[V1.2.0.3] 不死身のサンダードレイスに全てお任せビルド

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２０２４／３／１９：ビルドを改定し、文章も加筆修正
コメント欄にていろいろとアドバイスをいただいたので、それらを反映させてビルドを見直し、本ページの文章や画像も一新しました。
コメントしていただいた方々に感謝いたします。
　以前のビルド

また本ビルドについては、似た主旨のビルド例がすでに投稿されております。本ビルドと合わせてご参考ください。
　先人様のビルド例へのリンク

概要

v1.2から（一部の敵を除き）敵が耐性低下を使ってくることがなくなったので、「リープスピリットで召喚するペット（サンダードレイス）が不死身になったのでは？」と思い、サンダードレイスをメイン火力に据えるビルドを作ってみました。

Cabalist カバリスト

Occultist オカルティスト

Necromancer ネクロマンサー

Grim Tools リンク
※GirmToolsの方のビルドデータは、MIベルトの接辞が完璧だった場合の理想時の参考ビルドです。実際のプレイで使ったのは（MIベルトはシングルレアの）下記のビルドです。なお本ページ中の長所・短所、立ち回り、戦績の説明等は、実際のプレイで使ったビルドに基づいてます。

ドリーグの血・コールオブザグレイブ・君主有効状態。
ちなみにペットのダメージボーナスについて１３８３％だが、これは全ダメージボーナスのみの合算であり、実際にはこれにさらに生命力ダメージのボーナス（ペットのメイン攻撃属性は生命力）やペットスキル自体のダメージボーナスが加算される。
なのでたぶん本来は２０００％以上生命力ダメージにはなっているはず。（正確に手計算した数字を記載したいところですが、私のダメージ計算式への理解が足りずに間違った数値を記載してしまう可能性があるので、詳しい数値は省略します）


また参考までに、ＧｒｉｍＴｏｏｌで全バフＯＮ（レリックスキルの熱狂的忠誠なども発動）させた時のペットボーナスを下記に添付します。

攻撃速度＋２１１％、＋クリダメ１６８％、ＯＡ＋１１８％！

長所:

• サンダードレイス（最大５体）が死ぬことがない。レイスが敵のタゲを取り続けてくれるので安定感がある。
• ペットボーナスで耐性パズルをしたりヘルスやＤＡ増加させたりする必要が無く、ペットボーナスを攻撃に特化できる。
• 攻撃はすべてペット任せでプレイヤーは後方からバフデバフで支援するのみなので、操作が楽。エナジー枯渇の心配も無し。
• 高い生存性。ほとんどの攻撃は不死身のペットが受けてくれる。プレイヤー自身もＤＡは３５００以上。さらに最大時（レリックスキル発動時）には物理耐性７６％！　加えて、ドリーグの血、亀甲、メンディングフレッシュなどを完備し、ヘルス周りも安定感も高い。
• v1.2で追加されたデバフのサンダーも、サンダードレイス君がすべて肩代わりしてくれる。サンダーとサンダードレイスでサンダーがダブってしまったとボケる余裕すらある。

短所:

• サンダードレイスは範囲攻撃を持っているが、範囲が狭いので、大量の敵処理にはやや時間がかかる。
• ペットの火力バフは一時的な物も多いので、常に最大火力を出せるわけではない。
• 被打時発動のペットバフがいくつかあるので、ペットに最大火力を出させるにはプレイヤーが自分から殴られに行かなければならない。
• 毒酸耐性はドリーグの血頼みなので、かけ直しをし忘れると酸攻撃でほぼ即死する。
• ドッジや反らし率は２％のみ。相手の攻撃は一切よけずにガチムチの体格とヘルスとDAですべて受け止めるプロレスラー仕様。
  
  

立ち回り

リープスピリットでサンダードレイスを召喚する。サモン ファミリアでカラスも召喚しておく。
あとは各種耐性低下スキルで敵の耐性を低下させながら各種ペット強化スキルでペットを強化しつつ、ペットＶＳ敵の戦いを観戦する。
敵が場外乱闘を初めてプレイヤーを襲ってきたら、とにかく逃げる。そのうちネイチャーズ ガーディアンズが発動して、タゲがペットに移ってくれる。
ダメージを受けても、カラスがメンド フレッシュで回復してくれるので安心。

Attribute

狡猾と精神に装備要求値分を振ったら、あとは体格に全振り。

マスタリー

オカルティストもネクロマンサーも両方マスタリーレベルはMAX５０まで振る。

オカルティスト

ネクロマンサー

以前のビルドからの変更点：サモン ブライト フィーンド→サモン ファミリア
サモンファミリアのカラスは敵に近づかないので1pt振りでもけっこう生き残れると分かり、さらにＡＩが改善されたのかメンドフレッシュを以前よりも使ってくれるようになった（気がする）ので、回復役として新たに採用。メンドフレッシュがうまく連続発動してくれれば、瀕死状態から一気にフル回復できる。ただしたまに全然回復してくれないときもある。
またサモンファミリアの採用にともない、以前採用していたデコイ役のサモン ブライト フィーンド（アンステイブル アノマリー付き）のゾンビ君は、ゲームパッドのキーアサインが足りなかったのと、ネイチャーズ ガーディアンズがあればブライトフィーンドがいなくてもサンダードレイスたちが十分タゲ取りしてくれるので、あえなく不採用。

耐性減少

メインの攻撃属性は生命力。

補足：
合計値は１２９だが、スペクトラルラースとカースベアラーは被打時発動であり、ペットに敵タゲを取らせている間は発動しないので、能動的に下げれるのは８８まで。


以前のビルドからの変更点：ラトッシュの意志の削除
ラトッシュの意志を取得しようとするとモグドロゲンの遠吠えが取得できなくなるので、ラトッシュは切り捨て。

星座

補足：Teir３のイシュタークは、「サンダードレイスはもともと敵のタゲを取り辛い設定になっている」という説があるので、ネイチャーズ ガーディアンズでレイスに敵タゲを向ける目的で取った。
参考までに、ネイチャーズガーディアンズを使った場合と使わない場合の両方でラヴァジャーと戦い、ネイチャーズガーディアンズの効果を調べてみた。プレイヤーがラヴァジャーにターゲットされた時、ネイチャーズガーディアンズ有りだと５秒～２０秒くらいでラヴァジャーのタゲはレイスに戻ったが、無しだと３０秒くらいラヴァジャーに追いかけ回された。プレイヤーのリスクが上がるし、生命力耐性低下のスキルも掛けづらいし、レイス君たちがラヴァジャーを殴り辛くなって結果的にDPSも下がった。


以前のビルドからの変更点：ラトッシュの意志→モグドロゲンの遠吠え
ラトッシュの意志をあきらめ、モグドロゲンの遠吠えを取得。敵の耐性低下は減ったが、ペットのＤＰＳが大幅に上がるので、敵の処理速度は上がったと思う。
試しにラヴァジャーで検証したところ、ラトッシュの意志を使った場合は約３分、モグドロゲンの遠吠えを使った場合は約２分半だった。


何度も倒されるラヴァジャー君かわいそう。

装備

ディヴァイナセットでサンダードレイスの召喚上限＋２（合計で最大召喚数５体）。
ベルトのみＭＩ品（ペットの攻撃属性変換が目的）。接辞は好みで。刺突耐性・イーサー耐性・気絶耐性が不足気味なので、それを補える耐性系接辞がおすすめ。
コンポネや増強剤が「ー」のものは、状況に合わせて耐性を補う物を装着する。耐性が十分ならお好みで。

補足：
ページを見直してて気づいたが、わざわざペットのエレメンタル→生命力５０％変換を２つ付けなくても、ディヴァイナのセット効果に冷気→生命力５０％があるので、エレ→生命力は１つだけでレイス君の攻撃はすべて生命力になる。なのでベルトは別でも良いかも。
・・・と思っていた時期が私にも３日間くらいありましたが、コメントでいただいた助言によると、「エレメンタル→生命力５０％」と「冷気→生命力５０％」では変換が２段階になってしまい冷気の生命力への変換率が７５％にとどまる可能性もあるそうです。なのでベルトは必須。


以前のビルドからの変更点：メインハンド・靴・リング・レリックの変更
メインハンドは、実はペットには効果がなかったハガラズの鉤爪を、生命力耐性低下効果のあるモルグールの死命へ。
靴は、神話級 フィーンドフレッシュ グリーヴから、よりスキル＋の恩恵がある神話級 デスウォーカーの気品へ。でもペットボーナス的に、フィーンドフレッシュのままでも良かったかも？
リングは、OAの低いこのビルドではスーパーボスへのクリティカル率は０だったので、クリティカル時発動のヴォイドハートから、被打時発動のカースベアラーへ。
レリックは、防御面も強化するぶん攻撃面の強化量がやや少なめだったモグドロゲンの熱情から、攻撃特化のビスミールの支配へ。ビスミールへ浮気することになるが、モグドロゲン先生ならきっと許してくれるはず。

戦績

動画を載せる技量がないので文字説明のみです。ご了承ください。
ボスはすべて初回戦闘で撃破してます。チンキ等の使用無し。

・シャッタードレルム
９５までクリア。プレイヤーは何度か死にそうになったが、サンダードレイス君は余裕で生存。３分ほど残してクリアできたので、もう少し上も目指せそう。


・モグドロゲン先生
残念ながら再戦不可。
以前のビルドでは５分ほどで撃破。敗けるほどでは無いが、敵が大量にいるためペットがタゲを取り切れずプレイヤーもけっこう殴られ、さらに処理するのに時間がかかる。このビルドではキャラガドラよりも苦戦したかもしれない。さすがモグドロゲン先生。


・肉のラヴァシャー
所要時間１分４０秒ほど。（以前のビルドでは約３分。大幅に短縮）
基本的にペットたちがラヴァジャーのタゲを取り続けてくれるので安定して倒せる。ラヴァジャーには耐性３５％低下オーラがあるはずですが、サンダードレイスたちがやられるようなこともなかった。
たまにラヴァジャーがプレイヤーに向かってくるが、少しくらい殴られても問題なく、逃げ回ってればそのうちラヴァジャーはペットのほうに行ってくれます。


・バーボンクローン
２分半ほどで撃破。（以前のビルドでも２分半ほどだった。ラヴァジャーは大幅短縮できたのに、バーボンのほうはなぜかあんまり変わらなかった。理由は不明）
クローンが大量に増えるためレイス君の攻撃が分散し、倒すのに少し時間が掛かった。ピンチにはなることはなく、安定して倒せる。


・マッドクイーン
３０秒ほどで撃破。（以前のビルドでも１分未満だったが、やや早くなった気はする）
サンダードレイスをけしかければ、後はレイス君たちがやってくれます。


・ローカー
４０秒ほどで撃破。（以前のビルドでは１分ほど）
マッドクイーン戦とほぼ同じ。一度ペットがタゲを取れば、プレイヤーが攻撃されることもない。
ダンジョンへのリフトを開くためのゾンビ君の子守のほうがはるかに大変だった。


・キャラガドラ
約４分半。（以前のビルドだと７分半かかったので、かなり短縮）
基本的にサンダードレイスとキャラガドラが殴り合い続ける。悪名高い羽ばたき攻撃と竜巻も、レイス君からすれば涼しい扇風機。
キャラガドラがプレイヤーに飛び掛かってくることもあるが、即死することはないので逃げれ回れば問題なし。たまにヘルスが半分を下回るが、亀甲やメンドフレッシュのおかげでやられはしなかった。キャラガドラのタゲがレイスたちに戻ったら、バフとデバフでレイスたちの応援を再開。


・箱男
１分ほど。（以前のビルドだとレイスの攻撃が配下の箱の群れに吸われて箱男をあまり攻撃できず、倒すのに３分ほどかかったが、今回は配下の箱と箱男をうまく分断できたので大幅短縮）
箱メテオは大抵レイスの方へ落ちるので、木の下で雨宿り戦法は必要なかった。箱メテオの直撃を喰らいながらもまったく動じず箱男を殴り続けるレイス君たちが一番化物まである。
ちなみについでに道中の特大ウジ虫もすべて撃破してみたが、特に何も無かった。


ビルド変更の結果：以前のビルドに比べると、全体的に戦闘時間を大幅短縮できた。レリックをビスミールの支配に変えたのと、星座をモグドロゲン ザ ウルフに変えたのが大きかったのだと思う。

まとめ

サンダードレイスはv1.2で晴れてほぼ不死身となりました。他ペットに比べて敵タゲを取りにくいという説もありますが、ネイチャーズガーディアンズを使えばかなり敵タゲを取ってくれます。
また集団戦（シャッタードレルムなど）においては敵の処理速度がDPSビルドに比べればやや劣りますが、単体相手（スーパーボス・ネメシス）ならかなり安定して戦えます。

コメントでいただいたアドバイスを反映させつつビルドの細部を見直したことで、先人様のビルドそっくりにはならず、本ビルドのオリジナリティを出せたと思います。

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