拡張パーツについて 
全ての車両は、車両性能を高める拡張パーツを搭載することができます。
<公式の解説>
拡張パーツは戦車のパフォーマンスを向上させます。戦闘の合間いつでも拡張パーツを差し替えましょう。他のゲームプレイスタイルを試すために、いろんな組み合わせを試しましょう。
拡張パーツの多くは元々の性能数値に対して一定の比率でしか車両性能を向上させることができません。
つまりは元の性能数値が小さければその分その効果も小さく逆に大きければその分その効果も大きくなるということです。
上述の内容を押さえた上で拡張パーツを選択する際には、まずは致命的な弱点を補い、次に戦闘で活かせる長所を伸ばすような選択をすると良いでしょう。
(例:同格最下位クラス致命的に貫通力の低い車輌の場合は、貫通力強化の拡張パーツを搭載する。そこそこの貫通力にそこそこの装填速度を持つ車輌の場合は、より戦闘で活かせそうな装填時間を強化する等。)
また車両特性(短所・長所)以外の要素として、自身が得意/不得意とするプレイスタイルや遭遇するであろう敵車両に合わせた拡張パーツの選択も試行錯誤しながら行いましょう。
※車輌特性は「Blitz Hangar」というサイトがとても参考になります。ゲーム内では確認できない各種砲性能や装甲配置を知ることができます。(日本語非対応)
同一車種・同一車両どうしのスペック差が少ないWoTBにおいては、ほんの少しの性能差でも勝敗に繋がることは少なくありません。
例えば装填棒で短縮したコンマ数秒の装填速度の差で一発分反撃を受けずにダメージを与えられたり、装甲強化やHPアップのおかげで生存時間が伸びたり、旋回速度を上げていたのでNDKを返り討ちにできたりなどと、拡張パーツは様々な場面において勝利への可能性を高めてくれます。
たかが数秒されど数秒なので、試合に参加する前に少なくとも3段目の火力までは拡張パーツを開放しておきましょう。
Blitzの拡張パーツ装備・換装システムは、本家WoTのそれと比べ大幅にシンプル化され、拡張パーツ換装コストが不要・倉庫でのパーツ管理も不要・搭載可能重量の概念の廃止等、気軽に遊ぶための改良が施されています。
一方で、現在に至るまでのアップデートの過程で優秀な拡張パーツ(双眼鏡など)が廃止になったりと、シンプル化に伴う弊害が全くないわけではありません。
幸いにして現在の拡張パーツシステムはシンプルかつわかりやすいので、慣れるのにはさほど時間を要さないでしょう。
拡張パーツに関する過去のアップデート概要
Ver.3.8のアップデートで大幅な改変が加えられました。
各車両毎に、「火力」「体力」「特殊」の3グループ、レベルI~IIIの3レベルにわたる計9スロットを、クレジットとスペアパーツを消費することで順次開放する方式に変更。
このシステム変更によって、一車両につき最大9つの拡張パーツが搭載可能となり、未搭載時との差が決定的になりました。
なお、各スロットはAスロットおよびBスロットの2つのスロットからなり、2つ同時に開放されます。
開放後は、ABいずれかを選択して使用します。同一スロット内のAB切り替えにはコストがかかりません。
また、上位レベルのスロットを開放するためには、一つ前のレベルのスロットを全て開放する必要があります。
お気に入りの車両はぜひ全スロットの開放を目指しましょう。
Ver.4.4のアップデートで「特殊」グループのレベルⅡパーツの置き替えと、多数のパーツの効果値の調整がなされました。
Ver.5.0のアップデートで拡張パーツの開放タイマーは削除されました。
今後の拡張パーツは、スペアパーツの替わりにクレジットを使用して開放します。
全てのスペアパーツブースターはスペアパーツに変換されます。
スペアパーツを使用して、ゲーム内ショップでパッケージを購入できます。
アップデート 5.0 の次のバージョンで、未使用のスペアパーツはクレジットに変換されます。
未開放の全ての拡張パーツに変化はありません。
最低 6 個の拡張パーツスロットを開放した車輌は、レア迷彩「強い決意」を獲得します。
適切な組み合わせは車両やゲームプレイスタイルにより異なるため、一概に定めることはできないが、汎用的な組み合わせと言えるものを下記に紹介する。
また、Ver3.8と最新Verでは様々な差異があるが、基本的な考え方は同じなので、迷ったらまずはこれに従ってみよう。
引用元:「Silevern's Guide to Equipment in Update 3.8」 / World of Tanks Blitz official forum of the Americas
シレバーン選手の拡張パーツに対する基本的な考え方の詳細
- 火力I:JagdtigerやARL 44など、十分な貫通力を持っている場合は、分間火力(DPM)を上げるために装填棒がおすすめです。AT 2やObject 140など、素のDPMが優れており、射撃有効性をより高めたい場合は、敵に対して安定した装甲貫通とダメージを与えるために砲弾調整がおすすめです。
- 火力II:改良型射撃装置はKV-2など、砲精度に難ありの車輌に適しています。強装薬は弾速が遅い車両や、APまたはAPCR弾を多用する車両に最適です。なお最終的には交戦距離に着目し選択するのが良いでしょう。中距離以下で射撃する機会が多い車両においては、安定した砲精度を得られる改良型射撃装置がおすすめです。長距離で射撃する機会が多い車両においては、弾速の向上と距離に伴う貫通力の減少を抑えるために強装薬を推奨します。なお、HEATおよびHE弾では距離減衰は起こりません。これらの弾種を近距離で頻繁に発射する場合は、改良型射撃装置の方が費用対効果が望めます。なお、Blitzのマップは500m x 500mとWoT本家の1/4の小ささのため、大半の車両では改良型射撃装置が推奨されます。
- 火力III:砲垂直安定装置はとても優れた拡張パーツです。本ゲームでは射撃時の殆どは車体や砲塔を動かしながら行われます。射撃時に完全制止状態にあることが多い駆逐戦車以外は、砲垂直安定装置を選択するのが良いでしょう。
- 体力I:防護システムはたまに役に立つかもしれません。しかし、弾薬庫または燃料タンクの損傷による被害や各種モジュールの損傷機会の多さを考えると、防護システムではなく改良型モジュールを常に搭載するべきと思われます。
- 体力II:どちらの拡張パーツも戦闘における重大な局面にて非常に役に立つので、使用している車輌によって選択は異なります。装甲の強化とは関係なく常に砲弾が貫通してしまうGrille 15等の紙装甲車両は、改良型アセンブリを搭載しましょう。また、既に十分すぎる装甲を持つMaus等の車両も、改良型アセンブリを搭載しましょう。この選択はプレイスタイルや車種の好みによって変化します。これについての詳細はまた今度します。
- 体力III:予備履帯は全く役に立ちません。役に立つ場面が限定的すぎます。素直に工具箱を使用して、モジュールの修理速度を25%改善しましょう。繰り返しますが予備履帯は全く役に立ちません。
- 特殊I:車種別に選択しましょう。一部の偵察車輌や駆逐戦車の場合、迷彩ネットが最良の選択だと思います。隠れている敵を積極的に発見する必要がある車両や、迷彩ネットを搭載しても効果の薄い車両は、改良型レンズを装備しましょう。
- 特殊II:改良型操縦装置は、T95やGrille 15等の走行・旋回速度が非常に遅い車両や、積極的に近距離戦闘を行う車両に搭載すると非常に便利です。エンジン加速器は、T-54 lightweightなど最高速度の割に出力重量比が低めの車両において効果を発揮します。この選択肢には大きな議論がありますが、私個人は柔軟な機動を提供する改良型操縦装置を好んで装備します。
- 特殊III:消耗品デリバリーシステムの方が多くの場面で役に立ちます。エンジンブーストとアドレナリンが15秒ではなく17秒間続くのは変化を感じにくいが、消耗品デリバリーシステムを搭載すると修理キットのクールダウンは90秒から81秒まで、エンジンブーストまたはアドレナリンのクールダウンは75秒から68秒まで下がるので非常に便利です。
組み合わせの例
Level | 火力 | 体力 | 特殊 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
![]() 重戦車 | 機動力や砲精度は悪いが、重装甲の典型的な重戦車の場合。 例: IS-7、Churchill I、T32など。 | |||||
I | 砲弾調整 | 改良型モジュール | 改良型レンズ | |||
○ | ○ | ○ | ||||
II | 改良型射撃装置 | 改良型装甲 | 改良型操縦装置 | |||
○ | ○ | ○ | ||||
III | 砲垂直安定装置 | 工具箱 | 消耗品デリバリーシステム | |||
○ | ○ | ○ | ||||
![]() 重戦車 | 装甲は薄いが、機動力や砲精度に優れた重戦車の場合。 例: Löwe、Caernarvon、フランス重戦車など。 | |||||
I | 装填棒 改良型換気装置 | 改良型モジュール | 改良型レンズ | |||
○ | ○ | ○ | ||||
II | 強装薬 | 改良型装甲 | 改良型操縦装置 | |||
○ | ○ | ○ | ||||
III | 砲垂直安定装置 | 工具箱 | 消耗品デリバリーシステム | |||
○ | ○ | ○ | ||||
![]() 中戦車 | 機動力に秀でており、一般的な主砲と合理的な装甲を持つ。 接近戦や側面攻撃を得意とする中戦車の場合。 例: ほとんどのソ連・中華中戦車、いくつかのドイツ中戦車など。 | |||||
I | 装填棒 改良型換気装置 | 改良型モジュール | 改良型レンズ | |||
○ | ○ | ○ | ||||
II | 強装薬 | 改良型装甲 | エンジン加速器 | |||
○ | ○ | ○ | ||||
III | 砲垂直安定装置 | 工具箱 | 消耗品デリバリーシステム | |||
○ | ○ | ○ | ||||
![]() 中戦車(一部の駆逐戦車) | 装甲は薄いが、砲精度に非常に優れている。 狙撃を得意とする中戦車や砲塔を持つ高機動型駆逐戦車の場合。 例:Leopard 1・FV4202のツリーの戦車達、Hellcatなど。 | |||||
I | 砲弾調整 | 改良型モジュール | 迷彩ネット | |||
○ | ○ | ○ | ||||
II | 強装薬 | 改良型装甲 | エンジン加速器 | |||
○ | ○ | ○ | ||||
III | 砲垂直安定装置 | 工具箱 | 消耗品デリバリーシステム | |||
○ | ○ | ○ | ||||
![]() 軽戦車 | 紙装甲だが、高火力の砲を持ち、機動力に非常に優れている。 スポットや裏取り等をこなすほとんどの軽戦車の場合。 | |||||
I | 装填棒 改良型換気装置 | 改良型モジュール | 改良型レンズ | |||
○ | ○ | ○ | ||||
II | 強装薬 | 改良型アセンブリ | エンジン加速器 | |||
○ | ○ | ○ | ||||
III | 砲垂直安定装置 | 工具箱 | 消耗品デリバリーシステム | |||
○ | ○ | ○ | ||||
![]() 駆逐戦車 | 砲精度や機動力は悪いが、単発火力が高い駆逐戦車の場合。 例: Jg.Pz. E 100、ISU-152など。 | |||||
I | 装填棒 改良型換気装置 | 改良型モジュール | 迷彩ネット | |||
○ | ○ | ○ | ||||
II | 強装薬 | 改良型装甲 | 改良型操縦装置 | |||
○ | ○ | ○ | ||||
III | 精密砲身 | 工具箱 | 消耗品デリバリーシステム | |||
○ | ○ | ○ | ||||
![]() 駆逐戦車 | 単発火力は低いが、全体的に優秀な主砲を持つ駆逐戦車の場合。 例: E 25、Object 263、(T67)など。 ※火力1はより伸ばすべき方を選ぶ。 ※火力3は砲塔を持つ場合はA、持たない場合はB。 | |||||
I | どちらでも | 改良型モジュール | 迷彩ネット | |||
○ | ○ | ○ | ○ | |||
II | 強装薬 | 改良型装甲 | 改良型操縦装置 | |||
○ | ○ | ○ | ||||
III | どちらか | 工具箱 | 消耗品デリバリーシステム | |||
A | B | ○ | ○ | |||
<公式ガイド>
一覧 
火力 
- レベル I
Aスロット改良型換気装置(通称:換気扇) 搭乗員熟練度: +5% 熟練度は「視認範囲、発射速度、着弾分布、照準時間、砲塔旋回速度、車体旋回速度、地形走破能力」の7項目に影響する。ただし、これらのパラメータが直接向上される訳ではなく、あくまでも搭乗員熟練度が5%上昇する点に注意。熟練度5%の上昇は実性能では約2.15%の上昇に留まる。なお既に熟練度100%の車輌にも上乗せで効果を発揮する(熟練度105%相当に向上する)。
上記の通り、改良型換気装置は実性能に対するバフの効果が広く薄い。また自動装填装置限定の拡張パーツ(後述)であることも相まって、Bスロットの砲弾調整(射程測定弾頭)を選択するのが無難とされている。
しかしながら本拡張パーツ搭載時は着弾分布・照準時間・砲塔旋回速度の三点(もしくは砲塔・車体旋回速度と地形走破能力)が同時に向上するため、射撃精度(or機動力)の向上という観点から総合的にみると、他の拡張パーツに準ずるバフ効果を見込めると考えることもできる。十分な貫通力を持つが砲精度(or機動力)が若干不足しがちな車両においては、こちらの拡張パーツの搭載も一考に値すると思われる。また本拡張パーツを搭載する場合は同様に熟練度を向上させる各種常備品と組み合わせて使用するとより効果的だろう。
※改良型換気装置を選択できるのは、自動装填/再装填装置もしくは機関砲を搭載できる車両。これら以外の車両では装填棒が表示される。装填棒(通称:ラマー(Gun “Rammer”)) 装填速度: -7% 再装填時間を短縮し、発射速度(RPM)、ひいては分間火力(DPM)を向上させる。
再装填時間の短縮は車両の攻撃力に直結するため、ほぼ全ての車両において装填棒の搭載が有効になる。しかしながら、装填速度が極端に遅い一部の車両は、装填棒の効果をあまり実感しにくいので、Bスロットの砲弾調整を選択するのも良いだろう。
※装填棒を選択できるのは、自動装填/自動再装填装置または機関砲を一切搭載できない車両。これら以外の車両では改良型換気装置が表示される。そのため、SP I C 等の車両は単発砲搭載時であっても、装填棒を選択できないので注意。
Bスロット砲弾調整(射程測定弾頭) ・徹甲弾(AP)および硬芯徹甲弾(APCR)の平均貫通力: +5%
・対戦車榴弾(HEAT)および榴弾(HE)の平均貫通力: +10%砲弾の装甲貫通力を向上し、命中時の射撃有効性を改善する。なお、向上するのは砲弾の貫通力のみ、榴弾の爆風ダメージや標準化作用、貫通力のブレ幅(95-105%)等には影響しない。貫通力のブレ幅の例: 貫通力100mm(95-105mm)の徹甲弾に砲弾調整の効果を適応した場合、徹甲弾の貫通力は105mm(100-110mm)になる。
真正面から敵と撃ち合うことが多いために頻繁に貫通力不足に陥りがちな、鈍重な重戦車や重駆逐戦車のような車両では貫通力向上の効果を実感しやすいが、逆に側背面を攻撃することの多い(一部車両の重装甲化が顕著になるティアIX、X以外の)軽・中戦車のような車両ではあまり効果を実感しにくい。
また対戦車榴弾(HEAT)や榴弾(HE)は貫通力の向上効果が大きいので、これらの砲弾を多用する車両は砲弾調整の搭載が特に有効になる。
- レベル II
改良型射撃装置(通称:ガンレイ(Enhanced “Gun Lay”ing Drive)) 照準速度: +10% 戦車移動後(静止時)の照準の絞り込み速度を向上する。なお、砲精度は向上しないことと移動中には発動しないことに注意。
照準速度や精度が悪い砲を持つ中・重戦車。前線で敵と撃ち合う際に大きく旋回を強いられる重駆逐戦車。素早い照準速度が必要なローダー系の車両等々。近・中距離戦を多用し、敵に車体を晒す時間が長くなってしまいがちな車両の被弾リスクの減少に非常に効果的である。強装薬(通称:スーパーチャージ(“Supercharge”)) ・弾速: +30%
・距離による貫徹力低下: -50%効果の説明文が分かりにくいが、つまるところ以下の2つの効果を持つ。
1)弾速が向上し、偏差射撃や行進間射撃(走り撃ち)等の命中率が向上する。
2)距離による貫通力の低下(距離減衰)が小さくなり、中・遠距離の目標にも安定して貫通が見込めるようになる。
ちなみに、HEとHEATに関しては、そもそも貫通力の距離減衰が発生しないため、1)の効果のみが発揮される。
砲塔旋回速度が速く、行進間射撃を多用する快速軽・中戦車。優秀な砲性能(貫通力・精度など)を持ち、中・遠距離からの支援射撃を得意とする駆逐戦車。距離減衰の効果が大きいために頻繁に貫通力不足に陥りがちな車両等々。敵と一定の距離を取って交戦する車両に搭載すると最も効果的である。
ゲーム内では表示されない砲弾の距離減衰や弾速の数値は、「Blitz Hangar」等のサイトで確認できる。そこで性能を確認して拡張パーツを決めるのも良いだろう。*1
- レベル III
砲垂直安定装置(通称:スタビ(Vertical Gun “Stabi”lizer)) 移動中及び砲塔旋回中の射撃精度: +15% 移動や砲塔旋回に伴う照準拡散が抑えられるため、実質的な照準時間も短縮される。
頻繁に車体や砲塔を動かすことが多いWoTBにおいて、照準拡散(散布界の拡大)の軽減は装填棒同様にほぼ全ての車両で有用である。
特に行進間射撃(走り撃ち)や飛び出し撃ちを多用する快速軽・中戦車。機動力と砲性能(主に装填時間)が良好で積極的に前線を押し上げる中・重戦車。射界が著しく狭く頻繁に照準が拡散しがちな駆逐戦車。その他射撃後の砲拡散を抑える必要があるローダー系の車両などで効果を実感しやすい。
※照準拡散はゲームのシステム上、正常値(静止時)に対するデバフとして計算される。本拡張パーツはデバフを軽減するものである為、デバフが生じない静止時には効果を発揮しない。精密砲身(改良銃砲) 100mでの着弾分布: -10% 敵への命中率(着弾分布)が移動・停車時に関わらず改善される。なお、照準時間は改善しない。
静止した状態で遠距離射撃を多用する駆逐戦車や、置きエイム気味に中距離で精密に弱点を狙い合う中・重戦車。また照準拡散が非常に良好且つ重戦車寄りの立ち回りをする(T-62AやM48 Pattonのような)中戦車等々。照準拡散が少なく済む堅牢なハルダウン・豚飯・遠距離射撃などの戦術を多用する車両において最も有用だと言えるだろう。
※砲垂直安定装置を搭載した場合よりレティクル拡散が小さくなるのは、照準を絞りきった状態のみである。そのため、先述にもある「Blitz Hangar」等のサイトでよくよく照準拡散(ゲーム内では性能非表示)と精度を吟味しつつ、どちらを搭載するか判断しよう。
体力 
- レベル I
改良型モジュール(改良モジュール)/モジュール改善+ ・履帯、燃料タンク、弾薬庫の耐久性: +10%
・体当たりによるダメージ: -20%
・130mmより大きな口径の榴弾によるダメージ: -10%(Tier5と6限定)WotBlitzではそれぞれの戦車の各モジュールに「耐久値」というHPのような数値が個別に設定されており、この数値がゼロになるとモジュール大破判定となる(数値は車両ごとに異なるがBlitzでは非開示)。
この拡張パーツの搭載により、モジュールの耐久性を10%向上し、体当たりによるダメージを-20%減少、つまり4/5に軽減させる。
体当たりによるダメージ減少はドイツ第1中戦車ルートなどの体当たりを得意としている戦車や、逆に体当たりを狙われやすい低機動・低重量の車両において有利に働く(特に昨今のMAD GAMES戦などラムアタックされる機会が多い特別戦では、こちらの搭載を強く推奨する)。
なお、この拡張パーツの効果対象モジュールの大破時のペナルティは次の通り。
履帯:移動不能
燃料タンク:火災発生
弾薬庫:車両大破
(弾薬庫については、大破せずともダメージを受けた時点で、装填時間が2倍になる。)
先述にもあるように各モジュールの耐久値はWoTBlitzでは非公開なため、AかBのどちらを選択するか迷った時には、車両特性(被弾する機会が多いor少ない、被弾する場所、ラムアタック耐性)や消耗品の選択(特に修理キットの有無)等を考慮しつつ、実戦で両方の拡張パーツを試しに何回か使って決めると良いだろう。それでも悩むようであれば、当面の間は効果を実感しやすいこちらを載せることをお勧めする。防護システム(防衛システム)/防御システム+ ・エンジンがダメージを受ける確率: -10%
・搭乗員負傷の確率: -8%
・弾薬庫誘爆の確率: -7%
・130mmより大きな口径の敵の榴弾による貫通率: -10%(Tier5と6限定)WotBlitzではそれぞれの戦車の各モジュールと搭乗員にそれぞれ個別の当たり判定範囲とともに「被弾確率(モジュールと搭乗員が敵からダメージを受ける確率)」が設定されている。当たり判定範囲内を弾が通過すると一定の確率で被弾となり、モジュールの場合は損傷、搭乗員の場合は負傷する。
この拡張パーツの搭載により、自戦車の該当するモジュールと搭乗員の被弾確率自体が減少する。
なお、このパーツで効果の現れるモジュールのPC版での被弾確率は次の通り。
エンジン:45%
搭乗員:33%
弾薬庫:27%~搭載するか否かを考える際には、実際に弾が当たる場所を想像して搭載すると良いかもしれない。例えば、砲塔カチカチ戦車に乗る場合搭乗員を負傷することは稀であり、防護システムの効果の一つ搭乗員負傷の確率減少はあまり意味を為さなくなる。他にも、敵の弾が命中しモジュールに被弾判定が発生すると、モジュールがほぼ確実に破損するような、モジュール耐久値が低いであろう軽戦車や中戦車にとっては被弾判定の確率を下げる本拡張パーツは有用であると言えるだろう。
- レベル II
改良型装甲(拡張装甲) 車体および砲塔装甲: +4% 戦車の装甲を強化する。本装甲に加えて、空間装甲や履帯等の外部モジュールにも効果は適用される。
本拡張パーツを搭載することによって、敵からの砲弾を跳弾したり、敵に課金弾を撃たせることで、被ダメージを抑えることができる。
(しかしながら敵に貫通力の高い課金弾を使わせる機会が多くなると当然、通常弾で撃たれる場合に比べて跳弾する可能性は低くなるということなので、中途半端な装甲圧や弾き方だと結果的に被ダメージが増えてしまうこともあり得る。弾を傾斜で弾くのか、装甲圧で弾くのか、そもそも豚飯昼飯などの防御姿勢を使いこなせているのか等々もよく吟味する必要があるかもしれない要考察。)
弱点が小さく、全体的に優れた装甲を持つ重装甲車両(IS-4等)にて最も効果を発揮する。ただし、25mmあたり1mm増と上がり幅は小さく、あくまでも長所を伸ばすものに留まり、元々弱点が大きい車両や軽装甲車両が装甲に物を言わせる戦いができるようになるわけではない。特に紙装甲車両には極めて効果が薄い拡張パーツである。
※2、3倍ルール等の強制跳弾/貫通の判定には反映されない。(装甲上げても貫通することを確認したが、なぜか表示は赤い。改良型アセンブリ 戦車のHP: +6% 戦車のHPを+6%増加させ、戦闘での生存性を向上させる。
HPの底上げは全ての車両で有効だが、HP100に対し6と大した上がり幅ではないため、HPに物を言わせる戦いができるようになるわけではない。通常ならば撃破されるはずだった試合にミリ残りで生き残る可能性が生じるに留まる。
とはいえ、改良型装甲の効果が期待できない紙装甲車両や、正面装甲に致命的な弱点を持つ車両(例:キューポラが大きい、車体下部が大きい、垂直な砲塔及び車体装甲等々)はこちらを採用することになる。
また、そもそも装甲を使った単発の撃ち合いではなく、一発受けて数発返すを基本戦術とするオートローダーや単発火力の高い車両はこちらを選ぶことで射撃機会の増加につながる。なお、mausなど必要十分な装甲圧を持つ車両もあえてこちらを選択しても良いだろう。
- レベル III
予備履帯(拡張型トラック) ・命中弾に対する通常状態の履帯(サスペンション)の耐久性を強化
・履帯が大破した状態から通常状態へ自動修復された際に完全回復となる。履帯は大破するとペナルティとして移動不能になる。しばらく待てば自動修復されるが、自動回復した履帯は損傷状態で再び大破しやすい。本拡張パーツを搭載すれば自動修復後も完全回復となり、いわゆる履帯ハメを防ぐ効果がある。ただし、効果が出るのはあくまで大破時の自動修復後であり、修理速度を速める効果等は無い。
そもそもながら車種に限らず本ゲームにおいて移動不能は致命的なため、多くのプレイヤーは履帯が大破すれば即座にレストアパックもしくは修理キットを使い修復するがその際も完全回復される。そのため、予備履帯は工具箱に比べると非常に効果が限定的且つちょっといらない子な拡張パーツだと言える。
ただ強いて挙げるならば、敵砲弾を太い履帯で吸収する戦術(履帯吸収)を用いる重戦車や走り偵察を行う軽戦車、重要ポジションの確保を行う中戦車は改良型モジュールと保護キットも同時に合わせて使うことで、履帯モジュールのHPを底上げし履帯切りを防止する効果を多少見込めるかもしれない。
なお、履帯の耐久性向上効果については元の数値が公開されていないため体感的なものとなるが、トレモにおける検証実験の結果拡張パーツ単体では実用的な効果は望めないものと思われる。工具箱 モジュールの修理速度: +30% このパーツに、搭乗員スキルや保護キットの効果が上乗せされると、圧倒的な修理速度を発揮する。
なお、上記で解説されてある通り、予備履帯は効果が非常に限定的であるため、多くの車両で予備履帯ではなくこちらを選択することが推奨される。
特殊 
- レベル I
改良型レンズ(通称:皮膜(レンズ“皮膜”)) 視認範囲: +5~10% (最大 500 m まで) 停車時移動時を問わず、視認範囲を向上し、敵の早期発見を可能にする。
素の隠蔽率も迷彩ネットの効果も低く設定されている重戦車や、積極的偵察(走り偵)を多用する快速軽・中戦車や一部駆逐戦車での搭載が効果的と言える。
向上値は車種により異なる。
軽戦車:10%
中戦車:10%
重戦車:7%
駆逐戦車:5%。
☆軽・中戦車(Tier7~10)では、この拡張パーツを搭載することで敵を視認できる範囲が移動・静止関わらずだいたい20m前後向上する。迷彩ネット(通称:カモネ(“Camo”uflage “Ne”t)) ・移動中の隠蔽率: +3~7%
・3 秒以上静止中の隠蔽率: +6~14%従来は静止時のみ効果を発揮していたが、"常時隠蔽率が小アップ、停車時隠蔽率が大アップ"、という効果に変更された。なお、元の隠蔽率から3~7%上昇(乗算)ではなく、プラスして3~7%(加算)である。搭乗員スキルのように、隠蔽率詐欺ではない。
待ち伏せを行う駆逐戦車や、受動的偵察(置き偵)を行う視界と高隠蔽を併せ持った中戦車および軽戦車や一部重戦車での搭載が効果的と言える。
隠蔽率の向上値は車種により異なる。
駆逐戦車:7%(静止時14%)
軽戦車:5%(静止時10%)
中戦車:5%(静止時10%)
重戦車:3%(静止時6%)
※本ゲームにおける隠蔽率は視界判定時においてスポッター側へのデバフとして計算される。よって、同じ状況下でもスポッター側の視界に応じて被発見距離が変動する。
例)隠蔽率10%の車両の場合:
・スポッターの視界が100mの場合、被発見距離は100*(1-10/100)=90m
・スポッターの視界が120mの場合、被発見距離は120*(1-10/100)=108m
☆軽・中戦車(tier8~10)がこの拡張パーツを搭載することで、移動時は10m、静止時は20mほど被発見範囲が小さくなる。
- レベル II
Aスロット改良型操縦装置(改良型制御装置) 戦車の最高旋回速度: +10% 車体の旋回速度が向上し、敵の行動に対し迅速に対応できる。特に重戦車・駆逐戦車では偏差射撃やNDKへの対処がしやすくなったり、豚飯・昼飯がやり易くなったりする。また、快速軽・中戦車では走行時の車体コントロールに、接近戦での撃ち合いやNDKなどをしやすくなる。
昼飯豚飯を基本戦術とする重戦車や、旋回速度が極端に遅い駆逐戦車。十分な加速を持つが最高速度の制限でスピードが出ない車両。アドレナリンの代わりにエンジンブーストを積めるオートローダーなど。意外と搭載する機会が多いと言える。エンジン加速器 エンジン出力(馬力/加速力): +5~7% 加速力が向上し、最高速度への到達時間を短縮できる。向上値は車種により異なる。
重戦車:7%
駆逐戦車:7%
軽戦車:5%
中戦車:5%
WoTBにおいて加速が改善する恩恵は大きい、最高速度に制限がある一部例外を除いてほぼ全ての戦車に有効である。例えば、飛び出し撃ちがしやすくなる。登坂時の速度低下の抑制や最高速度への到達までの時間の短縮によって、マップ上の重要ポジション(高所、マップ角など)を押えやすくなったり、通行料を取られにくくなる。※あくまで加速が上がるだけで最高速度が上がるわけではない点は要注意。
ゲームの仕様でやや効果が抑えられてはいるものの、特に加速が不足気味な快速戦車は使い勝手が増し偵察や裏取りなどの車種としての役割を果たしやすくなると言える。
- レベル III
消耗品デリバリーシステム 消耗品のクールダウン速度: +15% 消耗品をより頻繁に使用できるようになるため、モジュールが破損しやすい車両(中華・ソ連等)や、履帯吸収を戦術とする重戦車、強力なアドレナリンや特殊消耗品(反応装甲など)などを搭載する車両などの多くの車両で恩恵を得られる。
一戦中に多目的レストアパックや修理キットをより頻繁に使えることのメリットは非常に大きいため、ほぼ全ての車輌においてこちらの選択は有効である。高級消耗品 消耗品のボーナス持続時間を延長: +30% エンジン・ブーストやアドレナリン、特殊消耗品等の有効時間を持つ消耗品に対して効果を発揮する。しかしながら、本ゲームの仕様上消耗品を搭載できる枠が3つしかないため、修理キットのクールダウン時間の関係でこちらの拡張パーツを選択する場面は少ないと言えるだろう。但し、修理キットを積んでいるものの被弾を抑えた立ち回りのできる腕のある上級プレイヤーは、あえてこちらを選択して要所要所でアドレナリンや特殊消耗品を効果的に使うという選択肢もあるだろう。
価格表 
Tier | Level I | Level II | Level III |
---|---|---|---|
費用 | 費用 | 費用 | |
I | 2,000![]() | 2,200![]() | 2,500![]() |
II | 5,000![]() | 8,000![]() | 9,000![]() |
III | 20,000![]() | 25,000![]() | 30,000![]() |
IV | 40,000![]() | 50,000![]() | 60,000![]() |
V | 80,000![]() | 90,000![]() | 100,000![]() |
VI | 100,000![]() | 120,000![]() | 140,000![]() |
VII | 150,000![]() | 170,000![]() | 190,000![]() |
VIII | 200,000![]() | 225,000![]() | 250,000![]() |
IX | 250,000![]() | 275,000![]() | 300,000![]() |
X | 300,000![]() | 350,000![]() | 400,000![]() |
開放促進は省略しています
Update 4.10までの情報 
Tier | Level I | Level II | Level III | |||
---|---|---|---|---|---|---|
費用 | 開放まで | 費用 | 開放まで | 費用 | 開放まで | |
I | 2,000![]() | 0:05 | 10,900![]() | 0:15 | ||
II | 5,000![]() | 0:10 | 12,900![]() | 0:30 | 14,400![]() | 0:40 |
III | 20,000![]() | 0:30 | 15,000![]() | 1:30 | 2:00 | |
IV | 40,000![]() | 1:30 | 17,000![]() | 4:30 | ||
V | 80,000![]() | 4:30 | 19,100![]() | 13:30 | 21,200![]() | 18:00 |
VI | 100,000![]() | 8:00 | 21,100![]() | 1日 | 23,500![]() | 2日 |
VII | 150,000![]() | 16:00 | 23,200![]() | 2日 | 25,700![]() | 3日 |
VIII | 200,000![]() | 20:00 | 25,200![]() | 3日 | 28,000![]() | 4日 |
IX | 250,000![]() | 22:00 | 27,300![]() | 3日 | 30,300![]() | 4日 |
X | 300,000![]() | 24:00 | 29,300![]() | 3日 | 32,600![]() | 4日 |
開放促進は省略しています
Update 3.7までの情報 
Tier | 工具箱 内張り装甲 双眼鏡 レンズ皮膜 迷彩ネット サスペンション 追加グローサー 湿式弾薬庫 CO2 充填式燃料タンク サイクロン・フィルター | 改良型換気装置 装填棒 改良型射撃装置 砲垂直安定装置 |
---|---|---|
1 | 1,500 | 3,000 |
2 | 5,000 | 10,000 |
3 | 12,500 | 25,000 |
4 | 35,000 | 70,000 |
5 | 60,000 | 120,000 |
6 | 90,000 | 180,000 |
7 | 125,000 | 250,000 |
8 | 175,000 | 350,000 |
9 | 225,000 | 450,000 |
10 | 300,000 | 600,000 |
(クレジット )
※拡張パーツや拡張パーツを付けた車輌を売却した際、返金されるのは元の金額の 50% です
セール時半額
Update 3.7までの情報
![]() | 工具箱 |
修理速度を25%向上 | |
重量:100kg | |
対象:全車両 | |
修理キットやレストアパックは一度使うと90秒の待ちが必要なため連続で破壊されると修理が難しい場面が多い。 弾受けする重戦車や履帯ハメを狙われる重駆逐戦車などに積んでおくと心強い。 なお、修理スキルと合わせて最短4秒ほどで履帯修理が完了する。 |
![]() | 内張り装甲 |
衝突及びHE非貫通時のダメージを軽減する | |
対象:全車両 | |
PC版では自走砲の爆風ダメージを大幅に軽減できるなど強力なパーツだが、自走砲のいないこちらではダメージの軽減率も減らされてしまっている。 Blitzにおいては防御重視の重戦車ですら優先度は低い。 ラムアタックするような車両に積むことは持ち前の機動性を削ぐ可能性もある。 圧倒的な装甲厚で耐えるタイプの戦車は、大口径の榴弾によるダメージを抑えられるという点で有用。 注意点はHEが貫通したら軽減効果はないことである。 つまり低tierでありがちな大口径HEが貫通し一撃爆散するのを防ぐ効果はない。 |
名称 | 重量(kg) | 効果(%) | 車種 |
内張り装甲 (小) | 250 | +15 | 軽戦車用 |
---|---|---|---|
内張り装甲 (中) | 500 | +15 | 中戦車用 |
内張り装甲 (大) | 1,000 | +15 | 重・駆逐戦車用 |
![]() | 双眼鏡(通称:カニメガネ) |
静止中の視認範囲を25%向上(最大500m) | |
重量:50kg | |
対象:全車両 | |
レンズ皮膜と効果は重複せず、完全に車両(操作ではない)が停止してから3秒後に視界強化の効果が出る。砲塔旋回中も視界強化は継続する。 3秒以上敵に射線を通すことになるので隠蔽性や防御、逃げ足に自信のある車両での運用がメインになる。 |
![]() | レンズ皮膜 |
静止時・移動時を問わず視認範囲を10%向上(最大500m) | |
対象:全車両 | |
偵察車両のほか、重戦車も最前線に出る為、視認外から一方的に撃たれるケースが減り便利。 効果が重複しない双眼鏡とはよく比較される。 こちらは偵察車両というよりも素の視認範囲が狭いか、前線に居続ける車両に搭載される傾向がある。 |
![]() | 迷彩ネット(通称:カモフラージュネット、カモネット) |
戦車が静止中の場合の被発見性低下 | |
重量:100kg | |
対象:全車両 | |
完全に車両(操作ではない)が停止してから3秒で効果が出る。 後方から狙撃する駆逐が主に用いる。 双眼鏡とセットで茂みに隠れて置き偵察に使われることもあるが、置き偵察の有効性が低いblitzでは優先度は高くない。被発見性の低下率は軽戦車、中戦車が-10%、重戦車が-5%、駆逐戦車が-15%(TOG IIは何故か-10%) |
![]() | 改良型サスペンション系 |
サスペンションの耐久性を30%向上 | |
改良型レバー 改良型コイルスプリング 改良型トーションバー 改良型トーションバー 3t級,5t以上級 など | |
修理キットを何度も使え、基本的に初期履帯で全て装備できるBlitzでは何の意味もないパーツ |
![]() | 追加グローサー |
・軟地盤での性能を10%向上 ・通常地盤での性能を5%向上 | |
重量:1000kg | |
対象:ドイツ低・中Tier戦車 | |
履帯毎にマスクデータとして設定されている接地抵抗(対地形性能)を向上させる。 接地抵抗が上昇すると軟弱地での加速力、最高速度の低下を抑えられる。 但しパーツ自体が重く、軽い車輌に積むと出力重量比が悪化することに注意。 不整地での運用が多いか、性能が低いと感じる車両に積むことがメインになる |
![]() | 湿式弾薬庫 |
弾薬庫の耐久性を50%向上 | |
弾薬庫が配置的に撃たれやすく、弾薬庫の耐久値が低い車両向け。 他の国家と比べて弾薬庫へのダメージに弱い傾向にあるソ連戦車に積まれることがある。 耐久値が上がるだけで、誘爆自体の発生を防ぐ効果はない。 |
![]() | CO2 充填式燃料タンク |
燃料タンクの耐久性を50%向上 | |
重量:50kg | |
レストアパックがなければ大損害を受ける燃料タンクからの火災を軽減できる。 燃料タンク以外のモジュールにも火災判定はある。(ドイツの正面下部のトランスミッションなど) そのため、よく炎上する車両に搭載したとしても、それが燃料タンクによるものでなければ意味がない |
![]() | サイクロン・フィルター |
エンジンの耐久性を50%向上 | |
重量:10kg | |
対象:ソ連戦車(一部の車両を除く) | |
火災判定はエンジン被弾時に別途で確率発生する為、耐久性を上げても火災が減るわけではなく、あまり有効とはいえない拡張パーツのひとつ。 |
![]() | 改良型換気装置(通称:換気扇) |
全搭乗員のスキルを5%向上 | |
公式では「搭乗員のスキル」とあるがこれは「搭乗員の熟練度」のことである(このパーツは「搭乗員スキル」の実装(ver.1.5)より前からある)。 熟練度の影響する内容は「旋回速度、砲塔旋回速度、発射速度、照準時間、着弾分布、視認範囲」の6項目。 搭乗員熟練度5%上昇は実性能で表すと約2.15%上昇に値する。上がり幅は僅かだが満遍なく車両性能の向上を見込める。 装填棒を積んだうえでさらに装填速度を上げたいなどといった場合にも用いられる。 常備品の糧食系や燃料系などと合わせて用いると効果的。 すでに熟練度が100%の車両の場合にも、さらに上乗せで効果がでる。 戦闘室が密閉されていない車両(オープントップ)には搭載できない。 |
名称 | 重量(kg) |
改良型換気装置 クラス1 | 100 |
---|---|
改良型換気装置 クラス2 | 150 |
改良型換気装置 クラス3 | 200 |
![]() | 装填棒(通称:ラマー) |
装填時間を10%減少 | |
装填時間を短くする事により、車両の発射速度(RPM)を向上させる。これにより高くなる分間火力(DPM)は車両の攻撃力に直結するため、最も優先度が高い。 やや高価だが、どの車両でもひとまず装備しておけば間違いない必需品。 ただし、機関砲や自動装填装置(オートローダー)付きの砲には装着出来ない。 |
名称 | 重量(kg) |
中 | 200 |
---|---|
大 | 400 |
![]() | 改良型射撃装置(通称:ガンレイ) |
照準速度を10%向上 | |
重量:100kg | |
対象:全車両 | |
照準速度の向上であり精度が上昇するわけではないので注意。 照準速度が遅い砲を持つ車輌に装備すると良い。 砲垂直安定装置と効果が被り、その下位互換に位置付けられてしまう不遇な装備。 |
![]() | 砲垂直安定装置(通称:スタビライザー、スタビ) |
移動中および砲塔旋回中の命中精度を20%向上 | |
重量:200kg | |
移動や旋回などレティクルが拡散する場面において、拡散の度合いを20%軽減する効果がある。 強力だが、装備可能なのは高Tier車両からになる。(アメリカはTier6から) 砲塔のない車両には搭載できない。 |
- 軽戦車
- 双眼鏡
優先度 : 中
偵察をしたい人向け - レンズ皮膜
優先度 : 中
とりあえず困ったら機動力の落ちないこれ - 改良型換気装置
優先度 : 中
性能の底上げに - 装填棒
優先度 : 中
火力を向上させたい人へ - 迷彩ネット
優先度 : 低
活かせる場面は少ない。使うなら双眼鏡とセットで
- 双眼鏡
- 中戦車
- 装填棒
優先度 : 高
中戦車同士の戦いで必須になります - 砲垂直安定装置
優先度 : 高
動き回る中戦車には必須級 - 双眼鏡
優先度 : 中
大幅に視界が広がり開幕偵察で大量スポットできます - 改良型換気装置
優先度 : 中
最高の装填速度・視界を求める方に - レンズ皮膜
優先度 : 中
足を止めずとも視界が増加する為相性が良い - 迷彩ネット
優先度 : 低
使い辛いですが偵察を主任務にしたい人向け
- 装填棒
- 重戦車
- 装填棒
優先度 : 高
火力を求められるので必須です - 砲垂直安定装置
優先度 : 高
飛び出し撃ちが増えるのでこれも必須 - 改良型換気扇
優先度 : 中
装填速度を少しでも早めたいなら - レンズ皮膜
優先度 : 中
視界負け予防に。重戦車は防御の為に車体を動かす事が多く、双眼鏡より活きる機会は多い。 - 双眼鏡
優先度 : 中
前線で壁になりつつ偵察も出来ますが少しリスキー - 工具箱
優先度 : 中
修理キットの節約に - 改良型射撃装置
優先度 : 低
ソ連戦車なら命中率向上のために一考の価値はあります - 内張装甲
優先度 : 低
恩恵は少ないですがHPミリ残りの時に榴弾を耐えられるかもしれません
- 装填棒
- 駆逐戦車
- 装填棒
優先度 : 高
必ず付けましょう - 改良型換気装置
優先度 : 中
装填速度の向上に使えます - 改良型射撃装置
優先度 : 中
ソ連車両には必須です。他国にも効果的です - カモフラージュネット
優先度 : 中
見えない駆逐ほど恐ろしいものはないので重宝します - 双眼鏡
優先度 : 低
最後の生き残りになった時に先手を取れます - 工具箱
優先度 : 低
中距離からの履帯切りハメに対処出来ます
- 装填棒
コメント 
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発砲時、非発砲時に関わらず、静止隠蔽は移動時隠蔽の2倍、改善するみたいですが、これは3秒停止した前提でしょうか?
それとも停止した瞬間から2倍になるんでしょうか? -- 2022-06-14 (火) 21:40:22
https://blitzhangar.com/en/tank/sp-i-c
これを見る限りでは、3秒停止に関わらず2倍の効果が得られているようでもあります -- 2022-06-14 (火) 21:43:39