Tier 2 イギリス 中戦車 Cruiser Mk. III (クルーザー マーク スリー)
Tier2のイギリス中戦車。Tier内で屈指の実力を誇る。
Vickers Medium Mk. Iとは違い、巡航戦車の名に恥じない最高速と加速力を持つ。
特に、2発1セットの40mm Pom-Pom砲は非常に強力だ。しかし、機関砲なので精度にて劣っている点に注意。
搭乗員スキル【低反動】があるとまとまって着弾し易くなる。次のcruiser IVも似た特製の主砲を持つので、優先して習得するのをお勧めする。
基本性能(v7.2.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Cruiser III | II | イギリス | 中戦車 | 390~430 | 25/20/20 | 42/20 | 14.67 | 1,200 |
---|
武装
砲塔:Cruiser Mk. III(初期)
通常砲
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
II | QF Mk. IX | 12.00 | AP | 44 | 45 | 540 | 0.36 | 1.2 | 64 | 8 | 130 | +20° -15° |
---|
砲塔:Cruiser Mk. III*(後期)
通常砲
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
II | QF Mk. IX | 12.00 | AP | 44 | 45 | 540 | 0.36 | 1.1 | 70 | 8 | 130 | +20° -15° |
---|
機関砲
Tier | 名称 | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉装填速度(s) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | Pom-Pom MK. II | 1/1.00 | 8.00 | AP | 49 | 50 | 100 | 667 | 0.40 | 1.2 | 2/60 | 8 | 359 | +20° -15° |
---|
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
II | Cruiser Mk. III | 30/20/20 | 38 | 230 | 2,250 |
---|---|---|---|---|---|
III | Cruiser Mk. III* | 35/25/25 | 42 | 230 | 2,500 |
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
III | Nuffield Liberty Mk. II | 315 | 20 | 383 |
---|
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
II | Cruiser Mk. III | 17.00 | 44 | 4,500 |
---|
乗員
- Commander
- Commander
- Radio Operator
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
派生元:Cruiser II
派生先:Cruiser IV
開発ツリー
Cruiser II | ━ | Cruiser III 680 | ━ | QF 2-pdr Mk. IX 540 | ━ | Cruiser Mk. III* 180 | ━ | 40 mm Pom-Pom 1,800 | ━ | Cruiser IV 2,700 41,000 |
━ | Cruiser Mk. III | |||||||||
━ | Nuffield Liberty Mk. II | |||||||||
━ | Cruiser Mk. III |
:必要経験値
解説
立ち回り方
イギリスのTier2中戦車。基本的な車両コンセプトは変わらず、高い瞬間火力を持つPom-Pom砲を扱うことができる。ある意味主砲が据え置きで強化されていないようにも思えるがまだ貫通力には比較的余裕があり、装填速度と機動力の向上を素直に実感できるだろう。
火力
- QF 2-pdr Mk. IX
初期砲、イギリスの象徴ともいえる、低い単発火力と高い発射速度を備えている。貫通力は44mmであり、Tierでは平均的な貫通力だ。威力もそこそこで、精度・発射速度共に優秀である。 - 40mm Pom-Pom
最終砲、瞬間火力に特化した砲であり、高めの単発火力を誇る弾を2発1セットで発射できる。貫通できる相手ならば短時間に大ダメージを与える事が可能だ。しかし撃ち切ったあとの再装填が長く、装填中に攻められると痛手を負う。なるべく撃ち切ったあとは遮蔽物に隠れるなり、隙をなくすよう心掛けよう。また連射する度に収束が拡散するので比較的近距離で砲撃を加え、全弾を確実に当てていきたい。
防御力
軽戦車の宿命である、薄い装甲は敵の砲弾を防いでいくのは困難極まりない。Cruiser IIよりも薄くなった。
機動力
やっと軽戦車らしい高い機動力を持つようになった。機動力を生かして敵陣の裏を突いたり、敵戦車の側背面に回り込んで攻撃を加えることも可能だ。特に加速力の向上が大きく、一撃離脱が容易になった。
総評
本車は低い単発火力と高い発射速度を持つ主砲を備えていながら薄い装甲ゆえに積極的に撃ち込む事が苦手である。高い機動力を生かして裏取りや側背面に回り込んで複数弾の砲撃を加えるなど、柔軟な動きで相手を翻弄していこう。
このルートの車輌は車体が脆いという特徴を持つため、地形を利用してのハルダウンなどのテクニックは必須である。砲塔は大きめだが、俯角も取れるこの車輌で早めに慣れておく方が良いだろう。
初心者指南
立ち回り方
やぁ、紳士の諸君、Cruiser IIの使い心地はどうかね?レディーファーストという言葉をちゃんと守ってるかな?
Cruiser IIの操作にはもう慣れたという紳士諸君、次のステップアップとしてCruiser IIIに乗り換えなさい。
英国紳士たるもの、産業革命のように世界をリードする存在でないとならないからね。
という訳で解説に移ろう。Cruiser IIIはCruiser IIを進化させた戦車だ、
と言ってもぱっと見じゃあ同じ外観にしか見えないだろう。
しかしね、よく見るとかなり違うものがあるんだよ。
だから間違い探しのように探してみなさい、勘の鋭い紳士諸君なら素早く見つかるだろう。
転輪だとか、空間装甲を採用したことだとか、乗員配置を見直したことだとか......
とはいっても、まぁ、外観の違いはあまり無い。
その分中身はかなり進化しているぞ。まずは武装から見てみよう。
火力
まあ慣れ親しんだというか代り映えしないというか...
まずQF 2-pdr Mk. IX。
読んでの通り2ポンド砲で初期状態ではこれを搭載することになるだろう。
癖が強く習熟を要する自動装填砲より汎用性は高い言えるだろう。
次に40mm Pom-Pom
これも引き継ぎだし大丈夫だろう。対空砲としても有名なVickers QFの40mm2ポンド砲を戦車砲として運用したなら というif産物なのだがまあそんな細かい事はいいだろう。
装填が弾倉交換になり残弾数にかかわらず再装填に9.5秒を要するがまあこれも知っての通りだろう。
防御力
軽戦車とは何かということを熟慮した結果装甲の見直しが行われた。結果車体装甲が軽量化され、砲塔は増厚された。
なに、車体装甲の減厚は悪い事じゃないよ。つまりそれは軽量化、機動力の向上につながるということだからね。
しかしまあ車体側面や背面を垂直に撃たれたら高確率で貫通を許すようになったということではあるから、そこは気を付けなくてはいけないね。尤も側背面を撃たれること自体が戦車戦では褒められるものではないがね。
機動性
これに関してはさすが軽戦車というほかない。
Tierトップなどといった称号は無いのだが全てが中の上辺りで纏まっていてとても取り回しが良い。
挟撃、裏どり、格闘戦に相手の背面への横付け、不足なく実践できるはずだ。
若干直線番長である感は否めないがね。しかし加速力が改善されたことで前身に比べこれらは格段にやりやすくなった。
立ち回り
まあ基本的には前身と同じだ。
ただ主砲によって少し運用が変わってきてね。
2ポンド砲は一発ごとに装填を行うため、停止しての射撃の場合常に完全に収束した状態での射撃が可能だ。
これを利用して履帯の破損した敵車両の履帯をさらに執拗に攻撃し身動きの取れないまま撃破する、通称履帯ハメができる。中~遠距離戦から、高い発射レートを生かした近距離の格闘戦まで万能にこなす。
ポンポン砲は連射する特性上拡散した状態での射撃が多い。勿論立ち止まって収束を待っても良いのだがね、
それでは普通の砲と同じだ。
この特性を生かせる、近~中距離からの集中射撃がまず一つ。貫通すれば駆逐戦車の単発並みのダメージが入る。
もう一つが稜線や遮蔽を生かし引きながら戦う近距離戦。9秒のリロード時間さえカバーできればこの車両は単発80でダメージ交換ができるのだ。勿論複数台に狙われていてはこの技は使えないがね。
最後に裏取り。敵の前衛部隊の裏をかき後衛部隊を叩き、混乱させる事だ。初心者の多いこのTierではスキル第六感が発動する前に敵の接近に気づくような車長は多くない。
だから砲塔の向いていない方向から機動力を生かし素早く慎重に忍び寄り、手痛い一撃をお見舞いしてやれ。
それでもこちらを見向きしないような怠け者にはされにもう一弾倉お見舞いしてやれ。160ダメージも与えれば耐久の半分は与えたこととなる。
そしてかき回すだけかき回したら、”迅速に”退散するんだぞ。怒りを買って反撃された結果撃破されたと来てはそれはその奇襲攻撃の一切の価値がなくなるからね。
戦いで最も大切なのは いかにして利益を得るか だ。蛮勇なんぞ他に食わせておけばいいさ。
それから最後に、決して相手の射線で立ち止まらないこと。
本車両の装甲は大口径砲や機関砲に容易に貫かれてしまう。高い砲性能を持つ本車は特に狙われやすいから気をつけるんだ。
視認は最長でも12秒で切れる。隠れて反撃の機会を待つのも重要だ。
特徴
長所
- 最高速と加速力が高い
- 単発式で2発1セットと攻撃力の高い40mm Pom-Pom砲を搭載可能
- 深い俯角
- さり気なく改良砲塔に空間装甲が...
機能してるかは不明
短所
- 前身より薄い装甲
- 旋回性能はそれほどでもない
初期の研究
- 40mm Pom-Pom砲の火力は素晴らしい。必要経験値は少々多いが、その分優秀なので真っ先に開発しよう。
歴史背景
巡航戦車 Mk.III(Tank, Cruiser Mk.III)は、第二次世界大戦中にイギリス陸軍が使用した巡航戦車である。イギリスが大戦を通して使用したクリスティー型の巡航戦車の最初のタイプで、大戦直前に65両が生産され、主に大戦初期に使用された。
1936年、イギリス陸軍は、主力となる中戦車を軽装甲・高速の巡航戦車、重装甲・低速の歩兵戦車の2種に分けて開発を行うとの決定を下した。当時すでに開発が進められていた中戦車A9が巡航戦車 Mk.Iとして採用されたが、これに使われたスローモーション・タイプのサスペンションは、安定性は高いものの高速走行には向かないものであった。
一方、1936年9月にソビエト連邦軍(赤軍)の秋期演習を見学したウェーベル将軍とマーテル大佐は、アメリカのクリスティー式戦車をもとに開発された快速戦車BTに強い感銘を受け、その結果、イギリスでもクリスティー戦車の導入が図られることとなった。イギリスは、モーリス社が受け皿となってクリスティー戦車M1932を購入するとともにクリスティー本人を技術指導に招き、その改良型の開発が進められた。
ソ連のBT戦車が、特にその最初期はほぼクリスティーの設計そのままだったのに対し、モーリス社が開発したA13は車体が拡大され、巡航戦車 Mk.I とほぼ同型の3人用砲塔が搭載されるとともに、煩雑な装輪走行機能は廃止された。生産はモーリス社傘下のナフィールド社(Nuffield Mechanisation and Aero Ltd)が担当、オリジナルのクリスティー戦車にも搭載されていたリバティー・エンジンも、同社でライセンス生産が行われた。
試作車は1937年中にテストが行われ、1938年末もしくは1939年1月には量産1号車が完成、1939年夏までに発注分65両すべてが完成した。
もともと、装甲防御力を犠牲にして高速性能を追求した巡航戦車 Mk.III だが、それでも最大装甲厚14mmはあまりに薄く、1939年初めには巡航戦車の最大装甲厚を30mmに引き上げる訓令が出された。このため、装甲を強化した改良型A19 Mk.II(巡航戦車 Mk.IV)が作られ採用された。一部の巡航戦車 Mk.IIIは、後にMk.IV仕様に改修された。
第二次世界大戦勃発当時、巡航戦車 Mk.III は Mk.I、II、IV とともに巡航戦車の主力であり、フランスへ送られたイギリス海外派遣軍(BEF)の第一機甲師団に配備された。1940年にドイツ軍のフランス侵攻に伴い戦闘に投入され、大きな損害を蒙った。わずかに残った車両は、その後、ギリシャ戦線や北アフリカ戦線でも使用された。
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ツリー化、枝化とは?
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