
  • するどいツメ.pngするどいツメ
    減速効果自体はガブリアスに噛み合っている。序盤は「すなかけ」、後半は「あなをほる」から確実に発動出来る機会があり、相手に食らいつく時間が長いほどその力を発揮出来るガブリアスにとっては有り難い持ち物。
    ただし、わざの待ち時間が長いため発動機会が少ないのがマイナス。ダイブクロー型の場合は技を同時に使うので特に顕著。
  • のろいのバングル.pngのろいのバングル
    ガブリアスの望む削り合いの持久戦で進化を発揮しやすい。オーロットやラプラス、れんげきウーラオス等粘り強く戦う相手と殴り合う場面では特に効果を実感しやすいことだろう。また、ガブリアスは「じしん」やユナイトわざにより広範囲を攻撃することも可能なためレジエレキと共にゴールを進軍する際も大きな一助となる。通常攻撃による攻撃だとのろいの効果時間が長いのも嬉しい点。
    ただしブラインドピックだと刺ささらない場合があり、他のサポートやタンクが持てるならばそちらがベスト。
  • きょうめいガード.pngきょうめいガード
    自前ではあまりないシールドをつけることができる貴重な手段。
    通常での殴り合い中にも発動するのが嬉しい。防御アップでシールドの価値が上がる「あなをほる」軸での採用が考えられる。
    「きあいのハチマキ」と違いファイト時のCD管理が必要ないのも評価点。
  • じゅうてんチャーム.pngじゅうてんチャーム
    バーストダメージを意識したい「ドラゴンダイブ」型ならばあり。「するどいツメ」と比較して、わざCDが長く通常を多く振るガブリアスとしてはこちらの方が合うかと言ったところ。

  • もうこうダンベル.pngもうこうダンベル、エオスビスケット.pngエオスビスケット
    レーン戦は2進化ポケモンとしてはかなり強い部類なので悪いとは言わないが、ガブリアスは他に相性のいいもちものが大量にあるため、安定性に欠けるこれらのアイテムはそこまで推奨できない。
    逃げで強いブリンク技がないため逃げ切りにくいのも痛い。

バトルアイテム

  • だっしゅつボタン.pngだっしゅつボタン
    ガブリアスの最優先アイテムと考えられる。どのポケモンが持っても腐ることがないアイテムだが、ガブリアスの場合は攻めに積極的に使いたい。
    射程の短い通常攻撃やスキルの間合いを補ったり、ユナイトわざの最中に発動して油断した敵を奇襲して単発火力をぶち込んだり、敵の裏に回ってドラゴンダイブ&クローで味方側に誘拐するなど、使い方次第で様々なバリューを出していける。
    クールダウンが長く集団戦一回につき一回しか切れないので無駄撃ちは厳禁であり、逃げに関しては殆どこれに頼らない立ち回りを普段から身に着けておくべきである。
  • なんでもなおし.pngなんでもなおし
    ポークやCCに弱い都合上、非常に有用性が高いアイテム。ファイターの基本装備であり、ガブリアスともかなり噛み合う。敵の妨害を重く見るならこちらに。
    ダイブクロー型は技中に妨害されにくく、誘拐して一方的に殴る面もあるため、抜いたまま立ち回ることも十分可能。
    殴り合い重視になる「あなをほる」型とはより相性がいい。
    ボタンにせよなおしにせよ、確殺できるタイミングで攻めるために切るのが基本になる。アロキュウやピカチュウなどの仮想敵が考えられるレーン寄りの選択肢だろうか。
  • キズぐすり.pngキズぐすり
    あるとかなり安心感があり、サステインが大きく変わってくる。
    しかし、立ち回りそのものを強化できる他のアイテムの方が使いこなした際の戦果には期待できる面もある。
    アタッカーではなく、サブタンク的な色を出していきたい時は採用の余地がある。味方との編成相性、自身の選択するビルドをかみ合わせられるならこれでいこう。
  • スピーダー.pngスピーダー
    持っても無駄にはなりにくいし、敵を確殺できるタイミングで追いかけっこに使ったり裏抜けに使ったりと立ち回り上の利点が考えられる。
    それなりな相性があるといえるだろう。
  • プラスパワー.pngプラスパワー
    通常攻撃主体のガブリアスとは方向性が合っており、敵を倒し切りたい場合やオブジェクトの高速削りをしたい場合に有用。
    しかし、立ち回り強化アイテムではないので、火力という分かりやすいメリットだけにとらわれて他の便利なアイテムに後れを取ることがないようにしたい。
    オブジェクト削りは目に見えて速くなるが、対オブジェクトにしか発動しないような使用方法だとあまり価値が出ないので、キル回収や敵の排除を主な目的として撃ちたい。
    だっしゅつボタンと違い、温存しておいても役に立つことが少ないのである程度積極的に切ってしまって構わない。特に、サンダー戦では二回目のファイトが始まる可能性もあるのでまず序盤に一度使ってしまいたい。
    CDは他のバトルアイテムよりかなり短いため、オブジェクト戦前を除き、タイマンや少人数戦で温存せず使ってしまうのが良し。

  • どんそくスモーク.pngどんそくスモーク
    足止めした敵を殴り切ったり、逃走用に撒いたり、ダメトレを有利にするために使える。
    相性はそこそこ。
  • ヌケニンにんぎょう.pngヌケニンにんぎょう
    2秒間まもり状態になり、わざのCDが回復するまでの間をしのぐことができる。通常攻撃のスタック維持は5秒なので、回避からすぐ攻勢に転じることも可能。
    しかし、緊急回避なら「あなをほる」という手段が一応存在し、そもそもファイト中に2秒も守りに徹する暇があれば通常攻撃で敵を殴っていたいのが本音。
    これが刺さる場面の殆どは「なんでもなおし」の方が良いと思われるため、採用価値は低い。
  • エネコのシッポ.pngエネコのシッポ
    ファイトへの貢献はないため、発動バリエーションが狭いのがネック。ガブリアスの役目は敵と殴り合うことなので、優先度は低い。
    序盤の手早い野生狩りとオブジェクト削りが主な用途のアイテムであり、ヒット数の多いガブリアスとは、3秒間に0.5秒ごとのクールダウンで追加ダメージが発生する効果そのものは合っている。
    DPS故に仲間が足止めになって自身がオブジェクト削り担当になることも多いので使用機会そのものは想定しやすく、どうしても早く削りたい場合、例えば自陣側に流れてきたロトムを素早く処理して2亀に行きたいときなどの状況等で便利ではある。
    味方と足並みを揃えてファイトした上でオブジェクトに取り掛かるのが流れとして理想なので、どれほど編成内で自分を対オブジェクト要員として重く見るかで採用を慎重に考えるべきだろう。
    削りの強化だけならプラスパワーでもある程度代用できる。

サポートメダル

  • 赤メダルとの相性について
    メダルをつけた際に攻撃速度が上昇するレベルを以下に記載する。
    (もちもののレベルを30と仮定)
  • 赤3
    ・もちものなし→L4・14
    ・力のハチマキ→L6
    ・連打スカーフ→L2・9・13(非効果発動時) / L4(効果発動時)
    ・力&連打併用→L12(非効果発動時) / L2(効果発動時)
  • 赤5
    ・もちものなし→L4・7・10・14
    ・力のハチマキ→L2・6・9・13
    ・連打スカーフ→L3・5・9・13(非効果発動時) / L3(効果発動時)
    ・力&連打併用→L4・8・12(非効果発動時) / L2(効果発動時)
  • 赤7
    ・もちものなし→L3・4・7・10・14
    ・力のハチマキ→L1・2・5・6・9・13
    ・連打スカーフ→L1・2・5・9・13(非効果発動時) / L3・4・8・13(効果発動時)
    ・力&連打併用→L3・4・7・8・11・12(非効果発動時) / L1・2・7・12(効果発動時)

ラストスパートでより存在感を放てるようにLv13~14の時の攻撃速度を上げるビルドがオススメ

  • メダル例
  • 赤3茶6白4
    耐久も火力も攻撃速度も上げる安定ビルド。
    ファイヤー・ホウオウ・プテラの3種を持っていない場合白2にして妥協すると良い。
  • 桃7赤3
    ファイターとしての場持ちを意識したい場合に。ガブリアスは殴った回数がそのまま場持ちの良さになるためピンクメダルのCC短縮もバカにならない。あなをほる軸でオススメ。
  • 赤5白6
    HPが上がるためかんむり・じゃくほ・きあい等のサブタンクビルドできずぐすりを使うと恩恵が大きい。
  • 赤7白4
    他のもちものを持ちたいけど攻撃速度も上げたい場合や攻撃速度の限界を超えたい場合に。力連打にミュウのコーチングやハピナスのてだすけを加えることで1秒に3回殴れるようになる。
  • 茶6白6
    ファイターの安牌メダルセット。力スカーフビルドでレベル13を重要視した場合だと攻撃速度は赤メダルを積んでも変わらないのでこれ。茶色と白には急所を上げるメダルも多くあるので特攻を下げつつHP、攻撃、急所率を盛りたい。
 

編成考察

ルート選択

過去の考察

全体考察で述べたようにガブリアスは長所も多いが短所もそれ相応に多いポケモンとなっている。
しかし適切な編成であれば強みを引き出すことができ、上位ティア勢に見劣りしない成果を上げることもできる。

ガブリアスにとっては相手とのハラス合戦で対抗出来るアタック型、相手のリソースを吸いわざ1で入りやすい土俵を作ってくれるディフェンス型、取り逃した相手を狩りとってくれるスピード型、少々物足りない耐久を補ってくれるサポート型全てがチームに欲しく、編成を気にせず出せるほどの柔軟性はないと言える。
さらにガブリアス自身は晩成ファイターな都合上7:00時点では滅多に最終進化は狙えないため、そこをカバーしてくれるある程度の序盤の強さもほしい。

一例として、ver1.10.1.5では

上レーン-ガブリアス、ワタシラガ中央-ゾロアーク下レーン-オーロット、アローラキュウコン

という編成が考えられる。

序盤のフカマルのラストヒットの弱さをヒメンカとのダメージトレードの強さでカバーし、中央のゾロアークは敵メイジの処理や序盤の流れ作りをこなす、下レーンのアロキュウはふぶき型にして火力だけでなくCCの補強もできる。オーロットはアロキュウを守りつつ相手のリソースを吸い、ガブリアスやゾロアークが入るタイミングでユナイトわざによるデバフをすることでさらに2匹の火力を上げることが出来る。
環境キャラが多く採用され、序盤から隙の無い構成になる。
欠点としては、アロキュウが相手のメイジに射程的に負けていると辛いことだろうか。敵のカイリキーなどの破壊的なキャラを重く見るならオーロットをヤドランにシフトするなども一考。
中央がアサシンの編成の場合ファイトで勝ててもオブジェクトを触れないことも多いがガブリアスがいればその役割を一任できるため、ガブリアス独自の強さをしっかりと発揮出来る強力な編成である。

上レーン-ガブリアス、オーロット中央-リザードン下レーン-フーパ、ルカリオ

ハラスに対して非常に強いオーロットを採用。中央がリザードンなので1亀とりがかなり厳しいのがネックだが、終盤で巻き返すポテンシャルが高い。

ガブリアス中央の考察

上レーン-ルカリオ、フーパ中央-ガブリアス下レーン-アローラキュウコン、プクリン

どちらでもガンクが通る余地があるように、両レーンの戦力を可能な限り高め、5vs5での役割分担を揃える形。
タンクとアタック型は必須になる。
ガブリアスはこの構成ではファイトの主力を担うことになる。
味方が強く、足並みを揃えて戦えるかが鍵であり、そのためにもまず序盤のガンクを必ず成功させて有利を築いたまま1亀に持ち込めるようにしたい。
2.1.2のソロマクロでのガブリアス中央は1蜂ガンクを極力成功させて早めにultを持ちたいので、早熟が多めに入っている状況で宣言するとグッド。

二進化の晩成型ではあるが、フカマル期の殴り合いが全ポケモンの中でもトップの強さのためこの強みを活かすために基本的にはレーンで採用したい。
中央ルートでもファームが早いため特殊なマクロを組めば7:00時点でのガブリアスを安定させやすいが味方に負担がかかるためパーティ向けの戦略と言える。

  • 上ルート
    テイアの上ルートは下ルートに比べてゴール間の距離が短い関係でメレーのポケモンが来ることが多く、フカマル時の高いファイト性能を活かせるため置くなら基本的にここ。
    筋トレポケモンに対する圧力も出しやすく、野生もイエッサンと比べて柔らかく相手に噛み付いて引かせた隙に取りきる動きが比較的やりやすい。
    ソロランクにおいて7:00時点のレジは下の方が優先されることが多いが、ガバイトの状態で降りてもあまり戦力にはなれないため上残りをしていち早くガブリアスになる動きをオススメする。
  • 下ルート
    テイアの下ルートはゴール間の距離が長く野生も硬いためレンジでのダメージトレードが起きやすく、距離を置かれるとなにも出来ないフカマルにはかなり荷が重い。また、経験値量が多いため上振れたときはいいが下振れしたときがかなり悲惨。
    相方に学習装置を持ったフーパやカビゴンといった強力なポケモンがいる場合を除いて基本的には上を推奨する。
  • 中央エリア
    経験値が大量に欲しいポケモンのため適性は一応あるが、足回りが貧弱なため1度突っ込むと帰ってこれないというガブリアスの弱点が中央だと特に重くのしかかる。
    ある程度使い慣れキルラインの判断ができるようになってから行くのが好ましいだろう。
    7:00時点でのレベル9を安定させたいのならばガンクが終わったあとレーンに長居せず、最速で中央を回り7:30頃に3週目の中央を狩る動きをすると安定してレベル8後半にはなれるが、7:20時点でのチルタリス戦には参加できないため味方に負担がかかってしまう。
    味方が序盤戦で強かったり、チームを組んで事前に報告して耐える動きをしてもらえる時に行いたい。
    メリットとしては、ドラゴンダイブを選択することによる蜂の掻っ攫いひいては敵の誘拐ができる点。
    ボタンで相手の裏に回り自陣側に引き寄せたところを3人で叩くことができればキル回収を狙いやすく、序盤の優位を作りやすい。
    他に5レベ時点で似た動きができるのはドリルくちばし型のドードリオとバシャーモがいる。
    前貼りやオブジェクト削りを重く見つつこの動きを狙いたいならば一考の価値あり。


相性の良い味方

  • 早熟型のメイジポケモン
    主にアローラキュウコン、エーフィ、ピカチュウ、ミュウ等。
    ガブリアスは晩成型で1度目の集団戦ではあまり存在感を放てないため、レベル9になれるまで持ちこたえられる、もしくはガブリアスがいなくても勝てるように反対側のレーンにはこれらのポケモンを配置したい。お互いの苦手な分野をカバーできるように立ち回れると素晴らしい。
  • ハピナス
    ガブリアスのチームメイトとしては最良の候補の一つ。序盤のラストヒット能力があるためレーン相方も務められる。攻撃速度強化による火力強化や妨害対策、ダメージの肩代わりなどによってファイターの支援能力が最高格で、さらにわざ1で突っ込みユナイト技で暴れるというガブリアスの定番の動きとハピハピアシストの性能が噛み合っているため、サポート役としてはかなり適している。
  • ワタシラガ
    同じレーンに置く場合ハピナス等を抑え最高と言ってもいいシナジーを発揮する。強化通常攻撃で凄まじい鈍足を相手に与え、さらに回復や味方の通常攻撃に連動したデバフも可能なためこの2匹にレーンで殴り合いで勝つのは無進化ポケモンでも難しく、ダンベルをしにいった場合そう簡単に帰ることは出来ない。中盤以降も絶妙に足りない耐久を補いつつチーム全体をサポートできるためガブリアスにとってもチームにとってもとてもありがたい存在。
  • ピクシー
    高い回復力と相手の行動の制限によりガブリアスの殴り合い性能をさらに高められる。ハッサムやマッシブーンといった素の殴り合いでは勝てない相手もピクシーの重力によって封殺することで容易に倒すことが可能。
    ただしお互いにサーナイトやシャンデラといったポークメイジが苦手なため他に対策のポケモンを入れておきたい。
  • カビゴン&マンムー
    学習装置の適正、早熟、タンク、序盤のラストヒット性能の高さとガブリアスがチームメイトに求める能力を多く持ったポケモン達でありレーンの相方として大変に優秀。カビゴンの場合は野生の取り合い、イノムーの場合は相手のキルを狙いたい。
  • ゾロアーク&アブソル&リーフィア
    1ガンク性能が非常に高くガブリアスにとって苦しい序盤をゲームメイクしてもらえるのがとてもありがたい。ガブリアスが進化しきった後も苦手なメイジやADCの相手を任せやすく、後入りしたいアサシン視点からも先入りで圧倒的な存在感を放てるガブリアスはとても心強い。
  • カイリュー
    中央ルートのはかいこうせん軸に限る。序盤は少し苦しいがお互い進化しきればガブリアス目線ではハラスとラストヒット、カイリュー目線ではCCとファイトの決定力を任せ合えるため良好な相性。2~3体落とすことができればそのままカイリューにラスヒを任せて即ラッシュといった動きも可能で非常に強力である。
    げきりん軸では役割が丸かぶりなこと、ドラゴンダイブではかいこうせんから敵を助けてしまうことがあることに留意したい。
  • ミュウツー(Y)
    お互いに通常攻撃で他ポケモンのわざ以上の火力を容易に叩き出すため、ハピナスのてだすけやオーロットのユナイトわざなどで火力補助を行うとお互いにその恩恵を受けることができる。
    他にもミュウツーのADCの割には遅いオブジェクト削りをガブリアスが引き受けることができたり、ドラゴンダイブで集敵したところにミュウツーのユナイトわざやメガ時の範囲通常を叩き込めたりとなかなか噛み合いがいい。
 

その他のデータ

ホロウェア

ビーチスタイルガブリアス.png
ビーチスタイルガブリアス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png350


はりこみスタイルガブリアス.png
はりこみスタイルガブリアス
入手方法:エナジーリワードより入手(1%) (※第2、第4シーズン)


ホリデースタイルガブリアス.png
ホリデースタイルガブリアス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png400 ※期間限定販売


かめんスタイルガブリアス.png
かめんスタイルガブリアス
入手方法:アクト・オン・UNITEイベントで入手


ぶじゅつスタイルガブリアス.png
ぶじゅつスタイルガブリアス
入手方法:ファイター参上!イベントで入手


タキシードスタイルガブリアス.png
タキシードスタイルガブリアス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png1200


さすらいスタイルガブリアス.png
さすらいスタイルガブリアス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png2199


紹介動画

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余談

昔話:ガブリアスを援護!

ポケモンのガブリアスと言えば、「600族」の名に恥じぬハイスペックやシロナのエースポケモンという肩書から「強い」という印象を持つ人も多いだろう。
しかし、ポケモンユナイトでは実装初期から「最弱ポケモン」の称号を長い間背負ってきた哀しき過去を持つ。

  • 実装当初から「遠距離攻撃に弱い」「特性が腐りがち」「ユナイトわざの癖が強い」などの短所はあったのだが、当時は今よりも短所が重く響き、その割には長所があまり強くないという輪をかけて厳しい性能だった。
    • 代表的なものは進化レベル。昔はレベル6・10で進化していた。そのため、いつまで経っても進化できずに味方のファームを譲ってもらうなど、チームの足枷になることも多々あった。
      • ちなみにサーナイトマンムーも同様の進化レベルで苦境にあえいでいたが、後に3体まとめて現在の進化レベルに引き下げられることになる。
    • しかし、ガブリアスに進化できたとしても昔は技の効果が弱く、相手を捉えきれず強化攻撃を当てられないシチュエーションが今よりも遥かに多かった。そのまま遠隔ポケモンにKOされ、経験値を献上するのがお約束。

以上、諸々の理由からユナイトのガブリアスは長らく最弱ポケモンとして認知され、使用率も勝率もどん底に。キャラ選択画面では「ちょっと待ってね」を連呼され、試合開始から援護ピンを刺され、酷い時には使っただけで通報されるという散々な仕打ちだった。
この由々しき自体を解決するためにガブリアスには幾度となく上方修正が入った...のだが、そこで新たな問題が発生する。不可解なことに、上方修正が入る度に別の要素が何かしら下方されていくのである。しかもその多くがサイレント調整という有様。
下手に強化してぶっ壊れになることを防ぐ措置だったのかもしれないが、中にはかなり痛手となった下方もあり、一部プレイヤーからは「運営から嫌われている」などと揶揄されたことも。ルカリオとは大違いである。
また、同じ晩成型でより後半のパワーに特化したバンギラス、耐久力でガブリアスを嘲笑うハッサムなど、ガブリアスの立ち位置を揺るがすようなポケモンの追加にも苦しめられた。
 
とはいえ上方修正による影響は確実に現れており、「使うだけで地雷扱い」は次第に過去のものに。
Ver.1.7.1.9のアプデからは本格的に強力なポケモンへと変貌を遂げ、ソロランクでは使用率こそ低いものの高い勝率を出し続け、公式大会での活躍も見られるようになった。
永い不遇の時代を乗り越え、ついにガブリアスも第一線で活躍できるようになったのだ


  • 本家では雌雄で姿が異なるポケモンであり、ユナイトで実装されているのはオスの姿である。
    • メスは背ビレに切れ込みが存在しない。フカマルやガバイト時点でも背ビレの切れ込みの有無で雌雄が判別できる。
      • 基本的に公式からはメスの姿で描かれる事が多く、外伝である本作で登場したのがオスの姿であるのはかなり珍しい。
      • 乱入トレーナーバトルやソロチャレンジの対戦相手として登場するシロナのガブリアスは背びれに切れ込みがないメスの姿になっている。
  • ユナイトわざの説明文に「終わると少しのあいだ行動できなくなる」と書いてあるが、実際の運用面では「後隙が大きい」と言い換えることができるものとなっている。
    • これはわざの元ネタが「げきりん」であることを表しており、実際にげきりんを通常わざに持つカイリューでも、効果切れと同時に短時間行動不能になるデメリットのある性能になっている。
    • 要するにデメリットの行動不能は演出の一環程度の存在なのだが、今後妨害状態の相手に対して与えるダメージが増加するなどの性能を持つポケモンが参戦した場合に影響を受ける可能性はある。
 

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