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- チャット文例について
英語でのチャット文例も参照。
あ行
- アノニマイザー
- v1.7.0で追加されたプレイヤー匿名化機能の事。
日本語クライアントでは設定→一般から「戦闘中のプレイヤー名を匿名化する」のチェックを入れる事でONになる。この間、自分のプレイヤー名が他人からは戦闘ごとに適当な文字列(仮想のユーザー名)に見えるようになり、アノニマイザーを使っているかどうかも判別されにくい。
なお匿名化期間は戦闘中のみ。戦闘終了後の戦績表示では解除されるので、悪質プレイヤーの通報やブラックリスト操作は可能。
戦闘開始前に敵味方の戦績で戦術を組むプレイヤーには辛い機能かもしれない。
詳細は公式を参照。
- アハトアハト(独:Acht-Acht、英:eighty-eight、日:ハチハチ)
- ドイツの対空砲「8,8 cm FlaK 18/36/37」のこと。車載用に改造された「8,8 cm Kw.K. 36 L/56」などはTiger I等で使用できる。
最初から対空対地両用砲として設計されており、通常配備されていた3,7cm対戦車砲や5cm対戦車砲では撃破が難しいMatildaなど重装甲車輌の撃退に活用された。対戦車砲としての活躍が有名だが、本来の任務は対空砲で空軍所属なので、陸戦に狩り出されるのを嫌った場合もあったとか。
- アヒル (Duck)
- フランス軽戦車AMX 40の事。
そのユニークな形を比喩した中で最もメジャーな呼び方と言える。心理的に「アヒル」と言われると余計そう見えてしまう。
いわゆる苦行戦車の一角だが、ある意味でTier4のアイドル的存在。塗装をアヒルにするSkin MODもあり、海外の人気も上々のようだ。詳細や導入方法はMOD・ツールを参照。
関連項目:Quack!、頑張る搭乗員たち
- 一歩引いた(下がった)場所
- 駆逐戦車、中戦車、重戦車における運用法の解説やコメントで書かれる表現。
主力として前衛を務めるのが困難な車輌(足が遅い、装甲が薄い等)が前線の後ろから戦う戦法。
本場所で交戦する場合の任務としては、前線への援護射撃や前線崩壊時の補充戦力、または抵抗線の第二線となる。
前線があがればそれに伴い遂次前進をし、場合によっては側背からの攻撃に転移するなどの立回りも担う。
以上の事から、足の遅い車輌は前線の後方近傍、足の速い車輌はそれよりも若干後方というのが本場所の位置となる。
長距離での命中精度を高め、最前線の味方を支援できる体制にしておくのが望ましい。
- イナゴ
- ドイツ重戦車、E 75の略称。またはアメリカ軽戦車、M22 Locustのこと。
役割やBattle Tierが大きく異なり、国も車種も違うのでよほどの内容でない限り話の流れから区別はできるはず。Locustはイナゴの事で有り、E 75はE(イ)7(ナ)5(ゴ)と読める事に拠るもの。言うまでも無いが、E 75の方は日本語が母国語の人にしか略称の意味が分からない。
- 芋
- 前線の遠く後ろや、敵の来なさそうな場所に留まり続けているプレイのこと。
被弾を恐れ、後方に篭って相手を待つだけというプレイスタイルを芋待ちゲーと表現したりする。
出典には諸説あるが、FPSゲーム「Battlefield 1942」において、後方で芋虫のように匍匐態勢のままモゾモゾと動く、狙撃しか頭にない偵察兵を揶揄する言葉である。要は敵を出待ちしたまま動かないスナイパーの事。
特に重戦車の芋プレイは非難の対象となり*1、またその他の車種でも戦況に応じた役割を果たせない消極的な位置*2に籠っている場合は芋だとして嫌われる。あまりに酷いと通報の対象にもなる。
ただ、芋かどうかはミニマップの情報だけでは判断しづらい*3。
強襲戦の防衛側など、試合の種類や状況次第では待っているほうが有利に働く場合もある。
関連用語:Camp
- インチ砲
- イギリス戦車の一部でインチ(inch,in)表記で搭載されている。
ポンド砲とは違い榴弾砲となる為、戦車に搭載されている物は特異な弾道を描き、初見で驚く事になるだろう。
3インチ(76mm)、3.7インチ(94mm)、4.5インチ(114mm)、5.5インチ(140mm)、6インチ(152mm)、7.2インチ(183mm)、9.2インチ(233mm)に相当する。(1インチ=25.4mm)
関連用語: ポンド砲、ポンポン砲
- ウラル貨車工場 / ウラル戦車工場 (英:Uralvagonzavod / 露:Уралвагонзавод)
- ロシアの大工業都市ニジニ・タギルにある、ソ連・ロシア屈指の戦車工場の事。
Object 100系の戦車はここの出身であり、大戦中に3万台のT-34を量産していた事で有名である。本ゲームに登場する大多数のソ連中戦車や(中戦車ベースの)駆逐戦車はこのウラル工場で設計・製造された。
元々は田舎工場に過ぎなかったが、ハリコフなどの大都市から熟練エンジニアたちが疎開した事で発展を遂げた。その後、ハリコフなどの熟練エンジニアたちが故郷に戻った事でT-54の改良中に戦車開発が停滞したものの、1950年代中期頃から若手の優秀なエンジニアたちが台頭し、多くの有名な戦車開発を手掛ける事になった。
この工場は現存しており、ロシア陸軍が現役配備しているT-90(Object 188)もウラル工場が開発・製造した第3世代主力戦車である。
関連項目:T-34-85(Object 135)、T-54(Object 137)、SU-100(Object 138)、Object 140、T-62A(Object 165)
- 英国面
- 兵器を含み、イギリス産インダストリアルデザインには飛躍的な技術発想・実用検証が不十分な生産品が散見されることから、これらのうち企画倒れや失敗作、あるいはそれに近いものを指して揶揄する言葉。
WoT登場の兵器としてはCovenanter、Crusader 5.5-in. SP、TOG II*、歩兵戦車思想等が代表格とされる。
原因として「机上の空論だけで作ってしまう」「古い技術に執着する」「細かい事は気にしない」「とりあえず紅茶でも飲もうぜ」などのパターンがよく見られるようだ。例えば我らがTOOOOOG!!*はこれの大半が当てはまる。
ただ一方で、Mk.Iを発明し、近代戦車という兵器を作り出したのもまたイギリスである。
Centurionを開発し、主力戦車という兵器を作り出したのもまたイギリスである。
彼らの努力がなければWoT自体存在しなかったのかもしれないのだ。
時として英国紳士たちの挑戦こそが世界を変える大発明へと至ることも忘れてはいけないのである。
- エリート車輌 (Elite Vehicle)
- すべてのモジュールと派生先車輌の研究を終えた車輌のこと。
野戦改修(Tier6以上)、車輌経験値のフリー経験値への変換 (※要Gold)、搭乗員訓練の促進が可能となる。
詳しくはFAQのフリー経験値と乗員の経験値の項を参照のこと。
なお、稀にエリート化した後のアップデートでモジュールや開発ルート(新戦車実装やルート変更)が増え、エリート車輌でも経験値の使い道ができることがある。ただし、一度エリート化していたら研究しなくてもエリートが解除されることはない。
- エミール/エーミール(Emil)
- ドイツのSturer Emil、スウェーデンのEmil IおよびEmil IIの事。
国や車種、性能、Tierが違うので話の流れから察しよう。そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな。
- オイ車 / ミト車
- 幻の超重戦車O-Iの事。
技術者の証言から存在した事は分かっていたものの、資料や実物が無かったために様々な憶測が飛び交う「幻の超重戦車」と呼ばれていた。
近年、日本の模型企業ファインモールド社が公開した三菱の公式図面によってようやく計画時点での姿が判明。
しかしながら、実際に製作された試験車がその通りのデザインになったかは未だに不明であり、今なお夢とロマンを多く含んだ存在である。
本ゲームでは走行試験車をモチーフにした100トン戦車のO-I Experimental、公式図面を再現した150トン戦車のO-I、旧説の100トン戦車の想像図を元にしたO-Ni、同じく旧説の120トン戦車を元にしたO-Hoが実装されている。
- 王虎
- Tiger IIの渾名「キング・タイガー」の和訳。虎と区別する際にも使われる。
読みはおうこ又はワンフーだが口語として使われる事はあまりない。掲示板では稀に「キントラ」「キン虎」も使われる。
v1.5.0.4で「キング・タイガー」そのものの名を冠するKing Tiger (Captured)が実装されたが、定着度故なのか、「王虎」と言えば依然としてTiger IIを指すことが多いようだ。
- オートエイム
- 自動照準参照。
- オート・メラーラ(Oto Melara)
- イタリアにかつて存在した防衛関連企業。戦時中の名称はOTO社。
大砲が非常に有名であり、それ以外にもイタリア戦車の開発に携わっていた。
兄弟ゲームのWorld of Warshipsに登場するイタリア艦船は基本的に同社の艦砲を搭載しており、艦船ゲームでこの名前を目にしたという方もいるかもしれない。
ヴィッカース・テルニ (Vickers Terni) ⇒オデーロ・テルニ・オルランド (ODERO TERNI ORLANDO) ⇒オート・メラーラ (Oto Melara) ⇒オート・ブレーダ (Oto Breda)⇒オート・メラーラ (Oto Melara S.p.A.) へと名前が変遷し、現在はレオナルド社(旧フィンメッカニカ社)の防衛部門となっている。
ちなみに傑作砲であるOto Melara 76mm砲やOto Melara 127mm砲は、日本の海上自衛隊が用いている装備品だったりする。
関連項目:クルップ、ボフォース
- オードナンス (Ordnance)
- 本来の英語では"銃火器或いは火砲(全般)"を指す一般名詞だが、日本では銃火器の解説で「オードナンス~ポンド砲」などと云う(明らかに誤訳としか思えない)名称を持つ砲類が存在する。
尚、イギリスの軍需産業企業に"ロイヤル・オードナンス(Royal Ordnance plc)"と云う企業(公社)が実在していた(1987年にブリティッシュ・エアロ・スペースに買収された後にはブランドとして存続したが、2004年にBAEシステムズ・ランド・システムズ (BAE Systems Land Systems)に組み込まれブランドも消滅した)為、「オードナンス社製~砲」を略して「オードナンス~砲」と呼ぶ場合は間違いではない。
関連項目:L7
- オープン・トップ (Open-top)
- 砲塔や戦闘室の上部装甲が無く、上から戦闘室や乗員が丸見えになっている砲塔、あるいは戦車のこと。
このゲームでは、駆逐戦車と自走砲に多く見られる。逆にそれらの車種以外では珍しい(M2 MediumやType 64ぐらいのもの)。
かつては実車と同様、視認範囲がクローズド・トップの車輌に比べて広い傾向があったが、バランス調整のためか過去のアップデートで大幅に減少されている。
他にも改良型換気装置(Improved Ventilation)を装備できない(例外あり、搭載できないのでプライマリスキルは改良型換気装置の5%分不利)、曲射榴弾砲の砲弾などが直接車内に飛び込んで来る可能性もあるなど、システム上本ゲームにおいては些か欠点が目立つ。
因みに車内のパーツは、無線機や計器パネル、照準器にハンドルからシフトレバー等、外から見えるパーツは再現されている。(場合にもよるが)砲や無線機を換装すると車内パーツもきちんと変わるのが確認できる。
Wespeにいたっては、護身用のMP40がラックに立てかけられていたりする。弾薬庫誘爆により砲塔が吹き飛んだ場合も、砲塔があった場所から内部を見ることができる。
なお、オープントップでも乗員が表示されないのは年齢制限(流血表現etc)の都合との事。
▼オープントップの一例 / Wespe、Universal Carrier 2-pdr、M10 Wolverine
- 置鮎龍太郎(おきあゆ りょうたろう)
- v1.4.0で更新された日本の男性車長ボイスを担当する声優。
WoT公式サイトでは代表作として『新機動戦記ガンダムW』のトレーズ、『SLAM DUNK』の三井寿、『テニスの王子さま』の手塚国光が挙げられている。
- 置きエイム/置き照準
- 敵の進路を予測して、あらかじめ進路上に砲を向けて照準を絞っておくこと。
照準拡散量が大きく咄嗟撃ちが苦手な車輌、狙撃を得意とする駆逐戦車、照準速度が非常に遅い自走砲等にとっては必須とも言える技術である。
- 置き換え
- 技術ツリー上の車輌が何らかの理由で別の車輌に置き換えられる事。
Grille 15に置き換えられたWaffenträger auf E 100が代表例である。
KV-85に置き換えられた旧KV-1Sのように、削除された訳ではないものの、Tierが格下げされて事実上の別車輌化したパターンもある。なおv1.9.0でKV-85はコレクション車両となり、KV-1Sは晴れてTier6に返り咲いた。ただし性能はTier5時代とそれほど変わらない。
最近では技術ツリーの特性をより鮮明にする為、Foch Bに置き換えられたFoch 155の例もあり、この場合は所有者に元の車輌がプレミアム車輌として残されている。
- 置き偵察(置き偵)
- 茂み等にじっと潜んで敵を発見・観測する偵察手法を意味するスラング。発砲すると発見される可能性が高いため、安易な発砲は控えること。また、カニ眼鏡やカモネット等で隠蔽と視界を強化することが推奨される。
英語ならば「passive scout」がこれに近いと思われる。
- 押し上げ
- 姿勢が不安定で横転しやすい車輌に対し、故意に持ち上げるなどして横転させて無力化or撃破する事。
射撃モード中の高Tierスウェーデン駆逐戦車などに対する接近戦時に有効な戦術である。
当然だが、味方がこれをやれば利敵行為であり、運営への通報案件である。
- 押し出し
- 障害物を挟んで睨み合ったり、稜線を挟んで対峙している車輌に対し、射線が通るように強引に後ろから押す事。
味方が味方に対してこの行動をした場合、マナー違反かつ明らかな利敵行為である。
類義語:ケツブロ
- オスモウタックル
- 体当たりの事。相撲のぶちかましである。
同義語: Ram/Ram attack/Ramming
- おっさん/おっさんボイス
- かつて存在した、独特のイントネーションで日本語を話す車長ボイスの事。
棒読み気味でありながら温かみと味のある発音が特徴であり、コアなおっさんファンも少なくない。
中でも「敵戦車を、やっちまったぞ!」はおっさんを代表する名言である。
ちなみに、スマホ版のBlitzやPS4・XBOX版などではまだまだ現役だったりする。
⇒参考動画
- おとうさん戦車
- 1.フランス軽戦車AMX 40の事。「WoTキャッチコピーコンテスト」というTwitter発の謎企画において採用されたこれが由来。
おそらくAMX 40が「アヒル」「カモ」と例えられることに仮託して、後ろのRenault FTを「ヒヨコ」に見立てたものと思われる。
2.1から転じて、主戦線の最前線に立つ戦車を指す。「パパ」「パパ戦車」とも。
か行
- 回転弾倉式自動装填装置/ドラム式自動装填装置
- 本ゲームにおいてアメリカ、フランス、日本、チェコスロバキア、スウェーデン、イタリアの一部車輌が搭載する自動装填装置の事。
基本的に車輛解説や外部掲示板で「オートローダー」「オートローダー戦車」等と書いてあれば、この機能またはこれを有する車輌を指す。
端的に仕組みを言うならば、拳銃などのリボルバー(Revolver)を戦車砲のサイズにしたものである。
通常砲を機関砲のように一定間隔で連射する事ができ、高い瞬間火力を発揮する。一方でその多くが非常に長い弾倉交換時間を必要とするため、一撃離脱による強襲は得意だが、継続的な前線維持が不得手となっている。Cキーを押す事で、任意のタイミングで再装填を始める事も可能。
また、ゲーム内で「自動装填装置」と表示される砲は連射能力を持つ砲の総称であるため、機関砲もこの「回転弾倉式自動装填装置」扱いとなっている。
史実において、第二次世界大戦中にシュコダ社がティーガーでテストした75 mm A-18が原初のドラム式自動装填装置付き戦車砲だったとされており、戦後はアメリカやフランスを中心にこのドラム式が試されている。
ちなみに、史実において「ドラム式ではない自動装填装置」を搭載していた戦車or計画案は、ゲーム内でもこの「ドラム式」の機能は持っていない。→Strv 103B
逆にゲームの仕様で史実の機構をドラム式自動装填装置付きとして再現している車両や、特に関係無いがゲーム性・ツリーの特性のためにドラム式自動装填装置付きとして実装されている車両もいたりする。というより最近はこちらが主流。→AMX 50 Foch、TVP T 50/51、Prototipo Standard Bなど。
関連項目:揺動式砲塔
- 開幕特攻
- 戦闘が始まると同時に敵陣へ突撃する行為。
敵を発見した瞬間に集中砲火を浴びるため、ほぼ常時乱戦の低Tierは兎も角、中Tier以降で生還する可能性は非常に低い。複数の車輌が同時に行うと、味方数減少や陣形の乱れ・視界範囲が急激に低下する等の悪影響を与えてしまい、チームキル級の破壊力となるケースもある。*4
通常戦及び強襲戦侵攻側の敵陣地や遭遇戦の中央陣地のみならず、敵出撃場所を攻撃する場合や強襲戦防衛側で味方陣地をほったらかしにして遠方へ攻撃しに行く場合なども含まれる。
- 改良型自動再装填装置 (英: refined auto reloader / リファインドオートリローダー)
- 自動再装填装置(オートリローダー)を改良し装填途中に発砲した場合に残り時間に応じて次弾装填時に装填時間のボーナスがつくというシステム。
装填時間のボーナス判定は2発目以降の装填時に発生し、4段階のボーナスは最大で次弾装填時間を50%程度短縮する。
これにより装填途中で発砲しても装填時間が完全に無駄にならないという利点を得られ、より柔軟性が高くなっている。
- 課金アイテム (premium consumable)
ゴールドで買える有料のアイテム。自動火災消火装置や効果の高いリペアキット・救急アイテムやハイオクガソリン、国によって違う乗員能力が向上する飲食物などのアイテム。
当初はゴールドのみの購入で使用するには課金が必須だったが、v1.0.1以降はゴールドによる購入は廃止されクレジット購入のみに変更されており、使用に課金は必要ない。
(v0.8.1~v1.0.0まではゴールドでもクレジット(ゴールド価格の400倍)でも購入可能であった。)
アイテム参照。
- 課金車輌 (premium tank)
- ゴールドで購入あるいはプレミアムショップから現金で購入する有料の車輌。
同タイプの車輌の搭乗員ならペナルティ無しで乗れたり、クレジット収入にボーナスが掛かって通常車輌より儲かるので、搭乗員育成やクレジットを貯めるのにも使われる。
課金戦車参照。
- 課金弾 (premium ammo/旧gold ammo)
ゴールドで買える有料の砲弾。貫通力が向上するAPCRやHEAT、爆発半径が拡大される広範囲HE(主に自走砲で搭載できる)などの通常弾より高性能・高額の砲弾。公式ではプレミアム弾(薬)と呼ばれている。
Wikiのコメント欄や掲示板などでは「金弾」と略されることもある。
当初はゴールドのみの購入で使用するには課金が必須だったため、その名残で”課金”弾と呼ばれ続けている。v1.0.1以降はゴールドによる購入は廃止されクレジット購入のみに変更されており、使用に課金は必要ない。
(v0.8.1~v1.0.0まではゴールドでもクレジット(ゴールド価格の400倍)でも購入可能であった。)
- 架空戦車
- WarGaming社によって創作された車輌のこと。
このゲームではモックアップや図面しか作られなかった計画車輌も大量に実装されているが、こちらは計画すらされていない完全なWorld of Tanksオリジナルのものを指す。
代表的なものとしては、Waffenträger auf E 100、FV215b、Type 5 Heavy、45TP Habichaなどが挙げられる。
少し方向性は違うが、ゲーム作品「戦場のヴァルキュリア」とのコラボ車輌であるEdelweissやNamelessも架空戦車の一つと言える。
また、大幅な性能調整によって史実のそれとは別物と化している車輌もある(例:Pz.Kpfw. VII)。
最近ではM54 Renegade(T54E2)、Manticore(Chimera)のように、WarGaming社が勝手に架空の名称を付けてしまうことがあるので、Wot外で話題に出すときは注意が必要。
- 格差プラ
- 格差プラトーンの略。格差小隊とも。
簡単に言うとマッチングが異なる、つまり基本的にはTierが違う車輌同士で小隊を組む行為。
基本的には利敵行為以外の何物でもなく、奮戦しても性能の不利でチームの足を引っ張りやすい。
v0.9.18にてシステム的に格差プラの構築が禁止された為、現在はほぼ死語となっている。
ただし、マッチング優遇を持つ車輌と通常マッチングの車輌が小隊を組んだ場合、格差プラとなってしまう。
また、試合中にダイナミック小隊を結成した場合、異なるTier間でも小隊となるが、これは既にマッチングが終わった後なので格差プラではない。
- 格闘戦
- ドッグファイトを参照。
- 仮設トイレ
- FV4005 Stage IIの事。砲塔の形状が工事現場などにある仮設トイレにそっくりである事から。
183 mm L4の存在から「アルティメット仮設トイレ」と外部掲示板などで呼ばれる事もある。
WoT日本運営の公式Twitterで『トイレの日』を代表する戦車として便器と共に挙げられている。
- 各個撃破
- 相手が分散して連携が取れていない隙に、戦力を集中しそれぞれ撃破する戦術。十字砲火と並び戦車戦の基本。
ミニマップを見て敵の少ない場所に攻勢をかけ殲滅する、単独行動している敵に対して複数両や瞬間火力に優れるオートローダーなどで襲い掛かる、敵の僚車が優位を取ろうと陣地転換する隙に敵前衛を撃破してしまうなど、いたるところで各個撃破を狙って戦場は動いている。
ただし数両の差なら跳ね返せる防御有利な地形もあるので、単純に数だけ見て攻めると痛い目を見ることも。
関連用語:十字砲火、Lemming、Wolfpack
- カナブン / カナボン
- Caernarvonの外部掲示板などでの俗称・略称。
かつては器用貧乏な性能をしていた事もあり、首相シリーズに続くイギリス重戦車ルートの苦行と言われる事も少なくなかった。
v0.9.20.1にて大幅に強化され、汚名返上を成し遂げた。
- カニ眼鏡、蟹眼鏡
- 拡張パーツの一つ、双眼鏡(Binocular Telescope)のこと。「カニ」だけでも大体通じる。静止時(砲塔は回転してもよい)に限り視認範囲を 25% 向上させる。
- カノパン / カノーネン
- Kanonenjagdpanzerの俗称・略称。カノーネンヤークトパンツァー。
Tier8課金車輌としてはかなり不憫な性能である為、外部掲示板などではネタ車輌として扱われやすい。
v1.1.0にて火力を大幅に強化したKanonenjagdpanzer 105が半ば置き換えのような形で実装されたことで、不憫さに更に拍車がかかってしまった。
たまに間違えられている事があるが、"パンター(Panther=豹)"ではなく"パンツァー(Panzer=戦車)"である。
- 紙装甲
- 紙の様に薄い装甲の意。このゲームの中で最も薄いのは、アメリカのTier7駆逐戦車M56 Scorpionが驚異の全面1mm。これはTier1の攻撃にも耐えられない
どころか仲間との迂闊な接触すらダメージとなる数値。(イギリスTier2自走砲Loyd Gun Carriageの背面装甲は0mmと、紙すら存在しない無装甲である)
次点でイギリス中戦車のVickers Medium Mk. I、および自走砲のBirch Gunで全面6mm、フランス駆逐戦車のRenault UE 57も側面と背面が同様である。
軽戦車や自走砲、T-28、ドイツ第二駆逐ルート(Marder 38TからGrille 15)の車輌、M18 Hellcat(車体のみ)、Tier1-3のイギリス車輌及びAlecto、高Tierフランス戦車、日本中戦車ルート等はよく紙装甲と揶揄され、高Tierでは正面の装甲厚が100mmあっても紙装甲扱いされる。恐ろしいもんである。
全体的に榴弾に対しては非常に弱く、低Tierはいわゆる10榴の貫通で即死するリスクに気をつけること。敵として紙装甲車輌に遭遇した場合は、小口径砲でもない限りは榴弾の使用も考慮して良いだろう。自分で操作する場合は、ダメージ交換の際に榴弾が使われる可能性も考慮すること。
また、三倍ルールなどで大きく防御力が変わる節目があるので、そのTierでよく使われる砲口径の1/2あるいは1/3を確保できているかどうかが一つの指標となる。
対義語: 重装甲、類義語: 豆腐、ブリキ缶
- カモネット
- 拡張パーツの一つ、迷彩ネット(Camouflage Net)の略称。カモフラージュ・ネット。更に略して「カモネ」「ネット」とも。
塗装の迷彩と区別のできる、妥当な略称である。
- 艦砲
- 一般的には艦船に搭載された火砲の事だが、本ゲームでは艦船から戦車へ転用された主砲を指す。
これを搭載した車輌にはSU-100Y、IS-7、Object 261、Type 4 Heavy、Type 5 Heavyなどが該当する。
- ガンレイ
- 拡張パーツ、改良型射撃装置(Enhanced Gun Laying Drive)の略語。
- 機関砲
- 低中Tier戦車の主砲のタイプの一つ。連射機能を持っているのでゲーム内では回転弾倉式自動装填装置の枠に括られている。
機関砲はその名の通り、歩兵用マシンガンのように小口径砲弾を猛連射する主砲。
通常砲や自動装填砲との違いとして、貫通力の距離減衰が激しい事、射程400m程度(通常砲などは700m)と非常に短い事、照準拡散がかなり大きい事、(自動装填砲と比べて)連射間隔が極めて短い事などが挙げられる。
- 機動戦
- 機動力を用いた戦闘形態の総称。電撃戦や格闘戦が含まれる。
ゲームでは大雑把に言って「機動力を活用した迅速なポジションの取り合い」を指す。
原義と大幅に異なった意味で使われる事は少ないが、逆に機動戦の指す範囲が広すぎて提唱者(編集者)の意図を汲み取るのが難しい場合もある。
それは時に特定地点の奪い合いであったり、包囲であったり、火力や斥候の排除であったり、ドッグファイトやNDKであったりする。その車輌の性質を鑑みて判断して欲しい。
- 騎兵戦車 (Char de cavalerie)
- フランス戦車のカテゴリーの一つ。攻勢に用いる事を目的にした快速の戦車。
歩兵科と騎兵科の縄張り争いから「騎兵科所属の戦車」という意味合いもある。
当然、騎兵科の機械化師団の装備として配備されていた。
ゲームではHotchkiss H35、Somua S35、AMX 40、AMR 35が該当する。
関連用語: 巡航戦車、超重戦車、歩兵戦車、豆戦車
- キューポラ (cupola)
- このゲームの場合、専ら戦車の砲塔上部にある司令塔(車長用キューポラ)を指す。
ゲーム的には装甲の薄い弱点部位として狙われる事が多い。*5
本来は、車長がここから顔を出したり双眼鏡などの視認装置を出したりして周囲の状況を視認するための重要な部位。
一応、おおまかな傾向として、「キューポラが無い車両は、同格他車に比べて視認範囲が狭い」というバランス調整がされている節はある。
▼キューポラの一例 / 左からPz.Kpfw. III、Tiger II、T-34-85の物
- 仰角
- 目の高さの水平面と目標を見上げた時の視線の角度の事。
WoTでは戦車の砲身が水平面からどれだけ上を向けるかと言う意味で使用される。
俯角と比べたら影響を受けることは少ないが、下り坂や地形の隆起で撃てなくなるということにならないように気をつけよう。ちなみに自走砲を除いて最も悪いのは、ソ連駆逐戦車のSU-85Bの7度である。
対義語: 俯角
- 強制貫通
- 三倍ルールで貫通することの俗称。
厳密には誤りであり、いくら口径が大きくても貫通力が不足していれば非貫通となるので、必ず貫通するわけではない。
ただし、口径に対する貫通力が高くなる高Tierにおいては、貫通力が足りなくなることは滅多になくなる。
なお、HEAT弾及びHE弾はそもそも標準化が無いため、これらの弾種を使用する前提でこの語を使うと完全に間違いとなってしまう。
強制跳弾、三倍ルールも併せて理解しておこう。
- 強制跳弾、強制跳弾角度
- AP及びAPCRでは標準化前70°、HEATでは85°以上での砲弾衝突角度の時、通常の貫通判定計算を行わず全て跳弾されるというシステムの俗称。
角度さえ確保すればいかに強力な砲でも貫通力を一切無視して跳弾させる事ができる。装甲が薄い車輌での豚飯もある程度可能になる。
但し完全に使いこなすには標準化、二倍ルール、三倍ルールといったシステムの理解が必須。
「跳弾」と同義だが、「非貫通」と混同しやすく、よりイメージのしやすい「強制跳弾」の語が使用されることが多い。
詳しくは貫通計算参照。
- キングタイガー (英: King Tiger)
- Tiger IIまたはKing Tiger (Captured)の事。米軍における渾名のため英語読みである。
関連:王虎
- 空間装甲 (英: Spaced Armour、スペースド・アーマー)
- 本装甲の外側に、本装甲とは隙間を空けて配置された薄い装甲。中空装甲とも。
HE(榴弾)やHEAT(対戦車榴弾)、HESH(粘着榴弾)は、外側の装甲に命中した際に起爆するため、その威力は大きく減衰される。AP(徹甲弾)やAPCR(硬芯徹甲弾)の貫徹力もある程度減衰される。
デメリットとして同じ厚さの1枚装甲より徹甲弾防御力が劣る。
このゲームでも標準化や三倍ルールなどが各装甲毎に判定される為、薄い空間装甲の防御力は僅かながら劣るが、敵砲弾の口径長の1/2より厚い装甲の場合は完全にメリットしかない。
このゲームでは、主砲、観測装置、履帯も空間装甲として扱われる。
Pz.Kpfw. IV Ausf. HやT26E4 SuperPershing、Strv 103Bなど、車体全体を覆い隠すほどの空間装甲を備え防御力を向上させている車輌も一部存在する。
参考リンク:v0.9.17.1時点の貫通判定公式解説動画
- 苦行
- 同クラスの車輌と比べて性能が劣る(なのにマッチング優遇がない)、マッチングの仕様上厳しい戦場に放り込まれるといった次の車輌を開発するまでに著しく苦しい思いをする事、あるいはその車輌のこと。
よく例に挙がるのはAMX 40、B1、M5 Stuart、14TP、Churchillシリーズ、Crusader、GSR 3301 Setter、Type 5 Chi-Ri、O-Hoなど。
v1.9.0で大規模なツリー改修があり低中Tierでの該当車輌は減少した。が、新たに苦行の仲間入りとなった車輌もある。
- 串カツ
- ARL V39の俗称。
(最終砲候補を装備した時のみ)車体に対して砲身がやたらと長く、串カツに似た何とも言えない容姿に見えるため。
- 糞犬、犬
- アメリカTier7軽戦車のM41 Walker Bulldogの蔑称(または俗称)。
v0.9.18以前は自動装填装置により軽戦車の粋を大きく超える火力(格上の重戦車ですら1マガジンで撃破することができる)を持つためヘイトが高かったが、現在は平均的な性能に落ち着いている。
ドイツTier8軽戦車のleKpz M 41 90 mm GFは「黒犬、独犬」と呼び分けされる事が多い。
中国Tier8軽戦車M41Dも同じ犬だが、あまりこれと言った呼び名は定着していない。
- 糞猫、猫
- アメリカTier6駆逐戦車のM18 Hellcatの蔑称(または俗称)。
かつては車体装甲厚、旋回性(曲がりやすさ)、総弾数以外……即ち単発威力、APCRの貫通力、照準時間、俯角、旋回砲塔持ち、機動性、視界、隠蔽率などを持つ、ざっくり言えば軽戦車の機動力と隠蔽、駆逐戦車の火力を併せ持つ凶悪な車輌。「これに乗ってりゃ大体勝てる」とまで言わしめたほどで、ヘイトが高いが為に、このように呼ばれていた。
Nerfされた現在ではそれなりの性能に落ち着き、この愛称も懐かしい思い出程度に風化しつつある。
この他、(個人差があるのだが)独特な日本語の書き方に苛立ちを覚えさせられる、ツィッターのWG日本公式アカウントへの蔑称(または俗称)でもある、にゃ。
ちなみに、Hellcatは性悪女という意味である。meow meow(猫の鳴き声)と書く外人は大方、性悪女だという意味を分かった上で書いている事が多いので、「猫ではない」等といった余計な指摘はしないように。
- クライスラー(Chrysler)
- 1920年代に創業したアメリカの自動車メーカーであり、本ゲームではChrysler Kにその名が見られる。
ゼネラルモータースやフォードといった古参よりも先進的な自動車技術で一気に躍進し、大戦中から冷戦中期にかけて数多くのアメリカ戦車の開発・製造を行った。また、傘下のデトロイト・アーセナル(デトロイト戦車工廠)は有名であり、T71 DAの由来にもなっている。
近年のクライスラー社は経営悪化が著しく、フィアット社に買収されてフィアット・クライスラー・オートモービルズとなった。
軍需部門のクライスラー・ディフェンス社は、1970年代にクライスラーからゼネラル・ダイナミクスに売却され、現在はM1 Abramsなどを製造するゼネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ社となっている。
- クルップ(Krupp)
- ドイツの有名な軍事メーカー。
本ゲームではGroßtraktor - KruppやKrupp-Steyr Waffenträgerなどのごく僅かにその名が見られる。
ただし、ポルシェ社やヘンシェル社などから砲塔の製作を受注していた事も多く、実際はかなりの数の戦車に関わっていた企業である。
高校の世界史などでいわゆる「死の商人」の代表格として挙げられる存在であり、戦車以前にそちらで知っていた人もいるかもしれない。
- クレフト(Cleft)/クレフト式砲塔
- 揺動式砲塔の一種。Cleftとは「裂け目」の意。
一部のアメリカ・ドイツ戦車に見られる特徴であり、主砲の直上の砲塔天板を含めたブロックのみが俯仰角を取って上下に可動する。史実では機構の複雑さから量産車に採用される事はなかった。
一般的な揺動式砲塔とは異なり、砲塔が上下に二分割されていない事が最大の相違点である。
ゲーム内における相違点として、揺動式砲塔でありながらドラム式自動装填装置の機能を持っていない事も挙げられる。
関連項目:T92、SP I C、HWK 12、Rhm. Pzw.
- クロスファイア(cross fire)
- 意味は十字砲火に同じ。「クロス」と略されて使用されることも多い。
「クロスを組む」等と言った場合、「敵車両に対する十字砲火が可能な位置への移動」も含んだ意味になる。
- ケツブロ
- 「ケツをブロックする」の略。つまり車輌の後ろ方向への移動を妨害する行為。
障害物の陰から僅かに前進して砲撃や偵察を行っている状態で「ケツブロ」をされると、被発見から即座に退避することができず敵の砲撃を受けることになるため、「敵射線への押し出し」に近い迷惑行為である。
- ゲル金
- 下記のゲルリッヒ砲(7,5/5,5cm Waffe 0725)と課金弾の組み合わせで、Tier不相応な高火力を発揮できる。
課金弾(APCR)の使用が大前提でご利用は計画的に……だったのだが、v0.8.5アップデートで調整が入り、APCRの貫徹力が若干下げられた代わりにAPのダメージがAPCRと同じになった。
その為、APで抜ける相手ならばそちらを使うというやり方ができるようになり、出費を抑えることが可能となった。
- ゲルリッヒ砲
- VK 36.01 (H)とAufklärungspanzer Pantherに搭載できる7,5/5,5cm Waffe 0725のこと。
砲尾から砲身に向けてテーパーがついており、口径が小さくなっていくのが特徴。口径漸減(スクイーズド・ボア)とも呼ばれる。
ゲルリッヒ砲の弾丸は、専用に作られたゲルリッヒ砲弾を使用する。
ゲルリッヒ砲弾はタングステン合金の弾芯の周りに軽金属を被せたもので、発射後、砲弾の軽金属が砲身のテーパーに合わせて潰されていく。
すると砲弾は砲身の内径に密着しながら砲身内を進むことになる。
これによって発射ガスの漏洩が最小限に抑えられるので高い発射圧を得ることが出来、その結果として高初速を実現できる。
このためゲルリッヒ砲は同サイズの砲よりも高い貫通力を発揮する。
反面砲身の消耗が激しく、またタングステンはドイツでは貴重品だったため大量生産はされなかった。
ゲルリッヒ砲(wikipedia)
イギリスの2ポンド砲用「リトルジョン・アダプター」もこれと同じ原理で、このゲームではMatildaの"QF 2-pdr Mk. X-B"で使用できる。
どちらの砲もゲーム内では弾速が速く、偏差射撃が容易なのも長所である。
- 公開テスト(common test)
- 次のアップデートの前に行われる一般プレイヤーに対するテストのこと。本Wiki内ではCTと略されることが多い。
テストに参加したい場合は、テスト用のクライアントをインストールしてプレイする(通常のゲームクライアントやスーパーテスト、サンドボックスとは別)。
公式ガイド(英語)
- 皇紀
- 日本戦車のType XXに使用されている事の多い年号の事。
日本の初代天皇とされる伝説的な存在、神武天皇が即位したとされる年からの数えである。
ちなみに、皇紀元年は旧暦の紀元前660年の1月1日(新暦で2月11日)
神武天皇即位による建国を記念して2月11日を建国記念の日として祝日とされている。
例えばType 97 Chi-Haは、西暦1937年(皇紀2597年)に採用された事から「九七式中戦車チハ」と命名されている。
当然ではあるが、戦後のType 61などは西暦が基準である。
- 口径
- 「弾の通る部分の径」という意味合いがある。このゲームでは大きければ大きいほど貫通後の車輌内部のモジュールに損害を与えやすくなったり、また口径が装甲の二倍以上だと標準化(APとAPCRに限る)が強くなり装甲厚の薄い避弾経始に対し効果的になったりする。(詳細は二倍ルール、三倍ルール。)
注意点として、この言葉は「弾の通る部分の径」以外にも、「砲身長」を指す場合にも使われる。これは砲身長÷砲口径=口径で表される。
例えば、拳銃(小火器)方式なら"105mm砲"が「105mm口径」になるが、 戦車(大砲)方式なら"105mm68口径"と表記され、砲口径が105mm、砲身長が「砲口径の68倍」で105(mm)×68=7140(mm)である事を意味する。これは略式表記で「L/(口径値)」とも書かれ、例えばTiger等が搭載できる「8,8 cm KwK 43 L/71」ならば「43年式8.8cm71口径戦車砲」となる。
砲身長として区別したい場合、略した口径長を使うと良いだろう。
ちなみに、中国の方では「倍徑(倍径)」と書かれている模様(中国語Wikipedia)。
なお、砲に記載されている砲口径は目安であり実際の口径とは違うことも多い(イギリスのOQF77mmGunなど)。
また、口径長も長さを測る基準が国によって異なり、小数点以下は省略されたりしているので誤差がある。
- 行進間射撃
- 走りながら射撃すること。行進射とも言う。
当然のことながら命中率は大幅に下がるので当時の戦車は停車して撃つのが基本であった。
ここら辺、国ごとに考え方の差があるので調べてみると面白い。
また走行→一瞬停車→発砲→発進の一連の射法は「躍進射撃」と言う。
行進間射撃での命中が期待できるようになるのは90式戦車(Wikipedia)等の第3世代主力戦車からである。
このゲームでは至近距離で撃つ分には大体命中するので、どこに撃ってもダメージを与えられるという状況ならば行進間射撃でも差支えはない。
- ゴ○○リ(蜚蠊)
- 一般にはフランスの軽戦車ELC、「ドイツの」と但し書きが付けば、ドイツ課金駆逐戦車E 25を指す。
平べったく、すばしっこい同車は、台所を中心に家庭内に出没する人類永遠の敵 GKBR(油虫とも呼ばれるアイツ)を連想させることからこう呼ばれることもある。
因みにE 25はまさかの公式化
ゴスロリジャナイヨ
ただし、AMX ELC bisは、バージョンアップにより機動性が大幅に低下させられてしまったので、ゴキブリの名称は相応しくなくなってしまった。
さ行
- サスペンション(懸架装置)
- バネなどを転輪に組み込み、車体にかかる衝撃を吸収し、乗り心地や操縦安定性を向上させる機構。
ただし、ゲーム上で「サスペンション」と言われた時は、履帯モジュールを指すことが多いので注意。
様々なバリエーションがあり、国や時代によっても特色がある。足回りを見てみるのも面白い。・ボギー転輪
転輪を2つ1組にして連結し、地形の影響を分散する構造。
原理は非常にシンプルで、前の転輪が浮き上がった時、後ろの転輪を支点とすれば、真ん中の軸の移動量は半分になる、というもの。ボギー転輪とボギー転輪を更に連結するダブルボギーなどの構造もある。
・リーフスプリング式
ボギーやダブルボギーの連結に金属の板(板バネ)を何枚か重ねたものを使用して衝撃吸収する形式。
構造が簡単で整備性が高いが、安定性はやや欠ける。Pz.kpfw. IVなどが有名。
・コイルスプリング式
小型転輪を多数並べ、それぞれにコイル(渦巻状の金属線)を装着するサスペンション。見た目が一番バネっぽい。コイルの長さ分までしかストロークが取れないうえ、転輪が小さいので高速走行には向かないのが欠点。
Churchillなどが有名。
・ホルストマン式
ボギー転輪の連結に横置きコイルを使用したもの。カーデンロイドから使われる古典的なサスペンションだが、整備性が良いのでChieftainなどにも採用された。
・日本式(シーソー式)
ダブルボギーの連結にベルクランクと横置きコイルを使用し、低揺動時は横置きコイルのボギー、高揺動時はダブルボギーとして振る舞う。性能は悪くないが、構造がやや繊細であまり戦闘車輌には向いていない。
・ボリュートスプリング式
渦巻バネ(筍バネ)を利用したサスペンション。渦巻バネは板バネを巻いたもので、ゼンマイを縦に持ち上げたドリルみたいな形状と言えば分かりやすいかもしれない。
アメリカが良く利用した形式で、縦置き式(VVSS)と横置き式(HVSS)の2種類がある。
M4 Sherman中戦車などが有名。
・クリスティー式
アメリカのクリスティー技師が開発したサスペンション。アメリカでは採用されなかったがソ連で売り込みに成功したのは有名な話。
コイルスプリングで大型転輪を独立懸架する形式をとっており、高速で走行できるのが特徴。
更に舗装路ならば履帯を外して転輪で走行できる特色も備える。が、いちいち履帯を外すのは面倒だったので後期に採用された戦車(T-34やCromwellなど)では転輪走行機構は省略されている。
通常は二重構造の車体に入れられているので外見ではよく見えないが、T67などはむき出しなので分かりやすい。
・トーションバー式
金属棒をねじった時の反発力を利用するサスペンション。大戦初期では技術的に未熟であったが、大戦後期~戦後になると一般的になり現在でも使用されている。
エネルギー効率が良くサスペンションをあまり大きくせずに高負荷でも安定性を持たせることができる。
欠点は、トーションバーが床下を通るので車高自体は高くなる、整備性が悪い、床下に脱出ハッチが付けられないなど。
Pz.kpfw. III、KV-1などが有名。
・皿バネ式
皿ワッシャを重ねてバネにするサスペンション。エネルギー効率が良く、皿ワッシャの数や重ね方によってバネ特性を変えることができ、部品の共通化ができるので生産性の向上が見込める。ただしストロークが小さいので地形追従性が低いのが欠点。
Eシリーズで採用予定だった。
・油気圧式
密閉した作動油を小さな穴を通すことで抵抗を発生させて吸収力とするサスペンション。
油気圧サスペンション参照。
- サッカー(Soccer)
- 2014年のFIFAワールドカップ、2016年のサッカー欧州選手権等に合わせて実施された特別イベントの事。
期間限定で無料配布された専用車輌を用いて3on3の戦車サッカーを行うゲームモードである。
詳細はサッカー(T-62A SPORT)にて。
- 鯖(さば)
- サーバーコンピューター(Server Computer)の隠語の事。
WoTでは世界中にサーバーがあり、外部掲示板や当wikiのコメント欄では下記のように呼び分けられやすい。
日本人に最も一般的なサーバーはアジアの香港サーバーだが、かつてはシンガポールにサーバーが置かれており、遅延に悩まされるプレイヤーも少なくなかった。
また、人によっては北米やロシアでプレイしているプレイヤーもおり、知人と一緒に遊びたい新規プレイヤーは事前にサーバーを確認しておくと良いだろう。
ちなみに、かつては東西の北米サーバーや韓国サーバー等があったのだが、いずれも過疎が原因でサーバー統合や隣接サーバーへ併合されている。
・鯵鯖→アジアサーバー
香港鯖→香港サーバー
ANZ鯖→オセアニアサーバー
・露鯖→ロシアサーバー
・EU鯖→ヨーロッパサーバー
・US鯖/NA鯖→北米サーバー
SA鯖→南米サーバー
・中国鯖→中国サーバー
・CT鯖/テスト鯖→コモンテストサーバー
- ザリガニ рак
- ロシア語圏における戦績が極めて悪いプレイヤーを示す、蔑称。
Дуракからракを抜き出した表現、英語やフランス語同様ロシア語圏もなかなか罵倒のレパートリーは多い。
2014エイプリールフールにおいて公式サイト上のミニゲームネタとして扱われた。
同年4/1より環境保護の一環(高レートプレイヤーのボーナスキャラ要員)として保護活動に取り組んでいる。
- 三突 / 3突 / 三凸 / 3凸
- 三号突撃砲、すなわちStuG III Ausf. GあるいはStuG III Ausf. Bのこと。
G型の方が古くから実装(過去のStuG IIIの性能が引き継がれた)されており、史実でも生産数が多い為、大抵は前者を指す。
- サンドボックス
- 大規模なアップデートの前に行われる一般プレイヤーに対するテストのこと。公開テストと形式は同じだが別物であり、公開テストは次のアップデート直前に行われ、内容がおおむね決定しているのに対し、サンドボックスはアップデートのかなり前から複数回に渡って行われ、内容も調整中となっている部分が多い。
公開テストと同様、専用のクライアントをインストールして参加する。
なお、本Wikiで編集の練習用に使われるSandBoxとも当然ながら別物。
- 三倍ルール
- APまたはAPCRで口径が装甲の三倍超(3倍丁度は含まれない)に達している場合は強制跳弾角度を無視し通常通りの貫通判定計算を行う、というシステムの俗称。当然ながら二倍ルールも同時に満たす。
英語圏ではovermatchと称される。
よく勘違いされるが口径が装甲値の三倍超になると必ず貫通するという意味ではない。単に砲弾衝突角度70°以上でも通常通りの貫通判定計算をされるだけなので、当然貫通力が足りなければ貫通しない。
それでもこの3倍ルールが適応されるような口径は十分な貫通力を持っている事が大半なので、車両ページで言及されている場合はその口径の砲のAP/APCRからは貫通されると思ってよいが、「強制貫通」では無い事に注意。
例外として、Tier不相応な大口径砲が低貫通力のAPを放った場合は3倍ルールを満たしていても貫通力が不足する場合がある。
例えば、50mm装甲に対しKV-2やSU-152の152mm/APは入射角82°辺りから非貫通の可能性がでてくる。*6
参考までに、口径が装甲の丁度三倍の場合、90°で着弾した際の装甲厚はAPで279%、APCRで685%である。
- 鹿 олень
- ロシア語圏におけるnoobやLemmingのプレイヤーに対して使われる、蔑称。
2014エイプリールフールにおいて公式サイト上のミニゲームや8bit talesで公式キャラクターとして登場する。
同年4/1より環境保護の一環(高レートプレイヤーのボーナスキャラ要員)として保護活動に取り組んでいる。
- 自動照準 (英: auto aim / オートエイム)
- 操作キー等は初期設定の場合を前提。
敵車輌を照準時に右クリックをする事で自動照準がONとなり、解除するか敵車輌が撃破されるまで砲が敵車輌を自動で照準する機能。
自動照準機能の能動的解除方法はEキーを押下するか、敵車輌を画面の中心からはずして右クリックを押下する。
ドッグファイトや障害物の多い場所での機動戦で、車輌の操作に集中できるメリットや、起伏の多い場所での行進間射撃時に画面の揺動を無視できる等のメリットがある。
照準の位置はかつては敵車輌の砲塔中心、v0.9.0以降は車体中心部となった。このwikiではオートエイムが砲塔狙いであった頃の情報が多く残っているため、実装が古い車輌の解説を読む場合は注意が必要。
基本的に、車体を晒している敵を正面から狙う場合、および充分な貫通を持ったAP弾で側面から狙う場合にオートエイムがより有効になる一方、それ以外の場面ではオートエイムの利用価値が激減している。
射撃がままならないと感じたら、距離をつめたり手動照準に切り替えることを常に頭に残しておこう。
- 自動装填装置 (英: auto loader / オートローダー)
- 給弾機構の一種であり、専任の装填手を廃して機械によって装填作業を行うもの。
本ゲームでは主に回転弾倉式自動装填装置の事を指し、基本的に「オートローダー」「オートローダー戦車」と言えばそちらの事であり、ゲーム内の機能はそちらを参照。
史実では、戦車の性能がインフレ→主砲の大口径化・砲弾の重量増→装填手の負担増→作業スペースの確保→戦車の大型化・大重量化→車重がありすぎて整備性・実用性が大幅低下、といった連鎖的な問題に対する解決策の一つがこの自動装填装置であった。
冷戦期では、揺動式砲塔という特徴的な概念で勝負したフランス・アメリカ、戦車の小型化・大口径化を両立しようとしたソ連、揺動式砲塔を諦めて無砲塔という奇抜な方法へ達したスウェーデンなど、それぞれの国が自動装填装置の搭載に奔走した。
しかし、当時の技術では安定性や安全性で問題が多発したため、本ゲームに登場する戦車ではAMX 13 75と同シリーズ戦車、Strv 103しか量産に至っていない。
なお、自動装填装置の技術が進歩した現代ではロシア・フランス・日本などの主力戦車が採用しており、特に人喰い戦車T-64から改修を重ね続けたソ連=ロシアはこれを採用している戦車が多い。逆にアメリカのように技術的に可能でありながら、機械的信頼性や搭乗員数などの観点から敢えて見送っているパターンもある。
- 自動再装填装置 (英: auto reloader / オートリローダー)
- 自動装填装置を改良し装填途中でも発砲できるようにしたシステム。
自動装填装置と同様に複数の砲弾を予め装填しておき短時間に連射したり、通常砲のように単発ごとに発砲することができ、高い柔軟性と火力を実現している。
車輌によって仕様が異なり、ノーリスクで装填できるものと装填済みの弾数に応じて装填時間が変化する物がある。
後者に関しては装填済みの弾数が多いほど装填時間は短くなるが、それでも通常砲に比べると一発の装填時間は長めである。
このため砲弾を打ち切ってしまうと極端にDPMが落ちてしまい不利な状況に陥るため、判断力を求められるシステムとなっている。
- 射角 / 射界
- 前者は主に自走砲弾による打ち出し角度を示した意味として当wiki中で使用されている。
後者は自走砲および、無砲塔/限定旋回砲塔タイプ車輌における左右の可動範囲の表現。
- 弱点 (weak spot / weak point)
- 一般的に車体や砲塔の天井、キューポラや覗視孔や搭乗員脱出用のハッチ等の装甲が薄い場所を指す。
場合によって、傾斜装甲の傾斜のゆるい場所や構造上の問題箇所(ドイツや日本車輌の正面車体下部のエンジン判定、一部戦車の被弾≒弾薬庫判定など)を指す。
もちろん、弱点ではなくても貫通されるので、弱点を隠しているからといって油断しないこと。
- 車高
- このゲームでは車体底面の地上高ではなく、車輌全体の背の高さを指す。
- 車種 (Vehicle Type)
- このゲームでは、車輌の種類(軽戦車・中戦車・重戦車・駆逐戦車・自走砲)を示す。
- 車輌 (Vehicle)
- このゲームでは、プレイヤーが操作する戦車・自走砲を指す。公式サイトにおいて「車両」という表記を2013/07/30~2015/01/30まで使用していたが、2015/02/02を境に使用されていない他、用語やページ事情の関係で「戦車」と表記せざる得ないもの("対"「戦車」"榴弾" 等)以外は、すべて「車輌」に統一されている。
- 車長ボイス
- 試合時に逐次プレイヤーに発せられる音声の事。
初期状態では日本人の車長ボイスが流れるが、設定を変更する事で国家や車長の性別を反映させたボイスになる。
実用性を重視するなら(他国語が即座に理解できないなら)初期状態、雰囲気を重視するなら国別・性別、好みのボイスにしたければボイスMODを活用しよう。
- シャーマン(Sherman)
- 第二次大戦中にアメリカ機甲部隊の中核だったM4シリーズの事。
本ゲームではM4A1 Sherman、M4A2E4 Sherman、M4 Improved、M4A3E8 Sherman、M4A3E2 Sherman Jumbo、M4A3E8 Fury、M4A3E8 Thunderbolt VII、Loza's M4-A2 Sherman、M4A3(76)W Sherman、Sherman III、Sherman Firefly、M4A1 Revaloriséなどが該当する。
性能的に傑出した戦車では無かったものの、工業大国アメリカを象徴する高い生産性・整備性・拡張性を誇っていた。
なお、この名称は南北戦争における北軍のウィリアム・シャーマン将軍に由来するが、名付けたのはレンドリース法でM4シリーズを供与されたイギリス軍であった。
余談だが、このシャーマン将軍は南北戦争中に(戦略的な意味で)数々の街を焼き払ったので南部の白人にかなり恨まれていたらしく、「第二次大戦中、南部出身者がM4 Shermanに乗る事を拒んだ」というエピソードすらあったのだとか。他にも色々と纏わる話が多いので、興味があれば調べてみて欲しい。
- 十字砲火
- 複数の兵器により火線が交差するよう射撃すること。一方向からの砲撃であれば身を隠せる障害物であっても複数方向から砲撃されれば身を隠すことが困難になる。また、一般に戦車は側面装甲が薄いため、貫通力の劣る車輌でも優位に戦えるようになる。
前衛が後衛の位置取りも考慮して火線を取ったり、後衛同士も無駄に一箇所に集まらず展開していれば自然に十字砲火となりマップのいたるところで優位に戦えるだろう。
- 首相
- ボクスホール社が開発・量産したChurchill歩兵戦車シリーズの事。
第二次大戦時のイギリス首相ウィンストン・チャーチルに由来する。
本ゲームではChurchill I、Churchill III、Churchill VII、Churchill Gun Carrier、Churchill Crocodileが該当し、Super Churchillの別名があるBlack Princeも含む事がある。
イギリスの紅茶と掛けて「茶+数字」で呼び分けられる事も。
- 巡航戦車 (cruiser tank)
- イギリス軍の戦車の分類で、機動性を重視し装甲を軽視した戦車の事。歩兵戦車の対義的存在。
これに該当する車輌は名称の頭文字がC(Cruiser)となっており、このゲームではCruiser Mk. I、Mk. II、Mk. III、Mk. IV、Covenanter、Cavalier、Crusader、Cromwell、Comet、Challenger、Centurionが該当する。
この巡航戦車(及び歩兵戦車)から、火力と装甲も重視した重巡航戦車(Centurion)となり、主力戦車へと繋がってゆく。
関連用語: 騎兵戦車、超重戦車、歩兵戦車、豆戦車
- 重装甲
- 重い、転じて分厚い装甲の事。
このゲームでは同Tierの平均値と比べた時の相対的な意味が強く、また必ずしも重戦車=重装甲、軽戦車=軽装甲とは限らない。
重戦車であれば多くの車両が該当するが、車両によっては軽装甲と言われるものも少なからずある。(Type 95 Heavy、AMX M4 mle. 45~AMX 50 Bなど)
中戦車ではD2、Matilda、KV-13、E 50、Object 430Uなど、駆逐戦車ではAT 2、SU-100M1、T95、Tortoise、Jagdpanzer E 100など、自走砲ではM7 Priest、Bishopなどが該当する。
Hotchkiss H35、AMX 38、Valentine(レンドリース車両)、AMX 40は軽戦車でありながら、同Tierの中・重戦車をも上回っている。
戦車によっては、前面に著しく偏っており、その他は軽装甲になっているものもあり、これらは重装甲とはみなされないこともある。
対義語: 紙装甲
- シュルツェン(独: Schürzen)
- 戦車の車体および砲塔側面に装備されている鉄板状の増加装甲のドイツ語名。フルスペルは「Panzerschürzen」または「Seitenschürzen」でそれぞれ「装甲スカート」「サイドスカート」の意。元は対戦車ライフルによる狙撃への対策だったが、榴弾(HE)や対戦車榴弾(HEAT)にも効果があった。本ゲームで装備しているのはPz.Kpfw. IV SchmalturmやPz.Kpfw. IV Ausf. H、StuG IV、Pz.Kpfw. III/IV、T-44-100など。ゲーム中でも数ミリの空間装甲として機能しており、HEATやHEに対して防御効果を発揮する。
のちにHEAT弾専用の対策として開発された金網状のシュルツェンは「トーマ・シールド」と呼ぶ。
- 書記長
- 本ゲームにおけるISシリーズ、つまりスターリン重戦車シリーズの事。
初代ソビエト連邦共産党中央委員会書記長ヨシフ・スターリン(Iossif Stalin)のイニシャル「IS」が戦車名であることから「書記長」と呼ばれる。
なお、ドイツ語ではヨゼフ(Joseph)と呼んでいた事から「JS」、ロシア語のキリル文字ではИосиф Сталинとなる事から「ИС」と表記される。
KV重戦車シリーズやChurchill IやM3 Leeなど、戦車に人名が用いられることはよくあるので興味があったら他のも自分で調べてみよう。
ドイツ軍は戦車や駆逐戦車に軒並み猛獣名を冠していて猛獣部屋や猛獣の檻と揶揄されるのに対し、ソ連軍のISシリーズが多数居ると『書記長のお部屋』、『書記長部屋』などと揶揄される。
ちなみに、その手の書記長を合計100輌撃破すると、シナイのライオン(The Lion of Sinai)の勲章が手に入る。また、累積撃破数が100の倍数に達するたびに追加で授与される。
- 食事の角度
- 昼飯の角度を参照。
- 食料
- 消耗品(アイテム)の一つで、プライマリスキルおよび共通セカンダリスキル+10%の効果。
搭乗員を限界突破させる"おにぎり"や"紅茶"とは、一体どんな素材で作っているのだろうか。
- ショットトラップ (Shot trap)
- 跳弾が発生した後、跳ねた弾が装甲の薄い箇所に命中する事、あるいはその可能性のある装甲板の配置。
弾かれた後でも貫徹力は(減少するものの)残っており、WoTでもショットトラップが起き得る。
- 陣地転換 / 陣地変換
- WoTにおいては車輌が敵に対しより有利に射撃・偵察を行うため、またはある戦線にそれ以上留まってもマップ全体の戦況が好転し得ないと判断される場合にその戦線を離脱するために移動することを指す。
WoTにおいて、と前置きをつけているのは、正確な意味を示す資料が存在しない又は一般に公開されておらず確かめる術がない為(そもそもこの二つの単語が同じ意味なのかすら不明である…)。
「陣地転換は誤りである」「自衛隊及び旧帝国陸軍の教範では陣地変換が正しい」「陣地内の砲の配置を変える=陣地変換、陣地そのものを移動する=陣地転換である」など様々だが、いずれも個人が主張する噂止まりである。知恵袋が真っ先に出てくるあたりからお察し下さい。
- スパコン
- Super Conquerorの略称。
- スーパーテスト
- 新規車輌を正式に販売したり実装する前に、一部のテスタープレイヤーに性能調査の為に実際に使用して一般プレイヤーとマッチングして貰うテストプレイのこと。
テストプレイの結果によっては、調整されたり、そのままお蔵入りになったりする。テストプレイとは何だったのかと言わんばかりに極端な性能そのままで出てきたりもする。
使用者が限定されている以外は通常の車輌と変わりは無く、他の車輌と小隊を組むこともできる。性能があまり知られていない為にやや対処しづらい。
よく勘違いされるがテストサーバー限定車輌という事ではない。
- 水没
- 川などを渡ろうとしたり、岸が急な水辺に近づきすぎて滑り落ちたりして、出られなくなること。車体がある程度の深さまで水につかるとカウントダウンが始まり、0になる前に出なければ、残りのHPに関係なく撃破扱いにされる。(転落して落ちた時に履帯を傷めているとほぼ確定)
MINESの水辺のように浅い場所は問題ないが、水深が深い場所は避けるようにしよう。なお水に入っても火災は消えない。
- スクールバス
- SU-14-2の事。その密閉戦闘室の巨体がスクールバスに見える事から。
- スタ垢、スタアカ (standard account)
- 標準アカウントのことで、ノンプレミアムアカウントの意味で使われる。
対になるのがプレ垢、プレミアムアカウントである。詳しくは課金について。
- 素敵性能
- 外観の恰好良さを表現する言葉。元々はアーマード・コアというゲームで”索敵性能”のタイプミスから生まれた模様。
当然ながら、具体的な基準があるわけではない。
しばしば、誉めるところのない車輌を評するときに使われる。
- スパシャ / スーパーシャーマン(Super Sherman)
- Tier8フランス課金中戦車M4A1 Revaloriséの事。
イスラエルのM51 スーパーシャーマンをフランス戦車として実装している事に由来する。
略してスパシャと呼ばれる事もあり、ルヴァロリゼの名前で呼ばれる事は少なめ。
- スパパ / スーパーパーシング(Super Pershing)
- アメリカTier8プレミアム中戦車のT26E4 Super Pershingの略称の一つ。スーパー・パーシング。
- スペック詐欺
- ゲームシステムやスペック表記の都合により、表記されているスペックと実際の性能に差異があること。
代表的なものは、装甲が全周60mmとあるのに実際には14mmの鉄板で囲われた戦闘室が丸出しになっているValentine AT、ゲーム中最高クラスの精度と照準時間を持つにもかかわらず照準拡散が異常に大きくレティクルが広がりやすいGrille 15など。
- 聖剣
- イギリスの駆逐戦車Excaliburの事。
パーソナルミッション報酬車輌である事から、このパーソナルミッションを達成する事を「聖剣を抜く」などと言ったりもする。
- 征服王(The Conqueror)
- Conquerorの事。
11世紀にブリテンを征服(ノルマンコンクエスト)したウィリアム1世に由来している。
彼は"The Conqueror(ザ・コンカラー)"、つまり「征服王」という渾名で知られており、今のイギリス王室の先祖とされている。当たり前だが、マケドニアの征服王とは関係ない。
征服王の名を裏切らないイギリス重戦車の真骨頂であり、首相シリーズやカナブンを越えたご褒美とすら言われる事もある。
- 接射
- 相手の至近距離で射撃を行うこと。
至近距離で榴弾を撃つと範囲ダメージで自車にも被害が及び、それが原因で自滅すると相手に幸運を与える事がある。
砲塔の無い車輌で横をつかれると、障害物や味方が近くになければこの接射で一方的にやられるので注意。車高の高いMaus等で車高の低いT-54等に横をつかれた場合も同様である。
現実にはそのような密着射撃を行うと砲が破損するので行うことはないが、ゲームでは砲撃の発射判定位置が砲身の根本だったり、砲身に接触判定がなかったりするので、このような接近戦が可能である。
この意味のつもりで「零距離射撃」を使われる事が多いが、厳密には違う意味なので注意。
とは言え、そもそも戦車砲で密着して射撃をすることは無いので、このような行動に対応する軍事用語は無く、この接射の用法も慣例的なフィクション用語である
関連用語: ドッグファイト、NDK
- 戦力値
- v0.9.18までマッチングシステムに使用されていた、車輌ごとに割り振られた値。詳細はランダムマッチを参照。
- 戦車中隊 (Tank Company)
- Tank Companiesの事。
- 戦車長 (Tank commander)
- 戦車の搭乗員における指揮官のこと。車長(Commander)とも。
黎明期からWW2の初期頃まで車輌の指揮に専念する戦車長という役割は無く、酷い時は砲手兼装填手兼無線手(通信機がなければ手旗信号で)兼指揮官(外を見る人)という扱いで、このゲームでも低Tier車輌ならば狭い砲塔の中で色んな仕事を兼任するハードな環境を垣間見る事ができる。
小型車輌でも他の役割(主に装填手)を兼任する事が多く、中でも小型化の集大成ELC AMXは時代が逆行したのかと言わんばかりに操縦手以外全てを兼任していたりする。
また、高Tierの戦後車輌では通信機の改善(性能や使い勝手)により専任の無線手が不要となり、戦車長が兼任している事が多い。
戦車長の特性である他の乗員のプライマリスキル増加の恩恵は、戦車長が兼任している分野は受ける事ができない。
戦車の弱点であるキューポラを抜かれるとよく殉職する。
現実の戦車は周辺監視や索敵の他、車輌の長として他乗員への指揮命令を行うが、本ゲームではプレイヤーが操作を行うので台詞しか言わない。
しかし、「車長ボーナス」で他乗員のプライマリスキルを上げるなど、ゲーム要素が実装されているので、車長の力量が他乗員を含めて車輌全体の性能に大きくかかわってくる。
詳細は搭乗員を参照。
関連用語: 操縦手、装填手、砲手、無線手
- 戦場の霧 (fog of war)
- 作戦・戦闘における情報的な不確定要素を指す軍事用語。プロイセンの軍人・軍事学者であるカール・フォン・クラウゼヴィッツが『戦争論』の中で定義した。
平たく言うと、戦場での情報収集の困難さと、その伝達の至難さが指揮官にどーのこーのと言うお話。
WoTでは、コンテンツの一つである Clan Wars において、戦闘開始時には敵の数や構成が開示されず、敵を発見して初めて明らかになる、というシステムをこう呼んでいる。
開発者ブログのアップデート構想に出てくるたびに有志の翻訳者を悩ませていた単語の一つ。
- センチュリオン(Centurion)
- AEC社が開発した重巡航戦車であり、のちに第1世代主力戦車と呼ばれた名戦車シリーズの事。
その名称は、古代ローマ時代の「百人隊長」を意味する"Centurio"(ケントゥリオ)に由来する。
歩兵戦車と巡航戦車を統合して生み出された戦車であり、過去の戦訓から改造の余力を残した設計が取り入れられている。
その拡張性の高さから20世紀後半に多くの国家で運用され、この戦車をベースに開発された現代の主力戦車も少なくない。
本ゲームではCenturion Mk. I、Centurion Mk. 7/1、Centurion Action X、Strv 81、Centurion Mk. 5/1 RAACが該当する。
プレイヤー間ではセンチュと略される事が多く、Centurion Mk. 7/1は7倍センチュ、Centurion Mk. 5/1 RAACは5倍センチュなどと呼ばれる事がある。
- 操縦手 (driver)
- 戦車の搭乗員で、運転を担当する人。運転手とも。
この当時の戦車の変速機はごく一部を除いてほぼ全てMTである。特にソ連のミッションは変速が非常に重く、ハンマーでシフトレバーを叩くということもあった。
ほぼ全ての戦車には前方を見渡しやすい(被弾しやすい)位置に覗視孔付き(弱点)の席があり、車長に次いで殉職率が高めである。
ゲーム内では戦闘不能になると加速力や旋回性など機動力が低下する。元々最高速度が遅い車輌は操縦手負傷かエンジン損傷が起こると、ほぼ移動が不可能になる壊滅的なダメージとなる。
詳細は搭乗員を参照。
関連用語: 戦車長、装填手、砲手、無線手
- 装填手 (loader)
- 戦車の搭乗員で、砲弾の装填を担当する人。
ゲーム内では戦闘不能になると装填速度が低下する。
大口径の砲を持つ車輌は2名の装填手が搭乗している事が多いが、T95は155mm砲の装填を1人で担当している。
狭い戦車内で重い砲弾を持ち上げ砲に込めるのは大変な力仕事であり、決して楽なものではなく、このゲームのように車輌の揺れや装填手の疲労を無視して、常に一定の速度で給弾するのは並大抵のことではない。
居住性による装填速度への影響は考慮している……とはあまり思えないのが現状。
砲手同様主砲付近に居ることが多いが、複数名いる場合は副砲塔にも律儀に配置されていることがある。WGの細やかな気配りだが副砲塔は基本的に弱点なので余計なお世話である。
詳細は搭乗員を参照。
関連用語: 戦車長、操縦手、砲手、無線手
- 装輪車輌
- フランスの軽戦車に存在する、タイヤによる機動を行う車輌群を指す。
走行装置としてタイヤ付き車輪を装備する車輌であり、現実世界においては履帯に比べ接地面の摩擦力が少なく舗装道路上での走行のエネルギー効率が良い反面、接地面積が少ないため悪路に弱く、タイヤで支えられる重量及び射撃時の反動への制限から重武装化できないなどの特徴がある。
が、このゲームでは最終的に悪路でも平気で100km/h近い速度でかっ飛ばしながら主力戦車もビックリな照準のほとんどブレない行進間射撃で105mmAPCR弾を1300m/sで発射するようになる…というゲーム的な味付けがされている。そんな事ができるようになったのはもちろん戦後というか21世紀になってから。
従来の戦車とは大きく違う仕様が多く存在するため、操作難度は高い。
なお履帯を装備する車輌は装軌車輌と言うが、ゲーム中はほぼ全てが装軌車輌の為わざわざそう呼ぶ事は滅多に無い。
た行
- ターレットリング
- 砲塔と車体の間に在り、砲塔を旋回させる為の重要な役割。ゲーム中では破壊されると一時的に砲塔の旋回が不能になり、修理しても旋回速度が低下する。
- 第〇世代主力戦車
- 戦後の主力戦車(MBT)の区分けのひとつ。
戦後直後の第1世代から、現代の第3.5世代(一説には第4世代)まである。
基本的に西側の基準なので東側では別の区分が使われたりしている。第2世代
APFSDSや対戦車ミサイルの実用化、核戦争の脅威など技術革新に対応する主力戦車。
時代的には55年のドイツ再編以降に開発されたもの。
主砲は105mmクラス、イギリスのL7が良く使われている。
APFSDSやHEAT、ミサイルの攻撃力は当時の装甲技術では防げないレベルまで高くなっており、装甲はある程度妥協されている*7。
戦車技術としては、アクティブ暗視装置、基礎的な射撃統制装置、NBC兵器防護、自動消火装置などが搭載されている。
WoTでは、Leopard 1、AMX 30、M60、STB-1(74式戦車)、Strv 103などが該当する。・第2.5世代
第2世代戦車を現代化改修(モジュール装甲の追加、主砲換装、FCS搭載など)し、第3世代相当の能力を持たせたもの。第3世代
第四次中東戦争において大規模な戦車運用をした結果、第2世代の問題点が明らかになった為、対処すべく開発された主力戦車。
主砲は120mmクラス、各種センサーと高度な射撃統制装置が搭載され、走行間射撃や予測射撃が実用的になった。
装甲は複合装甲により、正面60度ならば貫通力600mm~1000mmものAPFSDSやHEATなどを防ぎ得る。また砲弾は隔離され誘爆しても乗員が死傷しないようになっているなど、かなり防御面を重視している。
他に新たにパッシブ暗視装置やハンターキラーサイトなどが搭載されている。
WoTでは未登場で今後登場する予定も無い。(エイプリルフールネタで出てきたことはあった)第3.5世代
現代戦車。
第三世代にデータリンク、つまり各車輌や別兵科の情報を統合して共有する能力を持たせ、現代戦で不可欠なC4Iシステムに対応させたもの。他にも視察システムの強化、上面や下面の装甲強化およびアクティブ防御、火力の増大などが図られている。
ここにきてようやく、WoTのミニマップのような情報がもたらされるわけである。WoTの戦車の中で一番先進的なのはミニマップなのかもしれない。
現在でも新技術は次々と導入されており、現代戦車は初期の第3世代とは車体が同じだけのほぼ別物と思っていい。第4世代?
一説にはロシアのT-14、および日本の10式戦車は第4世代とされているが、現在に至るまで基準は存在しない。(10式戦車は第3.5世代とされる説もある)
第3世代が1980年頃に登場したことを考えると35年以上も経っているのだが、現時点では大規模戦争が起こる可能性は低く戦車開発は鈍化している。
ただし、第3世代は戦車と戦車がぶつかり合う対称戦を基準にして製造されているので、戦車対テロリストなどの非対称戦は想定しておらず、度重なる改修で重量がほぼ限界にきているなど、やや無理が生じているのも現実である。
一応140mm砲の開発や、砲塔の小型軽量化の為に人員を車体に全員配置する「頭上砲」タイプの戦車などが企画設計されてはいる。しかし各国の必要性に応じて戦車に求められる性能は違ってきており、今後明確な基準が作られる事は無いのかもしれない。
- ダイムラー / ダイムラー・ベンツ(Daimler Benz)
- 現存するドイツの自動車メーカーの事であり、高級車ブランドのメルセデスベンツは有名。
ダイムラー・ベンツ⇒ダイムラー・クライスラー⇒ダイムラーの順に社名が変遷している。
戦時中は乗用車の生産と併行して、戦車・航空機・潜水艦のエンジンを主に製作しており、それゆえに連合国の空襲の標的となって大きな打撃を受けた。
本ゲームではVK 20.01 (D)やVK 30.01 (D)、VK 30.02 (D)などにその名が見られる。
- タイヤ吸収
- 装輪車輌に砲撃を当てたのに、タイヤが破損するだけでダメージが入らない場合、こう呼ばれる事がある。
装輪車輌は高速で攻撃が当てにくい上に、非常に装甲が薄いので、当ててダメージを与えられないという状況は履帯吸収以上に悔しい思いをすることになる。
実際には吸収しているわけでは無く、タイヤ部分が大きく目立つのに対し、車輌本体は実はかなり小柄で砲弾が当たりにくい事が原因。
関連:履帯吸収
- 坦克
- 「タンク(Tank)」の漢字表記。
戦間期に中華民国へ戦車が導入された際、適当な中国語が無かったことから英語の「Tank」が定着したようだ。
「World of Tanks」を中国語表記すると、そのまんま「坦克世界」だったりする。
ちなみに「タンク」ではなく「タンクゥァ」と発音すると中国語らしくなります。
- 弾薬庫(Ammo rack)
- 車輛の内部モジュールの一つ。
ここが破損すると発射速度が半減し、大破すると弾薬庫誘爆によってフルHPからでも一撃爆散する。
モジュールの耐久値は各車輛ごとに隠しパラメーターとして設定されているが、弾薬庫の当たり判定の大きさも破損頻度に関係している。
とりわけソ連・中国戦車は低車高の狭い車内に弾薬を所狭しと満載しているため、弾薬庫が破損しやすい傾向にある。また、イギリスのCenturion・Conqueror系も車体正面の弱点部分に弾薬庫があり、頻繁に破損すると言われる。他の国家でも弾薬庫の耐久がやたらと低かったり、全身が弾薬庫まみれの戦車が存在するため、各戦車の解説やコメント欄を注意して見てみよう。
あまりに弾薬庫の破損・誘爆に悩むようなら、搭乗員スキルの弾薬庫保護の習得はもちろん、拡張パーツの改良型モジュール構造も検討すると良いだろう。
- チームキラー(TK)
- 味方車輌を撃破したプレイヤーに与えられる不名誉な称号。FF(フレンドーリファイア)とも呼ばれる。
v1.6.0アップデートにより、ランダム戦における味方への砲撃及び体当たりダメージが無効となったため、直接攻撃することは不可能になった。ただし、崖や水辺に落とすなどの行為は依然可能である。
システムによってチームキラーと判断されたプレイヤーは、車輌アイコンとプレイヤー名が水色表示となる。
ランダム戦では味方は緑色、敵は赤色で表示されるが、チームキラーになった場合でも即、水色になる訳では無い。複数回ダメージを与える行為をしない限り水色にはならない。なので水色になっているプレイヤーは危険度が高いので要注意となる。撃破数だけが緑表示となる。通常味方車輌を撃破したり損傷させてしまった場合には相応の弁償をしなければならないが水色ネームに対しては撃破しても損傷させてもペナルティは発生しない。因みに味方チームキラーへの命中弾は外れ弾として処理される(=命中率の成績低下)。
- チェリャビンスク (英:Chelyabinsk / 露:Челябинск)
- ウラル山脈東麓にある、ソ連・ロシアの重工業都市の事。
大祖国戦争(独ソ戦)が勃発すると、レニングラードの第185工場やハリコフの第75工場といった主要な工場・設計局がドイツの攻撃を受けてしまった。そこで戦前から農業用トラクターの製造工場があったチェリャビンスクに疎開する事になり、KV-1、T-34、IS、Katyusha多連装ロケット砲といった有名な兵器群の製造を受け持った結果、「Танкоград(タンコグラード=戦車の街)」と呼ばれる大工業都市に発展したのである。
のちにこの工場は有名なIS-3やT-10といったObject 700系の戦車を輩出している。
関連項目:IS-4(Object 701-6)、IS-3(Object 703)、Object 704、Object 705A、T-10(Object 730)
- チケット
- プレイヤーサポートへの個別問い合わせの事。
問い合わせをチケットと表記しており、マイチケットのページで自分の問い合わせを確認できる。
もちろん問い合わせをするには公式サイトへのログインが必要。
よく問い合わせをする事をチケットを切ると表現されたりしているが、特に何か消費するわけではない。
- チハ
- 九七式中戦車チハ。1938年より配備されたが後継戦車の開発の遅れにより1945年まで使用され、史実では薄い装甲に貧弱な砲で散々な扱いを受けているが、外見の愛らしさ(?)や不憫さも相まって日本では人気の高い戦車。
WoTでは日本ツリーのType 97 Chi-Ha、中国ツリーにおける鹵獲戦車Type 2597 Chi-Haとして実装されている。因みに本ゲームでは新砲塔チハ(チハ改)が最終状態となっており、最終砲の一式四十七粍戦車砲は優秀な戦車砲で、史実と異なり500m以内の近接戦闘となるWoTでは火力面はそれほど苦労しない。なお装甲も特別薄いわけではなく同格・同車種の中では平均程度である。
- 駐退復座機
- 油圧やバネを利用して砲撃の反動を吸収することで、砲座の負担を減らし安定性を保つ機構。
日本陸軍戦車の砲身の上下に飛び出ている筒やT26E4 Super Pershingの頭上の筒がそれである。
これが壊れると砲撃の反動を抑えることができず砲が破壊されるため通常は砲塔内部に隠されているが、このゲームでは駐退機に判定は無いので露出していても弱点ではない。
駐退機を装備せず車体そのもので反動を受け止める車輌もある。
- 超重戦車 (Super heavy tank)
- 重戦車の中でもとりわけ装甲が厚く、より防御力を発達させたものをいう。
およそ75t以上が目安とされ、このゲームでは内張り装甲 (特大) (Super Heavy Spall Liner)を搭載できる重戦車が該当するが、重戦車のカテゴリとして一括りにされている。重戦車以外にも装甲の厚いT95やTortoise等の重駆逐戦車や重突撃砲も含まれる事がある。
史実的には主に後年になってから分類されたもので、正式に超重戦車の名が付いているのはT28SuperHeavyTankだけである。
超重戦車(Wikipedia)
関連用語: 騎兵戦車、巡航戦車、歩兵戦車、豆戦車
- 超信地旋回 (ちょうしんちせんかい)
- 左右の履帯をそれぞれ別の方向に動かしその場で旋回すること。ゲーム内で行う場合は特別な操作は不要で、超信地旋回が可能な車輌であれば停止中に普通に旋回キーを押すだけでよい。
ソ連・中国・フランス系の軽・中・重戦車には出来ないものが多いが、駆逐戦車、自走砲等の砲塔の無い車輌は基本的に全車種超信地旋回ができるように設定されている。
例外はAMX ELC bis(90mm砲装備)、Semovente M41、Semovente M43 Bassotto。
トランスミッションの技術問題によりWW2頃の戦車ではできる車輌とできない車輌が混在し、このゲームでもこれが再現されている。
ちなみに片方の履帯を停止させもう片方の履帯のみ動かして旋回する動作は「信地旋回」と言う。
基本的には超信地旋回の方が扱いやすい。
- 直射
- 主に自走砲が俯瞰画面を使わずに通常車輌と同じように敵車輌に発砲すること。大変照準が難しいため、敵に追い詰められたときに使われる手段である。ただし自動照準が使えるので命中精度は兎も角捕らえやすくはなる。
ちなみに直線曲線ではなく「直」接撃つの直射である。
- 通行料
- ある目標地点へ移動中の車輌からダメージを取る事。
主に「通行料徴収」「通行料を取る/取られる」といったように使用され、甘いコース取りをした戦車が袋叩きにされる事を指す。
よく経験不足の初心者やいつまでたっても上達しない下手なプレイヤーが搾取されがちであり、脱初心者の第一歩は「どのマップのどこが危険地帯なのか」「どの位置を通行すれば通行料を取られずに済むのか」「どこで敵(偵察役と火力役)が待ち構えているのか」を自分の頭で考えて行動に移す事が重要と言えるだろう。
通行料を取られなければそれだけ長く戦闘できる為、与ダメージやアシストを稼いで戦績を上げられるのはもちろん、チームの勝利に貢献する事にも繋がるのである。
- 偵察
- 地形地勢についての情報を収集する「地形探査」、敵が存在する可能性が高い状態で敵の位置を探る「索敵」などの総称。
敵に察知されないように隠れながら動向を探る狭義の「偵察」の他に、敵に見つかる事を前提として行う「強行偵察」がある。
実際に交戦を行ってより詳細な情報(WoT的に言えば、相手の装備砲など)を収集する「威力偵察」や、敵位置がわからない場合に隠れ場所と思しき地点に砲撃を浴びせて反応を見る「探索射撃」なども強行偵察の一種。
本ゲームにおいては偵察により発見した敵の位置情報は無線などにより味方車輌と共有する事ができる。
ゲーム中の偵察のテクニックとしては、茂みにじっと潜んで定点観測を行う「置き偵」、移動しながら広域を観測しつつ敵に姿を晒して攻撃を誘う「走り偵」、特定のスキル第六感を持ったプレイヤーが敵に見つかる事で視線の通る場所を推測・逆探知を試みる「六感探知」などがある。
- 手数型
- 砲弾一発の威力が低く、優れた発射速度でダメージを稼ぐ砲性能ないし車輌特性を指す言葉。
DPM型とも呼ばれ、威力が低すぎてDPM自体が低い場合や、他に有力な砲候補がある場合はあまり使われない。
T-34の57mm砲、Crusaderの6ポンド砲などが有名。
- 鉄鋼 (英・仏:Steel 独:Stahl 露:сталь)
- 鉄を主成分にする合金の総称。鋼、鋼鉄とも。戦車においては外殻装甲や履帯、砲塔・砲弾弾頭に至るまで多数の部位を構成する重要な素材である。銑鉄から不純物を取り除いた、オーステナイト分子構造の軟鉄に成分比0.0218~2.14%の炭素や他の金属を添加した上で加熱→急速冷却によるマルテンサイト変態を施すことで製造される。
強度はモース硬度比で4.5~8.5と製法および添加物によって大幅な差が生じる。なお鉄のモース硬度比は4.0~4.5となっている。
ただし、WoTでは戦後車輌の均質圧延防弾鋼やドイツ車輌のスウェーデン鋼、果てはソ連車輌や大戦末期日本車輌の不純鋼やアメリカ試験車輌の軟鉄に至るまで装甲としてはすべて同じ強度・性質を持つものとして扱われる。割り切ろう。
(コメント欄では同音の徹甲(AP)の誤字として登場することも。)
- 電撃戦 (独: Blitzkrieg / 英: lightning war)
- 第二次世界大戦ごろに生まれた戦術のひとつ。詳しく解説すると本を出版できるぐらいになってしまうため説明は省くが、ゲーム内では機動力のある戦車で敵の後ろに回り撹乱させ、その隙に味方の主力が突撃・殲滅することを指す場合が多い。当たり前だが単騎や少数の無謀な特攻はこれに含まれない。
CAMPに対してこちらは全体が積極的に攻撃する事を望まれる。
- 覘視孔 (てんしこう)
- 戦車内から外を覗き見る窓のこと。覗視孔(ししこう)とも。
装甲に穴を開ける(しかも前面に)ため構造上どうしても戦車の弱点となってしまう。
最近はHDモデル化に伴って、装甲厚が均一化され極端な弱点ではなくなるケースが増えている。
覘視孔の奥には当然乗員が乗っているため、乗員が死傷する可能性が高い。WoTではこれらが再現されているため積極的に狙ってみよう。
▼覗視孔の一例 / 左からそれぞれPz.Kpfw. IV・M3 Lee・KV-1の物
- 転輪
- 戦車の足回りにある車輪のこと。
役割によっていくつか種類がある。- 起動輪*8(スプロケット・ホイール)
- 転輪のうち、エンジンの出力を履帯に伝える為の転輪。
前端あるいは後端にある。
大抵は歯車状になっており履帯の穴とかみ合わせることで動力を伝えるが、歯車を持たず履帯側のガイドをはめ込むタイプも存在する。
被弾すると履帯に受けるモジュールダメージが3倍になるため、履帯切りを行う際には積極的に狙いたい。 - 誘導輪*9(アイドラー・ホイール)
- 転輪のうち、履帯をスムーズに回転させる為に起動輪の逆側の端にある転輪。
基本的に起動輪と同程度の大きさ。負荷がかかりやすい場所なので宙に浮かせていることが多いが、履帯長を稼ぐために接地式の誘導輪を持つ車輌もある。
起動輪同様に被弾すると履帯に受けるモジュールダメージが3倍になる。 - 走行転輪(ロード・ホイール)
- 地面に接し、サスペンションによって衝撃を吸収する役割の転輪。
単に転輪と呼んだ場合はこの部分を指すことが多い。
鋼製で外周にゴムタイヤを装着したものが一般的だが、資源節約や強度の為にゴムを内蔵した鋼リム式転輪や、軽量化の為のアルミ転輪などもある。 - 上部支持輪(リターン・ローラー)
- 地面とは逆側の上部を通る履帯を支える為の小型のローラー。
大型の走行転輪で代用して省略される場合もある。
- トーマ・シールド(英:Thoma-Shield)
- 戦車の砲塔や車体の外縁部に装着される金網板状の増加装甲、金網状のシュルツェン。HEAT弾を無力化するために開発された。本ゲームではPz.Kpfw. IV SchmalturmやIS-2 shielded、E 75 TSに装備されている。
- ドアノッカー
- 戦場に対して貫通力があまりに不足し、相手の装甲を貫通できない砲のこと。
語源はWW2当時、ドイツの3,7cm PaK36がフランスのB1やイギリスのMatilda、ソ連のT-34に全く歯が立たず、「陸軍のドアノッカー(Heeresanklopfgerät)」と揶揄されたことから。
ちなみに3,7cm PaK36の戦車砲型がTier1のLeichttraktorの初期砲である3,7cm KwK36である。このAP弾で上記の戦車と戦わなければならなかった兵士達の苦労が偲ばれる。
ゲームでは自走砲など非装甲に近い車輌も多く存在する為、開発途上で貫通力が低い砲を搭載していても全く何も貫通できないということは無いが、榴弾砲でなければ最低でも重戦車の側面装甲くらいは貫通できるものを搭載したいところ。
- 豆腐
- 『四角くて柔らかいもの』の代名詞で、紙装甲に形状を足したような意味。
本ゲームではTigerなどが形状と(同格重戦車と比べた際の)装甲の薄さからこう呼ばれる事がある。
他には滑らかな直方体のFV304や、改良砲塔のChurchill Iが顔面豆腐と呼ばれたりするが、どの意味で用いられても装甲が薄く垂直である。
類義語:紙装甲
- 登山(Climbing)
- 本ゲームでは普通の方法では進入できない丘や山へ進入する事を指す。
各マップの有力な登山方法については、海外の登山家たちが開発したルートが動画サイトに上げられているので、そちらを検索して頂きたい。
それら登山ポイントに一度登れば一方的に狙撃し放題という事も有りうるが、登山しやすい車輌は限られており、登山の実用性や難易度もマップによってまちまちである。
とはいえ、場所によっては自走砲以外では太刀打ちできなくなる事もある他、同じマップでもスタート地点によって実用的な登山ポイントの有無がはっきりする不公平なマップもある。
チートではないのでゲームルール違反ではないものの、本来の戦闘域の想定を超えているため、試合の公平性という観点ではかなりグレーな戦術である。
狭いマップの多い昨今、登山をしないと射撃チャンスが全く見出せない車輌も一定数いる事から、ある意味で仕方ない事とも言えるのだが……。
現在はアップデートにより多くが侵入不可に修正されており、有効な登山ポイントは少なくなっている。
- 特甲弾
- 旧日本陸軍で使用された砲弾。
当時、標準で使用された弾丸鋼製のものは資材不足の為クローム含有量が低く諸外国に比べても強度が低かった。(旧日本軍の対戦車砲が初速は諸外国と変わらないのに貫通力不足に嘆くエピソードが多いのはこのためもある)
対策として特甲弾はタングステンクローム鋼で作成され、諸外国APと同等以上の貫通力を得ることに成功した。(が、西欧では更に強力なAPCBCやAPCR(HVAP)、APDSなども開発されている……)
ゲーム内では強化APとして日本戦車がAPCRの代わりに使用できる。貫通力はAPCRに劣るものの、標準化や距離減衰の特性はAPに準じる。
- ドッグファイト (dogfight / 格闘戦 / 巴戦)
- 軍用航空機での空中戦において、彼我共に有利な位置を取る事を企図して敢行される機動戦の事。由来はその様子がまるで犬同士が互いの尾を追いかけるように見える様子から。日本では両者が巴を描くように動くため巴戦とも呼ばれる。
「格闘戦」と書くと格闘家が殴り合うイメージを持つかも知れないし、そもそも空中戦用語であって戦車同士で行われるようなものでもない……が、そこはフィクションのゲーム。ある程度の機動力を持つ車輌同士が接近すると、自然に「自分は相手を捉えつつ、相手の射界からは逃れようとする」動きになり、この様子を指す分かりやすい用語が他にない。
二者の運動性に差がある場合にはNDK状態に発展する事も。
関連用語: 接射
- 突撃砲 (独:Sturmgeschütz)
- ドイツ戦車のカテゴリーの一つ。歩兵の近接支援用に開発された装甲車両。
歩兵支援車両であり所属は戦車部隊でなく砲兵に属する。
そのため戦車とは違うのだが、なまじ良好な対戦車能力を持っていたために、戦車や対戦車自走砲(駆逐戦車)と同列の扱いを受けることとなった。
ドイツは対空砲兵も対戦車陣地にしたりするので別兵科の転用に関しては(良いか悪いかはともかく)柔軟だったようだ。
- 虎
- Tiger(独語読み: ティーガー、ティーゲル、英語読み: タイガー)、すなわちTiger Iの事である。または、それと関連のあるTiger II、Tiger (P)などを含んだ通称。
Tiger IIは、通称のKönigstiger、King Tigerを略したり直訳した"KT"や"王虎"と書かれることが多い。ちなみに、Königstigerはドイツ語でベンガルトラを意味する。
これといった区別をつけずに"ティーガー"や「虎」といった略称等を使うと、相手はTiger Iを連想することが多いと思われるので注意。
類語: 象、豹、猛獣部屋、王虎
な行
- 中の人
- WoTならば、車輌を操作しているプレイヤーを意味する俗称の一つ。車輌の搭乗員の事を指す場合もある。
- ナスホ、茄子
- Nashornの略称。ナースホルン。
- 二倍ルール
- APまたはAPCRで口径が装甲の2倍超(2倍丁度は含まれない)に達している場合は通常より大きく標準化されるというシステムの俗称。
口径が装甲厚の2倍より大きい場合、以下の式で標準化が計算される。元の標準化角度*1.4*(口径(mm)/装甲厚(mm))
元の標準化角度はAPは5°、APCRは2°。つまり、口径:装甲の%にAPで7、APCRなら2.8を掛ければ算出できる。
机上の空論になるが、T-34の側面45mm装甲に対しPz.IV Hの10,5cmAPが入射角60°で命中した時、角度によって見かけ上の装甲厚が90mmまで増加していた所が計算上約62mmにまで抑えられ、10,5cmAPの平均貫通力64mmをギリギリ下回るというわけである。*10
- 入射角
- 軍事一般では「撃角」ということが多い。弾着点において、弾道接線と目標表面の法線とのなす角をいう。弾着角と余角の関係にある。
- 抜く、抜ける、抜かれる
- 貫通と同義。上の場合、貫通する、貫通できる、貫通されるといった意味になる。
- 野良
- ランダム戦のこと。Clan Wars等との対比として用いられる。
は行
- 排煙器(エバキュエーター/evacuator)
- 砲身の途中にある筒状の物。
知らない人が見れば謎の物体であるが、砲弾の燃焼ガスが車内に逆流しないようにする機構。
名前が少し紛らわしいが、別にここから排煙するわけでは無く、発砲の高圧ガスを一時貯めて発砲後に砲口に流れるようにすることで、空気の流路を制御して逆流を防ぐものである。
ゲームでは当たり判定もあり、砲身モジュールの一部として扱われている。
- 箱
- Pz.Sfl. IVcのこと。
英語圏では「Toaster(トースター)」と呼ばれている。
どちらもそのシルエットからきている。
また、Churchill Gun CarrierやARL 44のかつての初期砲塔もその形状から箱と言われることがある。
- 弾く
- AP、APCR、HEAT弾が角度により強制跳弾すること。また、強制跳弾しなくても貫通力が足りずに、装甲を貫通しないこと(いわゆる非貫通)。HE、HESHは跳弾しないが、ダメージが全く入らなかった時に「弾かれた」という音声が出るのは、ゲームの仕様である。この音声は、一部プレイヤーの誤解を招いてしまっている。
対義語:抜く、抜ける、抜かれる
- バスタブ(Bathtub)/便器
- S35 CAの数ある俗称の一つ。フランス戦車らしいその特徴的な外観が由来。
外部掲示板などでバスタブや便器といった名前が出てくれば、大体この戦車の事である。
ちなみに、WoT日本運営の公式Twitterにて『トイレの日』を代表する戦車として仮設トイレと共に挙げられている。
- パディング
- 低Tierで意図的に勝率を稼いで見かけ上の成績を向上させる行為。
通常にプレイしていると49%程度が一般的な勝率で有るが(勝ちと負けが互角、引き分けが1~2%程度)、低Tierでの初心者狩りで勝率を水増しする事で、さも自分を優秀であるように見せかけるプレイヤーがいる。
そういったプレイヤーは数字に実力が伴わない為、中・高Tierで目も当てられない動きをしている事が多い。
- 八一
- 史実欄の写真など、中国戦車の赤星の徽章に書かれた数字の事。
これは1927年8月1日の南昌蜂起に由来しており、中国共産党が初めて武装蜂起した日である。当時は中国工農紅軍=紅軍(人民解放軍の前身)と呼ばれており、これが現在の中国人民解放軍の建軍記念日となった。
- バッチャ、バットチャット
- フランスのBatignolles-Châtillon社の車輌のこと。
単にバッチャと呼べば、最も良く使われる「Bat.-Châtillon 25 t」のことを指す。
Bat.-Châtillon 25 t APは「バッチャAP」、Bat.-Châtillon 155 58は「バッチャ自走」などと呼び分けされる。
なお発音は「バティニョール・シャティヨン」だが、綴りから英語圏では「バットチャット」と呼ばれることが多い。
- パットン
- M46 Patton、M46 Patton KR、M48A5 Patton、M60などのアメリカ戦車の事。
第二次大戦におけるアメリカの猛将ジョージ・パットンに由来する。
アメリカ軍が公式で名付けた訳ではなかったが、世界的に広く知られた愛称である。
ちなみにM26 Pershingの由来であるジョン・パーシング将軍は、アメリカ=メキシコ戦争におけるパットンの上官である。
加えて、M1 Abramsの由来であるクレイトン・エイブラムス参謀総長は、第二次世界大戦におけるパットンの部下だったりする。
なお、上記のパットン達を合計100輌撃破すると、パットンの谷(Valley of Pattons)の勲章が手に入る。
- バニラ、ヴァニラ (vanilla)
- MODを一切導入していない環境という意味。
何か問題が生じた際に「バニラでやり直せ」と言われた場合は、「導入しているMODを全部外せ」あるいは「再インストールしろ」といった意味になる。
MODの詳細はMOD・ツールを参照。MODやツールのトラブルは自己責任でお願いします。
- ハリコフ / ハルキウ (英:KharkovまたはKharkiv /露:Харьков /ウクライナ:Харків)
- 本ゲームのマップの一つKHARKOVの事。
現在のウクライナ第3の都市であり、Object 400系の戦車を製造した工場が存在する。
大戦中にドイツの侵攻を受けた為、戦車開発のエンジニアたちはニジニ・タギルのウラル貸車工場へ疎開し、ハリコフ解放後に帰参した経緯がある。ニジニ・タギルでは新興の若手エンジニアたちが、ハリコフでは熟練のエンジニアたちがそれぞれ戦車開発を進めた結果、戦後のソ連はObject 100系と400系で主力戦車が二系統化し、開発競争が激化する事になった。
SU-100M(Object 416)、Object 430を始め、T-64(Object 432)、T-80(Object 219)の改良型T-80UD(Object 478B)といった主力戦車もハリコフ工場の出身である。
- ハルダウン (Hull-down)
- 装甲車両が地形を生かし潜りこむ(車体(Hull)を下げる(down))という戦術概念。
車体を隠し砲塔だけを露出させることで、被弾面積を下げて防御能力を向上させることができる。
ハルダウンには、瓦礫、破壊された車両(相手の了承が得られているのならば生存中のものでも可)、隆起、坂等が利用され、車体は柔らかいが砲塔正面は硬く、なおかつ俯角のある車輌(M4A3E8 Sherman、T29、STB-1、Kranvagnなど)はこれを活用することが推奨されている。
砲塔装甲が硬くても俯角が不足している車輌(T-62Aなど)や、俯角が大きくても砲塔が硬くない車輌(Chi-Ri、AMX 50 Bなど)も存在し、これらの車輌では活用がやや難しい。
重要な戦術だが、坂道を使って行う場合は自車の俯角に注意。俯角が足りないと主砲を向けられず・・・ということが起こる。
詳細は、豆知識参照。
- パン偵
- Aufklärungspanzer Pantherの俗称。パンター偵察戦車の略。
軽戦車らしからぬ性能でよく他の軽戦車と比べられていたが、v0.9.9にてSP I Cに置き換え削除された。
その後v0.9.20.1頃にTier8プレミアム車輌として性能を変更したものが一時期スーパーテストされていたが、続報は無くお蔵入りになったようだ。
が、Tier7プレミアム車輌としてv1.10.1頃再びスーパーテスト入りし、v1.12.0のブラックマーケットにて5年の時を経てついに蘇った。
- 避弾経始 (Glacis plate)
- 戦車などの装甲を傾斜させる事により、徹甲弾などの対戦車砲弾の運動エネルギーを分散させ、逸らして弾く(跳弾させる)という概念。
これが採用されている車輌にはT-34やJagdpanther、極端な例ではT-22 mediumやStrv 103等が挙げられる。
このゲームでもちゃんと再現されている。ちなみにショットトラップも再現されている。
"被弾経始"や"避弾径始"や"避弾傾斜"ではないので注意。
なお、'70年代に登場したAPFSDSは従来の運動エネルギー弾とは貫通のメカニズムが異なり、避弾経始がほぼ機能しない(詳細はリンク先のWikipedia参照)。すなわち、最初生産型のレオパルト2A4や90式戦車などで砲塔正面に垂直面が多いのは避弾経始そのものがもはや意味がないと判断されたためと考えられる。*11
- 昼飯の角度
- 敵に対して車体を傾けて装甲に角度を持たせ見かけの装甲厚を増やす防御行動の俗称。
傾ける角度が時計の針の11時、1時方向(約30°)なのでこう呼ばれる。食事の角度、お昼の角度などとも呼ばれる。砲塔のない駆逐戦車でも、射撃時以外は車体を傾けることで、防御力を高めることができる。
グデーリアン将軍お墨付きの萌え戦車兵教本「ティーガーフィーベル」の中でそう説明されている。
側面を障害物で隠すことができれば、角度を大きめに取ることができるため効果が大きい。
なお、車体を傾けるとかえって実質装甲厚が減少する車輌(例: IS-3)や、切り欠き部分を垂直に向けてしまう戦車(Matilda、Tiger (P)、Type 4 Heavyなど)もあり、そこを撃たれると貫通されやすいため、そこも障害物で隠す必要がある。
正面は硬いが側面装甲が薄い車輌(例:O-I、T26E4、Emil Iなど)は、障害物を利用できない状況では、下手に角度を取らずに、真正面を向けていた方が良い。
詳細は、豆知識を参照。
- 豹(ひょう)
- Panther(独語読み: パンター、パンテル、英語読み: パンサー)、すなわちPz.Kpfw. V Panther(V号戦車パンター)の事である。または、それと関連のあるPanther IIなどを含んだ通称。
これといった区別をつけずに"パンター"や「豹」といった略称等を使うと、相手はPz.Kpfw. V Pantherを連想することが多いと思われるので注意。
Jagdpantherはヤクパン、G.W. Pantherはゲシュパンなど、派生車輌は「~~パン」と呼ばれる事が多い。
Leopard 1等も「豹」ではあるが、"パンター"と区別をつけるため、"レオ"、"レオパ"と表記されることが多い。(ただしこちらの場合はVK 16.02 Leopardと混同される危険性がある。車輌タイプやマッチング範囲が違うので文脈で分かるだろう)
類語: 象、虎、猛獣部屋
- 標準化
- AP・APCRのみ入射角度が装甲面に対して垂直になるように補正されるルール。
ざっくり言えば、角度を付けた時に増える「見かけ上の装甲厚」が抑えられ、貫通しやすくなるということ。
補正はAPで5°、APCRで2°。
二倍ルールが適用されると補正する角度がさらに増加する。
詳しくはゲームシステムの貫通判定を参照。公式週刊ヴィクトリヤ日記(2017/05/19)にも解説がある。
- ファイティングモンスター
- M103重戦車の愛称。
……なのだが、実は日本のミリタリー雑誌が勝手に付けてしまった名称らしく、海外では全く知られていないので注意。
- ファッキンビークル
- 英国面を象徴する
変態紳士のたしなみとされるFV304の愛称、ないし蔑称。
かつては自走砲らしからぬ超小柄な車体に素早い機動力で走り回り、Bishop譲りの高弾道榴弾をあちこちから乱射して障害物の陰や重戦車含む数多の車輌を食い荒らしていたためにこう呼ばれる。
現在では車体の大型化のほか、自走砲全体の下方修正、特に貫通力の低下で小口径榴弾を用いるFV304は相当な弱体化を受けており、糞猫同様に当時の意味としては風化しつつある。
- フィアット(FIAT)
- イタリアの誇る世界屈指の複合企業。
Fabbrica Italiana Automobili Torino=「トリノのイタリア自動車製造所」の略。
イタリア戦車を手掛けた企業であり、現在ではトヨタ、フォルクスワーゲン、ルノー、ゼネラルモーターズらと肩を並べる自動車メーカーとして非常に有名である。アメリカのクライスラー社を傘下に持つ事でも知られる。
- フォーカス、フォーカスファイア
- 集中砲火。複数の車輌で連携して、敵の1つの車輌を集中攻撃すること。
集中攻撃によって敵の頭数を減らすことで、敵の攻撃力を削ぎ優位に試合を進めることができるようになる。
ランダム戦では上手くいくことは少ないが、連携力が重要なクラン戦ではこれの上手さが勝負を分けることも多い。
なお、現実ではより多くの目標を無力化させる為に分散目標を狙った方が良いとされる。
- フォーク、フォークボール
- 自分の放った砲弾が、敵の足元に逸れること。詳しくは暴投を参照。
- 俯角
- 見下ろしたときに水平面と視線が成す角度のこと。水平の0度を基準として負の値で表現され、値が小さい(このとき絶対値は大きくなる)ほど下向きになる。
このゲームでは車体の傾きを水平とした場合に、それに対して砲身がどれだけ下を向けるかを示すスペック値として用いられており、値が小さいほど優れているとされる。
俯角に優れる車輌は射撃の際に地面の傾斜の影響を受けにくく、より多くの地形でハルダウンが可能になる。
一方で、これに劣る車輌は傾斜だけでなく敵との高低差によって射撃が制限されたり、丘の向こう側に攻撃する際に車体を晒す必要が生まれることがある。
アメリカ、イギリス、日本、スウェーデン、ポーランドはこれに優れる車輌が多く、ソ連や中国はこれに劣る車輌が多い。
ちなみに自走砲を除いて最も悪いのは、アメリカ駆逐戦車のT40の-1度(3-inch砲搭載時)である。
対義語: 仰角
- 副砲塔
- 主砲塔とは独立して回転する砲塔。本作に登場する車輌の一部にも搭載されており、小口径砲や機銃を装備しているが残念ながら本作では操作することが出来ない。
一方、ダメージ判定は副砲塔にもしっかりと存在し、その多くは装甲が薄弱か傾斜に乏しいので弱点となることが多い。また、O-Hoのように主砲の前に搭載されている場合は副砲塔が邪魔となる為、俯角制限が課される事もある。
ゲーム内での副砲塔の持ち主としては、T-28や25TP、KV-5、O-I系の日本重戦車が代表例。
ただし、M3 Leeの上部に付いているのは(ゲーム内では使用できない)砲塔であり、T110E5やFoch等は副砲塔というより車長による周辺視察を兼ねた機銃内蔵式キューポラや機銃塔と言うべきなので、ゲーム外で話題にするときは注意。
- 豚式昼飯、豚飯
- 前面または背面を遮蔽物で完全に隠し、側面のみを遮蔽物からのぞかせ敵の射線へ晒す事。車体正面に弱点があり、かつ側面装甲が厚い戦車(Maus、E 75、E 100、KV-1からIS-4までのソ連重戦車、Churchill VIIなど)では必須になっている。
車体の前後を逆にし背面を隠す場合は逆豚、ケツ豚などとも言われる。昼飯の角度と違い、豚飯はこのゲーム独自の用語である事に注意。また防御法であり角度を指す言葉ではないので豚飯の角度とは言わない。
詳細は、豆知識を参照。
語源は同テクニックの解説動画において、豚面を付けた人物が解説していたことから。
英語圏ではside-scrapingと称される。
- フライパン(Frying pan)
- Object 416の俗称。
その主砲および砲塔がひっくり返したフライパンに見える事から。
- プラトーン (platoon)
- 小隊。他のプレイヤーを招待して小隊を組み、同じ戦場に参加できる。
v0.8.4以前ではプレミアムアカウントで無いと3人小隊を組めなかったがv0.8.5アップデートでスタンダード(標準)アカウントでも3人小隊が可能になった。
プラトーンを組まないと取れない勲章もある。
詳細は、ランダムマッチ参照。
- フリー経験値
- 詳しくはFAQの該当項目を参照。
車輌経験値はその車輌でしか使えないが、こちらはほぼ全ての車輌の研究に使える。
開発に必要な経験値が少なくて済む低Tierや苦行戦車と呼ばれる特定車輌のスキップ、初期状態が貧弱で乗り出しのキツイ車輌のモジュール開発補強が主な用途。
新規ツリー実装時に、お目当ての車輌に最終装備で乗ることもできる。
v0.9.17.1以降は搭乗員/スキル向上(急速訓練)が常設になり、スキルの育成にも使用可能になった。
- ブリキ缶
- 大戦中の日本戦車は、装甲がとても薄く垂直で、防御力が壊滅的なので、こう言われることもある。戦後になってようやく傾斜装甲が採用されるが、相変わらず装甲は薄いので、極力被弾しない立ち回りが必要なことに変わりない。
類義語:紙装甲、豆腐
- フル金
- 「フル課金弾」、つまり通常砲弾を0発に設定し、課金弾のみを戦場に持ち込むこと。
貫通力不足が深刻な車輌や高Tier車輌で用いられることが多い。また、オートローダーの車輌は弾種切り替えに時間がかかるため、重装甲の車輌に遭遇しても良いように課金弾を多くするのが一般的となっている。
弾種切り替えを気にすること無く高い貫通力を発揮できるため戦闘力は高いが、もちろん財政には大きな赤字を被る。また、課金弾が強化APやAPCRならともかく、HEATは空間装甲に弱いなど弱点もあるため、必ずしも全て課金弾で埋めるのが攻撃面の強化に繋がる訳ではない。砲にもよるが、他の弾種も少量携行するのが一般的である。
- プレ垢
- プレミアムアカウントの事。
v1.5.0よりWoTプレミアムアカウントが登場したが、区別が必要なケース以外はどちらもプレ垢と呼ばれる。
対義語は人によってスタ垢、非プレ垢、ノンプレ垢などバラバラだが、大抵はどれでも通じる(はず)。齟齬が怖い場合は無課金と言っておけば大丈夫。厳密にはスタ垢でも課金戦車等を買っている可能性もあるが…そこは時限式で「課金中」の対語と考えよう。
- プレ車
- プレミアム車輌の略。課金戦車、配布戦車/その他を参照。
どちらも入手経験値に倍率ボーナスがあり、最初からエリートステータスを取得済み、搭乗員の適性違いによるペナルティを1段階軽減する等の特性を持つ。
一般に課金戦車はクレジット優遇措置+修理費が安い事からクレジット稼ぎに向く、配布戦車は付随する搭乗員の訓練レベルが50%等と言われているが、どちらにも例外がある上、過去の配布戦車が課金戦車と抱き合わせで販売されたり、課金戦車がミッション報酬で入手できたりする。
ちなみに「プレミア」と「プレミアム」は別の単語なので注意。
- 分離装薬式
- 砲弾のうち、実際に飛翔する「弾頭」と発射するための装薬を格納した「薬莢」あるいは「薬嚢」を分けて装填する方式のこと。
砲が大口径になるにつれ、砲弾重量や砲弾長の増大が顕著になり狭い砲塔内では取り扱いが難しくなる為、この方式が採られる。
大体口径100mm以上が境界で、120mm級ともなると弾頭だけで25kgを超えるようになり人力装填は不可能になってくる。*12
なお、曲射砲は装薬量で飛距離を調整するという役割があるため、都合は異なる。
- ヘイト (hate)
- 直訳すれば嫌悪や憎悪といったもので、ゲーム用語としての出自はとあるMMOからである。
敵NPCがどのPCを攻撃するかという判定を、各PCそれぞれの行動によって計上されるヘイト値を元に行うという戦闘システムデザインから。
この「ヘイト」という語は、当ゲームでは主に2つの用法で使用されている。- 車輌評価としての脅威度
いわゆる強戦車・強車輌と呼ばれるものの他、駆逐戦車に代表される攻撃力の高い車輌、働きにより戦局を左右しうる軽戦車・自走砲など、相手にしたくない・優先的に排除したいという車輌について、ヘイトが高いと評価される。 - 攻撃対象選択に関わる戦術的判断・駆引き
複数の攻撃対象と対峙している時、どの敵を攻撃・警戒するかという駆引き。
距離や砲・装甲の比較や弱点が見えているか等、概ね「HP(瀕死車輌)・装甲(大ダメージを与えられる可能性)・脅威度(前述)」が判断の材料になる。自走砲が狙う場合はさらに 動きの鈍さ・投影面積の大きさが加わる。
また、味方をサポートする目的でわざと敵に姿を晒したり、貫通・命中しなくとも敢えて攻撃を加え敵の攻撃・警戒を誘う行為を「ヘイトを稼ぐ」と呼ぶ。
- 車輌評価としての脅威度
- ペネ
- 貫通を意味する"penetration"を略したもの。
「ペネ175」の場合は「貫通力175mm」と言った感じである。
- ペリスコープ (periscope)
- いわゆる潜望鏡。
初期の頃は、ハッチから頭を出すか、キューポラ等の防弾ガラスの嵌った細い溝から周囲を目視しなければならなかった。
当然搭乗員が対戦車ライフルで狙撃されたり、装甲板に覗き穴を穿つので、視界が狭いくせに防御力も下がると良い事がなかった。
そう言った戦訓からコマンダーキューポラやドライバー用に幅広く取り入れられ、WoTでも戦車の外見と防御力に大きな影響を与えている。
独ソ戦で対戦車ライフルの狙撃に苦戦したドイツは、Pz.Kpfw. III/IVのバケツのような直視型キューポラをTigerやPantherのペリスコープ型キューポラに切り替えた。
アメリカは、M4 Sherman以降の中戦車で覗視孔を廃して、統一規格のペリスコープを使っている。
イギリスは、上部部分が360度回転して全周囲を見渡す優秀なグンドラフ式ペリスコープをライセンス生産して、殆どの戦車で使用していた。
イギリス戦車をレンドリースで使用していたソ連もパクって使ってる……筈なのに視認範囲が低いのはお察しください。
- ベンチレーター (ventilator)
- 換気装置のこと。
これの能力が低いと、砲撃の燃焼ガスが車内に充満して乗員が意識不明になるなどする為、第一世代以前の密閉式の戦車にはほぼ必ず装備している。第二世代以降NBC兵器への防御が考慮されるようになると、弱点であるベンチレーターは次第に廃止された。
外見上では、砲塔の天頂部や後部など被弾しにくい場所に設置されている事が多い。
ゲームでも改良型換気装置として性能を上げるという設定で車輌能力が向上する。
- ヘンシェル(Henschel)
- かつて存在したドイツの機械・車両メーカーの事。
Tiger Iを開発した事で有名であり、カッセルの工場ではPantherやTiger IIといった戦車の製造を行っていた。
戦後はKanonenjagdpanzerやLuchs装甲車、Marder歩兵戦闘車の開発に携わったが、Leopard 2の競争ではライバルのクラウス・マッファイ社に敗れている。
現在でも一部では名前が残っているものの、軍事部門はラインメタルグループに買収されている。
- 砲口制退器(マズルブレーキ/muzzle brake)
- 砲身の先に取り付けてある穴が開いている円柱あるいは箱状の物体。様々な形状がある。
発砲時に砲身から出るガスをこれに当て、砲身を前にひっぱる事によって、砲撃の反動を減らす機構。
砲弾の軌道に影響を与えたり、噴射ガスが砂塵を舞い上げたり等のデメリットもあるため装備しない車輌もある。
単に発砲煙を拡散するだけの物もあり、そちらはデフレクターと呼ばれることもある。
ゲームでは当たり判定もあり、砲身モジュールの一部として扱われている。
- 防護柵
- Strv 103Bの車体前面にある柵状の空間装甲の事。対HEAT用防護柵。
本装甲の傾斜角(実装甲厚)に左右されるとはいえ、課金弾の多くに採用されている対戦車榴弾をかなりの割合で無効化する。
史実ではB型から採用された機密装備であり、急速に発展してきた成型炸薬弾に傾斜装甲だけでは対処できないとの判断から開発された。
なお存在が公になったのは冷戦終結後、つまり全てのStrv 103がC型に改良されてからである。
- 砲手 (gunner)
- 戦車の搭乗員で、砲を操作して目標に狙いを定める人。遠距離戦が主になる駆逐戦車や自走砲では、特に重要である。
ゲーム内では戦闘不能になると砲の精度が低下し、照準時間も長くなるほか砲塔旋回速度も低下する。
高Tierの自走砲は2人割り当てられている事が多い。
大体主砲付近に配置されているが、ゲームでは必要の無い副砲塔にも配置されていることがある。
詳細は搭乗員を参照。
関連用語: 戦車長、操縦手、装填手、無線手
- 防盾(ぼうじゅん)
- 主砲周りは主砲を動かすために砲塔側本装甲に穴が開けられているが、それを塞ぐための砲身の根元にある装甲板の事。
防盾と本装甲が重なっている場所は二重装甲となり非常に防御力が高いが、本装甲の穴の部分は防盾のみの装甲となり弱点となりうる(Tiger (P)など)。
このゲームでは空間装甲の避弾経始も再現されているので一部戦車では防御力が増している。
例えばLöweは、防盾装甲傾斜120mm+空間装甲+砲塔装甲120mmで、Tier10戦車でも貫通が容易でない装甲となっている。
- 砲身
- 防盾から延びる主砲を構成するパーツの一つの事。
本ゲームではどんなに砲身が長くても建物や車輌に引っ掛かることはなく、被発見判定もないが、砲弾の当たり判定は存在する。
空間装甲扱いなので砲身自体に耐久値へのダメージは無いものの、運が悪ければ主砲のモジュールが破損・大破してしまう。
稀に「致命傷となる一撃を砲身が吸収して無傷で切り抜ける」という奇跡が起きる事も。
- 砲身ガード
- 砲身を盾として使う
荒業テクニックのこと。
砲身で隠せる場所にキューポラや天板といった狙われやすい弱点がある場合は、空間装甲である砲身で砲撃を吸収することで、修理キットで修復できる砲身と引き換えにHPダメージを防ぐ。
行う場合は敵、砲身、弱点が一直線に重なるようにする。主砲で抗う様はあまり格好良くはないが、ターン制の戦闘では効果は侮れない。
砲身が太い大口径砲や二連装砲では特に効果的。
ただし弱点が左右にオフセットされている場合は砲塔も傾ける必要があり、斜めになった砲塔本体の防御力が落ちてしまうこともあるので、完璧というわけではない。
- 砲塔 (turret)
- 主砲の照準手や内部機構を保護すると同時に、さまざまな方向に照準し発射できるようにする装置。
旋回砲塔や回転砲塔、ターレット(英:Turret)とも。
砲塔と車体の接続部分(車体の開口部)をターレットリング(Turret Ring)と言い、鉄の塊を乗せるレールやベアリング、車体と砲塔をかみ合わせるギア、旋回させるための動力装置などが周辺に集中している。ここが大破すると砲塔旋回ができなくなり、損傷すると旋回速度が低下する。
大抵の戦車は旋回装置が車体内部にあるが、T-34-85などは、砲塔と車体の隙間に旋回する為のレールや動力装置があるので、砲塔や車体で砲弾を弾いても、それが旋回装置に流れてしまうことがある。
史実でのKV-2に至っては、数tある鉄の塊を小さなターレットリング径に無理矢理嵌めていた為に少しでも車体が傾斜すると砲塔と車体の摩擦が増して旋回不能、そこまで傾いていると自走回収不能のコンボで放棄になる事もあった。
このゲームでは特に問題ないので安心して良い。
詳細は砲塔を参照。
- 暴投
- 発砲した砲弾が目標から大きく逸れる事。
主砲の精度や照準拡散が酷い場合、至近距離でも砲弾がまるで見当違いな方向へ飛んでいく事がある。
敵の股下や直前の地面を掘り返すフォークボールなど、外部掲示板などではこういった現象は野球の用語に例えられやすい。
ソ連・中国の122mm砲、各国の榴弾砲全般、他にも精度は良いのに照準拡散が激しいCromwellなどの戦車が暴投しやすい傾向にある。
- 星
- 初回勝利時経験値ボーナスの通称。☆や★も同様。
小隊募集チャンネルで「星回収」等と書かれていた場合は「初回ボーナスで複数の車輌の経験値を稼ぎましょう」といった意味合いになる。
なおこのボーナスがリセットされるのはUSサーバーならば午後8時頃、ASIAサーバーならば午前1時頃である。
イベント等でボーナスが増加される場合は、増加が適用されてからゲームに参加するといったやり方もある。
- ホチキス (Hotchkiss)
- フランスのホチキス社のこと。
このゲームならば、同社が製造したHotchkiss H35とドイツが鹵獲したPz.Kpfw. 38H 735 (f)を指す事もある。v1.4.0からは装輪車輌のHotchkiss EBRが追加された。
フランス語発音では「オチキス」と言う。
- ほっぺ
- 砲塔を正面から見たときの防盾の左右部分のこと。
M26 PershingやMausなどの車輌で弱点となっている。よそ見も参照。
- ボトム
- ランダム戦に参戦する車輌の内、最も低いTierの弱い車輌であること。
逆に最も高いTierで強い車輌の場合はトップ、中間はミドルである。
詳しくはランダムマッチのマッチングを参照のこと。
- ボフォース(Bofors)
- スウェーデン屈指の主砲メーカーの事であり、ボフォースの40mm機関砲は世界各国でライセンス生産されたベストセラーである。
かの有名なアハト・アハトはクルップ社とボフォース社の共同研究で作り出されたものだったりする。
本ゲームでのスウェーデン戦車の主砲の大半はこのボフォース社製であり、もちろん砲だけでなくIkv 90 Typ BやStrv 103系列といった戦車も設計・開発している。
現在はイギリスのBAEシステムズABに吸収合併されている。
- 歩兵戦車 (英: infantry tank、仏: char d'infanterie)
- イギリス軍とフランス軍の戦車の分類で歩兵に随伴して戦闘支援をする戦車の事。
フランス軍では、歩兵科と騎兵科の縄張り争いから「歩兵科所属の戦車」という意味合いもある。
歩兵と一緒に移動できればいいや的な鈍足と重装甲が特徴になっている。
そのくせイギリス軍の初期の歩兵戦車は、歩兵の支援に有効な榴弾を撃てない戦車が多く(当時のイギリスの概念では歩兵戦車=歩兵を襲う敵戦車の排除だったため)、北アフリカで戦ったロンメル元帥をして「英軍は榴弾も撃てない戦車を何故、歩兵戦車と言っているのだ?」と突っ込ませた不思議ちゃんばかりだった。
このゲームでは、(英)Matilda II(レンドリース車両)、Valentine(レンドリース車両)、Churchill Mk. I、Mk. III(レンドリース車両)、Mk. VII、Black Prince、Valiant、(仏)Renault R35、FCM 36、D1、D2、B1が該当する。
関連用語: 騎兵戦車、巡航戦車、超重戦車、豆戦車
- 歩兵砲車(瑞:Ikv=Infanterikanonvagn)
- 本ゲームに登場するIkv(インファンテリカノンヴァグン)系の戦車を意訳した言葉。
一般的な書籍などで用いられている用語という訳ではなく、海外では自走砲や駆逐戦車と訳されていることが多い。
詳細はIkvの項を参照。
- ポルシェ(Porsche) / ポルシェ戦車
- ドイツの自動車メーカーの事であり、現代でもポルシェの高級自動車は有名である。
本ゲームではVK 30.01 (P)、Tiger (P)、VK 100.01 (P)、VK 168.01 (P)、VK 45.02 (P) Ausf. A、Ferdinand、Mäuschen、VK 45.02 (P) Ausf. B、Mausがこのポルシェ戦車に該当する。
いずれもヒトラー総統と懇意にしていた、創業者のフェルディナント・ポルシェ博士が設計に携わっている。
これらの戦車は、エンジンで発電した電力でモーターを回して履帯を駆動させる、ガス・エレクトリック方式を採用しているのが特徴。(なお、ガス・エレクトリック方式自体は初期フランス戦車などにも使用されておりポルシェ博士の発明ではない)
車重が重くなるほど負担がかかり壊れやすいトランスミッションを無くす事が目的だったが、貴重な銅をモーターに大量に使用したり、常に全開で動作しているエンジンの損耗が著しいといったコスト面・整備面での欠点があった。
ちなみに、Indien-PanzerやLeopard 1もポルシェ社主動の開発だが、戦後車輌のためか、あるいは複数企業の共同開発のためかあまりプレイヤーにはポルシェ戦車とは認識されていないようである。
- ボルボ(Volvo)
- 現存するスウェーデンの企業グループ。
本ゲームではスウェーデン戦車のエンジンにその名がたびたび登場する。
ちなみに日本でもボルボの自動車は有名だが、自動車部門そのものはボルボカーズとして他社へ売却しており、ネームバリューの強みからボルボの名が使用されている。
- ボンズ(Bonds)
- ゲーム内通貨のひとつ。ガレージの右上に札束アイコンとともに表示されている。取得方法などの情報はガレージのボンズ欄をクリックすると表示される。改良型拡張パーツやディレクティブを購入する際に必要になる。
- ポンド砲
- イギリス戦車用の一部の砲の名称では、他国のようにmmやcmで口径を表記するのでは無く、主要対応砲弾重量のポンド (pdr, pr) 表記により口径を示している。
2ポンド砲(40mm)、3ポンド砲 (47mm)、6ポンド砲(57mm)、17ポンド(76mm)、20ポンド(84mm)、25ポンド(88mm)、32ポンド(94mm)に相当する。
アメリカの76.2mm L51の砲弾総重量が7.0kgであるのに比べてQF-17pdrでは砲弾総重量は7.7kg、ドイツの88mm L56の砲弾総重量10.2kgに比べQF-25pdrでは11.3kgとなっているように、口径こそ同じであれ全般的に他国よりも弾体のサイズと装薬量とがパンプアップされる傾向がみられる。
WoTでアメリカの76mm M1系列に対して同口径のQF-17pdrの貫徹力と攻撃力が優っていたり、あまつさえ口径では劣るQF-20pdrがドイツ8,8cm砲系に匹敵しうる数値を叩き出しているのは、火砲自体の品質もさることながら、これが主因となっているものと推察される。
関連用語: インチ砲、ポンポン砲
- ポンポン砲(Pom-Pom Gun)
- ポムポム砲とも。イギリス軽戦車のCruiser Mk. I、Mk. II、Mk. III、Mk. IV、Covenanter及び、中国軽戦車で国民党が輸入したVickers Mk. E Type Bが搭載可能な機関砲、QF 2ポンド砲(QF 2 pounder gun)の別称である。ゲーム内では、40 mm Pom-Pom(中国車輌のみハイフン無し)という名称で実装されている。正式名称から2ポンド砲である事が読み取れるが、WoTでの2ポンド(2-pdr)砲はゲーム内でも別々に扱われているように、全くの別物である。ポンポン砲はヴィッカース社製の対空砲(Wikipedia)、2-pdrはオードナンス QF 2ポンド砲 (Ordnance QF 2 pounder)(Wikipedia)で戦車砲である。ポンポン砲は史実では主に艦載対空砲として用いられたが、射程距離や弾道に問題があり弾詰まりも頻発した為に、ボフォース 40 mm 機関砲やエリコン SS 20 mm 機関砲と言った他の対空砲に取替えられた。
ま行
- まうまう
- Mausの事。外部掲示板などで主に鼠、ハムスターを指す俗称。
- マップ撃ち
- 描画距離(564m)以遠、砲弾の飛翔距離(720m)以内のスポットされている敵に対し、ミニマップの情報を頼りに射撃すること。
このゲームでは自車と目標との距離が564mよりも離れると、スポットされていて且つ射線が通っていても目標が描画されない。しかしミニマップでアイコンは表示されるので、地形とミニマップと照らし合わせて高さを割り出せば命中させることは不可能ではない。
関連用語:決め撃ち/blind shot
- 豆戦車 (Tankette)
- 本来は、軽戦車よりも更に小型・軽装備の戦車を言うが、このゲームでは、初心者が乗る小型の軽戦車をこう呼ぶことがある。
史実では戦間期の予算不足の状況で、安価な点が重視され戦力拡充の為に量産されたが、装甲戦闘車両としてはその火力と装甲は貧弱すぎた。しかし、偵察任務等に用いた際にはその最低限の火力と装甲が評価され、火砲や物資の牽引にも重宝された。
本ゲームでは、ポーランドのTKS z n.k.m. 20 mmが軽戦車扱いで実装されている。
関連用語: 騎兵戦車、巡航戦車、超重戦車、歩兵戦車
- 豆鉄砲
- 同格に比べて貫通力やダメージが低い主砲をこう呼ぶことがある。初心者には恐ろしく感じるかもしれないが、高Tier戦場では課金弾の貫通力200mmでも豆鉄砲扱いされる。
関連用語: ドアノッカー
- 見かけ上の装甲厚
- 角度がつくことで疑似的に本来より増した装甲厚のこと。理屈はゲームシステムに画像があるのでそちらを参照。
主に公式で使われる単語で、本wikiでは事実上「実装甲厚」(実際の装甲厚)とほぼ同じ意味。
意味が変わるのはHEの非貫通ダメージ計算時で、少々ややこしいが、この場合は実装甲厚が角度に関係のない本来の装甲厚という意味で使われたりする。「実際に計算に使われる装甲厚」と捉えるといいかも知れない。
- 三菱重工(Mitsubishi Heavy Industries)
- 日本最大の兵器メーカーの事。
本ゲームではType 95 Ha-Go、Type 89 I-Go/Chi-Ro、Type 97 Chi-Ha、Type 3 Chi-Nu、Type 4 Chi-To、Type 5 Chi-Ri、O-Iを始めとした殆どの帝国陸軍戦車に加え、Type 61やSTB-1などの自衛隊戦車も三菱重工が関与している。
帝国海軍では零式艦上戦闘機(零戦)や戦艦武蔵など、有名な航空機や艦船の開発・製造にも携わった。
GHQの財閥解体で一度は分かれてしまったが、1964年に三菱重工業株式会社へ再統合を果たす。
現在、自衛隊に装備供給を行っている最大手の企業であり、最新の10式戦車や護衛艦たちも例外ではない。
- ミニマウス(Mini Maus)
- かつてのVK 45.02 (P) Ausf. Bの俗称。
v0.9.17.1以前はVK 45.02 BがMausの開発元であった事、Mausよりもコンパクトな後部砲塔戦車だった事、当時はMaus以上の正面防御力を有していた事に由来する。
現在、真の子ネズミたるMäuschen(モイスヒェン)が登場した為、この呼び名は廃れてしまった。
- 耳
- T29などに代表されるステレオスコープ(測距儀)のこと。
ステレオスコープは二つのスコープの視差から目標までの距離を測る機構で、スコープ間隔が広いほど正確になる。そのため砲塔からぴょこっとはみ出ていることが多く、まるで耳のように見えることから。
基本的には空間装甲扱いでダメージ判定は無い。
- 民国紀元
- 現在の台湾で使用されている年号。
Type 64の由来になった年号であり、民国紀元64年は西暦1975年の事。
中華民国(現在の台湾)が西暦1912年に建国された事から、それを元年とした紀年法である。
逆に本土である中華人民共和国では民国紀元は使われておらず、Type 59やType 62などはいずれも西暦が基準となっている。
なお、まったくの偶然だが、民国紀元は、日本の大正、北朝鮮の主体暦と元年が一致している。たとえば、大正10年は、民国紀元10年、主体10年でもある。
- 無線手 (radio operator)
- 戦車の搭乗員で、無線機を扱って他の車輌と連絡をとりあう人。通信手とも。
ゲーム内では戦闘不能になると無線の通信範囲が低下する。
WW2以降の戦車では無線機が小型・軽量化しているため、戦車長や装填手が無線手を兼任するケースや、本来は機関銃手や補助操縦手であった乗員が無線手に当てられているケースが多い。
車長が兼任する場合、セカンダリスキルに視界を強化できる車長用の偵察と無線手用の状況判断力で複数あり、視界特化に時間がかかるという欠点がある。
しかし兼任のない無線手は負傷しても放置されやすかったり、しかも、搭乗員スキルにおいても、本来は車長の役目の索敵を強化するための状況判断力だけを取得する人が多く、無線手の本来の役目の通信のスキルは役に立たないとして省かれがちで人気がない。カワイソウ…
詳細は搭乗員を参照。
関連用語: 戦車長、操縦手、装填手、砲手
- メンテ / メンテナンス
- 定期的に行われるサーバーメンテナンスのこと。
メンテナンス中は、ゲームサーバーへのログインができなくなり、戦闘中以外の場合は接続が強制的に切断されるが、戦闘中にメンテナンスが始まっても、戦闘終了までは遊ぶことができる。WGのユーザーへの心遣いである。
NAサーバーとASIAサーバーのメンテナンス時間については、FrontPageを参照。
- 猛獣部屋
- 高Tierの車輌ばかりでマッチングされた部屋。猛獣小屋、猛獣の檻とも呼ぶ。
この場合の猛獣とは虎(Tiger/Tiger II)、豹(Panther/Panther II)、象(Elefant=Ferdinand)などを指す。Tier5あたりの格下戦車でこれらの車輌が闊歩する部屋にマッチングされ、嘆くときに使うことが多い。
ちなみに、その手の猛獣を合計100輌撃破すると、狩人(Hunter)の勲章が手に入る。また、合計撃破数が100の倍数に達する都度、追加で授与される。
類似語に書記長のお部屋等がある。
や行
- ヤクトラ
- Jagdtigerの略称。ヤークトティーガーと、ティーガーの日本語名称であるトラ。
- ヤクパン
- Jagdpantherの略称。ヤークトパンター。
- 山口由里子(やまぐち ゆりこ)
- v1.4.0で更新された日本の女性車長ボイスを担当する声優。
WoT公式サイトでは代表作として『新世紀エヴァンゲリオン』の赤木リツコ、『ONE PIECE』のニコ・ロビン、『キラキラプリキュアアラモード』の宇佐美さとみが挙げられている。
- 優遇措置
- 特定の戦車のみに適用されている措置の事で、マッチングにて最大でも自分より1個上までとしか当たらないシステムの事を言う。
例えば、IS-6はTier8重戦車だが、優遇措置が取られているのでマッチングではTier9までとしか当たらない。
詳細は、ランダムマッチのページを参照。
- 油気圧サスペンション / ハイドロニューマチック・サスペンション(Hydroneumatic-Suspension)
- 空気圧と油圧を用いて車高を調整する自動車用サスペンション機構の事。
発祥の地はフランスだが、量産型の戦車に取り入れたのはスウェーデンが初であり、本ゲームでもStrv 103Bなどの高Tierスウェーデン駆逐戦車の特徴となっている。
Xキーで射撃モード(Siege mode)と移動モード(Travel mode)を切り替える。射撃モードでは砲性能が向上する代わりに機動性が悪化し、逆に移動モードでは万全の機動性が発揮できる代わりに砲性能が大幅に劣化する。この機能はエンジンが制御しており、エンジンの破損で切り替え時間が倍化し、大破すると切り替え不可になる。
UDES 15/16、STB-1など一部の中戦車にも搭載されており、こちらはモード切替ボタンは無く、速度によって自動的に切り替わり、低速中は車体の角度を変えて大きな俯仰角を取れるようになる。
- ユニカム(英:Unicums)
- 非常に戦績の良いプレイヤーのこと。
一般にはPersonal Rating、ER、WNなどによる戦績評価指標での最上位区分に属するプレイヤーを指す。
またスラングでは区分に使用されている色分けから、平均以上のプレイヤーを寒色、平均以下のプレイヤーを暖色と呼んだりもする。
味方にいれば頼もしいが、敵に回すと大変恐ろしく厄介な相手。
- 揺動式砲塔 (ようどうしきほうとう、英: oscillating turret)
- 自動装填装置が搭載された一部のフランス・アメリカ・スウェーデン戦車のかっこいい(?)外見に貢献している特殊な砲塔。
上下に分割された砲塔に戦車砲が固定されており、砲塔上部が主砲の俯仰角を制御して上下に可動し、下部が左右旋回を行うという斬新な機構である。
戦車砲が砲塔に固定されているのでドラム式自動装填装置の搭載が可能となっており、そのおかげで装填手の削減・作業スペースの圧縮&砲塔の小型化といったメリットが実現された。しかし、可動部の装甲が薄い、気密性が低い(NBC兵器への防御力低下)、大口径砲になるほど砲撃の反動で破損しやすい、繊細な機構なので少し故障しただけで機能不全になる等の欠点が少なくなかった。そのため、先駆者だったAMX-13軽戦車系列は世界中で幅広く運用されたものの、それ以外は量産どころか試作の域を出ない車輛ばかりだった。
なお、史実における各国の状況は以下のような感じ。
フランス→車外に出なければ弾倉の交換ができない事や揺動式砲塔の各種欠点に悩まされ、AMX-13以降は主流にならなかった(B-C 25 t、AMX 50 B)。
アメリカ→弾倉を車内で交換できるようにしたものの、揺動式砲塔や自動装填装置の機械的信頼性が低かった事から不採用(→T92、T57 Heavy Tank)。
スウェーデン→技術的な問題で完成しないまま計画倒れになり、無砲塔戦車のStrv 103へ行き着く(→Kranvagn)。
関連項目:クレフト式砲塔
- よそ見
- 敵に向けた砲塔をわざと逸らすこと。砲塔版昼飯の角度である。
車体を隠したりしていても、垂直装甲の砲塔で敵を凝視している場合、砲塔を撃ちぬかれることがある。そこでリロード中等はわざと照準を逸らし、砲塔に角度をつけることで非貫通率をあげることができる。
砲塔が角型で、なおかつ側面装甲が厚い車輌で有効。MausやE 100などが代表例である。
逆に、円形の砲塔や先端に向かって絞ってある形状の砲塔では逆効果となる(例:Tiger II)。と言うよりは、殆どの車輌がこちらに該当する。
また、キューポラが中央に設置されていない場合も、これで車長を含めた戦車の生存性を向上させる事が可能だが、車体を旋回させてキューポラよりも脆弱な部分を晒さないように注意。砲塔を旋回させる際はカメラを移動させる必要があり、周囲(主に前方)の状況把握がおろそかにならないように注意。
- 予備履帯
- 一部のアメリカ重戦車(Yohシリーズ戦車)が有する装備。
後部のみ履帯が二重に巻かれており、メインの履帯が切られてしまっても後部の履帯で最低限の機動ができるという防御システム。
詳細はM-II-Yのページを参照。 - OVMの一種で、車外に取り付けられた予備の履板。
砲塔側面や車体側面に吊るされれている場合が多い。Pz.Kpfw. IV Ausf. F2などでは正面にも取り付けられていてよく目立つ。
なお履帯を修理することで消費されて無くなったりすることはない。
当たり判定は車輌によって異なり、5~20mm程度の増厚判定や、ごく一部*13空間装甲判定になっているものもある。ただし最近は当たり判定を設けないという方針らしく、比較的新しい車輌や装甲モデルに調整の入った車輌ではただの飾りとなっている。
- 一部のアメリカ重戦車(Yohシリーズ戦車)が有する装備。
- 四駆
- 四号駆逐戦車、すなわちJagdpanzer IVのこと。
四輪駆動の略称として使われる事があるが、このゲームにおいてはまず連想されないだろう。
Pz.Sfl. IVcの略称として使われることがあるが、当該車輌は元々対空自走砲であり、対戦車車両でないので、用語の使い方として正しくない。
火力の乏しさから苦行戦車の一つとされ、「四苦」と書かれることも。v0.9.17.1で課金弾の貫通力が若干Buffされたので、苦しさは減ったであろう。
一応区分上は駆逐戦車であり、突撃砲ではないので、突撃砲の略称を意味する「突」を含んだ「四突」は不適切。四駆と、四突こと四号突撃砲とは別車輌であり、こちら(StuG IV)を参照。
ら行
- ラインメタル (Rheinmetall)
- 現存するドイツの軍需産業複合企業の事。火砲の開発・製造の名門であり、大戦中はドイツ軍が使用する火砲を作成していた。
戦後から現在に至るまで火砲の開発を行っており、Rheinmetall 120 mm L/44滑腔戦車砲は西側の主力戦車の大半が採用しているベストセラーである。
本ゲームではRhm.-Borsig Waffenträger、Rheinmetall Skorpion G、Rheinmetall Panzerwagenにその名が見られる他、ドイツ戦車が使用する戦車砲の多くはラインメタル社製となっている。
- ラグ(lag)
- PCとサーバー間で通信が行われない状態、遅延が発生している状態の事であり、WoTに限らずオンラインゲームプレイヤーたちを悩ませる悪魔的存在。「ラグい」は形容詞版。
何らかの理由でラグが発生すると画面が固まったり、自車輌が地面に潜行したり、ワープしたりする。崖や水場付近でラグが発生すると、そのまま転落死や入水自殺する危険性もある。
特に開幕のラグはかなりの痛手であり、偵察・通行料取り・有利ポジションへの移動などのあらゆる行動に大幅な遅れが生じてしまい、場合によってはそれだけで試合の趨勢を決定づけてしまう。
- ラッチュ・バム (独: Ratsch-Bumm)
- ドイツ語で『擦過音・発射音』(両方とも擬音語)。SU-76やSU-85Bに搭載されているZis-3 76.2mm砲の異名。
着弾してから発射音が聞こえると言う位の高初速を誇り、ドイツ軍兵の畏怖の対象であった。
このゲームでも、同世代のソ連戦車の史実砲と比べると2割以上弾速が速い。もっとも、世代が進むと同程度の弾速はさほど珍しくなくなる。
- ラマー(Rammer)
- 拡張パーツ装填棒の英語名。
- ラング (独: lang)
- Jagdpanzer IVのこと。正確には7,5 cm Pak42 L/70装備のJagdpanzer IVだが、v.0.9.17.1以降は大抵8,8cm砲を搭載しているので、最近はラング状態のJagdpanzer IVをゲーム中で見かけることはあまり無い。
- ランチェスター(Lanchester)
- Lanchester Armoured Carの事。
2016年9月中旬~10月上旬に行われた、特別イベントの戦車護衛でのみ使用可能だった装輪装甲車。
本ゲームに登場した4輪のランチェスターは第一次世界大戦で運用された車輛であり、6輪のランチェスターは戦間期に製造された車輛である。
なおランチェスターの法則とつくと「使用する武器が銃器のように一体多の攻撃が可能で、武器の性能が同じ場合、戦闘力は兵力数の二乗で計算される」という超有名な法則になる。(ランチェスターの第二法則)
- ランツヴェルク/ランツベルク(Landsverk)
- 1992年までスウェーデンに存在した、ランツクローナを本拠とする軍需・工業会社。本ゲームに登場するスウェーデン戦車の大半は、この会社による設計・製造である。
元々は1872年創業のペテルソン&オールセン社が前身であり、1920年代に経営危機に陥っていたところ、ドイツの資本でランツヴェルク社として復活。
第1次世界大戦後、ドイツはベルサイユ条約で戦車の研究を禁じられていたが、次の戦争に備えて戦車開発を行う必要があった。そこで秘密裏にランツヴェルク社やボフォース社を通じてスウェーデンで戦車技術の研究を行い、見返りとしてスウェーデンに戦車の国産化を実現させたのである。
ちなみに、かの有名なハインツ・グデーリアンも1929年にランツヴェルク社へ視察に訪れている。
- リー先生
- M3 Leeの通称。
アメリカツリーを開拓する上で中戦車ルートと重戦車ルートの分岐点に位置する個性的な駆逐戦車中戦車。
中戦車にも関わらず正面左前の限定旋回式の75mm砲しか使えず、動く棺桶っぷりを遺憾なく発揮してゲームシステムに対する理解の浅い初心者に己の未熟さと戦場の非情さを身をもって教えてくれる所から、いつしかプレイヤー達から苦行戦車先生と呼ばれるようになった。
因みに本ゲームでは副砲(とその上の機銃)は使用できないため、背の高い副砲塔は投影面積を増やすだけのお荷物状態である。
また、v0.9.5にて「イギリス版リー先生」ことGrantが実装された。イギリス向けに改修されているものの殆どリー先生である。勿論使用可能なのは限定旋回の主砲のみで以下略。
v1.9.0でリー先生もグラント先生も隔離勇退されコレクション車輌となった。
- リコシェ(仏・英:ricochet)
- 英語音声での砲撃非貫通時アナウンスとして用いられていた台詞。『跳弾』の意。
- リザーブ
- パーソナルリザーブ又はクレジットリザーブ庫の事。
単にリザーブと言った場合は大抵パーソナルリザーブを指す。
消費型のアイテムのようなもので、一定時間だけ戦闘による経験値やクレジットの入手量を増加させる。
- リザーブ庫
- v1.5.0から追加されたWoTプレミアムアカウントの特典の一つ、クレジットリザーブ庫の事。詳細は公式の解説を参照。
細かいルールを省くと、入手クレジットが追加で10%増加する(ようなもの)。
実際にはすぐ入手はできず、まず別所にある金庫へ保管され、週間の開錠日にまとめて入手する。
なぜ別の場所に…?と疑問に思うだろうが、金庫に保管できる量は75万クレジットまでという上限がある。つまり、次の開錠日までに750万以上稼いでも貰えるボーナスは75万という事である。
- 履帯 (りたい / track)
- いわゆるキャタピラのこと。業界によっては「カタピラ」「クローラー」「無限軌道」など、様々な呼ばれ方をしているが、軍事関係ではこう呼ぶことが多い。
なお、履帯とは履板の構成品であり履帯は1本、2本……、履板は1枚、2枚……と呼称する。
履帯で動く車両のことを装軌車両と呼ぶ。ちなみにキャタピラとは登録商標である。
詳細は履帯参照。
- 履帯吸収
- 砲弾や爆風の威力が履帯で留まり、車体にダメージが入らない事、またはその状態、戦法。
語感から履帯モジュールに貫通力を無視した砲弾の吸収・消失効果があるかのように誤解されるが、あくまで履帯は概ね20mm前後(車輌によって異なる)の空間装甲(参照豆知識)であり、実際は砲弾を吸収している訳ではなく、車体装甲で跳弾するか、砲弾の弾道から履帯のみに当たり車体に当たっていない場合など、跳弾または車体から外れた為履帯のみ壊れた結果を、見た目から(半ば冗談で)履帯吸収と呼ばれている事に注意。
実は機関砲などの極端に貫通力が低い弾以外は履帯が無くても同じ結果の場合が多い。
尚、空間装甲のHEAT弾への貫通力距離減衰、HE弾へのダメージ減少効果を指して使う場合は言葉通りの履帯吸収と言える。車体正面装甲でこれらの弾の貫通を防げない場合に有効。
逆に、遮蔽物から履帯のみを晒して無駄撃ちを誘う「履帯吸収を狙う」車体運用もある。
こちらは敵から見て履帯の先に車体が無い角度で撃たせ、HPダメージを避けつつターン交代を狙う囮の戦術である。
- リボルバー
- 回転弾倉式自動装填装置のこと。その機構からこの渾名がついた。
ただしこのゲームでは上記の回転弾倉式が多い関係で、回転弾倉式で無い自動装填装置もこの渾名で呼ばれることがある。
- 榴弾砲(Howitzer)
- 榴弾(HE)を主体に運用する主砲の事。
同口径の戦車砲と比べて砲身が短いのが特徴で、APの貫通力と精度に劣る。砲によってはそもそもAPが装填できないものもある。
また、基本的に弾速が非常に遅い。そのため、遠距離で動き回っている相手には、余程うまく狙った(移動先の地面を狙うのがコツ)上で幸運が重ならないと当たらない。
低Tierの75mm(独7,5cm)砲、英国3.7インチ砲、M4A1 ShermanやPz.Kpfw. IV Ausf. Hなどの10榴、KV-1やO-I Experimentalの12榴、KV-2やO-Iの15榴、その他にも各種自走砲の主砲が該当する。
Type 5 Heavyを頂点とする日本重戦車ルートはこの榴弾砲が大きな特徴となっている。
- 榴弾マン(HE noob)
- 主に高Tierにおいて榴弾砲でもないのにHE弾を多用するプレイヤーへの蔑称。
なかなか敵の装甲を貫通させられない状況は多々あるが、だからといってロクに効きもしない榴弾で撃ち続けて時間を浪費するような戦い方は、ダメージリソースの無駄遣いでしかない。戦術を切り替えよう。
ちなみに、僅かに残ったHPを無理やり削り殺したり、連携が見込める状況での履帯切り狙いの場合はこの限りではない。
また、装填速度と榴弾火力の兼ね合いにもよるが、豚飯防御による完封勝ちを狙う格上の相手を足止めするための手段としては意外に有効。
- 竜の歯( 独: Drachenzaehne / 英: dragon's teeth )
- 列状配置された四角錐の構造物の呼称。
対戦車用障害物として実在しており、ジークフリート線の遺構構築物は有名である。
鉄筋コンクリート製で地上露出部の高さは40~120cmほど、さらに各露出部は地下で竹の根状に連結されている。
B1 bisのような20t規模の戦車進入を抑える目的で大戦初期にトート機関によって建造された。
ゲームではジークフリート線(Siegfried Line)やマンネルハイム線(Mannerheim Line)に敷設されており、移動を阻害する。といってもある程度大型の車両なら速度が多少落ちるだけだが、履帯が狭かったり小型の戦車やエンジン馬力の貧弱な戦車で乗り上げてしまうと完全に移動できなくなったり、高速で侵入すると大きく跳ね飛ばされてしまう場合がある。
また履帯が浅い戦車がこの上で静止してしまうと、車体がヤジロベエのようになって脱出に時間がかかることもある。
ただし、最近は物理演算の調整により、竜の歯への乗り上げによる移動不能は起こりにくくなっている。
高速車両のジャンプ・横転は相変わらず発生するため、注意しよう。
- レニングラード (英:Leningrad / 露:Ленинград)
- ロシア帝国の首都ペテルブルグであり、現在のサンクトペテルブルクの事。ソ連時代は指導者レーニンにちなんでレニングラードと呼ばれていた。
大戦中、ドイツ・フィンランド軍に包囲されるなど苦境を味わった都市だが、各地の移転先で戦車開発が進められた結果、KV~ISシリーズに至るObject 200系の戦車たちが誕生した。
ちなみにチェリャビンスク(Object 700系)工場はそんな移転先の一つ。
関連項目:KV-13(Object 233)、SU-152(Object 236)、IS-1(Object 237)、IS-2(Object 240)、ISU-152(Object 241)、IS-6(Object 252/253)、IS-7(Object 260)
- レンドリース法 (英: Lend-Lease Acts)
- 武器貸与法。正式には「An Act to Promote the Defense of the United States(アメリカ合衆国の防衛を促進する法律)」。
アメリカ合衆国がイギリスやソ連等の他の連合国に対して膨大な量の軍需物資を供給する援助プログラムのことである。アメリカの法律だが、なんやかんやで英国がソ連に支援したりしている。
このゲームでは、イギリスや中国がアメリカの戦車を使用していたり、ソ連がイギリスの戦車を使用していたり、レンドリースオイル(Lend-Lease oil)というアイテムがあったりする背景になっている。
ソ連のプレミアム車輌であるChurchill III、M3 Light、Matilda IV、Tetrarch、Valentine II、がこれに該当し、"Churchill III"は「レンドリース・チャーチル」、"Matilda IV"は「レンドリース・マチルダ」と呼ばれる事がある。
イギリスの通常ツリーにもファイヤフライを筆頭にレンドリース車両が名を連ねていたが、v1.9.0アプデでコレクション車両に隔離された。
- 零距離射撃
- 「敵に密着した状態での射撃」として誤用される事が多い。
本来は榴散弾を発射直後に起爆するように調整してショットガンのように扱う射法を指すが、現在では榴散弾は使用されていないためほぼ死語となっており、正しい意味で使われる方が稀なのが現状。
とはいえ密着状態のことを「零距離」と表現するのは大昔からあるため、文学的には完全に間違いとも言い切れないのが悩ましい。
かつては水平射撃*14の事であるというデマが広まっていた時期もあり、何かと意味が混迷する単語である。
なお誤用の意味では「接射」が近いと思われるが、こちらは根拠となる資料が銃創に関する被射撃距離によるものなので、これはこれで面倒な議論を呼びそうな単語だったりする。もう好きなように呼べばいいのではなかろうか。
- 鹵獲(ろかく / capture)
- 軍事用語で戦場などで敵軍の装備品(兵器)や補給物資を奪うこと。
第二次世界大戦では生産力や兵站に劣る枢軸国軍で大々的に鹵獲兵器が運用された。
ドイツのPz.Kpfw. 38 (t)や課金戦車になっているフランス戦車がこれにあたる。
日本でも鹵獲したM3 Stuartを運用していた。
よく言われるジョークとして、「日本が実戦に投入した最強の戦車は鹵獲したM3軽戦車」というものがある。
「1台のパンターを破壊されるまでに5台のM4シャーマンが破壊された」や「イタリア軍が水不足なのに砂漠でパスタを茹でた」と同様、後世の人間によって語られた俗説であると思われる。
また、戦争で勝敗決定後(片方が降伏した後)に戦勝国が敗戦国を占領し、兵器を没収した場合は接収(せっしゅう)となる。
例としては、第2次大戦(太平洋戦争)の終戦直後にアメリカ軍(GHQ)が日本軍の兵器を多数接収した。
- 浪漫砲
- 浪漫に満ち溢れた砲のこと。具体的な定義は無いが、単発火力一辺倒の砲をこう呼ぶことが多い。
KV-2の152 mm M-10(特にこれを指す)やCruiser IIの3.7-inch Howitzerなどが当てはまる。
またAT 7の初期砲QF 6-pdr AT Gun Mk. V等の、極めて運用が特殊な砲を指すこともある。
類義語: 大口径砲、Derp gun
- ロリ
- フランスのLorraine社の名がつく車輌の俗称。
大抵はLorraine 40 tを指す。他のLorraineは自走砲であり、これと言った個性が無いので影が薄い。
はいそこロリに反応しない
わ行
- ワンパン(ワンパンマン)
- 無傷の車輌を高い砲火力や弾薬庫誘爆により1撃で倒すこと。(HPが残っていても搭乗員全員が負傷して戦闘不能になった場合を含む。)
あるいは一撃必殺と言えるほどに高い砲弾威力を持つ車輌(KV-2やJagdPz E 100、FV215b (183)など)。
相手を1撃で倒す必殺技を持つ某菓子パンヒーローを連想してつけられた俗称で、近年出てきた、まんまのネーミングのギャク漫画のヒーローと被っているが関連は無い。
オープントップ車の天井部分や軽装甲車に大口径榴弾を投げ込んで一撃必殺するのが最も頻繁に起きる。
なお、いくら弾薬の威力があっても、砲弾の衝突や爆風による衝撃は実装されていないので、吹き飛ばして崖や水中に転落させたり、横転させることはできない。
A-G
以下は「まず英語が出来るようになってから使おう」
簡単な日常英会話すら出来ないのに使っていたら「痛いだけの人」になっちゃうぞっ!
- Affirmative (アファーマティヴ)
- 承知・承諾・承服の意。ゲーム中は味方からのコマンドに対してZキー(日本語表示で了解)で簡単に応答できるので多く用いられる。
対義語はNegativeで拒否。
- AFK
- Away From Keyboardの略で意味は"キーボードから離れる"。要するに離席すること。サーバーが切断されるなどのトラブルで、動きたくても動けないことがあるため、開始から全く動かないからといって、そのプレイヤーをAFKと決め付けてはいけない。
始めから1台分の戦力が欠けるので、味方にとっては迷惑行為である。一方で、逃げも、隠れも、反撃もしないただの的なので、仕留める側にとってはこんなに美味しい獲物はない。ただし、撃破されていない限り、視界と無線は機能しているので、観測ダメージが入ることはある。また、相手戦車からの体当たりによってダメージや撃破数を獲得することもありうる。
- alpha damage
- 初弾ダメージ、つまり単発火力のこと。稀にdamageが略されてalphaとしか書かれないこともある。
- Ambush (アンブッシュ)
- 待ち伏せ攻撃のこと。茂みや木に潜むのが基本。
敵を攻撃可能な位置取りを選んで待ち伏せるという点が camp との大きな違い。
- ammo (アーモ)
- ammunition(弾薬)の略語。「out of ammo」で弾切れを意味する。「no ammo」でもまず通じる。
- AMX (ア・エム・イクス)
- フランスの国営会社であるイシー・レ・ムリノー工廠(Atelier de construction d'Issy-les-Moulineaux)の事。
1933年にオー=ド=セーヌ県の都市イシー・レ・ムリノーに設立された国営の造兵工廠であり、本ゲームに登場するAMX系列の戦車は、この工廠で設計・開発されたものである。
現在、軍事複合企業連合である国営のGIAT社(中核企業は新設されたネクスター)の構成企業となっている。
- AP / APCR
- APはArmorPiercingの略、徹甲弾。この頃のAPは弾体の硬度や質量で装甲をぶち破るタイプのもの。HEやHEATと違い、距離減衰が発生するが、傾斜や履帯含む空間装甲に強いという長所もある。
APCRは剛性核徹甲弾の略で、砲弾の芯にタングステンを使用し貫徹能力を底上げしている。
詳細は、弾や豆知識参照。
- Arty/Artie (アーティー)
- Artillery(砲兵)の略で、自走榴弾砲のことを指す。SPGとも。→自走砲
- Ausf
- ドイツ語Ausführungの略で、アウスフュールングと読む。型番の事。
VK 45.02 (P) Ausf. Bを例にとると、VK45(45t級試作戦車)、02(2号案)、P(ポルシェ社)、Ausf.B(B型)で、「ポルシェ社製45t級試作戦車の2台目のB型」ということである。
VK **.** (*)の項も参照すると良いかもしれない。
関連用語: G.W.、Pz.Kpfw.
- BANZAI! (バンザイ!)
- BANZAI attack、万歳突撃。
マッチングやマップを嘆いた人が敵に突撃して散っていく時にたまに使われる。
(日本軍により行われた)万歳突撃と同じく、短期決着が図れることにより敵を喜ばせるだけで味方に利がない事が殆ど。
もっとも全体チャットでBANZAI!を叫んで突撃して行くのは外人さんなのよね…。
単に突撃という意味もある。
ただし、宣言して突っ込むのはやはり自殺行為である。
- B-C / BC
- Batignolles-Châtillon(バティニョール・シャティヨン)社の略。
機関車の製造を中心としたメーカーであり、一時は戦車開発にも注力していたようだが、1985年頃に経営破綻してしまった。
- BIA
- セカンダリスキル「戦友」のこと。「Brother in Arms」の略。
- bis
- フランス語で"2番目"を表す。フランス戦車において"改"みたいな意味でよくモジュールなどについている。
- blueprints(ブループリント)
- 日本語訳すると設計図もしくは青写真。
日本語で車両名・設計図や青写真と検索するよりは図面が転がっていることがある。
気になった車両の中内部構造や、弱点研究の助けになるかもしれない。
v1.4.1で実装された設計図システムの英訳もこれが当てられている。
- BOn (BO3/BO5/BO13...)
- "Best-of-n (games/matches/series)" の略、「n番勝負」の意。「BO3」と書かれていたら「3番勝負」(2戦先勝側の勝利) を意味する。
- boost
- 登山のこと。
- bot (ボット)
- ロボット(robot)を原語に生まれた機械的動作の総称。WoTでは主に以下の意味合いを持つ。
- 自動で操縦し、無人でゲームを行うツールの事。転じて、それを使うプレイヤー。典型的な不正行為。
大抵のbotは接近した敵車両に対し、砲塔だけ回転させて攻撃を行う等、挙動に不自然な点が見られる。ゲーム環境をクリーンに保つためにも、積極的に通報すると良い。 - 上記の意味合いから、不自然な操縦を行うプレイヤーを指して「あいつはbotだ」といった風に使われる悪口雑言。
- 公式の自動操縦車輌。かつて存在していた戦車訓練モードなどで頭数合わせにチームに組み込まれていたほか、現在も低Tierにおけるランダム戦で使用されている(ASIA領域ANZサーバー)。
- 自動で操縦し、無人でゲームを行うツールの事。転じて、それを使うプレイヤー。典型的な不正行為。
- Browning M2 (ブローニング M2)
- アメリカが第二次大戦中に開発した重機関銃。
本ゲームでは車載機銃として同国車輌の砲塔上部などによく搭載されている他、M2 Light Tank、T7 Combat Car等の車輌で主武装として使用できる。
非常に優れた設計で性能・信頼性が高く、配備開始から80年が経つにも関わらず未だに代替品は登場していない。2020年代現在も現役バリバリの装備である。
- BT / Бт(ベーテー)
- ソ連の軽戦車BTシリーズの事。
本ゲームではBT-2、BT-5、BT-7、BT-7 artillery、BT-SVが該当する。
Быстроходный танк(ブィストラホードヌィイェ・ターンキ)の略であり、「快速戦車」といった意味である。
アメリカ人のジョン・W・クリスティーが製作したクリスティー戦車をソ連が購入し、それをベースにしたのが装輪装軌戦車のBTシリーズであった。
実戦でも機動性の高さが活かされた反面、装甲の薄さからかなりの被害を出してしまい、とりわけ独ソ戦以降は急速に第一線から退けられていった。
しかしながら、このBTシリーズからA-32を経て開発されたのがA-34、すなわち名戦車T-34であった。
- BP
- 本ゲームではイギリス重戦車Black Prince(Tier7)、A43 BP prototype(Tier6)を指す。
同国中戦車Matilda Black Princeも同様にMatilda BPやMBPと呼ばれる。
- Buff (バフ)
- ゲームバランス調整により、特定の車両や砲の性能が強化されること。
WoTに限らず海外製MMO全般で使われるゲーマースラングめいた表現だが、他所ではむしろ「アイテムや魔法による一時的なステータスの底上げ」の意味で使われる事の方が多いのでWoT外で使う時は少々注意が必要な単語。
対義語: Nerf
- bummer (バマー)
- 酷い目にあった!がっかりだ!と言った意味で使用される
一文字足すと某国元大統領(アメリカのオバマ元大統領)の名前に似ているためThanks Obama!といった類義語が用いられたりする
- Camp (キャンプ)
- ずっと一箇所に留まり敵を待つだけの消極的待ち伏せのこと。
Ambushよりも否定的な意味合いが強く大抵は揶揄する意味で使われる。何らかの単語がついたり合成されている場合はほぼネガティブな意味の表現。
例:campnovka(campとMALINOVKAの合成で待ってるだけでロクに動かないMAPの性質を揶揄している)
- cap (キャップ)
- Captureの略。相手陣地を占領する事。
味方陣地が占領されている時はcapという単語は使わず、BACK to BASE(陣地に戻れ)、def base(陣地を守れ)、reset(占領ポイントをリセットしろ)等と言うのがベター。
ミニマップのそれぞれの陣地をクリックすることで「陣地を防衛せよ!」や「陣地を占領せよ!」と指示をすることも可能。
- CC
- コミュニティ・コントリビューター(community contributors)の略。
動画の配信投稿やSNSでの情報発信などでゲームを盛り上げる為の活動を行っているプレイヤーのこと。
発売前のプレミアム車輌を貸与されて評価・宣伝したり、イベント等に登場したりすることもある。
- CE弾
- 化学エネルギー(Chemical Energy)弾。運動エネルギーに拠らず弾に内蔵された炸薬の爆発(化学反応)エネルギーを利用して損傷を与える砲弾の事。このゲームではHE、HEAT、HESH等を指す。
関連用語:HE / HEAT、KE弾
- CDC
- AMX Chasseur de Charsの略称。
- CGC
- イギリス駆逐戦車Churchill Gun Carrierまたはイギリス自走砲Conqueror Gun Carriageの略称。
役割やBattle Tierが大きく異なるので、よほどの内容でない限り話の流れから区別はできるだろう。
- Char (英:シャール / 仏:シャー)
- フランス語で「戦車」の意。英語でChariotにあたり、古代の戦車たる戦闘馬車からそのまま用いられている。日本では英語読みの「シャール」と呼ばれることが多い。
- congrats / grats / gratz / gz (コングラッツ / グラッツ)
- congratulations = おめでとう
- coward (コワード)
- 腰抜け、卑怯者。リストトップなのに開始後ろくに動かずベース近くでプルプルしている重戦車や、遠距離から及び腰に機関砲を撃つだけで偵察もしない軽戦車などに贈られる罵り言葉。
- CWC
- 「クランウォーズキャンペーン」 (Clan Wars Campaign) の略。
- CWE
- 「クランウォーズイベント」 (Clan Wars Event) の略。
- cwt (ハンドレッドウェイト)
- 一部のイギリス戦車で搭載砲の重さを示すために使われる重さの単位。1cwtは112ポンド(約50.8㎏)。
例:QF 6-pdr 8 cwt(Vickers Medium Mk. I等)
- Czołg (チョウク)
- ポーランド語で「戦車」を意味する言葉。
1919年頃、初めて戦車を見たポーランド人が「這って動いている(czołgać)」様子から名付けたとされており、由来としては水泳のクロール(英:Crawl)と同じである。
関連項目: 坦克、Carro Armato、Char、Pz.Kpfw.、Strv
- dmm、damn(ダム)
- 悔しい、畜生!の意。
畜生やられたぜ…→「damn...」
- Derp gun (ダープ・ガン)
- 自走砲以外の車両が搭載する榴弾砲のこと。概ね短砲身で弾速が遅いが、大口径で榴弾威力が高いのが特徴。
直訳すると「マヌケ砲」。基本的にはKV-2の152mm短榴弾砲を指す。なぜ間抜けかはスペックの精度を見ればお察し。
類義語: 大口径砲、浪漫砲
- DPM (damage per minute)
- 単位時間あたりの火力に関する単位の略称で、「一分間でどのくらいのダメージを与えられるか」を指す。
D/Mとも記載される事がある。ゲーム内で「分間平均ダメージ」の項に表示されている。
【平均攻撃力】×【発射速度(round/min)】で求めることができ、例えばT-34で"T-34 mod. 1942"(最終砲塔)と"57 mm ZiS-4"(AP弾使用時)の場合、「85×26.0869(60秒÷装填時間2.3秒)」である為、DPMは2,217.39、小数点第一位を四捨五入で2,217となる。
余談だが、厳密には単位なので「DPMが高い」といった表現は誤用だったりする。他所で言うBPMやrpm等と同じく手軽で使い易い事から定着した例である。
類義語:RPM、SPR、DPS
- DPM型
- 手数型へ。
- DPS (damage per second)
- 上記DPMと同じく単位時間あたり火力に関する略称。DPMとの違いは、単位時間が1秒になっていることである。つまりDPS1=DPM60。
本ゲームでは機関砲等以外は1秒未満の間隔で連続して発砲できることはないため、DPMを使うことが一般的。ただしコメント欄で使用する人が稀にいるので、「単位時間あたり火力を指す」程度に覚えておけば良い。
類義語:DPM
- DW2
- Durchbruchswagen 2の事。
非常に低い貫通力、テクニックを使わないと全く頼りにならない装甲など、Pz.Kpfw. V PantherやE 50などを目指す初心者プレイヤーの壁となりやすく、一般的に苦行とされる事が多い。
ゲーム内におけるその略称から、Death Wagon 2(デスワゴン2)などの不名誉な愛称で呼ばれる事も。
一応、赤字上等で5 cm Kw.K. 39 L/60をフルAPCRで使い、昼飯・豚飯・ハルダウンを駆使する事で汚名返上の性能を発揮可能だ。
……が、その場合はプレイヤーの財政(クレジット)に深刻なダメージを与えやすいのが欠点である。
- Eシリーズ
- E(Entwicklungstypen、発展的開発)計画で設計された戦車群の事。
様々な車輛が入り乱れるドイツ陸軍では、そのパーツの互換性の低さが補給面の複雑化や整備性・生産性を低下させているという問題があった。
そこでE 10、E 25、E 50、E 75、E 100の計画案がそれぞれ提案され、部品規格の共通化を図ったPz.Kpfw. V PantherやPz.Kpfw. Tiger IIなどの後継車両を開発する予定だった。
もっとも大戦末期のドイツにこれらを開発・量産する余力は既に残されておらず、E 100のみが車体だけ試作されたに留まった。
- ER
- プレイヤーの戦績を数値で評価する指標の一つ。Efficiency Ratingの略。Effとも。
※出典:Efficiency rating calculator
0~609 Bad players 610~864 Players below average 865~1,164 Average players 1,165~1,514 Good players 1,515~1,834 Great players 1,835~ Unicums
類語: Performance Rating、Personal Rating、WN
- E8 / Easy Eight(イージーエイト)
- M4A3E8 Shermanの事。
M4A3E8 Fury、M4A3E8 Thunderbolt VIIも同型ではあるが、それらは別途に愛称があるので基本的に"Easy Eight"と言えば無印版の事を指す。
ちなみに"Easy"は「操縦が簡単(Easy)」という事ではなく、アメリカ軍がNATOフォネティックコード(アルファ、ブラボー、チャーリー、デルタ、エコーなど)を導入する以前、"E"にはEchoではなく"Easy"があてられていた事に由来する。
- fair platoon
- 格差プラトーンのこと。
- FF
- "Friendly Fire"の略。某ゲームのことではない。
日本でよく使われる。 TK≒FF
- FHA
- Face Hardening Armour(表面硬化装甲)の略。WW2以前の戦車に使われている一般的な装甲。
金属を硬化させると耐摩耗性が上がり銃弾を弾きやすくなるが、代わりに靭性が低下し脆くなる。そこで、表面のみ硬化することによって硬度と靭性を両立させた装甲。
硬化の手法や添加物によって硬度や耐久性が変わる為、高性能な装甲板の製法は軍事機密であった。代表的な装甲にクルップ鋼やニセコ鋼がある。
関連用語:RHA
- flank (フランク)
- 側面、または側面攻撃のこと。
"go flank"や"flank them"で「側面に回り込め!」という意味になる。
- FTR
- For the Recordという開発に関する情報をまとめたサイトの略称。
詳細はリンクのページを参照。
- FTW
- For The Win の略。褒め言葉。
文末に付けることで「やっぱり~だぜ」的な強調文に。
- FV
- 高Tierのイギリス車両に用いられる名称、Fighting Vehicleを略したもの。
FVの名称が割り当てられた車両一覧→(英語版Wikipedia)。
略から逆用してFucking Vehicleとも。(こう呼ばれた場合は大体FV304を指す)
- Get Gold! (ゲット・ゴールド!)
- 課金である。
プレイヤースキル以外は大体これで解決できる。
ちなみに、PC自体にGet GoldしてPCのスペックを上げることで戦績が改善されたという報告も複数あげられている。
ggと略すと下の意味になってしまうので、略すのは非推奨。
- GG
- Good Gameの略 「良いゲームだった」または、ゲーム時間が伸びてなかなか決着がつかなかった時などの「お疲れ~」の意味。
一方的な展開になった後に言われると皮肉にしか聞こえないこともあるが、きっと相手はそういう意味で言っていない……多分。
- GL HF
- Good Luck Have Funの略。低Tier帯のゲーム開始時に良く見かける挨拶で、「ゲームを楽しもうぜ!」ぐらいの意味に捉えてよい。意訳すると「よろしくお願いします」
- GLD
- 拡張パーツ、改良型射撃装置(Enhanced Gun Laying Drive)の略語。
主にフォーラム等で使われている。
- GMC
- アメリカの戦車についている形容詞。Gun Motor Carriage(自走砲台車)の略。
- G.W.、GW
- 上位ドイツ自走砲の名称に含まれている、Geschützwagen (ゲシュッツヴァーゲン)の略語。
意味は直訳すれば砲車両、意訳で自走砲となる。
関連用語: Ausf、Pz.Kpfw.、VK **.** (*)
H-N
- HD化
- v0.9.0より実施された従来より高精細な車両モデルへの入れ替えの事。
すでに実装済みの車両はゲームのアップデート毎に数両から時には30両近くまでと数に差はあるものの随時HD化され、v0.9.22でAMX 40がHD化されたことによりすべての車両がHDモデルとなった。
v0.9.0以降に実装された課金車両や新ツリーの車両は最初からHDモデルとなっている。
装甲厚の増減、サイドスカートや予備履帯などの追加、車両サイズやそれに伴う隠ぺい率の変更など実質buff/nerfに近い事が行われる場合もある。
HDはHigh Definitionの略。
- HE / HESH
- High Explosive、榴弾のこと。着弾と同時に弾殻内に装填された炸薬が爆発する砲弾。
WoTでは飛距離による威力の減衰がなく、非貫通時でもダメージが与えられる(ダメージ量は着弾箇所の装甲厚に依存)。
装甲板が中で剥離して飛び散り中の人を負傷させたり戦死させることが狙える(ホプキンソン効果)ほか、大口径砲で装甲を貫通した場合は極めて強大なダメージを与える事ができる。
HESHはHigh Explosive Squash Head(直訳すると「ぺちゃんこ頭」意訳するならば軟弾頭)の略。比較的硬度の低い(=やわらかい)金属を弾頭弾殻とし、内部にプラスチック爆薬などを充填したもので、着弾時に敵装甲にべちゃりと潰れて貼り付き、遅延信管で起爆する。上記のホプキンソン効果を最大限発揮するように設計された弾種。
本ゲームでは単に貫通力の高いHEとして扱われている。
HEP(~Plastic)とも呼ばれ、独・米車ではこの名称が採用されている
詳細は、弾や豆知識参照。
- HEAT
- High-Explosive Anti-Tank、成形炸薬弾による対戦車榴弾のこと。
榴弾と名が付いてはいるが、現実でもゲームでも通常の榴弾(HE)とは全くの別物である。
仕組みとしてはモンロー/ノイマン効果を利用した砲弾で、着弾時に弾殻のライナー(金属内張り)がメタルジェット化して装甲の機械的強度を無視するというもの。
WoTにおいては低Tierでは主に榴弾砲のプレミアム弾として登場するが、高Tierになるにつれて様々な砲で扱われるようになる。非貫通時はダメージ0、距離による貫徹力の減衰がない、空間装甲に弱い、という風にAPともHEとも異なる性質を持っているので、扱う際は弾薬のページを熟読すべし。
余談だが、HEATの字面からか近年でも熱エネルギーによるものと誤解されるケースが後を絶たない。フィクションに登場させる時は耐熱装甲を持ち出したりしないように注意しよう。
- Hetzer (ヘッツァー) / へったん
- TierIVのドイツ駆逐戦車。小ささと可愛さ、独特のスタイルから国内だけでなく海外のプレイヤーにもペット感覚で好かれている。
両チームに多数のヘッツァーがいると「Hetzer gonna hetz!」だの「Hetz them all!」だのいう文章がチャットログに流れることも。
君もE3の会場に登場するくらい愛されているヘッツァーを使ってみないか?
- HMC
- 一部のアメリカ自走砲の名称に含まれている。「Howitzer Motor Carriage」の略。
意味は直訳すれば榴弾砲運搬車。つまり自走砲である。
- HT
- 1.Heavy Tankの略。→重戦車
2.High Tierのこと。特にマッチメイキングでHigh3-Middle5-Bottom7の2Tier差マッチングが行われた際の、3台ある上位Tier戦車を指す。ティアトップとも。
どちらを指すかは文脈で判断するしかない。
- idiot / moron / retard / stupid (イディオット / モロン / リタード / スチューピッド)
- どれも「馬鹿」「アホ」「間抜け」といった意味。
より厳密にはidiotは生来の知能の低さ(知的障害)からくる「馬鹿」、moronは学習能力が低い就学児を罵倒する「馬鹿」、
retardは足手まといの意を含む「馬鹿」、stupidは成人年齢にありながら正常な判断力を期待できない意を込めた「馬鹿」である。
(さらにバカ強度が低いsillyやfoolish、逆にバカ強度が高い単語もあるが割愛。)
強力な車両に乗っていながら有効射が放てない場所に隠れていたり、一方の前線が全滅して食い破られても動かなかったりという見るからに愚かな行動をとるプレイヤーを罵倒するのに用いられる。
- idk
- I don't know.の略。何か聞かれてもわからない時に。
- IGN
- 「in game name」の略。ゲーム内でのユーザー(プレーヤー)名のこと。
- IJA
- Imperial Japanese Army、つまり大日本帝国陸軍の事。
本ゲームではJGSDF所属戦車やコラボ戦車を除く、残りの日本戦車全てがこれに該当する。
- Ikv
- スウェーデン戦車の名称に用いられる言葉。"kv"で勘違いされやすいがソ連戦車ではない。
Infanterikanonvagn(インファンテリカノンヴァグン)の略であり、直訳すると「歩兵砲車」、意訳すれば「自走砲」や「駆逐戦車」となる。
イギリスの歩兵戦車のように歩兵の盾になって進軍する車種ではなく、歩兵の陣地攻略を支援する牽引式野砲を自走化した歩兵科の車種である。
当初は対戦車戦闘は視野に入れていなかったが、歩兵科の要望によって冷戦中期頃からは対戦車任務もこなせる火力・偵察能力・汎用性が追加され、現代のIFV(Infantry Fighting Vehicle)、つまり歩兵戦闘車に近い存在へと変貌していった。
- inch / in / ″*15 (インチ)
- ヤードポンド法における長さの単位。1inch=25.4mm。
アメリカおよびイギリスは工業製品の規格にヤードポンド法を採用しているため、砲口径や装甲厚はインチで表現されることがよくある。
ゲーム内では装甲厚の小数点以下数値は表示されないものの、データ上は持っており、例えば1inch(25.4mm)の装甲は3inch(76.2mm)砲を跳弾できる。
関連用語:インチ砲
- Invincible (インヴィンシブル、無敵)
- 無敵勲章の事を指す事が多い。
自走砲以外の車両を用いてノーダメージで5戦を生き残るという、比較的難度の高い条件を満たす必要がある。
即死率の高い低Tierで先制攻撃を徹底する、Matilda、Hotchkiss H35などの高防御力の車両で戦い続ける、あるいは隠蔽率の極めて高い戦車を用いかつ発砲前にしっかり安全確保を行うなどすることで、この称号を頂戴できるかもしれない。
上述のような動き以外でも、この勲章を得る事は可能(例: ゲーム開始直後にマップ隅に隠れて生き残り続ける・前線到達に時間がかかる車両を使用時に味方が優秀すぎるマッチが連続する)なので、不遇・不名誉な勲章と解釈する事もできる。
その為、勲章を持っているから優れた手腕を持っているといったような期待は、しないほうが精神衛生上によいだろう。逆に、生還率が低いからといって、下手なプレイヤーとは限らない。軽戦車は命がけの偵察になることも多い。
- Invisible (インヴィジブル、見えない)
- 索敵能力の差で相手がこちらが見えないまま一方的に叩きのめすと「○○ cheating!」などの戯言とともに与えられる称号。
自分がまぬけであると宣言するようなものなので、うっかり発言すると赤っ恥をさらすことになる。
ちなみに、一切発見されずに単独で基地占領を完了させると奇襲者(Raider)という勲章を得られる。
- IS / JS / ИС(英:アイエス/独:ヨットエス/露:イーエス)
- 書記長シリーズの事。
- IS-3 / ИС-3
- Tier8重戦車の中でも人気の高いIS-3。
史実でもベルリンの戦勝記念パレードで各国首脳の度肝を抜き、Conqueror、AMX 50 B、M103、Kranvagnらの開発を促し、戦後の重戦車開発の基準となった存在である。
- Jagd
- ドイツの駆逐戦車に付けられる単語。
このゲームの駆逐戦車カテゴリーはTank Destroyer全般を指すが、Jagdpanzer(駆逐戦車)は対戦車用装甲車輌のことなのでNashornのような対戦車自走砲には付けられない。
読みはヤクトまたはヤークト。単語の意味は「狩猟」「猟師」。
- JFC
- Jesus Fu*king Christの略。
- KAMIKAZE (カミカゼ)
- 神風特別攻撃隊から転じて敵中に無謀に突撃する行為。それも大日本帝国陸軍が最期に一斉突撃するような戦術的、戦略的価値の無いようなどちらかと言うとバンザイアタックのようなほぼ自殺行為のようなものを指す。BANZAIをほぼ同じ意味合いで使う者もいる。というよりも、意味合いを考えるとBANZAIの方が正しい。
味方のために自分が撃破されることも厭わず突撃する、という意味では用いられにくく、もっぱら体当たりのことを指す。
体当たりで上位車両を仕留めた際の勲章でもある。その為その獲得を狙う行動も指す。
被発見かつ零距離射撃の上で双方履帯破損のリスクがあるわけであまり得をする戦法ではないが、そもそもそれで敵が死ねば砲撃より遥かに少ないダメージで撃破できるわけで、体当たりは場合によっては1つの戦法となる。
ちなみに外国人は「カマカジー」など間違った読み方をしていることも多いので KAMAKAZE や KAMIKAZI といった打ち間違いも多い。
- k / kk
- okの略。
kを連打するほど景気が良い表現になる。
- KRV
- Kranvagnの事。
自走式クレーンを意味する秘匿名称であり、フランスのAMX 13およびAMX 50を参考にした揺動式砲塔の重戦車を開発する計画である。
軽・中・重の三種の中から最終的に「重タイプ+15,5 cm砲」を搭載するというかなり無理のある案が推し進められてしまった。
ランツヴェルクとボフォースの2社は努力したものの、やはりと言うか主砲と砲塔が全く完成せず、車体のみの試作に終わってしまった。
もっともこの時製作された車体がStrv 103などの開発に活かされた為、その失敗は無駄ではなかったようだ。
- KV / KB / KW (カーヴェー)
- ソ連の重戦車KVシリーズの事。
スターリンの側近で国防大臣・元帥だったクリメント・ヴォロシーロフ(Климент Ворошилов)に由来する。
英語ではKV、ロシア語ではKB、ドイツ語ではKWと表記される。
KV-1は第二次世界大戦初期から中期にかけてT-34と共にソ連軍機甲部隊の中核を成し、76 mm ZiS-5とその重装甲はドイツ軍に「怪物」と言わしめた。
一方で機械的な信頼性の低さや機動性の低さが明確な欠点であり、Tiger IやPantherが登場すると攻防共に歯が立たなくなったため、徐々に退役していった。
本ゲームではKV-1、KV-1S、KV-220-2、KV-2、KV-85、KV-13、KV-3、KV-122、KV-4、KV-4 Kreslavskiy、KV-5などがこれに該当し、準KVシリーズであるT-150も含める事も。
- KwK / Kw.K.
- ドイツの砲の名称に使われている。KwKは略称で厳密にはKampfwagenkanone、英語でFighting vehicle cannonとなり、日本語ならば直訳で戦闘車輌用砲、意訳で戦車砲となる(英語版Wikipedia)。
関連用語: Flak、PaK
- lagged / lagging / laggy (ラグド / ラギング / ラギー)
- ラグがひどい時によく叫ばれる。「lag」と略される事もある。
世界中で遊ばれているゲームであり、通信や電力でトラブルのない地域が無いという事はまず無いので、今日もどこかでラグの影響で撃破される戦車兵がいるだろう。
- L+数字
- 戦車砲などの寸法を表記するとき、その砲身長(長さ)が砲の口径の何倍かで示すもの。
例としてかの有名なTiger砲こと「8.8cm KwK36 L/56」ならば、8.8cmの56倍なので約493cm(本当は492.8cm)といった感じである。
ちなみに日本語表記にするとこれは「口径長」となるのだが略されて「口径」とも表記されてしまう場合が多く「口径8.8cmの71口径砲」といった意味が分からないチンプンカンプンな事になってしまう。更に砲身や弾丸の直径の方とごっちゃに書かれる場合もある……。
関連語句:口径、KwK
- L7
- 西側を代表するイギリスのロイヤルオードナンス製105mm戦車砲の事。
本ゲームでは以下の主砲がこれに該当する。
・イギリス Charioteerの105 mm AT Gun L7、Centurion Mk. 7/1の105 mm Royal Ordnance L7A1、Centurion Action Xの105 mm Gun L7A2
・ドイツ Leopard Prototyp Aの10,5 cm L7A1、Leopard 1の10,5 cm Bordkanone L7A3
・アメリカ M48A1 PattonとM60の105 mm Gun M68
・中国 121Bの105 mm L7C、WZ-132-1の105 mm L7A3C
・日本 Type 61とSTB-1の105 mm Rifled Gun
・スウェーデン Strv S1とStrv 103-0の10,5 cm kan strv 103 L/51、Strv 103-0とStrv 103Bの10,5 cm kan strv 103 L/62
・イタリア Progetto M40 mod. 65のCannone da 105/51 M68
- Lame (レーム)
- かなり強い罵倒語で、下手、まずいを意味する。
本来は歩行が困難な人を侮蔑的に指す言葉。
英語圏の中でも特にアメリカ人が使うが、差別的な表現なのでむやみに使わないように。
- le.F.H.
- ドイツ語で軽榴弾砲の事。「leichte Feldhaubitze」の略。
外部掲示板等では、車輌名で使われ色々な意味で名高いフランスの105 leFH18B2を指すこともある。
関連用語: KwK、Flak、PaK、s.F.H.、s.I.G.
- Lemming (レミング)
- 雑な縦列で安易な突撃をかまし、あっという間に各個撃破されて全滅する集団の構成員のこと。その集団全体を指す場合は複数形で Lemmings。
由来はレミングというネズミの一種、または昔の誘導ゲーム「レミングス」。
例:lol Look! Like a Lemming! 「見ろ! まるでレミングのようだ!」
EUフォーラムで解説された『レミングスの"正しい"やり方』
- lol、lel、lul
- Laughing Out Loudの略で笑い転げるの意 大声で笑う≒w(笑)
lelやlulはlolを崩した表現。
相手の失態を嘲笑う場面から、味方の失態を親しみを込め使う場面で使える。
海外勢相手に芝を大量に生やしても通じないので注意が必要。
(チャット画面オンのまま前進ボタンを押し続けたと思われる→何パニクッてんだ?落ち着けよ)
韓国語で言うところの「kkk」やタイ語の「555」(GOGOGO!ではない)もだいたい同義。
- lol-traktor (lol トラクター)
- ドイツTier1軽戦車 Leichttraktor のこと。
- lmao
- Laughing my ass offの略で大爆笑とかクッソワロタの意 lmao≒wwwww
- lmfao
- Laughing my fuck'n ass offの略。lmaoにfuck'nを加えて意味を強めている。lol < lmao < lmfao
- Löwe、Loewe (レーヴェ)
- ドイツ語でライオンの意味。
このゲームではTier8ドイツプレミアム重戦車のLöweの事を指す。
当wikiでは大人の都合で「Lowe」とも表記される。
課金で手に入るドイツ重戦車の一台。
性能自体は悪くないが、実装直後から戦場に氾濫して中の人の性能と行動で名指しで罵られる対象となった。
v0.8.10で俯仰角や車体側面の装甲厚等が改善され、脅威度が増した……がそれを扱いきれるか否かは中の人次第なのは変わらない。
- LT
- Light Tankの略。→軽戦車
- Magical Forest (マジカル・フォレスト)
- かつてムロヴァンカ(Murovanka)東側に広がっていた森のこと。お互いが森の中や外に大勢で芋っていて、森に入った戦車が見えない敵からフルボッコされてわけも分からず蒸発していく光景からそういわれる。
- Mk. I(マーク・ワン)
- イギリスが第一次世界大戦中に開発・運用した世界初の実用戦車であり、その形状から菱形戦車とも呼ばれている。
本ゲームでは特別イベント戦車護衛のLanchester Armoured Carを用いた護衛・破壊対象という事もあって、プレイヤーが操作する事は不可能。
スマホ版のBlitzでは、プレイヤーがMk. Iを操作するイベントが行われていた。
- MM
- Matchmaker(戦闘の組み合わせを決める人やシステム)の略。転じて、その戦場におけるTierの組み合わせのこと。
チームバランスが偏った事を嘆くときによく使われる。
- MOD(モッド)
- Modification(モディフィケーション)の略称であり、PCゲームの改造データの事。Addon(アドオン)とも。
車長ボイス・車輛の外見・各種効果音を好みにカスタマイズしたり、プレイヤーの戦績を戦闘中に表示したり、照準やミニマップに機能を追加する事ができる。
中には自走砲用の照準MOD"Battle Assistant"のように、公式に導入された機能も存在する。
ただし、公平性に著しく欠くようなMODは「MODについてのフェアプレイ・ポリシー」で禁止されているので注意。詳細はMOD・ツールを参照。
- MoE
- 「Marks of Excellence」の略。優等マークのこと。
- MT
- 1.Medium Tankの略。→中戦車
2.Manual Transmissionの略。ただしこのゲームではギア操作は全く必要ない為、この意味で使われることはほぼない。
- M4
- M4A1 Shermanに代表される中戦車シリーズの事。特に注釈がなければShermanそのものを指す。
詳細はシャーマンの項を参照。
- Mバッジ
- マスターバッジのうち、最上位の「エース戦車兵」をMマークが付くことからMバッジと呼ぶ。
- NDK
- 敵車両の周囲を相手の砲塔・車体旋回速度を超える速度でぐるぐる回りながら一方的に攻撃すること。
砲塔を持たない駆逐戦車と自走砲や、砲塔・車体旋回速度が共に遅い重戦車などが主な被害者である。
某巨大掲示板で「ねえねえ、今どんな気持ち?」(Nee Nee, Ima Donna Kimochi?)と相手を煽っているクマーのAAが元ネタ。
文字だけでは何がなんだかさっぱり分からないスラングなので注意。
英語だと、GANGBANG、rape辺りが使われる。良い子はググっちゃいけないぞ。
関連用語: ドッグファイト、接射
日本では相撲の技のクルクル舞の海が相手力士に対して回る有名な技で同様戦術と言えば分かりやすいか。
- Nerf (ナーフ)
- バージョンアップに伴うバランス調整の結果、特定の車両(特に砲性能)が弱体化修正されてしまうこと。
アップデート直後の戦場は、時に愛車をNerfされたプレイヤー達の嘆きの声で溢れかえる。
由来はフワフワのスポンジ弾を発射するアメリカのトイガン「Nerf(ナーフ)」。元々はMMORPG「ウルティマオンライン」の英語圏プレイヤー発祥のスラングだが、今では海外製オンラインゲーム全般に広まっている。
対義語: Buff
- Noob (ヌーブ)
- Newbie(新兵)から派生したネット用語。
本来は初心者を意味するが、主に下手なプレイヤーを蔑んで呼ぶときに用いられる。
また、上級者で撃破数が高くても周囲を鑑みない行動をしたり、戦闘数10000戦以上のプレイヤーでもチャットでの見下した命令でもこう呼ばれる事がある。
全般的には、その戦いにおいて迷惑者や邪魔者に対して使われると思ってもよい。
例:fuckin' noob 「このド下手糞が」
- NP
- 「No Problem」の略語。
「問題ない」「大したことじゃない」「気にするな」的な意味。
誤射されたり、衝突されてキャタピラを切られた相手が謝ってきたらキーボードを殴ってもこう返すのが大人の対応。
もちろんお礼を言われたときにcoolに返すのにも使う。
- NS
- よく"Nice Shot"の略で使われる。
- Nullpo (ヌルポ)
- Null pointer の略。本来は、Javaにおいて異常を示すメッセージのはずなのだが、このゲームでは日本人かどうかを調べるための一種の暗号。
開幕に「Nullpo?」と言われたら間違いなく「日本人いますか?」的な意味なので「Ga」と返し、その後に続くコミニュケーションを楽しんでみよう(「4649(よろしく)」等につながる会話が多い)。
- nvm
- never mindの略。「気にするな」「何でもない」といった意味の略語。
O-U
- o7
- 敬礼の海外のAA(らしい)。
oは人の頭、7は手を表しており、日本でいうところの(`・ω・́)ゝにあたる。
ただしAAの様に左手でやるのは、右手ではできない事情(例: 右手を負傷していたり)が無い限り好ましくないとされている。
なお自衛隊では挙手敬礼は右手で実施し、挙手敬礼できない場合や脱帽時は10度の敬礼(要するに、お辞儀)をするという風に、しっかり規定されている。
同義語: 07
- Object(オブジェクト) / Объект(オブイェークト)
- ソ連戦車の戦車名に多く見られる単語。ロシア語ではОбъектであり、「試作車両」を意味する。
具体例を挙げると、T-54は試作段階ではObject 137 / Объект 137であった。
それぞれの番号の示す工場は以下の通り。→参考
中戦車はウラル系、重戦車はレニングラード系とチェリャビンスク系が殆どを占める。駆逐戦車・自走砲はベースの車体によって分別されており、工場つながりで戦車を見ていくのも面白いだろう。Object
Объект工場名 別称・略称 現在の地名 1-99 ゴーリキー自動車工場 GAZ(ГАЗ) ニジニ・ノヴゴロド 100-199 ウラル貨車工場 Uralvagonzavod
(Уралвагонзавод)
第183工場ニジニ・タギル 200-299 レニングラード・キーロフ戦車工場 LKZ(ЛКЗ) サンクトペテルブルク 300-349 ウラル輸送技術工場 Uraltransmash
(Уралтрансмаш)エカテリンブルク 350-399 ミンスク トラクター工場 不明 ミンスク 400-499 ハリコフ輸送技術工場 KhZTM(ХЗТМ)
第75工場ハリコフ 501-549 ルプツォフスク機械製造工場 不明 ルプツォフスク 550-599 ムィティシ機械製造工場 MMZ(ММЗ) ムィティシ 500,600-649 オムスク輸送技術工場 第174工場 オムスク 650-699 クルガン機械製造工場 KMZ(КМЗ) クルガン 700-799 チェリャビンスク・キーロフ トラクター工場 ChKZ、ChTZ
(ЧКЗ, ЧТЗ)チェリャビンスク 800-849 レニングラード・キーロフ戦車工場
(ミサイル関連)LKZ(ЛКЗ) サンクトペテルプルク 850-899 モスクワ自動車工場 ZIS ⇒ ZIL
(ЗИС ⇒ ЗИЛ)
※主砲のZiSとは別の工場モスクワ 900-999 スターリングラード ⇒ ヴォルゴグラード
トラクター工場STZ ⇒ VGTZ
(СТЗ ⇒ ВгТЗ)ヴォルゴグラード 1000-1049 クタイシ自動車工場 不明 クタイシ
- omg / omfg
- Oh My God/Oh My Fucking Godの略。
主に想定外のことが起こった際に驚きの意味を込めて用いられる。
「なんてこった!」「信じられない……」
- OP
- Over Powered の略。強すぎる、という意味。
- OVM
- On Vehicle Materials の略。車外装備品の意。修理道具や野営具など、直接戦闘に関係なく、大型で車内においておけない装備品は車外に固定すようになっていた。
ゲーム中ではほとんどが当たり判定のない飾りとなっている。予備燃料タンクやジェリカンなどはいかにもよく燃えそうだが、撃っても何も起こらない。
- P虎
- Pz.Kpfw. VI Tiger (P)ことポルシェティーガーの事。Tiger Iの「虎」と区別する形で使われる。
- Panhard(パナール)
- 19世紀から存続しているフランスの老舗自動車メーカーであり、現在は軍用車輌を手掛けている。
本ゲームではフランスの装輪装甲車にその名前が見られる。
思わずパンハルトやパンハルドなどと読んでしまいそうになるが、フランス語の都合でhとdは発音しないので注意。ちなみに正式な発音はパンアールに近いとの事だが、日本ではパナールの方が広く知られている。
- Performance Rating
- プレイヤーの戦績を数値で評価する指標の一つ。公式で扱われている方ではない。
指標の内容は荒れる可能性が高いので、ここでは記載しません。
類語: ER、Personal Rating、WN
- Personal Rating (パーソナル・レーティング)
- プレイヤーの戦績を数値で評価する指標の一つ。ゲーム内の実績タブを選択すると中央に堂々と表示されるアレの事。略称はPR。
他人のPRも戦績画面等から実績を表示すれば調べる事が可能。MODを使えば戦闘中にも表示できる。
MODの場合数値の大小によって色分けされ、下記に分類される。※出典:Efficiency rating calculator0~2424 Bad players 2405~4249 Players below average 4250~6349 Average players 6350~8549 Good players 8550~9959 Great players 9960~ Unicums
類語: ER、Performance Rating、WN
- Plz(プリーズ)
- Pleaseの略。
仲間に何かを依頼する時に使う。
例えば仲間と支援し合いながら行動したいなら「plz bckup(backup)」
- pos
- positive (ポジティブ) や「+」(プラス) と言う意味。
例:pos arty (砲兵は活動的だった)
と、戦果は0で負ける寸前に言われたが励まされたのか、それとも皮肉なのか…。
きっと励まされたのだろう。(pos思考) ⇔neg
依頼に対してnegativeが「断る・同意しかねる」という意味でもあり、positiveは「了承」でもある。
その一方で、場合によってはpiece of shit(役立たず)の省略形でもあることも。
また、北米で省略すると理解してもらいにくいがposition (ポジション、位置) の略。
「get pos」で「持ち場へ付け」
- potato
- 動こうとしない怠け者を指す。
北米発祥のスラングであり、カウチポテト族が由来。
まさに芋である。
- Pz.Kpfw.
- ドイツ語のPanzerkampfwagen (パンツァーカンプフヴァーゲン)の略語。
意味は「装甲戦闘車両」、いわゆる「戦車」の事。
関連用語: Ausf、G.W.、VK **.** (*)
- Quack!
- アヒルの鳴き声の事。
AMX 40を見かけるとノリの良いプレイヤーが「Duck!」「Quack!」などと言ってくれるかもしれない。
外部掲示板などでAMX 40が何か物申したい時に「Quack!」と鳴く事がある。
ちなみに公式もアヒルちゃんが大好きであり、下記の動画を製作している。
参考動画(?):アヒルの生態
- R2D2
- KV-5の車体正面にある銃塔と操縦手用キューポラの俗称。KV-5の有名な弱点である。
由来はスターウォーズのロボット。
- rape (レイプ)
- 一方的にボコボコにされるorしてやるぜ!的な意味で使われる。
外人さんだと、gangbangっていう人もいる。
ゲーム外で使って白い目で見られても責任は持ちません。
例)「i reped them.they Come to flank」「ボコられたっ(TT) 側面から来るぞ」
- reloading (リローディング)
- 弾薬を装填中という意味。定型文ラジオチャットの一つ。
装填時間が長い自走砲やカートリッジ式の自動装填装置を搭載する仏戦車などが使う言葉。
- Reset (リセット)
- cap中の敵戦車に攻撃し、占領ゲージを0に戻す事。双方が敵陣に到達し、所謂cap合戦になった時にはこの行動の成否が勝敗を決する。
足のある軽戦車や、ベース近くに潜んでいる事の多い自走砲にとっては戦闘最後の晴れ舞台。
- RHA
- Rolled Homogeneous Armour(均質圧延鋼装甲)の略。WW2~戦後の戦車に使われている一般的な装甲。
貫通力を計測する場合は基本的にこのRHAを何ミリ貫通できるかで表される。(もちろん国や時代によって計測方法は異なる)
なお、ソ連などに多い鋳造装甲はRHAに比べ約15%程度耐弾性が低いとされる。
関連用語:FHA
- RNG
- 「Random Number Generator(乱数生成機)」の略。つまりゲームにおけるランダム要素の事である。
また、珍プレーを紹介するWG公式動画シリーズ「The RNG Show (No Comments Random Number Generator)」のを指す場合もある。
実際にゲーム内で珍プレーが起こるとチャットで「lol RNG」とか「RNGに投稿しろよ(笑)」みたいなやり取りが流れることも。
- RPM (rounds per minute)
- 発射速度に関する略称で、「一分間で何発の砲弾を撃てるか」という意味。R/Mとも記載される事がある。
つまり数値が高い方が優秀と言うこと
ゲーム内で記載されている、発射速度(Rate of fire)はこれと同義である。
類義語: DPM、SPR
- Rush (ラッシュ)
- 突撃の意。 主に無警戒な敵陣への突撃に対して使われる。
同義語としてSuiscout (Suicide Scoutの略)、開幕特攻、特攻偵察が存在する。
- sb
- 中国語、台湾語で「馬鹿」。典型的な罵り言葉。
- Scout (スカウト)
- 偵察のこと。
戦線が膠着した場合、軽戦車は問答無用で「Go scouting」などと言われ斥候に狩り出される。
自走砲や長距離射撃が可能な後方支援組が支援を依頼する場面で良く見かけるフレーズ。
- Sd.Kfz.***
- ドイツの装甲戦闘車輌につけられる制式番号。「SonderKraftfahrzeug(ゾンダークラフトファールツォイク)」の略。
例えばTiger IはSd.Kfz.181、PantherはSd.Kfz.171である。
もっとも戦車においてはPz.kpfw.や制式名称の方が通りがいいのであまり使われることは無い。
Sd.kfz.番号一覧→(Wikipedia)。
- SerB
- WoTの開発者の一人、Sergey Burkatovskiyの略称(Google画像検索)。
FTRなどで「SerB曰く~」と書いてあった場合は、「開発者曰く~」と解釈すれば良い。
類語: Storm
- SH
- Strongholdsの略。
- Škoda(スコダ/シュコダ)
- チェコ屈指の重工業複合企業。
本ゲームでは大半のチェコスロヴァキア戦車の設計・開発を担当した企業であり、計画案の中にはŠkoda T 50のように社名がついた戦車も多々存在する。
有名どころでは、第二次世界大戦初期にドイツが運用したPz.Kpfw. 35 (t)(LT vz. 35)を開発・量産、Pz.Kpfw. 38 (t)(LT vz. 38)も一部生産を担っている。
戦後のチェコスロヴァキアの共産化に伴って国営化されたものの、冷戦終結時に再度民営化された。
軍事部門の経営悪化により、現在はシュコダ・ホールディングとして再編されている。
- SPG
- Self Propelled Gunの略。Artyとも。→自走砲
- Spot (スポット)
- 敵を発見・観測 (=視界提供) すること。「Go spotting」で「(自走砲や他の主力のために)視野取って来い」。
「(I'm )spotted」で「(敵に)発見された」という意味になり、第六感が発動した場合にチャットで知らせることで、味方に敵車両が近くにいる事を伝えられる。
- SPR (seconds per round)
- 発射速度に関する略称で、「一発の砲弾の装填に要する秒数がいくつか」という意味。S/Rとも記載される事がある。
【60(sec/min)】÷【SPR】=【発射速度(round/min)】であり、さらに算出された発射速度に攻撃力を乗じることでDPMを求めることができる。
類義語: DPM、RPM
- sry
- 謝罪を表すSorryの略。
誤射や衝突などで味方に迷惑をかけてしまった場合は素直にごめんなさいをしよう。
- SS
- 【1】
ナチ党の親衛隊。Schutzstaffel(シュッツシュタッフェル)の略。
【2】
ScreenShotの略。このゲームではPrtScキーを押すことによって撮る事ができる。
画像はWoTをインストールしたフォルダに自動的に保存されるから面白画像が撮れたらお兄さんにも見せてね。
- S Tank (エス・タンク)
- Strv 103の英語圏での呼び名の一つであり、日本などの世界各国で広く知られている。
本ゲームではStrv S1、Strv 103-0、Strv 103Bが該当し、基本的にその戦場にいるStrv 103系列を指す事が多い。
- Stock (ストック)
- 倉庫から出したそのまま。つまり初期状態のものを使っているという意味。
開幕前に仲間が「stock」と伝えてきたら、搭乗員はプライマリスキル75%、初めて乗る車両なんだな。と思っておこう。
リスト上位がstockだと戦力としてはガッカリだが、誰もが通る道なので生暖かく見守ってあげよう。
- stfu
- 「shut the fuck up」の略。「黙れ! このカス野郎!!」みたいな感じ。
- Storm
- WoTの開発者の一人、Michael Jivetcの別称(Google画像検索)。
FTRなどで「Storm曰く~」と書いてあった場合は、「開発者曰く~」と解釈すれば良い。
類語: SerB
- Strv
- スウェーデン戦車の多くに付けられている名称である。
Stridsvagn(ストリッツヴァグン)の略であり、「戦車」を意味する。本場スウェーデンではvagnのgの発音を省いてヴァンと読む事が多いが、日本や外国ではそのままヴァグンと読む方が一般的。
- Stuck (スタック)
- 地形に嵌ったり、横転したりして動けなくなること。
stackは別の意味の単語なので注意。
チームメイトに「おい、動けよ」と言われても動けないんだから仕方ない。
Im stuck と言っておこう。
- StuG
- ドイツ語のSturmgeschütz (シュトゥルムゲシュッツ)の略語。突撃砲のこと。
関連用語: Ausf、G.W.、Pz.Kpfw.、VK **.** (*)
- SU(エスユー) / СУ(スー)
- ロシア語で「自走砲」を意味する言葉である。
Samokhodnaya Ustanovka / Самоходно-артиллерийская Установкаの略称。
ISU(ИСУ)はISの車体を用いた自走砲であるため、ISとSUを足し合わせた名称となっている。
- TB
- Team Battleの略。
- TC
- Tank Companies (戦車中隊) の略。
- TD
- Tank destroyerの略。→駆逐戦車
- TD mode / TDモード
- 自走砲が本来の遠距離支援砲撃ではなく(比較的)近距離の直射砲撃で戦う事。ゲーム的に定められた用語ではなく、非公式の用語。
前線を突破した敵が迫ってきたりと、何らかの理由で敵と遭遇した際に必要になる技術。
自走砲はスナイパーモードを使えないので、最大限視点を車両に近付けた状態で狙ったり、衛星視点で起伏を脳内で補いながら狙ったりとなかなか難しい。
オートエイムは可能なので、下手に狙うよりもオートエイムを利用した方が良い場合もある。
- thanx / thx / tnks / tnx / ty / danke / merci / grazie / gracias / obrigado
- 「ありがとう」という意味。WoTでは様々な「ありがとう」の意味の言葉が使われる。
- Tier (ティア)
- 簡単に言えば戦車の強さの階級(グレード)の事。「階層」ぐらいの意味。
高いほど性能が上がるが弾薬・修理費がかさむ。
技術ツリーやストア等の車両バナー左上にあるローマ数字。
ごく頻繁にTire、Tear、Tiar、Teir等と間違われるが、正しくはTier。特にTireとTearは別の意味(タイヤ、涙)になってしまうため、ゲーム内チャット等では通じない可能性がある。
低Tier、中Tier、高Tierと言われることがあるが、これの範囲はWiki内で記載されている場合は大体以下の範囲である。数値が明記されていない曖昧な表現であり、当然編集する人によって以下の基準と異なる事があるので、これが絶対とは言わない。参考程度に留めていただければ幸いである。ティアトップとは、まさしく戦場で自分の戦車よりTierが高いものがいない状態、例で言うと戦闘が始まってみるとTier8~6が参加していた、で自分はTier8の戦車だった時にティアトップとなる。Tier10車輌に乗っている場合は常にティアトップとなる。Tier 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 低 中 高
ティアボトムとは、逆に自分が一番下のTierの状態、格上の相手をすることになるのでやや慎重な立ち回りが求められるが、人数は一番多くなる。
- TK / Team Killing / TKer
- チームメイトを撃破すること。TKをするプレーヤーの事をTKer(Team Killer)と呼ぶ。
v1.6.0で味方への砲撃及び体当たりダメージが無効となった。(大口径自走砲のスタン効果を除く)
敵陣地や遭遇戦の中央の陣地を占領中に味方戦車を陣地から押し出す行為、味方車両の上に乗ってダメージを与える行為、味方車両を崖の下や水中などに落とす行為、味方車両を横転させる行為、味方車両の射線を塞いで射撃妨害や進路を塞いで移動妨害する行為など、味方の妨害や味方車両のダメージ(損傷)につながる行為全般が処分対象となる。
もし味方を撃破してしまったら早めに「TK sry」と謝ろう。
射撃または衝突による落下等で味方車両に損害を与えると賠償としてクレジットを徴収され、自車両が味方によって損害を受けると損害賠償のクレジットが支払われる。
ただし賠償額は修理費相当であり、TKされなければ戦果を挙げて稼げたであろう分のクレジットや経験値は補償されない。
システムが悪質と判断したプレイヤーは、名前の表記が水色になる。
チームキラーの項目を見ればわかるがTKの水色名前になると味方ダメージ補償対象ではなくなるので、水色名前を撃破してもクレジット補償は払わなくてよい。しかしTKといえど安易に撃破すると戦力自体が減ってしまうため、しばらく様子を見て反省の色がないようなら撃破し、怪しい行動の証拠となるスクリーンショットやリプレイを添えて運営に通報し相手のアカウント処分要請すべきである。(クランに所属しているなら、そのクランのクランマスターに通告したり、Twitterや2chなどで晒して制裁を与えるのも一つの手である。)
・第一段階:誤射程度や衝突事故程度で味方に損害を与えた場合はクレジットで補償金支払い
・第二段階:水色の名前表示で、事実上の運営からの警告処分、味方への見せしめ措置。敵からも水色の名前表示は確認できる
・最終段階:運営判断によりアカウント処分(停止や剥奪)
なお、機械判定の細かい条件に関してはあまり詮索をしないようにとのこと。
AFKやBOTや自滅などは別として戦法が下手で開幕特攻をするとか自走砲なのに敵陣地を攻めるといった無謀行為を行っても味方の妨害をしない限り一切処分はない。
戦況によっては狙撃要員の敵陣攻撃も有効であるためである。
- toaster(トースター)
- Pz.Sfl. IVcのこと。ポップアップ式トースターに似ていることから用いられる。
無論、中から砲身が飛び出しても食パンが飛び出す事は無い。ただし、搭乗員がアイテムのチョコレートを食べている可能性はある。
- TOG
- TOG II*の事。その異常に長い独特なシルエットから、
"Toooooooooooooooog!" "Looooooooooooooong!"
といった感じにチャットがやたらと盛り上がるのが特徴。
もっともランダム戦の全体チャットが廃止されて以降、昔のようなお祭り感は無くなってしまった。少し寂しい……
- tomato
- スラングとして使用される場合、魅力的な女性という意味であるが
ゲーム内で使用される場合はアバズレ(女性扱いする罵倒の言葉が多い)呼ばわりする場合がほとんど。
- TP(Tonowy Polski)
- 多くのポーランド戦車に見られる名称。
Tonowy Polski(トノヴィ・ポルスキ)の略称であり、「Xトン級のポーランド戦車」というド直球な意味である。
- traktor (トラクター)
- ドイツの初期戦車Leichttraktorの事。
- TVP (Tank všeobecného použití)
- チェコ語で「汎用戦車」を意味する言葉。読みはタンク・ショーベスナーホ・ポージティだと思われる。
戦後初期、Pz.Kpfw. IVやT-34-85を主力に据えていたチェコスロバキアが、その後継としてドイツ・ソ連両方の開発思想を受けて設計していた独自の計画であり、チェコスロバキアが完全に共産化する前の戦車群である。
まず軍事技術研究所(VTU)が最初期案を出し、それを受けてŠkoda社が微改良案を提示した。さらに、ČKD社とŠkoda社が競合して、最終的にTVP T 50/51として統合された。
しかし、1950年前後のチェコスロバキアではスターリンを信奉する極左共産勢力が台頭し、兵器類もソ連製のライセンス生産やマイナーチェンジで統一する方向になり、TVPは製造される事もなく不採用となってしまった。
- T-34(テー・トゥリツァッチ・チィトゥィリ) / T-34ショック
- 第二次大戦中のソ連機甲部隊の中核となった中戦車T-34。
本ゲームでも同シリーズの戦車は多く、T-34、T-34-85、T-34-85M、T-34-85 Rudy、Type T-34、Type 58、Konštrukta T-34/100などがある。
T-34がドイツに与えた衝撃は大きく、以後の戦車に革新をもたらした事から「T-34ショック」と呼ばれた。
当時としては高火力だった76 mm L-11、幅広の履帯、高出力のディーゼルエンジン、そして避弾経始に優れた傾斜装甲が特徴。
もっともいくら革新的な戦車だったとはいえ、独ソ戦初期の頃はソ連軍の運用が拙く(主にスターリンの大粛清でまともな指揮官が排除されていた事が原因)、また視察能力や指揮能力が低いなどスペックに見えづらい欠点も多かったため、格下の相手に撃破されるケースも少なくなかったようだ。
対するドイツはT-34やKV-1に対抗するべく、有名なPz.Kpfw. VI TigerやPz.Kpfw. V Pantherを実戦投入する事になる。
- T-54(テー・ピヂッシャット・チィトゥィリ) / T-55(テー・ピヂッシャット・ピャーチ)
- ソ連の第1世代主力戦車であり、シリーズ合わせて10万輌も量産された世界最多の戦車である。
冷戦初期~中期のソ連機甲部隊の中核を務めた戦車であり、当時は東側最優・最強とすら言われていた。
しかし実際のところ、主砲の100 mm D-10Tは西側の90mm級の火力しかなかったり、FCSが第二次大戦レベルなので精度が悪かったり、車内が狭いので発射速度や居住性が劣悪だったり、弾薬が所狭しと置かれてるので誘爆しやすかったりと欠点も少なくなかった。
それでも基本性能自体は良好だった事に加え、近代化改修のしやすさや圧倒的な流通量の多さから、正規軍どころかテロ組織にすら頻繁に運用されている。
さながら"戦車版AK-47"とでも言うべきであり、中東やアフリカといった紛争地域の写真や映像を見ると、T-54/T-55が映っている事も珍しくないだろう。
本ゲームではT-54 first prototype、T-54、T 55A、Type 59、WZ-120が該当し、原型のT-44系列や各種派生型を含めるとかなりの数のシリーズ戦車が実装されている。
- U 2
- you tooの略。GL HFに対する応答で使う。
意味は「あなたも!」とか「オマエモナー」とか。
- Uralmash-1 (ウラルマッシュ-1)
- SU-101の別称。設計局の名称に由来。
- USSR、СССР(エス・エス・エス・エル)
- ソ連、すなわち「ソビエト社会主義共和国連邦」のこと。
英語では「Union of Soviet Socialist Republics」、ロシア語では「Союз Советских Социалистических Республик」の略である。
V-Z
- VK **.** (*)
- ドイツ軍で試作戦車につけられた車両番号。
VK 36.01 (H)を例にとると、VK36(36t級試作戦車)、01(1号案)、H(ヘンシェル社)で、「ヘンシェル社製36t級試作戦車の1台目」ということである。
VKの意味は現在では2つの解釈があげられている。1つは「Versuchskonstruktion」で実験的設計(experimental design)、もう一つは「Vollkettenfahrzeug」で全装軌車(full-tracked vehicle)である。実験的設計に対する 「Versuchskonstruktion」は適切なようだが、実験的かどうかはともかく何の設計かを表す 「Vollkettenfahrzeug」も適切と言える。書籍では「Vollkettenfahrzeug」という解釈が主流だが、インターネットでは「Versuchskonstruktion」という解釈が主流な模様。 (公式フォーラム及びその和訳(用語・略語のコメント欄)より)
(*)の部分は、軍事用の接尾語で製作した企業名の他にも国名が入る事もある。企業名なら大文字、国名なら小文字で記載される事が多い。企業名は以下の通り。
・D(ex. VK 30.01 (D)): ダイムラー・ベンツ社(Daimler-Benz)
・H(ex. VK 36.01 (H)): ヘンシェル社(ヘンシェル・ウント・ゾーン、Henschel & Sohn)
・K(ex. VK 72.01 (K)): クルップ社(Krupp)
・M(ex. VK 30.02 (M)): マン社(MAN、Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg)
・P(ex. VK 45.01 (P)): ポルシェ社(Porsche)
国名は以下の通り。
・e(ex. G.Pz. Mk. VI (e)): イギリス(englisch)
・f(ex. Pz.Kpfw. S35 739 (f)): フランス(französisch)
・r(ex. 7,6 cm PaK 36 (r)): ロシア(russisch) ※例に記載したものは、Marder IIとMarder 38Tが搭載可能な砲
・t(ex. Pz.Kpfw. 38 (t)): チェコ(tschechisch) ※重量を指すトン(t)ではない
- VP
- Victory Points の略。クランウォーズのキャンペーン中、主にプロヴィンス(領土)を占領すると増加し、失陥すると減少する。標準プロヴィンスと重要プロヴィンスで増減幅が異なる。
- yes, yeah, yup, yea, yep, ya
- どれもyesの意味(同意)で使われる。
ネットゲームなのでむしろ俗語のyepなのが多用される印象
yepの場合「Yes Please」(同意+依頼)の略にもなり丁寧な言い回しでもある。
- Waffenträger(ヴァッフェントレーガー) / WT
- ドイツ語で「武装運搬車」「砲運搬車」を意味する言葉。
本ゲームではKrupp-Steyr Waffenträger、Rhm.-Borsig Waffenträger、Waffenträger auf Pz. IV、Waffenträger auf E 100などが該当する。
- Wallet Warrior (ウォレット・ウォリアー)
- 直訳「お財布戦士」の通りの意味。日本で言う「課金厨」的な言葉。
システム上、リアルマネー(現金)を出せばプレイ初日に高Tierの課金戦車を使うことも出来るので、戦車の性能にテクニックが追いついていない初心者プレイヤーを罵って使われる。
LöweやT34等が蛇蝎の如く嫌われるのはこのせいである。
彼らが「お布施」してくれているおかげでゲームがプレイ出来る、という理屈も存在するので目の敵にするのも考え物だろう。
一方で、お客様から横暴極まる邪神様に変質するものも後を絶たないが。
- WG、WGナス
- 本ゲームを開発・運営しているWargaming社の略称。
"ナス"と言う接尾語は、国産名作RPG「ロマンシング・サガ2」の七英雄のリーダー格「"ワグ"ナス」に由来する語呂合わせ。
- WN8、WN7、WN6、WN
- プレイヤーの戦績を数値で評価する指標の一つ。WeighedとNormalizedを省略してくっつけたもの。W"i"nではない。
後ろの数値はバージョンのようなもので、数値が高ければ高いほど最新の評価基準と考えて差し支えない。※出典:Efficiency rating calculator0~359 Bad players 360~824 Players below average 825~1384 Average players 1385~2054 Good players 2055~2674 Great players 2675~ Unicums
類語: ER、Performance Rating、Personal Rating
- WTF
- 1. What the Fuckの略。「何じゃこりゃ?」みたいな意味。
例:wtf! Causes Balance. 訳:どうしてこうなったr(^ω^)ノ
2. v0.8.9で実装され、v0.9.15でGrille 15に置き換えられたWaffenträger auf E 100の別称。そのぶっ飛んだ瞬間火力から、1の意味合いが込められてこのような呼称が使われ、wtf E 100 や wtf100と言ったらほぼ確実にコレの事を指す。
- WZ-XXX
- 中国戦車に見られる名称であり、車両生産番号を指す言葉。
一般的な名称も同時に存在し、例えば車両生産番号WZ-120はType 59の事である。
重戦車は11X系、中戦車は12X系、軽戦車は13X系の数字が当てられている。
人民解放軍が現役運用する主力戦車たちはWZ-120を始祖としている為、WZ-12X系の車両生産番号が割り振られている。
- wz(+数字)
- wzór(ヴズル)の略。ポーランド語で「~年式」といった意味である。
- XVM
- WoTの機能を拡張させるツールの一つ。ちなみに名前はeXtended Visualization Modの略称が由来。
詳細や導入方法はMOD・ツールを参照。MODやツールのトラブルは自己責任でお願いします。
- ZiS / ЗиС (ジス)
- ソ連戦車の主砲に見られる名称であり、火砲製造工場の事。
Zavod imeni Stalina(ザヴォド・イミニ・スターリナ / Завод имени Сталина )の略。
当初はゴーリキー機械製造工場や新ソルモフ全連邦機械製造工場といった名称だったが、大戦期にはヨシフ・スターリン書記長にちなんで「(ゴーリキー)第92スターリン記念工場」=ZiSになった。
現在はニジニ・ノヴゴロド機械製造工場というロシアの軍事関連企業となっている。
数字・記号
- 07
- (`・ω・´)>ビシッ
詳細はo7の項目を参照されたし。
同義語: o7
- 46/4649
- 「よろ/よろしく」の意。
まず間違いなく中身が日本人にしか理解されない挨拶。
「nullpo?」「ga!」「4649」「46」
のように開幕カウントでのやり取りが主。
同じ日本人同士なら積極的に使っても差し支えない。
- 75榴
- 口径が75mmクラスで短砲身の、榴弾を主に使う砲のこと。またはそこから放たれる榴弾(HE)の事こと。
主にTier2の駆逐戦車やTier3~4の中戦車・重戦車が装備し、軽装甲車輌にとってはそのダメージから脅威となるが、Tier4以降は同口径の長砲身砲が多くなるのでほぼ存在意義を失う。
- 7/42
- チームバトルの通称の一つ。最高Tier8、最大7両、合計Tier42までという制限で行うゲーム。
- 7倍センチュ
- イギリスのTier9中戦車、Centurion Mk. 7/1の通称。
Mk.7型の改良版を示す/1(アメリカ軍風に表すならA7E1)が分数の1分の7、7倍に見える事から。
後に実装されたCenturion Mk. 5/1 RAACも5倍センチュと呼ばれる。
英語ではマークセブン・スラッシュワンと読む。
- 8bit
- 戦車やマップ、BGMが8bit(スーパーファミコンのレトロゲームを思い浮かべよう)で構成された特別なモード。
現在、2014年のエイプリルフール、2015年1月末~2月初のWinter Showdownで計2回行われている。
関連項目:Karl、Mammoth、Polar Bear、Arctic Fox
- 10榴
- 主にTier4~5で使われる口径105mmの榴弾砲、またはそこから放たれる榴弾(HE)のこと。
Tierに対して凄まじい威力を誇り、軽装甲車両はもちろん、HPの低い車輛、傾斜で薄い装甲厚を補う車輌などにとっても脅威となる。火力の高さとは裏腹に発射速度もそれほど遅くなく、Tier5中戦車群に至っては砲塔旋回まで早いので、下手をすれば格下の戦列は一瞬で壊滅する恐れがある。
とはいえ、Tier6以降は軽戦車以外には通用しにくくなる。間違ってもTiger IやPershingといった高Tier戦車で使用してはいけない。
Tier4ではHetzer、StuG III B(独TD)、T40(米TD)、SAu 40(仏TD)、Tier5ならばPz. IV H(独MT)、StuG III G(独TD)、M4A1(米MT)、Wolverine(米TD)、G1 R(仏MT)で主に使われる。
なおドイツ製のみAPも装填できるが、性能は実用には程遠く、使い道はほぼないと思ってよい。
ちなみにソ連の10榴はKV-1らに搭載出来る122mm榴弾砲が相当する。正確には12榴と呼ぶべきだが、脅威という意味では10榴とさほど差異がなく、一緒くたに説明される事も多い。なお最も大きな違いは課金弾のHEATの貫通力である。
- 15mルール
- 発砲時に自車両の周囲半径15m以内にある茂みの隠蔽効果が減少するシステムの俗称。
転じて、「15mルールを利用して」という表現は、茂みから15m以上離れて発砲することで茂みの隠蔽効果を維持したまま射撃できるといった意味になる。
当然だが、発砲による車両自身の隠蔽率低下はあるので茂みから15m離れていたとしても発見されることはある。
詳しくはゲームシステムまたは豆知識参照。
- 15榴
- 口径150mmクラスの榴弾砲、またはその榴弾のこと。
史実、ゲーム中共に最も有名なのがKV-2の152 mm ML-10であろう。その火力は貫通すれば同格重戦車を一撃で破壊しうるほどであり、格上にとっても無視できない存在となっている。
10榴と違って装填は速くなく、Tier8以上になると同じ口径の戦車砲も登場しだすため、貫通力の低い短砲身砲はさすがに通用しづらくなってくる。ただし装甲厚75mmに満たないような軽装甲車輌や、榴弾以外でダメージを与えられないような状態の敵には依然有効である。
類語:ロマン砲
- 50mルール、50m視界
- 敵車両との距離が50m以内ならば、隠蔽率や障害物に関係なく相手が発見状態になるシステムの俗称。
建物の向こう側を見たり、崖の上の相手を発見したりと活用できる箇所は少なくない。
当然、自分も被発見状態になるので利用するかどうかは戦況を見極めよう。
なお50m以内でも発見判定間隔は0.1秒あり、更にラグなどの関係で発見が遅れることがある。
詳しくはゲームシステム参照。
- 555555
- タイ語圏での「wwwwww」にあたる表現。タイ語で5は"ha"と発音するためのようだ。
当たり前だが「ゴ」と言う読みは日本だけなので、積極的に攻める場合「Go Go」を使う。
- 59式戦車 / 59式主战坦克(ウーシージョウ・シーヂュヂャンタンク )
- Type 59(WZ-120)の事。
59式中型坦克(ウーシージョウ・シーヂョンシンタンク)とも。
中華人民共和国がソ連のT-54Aをライセンス生産した車両であり、事実上の第1世代主力戦車。
のちに冷戦中期に中ソが対立すると技術交流も途絶えてしまったため、この戦車を始祖として中国独自の改修および後継戦車を開発していく事になった。
基本的に長所も短所も本家T-54/T-55と同様であり、数は及ばないが各国に輸出された点も同じ。
ただし、イスラエルが鹵獲改修したT-54/T-55系であるTiran(チラン)のように、西側のL7などを取り入れたのはソ連にはない中国独自の改修である。
現在でも近代化改修と共に人民解放軍に現役配備されており、後輩である主力戦車たちを陰ながら支えている。
- ####
- ゲーム内チャットで不当な表現としてフィルターを掛けられて表示されない発言。
所謂四文字言葉がこれに含まれる。
- □□□□、■■■■
- ゲーム内チャットで、使っているWOTクライアント内に対応する言語フォントが入っておらず表示できない状態。
このゲームはWOTクライアントの言語選択を日本語に切り替えることで、画面表示を日本語に切り替えるたり、チャットで日本語を入力・表示出来る。
しかし言語選択が日本語以外のWOTクライアントでは、チャットで入力された日本語(多バイト系文字)は表示出来ない。(■■や□□としか表示されない)
反対に言語設定が日本語以外のWOTクライアントから入力された外国語(多バイト系文字)も、日本語のWOTクライアントでは表示出来ない。(■■や□□としか表示されない)
全角日本語を利用した顔文字も同様。日本独自の物なので海外勢側では表示されない。
いろんな民族や言語圏の人が遊んでいるゲームなのを忘れないでおこう。
- ,,l,,
- まず右手で握りこぶしを作れ。
それから中指をつき立てろ。そうゆっくりとだ。
中指以外をセミコロン,やコロン.、中指をエルlやパイプ|で描かれることもある、エルを用いたほうが打ちやすい。
早い話がfuck youをジェスチャーにしたものである。
ただジェスチャーだけだと話せないのかとナメられる事もあるので、英語で罵る事が出来ると頼もしい。
台詞
- 戦闘開始時
- Move out!(ムーヴアウト!)
- 「移動開始!」
- Let's get this show on the road!(レッツゲッジスショウオンザロード)
- 「さあ、始めよう」(慣用句:芸人が道中で興行する事に由来)
- Let's roll!(レッツロール)
- 「やるぞ!」(ちなみに9.11テロで有名になった言葉)
- Time to roll out!(タイムトゥロールアウト)
- 「時間だ!」
- 砲撃・貫通
- Enemy armor is damaged!(エネミーアーマーイズダメッジド)
- Enemy armor is hit!(エネミーアーマーイズヒット)
- 「敵戦車損傷!」
- Enemy is hit!(エネミーイズヒーット)
- 「敵車両に命中!」
- That's gotta hurt!(ザッツガッタァハート)
- 「敵戦車損傷!」(モジュール)
- Penetration!(ペネトレイション)
- 「貫通!」
- Another one like that should finish them!(アナザワンライクザッシュドフィニッシュドュゼム)
- 「今みたいに更にブチ込めば撃破できるぞ!」
- Nice shot!(ナイスーショット)
- 「良いぞ!」
- They're hit!(ゼァヒット)
- 「命中!」
- 砲撃・貫通せず
- Critical hit!(クリティコーヒット)
- 「敵車両に命中」(モジュールのみ命中or榴弾直撃)
- That one didn't go through!(ダットワンディドゥンゴースルー)
- 「貫通しなかったぞ」
- That was close!(ダットワズクロース)
- 「至近弾!」
- We didn't even scratch them!(ウィーディドゥンイーブンスクラッチェム)
- 「かすり傷すらついていないぞ」
- We didn't penetrate their armor!(ウィーディドゥンペネトレーデアアーマー)
- 「装甲貫通しなかったぞ」
- We just dinged 'em!(ウィージャストディングドュエム)
- 「(装甲を)へこませただけだ」
- 砲撃・跳弾
- Ricochet!(リコシェーイ!)
- 「跳弾!」(言い方が2種類ある)
- 敵車両撃破
- Enemy vehicle destroyed!(エネミービーコーデストローイド)
- Enemy armor is destroyed!(エネミアーマーデストローイ)
- Enemy vehicle knocked out!(エネミーヴィーコーノックアウト)
- 「敵車両撃破!」
- Gotcha!(ガッチャ!)
- Got 'em!(ガッゼム)
- 「やった!」
- We finished him off!(ウィーフィニッシュドュヒムオフ)
- 「奴にとどめを刺した!」
- 敵車両炎上
- Enemy at fire!(エネミーアットファイア)
- Enemy blewed up!(エネミーブルードアップ)
- 「敵車炎上!」
- Enemy fuel tank is hit!(エネミーフューエルタンクイズヒッ)
- 「敵燃料タンクに命中!」
- We've torched them!(ウィーヴトーチトエム)
- 「敵車発火させました!」
- モジュール損傷
- We're immobilized!(ウィーイモビラーイズド)
- 「移動不能!」
- We've lost a track!(ウィーヴロストトラーック)
- 「履帯を失った!」
- We're under the fire!(ウィーアンダザファイア)
- 「火災発生!」
- The engine's damaged!(ジエンジンズダメージ)
- 「エンジン損傷!」
- We're losing power!(ウィアルージイングパワー)
- 「出力が落ちた!」
- They hit the engine! We're losing speed!(ゼイヒットジエンジン,ウィアルージイングスピード)
- 「エンジンがやられた!速力が低下している!」
- We've lost half of our engine power!(ウィヴェロストハーフオブアワーエンジンパワー)
- 「エンジン出力が半分に落ちた!」
- Critical engine damage! We're stuck here!(クリティカルエンジンダメージ,ウィアスタックヒア)
- They hit the engine! We can't move!(ゼイヒットジエンジン,ウィキャントムーヴ)
- 「エンジンが破壊された!」
- Our ammunition rack is hit!(アワーアミュティーションラックイズヒット)
- 「弾薬庫に被弾!」
- Ammo stowage is hit! But luckily it didn't blow!(アーモーストレージイズヒット,バットラッキリーイットディデントブロー)
- Ammo hit! We're lucky it didn't blow!(アーモーヒット,ウィアラッキーイットディデントブロー)
- 「弾薬庫に被弾! だが、爆発はしていない!」
- Fuel tank hit!(フュエルタンクヒット)
- Our gas tank is hit!(アワーガスタンクイズヒット)
- 「燃料タンク損傷!」
- The main gun is damaged. We can't fire accurately.(ザメインガンイズダメージッド,ウィキャントファイアアキュレィタァリー)
- Our main gun is damaged. It's working but not very well.(アワーメインガンイズダメージッド,イッツワーキングバットノットヴェリーウエル)
- Main gun damaged! We've lost accuracy!(メインガンダメージッド,ウィヴェロストアキュレィシィー)
- 「主砲損傷! 正確な射撃は難しい!」
- They've hit our viewports! Can't see anything!(ゼィヒットアワービューポイント,キャントシーエニシング)
- 「観測装置に被弾! なにも見えない!」
- 乗務員負傷
- The commander is hit!(ザコマンダーイズヒット)
- The commander is knocked out!(ザコマンダーイズノックアウト)
- 「戦車長負傷!」
- They killed our driver!(ゼィキルゥドアワードライバー)
- 「操縦手重傷!」
- They killed our driver! We're covering the position but not very well!
- 「操縦手がやられた!交代するが上手くは出来ない!」
- Our driver is dead! We can barely move!(アワドライバイズデッド)
- 「操縦手負傷!」
- The loader bought the harm! We can't reload as fast!(ザローボートザハーム,ウィキャントリロードアズファスト)
- 「装填手負傷!素早い装填が出来ない!」
- Our loader is gone! We can't fire as fast!(アワーローダイズゴーン,ウィキャントファイアアズファスト)
- 「装填手重傷、素早く射撃出来ない!」
- Gunner is gone! We can't fire artillery!(ガンナーイズゴーン,ウィーキャントファイヤーアーティラリー)
- 「砲手負傷、砲撃不能!」
- Gunner is dead! We're shooting blind!(ガナーイズデッド,ウィァシューティンブラインド)
- 「砲手負傷、全く狙えない!」
- The Radioman is dead! Our radio range is reduced!(ザレディオマンイズデッド,アワラディオレンジイズリデュースッド)
- They got the Radioman! Stay close to the other vehicles!(ゼィガットザラディオマン,ステイクローズトゥザアザーヴィーコ)
- 「無線手負傷、交信距離が低下してしまった!」
- モジュール修理完了
- Track fixed! Let's go!(トラックフィックストレッツゴー)
- 「履帯修理完了、さあ行くぞ!」
- Track repaired! Drive on!(トラックリペィアードライブオーン)
- 「履帯が直った、前進!」
- Optics repaired but still fragile.(オプティクスリペィアーバットスティルフラジャイル)
- 「観測装置が直った、だがまだ壊れやすいぞ」
- 自戦車撃破
- Bail out! This vehicle has had it!(ベイルアウト,ディスヴィーコイズハズハッドイット)
- 「緊急脱出! この戦車はもう終わりだ!」
- We're done for! Get out!(ウィダーンフォー,ゲットアウト)
- We're done for! Everyone get out!(ウィダーンフォー,エヴィリワンゲットアウト)
- We've had it! Let's get out of here!(ウィヴェハッドイット,レッツゲットアウトオブヒア)
- 「やれることはやった! 脱出!」
コメント
特定クランや集団専用のスラングや用語の質問、記載等はトラブルの元ですのでご遠慮下さい
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「文字通り~」の方はやはり日本語としてちょっと変なので異論なければ後日修正したいと思います。 -- 2018-07-12 (木) 16:32:48