モンハン用語/糞マップ

Last-modified: 2023-01-10 (火) 22:07:59

どんなモンスター相手でも、そのマップというだけで面倒に感じるマップに付けられる蔑称である。
糞モンスと同じく個人差があるため、安易な言及は禁物である
なお良モンスの様な対義語は無い。

目次

概要

  • 主に「クエストの進行が円滑に行えない要素」があるフィールドに用いられる。
    歴史は古く、MH無印時代からジャングル(現在の旧密林)が槍玉に挙げられている。
    以降、各作品内で「作中で比較的戦い辛いギミックのあるフィールド」が、
    この不名誉な称号で呼ばれる傾向にある。
    • 尤も、作中登場する多くのフィールドが嫌われてしまった作品も存在する。
      MH2は実験的要素が多すぎたために、嫌われるフィールドが多くなってしまっている。
      このような場合、後年の作品で何かしらの改善が入ることもある。
      また、MH4系のフィールドは「高低差を活かした狩猟」を主軸に据えたギミックが見られるが、
      エリアルスタイルが存在するMHXではギミックの利点が薄れ、戦い辛さが残る結果となっている。
  • 「戦い辛いフィールド」が生まれる原因について、MHF開発陣の発言から汲み取れる部分がある。
    この対極といえる「戦い易いフィールド」を突き詰めていくと、
    最終的には闘技場のような味気ないフィールドになってしまう。
    新たなフィールドの追加には少なからず工数が掛かるため、
    変わり映えのしないフィールドであればそもそも採用されることはない
    また、エリア数が少なければ素早く戦闘に移行できるメリットが提供できるものの、
    その様なフィールドは「手抜きだ」といった意見が寄せられるのだという。
    このように、糞マップとは「戦い易さ」と「世界観演出差別化」という
    異なる点を重視する開発者とプレイヤーとの摩擦の結果とも言える。
    新フィールドの実装時には、これらの意見の落としどころに腐心しているとのこと。
    ナンバリング開発陣は基本的に「個々のフィールドに対するユーザーの反応」は公開しないものの、
    フィールドに対する様々な意見が寄せられていることは窺える。
    • しかし、そのような内情を知った上でフィールドギミックに関して不満を持つユーザーは多い。
      モンスターに悪い影響はなく、ハンターにのみ害を及ぼすギミックが多いためである
      これが原因で不自然な状況になることもしばしばあり、
      そうでなくとも「一方的に被害を被る」ことはプレイヤーの心象を悪くする。
      ナンバリング作品ではこの傾向が強く、大きな批判要素となってしまうことがある。
    • 特に「差別化」については、一歩間違うと大顰蹙を買うことになる。
      一方でストレスフリーを目指すとギミックそのものが空気扱いされることもあり、
      その匙加減はなかなか難しいものである。
    • 一方で、モンスターがフィールドの仕様により一方的に攻撃されてしまう場合には確実に修正が行われる。
      ゲームの趣旨からすれば当然の事ではあるのだが、ハンター不利の仕様との対応の温度差について
      批判の的となることも珍しくない。
  • もう一つの傾向として、「プレイヤーが快適にプレイできないフィールド」が挙げられる。
    フィールド上の遮蔽物が多く視認性が悪い、エリア移動のルート・境界線が判り辛いなど。
    • 酷い所ではハードに極端な負荷が掛かり、動作が重くなってしまうフィールドもある。
      異なるハードが混在するMHFではこの手の現象が発生し易い。
    • 「快適」という個々人によって差が出る要素であるため、
      「フィールドの何々が気になって集中できない=糞」などという意見を持つ人も居る。
      暴論じみたものもあるが、「注意を強いられる」要素があると同意する人も多くなる。

主な批判要素

主戦場となるエリアが極端に狭い
エリアが狭いために、モンスターの攻撃が位置取りで避けられず、極端に難易度が上がる。
また旧作品ではカメラワークにも甚大な影響を及ぼし、訳も分からないままハメ殺される可能性大。
特に有名なのは森丘エリア9。
おそらく最も有名で、最も古くから存在する「糞マップ」の代表例。
戦いづらいマップはどこ? と聞けば、多くのプレイヤーがここと答えるであろう。
加えて、MHP以前は「カメラが強制的に近くに寄せられるため立ち回りにくい」と言う問題もあった。
例:森丘9地底火山2火山8
  • 後述の高台と傾斜の存在により、マップ上では広いエリアであるものの
    武器を納刀しなければ登れない高台だらけ、立ち回りに影響するほど傾斜だらけという例もあり、
    それを避けた結果実質的に戦闘可能なエリアが狭くなるという例もある。
エリア移動が非常に面倒
「主戦場へのアクセスが悪い」、「戦闘復帰に時間が掛かる」が主な批判要素。
特に顕著だったのがMH2であり、フィールドに設定された一方通行が多すぎ、
しかもモンスターはそれを軽々と無視してエリア移動を繰り返すため、
その傾向が強い密林や雪山は多くの批判を浴びることになった。
  • 前者はベースキャンプからモンスターの初期配置エリアまで遠いというニュアンスも含む。
    これはランダムスタートが入る上位以降ではあまり指摘されなくなる要素である。
    尤も、ベースキャンプ固定スタートで初期配置エリアが遠いクエストは存在しており、
    それらは「○○マラソン」などと呼ばれて非難されていた。
    例:雪山
  • 後者は地底火山の7→4や氷海の3→2などの一方通行エリアで、
    相手モンスターや味方に吹き飛ばされ落下した場合などに
    戦線復帰に非常に時間が掛かるという点が批判されやすい。
    特に地底火山は突き落とされる頻度が高く、よく槍玉に挙げられている。
    例:地底火山氷海
  • 少し特殊な例としては、古代林のエリア9・10・11等が挙げられる。
    古代林は平坦な地形が多く、広さも十分なため批判を浴びる事は少ないが、
    エリアを跨いで移動できるモンスターが、
    どのエリアにいても一直線でこれらのエリアまで移動する事がある
    特に顕著なのがラージャンで、瀕死時に6→11という超長距離移動を行う。
    この三つのエリアは非常に便が悪く、10・11は9からしか移動できず、9は8からしか移動できない。
    10→3という一方通行のルートはあるが、ここで戦うのは瀕死時の場合が多いのであまり意味はない。
    瀕死なのにも関わらずこんな大ジャンプをやってのけるラージャンもすごいものである。
    まぁ今に限ったことではないが。
  • MHWorldで登場した古代樹の森は今までのどのマップよりも複雑怪奇な構造となっており、
    冗談抜きで迷路。導蟲のガイドが無ければ痕跡に辿り着くことすら一苦労で、
    マップを開いても途切れた道や階層構造が分かりづらく、地形の把握は困難を極める。
    • ただし、この複雑さは導蟲があるからこその複雑さともいえる。
      マップに書き込まれてあるならば採集オブジェクトなども導蟲の目標地点にできるため、
      マップを大雑把に把握し後は導蟲のガイドに任せれば、
      移動の面倒さはあるがたどり着けないという事はまず無い*1
      …と言いたいのだが、あまりの複雑さ故か導蟲の軌道がブレブレになることもあり、
      特に初見のモンスターともなると導蟲を追ってもなかなかたどり着けない。
      また、MHWorldからキャンプも複数地点に設置され、
      モンスターの攻撃で倒れても最寄のキャンプで目が覚めるため、
      過去作のように一番遠いエリアに向かうだけでも時間がかかる、という事はそれほど無い。
    • なお、最下層には3方向にそれぞれ1か所ずつ、
      下から上るととても遠い林冠部にも1カ所キャンプが存在するため、
      到達が面倒且つ複雑な構造の中層部が一番厄介と言われる。
  • MHW:Iの新マップ渡りの凍て地では、
    氷河エリアの一部にモンスターの攻撃で崩落する地形が採用されたが、
    これにハンターが巻き込まれるとマップ最下層の洞窟の奥まで強制的に移動させられる
    徒歩で戻るには遠く、最寄りのキャンプまでファストトラベルを強要されるため戦闘復帰に手間がかかる。
    崩落には時間的猶予があるものの、モンスターに吹っ飛ばされたりした場合、
    起き上がりの時間含めてほぼ退避不能な早さで崩落するためタチが悪い。
    その割にモンスターはスタミナこそ消費するもののあっさりと崩れない場所まで退避してしまう
    巻き込まれるのが嫌なプレイヤーは最初から崩落部分を避けて戦うため、
    初見や事故でほぼハンターにだけ不利益を与えてくるギミックに終わってしまった。
  • MHRiseではこれまで以上の移動速度のオトモガルクや翔蟲、大翔蟲といったギミックで
    エリア移動がかなり楽になった。
    但し、MHWシリーズに比べてサブキャンプの数が少ない、開始キャンプを指定できない、
    死亡時に近くのキャンプに運んでくれない、サブキャンプに支給品ボックスがないといったように
    サブキャンプ関連については劣化ととられる部分もある。
    他にも大翔蟲の位置がイマイチ痒いところに手が届かない場合もあったり、
    翔蟲を駆使しても到着に時間がかかる場所があったりする。
昇降が面倒くさい
移動するために垂直の壁やツタを登らなければならなず、
スタミナを大幅に食う上テンポも悪くなるとして面倒臭がられるエリア。
これも「移動が面倒くさい」の一部ではあるが、
平面距離では0mなのに移動時間を非常に食ってしまうので別な事柄として語られることが多い。
壁上りは00年代の時期から存在した要素だが、
特にMH4以降で非常に高い壁を登る必要のある立体的な構造が多数登場したことで、
これらの地形を何度も行き来する際に手間がかかることが疎まれやすくなった。
特に遺跡平原のエリア7はそれまでのモンハンの常識を覆す、
まるで高級ウェディングケーキのような見事な段々になっていて唖然とした人もいるだろう。
殆どの人は壁を登るときにBボタンなどを押してジャンプ上昇で少しでも早く登ろうとするが、
これらの高い垂直壁は、大抵が150フルのスタミナを使ってギリギリ頂上に行けるか、
それでも途中で足りなくなるような高さに設定されていることが多い。
ジャンプ上昇からジャンプ上昇へは連続で出せるものの、
スタミナがなくなったので普通のよじ登りに切り替えようとするとワンテンポ置いてから登り始めるのも、
操作しているプレイヤーを微妙にやきもきさせる要素である。
特に、運搬クエストではジャンプ移動が使えず余計に手間を食うので好きなハンターは殆んどいないだろう。
例:遺跡平原地底火山雪山2遺群嶺6
  • MHWでは要所要所に設置された楔虫、加えてMHRiseでは翔蟲の登場により、
    近年の作品ではエリアの昇降自体は楽になっている。代わりにマップ自体が広くなっているが。
    比較的気になる場所として挙げられやすいエリアといえば大社跡のエリア5だろう。
    バルファルクを始めとした一部のモンスターがここで休眠するが、単純に高いのは勿論、
    螺旋状の山道がネズミ返しになったりマップ上の道や大翔蟲が見づらかったりと、慣れていないと追撃どころか見失うこともある。
視認性が悪い
何がしかの理由で視界が遮られ、狩猟に悪影響を及ぼすフィールド。
木々でまともに視界が開けないジャングル(現在の旧密林)が最古参かつ代表格。
他にも霧で見通しが悪い旧沼地や水が濁っていて水中では戦い辛い水没林など、枚挙に暇がない要素である。
遮蔽物に身を隠すことでヘイトを下げて発覚されにくくなる要素も一部あるが、
戦闘時にこれらのギミックによってモンスターがハンターを見失うことはなく、
やはり一方的にハンターが被害を受けるギミックと化してしまうことが多い。
また、非戦闘時にも「切断した尻尾の場所が判らない」といった事象が発生しうる。
特に批判が集まりやすいのか凍土のように救済策が用意されていたり、後の作品で改善される事もある。
  • MHWの各フィールドには身を隠すために設置されている草むらなどのオブジェクトがある。
    物語最序盤でその手ほどきがあり、安全に回復や研ぎをすることも出来るが、
    一部の鼻の良いモンスターは匂いで感知してくるため注意。
    迷路として前述した古代樹の森はエリアによっては視認性がかなり悪く、批判の対象になりがち。
  • フィールドとモンスターの組み合わせによって発生することもある。
    フィールドの景色と、モンスター自身や攻撃エフェクトが近い色合いであった場合、
    それが保護色の役割を果たしてしまい、視認性が下がり戦い辛くなる。
    例として、地底火山とグラビモス亜種燼滅刃ディノバルドとの組み合わせは
    エフェクトが似ている為大きく視認性を下げる。
    他の例としてはナルガクルガは原種は夜行性であり、亜種は草木に恵まれた地に生息しており
    保護色を利用することで陰から忍び込むモンスターとしての説得力を得ている
    (そして姿も影も消す希少種はその道を極めたとも言える)。
    いずれにせよ、後者は生態的に考えればその地に適した保護色の一言で片づけられ
    むしろごく自然であり、世界観として支持する声もある*2のに対し、
    攻撃エフェクトが見え辛い=被弾しやすくなる前者は批判を浴びやすい。
ハンターのみが進入できない場所が存在する
火山や地底火山のマグマ上には当然ハンターは侵入できないのだが、
基本的にどんなモンスターもただの地面かのようにマグマの上に陣取る。通称溶岩浴
これらの要素は見えない壁も参照されたし。
  • 近接武器種では全く攻撃できなくなるのは勿論、エリアルスタイル等で乗りを狙っても、
    乗っている間に相手がそういったエリアに侵入した瞬間、ハンターは振り落とされてしまう。
    また普通の地面上で戦えていても、ダウン時にそちらに転がっていってしまうと攻撃できなくなる。
    基本的にテンポを悪くする要素として批判が集まりやすい。
    例:火山地底火山溶岩島
  • MHW:Iで追加されたクラッチクローは、モンスターに文字通り貼り付くことができるシステムなのだが、
    この不可侵エリアにいるモンスターには貼り付くことができない。
    が、この点はクローが不発に終わるだけなのであまり問題にはならない。
    むしろ、貼り付いている間にモンスターが溶岩などに入るとクローが強制解除されることや、
    ぶっ飛ばしのために向きを変えた際に不可侵エリア判定になってしまい、
    貼り付きが解除されることの方が問題として取り上げられやすい。
時間で様変わりするも調整不足が目立つ
MH2にて追加されたフィールドで多く見られる現象。
昼と夜でフィールドに変化があり、夜になると行けないエリアが発生したりする。
しかし、これがクエストの円滑な進行に影響したり、
夜間の変化が著しくハンターの利便性を損ねるものだったため顰蹙を買った。
戦い辛くなるギミックがある
MH4G以降の旧砂漠では流砂で足を取られるエリアが存在する。
特に大半の大型モンスターとの主戦場にある7番でも地形変化で大規模な流砂が発生し、
足を止めての溜め斬りが重要な大剣や移動速度の遅いヘビィボウガンなどは極端に戦い辛くなる。
また、MHFの迎撃拠点は施設が崩壊するギミックがあるが、これに攻撃判定がある。
他にも溶岩島ではモンスターの大技によって震動と共に地形が陥没し、
溶岩ダメージエリア&段差が出現し安全に戦闘できる範囲は極端に狭くなる。
龍結晶の地の奥地エリアでは、モンスターの攻撃などに反応して天井から龍結晶のつららが降るが、
これに当たると微小なダメ―ジと共にあろうことか吹き飛ばされる。
予測も反応も基本不可能な横槍という点では妨害系ギミックの中でも最悪クラスであり
攻撃チャンスを潰された際には著しく興醒めすること必至。しかもリオス希少種は当該エリアから移動しない。
このような地形変化や各種ギミックは「モンスターとの戦闘」への集中を削ぐだけでなく、
時に致命傷に至るケースがあるため厄介視される。
モンスターには何らデメリットが無く、ハンターが一方的に不利になるギミックが多いのも批判されやすい点。
ダメージ床の配置が多い
そのままの意味である。
ダメージ床からの削りはそこそこな勢いで体力が減るため、
モンスターによる攻撃が合わさることを考慮すると、はっきり言ってかなり痛い。
持てる回復アイテムには限りがあるので、できれば速攻で離脱したい。
しかし戦闘中はモンスターが移動してスリップダメージを覚悟で乗らなくてはならない場面も
極当たり前に発生するためハンターを悩ませている。
ダメージ床の上に行きたくないのでモンスターが動いてくれるのを期待して離れて待っている時に限って
その場に留まってブレスを吐いてくるなど日常茶飯事である。
普段はやらなくてもいいノーモーション突進ばっかりやるくせに
決戦用フィールドとしてよく登場する溶岩島など灼熱地獄の空間に配置されるため、
ハンターの気が散る要因になっている。
ダメージ床だけでなく、乗ると毒状態になってしまう床も存在する。
傾斜が非常に多い
こちらはカメラで相手の位置が見えない上、ガンナーの遠距離攻撃は地形に遮られてしまうというのに、
ブレスなどの相手の遠距離攻撃は地形を貫通してハンターに襲いかかる
という理不尽仕様に批判が集まりやすい。
特にガンナーには死活問題であり、水平撃ちは封印せざるを得なくなる。
ニャンターに至っては、MHXでは地面に対し水平にしかブーメランを投げられないため、
予想外の方向に飛びやすく、上手く位置取らなければ攻撃を当てることさえままならなくなる。
もちろん近接武器でも攻撃がしづらくなる程の極端な傾斜が存在するエリアもある。
傾斜に対応するためには逐一カメラを移動しなければならないため、視野の確保にも直結する。
また、ニャンターに関してさらに言えば、
カメラの視点がハンターよりも地面に近いために傾斜によって著しく視界が害される。
ここに段差も加わると、モンスターの真横にいるのに地面しか見えないなんてこともザラにあるため、
悩みの種となっている。
  • 逆に傾斜に対応できていないモンスターも多く、頭や尻尾が傾斜にめり込み攻撃できないなどはザラ。
    他にもあらぬ方向にブレスをかっ飛ばしたり、逆に目の前にブレスが着弾してしまう事も。
    これはハンターにとって有利に働くこともあるが、まあかなり格好悪く世界観をぶち壊すのは間違いない。
  • また、MHWorldでは傾斜を利用しスライディング移動やそこから派生する
    ジャンプ及びジャンプ攻撃が可能となったのだが、これが意図せず暴発しやすいという問題も生まれている。
    尤もこれは積極的にジャンプ攻撃を行う武器にはメリットでもあり、
    使用する武器により意見が分かれるところではあるが。
    例:MH4G以降の旧砂漠地底火山氷海3古代樹の森9大蟻塚の荒地8陸珊瑚の台地12龍結晶の地2
段差が非常に多い
上と似ているが、こちらはMH4以降になって特に目立つようになった点。
乗りを狙う上で操虫棍以外の武器種では段差が必要になるため、
それらの武器種に対する救済策として、MH4で登場したフィールドには大小様々な多数の段差が設置された。
確かにそのメリットは大きいのだが、逆にデメリットとして働くケースも多いため槍玉に上がる事となる。
例えば段差のそばで位置取り回避をしようとすると登り/下りモーションを取ってしまい攻撃に直撃したり、
またフレーム回避を試みたら段差から不意にジャンプして無敵時間が無くなり直撃、といった具合。
MHXでは相手の攻撃に合わせてジャスト回避をしようとしても、
目の前に段差があって回避がキャンセルされ段差登りに変換されて被弾したり、
うまく決めたとしてもその後の回避モーションやダッシュが段差を乗り越えられないので、
モンスターに近づけない・離れられないといったことも起きやすい。
これらが重なると壁でもないのに壁ハメされてしまう、段差ハメという現象も起きてしまう。
また、同じくMHXで登場したニャンターの場合、武器出し状態のままダッシュ移動をすると、
通常のダッシュ時と同様に段差で大袈裟な飛び込みモーションを取る仕様になっている。
この仕様がなかなか曲者で、ハンターに輪をかけて段差の存在が鬱陶しく感じられる。
一応武器を構えたまま歩行も可能であり、その場合は段差でのモーションは軽減される。
ただし、持ち味である機動力が完全に死ぬことになるため戦闘中にはどうにも扱いにくい。
結局、ニャンターで戦闘すると段差に差し掛かるたびにわざわざ大幅に減速するか、
大きな隙を晒して飛び込むかしなければならない事態となっている。
ちなみに、MHXXでは追加されたビーストモードは戦闘中の移動が全てダッシュになる。
このせいで段差に対して毎回飛び込みを行わなければならず、
さらに近接仕様のスタイルであるため、モンスターに段差上に陣取られると、
飛び降りモーションとニャンター特有のカメラワークの悪さでまともに攻撃が出来なくなることも度々起こる。
  • ただし段差は傾斜と異なり、上手く利用すれば普段狙えない部位を狙ったり、
    ジャンプアクションを決めたりといった利点も存在する為に賛否両論ではある。
    例えばヘビィボウガンやスラッシュアックスが悲鳴を上げるMH4の塔の頂上も、
    突進斬りで跳躍できる片手剣にとっては
    「塔の頂上は片手剣のホーム」と言われるほどに有利な状況だった。
  • なおMH4、4Gでは乗りの蓄積値が高かったため、段差が多めに設置されていても
    上記のように一部のハンターはむしろ戦いやすいという状況になっていたのだが、
    MHXではエリアルスタイルの登場や乗り攻撃の蓄積値の減少、耐性上昇量の増加により
    "段差があることで乗りやすい"という利点が非常に薄くなってしまった。
    そのため「エリアルスタイルが登場したんだから段差は全て撤去していい
    という意見も見られるようになってしまった
    (尤も、他スタイルから乗りという選択肢を奪いかねないので極論だが)。
    MHWorldでは段差からのジャンプ以外にも上述の傾斜からのジャンプ、
    楔虫や駆け上がれる壁などジャンプ攻撃にも様々なアプローチが追加され、
    それに伴い新マップ群においての段差はエリアごとの差はあれど、
    全体的にそこまで多いわけではない。
  • MHRiseでは乗り攻撃が操竜の蓄積へと変化した。
    …が、操竜したいだけなら翔蟲アクションによる攻撃や他のモンスターの
    乱入による攻撃の方が圧倒的に早く、段差はほぼ無用の存在になってしまった。
    この点も留意してか、過去作に比べるとフィールド内の段差はかなり減らされている。
固有の小型モンスターが常軌を逸して暴れる
攻撃に状態異常や吹き飛ばしの効果があったり、
執拗にハンターを追い回すモンスターが多数現れるマップも不評を買うことが多い。
特に槍玉に挙げられるものとしては、ブルファンゴが多数現れるマップや、
ヤオザミが非常に凶悪だったMH2の密林などがある。
設定されている小型がクンチュウ、リノプロス、イーオス、ウロコトル、大雷光虫など
妨害型のモンスターだらけな地底火山は、
プレイヤーの心をささくれ立たせる横槍のメッカである。
MHFにおいて悪名高いのは高地のブルック
突進で戦場を掻き乱すだけでなく、倒しても倒しても敵意に満ちたブルックが再度湧く。
ブルックと高地は密接に紐づいた存在であったため、高地の悪印象の一因となっていた。
この他にも高地は「主戦場である頂上までツタ登りマラソンが必須」、
「雷が降り注ぎ火事場がやり辛い」など散々な評価を集めたフィールドとなっている。
ただし、近年では落雷を除くそれらの要素は控えめになっている。
また、後年の追加フィールドにおける小型モンスターも控えめな存在になっている。
不意にエリアチェンジし易い
大抵のマップは各エリア境界が狭い幅になっており、
ハンターもモンスターもそこには留まりづらいことが多い。
しかし、比較的幅が広い道になっていたり、そもそも巨大な面のようであったりと、
全くそうでないエリア境界も存在する。
このような場合では戦いに集中している間に境界付近に軽々と位置取ってしまいやすく、
エリアチェンジする気がないにも関わらずエリア境界を行ったり来たりということが起こりやすい。
悩ましい要素ではあるものの、有利な点もいくらか挙げられる。
戦闘中に痛手を負って立て直しを図りたい場合は、容易に他エリアに行けること自体が利点となる。
また、風景として見ると見晴らしがよく完成度が高いかもしれない。
例:沼地5・4砂漠2遺群嶺1・6・5
水中戦を強いられる
糞マップ議論のみならず、システム面も含めて非常に難しい問題のため該当項目を参照。
事例の列挙も該当項目先に委ねる。

余談

  • 上記個別要素が糞マップと言われる主要な要素だが、もちろんそれが複合的に働くパターンもある。
    例えばラギアクルスの場合もそれが顕著で、彼が「水没林の王者」と呼ばれる原因はほぼフィールドの方にある。
    異様に狭く、視認性が悪く、さらに水中戦の機動性低下とラギアクルスの巨体がそれに拍車を掛ける。
    彼が最初に現れるフィールドである孤島がシリーズ全体でも特に広く視界が開けたエリアだっただけに、
    そういった印象がより強くなったという事情もあるだろう。
    それゆえ、片手剣やガンナーを中心に水没林での狩猟クエストはトラウマだというハンターも多い。
  • こうしたマップにしか登場しないモンスターはそのまま糞モンスと言われてしまうことが多い。
    例として燼滅刃ディノバルドなどはその殆どが地底火山や旧砂漠、そして溶岩島である。
    MH4Gのディアブロスも、ギルドクエストではこういった特徴を持つエリアにしか出てこない。
    • 「本当の"最強のモンスター"は糞マップ」などと本気混じりの冗談で言われることもある。
  • MHではモンスターによって壁ハメに持ち込まれるなどのシーンがあることから
    古くより糞マップの話題は事欠かなかったが、
    派手な傾斜や段差など、一段と地形が立体的になったMH4以降は
    マップに関する否定的な話題が激増することになった。
  • MHFでは「ストレスが溜まる」ことをネタにしたクエストが存在する。
    連戦が要求されるMHFでは戦闘エリアまでが遠い古塔のクエストは非難されていたが、
    その「塔マラソン」、及び「うっとうしいブルック」がセットでネタにされている。
    • 一方で、それら不評要素は直接的・間接的に修正・緩和されるケースが多い。
      また、プレイヤーが利用できる有用なフィールドギミックも多々存在しているが、
      これも「プレイヤーが極端に不快にならない」ような方策である場合もある。
      「利用するのが面倒」として無視されてしまうことも多いが……。
  • クソクソ言われまくっている糞マップであるが、
    これはモンハンが一般的なゲームの中ボスや大ボス相当の敵と
    命のやり取りのような非常にシビアな戦闘を行うものであり、
    しかも何度も同じ内容の条件で戦闘を繰り広げる反復実践を基本としていることから
    地形の影響が大変気になりやすいためである。
    ワイルドライフの中を駆け巡り、「自給自足生活」を送るゲームとしてみれば、
    むしろ変化に富んだフィールドはゲームの華であり醍醐味でもあると言える。
    地獄巡りのような地底火山であっても、作品を彩る重要な多様性なのである。
    • 実際、遺跡平原はより自然な地形を構成していて初見では探索し応えがあるし、
      「見た目だけなら」非常に素晴らしく気持ちのいい光景が広がっている。あくまで見た目だけだが
    • そもそもモンスターハンターというゲーム自体
      相手に絶対有利な条件の元、徹底的に不利なプレイヤーが挑む」と言う構図で成り立っており、
      「モンスターの生息地」が「モンスターが進化の末に適応したホームグラウンド」である以上、
      (ゲームとしてのさじ加減は一旦棚に上げるとして)ハンターにだけ不利な要素があるというのは、
      ある意味当たり前である。
      その逆境を四苦八苦しながら突破するのが醍醐味と言えなくもない。
      問題はその逆境を必要な限り何度でも繰り返さなければならない事だが…。
      • マップに限ったことではないが、World以降のゲームとしての快適さに対して
        「昔のアナログで不便なモンハンの手応えが好きだった」と語る古参ハンターも珍しくはない。
    • 実際、上記の条件が幾つか当てはまりながらも、
      一度しか赴く必要のない大海原」が批判対象になる事は少ない*3
      なにかと槍玉に上がる地底火山も汎用ではなくイベント戦用の、
      「行く機会の少ないやたらシビアな環境の気の抜けないフィールド」として登場していれば
      もう少しマイルドな評価に落ち着いていたかも知れない…。
  • 記事冒頭で糞マップの対義語、つまり「良マップ」なる用語はあまり使われないことは述べたが
    この記事に書かれているような批判点を裏返して考えてみると、
    「エリア移動の手間が少ない」「戦闘エリアが広い」「視界を遮るものが少ない」
    「ハンターが一方的に不利になるようなギミックが少ない」「段差・傾斜が少ない」
    「小型モンスターの横槍があまり入らない」といったマップが良マップにあたるのではないかと思われる。
    こんな理想郷のようなマップが存在するのか?と言えば、ある。ズバリ闘技場である。
    極端な話、大自然の雰囲気もクソも無いという欠点を除けば闘技場は最適解のマップとなり得るのである。
    勿論、モンハンは自然の中での狩猟という雰囲気を重視しているため、
    全てのクエストの舞台が闘技場となる事はありえないであろうが…。
    • MHW(:I)では多くのモンスターが捕獲することで闘技場で戦うクエストが解禁されたため、
      戦いやすさを重視してそちらを選ぶ人は多かった。
  • …とページ名に始まり、ここまで散々"糞マップ"で通して来たが、マップは本来「地図」を意味する言葉で、
    地形やその環境に対して使うのは誤りである。
    当ページの内容は本来糞フィールド(または糞エリア)と呼ぶべき内容なのだ
    (フィールドが複雑過ぎて地図が意味を成さない場合は「糞マップ」と言えなくもないが、
    それこそフィールドのせいである)。
    上記内容で「マップ」と書かれている部分を「地図」に訳すと判るが、結構おかしな文章になっている。
    尤も今更な正確性より語感の良さや定着率からして、今後もこの呼び方が使われるのだろう。
    地図には誹謗中傷極まりない迷惑な話だが。
    • といっても、ビデオゲームに限れば英語でも土地・舞台のことをマップと呼ぶことはよくある。
      このゲームでは一貫して狩猟の舞台をフィールドと呼んでいるが、英語版ではLocationやLocaleと呼び、
      Mapという言い方はプレイヤーから見た、攻略面での呼び名という趣が強い。
      そして「フィールド」という意味でFieldを使うことはあまりない
      (フィールドも本来草原や分野を意味する言葉である)。
      また、フィールドそのものに問題があるケースと特定のエリアだけに限られるケースが混在するため、
      それらを一括する命名が必要になったという理由もある。
    • 余談中の余談になるが、様々な理由で非常に分かりにくい地図のことは「役立た図」などと呼ばれたりする。
      カプコン作品で言うならデビルメイクライシリーズの地図は役立た図として有名。

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モンハン用語/糞モンス


*1 ただし、マップに表示されるオブジェクトは自分で発見したものに限られるため、未発見の物を探しにいく時は難儀するかもしれない
*2 フィールドに全く合わない色合いのモンスターの側が非難されるケースすらある。警告色かもしれないが
*3 MH4Gではエピソードクエストによりほぼ何時でも行ける様になったが武具生産、ゲーム進行・攻略において該当クエに向かう必要はなく、プレイヤーの自由である