馬丁

Last-modified: 2024-03-19 (火) 07:52:03
収録拡張コストカード種別効果
Menagerie4ActionGain a card costing up to 4. If it's an...
Action card, gain a Horse;
Treasure card, gain a Silver;
Victory card, +1 Card and +1 Action.
移動動物園4アクションコストが最大4までのカードを1枚獲得する。もしもそれが...
アクションカードの場合、馬1枚を獲得する。
財宝カードの場合、銀貨1枚を獲得する。
勝利点カードの場合、+1 カードを引く+1 アクション

概要

獲得するカードの種類によって追加効果が得られる工房であり、鉄工所の亜種。
このカードと他のターミナルアクションが手札に来た場合でも、勝利点カードを獲得すればひとまず+1アクションを得られるので、工房と異なり事故が起こりにくい。
一方で、馬丁によって馬丁をはじめとするアクションカードを獲得してもアクション権を消費するため、コンボパーツの集め方には一癖あり、鉄工所とは使い勝手が異なる。

利用法

  • 基本的な利用方法は工房を参照。
  • 庭園などのコスト4以下の特殊勝利点カード集めに利用する。庭園の山札切れの後も、馬丁の効果でアクション+馬獲得や銀貨2枚獲得でデッキを厚くできるのも良い。
    • 特に封土は、封土自身を集めつつ、銀貨2枚獲得で点数も底上げできるので強いシナジーがある。
  • 風車のような有用なアクション-勝利点のカードを獲得し、馬丁自体をデッキを圧迫しないキャントリップとして使用する。
    • 相続後の屋敷はアクション-勝利点なので、馬丁で積極的に獲得したいカードとなる。
    • 対象範囲となる勝利点カードの山が枯れてしまうと急激に事故デッキと化してしまうリスクがあるので、終着点は見据えておこう。
  • 街道などのコストダウンとからめて高コストのカードを獲得する。
  • 庭師などを大量に使用した後、勝利点を馬丁で大量に獲得することによって、一気に得点が増えて、ゲーム終了を格段に近づけられる。

詳細なルール

  • 等でカードのコストが下がった場合、下がった後のコストが4コスト以下であれば獲得できる。
    • 村→橋→馬丁の順にカードをプレイした場合、馬丁で公領(コスト5→4)を獲得し、+1ドロー+1アクションも得られる。
  • ポーションをコストに含むカード(ブドウ園等)、負債をコストに含むカード(技術者等)は、どちらもコスト最大4コインまでのカードではないため、獲得できない。
    • 馬丁で獲得できるカードは、正確には「コスト最大4コイン0ポーション0負債までのカード」とみなされるため。
  • 馬丁で獲得できるカードはサプライにあるカードに限られる。例えば、馬丁でを獲得する、という選択はできない。
  • イベントプロジェクトはカードではないため、獲得できない。
  • 風車のように複数の種類を持つカードを獲得した場合、その全ての追加効果を上から順に処理する。
    • よって、例えば、馬丁の効果で風車を獲得した場合、①馬を獲得→②+1ドロー&+1アクションを得る、という順で処理する。
      これにより、②の+1ドローで引いたそりで、①で獲得した馬をデッキトップに置く動きはできないことに注意。
  • 呪い修道院のように、このカードに書かれていない種類のカードを獲得した場合、何も起こらない。
  • 馬丁の使用時効果は①カードを獲得し、既定獲得先(通常は捨て札置き場)に置く→②獲得カードの種類による追加効果を得る、という二段階の処理である。
    ①で獲得したカードに対して獲得時効果が誘発するタイミングは①の直後であり、②の後ではないので注意。
    • 例えば、馬丁の効果で風車を獲得した場合、手札の鷹匠でリアクションできるのは①の直後である。よって、②の追加効果を処理した後は、カード獲得にリアクションを誘発できるタイミングは過ぎている(ので、②の+1ドローで引いた鷹匠はリアクションできない)、という処理となる。
    • 馬丁の効果で勝利点カードを獲得し、それを①の直後で行う望楼そりのリアクションでデッキトップに置いた場合、②の追加効果で得る+1ドローは獲得したカードを引くことになる。
  • 支配で馬丁によるカード獲得自体が置換された場合、馬丁の追加効果は得られない。(青犬ルール)
    • 一方、獲得後に望楼などで移動させた場合や、死の荷車など獲得したカードの上に別のカードが乗った場合には、獲得カードの種類の参照は特に問題なく成功し、馬丁の追加効果を得ることができる。
      これは「移動阻止ルール」がカードの領域移動の成否だけに関係するためである。

余談

  • カードの読みは「ばてい」。「ばちょう」は誤り。馬の世話や口取りを生業とする人のこと。

コメント

  • 取り替え子によるカード獲得の置換も、上記の青犬ルールに該当しますか? -- 2020-09-14 (月) 20:28:37
  • 取り替え子に記述があるように、置換するわけではないので該当しません。 -- 2020-09-15 (火) 00:20:28