収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
移動動物園 | 4 | アクション-アタック | +2 コイン 他のプレイヤーは山札の上から2枚を公開する。そのうちのコストが3から6のカード1枚を追放し、残りを捨て札にする。 |
概要 
2金に加え、騎士に似たアタック効果を持つカード。騎士はデッキトップ2枚に3~6金のカードがあれば廃棄するが、こちらは追放する効果である。
相手の重要なカードの使用機会を奪う意味では似たような影響があると言えるが、追放されたカードは同じカードを獲得することでデッキに復帰させられるので過信は禁物。
とはいえ、あまり大量に入れたくは無いターミナルアクションなどであれば結局困ることになるし、サプライの山札が切れてしまえば復帰はできなくなる。
一方、公領など勝利点カードを追放してしまうと、実質的な圧縮で利敵行為となるので注意。
利用法 
- トラベラーカードや闇市場由来のカードは、追放されると復帰させる手段が乏しいので大きな痛手となる。枢機卿があるサプライではこれらのカードに手が伸びにくくなるだろう。
- コスト3~6の勝利点カードも追放するので、特殊勝利点戦法(ブドウ園、遠隔地、牧草地以外)を採っている相手には利敵行為となりやすい。
- 通常のデッキ破壊アタックは「コストを2下げて属州を廃棄対象にする」というコンボが可能だが、枢機卿ではこれも利敵行為になりかねないので、コスト減効果との組み合わせは慎重に。
対策法 
- 上述した通りコスト3~6の特殊勝利点を先行する。公領を先行することはサプライを問わず可能。
- 物乞いでリアクションすると、デッキトップに獲得した銀貨が追放されることになりデッキのカードを保護できる。物乞い自身も枢機卿では追放されないので、ある程度は有効な対抗手段。
- 忠犬は枢機卿のアタックに対して捨て札にされる対象にしかならないので、一応はある種のアンチカードと言える。
- なお、通常はデッキ破壊アタックに対して城塞がアンチカードとなるが、枢機卿は追放効果なので無力である。
詳細なルール 
- 公開したカードが両方ともコストが3~6金だった場合、追放するカードを選択するのはアタックを受けたプレイヤーである。
- ポーションをコストに含むカード(錬金術師等)、負債をコストに含むカード*1は、コストに3~6コインを含んでいたとしてもコスト3~6の範囲内のカードに含まれないため、追放できない。
- 枢機卿で追放できるカードは、正確には「コスト3~6コイン0ポーション0負債のカード」とみなされるため。
コメント 
移動動物園(王国カード/サプライ外) | ||||||
コスト2 | そり | 黒猫(■) | 配給品 | |||
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コスト3 | ラクダの隊列 | ヤギ飼い | がらくた | 雪深い村 | 牧羊犬 | 備蓄品 |
コスト4 | 賞金稼ぎ | 騎兵隊 | 馬丁 | 旅籠 | 枢機卿 | 村有緑地(■) |
コスト5 | 強制退去 | 狩猟小屋 | 炉 | 貸し馬屋 | パドック | 聖域 |
魔女の集会 | 艀 | 首謀者 | 門番(■) | 鷹匠 | 漁師(*) | |
コスト6 | デストリエ(*) | 行人(*) | ||||
コスト7 | 動物見本市(*) | |||||
サプライ外 | 馬 |