もちもの

Last-modified: 2023-03-29 (水) 15:16:15

ポケモンにもちものを3つまで持たせて、バトル中のポケモンの能力を強化できる。いわゆる装備品。
もちものは「バトル準備」内の「もちもの」から組み合わせを変えたり、アップグレードが可能。
マッチングした後でも「ZL」を押すことで組み合わせは変更できる。

LoLなどのMOBAと違い、戦闘中に資金を獲得して購入する必要はなく、ゲーム開始時から強力な装備を持った状態で開始することができる。

 

入手方法

エオスマート内で各エオスコイン.png1000エオスコイン/エオスチケット.png625エオスチケットで購入可。

エオスコイン.pngエオスコインはユナイトライセンスの購入に、エオスチケット.pngエオスチケットは「もちものきょうかキット」の購入にも使う。
そのため、ライセンスの入手を優先したい場合はエオスチケット.pngエオスチケットで、もちものの強化を優先したい場合はエオスコイン.pngエオスコインでの購入が良いだろう。

無料で入手できるもちもの

名前入手方法
たべのこし初期から持っている
ちからのハチマキビギナーズチャレンジDay1報酬
ものしりメガネビギナーズチャレンジDay2報酬
ピントレンズビギナーズチャレンジDay3報酬
がくしゅうそうちビギナーズチャレンジDay4報酬
かいがらのすずビギナーズチャレンジDay5報酬
とつげきチョッキビギナーズチャレンジDay6報酬
くちたけん初期から持っている

ビギナーズチャレンジの報酬を受け取る際に既に持っていた場合は、もちものきょうかキット30個に変換される。
これを利用することで、最大でエオスチケット.png1800エオスチケット相当のもちものきょうかキット180個を、エオスコイン.png6000エオスコインで入手することができる。

アップグレード

もちものは「もちものきょうかキット.pngもちものきょうかキット」を使うことでグレード30までアップグレードができる。(要トレーナーレベル9以上)
また、「スーパーもちものきょうかキット」をアイテムボックスから使用すれば、即座にグレード30にアップグレードできる。これは強化済みのもちものにも使用でき、この場合は強化に使用した分のもちものきょうかキットが返ってくる。

アイテムごとの固有効果はグレード1,10,20でのみ上昇し、20以降のアップグレードでは持たせることによるステータス上昇効果のみが強化される。

レベル21以降では必要なきょうかキットが激増するため、まずは効果が最大になるレベル20を目指し、21以降の強化は特にステータス恩恵の大きいアイテムに絞って優先的に行うと良い。

アップグレード費用一覧

もちもののアップグレードに必要なもちものきょうかキットの数。

グレード累計次のレベルまで
103
234
375
4126
5188
62610
73612
84814
96220
108225
1110730
1213735
1317240
1421245
1525750
1630755
1736260
1842265
1948780
20567100
21667120
22787140
23927160
241087180
251267210
261477240
271717270
281987300
292287300
302587-

1→10は82個 10→20は485個 20→30は2020個
1→5は18個 5→10は64個 10→15は175個 15→20は310個 20→25は700個 25→30は1320個

もちものきょうかキットの入手方法

  • エオスマートにて、1つあたりエオスチケットエオスチケット.png10で購入可能。
    • 一見エオスチケットでしか買えないように見えるが、購入数に対してチケットが不足していると、きょうかキット1個=1ジェムのレートでジェムを使って購入可能。
  • イベント報酬
  • バトルパス報酬
  • シリーズポイント報酬
  • トレーナーポイント(トレーナーレベル)報酬
  • エナジーリワードから排出(確率は高くはなく、現在基本的にエナジーはポケモンサポートメダルに回した方が得なため非推奨)

一覧

一覧をポップアウトする

効果は(グレード1/グレード10/グレード20)で記載。
ミッション報酬等、無料で手に入るもちものは、備考に青色で記載。

名前ステータス上昇
(グレード30)
効果待ち時間備考
いやしのかんむり.png
いやしのかんむり
HP +120
攻撃 +18
攻撃系の通常攻撃でダメージを与えたとき、その攻撃で与えたダメージの(6/8/10)%の量のHPを回復する。-特殊攻撃メインのポケモンは通常攻撃が攻撃系で発動するが、強化攻撃は特殊系で発動しない。
グレイシアの通常攻撃と強化攻撃は共に特殊系なので持たせても効果がない。
わざの効果によって通常攻撃が変化した場合も攻撃系であれば発動する。
エオスビスケット.png
エオスビスケット
HP +240ゴールを決めると、最大HPが(100/150/200)増加する。-効果は6回までスタックし、最大HPが最大1200増加する。
エナジーアンプ.png
エナジーアンプ
ユナイトわざゲージの溜まりやすさ +6%
待ち時間 -4.5%
ユナイトわざを使うと、与えるダメージが少しのあいだ(7/14/21)%増加する。15秒効果は4秒間。
発動した瞬間にかかる関係で、ユナイトわざ自体にもこの増加率がかかる。同じ理由で、ユナイトわざ終了後の残り効果時間は、わざのモーションが長いほど少なくなる。
おたすけバリア.png
おたすけバリア
HP +450ユナイトわざを使うと、自分と周りの中でHPが最も低い味方のポケモンへ、それぞれ最大HPの(15/20/25)%にあたるシールド効果を付与する。30秒効果は5秒間。
説明文に欠けているが、付与されるシールド量は発動者の最大HPに依存する。
このシールドは重複せず、後に付与されたシールドで上書きされる。
かいがらのすず.png
かいがらのすず
特攻 +24
待ち時間 -4.5%
わざ命中時に自分のHPを(45/60/75)以上回復する。
特攻が高いほど、HPの回復量が多くなる。*1
10秒ビギナーズチャレンジDay5報酬
特殊攻撃メインのポケモンはもちろん、物理攻撃メインのポケモンのわざでも効果は発生する。
がくしゅうそうち.png
がくしゅうそうち
HP +240
移動速度 +150
自分の経験値が味方チームの中で最も低いあいだ、1秒経過するごとに得られる経験値が(3/4/5)増加する。
また、近くにいるチームメイトが野生ポケモンをKOすると、KOしたチームメイトの獲得する経験値が少し多くなる。
-ビギナーズチャレンジDay4報酬
これを持っているポケモンには、頭上に青い電球のようなマークが付く。
詳細は個別ページを参照。
かるいし.png
かるいし
攻撃 +24
移動速度 +150
戦闘から離れているあいだ、移動速度が(10/15/20)%上がる。-発動条件の詳細。
きあいのハチマキ.png
きあいのハチマキ
防御 +30
特防 +30
HPが低下しているとき、3秒のあいだ、それまでに減ったHPの(8/11/14)%を毎秒回復する。80秒HPが25%を切ると発動し、削れたHPの割合に応じた回復が3回発生する。
なお、HPの増減がトリガーとなるため、既にHPが減少した状態でクールタイムが解消されてもすぐには発動せず、ダメージか回復を経てはじめて発動する。
こだわりメガネ.png
こだわりメガネ
特攻 +39わざ命中時に(40/50/60)以上の追加ダメージを1回与える。
追加ダメージ量は特攻が高いほど多くなる。*2
8秒追加ダメージは特攻で伸びるが、効果自体は物理・特殊に関係なく発動する。
固定ダメージであり、相手の特防に影響されずにダメージが入る。
わざが複数のポケモンに命中しても、追加ダメージが発生するのはその中の1体だけ。
ゴツゴツメット.png
ゴツゴツメット
HP +270
防御 +51
ある程度のダメージを受けると、周りにいる相手のポケモンにその最大HPの(3/4/5)%にあたるダメージを与える。3秒一撃で最大HPの10%のダメージを受けると発動。ダメージは、ゴツゴツメットを持たせたポケモンの最大HP依存。
固定ダメージではないため、相手の防御が高いほどダメージは少なくなる。
ゴールサポーター.png
ゴールサポーター
HP +450ゴールを決めようとしているとき、最大HPの(5/7.5/10)%にあたるシールド効果を得る。*3
自分のレベルが高いほとシールド効果は大きくなり、効果が有効なあいだはゴールを邪魔されなくなる。
20秒自身でゴール溜めをキャンセルしても待ち時間が発生。
「おたすけバリア」などによって付与されたシールドには効果が乗らない。
このシールドは黄色く表示される。
じゃくてんほけん.png
じゃくてんほけん
HP +210
攻撃 +15
ダメージを受けると、少しのあいだ自分の攻撃が(2/2.5/3)%以上上がる。
攻撃の上がり幅は、ダメージを受けた回数に応じて大きくなる。
-効果は4秒間。
効果時間中に更にダメージを受けると効果が4回までスタックされ、スタックは効果後にリセットされる。
攻撃の上がり幅はダメージを受けた回数のみに依存。ダメージ量自体は関係ない。
しんげきメガネ.png
しんげきメガネ
特攻 +24ゴールを決めると、特攻が(8/12/16)上がる。-効果は6回までスタックし、特攻が最大96増加する。
すりぬけスプーン.png
すりぬけスプーン
HP +210
特攻 +30
特攻系の攻撃によって与えるダメージが、相手のポケモンの特防の(10/15/20)%を無視するようになる。-発動条件等は無く、所有者の特攻ダメージすべてに適用される。
攻撃系のポケモンには持たせても効果がない。
するどいツメ.png
するどいツメ
攻撃 +15
急所率 +2.1%
わざを使用した次の通常攻撃で、(10/15/20)以上の追加ダメージを1回与える。
追加ダメージ量は攻撃が高いほど多くなる。*4
近距離戦が得意なポケモンに持たせている場合、追加ダメージを与えた際に相手のポケモンの移動速度も少しのあいだ下げる。
2秒追加ダメージの有効時間はわざ使用後2秒以内。
近接タイプ(物理・特殊に関係なく)のポケモンに持たせた場合、追加ダメージ発生時に1秒間の移動速度低下も付与できる。
条件付きでわざが連発できるポケモンと相性が良い。
通常攻撃が複数のポケモンに命中しても、追加ダメージが発生するのはその中の1体だけ。
たべのこし.png
たべのこし
HP +360
HP回復 +9
戦闘から離れているあいだ、最大HPの(1/1.5/2)%が毎秒回復する。-初期から持っているアイテム
発動条件の詳細。
ゴール防衛時や移動中など発動する機会はあるが、回復は微量。
ちからのハチマキ.png
ちからのハチマキ
攻撃 +15
通常攻撃の速さ +7.5%
通常攻撃が命中したとき、ダメージが相手のポケモンの残りHPの(1/2/3)%ぶんだけ増加する。0.35秒ビギナーズチャレンジDay1報酬
注意として、攻撃速度上昇はポケモンごとに特定のレベルでしか効果がない*5
また、割合ダメージは野生ポケモンにも効果があるが、追加ダメージの上限値は360。
単純に全ポケモンの通常攻撃の火力が伸びる(攻撃速度上昇と割合ダメージ追加に加え、通常攻撃は物理特殊関係なく「攻撃」での計算となるため*6)。
とつげきチョッキ.png
とつげきチョッキ
HP +270
特防 +51
戦闘から離れているあいだ、特攻によるダメージ(紫色ダメージ)が無効になるシールドを最大HPの(9/12/15)%ぶん得られる。-ビギナーズチャレンジDay6報酬
発動条件の詳細。
同条件のもちものの中では最も行動制限が少なく、発動機会を確保しやすい。
シールドの有効時間は無制限だが、付与されたシールドが全て消費されるまで再発動しない。
また、攻撃系には効果がなく、攻撃系にはシールドを無視して倒される点には注意。
このシールドは赤く表示される。
ピントレンズ.png
ピントレンズ
急所率 +6%
急所ダメージ +12%
通常攻撃が急所に命中したとき、ダメージが増加する。
攻撃が高いほど、ダメージの増加量が増える。*7
1秒ビギナーズチャレンジDay3報酬
追加ダメージは通常攻撃の場合のみで、わざが急所に当たっても発動はしない点に注意(追加ダメージが発生しないだけで急所ダメージは上がる)。
個々の素の急所率が異なる都合、ポケモンによる適正の有無が大きい。
もうこうダンベル.png
もうこうダンベル
攻撃 +18ゴールを決めると、攻撃が(6/9/12)上がる。-効果は6回までスタックし、攻撃が最大72増加する。
ものしりメガネ.png
ものしりメガネ
特攻 +39特攻が(3/5/7)%上がる。-ビギナーズチャレンジDay2報酬
単純に特攻が上がるアイテム。
特殊攻撃メインのポケモンにはとりあえず持たせておいて損はない。
レスキューフード.png
レスキューフード
防御 +30
特防 +30
自分以外の味方のポケモンに回復やシールドの効果を与えるとき、回復の効果が(5/7.5/10)%上がり、シールドの効果が(5/7.5/10)%上がる。-主におたすけバリアの効果上昇が大きい。
特攻を参照する回復やシールドは、ものしりメガネを持たせる方が効果量が大きくなる。
れんだスカーフ.png
れんだスカーフ
攻撃 +12
通常攻撃の速さ +9%
通常攻撃を3回した後、少しのあいだ自分の通常攻撃の速度が(15/22.5/30)%上がる。10秒効果は5秒間。
通常攻撃を命中させたのべ回数で判定するので、素振りでは効果がない。
くちたけん.png
くちたけん
-大昔の英雄が災厄を打ち払ったと伝えられる剣だがいまはさびてボロボロになっている。-初期から持っているアイテム
ザシアン専用のもちものであり、外す事は不可能
効果はなし。
ザシアンが「けんのおう」の姿になるための道具。

「戦闘から離れているあいだ」の詳細条件

5秒間、以下の2つの条件を満たすことで発動。

  • わざやダメージを受けていない
    攻撃はもちろん、ダメージのないデバフ技を受けても無効。
  • 敵にダメージ・デバフを与えていない
    ダメージやデバフが発生しなければ良いので、通常攻撃の空振り、回復・バフ等は使用しても問題ない。
    時間差でダメージが発生するわざの場合、ダメージが発生した時点でカウントが途切れる。

考察

いやしのかんむり.png いやしのかんむり

10%のライフスティールを追加するもちもの。
火力と耐久を両立するファイターに持たせたいもちものだが、わざのダメージでは発動しない点に注意。
通常攻撃を主力とするガブリアスギルガルド、わざで変化した通常攻撃を振る「アクアテール」型マリルリや「おいうち」型アブソルとの相性が良い。

エースバーンをはじめとするADCは効果を発動しやすいが、なけなしの耐久を補うよりは火力を伸ばした方が良いため非推奨。

エオスビスケット.png エオスビスケット

ゴール加算系アイテム。ゴールするごとにHPが上がっていき、最大6回までスタックできる。
単純な耐久力アップはもちろん、自身のHPを参照する回復やシールドの強化にも繋がる。
「もうこうダンベル」か「しんげきメガネ」のついでに積むのが基本的な運用であり、ビスケット単体では「おたすけバリア」より優先度が低いことが大半。

効果だけを見ればカビゴンヤドランといったタンクとの相性が良いのだが、タンクは序盤のレーン戦でゴール防衛が求められるため積む機会に恵まれず、安定性や追加効果の観点から「おたすけバリア」で代用されるケースが多い。
一方でヨクバリスオーロットは序盤のゴール防衛が苦手な代わりに比較的安定してゴールを詰めるため、「もうこうダンベル」と一緒に採用することが多い。

エナジーアンプ.png エナジーアンプ

ユナイトわざを発動してから4秒の間、全ての攻撃で与えるダメージが2割増しとなる。ユナイトわざ自体のダメージも上がる。
他にもユナイトわざゲージのチャージが早くなる効果と、地味にわざの待ち時間短縮効果も付いている。

バフ効果を最大限活かすには、ユナイトわざ発動後すぐに動けるポケモンに持たせるのが良い。ユナイトわざの回転率が高いポケモンだと尚良し。
ピカチュウマフォクシーはどちらの条件も満たしており、CD短縮効果も噛み合っているため、ほぼ必須の持ち物と言っていい。
他にもストライクウーラオスはユナイトわざを絡めたコンボが強力であり、持たせる価値は高い。

なお、本来このわざのCDは15秒なのだが、ドラパルトのみCDが30秒になる独自仕様があり、アンプの効果を頻繁に扱えないよう設定されている。
そもそもドラパルトのユナイトわざは先撃ちには向かないためアンプの効果を活かしにくく、微妙に相性が良くない。

おたすけバリア.png おたすけバリア

ユナイトわざ発動時に、自身と近くの味方1体にシールドを付与できる。
この「シールドを味方に付与できる」という点が非常に強力で、普段は紙耐久のアタッカーでも容易には落とされなくなる。
シールド量は発動者の最大HPを参照するため、HPの多いディフェンス型やサポート型が使用するとより効果が高い。カビゴンハピナスなど、味方を守る動きをするサポタンには必須のもちものと言っていいだろう。
効果適用範囲はそれほど広くないので、シールド付与が目的でユナイトわざを使う場合は味方との距離に注意。

また、発動者自身の耐久補助でも充分な効果を発揮する。ステータス効果もHP+450は大きい。
ウッウガブリアスといったユナイトわざの価値が高いポケモンも一考の余地がある。
ただしドラパルトはCDが60秒になる独自仕様があるためシールドを多用できず、非推奨。

ちなみに、おたすけバリアによって付与されるシールドは重複せず、後に付与されたシールドで上書きされる。特に終盤のユナイト合戦では注意が必要。

余談:以前の性能

かつてはシールド量が最大HPの40%であり、なおかつ重複可能だった
特にレモータはサンダーピット周辺が狭いことから重複が起きやすく、「サンダー戦はおたすけバリアの枚数が多いチームが勝利する」と言われる程に必須アイテムであった。持ってないと戦犯と言われることも。
また、当時は「ゴールサポーター」との重ね掛けも可能だったこともあり、ゴルマクでも悪さをしていた。

かいがらのすず.png かいがらのすず

わざ命中時にHPを回復できるアイテム。回復量は特攻を参照し、わざのダメージには依らない。
メイジ系ポケモンに不足しがちなサステイン性能を補える...ように思えるが、回復量は微々たるものであり、CDも10秒と短くないことから、耐久力の強化には全く向かない。
どちらかと言えばステータス効果の待ち時間短縮を目当てに採用することが多く、その場合も「エナジーアンプ」との併用が基本になる。

がくしゅうそうち.png がくしゅうそうち

詳しい仕様は個別ページを参照。
このもちものの真髄は「チーム全体で得られる経験値の総量を増やす」「経験値を味方に譲りファームを補助する」ことにあり、経験値でチーム全体のアドバンテージを作るためには非常に重要なもちものとなる。
基本的に、レベル先行の必要が無くファームの優先度が低いサポーター(ピクシーハピナス等)や、早熟寄りで妨害を仕事とする純タンク(カビゴンヤドラン等)には必ず持たせるべきもちものである。
同じタンクでも、オーロットヌメルゴンといった晩成寄り・殴り合いによる消耗が仕事のタンクには絶対では無い。自身のプレイスタイルとの親和性やレーン相方の成長の早さで判断すると良い。
一方で、マークスマンファイターなどの火力職は積極的にファームするべき役割であり、持たせる意味は皆無である。

かるいし.png かるいし

機動力を底上げするもちもの。
非戦闘時に発動する効果はもちろんだが、ステータスによる移動速度上昇も地味に有難い。
主にスタート地点に戻された際の前線への復帰や、遊撃に回る際の移動補助・逃走で効果を発揮。ファームを兼ねる普段の移動では直接役立ちにくい点に注意。
また、意外にも攻撃のステータス上昇が全もちものでトップであり、物理系ポケモンの火力アップにも十分な効果がある。

移動速度が命であるドードリオファイアロー、遊撃がメインとなるヤミラミでの採用率が高い。
他にもカイト性能の高いリザードンや一部マークスマンで採用する例もある。

効果の発動条件は「戦闘から離れているあいだ」なのでタンクとは相容れない。また、ルカリオアマージョなどムーブわざで動き回るポケモンとも相性が悪い。

きあいのハチマキ.png きあいのハチマキ

HPが25%を下回った時に自動で回復できる。「減少HPの14%を回復」を3回に分けて行うため徐々に回復量が減っていくが、単純計算でHPを25%から50%近くまで回復できる。
デス目前のピンチを巻き返せるという非常に強力なもちものであるが、その分CDは80秒と重く、短縮手段も無い。重要でない場面で発動してしまうと勿体ないので、ここぞという場面まで温存できるような体力管理が求められる。

どんなポケモンに持たせても一定以上のパフォーマンスは保障されるが、低耐久のメイジは回復しきる前に倒されてしまうことが多いため相手によっては腐りがち。
高い耐久力を活かして前衛を務めるファイタータンクとは相性がとても良く、ポケモンによっては必須級のもちものとなる。

こだわりメガネ.png こだわりメガネ

わざに追加ダメージが発生する。CDは8秒であり、発動間隔はやや大きめ。
追加ダメージは特攻を参照するため、特攻ステータスが高いメイジに持たせたいもちもの。

特殊系ポケモンは基本的にわざの特攻レシオが低く設定されており、わざの火力向上を目的とするなら「ものしりメガネ」よりも効果が高い。

ゴツゴツメット.png ゴツゴツメット

一撃で最大HPの10%以上のダメージを受けると発動し、所有者の最大HP5%分のダメージを周囲に与える。
しかし発動条件が若干厳しめな上に反撃のダメージも低く、しかも近接相手にしか効果が無いためメイジマークスマン相手には腐りやすい。
ステータス効果でHPと防御が上がるため耐久補助には役立つが、元の耐久が低いポケモンほど発動=死となるジレンマ。また、原作のイメージもありタンクと相性が良さそうに見えるが、実際には高耐久のポケモンに持たせるほど特殊効果の発動回数が減り、ステータス上昇効果の恩恵も相対的に減るため、他のアイテムを押しのけてまで採用する価値は薄い。

あまり強いもちものでは無いが、ファイターアサシンがOPな環境では活躍することもある。
実際、Ver1.9.1.2以降のザシアン環境ではゴツゴツメットの採用例がいくつか見られた。

ゴールサポーター.png ゴールサポーター

シールド量は「最大HPの10%+レベルに応じた固定値」である。CDは20秒とかなり長め。
ゴールの溜めを行っている間はシールドが有効な限り妨害無効が付与され、攻撃されても溜めを止めないようになる。スーパージャンプによる吹き飛ばしでもシールド内であれば防ぐことができる。
他のシールドに効果を乗せることは不可能。「おたすけバリア」等のシールドがある状態でもゴルサポのシールドから先に消費される。

強力な効果を有する分制約はかなり重い。現在は他に有用なもちものが多く、多くのポケモンで優先度は低い。
主にゴールを多く狙うポケモンに持たせたいが、「もうこうダンベル」等と併用すると枠を2つ消費してしまうため、ルカリオなどの純アタッカーには非推奨。
相性が良いのはヤミラミドードリオなどの抜けゴールを多く狙うポケモン。立ち回りと噛み合う上に、地味にHP上昇が+450もあるため耐久力の補強にも役立つ。

余談:以前の性能

以前はシールド量は「最大HPの10%」のみだったが、CDが6秒と短く、他のシールドと重ね掛けすることが可能だった

  • 「CDが6秒」という強みは序盤の筋トレ補助として有用で、特にルカリオの筋トレは阻止がほぼ不可能であった。
  • 一番悪さをしていた部分は「他のシールドとの重ね掛け」であり、ゴール加速装置+ユナイトバフによるシールド+おたバリシールド+ゴルサポで強引に100点シュートすることが可能だった
    • 特に相性が良かったのはカイリューで、ユナイトわざでゴールまでジャンプして100点を捻じ込むバックドア戦法は理不尽と言う他無かった。また、プクリンの範囲シールド付与との合わせ技も凶悪だった。
    • そのせいでレモータではゴールマクロが大流行し、一部では「玉入れ合戦」と揶揄されていた。

因みにゴルマク最盛期時代にはシールド量が10%から9%になるという下方修正がサイレントで行われている。

じゃくてんほけん.png じゃくてんほけん

相手からの攻撃を受けるごとにスタックが溜まっていき、スタックの数×3%だけ自身の攻撃が上昇する。
被弾が発動条件且つ割合で上がる都合上ファイターとの相性が良く、火力の上乗せとHPの補強を1枠で担える。
高いステータスを持ち最前衛で殴り合うバンギラスハッサムには是非とも欲しい。また、ポケモンによっては「もうこうダンベル」とのセットで火力をとことん追求するのも面白い。

素の攻撃ステータスが低めのオーロットマンムーはこれ単体だと上昇量が低く、攻撃ステータスを大きく上げられるダンベルと併用しない限り大きな恩恵は受けられない。
また勘違いされやすいが、原作と違い特攻は上がらないので特殊ポケモンに持たせる意味は皆無。間違ってもカメックスヌメルゴンに持たせてはいけない。

しんげきメガネ.png しんげきメガネ

ゴール加算系アイテム。ゴールするごとに特攻が上がっていき、最大6回までスタックできる。
6スタックまで貯めることができれば当然火力は上がるが、特攻系ポケモンはわざの特攻レシオが低いことから、攻撃系よりも旨味が比較的少ない。
加えて特攻系は全体的に耐久力や移動性能に難があるポケモンが多いため、一般的には他のメガネやスプーンを持たせた方が安定して強いことが殆どである。

適正があるのは主に「しおふき・こうそくスピン」型カメックスや、ハピナスピクシー等のサポート型ポケモン。素の特攻が低い代わりにわざのレシオが高めなので、定数で上昇する進撃と相性がいい。
ただしサポート型は序盤の味方を介護する仕事を忘れずに、無理のない範囲で積んでいこう。

すりぬけスプーン.png すりぬけスプーン

所有者の特攻ダメージ全てが相手の特防を20%無視して(=相手の特防を20%下げる計算をして)ダメージを与えるようになる。
「ものしりメガネ」との差異は、レシオが高い技は「ものしりメガネ」が、固定値ダメージが高い技は「すりぬけスプーン」が相性がよい。

試合後半やディフェンス型への攻撃の場面で効果を発揮しやすい。CDなどのデメリットが一切無いのも優秀。
メイジを中心に特殊アタッカーの大半と相性が良く、優先して持たせるべきもちもの。
なお、ニンフィアの「ハイパーボイス」やサーナイトの「サイコキネシス」など自前で特防ダウンを持つポケモンは、メガネで特攻を上げた方がダメージを伸ばせる。

するどいツメ.png するどいツメ

わざを使用した後の数秒間通常攻撃に追加ダメージが発生し、持たせたポケモンの分類が近接だった場合短時間のスロウを相手に与える。
バーストダメージが増え相手を逃がしにくくなるためアサシンのポケモンとは基本的に相性が良く、他にもハッサムやウーラオスといったわざを連続して使用出来るポケモンでも効果を発揮しやすい。

たべのこし.png たべのこし

戦闘に関与していない間HPが少しづつ回復していくもちもの。
ゲーム内に説明がないので分かりにくいがステータスで増加するHP回復というのはもちもの効果とは関係ない全てのポケモンが持つ時間経過での自然回復量増加のこと。
原作のイメージ的にもディフェンス型に持たせたくなるが回復が微小かつ戦闘に関与できなくなる関係で自陣に戻って回復した方が早い場面の方が多い。
現状効果を無駄なく発揮できるのはステルスで歩き回り視界を取り続けられるヤミラミくらいなので強化優先度は低め。

ちからのハチマキ.png ちからのハチマキ

通常攻撃の火力を上げるアイテム。割合ダメージが追加されるため、特殊ポケモンでも採用される(アローラキュウコンフシギバナなど)。
詳細は個別ページを参照。

とつげきチョッキ.png とつげきチョッキ

最大HPの15%分のシールドを付与する持ち物。これだけ聞くと非常に強力だが、特殊攻撃しか防げないのが唯一にして最大の欠点。
相手の編成によっては効果がほぼ腐ってしまう場合もあり、汎用性の高いおたバリやきあハチの方が優先されることがほとんどである。

ピントレンズ.png ピントレンズ

所持ポケモンの急所率急所ダメージを上昇させ、通常攻撃で急所が出た場合追加ダメージを発生させるもちもの。レベルを上げた時の恩恵が大きいため可能なら30まで上げたい。
通常攻撃でダメージを出していくポケモンはもちろんわざに急所が発生したり急所率上昇の効果を持つポケモンにも持たせたい(ただしわざによる急所にはダメージ上昇のみ適用され追加ダメージは発生しないので注意)。

もうこうダンベル.png もうこうダンベル

ゴール加算系アイテム。ゴールするごとに攻撃が上がっていき、最大6回までスタックできる。
他の攻撃系もちものに攻撃を無条件で大きく上げるものが少なく、2回ゴールしただけでもトップレベルの攻撃力上昇が可能。物理には攻撃を上げた時の恩恵が大きいポケモンも多く狙いに行きたくなるが狙いすぎてやられてしまうと相手に多くの経験値を分けてしまう。序盤のダンベルデスは最低1回に抑えそれ以上は味方のガンクが来た時や敵がいない時にコツコツ狙おう。

ものしりメガネ.png ものしりメガネ

持ったポケモンの特攻を割合で上昇させるシンプルな効果のもちもの。
特攻ポケモンの火力を上げる目的の場合ラストヒットが強くなるこだわりメガネ、ディフェンス型に大ダメージを与えられるすりぬけスプーンの存在が大きい。その2つと併用するかサポート型のポケモンで回復量を上げつつ序盤のラスヒも強化したい場合におすすめ。

レスキューフード.png レスキューフード

所持したポケモンがチームの味方に与える回復、シールド付与を強化するアイテム。自身への回復やシールド付与には効果なし。
効果の都合上サポートポケモン以外には持たせる理由がほぼなく、ワタシラガ、ハピナス、ピクシー等の回復サポートの場合回復量はものしりと同じくらい。
おたすけバリアによるシールドも多くなるためより味方依存度が高くなりサポート力が向上すると考えていい。
味方を守りチームを勝たせるという素晴らしい心意気の人にはぜひ。

れんだスカーフ.png れんだスカーフ

通常攻撃を3回敵に当てるとしばらくの間攻撃速度が大きく上昇するもちもの。
通常攻撃を主軸に戦うポケモンはもちろん強化攻撃にCCや強い鈍足を持つポケモンに持たせてもいい。
ただし基本的にはわざを使って立ち回りたまに通常攻撃を使うという戦い方の場合攻撃速度上昇が少し腐りやすいのでちからのハチマキを優先した方がいいこともある。自身の戦い方に合う方を選ぼう。

くちたけん.png くちたけん

もちもの一覧には記載されているが、ザシアン以外には持たせることが出来ない(そもそも表示されない)。
逆にザシアンはこの装備が固定されており、外すことは不可能。
効果は全くないため、実質デメリット枠である。おそらく「素体が高性能な代わりにもちものを2つしか持たせることが出来ない」をコンセプトにしたかったのだろう。まあ素のステータスが高すぎてデメリットになってないけど

本編(剣盾)でも「けんのおう」の状態にするためには持ち物が「くちたけん」で固定されるデメリットがあった。まあそれ以外があまりにも強すぎて大したデメリットになってなかったけど

もちもので迷ったら

初心者のうちは「ちからのハチマキ」「きあいのハチマキ」「おたすけバリア」のいわゆる「ハチハチバリア」がオススメ。どのポケモンにも相性が良い、最も汎用的でスタンダードな構成。

それ以外の場合は、まずもちもの画面のもちもの設定でYボタンを押す、もしくは「おすすめセット」をタップすると、公式のおすすめセットや、トッププレイヤーが実際に使っているセットを見ることができる。
このうち「トッププレイヤーが使っているセット」を参考にするのがオススメ
公式のおすすめは使い勝手に難のあるアイテムが含まれているケースが多く、実際にはあまりオススメではない。

ただしクイックバトルで勝率を盛ることでもトッププレイヤーになれてしまうため、それが強いとは限らないことに注意。また、トッププレイヤーのセットがそのまま自身のプレイスタイルに合うとも限らないので、あくまで参考程度に。

アップデート履歴

展開

上方修正とそれに準ずるものは▲橙字、下方修正は▼紫字で表示。

日付項目変更点
23/02/27全般バトル準備画面におすすめセットを追加しました。所持しているもちものの中から、おすすめのもちものを自動で持たせることができます。
すりぬけスプーン新規追加
レスキューフード
22/12/08れんだスカーフ特定のポケモンにおいて、通常攻撃1回で効果が発揮されていた不具合を修正しました。
22/12/01れんだスカーフ新規追加
いやしのかんむり
▲がくしゅうそうち「近くにいるチームメイトが野生ポケモンをKOすると、KOしたチームメイトの獲得する経験値が少し多くなる。」という効果が、自分の経験値がチーム内で最も低いあいだでしか発動していなかった不具合を修正しました。本来は常に有効になる効果です。
エオスビスケットゴールを決めて、強化された回数が画面右下に表示されるようになった。(パッチノートに記載なし)
もうこうダンベル
しんげきメガネ
22/10/13▲ゴールサポーターシールドが消費されると、レックウザの効果によるシールドが残っているのにも関わらずゴールが中断されてしまう不具合を修正しました。
22/09/02▲たべのこし効果が発動するまでの時間を短くしました。
ステータス上昇量が増加しました。(パッチノートに記載なし)
▲とつげきチョッキ効果が発動するまでの時間を短くしました。
ステータス上昇量が増加しました。(パッチノートに記載なし)
▲ゴツゴツメットステータス上昇量が増加しました。
▲かるいし効果が発動するまでの時間を短くしました。
22/05/30▲がくしゅうそうち自然に獲得する経験値量が増加しました。2/3/4→3/4/5
22/04/28▼おたすけバリアユナイトわざを発動した時に獲得するシールド量が減少しました。
  グレード30時:40% → 25%
おたすけバリアのシールドを獲得する時、既に他のおたすけバリアのシールドを持っていた場合にシールドが上書きされるようになりました。
おたすけバリアを持った時のHPの上昇量が減少しました。
  グレード30時:600 → 450
◆ゴールサポーター▼アイテムの待ち時間が長くなりました。
  5秒 → 20秒
▼他のシールドよりも優先して消費されるようになりました。
▲レベルに応じてシールド量が増加するようになりました。
22/01/26▼ゴールサポーター付与されるシールド量が1割減少(パッチノートに記載なし)
▲じゃくてんほけんスタックが溜まるまでのクールタイム削除(パッチノートに記載なし)
21/12/09表示の変更試合中、一部もちものの待ち時間や効果時間が画面右下に表示されるようになった。
21/09/22こだわりメガネ新規追加
するどいツメ
じゃくてんほけん
21/08/04がくしゅうそうちテキストの後半部分が実際の挙動に合わせて変更。効果に変更はなし。(サイレント修正)
~ただし、チームメイトが野生ポケモンをKOした時の経験値のおすそ分けがなくなる。 → ~また、近くにいるチームメイトが野生ポケモンをKOすると、KOしたチームメイトの獲得する経験値が少し多くなる。
21/07/28ちからのハチマキリザードンにもたせたとき、意図していないタイミングで効果が発動していた不具合の修正

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*1 回復量は以下。(23/01/11時点)
・グレード1:特攻 x 35% + 45
・グレード10:特攻 x 40% + 60
・グレード20:特攻 x 45% + 75

*2 追加ダメージ量は以下。(23/01/11時点)
・グレード1:特攻 x 30% + 40
・グレード10:特攻 x 35% + 50
・グレード20:特攻 x 40% + 60

*3 シールド量は以下。(23/01/11時点)
・グレード1:最大HPの5% + 15 x (レベル - 1) + 15
・グレード10:最大HPの7.5% + 22 x (レベル - 1) + 22
・グレード20:最大HPの10% + 30 x (レベル - 1) + 30

*4 追加ダメージ量は以下。(23/01/11時点)
・グレード1:攻撃 x 40% + 10
・グレード10:攻撃 x 45% + 15
・グレード20:攻撃 x 50% + 20

*5 通常攻撃の速度の仕様として、攻撃速度(AS)が11段階のどの段階に当て嵌まるかによって、通常攻撃の速度が決まる為。攻撃速度(AS)が上昇しても次の段階に届いていなければ通常攻撃の速度は据え置きとなる。
*6 特殊型の場合、強化攻撃のみ特殊で伸びるが、このアイテムの割合ダメージ部分もそのまま乗る
*7 ダメージの増加量は以下。(23/01/11時点)
・グレード1:攻撃 x 45%
・グレード10:攻撃 x 60%
・グレード20:攻撃 x 75%