ヨクバリス

Last-modified: 2023-05-08 (月) 10:17:39
 
ヨクバリスディフェンス型近接/物理
上級者向け
ヨクバリス全身.png戦闘能力star3.png
耐久能力star10.png
機動能力star4.png
得点能力star2.png
補佐能力star7.png
価格
8000エオスコインエオスコイン.png / 460ジェムジェム.png
進化
進化.png
lvl1.pngホシガリス  lvl5.pngヨクバリス
特性
ほおぶくろ.pngほおぶくろきのみを食べると、そのきのみ本来の効果が発揮されたあと、さらにHPが回復する。
同時にこっそり、しっぽにもう1個きのみを溜めこむ。
攻撃、または連続攻撃を受けると、しばらく経ったあとしっぽからきのみが落ちてくる。いちど発動すると、次に発動するまで4.5秒の待ち時間が必要。
通常攻撃
通常攻撃.png3回目の攻撃は強化攻撃となり、しっぽからきのみが落ちてくる。
また、命中した時のダメージが増加する。
わざ1[R]
たいあたり.pngたいあたりぶつりCD.png5.5秒
ムーブ.pngムーブ
指定した場所に飛びかかって攻撃する。範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、移動速度も少しのあいだ(1秒間)20%下げる。「ほしがる」発動中にこのわざを使った場合、飛びかかる場所は指定できず、進行方向の範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。
この時しっぽにきのみが溜めこんであると、すべて消費される。
消費したきのみが多いほど、わざの待ち時間が短くなる(きのみを1つ消費するごとに待ち時間が1秒短縮される)
レベル7になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
タネマシンガン.pngタネマシンガンぶつりCD.png5秒
遠隔.png遠隔
きのみを使って、6秒間指定した方向を攻撃する。範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、移動速度も少しのあいだ(1秒間)20%下げる。
溜めこんでいたきのみが多いほど、与えるダメージが増加する。

レベル13:わざの与えるダメージが増加する。
ゲップ.pngゲップぶつりCD.png5秒
遠隔.png遠隔
範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、移動速度も少しのあいだ(1秒間)15%下げる。
このときしっぽにきのみが溜めこんであると、すべて消費される。消費したきのみが多いほど、わざの待ち時間が短くなる。(きのみを1つ消費するごとに待ち時間が1秒、最大4秒まで短縮される)

レベル13:わざの与えるダメージが増加する。
わざ2[ZR]
まるくなる.pngまるくなるへんかCD.png8秒
能力上昇.png能力上昇
少しのあいだ(3秒間)最大HP10%分のシールド効果を得る。このとき目の前にきのみが落ちてくる。
レベル5になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
ほおばる.pngほおばるへんかCD.png8秒
能力上昇.png能力上昇
きのみをいくつか(5つ)落とし、食べてHPを回復する。最大HPを超えて回復したぶんは、きのみ1つごとに最大HP1.8%分のシールド効果に変わる。
わざを使っているあいだ、きのみが目に入ると、少しのあいだ(6秒間)移動速度が70%上がる(その後、1秒ごとに15%減少していく)

レベル11:しっぽから落ちるきのみの数が1つ増加する。
ほしがる.pngほしがるぶつりCD.png11秒
妨害.png妨害
6秒間一生懸命に走り、当たった相手のポケモンにダメージを与えてふきとばす。このとき少しのあいだ妨害耐性がつく。
走っているあいだ、体からきのみが落ちてくる。それを食べると移動速度が少しのあいだ(1秒間)22%上がり、食べれば食べるほど(最大5回まで)上がっていく。
また、走りながら「たいあたり」、「ゲップ」、または「タネマシンガン」を使うこともできる。
わざ使用後、「たいあたり」、「ゲップ」の待ち時間がすぐ0秒になる。

レベル11:わざの与えるダメージが増加し、きのみの落ちる頻度が高くなる。
ユナイトわざ[ZL]
よくばりきのみダイブ.pngよくばりきのみダイブぶつりCD.png112秒
範囲.png範囲
レベル9:きのみを食べ、HPを最大HPの15%分回復する。その後指定した場所へ飛びかかり、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えて0.5秒間ふきとばす。
次に、今度は特別なきのみを食べる。するとすべてのわざの待ち時間がすぐ0秒になり、少しのあいだ(8秒間)、しっぽに溜めこんだきのみの数が減らなくなる。

ユナイトバフ:最大HP40%分のシールド+移動速度30%上昇
 

バトルデータ

わざや特性の仕様と詳細

わざの細かな仕様や数値などの詳細を記載しています。
ダメージに関して特に記載のないものについては、変化前のわざはレベル3、変化後はレベル15かつ強化済みで、練習のみがわり人形に対してのものです。

特性
ほおぶくろ.pngほおぶくろ
HP回復・オレンのみ:5 x (レベル - 1) + 45 + 自身の最大HPの2%
追加HP回復:3 x (レベル - 1) + 23 + 自身の最大HPの1%
わざを使わずに、通常攻撃を空振りするだけで回復ができる唯一のポケモン。
「更にHPが回復する」効果により、木の実の効果量が実質1.5倍となる。
「こっそり、しっぽにもう1個きのみを溜めこむ」ことで、技の待ち時間が短縮されたり、より強化された技を使うことができる。また、HP満タンであってもオボンの実を消費出来る*1。敵側の嫌がらせに使える反面、復帰し味方に合流する際、自陣側のオボンの実をうっかり取ってしまわないよう注意したい。
スタックがある状態で攻撃を受けるとオレンの実を1つ落とすが、自身のスタックが減るわけではない。
通常攻撃
通常攻撃.pngダメージ・通常:攻撃 x 100%
ダメージ・強化:攻撃 x 75% + 4 x (レベル - 1) + 80
(解説欄・要検証)
わざ1[R]
たいあたり.pngたいあたりCD.png5.5秒
ダメージ:攻撃 x 101% + 16 x (レベル - 1) + 310
(解説欄・要検証)
レベル7になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
タネマシンガン.pngタネマシンガンCD.png5秒
ダメージ(1Hit):攻撃 x 25% + 4 x (レベル - 1) + 75

アップグレード後
ダメージ(1Hit):攻撃 x 27% + 4 x (レベル - 1) + 83
ボタンを押しっぱなしにする間だけ技が出る。
ゲップ.pngゲップCD.png5秒
ダメージ:攻撃 x 185% + 32 x (レベル - 1) + 700

アップグレード後
ダメージ:攻撃 x 196% + 35 x (レベル - 1) + 750
(解説欄・要検証)
わざ2[ZR]
まるくなる.pngまるくなるCD.png8秒
シールド:自身の最大HPの10%
(解説欄・要検証)
レベル5になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
ほおばる.pngほおばるCD.png8秒
シールド変換:自身の最大HPの1.8%
前方扇形の位置にオレンのみをばら撒く。自身の移動速度とオレンのみの飛ぶ距離は比例する。(移動不能状態で使うと、オレンのみは足元に落ちる)
ほしがる.pngほしがるCD.png11秒
ダメージ:攻撃 x 55% + 4 x (レベル - 1) + 180

アップグレード後
ダメージ:攻撃 x 59% + 5 x (レベル - 1) + 200
もう一度ボタンを押すとキャンセル可能。
妨害耐性の状態で妨害を受けた場合、移動速度が下がる。
ユナイトわざ
よくばりきのみダイブ.pngよくばりきのみダイブCD.png112秒
HP回復:自身の最大HPの15%
ダメージ:攻撃 x 241% + 22 x (レベル - 1) + 1050
(解説欄・要検証)

アップデート履歴

上方修正とそれに準ずるものは▲橙字、下方修正は▼紫字で記載。
ダメージ量は初期わざはレベル3時点、変化後のわざはレベル最大時(Lv.15かつ、わざが強化済み)で記載。

日付項目変更点
22/09/28▲タネマシンガン行動妨害を受けたときにわざが中断してしまう不具合を修正しました。
(この不具合はサイレントに発生していた)
22/04/28▼ほしがる「一生懸命に走り、当たった相手のポケモンにダメージを与えてふきとばす。このとき少しのあいだ妨害耐性がつく。
走っているあいだ、体からきのみが落ちてくる。それを食べると移動速度が少しのあいだ上がり、食べれば食べるほど上がっていく。
また、走りながら「たいあたり」、「ゲップ」、または「タネマシンガン」を使うこともできる。
わざ使用後、「たいあたり」、「ゲップ」の待ち時間がすぐ0秒になる。」に変更しました。
(※妨害無効→妨害耐性)
ダメージが特攻依存から攻撃依存に変更(パッチノートに記載なし)
22/03/14▼ステータス移動速度を下げました。
▼たいあたりわざの待ち時間を長くしました。
4秒 → 5.5秒
▼まるくなるわざによって自分に与える効果を弱くしました。
21/12/09▼ほしがるわざの待ち時間を長くしました。
わざによって自分に与える効果の持続時間を短くしました。
わざによって落とすきのみの量を少なくしました。
21/11/10▼とくせい
ほおぶくろ
HP回復量が減少しました。
▼ほしがる「ほしがる」使用中に、「ゲップ」を想定以上の頻度で使用できていた不具合を修正しました。
▼ほおばるわざによるシールド効果が弱くなりました。
▲タネマシンガン相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
▼ゲップわざの待ち時間を長くしました。
相手のポケモンに与えるダメージ量が減少しました。
▼ユナイトわざ
よくばりきのみダイブ
ジャンプパネル使用時にユナイトわざを使用すると、意図しない挙動が起こる不具合を修正しました。
21/10/20実装

レベル別ステータス表

レベルHP攻撃防御特攻特防移動速度通常攻撃
速度
急所率ライフ
スティール
CDR被妨害
時間短縮
13000170752060360010.00%0%0%0%0.00%
23135174832267360010.44%0%0%0%5.83%
33290178922475360010.95%0%0%0%11.66%
434691831032784360011.54%0%0%0%17.49%
5428520615140124375014.22%0%0%5%23.32%
6452221316544136375015.00%0%0%5%29.15%
7479422118148149390015.89%0%0%5%34.98%
8510723019953164390016.92%0%0%5%34.98%
9546724022059182405018.10%0%0%10%34.98%
10588225224466202405019.46%0%0%10%34.98%
11635926627274225420021.02%0%0%10%34.98%
12690828230483252420022.82%0%0%10%34.98%
13753930034193283420024.89%0%0%10%34.98%
148265321384104319420027.27%0%0%10%34.98%
159099345433117360420030.00%0%0%10%34.98%

上記表の最終編集日 2023 05/01

レベル別通常攻撃速度

通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル123456789101112131415
装備なし0.910.910.910.910.910.910.910.860.860.860.860.860.860.790.79
ちからのハチマキ(LV30)0.860.860.860.860.860.860.860.860.860.790.790.790.790.790.79
ちからのハチマキ(LV30)の効果××××

上記表の最終編集日 2022 3/9

 

考察

全体考察

HPを回復できる「きのみ」をバラ撒きながら、前線を掻き回すのが得意なポケモン。
きのみの取得数に応じてわざの威力や回転率が変わるため、立ち回り上、自然とHPを維持しやすいのも強み。
分類やステータス傾向こそディフェンス型だが、強力な妨害を持たない一方でメインとなる攻撃技の性能が良い上に移動性能も非常に高く、実際にはファイターとしての側面が強い
その傾向はユナイトわざにも強く表れており、HPを回復したのち"短時間だが一部の技を連発できる"という反則級の効果を扱える。

一方、戦闘能力をきのみのストックに大きく依存するため、きのみの管理をきっちり行えなければ火力が激減する。
きのみは相手に拾われる可能性もあるため、撒く場所にも気を配りたい。
進化前でもまあまあの戦闘力を持つものの、進化タイミングはレベル5と一歩遅く、レベル4進化の早熟アタッカーに目を付けられるとかなり苦しい。

また上述の通り、相手を直接足止め・妨害する能力はほとんどないため、タンクに求められる役割のうち「妨害」はほぼ果たせない。
非貫通型の技(ルカリオの「グロウパンチ」など)を止めたり、フォーカスを自分に集めてダメージを吸収するなどの「耐久」役なら十分こなせるため、集団戦では双方の位置取りを把握して肉壁になることを強く意識したい。

特筆すべきはそのヘイト買い能力。
回転率がよく、機動力を大きく高めるわざを使い、敵のオボンのみを奪ったり敵のファームを邪魔したりした後、ぎりぎりの所で逃げ帰ってくる動きに適している。
また癖はかなり強いものの攻撃技も強く、敵を疲弊させる(ないしKOする)能力も併せ持つ。

火力・耐久・機動力の全てを備えているため、集団戦での前衛や大型ポケモンのスティール、敵陣を荒らし回る奇襲・遊撃など、取れる立ち回りの幅が非常に広い、名に違わぬ欲張りなポケモン。
ビルドの幅も非常に広く、タンク、ファイター、アサシン、果てはサポートまで、一人で様々な役職を受け持てる自由度の高さを有する
その分、ひとつの戦術に固執するだけでは強みが薄く、ケースバイケースで局面ごとの最適解を正しく選択してこそ真価を発揮できる。
公式から上級者向けと謳われる通り、ゲーム全体を通しての流れや立ち回りを十分理解したプレイヤー向けであると言える。

  • 長所
    • きのみによって回復と自己強化を同時に行え、長時間前線に居座りやすい。
      • きのみの回復は味方にも効果があり、ヒーラーの真似事も可能。
    • きのみにより技の回転率が高くできる。
    • ディフェンス型でありながら、「タネマシンガン」は継続火力に、「ゲップ」は瞬間火力に優れる。
    • 序盤から終盤にかけて機動力が高く、敵陣を荒らしたり、後衛の強襲、ブッシュチェック、視界取りなどが容易に行える。
    • ユナイトわざは回復・火力・妨害をすべて兼ね備える優れもの。集団戦にも大型野生ポケモンの削りにも十分な貢献ができる。
  • 短所
    • きのみのストックによって戦力が大きく左右されるため、管理や立ち回りに慣れが必要。
      • きのみの回復は敵にも効果があるため、拾わせない工夫も必要。
    • ディフェンス型に求められる足止め性能は低い。
    • 攻撃技の射程や移動技の挙動にやや難があり、シンプルに距離を取ってくる・冷静に回避する相手は苦手。
    • 「たいあたり」の更新後は壁を貫通できる技を持たないため、相手に壁を張るタイプのわざがあると動きを阻害されやすい。
    • わざ取得の自由度が低い。「ほおばる・タネマシンガン」または「ほしがる・ゲップ」セットを強く意識したわざ性能となっており、組み合わせを変えると極端に扱いが難しくなる。
       

わざ考察

わざ1考察

たいあたり

だっしゅつボタン1回分程度のムーブ技で、妨害効果はないが敵を貫通するし、発生も非常に早い。
きのみのストック量に応じてクールタイムが短縮される。5個で即時解消となるため、チルタリス戦など大事な場面では「きのみ5個溜め→2連たいあたり」を意識しておきたい。
その他、ムーブ技としての利用価値も十分。

タネマシンガン

一定時間連続攻撃できる状態になる。きのみのスタックがある場合、スタックを消費してスタックに応じた追加ダメージが発生する。
攻撃しながら移動できるため、追いかけつつダメージを与えたり、退きながら抵抗することが可能。一定時間以内(ゲージが表示されている間)なら一度中断し、別の行動をしてから再開することが可能。
時間いっぱいまでタネマシンガンを続けると、最後の方は種が少なくなって威力がイマイチになるので、途中で打ち切ってしまうのも手。
種MAX状態から「タネマシンガン→中断→ほおばる→タネマシンガン再開」とすると、より継続的にダメージを出すことが可能。

発動中首は振れるものの、基本は首を振らずドードリオの「ドリルくちばし」のように直線的に当てに行く方が避けられにくい。
範囲が狭く当てにくいので、両手をバラバラに動かすのに慣れないうちは右手を動かさず左手だけで狙いを定めるとよい。

  • 長所
    • 移動しながら攻撃することが可能
    • 鈍足付与で、一度当たるとスピーダー等使われない限り連続攻撃できる
    • 連続攻撃のため空振りに終わるリスクは少ない
    • エネコのしっぽの追加ダメージをCD毎に発生させられる
    • 妨害中も発生保証がある
  • 短所
    • 範囲自体は狭く当てづらい上、火力を稼ぐには当て続ける必要がある
    • きのみのスタックが少ないとかなり貧弱

ゲップ

僅かな溜めのあと、扇状の範囲攻撃を繰り出す。きのみのストック量に応じてクールタイムが短縮される。
ユナイト技で連発することができ、特に動かない大型野生ポケモンへの効果は絶大。

  • 長所
    • もともとクールタイムは短めだが、きのみの量に応じて更に回転率が上がる。
    • 習得時点でヘイガニを半分削るほどの火力を持っており、ラストヒットを取りやすい。
    • ユナイトわざとの相性が特に良い。
  • 短所
    • 発動までにやや隙があり、その間棒立ちしてしまうため単体では当てづらい。
    • 継続火力は低くなる。(ユナイトわざ使用時を除く)

わざ2考察

まるくなる

短時間のシールド効果と同時にきのみを1個補充できる。
敵のいない方に向けてこまめに発動させたい。

ほおばる

目の前にきのみを数個バラ撒く。このきのみで最大HPを超えて回復した分はシールド効果に変わる。
技中にきのみが正面にあると移動速度が上がる。

  • 長所
    • 瞬時にHPときのみスタック大きくを回復できるので粘り強く戦える。1対1では特に活躍。
    • 移動速度上昇効果があり、ほしがると違い初速が速いので回復含めて逃げには最適。
    • HPの減った味方にきのみを分け与える使い方も実用的になる。
    • 待ち時間がすぐに発生するため、ほしがるよりも回転が良い。
    • 全体動作に癖が少ない
  • 短所
    • 妨害への抵抗力を持たず、集中砲火や行動不能には弱い。
    • ほしがると違い、相手への妨害能力は持たない。
    • きのみを相手に食べられると辛い。投げる方向には注意が必要。
    • 「ほおぶくろ」抜きのきのみの回復量は少なく、味方に分ける場合その場しのぎの回復程度にとどまる。

ほしがる

妨害耐性状態できのみを撒きながら突進し続け、接触した相手を一瞬スタンさせる。慣性がかかるが、任意の方向に操作可能。
落としたきのみを拾うとHP回復に加え、移動速度が更に上がる。

使用中にわざ1を併用可能。
たいあたりはごく小さい扇状の範囲攻撃に変化するが、アップグレード後の技はどちらも基本の挙動は変わらない。
ただし、ほしがるの突進に慣性がかかるうえ、ゲップは発動までのタイムラグもあり、狙った方向に撃つには練習が必要。
ほしがる状態が終わると急に弱体化するため、効果終了までの時間をしっかり認識することが大切。

  • 長所
    • 制御に癖はあるが、ある程度狙った位置に行動不能をバラ撒ける。
    • 妨害耐性状態で回復しながら走り回るため、機動力・生存力ともに十分。
    • わざ1を組み合わせることで、逃げる相手を逃さず狩りやすい。
    • 使うだけでたいあたり・ゲップをチャージできる。
  • 短所
    • 突進の挙動の癖が強く、扱いには慣れが必要
    • 壁の向こうに逃げられると手も足も出ない。
    • きのみを味方に分け与えるのはほぼ不可能になる。
    • 走り終わってから待ち時間に入るため、回転がやや悪い。

ユナイトわざ考察

よくばりきのみダイブ

マーカーの中心にきのみを出現させ、しばらく間を置いてヨクバリスが飛び込む。着地と同時に周囲のポケモンにダメージを与え、自身はHPを回復し、一定時間きのみのスタックが最大で固定されるバフが付与される
きのみ無限バフは着地してから8秒継続。バフ適用中はタネマシンガンなら常に最大状態で撃ち続けられ、ゲップなら待ち時間ほぼ無しで連発できるようになる。
飛び込みも地味なようで実はかなり高性能。やや発生は遅いが唯一の壁抜け技で、射程・火力・範囲・妨害がバランスよく揃っている。

わざセット考察

タネマシンガン+ほおばる型(わざセット1)

ヨクバリスの技の中で最も1対1に強い技構成。持ち前の耐久力とほおばるの回復力、タネマシンガンの継続火力でじわじわ相手を削り、自分はしぶとく生き残る。
ちなみに「継続火力」とは言うものの、打ち始めほど威力が高いため持続時間は2.5秒ほどと思ったほうがよい。
妨害耐性技もないため深追いKOを狙うより体力リードと相手のリソースを奪う役割に徹するべき。
ほおばるの移動速度上昇効果のおかげで逃げもやりやすく、生存性能はピカイチ。
タネマシンガンはほぼ常時打てるほど待ち時間が短いが、きのみがないと火力が出ないので毎回フルスタックにしてから使うようにするべし。

  • 長所
    • ほおばるによってきのみスタックを維持しやすく、タネマシンガンを高い火力で撃ち続けられる。
    • HPを瞬時に回復できる上にタネマシンガンも移動しながら攻撃できるためヒットアンドアウェイを高水準で行える。
  • 短所
    • 火力がタネマシンガンに大きく依存するため、クールダウン中やきのみスタックがないときの火力はかなり貧弱。
    • 妨害耐性がなく、ほおばるで出したきのみを相手に食べられたりすると一気に火力が落ちてしまうため、相手の邪魔に弱い。

ゲップ+ほしがる型(わざセット2)

逃げる相手を逃さず狩ることに長けた組み合わせ。
妨害耐性で動き回れるため妨害にそこそこ強く、減速ゾーンでも逃げ切りやすい。
ゲップ採用のためユナイト技による定点制圧力も高い。
小ネタだが、種MAX状態で「ゲップ→ゲップ→ほしがる即キャンセル→ゲップ」でゲップを3連打することが可能。
距離を取られると攻撃できないので、「ほしがる状態でもユナイト状態でもないゲップ」は使わない方がよい。
また、妨害耐性になったことにより逃げ能力はやや落ちたので、2人以上に追われたら逃げた方がよい。
非ユナイト状態で敵をKOできるパワーを発揮するのは困難だが、ほしがるで主戦場をくるくる回ることで見た目以上のハラス性能を発揮する。

  • 長所
    • 前線の制圧力が非常に高く、逃げる相手を追う能力は最高レベル。
    • ユナイト技との相性が抜群。
    • ほしがるで突っ込んでゲップするという強引なスティールができる。
  • 短所
    • 壁には致命的に弱い。
    • 技を組み合わせた際の制御が難しく、思い通りに当てるには練習が必要。

タネマシンガン+ほしがる型

  • 長所
  • 短所

ゲップ+ほおばる型

  • 長所
  • 短所
 

その他考察

ルート選択考察

  • 上ルート
    ゴール距離が近く、体当たりによるフットワークの軽さを活かしやすい。KOもされにくく、ゴール後や敵地に侵入した後も安全に自陣に帰ることができる。
  • 下ルート
    野生ポケモンの体力が高く、上ルートよりも削り能力の低さが気になりがち。行く場合はファームの補助になるエネコのシッポの優先度は高い。
  • 中央エリア
    安定してLv5の進化、Lv7のわざ1更新を目指せる点は悪くないが、序盤は野生ポケモンを倒す速度が遅く上下ルートへのヘルプが遅れがち。
    レーンでも戦えるため基本的には中央適正の高いポケモンに譲りたい。

もちもの考察

  • きあいのハチマキ
    元々高い前線維持能力をさらに引き上げられる。とはいえ自力でもある程度回復できるため、任意に発動できず80秒のクールタイムがあるきあいのハチマキは採用しないこともある。
    代わりにバトルアイテムをキズぐすりにするのもおすすめ。
  • おたすけバリア
    ユナイトわざを使うときに耐久を補強することで敵の集団に飛び込みやすくなる。HPの固定値増加による最序盤の生存力強化もできる。
  • もうこうダンベル
    ゴールを決めやすく、わざ1のダメージ上昇幅も高めなので候補。
  • エオスビスケット
    比較的安定して耐久力を底上げできるが、この持ち物自体の効果が2023年3月現在では微妙なので優先度はそれほど高くない。
  • じゃくてんほけん
    発動機会が非常に多いが、素の攻撃が低いためダメージ上昇値はそれほど高くない。攻撃寄りのビルドにする際はアリか。
  • かるいし
    抜け戦略を多用するヨクバリスと相性が良い。
  • がくしゅうそうち
    移動速度上昇による抜け戦略のさらなる強化。
    初手カジャン狙いで効果の発動にも期待できる。
  • エナジーアンプ
    ユナイトわざのクールタイムが短めで相性は悪くないが、ユナイトわざ後のわざがタネマシンガンメインのヨクバリスはダメージ上昇を活かしづらい。
  • ゴールサポーター
    弱体化によって積む価値は薄くなった。他の持ち物を優先したほうが良いだろう。
  • ちからのハチマキ
    Lv6までのファイト能力を大幅に高める。
    その他通常攻撃でオレンのみが落ちるのでシナジーも強い。

バトルアイテム考察

  • きずぐすり
    耐久性能が上がる。どのタイプでも効果を発揮しやすいが、とりわけほおばる型では体力満タンからのシールドを得やすくなる点でメリットが大きい。
    タンク運用するなら第一候補。
  • エネコのしっぽ
    攻撃がそこそこ高いため、狩り速度向上には有効。タネマシンガンとの相性が良く、大型野生ポケモンを大きく削ることができる。
  • プラスパワー
    攻撃が上がるため、集中して攻撃をするタネマシンガン型だとダメージ上昇に大きく貢献できるだろう。ゲップの1発当たったときのダメージ上昇も魅力的。
  • どんそくスモーク
    敵を捉えやすくなるメリットがある。タネマシンガン型なら特に有用。
  • なんでもなおし
    妨害を受けても離脱しやすくなるメリットがあるが、他のアイテムが有用であり、無理して選ぶほどではないと思われる。
  • スピーダー
  • だっしゅつボタン
    逃走しやすくなるメリットがある。ほしがる型なら特にそうだが、元々機動力が高いためあえて選ばなくても良い。移動速度や追撃・逃走をどうしても気にするなら。
  • ゴールかそくそうち
    以前はおたすけバリア+ゴールサポーター+ゴールかそくそうちのコンボで強引に100点を決めることが出来たが、現在はゴールサポーターはおたすけバリアなどによって付与されたシールドには効果が乗らなくなっているため、このコンボは出来なくなっている。
    中~終盤に大きな点数を保持した時など使いどころは無くもないが、できれば他のバトルアイテムを優先したいところ。
 

その他のデータ

ホロウェア

トレーニングスタイルヨクバリス.png
トレーニングスタイルヨクバリス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png400


タキシードスタイルヨクバリス.png
タキシードスタイルヨクバリス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png400


フロンティアスタイルヨクバリス.png
フロンティアスタイルヨクバリス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png1200


きのみスタイルヨクバリス.png
きのみスタイルヨクバリス
入手方法:UNITEメンバーシップ22年5月限定特典


ふくめんスタイルヨクバリス.png
ふくめんスタイルヨクバリス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png1050


ツリースタイルヨクバリス.png
ツリースタイルヨクバリス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png2199


紹介動画

loading...

余談

昔話:爆走戦車は止まらない

実装当初のヨクバリスは全盛期のカメックスニンフィアをも凌駕するバランスブレイカーであり、コイツの参戦によって対戦環境はぐちゃぐちゃにされてしまう。

  • 主に凄かったのは、今より高火力かつCTも短い「ゲップ」、妨害無効で持続時間・回復量ともに優秀な「ほしがる」、バフ中にゲップをCT無しで超速連射できてしまうユナイトわざの3つ。火力◎機動力◎耐久力◎で全く隙が無い。
    • 立ち回りの幅も広く、集団戦における敵の攪乱から瞬間火力によるKO、大型ポケモンの削り、更には機動力を活かしたカウンタージャングルやバックドアと一人で何でもできてしまう。リザルトでは最多KOから最多得点、果てはMVPまで搔っ攫う正に欲張りなキャラであった。
    • 全盛期は「片方のチームにのみいる場合の勝率が6割超え」を3回も達成する化け物であった。因みに「片方のチームにのみいる場合の勝率が6割超え」を記録したことがあるのはコイツとバリヤードだけである。
  • 対戦ゲームにおいて使用率・勝率ともに頭一つ抜けているキャラは次第にプレイヤーから嫌われていく宿命にあるが、ヨクバリスはポケモンユナイト史上最もヘイトを集めたと言っても過言ではない
    • 相手視点では「妨害無効のせいで止められないしゲップ1発で大ダメージ」「技の終わり際を突こうにも速すぎて逃げられるしすぐにHP回復して戻ってくる」「人数差を作って挑んでもユナイト→ゲップ連打で返り討ちにされる」「ジャングルを奪われて中央が進化できない」等々、ただ強いだけでなく理不尽・萎えを感じる要素がてんこ盛り。
    • 原作でも「ウザかわいい」系キャラで結構人気があるため、「憎まれっ子世に(はばか)る」といったコンセプトでリリースされたのかもしれない。が、それにしても嫌われすぎた。当時のTwitterのサジェストには「ヨクバリス 嫌い」「ヨクバリス うざい」「ヨクバリス 〇ね」が並び、あまりの理不尽さにゲームを離れてしまった人も少なくない。
 

後のアプデで多くの下方修正を受け全盛期から大きく弱体化したものの、今なお強力なポケモンとして認識されている。また、始めは見向きもされなかったタネマシンガン+ほおばるセットも次第に数を増やしていった。
マップがテイアに変更されてからは、使用率が最低レベルな代わりにトップクラスの勝率を出し続けている、所謂「職人キャラ」の地位を確立しつつある。


  • 初登場作品であるソード・シールドでは木を揺すって木の実を手に入れようとする際に、揺らし過ぎると木から現れ木の実を奪ってしまうお邪魔キャラのような登場の仕方をする。レアな木の実であろうとお構いなしに奪っていくため、原作プレイヤーからはより一層のヘイトを向けられている。
  • 通常攻撃やわざ2で落ちる木の実は「オレンのみ」。原作では野生のホシガリスが稀に持っていることがある。
    • ユナイト技でほおばる木の実は「チーゴのみ・ヒメリのみ・ナナのみ」。こちらは原作のヨクバリスがダメージ・KOモーションで落とす種類の実と同じ。
    • ホロウェア「フロンティアスタイル」でホルスターに収まっている木の実は「オレンのみ・ヒメリのみ・オボンのみ」。この内オボンのみは原作で野生のヨクバリスが稀に持っていることがある。
  • 地味にフロンティアスタイルダークヒーロースタイルのアニメーションにカメオ出演している。
 

コメント


*1 ただしHP満タン時にオボンの実を消費を消費した場合は、「オボンの実を使用した」数にカウントされない。ミッションで出てきた時は注意すること。