公式の装甲貫通解説動画(要Flashplayer)
(Flash動画が見れない方はyoutubeで!)
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砲撃 
このゲームは自車両が積んでいる主砲により、敵車両を攻撃して最終的に撃破することが重要になる。
他のゲームでは弾を当てればダメージが相手に入る事が多いが、このゲームでは基本的に相手装甲を貫通しなければダメージを与えることができない。
砲弾の装填 
- 一般の砲(戦車砲、榴弾砲等)の場合
装填時間は以下の式で求められる。
tRTは実際の装填時間、RoFは発射速度、lSは搭乗員熟練度。
Rは装填棒(Rammer)補正で、装填棒装備時は0.9、非装備時は1。 - 機関砲の場合、発射間隔は搭乗員熟練度によらず一定である。弾倉交換時間は上式によって決定される。
敵車両への照準(照準精度) 
砲弾が実際にどこに飛んでいくかの確率は、下図のグラフの様に決定される。
μが照準点、横軸が照準点からの距離である。
スペックにある砲精度の数値、ゲーム画面での照準円のサイズは、グラフの2σにあたる。
例)10.5 cm Kw.K. 46 L/68(精度0.34、搭乗員熟練度100%)の場合、照準円の半径は距離100mにおいて0.34[m]となる。またこの時、
- 100mにおいて照準点から距離0.17m以内に着弾する確率:68.2%
- 100mにおいて照準点から距離0.17~0.34mの範囲に着弾する確率:27.2%
- 100mにおいて照準円の縁(丁度0.34m)に着弾する確率:4.6%
となる。
なお、これは平均μ(ミュー)=照準点、標準偏差σ=カタログ精度/2とする正規分布に従っているということである。
精度低下(照準拡散) 
戦闘中のこれらのダメージによって精度は低下する。
1, 砲手戦闘不能:戦闘不能の間、精度が低下する。
2, 主砲損傷:損傷している間、精度の数値が倍になる。
3, 射撃:射撃の度に、砲ごとに固有の値だけ精度が低下する。
4, 砲塔旋回:旋回中、砲ごとに固有の値、かつ砲塔旋回速度に比例して精度が低下する。
5, 車体旋回:旋回中、車両の履帯ごとに固有の値、かつ車体旋回速度に比例して精度が低下する。
6, 車体移動:移動中、車両の履帯ごとに固有の値、かつ車体の移動速度に比例して精度が低下する。
拡張パーツ砲垂直安定装置(Vertical Stabilizer)により4.5.6.を15%軽減できる。
旋回、移動による精度低下は一般にソ連車両で大きく、アメリカ車両では小さい。また高Tierになるほど小さくなる。
射撃 
砲弾が装填されていれば射撃ボタンで相手を攻撃できる。
敵に命中すれば貫通判定され、ダメージ判定、モジュールや敵搭乗員へのダメージが判定される。
このゲームでは砲弾発射から命中までに時間があり、動いている目標に対しては偏差射撃をする必要がある。
そのため移動中の目標には、砲弾の着弾までの時間中に動いた先の地点を予測して狙うようにしよう。
射撃した後敵がすぐに停車したり、別方向に移動したら当然砲弾は命中しない。
砲弾によっても弾速や弾道に違いがあり、徹甲弾(AP)は弾道がまっすぐで弾速が速く、榴弾(HE)は弾道が山なりで弾速が遅いので、各砲弾によって予測位置を調整して攻撃しよう。
装甲 
貫通判定 
このゲームは命中判定の後に、装甲を貫通したかの判定がある。
装甲を貫通しなかった場合、AP、APCR、HEAT弾は敵に一切ダメージが入らない。
HE弾(榴弾)は貫通しなかった場合でも装甲面が薄ければ、着弾時の爆発効果により多くて貫通時の半分だけダメージを与えることができる。(口径が大きいほど多くのダメージを与えられるが、逆に小口径砲の場合、ほんの少しのダメージとなってしまうので、むやみに撃つのはやめよう。)
避弾経始(ひだんけいし) 
World of Tanksでは砲弾と装甲の角度による跳弾が再現されている。
避弾経始はソ連戦車では積極的に採用され、T-34やISには予め角度を持たせた傾斜装甲としてその効果を狙っていた。後にドイツも影響を受けて傾斜装甲採用が多くなる。
どういった効果かというと装甲に対し斜めに命中した弾は傾斜により運動エネルギーが装甲面以外の方向に分散し、また装甲の見かけ上の厚さも上がるため貫通しづらくなる。
なお、砲弾の口径が装甲厚より3倍以上大きい場合、跳弾は発生しない。

装甲に対し垂直に近い角度で着弾するほど、砲弾が貫通する可能性が高まる。

装甲に対し 20° 未満の角度で命中した場合、跳弾する可能性が高くなる。
詳しい説明はwikipediaの避弾経始を参照。
ダメージ (モデル:E 100) 
敵からの攻撃によるダメージを受け、自分のHPが0になると車両が大破してしまい、戦闘終了まで行動できなくなる。
逆に敵のHPを0にすれば撃破することができる。
現在、トレーニングルームを除いて味方への攻撃はダメージが入らない仕様になっている模様。
ダメージは砲撃によるものが主だが、以下のようなものがある。
- 敵砲弾による貫通弾
- 敵榴弾砲による至近弾
- 体当たり
- 踏みつけ(上下の車両ともに)
爆散した敵の砲塔が自車両の上に乗る- 高所からの落下
- 火災
モジュールへのダメージ 
モジュールは個別に耐久値が設定されている。
また、モジュールには個別に損傷確率が設定されている。
よってモジュールに命中したとしても、必ずしもそのモジュールにダメージを与えられるわけではない。
一定を超えるダメージをモジュールが受けると「損傷」し、ダメージが最大に達すると「破壊」される。
破壊されたモジュールは時間経過で「損傷」状態まで復旧する。

ちなみに直接視認することができない、弾薬庫・エンジン・燃料タンク等の弱点の多くは、戦車の砲塔及び車体後部(後部砲塔は車体前面などの例外有り)に集中していることが多い。
敵から被弾せざるを得ない状況ではできる限り、最も装甲が厚く弱点の少ない車体正面で弾を受けるようにしよう。
また、ある程度射撃の腕が上達してきたら、敵が車体側面を向けている際、砲塔もしくは車体後部を狙ってみると良いだろう。
ダメージを受けるモジュール一覧 
- 主砲
- 損傷:射撃精度が低下
- 破壊:修理されるまで射撃不能(仰角も不動に)
- 砲塔
- 損傷:砲塔の旋回速度が半減
- 破壊:修理されるまで砲塔旋回不能(仰角は可動)
- 弾薬庫
- 損傷:装填速度が増加
- 破壊:弾薬庫が爆発し、残りHPが0になる
- 履帯(キャタピラ)
- 損傷:影響なし
- 破壊:修理されるまで移動不能
- エンジン
- 損傷:エンジン出力が半減(移動速度が大きく低下)
- 破壊:修理されるまで移動不能になり、一定の確率で火災が発生する。また、急停止はせず、被破壊時の速度に応じて惰性で走行する
- 燃料タンク
- 損傷:影響なし
- 破壊:火災が発生する(火災により他モジュールにダメージが及ぶ可能性がある)
- 視認装置
- 損傷:影響なし
- 破壊:修理されるまで視界半減
引用元 https://na.wargaming.net/support/en/products/wotb/article/15412/
火災 
火災が発生すると鎮火するまで車体HP、モジュール、搭乗員に継続的なダメージが入り続けてしまう。
以下の二つの原因で火災が発生する。

- エンジンがダメージを受けた場合、各エンジンに定められた確率で引火
- 燃料タンクが破壊された場合
非常に危険な状態なので、一刻も早く鎮火しよう。消火パターンは以下の3通り。
1, 自動消火装置の使用
火災が起きた場合、瞬時に自動で消すことができるアイテム。燃えやすい車両では搭載する価値は大いにある。
2, 多目的レストアパックの使用
モジュール全修理&搭乗員HP回復が目立つレストアパックだが、火災も消すことができる。自動消火装置とは異なり手動のためプレイヤー自ら使用する必要があるので注意。
3, 搭乗員による消火
アイテムを使わない、または持っていない場合は一定時間燃え続ける。搭乗員スキルで火災時間短縮が可能。
搭乗員へのダメージ 
搭乗員はダメージを一定以上受けると戦闘不能となってしまう。

各搭乗員が戦闘不能になると以下の影響が発生する
- 車長(Commander):視認距離が低下
- 砲手(Gunner):照準速度と射撃精度と砲塔旋回速度が低下
- 操縦手(Driver):加速性能、最高速度、旋回速度が低下
- 装填手(Loader):装填速度が低下
搭乗員が被弾した際には、33%の確率で負傷する。
搭乗員の戦闘不能は時間経過で回復しないが、救急キットを搭載していれば、使用して回復できるので活用しよう。
跳弾 

入射角が一定より浅い角度になると、弾の貫通力を問わず強制的に跳弾する。
図に示した様に、APとAPCRは70°、HEATは85°であるがWoTBではHEATは跳弾しない。HEやHESHなどの榴弾には起こらない。(爆風ダメージが入らないことによって0ダメージになることはある)

2.6.0より前のバージョンでは、跳弾した弾の当たり判定は無くなっていた。
しかし2.6.0アップデートで跳弾した弾にも判定が出るようになった。
これによって跳弾した弾が他の敵に当たるということも起こり得るようになった。

また、左図のような、いわゆるショットトラップもこれによって有効になった。
水平方向に対して下を向いている面に跳弾させ、車体上面の装甲の薄い部分に命中させることでダメージを与えるテクニックである。
装甲の硬い車両に対して有効な場合があるので、一考の価値あり。
尚、空間装甲、外部モジュールを貫通後の徹甲弾は本来跳弾が発生する角度で装甲に当たったとしても跳弾は発生せず貫通かどうかの判定を行うようになっている。IS-3やobj907の車体側面など、傾斜と空間装甲を組み合わせた装甲を持つ車両は注意しよう。(公式解説には記述がなかったもののサポートからの回答を意訳して記載)
各弾種の特徴については、砲弾を参照。
オブジェクト貫通 

バージョン2.6.0から、弾が破壊可能なオブジェクトを貫通後も飛翔し続けるようになった。
オブジェクトを貫通することで貫通力は低下するものの、貫通すれば普通に撃った時と同じダメージが入る。
破壊可能なオブジェクトの裏にいるからといって安心はできなくなったのである。 これが出来るのはAP、APCR、APHEのみで、HEAT、HE、HESHはオブジェクトに命中すれば貫通せず、着弾と同時に起爆するため注意が必要である。
よくある質問 
射撃命中時に稀にピコーンと鳴り「!」マークが出るんだけど何これ? 
軽戦車搭乗員スキルの精密射撃です。スキルレベルが高い程、発生確率が高くなります。
全ての砲弾のダメージ量には最小値と最大値が設定されており、通常はこの範囲でランダムなダメージが敵に対して与えられますが、スキル発動時の与ダメージ量は必ず最大値となります。
コメント 
- ラムダメって車重と接触面の装甲厚でダメージが決まるとの事ですが、シェリダンみたいに全身が空間装甲の場合、ラムダメも大幅に軽減されるんでしょうか? -- 2021-05-26 (水) 17:13:18
- 空間走行の有無よりまずは車重。ぶつかってくる敵よりこちらが重ければダメージは確実に軽くなるし、ついでに昼飯の如く角っちょで受けられればダメージは格段に小さくなる。体感的には空間装甲の有無はこれら車重や姿勢よりも影響が少なさそう。 -- 2022-02-26 (土) 16:29:35
- たまにAPの装甲非貫通でカスダメ入るのはなんだろ。バグ? -- 2021-12-26 (日) 13:12:01
- 100Yのコメント欄でも見たなこれ。味方のダメージを勘違いしてるとかHEを間違えて投げてるんでなければバグだと思う。 -- 2021-12-26 (日) 19:38:24
- 撃った後確認したら間違いなくAPでプラも組んでないのにオレンジダメージだったからバグかあ... -- 2021-12-31 (金) 16:08:31
- 100Yのコメント欄でも見たなこれ。味方のダメージを勘違いしてるとかHEを間違えて投げてるんでなければバグだと思う。 -- 2021-12-26 (日) 19:38:24
- 乗員の説明のとこ、砲手やられたら砲旋回速度も低下しない? -- 2022-01-04 (火) 22:01:53
- APHEなんてあるか? -- 2022-02-26 (土) 09:47:01
- ゲームシステム的には無い。ただの高威力AP。 -- 2022-02-26 (土) 15:00:13
- 軽戦車使いだが、たまに通知の2~3倍の数値や砲撃性能の7倍とか受け一撃で撃破されるが、あれはなぜ?こちらは数値どおりのダメージしか敵に与えられないのに -- 2022-05-04 (水) 09:16:39
- 弾薬庫がやられていないかい?発生時のアイコンに着目してみよう。 -- 2022-08-07 (日) 07:20:11
- 一回戦闘開始直後に突撃してきた戦車を弾薬庫誘爆で倒したことある -- ラインメタル愛用者? 2022-08-28 (日) 14:08:18
- 撃破した敵の砲塔が飛ぶのって条件あるの?それともランダム? -- 2022-11-30 (水) 18:29:39
- このwikiに該当ページがあったような気がするけどわからねぇ…体力が3%未満の時か弾薬庫誘爆時に飛ぶよ -- 2022-11-30 (水) 18:34:55
- ダメージ判定の所を修正しました -- 2022-12-06 (火) 16:28:33
- 弾薬庫って残弾0の時って誘爆するんだろうか? -- 2023-02-11 (土) 12:08:53
- 一般的に残弾数は誘爆の確率には影響しないけど例外として残弾ゼロの場合は誘爆しなかったはず -- 2023-04-06 (木) 08:58:47
- たまーに何故か試合でのダメージが平均ダメージの値しか出ないことがあるんだが運営さんいじってんのか?キメラなら440、t77で380で固定されてるんだが… -- 2023-09-09 (土) 05:05:13
- リアリスティック戦ならダメージが固定されてるので仕様 -- 2023-09-09 (土) 08:29:40