ドラフトモード

Last-modified: 2023-09-26 (火) 17:07:41

カスタムバトル/大会モードで遊ぶことのできるドラフトモードのやり方、また、ドラフト環境におけるパーティー構成(キャラピック)を考察するページです。
ランクマッチ環境については編成考察(テイア)をご覧下さい。

 
 

ドラフトモードについて

2022年12月1日のアップデートで追加された新しいモードで、ポケモンを使用禁止(BAN)にしたり、使用するポケモンを交互に選択したりできる。
相手のチームが選んだポケモンを選択できないため、両チームあわせた10体のポケモンは全て違うポケモンとなる。

 

バトル開始までの流れ

320×180

先攻/後攻について

ロビー画面で、上側のチームが先攻、下側のチームが後攻になる。

  • 先にポケモンを選択できる分先攻の方が若干有利とされているため、先攻と後攻を交互に入れ替えたり、前試合で負けたチームが先攻と後攻を選べるとすることが多い。

使用禁止投票フェーズ

チームごとに1体ずつ使用禁止(BAN)にしたいポケモンを投票して決定する。
ここで禁止された2体(両チームのBANが被った場合は1体)のポケモンは、どちらのチームも使用できなくなる。

  • 後攻は先攻に取られてしまわないように環境で1番強いキャラを使用禁止にすることが多いのに対し、先攻は環境で2-3番手に強いキャラを使用禁止にすることが多い。

選択フェーズ

先攻と後攻で交互に使用するポケモンを選択していく。

先攻が1体目のポケモンを選択
↓↓
後攻が1-2体目のポケモンを選択
↓↓
先攻が2-3体目のポケモンを選択
↓↓
後攻が3-4体目のポケモンを選択
↓↓
先攻が4-5体目のポケモンを選択
↓↓
後攻が5体目のポケモンを選択

  • はじめの方のピックは、環境的に強いキャラの他、カウンターが少ないキャラ(サポタンなど)や、複数の役割を柔軟に決められるキャラ(フシギバナやカメックスなど)が適している。

準備フェーズ

持ち物やバトルアイテムなどの準備を行える。
また、チームメンバーに使用ポケモンの交代を打診することができ、打診されたメンバーが承認するとポケモンの交代ができる。

 
 

ピック考察

役割

各ポケモンの役割は大まかに分けて6つに分類され、編成を考える上での前提知識である。詳しくは→ロール一覧

環境考察

※最終更新:2023/9/26
ミュウツー(X)ミュウツー(Y)グローバルBAN環境のもとでの考察です

役割ポケモン
後攻BANザシアン.png
先攻BANラプラス.pngウーラオス.png
ファイターザシアン.pngラプラス.pngカメックス.pngリーフィア.pngドードリオ.pngガブリアス.png
サポートフーパ.pngワタシラガ.pngハピナス.pngピクシー.png
中央キャリーウーラオス_れんげき.pngゾロアーク.pngカイリュー.pngリーフィア.png
メイジインテレオン.pngミュウ.pngエーフィ.pngフシギバナ.png
タンクラプラス.pngブラッキー.pngカメックス.pngヤドラン.pngオーロット.pngカビゴン.png
  • 構成については、上レーンにファイターと回復サポート、中央レーンにアサシン、下レーンにメイジタンクを置くのが基本。

フレックスピック例

技や持ち物を変えることで役割が大きく変わるポケモンは、相手の構成を見てから相性の良いビルドにしやすいため、強力なピックとなり序盤で取りやすい。

ラプラス.pngカメックス.pngファイターとして上レーン火力枠でも、タンクとして下レーン学習装置枠でもピックできる。
リーフィア.pngドードリオ.pngファイターとして上レーン火力枠でも、アサシンとして中央キャリー枠でもピックできる。
ウーラオス.png一撃の型としてレーンに置くことも、連撃の型として中央を担うことも出来るため、相手の構成を見てより刺さる方を選択できる。
ニンフィア.pngベタ足のタンクファイターに強いハイパーボイス型と、必中技でアサシンに強くロームや前張りもできるマジカルフレイム型を選べる。また、上下ルートどちらにも行けるのも◎。
 

カウンター考察

基本の相性

各ポケモンには役割別に大まかな相性が存在する。

  • マークスマン
    • バトルの序盤とレーン戦に弱く、オブジェクトの削りやバトル後半の集団戦に強い。
    • DPSが出るため、タンクやフロントを張るのが得意なファイターに対して強い。
    • 一方、自身より射程が長いメイジにダメージ交換で負けるほか、耐久がもろいためアサシンに対しても弱い。
       
  • メイジ
    • レーン戦や集団戦にめっぽう強い。
    • 射程の長さで勝っているマークスマンに対して強い。
    • 一方で、耐久がもろいためアサシンに対して弱く、DPSが少ない場合はタンクを削り切ることも難しい。
    • 同じメイジの場合、基本的には射程が長いポケモンが有利である。
      近接ファイター、一部のタンクなど
      中射程フシギバナ.png(花舞)ニンフィア.pngアローラキュウコン.png(ベール)ウッウ.png
      遠隔マークスマンなど
      長射程インテレオン.png(アクブレ)エーフィ.png(アシパ)ピカチュウ.pngシャンデラ.pngアローラキュウコン.png(ふぶき)エーフィ.png(サイコショック)サーナイト.pngマフォクシー.png
      超射程ミュウ.pngフシギバナ.png(ソラビ)ジュナイパー.png(かげぬい)インテレオン.png(ねらいうち)
  • APCについて
    • はなびらのまい型フシギバナ、オーロラベール型アローラキュウコングレイシアはしばしばAPC*1とも言われるように、特殊ダメージであるのに関わらずDPSが出るメイジマークスマンの中間のような性質を持っている。
    • そのためタンクファイターに強い。
    • 一方で長射程のメイジに弱く、もちろんアサシンにも弱い。
       
  • アサシン
    • 機動力が高く序盤戦に強い一方、終盤の集団戦には苦戦しがち。
    • 低耐久のマークスマンメイジ、単体のサポートに対して強い。集団戦においては自身の位置が相手にバレないよう隠れながら、これらの後衛を落とすことが役割になる。
    • 一方、耐久の高いタンクを落とし切るのは難しい。またピカチュウのボルテッカーやニンフィアのマジカルフレイムといった必中技に弱い。
    • 敵がサポートキャラを中心としてグループするような構成の場合動きづらい。特にレックウザ戦において、敵のキャリーキャラがディスエンゲージに優れたタンク(ヤドランプクリン)やサポート(ピクシーワタシラガ)に守られている場合、入り込むのが難しい。
       
  • ファイター
    • 1対1のタイマンや少人数戦に強い。そのため、集団戦が起きている反対のレーンに残ること(上残りやスプリットプッシュなど)に向いている。
    • ポケモンによって強みが幅広い。
      • DPSが出てフロントから落とすのが得意なガブリアスバンギラスなどはADCに似て、タンクファイターなどのメレーに強い一方、射程で負けるメイジマークスマンなどレンジに弱い。
      • 機動力やバースト火力に優れたウーラオスカイリキーなどはアサシンに似て、マークスマンメイジに対して強い。
      • 耐久に優れたラプラスカメックスなどはタンクに似て、アサシンメイジに強い一方、DPSの出るマークスマンに弱い。
         
  • タンク
    • 高耐久を活かした前張り性能や豊富な妨害技により集団戦に強い。
    • バースト火力を耐えやすいため、アサシンや一部のメイジに対して強い。
    • 一方DPSが出るマークスマン、一部のファイター(ガブリアスなど)やメイジ(ハイボニンフィアなど)に弱い。
       
  • サポート
    • 集団戦に強い一方で単独行動に向かない。
    • タンクサポートプクリンバリヤードなど)
      • 多くはタンク枠として採用され、回復サポートをもう1枚置くことが多い。
      • サポート枠として採用する場合、2タンク構成になる。メレーファイターアサシンに強く序盤から積極的に動けるものの、サステインがなくなるため長期戦に向かず、オールインなどの戦略を考える必要がある。
    • 回復サポートフーパピクシーなど)
      • 回復技によるサステインがあり睨み合いに優れる。特に敵のポークメイジのレベルが低いと、そのハラスを無効化できる。
      • 低耐久のため浮いてしまうとアサシンに一気に落とされてしまう。
    • アサシンサポートヤミラミなど)
      • 敵の視界取りとキャッチ性能に優れる。特にドードリオなどのアサシンと相性が良い。
      • アサシンと同じく低耐久のマークスマンメイジサポートに強い。
      • 弱点も同じでタンクを溶かせる火力に乏しく、必中技に弱くグループ構成にも弱い。
      • もう1枚の学習装置枠に回復サポートを置く場合、前張りに不安が残る。そのため、ファイター枠にラプラスなどタンクファイターを置くなど工夫が求められる。
      • もう1枚の学習装置枠にタンクを置く場合サステインが不足するため、やはり序盤からのスケールを目指すかオールイン気味に動く必要がある。
    • メイジサポートピカチュウなど)
      • 序盤のレーン戦と敵のキャッチ性能に優れる。また、サポート枠としては火力が出るため、チーム全体のダメージをそこ上げできる。
      • 一方で、アサシンサポートと同様、構成については気をつける必要がある。回復サポートがいない場合は、集団戦では1枚をキャッチしてからオールインするなどして、にらみあいを避ける工夫が求められる。
         

カウンターピック例

ポケモンカウンター対象
ニンフィア.png
(ハイパーボイス)
タンク~固めのファイター
カメックス.pngオーロット.png
ハイパーボイスには相手の特防を下げる効果があり、ディフェンス型に対してもダメージが通りやすい。
チーム内にもう1枚メイジを採用したとき、その特攻ダメージの通りも良くなるのも嬉しい。メイジ被りにはなるものの、ニンフィアはある程度自衛が可能で上レーンファイター枠としても採用できるため気にならないか。
ファイアロー.png
(そらをとぶ)
ベタ足orポークメイジ
グレイシア.pngシャンデラ.pngフシギバナ.pngジュナイパー.png
そらをとぶ型ファイアローはアサシンの中でも特に後衛に圧をかけやすく、移動技がないメイジの天敵。
ただ刺さらない敵には刺さらないため、あくまでもカウンターピックとして4-5番目に採用するべき。
中央より上レーンでピックされることが多い。
カイリキー.pngマッシブーン.png
(じごくぐるま)
カメックス.png
(こうそくスピン)
カイリキーのじごくぐるまとマッシブーンのわざ2は、カメックスを掴むとこうそくスピンを止めることができ、強烈なカウンターとなる。
一方でカメックスはなみのりも優秀な技なので、なみのりを取ることによって逃れられてしまう点に注意。カイリキー、マッシブーンともに環境的に強いキャラとは言えないため悩ましいところ。
ピクシー.png
(じゅうりょく)
ウーラオス_れんげき.png
(れんげきのかた)
移動技を連発する連撃ウーラオスにとって、ピクシーに重力を置かれると一気に動きづらくなる。
ピクシーをカウンターでピックされたら一撃ウーラオスに変更することも視野に。
 

相性考察

相性の良いポケモンを知ることは、自チームの編成をより良くするためのみならず、取り上げピックをすることで相手チームに相性の良いペアを作らせないためにも重要である。

相性の良い組み合わせ例

ポケモン
ドードリオ.pngヤミラミ.png
カメックス.pngフーパ.png
 
 

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*1 本来はメイジキャリー全般を指す言葉だが、ユナイトでは通常攻撃主体の特殊アタッカー(特殊型ADC)の意味で使われることが多い