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初めに
こちらのページは初心者さんにとっては少々難しい事が書いてあります。そのため、基礎編として車種別の基本・応用テクニックをご覧ください。
ここでは戦術について学びます。戦略についてはマップの見かたをご覧下さい。
戦術を扱うには基礎的な技術力が必須です。敵を狙い命中させる、戦車を思うように操ること等が出来て始めて、戦術を学ぶ段階に入れます。また、自身がよく乗る戦車の弱点などを含めた特性を全て理解した上ならば、更に強くなる知識になります。
偵察
強行偵察
ある程度の危険を冒して、通常より深く敵陣へと進行し、文字通り偵察を強行することであり、当然、走り偵察となります。
敵が分裂している、または芋るタイプの駆逐が多い時などに行うことが多いです。
失敗すると、いわゆる「開幕特攻」と変わらなくなる高等戦術なので、スピードと旋回性能、マップ上での自車両の走行位置と味方の配置状況の把握(これを走りながら行うのは至難)、地形の利用、敵の待ち伏せポイントの予測などが必要条件です。
強行偵察での優先順位は、1番目に生還すること、2番目に隠れた敵を発見すること、3番目に攻撃です。
その為には、マップの基本走行ルートを熟知し、かつ確実な退路と、少しの間隠れられる場所を把握しておかなければなりません。
また、走り方も重要で、快速戦車はただ直進するだけのほうがスピードに乗りやすく、最高速度も出ます。しかし、敵からみれば照準が合いやすく、偏差射撃がしやすくなります。そこで左右に軽く車体を振るって蛇行運転を推奨します。そうすることで敵がオートAIM(自動標準)を有効にしていると照準がぶれやすくなることで着弾しにくくなり、特に砲塔のない駆逐はまず当てることができなくなります。
もし、逃げ遅れた場合や出るタイミングを間違えて背を向けてでも急いで逃げる必要がある場面では、蛇行運転+敵が撃ってきたタイミングで敵からの射線と自車体の向きが一直線になるようにクイッと車体を回すことで、被弾面積と履帯切りによって追撃される可能性を大きく減少させることができます。このテクニックはあくまで緊急時のためのテクニックなので覚えておいて損はないが、そもそも背を向けて逃げる場面を作らないことを最大限意識してプレイしましょう。
殿(しんがり)偵察
アクティブスカウトの一種。味方が一方向に固まって進んだ際に、後ろから敵快速が奇襲をかけてくることを防ぐための偵察行動。
大抵は快速一両が残り、裏取り車両が来た場合に報告ののち頃合いを見て本隊に合流しよう。
裏取りをする相手としては、
・見られてしまった→見られただけなら残っている殿はLTだけだろう
・見られた挙句狙撃された→LT以外が見ている以上一旦出ないでおこう
となる為、安易に逃げ帰ってしまっては裏取りしてくださいと言っているようなものである。相手の手段を潰すことを第一に考えよう。
逆探知
軽、中戦車で偵察ポジションに入った時に、「敵が見えないから安全だと思って進んだら、隠れていた敵に袋叩きにされた」という事故を減らすためのテクニックだ。ロックフィールドや冬のマリノフカなどの両チーム共に初動の偵察に使える茂みがあるマップにおいては、どちらかの車両がスポットされるまで敵が茂みにいるのか、それとも誰も偵察に来ていないのか判断がつかない。こうした場合、敢えて自分から発砲すると自車両の隠蔽率が大幅に下がるため、もし敵が偵察に来ていた場合はほぼ確実に発見されることになる。逆に発砲しても自車両が発見されない場合、敵はおそらく偵察に来ていないと考えられる。
このように自車両の隠蔽率を意図的に下げて敵の有無を判断するテクニックは逆探知と呼ばれ、敵がいないのに無駄な戦力を割いたり、敵がいるのにいないと思って突っ込んでしまうようなことを避けるために有用だ。特に序盤の敵味方が互いに相手がどこにいるか判明していなかったり、終盤に生き残った車両がどこにいるか不明だったりする状況で効果を発揮する。
しかし極めて視認範囲の狭い戦車相手にはうまく効かない可能性があるため、第六感が発動しなかったから即ち安全と考えて突っ込んでしまうのもまた考えものである。進むべきかどうかは敵の編成や進軍ルートを見て総合的に判断しよう。
テクニック
射撃
偏差射撃
動いている敵戦車に対して射撃する際は、敵の移動速度、距離と砲弾の速度等を考え、命中点を予測して撃つ「偏差射撃」をする必要がある。
画像のように敵が動いている速度に応じて、敵の移動した先を狙うよう心掛けよう。
ただ、どう頑張っても静止時より命中率は下がるので、装填時間が長い場合は命中させることを優先させて敵の停車を待つのがいいだろう。
ちなみにオートエイム(自動照準)設定では、砲塔や砲身が自動で敵戦車を追いかけるだけであり、偏差射撃はされないので注意しよう(PCは除く)。
また、このゲームではレティクルの中央に対して自動で測距を行い、その点に弾着するように仰角が調整される。
その為、敵の背後がマップ外や遠くの地面となっている場合偏差をつけて撃つと車体に照準を合わせていない≒背後で測距してしまう事になる。
弾は等しく放物線を描いて飛ぶ為、遠距離へ射撃する場合は必然と山鳴りな弾道に調整する必要がある。よって前述の場合敵の頭上を飛び越してしまうことになる。
窪地の地形が多いBlitzでは大きな問題になることは少ないが、ブラインドショットや重力戦での対空射撃の際は以下のように対処しよう。
・敵がこちらに向かってくる場合などの車体に偏差を合わせられるタイミングで撃つ
・背後に壁がある狙撃ポジションに対してのみブラインドショットを行う
・そもそも停止するまでは待つ
・諦める
短伸縮
飛び出し撃ちのテクニック。主に中戦車など前進・後退が速い戦車で使うことができる技で、成功すれば、敵が撃つ前に必ず撃てる。(スマートフォン向け)
やり方は、スナイパーモードにせず、通常モードのまま物陰から少しだけ頭出しをして、操作照準が合ったら(主砲照準が合っていなくても)操作スティックを後退に入れつつ、即座に射撃を行う。オートエイム(自動照準)は必ずONにする。
成功すれば、相手の射撃前に撃つことが出来、相手からの射撃は当たらない。
ただし、使うには以下の条件がある。
1) 自車両の出力重量比が高く機敏な後退が可能。
2) 自車両の砲精度と砲塔旋回が良い。(よってドイツ・イギリス車両がやりやすい。)
3) 相手を70%程度の確率で貫通できる。(少なくとも50%以上。基本的に課金弾を使う。)
4) 対象となる敵が近い。
5) 通信環境が良好で操作スティックの反応が良い。
解説動画
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マップ撃ち
本来はPC版にて視認範囲外の敵を撃つテクニックであるが、blitzでは射線が通っているかの確認として行うものである。
マップには建物などの壁と簡易的な等高線が引かれている為、敵を撃つ際に非我のおおまかな高低差や遮蔽物の有無を確認することができる。
スポットされた敵を遠距離から撃つ際など、まずは狙いを絞る前にマップで射線の通り方を確認してみよう。
防御
昼飯、豚飯をはじめとしたテクニックを紹介する。
避弾経始を作る1(通称:昼飯)
World of TanksでPC、モバイル版問わず使われる定番テクニック。昼飯。
まず、画像の左と右はどちらが避弾経始に優れているだろうか。
もちろん右側だ。なぜなら斜めに装甲を傾けることで、実質の装甲厚が増えるからだ。
(本などでもその効果を確認できる。本の背表紙側を垂直に立てた状態と斜めにした状態の厚みを測ってみよう。斜めの方が厚みがあるはずだ)
これを利用し、敵戦車に向ける車体正面角度は30〜40度として跳弾を誘発させよう。上手く昼飯をするコツは、履帯の内側に砲身を合わせること。そして、履帯転輪を敵に抜かれないようにしよう。また、昼飯をする場合、車輌によって取るべき角度が若干違うこともあるので、車輌特性に合わせて角度を微調整することも大切。(砲塔が極端に前や後ろにある戦車や前面に目立つ弱点がある戦車等が良い例だろう)
ただし、他の敵車両に側面や背面に回り込まれないように注意!
ちなみに車体側面は履帯の面積が大きいので、履帯に命中させてダメージを吸収させる効果も期待できる。ただし駆動輪毎抜かれないように注意!
なお、いくら昼飯しても車体下部等の弱点は丸見えだ。昼飯をしない、という選択肢はないが、いくら昼飯をしても限界があると知っておこう。あくまでも移動中に敵が出てきた時や周りに身を隠す場所がないときなどの非常用手段として、走りながら敵の発砲時に昼飯の角度をとり跳弾やミスショットを誘発させること(通称:走り昼飯)と合わせて知っておいて損はないだろう。
(昼飯は1時、もしくは11時方向に傾けることで装甲の防御効果を底上げするこの行動を、時計の針に見立てて「昼飯の角度」と言われたのが語源。ティーガー戦車のマニュアル「ティーガーフィーベル」にその記述がある)
角度と実質装甲厚の関係
角度(°) | 0 | 10 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 |
装甲厚(倍) | 1 | 1.02 | 1.06 | 1.15 | 1.31 | 1.56 | 2 | 2.92 |
100mm装甲なら真正面から10度傾けて約102mm、40度で約131mm、60度で200mm分の装甲になる。
避弾経始を作る2(通称:豚飯)
こちらは昼飯と地形を活かしたテクニック。
遮蔽物で前面と前面下部を隠し、側面の垂直に近い角度で跳弾を狙う。
こちらは昼飯に比べて前面が隠れているので、車体下部という戦車最大の弱点を隠せる。更に側面の約半分を占める履帯に命中させてダメージを吸収させる効果も期待できる。
壁から少し離れ、なおかつ前面が隠れた状態で敵に砲身を向けられるようにポジションを取り、
リロード時は前進して側面も隠れられるようにするとさらに効果が高い。
昼飯とは逆に履帯外側に砲身を合わせると上手な豚飯ができるだろう。
重戦車(あるいは固い他の戦車)で豚飯を行えば、弾けない弾などない。昼飯よりも圧倒的に有効かつ実用的な戦術なので、是非ともマスターしよう。いや、しなければならない!
ちなみに車体後部に砲塔のある車両は特にこのテクニックを使いやすい。
豚飯の実践例
実戦で豚飯を使った立回り例。なお戦車はTigerIIを使用。
▲① 防御時の姿勢。対面する敵に対して壁の縁を使い、車体のどこまでを隠すかが重要。
▲② ①を敵側から見たところ。カメラの関係上砲塔正面が見えているが、実際には①の通り隠れている。
▲③ 射撃時の状態。向こうの建物に敵がいるとして、ぎりぎりの位置で狙う。基本は①から真っ直ぐ後退するだけなので、スナイパーモードであれば容易なはず。
▲③をスナイパーモードで見た状態。自分と敵の遮蔽物の端が、ピッタリ合う状態がベスト。敵の遮蔽物が隠れすぎていると、全身を晒してくる雑魚でもない限り撃てない。
▲これは逆に自分が遮蔽物から出過ぎている状態。敵からは自分の全身が見えている。
※なお、この遮蔽物の垂直を水平に置き換えることで、双方に起伏があるときのハルダウン合戦にも応用が効く。
▲④ ③を敵側から見たところ。前面の露出面積を最小限に抑えており、砲撃と同時に前進して①の状態に戻ることで、露出時間も抑えられる。この例では駆動輪が見えており、狙われる可能性は高いが、一番の弱点である前面下部はほぼ隠せているので、履帯切りされても被害は少なくて済む。
最後に、同じ状況で昼飯を使った場合を見ておく。
▲慌てて撃ちに行こうとする人や、そもそも豚飯を知らない人は、このような状態になるであろう。ご覧の通り、砲塔直下で車体側面が大きく露出しており、何より一番狙いやすい位置に駆動輪が来ている(赤丸)。これを隠そうと、車体を正面に近い向きにすると、今度は弱点である前面下部が正面を向き、なおさら危険を高めることになる。
敵に弱点を狙わせにくくする
どんな車両にも必ず弱点が存在する。棒立ちの状態では簡単に弱点が狙われてしまうので、小刻みに車体を前後に移動させたり小刻みに旋回させたりする。敵がむやみに発砲すれば外すだろうし、跳弾・非貫通の確率を上げることができる。ミスショットを確認できたらこちらのターン。絞って撃ち込もう。さらに昼飯と組み合わせて使うと効果が上がるだろう。(車体を動かしすぎて逆に弱点を晒すことのないように)
避弾経始については、砲撃・ダメージの該当項目も参照のこと。
応用編
皆さんはこういう経験をしたことはないだろうか。
敵も自分もお互いに瀕死、一発でも貫通すればガレージ送り。しかし自分の方が装填は先に終わる。そして、十分に弱点を狙う時間もある。もはや相手は撃破されるのを待つしかない。この勝利はこっちがもらった!…はずだったが、射撃した瞬間に相手が動いたせいで照準している場所がずれて、貫通できない部分に当たってしまったり、あるいは弾が外れてしまった。当たってさえいれば、勝てていたのに…
運が悪かったといえばそれまでかも知れない。確かにどれだけ上手くなろうと、こういったことは起こりうる。
けれど、もし相手が、意図的にそれを狙っていたとしたら?
逆にもし自分が、そういった「不運な失敗」を意図的に起こせるとしたら?
これから紹介するのは、まさにそういった一見不運なだけに見えるようなできごとを、狙って起こすための上級テクニックだ。
簡単に身につくものではないし、実践したからと言って確実に相手の攻撃を防げるものでもない。
それでも知っていると知らないとでは、長い目で見ると戦績に大きな差が出てくる。
たとえ五回に一回しか成功しなかったとしても、その一回が勝利につながることもある。そして何より、勝ちが増えれば増えるほど、ゲームも楽しくなり、自分の成長に自信を持てるようになることだろう。
応用編の基礎
前置きが長くなってしまったが、まずは応用編の全てに共通する基本を説明する。
- 自車両の性能をよく知っていること
- 攻撃と防御を最短で切替可能な位置取り・姿勢が取れること
- 相手の攻撃タイミングを読めること
- 無駄なリスクを負わないこと
1は、自車両の砲性能や機動力、それとなにより装甲配置を知っておくことが大事だ。単に車種の区別だけではなく、どういう部分が硬くて、どういう部分が柔らかいのか。敵の目線ではどこが一番狙いたい場所か。最も効果を期待できる防御方法は何なのか。その防御方法で攻撃を防げるのはどれくらいまでの相手か。前を向いたままの方が硬いのか、それとも傾けた方が硬いのか。何度まで傾けるのが最適なのか。どう頑張っても攻撃を防げそうにない相手がいるか。
こういった点をチェックしておこう。
2はもちろん、戦闘でのコツでもある。各マップの主戦場で、ハルダウンの可能な場所、豚飯や飛び出しに有効な遮蔽物などを知り、「マップの見かた」>「地形(起伏)と射線」で言う「牽制位置」がどこになるのかを、しっかり把握しておくこと。それだけでなく、終盤のセオリーに当てはまらない場所でも、その場の地形やオブジェクトを利用して擬似的な豚飯やハルダウンなどに持ち込む方法も習得するだ。
3は言うまでもないことだが、相手が撃つタイミングを読むことで初めて「不運」なミスショットが誘発できる。
装填時間については、事前に各戦車の大まかな数値を把握しつつ、実践中に相手のリズムを掴めるようになろう。
また一定数例外はあるものの、重戦車や駆逐戦車では口径が大きければ大きいほど射撃までの照準に時間がかかる。相手がどの状態であるかをよく見る(あるいは想像する)ことが大切だ。また、ダメージを与えることに躍起になっていると、焦りのあまり命中を期待できないのに射撃してしまいがちだ。それを逆手にとってギリギリ当たりそうで当てられないくらいに車体を見せれば、敵は誤射するかもしれないし、しなかったとしても安全に引くこともできる。この読みをどこまで通せるかが応用編の要だ。
4は一番大切なことだ。ここで紹介するテクニックは生存率を上げ、勝利に繋げるためのものであり、それを実行することが目的ではない。する必要もないところで実行した挙げ句無駄なダメージを受けて、生存率が下がってしまうとそれは本末転倒というものだ。決して手段が目的化してしまうことがないようにして欲しい。
それでは、以上の基本を踏まえて、具体例を説明する。
昼飯を豚飯に一時的に変える
いったん昼飯をする。ただし、このとき豚飯の角度を取る。そして、敵が撃つと思ったら即座に前進し、側面に当てさせる。これにより、遮蔽物の無い場所で豚飯と同じ効果を発揮でき、車両によっては履帯吸収も期待出来る。
これは特にタイマンの時などに使えるテクニックだ。
味方車両がまだいる段階では、敵も距離を詰めて来ることはなく、豚飯もできる。しかし、タイマンになった場合には敵は詰めて来るので、当然豚飯は出来なくなる。また、そのような状況では敵も位置取りを変えるので、敵のいる方向に障害物が無い場合も想定される。
そのような場合にこの技術をマスターしていれば、敵味方が残り一台で、自分が勝敗を分けるような時でも、相手に対して大きなアドバンテージを取ることができる。
ただし、これを行うには相手の車輌の装填時間を完全に把握している必要があるため、難易度は高い。
走り昼飯
速度の早い車輌に向いた技術。上記の昼飯から豚飯にするテクニックの応用。
敵に向かって前進する際、あえて装甲の薄い側面を貫通できる角度で傾ける。そして敵が撃ってくるタイミングで車輌の角度を跳弾できる角度に旋回させ、豚飯のように弾く。
敵に対して距離を詰める時などに使える。
他にも撃ってくるタイミングで停止したり後退するなどして、装甲の厚いところに当てさせて弾くというテクニックもある。
これも相手の装填時間を完全に把握している必要がある上、自分の側面がどの角度なら抜けて、どの角度なら抜かれないかも把握している必要があるので、難易度は高い。
昼飯の応用
平地での昼飯は当然できるだろうが、これに細かい旋回を混ぜる。
ある角度を越えると当然、相手が貫通可能な側面角度になってしまうわけだが、あえて一瞬この状態を晒すことで、相手の射撃を誘う。装甲が硬い場合は、貫通可能な場所が交互に入れ替わることになり、更なる時間稼ぎが期待できる。
相手が「撃てる」と判断した瞬間から命中までの間にはタイムラグがあるから、その間に角度を戻せれば、跳弾が成功する。もちろん、旋回が早い車両でしかできないが、重戦車でも試してみる価値はあるだろう。
詐欺昼
基本は詐欺豚と同じ考え方だが、側面ではなく正面で受ける形になるものを、詐欺昼として分類しておきたい。
これには2通りの方法がある。
一つは飛び出し撃ちからの応用。
適する戦車は、・砲塔が前寄りに付いている ・もしくは無砲塔のTDである に該当するもの。
上記詐欺豚と同じく、要は遮蔽物からの飛び出し時に旋回を混ぜるということだ。
この場合、詐欺豚と違って、自分の砲身が露出するため、どうしても相手を撃ちたくなりがちだ。
しかし、相手が照準を絞り済みなど、正面を向いた瞬間に撃たれそうな場合には、なんとか我慢したい所。撃たずに一瞬だけ正面を向きかけるなどで相手の失敗を誘おう。
TDの場合は、自身の旋回半径と地形との関係をしっかりと把握すれば、飛び出し時に側面を晒さないようにすることができる。正面装甲の優れたTDは多いが、真正面のままだと弱点を狙われたり、課金弾で強引に貫通されたりもする。詐欺昼を使えると、相手は角度の付いた正面、あるいはその大部分を覆う砲身を狙わざるを得なくなる。守備面でも前線に役立ち、活躍の幅は大いに広がるはずだ。
もう一つは、詐欺豚の真逆で、側面を狙ってきた砲撃を正面で受ける形。
具体的には、最初に豚飯や昼飯で側面を見せておき、攻撃の瞬間に正面を向けるというもの。
※厳密には昼飯とは言い難いが、あくまで分類上ということで、細かいことは気にしないように。
適する車両は、側面が弱く正面装甲が強い車両全般。
改めて説明せずとも、すでによく言われている「フリフリ」で、すでに似たことをしているプレイヤーも多いだろう。「フリフリ」はつまるところ、詐欺豚と詐欺昼を繰り返しているものと言える。
詐欺昼が使えると強い車両の典型的な例として、VK72.01Kを挙げておこう。
説明ページに有る通り、この車両は後部砲塔で豚飯向きの作りであるにも関わらず、側面の砲塔基部にあたる広い範囲が弱点である。
つまり通常の直線的な豚飯では、車体の弱点「だけ」を見せて撃つ形になり、格好の餌食になりかねない。
しかし、相手の砲撃の瞬間を読み、正面を向けることができれば、砲塔基部は車体の上部であるため、装甲の極めて厚い正面上部で受けられる。
詐欺豚が、狙われる豚飯の状態から「旋回+前進」で側面受けするのに対し、この詐欺昼は、「旋回+後退」で正面受けする点が異なる。
正面に向けると、車体下部が弱点になるが、相手が発砲済みならば問題ないし、豚飯に戻れば、相手は車体の向きによって狙いを斜め上下方向に揺さぶられることになる。VK72.01Kはこの揺さぶりで強さを発揮する。
その他の車両でも、正面のみが強固な車両は数多くあるので、応用は可能である。
ただし、下部の弱点範囲が広すぎると、相手は下部一点狙いでも良くなるので、あまり効果を発揮しない。
楔形装甲やアメリカTier7以降のHT辺りはそもそも下部を出さないように注意し、防御も「フリフリ」の方が適しているだろう。
詐欺ダウン
ハルダウンの詐欺版。
通常のハルダウンは、地形の起伏を使い、強固な砲塔だけを相手に見せる防御テクニックだが、詐欺ダウンは、砲塔装甲が頼りにならない車両のためのテクニックと言える。
そもそもハルダウンが豚飯・昼飯よりも優れている点は、「自車両の水平方向の自由度が高い」ことにある。(左右に広く動けるということ)
通常のハルダウンを覚えたプレイヤーなら、起伏を直線に上り、砲塔での防御が可能なラインを保つことまではできるだろう。
詐欺ダウンでは、これに旋回を使った左右の動きを混ぜる。
すなわち、起伏を上がり切る手前で曲がり、相手から自車両の砲塔が見える位置を、毎回少しずつずらすというものだ。
極端に大きくずらす必要はない。砲塔の幅一つ分でもずらせれば、タイミングだけ読んでボタンを押している相手なら、砲弾は確実に外れるだろう。砲塔の弱点が限られる車両なら、その弱点に当たる確率はもっと低くなる。これに「撃つふり」だけしてすぐに隠れる動きも加われば、相手は更に狙いにくくなる。
場所によっては俯角が取れない、撃てないのを気にするプレイヤーもいるかもしれないが、これはあくまで「防御テクニック」「牽制テクニック」であり、相手の砲撃を失敗させるのが目的だ。相手が砲撃を外せば、多くは発見可能になる上、装填時間のスキが生じる。直接攻撃できなくとも、行動の選択肢がチーム全体に与えられるのだから、撃てないからと言って単に固まっているのとは、わけが違う。
この詐欺ダウンと、スポット切り、その他の技術をうまく混ぜて使えるようになれば、砲塔装甲の弱い戦車であっても、かなりしぶとく立ち回れるようになるはずだ。
その他の応用例としては、詐欺昼のように、よそ見で砲塔側面の弱点を一瞬見せて、撃たれる瞬間に正面で受ける「詐欺よそ見」が考えられる。
行動
躍進射撃
敵と対峙した時に攻撃しないときは常に移動し、自分が攻撃するときだけ停止することで、自分の攻撃命中率を上げ、敵の命中率を下げる戦法。
これに合わせて敵が射撃した後の装填の最中に、自分が停止して攻撃するようにすることで、自己の被弾率を大幅に減らすことができる。
敵車両がこの戦法を使ってきた場合は、むやみに射撃せずに、障害物に衝突したり、坂で減速した時を狙おう。
なお、オートエイムを駆使して、停止せずに走りながら撃つ(走り撃ち又は行進間射撃)は高等技術だが、マスターすれば快速車両では極めて有効な攻撃方法となる。当然、スタビライザーの搭載が望まれる。
機動力を生かした一方的な攻撃(通称:NDK。英語だと「Bang Bang Rape」)
このテクニックは機動力の低い敵重戦車や駆逐戦車に対して、機動力が高い車両を使ったときに効果を発揮する。
機動力に劣る目標に対しては、装甲の薄い側面背面を狙いやすくなる。しかし一旦側面背面をとっても敵が気付くと反撃してくる。
もしあなたの車両の機動力が高く、相手の車体と砲塔の旋回速度を上回る速さで敵車両の周りを「旋回」すれば、一方的な攻撃が可能である。
このテクニックはそのような考え方にもとづいたものである。
以下の3条件が揃えばこのテクニックが使える。
- 自分と敵が1対1
- 自分の機動力が高く、敵の車体と砲塔の旋回速度を上回れる
- 相手の周りを回れる程度の開けた平地
NDKへの対処
重戦車にとっての大きなピンチとして、敵の快速車両、特に攻撃力の高い軽・中戦車からNDKを受ける事が挙げられる。
最も有効なNDK対策は、言うまでもなく、ひらけた場所で孤立しない事である。どんなに重装甲の車両にも側背面などに必ず弱点があり、また、そのような重装甲車両ほど速力や旋回性能に難がある。さらに大火力砲の場合は概して装填速度が遅く、孤立時にNDKを受ければ、必ず手数で圧倒される。多少足があっても機動性では絶対に軽・中戦車に敵わない。小隊などで呼べば駆けつけてくれる信頼できる味方がいない場合は特に、絶対に孤立しない事を心がけるべきである。
それでも自身の守る前戦が劣勢となった場合などに、NDKを受ける事がある。その際には、以下の方法を組み合わせる事で、危機を脱する可能性が高まる。
- まずは、砲塔と車体両方を同時に旋回させ、相手に喰らい付く事である。特に砲塔に関しては、装填が終わるまでは自動照準だけに頼らず、手動旋回も加える事が望ましい。また、相手が逆回転に移る事もあるので、スナイパーモードを切り視野を広く保つ方が有利である。アドレナリンを積んでいるならば躊躇なく使用すべきだ。
- さらに、崖や建物、マップの端等、敵車両が周回運動をしにくい場所に逃げ込み、味方の救援を待とう。そのような場所が無い時でも、出来るだけ起伏のある地形に逃げ込めば、敵は登り坂で周回速度が一時的に落ちるので、そのタイミングで落ち着いて一撃を加えよう。
- 最後の手段として、敵車両への密着とラムアタックがある。敵車両は密着されれば、周回運動が止まる。そこを狙って攻撃する。うまくラムアタックになれば、その重量差から有効なダメージを与えられる可能性や、少なくとも履帯を切れる可能性がある。エンジンブーストを積んでいるならば使用する事で成功率が上がる。
接近してくる敵に対しての対処
こちらに向かって接近してくる敵は必ずといっていいほど、側面、背面に回りこみをかけてくる。
その場合は車体を回して装甲の厚い面を相手に向けるように動こう。
逆に相手は車体側面をさらけ出すので、積極的に狙っていこう。
複数の敵に対しての対処
複数の敵が挟むようにして接近してくる場合は、どちらかに側面背面を向けてしまう事になる。
その場合は後進して相手が側面、背面を取るのを遅らせよう。
その間に片方の敵車両を撃破できれば、1対1で対処する事ができる。
※このテクニックは重戦車vs複数の敵軽or中戦車の場合、特に有効。
※1対1の場合でも使える。
味方との連携
待ち伏せ攻撃
味方が自分の後方にいる時に敵と対峙した場合、一度後退して味方が射撃できる位置まで敵を誘い込むことが出来れば、複数から攻撃を加えられるので敵が後退するまでに大きなダメージを与えられる。
逆に、敵が急に後退を始めた場合は、待ち伏せされている可能性が高い。深追いは控えよう。
(画像では味方が茂みのベストポジションで待ち伏せしているが、このゲームは事前に戦法を話し合えず、戦闘中の意思疎通もやり辛いので、実際には味方と示し合わせての待ち伏せ攻撃は難しい。とは言え、快速戦車は味方の位置取りをよく見て動くことにより、このような状況を高頻度で作り出せる。)
挟み撃ち
味方が敵と正面に対峙している場合、敵後方に回り込むことが出来れば敵はどちらかに弱点の背面を向けることになり、こちら側を有利にする事が出来る。
うまく回り込むには機動力が必要になるため、快速戦車が主に使用する戦術になる。
HT(重戦車)による装甲を駆使した味方の支援
敵戦車と対峙する場合、自分がHT(重戦車)であればチームの盾として厚い装甲を活用しよう。自分が盾になり砲弾を弾くことで、チーム全体のダメージ総量を減らすことができ、勝利へ近づく。
自分がMT(中戦車)で、味方のHT(重戦車)に盾になってもらう際には、ケツブロックにならないよう十分注意する事。(特にスナイパーモードにしていると起こりがち。味方車両を盾にする場合は、スナイパーモードはすぐに切り、使用も最低限に。)
十字砲火(クロスファイア)
敵戦車群に対し2方向から攻撃を与える。
基本的には重戦車が前線を張り、中軽戦車が側面を撃ちに行く。
2方向からならば、どちらかは敵の砲身が向かず安全に撃ちに行ける。
無理に出る必要がないため安全に前線の数を減らせる。
側面の車両は、敵前線が劣勢になれば、そのまま裏取りにも移行出来る。
逆に、十字砲火に晒された際の対処法としては、まず片方の射線を切るためにしっかりと後退し、正面の敵戦車に集中する。足が速い車両ならば早々に離脱すべきだ。
側背面への奇襲(裏取り)
敵車両群に対し前線とは反対の方向から攻撃を与える。
基本的には重戦車などの硬い装甲を持つ戦車や駆逐戦車が前線を保ち、戦っている状況で、足の速い中戦車や軽戦車が敵に察知されないように敵の前線とは違う方向から攻撃を与える。
注意点としては、絶対に重戦車や足の遅い駆逐戦車で行なってはいけない。これをすると味方の前線はみるみるうちに溶けていく。裏取りは味方がきちんと前線を構築し、しばらくはそれを維持出来る判断で出来た場合に限り行う。もちろん足の早い快速車両で行うべきである。
また、裏取りが成功した後も、常に引くタイミングを考える必要がある。
具体的には敵がこちらの裏取りに対応しようと、こちらを向き始めたら隠れ、場合によっては足を使って逃げる。
ヘイトを集めるまでが裏取り車両の役割であり、敵の前線が全てこちらに向かって来たら快速車両に勝ち目はない。敵のヘイトを前線から移しただけで裏とりの役割は果たしていると考え、常に味方の押し出し具合と敵前線の意識の向きに注意する。そのためにも突っ込み過ぎには十分注意されたい。
その上で、もし敵がこちらへの対応を諦めたり、無視して味方前線にラッシュを始めた場合は、再度攻撃を開始しよう。
(言うなれば「ツンデレ」である。こちらに関心を向けられたら逃げる=ツンで、相手が諦めかけたら絡む=デレる、と覚えよう)。
最後に、逆に裏取りされた場合、前線を無理やり車両数の差で押し上げる(=ラッシュをかける)か、手分けして裏とり隊に対応しよう。もちろん重戦車が裏取りに来た中軽戦車を追いかけるべきではない。
裏取りを警戒するには、敵車両の位置の把握と、見えてない車両の種類などに常に気を配る必要がある。見えていない敵が快速車両だった場合、それは裏取りや奇襲に向かって来ている可能性が高いと考えるべきだ。
戦闘時の注意
木を倒したりオブジェクトを破壊しない
マップに存在する木や、一部オブジェクトはぶつかると破壊したり、倒したりできるが、もし自分が発見されていなくても、木が倒れたりオブジェクトが壊れる様子は遠距離にいる敵に見られてしまう。
見た敵はこちらのだいたいの居場所を察知し、うまく射撃位置を取ろうと動き、最悪の場合勘で射撃(決め撃ち)されてダメージを受ける。
逆に敵を発見するのに十分な判断材料になることもあるのでオブジェクトの動きには常に注意を払おう。
戦術として好ましくない行為
ケツブロック(絶対禁止)
味方の後退方向に車体を置くことで、味方の後退を妨害する行為。
そもそもこのゲームは、射撃後すぐ後退して装填中に車体を晒さない、というのが、ほとんど全ての低速車両における絶対的セオリーである。
射撃後、あなたが後ろにいるせいで後退できない味方は、射撃により隠蔽度が下がった事も相まって、集中放火を浴びることになる。
そんなことするかよ、と思うかもしれないが、スナイパーモードで回りが見えていないときなどにやる輩が多い。射撃後はすぐにスナイパーモードをやめて視界を確保しよう。
また、意図せずこれを行ってしまった場合、必ず謝罪のチャットを送ること。
重戦車でのスナイパー行為
重戦車というのは、当然のことだが分厚い装甲を持ち、一番の仕事は前線を張ることにある。その重戦車が後方で狙撃などという行為に走るのは許されない。
確かに弱点の大きい重戦車や、比較的装甲の薄い重戦車も存在するが、そんな戦車でも豚飯さえ行えば弾けないことなど絶対にない。重戦車に乗った以上、最前線で戦うのは義務であり、もし最前線が嫌で狙撃をしたいのなら、駆逐戦車にのるしかない。重戦車からは即刻降りよう。
なお、中戦車、軽戦車でのスナイパー行為は論外である。
鈍足車輌を押す
極端に足の遅い味方車両を押したくなる事があるかもしれない。しかしながら、鈍足車両と言うのは基本的に車重が重く、最高速度も低いのが鈍足たる所以である。その様な車両を押した所で、最高速度以上の速度になるわけでもなく、あえて言えば気持ち登坂が楽かな?程度の効果しかない。特に、馬力の低い中戦車、軽戦車で押しても、ほとんど効果はない。
また、開幕に鈍足車両を押す事で、いち早く主戦場へ到着・前線を維持する台数が減れば、他の味方に余計な負担を強いる事となる。
主力到着前に前線が押し込まれれば、敗色は濃厚となる。それどころか場合によっては上述のケツブロックにもなりかねない。
特に攻撃力の高い中戦車は重戦車が到着するまで前線で敵を牽制して主戦場ラインを確保し、軽戦車はいち早く観測ポジに到着し敵の動きを偵察する事の方が重要な任務である。鈍足車両には鈍足車両の仕事がある様に、貴方にも貴方の搭乗している車両の仕事があるのである。
射線塞ぎ
遮蔽物の角で複数の味方戦車が敵戦車を狙っていた場合、気をつけなければいけないのが射線塞ぎだ。味方戦車に砲弾が当たると、味方にダメージが入ることはないものの、そこで弾が止まってしまい、敵戦車にもダメージを与えられないという事態になってしまう。特にダメージの大きい大口径砲が後ろから狙っていて、撃つ直前に前にいた戦車が撃てるポジションにつくために大口径砲の目の前に出てしまい、大口径の砲弾が味方の戦車に吸収されてダメージを与えられないというのはチームにとって大きな不利となる。
対策としては、味方が撃ってから前に出る、味方が前に出ても撃てるポジションにつく、後ろに味方戦車がいるか確認するなどがある。双方の思いやりが射線塞ぎを未然に防ぐだろう。
開けた場所で立ち止まる
開けた場所という物はいざという遮蔽物もなく、防御姿勢を取ったとしても複数の射線が通るため不利な状況に陥ってしまう。そのためできるだけ『撃ったら隠れるor防御姿勢』を実践できる場所で戦闘及び装填待ちをしよう。
また、撃つために出る際には相手にミスショットをさせるか、相手の砲身がこちらに向いてないかをよく確認してから攻撃へ転じよう。
メンタルヘルス
どうしても負け続ける場合
脳が疲弊している可能性がある。
頭の疲労はイライラ感として現れ、視野が狭まることで冷静なプレイを阻害し、そのせいで開幕特攻やチームプレイの放棄など、好ましくないスタイルに陥り敗退、という悪循環に陥る。深呼吸をして・・・、冷静になろう。
また、脳のエネルギー源であるブドウ糖が足りていないと、思考能力の低下、集中力の低下、イライラする、などの症状が起こることもある。普段から食事が偏っていると、ゲームでもちょっとしたことでイライラして、それが負けに繋がり、余計にストレスが溜まるという負の循環に陥ることも起こりうる。果物はブドウ糖を含むし、白米などデンプンで構成される食べ物は消化されてブドウ糖として吸収されるので、こういった食べ物を積極的に摂取してみてはどうだろう。
何より、他人や運営に当たっても変わることは何一つない。
まずは他の車種、他のTierに変えて気分を変える。マッチングの要素としての条件も変わる。
それでもダメなら、一旦ログアウトして休憩する。
頭を使わなくても遊べるゲームをするのもありだ。
ゲームをやめて、体を動かしたり、読書をしたりしてもいいだろう。
それでもイライラが収まらない場合は、その日のプレイは終わりにし、翌日再チャレンジしよう。睡眠こそが一番の脳への休息だ。
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飲酒プレイ
アルコールには脳を麻痺させる効果があり、この作用はまず大脳の高位機能の低下から始まる。少量のアルコールでも論理的思考力が落ちる脱抑制作用が顕在化してしまう。
WoTBは戦術ゲームというよりは、戦略ゲームの趣が強い。では、脱抑制によってどうなるか?
もちろん戦略眼が劣化する、相手の行動に迅速に対応できなくなるのである。しらふならば即座に警戒できる敵駆逐からの射撃、敵軽戦車の有利ポジションへの誘導。そうした要注意行動に乗せられてしまう。
また、気が大きくなってプレイが雑になったり突出しすぎたり、注意力が散漫になって弱点の狙撃や豚飯の角度が甘くなると手が付けられない。どんどん戦績が悪化してしまう。
日を改め、スッキリした頭でプレイしよう。
コメント
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本家では「語源は同テクニックの解説動画において、豚面を付けた人物が解説していたことから。」 -- 2024-03-20 (水) 23:35:09