基礎値と成長率
能力 | 基礎値 | 成長率(野生) | 成長率(テイム後)[**] | テイム完了時固定(add)補正 | テイム完了時乗算(mult)補正 |
---|---|---|---|---|---|
Health | 400 | +80 | +5.4% | +0.091 | - |
Stamina | 450 | +45 | +10% | - | - |
Oxygen | - | - | - | - | - |
Food | 1500 | +150 | +10% | - | - |
Weight | 300 | +6 | +4% | - | - |
Melee Damage | 35/45[*] | +1.75/2.25 | +1.7% | 11.2% | 22% |
Movement Speed | 100% | - | +1% | +60% | - |
Torpor | 400 | +24 | - | +0.5 | - |
- テイム時のレベルが高いほどステータスは上昇します。(移動速度以外)
- 個体ごとにステータスにばらつきがあります。
- Torpor以外のステータスはレベルの数だけランダムで振り分けられます。(7種にランダム、飛行生物は移動速度除く6種にランダム)
- Torporは他のステータスと違い、レベルが上がると必ず上昇します。(手動レベルアップ以外)
- [*]この基礎値に実際のゲーム内で表記されている倍率をかけたものが与ダメージとなります。(基礎攻撃力は変動しない)
- [**]テイム直後の能力値を基準として増加します。
■移動速度
移動タイプ | 基礎速度 | スプリント速度(野生) | スプリント速度(テイム後) | スタミナ消費 |
---|---|---|---|---|
歩行 | 150(492.8) | 437.4 | 601.425(892) | 20 |
水泳 | 750(300) | - | - | - |
- これらは移動速度100%時の基礎速度です。
- ()内に記載されているのは人間(サバイバー)のデフォルトの移動速度です。
特性
■行動
攻撃 | 左クリック=噛み付き。後方を向いて攻撃すると瞬時に反転する。 右クリック=デスロール。約2秒の回転攻撃。小型生物は回転中拘束。騎乗解除あり。 C(しゃがみ)=突進攻撃。長押しで照準、離すと攻撃。対象がいないと不発。 |
採集 | 死体=肉類、皮類。 |
特殊行動 | デスロールの拘束対象はユタラプトル以下程度の生物。 拘束できない対象にもダメージは与えられる。デスロールによるダメージは表示されない。 |
備考 | 野生時は噛み付きによる高速旋回、突進攻撃はしない。 上方向への攻撃範囲は狭い。 |
■生態
生息地 | 川。沼地。海岸。 |
気質 | 攻撃的 |
食性 | 肉食 |
繁殖 | 卵生。キブル(通常)の素材。 |
ドロップ | 生肉、霜降り肉、皮、サルコスクスの皮(1個確定) |
備考 | 酸素無限。陸上では遅いが、水中の移動速度が非常に速い。水中ダッシュ可能。 スタミナ回復が速い。 近くのメガピラニアが逃走する。 |
■テイム
テイム | 昏睡テイム |
テイム時の餌 | 生肉<<魚肉<こんがり霜降り肉<こんがり大トロ<ラムチョップ<<霜降り肉<羊肉<<大トロ<キブル(通常) |
騎乗 | 可能。サドル製作レベル35 |
備考 | 騎乗射撃可能。騎乗解除時、背中に立つ。水中で騎乗解除しても浮上しない。 水中ではしゃがみで下降、ジャンプで浮上する。 |
◼️コマンド
admincheat summon Sarco_Character_BP_C
変種
admincheat summon Sarco_Character_BP_Aberrant_C
◼️サドルID
SarcoSaddle
補足
サルコスクス。
白亜紀前期の約1億3300万年前~1億1200万年前にアフリカと南アメリカに生息していた巨大なワニの親戚(厳密には現生ワニとは異なるグループに含まれる)。
当初は2,3本の歯と装甲板が発見されただけだったが、1997年と2000年に全身の半分程の化石が発掘された。
2001年に行われた研究では全長11.65メートル・体重8トンにもなるとされたが、2019年の研究ではこの見積もりは否定され、全長9.5メートル・体重4.3トンとなり大分小さくなった。とはいえ、彼らがデイノスクスやプルスサウルスらと並びワニ類の中で最大級の種であることに変わりは無い。現生のワニは最大級の個体でも全長6メートル・体重2トンが限度であることを考えれば、彼らが如何に巨大だったかお分かり頂けることだろう。
現在でも淡水域における生態の頂点に君臨するワニ類だが、強力な攻撃手段である口や尻尾、非常に頑丈な皮と言った現在でも想像できる特徴はそのままに巨大なサイズを誇った彼らは白亜紀でも河川などの王者として君臨していただろう。
・余談
ワニの代名詞であり本種もゲーム内で行うデスロールだが、頭蓋骨の分析などからできない可能性が指摘されている。
同じ巨大ワニのデイノスクスやプルスサウルスはできると考えられている。Arkの恐竜は、トリケラトプスやアンキロサウルス等、複数の種の特徴が混ざったものや、ディロフォサウルス等の特定モデル由来で史実とは違うものがほとんどであり、あくまでも「Ark生物」である、ということなのだろう。
日本でも大阪府豊中市で「マチカネワニ」が発見されている。全長は7メートルとやや小ぶりだがそれでも現生のワニより大きい。ほぼ完全な化石が大阪大学総合学術博物館に展示されているため、興味のある方は行ってみよう。
ゲーム内では
沼地に多く生息しているほか、河川や海など水のある場所で見かけることが出来る。
陸上の移動は遅くなく、水中での移動速度は非常に速い。
また陸上生物の側面も持ち合わせているためか、プテラノドンなどで海の上を飛んでもついてくる。(イクチオサウルスなどはついてこない。)
陸上生物で肺呼吸ではあるのだが、エラ呼吸のサメなどと同じく酸素ゲージが存在せず、無限に水中にいることが出来る。
戦う場合は後ろに適時ダッシュしながら遠距離武器を使うか、旋回性能が悪いのをついてしっぽ辺りを攻撃し続ければ楽に倒せる...はずだったが、v279.22にて機動力にも大幅な強化がなされ、現在ではこの方法は上手くいかない。
野生ではテイム完了時の移動速度上昇が無いため脚は遅く、気絶値も低いため早く仲間にできる肉食動物。地上戦と水中戦の両方をこなす。水中移動速度は異様に速く、陸を走る速度もそれなりに速い。
しかしテイムしたての時はHPが低く、基礎攻撃力も見た目ほど高くなく、バランスは良いものの尖った特徴に欠け、すぐには活躍させづらい。じっくりと腰を据えてレベルを上げる必要がある。
巨体に対して攻撃判定が頭部付近にしかないので、背後をとってくる敵や周囲にまとわりついて来るメガネウラのような小型とはものすごく相性が悪い。攻撃速度も遅いので戦うよりは高い水泳速度を利用して逃げに走ったほうがいいこともある。
イクチオサウルスなどと比較すると水中での動きは旋回性が悪いため、相手に攻撃を連続でヒットさせることが難しい。攻撃の判定が前方よりは下方向にやや広いので、水中戦では常に相手の頭上を取ることを意識するといいだろう。水中での戦闘には若干物足りない性能。
耐久力と重量はそこそこ高いので、川を使った高速輸送に使えないこともない。
水棲種ではスピードと戦闘力を兼ね備えるのはプレシオサウルスら深海勢になってしまいテイム難度は跳ね上がる。
それと比べればテイムの容易なサルコスクスは海洋探索入門に手ごろ。より機動力のあるイクチオサウルス、遅いが戦闘力に優れたバリオニクスと使い分けても良いだろう。海で危なくなったら陸へ逃げる事が出来る。逆に陸で強敵に襲われても河や海に逃げ込む事も出来る。陸上、水中の両方を高速で移動できる本種ならではの特徴で、アイランド、クリスタルアイルズといったマップ全体に河が通っているマップではこの特徴を大きく生かす事が出来る。
騎乗射撃可能。水辺でトラップなしのテイムではスピードが頼りになる。
アップデート
v279.22にて大幅な調整が行われた。
- 見た目の変更
- 攻撃範囲は180度(全方位)に対応
攻撃判定が全身を包む形ではなく、攻撃対象が後ろにいた場合、自動的に超高速旋回する仕様。正確には首の向きで対応できない方向に攻撃しようとした場合、瞬間的に体ごと向き直る。攻撃対象がいなくても発動可能で、クイックターンのように使って即座に反転し前進、といった芸当が可能。 - デスロールの実装
相手をつかんで一回転、回転終了後にダメージとともに相手は解放される。拘束時間は1~2秒といったところだが連発が可能で、相手の逃走を許さない。通常攻撃よりダメージが高いがDPSはあまり変わらない。
かつては小型サイズにしかあたり判定が存在しなかったが、その後アップデートにより大型にもあたるようになった。 - 背中で降りるように
この調整により背中に足場判定が追加され、海の上でも休息が可能になった。また、降りた場合水深を維持するようになっているため、勝手に沈んだり水面に上がったりしない。 - 移動速度、旋回性能上昇
あの鈍重なサルコスクスが一新、他の肉食恐竜のような素直な使い勝手になった。ただし陸上では攻撃クイックターンを使ったほうが旋回が速い。 - 水中での旋回、遊泳速度上昇
元々水中では優秀だったが、機動力が更に上昇。特に遊泳速度はメガロドンより断然速く、イクチオサウルスに肉薄する猛スピードを誇る。 - ピラニアに敵対されなくなった。
正確にはピラニアがサルコスクスから逃げ出すようになった。これはサバイバーが連れて歩いているサルコスクスでも発動するため非常に心強い相棒になったといえるだろう。
余談だが、テイム後のメレーボーナスが他の生物と比べて微妙に高く、同じステータスでもメレーが少し高くなる。(メレー40ptでティラノが361.0%の所、サルコは379.6%になる)
調整後のサルコは水底に接しながら?等、詳細な原因は不明だが突然大ダメージを受けるor即死するバグが報告されている。主に上陸時や水上での生物乗り上げの時に騎乗していた場合に多い模様。運用する場合は注意。
Aberration
アベレーションにも登場、水辺に多く生息している。
見た目は、体の脇に走っている白いラインが光っている。
水辺ならどこにでもいるためテイムはそれほど苦労しないが、ドードー等を追いかけて内陸まで来てる場合があるので注意。
あのカルキノスにすら敵対するピラニアを寄せ付けないのはなかなかにいい。
コメント
マナーを守ってコメントしましょう。
詳しくはガイドラインを参照。
- やけくそ強化とバリオニクスの弱体でアイランド0スタート時のおすすめ生物に成り上がった気がする。南でも特定スポットに絶対いるし、陸上ならトロいから麻酔矢クロスボウだけで余裕。テイム後はスピノすら張り倒せる火力に水中の半端じゃない機動力がアイランドの地形と合わさってすこぶる優秀。カプロスクスのルパンダイブとバリオのスタンさえ気を付ければ敵なしや! -- 2022-08-07 (日) 20:18:06
- 攻撃範囲がちょっとアレだから戦闘用に向くかと言われると微妙だけど、旋回出来るので嵌められる心配自体はないし。島で言うと沼地進出~最初に海に出る所までで特に活躍するね。倍率があると海は最初からイクチオでいいやになっちゃうけども -- 2022-08-07 (日) 21:41:33
- え、強化されたのか! -- 2022-08-07 (日) 22:45:42
- いや解説に書かれてるv279の遥か昔の強化で… ark2出るって聞いて超久しぶりにアイランドを0から始めたらこいつが有能過ぎてびっくりしたって話 昔はとりあえずバリオニクスにボーラ投げつけることから始めてたから変わったなぁと -- 2022-08-07 (日) 23:07:25
- そういう事か…。個人的にはサルコスクスはこの巨体だしHPしっかり上げて上位生物にしてほしいなあ。他のステ上げろとは言わんから。バリオニクスは弱体ゆうてもボーラ、アルゲンで掴めないだけで戦闘力は何も変わっていないわけで、シャドウみたいな規格外入れなければあらゆる地形で活躍できるポテンシャルあるからねえ。水中移動だけは勿論サルコに軍杯上がるが -- 2022-08-08 (月) 00:16:29
- 陸上昏睡テイムできる中での遊泳速度なら多分ほぼトップ。今はメイウィングが陸海空全てを解決するけど、昔はPVP序盤によくテイムして海洋に進出してたな。 -- 2022-08-07 (日) 23:52:30
- アイランド序盤でオススメしたい種族。陸地で麻酔を撃つだけで簡単に昏睡→テイムでき、水中&陸上どちらでも戦える。序盤の護衛から海進出する際でも安心して連れて行ける。バシロを効率良く探せてお供のマンタも倒せるのでテイムが快適。ダンクル、アンコウ、プレシオなども騎乗射撃でテイム可能。水中移動速度とスタミナ急速回復を活かして深海クレート探索も可能。クレート探索中にイカに拘束され殉職するまではしっかりと活躍してくれます。活躍してくれる期間が長いので殉職した時に悲しくなるのがデメリットかもしれないです笑 -- 2022-09-14 (水) 21:10:20
- 何が良いってこいつは酸素に無駄なボーナス取られないのが良い -- 2023-02-27 (月) 20:22:01
- 残念ながら酸素にも振られますよ -- 2023-02-27 (月) 20:31:39
- 野生のサルコスクスは騎乗解除してきますか?2回ほど密着した状態で降ろされました。キーの押し間違いかもしれないですがサルコ以外で降ろされたことはないのと、普通に降りるのとは少し違った感じで気になったので。 -- 2023-04-09 (日) 22:10:15
- してきます。 -- 2023-04-09 (日) 23:39:39
- 長らくサルコをこよなく愛してこのwikiにも活用方法を何度も書いてきたし、TLC後にオススメ恐竜に載せてもらったり思い入れが強い生物だったけど、最後までバグ死は改善されなかったな。ASAではどうなるか楽しみです。いままでありがとう。(今はシャドウメインしか使わなくなったのは内緒) -- 2023-04-10 (月) 11:09:10
- ASAはアイランドからスタートでモンボも無いから、序盤はお世話になりそう。自分もお気に入りの生物です。 -- 2023-10-12 (木) 21:39:52
- 今テイム低倍率のアイランドで早めに水中進出するんならまずこの子よね、テイム難易度に対して遊泳速度が並外れて優秀 -- 2023-10-13 (金) 00:46:40
- 凄い久々に乗ってみたら、思い出より強くて速くてビビる -- 2023-10-10 (火) 12:20:52
- 初心者時代にサルコスクスをテイムしたら散々助けられたのもあって、新しいマップで始める時は必ず最初にテイムするようになった...まあ恐竜じゃないけども -- 2024-03-30 (土) 18:59:32
- EA時代、友人に誘われて始めたけどテイムするゲームって知らなくて手探りでやってた時に初めて仲間にしたのがサルコだった・・・ワニ太郎って名前つけて大切に育ててたんだけど命令が分からなくてサメと一緒に回りながら海の彼方へ消えて行った最初のペットの思い出。。。 -- 2024-03-31 (日) 10:14:14
- 庭先でテイムしたまま放置してたドードーがこいつを殴り倒してるのを見てびっくりしたんだが、どうやらドードーがアゴの下まで潜り込むと一切攻撃が当たらなくなるようだ。 -- 2024-04-28 (日) 18:44:24
- こいつが最序盤に襲ってきたときに「終わった…」と思って逃げてたら、肉焼いてた焚火に引っかかってそのまま死んで笑ったのはいい思い出 -- 2024-11-05 (火) 17:06:46
- Cの突進攻撃、羽虫とかの撃退に便利なんだけど、スタミナ切れのときに連発するととんでもないスピードで昏睡値が溜まってしまう。野生110レベのテイム個体だけど多分十数回で寝る。ティタノミルマとかメガネウラを相手するときは気を付けた方がいいかも。環境はスイッチローカル。 -- 2024-12-16 (月) 17:13:39