武器/マギアチャーム

Last-modified: 2024-10-23 (水) 20:07:32

MHP3より登場した狩猟笛…の、はず。
女性ハンター達の要求に応えて作られた品らしい。
狩り場に響け、乙女チックサウンド!

目次

概要

  • もはや楽器かどうかすら疑わしい形状をしており、見た目は完全にどこかの魔法少女の変身ステッキ
    ひとたび演奏すれば、緊迫した狩り場に乙女チックサウンドが響き渡る。
    メルヘンな外観の女性防具であるマギュルファルメルブナハシリーズあたりなら持っても違和感は無いか。
    …と思いきや、全長がハンターの背丈のおよそ1.5倍はあるため、実際に装備してみると結構な違和感がある。
    女性専用という訳ではないので、仮にバンギス装備に身を固めた男性ハンターであろうと製作、装備できるが…
    世紀末な格好の男が超巨大な魔法少女用変身ステッキ(に見えるもの)を振り回し、更にそのステッキを笛の様に吹く…字面も絵面もシュールな事この上無い。

性能

MHP3

  • 音符はで、乙女チックサウンドにふさわしく、
    体力回復、聴覚保護など使いやすいサポート旋律が揃っている。
  • 色々とツッコミ所がある狩猟笛だが、数少ない龍属性の笛であり、
    農場や素材ツアーで手に入る素材のみで製作可能
    その上最終強化できるのはちょうどリオレイアやリオレウス、ウラガンキンなど
    龍属性の武器が欲しくなる相手が現れる時期である
    スロットは0だが問題ない。
    最終強化の“マギアチャーム=ベル”まで強化すれば、上記の上位モンスターはおろか、
    ユクモ村に迫り来る嵐を纏う古龍すら叩き伏せる。
  • しかしそんなファンシーな外見&音色なのに、殴るとやっぱりモンスターのが飛び散る。
    しかも打撃属性なのでモヤっとした血煙が上がる。
    更に前述の通り龍属性なので、属性エフェクトも黒+赤で禍々しい

MH3G

  • 本作でも続投を果たし、水中でも乙女チックサウンドを響き渡らせることができるようになった。
    …なったのだが。
  • 龍属性の使いやすさと便利な旋律効果により笛使いに歓迎されたマギアチャームではあるが
    肝心な音色が体力回復系+聴覚保護から各種属性効果の構成へと大幅に変更されて
    一気に不評武器と変わってしまった
    最終進化形であるマギアリア=ロッドもこの傾向が続いてしまい、
    それはMHP3でマギアチャーム=ベルを使い込んだ多くの笛使いを悲しませることに。
    どうしてこうなった?
  • 先入観をなくして評価すれば、耐震、龍属性防御【大】、属性攻撃力強化などは、決して使えない旋律ではない。
    スロットも1個だけとはいえ空いており、明確に強化されている。
    怪獣を殴る魔法少女とか、十分実戦的である。
    初代とイメージが正反対だという主張もわからなくはないが…正直、鈍器でぶん殴ってる時点で今更としか。

MH4

  • 本作でも続投。それも、驚きの変化を遂げた。
  • 本作では、このマギアチャームが最終強化段階である。
    ではこの強化前はというと、なんとブナハ武器のセロヴィドスブラン
    確かに虫の素材を使用して作る点は共通するが、
    この強化ルートの変更に驚いたカリピストは多かっただろう。
    • ちなみに一発生産も可能。
      集めにくい虫素材を複数つぎ込みつづけて強化するよりはこの方がよいかもしれない。
      ふらハン専用素材のオオクワアゲハの消費は多くなるが…
  • また、強化ルートの変更からか龍属性ではなく、氷属性を持つことになった。
    龍属性の攻撃エフェクトと比べると、幾分ファンシーさは上昇した…ハズ。
    あのドス黒さとのギャップがよかったとか言わない
    属性値は570と高めだが、その分攻撃力は低い属性特化武器である。
  • 音色はとなり
    自分強化、体力回復【小】、回復速度【小】、精霊王の加護、雷属性防御強化【大】、
    属性攻撃力強化、高周波が演奏できる。
    高い属性値を後押しする属性攻撃力強化と、汎用性の高い精霊王の加護が魅力。
    また、雷属性の攻撃を使うモンスターであるラージャンジンオウガは氷属性が弱点であるため、
    それらに対して相性良く戦える。ラージャンは腕を硬化させることができるため、武器の心眼効果も相性が良い。
  • 何気にスロットも1から2に増えている。
  • 属性と音色の変更により、初代イメージへの回帰を目指したのだろうか?

MH4G

  • マギアチャーム=ベル、マギアリア=ロッドへの強化が解禁。
    早期(G★2)に入手できる最終強化氷笛の一本として活躍が期待できるのだが…
  • 生産には、ふらっとハンター専用素材がストッパーとして立ちはだかる。
    オオクワアゲハのG級、ドスクワアゲハの登場である。
    こればかりは、ふらハンへのG級依頼を地道に繰り返すしかない。
    生産可能になった時にはクシャ笛が手元にあったりするかも知れないが、
    吹ける旋律の方向性が違うのでうまく使い分けたい。
  • 今作では、物理肉質が硬めで氷が良く効き、音爆弾が有効なブロス科のモンスターが復活しているので、
    氷属性偏重で高周波を吹けるこの笛にお呼びがかかる機会も増えるだろう。

MHX

  • MHXでも続投したが、何故か龍属性に戻った
    音色もMH4と同じであるため、ようやく本当の意味での原点回帰を果たしたといえる。
    また禍々しさが戻ってきてしまった…
    • キー素材のハナスズムシは村の依頼で下位ラングロトラを倒すだけなので大した労力ではないが、
      問題はLV2への強化で必要となる古龍の血
      このため非常に長い期間を未強化で過ごすことになり、下位から活躍させるのはやや難しい。
  • 最終強化はマギアチャーム=ベル。
    攻撃力は180と微妙なラインだが、龍属性値40は単独トップ。
    匠+2でも僅かな白ゲージしか出ないため、そこそこ長い青ゲージで戦う方が得策だろう。
    MHP3の時代に比べると龍属性笛は大幅に増え、単純な殴り性能や火力上昇能力はそれらに劣るものの、
    属性攻撃力強化と精霊王の加護を併せ持つ龍属性笛はマギアチャーム=ベルだけ。
    乙女チックサウンドで味方を守護しつつ戦うならば十分な活躍は見込める。

MHXX

  • 限界突破でG級強化が可能に。
    限界突破にハナスズムシは要求されないので村クエを回す必要はない。
  • 究極強化でマギアリア=ロッドとなる。性能は
    • 属性狩猟笛として普通の攻撃力300
    • 今作の龍属性狩猟笛において属性値3位の龍属性45
    • 素の斬れ味は白10。斬れ味+2で紫20
    • 音色は変わらず
    • スロットなし、会心率は0%
  • 龍属性で雷属性防御強化の旋律…間違いなくミラルーツに担ぐべきだろう。
  • MHXでは最高の龍属性値を誇る狩猟笛だったが、
    今作ではミラアンセスアリスト赫醒笛エディウスの登場で最終的な属性値は龍笛中3位となった。
    それでも持ち前の高い属性値を自らの旋律で底上げできるという点は依然として強力である。
  • 素の斬れ味こそ白10と短いが、狩猟笛の手数の関係上業物臨戦で充分維持が可能である。
  • 本作のテンプレ装備はほとんど雷耐性が低いので、精霊王の加護も相まって生存率向上につながるかもしれない。
    • この武器本体の殴り性能は低いのでそこはパーティメンバーの武器と相談しよう。

MHRise

  • 後輩共々復帰したが、これまた何故か氷属性に戻った。
    MH4とは違いセロヴィセロブランからの強化でもないのにである。
    かの煌黒龍並の不安定っぷりである。
    それに伴い、各種虫系素材に加えて氷属性系の素材が要求される。
    龍属性ではない、ということで古龍素材は不要であるが、
    ヤツカダキ素材は必要なため最終強化はさほど早くない。
  • 最終強化はマギアチャーム=ベル。
    攻撃力180はMHXと同じだが、属性値は20と大幅に下がってしまった。
    加えて斬れ味も素でごく短い青、匠でも白は出ないと物理面にも期待できない。
    貴重なLv3スロットを有する武器でもあるのだし、白ゲージさえあれば活かせそうだったのだが…。
    • 緑ゲージは長大なため、鈍器運用の選択肢も存在する。乙女チック鈍器
      折角のLv3スロットが勿体ないところではあるが。
  • 旋律は
    • 体力回復【小】
    • 音の防壁
    • 解毒&体力回復【小】
    …とゴリ押し防御一辺倒。
    氷属性武器としてはよりにもよって使いやすいAボタンに音の防壁が割り当てられているというのが痛い。
    音の防壁はダメージ軽減のないハイパーアーマーであり、強力な旋律ではあるのだが、
    使いどころを選ばねば味方全員多段攻撃に弱くなるという危険性も孕む。
    そしてこれまたよりにもよって氷弱点のラージャンやテオ・テスカトルが強力な多段攻撃持ちなのである。
    今作の後輩はかなり頑張ってると言うのにこっちはこの有様である
    • ちなみに1本で2種類の体力回復旋律を持つ笛は、百竜笛の【回復】I旋律を除けばこれが唯一。
      回復量はどちらも【小】なので微々たるものだが、旋律モード:響と共鳴音珠を組み合わせれば
      同時演奏でそこそこの回復力にはなる。
      それでも回復【大】を持つ笛の方が効率的なのだが…
  • 百竜強化は属性強化III、鈍刃の一撃、鉄蟲糸技強化の3種。
    性能の低い鈍刃の一撃はさておいて、属性強化と鉄蟲糸技強化から選ぶことになるだろう。
    フルーツ震打で乙女チックな必殺技を演出するのも一興。モーションはエアギターだが。
  • 百竜武器の見た目変更にも対応している。
    百竜笛の場合、音色もしっかり変更先と同じになるため
    微妙性能のこちらとは打って変わって高性能を保ったまま乙女チックサウンドをかき鳴らすことができるようになった。
    勿論百竜笛の属性を龍にしてかつての禍々しさ、旋律を再現するのもアリ。

MHR:S

  • マスターランク解禁により、さらなる強化が可能に。
    「女性ハンターに大人気のマギアチャームを究極☆進化!」とのこと。
    マギアチャーム=ベル改を経て、傀異化素材を使用することで究極恋鐘マギクローシュとなる。
  • 攻撃力330は氷属性笛としては最高値であり、氷27という属性値も物理寄り属性狩猟笛としては高め。
    しかし総合的な攻撃面で言うと、ルナガロンの氷狩猟笛、氷輪弦フォルモントが強大なライバルとなってしまう。
    フォルモントは攻撃力320・氷25と一見して劣っているように見えるが、素の紫ゲージと属性攻撃力UPの旋律によって
    物理属性両方の火力で上回っている。また斬れ味継続回復の旋律によって紫ゲージを維持できるという優秀さ。
    こちらも匠Lv1から紫ゲージを得られるので対抗できなくもないが、やはり安定性には欠ける。
    また、Lv4スロットが一つ付いているのは評価点だが、
    拡張性という点では飛甲虫武器のセロヴィトレスブランには勝てない(Lv4、3、1)。
  • マギアチャーム=ベル改に強化した際、Xボタン旋律の体力回復【小】が【大】に強化される。
    これにより多重演奏や三音演奏で一度に30回復できる唯一の武器となった。
    共鳴音珠で二重に回復旋律を奏でれば、生命の粉塵をも超える回復力を発揮するようになり
    乙女チックゴリ押しサウンドに磨きがかかった。
    • ちなみに音の防壁と体力回復【大】を両立しているのはこの笛のみ(体力継続回復と両立する笛は存在する)。
      強烈な連続攻撃の多いマスターランクでの音の防壁はかなりのハイリスクだが、それを上回る回復を実現できれば、
      味方の強力な技を強引に通す機会が生まれる…かもしれない。
      とはいえ危険極まりないのは変わらないので野良では禁忌。使うなら身内かつ了承を得てからが吉。
      • ver.13.0.0アップデートにて、新スキル狂化が登場。
        己の体力が急速に減少する代わりにダメージを受けなくなるというものだが、
        かつて存在したどこか似ているスキルとは異なり、その状態のまま回復することは可能。
        また、「吹っ飛び無効だがダメージは受ける」あちらとは逆に、
        狂化は「ダメージ無効だが吹っ飛びは受ける」仕様となっている。
        つまり、相性の良い旋律は回復音の防壁である。お誂え向きである。
        狂化で消えゆく己の身命を体力回復【大】で無理やり継ぎ足しながら、
        音の防壁とダメージ無効の組み合わせでモンスターの大半の攻撃を無効化するという、
        ゴリ押しの極みあらゆる防御を上回る狂った一発芸特技を手に入れた。
        誰が呼んだか闇堕ち魔法少女どこか見覚えのある戦法である
        とはいえやはり大ダメージを受け続けているといずれは体力回復が減少に追いつかなくなる。
        度々隙を見て朱の書に切り替えるようにしよう。ご利用は計画的に。
        あるいは血氣等も併用して最大まで加速したスリップダメージ下で体力を無理矢理維持するのも一興か。
      • 錬成ボーナスと狂化奮闘業鎧の確立により、属性値については龍気変換を採用した狩猟笛に
        引けを取らないレベルにまで向上した。
        狂化のスリップダメージ緩和に必要な鋼殻の恩恵がそのまま属性値アップに繋がる点も良相性。
        傀異錬成と護石を頑張る必要はあるが、装備を突き詰めれば
        スタミナ無限、吹っ飛び無効かつほぼ無敵、高属性値による大ダメージ
        最終的に一発芸どころか、特別討究のソロで氷属性弱点のモンスターに担ぐ事を真剣に検討できる性能を手に入れた。
  • 余談だが、本作においてもVer.12で武器重ね着が解放された為、
    やろうと思えば別の龍属性武器にこの武器のガワを被せる事で、
    昔懐かし(?)禍々しいエフェクトのマギアチャームを擬似的に扱える様になった。
    勿論、本武器の熱烈な愛好家で有れば、龍属性以外の武器に見た目を重ねて遊ぶのも良いだろう。

MHST

  • 乙女チックサウンド、ストーリーズの舞台にも進出!
    ……だがその入手方法に難があり、なんと例のトラウマクエストをクリアしないと生産は不可能。
    MHXの後のタイミングで発売された作品のため、龍属性武器になっている。
  • ストーリーのラスボスを倒しエンディングを迎えれば、上位強化が可能になる。
    最終強化段階のマギアチャーム=ベルの性能は攻撃力116・会心率4%・龍属性8であり、
    3ターンの間、味方全体のHPが徐々に回復する「活力のソナタ」が使える。

MHST2

  • 引き続き登場。
    今回はメラルー商会にてビンの王冠20個で購入できる。
    MHRiseの後のタイミングで発売された作品であるが、氷属性ではなく龍属性武器になっている。
  • ストーリーのラスボスを倒しエンディングを迎えれば、上位強化が可能になる。
    最終強化段階のマギアチャーム=ベルの性能は
    • 攻撃力176(最終強化時)
    • 会心率5%
    • 龍属性
    • 歌タイプ
    他の龍属性狩猟笛はどれもこれより攻撃力が高い為、一見すると使いどころが乏しい武器に見えるが、
    他の龍属性笛が曲タイプなのに対し、これだけは歌タイプである。
    どうせならメロディタイプにしてくれた方がマギアチャームらしくなるのだが

余談

  • 「氷属性」「変身ロッド」「でも鈍器」という扱いの武器に、
    同じくカプコンの「戦国BASARAシリーズ」に登場するキャラクター、
    「いつき」の武器「魔法大作戦」がある。
    マギアチャームは初出が龍属性のため、これが元ネタかは怪しいが。

関連項目

アイテム/ハナスズムシ
武器/マギア=ピタリーン - 魔法少女ステッキ第2弾