カメックス

Last-modified: 2023-06-07 (水) 19:51:57
 
カメックスディフェンス型遠隔/特殊
中級者向け
カメックス全身.png戦闘能力star4.png
耐久能力star7.png
機動能力star4.png
得点能力star4.png
補佐能力star6.png
価格
8000エオスコインエオスコイン.png / 460ジェムジェム.png
進化
進化.png
lvl1.pngゼニガメ  lvl5.pngカメール  lvl9.pngカメックス
特性
げきりゅう.pngげきりゅうHPが半分以下のとき、攻撃と特攻が20%上がる。
通常攻撃
通常攻撃.png3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、命中時に連続ダメージを与え、相手のポケモンの移動速度を少しのあいだ(1秒間)50%下げる。
強化攻撃使用後、ほかのわざの待ち時間が1秒間短くなる。
わざ1[R]
みずでっぽう.pngみずでっぽうとくしゅCD.png9秒
遠隔.png遠隔
水を噴き出して攻撃する。相手のポケモンを0.5秒間つきとばし、移動速度を少しのあいだ(1秒間)30%下げる。
レベル5になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
ハイドロポンプ.pngハイドロポンプとくしゅCD.png7.5秒
遠隔.png遠隔
水を激しく噴き出して攻撃する。わざ命中時に相手のポケモンにダメージを与え、つきとばす。

レベル11:わざの与えるダメージが増加する。
しおふき.pngしおふきとくしゅCD.png7.5秒
範囲.png範囲
潮を噴き出し、指定した場所へ範囲攻撃をする。相手のポケモンの移動速度を少しのあいだ(1秒間)30%下げる。

レベル11:わざの与えるダメージが増加する。
わざ2[ZR]
ロケットずつき.pngロケットずつきとくしゅCD.png10秒
ムーブ.pngムーブ
相手のポケモンに激しくぶつかっていき、0.5秒間行動できなくする。
レベル7になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
なみのり.pngなみのりとくしゅCD.png9秒
ムーブ.pngムーブ
なみに乗って突撃し、当たった相手のポケモンをつきとばして1.6秒間行動できなくする。わざを使っているあいだ、自分は妨害されなくなる。
また、わざ終了時に指定した方向へジャンプできる。

レベル13:わざの命中時にシールド効果を得られるようになる。
こうそくスピン.pngこうそくスピンとくしゅCD.png11秒
範囲.png範囲
体を高速回転させ、周りにいる相手のポケモンに継続ダメージを与える。
また、通常攻撃、「ハイドロポンプ」、「しおふき」の攻撃パターンに変化を加える。
わざ使用時、「ハイドロポンプ」、「しおふき」の待ち時間がすぐ0秒になる。
わざを使っているあいだは妨害耐性がつく。
また、わざ終了後の次の通常攻撃が強化攻撃になる。

レベル13:わざを使っているあいだ、防御および特防が上がるようになる。
ユナイトわざ[ZL]
ハイドロタイフーン.pngハイドロタイフーンとくしゅCD.png100秒
妨害.png妨害
レベル9:回転しながら水を噴き出して攻撃し、広範囲にわたって相手のポケモンを1.5秒間ふきとばす。このとき自分はシールド効果を得る。

ユナイトバフ:最大HP40%分のシールド+移動速度30%上昇
 

バトルデータ

わざや特性の仕様と詳細

わざの活用方法や細かな仕様や数値などの詳細を記載していきます。
データベースの一部はUnite-DB 様( https://unite-db.com/ )より引用しております。

特性
げきりゅう.pngげきりゅう
体力5割以下で発動し、20%上昇
発動すると右下にアイコンが表示され、Rスティック押し込みで発動効果を確認できる。
通常攻撃
通常攻撃.pngダメージ・通常(ゼニガメ・カメール):攻撃 x 100%
ダメージ・通常(カメックス):攻撃 x 50% (x 2Hit)
ダメージ・強化:特攻 x 24% + 6 x (レベル - 1) + 110 (x 3Hit)
強化攻撃は貫通弾となり、ほんの少し射程が伸びる。
強化攻撃使用時に、命中にかかわらずわざ1・わざ2のクールタイムを1秒短縮する。
また、強化攻撃ヒット時に1秒間の移動速度低下を付与する。
強化攻撃保持は最大5秒。
カメックスに進化前の通常攻撃(強化版除く)は1ヒット。
わざ1[R]
みずでっぽう.pngみずでっぽうCD.png9秒
ダメージ:特攻 x 97% + 17 x (レベル - 1) + 560
中射程のノックバック技。相手もろとも吹き飛ばしてしまうため、スティール狙いの際はタイミングに注意。
レベル5になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
ハイドロポンプ.pngハイドロポンプCD.png7.5秒
ダメージ:特攻 x 47.5% + 8 x (レベル - 1) + 310 (x 3Hit)

アップグレード後
ダメージ:特攻 x 57% + 9 x (レベル - 1) + 370 (x 3Hit)
「こうそくスピン」中
ダメージ:特攻 x 95% + 16 x (レベル - 1) + 620

アップグレード後
ダメージ:特攻 x 114% + 18 x (レベル - 1) + 740
ヒット時1秒間のスタン付与
中射程のノックバック技。みずでっぽうよりやや範囲が広め。発生に一瞬間がある点に注意。
ノックバック距離は根元と先端で変化し、根本付近を当てると強めのノックバックが発生。先端を当てると小程度のノックバックにとどまる。このため、ギリギリ強ノックバックに入らない位置=最大射程の中央付近で捉えてしまうと、思ったほど敵が吹き飛ばないこともある。
3ヒットさせるには十分敵に近づいて技を発動する必要がある。範囲は通常攻撃の範囲の半分よりすこし短いくらい。それより遠いと2ヒットになる。
多段ヒット技である都合、プクリンのメロメロボディの射程で撃つと1ヒットで中断される。先端で捉えるのが一番だが、入り込まれた場合は先に通常攻撃を当て、メロメロボディのクールタイムを発生させること。
しおふき.pngしおふきCD.png7.5秒
ダメージ:特攻 x 36% + 4 x (レベル - 1) + 120 (x 6Hit)

アップグレード後
ダメージ:特攻 x 42% + 4 x (レベル - 1) + 140 (x 6Hit)
「こうそくスピン」中
ダメージ:特攻 x 36% + 4 x (レベル - 1) + 120 (x 17Hit)

アップグレード後
ダメージ:特攻 x 42% + 4 x (レベル - 1) + 140 (x 17Hit)
ヒット時1秒間の移動速度低下付与
ごく狭い範囲に継続ダメージを与える。ヒット時にスロウが付与できるものの、そのままだと当てづらい。味方の拘束持ちやどんそくスモークの併用を推奨。
わざ2[ZR]
ロケットずつき.pngロケットずつきCD.png9秒
ダメージ:特攻 x 61% + 11 x (レベル - 1) + 350
発動に一瞬タイムラグのあるスタン技。自身も突っ込んでいくため使いどころに注意。
カメックス唯一の壁抜け手段でもある。
レベル7になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
なみのり.pngなみのりCD.png9秒
ダメージ:特攻 x 125% + 18 x (レベル - 1) + 800

アップグレード後
シールド:特攻 x 180% + 0 x (レベル - 1) + 180
使用中は妨害無効
シールド効果4s、ヒット時1.6秒間のスタン付与
移動・ジャンプ共に壁抜け不可な代わりに非常に移動距離の長いムーブ技。自身が高速で移動できるほか、敵をスタンさせつつ画面半分ほどノックバックさせる。
敵の後方から撃ち込めば味方方面にひっぱり出すことも可能だが、自身の立ち位置からしか当たり判定が発生しないためしっかり踏み込む必要があり、ややリスキー。
わざ後の波から降りるジャンプは任意の方向に行うことができる。例えば押しこんだ敵の前後に着地し、ハイドロポンプで更なる位置操作に繋ぐことも可能。
こうそくスピン.pngこうそくスピンCD.png11秒
ダメージ:特攻 x 21% + 3 x (レベル - 1) + 140

アップグレード後
防御・特防アップ:特攻 x 0% + 10 x (レベル - 1) + 300
効果時間6s
使用中は妨害耐性
発動時にわざ1のクールタイムをリセット
終了時に強化攻撃チャージ
使用すると移動モーションが変わり、0.5秒毎に接触ダメージが発生するようになる。接触ダメージのDPSは概ね通常攻撃の1.5倍程(2022/05/03時点)。更に使用中も自由に移動ができ、通常攻撃が短射程の全方位攻撃に変化するほか、わざ1を使うこともできる。射程は1-2段目は接触ダメージより少し広い程度、3段目はより広くなる。
通常攻撃のダメージはほぼ変化無し(1,2段目はLV15時点でのダメージ293x1、強化攻撃は292x3)。強化攻撃の移動速度低下は乗るが、クールタイム短縮は発動しない。ちからのハチマキの追加ダメージや、プラスパワーの威力増&攻撃速度UPも乗る。なお、発動時に強化攻撃カウントはリセットされる。
ハイドロポンプ:全方位に瞬間ダメージ・押し出し・0.5秒のスタンを与える。範囲は通常攻撃と同等だが単体に対する最大ダメージは落ちる(LV15時点でのダメージ1461)。また、発射後1秒間移動速度が上昇する。
しおふき:R長押しで全方位に継続ダメージを与える。単発ダメージは通常のしおふきと同じ(LV15時点でのダメージ369)で、最大ヒット数は16~17。使用中は移動速度が上がる。しおふきと通常攻撃は同時発動不可。
ハイドロポンプ型は妨害メインの運用となる。吹き飛ばし後に加速が付く都合、迎え撃つのは得意だが、先制で仕掛けたり、逃げる敵の背を追うのは苦手。また、威力が落ちるとはいえそれなりの範囲瞬間火力を持てるので、狙ってスティールもできなくはない。
しおふき型は近接範囲アタッカーのような運用となる。範囲火力と移動能力を両立できるため、集団戦で敵をすばやく削りまわったり、逃げる相手を追い詰めることもできる。中途半端に反撃を受けると、特性によりかえって威力が上がる点も見逃せない。
妨害耐性により間断なくダメージを入れられる点は「エネコのしっぽ」とも好相性。だがしおふき型の場合はラストヒット力に優れてはいないため、きっちり狙ってスティールしてくる相手に弱い。過信は禁物。
ユナイトわざ
ハイドロタイフーン.pngハイドロタイフーンCD.png100秒
ダメージ:特攻 x 164% + 22 x (レベル - 1) + 1040
シールド:特攻 x 360% + 0 x (レベル - 1) + 180
4秒間シールドを付与 ユナイト使用時の共通シールド(30%分を8s)と重複適用される
範囲内の相手すべてを打ち上げてダメージ。発動までに約1秒のタイムラグがある。
ユナイトの共通バフと「おたすけバリア」によるシールドは発動した瞬間に付与されるが、わざによるシールド付与は約0.5秒遅れて発生する。
見た目上は2回転攻撃だが、ダメージは全方位同じタイミングで一度だけ発生する。
シンプルかつ強力だが発動にタイムラグがあり、射程ギリギリだと逃走を許してしまう。引き付けてから撃つか、味方の拘束と合わせるのが前提。だっしゅつボタンで発動位置をずらせるため、強引に追うこともできなくはない。
敵味方が一堂に集いやすいカジリガメ・サンダー戦でも有効で、直接のトドメ狙いはもちろん、読みが外れてもトドメ狙いで群がるアタッカーをまとめて打ち上げることで、味方に追撃を拾ってもらいやすくなる。わざ2で妨害をものともせず接近できるのもポイントだが、こうそくスピン使用中に重ねて出すことはできない。焦って解除しないまま連打しないように。

アップデート履歴

上方修正とそれに準ずるものは▲橙字、下方修正は▼紫字で記載。
ダメージ量は初期わざはレベル1時点、変化後のわざはレベル最大時(Lv.15かつ、わざが強化済み)で記載。

日付項目変更点
22/11/16▲強化攻撃相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
▲ハイドロポンプ相手のポケモンに与える行動不能効果の持続時間を長くしました。
▲なみのりわざの待ち時間を短くしました。
10秒→9秒
22/09/28▲みずでっぽう相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
▲ロケットずつき相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
▲なみのりわざの待ち時間を短くしました。
12秒→10秒
▲ユナイトわざ:
ハイドロタイフーン
ユナイトわざゲージが溜まりやすくなりました。
111秒→100秒
22/05/30▼こうそくスピンわざによって自分が得られる効果を「妨害耐性」に変更しました。
▲ハイドロポンプわざの待ち時間を短くしました。
8.5秒→7.5秒
▼ユナイトわざ:
ハイドロタイフーン
相手のポケモンに与えるダメージ量が減少しました。
22/03/17▼こうそくスピン特定の操作を行うことで、想定外のダメージを出せていた不具合を修正しました。
(しおふきを中断すると、少しのあいだしおふきを再使用できなくなった)
22/03/14▲こうそくスピンポケモンのわざの強化
こうそくスピン中、しおふきが常に発動可能になった(パッチノートに記載なし)
21/12/09▲強化攻撃強化攻撃に急所ダメージが発生していなかった不具合を修正しました。
21/10/20▼ハイドロポンプ相手のポケモンに与えるダメージ量が減少しました。
▲しおふきわざの待ち時間を短くしました。
▼ユナイトわざ
ハイドロタイフーン
相手のポケモンに与えるダメージ量が減少しました。
21/09/22▼こうそくスピンこうそくスピン中に攻撃した相手のポケモンの移動速度が下がってしまう不具合を修正しました。
こうそくスピン中に「ハイドロポンプ」と通常攻撃、または「しおふき」と通常攻撃を同時使用できてしまう不具合を修正しました。
21/09/01実装

レベル別ステータス表

レベルHP攻撃防御特攻特防移動速度通常攻撃
速度
急所率ライフ
スティール
CDR被妨害
時間短縮
132251501005070370010.00%0%0%0%0.00%
233191521075575370010.29%0%0%0%5.83%
334321541166181370010.63%0%0%0%11.66%
435681571266888370011.04%0%0%0%17.49%
5406016816395114385012.54%0%0%5%23.32%
64256172178106124385013.14%0%0%5%29.15%
74491177196119137400013.86%0%0%5%34.98%
84773183217135152400014.72%0%0%5%34.98%
95769204293190205415017.75%0%0%10%34.98%
106175214324212227415018.98%0%0%10%34.98%
116662224361239253430020.46%0%0%10%34.98%
127247238405271284430022.24%0%0%10%34.98%
137948252458310321430024.37%0%0%10%34.98%
148790270522356366430026.93%0%0%10%34.98%
159800292599412420430030.00%0%0%10%34.98%

上記表の最終編集日 2023 04/23

レベル別通常攻撃速度

通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル123456789101112131415
装備なし0.910.970.970.970.970.970.970.970.910.910.910.910.910.860.86
力の鉢巻(LV30)0.910.910.910.910.910.910.910.910.910.860.860.860.860.860.86
力の鉢巻(LV30)の効果×××
装備なし+メダル30.970.970.970.970.970.970.970.910.910.910.910.910.860.860.86
力の鉢巻(LV30)+メダル30.910.910.910.910.910.910.910.910.860.860.860.860.860.860.81
力の鉢巻(LV30)+メダル50.910.910.910.910.910.910.910.860.860.860.860.860.860.810.81
力の鉢巻(LV30)+メダル70.910.910.860.860.860.860.860.860.860.860.860.810.810.810.81

上記表の測定日 2022 8/17

 

考察

全体考察

2進化・晩成の遠隔ディフェンス型。
タンクでありながらレベル5・7でわざ更新、レベル9で完成というかなり遅めのパワースパイクを持ち、その分試合後半で高い影響力を出せるような調整となっている。

頑強なイメージどおり、育ち切った時のステータスはそれ相応に高い。また、わざ2の効果で妨害への耐性が非常に高くペースを乱されにくいのも特徴。
中~遠距離からノックバックや鈍足効果を多く扱え、通常攻撃も遠隔であることから、タンクの中でも接近拒否・定点防衛を得意としている。中でもゴール防衛は最強クラス。
ただし、ノックバックが強力すぎるが故に、味方の攻撃や位置指定の技が外れる原因を作ってしまうこともあるため、味方の編成によっては繊細な立ち回りを求められる点は覚えておきたい。
また、わざ選択によっては範囲ダメージをバラ撒き続けるアタッカー寄りの動きもできる。
長時間にわたり妨害耐性で範囲に攻撃できるため集団戦の制圧力が高く、削れた相手を追い回してトドメを刺す機動力も兼ね備えている。
全体的にわざのCTがやや長いが、短縮の手段が用意されているため、きちんと特長を掴んでいればあまり困ることはないだろう。
ユナイトわざも優秀な部類で、広範囲に1秒以上の重いCCを与えられる。待ち時間も短め。

2進化ポケモンであるため序盤の耐久はやや心許なく、ディフェンス型らしい役割を持てるのはわざ更新が完了するレベル7以降になる。
序盤はややサポート寄りの遠隔アタッカーとしての色が強いが、最低限の自衛とラストヒット性能を持つため性能はさほど悪くない。
問題はレベル5~6の時間帯で、この間は耐久・わざ性能ともに中途半端で相対的な性能がかなり微妙になってしまう。
ファーム速度も遅いため、一回目のオブジェクト戦での活躍はほぼ望めない。そのため、一刻も早いレベル7への到達が望まれる。

また、いくらステータスが優秀でも回復やシールドが殆どないため、総合的な耐久力では他のタンクに劣ることが存外多い。
特性も耐久でなく火力を補強するものであり、その火力もタンクにしては高いものの本職のアタッカーに並べる程ではない。
このように、タンクでありながら火力も機動力もそれなりに高く、故に器用貧乏なポケモンで終わる危険も有している。
型が完成するまでの序盤~中盤を素早く切り抜け、完成してからもどの役割を受け持ちどう立ち回るかを考えていく必要がある。

  • 長所
    • 育ちきった時の耐久力はディフェンス型相応に高い。
    • 優秀なステータスと、わざ2でどちらを選んでも妨害技に強くなれるため、敵のディフェンス型やサポート型に崩されにくい。
    • ディフェンス型にしてはわざの威力が高く、回転率も見た目のCTよりは良い。高耐久とそこそこの火力を両立しているため乱戦の削り合いに強い。
    • 通常攻撃が優秀。射程・弾速に優れ、強化攻撃で大きめの減速+わざの待ち時間が短縮する。
    • わざの選択によりノックバックと範囲への継続火力を選択可能。編成に合わせて攻め・守りの役割を柔軟に変えられる。
    • 遠距離から長距離ノックバックを扱え、定点の防衛に強い。
    • ユナイトわざがかなり優秀。広範囲のノックアップ+大量のシールド+高めの単発ダメージと揃う上に回転率も速め。
    • 最序盤のわざが使いやすく、最初の取り合いに強い。
  • 短所
    • ほとんどの技の出がかりにやや間があり、狙って当てるのに慣れが必要。
    • 育ち切るまでの耐久が心許なく、ディフェンス型として活躍できるのは中盤以降。
    • 妨害能力は概ねノックバック頼りであり、相手を拘束してKOに繋げると言う点では他のディフェンス型に一歩譲る。
      • またノックバック距離が長すぎるため味方の技が外れる原因を作ることもあり、扱いには注意が必要。
    • ユナイトわざは優秀だが発生が若干遅く、見てから相手のプクリンやハピナスなどに妨害無効で返されたりダメージカットなどを合わせられたりする
  • 補足
    • 説明文には書かれていないが、強化攻撃を放つとわざのクールタイムが1秒短縮される。命中させる必要はなく、出すだけで短縮可能。
    • ユナイト技は使用中に脱出ボタン使用可能。範囲から逃れて油断している相手を絡め取ることもできる。
       

わざ考察

わざ1考察

みずでっぽう

大きくノックバックさせる遠距離攻撃。長射程で威力も高めで、序盤のメインウエポンとなる。横幅がかなり細いのでエイム力がいる。
スティールにも使えるが、押し出しには注意。LH時以外は敵側から味方に押し出すように使うと相手の技をスカせるのもあり強力。
最初のホルビーを狩るために使うと味方が技を外しやすいのでタイミングには注意が必要。3,4匹のホルビーをまとめると狩るスピードが早くなるので大事

ハイドロポンプ

長めのノックバック効果と高火力を持ち、癖も少ないためどんな場面でも腐らずに活躍する。
いわゆる壁ドンによるスタン時間の増加は発生しない。
接近して打つとダメージが増加する。

  • 長所
    • 中遠距離から削りと突き飛ばしを両立できる。削りからゴール防衛まで幅広い運用が可能。
    • それなりに瞬間火力があり、押し出しも合わせて野生の取り合いやスティール強い。
  • 短所
    • 横方向の判定はかなり狭い。
    • 遠目で当てるとノックバック効果、ダメージ共に落ちる。
    • 相手を動かすため、味方の攻撃を外す原因になりかねない。

しおふき

指定範囲にスロウと継続ダメージを与えるエリアを発生させる。
全段ヒットしたときのダメージは中々だが、スロウ効果は弱めで足止め効果は低い。
こうそくスピンとの併用が前提のわざなので、単体だと頼りない。こうそくスピンがないlv5~6は味方との連携で補っていこう。

  • 長所
    • 全段ヒットすれば高い継続ダメージを出せる。ゴール下での戦闘や素早い野生ポケモン狩りで強力。
    • 射程が長め。
  • 短所
    • CCがスロウしかなく、ディフェンス型に求められる足止め性能は低い。
    • 動く相手に対しては効果が薄い。
    • なみのりとのコンボやシナジーがなく、相性が悪い
    • こうそくスピンを手に入れるまで(lv5,6)がファイト・野生の取り合い共に弱い。

わざ2考察

ロケットずつき

指定方向に直進するムーブ技。
移動距離と妨害効果があるが、出が遅いのが難点。威力は低いので移動技として使う。
初期わざの「長距離スタンわざ」と「壁抜けわざ」の相性が非常によく、序盤で壁越しに逃げながらみずでっぽうを打つのが強力。
逆に逃げる相手をロケットずつきで追い越しみずでっぽうで味方の方に押しやるといった使い方も。

なみのり

非常に長い距離を移動しつつ、敵をノックバックで連れ去ることができる。技モーション中は妨害無効。
拘束・誘拐はもちろん、技の火力も高いためスティール狙いでも優秀。
また、技の終了時に任意方向へジャンプできるため、立ち回りの幅も広がる。
わざ始まりの移動速度が遅いため、見てから避けられやすい。偏差打ちなどの工夫がしたい。
またわざの終わりは結構早いため、ジャンプする方向をよく考えて使わないと飛び込んだだけで終わりやすいので注意。
壁に少しでも引っかかると波の進行がそこで止まる。

  • 長所
    • 拘束の時間・距離ともに長い。
    • 妨害無効のまま瞬間火力を出せ、オブジェクトのLHを取りやすい。
    • アップグレード後はシールド効果を得られる。
    • 技の後のジャンプにより追撃や脱出がしやすい。
    • 脱出ボタンやブッシュなどで背後を取れれば相手の後衛を味方に押し出せる
  • 短所
    • 壁の向こうの相手には攻撃および移動が届かない。ジャンプで壁越えも不可能。
    • あくまでも追撃阻止や行動封じの意味合いが強いため、逃げる相手を捉えるのは苦手。
    • 横幅が広く、当てやすいのはいいことなのだが、壁に引っかかりやすい。

こうそくスピン

  • ハイドロポンプとの組み合わせ
    • ちからのハチマキ・プラスパワーと相性が良い。(通常攻撃の機会が多い)
    • 味方にアタック型が多めでもやや選びやすい。(若干の妨害性能がある)
  • しおふきとの組み合わせ
    • 通常攻撃性能に寄せないビルドと相性が良い。(スピン中は通常攻撃の機会がない)
    • ディフェンス/サポート型が多いPT・味方と連携が取れない状況で選びやすい。(火力や単独行動に優れる)
  • 長所
    • 味方に近接が多いPTで選びやすい。(なみのりは間合いを取ってしまう)
    • 敵の柔らかいキャラを鈍足と妨害耐性で密着して削れる。
    • 敵に妨害無効が多くても使いやすい。
      例:カイリキー、ハピナス、ギルガルド、カビゴン
  • 短所
    • 味方に遠隔、特にアタック型が多いPTには不適。(遠隔に張り付いた敵を剥がせない)
    • 敵に妨害技が多い場合不適。(妨害耐性のため、なみのり程強気にはなれない)

ユナイトわざ考察

ハイドロタイフーン

自身中心の円形にダメージと打ち上げを与える。
威力自体はそこそこ程度だが、単発でまとまったダメージを出すためサンダーやカジリガメのラストヒット狙いに有効。
多少早めに発動しても、相手を打ち上げている間に自分や味方がラストヒットを取れることもある。
自身にシールドがつくので乱戦の中で無理矢理発動する使い方もしやすく、非常に扱いやすい部類のユナイトわざ。
シールドへの特攻の乗りがいいのもあり、できれば特性が発動するHP50%で撃てるとお得。

ただし発生自体は遅めなため、プクリンやハピナスのような強力な妨害無効持ちが相手にいると、見てから妨害無効で凌がれてしまう事も多い。ダメージと打ち上げの判定はともに水柱が表示されたタイミングで範囲内全域に発生する。水柱は飾りである。

わざセット考察

ハイドロポンプ+なみのり型(わざセット1)

強力な接近拒否と位置操作、瞬間火力に重きを置いたセット。
高い耐久ステータスや、通常攻撃が遠隔な事も相まって、近接キャラに対しては優々と競り勝てる。
技さえ習得してしまえばLV先行の有無にかかわらず仕事ができるため、主に上下レーン選択時に向く。

なみのり終了時の飛び降りる方向を指定できる点がプレイの幅を広げており、
敵をゴール下から纏めて追い出しつつ、自身はゴール側へと戻ってシュート成功させたり、
引っ掛けた相手を追い越す方向へと飛び降り、ハイドロポンプで味方の側へと突き飛ばして総攻撃を仕掛ける等、
望む状況を作り出しやすい。
なみのり使用中は妨害無効が付与されるため、単純に素早い移動・撤退手段としても便利。

また単純に瞬間火力の高い技の組み合わせであるため、出がかりのタイミングにさえ慣れればスティールも積極的に狙える。
特に大型野生ポケモン相手であれば、なみのりでスティールに失敗しても、そのまま付近の敵だけを押し流せるため有利を残しやすい。

逃げる相手を追うのには向かず、単独でKOを狙うのが難しい点は留意。

  • 長所
    • 2つのノックバック技で敵のコントロールを行いやすい。
    • 遠隔キャラとしては破格の耐久ステータスで、近接キャラに対して非常に強い。
    • 妨害無効の瞬間火力を持てるため、スティールも得意。
  • 短所
    • どちらも使用時に足が止まる為、逃げに回った相手を追い詰める能力は無い。
    • わざで相手を押し出してしまうため、向きを誤るとそのまま取り逃がすことも。

しおふき+こうそくスピン型(わざセット2)

範囲アタッカーとしての役割を持てる型。削りはもちろん、弱った相手を自ら追い回し、トドメを刺すこともできる。

通常攻撃メインで削りを入れていき、相手HPが減ってきたら強化攻撃やしおふきで足止めした隙にこうそくスピンでトドメを刺すのが基本。
こうそくスピン中のしおふきはダメージに優れ、至近距離でまとわりつくことで高い継続ダメージを出せる。
これに足が止まらない点やしおふき中の加速効果、妨害耐性も相まって、特に素早い移動手段を持たない相手への信頼性は高い。

KOを積極的に取りたいのであれば、わざとこちらのHPが50%まで削れるのを待ってからスピンで反撃に出るのも手。
特性発動により火力が上がるため、倒せると踏んで寄ってくる敵に意外な火力をお見舞いすることができる。

こうそくスピンは発動時にわざ1の待ち時間がリセットされ、終了時に強化攻撃がチャージされるという効果もあるため、削りの段階でのわざ回転率を上げるために空撃ちするのもいいかもしれない。しかし長いCTに注意。

非常に強力だが、計算を誤るとわざを両方使い切った状態で敵の眼前に取り残されることになる。
コンボは倒しきれる瞬間まで温存しておくか、味方による追撃が期待できる状況で使いたい。

  • 長所
    • 相手を追い払うに留まらず直接倒しにいける。
    • 範囲での削り・制圧力が高い。
    • 速度操作と長時間の妨害耐性により信頼性が高い。
  • 短所
    • ディフェンス型としての役割は完全に放棄することになる。編成上はファイターとして扱う必要がある。
    • 妨害性能が著しく落ち、窮地を打開する能力はユナイト頼みとなる。
    • 「こうそくスピン」が終了すると、どちらのわざもCTに入ってしまう。
  • 補足
    • アップデートにより、こうそくスピン中のしおふき持続時間が延長。こうそくスピン発動後、即座にしおふきを発動しても、スピンが終わるまでしおふきが継続するようになった。
      • これにより、最大ダメージの出し方は「通常しおふき→こうそくスピン(わざ1のCTが0になる)→スピンしおふき即発動→スピン終了までしおふき継続」となった。
      • もし通常攻撃を使う場合は、通常攻撃のボタンを連打すること。長押しでは通常攻撃が止まる。
    • こうそくスピン中はユナイト技を使用できないが、こうそくスピンは再度こうそくスピンのボタンを押すことで解除できるため、状況に応じてキャンセルを使い分ける。

ハイドロポンプ+こうそくスピン型

処理性能とサポートの中間点を取った型。
妨害耐性で任意の地点に範囲スタンを撒きに行けるほか、ハイドロポンプ→こうそくスピン→ハイドロポンプと繋げることで、連続して押し出しによる行動妨害を行え、カビゴンのとおせんぼうのような分断・隔離としても機能する。
更にコンボは範囲攻撃にも関わらず火力が高めで、アタック型クラスの耐久であれば瀕死レベルに持ち込めることも。
それなりの瞬間火力も持てるため、きっちり狙えばスティール力も決して低くない。

欠点としては継続火力が中途半端になりやすく、大型野生ポケモンの削りにはあまり向かない。
また集団戦では削り性能はあってもトドメとはなりづらく、ノックバックの方向によっては相手を逃がしてしまうこともあるため、それを見越した位置取りを要求される。
幸い、妨害耐性で分断を行えるため、強引な立ち回り自体は難しくない。こちらの動きに合わせ、妨害や追撃を入れてくれる味方が欲しいところ。

総じて特化型と比べると器用貧乏に陥りやすいため、理解してくれる味方の存在が重要となる。

  • 長所
    • こうそくスピンのダメージ能力とタンクとしての役割であるサポート能力を両立できる。
    • 定点に居座ったまま接近拒否を繰り出しやすく、特にゴール下での防衛性能は非常に高い。
    • スピン中のハイドロポンプは非常に出が早い範囲スタンを撒く事でスピード型のような素早い敵に当てやすい。
  • 短所
    • スピン中のハイドロポンプ使用時の加速タイミングが噛み合わず、追撃にはあまり向かない。
    • 敵を倒し切るほどの火力を持てず、味方の援護がないと逃げ切られやすい。

しおふき+なみのり型

妨害とスティール性能に特化した型。
削れた野生ポケモンにしおふきを重ねて横取りを狙いつつ、群がるアタッカーをまとめて押し流して味方に更なるチャンスを残すことも可能。
なみのりは妨害無効、かつ移動距離も速度も優秀なため、多少不利でも強引に突っ込みやすい。
いざというときにはそのままユナイト技に繋ぎ、決死のスティールを仕掛けることもできる。

ただしなみのりは壁で止まってしまうため、敵の排除が目的の場合は扱いにやや注意が必要。
特に周囲が壁だらけのサンダー戦では、長距離ノックバックができる位置関係は限られる。
流されている間は敵も無防備なため、壁で止まっても完全に意味がないわけではないが、役割としては少々弱くなる。
強化攻撃やしおふきで足止めを食らわせつつ素早く回り込むなどの工夫が必要。

また、タイマン時のKO性能は当てづらさも手伝って最低クラスになってしまう。
集団戦でもかなり癖が強い技の組み合わせとなるため、貢献できるかは味方が合わせてくれるかにも左右されやすい。
特になみのりを撃つ位置やタイミングには細心の注意を払うこと。

  • 長所
    • しおふきの鈍足効果でなみのりを当てやすく、敵の分断や遅延が得意。
    • 遠距離から仕事がしやすいため、耐久力の低い進化前でもある程度仕事ができる。
  • 短所
    • 瞬間火力が低く、タイマンでのKO性能が低い。
 

その他考察

ルート選択考察(レモータスタジアム)

晩成寄りのディフェンス型、Lv5で進化&わざ1更新、Lv7でのわざ2更新が中盤までの節目となる。
Lv5時点でビークイン戦に干渉力を持ちやすく、Lv7で集団戦への影響力も獲得できるため、中央ルートもなかなか悪くない。
ただし、進化完了がLv9とやや遅いため、タンクとしての本領発揮はカジリガメ戦には間に合いづらい。
他の中央適性が高いポケモン、特にゲッコウガがいた場合はかなり悩ましい選択になる。味方の選出状況や相手側の意向も含めて考えたい。

  • 中央ルート
    初期の野生狩り速度は悪くなく、安定してLv5、Lv7を目指せる。
    ビークイン戦にも介入しやすいため、行くからには必ずこの時間帯に居座ることを忘れずに。
    ただカジリガメ出現時点ではカメールのままなので、タンクとしての役割は持ちづらく、わざの取り方によっては強引な突破も難しい。
    Lv9になれば進化とユナイト習得により戦況を動かしやすくなるため、膠着しているようなら中央3周目も積極的に狙いに行きたい。
  • 下ルート
    スティールが上手く行けば、カジリガメ出現直後辺りにギリギリLv7に到達できる。
    スティール自体は比較的しやすく、接近拒否も得意な方だが、相手チームを倒すほどの火力は持てないのが難点。
    中央担当の動きや敵味方の編成など、よほど恵まれていなければレーン制圧のような圧倒的有利は築きにくいため、味方にそれらを期待できる早熟や無進化がいるのであれば譲るのも手。
  • 上ルート
    カジリガメ出現に合わせて移動する前提だと、Lv7を間に合わせるのは極めて難しい。
    少しでも経験値の足しにするためにゴールサポーターを持ち、こまめにシュートを狙うのも手。
    レベリング的に2回目のビークイン戦を終わらせてからカジリガメ戦に移動したいが、最悪、Lv7に間に合わずとも後方からの火力支援は行える。
    特にハイドロポンプ型であれば前線に直接影響を与えやすいため、有利が取れそうであれば育成を早めに切り上げ移動することも視野に入る。
  • 相方でのレーン選択
    序盤から遠距離瞬間火力、接近拒否、逃げとひととおりの技を持てるため、どんな相手とでも動かしやすい。
    チーム全体のピック状況を見て考えるのも手。
    たとえば前述のとおり決定打となる火力は出しにくいため、レーン制圧を期待して早熟・無進化ペアに下を譲るのはわかりやすい。
    逆に自分以外に晩成がもう1体いた場合、下で晩成ペアになることだけは避けよう。
    2体選出されていた場合は中央宣言してしまいたいが、どうしても3体ともレーン配置になってしまうのであれば上が晩成ペアになるようにしたい。

ルート選択考察(テイア遺跡)

 2進化ポケモンの中では序盤からみずてっぽうによるラストヒット力があるため上下ルートどちらでも安定して戦う事ができる。ただしなるべく同じ二進化でレーン被りをするのは避けよう。
またカメールのレベル帯が非常に厳しい性能のため、なるべく早くカメックスに進化する事を意識したい。

  • 上ルート
     2023年2月現在では下レーンのレジロック・スチル・アイスが持つ経験値が重要視される事から下レーンを攻める事が多い。そのため進撃メガネを装備している場合はKOされてもリスクが低めの上ルートを選択した方が良い。7分でのレジ出現では、進撃メガネを装備している場合はカメックスに早急に進化するために上残りも視野に入れよう。
  • 下ルート
     2023年4月時点では上ルートよりもゴールの価値が高く、7分に出現するレジロック・スチル・アイスのためにもなるべく防衛したい。進撃メガネを装備している場合は上ルートの方が適正は高いが、下ルート担当になった時はKOされないように味方の動きに合わせて慎重にゴールを入れていこう。特に9分10秒の頃には敵中央キャラがやって来る可能性があるため、敵側にある野生ポケモンを取りにいったりゴールを入れに行くときは注意したい。
  • 中央エリア
    レモータスタジアムの頃よりもレベル5時点で強力なキャラが増えており、しおふき及びハイドロポンプどちらを選んでもレベル5時点での性能では1チルタリス戦では相手の中央エリアキャラに負ける可能性が高い。そのため中央は他のポケモンに譲るべきである。
    誰も中央宣言せずディフェンス型もいない…という編成事故の選択肢としては有力。

もちもの考察

  • きあいのハチマキ
    高耐久と併せ、安全に特性発動圏を維持できる。
  • すりぬけスプーン
    技の固定ダメージが大きいので、利用価値は高い。
  • おたすけバリア
    高耐久と非常に相性が良い。
    強力なユナイト技で攻めや反撃の起点を作りつつ、味方にも大いに活躍してもらおう。
  • こだわりメガネ
    わざ主体のキャラなので相性が良い。
    序盤の野生の取り合いが有利になる。
  • しんげきメガネ
    「しおふき・こうそくスピン」型:素の特攻値が低く、代わりにレシオ値が異常に高いため、積めれば大幅に火力を上昇させることが可能。
    「ハイドロポンプ・なみのり」型:こちらはレシオ値も非常に低いため、持たせる価値はない。
  • ちからのハチマキ
    「しおふき・こうそくスピン」型:スピン中のしおふきがメイン火力なため、持たせる価値はない。
    「ハイドロポンプ・なみのり」型:通常攻撃に頼る場面が多いため、是非とも装備したい。
  • エナジーアンプ
    主に長めのクールタイムの軽減用として。強力なユナイト技が更に強くなる。
  • かいがらのすず
    こちらも長めのクールタイムの軽減用として。回復は気休め程度。

  • ものしりメガネ
    カメックスは特攻値がかなり低いため、あまり相性は良くない。火力を上げたいのならこだわりやしんげきを優先するべき。
    3メガネ構成なら採用の余地はある。
  • ゴールサポーター
    弱体化によって積む価値はかなり薄くなった。他の持ち物を持たせよう。

バトルアイテム考察

  • だっしゅつボタン
    ユナイト技中に使用することで強力なCCを放てるユナイト技の範囲を楕円状に広げることが出来る。
  • スピーダー
    序盤はメガネの積む時の補助に使え、後半はこうそくスピン中に使用することで相手を追い詰めることが出来る。
  • きずぐすり
    ディフェンス型には安定のもちもので、継戦能力が高まる。わざや特性で回復手段がないカメックスにとっては何かと有用。
 

その他のデータ

ホロウェア

おめかしスタイルカメックス.png
おめかしスタイルカメックス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png400


しょうぼうスタイルカメックス.png
しょうぼうスタイルカメックス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png1200


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ホリデースタイルカメックス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png400 ※期間限定販売


タキシードスタイルカメックス.png
タキシードスタイルカメックス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png400


エオスざスタイルカメックス.png
エオスざスタイルカメックス
入手方法:シーズン7バトルパス60マス報酬


しんせいスタイルカメックス.png
しんせいスタイルカメックス
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png2199


紹介動画

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余談

昔話:ベイブレーダーカメックス

ポケモンユナイトのSwitch版サービス開始にトレーラーにも映ってた初代御三家なのに少し遅れて参戦したカメックスだが、実装当時はとんでもない強さで対戦環境を破壊していた

  • 当時のこうそくスピンは使用中妨害無効であり、しかもスピン中に「しおふき」と通常攻撃を同時使用できたため、今よりずっと高火力・高耐久だった。そのため集団戦は雑に突っ込んで回転するだけで敵が全滅するという滅茶苦茶なことが日常茶飯事であった。
    ユナイトわざも凄まじく、ディフェンス型らしい妨害性能に加えアタッカー顔負けの超火力も持っており、多少追い込まれても容易く逆転できる性能だった。
    もちろん対戦環境はカメックスで溢れかえることになり、時にはディフェンス型でありながら中央でレベル先行することも。高速回転する甲羅どうしがぶつかり合う様からベイブレードと揶揄されるようになった。
  • そして何より不健全だったのは、エネコのしっぽを使うことで大型ポケモンをも数秒で処理できたこと。これによってサンダーラッシュが急激に速くなり、両チームともエネコのしっぽでサンダーラッシュ、ラストヒットが実質運ゲーという最悪の事態も発生していた。

このように何でもアリだったこうそくスピンカメックスだが、その後は不具合修正や下方調整によりじわじわとパワーを落とされていった。次第にハイドロポンプ・なみのりの純タンク構成が評価を上げていき、ベイブレードは過去のものとなっていった...

 

...が、22/03/14のアプデにてこうそくスピンに調整が入ることが決定。パッチノートに記載された内容は「ポケモンのわざの強化」。この文言はかつてルカリオのインファイトで思いっきりやらかした前例*1があるため、プレイヤーからは「相当な魔改造が来るのでは」と警戒されていた。

そして案の定ぶっ壊れた。第二次ベイブレード環境の到来である。

  • 具体的にはスピンが終わるまでしおふきを維持できるよう仕様変更されたのだが、不具合としてスピン中にしおふきと通常攻撃とキャンセルボタンを同時に連打すると全盛期をはるかに超える異常なダメージを出せてしまった。ある程度耐久のあるポケモンでもあっという間にHPが溶けていく非常事態が発生。

この不具合はアプデから3日で緊急修正され、ようやくファイター軸としてほどほどに強い健全なわざに落ち着く……ことにはならなかった

そもそもこの不具合だが、3つのボタンを高速で連打しないといけなく、止まって撃つだけでもかなり指が疲れる。このため一般人が実践でまともに運用するならば連射コントローラーが必要になるレベルでしんどい技である。
また、今回の調整によりスピン状態になった後は「しおふき」を長押ししているだけで第一次ベイブレード環境のカメックスとほぼ同じ総火力が出せるようになり、第一次よりも更にお手軽になって帰ってきたのだ。
このため約2か月半もの間、レモータではベイブレードが大流行するのであった…


 

コメント


*1 インファイトに妨害無効と回復が追加されたのだが、回復量がとんでもなく、瀕死の状態からビークインの群れに打ち込むだけで全快するというあたおか性能となった。幸い一週間で緊急下方された。