スコーピオン

優れた精度を誇る。
あらゆる照準器の理想形。

形状

概要

スペック

基本情報

パワースコア	必要電力	耐久値	重量	リチャージ方式	弾薬数
3600	6	552	900kg	リロード	12

攻撃力

攻撃属性	爆破半径	ダメージ (単発)	連射回数	ダメージ (1連射)	連射間隔	BDPS	リチャージ	DPS
銃撃		266	1回		秒		5.5秒

アップデート0.13.80以前

攻撃属性	爆破半径	ダメージ (単発)	連射回数	ダメージ (1連射)	連射間隔	BDPS	リチャージ	DPS
銃撃		280	1回		秒		秒

アップデート0.10.60以前

アップデート0.10.60以前

攻撃属性	爆破半径	ダメージ (単発)	連射回数	ダメージ (1連射)	連射間隔	BDPS	リチャージ	DPS
銃撃		329	1回		秒		秒

ゲーム内グラフ

ダメージ	射撃速度	射程距離	命中率
9.1	4.9	9	10

オプション

テキスト
投射物は最大2メートルの装甲を貫通する、しかしダメージが軽減する
効果
弾丸が敵に接触してから6マス強程度までの貫通が保証され、弾丸がパーツに接触しダメージが発生する度に攻撃力が10%減衰する。一つのパーツに対してダメージが発生するのは一回限りで、着弾箇所から6マス強まで貫通した時点で残り攻撃力に関係なく弾丸は消滅する。

アップデート0.10.60以前

テキスト
投射物は最大2メートルの装甲を貫通する、しかしダメージが軽減する
効果
弾丸が敵に接触してから6マス強程度までの貫通が保証され、弾丸がパーツに接触しダメージが発生する度に攻撃力が20%減衰する。一つのパーツに対してダメージが発生するのは一回限りで、着弾箇所から6マス強まで貫通した時点で残り攻撃力に関係なく弾丸は消滅する。

製造

解説

プレイヤーが戦歴を重ね装備が充実し、エピックやレジェンダリー装備を十分に取り入れた強力なビルドで出撃するようになった頃、その自慢の車両がある日突然何の前触れもなく半壊、または爆発四散することがある。
慌てて何が起きたか周囲を見回し、空中に残った特徴的な赤いラインから自分が何者かに射撃を受けたということを理解する。スコーピオンの仕業である。

早い話がこのゲーム中最強の射撃武器。
スコーピオンの絶対数が少ないためそう多く出くわすようなビルドではないものの、基礎攻撃力自体が全ての爆発物、殆どの武器、フレームブロック等を一撃で叩き壊せるレベルに達しており、更に長距離狙撃を容易にこなす高い精度と高弾速を備えている上、ある程度の装甲を貫通し内部に直接攻撃できるため、スコーピオン持ちのプレイヤーに狙われた場合には上述のような突然死にも似た現象が本当に起こる。

※以下、アップデート2.6.0.246784「RoadtoSingulaity」の仕様変更前の解説。

オプション効果の貫通は、一見するとハーベスターだのマンモスだのの派手に攻撃力を跳ね上げる武器類に比べるといまいち地味で冴えない印象を受けるプレイヤーもいるかも知れないが、「貫通」という能力を細かい仕様を考慮せず物凄く単純に捉えると、一度の射撃が2回ヒットすればダメージ量はおよそ倍、3つ貫通すればおよそ三倍である。上昇率が100%にも届かないような雑魚能力とは文字通り桁が違う。
実際には色々と減衰要素があるのでそこまでデタラメな上昇率にはならないが、適当に使ってもダメージを2～3倍程度には跳ね上げることはザラで、装甲を貫通してハードウェアなどを叩き壊す凶悪極まりない特性でもあるため、スコーピオンを使うプレイヤーはカメレオンで消えながら通り魔の如く爆発物を狙い撃つ死神のような存在になり得る。
“あらゆる照準器の理想形”は伊達ではない、ということだろう。

キャビン越しに一撃でジェネレーターを叩き壊すスコーピオンの図

アポロを積んだだけの闘牛士
～Before～
～After～

ダメージ量だけでなく、アポロの上に積んでいたAPC装甲が巻き添えで吹き飛んでいる点に注目して欲しい。
同じようにジェネレーターの近くにハードウェアを置いていた場合、それらは一撃で全滅するという事を示している。

 

対スコーピオンという観点から言えば、耐久値は高いが巨大で被弾しやすいアポロより、サイズが小さく被弾しにくいガスジェーンを使った方がいくらか安全かも知れない。

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長所を見ればほぼほぼ無敵のように思えるスコーピオンだが、欠点が無いこともない。

第一に挙げられるのは、攻撃力は高いものの、リロードも長いこと。つまりDPS自体はさほど高くないことだろう。
初弾で敵を倒しきったり、敵の攻撃を回避して先制攻撃を繰り返したり、遠距離から一方的にタコ殴りにできるなら大した欠点ではないが、簡単に殴り倒せない相手と腰を据えての殴り合いに持ち込まれると厳しい。
素早く動きまわる相手にミスショットをした場合の被害も甚大だし、地雷やドローンなど、子機を展開されると処理しづらい、といった点もある。

次に、複数パーツに命中することでダメージを跳ね上げるとはいっても、被弾したパーツの耐久力が与ダメージの上限となること。
そのため、弾丸の攻撃力がどれだけ高くとも、耐久10や20の低耐久パーツにしか命中しなければ殆どダメージは出ない。
貫通効果は一度着弾した箇所から6マス程度が限界なので、その距離間に高耐久のパーツが存在しなければ、スコーピオンのダメージはほぼほぼ無効化できる。
もしくは大型キャビンなど、物凄い厚みのある高耐久パーツなどに命中した場合も、必然的に貫通できるパーツ数が少なくなりダメージ量が増えづらくなる。

また、スコーピオン特有の仕様として、なにかパーツに命中するたび弾丸攻撃力が1割ずつ減っていく。
例として、攻撃力200の弾丸が耐久10のパーツに命中した場合、通常の銃撃属性であれば余剰攻撃力190の弾丸が貫通して直進するが、スコーピオンの場合は200から1割引かれて180の弾丸が直進する。
そのため、低耐久パーツが大量に散らされたスカスカの大型ビルドに対しては、スコーピオンの弾丸は通常の銃撃武器以上に減衰しやすい。つまり、ルナティック系の低耐久パーツがハリネズミのように飛び出ているビルドがある種の最適解と言える。
無論、スコーピオンで殴られた低耐久装甲は基本的に全て壊されてしまうのでそう何度も使えるような防御策ではないが、スコーピオンの攻撃を受けて耐える方向性で考える場合、射線上にゴミパーツが1つでも間にあれば大きく攻撃力が減るというのは覚えておくと良い。

しかし、多少オプション効果を弱める手段はあれど基礎攻撃力だけでも十分以上の単発攻撃力を持っていることは疑いない。
自分一人がスコーピオンに狙われなくとも、味方を食い荒らして試合を傾けかねないため、素早く仕留める手段がなければ苦しい展開になりがち。
とはいえ具体的な方法論としては「突然襲いかかって撃ち返す暇を与えず仕留めてしまう」とか、「スコーピオン一人に対して数人がかりで襲いかかる」とか、それができれば苦労しねぇよレベルの話しかできそうにない。
正直、こいつの射撃痕を見かけたら即座にガレージに戻ってマッチングを引き直しても誰も咎めない気がする。

アップデート0.12.90で弾のオブジェクトサイズが縮小された。
……空間装甲が生まれた元凶に、どうして空間装甲耐性を付けたのか。運営の意図がマジ意味不明。
縮小された弾のサイズは、アップデート0.13.00で元のサイズの3分の2弱に戻された。
やはりスコーピオンの弾のサイズを小さくしすぎたのはまずかったと運営も思ったようだ。

装備相性

どういう組み合わせでもある程度の強さはあるものの、単発攻撃力と攻撃精度に強みを持つ武器なので、機動力にウェイトを置いた軽量ビルドと相性が良い。

ホバー

CROSSOUT屈指の害悪。
ホバーによる機動力とスコーピオンの火力によるヒットアンドアウェイは、ほぼ全ての相手を駆逐できる。
打たれ弱いので、無理矢理詰め寄られると案外アッサリ倒されたりする。

ニュートリノ

高威力・長射程・高精度・弾道落下なしの狙撃運用という道徳を学びそこねたプレイヤー向けの組み合わせ。
即時着弾でないこと以外になんら短所がなく、スコピ使いに人気が高い。高PS帯で迂闊に身を晒していると結構な頻度でスコーピオンが飛んでくるので注意が必要。

ステルス、グリフォン

突然現れて即死攻撃をしてくる、そんなクソったれ敵に回したくない組み合わせ。
当然撃ってから隠れたりもできるので、本当に危険な存在になる。プレデターかな？

デッドマン

リロード短縮が付いた軽量キャビン。
コロッサスのリロード短縮が無くなって以来、スコーピオンホバーのハードウェア構成が試行錯誤されていた。
デッドマンの登場でスコーピオンx1・エンジン・精密レーダー・ステルス・リチャージブースター構成が登場。
超高PS帯ではスコーピオンx2が多いが、PSが下がるとこの組み合わせの比重が増えつつある。

対策装備

まず前提として、スコーピオン×2の攻撃に耐えられる武器はほぼ存在しない。その上、精度と弾速が異様に高いため、恐ろしく正確に狙った位置を撃ち抜いてくる。
相手はその強みを押し付けるべく先制攻撃で急所を狙ってくるが、その一撃で武器を壊され攻撃力が激減すると以降の打ち合いは相当な不利を被る。爆発物や主要フレームブロックを壊されれば一撃死もあり得る。
並程度の耐久値しか持たない殆どの武器は、スコーピオン側がミスショットしなければ勝ち目はかなり薄いと言っていい。
高耐久武器もWスコーピオンで2～3度攻撃を受けると簡単に壊れるため、やはり勝ち目は薄い。
よしんば殴り勝ったとしても、一撃500オーバーの攻撃力が武器に直撃すれば、それだけでもかなりシャレにならない。

対処法としては、スコーピオン側がやりたいように動くと勝ち目はほぼないので、それをどう崩すかという話になる。
こちらが先手を取ってスコーピオンの反撃を受けずに倒し切ってしまえるならそれが理想だが、スコーピオン側も先手を取ることに腐心しているのだから、色々と難しいものがある。

一案としては、弱点に攻撃されづらくなるよう、とにかく高速で動き回ること。
ただ、高速機動に向いた中量以下の小型キャビンの耐久力で、スコーピオンの火力に耐え切るのは厳しい。外装を広く薄く張り巡らせれば、当たりどころによっては大幅に減衰するのでどうにか、といったところ。
スコーピオンの弾速はかなり速い部類。回避したいなら100km/h程度の速度では全く安心できないので、本格的に対抗するならブースターも導入したい。

もう一つは、出来る限り武器を隠しキャビンで受ける。もしくは、武器を一切露出させないこと。
キャビンサイズだけで6マス以上確保できれば、キャビンごしに装備が攻撃される心配は無い。
スコーピオンは単発威力は高いもののDPSはそこまでではないので、本気でHPを底上げした重量キャビンならそこそこ耐えることができる。
スコーピオンに隠している武器を狙い撃たれるかは交戦距離や武器形状によって異なるが、ドローンや誘導ミサイルなど、完全にキャビン裏に隠してしまえる装備であれば、スコーピオンに狙い撃たれる心配はほぼ無いだろう。
ただし、回り込まれたりフレームブロックや武器を狙い撃たれないように注意が必要。

また、スコーピオン側は、射撃後のリロード中に身を晒すメリットは基本的に無い。撃ち終わったら即座に隠れ、装填が終わったら現れて、撃ってはまた隠れる。といった立ち回りが基本になる。
なので、スコーピオンを装備する軽量機に一方的に置き去りにされない程度の機動力は必須と思っていい。装甲型クローラーにゴールデンイーグルを合わせて70km/hなら、相手がブースターでも装備していない限りギリギリ追いすがれはするだろう。
それ以下は手も足も出ず滅多打ちにされる覚悟が必要。

ヴァリファイア

ステルス状態で落ち着いて狙いを定められると初撃で致命傷になりかねない。スコーピオン対策の最重要装備と言える。
また、スコーピオンに殴られ痛い思いをしながら距離を詰めても、透明化で逃げられてしまえば泣くに泣けない。そういう意味でも可能な限り積んでおきたい。
ヴァリファイアで対策できないグリフォンなどというキャビンが存在するが。頼む今すぐ死んでくれ。

パニッシャー

パニッシャー×3なら、先手を取って20発程度スコーピオンを殴れば破壊可能。パニッシャー×2でも30発程度で壊せる。
20発程度なら、ノヴァやイージスプライムでギリギリ凌げないこともないし、パニッシャー側にも攻撃力を高めるオプション能力とスコーピオン一発程度なら耐える程度の耐久値もある。
スコーピオン側に先手を取られたり、撃ち逃げ戦法を徹底されたりしなければ勝ち目のない勝負でもない。

ドローン、ネスト、ハリケーン、マンドレイク

車体裏に完全に隠しても戦える装備。
重量キャビンと組み合わせればスコーピオンに対して強力な武器となり得る。
とにかくキャビンで耐えるならコホートやバスティオン、逃さず距離を詰めるなら横綱が良いだろう。
ドローンや誘導ミサイルをほぼ無効化してしまうグリフォンがいるんですけどね。頼む今すぐ死んでくれ。

アナイアレイター

逃げ回るホバーなどに遠隔でスリップダメージと鈍足を付与できる特効装備。
スコーピオンでこいつを撃ち抜くのは相当なプレイヤースキルが必要。
基本的にスコーピオンはアナイアレイターに絡まれてターゲットロックを外す手段もない場合、手も足も出ず滅多打ちにされるものと思っていい。

CC-18 タイフーン、ZS-52 マストドン、怪獣

スコーピオン×2の直撃をもらっても単純な耐久値で耐え得る数少ない装備。
とはいえそう長くは耐えられないため、さほど有利という訳でもない。瞬殺されなければ、あるいは先制できれば戦えなくもないか？ といったところ。
スコーピオンの攻撃力を武器で受け止める以上、長期戦にはなり得ないので、コホート、機械クラフター辺りで少しでも防御力を水増しすることを考えると良いだろう。

ショットガン、火炎武器、フォーチューン、ヤマアラシ

電光石火で距離を詰め高DPSを流し込む近接戦闘法ならば、上手くハマればスコーピオンに有利を取ることが可能。
まぁ、スコーピオン側の先制攻撃で潰されなければの話ではあるが……。
接近を察知されないことを重視すべきなので、グリフォンやステルスの併用が推奨される。

ブースター

流石に電力を消費してまで速度を追い求めるプレイヤーは少なく、一部の特殊ビルド御用達の変態装備だが、初撃が冗談抜きに致命傷になりかねない対スコーピオンを想定するなら、割とマジメに選択肢に入る。
200km/h前後の高速で迫ってくる機体を迎撃するのは、どんなビルドでも難しい。

フラッシュ I

距離を詰めてデバフ効果で敵の速度と装填速度を殺し、下からカチ上げるなり射角の取れない方向に回り込むなりといった動きで、理屈の上ではスコーピオン含め多くの装填武器を無力化できる。

ホバー

いかに高い攻撃力を持っていようと単発攻撃であるからして、避けてしまえばどうということはない。
スコーピオンの弾は高速故に避けるのは容易ではないが、不規則な動きで相手を惑わし、弾が外れてくれることを祈ろう。
……耐久値的に当たれば一発で破壊されてしまうが、PS無制限帯であれば数を増やすことである程度余裕を持たすことは可能。

 

アップデート

関連項目

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