公式ガイド(ウェイバックマシンによるアーカイブです)
概要 
World of Tanks Blitzでは、新しい車両やモジュールを入手するためには、その車両を研究し、購入する必要があります。
その研究に必要なのがEXP(経験値)*1、購入に必要なのがクレジットです。
クレジットで車両を購入して戦闘でEXPとクレジットを稼ぎ、貯めたEXPでモジュール・車両を開発、クレジットで新車両を購入...を繰り返すのが基本的なゲームの流れとなります。
注意 
非常に重要な点ですが、EXPやクレジットを得るためにはとにかく戦闘に参加することが必要です。
確かに、課金によってフリーEXPやクレジットを獲得し、低Tier車両を飛ばして開発を進めることはできます。また、戦闘に敗北しても多少のEXPは得られるため、負け続けでもいつかは上位Tierの車両を開発できます。
しかしプレイヤー自身の経験値が足りないまま高Tierに進んでも、地道にプレイしてきて研究・研鑽を積んだプレイヤーのカモにされるだけで、自分も相手も十分に楽しめません。
性急に高Tier車両の開発を進めることは非推奨です。まずは戦闘数をこなし、勝つため・生き残るための研鑽を重ねることを強く強く勧めます。
EXP(経験値) 
戦闘に参加すると、戦果や勝敗に応じて車両ごとにEXPを得られます。
EXPは4種類に分けられ、それぞれ使い道が異なります。
基本的に「リボンが表示されるような行動」をとればEXPが得られると考えてよいです。
- 敵を最初に発見する
- 敵戦車にダメージを与える
- 自分が発見した敵に味方がダメージを与える
- 自分の砲撃で敵車両のモジュールを破壊したり乗員を負傷させる
- 陣地の占領が成功した時に判定内に自分がいた場合
- 遭遇戦で陣地占領ポイントを一定値まで貯める(占領アシスト)
- 戦闘EXP
モジュール・派生車両の研究に使われます。
ガレージ画面では「アップグレード」タブに、開発ツリーでは車両のピンナップ右上にそれぞれ表示される数値です。水色の星が目印です。
戦闘EXPは、獲得した車両でだけ使用することができます。例えば、Tiger Iで貯めた戦闘EXPをPanther Iに使いまわすといったことはできません。
なお、クランサプライの取得経験値量は戦闘EXPを元に計算されます。また、後述の戦闘EXPブースターの加算分も反映されるので、車両の研究が終わった後も戦闘EXPブースターを使用して、早めに個人サプライレベルをMAXにすることを推奨します。
(個人サプライレベルをMAXにして、クランサプライレベル10のクランに所属すると、Tier8重戦車IS-5を1500Gで獲得できる等の様々な割引が発生します。)
- フリーEXP
クレジットなどと同様にプレイヤー単位で蓄積され、好きな車両・モジュールの開発に使用することができます。
画面右上にオレンジ色の星と一緒に表示される数値です。
戦闘EXPの5%がフリーEXPとして貯まるほか、エリートEXPをゴールドで変換することでも入手できます。
- 搭乗員EXP
搭乗員熟練度の向上や搭乗員スキルの育成に使われるEXPです。緑色の星が目印です。
搭乗員熟練度が100%未満なら搭乗員の育成、100%なら搭乗員スキルの育成にそれぞれ自動で使われます。
基本的に戦闘EXPと同量がもらえますが、搭乗員スキルの「教官」を取得すると、1~7%多くもらえます。
- エリートEXP
エリート車両(後述)・プレミアム車両・コレクター車両で獲得した戦闘EXPを特にこう呼びます。白い星が目印です。
ゴールドを使ってフリーEXPに変換したり、搭乗員スキルの育成に充てたりすることができます。

獲得したEXP量は、戦闘結果画面の「詳細」→「EXP」で確認できます。
フリーEXPはどの車両でも使用できるので、戦闘EXPが足りないときや全くない時に、フリーEXPで足りない分を補って、新パーツやツリーの次の車両を開発することができます。
しかし特に高Tierになってくると、初期装備では満足に戦えないことが多くなり、モジュール開発にかかる費用も多くなってきます。そうした時のために、フリーEXPはなるべく使わず貯めておくとよいでしょう。
エリート車両 
技術ツリー車両のすべてのモジュールと派生車両を研究済みにする(俗に「エリート化」と呼ばれます)*2と、その車両は「エリート車両」となります。
エリート車両は、蓄積される戦闘EXPがエリートEXPとなり、搭乗員スキルの育成加速、ゴールドを使ってのフリーEXPへの変換ができるようになります。
プレミアム車両・コレクター車両は最初からエリート車両扱いとなっています。
なお、一度エリート化した車両にアップデートで派生先が追加された場合でも、エリート化が解除されたりはしません。
ただしフリーEXPの変換時にEXPが消費されてしまう恐れがあるため、フリーEXPを入手する際は注意してください。
クレジット 
最も広く使用されるゲーム内通貨がクレジットです。
戦闘が終わると戦果に応じて入手できる他、車両を売却したり、ゴールドから変換したりすることで入手できます。
クレジットには主に次の使い道があります。
- 車両を買う
相応の(下記の内容よりは高額の)クレジットを積むことで、新たな車両を購入できます。 - 拡張パーツを開放する
車両性能を強化するためのパーツを買うことができます。 - 弾薬などを買う
砲弾(課金弾)、消耗品・常備品を購入する際に必要です。 - 搭乗員を訓練する
搭乗員熟練度は75%までならクレジットで上げることができます。
また、クレジットを消費することで搭乗員スキル訓練促進に使うエリートEXPを節約できるほか、一定レベル以上は促進にクレジット消費が必須になります。
新車を買うと、弾薬代(課金弾)や常備品、拡張パーツ代で、おおよそ本体価格の1.5倍~2倍のクレジットが必要です。
このため、他に稼ぎに使える車両がない限りは、新車を買ったからといってすぐ前の車両を売却するのではなく取っておくのが吉です。
効率的なEXP・クレジットの貯め方 
- 初勝利ボーナス(EXP)
各車両ごとに、その日の初勝利の戦闘は、各種EXPの獲得量が2倍になります。キャンペーン中の場合は倍率が上がることもあります。
初勝利ボーナスは1日2回、15時・21時(日本時間)にリセットされ、持ち越しはできません。更新されたらなるべく消化しておくとよいでしょう。
- EXP証券(EXP)
EXP証券は、初勝利ボーナスと同様にEXP獲得量に倍率をかけてくれます。
所持している場合は強制的に適用されますが、戦闘に勝利した場合のみ消費され、敗北した場合は消費されません。
その車両限定で使えるものと全車両で使えるものとがあり、直接ショップで購入するほか、プレミアム車両・コレクター車両のおまけ、クランコンテナ・ミッションコンテナなどで獲得できます。
初勝利ボーナスが残っている場合は、倍率の高い方が優先されます。- 例
5倍EXP証券を持っている状態で初勝利ボーナス2倍が残っている場合、EXP獲得量は5倍→2倍→1倍となります。
- 例
- ブースター
ブースターを使用すると、EXP・クレジットの獲得量を増やすことができます。
使用は任意ですが、戦闘の勝敗に関わらず消費されます。
直接ショップで購入するほか、プレミアム車両・コレクター車両のおまけ、各種コンテナなどで獲得できます。「戦闘開始!」ボタンの左側のボタンからブースター画面に入ることができます。
適用したいブースターをタップし、レアリティを選択して適用します。適用中のブースターは明るく表示されます。
右側のカラムで適用中の効果を確認できます。
なお、プレミアムアカウントのボタンを押すとショップのプレミアムアカウントコーナーに遷移します。
- 特別戦の「転生」・「Burning Games」
転生・Burning Gamesは1度のマッチングで複数回出撃できますが、内部ではリスポーンした回数分の戦闘を行ったものとして扱われます。
これに合わせてEXP証券やブースターを使うことで、1度に大量のEXP・クレジットを稼ぐことができます。
- プレミアムアカウント
プレミアムアカウント使用時は獲得できるEXP・クレジット量が非プレミアム時の1.5倍となります。
アカウント用の証券はミッションコンテナなどから無課金でも入手できるため、集中してやり込む日に合わせて使うとよいです。
- プレミアム車両に乗る(クレジット)
最も手っ取り早い方法です。
プレミアム車両は技術ツリー車両に比べクレジット係数が高く設定されており、獲得できるクレジット量が多くなっています。
ただしプレミアム車両は使用にゴールド、つまりリアルマネーが必要です。
加えて技術ツリー車両と比べ扱いが難しい場合があるため、特に初心者やまだゲームのシステムなどをよく理解できていない人には全くおすすめできません。
- 低Tier車両に乗る(クレジット)
高Tier車両の場合は各種消耗品費が高く、勝った試合でも赤字になりがちです。
逆に低Tierのうちはそうした費用は比較的安いため、プレミアム車両がない場合はクレジット稼ぎ用と割り切って低Tier車両を持っておくのも手です。
- 課金弾を撃たないようにする(クレジット)
「課金弾を撃つな」という意味ではありません。「撃たなくてもよい立ち回りを工夫しよう」という意味です。
分厚い正面装甲を課金弾で無理やり撃ち抜くより、通常弾で脆い側面や弱点を狙撃したほうがお財布にやさしいです。
また敵戦車の装甲配置・弱点を覚えることになるため、プレイヤースキルの向上にもなります。
ペナルティ 
AFK(一切移動・行動をしない)をした場合、あるいは0ダメージで撃破されたような場合は妨害行為とみなされ、ペナルティとしてEXP・クレジットが獲得できないことがあります。
故意の切断や試合放棄による妨害はもってのほかですが、回線落ちの場合は再接続すれば復帰できる場合があります。
できるだけ通信状況のよい場所でプレイするよう心掛けるとともに、落ちてもあきらめずにできるだけ復帰を試みましょう。
研究 
研究した技術ツリー車両は、戦闘EXPを消費して、上位のモジュールや他の車両を研究することができます。
基本的には後に開発できるモジュールほど高性能なため、EXPが貯まり次第、順次研究・換装することになります。
特にTier5・6あたりからは、「初期状態では使い物にならず、最終状態まで開発して初めて本領発揮」という車両がほとんどです。
乗り始める前に、あらかじめフリーEXPを投入してモジュール研究・換装をしておくことを推奨します。研究の優先度は各戦車のページを参照してください。
研究の進め方 
装備や車両はツリー状につながっているため、順番に進めないと開発できません。
研究済みのモジュール・車両は緑、未研究のモジュール・車両はグレーで表示されます。
研究済みのモジュールと矢印で結ばれ、隣接しているモジュールだけが研究可能で、その先のモジュールは前のモジュールを研究しないと研究できません。
初期砲塔と後期砲塔がある場合、後期砲塔の先の枝にある主砲(画像の赤枠)は、後期砲塔を開発しないと搭載できず、また前期砲塔には搭載できません。
ただし、主砲が砲塔と独立した枝に存在する場合は、前期砲塔でも上位の砲を搭載することができます。
同じ国の車両では、他の車両と共通するモジュールが使用されていることがあります。そうした場合は、車両新規購入時点で既にそのモジュールが研究済みの状態でスタートできます。
またこれを利用して、他の車両を研究することでモジュールの研究費用を節約することもできます。あらかじめ技術ツリーを確認しておくとよいでしょう。

なお、アイテム「戦車研究用の証券」を使用すれば、割引価格で車両を研究することができます。
証券はミッションコンテナや、バトルパスの報酬として入手できます。入手機会が限られるため、使用の判断は慎重に行いましょう。
特性 


右側カラムでは車両の性能値を確認することができます。左タブで簡易表示、右タブで詳細表示を切り替えられます。
ここで表示される数値は、搭乗員・拡張パーツ・常備品の影響を受けた最終的な値です。
右側カラムの「特性」欄では、その車両の「防御力」「火力」「射撃有効性」「機動性」がパーセンテージで示されており、大まかな性能を知ることができます。
この数値は搭載するモジュールによって変動し、高いほど良い性能といえます。
関与する数値 | |
防御力 | HP、装甲厚 |
---|---|
火力 | 主砲のDPM(発射速度xダメージ) |
射撃有効性 | 主砲の貫通力、射撃精度、照準時間 |
機動性 | 車体の重量、エンジン出力、最高速度、旋回速度 |
車両特性値は公式サイトの戦車事典からも確認できます。
モジュールの選び方 
モジュールの左上には、そのモジュール性能相当のTierが表示してあります。ツリーを開発していくと数字が大きくなり、性能も良くなる場合がほとんどです。
どのモジュールも、基本的に最上位のモジュールを装備した場合が一番性能が良くなることが多いです。
主砲も、通常砲の場合は基本的に最上位Tierのもので問題ありません。
貫通力が一番高い主砲を選ぶのが基本ですが、KV-2のように特色ある主砲が持ち味の車両もあるため、一概に「貫通力のある砲が最適解」とは限りません。
迷ったらとりあえず本Wikiの車両別ページを見る、掲示板やコメント欄で先輩戦車長に質問するなどすれば間違いはないでしょう。
購入と売却 

車両の研究が完了すると、車両が購入できるようになります。購入にはガレージスロットに空きがある必要があります。
購入にはクレジットが必要で、高Tierになるほど高額になります。
バトルパスのプレミアム報酬「戦車購入用の証券」を使用すれば、割引価格での購入が可能です(画像)。

逆に、いらなくなった車両は購入価格の半額(50%)で売却できます。搭載していた消耗品・常備品・迷彩・課金弾も合わせて売却されます。
ただし、売却価格はクランサプライや割引キャンペーンの影響を受けるため注意してください。
プレミアム車両・コレクター車両を売却した場合は、公式ページのVRT(車両復元ツール)で買い戻せます。買い戻し期限はありません。
FAQ(よくある質問)のページも参照してください。
履帯を研究しました!orz -- 2022-12-09 (金) 22:38:52