創作図書館

Last-modified: 2025-07-16 (水) 10:14:23

創作図書館~WoTBlitz的ネタ集~

かつて、本wikiの一部のページに掲載してあった(怪)文章のまとめページです。

投稿する際の注意とお願い【必読】

本ページの内容は小ページ(1号館、2号館、...)から読み込む仕組みになっています。
したがって、内容の追加を行う際は各小ページ(創作図書館/X号館)から編集してください。

  • 1号館:短編創作系(概ね5000字以下のオリジナル創作・物語・小説など)
  • 2号館:車両解説系(キャラクターになりきった口調による解説テキストなど)
  • 3号館:長編創作系(概ね5000字以上のオリジナル創作・物語・小説など)

各ページの行数が1000行を超えると「行数オーバーです」というエラーが表示されることがあります。
万が一表示された場合は、下記の手順でページの追加を行ってください。
①新たにページを作成(創作図書館/X号館(X))
②追加したい内容を作成したページに投稿
②本ページにリンク(#include)を追加

なお、各車両ページに投稿することはご遠慮ください。投稿された場合、予告なく本ページに移動することがあります。

テキストの折りたたみについて

テキストの折りたたみについて
 
wiki_cine_howto001.jpg

 

投稿の際にテキストの折りたたみを用いる場合はfoldをご利用下さい。
現在、wikiwikiでは旧来のregionは非推奨となっています。

作文用テンプレート

作文用テンプレート

[[車両名(wikiページ準拠)]]
#fold(タイトル){{
ここに文章を入れてください。
車両名には車両のwikiページの名称を入れてください。()内は不要です。
}}

本棚

Panther I

パンターの試練?書き途中

彼、パンターはちょうどガレージから戦場に出庫しようとしている。
読み込まれ始め、戦闘が開始した。マップはディスペア砦。場所は南東側だ。
彼は試合が開始して真っ先に茂みに隠れ、スポットを行った。しかし、味方が1両しかいないことに気づくと彼は味方を連れ進んだ。
反対側のHTルートは拮抗しており裏どりをしなければと判断したからだ。

VK 30.02 (D)
走れVk(長文注意)

第一話・暴虐WG

VK 30.02 (D)は激怒した。必ず、かの邪知暴虐の運営を除かなければならぬと決意した。VK 30.02 (D)には政治がわからぬ。
VK 30.02 (D)は、WoTbの住民である。笛を吹き、チーム・パットシナイの仲間と遊んで暮らしてきた。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
今日未明、VK 30.02 (D)は村を出発し、野を越え山越え、十里離れたこのカスティーリャの町にやって来た。VK 30.02 (D)には評価も知名度もない。
ほぼ誰も乗らない。tier6のVK 30.01 (D)と二人暮らしだ。この妹は、WoTbのある律儀な車両を、近々花婿として迎えることになっていた。結婚式も間近なのである。
VK 30.02 (D)は、それゆえ、花嫁の衣装やら祝宴のごちそうやらを買いに、はるばる町にやって来たのだ。まず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。
VK 30.02 (D)には竹馬の友があった。AMX AC mle. 46である。今はこのカスティーリャの町で、駆逐をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。
久しく会わなかったのだから、訪ねていくのが楽しみである。
歩いているうちにVK 30.02 Dは、町の様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、町の暗いのはあたりまえだが、
けれども、なんだか、夜のせいばかりではなく、町全体が、やけにさびしい。のんきなVK 30.02 (D)も、だんだん不安になってきた。
道で会った低ティアの車両をつかまえて、何かあったのか、二年前にこの町に来たときは、夜でも皆が歌を歌って、町はにぎやかであったはずだが、と質問した。
若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いてVAE Type Bに会い、今度はもっと語勢を強くして質問した。VAE Type Bは答えなかった。
VK 30.02 (D)は両手でVAE Type Bの体を揺すぶって質問を重ねた。VAE Type Bは、辺りをはばかる低声で、わずか答えた。
1「WGは、戦車をナーフします。」
「なぜナフるのだ。」
「オーバーパワーを抱いているというのですが、だれもそんな、性能をもってはおりませぬ。」
「たくさんの戦車をナーフしたのか。」
「はい、初めは運営様のお気に入りドラキュラを。それから、御自身のお世継ぎを。それから、スマッシャー様を。それから、スマカス様のお子様を。
それから、ヘルシング様を。それから、賢臣のアナイアレーター様を。」
「驚いた。WGは乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。人を信ずることができぬというのです。このごろは、臣下の心をもお疑いになり、少しくOPな性能を持つ者には、
人質一人ずつ差し出すことを命じております。御命令を拒めば、ナーフにかけられて殺されます。今日は、六人ナーフされました。」
 聞いて、VK 30.02 (D)は激怒した。
 「あきれた運営だ。生かしておけぬ。」
   VK 30.02 (D)は単純な男であった。買い物を背負ったままで、のそのそS4の教会に入っていった。
 たちまち彼は、巡邏の警吏に捕縛された。調べられて、VK 30.02 (D)の懐中からはAP弾が出てきたので、騒ぎが大きくなってしまった。
 VK 30.02 (D)はWGの前に引き出された。
「このAPで何をするつもりであったか。言え!」
暴君WarGamingは静かに、けれども威厳をもって問い詰めた。そのWGの顔は蒼白で、眉間のしわは刻み込まれたように深かった。
「町を暴君の手から救うのだ。」とVK 30.02 (D)は、悪びれずに答えた。
「おまえがか?」WGは、憫笑した。
「しかたのないやつじゃ。おまえなどには、わしの孤独の心がわからぬ。」
「言うな!」とVK 30.02 (D)は、いきりたって反駁した。
「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。WGは、プレイヤーの忠誠をさえ疑っておられる。」
「疑うのが正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。人間は、もともと私欲の塊さ。信じては、ならぬ。」
暴君は落ち着いてつぶやき、ほっとため息をついた。
「わしだって、平和にして良いゲームを望んでいるのだが。」
「なんのための平和だ。自分の地位を守るためか。」
今度はVK 30.02 (D)が嘲笑した。
「罪のない戦車をナーフして、何が平和だ。」
「黙れ。」WGは、さっと顔を上げて報いた。
「口では、どんな清らかなことでも言える。わしには戦車のはらわたの奥底が見え透いてならぬ。
おまえだって、今にはりつけになってから、泣いてわびたって聞かぬぞ。」
「ああ、WGはりこうだ。うぬぼれているがよい。わたしは、ちゃんと死ぬる覚悟でいるのに。
命ごいなど決してしない。ただ、――」と言いかけて、VK 30.02 (D)は足元に視線を落とし、瞬時ためらい、「ただ、わたしに情けをかけたいつもりなら、
処刑までに三日間の日限を与えてください。たった一人の妹に、亭主をもたせてやりたいのです。三日のうちに、わたしはWoTbで結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰ってきます。」
「ばかな。」と暴君は、しゃがれた声で低く笑った。
「とんでもないうそを言うわい。逃がした小鳥が帰ってくると言うのか。」
「そうです。帰ってくるのです。」VK 30.02 (D)は必死で言い張った。
「わたしは約束を守ります。わたしを三日間だけ許してください。妹がわたしの帰りを待っているのだ。そんなにわたしを信じられないならば、よろしい、
この町にAMX AC 46という駆逐がいます。わたしの無二の友人だ。あれを人質としてここに置いていこう。わたしが逃げてしまって、三日目の日暮れまで、
ここに帰ってこなかったら、あの友人を絞め殺してください。頼む。そうしてください。」
 それを聞いてWGは、残虐な気持ちで、そっとほくそ笑んだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰ってこないに決まっている。このうそつきにだまされたふりして
、放してやるのもおもしろい。そうして身代わりの男を、三日目に殺してやるのも気味がいい。戦車は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、
その身代わりの戦車を磔刑に処してやるのだ。世の中の、正直者とかいうやつばらにうんと見せつけてやりたいものさ。
「願いを聞いた。その身代わりを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰ってこい。遅れたら、その身代わりを、きっと殺すぞ。ちょっと遅れてくるがいい。
おまえの罪は、永遠に許してやろうぞ。」
「なに、何をおっしゃる。」
「はは。命が大事だったら、遅れてこい。おまえの心は、わかっているぞ。」
 VK 30.02 Dはくやしく、じだんだ踏んだ。ものも言いたくなくなった。
 竹馬の友、AMX AC 46は、深夜、王城に召された。暴君WarGamingの面前で、よき友とよき友は、二年ぶりで相会うた。VK 30.02 Dは、
友に一切の事情を話した。AMX AC 46は無言でうなずき、VK 30.02 Dをひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。
AMX AC 46は縄打たれた。VK 30.02 Dはすぐに出発した。初夏、満天の星である。

第二話・VK 30.02 D君さぁ

VK 30.02 Dはその夜、一睡もせず十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、翌あくる日の午前、陽は既に高く昇って、パットシナイ村の村人たちは野に出て戦闘をはじめていた。VK 30.02 Dの十六の妹も、きょうは兄の代りに羊群の番をしていた。よろめいて歩いて来る兄の、疲労困憊こんぱいの姿を見つけて驚いた。そうして、うるさく兄に質問を浴びせた。
「なんでも無い。」VK 30.02 Dは無理に笑おうと努めた。「カステラに用事を残して来た。またすぐカステラに行かなければならぬ。あす、おまえの結婚式を挙げる。早いほうがよかろう。」
 VK 30.01 (D)は頬をあからめた。
「うれしいか。綺麗きれいな迷彩も買って来た。さあ、これから行って、村の人たちに知らせて来い。結婚式は、あすだと。」
 VK 30.02 Dは、また、よろよろと歩き出し、ガレージへ帰って自身の戦績を飾り、祝宴の席を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまった。
 眼が覚めたのは夜だった。VK 30.02 Dは起きてすぐ、花婿の家を訪れた。そうして、少し事情があるから、結婚式を明日にしてくれ、と頼んだ。婿の牧人は驚き、それはいけない、こちらには未だ何の仕度も出来ていない、葡萄ぶどうの季節まで待ってくれ、と答えた。VK 30.02 Dは、待つことは出来ぬ、どうか明日にしてくれ給え、と更に押してたのんだ。婿の牧人も頑強であった。なかなか承諾してくれない。夜明けまで議論をつづけて、やっと、どうにか婿をなだめ、すかして、説き伏せた。結婚式は、真昼に行われた。新郎新婦の、神々への宣誓が済んだころ、黒雲が空を覆い、ぽつりぽつり雨が降り出し、やがて車軸を流すような大雨となった。祝宴に列席していた村人たちは、何か不吉なものを感じたが、それでも、めいめい気持を引きたて、狭い家の中で、むんむん蒸し暑いのも怺こらえ、陽気に歌をうたい、手を拍うった。VK 30.02 Dも、満面に喜色を湛たたえ、しばらくは、WGとのあの約束をさえ忘れていた。祝宴は、夜に入っていよいよ乱れ華やかになり、人々は、外の豪雨を全く気にしなくなった。VK 30.02 Dは、一生このままここにいたい、と思った。この佳い人たちと生涯暮して行きたいと願ったが、いまは、自分のからだで、自分のものでは無い。ままならぬ事である。VK 30.02 Dは、わが身に砲弾打ち、ついに出発を決意した。あすの日没までには、まだ十分の時が在る。ちょっと一眠りして、それからすぐに出発しよう、と考えた。その頃には、雨も小降りになっていよう。少しでも永くこの家に愚図愚図とどまっていたかった。VK 30.02 Dほどの男にも、やはり未練の情というものは在る。今宵呆然、歓喜に酔っているらしい花嫁に近寄り、
「おめでとう。私は疲れてしまったから、ちょっとご免こうむって眠りたい。眼が覚めたら、すぐにカステラに出かける。大切な用事があるのだ。私がいなくても、もうおまえには優しい亭主があるのだから、決して寂しい事は無い。おまえの兄の、一ばんきらいなものは、人を疑う事と、それから、嘘をつく事だ。おまえも、それは、知っているね。亭主との間に、どんな秘密でも作ってはならぬ。おまえに言いたいのは、それだけだ。おまえの兄は、たぶん偉い男なのだから、おまえもその誇りを持っていろ。」
 花嫁は、夢見心地で首肯うなずいた。VK 30.02 Dは、それから花婿の肩をたたいて、
「仕度の無いのはお互さまさ。私の家にも、宝といっては、妹と羊だけだ。他には、何も無い。全部あげよう。もう一つ、VK 30.02 Dの弟になったことを誇ってくれ。」
 花婿は揉もみ手して、てれていた。VK 30.02 Dは笑って村人たちにも会釈えしゃくして、宴席から立ち去り、羊小屋にもぐり込んで、死んだように深く眠った。
 眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃である。VK 30.02 Dは跳ね起き、南無三、寝過したか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、約束の刻限までには十分間に合う。きょうは是非とも、あの王に、人の信実の存するところを見せてやろう。そうして笑って磔の台に上ってやる。VK 30.02 Dは、悠々と身仕度をはじめた。雨も、いくぶん小降りになっている様子である。身仕度は出来た。さて、VK 30.02 Dは、ぶるんと両腕を大きく振って、雨中、矢の如く走り出た。
 私は、今宵、殺される。殺される為に走るのだ。身代りの友を救う為に走るのだ。WGの奸佞かんねい邪智を打ち破る為に走るのだ。走らなければならぬ。そうして、私は殺される。若い時から名誉を守れ。さらば、ふるさと。若いVK 30.02 Dは、つらかった。幾度か、立ちどまりそうになった。えい、えいと大声挙げて自身を叱りながら走った。村を出て、野を横切り、森をくぐり抜け、隣村に着いた頃には、雨も止やみ、日は高く昇って、そろそろ暑くなって来た。VK 30.02 Dは額ひたいの汗をこぶしで払い、ここまで来れば大丈夫、もはや故郷への未練は無い。妹たちは、きっと佳い夫婦になるだろう。私には、いま、なんの気がかりも無い筈だ。まっすぐに教会に行き着けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくり歩こう、と持ちまえの呑気のんきさを取り返し、好きな小歌をいい声で歌い出した。ぶらぶら歩いて二里行き三里行き、そろそろ全里程の半ばに到達した頃、降って湧わいた災難、VK 30.02 Dの履帯は、はたと、とまった。見よ、前方の川を。きのうの豪雨で山の水源地は氾濫はんらんし、濁流滔々とうとうと下流に集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵こっぱみじんに橋桁はしげたを跳ね飛ばしていた。彼は茫然と、立ちすくんだ。あちこちと眺めまわし、また、声を限りに呼びたててみたが、繋舟けいしゅうは残らず浪に浚さらわれて影なく、渡守りの姿も見えない。流れはいよいよ、ふくれ上り、海のようになっている。VK 30.02 Dは川岸にうずくまり、男泣きに泣きながらRNGに手を挙げて哀願した。「ああ、鎮しずめたまえ、荒れ狂う流れを! 時は刻々に過ぎて行きます。太陽も既に真昼時です。あれが沈んでしまわぬうちに、王城に行き着くことが出来なかったら、あの佳い友達が、私のために死ぬのです。」
 濁流は、VK 30.02 Dの叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽あおり立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。今はVK 30.02 Dも覚悟した。泳ぎ切るより他に無い。ああ、神々も照覧あれ! 濁流にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、いまこそ発揮して見せる。VK 30.02 Dは、ざんぶと流れに飛び込み、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死の闘争を開始した。満身の力をエンジンにこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしきと掻かきわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、神も哀れと思ったか、ついに憐愍れんびんを垂れてくれた。押し流されつつも、見事、対岸の樹木の幹に、すがりつく事が出来たのである。ありがたい。VK 30.02 Dは馬のように大きな胴震いを一つして、すぐにまた先きを急いだ。一刻といえども、むだには出来ない。陽は既に西に傾きかけている。ぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をのぼり、のぼり切って、ほっとした時、突然、目の前に一隊の山賊が躍り出た。

T57 Heavy Tank

タイトル

港湾のMTルートの丘を一気に乗り上げた!
敵重戦車から通行料を喰らう。だが止まらず駆け上がった!
そして対岸を見渡すとこちらの存在に気づいたE50が対岸の奥へ身を防ごうと移動する。
その隙を見逃さなかった。履帯を突く。レストアを用いて一刻も早く私の砲弾を回避しようとしたE50は失敗した。
何度も履帯を突く。私の弾倉は一発、二発と減っていく。彼のHPは200を切り、味方がとどめを刺した。
私の友達にフランスのAMX50Bがいる。彼も同じように3発120mm自動装填装置を搭載しているが
性能を見ると異なる点がいくつかあるのだが、似た性能どうしで昔からの付き合いだ。
戦闘から帰還中彼は自身の揺動砲塔を上下に振りながら自身の国籍のガレージへ地平線の向こうへと消えた。
この惑星面積小さすぎでは?
私は昔からこの惑星・BLITZに生息しているので新車両が来る時に何となくでどんなのが来るか予想できるスキルを身につけた。
前は何だっけ、確か4発ローダーのチェコスロヴァキアMTルートだっけ・・・・
寝る。
朝、起床するとともに悪寒が車体を貫いた!
嫌な予感がする!なんか自分の立場奪われそうなやつ来るかも!
WG「新しい家族だよ。T57 Heavy Tank君と同じような性能を持つYoh君だ。」
3~6Yohs「「「ち~す」」」
ざわ・・・ざわ・・・
WG「えっと、見た目で色々思うことがあると思うけど気にしないでね」
きっしょ。何あの砲塔。特にtier9よ。
WG「自己紹介してね!!!」
7yoh「T29先輩の上位互換だと思うyoh」
3yoh「打倒エーミールandAMX50100」
5yoh「(我々には聞き取れない地球外からの言語)
6yoh「Hey guys!!! We have a gift for us!」
エイリアンいますよ。
50Bに新車両の事を話していたら突然IS-4がボロボロの状態でやってきた。
どうしたのか聞くと、彼らにボコボコにされたらしい。
「1.7秒で900DMG??」
我ら古参オートローダー組よりダメージは低いが間隔が短すぎる。間違えて1/2にしたやろ**WG
続くかも

VK 45.02 (P) Ausf. A

分類を捨てた戦車

彼は、装甲が薄い。重戦車なのに、だ。そんな彼の名はVK 45.02(P)Ausf.A。シコマルAの愛称で呼ばれる。彼は今日も同格の重戦車達にいじめられていた。
T32 「お前装甲薄すぎだろ、それでも重戦車か?」
tiger II 「情けないよな、俺達を見習って欲しいぜ」
T-2020 「もうAlectoの方が装甲厚いんじゃね?」
EMIL 1951 「それはないだろwww」
彼は悔しかった。言い返してやりたかった。しかし、装甲が薄いのは事実だ。
「俺にもあんな装甲があれば...」
そこで彼は、運営に装甲を厚くしてほしいと頼んだ。しかし、運営には、
「こっちは忙しいんだ。お前みたいな影の薄い戦車に構っている暇はない。帰った帰った。」と言われ、追い出されてしまった。
それでも彼はめげずに戦闘に向かった。だが、結局敗北続きだった。勝率もどんどん下がっていき、味方からもいるだけで邪魔な存在だと言われるようになった。
「くそっ、どうすれば良いんだ...」
彼はどうしても勝ちたくて、wikiで自分のページを開いてみた。すると、「立ち回り方」の場所にこんな言葉を発見した。
「重戦車としての運用に囚われず足が遅めの中戦車と思って立ち回るといいだろう。」
それを見た彼は、自分が負け続ける理由がようやく分かった気がした。
「そうか、そういう事だったのか... 俺も中戦車の立ち回り方で戦えば、勝てるかも知れない... よし!!」
彼は居ても立っても居られなくなり、戦場に出発した。

今回はtier9もいた。敵のWT auf Pz.IVが言った。
「見ろよ、今回は敵にシコマルAがいるぜ! これは勝ち確定だなwww」
WT auf Pz.IVはかなり自信満々なようだ。

戦闘開始!!

その合図と共に、味方達は前に進んでいった。ただ、彼は一人、進まなかった。立ち回り方でまだ少し悩んでいたのである。
「うーん、wikiに書いてあった通り中戦車の立ち回り方で行くべきなのか... でも初めてだし失敗したらどうしよう...」
間もなく敵が現れた。前のHT達が必死に戦っている。だが、彼はまだ動かなかった。そのうち味方がAFKと勘違いするようになった。ちょうどその頃、彼は決意した。中戦車の立ち回り方で戦うと。
「例え味方に何と言われようと、やらなければ何も始まらない!!」
敵がHT達に夢中になっている間に彼は裏に回った。そして、後ろががら空きの敵に砲撃した。
「何だ?」
敵が振り返る。その隙に味方が撃破してくれた。
その後も順調に敵を倒していき、残りはWT auf Pz.IVのみとなった。

「おのれ、よくも仲間を!!」
WT auf Pz.IVはそう言い弾を放つ。シコマルAの履帯が切れた。その間に味方がダメージを与えて行くが、奴の装填が完了してしまった。すぐにでも逃げたいが、修理キットがクールダウン中で使えない。
「仲間の仇だ、喰らえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

ドーン‼

奴の砲弾がシコマルAに飛んできた。彼は、もう終わりだと思った。しかし...

「装甲非貫通」

という表示が出た。彼は無傷だった。
「嘘だろ!? 俺の弾を耐えた... 一体どういう事なんだ!?」
実は、砲弾は運よく砲塔の硬い部分に当たったのだ。絶望して固まったWT auf Pz.IVに味方達が砲撃を与える。
「今だ、シコマルA!! 殺れ!!」
味方の内の一人がそう叫ぶ。
「了解!!」彼はそう答え、奴を目掛けて砲撃した。
「な... なぜ俺が..... お前なんか.. に...」
WT auf Pz.IVは、そう言い残し動かなくなった。
「やった... やったぞ!! 俺は、勝ったんだ!!」
彼は幸せな気持ちだった。味方も彼を褒め称えた。

それ以来、彼は中戦車の立ち回り方で戦うようになった。勝率もぐんと上がっていき、彼をいじめていた重戦車達も何も言わなくなった。そして彼は、「分類を捨てた戦車」として有名になった。彼は幸せな毎日を送っているが、あえて不満を挙げるとしたら、重力戦でスラスターが使えない事ぐらいだ。

T92E1

「ミサイルが・・・消された」
アップデート情報を見た私は落胆した。
代わりにHEATに置き換えられ、ただ狙ったところにしか飛ばないその対戦車榴弾を嫌悪し
ミサイルの復活を望んだ。
他のtier9仲間は私を懐古主義であると思うだろう。半月たってもミサイルを忘れられなかった。
しかし戦闘に行かないのは腕がなまる。HEATを10発持っていきミデルフのスポットポジで安心した顔で通る敵MT共をスポット
ミサイルを積んでいたなら撃てたろうに。

慣れないHEATを敵戦車に発砲し恵まれた機動力で敵弾を交わしていく。

実装初期はtier10シェリダンと私で唯一ミサイル保持車両という事でもてはやされた。
敵の甘い弾を弾き、敵が打てないところからミサイルを撃ち貫通させ、機動力を生かした戦法で次々に勝利していった。
しかし、イギリスに軽戦車ツリーが実装されると知りその性能に驚愕した。
同じtierのヴィッカースに私は妬んだ。
私を使っていたプレイヤーは使いやすいヴィッカースに流れていった。

そんな回想をしたところで少し離れたところから味方へ横を取ろうとするHTに上振れダメを叩き
経験値を稼ぐ。

実装初期から1年以上がたった中でこのAPCRは使い勝手がいい。
弾速が遅いのがネックだがこの火力を履帯にも吸われない、APCRで撃てるのが良かった。
ミサイルは第二の武器だった。稜線射撃以外の目的ではほとんどミサイルは使わなかった。
私の恵まれた機動力で側面を撃てたからだ。

しかし私はHEATを使ってて気づいたことがある。
ミサイルより扱いづらいと思っていたHEATが使いやすい。
なにか悲しい気がして、ガレージに戻った。
同じtier9達はミサイルの削除で喜んでいるようだった。
私は悲しい。
いくら理不尽な攻撃でヘイトを買ったとしても・・・・

そして私はT92E1、過去の栄光を忘れ新たな自分磨きに励んでいる。
ミサイルを扱えるようになる前の過程と同じく私は試行錯誤している。

KV-2
_閲覧注意_

見るの?

マジで見るの?

そうですか。

やったぜ。 投稿者絶殺糞土方 (8月16日(水)07時14分22秒)

昨日の8月15日にいつもの浮浪者のSU-152(n歳)と先日メールくれた汚れ好きの土方のWT
(n歳)とわし(kv-2)(n歳)の3人でカステラ北にある川の土手の下で盛りあったぜ。
今日は明日が休みなんでショップでゴールドとパッケージを買ってから滅多に人が来ない所なんで、
そこでしこたまコンテナ引いてからやりはじめたんや。
3人で砲身舐めあいながら地下足袋だけになり持って来たHE砲弾を3本ずつ入れあった。
しばらくしたら、弾痕の穴がひくひくして来るし、爆風が出口を求めて車内の中でぐるぐるしている。
SU-152に弾痕の穴をなめさせながら、WTのの弾痕の穴を舐めてたら、
先に兄ちゃんがわしの観測装置にHEをドバーっと出して来た。
それと同時におっさんもわしもHEを出したんや。もう顔中、HEまみれや、
3人で出したHEを手で掬いながらお互いの体にぬりあったり、
傷まみれの砲身を舐めあってAPで突っ込みあったりした。ああ~~たまらねえぜ。
しばらくやりまくってから又HEを突っ込むともう気が狂う程気持ちええんじゃ。
SU-152の弾痕の穴にわしの砲身を突うずるっ込んでやると
弾痕がHEと爆風でずるずるして気持ちが良い。
WTもSU152の口に砲身突っ込んで腰をつかって居る。
傷だらけのSU152の砲身を掻きながら、思い切り砲撃したんや。
それからは、もうめちゃくちゃにおっさんと兄ちゃんの砲身を舐めあい、
HEを塗りあい、二回も赤字を出した。もう一度やりたいぜ。
やはり大勢でHEまみれになると最高やで。こんな、変態KV-2とHEあそびしないか。
ああ~~早くHEまみれになろうぜ。
カステラの北であえる奴なら最高や。わしは163*90*53,SU-152は165*75*60、や
HEまみれでやりたいやつ、至急、メールくれや。
土方姿のまま砲撃して、HEだらけでやろうや

T49

ー冬のマリノフカー
__________
「自分は誰よりも優秀」
そんなことを思い込み丘の上の茂みに身を隠す。
いつもいつも池の方に向かう敵車両をスポットしながらHEに弾種変更しレティクルを収縮させる。
T-43を先頭にPantherが付き走っていく姿が見え,丘のふもとで砲塔を出していた Centurion Mk. Iが後続のPanther にAPを叩き込んだ。
193ダメージPantherのヘルスが削れた。自分はそこのヤツよりも大口径で強力なダメージが出せるのにと思い、
にカウンターをしようとして後退したPantherの側面に「152 mm Gun-Launcher XM81」のHEが突き刺さる。
738ダメージを削り72km/hの快速で離脱した。

「私はそこら辺のMTLTより十分抑止力があるし快速、大口径。優秀なのは間違いない。
だけどネックなのはこの装甲だ。軽戦車の宿命とはいえやはりつらいところがある。
同業者がいた場合どちらもHEが刺さり大ダメージをもらうしモジュールがいくつも損壊する。
しかし私はこの性能に誇りを持つ。」

重戦車ルートの軽装甲駆逐にHEを撃ち、地面に当たったHEを見て思う。
「精度」

精度。私にとって禁句と言えるが拡張で何とかなるしよく狙えば当たる。
だけど気にしない。だって他の車両もしっかり狙わないと外れるから。

翌日Ver4.2.0に世界は更新され車両性能の変更の知らせが私のもとに届いたが見もせずそのままいつものように戦場へ向かった。
「おかしい・・・」
おかしい。何かが。先日までHEを貫通できた車両が抜けない。何故だ。
しかも抜けたとしてもモジュールがあまり損壊しない。
しかも心なしか装填時間が遅くなった気がする。

ただ普通の戦果を上げ知らせを見ると私の車両変更が行われていた。
___なんだって
装填時間は遅くなりHE貫通力は低くなりモジュール損壊率も下がってる…!
ふざけるな・・・WGに訴えやがった奴がいるんだ!
訴えた奴は大体予想が出来ている(多分SPICらへんだろ)

あわてるな、弱体化を受けても私は優秀だ。間違いない。

何年もの月日が流れいつの間にか見知らぬ車両で溢れるようになった。
いくらかの車両は私にとって経験値にしかならないものもあれば逆に私の立場を脅かす存在も出てきた。
昔ほどの戦果は上げられなるもそれでも私は誰よりも優秀だ。
そう、優秀・・・・

Spahpanzer SP I C

今日も彼女はお気に入りの中間砲を、その小さな砲塔に乗せて走り回っていた。

廃線にて。既に味方HTどもは崩壊。どうにかMT達と協力して、敵のHTとMTを狩れたは良いものの、その味方MTも敵ISU-152の正確な射撃でどんどん倒れて行く。彼女が最後の敵MTを狩ったその瞬間、最後の味方が倒れた。
彼女とISU、タイマンが始まってしまった。

既にスポットは切れているはず。ついに最後の1人となった彼女は、ひとまずキメ撃ちが来なさそうな所に身を隠した。彼女は震えていた。寒いのでは無く、消耗した自分が152mmHEでワンパンされるこのへの恐怖でだ。
ピリッとした強い恐怖が襲う。次の瞬間、妙にふんわりな暖かい感覚に包まれ、彼女は冷静になる。
残り時間は2:20、エンブよし、アドレナリンよし...丁寧に確認した後、エンジンをふかして中央の茂みに入る。

とりあえずこの茂みで5秒ほどスポットしてみる事にした。
「...! 見えた!!」
敵スタート地点付近の芋ポジでキメ撃ちを飛ばしてるようだ。
恐れることはない、そう自分に言い聞かせて、見つからぬように岩陰や茂み裏を通りながらヌルヌルと近づいて行く。

距離にして約210m、ついにバレた。
ピコーン!
ここまで見つからなかったと言うのだから流石に優秀な隠蔽である。
「見てなさい、このままNDKしてやるわよ」
彼女は緊張していた。少しでも気を抜けばエイムが狂ってしまいそうだ。
「ここッッ」 ドンッ
ISUの反応より一瞬早くAPを撃ち込んですかさず右カーブ。地面がガタガタ、と言うより震えで照準拡散が酷かったが運良く当たったようだ。
ISUがぐりっと旋回し、こちらを向く。
彼女は左に曲がり蛇行しようとした。だが何という事だろう、ISUはまた旋回してそっぽを向いてしまったのだ。
そのままISUは微動だにせず、彼女は不思議に思いながらスッと背面に回り込んで張り付いた。

「...ISU、あなた何でさっき撃たなかったのよ?」

ISUの背中はあたたかく、心地が良かった。

「あら理由なんて無いわよスピック。強いて言えば、あなたがチョロチョロとこっちに向かってくるのが可愛かったから、かしらね?」
「理由になってないわよ」
「理由なんて無いと言ったじゃない」

数十秒、沈黙が流れる。

スピックが背中に擦り寄ってくる。寒いのだろうか、そんなに可愛いから撃てないのだよ。
と、ISUは心の中で若干愚痴る、と言うかデレる。

「あなたこそ、もう装填は終わってるはず、さっさと次弾を撃てばいいじゃないのよ」 そうISUが煽る。
「嫌よ、今はこうしていたいの...」
「変なの。まぁ私もだけど」

彼女、いや、スピックは自分の行動が不思議でならなかった。相手に戦意があろうがなかろうが、早く仕留めてしまえばいいのに、と。
だがスピックは疲れていたのだろう。毎日殺伐とした戦場で中間砲を撃ち続け、殺して、殺して、殺されての生活を送っていたスピックにとっては、突如現れたISU-152という名の温もりは、やすやす手放したく無いものだった。

「あなたの背中、温かいもの..」
スピックがそう呟く。
ISUは後ろでスピックが何かぼそっと言った事にはきづけたが、それが何を言っているのかは聞こえなかった。

「おい何で2人とも砲身上げてんだよ」「fu ck」「wtf splc」 チャット欄が荒れている。だが彼女らにはどうでも良い話であり、それは視野の端っこで流れて行くだけの文字列だった。

2人はそのままなにも言わず、まるで永遠の様な甘い時間を過ごした。

...結局、結果は引き分けとなり、彼女らは各々のガレージに戻った。
その夜、スピックは激しい不安と、言い表し難い、興奮するような感情で寝つくことが出来なかった。
その感情とは平たく言ってしまうと”胸を焦がす”なのだが、スピックにははそれがどうしても分からなかった。

T71

T71の悲劇1

T71はいつもの様に置き偵察をしていた。T71の視界は400m。これはLTの中でも最大級である。T71を前に多くの敵はファインドアウトされてしまった。
G.W.Panther「T71クンありがとう!どーん♪」
敵戦車は爆散四散
敵は自分のスポットを前にジリジリ溶けていく。皆はT71を羨望の眼差しで見ていた。
戦場も中盤に差し掛かり敵中戦車からの強襲を受けた。T71が視界だけだと思ったか!
どーんどーんどどんがどーん♪
単発150の6連発。瞬間火力900を敵中戦車に叩き込む。瀕死になった敵は驚いたようで急いでトンズラした。
終盤でも火力を存分に発揮し、結果は勝利!
Tiger(P)「やっぱT71はすごいや!」
ARL44「T71さんのおかげっす!」
Comet「T71かっこいい!」
そうだT71は強いだけじゃない。楔型装甲に揺動式砲塔を装備した容姿は先進的で同格戦車の人気者である。
今日もゴキゲンで戦闘を終えたT71はガレージへの帰路に着いた。
その途中の事だ。Blitzで戦っている戦車達が通りすがった。
FV4202「聞いたか?T57を戦場で見た奴がいるんだってよ?」
Maus「本当か?あんなん実装されたら戦場はどうなっちゃうんだ」
T71は驚き、共に嬉しさが込み上がって来た。
T71は十分に強く、自分にも満足はしていたが、最近実装された第2軽戦車ツリーにお株を奪われているような気がしていたのである。
Blitzに実装されるのであれば間違いなく、実装されてから長い揺動砲塔ツリーが来るはずだ。
M41 Walker Bulldogの居ない戦場だったら、自分はもっと讃えられるはずだ!
そう思ったT71はBlitz実装と共にBlitzの戦場に移籍することを決心したのであった。
Blitzアップデートの前夜、G.W.pantherがお別れ会を開いてくれた。
ARL44「もう行ってしまうんですか…」
Comet「寂しくなっちゃうね」
Tiger(P)「向こうでも頑張ってね」皆がT71の移籍を悲しんだが、これは自分の更なる飛躍のためだ。そうT71は確信し、寂しさと共に大きな希望を抱き、ガレージで眠ったのであった。

 

次の日の朝、T71は違和感で目が覚める。
T71「車体が........」
T71は自分の車体を鏡で見て絶望した。楔型装甲であった車体は、ギャデラック社の設計した車体へと姿を変えていた。
T71「こんなんじゃ...まるでキメラだ」
しかしPC版WoTでも昔はこの姿であった。この位の事は妥協しなければならない。そうT71はどうにか自分に言い聞かせ、装備品、弾薬を整え、迷彩も塗り替えて初の戦場へと向かうのであったが........

T71の悲劇2

T71はblitzに来るにあたって様々なものを失ったが、それでもなお自分の立ち位置を獲得していた。
IS-3「くっ…ここから身動きがとれない!」
前線でIS-3たちが敵重戦車と戦闘しているが、膠着状態に陥っていた。
T71は味方を助けるべく走り出した。主砲こそ衰えたが、かつての機動力は健在である。迅速に敵の背後を突いたT71は攻撃を始める。
いきなり攻撃を受けた敵重戦車は慌てて車体を旋回させる。
IS-3「バカめ!背中がガラ空きだ!」
敵戦車は爆発四散。
その後も撹乱を続け、結果は勝利!
IS-3「助かったぜT71!」
SPIC「俺も負けてられないな!」
ISU-152「いつもスポットありがとう!」
本家と比べてだいぶ衰えを感じていたがそれでもT71はまだ自分に自信を持っていた。
今日も気分良く戦闘を終えたT71はガレージへの帰路についた。
その途中の事である。tier5の戦車たちが通りすがった。
M4「T49がおかしい…」
M7「どういうことだ?」
M4「T49の名前がT67になってるんだ!今日はまだ話してないからよくわからないけど…見た感じはいつも通りだった…」
T71は寒気を感じた。
(なんだって?T67?そんなバカな、T67はblitzには…)
そこまで考えてT71は凍りついた。
そう、これは本家と同じ仕様である。そして本家のT49が居るルートにはM41 Walker Bulldogが居る。
今のところWargamingは何も言っていない。だがこの名称変更の示す意味は…M41 Walker Bulldogの登場であろう。

 

T71は愕然とした。元々の攻撃性能でM41に負けている所を隠蔽率や視界でM41との差をつけてきたのだ。 blitzのマップは狭いため隠蔽率の差は縮まる。おまけに視界は減らされてしまっている。

 

自分はM41の下位互換になるのではないか?

 

T67「どうしたのT71クン?顔色悪いよ?」
T71「うわぁぁ!…な、なんだT49か、お、驚かせるなよ…」
T67「…ボクはT49じゃないよ?T49って誰?」

 

T71は叫びながら夢中で走り出した。
T71は自分のガレージに飛び込み、扉を勢い良く閉めた…

T71の悲劇3

T49がT67と名前を変えて幾らかの月日が流れた。T71は自分の上位互換になりかねないM41 Bulldogの実装に心から恐怖しながらも戦闘に出撃していた。
しかし動揺し、恐怖している状況で目覚ましい活躍が出来るはずもなく、幾度となく撃破された。以前は称賛に満ち溢れていたはずの周りの声は罵倒と失言に変わった。
IS-3「君は使えないな。なぜ急に立ち止まるんだ?」
SPIC「T71君の事尊敬してたのに…なんであんなに動き始めるが遅いの?見損なったよ。」
彼は自己嫌悪に陥り数日間ガレージに引きこもった。
その間に世界線はver.3.8からver.3.9に移行した。
T71はその事を全く知らなかったが、「このままではダメだ」とガレージを飛び出し戦場へと躍り出た。
しかし降り立った戦場の敵には「M41 Bulldog」の文字があった。ver.3.9への移行に気づいていないT71は驚き、震えた。
T71「なぜBulldogがいるの…?また僕の立場は奪われてしまうの…?」
彼はBulldogに出会わない事を祈って出撃し、いつものように偵察へ向かった。
しかし捕捉したのは、「M41 Bulldog」であった。彼はあまりの恐怖に逃げ出した。だがBulldogは追いかけ、T71を仕留めんと向かってくる。
「戦うしかない」そう心に決め、T71はBulldogとの1対1の勝負に挑んだ。
…結果はT71の勝ちだった。弾倉の打ち切り時間・再装填時間共に勝っていたため、タイマンでBulldogは手も足も出なかった。
その後、後続の味方と連携して敵を包囲し、戦闘に勝利した。
ガレージに帰る途中、T71はひとまず勝てた事に喜び安堵したが、すぐに疑問が浮かび上がった。
T71「なぜBulldogはあんなに弱かったのかな?いくら本家から弱体化があるにしても…」その時、T71はver.3.9の広告を発見した。「新マップ マヤ遺跡/プレイヤー間の評価システム/アメリカ第2軽戦車ルートの実装/課金弾の性能変更…」この見出しを読み終えた時、T71は全てを理解した。
勝ったのだ。性能面であのM41 Bulldogに勝ったのだ。
ガレージに着くと、郵便受けには先刻の戦いでの称賛の手紙の数々が届いていた。
IS-3「最近調子悪かったみたいだけど、すごくよかったよ!ありがとう!」
SPIC「やっぱりT71君はすごいや!前はひどい事言ってごめんね。」
再び数々の称賛を受け、Bulldogに勝利し、T71は勇気と自信を取り戻した。
T71「少し本家と姿形が違っても、笑いあえる味方がいる!Bulldogにも決して負けない!ここが僕の居場所なんだ!」
そしてT71は意気揚々と次の戦場へ向かった。その姿はまるで車体が変わる前のようだったと言う…

Pz.Kpfw. V/IV

ベルゲパンター君は1人、指揮車として○○○重戦車大隊で働いていました。
その外見はパンターの車体にIV号戦車の砲塔と、ずいぶんと奇抜な形をしていたため、いつも同じ大隊の仲間にいじめられていました。
「僕にも戦闘ができたら、みんなが驚くような戦果をあげられるのに…」
しかしその夢は叶いませんでした。
実はベルゲパンター君の砲塔は回らなかったのです。
それもこれも、想定していた使用方法が指揮車輌だったためです。
その夜も、彼は枕を涙で濡らしながら眠りにつきました。

 

「見ろよ、またベルゲの野郎が来たぜ」
翌日、彼は朝からポルシェティーガー君にいじめられていました。
「前しか撃てない7.5cm砲なんて、III号突撃砲で十分だろ?被弾面積が広いだけじゃないか」
心無い言葉が浴びせられます
「大丈夫、tier7の戦闘が始まればこいつらは居なくなるから…」
ベルゲパンター君は耐えました。
耐えて、耐えて、耐えて、耐えました。
やがて彼らはマッチングメーカーに呼ばれ、書記長達の宴の埋め合わせとして"戦場"に送られました
彼は傷ついた心をどうにか癒そうと、部屋に帰ろうとしました
「不遇だね」

 

え?

 

「不幸な目に会っているね」

 

なんだこれ⁉空から声が…

 

「ソ連の車輌は、みーんな幸せにしてきた。しかし、ドイツの車輌はこんなにも不幸だったのか…」

 

神の声なのでしょうか。ベルゲパンター君に話しかけます。

 

「君は特別だ。ドイツのみんなには内緒で、特別な魔法をかけてあげよう」

 

その声が聴こえた直後、天から謎の光が差し込み、ベルゲパンター君は眠りに落ちました。

 
 

目が覚めて、最初に見たものは空でした。
「空って、青いんだな…」
ぶぉぉぉぉぉん。ぶぉぉぉぉぉん。
隣から、懐かしいエンジン音がして、振り向きました。
「IV号戦車だ!」
懐かしき彼の昔の体が、隣に居ました。
ぶぉぉぉぉぉん。ぶぉぉぉぉぉん。
今度は反対側から知らないエンジン音がして振り返りました。
その表示はVK36.01H
「知らない戦車だけど、かっこいいなぁ…」
彼が見惚れていると、ある事に気がつきました。

 

「横を見てる… 僕が横を見てる⁉」

 

そう、彼の砲塔が動くようになっていたのです。
「昨日の…昨日の声のおかげだ!」
初めて見た戦場には、知らない戦車がいっぱい
でも何も怖くない。彼は自信と重量に満ち溢れた、立派な中戦車となったのです。
「神様ありがとう!僕はいつか、いつかポルシェティーガー君に勝るような戦果をあげて神様に恩返しをするよ!」
そうして、彼の「はじめてのせんとう」がはじまったのです。

Pz.Kpfw. V/IV “小噺”&“番外編”

開く

ー1941年,HIMMELSDORF(ヒメルズドルフ)
「助けてくれ!」
Pz.IV Gが叫びます。そう、今まさに彼はKV-1の前で履帯を切られて動けなくなっていたのです。KVの残HPは100に満たず、彼は何時でもKVを葬る事が出来る...筈でした。
そう、撃てさえすれば。
彼は直前の被弾によって弾薬庫を損傷していたのです。
再装填まであと10秒...しかしKVは再装填を終えようとしていました。
「殺られる!」と思った、その時でした。
目の前にLeopardのような戦車が立ちはだかり、KVを返り討ちにしたのです。
しかも一撃で。
しかし。
一発で100dmgを削るなどLeopardには不可能な芸当です。
彼は訝ります。
「こいつはLeopardじゃない...誰だ?」
ふと、車輛上の表示を見ると、そこにあった文字は、
『Pz.V』
「Panther...?」
いいえ、違います。その車輛名には続きがありました。
『Pz.V/IV』
《「おまけ」に続く》

おまけ(という名の後編)

《KV-1視点》
「ファシストの犬め!地獄で反省しろ!」
KV-1は驕っていました。
確かに彼の85mm砲を以てすればHPの殆ど残っていないPz.IV Gを葬る事など造作もありません。加えて相手は弾薬庫を損傷し、反撃も出来ません。
しかし。
彼には見えていませんでした。
自身の側面から突進してくる『猛獣』が...
「これで終わりd
どかーん。
そしてその『猛獣』は彼に体当たりし、彼から残HPを全て奪っていきました。
「...誰だ?」
黒焦げとなった自身の前にいたのは、
『Pz.V/IV』
Pz.V 『Panther』の車体にPz.IV Gの砲塔を載せた...
そう、まるで『(ぬえ)』のような車輛でした。
「くそっ...俺が『鵺』なんかに...ッ!」

 

次の日。
戦場では、彼がTierIVのMatildaを相手に腹いせをする姿が目撃されたと言います。
「お前には俺の気持ちは分からないよなぁ!!『砂漠の女王(Desert・Queen)』さんよぉ!!」
と、叫びながら。

 

-END-

 

DraculaAMX CDC

CDCの夢-前編-

「畜生!前線のHTは何をしているんだ!」
そう言いG.W. E 100は弾を放った。弾は確かに的を捉え、レティクルの中心に弾は飛んだかのように見えました。
いいえ、弾は確かにレティクルの中心に飛びました。しかしそれは唸りを上げ、彼の後方の土を掘るだけでした。
「何故此処まで、侵攻を許したのdぐっ……」
そう叫びながらG.W. E 100はしばらくの間もがき、そして動かなくなりました。
物言わぬ残骸となったそれを一瞥し、彼はその場を去って行きました。

彼の名は"イシー・レ・ムリノー シャッセー・ドゥ・シャー"。フランスのtier8中戦車です。
彼は同じフランスのリボルバータイプのAMX 13 90を羨ましく思いながらも、tier10の特権である1200馬力のエンジンを持つことを誇りに思い、決して現状を不満だとは思っていませんでした。
本来なら計画倒れの"イシー・レ・ムリノー シャッセー・ドゥ・シャー"はこの世に生を受けることもなかったのです。『自らは恵まれている。』そう考えてさえいました。

ただ彼は時折悪夢にうなされることがありました。古傷が痛むこともありました。
「ああ、もし車体がもう一回り小さければあの弾は避けれたのに。」「ああ、あの時履帯の修理ができていればもっと戦果を挙げられたのに。」
ないものねだりは良くありません。そうつぶやき彼は架空のヒーローの夢を見て眠りにつくのです。

 

「俺は最速の中戦車なんだ。tier10にも負けないパワーで。誰よりも速く。あらゆる障害物や坂をも越え。決して止まらず。自慢の90mm砲で敵をやっつけるんだ。」
ヒーローになった彼にかなうものはいません。スターリン兄弟だって今だけは目じゃありません。

 

……彼は不思議な夢を見ました。
場所はいつもの"鉱山"。でも何かが違う気がします。
「…HD化されていない…起伏が大きい…tier差が縮んでる…それに味方も敵も7両だけだ…それに心なしかマップが狭い気がする……そうか、ここは本家Wotじゃなくて"Blitz"の世界なんだ。」
そう考えればHPが減っているのも、装填に時間がかかるのも納得です。
それにいつもの自分ではなく、黒いマントを纏ったヒーローのその姿です。
彼は期待に胸を膨らませいつもの丘へと向かいました。

つづく…

CDCの夢-後編-

黒き鎧をまとい、戦場を駆け抜ける一人の戦車がいた。
彼の名は"Dracula"、かっては"イシー・レ・ムリノー シャッセー・ドゥ・シャー"と呼ばれていたが、その当時の彼を知る者はここにはいない。
「F*CK Dracula!!!!」ISUはそう叫びながら渾身の一撃を放つ。
しかし彼はそれを難なくかわし、ISUの喉元に食らいついた。程なくしてISUは物言わぬ死体となった。
飛び交う賞賛と怒号。彼は幸せだった。

ミッションを地道にこなして貯めたゴールドで買った自分の迷彩を彼は気に入っていた。
だが今彼を取り巻く環境はそれよりずっと良かった。

1000m四方の世界で鍛えた彼にとって300m四方の世界など取るに足りないものだった。tier1にさえzbkoされた彼にとってマッチング改定により+1としか当たらないのはなんと幸せだったか。
そして何より、何の手違いか彼はtier7としてblitzの世界に招き入れられたのだ。
彼は文字通り"tier不相応"の強戦車であることができた。

 

しかしその日は突然訪れた。

 

ある朝、彼は懐かしい違和感とともに目覚めた。

その体は一回り大きくなり、緑と青を混ぜた独特の塗装に戻っていた。
「……!これは…!?」
そう。これはかっての姿、"イシー・レ・ムリノー シャッセー・ドゥ・シャー"と呼ばれていたころのそれだ。

その日の戦闘で彼は信じられない光景を目にする…

 

Sherman Firefly

走れSharman※かなり文量があります

Sharman Vは激怒した。必ず、かの邪智暴虐のAGFを除かなければならぬと決意した。Sharman Vには政治がわからぬ。Sharman Vは、イギリスの中戦車である。紅茶を飲み、英ポンド砲と遊んで暮して来た。けれども改装に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明Sharman Vは村を出発し、ドーバー海峡を超え、二十里はなれた此のノルマンディーにやって来た。Sharman Vには竹馬の友があった。M4である。今は此のノルマンディーで、四号戦車の相手をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。

歩いているうちにSharman Vは、海岸の様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、海岸の暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、陣全体が、やけに寂しい。のんきなSharman Vも、だんだん不安になって来た。路で会った二等兵らをつかまえて、何かあったのか、と質問した。二等兵らは、首を振って答えなかった。しばらく歩いて下士官に会い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。下士官は答えなかった。Sharman Vは両手で下士官のからだをゆすぶって質問を重ねた。下士官は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「AGFでは、虎を倒せません。」
「なぜ倒せないのだ。」
「75mmで十分だ、というのですが、誰もそんな、信用しておりませぬ。はじめはM4A1が。それからA2E4も。それからA2E8も。それからFuryも。それからA3E2も。それから、カナダ生まれのRam2も。」
「おどろいた。AGFは乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。ただ戦車の、稼働率を上げろ、というのです。」
 聞いて、Sharman Vは激怒した。「呆れた指導者だ。生かして置けぬ。」

 Sharman Vは、単純な戦車であった。予備履帯を、背負ったままで、のそのそ連合軍総司令部に入って行った。たちまち彼は、巡邏のchafeeに捕縛された。体を調べられて、Sharman Vの懐中からは17ポンド砲が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。Sharman Vは、元帥の前に引き出された。
「この17ポンド砲で何をするつもりであったか。言え!」暴君AGFは静かに、けれども威厳を以て問いつめた。
「戦車兵をAGFの手から救うのだ。」とSharman Vは悪びれずに答えた。
「おまえがか?」AGFは、憫笑した。「仕方の無いやつじゃ。おまえには、戦争の仕方がわからぬ。」
「言うな!」とSharman Vは、いきり立って反駁した。「性能を過信するのは、最も恥ずべき悪徳だ。AGFは、戦車兵の声をさえ無視して居られる。」
「だまれ、供与の者。」AGFは、さっと顔を挙げて報いた。「口では、どんな事でも言える。おまえだって、泣いて詫びたって聞かぬぞ。」
「ああ、自惚れているがよい。私は、ちゃんと死ぬる覚悟で居るのに。命乞いなど決してしない。ただ、ーーー」と言いかけて、Sharman Vは足もとに視線を落し瞬時ためらい、「ただ、私に情をかけたいつもりなら、処刑までに三日間の日限を与えて下さい。17ポンド砲の、威力を見せつけたいのです。三日のうちに、私は虎を撃破し、必ず、ここへ帰って来ます。」
「ばかな。」とAGFは、嗄れた声で低く笑った。「とんでもない嘘を言うわい。虎を狩って帰ってこれるというのか。」
「そうです。帰って来るのです。」Sharman Vは必死で言い張った。「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。小隊員が、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないならば、よろしい、この市にM4という戦車がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、虎を撃破できなかったら、あの友人をスクラップにして下さい。たのむ、そうして下さい。」
 それを聞いてAGFは、残虐な気持で、そっとほくそ笑んだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰って来ないにきまっている。この嘘つきに騙された振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの戦車を、三日目に鉄屑にしてやるのも気味がいい。英国戦車は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、その身代りを自爆させるのだ。世の中の、強然戦車とかいう奴輩にうんと見せつけてやりたいものさ。
「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。遅れたら、その身代りを、きっと破壊するぞ。ちょっと遅れて来るがいい。おまえの罪は、永遠に許してやろうぞ。」
「なに、何をおっしゃる。」
「はは。命が大事だったら、遅れてて来い。お前の心は、分かっているぞ。」
 Sharman Vは口惜しく、地団駄を踏んだ。ものも言いたくなくなった。

 無二の友、M4は、深夜、総司令部に召された。暴君AGFの面前で、友は、二年ぶりで相逢うた。Sharman Vは、友に一切の事情を語った。M4は無言で頷き、Sharman Vをひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。M4は、縄打たれた。Sharman Vは、すぐに出発した。初夏、満天の星である。

 

AMX ELC bis

ELCの実力

時はウシミツアワー。
戦場は混沌を極めている。

 

飛び交う砲弾と罵声の雨を掻い潜りながら、自慢の152mmを引っさげ昼飯も知らない初心者を叩き潰す。
心穢れたソ連のKV-2は今日も今日とてtier6を満喫していた。

 

終盤の1vs1、手に汗を握る終盤戦。
敵の位置は大方把握し、あとは装甲と火力にものを言わせて、HEを掠らせるのみ…そう楽観的に考えていた。

 

…が、進み続けても敵が見えぬ。
逃げられたのかもしれない…そう思い踵を返した彼の後ろから、小さく…平べったい…まるでブリキの玩具のような戦車が現れた。
距離にして80m。80mですら見つけられないというのか。

 

「ドーモ、ELCです。」
「ドーモ、ELC=サン。KV-2です。」

 

一瞬の静寂が終わり、両者が詰め寄る。
KV-2は自信に満ち溢れていた。
履帯を壊されても2回は直せるし…HPも有り余っている。
旋回速度上昇も組み込んでNDK対策もバッチリ。

 

…が、しかし。
ニンジャめいた瞬間移動により、その小人は自身の脇腹へと潜り込んでいた。

 

「ハイクを詠め、KV-2=サン!」
これが噂に広まりしハラキリ・ジツ。
自慢の巨躯が仇となり、彼の小さすぎる体に攻撃が届かない。
「アイエー!サヨナラ」

 

…これぞインガオホー。
小柄な彼もまた、巨躯な自身と同じく
一騎当千の猛者であったということであった。

Hetzer

ちょっとカメラ止めろ

駆逐戦車は我がドイッチュラントで生まれました。アカソ連の発明品じゃありません。我が国のオリジナルです。しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です。

傾斜装甲がお好き? 結構。ではますます好きになりますよ。さあさどうぞ。駆逐戦車のニューモデルです。

快適でしょう?んああ仰らないで。正面上部は硬い、でも重装甲なんて見かけだけで下部は薄いしよく撃たれるわすぐ廻り込まれるわ、ろくな事はない。貫通力もたっぷりありますよ、どんな重装甲の方でも大丈夫。どうぞ試してみて下さい、いい砲でしょう。余裕の音だ、火力が違いますよ。


………
………………
………………………
何だねこれは。

 

Type 97 Chi-Ha

この戦車は日本で生まれました。
アメリカの発明品ではありません。しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です。
豆タンクがお好き?結構。ではますます好きになりますよ。
装甲が紙。しかも砲も弱いし、速度も遅いわ。すぐ撃破されるわ、
ロクな事ない。
俯角もたっぷりありますよ。どんな地形でも大丈夫。
どうぞやってみてください。余裕の俯角だ。ソ連とは違いますよ。

・・・・・なんなんだこれは・・・。

 

SU-152

彼はSU-152。ソ連ティア7駆逐戦車だ。
彼はいつものように自慢の152mm榴弾を砲身に詰め敵を狙っていた。
今日は格下戦というだけあってかなりご機嫌のようだ。
・・彼の射線に敵が現れた。
type64だ。あいつはここにSU-152がいることも知らず裏取りをしようとしていた。
そして彼は撃った。
たった一撃でtype64は跡形もなく消えた。
彼はワンパンの中毒性に犯されていった。

____ある日____
同格のSU-100M1に122mm砲を勧められ
いつもより軽い砲弾を砲身に詰め、
獲物を狙っていた。今度はSPICだ。
またもや裏取りをしようとしていた。
「なんての注意力のない奴だろう」彼はそう思いながら
122mm榴弾を撃った。500ダメージだった
彼は152mm以下の砲を使ったことはない。貫通こそあるものの
物足りなさだけが彼の頭に渦巻いていた。

たった一戦で122mmを捨て152mmに換装した。

彼はまた敵を狙っていた。
今度は格上戦らしい。

あれはtigerだ。
HEATを装填し撃った。
ダメージは490ダメージだった
彼はイラついた。
なぜ大口径の自分が上振れた12cmのような単発を出さなければいけないのだと。

彼は今もガレージに引きこもっている。
あの日から戦闘に出る気をなくしたらしい。
彼はもう動かないだろう。永遠に。
SU-100M1はそう思う
火力だけが取り柄だったSU-152
があの単発を経験したんだ。
いつも火力ばかり見ていた彼にとって
そのことは重大なショックだったらしい

 

T95

T95は負けると思いました。
何せ残っている敵はT92E1でした。
味方も撃破され味方はAFKのLOWEだけでした。実質1対1でした。


T92E1「おっとそこから離れるなよ」
そう後ろから聞こえた
しかしT95は距離を離すために動きました。
T92E1「そうか・・」

















T92E1「すがすがしい日だよな、外は。
履帯で大地が揺れ、砲弾が飛び交う。
そんな日にお前さんのような鈍足駆逐戦車は______」








T92E1「ガ レ ー ジ に 帰 っ て も ら う ぜ 。」






最悪な目に合いそうな気がする

T95は急いで旋回しました。
T92E1は恐ろしく速い速度でT95の側面を取った
¦
その瞬間T95にT92E1の15cm砲弾が貫く。
T95「くそ、あと一発さえ当たれば・・・」
T92E1のHPは48.HEで仕留めきれるHPでした。


でしたが。回り込まれた以上。何もできません。
あと12秒ほどでT95は撃破されます。


T92E1「はっははははもう終わりだなあ?」

  • あと5秒
    T95「糞。当たりさえすれば」
    あと2秒




    T92E1「これで終わりだ!」ドッカーン
    弾は見事貫通しました。
    これで戦闘終了かと思ったT92E1ですが___

    T92E1「wtf!?HP1で残りやがった!?くそ、何故だ!?!」
    T95「やった!装填がもうじき終わるぜ?さあ、ガレージに戻りな」
    飽きれて動けなくなった
    T92E1を押さえ込みHEを撃ちましたが・・
    T92E1「おっとそれは問屋が___ぐふっ!!!!」

999999999999999

T95は一瞬何が起こったかわかりませんでした。
どうやらAFKのLOWEが動き出し、撃破してくれたようでした。

T95「ありがとう。LOWE。」

T95達は全ての戦車に対して勝利を誇示すべく砲身を最大仰角にあげました。

 

SU-100Y

彼は、それはそれはとても大きな駆逐戦車でした。その車重は64t、搭載する主砲は130ミリ。その威容は、マッチングした敵を悉く畏怖させます。今日も彼は、不運にもボトム戦になってしまった敵のtier5戦車達の命を文字通り刈り取っていくのです・・・。

 

ズドォォォォン!
果敢にも開幕偵察に出たLeopardは、一瞬のうちに消し炭になりました。
ズドォォォォン!!
アンブッシュから放たれた一撃は、Wolvarineのヘルスを全て奪い去りました。
ズドォォォォン!!!
最後までしぶとく生き残ったKV-1は、弾薬庫を射抜かれ爆散しました。

 

巨躯。そして異形。戦場を闊歩する姿は猛牛の如し。そうして再び「狩り」へと赴く、その戦車はSU100Y。この世界に生まれてからまだ数戦の彼は、自らの力に酔いしれていました。
「自分に敵う者などいない。」
彼は、疑う事もなくそう思っていました。あの時までは。

 

その日彼が戦場で見たのは、まさしく異形の戦車でした。砲塔が真四角なのです。しかし、砲塔が家の形をした戦車(ヘーベルハウス)も狩ったことがある彼が、その程度の事を気にかけるなどということはありませんでした。
「名前は、KV-2か。マーカーからして、君は重戦車だろう。そんなに短い砲身で戦場に出てくるなんて、泣きを見るだろうに」
激突。爆散。
・・・泣きを見たのは、152ミリ砲が放った榴弾によって一撃で吹き飛ばされたSU-100Yの方でした。確かにKV-2の砲身はとても短いものでしたが、その砲弾を貫通させてしまうほどに100Yの装甲は薄かったのです。彼の亡骸を一瞥して去っていくKV-2の背中は、「無知は罪である」ということを何よりも雄弁に語っていました。

 

100Yは、敗北を知りました。自らのアイデンティティをKV-2に奪われた彼は、すぐ不調に陥りました。ワンパンへの恐怖が、前線へと向かう彼の足を止めてしまうのです。あの頃の威勢は見る影もなく、彼は臆病な戦車になっていました。前線から遠く離れた茂みが、いつしか彼の居場所となっていたのです。
この日もまた、彼は狙撃に勤しんでいました。幸いにも、自慢の主砲には十分な精度があります。超遠距離の茂みから見つかることなく撃つのであれば、確かに彼に敵うものはいませんでした。
「ここならヤツが来ることはないだろう」
しかし、そんな願いは脆くも崩れ去ります。
右方にマーカー。忘れもしない、四角い砲塔。間違いなく、彼のトラウマである「ヤツ」が現れたのです。周囲に味方はいません。幸いにも、まだ気付かれてはいないようでしたが、彼の心はすっかり恐怖に染め上げられていました。

 

恐怖。思考。恐怖。思考。・・・決意。
直ぐに見つかってしまいましたが、彼が自らの心を決めるには十分な時間でした。
「俺は、俺はーーー」

True end

「ーーー戦おう、正々堂々と。そして散るならばそれまでだ。」

 

彼の履帯は震えていました。怖い。恐ろしい。まだ死にたくない!未だ恐怖が支配する心をどうにか鎮め、彼はKV-2に向き直りました。距離は数十メートル。お互い砲弾を避けることは出来ないでしょう。そんな中、彼は敢えて距離を詰めました。何故そうしたのか、彼自身もわかりませんでした。どちらかが生き、どちらかは死ぬ。そんな戦場の空気が、彼の背中を押したのかもしれません。お陰でKV-2は照準を定められず、棒立ちのままでした。
砲撃。600ダメージ。決めきれないことは、100Yも分かっていました。衝突。180ダメージ。それでも彼は、文字通り全力でぶつかりました。
しかし、それでもKV-2のヘルスは残っていました。彼に出来ることはもうありません。

 

「ああ、敵わなかった。」彼は、漠然と思いました。轟音。間違いなく、152ミリ砲が火を噴く音です。そして彼は爆散、、、しませんでした。奇跡、とはこのようなことを言うのでしょう。KV-2の放った砲弾のダメージは全て主砲に受け止められていたのです。KV-2は反動でダメージを受け自爆。完全勝利とは言い難いものでしたが、100Yは確かに勝利を収めたのです。

 
 

以来、SU-100Yは変わりました。トラウマを超えた彼は、もはや臆病さの欠片もありませんでした。スナイパーとして、そしてスモウレスラーとして、獰猛な狩人が戻ってきたのです。

 

・・・今日もtier6戦場には巨大な駆逐戦車が現れ、敵戦車を蹂躙しています。敵を撃ち抜き撥ね飛ばすその姿は、「アカの猛牛」として恐れられているそうです。

 
Bad end

「ーーー逃げるぞ!俺が戦うなんて、出来るわけがないだろ!」
彼の履帯は震えていました。怖い。恐ろしい。まだ死にたくない!
彼はその一心でどうにか向きを変え、一目散に逃げ出そうとします。
しかし、それは叶いませんでした。彼が向きを変えて動き出すよりも先に、後頭部に砲弾が突き刺さったのです。
言うまでもなく100Yは爆散。「あの時」と同じ、いや、それ以上の屈辱でした。

 

・・・戦闘から帰ってきた彼には、再び起き上がる気力もありませんでした。彼はそれ以来、唯の一度として戦場には出ていません。KV-2の152ミリ砲弾は、彼に与えられた仮初の命以上のものを奪い去っていたのです。
しかし、彼の復讐心に火が着き、奴の弾薬庫を穿ち抜き花火を見る日が近いだろう。

 

(Helsing / Dracula)

相容れない
 
黒く染まる(Helsing編)

「......フゥー」

ヘルシング、彼女には悩みがあった。長く悪との闘争に明け暮れたせいで、自分が少しずつ闇に呑まれて行っているに気付いたのだ。美しい金色の装飾は剥げ、心を闇が蝕んで行く。思いにふけるヘルシングを、戦場は待ってはくれない。

____刹那、ヘルシング目掛け砲弾が飛来する。直撃コースだ。

「ッ...!」

ヘルシングの行動は速かった。持ち前の機動力で、砲弾の直撃を免れた。砲弾は車体を掠めて地面を抉る。そして、次の行動も速かった。すぐさま砲弾の飛来した方向に砲搭を向け、敵を探す。
......既に漆黒のそれは、疾走を開始していた。...あれは...憎き宿敵。ヘルシングに砲を発射しないと言う手段は無かった。二発の砲撃音。...その一発は確りと漆黒の戦車の履帯を捉えた。...ヘルシングは苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。数秒後、漆黒の戦車は再び疾走を開始した。"魔法の履帯"それが奴に与えられた特殊能力。ヘルシングが再び奴へと砲を向けた頃には......奴はこちらへ向かい突っ込んで来ていた。ドッグファイトは奴の方に分がある。やられる。そう思いヘルシングは目を閉じた。......しかし、その時は一向にやって来ない。何故?ヘルシングは目を開ける。...聞きたくもない声が聞こえた。

「......ふふ。随分と潔いのね、ヘルシング」

「.........何のつもり?"ドラキュラ"」

短い会話。ヘルシングの隣には......砲搭をこちらに向けたドラキュラがいた。きっとドリフトで滑り込んだのだろう。

「...やるならやりなさい。ドラキュラ。」

「あら、物騒ね。今日はそんな事のためにここへ来たんじゃないのだけれど?」

「......何?」

「......ふふ。アナタ、随分と似合うようになってきたわね、その服。」

「黙れ。お前に褒められても、嬉しくなんてない。反吐が出る。」

「あら、手厳しい。私的には、あのキラキラした装飾よりも、こっちの真っ黒でドロリとしたアナタの方が...好きよ。」
「............黙れ。失せろ。私を茶化しに来たのか?嗤いに来たのか?」

ヘルシングは殺意を込めて砲を向ける。

「...いいえ?ただ、褒めに来ただけよ。危うくダメージを貰う所だったけど。......じゃ、言う事は言ったし。私はお暇させて貰うわ。吸血鬼狩りさん♪」

......直後、砂煙。瞬く間に最高速度へ到達したドラキュラは、暗闇へと消えて行く。...ヘルシングは、その後ろ姿に、榴弾を撃ち込む事が、できなかった。

二面性(Dracula編)

「___フフフ」

捉える事のできない黒い影。ドラキュラは悪い吸血鬼であった。闇に紛れ、漆黒の車体を疾走させ、敵の目の前に現れては消え、現れては消え。ドラキュラの疾走を止める事のできる車輌は、存在しなかった。近頃は身に美しい装飾を施し、敵を惑わせる事すら覚えたようだった。

__見つけた。私の心を珍しく惹く、駆逐戦車。

「そぉーれ」

少しばかりちょっかいを掛けてやろう、と。砲弾をその駆逐戦車目掛け、放つ。...さすがは珍しく私の心を惹く子。見事な危機察知能力で、砲弾を避けた。それを確認したドラキュラは、全力の疾走を開始する。あの子も私が最高速度へ到達したと同時に私を捉えた。
__"二連装砲"。それがあの子に与えられた特殊能力。一発目は避けた。しかし二発目はさらなる回避を許さない。車体が止まる。二連装砲の二発目が、履帯を穿ったのだ。...だが、まだまだよ。みるみる内に私の履帯は再生した。...ドラキュラの履帯は、魔法の掛かった、特別製の履帯だった。あの子が再び弾を込めるまで時間がある。ドラキュラは一気に加速した。ドッグファイトならば此方に分がある。...観念したようにヘルシングが動きを止める。そこで、私はヘルシングの首根っこに砲を突き付けながら......ドリフトし懐へ潜り込んだ。

「......ふふ。随分と潔いのね、"ヘルシング"」

「.........何のつもり?ドラキュラ」

短い会話。余り歓迎されていないらしい。

「...やるならやりなさい。ドラキュラ。」

「あら、物騒ね。今日はそんな事のためにここへ来たんじゃないのだけれど?」

「......何?」

私は愛しい物を見るようにヘルシングに向かい話す。

「......ふふ。アナタ、随分と似合うようになってきたわね、その服。」

「黙れ。お前に褒められても、嬉しくなんてない。反吐が出る。」

「あら、手厳しい。私的には、あのキラキラした装飾よりも、こっちの真っ黒なアナタの方が...好きよ。」

「............黙れ。失せろ。私を茶化しに来たのか?嗤いに来たのか?」

「いいえ?ただ褒めに来ただけよ。危うくダメージを貰う所だったけど。......じゃ、言う事は言ったし。私はお暇させて貰うわ。吸血鬼狩りさん♪」

わざとヘルシングに砂煙が掛かるように加速しながら、私は闇夜へ消えて行く。無防備にも、背を向けながら。...だが、私にはあの子が撃ってこないと言う確信があった。
予想通り...いつまでも、私の背に榴弾が飛んでくる事は無かった。

 
 

VK 28.01

見えない敵
 

俺の名前はVK 28.01 高貫通のゲルリッヒ砲を搭載している。格上だろうが正面から貫通可能だ。今は戦闘の真っ最中。戦況は圧倒的優勢。負けることはないだろう。相手は残り重戦車が2両いるだけ。対して味方はほぼフルヘルス。勝ったな...そう思った次の瞬間。ドォン!ものすごい砲弾の音が聞こえたと同時に目の前にいた味方が吹き飛ぶ。!?。なにが起こったんだ。ドォン!また別の味方が吹き飛ぶ。恐怖で体が固まって動けない。そうしているあいだにも味方は次々と撃破されていく。
「危ない!」
味方の声で我に返る。急いで物陰に身を隠す。しかし気づけば味方は自分含めあと2両。とにかく相手の重戦車を確認しよう。近くの茂みに入り、偵察する。見えた。ISだ。あともう1両は...なんだ...よく見えない...。とりあえずISからだ。機動力を活かし相手の裏へ回る。ヒュン!自慢のAPCR弾が的確にISの背面を捉える。よし。撃破だ。あと1両。どこにいるんだ....
そのとき。

SOS!

味方からのSOS信号だ。だが...
ドォン!
凄まじい音がすると同時に最後の味方が撃破される。
残るは自分だけ。けれど味方のおかげで敵の位置は分かった。急いで敵の方へ向かう。いた。あれは...KV-2か?よく見ようとして前にでる。

ピコーン

第六感が発動する。相手の砲塔がこちらへ回りはじめる。茂みから出てしまっていたのだ。

ヤバイ!

しかしそう感じた時にはもう遅い。
ドォン!
相手の弾がもろに直撃する。しまった。出すぎたか...薄れゆく意識のなか、俺が最期に見たのは

「Smasher」

の文字だった...

 
 

VK 168.01 (P)

突撃が生き甲斐
 

IN重力限定マップ、解けない霜。
その中で、様々な戦車を蹂躙しながら進軍する戦車がいた。maus?vk100?e100?
その戦車の名前とは…....

'VK168.01P'

である。
「おらあああああああ!!!どけどけどけええええええ!!!!この168様がお前らにラム爆散をとどけにきたぜええええええええ!!!!」
ドゴオオオオオオオオオン!!!!
Ru251が馬鹿なのか万歳突撃なのかは知らないが、この車体に向けて突撃し、見事に爆散。
俺が飛ぶ。すると虎2に落下。ドガアアアアアアアアアン!!!
下にいたのは下敷きにされ再起不能になった死体だけだった。

.......等の色々な奇跡が幾度となく続き、彼はいつの日かすっかり有頂天になっていた。

そして重力の期間がすぎた。

そして2021年の重力モード。彼はエンジンに期待を膨らまして戦闘の準備もしていた。常備品も完璧である。

「よし、大暴れするぜえええええええええええええ!!!!!」

そう言ってパンター2にラムをした。

彼はなぜか車体に違和感を感じた。

____そう、目の前にパンター2がいないのだ。

「パンター2がいない.......?おかしい、観測装置の故障か?」

彼は修理キットを使って観測装置を修理しようとした。

しかし、まったく異常はない。
観測手も死んでいない。

「なぜだ?」

彼は考えた。

..............
ハッ!!!!まさか。奴は.......

彼は空を見た。その目に映ったのは.....

「う.....嘘だろ、パンター2が空をとんでいる.....それにほかのTDMT達も!?」

その後、試合に勝ち、ガレージに戻った。

しかし、あのパンター2が空を飛んでいたことが非常に気になって、駆逐戦車ライメタに話を聞くことにした。

「ライメター」
「何?」
「あのさー、今回の重力あるだろ?」
「おん」
「そんで重力で試合してたら、パンター2が空飛んでたんだよ!!それに他のTDMT達も!!何かわかる?」
「あーね。それ<スラスター>っていうんだ。」
「今回の重力で追加された特殊アイテム。」
「何で俺には無いのさ?」
重戦車には適用されてないんだ。」
「え.......?」

彼は天板が15㎝榴弾砲に榴弾をブッパされたようなショックを受けた。

そこにマウス超重戦車が砲身垂れ下げてきた。

「なあなあ、168、俺たぶん存在価値死んだわ」
「何故?」
「新たにJg.Pz E100が重力で話題になってるんだ。俺のことはここ最近まったく聞かないよ。」
「マジっすか」
「多分俺達maus familyはもう終わりだな(´;ω;`)」

               
      30分後        

それからの試合は正にもう戦意喪失状態だった。NDKされ、上空から駆逐戦車に滅多打ちにされ、nubと味方から罵倒され、loser VKと敵から煽られ、もう超重戦車としてのプライドは無いに等しい状態だった。

最終的には「.......もう、ボッチでいいかな。。。」と一人ニューベイで泣きながら走り回るようになった。

そして重力終了まで2日____________。
彼は久しぶりに重力で戦闘した。

味方は、tiger ll,emil l,ru251,自分,kv4,at15,m41。
敵は、tiger ll,vk100,vk100,vk168,rhm WT,tvp vtu,t-34-1。

装甲ガチガチ戦車が敵側に偏っている。
味方達が「omg」やら「shit」やら叫んでいるが、彼は何も言わなかった。
やる気がないのである。

戦闘開始。

味方達が自分の持ち場に去ってゆく。

彼ものそのそとついていった。

______5分後_______

時間は残り1分5秒。
味方は彼含めて2台しかいない。彼と体力が全体の1/3しかない王虎だけ。
彼はほぼフルヘルスである。
対して敵はフルヘルスのライメタ、体力が半分のVK100だけ。

しかし、王虎はすでにライメタと接敵していた。

SOS信号が流れている。
何回もだ。

しかし、中々了解ができない。今までのトラウマで動けないのである。
「「「「help me plzzzzzzzzzz」」」」

ライメタの装填が完了。

ドオオオオオオオオオオオオオオオンン!!!!!!!!!

王虎は息絶えたかのように思えた。

しかし、運よく榴弾非貫通で、100dmgで耐えた。

彼の決意出来る時間は15s程度。

「俺.......俺は.......!!!!」

名誉挽回ルート

「お前を、俺が命を賭して、絶対、助けてやる!!!だから、耐えてくれ!!!」

王虎は、了解したと言わんばかりにライメタに砲撃した。

そして、エンブも炊いて、改良型燃料も常備している。エンジン加速器もある。

そして、最大出力でライメタにラムをした。
1000以上ライメタの体力を削った。ワンパン圏内。

ドオオオオオオオオオオオオン!!!
弾薬庫に誘爆。

「王虎、まだvk100が残ってる。俺は奴と正面で撃ち合う。その隙に後ろから撃て。」
「了解。絶対生きて帰ろう。」

残り30秒_____。

VKをスポットした。

彼はそのまま正面衝突する。300削れた。
その次に王虎の砲撃。300削れた。168、ワンパン圏内。

「今です!!!!(孔明)

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!爆散しやがれええええええええ!!!」

キューポラ貫通。400dmg。

「な.......何故このVK100を撃破できた.......?」

「それはな.......」

「お前が油断しすぎだからだよ。覚えとけ。」

vk100、撃破。

「しゃおらあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!やってやったぜ!!!」

彼は今まで以上の快感、達成感を感じた。

周りからの評価も良くなった。

これからも彼は戦車を蹂躙していく。

戦車道堕落ルート

「俺は、動けない… すまない、tiger.......俺の時代は、もう終わったんだ…」
装填を終えた小さくも大きな壁が、必死に足掻く哀れな虎を狩らんと旋回する。

弾薬庫に誘爆。
王虎の砲塔が宙を舞う。その間、俺はただ立ち尽くしていた。

「ああ、もうダメだ.......ははは、もういいさ、殺せよ」

エンジンは十分すぎる程に温まっている。なのに心は冷めきってしまった。大口径砲の衝撃に履帯が激しく震える。
エンジンからは燃料が漏れている。
程なくしてvk100が到着した。ラインメタルがトドメを譲ろうと道から逸れる。俺の前に到着したvkは砲塔からオイルの涙をこぼして呟く。
「お前も俺と同じか。その大きな履帯を踏み出していればな…」
発光、そしてガレージの風景。その後、彼が戦場に現れたという話は聞かない。ただ、彼のガレージからは悲しみを含んだオイルの重い香りが漂うという。


番外編(百駆)

マウス達が話していたそのころ戦場では.......
百駆が暴れ散らしていた

「はっははははは!!!スラスターが来たからには、この俺、jagdpanzer E100がお前らをスクラップにしてやるよおおおおおおお!!!!!!」
「あのマウス一家、あるのは重さだけだからなあ!?俺はE100譲りの重さ、17cmの高火力砲、重装甲(T95?知らない子ですね)、何なら耐久値2000のTDでもトップクラスの性能を誇る駆逐戦車なんだよ!!それにスラスターもある!!これはマウスでも183の野郎も勝てねえ!!重力で最強なのは俺だあああああああああ!!!!          がはっ.......!!!」

俺は車体後部に物凄い鈍痛を感じた。
意識が薄まる中で見えたその名は.......

「FV215b 183」。

「く.....クソ、何で、何でお前なんかn.....」

俺は気を失った。


目が覚めた。ここはどこだ?

「目覚めたか」

なに!?
俺は急いで旋回した。

   するとそこには、マウス一家と.....何!?183の野郎がいた。

俺「なんなんだよ!?ここはどk     
どーん。俺「ぐはっ!!」
マウス一家「喋るな。貴様に発言権はない。」
俺「は?ふざけんz  
また砲撃される。戦闘室に穴が開いた。
マウス一家達「貴様は俺達にどれだけの屈辱を味合わさせてきた?」
E100「鈍足で悪かったな(怒)」
マウス「重戦車がスラスター使えないのがそんなうれしいか?」
183「精度も悪いし、尚更紙装甲だよ、俺は。それが何か問題でも?」

      マウス一家達の罵声は1時間続いた。

俺「いやいやいや、俺事実言ってるだけだぜ?なーにがそんな騒ぐ必要がある?www」
俺は嘲笑う。

マウス一家達「どうやら究極の拷問をしなくてはならんようだな」

???「やあ。君が百駆だね?」
61式だ。俺を10台ぐらいの61式が取り囲む。
いったい何を・・・・・

         榴弾、用意。
そんな声が聞こえると同時に、耳を劈く様な射撃音がきこえた。

合計ダメージ100。

百駆は悟った。
         まさか。これを死ぬまで.....
急に恐怖が沸き上がる。イヤだ。怖い。助けてくれ    
声も出なかった。

30分後      

俺の精神はもう壊れていた

「ああああああああああああぁぁぁあああ、へ?ぎゃああああああああああ!!!!」
「ぁへへ、うひひ」

こんな感じが暫く続いた。

「よし、終わりだ。」
俺「…終わりk  
終わる訳がなかった。
激しい光とともに、過去に戻った。
「よし、拷問を再開する。」
       え?
「うわああああああああああああああああ!!!!!!助けてくれえええええええ!!!イヤだ!!死にたくないいいいいi         


はっ!!なんだ、夢かー。
「にしてもやけにリアルな夢だったなー.....」
「言動には気を付けよ」

彼はそのあと、どこでも言動を気を遣って、戦場に出向きました。

           さあ、狩猟の時間だ           

 

Caernarvon

カナブンのおうた

余談のお歌である。お気楽にしてくれてよい。

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
鉛の砲弾
ペシペシ打つんだ
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
進むよノロノロ
ゆっくり向かうよ
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
向かうは前線
エンブを焚いてく
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
前線着いたら
豚飯していく
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
そしたら榴弾
抜かれて誘爆
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
相手は兄貴の
Action X
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
悲しいカナブン
課金をしたよ
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
こうしてなったよ
自分も兄貴に
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

おわり

 
 

VK 16.02 Leopard

3 cm M.K. 103は我が第三帝国で生まれました。
大英帝国の機関砲(ブリカスガトリング砲)でも、ソ連の機関砲でもありません。我が国のオリジナルです。
暫し遅れをとりましたが、今や巻き返しの時です。

 
 
 

快速軽戦車がお好き?
結構。
ではますます気に入りますよ。

さあさどうぞ、快速軽戦車のニューモデルです。
快適でしょう?んああ仰らないで。
傾斜装甲あるのに紙装甲だの、貫徹力が低いわ、隠蔽率低いわ、課金弾が高価だの、碌な事ない。
速度もありますよ、どんな傾斜地でも大丈夫。
どうぞあのIV号戦車G型に撃ってみて下さい。良い威力でしょう、余裕の機関砲だ、瞬間火力が違いますよ。

 

......

 

.........

 

............

 

...............

 

......なんなんだこいつは。

 

LTTB

余命宣告ver.8.1

「な、何を馬鹿な!」
とある戦場の一角でLTTBの搭乗員が無線機を手に叫ぶ。
「どうした無線手。何か不測の事態でもあったか?」
「いえ、、、えーっと、A側は問題無しと……」
車長の問いに無線手はぎこちなく答えた。
「ならば良し、防衛を継続する」

数分後、ガレージに戻った彼らは笑顔だった。ただ1人を除いて。
「・・・あの、もう一戦しませんか?」
「いいや、私は結構」「明日に備えないといけないからまた今度な」「今日は帰りたいんで」「俺、もう満足」
「そうですか……」
無線手はその夜、涙を流し続けた。これから訪れる運命を嘆いて。

次の日、LTTBのガレージにいたのは無線手のみだった。
「やっぱりみんな、あの後……」
昨日明らかになった事実を思い出し、目が潤む。しかし無線手は自分を元気づけるかのように大きく足音をたて、大袈裟に涙を拭いて言った。
「今日から僕が君の車長だ!」
返事は無い。だがそれでいい。これから何度でも話すから。
みんなは足回りでLTTBを選んだ。みんなは俯角が欲しいから中間砲を積んだ。
僕はLTTBが好きだからLTTBを選ぶ。美しいから最終砲を積む。
そして僕はLTTBに乗り込んだ。この世界では1人でも戦車が動かせる。「見えない誰か」が仕事をしてくれるからだ。もしかすると僕もその「見えない誰か」なのかもしれない。ラインメタルの砲手を見た人がいないということはつまりそういうことなのだろうが、今はどうでもいい。LTTBの機動性が下がるのは確かに心苦しい。けれど、乗らない理由にはならない。みんなのもう1つの愛車ドラキュラを倒す姿を思い浮かべ、エンジンを動かす。

彼の乗るLTTBは宣告された時が来ようとも、その履帯で地を駆ける。

Caernarvon Action X

AXはカナブンのバフに激怒した。
カナブンはカナブン。強いカナブンはカナブンじゃない、とね。
AXの残骸の横をカナブンが通った。

Rheinmetall Skorpion G & SU-130PM

サソリと傷だらけの狙撃手

虎視眈々と獲物を待ち構えるサソリ(Skorpion)は、スコープ越しに標的を捕捉する。
今日の糧は傷だらけの駆逐戦車。あえて名を付けるならば、傷だらけの顔(Scarface)、だろうか。
傷跡が残るその面にサソリの毒が廻るとなれば、あまりに惨たらしく見えることは想像に難くない。
Skorpionは毒に冒された12.8cmの弾丸を駆逐戦車にぶち込む。
狙いすましたその一射は寸分の狂いもなく砲塔正面に向かって一直線を描いて命中した。
奴は今頃燃えるような痛みに苛まれていることだろう、そう思った矢先のことだった。
どこか、砲の感覚がおかしい。
ふと自分の砲を見てみると、そこには何かで抉られたような痛々しい傷があった。
これがもし人であったなら、鮮血が滴っていたのは言うまでもないことだ。
...ならば、この砲塔が消えたような感覚はいったい何なんだ?

答えはすぐに分かった。Skorpionの砲塔がすべて、あの駆逐戦車と同じように、傷だらけになってしまっていたのだ。
しかも、自慢のサソリのペイントが、無惨にも胸のあたりを派手に貫かれてしまっていた。
砲の傷は、奴によって砕かれた自らの破片が突き刺さってできたものなのだと、今やサソリと呼ぶに相応しくない一両の駆逐戦車は理解した。

ふとスコープを覗くと、こちらを撃ってきた傷だらけの駆逐戦車が下がっていく様子が伺えた。
心なしか、Skorpionが命中させたところに、サソリのマークが見えた気がした......

何かの気配を感じて車体を旋回させた駆逐戦車は、近づいてきたハチ(T49 Hornet)を返り討ちにした。
まだ、毒は残っている。まだ、戦える。
自分の車体が傷だらけになろうとも、絶対に、貴様だけは俺の手で破壊する。
覚えていろよ、傷だらけの顔(Scarface)......

Skorpionは、今日もどこかで敵車輛を屠っている。
いつか相見えるであろう、Scarfaceと決着をつけるために......

Sturer Emil

エーミールがエーミールしてる物語

フルヘルスのエーミールはしばらくじっとHP1の僕を見つめていたが、それから「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな。」と言った。
僕は、エーミールに、僕のゴールドとクレジットをみんなやる、と言った。
それでも、エーミールは冷談に構え、依然俯角を活かして僕をただ見下していたので、僕は、自分の戦車も全部やる、と言った。
しかし、彼は、「結構だよ。君の集めた一般車両はもう知っている。そのうえ、今日また、君が英国面をどんなに取りあつかっているか、ということを見ることができたさ。」と言った。
その瞬間、僕は、すんでのところであいつにHEを撃ちこむところだった。
僕はまともな通常車両しか持っていない蛮人だということに決まってしまい、エーミールは、まるで英国面のおきてを代表するかのように、冷然と、HP差を盾に、あなどるように僕の前に立っていた。
彼はののしりさえしなかった。
ただ僕を眺めて、軽蔑していた。
そのとき、初めて僕は、バイアスのないドイツ車両で背面を向けて出くわしてしまった時点で詰んでいたんだと悟った。
僕は、「ガレージにお帰り。」と言われた。
だが、その前に僕は、そっと、やけくそでエーミールに最後っ屁のHEを撃ちこんだ。
取得リボン報告蘭に「弾薬庫誘爆により撃破」という表示が出た。

noob

芋れヘラス

noobは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の6割を除かなければならぬと決意した。noobにはセオリーがわからぬ。noobは、万戦4割である。重に乗り、茂みでダメを稼いで来た。けれども罵詈雑言に対しては人一倍に敏感であった。

Škoda T 25

塵チリ

Škoda T 25「ぼっぼっ僕はŠkoda T 25~♬
今日も元気に通行料搾取するよ!
マップは大和港、初期リスは南、MTルート。ボトムマッチ
僕は単発160ダメージを1秒で吐き出し、数秒で480ダメージをたたき出すよ!
ボトムマッチなんて関係ない!だって、僕はオートローダーだから!」
敵チーム
チリ「やっと巡り会えたトップマッチ、あれは長かった…」
~回想~
T49「横失礼しますねぇ~^^」リュウダンコメコメ
チリ「あ、どうぞどうzグエヤァァッァァァァァァァ!?!??!?!?!」
こんな日や
Ru251 + 独ブル「おいしーやみやみ」リュウダンナゲナゲ
チリ「…シテ…コロシテ…」
こんな日も
ISU152「目と目が合う~瞬間好きだと気づいた~♬」
塵「」
挙句に
チリ「こ、鉱山!?タヒね!クソマップが!!!!!」
チリ「ウゴゴ・・(頭を射抜かれて死んでいる)」
~回想、終わり~
チリ「敵MT、LTはtier6!この瞬間火力で焼いてやるぞ~~!」
チリ「まずはC地点に行こう!!!」
チリ「ここの岩の間みたいなところよく見られるんだよな」
チリ「でも大丈夫!tier6帯のダメージなんてたかが知れて「ガシャン」あやべ履帯がk…」
チリ「いったぁ~~~!!!!!(2秒程度で480ダメージ)」
チリ「はぁ!?Škoda T 25?!?!?!??!?!
お前僕のアドバンテージ潰しにかかってるよね!?そうだよね?!??!?!」
Škoda T 25「おいしーやみやみ」
チリ「…」
その後
~わぐなす本社~
ドンドンドン
WG「入れ」
チリ「Škoda T 25をナーフしろ。ローダー間隔を1.5秒にするんだ」
WG「私たちはプレイヤー様に迫力ある戦闘を楽しんでもらうため、日々データや統計を…」
チリ「このミステリーボックス、5万円分かおうかな~~?」
WG「ナーフします」
その後
Škoda T 25「どぼじで僕のローダー間隔1.5秒になったのぉぉぉ!?!?!?!」
チリ「いい気味いい気味!75mm級の爆速ローダーは俺だけでいいんや!」
とある場所
spark「ゲッホゲッホ、風邪ひいたかな?」

Smasher

Smasherのひとりごと

私の圧倒的火力と装甲。君にはどちらも辛いものだね。
神は二物を与えずという言葉があるが、そんな言葉がblitzで通用するとは思わない方が良い。
SPICクン。この世には生まれた頃から恵まれた子らが居るのだ。彼らの、その一粒の努力で君が今まで詰み重ねていた経験と努力はあっという間に泡となって消えてしまう。そう。君が今その状況に居るね。
私が一発152mm榴弾を放ったら、君は一瞬でガレージに送られてしまう。
怯えているね。 私はそんな君の顔が大好きなんだ。 君の命は私が握っている。
私が軽く引き金を引くだけで君は消えてしまう。その…独占欲とでもいうのだろうか。私が君の全てを握っているという背徳感が堪らないのだ。
あぁ、焦らないでSPICクン。私は君を殺さないよ。この瞬間を味わいたいんだ。 おっ、少し表情が柔らかくなったね。分かるよ。君の考えていることは。もう直ぐ戦闘が終わるからか。 残念。私はいつでも君の戦場に現れるよ。
次からは君を一番初めに殺してあ げ る♡

偉大なるOPを紹介
岩カス

OP岩カス.jpg
 

マップに存在し、直立不動の姿勢を取り、戦車の砲弾をも跳ね返す、いわばOPの代表格である。岩だけに
装甲がOPすぎるが、DPMは0となっているため、バランス?は取れている。

 
KV-2の榴弾を跳ね返すOP.jpg
KV-2の榴弾をも跳ね返す
 

基本性能

車両名耐久値
(hp)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/時)
重量
(t)
サイズによって異なる0サイズや種類によって異なる
 

解説

岩である。


歴史背景

wikipediaより
学術的には、自然的原因による起源をもつ、数種あるいは一種類の鉱物や準鉱物(火山ガラスなど)の集合体を指す。
例えば、花崗岩は、石英、長石、雲母、角閃石など、様々な鉱物の集まりから成る。露頭での見かけ(産状)上は、層状である岩石(成層岩・層状岩)を地層と呼ぶのに対し、貫入している(貫入岩)か塊状のもの(塊状岩)を岩石として区別する。
岩石は地球表層の地殻と上部マントルの一部をはじめ、他の地球型惑星や小惑星、衛星を構成する主要な物質である。
地殻の岩石は成因的に、マグマ(岩漿)が冷え固まること(火成作用)でできる火成岩、岩石の砕屑物、生物の遺骸、化学的沈殿物などが堆積または沈積(堆積作用)し、固結(続成作用)してできる堆積岩、既存の岩石が高い温度と圧力を受けて固体のまま組成や構造が変化(変成作用)してできる変成岩の3つに大きく分類することができる。
さらに、共に地球の内部でできた岩石である火成岩と変成岩をまとめて内成岩、地表(地球の外部)でできた岩石である堆積岩を外成岩として大別する方法もある。

水カス

OP水カス.jpg
 

マップに存在し、様々な形状をしており、戦車の砲弾をも受け流す、いわばOPの代表格である。水だけに
この受け流しがOPすぎるが、岩カスのように決してDPMは0という訳ではない。※攻撃性能にて解説

OP水カスの逆襲.jpg

ゲーム内最大のHPを持ったMausでさえ、10秒あれば撃破されてしまうのだ。
因みに火災時と同じく反応装甲を焚いても有無を言わさず撃破される。世は無常なのだ。

基本性能

車両名耐久値
(hp)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/時)
重量
(t)
流体なので自在に形状が変えられる流れる比重:1
 

解説

水である。

攻撃性能

浸水判定になった戦車はどんなにヘルスが残っていても、10秒以内に脱出しなければ撃破されてしまうのだ。
つまりDPMは、一分間の内に撃破した車両の残HP+一分間の内に撃破した車両の残HP+...と、撃破した車両分だけ足し合わせて求めることが出来るということだ。他の車両たちとはまた違った計算が必要なので注意が必要である。
DPMの理論値は、通常戦では強化型サンドバック持ちのまうまう14両同時水没の42294dmg
特別戦も含めると、BIG BOSS時の60420dmgとなる。うん、これはOPだね。


歴史背景

wikipediaより
水とは、化学式 H2O で表される、水素と酸素の化合物である。日本語においては特に湯と対比して用いられ、温度が低く、かつ凝固して氷にはなっていない物を言う。また、液状の物全般を指す。
水は人類にとって最もありふれた液体であり、基本的な物質である。また、人が生命を維持するには必要不可欠であり、様々な産業活動にも不可欠な物質である。
古代ギリシャではタレスが「万物のアルケーは水」とし、エンペドクレスは四大元素の1つで基本的な元素として水を挙げた。古代インドでも五大の1つとされ、中国の五行説でも基本要素の1つと見なされている。18世紀の後半まで、洋の東西を問わず人々はそうした理解をしていた。それが変わったのは、19世紀前半に、ドルトン、ゲイリュサック、フンボルトらの実験が行われ、アボガドロによって分子説が唱えられたことによって、 H₂O で表すことができる水素と酸素の化合物と理解されるようになった。
常温常圧では液体で、透明ではあるが、ごくわずかに青緑色を呈している(ただし、重水は無色である)。また無味無臭である。日常生活で人が用いるコップ1杯や風呂桶程度の量の水にはほとんど色が無いので、水の色は「無色透明」と形容される。詩的な表現では、何かの色に染まっていないことの象徴として水が用いられることがある。しかし、海、湖、ダム、大きな川など、厚い層を成して存在する大量の水の色は青色に見える。このような状態で見える水の色を、日本語ではそのまま水色と呼んでいる。
化学が発展してからは化学式 H₂O で表され、「水素原子と酸素原子は共有結合で結びついている」と理解されている。
また水は、かつて1 kgや1 calの単位の基準として用いられていた。
全ての既知の生命体にとって、水は不可欠な物質で、その身体を構成する物質で、最も多くを占める物質が水である。核や細胞質で最も多い物質でもあり、細胞内の物質を代謝する際の媒体としても利用されている。通常、質量にして生物体の70~80%が水によって占められている。人体も60~70%程度が水である。

Type 97 Chi-Ha

SCP-2995-JP(Chi-Ha)

オブジェクトクラス:keter
特別収容プロトコル:
scp-2995-JPは常にガレージで財団の監視下に置いてください。scp-2995-JPの活性化を避けるため一時間に一度ガレージから搬出してPVPモードで勝利させてください。この操作は勝率が70%を超えているD-2995101か、桑名博士しか行ってはいけません。戦闘中にその異常性が発現した場合はそれぞれのプレイヤーを特定し、すべてにCクラス記憶処理を行ってください。もしガレージ内にて異常性が発現した場合は即座にトレーニングルームにて破壊してください。もし収容違反が発生した場合は、XK-クラスシナリオが発生する可能性があるので■■■■メガトンの[編集済]にて破壊してください。
説明:
scp-2995-JPは日本の97式中戦車チハに酷似しています。すべての性能がチハと同じですが、そのアノマリーはゲーム"world of tanks blitz"でしか確認されていません。
scp-2995-JPの異常性は、scp-2995-JPが活性化することで発生します。scp-2995-JPは不定期に活性化します。scp-2995-JPは一時間に一回戦闘で勝利すれば活性化はしません。しかし、敗北を二回連続で繰り返すと活性化します。活性化状態のscp-2995-JPは最高時速■■■■キロメートル、単発ダメージ■■■■[編集済]活性化したscp-2995-JPを目視で確認した被験者は、「チハがいた」と非常に動揺し、精神が不安定になります。この時被験者は[編集済]に対して尊敬や恐れを抱くようになります。そして[編集済]の戦車に対して差別的な発言をすることが確認されています。ビデオカメラや、スクリーンショット、ゴーグルをつけた状態で確認してもその異常性は確認されません。目視で確認した被験者は、その97秒後に97式中戦車チハに変わります。そのチハ
これより先の文書はサイト-■■■■での[編集済]が確認されたためO5評議員会の許可を受けなければ閲覧できません。

を目視で確認することで確認した被験者は同じようにチハに変わります。そのチハは人間を確認すると間に存在する物体を破壊して目視するように迫ります。なので収容違反が発生した場合すべての職員はサイト■■■■から脱出した後[編集済]を行ってください。チハです。
桑名博士:いいチハでしょう、俯角が違いますよ。
骨折博士:やはりソ連は[侮蔑]ですね
チハでした。ちは

 

実験記録 2995-X
対象:D-2995102
実験方法:
D-2995102に活性化状態のscp-2995-JPを目視で確認させる
結果:D-2995102は[編集済]を極めて褒め称えた後、[編集済]に変化するまで侮蔑し続けた。97秒後に[編集済]に変化。その後[削除済]
補遺:2995-JP-1
scp-2995-JPの収容違反によりサイト■■■■は壊滅的な損害を受けました。サイト■■■■に生存している職員は今すぐに脱出してください。
以下はエージェント,■■■■の記録です。
20■■/■/■■ agt.■■■■
チハが来たなりたくない近づいてく[編集済]

FV4005

アルティメット仮設トイレ SCP-4005-UK(FV4005)

オブジェクトクラス:keter
特別収容プロトコル:
SCP-4005-UKやそれに関するネット上への書き込みは全て財団によって監視されます。カバーストーリー[架空戦車]を用いてSCP-4005-UKは実在しない戦車だということをネット上に拡散してください。もし個人もしくは団体がSCP-4005-UKの存在について言及または投稿を行った場合、その人物はいかなる理由があれ拘束の後記憶処理を施されます。SCP-4005-UKが存在していたという全ての証拠は財団の機動部隊 ふ-183(英国紳士)により抹消してください。
エリア-4005の中心点から半径183kmの範囲においてどのような事情があろうと都市開発が行われないように阻止してください。さらに中心点から半径10kmの大きさで■■■■mmの[編集済]および[編集済]によって壁を建設し、機甲部隊及び対戦車砲などを装備してSCP-4005-UKの収容違反の試みに備えてください。SCP-4005-UKの収容違反が発生してから1時間以内に鎮圧できなかった場合、プロトコル:ティータイム によってエリア-4005を破壊してください。SCP-4005-UKに暴露した人物はフェーズ3まで症状が進行していなければ記憶処理を施し、フェーズ3以降まで症状が進行していた場合は即座に終了してください。

プロトコル:ティータイム

プロトコル:ティータイムはAクラス以上のクリアランスを持つ職員2名以上の賛成もしくはO5評議会の決定で発動されます。プロトコル:ティータイム発動下においてすべての職員は如何なる理由があれどエリア-4005からの退出を許可されません。もし退出の試みが見られた場合武装サイト-■■■からの攻撃によって無力化または終了してください。
プロトコル:ティータイム発動から10分間、地下シェルターに退避するための時間が設けられます。10分後にはすべての地下シェルターのブラストゲートがロックされます。地下シェルターロックから1分間のカウントダウンが始まり、エリア-4005中心点地下■■mに存在する[削除済]が起爆します。起爆から30分後にシェルターのロックが解除され、外への退出が可能になります。退出する職員は全員精神鑑定を行ってからサイト-■■■へ移送してください。

 

説明:
SCP-4005-UKはイギリスに実在した対戦車車両である[編集済]を「アルティメット仮設トイレ」として認識した場合に発生する異常現象の総称です。以下はSCP-4005-UKに暴露した場合に発生する症状です。
フェーズ1 [編集済]をアルティメット仮設トイレとして認識する。
フェーズ2 [編集済]についての詳細な知識を獲得する。以前までそのような知識を持っていたかは関係ない。
フェーズ3 記憶処理による対象の治療が不可能になる。対象の国籍に関わらず英国に対する強い愛国心が発現する。
フェーズ4 紅茶に対する非常に強い執着心が発現する。
フェーズ5 対象が軽度の体調不良を訴え始める。英国についての非常に詳細な知識を獲得する。
フェーズ6 対象が極度の体調不良を訴え始める。エリア-4005にSCP-4005-UK-1のレベル1半現実的実体が発生する。
フェーズ7 対象が昏睡状態に陥る。エリア-4005のレベル1半現実的実体がレベル2半現実的実体になる。
フェーズ8 対象が死亡する。エリア-4005の半現実的実体が現実的実体になる。
フェーズ9 対象の死体が消失する。エリア-4005の現実的実体が自律行動を始める。

以下からSCP-4005-UKの暴露者を4005-UK-1、エリア-4005に発生する現実的実体を4005-UK-2と呼称します。
4005-UK-2の外見は[編集済]に酷似しており、弾薬及び燃料が無限で自律行動を行うことを除けばすべての特徴が[編集済]と同一です。[編集済]は通常エリア-4005の内部で活動し、外部へ近づこうとする様子は見られません。しかし、自らやその仲間が極限的な暴力に曝されていると認識した場合にはその主砲及びすべての銃火器を使用して収容違反を試みます。
さらに4005-UK-2は英国籍の人物に対して非常に友好的であり、しばしび後述の無線を使用して対話を試みることも確認されています。
4005-UK-2は車内に装備している無線機での音声通信もしくはヘッドライトを使用してモールス信号での通信を試みる場合があります。4005-UK-2にそのような兆候が見られた場合即座にBクラス以上のクリアランスを持つ職員に報告してください。

対話記録 4005-UK-2 ■■/■■/■

以下は4005-UK-2の一個体との対話記録です。[編集済]無線機を使用し、英語での対話を行いました。
4005-UK-2:こちら[編集済]。応答願う。
紅博士:こちら[削除済]。貴殿の正確な所属を答えられよ。
4005-UK-2:[削除済]
紅博士: そのような部隊は存在しない。
4005-UK-2:こちら[編集済]。■両が損害を受けている。工作部隊と増援を要求する。
紅博士: …了解した。そちらに工作部隊を向かわせる。
4005-UK-2:感謝する。
[以下は重要度の低い会話のため省略]

 
事件記録:4005-UK ■■■■/■■/■

■■■■/■■/■にネット上で大規模な情報漏洩及び収容違反が発生したため、エリア-4005に存在する4005-UK-2実体群がこれまでの■■■両から■■■両に増加しました。これを受けて、O5評議委員会は4005-UK-2の破壊実験の許可を発行しました。

 
実験記録 4005-UK ■■■■/■■/■■

実験対象:4005-UK-2 一両
実験方法:[編集済]を用いて4005-UK-2を攻撃する。
実験結果:[削除済]。大規模な収容違反の発生。

この実験の結果、大規模な収容違反を引き起こし、財団職員■■■名、戦闘車両■■両、民間人■■名の被害が発生しました。以上のことからプロトコル-ティータイムを設け、今後一切のSCP-4005-UK-2の破壊実験を禁止します。

 

Matilda

SCP-1939-UK(Matilda)

オブジェクトクラス:Safe(まあ安心)
SCP-1939-UKはイギリス軍のMatilda歩兵戦車の形をしています。
SCP-1939-UKはベラルーシを含む■個のサーバーで、ティアⅣクラスガレージにて収容して下さい。
SCP-1939-UKは異常な防御力を有し、単純装甲厚は■■mmを誇ります。
SCP-1939-UKは、一定のダメージが蓄積した場合に黒焦げの擬死形態に移行します。擬死形態は、ガレージに再収容される事により復元されます。

SCP-1939-UK 実験記録01 2■■■/■■/■■
フランス・ノルマンディーにてドイツ軍中戦車・Pz.Ⅲ Ausf.Aの主砲で砲撃。車体を45°に傾斜させた状態での被射撃による損傷は皆無。

SCP-1939-UK 実験記録02 2■■■/■■/■■
サハラ砂漠にてD.W.2及びPz.Ⅳ Ausf.F2の主砲で砲撃。砲塔・車体共にダメージを確認。■回の砲撃後、擬死形態への移行を確認。

報告は以上です。

Noob

Noobの1日

コレは、とあるNoobのWotbライフを想像したものである。
Player_〇〇は、いつものようにWotbを起動した。Player_〇〇は、3万戦4割前半である。しかし、Player_〇〇は、エンジョイ勢(笑)なので、勝率なんか気にしないのである
「今日も楽しむぞ!!」
今回出撃するのは、開発したばかりのTiger Ⅱである。もちろん搭乗員は50%、ストックである。
今回のマップは湾岸北側スタート、遭遇戦のトップマッチである。
"fuk stock nub!!" "loser"
戦闘開始直後なのに味方に罵られた。おかしい。誰だって最初はストックだろう。それに、この戦車はWW2最強の重戦車きんぐたいがーである。ストックでも十分戦えるはずじゃないか。気にせずに真っ直ぐ進む。街はHTルートだからね!
"All >>>>"
こんな指示に従う意味はない。MTルートはMTで取り合うべきだろう。"All HTs town"と指示を出す。しかし、誰も来なかった。しょうがない。最強重戦車TigerⅡが取りに行ってやろう。
進撃する。敵影なし。ならばMTルートの裏に回ってやろう。バレないようにマップの端を通ってな!!
"Tiger2 nub!!" "fuk town guys"
いやいや、裏に回ろうとしてるんだから感謝しろよ。おかしいだろ。まあ、セオリーもわからないチンパンジーにそんな高度なこと求めても無駄か。気にせず進軍。
しかし、その間にC側のMTやHTたちは枚数不利が響き少しずつ押されていたことに、Player_〇〇は気づく由もなかった。
「良し!敵の裏に回ったぞ!」やっとついたのは敵リス地である。あとは敵側から敵のケツを掘るだけ… そう思っていた。しかし、電球が点灯したのである。彼の視界に写ったのは、SPICと言う名の軽戦車であった。
「馬鹿だなぁ。君みたいなちっこい軽戦車が最強重戦車に勝てるわけがないじゃないか。」しかし、彼の初期砲塔は当たり前のように敵のAP弾に貫かれてしまったのである。225ダメージ。「おかしい!」彼はそう思った。あのLTは走り撃ちでキューポラを撃ち抜けるというのか。しかし、こちとら装備はアハトアハト。軽戦車ごとき貫けないはずがない。「喰らえ!」 当たらなかった。そして、あっという間に二発目が飛んできた。225ダメージ。何だそれ。チートか。
彼は、そのまま憎きクソチビ軽戦車にNDKされてしまった。初期エンジンでは、機動性が追いつかなっかたのだ。彼は、虚しく散っていった。
"no help why"そうチャットで言った。全く。チンパンジーの介護はつかれるぞ。
そして、そのままチームは負けてしまった。初動でMTルートレミを指示したバカMTは、あの軽戦車に弾薬庫を飛ばされていた。認めよう。あの軽戦車は強かった。弾をひらりと回避し、確実に450ダメージを入れていくあの姿は、正に「蝶のように舞い、蜂のように刺す」であった。文句をつけるなら、弱い味方である。
「気分転換に、超重戦車に乗ろう!」
でかけた先はTierⅩ戦場。車両はまうまう(搭乗員63%)。マップはミデルブルフ,優勢戦である。
「俺は街に行くぞ!皆続け!」"All HTs town!" しかし、帰ってきたのは」6回の「拒否!」である。しょうがない。取ってやるよ。この超重戦車マウス様がな!!
前進する。敵影なし。とりあえず陣地を取ってまた敵の裏に回ろう。あわよくば駆逐戦車のWT4号とFV215b(183)を喰えるかもしれない。
と思っていたら電球が点灯。丘の横に回ろうとしたT-100LTに見つかってしまった。茂みに潜んでいたWT4号から手痛い一発(640)をもらってしまうが、スポットできない。当たり前だ。15mルールを使ったWT4号をマウスの狭い視界で捉えられるわけがないのだ。T-100LTの一撃。310ダメージ。とりあえず建物影に回避した。しかし、さすがNoob、ガッツリはみ出している。二発目をもらう。652ダメージ。そして、FV215b(183)にも目をつけられて、930ダメージ。そして、装填を終えたT-100LTにとどめを刺されてしまった。
「糞が!なんで応援に来ないんだ!」"useless nubs!"そうチャットで叫ぶと、味方から"nub is you" "u2"と返ってきた。はぁ。
戦闘から抜け、一度落ち着く。
「やっぱプレ車が一番だよな。」そう思った彼は、ガレージのK-91を選び、通常戦に出発した。
TireⅩ、遭遇戦。マップはカスティーリャ。ちなみに課金弾は積んでいない。常備品ももちろんなしだ。
「前は出過ぎたからやられたんだ。今回はボトムだし、下がって戦おう。」そう思った彼は、HTルートの後方の茂みにスタンバイ。Grille 15が既に茂みで15mルールを使っているが、彼は15mルールなんて知らない。
「中途半端な位置にいるなぁ。まあ茂みはボトムの俺がもらうな。君はティアトップなんだから前線に出なさい。」Grilleが「拒否!」を送ったあと隣の茂みに移った。やっぱり中途半端な位置にいる。
前線には重戦車のIS4とM-6-Yohがいる。頑張って耐えてくれよ。俺が撃ってやるから。
早速敵の重戦車Tipe 71が現れた。撃ったが弾かれた。そして、Grilleが課金弾で560ダメージを与えた。
その後、味方のM-6-Yohが稜線から敵陣を覗きゆっくりくるMausとConqueror(カナブンに見える)を発見した。崖下ではIS-4がカナブンもどきと撃ち合いを始めたので支援砲撃。今度は貫通した。350ダメージ。
崖上はM-6-Yohに対しMausとTipe 71がラッシュをかけ押され気味。Grilleが撃っているが間に合わない。援護砲撃。弾かれた。そしてバレた。560ダメージを貰う。敵のホリⅢに撃たれたようだ。
「畜生が!なんで貫通しないんだ!」とりあえず岩影に退避。しかし、図体がでかく、はみ出している。
そして、M-6-YohのSOSが飛ぶ。Grilleが必死に援護する。「Tipe 71を攻撃せよ!」 ホリⅢの二発目を貰う。570ダメージ。しかし、弾倉交換が終了した。
「喰らえ!」一発目は命中。350ダメージ。そして、カナブンもどきを撃破したIS-4が援護に来た。Tipe 71を撃破。しかし、M-6-Yohもやられてしまった。そして、グリレが位置バレ。被弾回避で退避した。
二発目は非貫通。砲塔の硬い部分に当たったようだ。三発目は貫通。340ダメージ。しかし、ホリⅢの三発目を貰う。残り370HP。そして、Mausの砲塔がこちらを向く。
Player_〇〇は、またやられてしまった。その後は、散々味方に愚痴を吐き続けた。
その後、GrilleとIS-4、MausとホリⅢの戦いになった。しかし、Grilleはサッサと逃げ、重戦車ルートは押し負けてしまった。しかし、MTルートが勝利を収め、残り3対2になる。そして、そのまま、チームは勝利できた。
その後、彼はゲームを一度やめた。「また明日、頑張ろ。」なぜやめたのかは、皆さんのご想像におまかせします。

Type 5 Chi-Ri

チリちゃんコピペ

ワイ「ち、チリちゃん!ローダー砲ドカドカ激しくしないで!」 チリ「うるさいですね……」ドカドカドカ

ワイ「あ、あぁ~ッ!」 ボカボカボカーン!

チリ「はい、今日の射撃は終わり。お疲れさまでした」 

ワイ「うぅ……あ、ありがとうございました……」 

数週間前、念願の第4陸軍技術研究所に就職したのだが、『戦車ばかりの所で若い男を野放しにすると皆スクラップにされるのでは』 
という懸念の声があり、結果、チリちゃんが定期的にワイにローダー砲をドカドカしてくれるようになった。しかしチリちゃんはなんだか 
ワイのことがキライみたいで、いつもいつも不愛想にローダー砲ドカドカして、心身イタイイタイなのだった。 

ワイ「トホホ……チリちゃん可愛いのにローダー砲ドカドカはイタイイタイなんだから……あーあ、どうにかしてチリちゃんのAP弾ピュッピュをやさしくて気持ちいものにしてもらえないかな~、ん?」 

深夜なのにチリちゃんの部屋から明かりが漏れている。

チリ「よいしょ……よいしょ……」 

ワイ(ち、チリちゃんが、自分の部屋で 鹵獲したM4中戦車を相手にローダー砲ドカドカの練習をしている!?) 

チリ「ふぅ……こんなものですかね……。もっとダメージを与えられるように頑張らないと……」 

ワイ「チリちゃーん!」 バターンッ!

チリ「ひゃあッ!?」 

ワイ「チ、チリちゃーん! ごめんよーッ! チリちゃんは毎日ワイのためにローダー砲ドカドカの練習してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ!
ハフッ!ハフッ! チリちゃんのBMW600馬力水冷ガソリン機関いい匂い!」 

チリ「ど、ドサクサにまぎれて匂いを嗅がないでください!」 

ワイ「ご、ごめんねチリちゃん……!」 

チリ「べ、別に、ローダー砲ドカドカ練習するくらい普通です……。それが私のお仕事なんですから……。それに、私は下手で、あんまりダメージだせないから」 

ワイ「そ、そんなことないよ! チリちゃんのその気持ちだけでワイは十分心身イタイイタイだよ! あっ、そ、そうだ! チリちゃんローダー砲出して! 

チリ「こ、こうですか?」 

ワイ「そう! それじゃあ今から射撃するからね! チリちゃんの3連発オートローダー砲でドッカするからね! ちゃんと出してね!」 

チリ「えっ、えっ?」 

ワイ「ウオーッ! チリ! 鹵獲したM4中戦車に出すぞ!」ドカドカドカーッ!

M4「ひゃあッ!」ボカーンッ!

ワイ「くっ、ふぅ……! す、すっごい高ダメージが出たぁーッ!」 

チリ「ほんとうです……で、でもなんで……?」 

ワイ「それはね……チリちゃんの気持ちが、ワイに伝わったからだよ! チリちゃんの大和魂がね!」 

チリ「私の大和魂……」 

チリ「そう! だから、テクニックなんて、二の次なんだよ! ローダー砲ドカドカは、上手い人にやってもらうより、大和魂の強い人にやってもらうのが一番気持ちいいんだよ!」 

チリ「つ、強いって……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、練習に付き合ってもらってもいいですか?」 

ワイ「もちろん!」 
その後、ワイは一晩中チリちゃんのローダー砲で射撃を続けて次の日の朝は起き上がれないほど疲弊していた。 
でもまぁ、その日以来、ローダー砲ドカドカをするときチリちゃんが耳元で「進め一億火の玉だ」とつぶやいてくれるようになったので結果オーライ! 終わり

Smasher

スマカスの燃料補給(ほぼR18+ZaZawaコメントから引用)

最近内の幼馴染みというかほぼ姉という関係レベルのスマカス(メス)をわからせた 最近スマカスと格差プラをしていると無線で『内がいないとやっぱり勝てないのかな?(笑)』とか『やっぱりあんた雑魚だからいらない(笑)ケツブロされて死んでしまえ!』と挑発されていた。 俺だって男だここまで来たら男というものを教え込まないといけない。それもたっぷりと。 格差プラを負えて疲れて寝ているときに装甲板を剥がしてたっぷりと大きな砲弾を揉みまくった。こんなことをしても起きないなんて誘っているってことだな。 そしてエンジンルームのドアを慎重に剥が…脱がし…私も脱ぎ……おっと失礼そしてみてみるとこ、これは、傷1つない綺麗なエンジンだその時思った。『あぁ、あいつ!いっぱい経験しまくってるとか言ってるのに全部嘘じゃないか!!』なんて嘘つきだ、これはお仕置きが必要だ
エンジンの吸気口をすこしいじっているとすこしピクピクと動いていることに気がついた、寝ながらも 感 じ る(迫真) スマカスちゃんにすこし可愛さを感じた。
しばらくいじっていたらスマカスちゃんが起きてしまった。
あ、終わった(33-4)と思って榴弾を投げられる覚悟をした、でもスマカスちゃんはなにも言わずに1分ほど両方固まっていたら『その……しないの?………』と言ってきた。これは挑発を耐え続けた(大嘘)ご褒美なのか?そして私はエンジンの給油口にわたしの所持した燃料電池ノズルを入れた
彼女はいつもと違って静かにして顔を赤らめていた。顔を見続けるとすこし反らして恥ずかしそうにする。『なに年下に恥ずかしがってんだよ』と言うと『恥ずかしいから……』と黙り込む感じになったなにが経験しまくってるんですかねぇ…と思いながら燃料ノズル奥まで伸ばすと彼女から『あ……//んっ///……』と声が漏れている
私は耐えきれずにすぐに燃料を注いでしまった。
横に倒れて休んでいるとさらには燃料を搾り取ろうとして来た。
あぁ、私は何時間燃料補給装置になるんだ。

これはただの燃料補給です。

Bassotto

退行ゼミ体験学習の成果:Bassotto

「あ、ココ退行ゼミで出たところだ」
ヘルス200のBassottoは破壊可能オブジェクトの裏に見え隠れする、フルへのKV-2を目の前に思った。
相対したKV-2の周りには建物はない。KV-2にとって、いわばLTにNDKを簡単にされるような状況である。しかし、只今絶賛タイマン戦。Bassottoに打倒KV-2を手伝ってくれる俊敏なお友達はいない。更にBassottoのヘルスは大口径榴弾で撃破されてしまう程少ない。破壊可能オブジェクトが榴弾の邪魔になることを除いて、KV-2にはこの状況が勝確のように思えたはずである。彼はV5、600馬力エンジンを唸らせながらBassottoをレティクル内に収められるよう建物や車を潰しながら迫ってきた。
KV-2の猛進に圧倒されながらもBassotttoは怯まず彼のことを睨み返す。
相手が近づいてくることはBassottoにとってとてもいい状況である。退行ゼミ。あそこのオンライン講座で習った素晴らしい戦術を試すことができるからである。
その為にはまず彼に近づかなければならない。KV-2は墓穴を掘りに来たのも同然だと自分を鼓舞しながら前進速度40Km/hを死に物狂いで出す。KV-2のお隣りに飛び込む。車体と車体が擦り合わさる耐え難い金属音がフォールズクリークの広い草原に鳴り響いた。
平行に隣り合わせになる二輌。KV-2はガバ砲でも絶対に弾を外すことのない至近距離までBassottoが近づいたことに喜びを噛みしめながら、真隣りにくっついたBassottoを狙おうとわきわきしながら砲塔旋回を急いだ。
ーーないーー
居ないのだ。さっきまで隣にいたBassottoが見当たらないのだ。
Bassottoのエンジン音は聞こえる。Bassottoの排気煙も見える。Bassottoの存在までも、すぐそばに感じる。
しかし見えないのだ。
そこに襲い掛かる鈍痛。車体側面を何かがえぐったようだ。途端思い出したBassottoの車高の低さ。
もう一度襲い掛かる痛み。今度は刺すような激痛だ。外部モジュールと燃料タンクも破られてしまったらしい。どくどくと溢れ出る生暖かい燃料を感じながらまた思い出したBassottoの主砲旋回範囲の広さ。
こちらからは全く手出しができないのに、相手からは一方的に撃てる。その地獄の状況から逃げようと狂ったようにエンジンを回すKV-2。しかし動けない。撃ち抜かれた履帯を巻き上げながら転輪が空回る。もはやKV-2の撃破は決定的である。
Bassottoは骸となったKV-2を横目に砲身を高々と持ち上げた。そしてボソッと呟く「ハラキリジツ」
未だBassottoはかの世界に名だたる有名著名ニンジャ師匠、ELC-サンのような謎めいた機動戦からの懐飛び込みは難しい。しかし、小柄な彼もまた、巨匠ELCと同じく一騎当千の猛者であったということであった。
ELCのこともあり、KV-2はこれにより一層低車高を嫌うようになる。

退行ゼミWoTB講座加入者募集中

STA-1

(AからBへPart1

STA-1「ここは…?」
広々とした格納庫で、私は目覚めました。
寝起きで辺りを見渡していたら
後ろから声が聞こえてきました。
日本乗り「やっとだ!やっと戦後戦車に乗れるぞ!」
おそらく声の主は私を開発してくださった私の「マスター」でしょうか?
だったとしたら、直ぐに挨拶しないと失礼です。私は声のする方向へ走り、私のマスターらしき人に緊張しながら声をかけてみました。
STA-1「は、初めまして!私!STA-1って言います!!貴方が私のマスターですか…?」
日本乗り「おぉ!そうだよそうだよ!こちらこそ宜しく!それにしても凄く近代的なルックスだな!戦中の地獄を耐えたかいがあったよ…」
STA-1「そ…それほどでも…///」
日本乗り「これできっとあの紙装甲とはおさらばだぁ…長い付き合いになるかもな!宜しく!」
STA-1「は…はい!宜しくお願いいたします!」

こうして、私はマスターの絶大な期待を背負い、闘う事になりました!!…

数日後…

日本乗り「おめぇいい加減にしろや!!ゴミが!」
STA-1「ごめんなさい!ごめんなさい!」
私は…負け続けました。
前身のチリより私は装甲が厚くなるどころか薄くなっていて、私は榴弾を叩き込まれ続けました。
それだけならまだしも最高速度がこれまたチリの時よりも劣化しているし、敵の攻撃を避ける軽戦車的な運用も出来ず。挙句の果てには…
私には致命的な設計ミスがありました…後ろ向きに砲塔を旋回させると強制的に
仰角が発生してしまうのです。
日本乗り「テメーのせいで俺の勝率がどんだけ下がったか!!もう沢山だ!お前は戦力外だ!」
私はマスターの期待を大きく裏切ってしまったのでした…
STA-1「そ…そんな…でも!砲性能が!!」
日本乗り「ハルダウンする装甲も無い上にだからと言ってチリの時みたいに火力がある訳でもねぇ…これならチリの方がつえーよ馬鹿特車」
STA-1「ヒッグ…エグ…ごめんなさい…スクラップだけは…」
日本乗り「フン、安心しろ、お前は有効活用してやるよ。」
STA-1「グスッ…ゆうこう…?かつよう…?」
日本乗り「おい、出てきていいぞChimera」
大きなエンジンと共に私とは真逆にアンバランスだが大柄な戦車がマスターの隣に立った
Chimera「お呼びかしら?マスター♡」
STA-1「誰…ですか?その…方は…?」
日本乗り「Chimera、お前にプレゼントだ、こいつは榴弾用の標的だ!!」
そう冷たく言い放ったマスターの目は、とても恐ろしいものでした…

AからBへ Part2

STA-1「嫌ぁ!!離してッ!!ますたぁぁ!!ますたああ!!」
私は今、気に入っていた伝説迷彩を無理矢理剥がされて
履帯も乱暴に外され、本格的に「マト 」に改造されていました。
私の目の前には既に実戦に投入されてマスターの絶大な信頼を勝ち取ったChimeraが砲をこちらに向けていました
Chimera「あらあら、マトがお喋りしちゃダメよ?」
STA-1「やめて…うたないでぇ…」
Chimera「ダメダメ♪さて、装填は終わったわよ?早速一発いこうかしら」
重い射撃音が聞こえて、私の車体をえぐった
STA-1「いっ…ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!」
Chimera「う~ん。一発で使い切ったら勿体ないから急所は外したのだけれど…まさかここまで薄いとはね…」
マスターに褒められた近代的なルックスの身体は大きな傷が入ってしまいました…
STA-1「うぅ…うわぁぁん!!いたいよますたぁぁ!」
Chimera「あらあらオイルまで漏らしちゃって…もう1発行くわね?」
STA-1「こないで…こないでぇぇ!」
ドグォン!!
STA-1「ゴフゥ!!アっ…あああ…ま…すたぁ…」
Chimera「アッハハハ!!貴方!砲が折れ曲がって…アハハ!!」
私はそれから、撃破されるまでマトにされました。
私の身体はボロボロで、モジュールは全損、被弾痕からは血のようにオイルが流れ落ち、スクラップ場に放置されてしまったのです…

廃車同然の私は20クレジットでスクラップとして売りに出されていました。
誰も買う人なんていない。私が、そう思っている時でした。
「この戦車をくれ」
私は廃車となっていて、戦車であった原型すら留めていないのにこの人は、私を戦車と認識し…私を買い取りました。不思議と私にはスクラップにされるかもしれない恐怖はありませんでした。
買い取ってくれた「彼」の目は、かつてのマスターそっくりだったからでした…

Tiger II

ある日の王虎さん

Tiger II「やぁ戦車長達!俺はTiger II。ドイツ軍最強でもあり世界最強でもある最強の重戦車だ!WW2での話だけどな。
俺は今日もヒメルズドルフにあるいつもの道を走っている。まぁ出撃に備えてのウォーミングアップだな。最近ここの近くで連合軍戦車が出てくるようになったらしいが、まぁ俺の鋼鉄の装甲があれば大丈夫だろう。ヨシ、そろっと基地に帰ろうとするかn」
M-V-Yoh「やぁ王虎君元気?\(^_^)
T95「元気そうだね!」
IS-8「出会い頭で悪いんだけどさ」
Centurion 7/1「僕たちに」
AMX 50 120「撃破されてね!」
Tiger II「(敵は5両、全車ティアIX、、、あ終わったわこr)」
ボガーン

Object 268 Version 4

Object 268 Version 4は驚愕する

「よっしゃー!ついに俺もwotbに実装されたぞ!」
Object 268 Version 4はWGによって、新たな活躍の場を与えられて歓喜した。
弾薬や常備品などを買い揃えて、出撃する準備は万端だ。
「さあて、いつも通り大暴れさせてもらうか。」
そう言い、やる気満々で戦闘開始ボタンを押すのであった。
この時彼はまだ何も知らなかったのである。

場所は変わって戦場。
試合開始直後、彼は味方に対してこう言った。
「我に続けー!突撃するぞー!」
彼は味方を引き連れて勢いよく突撃を開始する。

程なくして敵重戦車を相互発見して撃たれた。
だが、その弾は全て跳弾した。
Object 268 Version 4にはとても大きな長所がある。
それは正面から見た場合、弱点がほぼ存在しない、とても硬い装甲だ。
「ははははは。俺の装甲はとても硬いから、重戦車の課金弾も跳ね返せるんだよぉ!砲弾調整されなければだけどね。
彼は自慢げに言う。

その時、敵のE100が動揺して昼飯が緩くなってしまった。
彼はそれを見逃さなかった。
ドゴーン。上振れて敵の重戦車のHPが700消し飛ぶ。
「よし、痛い一撃を与えてやったぞ!」
彼は有頂天になった。

それからしばらくは全ての弾を弾き、追加でE100に2発叩き込んだ。
だが、いい状況は長くは続かなかった。
ズドーン。痺れを切らしたIS-7が斜め前方から詰めてきて、貫通されてしまった。
「うん?おかしいな?IS-7はこの角度ではキューポラ以外抜ける場所がなかったと思うのだが。」
彼は少し不思議に思ったが、偶然貫通したのだと割り切った。

だが数秒後、またIS-7から貫通されてじまった。
「なぜだ?なぜIS-7がその角度から私を2回も貫通できるんだ?奴の貫通力は低い部類だし、精度も悪いから偶然の可能性はほぼないはず……何かがおかしいぞ!」

なぜ貫通されたのかを考えながら、IS-7を正面に捉える。
だがその時、先ほどのE100が詰めてきた。
反応が遅れてしまい、角度が緩くなってしまう。
急いで反応装甲を使用して被ダメージを抑えるが、580ダメージを受けてしまった。
咄嗟にE100の方向に車体を向けてしまったため、IS-7が追撃を仕掛けてきて、反応装甲で被ダメージを軽減するが、残り体力が150になってしまう。

「なぜだ、なぜこの程度の角度で貫通されてしまうんだ!本家版ではもっと緩い角度でも弾けていたはずだぞ!WGはいったいどんな調整をしたんだ⁉︎」
彼は混乱して弾を外してしまう。
「ああ、俺は死ぬのか……」
その後味方の救援も虚しくE100の榴弾が命中し、爆風ダメージで彼は炭化してしまった。

ガレージに帰ってきた彼は、出撃した時とは打って変わって、落ち込んでいた。
「なぜだ?なぜ俺の装甲はあの角度で抜かれてしまったんだ?明らかにおかしい。詳しく調べるか。」
そう言い、彼はWikiを見に行くと、そこには衝撃の事実が書いてあった。

PC版のObject 268 Version 4は、戦闘室左右の切り欠き部分の装甲圧が、220mmあったのに対して、Blitz版のObject 268 Version 4はたったの130mmしかなかったのだ。

「嘘だろ……なんだこれは。少しでも角度が緩くなったら簡単に抜かれてしまうではないか!」
彼はかつてないほど驚愕した。

True end

「ちょっとでも角度が緩くなると、簡単に装甲を貫通されてしまうが、真正面を向いている時は鉄壁なことに変わりないではないか!注意すればまだまだ戦える!」
彼はもう落ち込んでおらず、再びやる気に満ち溢れていた。

彼は次の戦闘から2つのことを心がけた。
1つ目は、周辺にある岩や建物、丘を使い、敵からの車線を1方向のみに絞ることである。
2つ目は、できる限り草むら越しに戦うことである。
1方向のみであれば、角度が緩くなり、抜かれてしまう可能性は大幅に下がり、草むら越しに戦えば、貫通アシストが見れなくなり、弾きやすくなると考えたからである。

実際にその後の戦績は良くなり、戦いの早い段階でやられてしまうことがほぼ無くなった。
弾薬庫誘爆は除いて。
そして彼は自信をつけて、今日も草むら越しから、敵に一方的にダメージを与えているのであった。

Bad end

「ああ、俺はBlitz版では全然戦えそうにないな……もう終わりだ、おしまいだ。」
そう言って彼は戦う気力を失ってしまい、ガレージの片隅で埃を被っていくのであった。

XM551 Sheridan

シェリダンの嫉妬

「よーし、今日もダメージを稼ぐぞー!」
陽気な声をあげてガレージから出てきたのはXM551 Seridan。時はVer 7.5、彼はこのアップデートでお気に入りのミサイルを没収されてしまったばかりであった。しかし彼はこんなことにもめげずに戦場に行き続けていた。そんな彼にある知らせが来た。「シェリダンミサイルが実装!」
「シェリダンミサイル?誰だろう。」彼はシェリミサのことが気になってしかたなかった。そんな中、重力が開催され彼はウキウキでガレージを後にした。
「よっしゃー、飛ぶぞー!」彼はスラスターで勢いよく飛んだ。すると、
「ふぁ!?」
シューンと音が聞こえた後、ガシャんという音が体の中でなり、ビューンとマップ端に飛ばされてしまった。
「なにが当たったんだ!」撃たれた方を見ると、シェリダンミサイルだった。
彼は急いで試合から帰り、性能を調べた。
「何!ミサイルを使用可能!?」
彼は思わず言葉を失ってしまった。彼はお気に入りのミサイルをぽっとでの奴に奪われてしまったのだから、相当なショックを受けただろう。

心折れた…

「あぁ…もう俺はあいつの下位互換なんだな……」彼はそうつぶやきガレージで残りの人生?を過ごすことにしてしまった…
その後、視界が全車両中1位になったりしたが彼は気にも留めなくなってしまった。

まだ舞える!

「いや、あいつのミサイルは通常戦では使えない。つまり通常戦に行きまくればいいんじゃないか!」
彼はそう考え、通常戦に行きまくった。おかげで今では
ランク50になり、なんかwave brakerとかいうかっこいい伝説迷彩が追加され、モチベは一層上がった。バッチャに最強視界は取られてしまったが、そんなことは一切気にせず、今日も戦果をあげていることだろう。

ダメージ一方通行

こうして戦車は消え行った。

味方:神風AMX50100,万歳ムッツくん,突撃ツリー中華駆逐,勇敢なT69,ボッタリングT28D,イケメソT32,淫犯❤
敵:綺麗なディフェンチュ,引き際を知るプロゲ,絶殺SU-130PM,OPT77,NotOPT77,みんな大好きISU-152,最近増えたBourrasque

二月十日真っ青な空の下。ディスペア砦にて私は格差を感じた。
レート戦で一両ずつ突って行って開始一分で味方三両が0ダメで消えていったのだった。
とても虚しかった。突撃を見ている事しかできなかった自分に怒りが湧いた。
AMXは敵の射線に向かって突き進み、集中砲火を喰らいながらこう言い残した。「Dont' kill me pls」
私はそれを見ながら、例え抗えない未来に「撃破」という結末が待っていたとしても、戦車長はそれを理解することが出来ない。という偉大なAMXELCbisの言葉を思い出した。
ムッツくんは柔らかい側面を晒していたものだから、そのふわふわなお腹にみんな(T77にISU兄弟)のHEを刺されてしまい、悶絶しながら砲身を高々と上げて、死んだ。
確かに特殊な人は痛みを感じると勃つとは聞いたことはあったが、まさかここで初めてそのご尊顔を拝見できるとは思ってもみなかった。
名も知らぬ中華駆逐は、確かに突撃はしたが、その余りにも素晴らしい影の薄さから初めは誰にも見向きされていなかった。しかし、他の愉快な二両が蒸発すると彼が狙われた。低いHPに頼りきれない装甲。生き残れる訳がない。 迷彩を付けておらず緑色の地肌が丸見えになっていた駆逐はフッとその場から姿を消した。

さぁ、残ったものはたっぷりと出来た枚数差に安心して突撃してくる敵戦車と、怯えて逃げる我々。それに砲身をヒクつかせながら、ランダムな距離を進み、ランダムな方向に回転し、ランダムな時間で砲撃するT28D。
T28Dはボッタリングの餌食にされていた。何故、更にクレ係数の高いLöweやスパパでやらなかったのかが疑問だった。
最後に残った三両(と動く置物)は必死に戦った。しかし、ほぼフルヘの七両も残った敵を三両の微妙な車両達で相手するのは無理だった。
T69が自分の二回りも大きいT77に必死に対抗するのを見ていて私の心がギュッと締まった。T77×2の弾倉内で温められていたであろうAP弾が四発、軽くT69の車内に潜り込んでいった。砲塔が飛んで行った。
T32と淫犯はT28Dを楯に必死に与ダメを稼いだ。勢いあまって建物から飛び出した、ヘルスの少ないT77はフォーカスで撃破された。一両倒してもまだ六両残っている。
ゾンビのように続々と建物裏から出てきた敵戦車達に、二両の戦車達は一瞬で溶かされていった。
最期まで戦い抜いた車両だと思われない程あっけない最期だった。

影の薄い中華駆逐がどこに行ったのかは、誰も知らない。

Krupp-38(D)

オリ物語第一話

ドイツの中戦車使いに、とある戦車が来た。‥いや他の中戦車使いに捨てられた子を保護した
数日前、中戦車使いnoob「なんで毎回負けんだよこのゴミが!!」ペチン!!
Krupp-38(D)「ごめんなさい!ごめんなさい!(泣)」
中戦車使いnoob「泣けばいいってもんじゃねぇんだよ!!」ボコッドカッ!!
Krupp-38(D)「うわぁァァァ!痛いよぉぉぉ‼」
中戦車使いnoob「黙れ!!!!」
彼女の名前はKrupp-38(D)。ドイツのプレミア中戦車だ。彼女は前の持ち主に日常的に暴行をされていた。…負けただけで虐待をされた。そして…
中戦車使いnoob「もうお前にはウンザリだ!ここから出ていけ!!」
Krupp-38(D)「で、でも…!」
中戦車使いnoob「でもじゃねーよ!お前はもう戦力外だ!!!」 Krupp-38(D)「…分かった…出ていくよ‥さよなら……‥」
こうして、Kruppは一人になってしまった… 
現在冬、Krupp-38(D)「さ…寒い…もう、駄目‥かも…バタッ」
もう限界が来てしまっており、倒れてしまった。「私…死ぬのかな…」そう思っていた。‥だがその時…
ドイツ使い「大丈夫!?」Krupp-38(D)「だれ…?」 ドイツ使い「体も冷たい‥早くどうにかしないと!」  
第二話に続く…かもしれない

第2話

第二話編集中

war thunderニキの悲劇(現在執筆中)

wotbからは逃れられない

FV215b (183)

空挺戦車とヘッシュで抵抗する183mm

シェリダン:ドーン! 
シェリダンはT92E1と一緒に大和港でミサイルを飛ばして遊んでいた。
そこには近くにコンカラーとFV215b(183)が会話していた。
するとその時...

「スポッ」

183mm砲にミサイルがIN

シェリダン:あーすまん 返して

FV215b(183)は空砲でミサイルを返した

しかし、シェリダンの砲塔を弾き(?)、倉庫の上に飛んだ

シェリダン:は?
投げた(撃った)のお前ちゃうん?

183:そやね。手が滑ってごめんなさい

シェリダン:取れや取れや責任取れや

183:自分のミサイルやろ?

シェリダン:うん俺らのミサイルや。
お前が投げた(撃った)んやから取んねん

183:で?だからどうして? そこに義務があるん?

シェリダン:ある

T92E1:あるある

シェリダン:じゃあお前らの履帯海捨てていい?
俺取りに行かんで

183:もちろん俺らは抵抗するで

シェリダン:どうてい抗すんねん?

183:とっ...(装填完了)...

   ヘ ッ シ ュ デ ☆

シェリダン:こっわ(笑)

T92E1:じゃあ取ってや

183:なんで? 人に任せといて?

コンカラー:君達、君達ナンセンチ?

183:ヒ ャ ク ハ チ ジ ュ ウ サ ン ミ リ !!

 ドカーーン!!!(空砲)

コンカラー: かっけぇ

シェリダン:危ないそれはあかんよ...
T92E1:逃げろ

シェリダンとT92E1は183mmの音を聞いて撃たれたらまずいと逃げ去っていった。

STB-1等十数両

WoTB短編シリーズ#1 山塊

舞台はVer8.7~9.0。
平和に過ごしていた沿岸要塞守備隊は、突如ドイツツリーから攻撃を受ける。
突然の侵攻に日本ツリートップ車両STB-1は大和港への撤退を命令するが、、、
続きはPixivでどうぞ!
山塊

T-2020

タイトル不明)

T-2020WoTbの世界にも戦いの癒せるカフェがある               喫茶店 「ブリティッシュ・コースト」ここはBlitzの世界でも人気の喫茶店で    紅茶をキメた紳士や榴弾大好きなドⅯやドSなどもよく来る         ちりんちりん♪ どうやら早速ゆかいなの二人が来たようだ           T-2020「えっと【P虎チャンノセイスイ♡】ってありますか…?」        店員(STA-1)「あっT-2020先輩お疲れ様です!ところで            何で私のマスターと同じ飲み物を?」                     T-2020「スタBが禁断症状出始めて()」                    スタB「ガガガガガガガガガガガガ」                     T-2020「…ねっ?」                             STA-1「何があったんですか!?」                       T-2020「だから至急セイスイを!!!!」                     STA-1「わっわかりました!マスター、セイスイ注文入りました!」       STAのマスター「よっしゃ来たぁ!!!!」                                                              ~数分後~                                                                   STA-1「お待たせしました。【P虎チャンノセイスイ♡】です。」        スタB  ごきゅっごきゅっ「ほわあぁぁぁぁぁぁぁ…」スタBは禁断症状が    止まった!T-2020「ほっ…」その時スタBの耳にとある言葉が飛んでくる     KV-2、SU-152「オールティーガーフライセット下さい」            T-2020「あっ(察し)」                           スタB「ティーガーのフライだと!?そこのSTA!」               STA-1「ひゃ、ひゃい!?」                          スタB「ティーガーPのフライ頼めるか?」                   STA-1「は、はい…分かりました」                                                                ~更に数分後~                                                                 STA-1「お待たせしました。【ティーガーPフライ】です。」          スタB サクサクサクサクサクサク「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?            こっ!!!!!!!!!!これはぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!??!!?!?!            なんという火加減の良さ!?それだけではない!この衣は噛んだ瞬間油がしゅわっと  出てくるだけではなく更に身からはセイスイもどきがじゅわぁぁぁぁっと出で来る 事により贅沢過ぎる美味と化している!!!!!!!!!!!」               マスター ドヤァ…                             STA-1、T-2020「えっそんなに美味しいの!?」                スタB ヒクヒクヒクヒク…「なっっあまりにも美味し過ぎて砲身が!!       ..........あああああああああああああああ」ダダダン!!!!「見えてきたぞ…!!新たな 美食の可能性が!!!!!!」                           T-2020「…まぁこんなヒト(戦車)だけど仲良くしてやってください」       STA-1「は、はぁ…」                                                                  別の話も出す予定!終わり☆美食家スタBとゆかいな仲間たち

Spahpanzer Ru 251

タイトル不明

私は絶望した。                                                                                 マップはファウスト、試合は終盤。                                                                     敵はもうT20のみ。それに対してこちら側はAT₋15と私ことRu251                                                         じゃあなぜ絶望してるんだって?                                                                        理由は明確、ヘルス差だ。                                                                           私は榴弾が使われない限りは3発しか受けれない。                                                                 AT₋15も残ってたチトSPGと戦って2発しか受けき                                                                 それに対してT20はほぼフルへ                                                                         この時私は                                                                                                                                                                         なんてことだ、もう勝てないゾ♡                                                                                                                                                               と思っていた                                                                                                                                                                        だけど冷静に相手を見てみると何を思っていたのかケツを向けて出待ちしていた。                                                  だがこれはチャンスかもしれない。ヘルスも3発なら耐えれる、覚悟を決めて単発交換をした。                                             ケツに榴弾を刺して火力はこちらが有利。 隠れるがまだT20はケツを向けている                                                   …これぞBlitzクオリティー(定期)                   またまた単発交換。                                           正面を向いてたが車体下部に榴弾をまたぶつける   20…あいつ学習できてるのか???(困惑)                                             だがヘイトがAT₋15に逸れた。理由は重要な時ににダブって事故りやすいからである。                                                私はワンパン圏内だからAT₋15を優先したのだろう。                                                               T20…その対応能力は褒めるよ?                                                                                                                                                                でもな…その判断が凶なんだよねぇ……()                                                                     なぜかというとAT₋15は中間砲、装填速度が3.4と早い                                                               そしてAT₋15に集中しすぎてケツががら空き!!                                                                  その隙にAT₋15がT20のヘルスを削ってくれてT20の後ろに標準を向ける…                                                      気ずいた時には遅い。                                                                             ケツに榴弾を刺して撃破。勝利の掲げに砲身をファウストの夜空に挙げた..........これがswitch勢の意地

Groundtank編集中

Blitzマラソン大会

Ho-Ri Type IIIとType 5 Heavy(謎の超重戦車)

夢見るサムライ

ホリ「まずい!」
マップは砂漠の砂
そこではトーナメントの決勝が行われていた。
日本駆逐戦車のホリ
ドイツ超重戦車のマウス
ドイツ中戦車のレオパルト1
VS
アメリカ軽戦車シェリダン
イギリス駆逐戦車FV215b(183)
イギリス重戦車スーパーコンカラー
の構成で戦っている。

試合中盤
ドカーン!
ホリはスパコンに体力の半分を削られるも、なんとか撃破した。
ホリ「ふぅ、やや手強かったな...」
ホリ「紅茶砲はどこだ?すぐにスポットするはずなのに...」
ホリが偵察していると...
ピピッ!(発見音)
183「おおっ♪」
ホリ「まずい!」
ホリは急いで後退するも間に合わず。
ドカーーン!!
電球が光る前にHESHを食らってしまい、撃破されてしまった。
ホリ「まさか側面にいたとは...無念」
レオパ「ホリがやられたぞ! だがスパコンは倒した!大将!(マウス)やるぞ!」
マウス「おう!」
レオパはFVの背面に張り付き、マウスは正面から体当たりをした。
マウス「ドスコーイ!」
183「まずい!」
こうかはばつぐんだ!(ポケモン風)

シェリダンは裏取りから攻めるはずだったがFVが狙われてることに気が付き、急いで向かった。
シェリ「喰らえ!」
シェリダンはマウスの砲塔に向かって砲弾を打ち込むも、
ゴォォォン(非貫通音)
車体後部までカチカチかつ、よそ見姿勢をとっていたマウスには通用しなかった。
そんな独戦車の活躍を見ていたホリは憧れを持った
ホリ(今までただの大きなハリボテだと思っていたマウスがこんなに強いとは...)

ホリがガレージに帰宅した。
そのとき74式(STB-1)が迎えてくれた。

74式「ホリくんおかえり! 」
ホリ「ああ...ただいま...」
74式「どうしたの?そんな主砲下げちゃって」
ホリ「い、いや なんでもない!」
74式「変なの」

そうしてホリは格納庫へ行ってしまった。
すると奥からチトが現れた。
チト「ナヨちゃん どうしたの?」
74式「ホリくんがなんか元気ないの」

ホリは格納庫にあるモニターを付けた。
そこには本家の駆逐戦車のジロと超重戦車のオイが連携を取りながら
敵勢力の半分を削っている映像が写し出されている。
ホリは日本戦車族の一員であるものの、一番ツリーの中では数が少なく、
同格に帝国戦車もいないため、孤独を感じていた。

それを背後から74式はこっそり見ていた。
74式「なるほどね~デカい戦車がほしいのか~でもあんなデカいのってどうなの~?」

しばらくすると、格納庫の照明は消えた。

ノルマンディーの戦い
しかし、マッチングエラーのせいで
6対7という圧倒的不利な状況に陥ってしまった。
ホリはなんとか5体の重戦車、駆逐戦車を倒したが
軽戦車のシェリダンが残っており、足も追いつけず、
側面に貼り付かれてしまった。

ドカーン!
キィィィィン!!(大口径命中時の耳鳴り)
ホリ「うぅ...まずい...なんとか反応装甲で撃破を免れたが、あと1発で...我は...」
   「しかもシェリダンにNDKされてる...もう...だめなのか...」
カチッ
シェリ「グッパーイ♪」
ホリは目を瞑った

ドカーーン!!!

ホリ「ガレージに戻って...ない!?」
目を開けるとシェリダンが残骸と化していた。

ホリ「後ろから砲撃音が聞こえたような...」
ホリは背後を見上げた

ホリ「...!あの戦車は...何だ!?」

そこには見慣れない超重戦車が立っていた。
ホリ「君は!」
????「間に合ったね」
そして謎の超重戦車はホリに近づいてきた
ホリ(マウスじゃないし、E100じゃないしVKでもない...
   まるでチリを大型にして後部を削ったような見た目...この主砲の口径は何だ?口径が我のとほぼ同じ...)
ホリは問いかけた
ホリ「君は一体何者?」
????「あなたと同じ日本戦車です^_^」
そう一言だけ言って謎の超重戦車は去っていく。
ホリ「ああ!待って!待ってよ!」

ホリ「待って!!」

気が付いたら日が差し込んだ格納庫で叫んでいた。
ホリ「夢だったのか...」
ホリの寝言で71式が目覚めた。
71式「ホリさん誰を待たせるの?今日は何も予定ないよ?」
ホリ「い、いや別に何も...」

ホリはニューベイにあるガススタンドに給油しに行った。
しかしあの超重戦車が頭から離れなくてずっと考えてるようだ。

ホリ(チリみたいな車体、E 100のような太い履帯、我のと似た大口径砲、車体後部はちょっと控えめ...うーん...)
すると戦友の百駆(Jagdpanzer E 100)が来た

百駆「よう!ホリ!」
ホリ「あっ、E 100駆逐、おはよう」
百駆「ん?どうしたその顔?何が悩んでるな?」
ホリ「いや実は...」

ホリは夢の出来事を話した。

百駆「ほほう、そりゃ興味深い」
ホリ「あの戦車は一体何なのかずっと疑問で...」
百駆「まるで最近噂されてる戦車とそっくりだな」
ホリ「噂?何の?」
百駆「実はWGがな?バージョン11.8辺りにType 5 Heavyと言う日本重戦車を実装すると言う噂が立ってるんだ」
ホリ「五式重戦車?」
百駆「そいつは俺よりも重くて兄貴(E 100)並みの火力を持ってるらしいぜ」
ホリ(E 100並み?)
百駆「しかもその高火力砲が超強力で 単発デカく、課金弾がAPHEで、ダメージが俺のと同等なんだよ~!兄貴はそれを聞いて総統閣下のように怒り狂ってたぜ」
ホリ「ハハハ ん?その主砲というのは?」
百駆「15cmの艦砲だぞ」
ホリ「おぉ...それは大したもんだな...」
会話してる途中にホリの無線が鳴った
無線「試製新砲戦車ホリ三式 直ちに基地に帰還せよ!」
ホリ「おっと呼び出しだ。じゃあまた」
百駆「じゃーなー^^/」

ホリは急いで基地に戻った。
そこには帝国中戦車が並んでいてホリに何か言いたそうな顔をしている。
チリ「おっ、来た来た」
ホリ「何だい?何かの作戦会議?」
チヌ「実はねー新しい戦車が来たの!」
ホリ「新しい戦車?」
チト「それはめちゃくちゃ大きくて力も強いの!」
ホリ「ん?」
チトSPG「まるでVK168みたいにデカい!」
ホリ「それは今どこにいるの?」
チヌ「奥の格納庫にいる その方も会いたがってるよ!」
ホリ(もしかして...)

ホリはすぐに格納庫に向かった。
そこにはあの夢に出た超重戦車が立っていた。
ホリ「あなたは!」
????「はじめまして!」
END

Type 71IS-7E 100等数十両

WoTB短編シリーズ#2 2つのソビエト

今回の舞台はv9.2~v9.6。
日本との戦争に負け新トップの元戦力を回復していたドイツツリーは突如ソ連ツリーの車両から攻撃を受け、防衛する間もなく制圧されてしまう。
だが、IS-7曰く今回の侵攻はソ連ツリーの意向ではないようで、、、?
続きはPixivでどうぞ!
2つのソビエト

Type 63

異端者

私の名はType 63。日本のTire8重戦車だ。アップデート11.9.1をもって、WoTからこのWoT Blitzに進出してきた。
同じタイミングで、ドイツのTiger-Mausや多国籍のFVE Defenderが実装されている。
どうやら、抽選マシンという代物で11番玉を3回引くと、私が戦車長のガレージへ連れて行かれるらしい。
進出してきて初日で、何百輌もの私の同胞が連れて行かれた。レア度が低いのだろうか…
それはさておき、私は異動が終わった後、この世界の創始者であるWGという人物に声をかけられた。

WG「やぁ、Type 63。突然で申し訳ないんだけど、戦闘トレーニングを体験してみないかい?」

私は、その言葉に応え、特殊なスクリーンが張られた部屋へと移動した。
WGがスイッチを押すと、スクリーンに見たことのない光景が映る。戦艦大和のような戦艦が目の前に見える。
私がここはどこなのか聞くとWGはこう答えた。

WG「ここは、大和港というマップだよ。WoWSとのコラボマップだ。この戦艦は、戦艦大和をモチーフとしているんだ。」

私は困惑した。WoWSは、色々な艦船で戦う別世界である。なぜそれとのコラボが…とは思ったが、適当に受け流す。
そして、しばらく話を聞いているうちに、WoTとはそんなにシステムが変わっていないようだ。私は、少し安心した。
だが、速度が25km/hを下回っても油気圧サスペンションが機能しない。それに、砲身冷却システムの表示もない。
WGにそれらのことについて聞いてみた。すると、驚きの答えが返ってきた。

WG「あー、WoT Blitzではその機能はないんだよ。実装したら、色々容量が重くなって戦車長の皆様に迷惑をかけてしまうからね。」

私はその場で気にしていないようなフリをしたが、心の中で絶望していた。精度も俯角もないなんて、なんて不憫なのだ…
そう内心落ち込んでいると、それを励ますようにWGは口を開いた。

WG「まぁ、それだと可哀想だから、性能は調整してるよ。足りてなかったら、特殊消耗品だって用意するさ。」

特殊消耗品というのはよく分からなかったが、性能は引き上げられていることに私は少し安心した。
そして、しばらくレクリエーションを受けたのち、トレーニングは終了した。
WGに挨拶を済ませた後、様々なゲームシステムの違いについて思い出した。
貫通できる範囲とできない範囲の表示のされ方の違いや、自走砲、無線機が存在しないことなどを習った。
慣れるまでには少し時間がかかりそうだが、今日は日本ツリー本部に戻ることにした。
本部に戻ると、おそらくツリートップであろうType 71が出迎えてくれた。

Type 71「君が新入りのType 63君かな?僕はType 71。日本ツリーのトップだよ。」

幸いにもトップは温厚そうで安心したが、周りからの冷たい視線が向けているのに気づいた。そして誰かが小声で話している。

Ho-Ri Type II 「…また新入りが来たかと思えば、変な見た目のヤツだな。本当に日本戦車なのか?アイツ。」

Type 68 「さぁな。なんか変な砲身だよな。しかも揺動砲塔だし。新手のスパイか?」

その二人に私が視線を向けると、そそくさと逃げていった。変なヤツなのはどっちなんだと思った時、後ろから声をかけられる。

Type 57 「君、新入りのType 63君だよな?話はトップから聞いてるよ。俺はType 57。よろしくな。」

見たことがある戦車である。また彼も、WoTで砲身冷却システム搭載の車輌だった。だが、WoT Blitzで生まれたらしい…
そして、彼も異国風な見た目で除け者にされているらしい。気が合うことから、話しているうちに仲良くなっていった。
私は、初日からType 57にたくさんの知識や戦闘技術などを伝授してもらった。
まだ来て1日だが、Type 57とは、上手くやっていけそうな気がする。
私は、いつの間にか戦車長のガレージへと連れて行かれることを、自然に嫌うようになっていた。
そう、気の合う仲間と離れたくなかったから…

M41 Walker Bulldog

blitz擬人化計画に基づくM41の物語第1章

実はこの物語、とあるLINEオープンチャットで編集者が、原作者の第一話から話を広げた、いわゆる2次創作。つまり、ここに載せているのは編集者が原作設定を都合よく改変し、新たな物語を作り出したもの。そのため第一話が欠けているが、気にするな!ちゃんと前回の振り返りがあるから、第一話を知らなくても大丈夫!後、M41Walker bulldog以外も普通に出てくるぞ!前置きはこの辺りで。

 

とあるマスターの車庫のすみっこでひっそりと過ごす私、ブルドッグことM41 Walker bulldog !
性能が優れた他の娘達に囲まれながらも、優しいマスターに甘やかされ、ひっそりとかつ幸せに暮らしていました…
しかしある日、マスターが私によく似た知らない娘を連れて来ました…その子の名前はM41D!
なんで私と同じような名前なんですか?!(しかも似てるというよりまるっきりコピーだし!)
まぁそれはまだいいんですよ…(故郷アメリカでは似たような名前の車両なんてあたりまえでしたし…)
私と同じように戦績が下がってひっそりと車庫の隅の仲間になる…そう思っていたのに…
M41D「B地点に到着…これより索敵を開始します。駆逐戦車は援護射撃をお願いします。」
味方駆逐「「了解」」
敵重戦車隊「見つかった!どこからだ?!」
M41D「敵発見!履帯を切断します!援護お願いします!」ズドン!
敵重「グハッ!履帯がやられた!動け…スドドド ギャー!!ドカーン!(爆散)」
M41D「敵重戦車隊の壊滅を確認。これより戦闘フェイズ2に移行…味方重戦車の先導および敵駆逐戦車の掃討を開始します!皆さん、行きますよ!」 味方「おー!」
敵駆逐 SU152 「このまま負けてたまるか!あのブルドッグを一撃で仕留めて、あとは各個撃破だ…絞って…オラァ!」ドーン
M41D「!!」ヒュッ
SU152「やったか…?」
M41D「41式秘奥義…"残影・側装薙弾払“!」
ギュキィィン!(弾く音)
SU152「ha…?何故だ!ブルドッグが弾けるわけないだろ!チートだ!チート!」
M41D「残念でした。もう少し横なら、貫通できたかもしれませんね…」
SU152「いつの間に後ろにっ…?ブルドッグがそんなに速く走れる訳ないだろ!おかしいだろ!」
M41D「申し訳ありませんが…私は"ブルドッグ"ではないですよ。さようなら。駆逐戦車さん。」
ドンドンドンツ…ドカーン!
M41D「ふぅ…殲滅ミッション完了、戦闘終了により、帰投します。」
マスター「お疲れ様。気をつけて帰っておいで。」
上の様子をこっそり見ていたM41 Walker bulldogは…
(どうして…?私と全く同じ見た目なのに、私より足が速いし加速もいい…さらには精度もいいし、あの主砲…どうしてあんなに装填が早いの?おかしいよ…)
マスター「よく頑張ったねM41D…」ナデナデ
M41D「~ッ///♡マスター…私…ちゃんとできていましたか…?」
マスター「もちろん!WGから君に金のマスターバッチが届いたし…君はこれから我が軍の期待の星だ!これからもよろしく頼むぞ!M41D!」
M41D「はいっ!マスター!私、これから頑張ります!」
ナデナデ…
シッポフリフリ ケモミミピクピク
M41「そんなぁ…マスターの膝は私のだったのに…。どうして…」
マスター「あっ、M41!ちょっといいかい?これからのことで話が…」
M41(まさかっ…M41Dで充分だから…出ていけって事…?)
マスター「話なんだけどM41Dが来たから…」
M41「酷い!いらなくなったから捨てるんですね!あんまりです!もうマスターなんて嫌いです!知りません!さようなら!」ダッ(泣きながら車庫から駆け出す)
マスター「ゑ?ちょっ…?!」
星がまたたくヴィニヤード…そんな場所を1人とぼとぼと歩くM41…
M41「はぁ…クビにされてしまった私はこれからどうすればいいんでしょうか…新しいマスターを探す…とか?うーん…」
???「あれ?…あっ!もしかしてM41ちゃん?」
M41「えっ?誰?…あっ!もしかして…」
spic 「そうだよ~紙立紙装甲訓練院の元生徒で君の同級生、spicだよ!久しぶり~!」
M41「うわー!久しぶり!元気にしてた?卒業してからspicちゃん色んな所でひっぱりだこだったからあまり会う機会が無かったよね!まさかこんな所で再会できるなんて…」
(説明しよう!彼女はspicちゃん!紙立紙装甲訓練院の元同級生で、学生時代から周りからモテモテで常に周りに沢山のファンがいた、学園のアイドル!卒業した後は本格的にアイドル活動を始め、今では知らない人はいない、戦車界のスーパートップアイドルになった凄い娘!私とはもはや別の世界に住む子だ…)
spic「だね~…ところで、M41ちゃんはどうしてここに…?」
M41「…実は…カクカクシカジカ…という訳なんだ…」
spic「へぇ…就職先のマスターにクビにされちゃったんだ…(話を聞いてるとまだ可能性はあったとおもうんだけどなぁ…?)」
M41「酷いよね…新しい子が来たからいらない…なんてさ…ェグッ…グスッ…ふぇぇぇん…」
spic「泣かないで…M41ちゃん…!…そうだ!今日はもう遅いし、とりあえず私んち、くる?」
M41「ふぇ…い、いいの?」
spic「いいよ~どうせ1人暮らしだし、誰も困らないからね!」
M41「ありがとう~!助かるよ…spicちゃーん!ギュー…スリスリスリ」
spic「ちょっ…(笑)すりすりしないで…くすぐった…ふふふww」
とりあえずspicちゃんに拾われたM41!そのままspicちゃんの自宅のあるベルリン(※本家マップ)へ…
M41「うわぁ…すっごい大きなお家…すごいなぁ…」
spic「ありがとう!これもみんなが私を応援してくれてるおかげだからね…まぁ、あがって?」
M41「お邪魔しまーす…うわぁ、中も広いなぁ…吹き抜けまであるし…とても大きいモニターまであるしなぁ…」
spic「M41ちゃん!とりあえずソファにでもすわりなよ!ここに来るまで結構歩いたし疲れたでしょう?私の友達からもらったクッキーとダージリンがあるから、お茶にしましょう?」
M41「ありがとう…いただきます…ズズ…」
spic「どう?美味しいでしょう?」
M41「うん…!すっごく美味しい!こんな紅茶、初めて飲んだよ…」
spic「その紅茶は私の知り合いのイギリスの娘からもらった、私のおすすめなんだ~そのクッキーもその子が紅茶に合うって言ってた、おすすめなんだ!」
M41「本当に合うね…これ…サクッ…」(流石spicちゃんの友達、周りもレベル高いんだなぁ…)
spic「とりあえず、落ち着いたら…これからの事、相談にのるよ?」
M41「ありがとう…何から何まで…spicちゃんが友達で…良かった…グスッ…」
spic「あぁ…泣かないで…」ナデナデ…
M41「はぁ…今ごろ…マスターはどうしてるかなぁ…まぁ…M41Dちゃんと幸せに過ごしてるんだろうなぁ…」
spic「とりあえず、これからどうしたいの?」
M41「…私、強くなりたい…強くなって、マスターにまた、見直してもらう…そうすればまたマスターの元で幸せに過ごせるんだから…!」
spic「そっか…強くなりたいんだね……そうだ!その悩みを解決してくれる人、私、知ってるよ!」
M41「本当?!なら紹介してくれない?お礼は必ずするから!」
spic「M41ちゃんのためなら、協力するよ!とりあえず、今日は遅いから、明日、一緒に行こう!」
M41「ありがとう!spicちゃん!」

その後つもりつもった話をspicとしながら楽しく夜はふけていき…話疲れて2人は眠った…
         ~次の日~
spic「おはよう…M41ちゃん…よく眠れた?」
M41「うん、ぐっすりだよ…ありがとう…」
spic「なら、良かった!とりあえずご飯食べて、行こうか!」
M41「うん!…ところで、その人って、どんな人なの?」
spic「ドイツでは知らない人はいない、ドイツのファッションリーダー的な存在で、凄腕のメカニックさんだよ!」
M41「へぇ…どんな人なんだろ…」
ご飯を食べ、元気いっぱい!2人はドイツのファッションリーダー、もといメカニックのもとへ…
spic「すみません!今、大丈夫ですか…?」
???「ああ、大丈夫だよ、spicちゃん…定期メンテナンスかい?」
spic「いえ…今回はお客さんを連れて来ました!」
???「へぇ…メンテナンス以外でここに来るなんてな、まぁ入って…ところでそのお客さんって?」
spic「この娘なんですが…ほら、入ってきて…」
M41 ヒョコッ「こ、こんにちは…」
???「おぉ…なかなかべっぴんさんじゃないか!珍しいねえ、spicちゃんの知り合いに、こんな可愛い子がいたんだねぇ…」
M41「は、はじめまして!M41 Walker bulldog と言います!よろしくお願いします!」
???「おっと、名乗るのを忘れていたねぇ…」
Tiger1「私はTiger1、よろしくね、M41ちゃん!」
M41「わぁ…すごく…大きいですね…」
Tiger1「私は重戦車だからねぇ…昔は化け物として戦場で恐れられたもんだ…今は隠居して、こうしてメカニックやってるんだよ…まぁ、昔の戦いばかりの日々より今の生活の方が性に合ってるわねぇ…」
M41「そうなんですか…ところでspicちゃん、どうしてTiger1さんの所に来たの?」
spic「それはね…ちょっとTiger1さんいいですか?コショコショ…」
Tiger1「ふんふん…なるほど…よし、引き受けた!私に任せな!」
spic「よろしくお願いします!さ、M41ちゃん、こっちに来て!」
M41「う、うん…え?何?ちょ、ちょっと…」
Tiger1「ふむふむ…ここをこうして…こうやって…この配線をちょいといじって…ここを…」ガチャガチャ…キュイーン…
M41「ひゃんっ///はうぅん…///ちょっと…どこ。あ触って…ひゃあんっ♡///ひうぅ…っ…わふぅぅぅん///」
~2時間後~
Tiger1「…ヨシ、全て終わったよ!お疲れ様!」
???「はぁ…///はぁ…///ひぅぅぅん…///」クタッ…
spic「お疲れ様…どう?なんだか生まれ変わった気分にならない?」
???「…!!!これは…力が…溢れてくる…今まで感じなかった…こんな力…これなら…この力があれば…またマスターに振り向いてもらえるかも…!」
Tiger1「久々にいい仕事ができたよ…ところで…お代のことなんだけど…」
???「あっ…今…クレジットが…ゴールドもあまり持ち合わせが…どうしよう…」
Tiger1「いや、いいんだよ、お代は。いつもspicちゃんには世話になってるしねぇ…だからお代はいらないよ。」
???「いいんですか?私…何も貴方にできないんですけど…それでも…?」
Tiger1「えぇ、それになかなか楽しめたしね!それがお代替わりさ!さぁ、あなたにはやることがあるんじゃないかい?さぁ、生まれ変わった姿で行っておいで!」
???「ありがとうございました!またいつかお会いする事があればまたお願いします!」
spic「じゃあ、私、貴方のマスターがいる街の近くまで送るよ!ちょうど今日の仕事がその方向だからさ!」
???「ありがとう!お言葉に甘えて、送ってもらおうかな…」
spic「じゃあ、またねぇ、Tiger1さん!」
Tiger1「ああ、またメンテナンスの時はおいで!」
???「本当にありがとうございました!さようなら!」
こうして、Tiger1の工房を後にし、生まれ変わったM41?はまた元いたマスターのもとに戻ることに…
spic「じゃあ…この辺りで…」
???「ありがとう…また…会えるかな?」
spic「うん!また一緒に遊んだり、話したり…お泊まり会したりできるよ!元気でね!M41ちゃん!あっ、そうだ!一つ伝えたいことが…あのね…コショコショ」
???「…?わ、わかった!やってみる!」
spic「頑張って!じゃ、またねぇ!」
???「バイバーイ!元気でねぇー!」
spicと別れたM41?はマスターのもとへ向かった…
        ~マスターの車庫~
マスター「M41…どこに行ったんだ…結局昨日1日探したが見つからなかった…まさか…誘拐されたんじゃ…出て行ってしまった原因…新しい子がきたからその子にかかりっきりで、あいつをほったらかしにしてしまった…もう少しかまってやっていれば…」
ガタンッガラガラガラ…
マスター「…?車庫の扉が開いた?誰か帰って来たのか…?にしては早いな…誰だ?」
???「マスター!」
マスター「その声は…M41!帰ってきたのか!よかっ………ん…?な…なんだ…?」
???「マスター…私は…修行してきました…貴方に見直してもらうため…そしてまだまだ私は活躍できる…それを証明するために…しかしそれには限界があった…そして私は…そんな弱い私を捨てるため…契約を交わした…」
マスター「…それで…?」
???「生まれ変わった私は…今までの名前を捨て…漆黒の翼に包まれ…新たな…この姿になりました…」
マスター「じゃあ…君の…今の…名前は…?」
???「今の私は…leKpz M41 90mm…漆黒に包まれ、深淵に潜む…常闇の使者…影より生まれ、敵に裁きを下す、死神ですよ…マスター…」
マスター「…M41…何が…君をそこまで…俺は…君をそこまでさせるほど…君の事を蔑ろにしていたのか…」
leKpz M41「マスター…私は生まれ変わったのです。今までの弱い私はもういりません…今の私こそ私の望む、真のbulldog…なんですよ…どうですか…?」
マスター「…」
leKpz M41「なぜ黙っているのですか?嬉しいでしょう?M41Dちゃんのような強くて可愛い子がもう1人増えたんです…喜んでくださいよ…」
マスター「そんな…」
leKpzM41「…?」
マスター「そんな変化…俺は…俺は…望んでいない!俺は…元の君の愛らしく、儚げで、少し抜けたとこがある…そんな君がいとしくて…ずっと側にいて楽しかった…でも…そんな君が変わってしまったら…誰が疲れ…精神的にもすり減った俺を癒やしてくれるんだ…っ!」
leKpzM41「……マスター…そんなっ…私は…私は…マスターが私が弱いから…戦車として不甲斐ないから…別の子に目移りしてしまって…かまってくれなくなった…
そう…思っていたから…新たな姿に生まれ変わって…マスターにまた振り向いて貰おう…そう考えていたのに…」
マスター「確かに…君を蔑ろにしてしまった…その事実は変えられない…でも……それでも俺は…元の君が…愛おしく、そして…好きだった…けど…もう君は変わってしまったんだね…」
leKpzM41「……マ…マスター……ふ…ふぇぇぇぇぇん……ごめんなさい…ごめんなさい…私…なんてっ…愚かで馬鹿なんでしょうか……申し訳ありません…こんなに思って下さる…マスターを…裏切って…変われば構ってもらえるなんて…そんな事…あるはずないのに…マスタぁぁぁぁ……うぇぇぇぇん…」ヒック…グスン…ポロポロ…
マスター「ごめん…俺も…そんなに思い詰めるまでほったらかしにしてしまって…ごめんなぁ…」ギュッ…ナデナデ…ナデナデ…
leKpzM41「私も…ごめんなさい…うわぁぁぁぁん…」

こうして…誤解は無事?解けた…

leKpzM41「ところで…出ていく前に何かいいかけてましたけど、何て言おうとしてたんですか?」
マスター「ああ…それは…新しく入ったM41Dに、先輩として色々指導してやって欲しいって頼もうとしたんだ…まさか出て行くとは思わなかったけど…(苦笑)」ナデナデ…
leKpzM41「~っ///…はぁ…最初から…勘違いだったんですね…」シッポフリフリ
マスター「とりあえず…これからどうしようか…?そのままって訳にはいかないなぁ…」
leKpzM41「…今度一緒にTiger1さんの所に一緒にいきましょう…元に戻してもらえるよう、頼んでみます…」
マスター「そうだね…お世話になった子には菓子折り、持っていかないとなぁ。」
leKpzM41「マスター…これからもお側に、置いてくれますか…?こんなに弱い以前の私でも…?」
マスター「当たり前だ。うちにはM41Walker bulldogは君しかいない。これからもよろしくな。」ナデナデ…
leKpzM41「はい♡///お慕いしております…マスター…♡」
こうしてM41Walker bulldogは、マスターの元に戻り、再び幸せを手にしました…
しかし、元に戻るために、幾多もの困難と苦難に苛まれることになる…というのはまた別のお話…
続きがどうなるのか…M41Walker bulldogは幸せな日々を保てるのか…?
気になる?気になりますよね?てか気になってください!(by M41Walker bulldog)

第2章

~前回のあらすじ~
私、M41Walker bulldogは、マスターとの誤解が解け、私はマスターに愛されている事がわかり、とても幸せです!しかし、今はマスターに認めてもらおうと、新たな姿、leKpz M41 90mmという別の姿になっています…しかしそのことについてマスターは…

マスター「はぁ…」 ナデナデ…
leKpzM41「~っ///シッポフリフリ…どうなさいましたか…?」
マスター「いや…やっぱり、元のM41の方が…いいなぁってさ…思うんだ。今の君も魅力的だけど、やっぱり元の君が一番だなって…」
leKpzM41「…そうですか……わかりました、私元の姿に戻ろうと思います…!」
マスター「本当にいいのかい…?今の姿が気に入っているんじゃ…?」
leKpzM41「…マスターが元の私を望むなら…戻っても…いい…って思ったんです。」
マスター「…もし戻れるなら…戻って欲しい…」
leKpzM41「わかりました!なら少し出かけます!今からTiger1さんの所で、元に戻して貰えるよう頼みに行きます!」
マスター「…わかった。じゃあこれを持っていきなさい。」
leKpzM41「これって…?!」
マスター「レストアパック。どんな怪我や状態も一瞬で治す、とても貴重なものだ。最近ツテで手に入れたんだ。もしもの事があったら、遠慮なく使いなさい。」
leKpzM41「こんな貴重な物…!いいんですか?私みたいなのに使って…」
マスター「君に何かある方がよっぽど俺にとっては損失だからね…それに比べたらそれの価値なんて1クレジットより安いさ…」
leKpzM41「マスター…♡愛してます…」ギュッ…
マスター「気をつけていっておいで。」
leKpzM41「はい!いってきます!」
こうしてM41もといleKpzM41はベルリン(本家マップ)のTiger1の元に向かって駆け出した…
leKpzM41「すみません!Tiger1さんはいますか?…すみませーん…あれ…?留守なのかなぁ…?」
ガタンッ…
leKpzM41「ヒュイッ?!?!…何か…いる?!」
カサッ…カサカサカサ…バッ!ピトッ!
leKpzM41「ひっ…きゃぁぁぁぁぁぁ!!!何?!何これぇ!ゴ…ゴキ…ブリ…?!いやぁぁぁぁあ!大きすぎ!き、気持ち悪い!」
???グイッ…
leKpzM41「え?こ、このゴキ…私を引っ張ってる?ついてこい…って事?」
???グイッグイッ!
leKpzM41「わ、わかった!行く、行くから!」
店の奥に入るとそこには…
leKpzM41「?!spicちゃん!それにTiger1さん!Tiger1さん…すごい怪我…どうしてこんな事に…?!」
spic「あっ…M41ちゃん…来てたんだ…グスッ…」
leKpzM41「どうしたの?!spicちゃん…泣かないで…」
spic「Tiger1さんがっ…Tiger1さんがっ…死んじゃう…私のせい…私が弱いから…うわぁぁぁぁん!」
leKpzM41「何があったんですか!?エンジンや変速機は滅茶苦茶…砲身は裂けてるし、装甲までズタズタじゃないですか…!」
spic「少し前、私がメンテナンスを受けていたら、突然、強盗がやってきて、店の物を根こそぎ盗んでいったの…Tiger1さんは私を守るために盾になってくれて…私は裏口から逃げて、かすり傷で済んだんだけど、Tiger1さんは敵の攻撃をまともに受けちゃって…こんな事に…このままだとTiger1さんが…」
leKpzM41「…!私、いいもの持ってるよ!じゃじゃーん!レストアパック~!これなら治せるんじゃないかな?」
spic「?!そんな貴重な物…どこで?」
leKpzM41「マスターにもらったんだ!とりあえず使っちゃおう!こうすれば…」
シュー…搭乗員治療完了モジュール修理完了
Tiger1「…spicちゃん…」
spic「…!Tiger1さん…!しっかり!」
Tiger1「あぁ…さっきまでが嘘のように…体が楽になったよ…」
spic「良かった…良かったよぉ…!」ポロポロ
Tiger1「ごめんねぇ…心配かけて…」
leKpzM41「良かった…なんとか治せたみたい…」
Tiger1「あんな貴重なものを私みたいなのに…これは一つ、借りができちまったねぇ…」
leKpzM41「いえ…前のお礼も兼ねて…あとあなたがいてくれないと、私元に戻れないじゃないですか…!」
Tiger1「…そうね……M41ちゃん…一つ言わなければいけない事があるわ…」
leKpzM41「…?なんですか?」
Tiger1「強盗達は、あなたのパーツを含めた全ての部品を盗んだんだよ…ごめんなさい…守りきれなかった…」
leKpzM41「?!ってことは…私…元に…戻れない…って事…!?」
Tiger1「…一つだけ方法がある。実はこんな時に備えて、重要なパーツにはGPSが仕込んであるのさ…もちろん、M41ちゃんのパーツにもね…それをたどれば、きっと取り戻すことはできるはず…ただ…」
leKpzM41「ただ…?」
Tiger1「それには危険がつきまとう。どんなやつが持っているかわからないしね…もしかしたらM41ちゃんに危険が及ぶかもしれない…」
leKpzM41「…私はマスターの為…元に戻るって、誓ったんです…こんな事で絶対に諦めません!」
Tiger1「…止めても無駄なようだね…わかった、ついておいで…」
leKpzM41「わかりました……ところで…さっき、店先でとても…大きい…その…ゴキブリ…?みたいなのがいたんですが…」
spic「あぁ…それ…私のペットのE25ちゃん!可愛いでしょう?」
leKpzM41「ええ…」ゾワァ
spic「あのツヤツヤボディがたまらないでしょ?M41ちゃん?!」
leKpz「あ…ウン…ソウ…ダネ…(苦笑)」
spic「またどこか行っちゃったんだ…探しに行かないとね…」
leKpzM41「と、とりあえず、私、Tiger1さんについていくね!」
spic「わかった!じゃあ、また後で!」
Tiger1「M41ちゃんのパーツは5つあるんだけど…全部バラバラの場所にあるみたいだね…一番近いのは…ここ、常夜の街、ウィニヤードにあるみたいだね…」
leKpzM41「…わかりました!必ず取り戻します!」
Tiger1「…あなた、戦闘の経験は?」
leKpzM41「…ほとんど…ありません…」
Tiger1「なら行かせる訳にはいかないねぇ…パーツをめぐって戦闘になる可能性が極めて高い。それに1人じゃ危険すぎる…協力してくれる仲間が必要だ。私もついていければいいんだけど、まだ体は本調子ではないし、あなたについていける速力もない。すまないね…」
leKpzM41「確かに、このまま行ったって返り討ちですね…」
Tiger1「そこで、だ。かつての私の仲間に、鍛えてもらうのはどうだい?とても強い、頼りになる娘がいるんだよ…」
leKpzM41「本当ですか?是非お願いしたいです!」
Tiger1「よし、ならあなたを鍛えて欲しいってお願いしておくわ。その子は、ラグーナって言う海辺のところで暮らしているから、そこに行けば会えるはずよ。」
leKpzM41「ありがとうございます!行ってきます!」
spic「私も一緒にいくよ~」
leKpzM41「いつのまに?!って…きゃぁぁぁぁ!足元に…」カサカサカサ
spic「あ、コラE25ちゃん!…よっぽど気に入られたみたいねM41ちゃん…」
leKpzM41「こんなの…嬉しくない…よ…ひぃぃぃ…」
E25 カサカサカサ♪
こうして2人と1匹はラグーナに向けて旅だった…
leKpzM41「Tiger1さんの話だとこの辺りにいるらしいけど…」
spic「あそこ!誰かいるよ!」
???「…ここに何用で来た…?」
leKpzM41「Tiger1さんの紹介で、鍛えてもらうために来ました!」
spic「私も!M41ちゃんの足を引っ張らないように、強くなりたいんです!」
E25 カサカサカサ!
???「そうか…君たちが…私はSTB-1、よろしく。」
leKpzM41&spic「よろしくお願いします!」E25カサカサッ!
STB-1「よし、なら早速、君たちの腕を見せて貰おうか…あそこに的があるのがわかるか?」
leKpzM41「小さいけど、赤い的がいくつかありますね…」
STB-1「今から君たちにあれを走り撃ちで破壊して欲しいんだが…まずは私が手本を見せよう…」
~3分後~
STB-1「…こんな感じだ…できるか?」
leKpzM41&spic「無理です。」キッパリ
STB-1「…そんな事を言っていてはいつまでも成長しないぞ?早くやりなさい。」
leKpzM41&spic「は、はい…」
~3分後~
STB-1「…まさかこれほどとは…spicは30個中2個…leKpzM41にいたっては全外し…基礎から鍛え直す必要がありそうだ…」
leKpzM41&spic「…不甲斐ないです…」
STB-1「…まずは静止目標に当てる訓練から始めようか…」
leKpzM41&spic「お願いします…」
~1時間後~
STB-1「とりあえず、当たるようにはなったな。次は走り撃ちだが…コツを教えよう…」
leKpzM41&spic「お願いします!」
STB-1「まず走り撃ちの際は目標に直接照準してはいけない。少し中心からずらして照準するんだ。」
leKpzM41「…何故ですか?」
STB-1「撃ち出した弾に、慣性が働いて、射撃位置がズレるからだ。あらかじめズレる方向にずらしておけば、慣性で的に当たる…という事だ。」
leKpzM41&spic「なるほど…」
STB-1「話はこのくらいにして、さっそく実践してみなさい。」
leKpzM41&spic「はいっ!」
~3分後~
STB-1「2人とも最初に比べてかなり良くなったな。最後に私のスキルを伝授しよう…さあ、手を出して…」
leKpzM41「何か…流れるものを感じます…」
STB-1「感じられたようだね…これは"ロイヤルオードナンス"…風や空気の流れを感じることで、常に安定した精度を発揮できるスキルだ。」
leKpzM41「確かに…今までの感覚とは違いますね…」
STB-1「さぁ、この力を使って、走り撃ちしてみなさい。」
leKpzM41&spic「はいっ!」
~2分後~
STB-1「その調子だ!ラスト5個!さぁ、ロイヤルオードナンスを体で感じろ…!空気を…風の流れを読みきれ!」
leKpzM41&spic「やぁぁぁぁ!」パリンッ…

STB-1「よく頑張った。私から教えることはもうない…」
leKpzM41&spic「ハァ…ハァ…先生…ありがとうございました…」
STB-1「また、いつでも来るといい。もし何かあれば力になろう。」
leKpzM41&spic「ありがとうございました!」
STB-1「ところで…あれはどうすればいいのか…わからないんだが…」
leKpzM41&spic「…?」
spic「…あっ…E25ちゃん…?」
leKpzM41「ひっ…キャァァァァ( ;∀;)」バターンキュゥ…
E25軍団カッサカサ♪カッサカサ♪カサカサカサカサカッサカサ♪
spic「あらら…M41ちゃん…気絶しちゃった…」
こうして無事(?)修行を終え、帰宅する途中…
???「や、やめてください…い、痛いっ!」
Tiger2達「お前…本当に重戦車かよ?」「こんな紙っぺらで重戦車名乗って…恥ずかしいと思わないのか?w」
「重戦車の恥晒しめ!」
???「ごめんなさい…ごめん…なさいっ…」
leKpzM41「ちょっと!やめなさいよ!どうしてイジメているの?その子、嫌がってるじゃない!」
Tiger2達「ちょっと外野は黙ってろ!」「こいつが情け無いからいじめられてんだよ!」「文句あるなら抵抗してみろや!」
leKpzM41「…やる…」
Tiger2達「…なんだよ」「やんのか?」「やっちまうか!」
leKpzM41「1輌残らず…駆逐してやる!」
Tiger2達「「「やれるもんならやってみろやぁぁあ!」」」
leKpzM41「やぁぁぁぁぁ!」
~2時間後~
leKpzM41「これに懲りたらいじめなんてやめることね!」
Tiger2達「バカ…な…」「我ら…重戦車ゾ…?」「こんなチビ軽戦車に…負ける…なん…て…グフッ…」
???「あの…ありがとうございました…見ず知らずの貴女がどうして…」
leKpzM41「困ってる子がいたら助けないとね!というか、体が勝手に動いたっていったほうが正しいんだけど…」
spic「たぶんSTB-1さんにもらった技能"大和魂"のスキルが発動したからだと思うよ…大和魂は弱きを助け、強きを挫くって、STB-1さんが言ってたから…」
leKpzM41「なるほど~…そうだったんだ…でも、私、イジメは絶対許したくないから、これは私の意思でもあるかもね!」
???「…私VK45.02 Aと言います…私は重戦車なのに、装甲が薄くて…よく、同期の重戦車にイジメられるんです。重戦車の恥晒しだっ…て…」
leKpzM41「装甲が…薄い?重戦車なのに?」
VK45.02A「そうなんです…ほら…」
leKpzM41「うわぁ…確かに…薄いです…ね…(それより、その服の隙間から見える少し派手(h)な下着と…むn…がすごく…気になります…)」
VK45.02A「あ、あの…その…あんまり見ないで…いただけると…」カァァァ///
leKpzM41「あっ…ご…ごめんなさい…」
spic「…M41ちゃん…?」ジトーッ…
leKpzM41「spicちゃん?ど、どうしてそんなムッとして…」
spic「…行っておいで…E25ちゃん!」E25 カサカサカサッ
leKpzM41「き、きゃー!や、やめ、ちょっと!spicちゃん?!いやぁぁぁ!やめさせてぇぇ…」
spic「ふふふっ、ちょっとしたお仕置きだよ、M41ちゃん…」
VK45.02A(この人達、何やってるんでしょう…?)「あの…そのあたりでやめてあげてください…」
spic「これに懲りたら、他の娘にセクハラなんてするんじゃありませんよ…M41ちゃん?」
leKpzM41「ふ、ふぁぃ…」グッタリ…
spic「…さて、VKちゃん。」
VK45.02A「は、はい?」
spic「私達の仲間になってくれない?」
VK45.02A「え…?わ、私なんかでいいんですか?」
spic「重戦車ってだけで充分戦力だよ!私達なんて装甲なんて無いに等しいからねぇ…」
VK45.02A「…こんな私でよければ…」
spic「よしっ、きまり!いいよね、M41ちゃん!」
leKpzM41「うん…」グッタリ…
VK45.02A「不束者ですが…よろしくお願いします!」
spic「よろしくねぇ~」
leKpzM41「よろしく…ね…」キュゥ…
こうしてVK45.02Aちゃんが仲間に加わり、さぁ長い長い冒険に出発だ!

第3章

~前回のあらすじ~
M41Walker bulldogに戻るため、旅に出たleKpzM41 90mmはspicとともに出発ようとしたものの、これから先何があるかわからない!そこでTiger1の元仲間、STB-1に修行をしてもらう。ロイヤルオードナンスと大和魂を手に入れた2人は、帰り道にTiger2達にイジメられていたVK45.02Aを助け、仲間に加わった!さぁ、M41Walker bulldogに戻る旅に出発だ!

VK45.02A「ところであなたたちは何をするために旅をしているんですか?」
leKpzM41「それは…カクカクシカジカ…というわけで…」
VK45.02A「なるほど…あなたのその姿は仮の姿…という事ですか…助けていただいたお礼に最後まで付き合います!」
leKpzM41「ありがとう…見ず知らずの私のために…」
VK45.02A「あなただって、見ず知らずの私を助けてくれましたし、そのお返しですよ!」
leKpzM41「VK45.02Aちゃん…ありがとう…!」
VK45.02A「さぁ!いきましょう!どこに行くんですか?」
spic「Tiger1さんのGPSによるとウィ二ヤードにパーツが1つあるみたい…だけど最近、ウィ二ヤードは謎の組織のせいで、治安が悪化しているらしいよ…」
leKpzM41「え…?いつの間にそんな事に…?」
VK45.02A「私も聞いたことがあります…謎の組織が近辺の車輌達を脅して独裁的な政権を形成して、最近はウィ二ヤード以外にも進出しているらしいという噂が…」
leKpzM41「私、ウィ二ヤードはお気に入りの場所だったから、そんな事になってるなんて…許せないよ!」
spic「たぶんその組織とは戦う事になりそう…パーツの位置情報が、その組織の中枢があるエリアを示してるんだよね…」
leKpzM41「気を引き締めないと!さぁ、取り返しに行くぞー!」
VK45.02A&spic「「おー!」」
こうしてウィ二ヤードに到着…
leKpzM41「えっ…これは…どういう事…?」
そこには大量の戦車達の死骸が…
spic「Hellcatに、チャーフィ…T37…T71…St.Emill、Rhmに…waffen4号やチャレンジャー、チャリオティアまで…」
VK45.02A「全部装甲が薄い箇所に大量の大きい穴が…」
leKpzM41「こんな酷いことをするやつがこのあたりにいるって…こと?」
spic「なんだか嫌な予感がする…一旦引き返した方が良さそうだよ…M41ちゃん…」
leKpz「そ、そうだね…VK45.02Aちゃんも早く逃げよ…」ヒューバシュッ
leKpzM41「?!」
???「逃がさないよぉ…?かわい子ちゃん達…(ニチャァ)」
spic「あ、あいつらは…」
KV2&Su152「さぁ、紙装甲榴弾祭りだよぉ…あぁ…君たちの可愛い顔が苦痛に歪む姿…俺たちに見せておくれぇ!」ズドーン!
leKpzM41「逃げなきゃ…やられる!」
spic「キャァァァァ!」
ガキィィン!
KV2「俺の弾が…弾かれた…だと…」
VK45.02A「ここは私に任せて!薄い装甲だけど、前だけは自信があるの!やぁぁ!」ヒュームニュッ…ボィ-ン
SU152「クソッ…なんてやつだ!胸の弾力で俺たちの弾を無効化してやがる!」
KV2「祖国の魂がこもった弾がこんな淫らのな方法で弾かれるなんて…」ツー…
SU152「おい…鼻からオイルが漏れてるぞ…KV2…」
KV2「ごちそうさまです(意味深)」
VK45.02A「………へ…へへ…」
KV2&SU152「へ…?」
VK45.02A「へ、変態!スケベ!エッチ!どこみてるんですかぁ!もう許しません💢覚悟!」
KV2&SU152「え、ちょ…そんな理不尽な!?やっやめ…」
VK45.02A「変態滅殺💢やぁぁぁあ!」
ボカッガシャングシャバキッドカーン!
KV2&SU152「ふげぇぇぇ!」
leKpzM41「VK45.02Aちゃんみたいに大人しい子って…怒ると…怖いね…」
spic「うわぁ…もう原型がないくらいのスクラップに…(ドン引き)」
VK45.02A「これに懲りたら、もう2度と乙女にそんな目線を向けるなんて事はしない事!いいですか?💢」
spic「たぶんもう聞こえてないと思いますよ…?」
VK45.02A「ふぅ、これでこの街に蔓延る、汚い奴らの一部が祓われましたね、さぁ、パーツを探しましょう!」
leKpzM41&spic「あっ…ウン…ソウ…ダネ(諦め)」
こうして無事(?)危機を脱した3人はウィ二ヤードを進んでいく…
spic「あの辺りだね、反応があるのは…」
leKpzM41「何…あの黒焦げの山は…?」
VK45.02A「ゲホッ…うう…この辺り、すごく煙が上がっていて、喉が…ゲホゲホ…」
spic「確かに…それにすごく燃料臭い…」
leKpzM41「まるで…戦車の墓場…みたい…」
???「ちょっと!君たち?!」
leKpzM41「…?だ、誰?」
???「早くそこから離れて!早く!こっちに来て!」
leKpzM41「2人とも、ちょっと…あの子の様子が気になる…とりあえず合流してみようか…?」
spic「そうね…この辺りについて何か知っているかも知れないし…」
VK45.02A「ですね…いきましょうか…」
突如呼び止められた3人は呼び止めた人物の元へ…
???「どうしてあんな所に…あそこは危険だから、近づかない方がいいよ…前も怖いもの見たさで入っていった車両達が行方不明になったんだから…」
leKpzM41「あなたは…?この辺りの住人?」
???「えぇ…."元"…だけどね…私はサイレンサー。この街に暮らしていた、駆逐戦車よ。私の仲間、チャリオティアやチャレンジャーとともにこの辺りを守ろうと抵抗したけど…ヤツは強大すぎた…全く歯が立たないどころか、2人は2度と帰らなくなってしまった…」
spic「…という事は2人は3回撃破されたという事ですね…?」
サイレンサー「そうよ。一瞬だった…奴らはまるで玩具をいたぶるように、とても残忍な方法で2人を亡き者にしたの…今でも私は当時の彼女たちの悲鳴…阿鼻叫喚が頭から離れない…私は命からがら逃げることができたけど、その時背負ったトラウマと恐怖で、あの場所を見るだけで吐き気がして…夜には夢に2人が出てきて…どうして私達を見捨てて逃げたんだ!この人殺し!って責められ…追い詰められ…今もそんな悪夢を毎日見るほど、後悔に苛まれているわ…だから…あそこには絶対近づいてはいけない…わかった?」
leKpzM41「…なんだか…嫌な話をさせてしまったようで…申し訳ありません…」
VK45.02A「…サイレンサーさん…私の受けた仕打ちに比べて…あなたの方がよっぽど辛く…悲しい思いをしていたんですね…イジメなんかでクヨクヨしていた私が…少し情けないです…」
spic「少し気になるんですが…奴ら…ってどんなやつなんですか…もし…話すのが辛ければ…言わなくても大丈夫ですが…」
サイレンサー「奴ら…その名前は…」
3人ゴクリ…
サイレンサー「…Smasherと…Annihilater…奴らの名前を言うだけで…身の毛がよだつわ…」
サイレンサー「……奴らは…化け物よ…逃げる際に写真を1枚だけ撮っていたんだけど…これよ…」
spic「…?!こいつら…Tiger1さんの店に襲撃して来た奴らの中に…こいつらがいたわ!」
leKpzM41「?!ってことは、Tiger1さんをあんな目に合わせた強盗の一味ってこと?!」
VK45.02A「何もしていないひとたちを遊びで撃破し…さらには強盗までしているなんて!なんて非道な奴らなんでしょう!許せません!私達でやっつけましょう!M41さん!spicさん!」
spic「…それは少し無理かも…Tiger1を撃破寸前まで追い詰められるような奴ら…私達3人でも厳しいでしょうね…それにVK45.02Aさんなら耐えられるかもですが、私とM41ちゃんは装甲、体力共に貧弱ですし…」
サイレンサー「そうね。あなた達じゃ奴らにスクラップにされるのが目に見えてるわ…もう少し戦力があれば違ったんだろうけど…」
leKpzM41「…STB-1さんに助けてもらう…とか?」
spic「無理でしょう…流石に…」
leKpzM41「やってみなきゃわからないよ…!すみません、サイレンサーさん、少し無線、お借りしていいですか?」
サイレンサー「ええ…構わないけど…何をするつもりなの?」
leKpzM41「もしかしたら戦力が増えるかもなんです!お願いします!」
サイレンサー「…そう…わかったわ…」
ピピピピ…チーン
STB-1「…もしもし…どなたですか?」
leKpzM41「私です、M41です!あの修行させていただいた…」
STB-1「あぁ、君か…どうしたんだい?」
leKpzM41「実は…カクカクシカジカ…という訳なんです、STB-1さんが協力してくれるなら…もしかしたら勝てるかもなんです!お願いします!力を貸して頂けませんか…?」
STB-1「…私も暇じゃないんだ…なぁ…どうする?~…
ヒソヒソ…」
leKpzM41「…?」
STB-1「…不本意ではあるが、実はそいつらの指名手配が判明した。協力させてもらうよ…M41。そちらに向かうから出来るだけそいつらとの接触は避けて、どこか安全な場所でいてくれ。俺たちもそちらに向かう。」
leKpzM41「本当ですか?!ありがとうございます!お待ちしています!」
STB-1「すぐ行く。20分後に君のパーツがあると言う場所付近で落ち合おう…」
leKpzM41「…やったぁ!」
spic「もしかして…」
leKpzM41「うん!すぐ来てくれるって!仲間と一緒にって!」
VK45.02A「それは心強いですね!ランク10の車輌が来てくれたら安心かと…」
サイレンサー「…それでも勝てるかしら…」
spic「…何故ですか?これだけ戦力がいれば、倒せるはず…」
サイレンサー「…奴らは普通じゃない…能力を持っているわ…それも…非常に強力な…」
leKpzM41「それって…どんな能力なんですか…?」
サイレンサー「わからない…わかる間も無く…やられてしまうから…私も…逃げるのに必死で能力の詳細まではわからなかった…」
VK45.02A「…能力…少し対策が必要かも知れませんね…」
サイレンサー「…あなた達、本当に…倒しにいくの?」
leKpzM41「できれば…倒したいです…。私のパーツを取り戻したいし、それに…」
spic「Tiger1さんの仇討ちもね!」
VK45.02A「街をめちゃくちゃにして、みんなの幸せを奪って…許せません!」
サイレンサー「…そう…ならこれを…持っていきなさい…」
leKpzM41「…これは…?」
サイレンサー「…"スポールライナー"…亡くなったあの子達がつけていた…唯一焼け残っていた親友の…仲間の遺品よ…貫通した榴弾のダメージを減らすだけじゃなく、爆風のダメージを無効化する優れ物…それでも限界はあるけど…少しでも役に立てば…あの子達も浮かばれる…そう思うから…」
leKpzM41「…ありがとうございます…大切に…使わせていただきます…ご友人の無念も…私が晴らして見せます…!」
サイレンサー「…お願い…勇敢な戦車(ヒト)達…アイツらを…狂った奴らを…もう…止めてっ……!」
3人「「「任せてください!必ず…この街の笑顔を…幸せを…取り戻して見せます…!」」」

かくして、3人はサイレンサーに別れを告げ、再びあの場所へと戻るのだった…

STB-1「…きたか…」
leKpzM41「お待たせしました…まさか本当に来てくれるなんて…」
???「オゥ!!なんてかわぅぃ娘なんでしょうか…!」
leKpzM41 ゾクッ「…なんですか…この…なんていうか…全身を舐め回すような視線…を感じます…」
???「神よ…このような出会いをくださり…感謝感激デース…ではさっそく…ヘーイ!そこの可愛いお嬢さん!私と一緒に…幸せのバージンロードを共に歩みまセーンか?」ハァハァ…
STB-1「…ハァ…(頭を抱える)」
leKpzM41「な、なんですか?!この人!ぐいぐいくるし、視線が気持ち悪い!誰なんですか…?」
???「おい…やめないか…!この、英国の恥晒しめ!」
ガツンッ(拳骨)
???「アウチ!もう…FV4202は本当に容姿なーいね、まるで私をサンドバッグか何かだと勘違いしてなーいかい?」
FV4202「貴様が恥を晒すような問題ばかり起こすからだろうが…この変態!」
???「4202、その認識は間違いだーよ、私ーは、清く正しい英国イチの紳士だーよ!」
FV4202「お前のような変態が紳士だと?寝言は寝て言え!この…性犯罪のデパート野郎!」
???「オウ…」
FV4202「これだけ言えば少し懲りたか?早くその態度を改めて、反省しろ!センチュリオン!」
センチュリオン「…イ」
FV4202「…?」
センチュリオン「…イイ…最高だーよ!4202!もっと…もっと私を罵倒して…罵って…私を満たしておーくれ!紳士の満たされゲージはもうすぐ最高潮だーよ!」ハァハァ…
FV4202「…コイツ…💢」
センチュリオン「さア…一緒に…快楽に身をよだ…」
STB-1「いい加減にしろ!💢」ゴシャッ
センチュリオン「ギャフン!…」チーン…
leKpzM41「な、なんなんですか…コイツ…」
FV4202「ただの変態よ。気にしないで、無視してくれたらいいわ…」
spic「…貞操の危機を感じるんですが…」
VK45.02A「…SmasherやAnnihilaterより…この人を捕まえた方がいいんじゃないでしょうか…」
センチュリオン「オゥ…コレは…絶景…エクスタシー…」
spic「ちょ、M41ちゃん、変態にパンツ覗かれてるわよ?!」
leKpzM41「?!い、いやぁぁぁ!」グシャ
センチュリオン「ありがとうゴサイマース!///」
FV4202「…逮捕…していいかしら…💢」
STB-1「…まて…こんなやつでも…戦力としては…無くてはならん…仕事が終わるまでは我慢だ…」
FV4202「…ええ…仕事が終わったら…みっちり教育し直さないと…💢」
センチュリオン「FV4202ちゃんとワンツーマンで♡教♡育♡…なんて…最高のご褒美だーね…」ウットリ
FV4202「…💢シネ」グシャ
センチュリオン「ア"ー♂」
3人「「「本当になんなんですかコイツ…」」」
FV4202「…ごめんなさいね…コレでもコイツ、blitz警察の隊員なの…ほんっとうに心の底から認めたくないけどね…」
leKpzM41「はぁ(呆れ)」
FV4202「自己紹介が遅れたわね、私はFV4202、blitz警察本部長として、日々blitzの平穏を守る警官よ。」
3人「よろしくお願いします!」
FV4202「そしてコイツは…変態。以上。それ以外だと性犯罪者…が妥当な扱いと思ってくれて構わないわ」
センチュリオン「ちょっと、扱い…酷くないカイ?」
FV4202「そう言われてもおかしくないわよ。て言うか…復活早すぎないかしら…?1時間は立てないぐらい痛めつけたつもりだったんだけど…」
センチュリオン「hahaha、FV4202ちゃんはツンデレなんだよーね、だから、キミの攻撃には躊躇いがあった…だからこんなにピンピンしているんだーよ!全く…FV4202ちゃーんは素直じゃないーね…」
FV4202「黙れ口縫い合わすぞ」
センチュリオン「オゥ…辛辣ウ…」
STB-1「…まぁ…腕は確かだ…こんなだが…」
3人(本当かなぁ…)
STB-1「さて…そろそろ行こう。時間は有限だからな…」
3人「は、はい…」(心配だなぁ…)
こうしてメンバーは揃った!さぁ、戦いの始まりだ!
1つ目のパーツを取り戻すため、ウィ二ヤードにやって来た、leKpzM41 90mm、spic、VK45.02Aはパーツがある場所まで進んだところ、目的地目前で、かつての住民、サイレンサーに出会い、今後戦うであろう、奴らの情報を聞かされ、その残忍な性格、強大な力、そして謎が多い能力…を聞かされ、かつて修行を受けたSTB-1に助けを求めた。すると、STB-1はFV4202、そして変態英国紳士センチュリオンと共に参戦!さぁ、彼女たちはウィ二ヤードの平和を取り戻せるのだろうか…?

leKpzM41「…見れば見るほど…酷い有り様ですね…」
spic「…気味が悪い…空気が重い…」
VK45.02A「きゃっ…?!」ズルッ…パシッ…
センチュリオン「お嬢さん…大丈夫デースか?足元に注意しないと、美しいお体が汚れてしまいまーすよ?」
VK45.02A「あ…ありがとう…ござい…ます…」
FV4202「初対面のくせに馴れ馴れしくするんじゃないよ…と言いたいところだが…まぁ助けた事は褒めてやってもいい…」
センチュリオン「私ーは、紳士だからーね!レディを助けるのは当たり前!紳士の責務だーよ!」
FV4202「…それで変態性がなければ完璧な紳士なんだがな…」
センチュリオン「…?私ーはすでに完璧な紳士…」
FV4202「…とりあえずもう黙れ。」
センチュリオン「Why?!何故でーすか…?!」
leKpzM41「…?!これって…」
STB-1「コレは…世界最大の超重戦車…Mausの死骸…のようだな…」
FV4202「まさかこんなやつまで奴らにやられた…って言うの…?コイツはそこらの戦車なんて比べ物にならないぐらい硬いって言うのに…」
センチュリオン「…コーれは、どうやらとんでもなーい奴らを相手にする可能性が高ーいね…」
spic「本当に勝てるんでしょうか…」
VK45.02A「わ、わかりませんよ…」ブルブル…
こうして無惨に炭になった残骸を掻き分け、奥へ奥へ…

STB-1「そろそろ奴らが出てくるんじゃないか?」
???「あら…また何匹も子猫ちゃん達が迷い込んできたわよ…姉さん。」
???「そうね…さぁ私達を楽しませる事はできるかしら…?」
STB-1「…お出ましか…」
スタッ…スタッ…
Smasher「はじめまして。子猫ちゃん達…私はSmasher…撃砕の破壊神とは私の事よ…」
Annihilater「そしてそんなおねぇちゃんの優秀な妹!それが私!Annihilaterだよ~♪」
STB-1「でたな……先手必勝!はっ!」ズドォン!
Smasher「あら…強引な娘…でも…そう言うのも嫌いじゃないわ…」ヒラリ
FV4202「神妙にお縄につきなさい!はぁぁ!」ズドォン!
センチュリオン「レディと戦うのは…少し残念デースが、仕方ありませーん…紳士の本気、くらうでーす!」ズドォン!
Annihilater「喧嘩っぱやーいwそんな怖い顔してたらせっかく美人さんでも損だよ~…」ヒラリヒラリ
STB-1「…なかなか身軽だな…見た目以上に早い…」
FV4202「流石に一筋縄にはいかないか…」
センチュリオン「敵ながら…アッパレ…デース…」
leKpzM41「私達も援護します!」
spic「私も!」
VK45.02A「私だって!」
3人「はぁぁぁあ!」ズドズドズドォン!
Smasher「…こんな豆鉄砲…遅すぎて当たる前に叩き落とせるわね…」バシィン!
Annihilater「あははっwこんなざこーい弾なんて…私にはききませーんw」カンッ
leKpzM41「そんなっ…全然効いてない…!」
Smasher「さて…そろそろ手加減はやめましょうか…遊びの時間ね、Annihilater…」
Annihilater「おっけ~…それじゃーあ…反撃…開始ぃ!」
Smasher「スキル"血痕"発動!」
Annihilater「壊して…壊して…壊し尽くしてあげる…!」
STB-1「…?!何か来るぞ!総員、広がれ!」
leKpzM41「?!…な、身体が…」
spic「一歩も…動かない…!」
VK45.02A「ど、どうして…?!ま、まさか…」
leKpzM41「アイツらの…能力?!」
Annihilater「…ここで…っ!"瞬脚・50M JUMP"!」
leKpzM41「?!き、消えた?!」
STB-1「君たち!後ろだっ!」
leKpzM41「?!」
Annihilater「か~ら~の~?"~禁忌~過剰射撃(オーバードーズ)"」ズドズドズドズドズドズドォン!
3人「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!??」」」
ドカーン!………
leKpzM41「…あれ…なん…と…も……!?」
spic「…そ…そん…なっ…」
VK45.02A「…!」
STB-1「…大丈夫…か…っ…グフッ…」
FV4202「怪我は…してないかしら…っ…クッ…」
センチュリオン「…レディを…守るのーも…紳士の…つとーめ…しっかし…無茶…しすぎーたようだーよ…」
3人「み、皆さん!」
Annihilater「ヒュウ~♪か~っこい~い♪自分の体で他の子達を守る…なんてぇ…Annihilater、かんげきぃ♪」
Smasher「Annihilater、笑ってはいけませんよ…体を張る事でしか、仲間を守れない…可哀想な方達なんです…さぁ、とどめをさして差し上げなさい…」
Annihilater「おっけぇ~じゃ~ぁ…」
      さ よ う な ら ♪
ズドズドズドォン!…………
3人「……そ…そん…な…」
leKpzM41「STB-1さん!FV4202さん!センチュリオンさん!……返事して…くだ…さい…よぉ…」
spic「…嘘…ですよ…ね?」
VK45.02A「これは…夢…ですか…?」
…返事がない。ただの屍のようだ…
Smasher「あらあら…また何匹かの子猫ちゃん達の尊い命が散ってしまいましたわ…」
Annihilater「私達に逆らうから…こうなっちゃうって…わかんないのかなぁ?わかんないだろうなぁwだって…もう…死んじゃったんだもんねぇw」
leKpzM41「…そんな…」
spic「…い…いやぁぁぁ!」ダッ!(逃げ出す)
VK45.02A「spicさん?!」
spic「死にたくない…死にたくない…死にたくない…っ」
Annihilater「逃がさないよ?」
spic「ひ…ひぃ!」
きゃああああああああああ!ドンドンドンツ…ブチッ…グチャッ
leKpzM41「…………」(顔面蒼白)
VK45.02A「…オェェッ…」(えずく)
Annihilater「ふぅ…やっぱり解体はいいよねぇ~♪さっきの子気に入ったから、しばらくおもちゃにしていい?おねぇちゃん?」
Smasher「…好きにしたら?どうせ飽きてすぐ捨てちゃうんでしょう?」
Annihilater「まぁね~♪でもしばらくは遊べるかもねぇ…今から楽しみだよ~♪」
Smasher「さて…この2人はどうしようかしらねぇ…」
Annihilater「はいはーい!まずはこの大きい子を姉さんの榴弾で消し炭にしちゃって…それからこの可愛いワンちゃんを気が済むまで痛めつけるのはどう?」
Smasher「では、そうしましょうか…」
VK45.02A「…い、いやぁぁぁ!?来ないでっ…来ない…」
Smasher「お や す み な さ い」 ズガァァン
VK45.02A「死にたくな…」ドスツ…ドカーン…
Annihilater「ヒュー♪さっすがお姉ちゃん♪一撃で吹っ飛んじゃって、もう跡形もないね~♪ざんこくぅ~♪」
Smassher「ふふ…久しぶりにいい手ごたえだったわ…」
2人「「つ ぎ は あ な た の ば ん よ ♪」」
leKpzM41「…………」
Smasher「あら…意識がないわ…この子。」
Annihilater「えぇ~…つまんないなぁ…いい叫び声、あげてくれるとおもったのにぃ…ガッカリだよ…」
Smasher「まぁ、さっさと片付けて、また遊び相手は探せばいいわ…」
Annihilater「そうね…こんな雑魚より楽しめる相手、探さなくっちゃ…♪」
leKpzM41(あぁ…私…ここで死ぬんだ…マスター…ごめんなさい…最後に…頭…撫でて…欲しかった…な…)
Annihilater「じゃあね、ワンちゃん♪」ズドズドズドォン!
……………

(あれ…?誰かが…私を…呼んで…る…?)

.....(そうか…私…死んだんだ…)
(マスターにも…もう…二度と会えない…)
………
"…そんなのは…嫌だ…!"
…?先に…光が…掴め…そう…
「あなただけは…逝かせない…。」
「私達のような犠牲にならないように…」
「「私達があなたを強くする!」」
パァァァァ…
(光が…だんだん強く…大きく…なんだろう…この…体の底から…湧き上がってくるような…)
"力"は…
………………

Smasher「…?ねぇ、妙な気配がしない?Annihilater……」
Annihilater「姉さん…変なこと言わないでよw脅かすつもり?」
Smasher「…気のせいかしら…」
Annihilater「少し休んだら?久しぶりに興奮して、疲れちゃったんだよ、きっと。」
Smasher「…そうね…少しやす…」
ドォォォン!
Smasher&Annihilater「?!」
???「マスター…皆さん…私に…力を!」
Annihilater「え~wまだ生きてたんだぁ…しょーがない、相手してあげる…かかって来なさい?ワンちゃんw」
???「…スキル"波動・メガショット"!」
ズキュゥゥゥン!
Annihilater「へ…?何…それ…ビ、ビー…ム?」
Smasher「何してるの!かわしなさい!Annihilater!」
Annihilater「しまった!回避がおく…」
ズガァァン!
Annihilater「ギャァァァァ!」
Smasher「?!何…あの威力?!それに…あの犬…姿がさっきまでとまるで違う…全く別の…姿?」
Annihilater「ね、姉さん…アイツ…今までと格段に違う…同時に攻撃よ!」
Smasher「…!わかったわ!スキル"血痕"!」
Annihilater「スキル"禁忌・過剰射撃(オーバードーズ)"!ズドズドズドズドズドズドォン!
???「…スキル"飛翔…スラスター"…!」 ギュンッ!
Smassher「…?!き、消えた!?」
Annihilater「姉さん!上よ!」
???「天よりの裁き、その身で受け、罪を悔い改めよ!最終…奥義…"亜音速…ATGM" ブシュゥゥゥウ…
Smasher「なんなの?!あれ!」
Annihilater「とにかく逃げないと、当たるわよ、姉さん!」
Smasher「…そうね、一旦ここはひき…」
???「逃げ場など…ありませんよ?」
2人「?!」 シュー…
スガガガガガガガガ
2人「きゃぁぁぁぁぁぁ…」
……

leKpzM41「…う…うーん…」
マスター「…M41?!目を覚ましたか…!」
leKpzM41「…あれ…マスター……私…死んだはず…」
マスター「君がウィ二ヤードで倒れていたのをM41Dが見つけたんだ。酷く傷ついていたが、なんとか…助けられた。」
leKpzM41「…助かったのは…私…だけ…ですか…」
マスター「…?どういう事だ?」
leKpzM41「実は…カクカクシカジカ…」
マスター「…そうか。なら心配はいらないな。」
leKpzM41「…?!何故ですか…私のお友達が亡くなったんですよ!何かせめて…供養させて下さい…」
マスター「…その事なんだが、M41Dが君を見つけた際、周りに酷く損耗した娘達が、何人も倒れていてね。皆撃破寸前の状態だったが、今は治療と修理をうちの軍で行って、回復に向かってるよ。」
leKpzM41「って事は…皆…無事って…事でしょうか…?」
マスター「ああ。それと…」
leKpzM41「…?この写真は?」
マスター「君を見つけたM41Dが撮った、君の写真なんだが…今と全く違うんだ、これは何だったんだい?M41Dによると、触れた途端、元の君に戻ったみたいなんだが…」
leKpzM41「…すみません…あまりよく覚えていません…」
マスター「…そうか…まぁ、今はゆっくり休むといい。話はそれからゆっくり聞くよ…」
leKpzM41「ありがとう…ございます…」

こうしてSmasherとAnnihilaterという強大な敵をなんとか倒した…しかし、彼らを倒した際のあの力はなんだったのだろう?多くの謎を残したまま、leKpzM41 90mmは深い眠りにつくのだった…

第4章

~前回のあらすじ~
M41 Walker bulldogに戻るため、パーツ集めの旅に出たleKpz M41 90mmとspic,VK45.02Aは1つ目のパーツのあるウィ二ヤードにて、Annihilaterと Smasherと戦うことに。しかし応援に駆けつけた仲間、STB-1、FV4202、センチュリオンがやられ、さらにはspic、VK45.02Aまでもが撃破されてしまった…そんな時、M41に眠る力が謎の光によって引き出され、辛くもAnnihilaterとSmasherを退ける事ができた。あの力はなんだったのだろうか…

AnnihilaterとSmasherと戦った1週間後…
leKpz M41「はぁぁ!」ズガァァン!
leKpz M41「…ふう…だんだん感覚を取り戻してきたな…」
spic「おーい!お昼ご飯できたよ~M41ちゃーん!」
VK45.02A「早くしないと冷めちゃいますよ~」
leKpz M41「はーい!いまいくよ~」
あれから1週間、取り戻したパーツは今Tiger1さんの元で修理を行っている…
STB-1「…しかし、ここは平和で居心地がいいな…」
FV4202「私達が普段から殺伐としすぎているのをひしひし感じるわね…」
センチュリオン「ソーデースね……それにここにーは可愛い子がよりどりみどり…サイコーだーね…ほらあそこにも可愛い娘が…ヘイ!私とお茶でもしませーんか?そこの可愛いガール?」
UE57「ヒッ…え、遠慮しておきます!」スタコラサッサ
センチュリオン「んもぅ…釣れないデースね…」
FV4202「その誰彼構わずナンパするのはやめろ。同じ英国車両として恥ずかしいわ。」
センチュリオン「この世界にいる全ての娘を私の妻にするまーでは、やめられなーいね!FV4202!」
FV4202「シネ。」
センチュリオン「…いつにもまして辛辣ゥ…だーね…」
FV4202「いっそ今すぐAnnihilaterにやられてしまえばいいのに…」
センチュリオン「…」
FV4202「…?どうした?黙り込んで…珍しい。」
センチュリオン「実ーは…私…あの娘に惚れてしまったかもしれなーいんだーよ…」
FV4202「………ゑ?」
STB-1「…ha?!」
3人「「「えぇぇぇぇ?!?!」」」
FV4202「…正気か?あんなバイオレンスな奴…どこに好きになるような要素が…」
STB-1「…ついに…壊れたか…」
leKpz M41「無理だと思います。」
spic「そもそもそんな考えが相手にあるかすら分かりませんよ…?諦めるべきでは…?」
VK45.02A「そもそもセンチュリオンさんみたいな変態に彼女とか、できないと思います。」
センチュリオン「みんな…酷くなーいかい…わたしーは真剣に悩んでいるというのーに…」
FV4202「…まぁその話は置いておいて…M41に話がある。」
センチュリオン「ちょ?!置いておくとーry」
leKpz M41「なんでしょうか?」
STB-1「君のあの力について君が眠っている間に色々調べて、1つわかった事がある。」
FV4202「wotb歴史帖の古い文献に君と似た車両の記述があった。ATGMという特殊な砲弾を搭載した車両が見つかった。」
leKpz M41「…それって…私が最後に放ったあの砲弾、誘導性がある砲弾…でしたよね…?」
FV4202「あぁ、ただ、その能力はWG神に封印され、もうこの世界には存在しないはずなんだ。」
STB-1「そこで、だ。その車両がいたとされる時代の文献を片っ端から調査した。すると、現代でもATGMをかつて使用していた車輌が多くいるエリアが見つかったんだ。」
leKpz M41「…たぶん、私、知ってます。ニューベイ…ですよね。」
STB-1「やはり、知っていたか。そう、君の故郷だ。」
leKpz M41「…あの時みた姿、お母さんにそっくりだったので…もしかしたらと思ったんですが、やはりですか…」
STB-1「そして、調査を進めていた時、偶然にも、ニューベイに君のパーツが2個もある事が判明したんだ。」
leKpz M41「…!?って事は、パーツを回収しにいけば私の力を解明することができる…って事じゃ…?」
FV4202「そうね…ただ…」
leKpz M41「ただ…?」
STB-1「…あの時倒したはずのAnnihilaterとSmasher…奴らはまだ、生きている…」
FV4202「撃破記録帳に、彼女らの名前がなかった。つまり、まだどこかにいる…ってコト…」
センチュリオン「…!って事はアナちゃんを私のフィアンセに…できるかーも…ってコト…!Foo⤴︎⤴︎」
FV4202「知り合ったばかりなのにいきなりあだ名呼びとか…キモいな、お前。絶対本人の前で言ったら、殺されるだろうな。」
STB-1「…たぶんSmasherにも酷い仕打ちを受けるだろうな。Annihilaterは妹のようなものだから、彼女も怒り狂うだろうな…」
センチュリオン「…私だって…きずつきまーすよ…」
FV4202&STB-1「「そんな事は断じてない」」
センチュリオン「酷い!あんまりデース!」
3人「当然の扱いだと思います。」
センチュリオン「泣きそうなんでーすが…」
FV4202「勝手に泣いてろ。性犯罪者。」
センチュリオン「…仕方ないでーすね。隠し撮りしておいたAnnihilaterちゃんの写真でもみーて、慰めてもらうとしまーすか…」
FV4202「…はい、逮捕ね。」
センチュリオン「へ?」ガチャリ
FV4202「10:32分、盗撮の現行犯で、逮捕。」
センチュリオン「いやぁぁぁ!()勘弁してーよ!…コレは…そう!捜査資料!捜査資料として撮っただけだーよ!」
FV4202「…まぁ、話は、署で聞くから。ほら、行くわよ。犯罪者。」
センチュリオン「ちょ!?ま……あぁぁぁぁぁぁ!」
leKpz M41「…いつかやらかすとは思ってましたが…」
spic「盗撮は…ダメだよね…」
VK45.05A「犯罪者予備軍じゃなくて…ガチの犯罪者になっちゃいましたね…」
STB-1「あれはしばらく戻ってきそうにないな(笑)」
センチュリオン「STB-1!笑ってないでタスけーて!please!HELP…Meeeeee!」
STB-1「すみません。よく、分かりません。」
センチュリオン「Siriみたいになってるんじゃないでーすよ!いいから助け…」
FV4202「ほら、さっさと乗りなさい!行くわよ…」
センチュリオン「アァァァァァァァ」
バタンッウゥー…(サイレンが遠ざかっていく)
STB-1「…達者でな…牢屋でも…元気に暮らせよ…」
leKpz M41「…たまにSTB-1さんって、残酷な所ありますよね。」
STB-1「まぁな…まぁあれは擁護のしようがなかったから見捨てた。それだけの事だ…」
3人「「「デスヨネー」」」
STB-1「まぁ…アイツは…いい奴だったよ…(ネタとして)」
センチュリオン「勝手に殺さないで下さーい!」
STB-1「ゑ?もう戻って来た…のか?」
センチュリオン「…まぁ、ね。そもそもFV4202は私の部下、上司権限で解放させたのーさ!犯罪の証拠は、揉み消させーたよ!」(ニッコリスマイル)
STB-1「…こんな奴が上にいるとかこの警察大丈夫か?」
FV4202「…ダメだ、早くなんとかしないと」
センチュリオン「さて、君たーちは、コレからニューベイにいくんだよーね?デモ、私ーは、別件に行かなきゃなーんだ…だから君たちの事はFV4202とSTB-1に任せようと思うんだーが…いいかーな?3人とーも…」
3人「え?あ…はい…」
センチュリオン「じゃー、私ーは一旦別行動…という事~で。グッバイ!可愛いレディたーち!」
3人「「「さ、さようなら…」」」
STB-1「…というわけで、私達はニューベイに向かう。もちろん、 M41達も来るよな?」
leKpz M41「はい!久々に里帰りもしたいですし、異論はないです!」
spic「アイツらは怖いけど…またM41ちゃんがなんとかしてくれるって…信じてます…!…なんか人任せっぽくなっちゃってますけど…」
VK45.02A「私も、一度乗り掛かった船です!最後まで付き合います!」
STB-1「3人とも、気合いは充分なようだな。」
マスター「やぁ、君達。」
leKpz M41「…マスター!いらっしゃってたんですね!」
マスター「出かけるんだな?皆…」
leKpz M41「…はい。あんな事があったから…またマスターに心配かけてしまいますが…どうか…見守っていて欲しい…です。」
マスター「…あぁ。…そうだ、皆に渡しておきたいものがある。コレだ…」
leKpz M41「?!?!どうしたんですか!?こんな数のレストアパック?!…まさか…マスター…」
マスター「いやいや!盗んだわけじゃない!車両市の福引きでレストアパック1年分が当たって、今在庫が結構あるんだ。だから遠慮なく持っていってくれ。もちろん、仲間の君達にも…」
STB-1「私はただ、成り行きでついていくだけですよ、だから…このような貴重な物を受け取る事はできません。」
FV4202「私も同様です。それに…私達は無所属の野良戦車です…職はあるにしても、このような施しをしてもらう立場にありません…」
マスター「…なら、 M41の友達…としてなら受け取る事はできないかい?M41も君達を失うくらいならレストアパックなんて比にはならない価値あるもの…だと僕は思う…からさ。」
STB-1「…なら。」
FV4202「遠慮なく頂かせてもらう。ありがとうございます。M41の主人殿。」
マスター「ところで、君たち…野良戦車なのかい?ならいっそ、ウチに来ないか?歓迎するよ。」
STB-1「「今はまだ、なすべきことがありますから…」
FV4202「…そう…ですね。考えておきます。」
マスター「…そうか。さぁ、君達も。」
spic「そんな…悪いですよ…」
VK45.02A「こんな物…私つけていただいた事なかった…です。」
マスター「そこの2人にも話した通りさ。もちろん、それでも断るというのならM41に人数分持たせるがね…」
spic「…それはM41ちゃんにもうしわけないので…」
VK 45.02A「ありがとうございます…いただきます。」
マスター「コレで……あれ?あと1人はどこに?」
STB-1「センチュリオンなら先ほど別件でもう出立しましたが…」
マスター「あぁ…残念だ。あの子とは結構話が合うから、是非うちに来ないか誘うつもりだったんだが…」
leKpz M41「…?!マスター…それ本気で言ってるんですか…?」
マスター「?そうだが…何か問題でも?」
5人「「「「「問題しか起こさないんですよ!」」」」」
マスター「…そう…なのか?結構面白い奴だったんだが…そんなにやばいのか?」
FV4202「やばいなんてもんじゃない。アイツは歩く性犯罪辞典…だ。たとえば…ピー(書くとBANされかねない内容)とか、ピー(自主規制)とか…あとピー(規制表現)とか…」
マスター「…確かにやばくて草」
spic「影で過去のやばい話暴露された挙句イメージが地の底まで悪くなるセンチュリオン君、可哀想通り越してもはや同情心すら湧いてくるわ…」
VK 45.02A「いや、同情はできなくないですか…?」
spic「確かに」
leKpz M41「とにかく、そろそろ出かけましょう、このままだとニューベイにつく前に暗くなってしまいますよ?」
STB-1「そうだな。マスター、支援感謝する。またいつかお会いできるのを楽しみにしている。」
FV4202「お世話になりました。またいつか。」
マスター「みんな、気をつけて行っておいで。」
5人「「「「「行って来ます!」」」」」

こうして5人はニューベイ、M41 Walker bulldogの故郷へと向かった…

leKpz M41「着きました!ニューベイへようこそ!」
spic「すっかり夜だけど、とっても明るいね!」
STB-1「流石大都会だな。」
VK45.02A「うわぁ!すごく大きなドーナツが…」
FV4202「あら、本当。食べたくなってきたわね。」
グゥゥゥ…
leKpz M41「…皆さん、お腹空きましたよね?」
spic「お腹ペコペコだよ…」
VK 45.02A「わ、私も…」
STB-1「…流石にここまで何も食べていないからな…」
FV4202「燃料補給、何処かでできないかしらね?」
???「あらあら…その声は…もしかして…M41ちゃん?」
leKpz M41「…あっ…」
???「やっぱり、M41ちゃん!おかえりなさい…!」
leKpz M41「うん…ただいま!お母さん!」
spic「この人が…」
VK 45.02A「噂の…」
???「あらあら、あなた、お友達沢山できたのねぇ……うちの子と仲良くしてくれて、嬉しいわぁ……そうだ!M41ちゃん、今夜はウチで休んだら?部屋も沢山余ってるし…」
leKpz M41「…!ねぇ、みんな、うちに来ない?」
spic「お母さんがいいって言われたから…」
VK 45.02A「お言葉に甘えさせて頂きましょうか…。」
STB-1「かたじけない。丁度今夜の宿を探していた所でしたから、その申し出は大変ありがたい。」
FV4202「そうですね。本当にありがとうございます。」
???「いいのよ~…あっ、自己紹介がまだだったわね、私はSheridan、 M41ちゃんのお母さんです。」
leKpz M41「お母さんの料理、美味しいんだよ~…久しぶりに食べたくなっちゃった…」
Sheridan「あらあら、わかったわ、じゃあ、早く帰って準備しなくちゃ、ね。じゃあ、行きましょうか。」
leKpz M41「やったぁ♪皆!ついて来て~♪」
spic「嬉しそうだね…あ、私も手伝います!」
VK 45.02A「わ、私も!できる事は少ないですが…」
STB-1「私も手伝わせて頂きます。」
FV4202「…私…料理できない…( ;∀;)」
leKpz M41「そうなんですか?!意外…です」
FV4202「私が作れるの…スターゲイジーパイ(イワシがぶっ刺さったイギリスのパイ)ぐらいしかないわ…」
STB-1「…なんでそんなゲテモノだけは作れるのか、コレがわからない…」
FV4202「う…うるさい///…こんなんじゃ、お嫁に行けない…」シクシク…
Sheridan「あらあら…なら、私が今度、料理教えてあげるわ…!頑張りましょう、FV4202ちゃん…♪」
FV4202「は、はいっ!(*゚▽゚*)」パァァ
Sheridan「さぁ、ついたわ!入って入って♪」
leKpz M41「ただいま!」
4人「「「「お邪魔します…」」」」
???「おかえ…ん?だ、誰?」
Sheridan「あらあら、いたのね、T49、妹が帰って来たわよ。後の子は妹のお友達よ、今夜はみんなウチに泊まるのよ、仲良くしてね。」
T49「ふーん…てか妹って…そんな黒かったっけ?もしかして焼けた…?」
leKpz M41「違うの、コレは…うん、後で話すよ。とりあえずご飯だ!」
T49「…そうだね。積もる話もあるし、とりあえず空腹は満たしたい。」
こうしてleKpz M41達はM41の実家にお邪魔する事に…
T49「…それでそんな姿に…」
Sheridan「色々あったのね…でもあなたが無事で、本当に良かったわ…」
STB-1「ところで、Sheridanさんはこの写真のような車輌を見たことがありますか?」
Sheridan「…?……!この写真に写っているの…」
FV4202「ご存じなのですか?!」
Sheridan「えぇ…私の…今は亡き夫の姿に似ている…」
STB-1「…詳しく…話を聞いても?」
Sheridan「えぇ…少し、待っていて…確か…ここに…あ、あったわ。これよ。」
leKpz M41「?!コレは…?」
Sheridan「これはお父さんの生前1枚だけ撮った写真よ。パパは写真がとにかく嫌いで結婚した時のこれ1枚っきり、写真は撮ってくれなかったわ…」
STB-1「確かに…似ているな。」
FV4202「でもやはり相違点も多い。たとえば側面にスポールライナーが装備されていない。」
leKpz M41「…そういえば、私がサイレンサーさんにもらったスポールライナー…どこにいったんでしょう?探したんですが見つからなくて…」
STB-1「…それはおそらく、変身の際、身体に取り込まれ、一体化したんだろう…実際、君には榴弾無効のスキルアビリティが追加されていた…」
leKpz M41「え?そうなんですか?!…なるほど、納得できました。だから探しても見つからなかったんですね…でも、どうして、スキルが追加されてるってわかったんですか?」
FV4202「STB-1には"第三の眼~心眼~"というスキルがあって、相手のスキルやアビリティがわかる能力があるのよ…ただ…」
leKpz M41「ただ…?」
FV4202「格上の相手や、常識が通用しない相手の能力はわからないという弱点もあるの。例えば、SmasherやAnnihilaterのような常識外の奴の能力はわからないってわけ。」
leKpz M41「…便利な能力ですが、ちゃんと弱点もあるんですね。」
STB-1「まぁ、私のことは置いておいて、M41の父親はどう言った能力があったんだ?」
Sheridan「…あの人は周りとは少し、いや、かなり変わっていたわ…WG神によって、ATGMが禁忌に指定され、次々と私達から奪われていっていた頃、彼は別の土地で暮らし、Sheridanで唯一、ATGMを奪われずに過ごしていたいわば禁じられた存在。そんな自覚なく過ごしていた彼と私は出会い、恋をして…夫婦になって、子供も授かり、幸せに過ごしていたあの日、事件は起きた…ついに彼はWG神に見つかってしまった。私が…私がつい話した彼のことから…ATGMを持っている生き残り…がまだいたことにWG神は黙ってみていなかった…私が帰ると、そこにはもう…彼の姿はなく代わりに手紙が。そこには子供達を頼む。とだけ書かれていた。私は懸命に彼を探した…けど、彼はその後姿を現す事はなかったわ…」
leKpz M41「…お母さん…お父さんは…昔、病気で死んだって…あれ、嘘だったんだね…」
T49「…そう、だったんだ…」
Sheridan「…ごめんなさい。幼いあなた達を悲しませないため、今まで黙っていたの…」
STB-1「…という事は、子孫であるM41に父親の力があるのは当然…つまり、あの姿はM41の未来の姿…という事だろうか…」
FV4202「…私、あの姿に名前をつけようと思うわ。」
leKpz M41「…お願いします。」
FV4202「そうね…"M41 Mode:Sheridan missile"…なんてどうかしら。」
leKpz M41「…!カッコいい…。」
STB-1「…なかなか良いセンスだ。これからは、そう呼ぶ事にしよう。」
leKpz M41「って事は、お父さんはSheridan missile…という事になるんでしょうか?」
STB-1「そうだろうな。…まてよ。そんな名前の記述がwotb歴史帳のどこかにあったような…」パラパラパラ…
FV4202「…?!あ、コレ…!」
leKpz M41「?!こ、これって…!」
Sheridan「間違いないわ…私の…夫…!」
STB-1「…まさか、こんなふうに見つかるなんてな…」
FV4202「画面アイコンになっている…"Sheridan missile"…そして記述が…彼は異世界にて活躍する
Sheridan missile。現在戦では用いる事が出来ないATGMを唯一使うことができる、特殊車両。現在戦には出撃できず、異郷戦のみ使用出来る特別な車両だ。」
Sheridan「…WG神によって異郷に飛ばされていたのね…だからこちらの世界でいくら探しても見つからないわけね…」
STB-1「ともかく、あの姿のになったのは遺伝的な何かが強い気持ちと反応し、未来の力を一時的に得ていた…という事か…」
FV4202「惑星blitzの謎がまた、1つ解けたわね。」
leKpz M41「…なんか、すっきりしました。」
spic「あの…少し…疑問なんですが…撃破された私達が蘇った事についてはどうなんですか?私なんて確実に1回は死んだはずなんですが、デスペナルティが発生しなかったんです…」
VK45.02A「…私も。爆散したはず…なんですが…」
STB-1「…私はあの時、朦朧とする意識の中、M41の変わった姿を見た…表示されたスキルの中に…禁忌のスキルがあった…」
FV4202「…?!それって……」
leKpz M41「…?なんですか?禁忌のスキル…って…」
STB-1「禁忌のスキル。WG神によって封じられた禁忌に触れるスキルの事だ。…この世界では傷ついた場合、レストアパックなどでしか修理、治療などはできない事はみんな、知っているな。」
spic「…それが当たり前ですからね…」
leKpz M41「…知っています…」
VK 45.02A「…それが何か…関係が?」
STB-1「私が見たそのスキル…"最後の足掻き"と"タイム・ジャンプ"…このスキルはその[ルール]を覆す、凄まじい物だ。だからこそWG神に封じられ、この世界にこれらのスキルを持つ物はいなくなった…はずだった…君が現れるまでは…」
leKpz M41「…その2つは…何かまずいスキルなんでしょうか…?」
FV4202「そうね…"最後の足掻き"は、自分だけでなく、周りにいる大切な人々をどんな攻撃に晒されても一度だけ助かるギリギリのラインで死なずに耐える事ができるスキル…まだコレはマシな方。問題は、"タイム・ジャンプ"…このスキルは指定した対象のHPが1でも残っていたら、その対象の損傷や搭乗員の状態を任意のタイミングまで巻き戻す…つまり受けたダメージを何度でもなかった事…つまり起きた事を無かったことにできるスキル…」
leKpz M41「…?!…って事は"最後の足掻き"が発動した後に"タイム・ジャンプ"で巻き戻して無かったことににすれば…永久に死なない戦車になる…って事?!」
STB-1「そうだ。だからWG神はこれらのスキルを封じ、二度と使えないようにしたのさ。しかし…」
spic「M41ちゃんは…持っている…と」
VK 45.02A「なんだか急にM41さんが遠い存在のように思えてきました…」
leKpz M41「そんな!私はいつまでま2人の良き親友でいたいよ…力を手に入れたって、私は私だよ!」
2人「「…そうだね…!これからもずっと…親友だよ!」」
Sheridan(いいお友達が出来たわね… M41…)
STB-1「…ところで、あそこに飾られている…パーツには触れた方がいいのか?」
leKpz M41「ゑ……?…あー!これ、私の履帯に…砲塔?!なんでここにあるの?!」
Sheridan「あー…それフリマアプリで買ったの。M41ちゃんを懐かしもうかなって…で、届いたのが…それ。まさかこんな大きいとは思わなくて…置き場に正直困っていたの…けどまさか本人のパーツだったのね…」
leKpz M41「ちなみに…いくらだったの…?」
Sheridan「…履帯は114クレジット、砲塔は514クレジットだったわ…」
leKpz M41「…や、安すぎるでしょ…強盗め…せめてもうちょっと高値で売れやぁァァァ💢」
spic「あはは…ドンマイ…」
VK 45.02A「…まぁ、激しい戦闘にならずに戻ってきて良かったじゃないですか…」
leKpz M41「すごく複雑なキブン…」
STB-1「ははは…まぁ結果オーライだな…」
FV4202「良かったじゃない、探す手間が省けて。」
leKpz M41「…はい…」
こうしてM41の里帰りは夜がふけてゆき…
次の日、まだマスターの元へ戻る事に…
T49「ねぇ…M41、コレ…」
leKpz M41「お姉ちゃん…コレは…?」
T49「…昔私が使っていた、ガンランチャー…今は使ってないから、あなたにあげるわ。」
leKpz M41「ありがとう…大切にするね…」
T49「…頑張りなさいよ、また、会いに来て…。」
leKpz M41「お姉ちゃん…またね!」
Sheridan「元気でね。体に気をつけて…。また…会いに帰って来て…いつでもあなたの好きなご飯、作って待ってるから…」
leKpz M41「うん…また来るね、お母さん…。」
こうして里帰りとパーツの回収を終えた一行はまた、来た道を帰って行くのだった…

第5章

前回のあらすじ
力の謎について調査すべく、M41の故郷、ニューベイに向かった一向。そこではM41の母であるSheridanや姉、T49と再開。力の謎について調べていくと、M41の父がATGMを使っていた最後の車輌という事が判明。謎の力をFV4202がM41:Mode Sheridan missileと命名し、力の謎は解き明かされたのであった…

leKpz M41「とりあえず、マスターの元に帰りましょうか。」
STB-1「そうだな。出発するか。」
…数時間後。
マスター「お、おかえり。」
leKpz M41「マスター、ただ今帰りました。」
???「皆さん、帰ってきたんでーすね!」
leKpz M41「え…誰…?」
???「おやおーや、私を忘れるなーんでひどいでーすね…私ーはセンチュリオンだーよ!」
spic「センチュリオン…さん?…そんな細かったかなぁ…」
センチュリオン?「…これはダイエットしたからでーすよ、だから痩せたんでーす。」
STB-1「…半日でそんな痩せるか…?」
FV4202「…そんな簡単に痩せられたら苦労しないわよ…」
センチュリオン?「ところーで、今の私ーは、センチュリオン、ではなく、Centurion MK5/1と呼んでくださーいね。」
leKpz M41「…車輌名変える必要あるんでしょうか…」
Centurion MK5/1「気分なんでーすよ。…ところーで、FV4202は、体重…気にしてるんでーすか?」
FV4202「う、うるさい!…最近ちょっと増えたのよ。」
Centurion Mk5/1「確かーに、入隊同時に比べるーと、この辺りとーか、ぷにぷにしてきてるよーね…」プニ…
FV4202「…ッ!どこ触ってるのよ!変態!」
spic「間髪入れないボディタッチ、私じゃなきゃ、見逃しちゃうね。…気持ち悪い。」
VK45.02A 「女の子にいきなりボディタッチとかよくないと思います。」
leKpz M41「センチュリオンさん…最低ですね。」
CenturionMk5/1「…みんな…酷くないかい……まぁ、いいでーすよ。私ーは、FV4202の恥ずかしいヒ♡ミ♡ツを全部知っていまーすから…おっと、これ以上は機密情報でーした。sorry、忘れてくださーい。」
FV4202「オイ。」
CenturionMk5/1「ちょっと…近いでーすよ、FV4202…何か…?」
FV4202「…どこまで知っているの?」
CenturionMk5/1「そりゃFV4202が生まれてから今までの全てを知っていまーすよ?それが何か…」
FV4202「…死んでもらいましょうか。」
CenturionMk5/1「hahaha…冗談はやめてくださーいよ…ん?」
FV4202「オマエヲブッコロス」
STB-1「あ、終わったな、あいつ(諦め)」
leKpz M41「眼に光が…ないっ…」
CenturionMk5/1「ゑ?ちょっと…おちつい…ギャァァァァァァァァァァ」
FV4202「シネェェェェェ!」ズガガガガガガガンッ…
砲煙が晴れると…そこには紅いオイル溜まりと、無惨に変わり果てたスクラップがポツンと置かれていたという…
FV4202「…これで世が少し、綺麗になったわ。」
STB-1「今度こそ死んだ…だろうな。」
leKpz M41「…これで物語も綺麗になりました…かね?」
???「誰が死んだ…でーすって…?」
???2「私ーが簡単に死ぬとでーも?」
???3「…非常に残念…でーすね、FV4202。」
???4「反抗した以上、罰を与えなければいけないでーす…」
FV4202「?!?!?!」
STB-1「…え?」
leKpz M41「嘘ダッ…」
spic「センチュリオンさんが…増えた?」
VK45.02A「これは…幻覚…ですか?」
センチュリオン「私ーはセンチュリオン!英国ナンバーワンの完璧ーな紳士!」
Defender Mk1「私ーは、Defender Mk1!イギリスツリーの化学力で生まれ変わった、エキスパート!」
Centurion Mk7/1「私ーは、CenturionMk7/1、センチュリオンをバージョンアップした強化型だーよ!」
Centurion ActionX「そして私ーは、Centurion
ActionX!センチュリオン究極強化型だーよ!」
センチュリオン「どうやーら、Mk5/1がやられたみたいでーすね。仕方ないでーす。…後でまた作り直せばいいかーらね。」
STB-1「とりあえず、説明を求む。」
センチュリオン「私一人では全てのミッションが円滑に進まないかーらね。私の記憶をリアルタイムで共有できる、私のクローンを作って、任務をこなしていたんだーよ。」
FV4202「…という事は…」
センチュリオン「つまり、倒してもムダ!ってこーと。いくらでも増やせるからね!」
FV4202「…センチュリオン…この世から…1輌残らず…駆逐してやる!はぁぁぁぁぁ!」
センチュリオン「oh…仕方ないでーすね、お相手しまーす…」
数分後…
FV4202「…もうダメ…」ドサッ
センチュリオン「ギブアップでーすか?では、これから君の処分を決めまーすね。…私に反抗した罪であなたーは…」
FV4202「…まさか…躰…で?」
センチュリオン「6泊7日の休暇旅行をプレゼントしまーすね。…ゆっくり疲れを癒してくださーい。」
FV4202「…え?」
Defender Mk1「FV4202は、働きすぎなんでーすよ。たまにはゆっくり休むべーきです。」
CenturionMk7/1「仕事ーは、任せてくださーい。私達が何とかしておきまーすから。」
Centurion ActionX「勿論、皆さんの分も、しっかり用意しているかーら、楽しんできてくださーい!」
STB-1「…ちなみに、行き先は…?」
センチュリオン「大和港でーすよ。中々風情がある場所でーすよ?」
STB-1「…あの辺りに宿なんてあったか?…私がいた頃には少なくともなかった筈だが。」
センチュリオン「流石元日本ツリートップ…あの辺りの地形には詳しいみたいでーすね…ですが、最近できたばかりなので、知らないのも無理ないでーすね。」
STB-1「…そうか。」
センチュリオン「…さて、迎えのバスが来ていまーすよ、さぁ乗った乗った!」
5人「え?ちょ…」
ピー…プシュ-…
センチュリオン's「…健闘を…祈りまーす。」ボソッ…
leKpz M41「なんか…流れでついていく事になっちゃいましたね…。」
spic「だね…」
VK45.02A「…まぁ、お邪魔にならない程度に楽しみましょうよ。」
FV4202「…あの変態に私の秘密、全部知られているとか…はぁ…シニタイ…」
STB-1「…気を落とすな。…現地に着いたら美味しい茶店ででも美味しい和スイーツ、奢ってやる…」
FV4202「うん…ありがと…」
leKpz M41「それにしても、この辺り、海が近いんですかね?潮の匂いがします。」
STB-1「…この辺りはカスティーリャ…だな。確かドイツツリーとイタリアツリーが共同統治している地域だったはずだ。名物は海産物らしい。」
spic「海産物かぁ…食べてみたいなぁ。」
VK45.02A「海産物は海の近くじゃないと食べられないですからねぇ。」
FV4202「帰りにでも寄って食べましょうか。」
leKpz M41「いいですね!楽しみです!」
キィィィ…
STB-1「…?止まった?」
leKpz M41「何かあったんでしょうか…」
FV4202「一旦降りて確認しましょうか…」
降りて確認すると…どうやら橋が崩落しているようだ…
STB-1「…困ったな、この橋の先が大和港なんだが…この橋以外、通じる橋がないんだ…」
FV4202「…とりあえずここを管理するツリーを探しますか…」
ガサガサッ…
leKpz M41「…!?…何か…いる!」
???「あなたたち、だれですかー。」
leKpz M41「leKpz M41 90mm…です。」
spic「spic…です。」
VK45.02A「VK45.02Aです…」
???「どいつのひとは、こうそくしまーす。」
3人「「「えぇっ?!」」」ガチャッ…
???2「あなた、だれですかー」
FV4202「…FV4202よ。」
???2「しりませーん、れんこうしまーす。」
FV4202「…ええ…」
???3「あなた、だれですかー」
STB-1「STB-1だ…。」
???3「しりませーん、れんこうしまーす。」
STB-1「…」
こうして謎の小さい戦車に連行されてしまった…
???「ボス~あやしいひとたち、つれてきたよ~」
???「よくやった、smocbenteM41。持ち場に戻ってくれ。」
smocbente M41「はーい。」
???「さて…君たちはこの地にに何をしにきた?あいにく今は観光客を出迎えられるような状況ではない。それにそこのドイツツリー車輌。君たちはドイツツリーの諜報員か?…なら厳重に処罰せねばな。」
FV4202「待って、私たちは…これを。」
???「…?!…失礼。blitz警察の関係者でしたか。…私はBassotto。この辺りを管理する責任者です。」
FV4202「…私達、あの橋の先に行きたいのだけれど、あの橋、いつ直るのかしら。」
Bassotto「…それが…今問題が起きており、予算も、人員も足りない状況なんです…せめて、中央局に支援を要請できれば解決するんですが、なにぶん人手が足りず…連絡に使う人員が足りないんです…」
STB-1「…何故、足りないんだ?」
Bassotto「…実は、あの橋はドイツツリー領に繋がる唯一の橋なんです。それが先日の嵐で崩落して、帰れなくなったドイツツリー車輌達が騒乱を起こしており、その沈静化に人手を割いているのですが…なにぶん田舎で、高ランク車輌がいなくて…抑えるのにも苦労しており、怪我人が絶えなくて…それで人手が不足しているんです。」
FV4202「なるほど。…なら、私達が協力しましょうか。」
Bassotto「…!本当ですか!」
leKpz M41「困っているなら、助けないとね!」
spic「私達にできる事ならなんでもおっしゃってください!」
VK45.02A「困っている人を放ってはおけませんよ!」
Bassotto「…皆さん。ありがとう…」
STB-1「…なら私は中央局…とやらに向かうか。leKpz M41とspicは私に、FV4202とVK45.02Aはここに残って、事態の沈静化に協力してくれ。」
Bassotto「中央局はアルペンシュタットの街中の中央にあります。目印として高い塔がありますから、すぐにわかるかと。」
STB-1「あいわかった。」
FV4202「じゃ、私たちはsmocbente M41達と合流すれば良いかしら?」
Bassotto「ですね。お願いします。」
STB-1「では、各々…行動開始!」
5人「「「「「了解!」」」」」
………
FV4202「…この辺りかしら?合流地点は…?」
smocbente M41「あ~。いたいたぁ。たいちょーからはなしはきいてるよぉ。よろしくねぇ。」
VK45.02A 「…改めて見ると可愛らしいですね。ちっちゃくて…」ナデナデ…
smocbente M41「ほめられたぁ~えへへぇ…///」
FV4202「…あそこ…ドイツツリーの車輌よ。」
ザワザワ…
VK30.01P「俺たちを鹵獲してどうするつもりだ…」
Pz.35(t)「おうちに帰りたいよー!」
Vk30.01D「イタリアツリーがわざとこの橋を崩落させたのでは!?」
Ferdinand「とにかく、どうにかしてくれ!家族が帰りを待ってるんだ…」
JPanther「このままじゃ燃料切れで俺たち全員鉄屑だぞ…」
VK72.01K「おい、そこの小さい奴!上ティアの奴らに伝えてるんだよな!?対応はまだか!?」
smocbente M41「うぅん…いちおうたいちょーにはいったけどへんじはまだで…」
VK72.01K「…もういい。それなら…こうするまでだ…!」
smocbente M41「うゎぁぁぁぁ…やめて…やめてくださーい…ぼうりょくは…いたいのはやめて…あぁぁぁぁ!」
ガシッ
VK72.01K「…なんだ?貴様…邪魔をするな…。」
FV4202「…そんな小さい子に手を出して…ドイツ車輌として恥ずかしいと思わないの?」
VK72.01K「…黙れ。ドイツツリーに歯向かうとどうなるのか…二度と歯向かうことがないよう、叩きのめす。それの何が悪い?」
FV4202「…腐ってる。これだからドイツツリーの奴らは…頭が硬くて、古い考えに固執した…凝り固まった感性や品格が自分の愚かさを表しているとわからないのかしら?…硬いのは装甲だけにしたらいかがかしら?」
VK75.02K「テメェ…黙って聞いてりゃ…ふざけやがって!ぶっ壊してやる!」ズガァァァン!
VK45.02A「させません!」ガキィィン!
VK72.01K「…貴様、ドイツツリー車輌か?何故こいつを庇う?貴様にはドイツツリー車輌の誇りがないのか?」
VK45.02A「…持たざる者達を集団で迫害して愉悦や快楽を得るようなツリーの車輌に誇り?…冗談もいい加減にしたらどうですか?」
VK72.01K「弱車はツリーの恥。その事が理解できないようだな。」
VK 45.02A「…それでも、同じツリー車輌を差別するような組織に、私はもう…いたくありません。」
VK72.01K「…貴様。それが何を意味するかわかって言っているのか?ツリーを抜けることは極刑に値する。つまり…ここで貴様には消えてもらう。何、新しい車輌はまたドイツツリーに蘇るさ。貴様の意識は永遠の闇の中に消えるがな。」
FV4202「あら、私も忘れてないかしら?そんな事はさせないわよ。」
VK72.02K「邪魔するなら貴様も消すまでだ。」
FV4202「…やってみなさい!」キュルルル…(履帯音)
VK72.02K「…!」ズガァァァン!
FV4202「遅いっ!」
VK 45.02A「援護します!履帯切り!」ズガン!
VK72.02K「ぐっ…履帯が!」
FV4202「そこっ!HESH発射!」ズドン!
VK45.02A「側面がガラ空きですよ!」ズガン!
VK72.02K「ガハッ…」
FV4202「…大人しくなったわね。」
VK 45.02A「…どうしましょう。」
FV4202「とりあえず…主砲は壊しておきましょう。暴れられたら困るし。それからの対処はイタリアツリー車輌に任せましょうか。」
VK 45.02A「…ですね。」
???「誰か…!助けて…!」
FV4202「…助けを求めている車輌がいるわ。」
VK 45.02A「行きましょう!」
Leopard 「誰か…妹が…妹が!」
FV4202「どうしたの?」
Leopard 「…それが…妹のLuchsが急に倒れて…」
Luchs「…はぁ…はぁ…」
FV4202「…コレは…顔が凄く赤くなっているわ。それに汗が…どうやら熱中症のようね…何か、体を冷やすものやミネラル分や塩分を含む飲み物があれば…」
VK 45.02A「私たちこの辺りにあまり詳しくないから、そういうのを扱うショップがこの辺りにあるか…」
smocbente M41「おねーさんたちーなにかあったのぉ?」
FV4202「…!ちょうどいい所に!何か…冷たい飲み物が売っている場所、この辺りにないかしら?」
smocbente M41「それならぁ、レモネードを売ってるおみせがちかくにあるよ~…わぁ、たいへん…そのこ、ねっちゅーしょーみたいだねぇ。とりあえずぼくたちのたいきすぺーすにつれていこう。すずしいよー」
FV4202「…!ありがとう!私が運ぶから、VK45.02Aちゃんは飲み物をお願い!」
VK45.02A「分かりました!」
……
数十分後。
Luchs「…お兄ちゃん…」
Leopard 「…!Luchs!あぁ…良かった!」
FV4202「なんとかなってよかったわ。けれど…とりあえずの処置だけだから後でお医者さんにみてもらうのよ?」
Leopard 「…本当にありがとうございました!僕、将来、あなた方みたいな立派な大人になりたいです!」
FV4202「ふふ…楽しみに待っているわ。」
VK45.02A「大きくなったら…また再開しましょう。さようなら!」
Leopard 「ありがとう!ありがとう…!さようなら!」
………
所変わって、STB-1とleKpzM41、spic達はイタリアツリー本部のあるアルペンシュタットに向かっていた…
leKpzM41「…なんか荒んでませんか?ツリー中央圏…ですよね?」
STB-1「…騒乱の影響がここまで広がっているのだろう。急がなければ。」
spic「塔…って、あれでしょうかね?」
leKpzM41「…誰かいます!」
???「おや?…君たちは、もしかしてBassottoから連絡があった3人組かい?」
STB-1「いかにも。…あなたは?」
Rinoceronte「私はRinoceronte。イタリアツリートップの一角さ。そして横のが…」
Minotauro「Minotauroよ。よろしくね。」
spic「あの…早速で申し訳ないのですが…」
Rinoceronte「…あぁ。大体要件は把握している。今支援物資の輸送や人員派遣を進めている…」
Minotauro「対応が遅くなってしまって、申し訳ないわ。こちらも事実確認が進むまでは下手に動けないのよ。ツリートップとして、ツリーに危害が及ぶような事態はできるだけ避けたいからね。」
STB-1「…それはそうだな。…という事は我々がここに来る必要はなかったのだろうか?」
Rinoceronte「…いや、現場の詳しい状況などは、やはり口頭で聞かなければ。…教えてほしい。何が足りていないと思う?」
leKpzM41「とりあえずもう少し高ランクの車輌を配備するべきです。semovent M41さん達や、Bassottoさんだけでは限界があるかと…」
Minotauro「…そうね。私が直接行ったほうが良さそうね。」

その後カスティーリャの現状をしばらく語る事およそ30分…
Rinoceronte「…とりあえず問題のある点は早急に対処しよう。」
spic「…これで解決?かなぁ…」
STB-1「…そうだな。とりあえず事態の沈静化の見込みは立ちそうだ。」
leKpzM41「それじゃあ、私達はFV4202さん達と合流しに、カスティーリャに戻りましょうか。」
STB-1「…そうだな。Rinoceronte殿、Minotauro殿、あとはそちらにお任せします。」
Rinoceronte「…わざわざすまなかった。この借りはいつか必ず返させていただく。」
Minotauro「私もご一緒するわ。一刻も早くカスティーリャの問題に対処しなきゃ。」
leKpz M41「さぁ!戻ろう!カスティーリャへ!」
spic「おー!」
……
こうしてカスティーリャに戻った3人はその後FV4202達と合流。
カスティーリャではMinotauro主導の元、事態の収拾が迅速に進み…約2日で橋の仮設置が完了し、事態は収束したのであった。
leKpz M41「…やっと、大和港に行けるんですね。」
FV4202「なんか…休暇というよりか、出張…みたいになってるわね。」
STB-1「…だな、この先、どうなるのやら…」
VK45.02A「…不安になってきたんですが…」
spic「まぁ…私達の知らないこの世界を、また少し、知れたんじゃない?友達も増えたし!」
leKpz M41「…spicちゃんは前向きで、かっこいいなぁ。」
Minotauro「皆さん!また是非イタリアツリーに遊びに来てください!いつでも歓迎しますよー!」
Bassotto「皆さん、協力、感謝いたします!また訪れた際には、このBassottoのおすすめ観光スポットを紹介させてください!」
semovent M41's「おねえちゃんたち~またねぇ~」
5人「「「「「皆さん!さようなら~」」」」」

こうして、一向は大和港に向けて再び旅立つのであった…

第6章

カスティーリャを出発した一行。おや?だんだんと大和港が見えてきたぞ…

STB-1「…まさか再びここに来る事になるとはな…」
leKpz M41「…何かここに来なかった事情でもあるんですか?」
STB-1「…いや。私は元、ここのトップだったことがある。しかし、今は別の者に地位を譲って、今は隠居している身だ。できるだけ皆に気を使わせないよう、あまり来ないようにしているだけだ。」
leKpz M41「…なるほど、STB-1さんなりの考えがあったんですね、変なこと聞いてしまって、申し訳ないです…」
STB-1「気にするな。もう昔の事を覚えている車両などほとんどいないはずだ。…先の多国家間の戦いで日本はほとんどの戦力を失った。…当時を知る車両は今はほとんど生き残っていないだろうな。」
spic「確か5年前に大規模な多国家間の戦争があったってTiger1さんから聞きました。確かアメリカとフランス、EU諸国、日本とドイツ、ソ連と中国が3勢力に分かれて戦ったと聞いたことがあります…確かその後ソ連により、フランスやEUが壊滅状態になった結果、残されたアメリカはドイツ、日本と和平協定を結んだり、イギリスがアメリカの要請で対ソ連に参戦したりで、結果最終的にアメリカ、イギリス、日本、ドイツと、ソ連と中国間で争い、最終的には引き分けに終わったらしいですが、どうだったんですか?」
STB-1「実際、アメリカの戦力はティア6以降の戦力が全滅、日本はツリー全体の9割を損失、イギリスもティア4までを全て失い、ドイツは流石の科学力で、全ての車両が稼働可能範囲に修復されてはいたが、クレジット、ゴールドがほとんど枯渇状態に。…一方ソ連や中国は次から次へととんでもない速度で車両を製造する為、一向に戦力は減らないという有り様だった。しかし、1両の勇敢なアメリカ軽戦車が、敵陣に単騎で乗り込み、当時のソ連のツリートップ、IS7とIS4を撃破したことで、ソ連の指揮系統が壊滅し、結果、和平交渉が行われ、なんとか辛勝した…というなんとも言えない結果に終わったというのが戦争の結末だ……」
leKpz M41「…?IS7やIS4を撃破した、アメリカ軽戦車…って…まさか…」
STB-1「…お察しの通り、君の父である、Sheridan missile…その後…彼の姿は誰も見ていないそうだ。やはりWG神によって見つかったのはその戦いのせいかも知れないな。」
leKpz M41「…お父さんは…悲しい戦争を終わらせる為に自らを犠牲にして、戦争が終わるようにした…のかなぁ…」
STB-1「かもな…君の父には私も頭が上がらないよ。」
ピンポーン…まもなく…終点、大和港、大和港です…
FV4202「…そろそろ着くみたいね。」
spic「大和港、どんな場所なんでしょう…」
VK45.02「…楽しみです…」
キィィィ…終点、大和港、大和港です。
leKpz M41「大和港、到着!」
???「わぁ、誰か来た!」
???「誰だろー」
???「…あれは…」
STB-1「久しぶりだな…昔とほとんど変わらないな。」
???「…先代…お久しぶりです!」
STB-1「…奇遇だな、Type 71…元気そうでなによりだ。」
???「この人だーれ?」
???「この人初めて見た~」
Type71「この人は僕の師匠で、とっても偉い人だよ、Ha-go、Ch-ni。」
Ha-go「ふーん」
Ch-ni「よくわかんなーい」
Type71「…そのうち教えてあげるよ、2人とも。」
2人「はーい!」
STB-1「…昔の日本では考えられないほど人口が増えたな。戦争が終わった直後はたった5両しか生き残りがいなかったというのに…」
Type71「先代が苦労復興してきたツリーを私が受け継いで、少し手を加えただけですよ、私は。先代がしてきたことに比べたら、私はまだまだ未熟ですから。」
STB-1「…そうかも知れない。しかし今は君がツリーのトップとして、立派にやっている事を確認できて、良かった。私は心置きなく、引退できる。」
???「…STB-1、帰ってきていたのか。」
STB-1「…!お久しぶりです、師匠!」
???「……」ズドォン!
STB-1「…!」サッ…
???「…よくかわした。腕が鈍っていないようで安心したよ、STB-1。」
STB-1「1秒の油断が命取り、そう教えていただいたので。」
???「…そうだな。…おや?後にいる車両は…STB-1の連れか?」
STB-1「…そうです。みんな、頼れる仲間です。」
???「そうか。…自己紹介しておこう。私はChi-ha。STB-1の師匠でもある。今は日本ツリー戦闘最高指導役として、日本ツリーを支えている。」
leKpz M41「あの、STB-1さん」
STB-1「どうした?」
spic「どう見ても低ランク車両ですよね、この人。」
VK45.02A「…あんまり強そうに見えないんですが。」
Chi-ha「…まぁ私を知らない、素人にはそう見えるだろう。…そうだ、そこのイギリス中戦車、私と1戦模擬戦をしていただけないだろうか?」
FV4202「え?私?…あなたが勝てるとは思えないんだけど…いいわ、やってあげる。」
Chi-ha「…ルールは簡単、どちらかが倒れるまで戦う。勝敗の判定はType71、君に任せる。」
Type71「…わかりました。」
leKpz M41「…流石に無謀では…?」
Chi-ha「…でははじめようか。」
ヒュォォォ…
spic「…(ゴクリ)」
leKpz M41「…(ゴクリ)」
VK45.02A「…(ゴクリ)」
STB-1「……」
Type71「…始めッ!」
FV4202「先手必勝!はァァァ!」ズドォン!
Chi-ha「遅い。」カキィン!
FV4202「は、弾かれた?!」
Chi-ha「…隙だらけだ。」ズドン…ズドン…
FV4202「そんな豆鉄砲で抜けるはずが…」
ズガッ…"主砲大破"エンジン破壊、火災発生"
FV4202「…そんな…バカな…エンジンが燃えて…それに主砲が!」
Chi-ha「…終わりだ。」ズガァァン!
FV4202「グハッ…」ドサッ…
Type71「……勝負あり!勝者、Chi-ha!」
leKpz M41「…そんな…!」
spic「つ、強い…」
VK45.02A「あんなに小さいのに…FV4202さんを圧倒していた…FV4202さんが…全く手が出せていなかった…」
STB-1「…流石師匠…昔よりさらに強くなっていた…」
Chi-ha「…当前だ。日々修行は欠かさずやっている。最近は戦艦大和の主砲防楯の装甲を貫通できるようになった。」
STB-1「ゑ?…流石に冗談ですよね?」
Chi-ha「…見せてやろうか?」
STB-1「え、遠慮しておきます。(顔面蒼白)」
leKpz M41「あの、Type71さん…戦艦大和の主砲防楯の装甲って…何mmなんですか…?」
Type71「……650mmだ。」
spic「…流石に冗談ですよね?あんな小さい主砲が650mmを貫通するとか…」
Type71「…私も最初は疑ったさ。…でも目の前で貫徹した所を見せられた時、私はこの人には敵わない…って、理解したよ。」
VK45.02A「…いったいどんな訓練をすれば、650mmなんて貫通できるようになるんですか…?」
Chi-ha「腕立て50回、腹筋50回、フルマラソン49.195km。あとはバランスの良い食事と適度な睡眠…を日々繰り返す、これだけだ。」
leKpz M41「…それだけでそんな事できるようになるんですかね…」
Chi-ha「…実際、できるようになったさ。どうだ?君たちも…」
3人「「「遠慮しておきます。」」」
Chi-ha「…そうか。残念だ。…ところで君たちは大和港にいったい何のようで来たんだ?」
STB-1「実は…カクカクシカジカ…というわけでして…」
Chi-ha「…なるほど、なら準備が必要だな…Type71、アレの用意をしておけ…今夜は…荒れるぞ。」
Type71「…!?…わ、わかりました!」ダダダッ…
leKpz M41「…何かあるんですか?Chi-haさん…」
Chi-ha「…そうだ。君たちも…知っているはずだ。もうすぐここに"厄災"が訪れる…」
spic「…厄…災…?」
VK45.02A「…なんだか不安になってきました…」
Chi-ha「君たちは一度宿に行き、今のうちに睡眠や休息をとっておけ。…君たちは一度…経験がある。君たちのその経験が我々には必要だ…」
leKpz M41「経験…"厄災"……ハッ!?」
STB-1「…なるほど、そういう事か…センチュリオン…アイツ…なんてミッションを押し付けてくれたんだ…」
FV4202「…全員、一度宿に行きましょう。…休んでおかないと…大変な事になるわ。」

こうして一行は宿にて休息を取った…

そして、大和港が暗闇の影に落ちた…その時…!
ゴゴゴゴゴ…
leKpz M41「?!なんですか?!この地響きは…?」
spic「M41ちゃん!あれ!」
VK45.02A「…!空に…穴…?!」
STB-1「…来たか…」
FV4202「…お出ましね…さぁ、リベンジといきましょうか…!」
一行は空に開いた穴に向かって走り出した!
ダダダッ…
Type71「…つ、強…すぎる…」バタンッ…
leKpz M41「あ、あなた達は…!?」
Smasher「あら、お久しぶりね…あの時以来かしら…?」
Annihilater「あー!あいつらぁ!私達を倒した……ちょうどいい!あんた達をこの場で亡き者にしてやるわ!覚悟しなさい!もう油断なんか、しないんだから!」
STB-1「…やはり、こいつらか。」
FV4202「…あんた達の手の内はもう知ってる!だからもう私達に同じ手は通用しないわ!覚悟!」ズガァァン!
Smasher「…相変わらず品のない事。」
Annihilater「だからそんな弾効かないって…。」カキィン…
FV4202「…それはどうかしら?」
Annihilater「…?!あっ…あぁぁ!い、痛い…痛いぃぃ!弾いたところが…熱い…熱くて痛いぃぃ…!」
Smasher「…これは?!…毒…ね、なかなかやってくれるわね…」
FV4202「ふふ、そうよ、これは"ポイズン・ショット"…掠っただけでも強力な毒があなた達を蝕むわ…」
Annihilater「お姉ちゃん…痛いよ…お願い…なんとか…あぁぁぁぁ…してぇ…」
Smasher「…スキル発動…"ヒーリング・エリア"」
シュウゥ…
FV4202「…な…」
Annihilater「…ありがと♡お姉ちゃん!」
Smasher「…油断は禁物よ。ちゃんと気をつけないと、姑息な手に引っかかってさっきみたいになるわよ?」
Annihilater「わかったよ…今度こそ、もう油断なんかしないんだから!」
FV4202「まさかあの毒が回復されるなんて!」
STB-1「だが、隙ができた!そこだっ!」
ズガァァン!ビシュッ…
Smasher「…やるわね。」
leKpz M41「今です!」
spic「私だって!」
VK45.02A「…あの時とは違うって事、見せてあげます!」

spic&VK45.02A「「フォーム・チェンジ!」」

その時、不思議な事が起こった!そう、2人が叫ぶと、2人が、眩く輝いた刹那、光の柱に包まれた!
そして…次の瞬間、今までとは違う、彼女達の姿が…

???「…まさか本当に成功するなんて…」
???「…流石、ドイツの化学は世界一ィィ!ですね。」
leKpz M41「…spicちゃんにVK45.02Aちゃん…宿で聞いた時は疑ってたけど…本当だったんだ…」
???「さぁ、お仕置きの時間だよ!」
???「以前の屈辱は…」
私、Rheinmetall Panzerwagenと…
私、VK 90.01pが…
「「そっくりそのままお返しします!」」
STB-1「…ドイツの化学って、すごいんだな…」
FV4202「…びっくりだわ。まるで姿が別物じゃない…」
Rhm.Pzw.「さてさて、この力を試すいい機会だわ。」
VK90.01p「ですね!行きますよ!」
Annihilater「…姿が変わったからって、調子に乗らないでよね!はぁぁ!」ズドズドズドン!
VK90.01p「やぁぁぁ!」キンッキンッキイィン!
Rhm.Pzw.「はぁっ!」ズガァァン!
Annihilater「…クゥゥッ…」
STB-1「…さぁ、これで…」
FV4202「トドメだ!」
4人「「「「はぁぁぁぁ!」」」」
Smasher「…残念。もう少しだったわね。…スキル発動…"ブラストウェーブ"」
4人「「「「?!」」」」
ブワッ!
Smasherがいい終えたその時、勢いよく吹き飛ばされ、宙を舞い、壁に叩きつけられてしまった!
STB-1「…グッ!」
FV4202「…カハッ…!」
Rhm.Pzw.「…アァッ…!」
VK90.01p「…クゥッ…!」
leKpz M41「み、みんな!」
シュウゥ…
spic「…ダメ、ダメージが大きすぎて変身が…」
VK45.02A「…解けてしまいました…」
leKpz M41「…やっぱり、私が…やらなきゃ…」
Type71「…いまだ!突撃!」
ワァァァァ!
Chi-Ri「突撃ー!(日本兵)」
Ju-To「大和魂を、見せてやる!(日本兵)」
Chi-To SPG「俺は攻撃を行う!撃てぇ!(日本兵)」
STA-1「天皇陛下!万歳!(日本兵)」
Smasher「…やかましい…全員くたばるがいいわ…Annihilater!」
Annihilater「おっけぇ!スキル"ブラックホール"」
Chi-Ri「駄目だ!(日本兵)」
Ju-To「な、なんだぁ?」
Chi-To SPG「コレハワナダァ!」
STA-1「ウエカラクルゾオ!キヲツケロォ!」
Annihilater「キャハハハ!死ねぇ!"~禁忌~過剰射撃(オーバードーズ)"」ズガズガズガズガズカズガァァン!
「「「「駄目だ!全員、脱出!(日本兵)」」」」
Type71「今だ!撃ち抜けぇ!」
???「了解。…命令を確認。射撃シークエンスに移行します。…ターゲットを捕捉。…射撃統制解除。ターゲットにロックオン。…射撃用意完了。R.E.A.D.Y...Fire!」
ズガァァン…ザグシュッ…(鈍い貫通音)
Ho-Ri Type.lll「…目標貫通…致命的ダメージを確認。Ho-Ri Type.lll、ミッションコンプリート。」
Annihilater「…カ…ハッ…」ドサッ…(力なく地面に落ちる)
Type71「…よし、やったぞ!」
Annihilater「グ…アゥ…ゴボッ…(吐血)」
Smasher「………!!!」
???「おやおーや、少し、遅かったデースか…」
STB-1「…来るとは思っていたぞ、センチュリオン。」
センチュリオン「…お嬢さん、大丈夫デースか…?」
Annihilater「…ヒュー……これの…どこが…大丈夫に…見え…る…のよ…」
センチュリオン「…流石、アナちゃんはこんな大怪我でもまだ話せるんデースね…」
Annihilater「何…勝手に…あだ名呼びして…る…のよ…。気色悪い…」
センチュリオン「…仕方なーいね、キミが…とてーも…魅力的…だから~ね…」
Annihilater「…?!…あなた…何を言って…」
センチュリオン「…君は…可愛らしい…もし…キミが…私のそばで…生まれていたら…私ーは…キミをフィアンセに…したいくらいだーね。」
Annihilater「…気持ち悪い…」
センチュリオン「hahaha…そんなの言われ慣れてるかーら、なんとも思わなーいね…」
Annihilater「…でも、ちょっと…嬉しかったよ…センチュリオン…だっけ?…こんな…私…を…好きって…言ってくれたのは…貴方が初めて…ふふっ…なんだか…変な…気分ね…///」
センチュリオン「…とりあえず、アナちゃん、あなたーには死んでもらってーは、私が困るーね。私のフィアンセになるのーは、キミしーか、いないーよ!」
Annihilater「………そう。…なら…お友達からなら…いい…わよ…///」
センチュリオン「?!……ヒャッホー!ってこーとは、いいってコトだよーね!私ーのフィアンセに、なってくれーるんだーね!Fooo⤴︎⤴︎
Annihilater「え…?あなたのフィアンセになるなんて…一言も言って…///」
センチュリオン「…その前ーに、この怪我をなんとかしないーとーね、…ここは一旦…グッバイ!」ズドドドン!
STB-1「お…おい、待て!センチュリオン!」
FV4202「…アイツ…とんでもない事をやりやがったわ…」
spic「…なんか…最後…満更でもなさげな感じでしたよ、あの娘…」
VK45.02A「…これからどうするんですか…?この空気…」
Type71「…とにかく、あとはSmasher…だけだ!」
Smasher「…ふふふ…ふふふふふっ…」
leKpz M41「…?」
Smasher「…ふぅ…ああ…もう…やめやめ。…冷めちゃったわ。…捻り潰す。」
STB-1「…?!…何か来るぞ…!」
Smasher「…リミット解除。…禁忌発動…!究極破壊…
"全無還戦慄的一撃"(スベテムニキスハカイノセンリツ)…!」ズガァァン!
STB-1「?!」
FV4202「…!」
spic「…!」
VK45.02A「?!」
日本戦車達「!?!?」
ズガァァン…
leKpz M41「…な、何が起きて…」
leKpz M41「…?!」

そこには…一面、焦土と化した大和港…そして無惨な姿に変わり果てた仲間や住民たちの残骸…そして…
終末災害(カタストロフ)の始まりを告げし者…
Smasherの笑い声だけが静かに響き渡るのだった…

第7章

~前回のあらすじ~
センチュリオンから休暇?という名目で、大和港に行く事になった一行。しかし、途中のカスティーリャではイタリア領で大和港へ向かう為の橋が崩落していたり、橋の向こうにあるドイツ領へ帰りたいドイツ車両達の暴動が起こっていたり…なんとか橋の問題解決し、大和港に着いた一行。STB-1の師匠、Chi-haの強さを目の当たりにしたり、日本の現トップ、Type71に出会うなど着いてから色々な出会いがあった。しかし、そんな平穏を破り、なんとAnnihilaterと Smasherが大和港に突如現れ、戦闘に。Annihilaterはセンチュリオンが何処かに連れて行ってしまったが、Smasherは自らの枷としていた、リミッターを解除、真なる力を解放し、世界が終焉の危機に晒される事になった…

Smasher「…久しぶりねぇ。この力…湧き上がる破壊衝動…昔は制御出来なかったけれど。」
leKpz M41(…なんて…威圧感…!それに…あの一撃で…大和港の建物が全壊…それに付近に居た車両皆…跡形もなく…消えてしまった…)
Smasher「…あら?まだ生き残っていたなんて、驚いたわ。あの一撃を喰らって生き延びたのは…あなたが初めてよ。」
leKpz M41「…私が生き延びたのは…Type71さんや皆が…私の前に立って壁になってくれた…おかげ。…だから私は…あなたを倒さなければ…犠牲になった皆に…顔向けできない!」
Smasher「…ふふふ…面白い…今の私に敵うとでもいいたいのかしら…?…いいわ。全力でかかってきなさい。圧倒的な力の前にひれ伏せばいいわ…!」
leKpz M41「…皆さん…私に立ち向かう…勇気を…!マスター…私…必ず…やり遂げて見せます!」
Smasher「あらあら…まさかそのまま立ち向かうつもり?…じゃあ…遠慮なく…死んでもらうわ!スキル発動!"怨嗟渦巻ク漆黒ノ劫火"!」
leKpz M41「…!」
駄目だ…勝てない…このままじゃ…!
leKpz M41「きゃぁぁぁぁ!」
ドカーン!
…………
Smasher「…あら?もう終わりかしら…?…つまらないわね。」

…誰が…あなたなんかに……

Sheridan missile「やられてたまるもんですか!」
Smasher「…!!…あの時の!…ちょうどいいわ、解放したこの力であの時の雪辱、はらさせていただくわ。」
Sheridan missile「させません!…究極奥義…"亜音速・ATGM"!」ブシュゥゥゥウ!
…この一撃で…勝つ!
Smasher「…残念。私だって一度見た技に対策していないわけがないでしょう?…アクティブスキル"発煙弾"発動!」ドドドドンッ…モクモクモク…
Sheridan missile「…?!け、煙…?…!煙に入ったミサイルの誘導ができない!これじゃ…当たらない!」
Smasher「後ろがガラ空きよ?」
Sheridan missile「ハッ!しまった!」
ズガァァン!
Sheridan missile「……うぅっ…痛い…けど!姿が見えたなら…今度こそ当てる!」
Smasher「無駄よ。もうあなたのミサイルは当たらない。」
Sheridan missile「…ならAPCRで…!」ズガァァン!
Smasher「…発動…"APS(アクティブ防護システム)"
チュンッ…ドカーン…(弾が撃墜される音)
Sheridan missile「…?!そんな!弾が…消えた?!」
Smasher「…驚いた?残念だけれど、あなたの勝ちは万に一つとして無いわ。」
Sheridan missile「…それでも…諦めるわけには…いかない!諦めるなんて…できるわけないでしょう!」
Smasher「…諦めが悪いのね…」
その後も攻撃を続けるが有効打を与えられず、体力だけが徐々に削られてゆく…
Sheridan missile「ハァ…ハァ…」
Smasher「…もう終わりかしら?」
Sheridan missile「…まだ…まだ…っ…」ズガァァン!
Smasher「…今の私にはもう、あなたの攻撃は届かないわ。…さぁ、もう終わりにしましょう。一方的な虐殺ショーの始まりよ…さようなら。究極奥義"絶望ト終焉ノハジマリ"」ズガァァン…
Sheridan missile「……!」

ATGMも駄目…APCRもよくわからないスキルで撃ち落とされる。相手に攻撃が届かない。こんな状態であの攻撃を受ければ…

……駄目だ……

勝 て な い

M41「皆さん。マスター。私は…ここで…散ります……」

ごめんなさい。
…………

「あ き ら め る な っ !」

Sheridan missile「?!」
ガキィィン!
Smasher「…なっ…!?」
Chi-ha「…なんとか間に合ったか。」
Sheridan missile「え…?!Chi-haさん…!?」
Chi-ha「私があの程度の攻撃で撃破できるとでも?…これでも、前時代の大戦争で、日本低ティア唯一の生き残り。舐めてもらっては困る。」
Smasher「…今の一撃…あのMausですら一撃で消し飛ばす威力のはずなのに…あなた一体…」
Chi-ha「…ただの少し技術力が高い一般兵さ。…もっとも、君のような力ある者には到底敵わないがね。」
Smasher「…そう。…いいわ。ならあなたもそこのワンちゃんと一緒に…あの世に送ってあげるわ。」
Chi-ha「…できるものならやってみせるといい。」
Smasher「…私を怒らせるのは楽しい?…お望み通り…死ね…!スキル"~全テノ終焉~滅亡ノ業火"」ズガァァン!
Chi-ha「…ここだ!」ガキィィ…ギュキィィィン!
Smasher「…何故…何故弾けるの?!あなた…見た目はただの低ランク車両…装甲など皆無に等しいはずじゃない!それなのに…どうして!」
Chi-ha「…大和魂。」
Smasher「…ッ💢…もういい…聞いた私が愚かだったわ。」
Chi-ha「…M41、ここは私が時間を稼ぐ。キミは少しここから離れて休息をとりつつ、反撃の機会を伺ってくれ。…今の私なら、2時間位は時間を稼げるだろう…」
Sheridan missile「で…でも…」
Chi-ha「いいから!行けっ…!」
Sheridan missile「…!!」ダッ…(駆け出す)
Smasher「…」
Chi-ha「…さて…と。初めましてかな?私はChi-ha。先時代、日本ツリーティアlll、唯一の生き残りさ。さぁ、私が相手だ。全力でかかってくるがいい。」
Smasher「……あなたのような老いぼれがどこまでやれるか…見せてもらうわ。せいぜい私を…楽しませてよね?」ズガァァン!
………
一方その頃、センチュリオンは…
Annihilater「…はっ!…ここは?」
センチュリオン「…oh、もう目を覚ましたデースか…」
Annihilater「…居たのね。まさか…ずっと…?」
センチュリオン「…当たり前じゃないデースか。…自分のフィアンセが傷ついて心配しない…そんな夫が、この世に居ると思いマースか…?」
Annihilater「…ッ///…まだ結婚すらしてないのに…夫…なんて…気が早すぎるわ…。」
センチュリオン「…sorry。でも心配していたのは本当デース。もう目をさまさないかと…そのくらい、危ない状態でーしたので。」
Annihilater「…そう。…ありがと…ね///」
センチュリオン「…」
Annihilater「…さて…と。」スクッ
センチュリオン「…Wait!何処に行くんデースか?!安静にしておかなーいと、傷が開きマース!」
Annihilater「…あなたも気がついているでしょう?」
センチュリオン「…ええ、気づいてマースよ…世界が、破滅しかねない、禍々しい邪気のようなものを。」
Annihilater「…なら、話は早いわ。今から私も"アレ"を止めに行くのよ。…私の姉だし、妹として姉が道を間違えたなら、それを正す責任は果たさないと。」
センチュリオン「…無茶デース…完全な状態ならともかく、今のアナちゃんでーは…戦いにすらならず、返り討ちだーよ!」
Annihilater「…大丈夫。あのワンちゃんの、手助けをするだけ。直接戦うなんて、今の私にできないって…わかっているわ。…そろそろ行くわ。間に合わなくなる、その前に。」
センチュリオン「ちょ…ま、待って…!」
Annihilater「…そうだ。これ、あのワンちゃんに届けてほしいんだけど、できる?…今の私じゃ、あそこまでそんなに早くは着けないだろうし。」
センチュリオン「…?これは…?」
Annihilater「…この世界に帰って来る前…私達はこの惑星とは別の惑星に誤ってリスポーンしたの。…本来私達は存在しない車両だったけど、最初に撃破された際、ちょうどWG神がサーバーメンテナンスを開始したせいで、一時的に私達の存在が、別次元に転移し、wotbと似たような世界に誤って転送されてしまった。その世界で、私と姉さんはしばらく過ごしていたわ。しばらくしてサーバーメンテナンスが終わって、その世界からまた元の世界に戻って来れたんだけど…そのタイミングが、 M41達が大和港に着いた辺りだったのよ。」
センチュリオン「…というこーとは…これはその別の惑星の物…つまりこの世界に存在しない物…という事でーすか…しかし、そんな物をM41に渡した所で、何か変わる…とは到底考えられなーいんでーすが…」
Annihilater「私達はその世界には存在しなかったけど… M41 Walker bulldogやSheridanは…存在していたわ。だから、これで何かが起こる…そんな気がするの。」
センチュリオン「…わかりまーした。これを届けーれば、いいんでーすね?」
Annihilater「…頼んだわ。」
センチュリオン「…無理だけはしないでくださーい。」
Annihilater「…できるだけ。」
センチュリオン「…もし…この戦いが終わったら…私と…結婚…してくれませーんか…?」
Annihilater「………ッ!///…返事は帰ってからでいい…?だから…今は…まだ…待ってて…欲しい。」
センチュリオン「…わかりまーした…。………生きて、返事を聞かせて…くださーい。」
Annihilater「…えぇ。それじゃ…」
…………
センチュリオン「…さて…と。」ピューロロロロ…(指笛)
バサバサバサッ…
センチュリオン「…"Ebony"、コレを…あの娘の所へ…頼み…まーしたよ。」カチャ…カチャ…
センチュリオン「行っておいで。"Ebony"。」
バサバサバサッ……
…………

Sheridan missile「ハァ…ハァ…なんとか…離れられた…けど…これからどうすれば…」
もう…駄目なのかな。
勝てるビジョンが…見えない。今でこそ、Chi-haさんが時間を稼いでくれている…けれど、もし、万が一があれば…次は…"私"だ。
バサバサバサッ…
Sheridan missile「…?…何?…す、雀…?」
チュン!チュン!
Sheridan missile 「きゃっ?!つ、つつかないで…!…?足に…何か…手紙…?」
Dear M41
手紙が無事届いたようでーすね。手紙に同封している、アイテムは、アナちゃんから受け取った、異世界の物…らしいでーす。何やら、エネルギーを感じるのでーすが、あなたなーら、使える…カモとの事なーので、お送りしまーす。…健闘を祈りまーす。
          Good Lack ! ~Centurion~
Sheridan missile「…?何…これ?青い…"A"…みたいな…でも…なんだろう…なんだか…見たことがある気が…する。」
Sheridan missile「…センチュリオンさん曰く、これは"アートコイン"…って言う…らしいんだけど…どう使うんだろ、コレ…」
そう思いつつ触れた…その時!アートコインが突然、激しい光を放ち、その光にM41は包まれてしまった!Sheridan missile「な、何?!急に…光が!」
…数分後…
???「…何かが…起きた…?…よくわからない…けど、なんだか…体がすごく…軽くなった…気がする…」
???「とりあえず…Chi-haさんの所に…戻ろう!」
キュルルルル…キィィィン…(エンジン音)
???「わっ…すっごく…加速が早い…それに…走っているのに…拡散がほとんど広がらない…!…とにかく急がないと!」
………
Smasher「はぁぁぁ!」ズガァァン!
Chi-ha「…くっ…」
Smasher「…流石に体力の限界が来たみたいね。さぁ、とどめよ…!」
Chi-ha「…!」
Smasher「さようなら。」ズガァァン!
……キィィィン…ズザザザッ…!…ガキィィン!
Chi-ha「……?」
Smasher「…?!…誰?」
???「お待たせしました、Chi-haさん!」
Chi-ha「…君は…色々と驚かせてくれるな。」
Smasher「…?!その姿…私…見たことがある…確か…Aburamus X…何故この世界に…こいつが?!」
Aburamus X「…え?Aburamus X…?何ですか…それ…?私はSheridan missile…のはず…」
Smasher「…まぁいい…破壊すれば良いだけよ。簡単な話…喰らいなさい!」ズガァァン
キンッ…
Smasher「…え?」
Aburamus X「…?今…何かしましたか?」
Smasher「…硬すぎる…装甲の次元が…違いすぎる…」
Aburamus X「こないなら…こっちから行きます!"スイッチブレード"発射!」ビシュビシュビシュビシュ…
Smasher「?!何…?小さい…ミサイル?!回避が間に合わな…」
ビシュッビシュッビシュッビシュッ…
Smasher「グゥゥッ…」
Aburamus X「…!」
Smasher「…このままじゃ…一体引き…」
Aburamus X「させません!20mm機関銃発射!」ダダダダダンッ!
Smasher「…!り、履帯が!」
Aburamus X「終わりです!Apfsds装填!発射!」
ズドォォン…
Smasher「カ…ハッ…」
Aburamus X「…やった…!」
Smasher「…仕方ない…やりたくはなかったけれど…最終…究極…奥義"final emergency ~ catastrophe~"」
ゴゴゴゴゴ…
Aburamus X「…何…… ラ グが… 酷く… 」
Chi-ha「まず い、Sm ash er は… この サー バーを消 し去 り この 世 界ご  と…消す つも り だ!」
Aburamus X「?! そ んな こと し たら 皆…」
Annihilater「姉さん!目を覚まして!スキル"~過剰射撃(オーバードーズ)~"」ズガズガズガズガズガズガン!
Smasher「…?!Annihilater?!」
Aburamus X「?!Annihilaterさん!?」
Annihilater「…なんとか間に合ったわ。さぁ、M41ちゃん、私と、姉さんを止めて!」
Aburamus X「…わかりました!協力します!」
Smasher「…Annihilater…」
Annihilater「姉さん。今回ばかりは…やり過ぎだよ。…世界が消えたら…姉さんも…私も…あの人も…消えてしまう…それだけは、なんとしてでも…止める!」
Smasher「…そう。なら…全力で…かかってきなさい。」
Annihilater&Aburamus X「「はぁぁぁ!」」
Smasher「…やぁぁぁぁぁ!」
…数分後…

Smasher「ハァ…ハァ…」
Aburamus X「…Annihilaterさん、もう…」
Annihilater「…傷が…開いてしまったわ…これ以上は体が持たない…」
Aburamus X「あと少し…なのに…体が…動かない…」
Aburamus X「…?あ、あれは…」
E25カサカサカサ…
Aburamus X「…!おーい!E25!そこのSmasherが、君の主人を攻撃してたよ!だからお願い!力を貸して!」
Annihilater「…あなた…ついにおかしくなったの?あのゴキブリ…みたいなやつが…言うことを聞く…なんて…」
E25「…!」
カサカサカサカサ!
Smasher「ヒッ…ち、近づいてこないで!」ズガァァン!
E25 ヒラリ カサカサカサ
Smasher「いやぁぁぁぁぁ!」
ピトッ…
Smasher「…?!う…撃てない!どうして!?」
Annihilater「…姉さん、背が高いから…俯角が足りないんじゃ…」
Smasher「…いやっ…ちょっ…やめ…お願い…はな…いやぁぁぁ!」
E25「…死のうか( ^ω^ )」
ドンドンドンッ…
Smasher「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」チーン…
Annihilater「…(唖然)」
Aburamus X「…E25ちゃん…恐ろしい子…」
E25 カサササーサーサーサッササー♪
???「おやおや…困りますねぇ。大事な戦力を破壊されては…」
Aburamus X「…?!だ、誰?!」
Maus「私はMausドイツX 5本槍が1つ、豪盾のMausとは私の事です。」
Annihilater「…あなたは。」
Maus「おや?…Annihilaterはどうやら無事のようですね。よかった。さぁ、帰りますよ…ところで、あの犬はきちんと始末したのですか?」
Annihilater「…目の前にいるじゃない…。」
Maus「ゑ?」
Aburamus X「…あ、犬って…私か…」
Maus「…何故生きている…」
Aburamus X「逆に、生きていて、悪いですか?」
Maus「…計画ではここでSmasher・Annihilaterと共に消す予定が…狂ったか。…まぁいい。私が直々に手を下しましょうか。…その前に、Annihilaterを消しておきましょう。」ズガァァン!
Annihilater「…ッ!」
Aburamus X「危ないっ!」キィン!
Maus「…小癪な真似を…!邪魔だ!」
Aburamus X「…仲間じゃなかったんですか?」
Maus「…仲間?片腹痛い。彼女達はドイツにとってはただの駒。しかしもう、必要無くなったので、始末する、ただそれだけですよ。」
Annihilater「…!」
Maus「国籍を持たない彼女達をドイツに編入し、他国の戦力を削ぐ為の駒にした。ただ、それだけ。しかし役目がなくなれば、ただの木偶の坊。だから、捨てる。当然の事。あなたには関係ありませんよ。」
Aburamus X「…許せない!」
Maus「計画は…まぁ半分は成功です。このまま、日本を落とし、次はアメリカを手中に…おっと、これ以上は言わないでおきましょう…さて…消えなさい…!」
Aburamus X「…やれるもんなら…やってみなさい…!」
…30秒後。
Maus「馬鹿…な…私ですら…防げない…なんて…」
Aburamus X「遅い、とろい、側面は垂直だしペラペラ。何より旋回が間に合ってすらない…お粗末ですね。」
Maus「…クソがぁぁぁぁぁぁぁ」ドカーン…
……
???「Scheiße!Mausがやられた…」
???「…まぁあいつは5本槍最弱…仕方ないさ。」
???「ただでかくて硬いだけだもんなw」
???「…この借りは…いつか返す…」
………
Aburamus X「…終わりましたね。」
Chi-ha「…そうだな…最後Mausが何やら不穏な事を口走っていたな…」
Annihilater「…その事について、後で話すわ…」
Aburamus X「…とにかく、この惨状は、なんとかしないと…スキル"タイムジャンプ"!」
…パァァ…
Annihilater「…え?何?」
leKpz M41「あ…元に…戻って…」
spic「…あれ?」
VK 45.02A「ここは…」
STB-1「終わった…のか?」
FV4202「…そうみたいね。」
Type71「…みたいですね。」
leKpz M41「み、みんなぁ!」
spic「またM41ちゃんに助けられたね!」
VK 45.02A「ですね…」
STB-1「…感謝する。」
FV4202「ありがとね。」
leKpz M41「…えへへ…」
こうして長い戦いは終わった…
Chi-ha「…皆、話がある。」
Annihilater「…姉さんと私、そしてドイツの野望…について…」
5人「「「「「…?」」」」」
…どうやらまだまだ続くようだ。裏で密かに進んでいたドイツの野望…一体、世界はどうなってしまうのだろう…
次回、新章 
world war ~tempest of Germany~編。

第8章

~前回のあらすじ~
Smasherとの壮絶な戦いは日本マップ大和港を焦土に変え、一行は壊滅の危機に陥った。しかしChi-haの時間稼ぎにより、センチュリオンから援護物資、"アートコイン"がM41の元に。アートコインはM41の新たな力を引き出し、Smasherを追い込む事ができた。最後はE25の完封により、Smasherは一時行動不能に…しかし真なる敵はSmasherではなかった…Annihilaterから語られる、ドイツの野望とは?これからM41達はどうなってしまうのか…

戦いを終え、M41達はひとまず大和港を去る事になった。
leKpz M41「…名残惜しいですが、私達はひとまず、マスターの元に戻ります。お世話になりました、Type71さん。」
Type71「本当にありがとう。私達だけでは、倒せなかっただろう。君たちの活躍でまだまだ日本はやっていけそうだ。…そういえば…師匠、日本に戻って…もう一度日本に携わる気はないですか?やっぱり、私はまだまだ修行が足りません。日本のトップとして不相応だと、先の戦いでひしひしと感じました…もしあなたが日本に戻って来てくれれば…また強い日本を取り戻せる…と私は思います。」
STB-1「…すまない。私にはもう別の所属先を見つけた…ただ、日本は私の故郷。できるだけ助力はするさ。…困ったことがあれば、いつでも相談に来るといい。」
Type71「…そうですか。残念ですが、仕方ないですね。…また、日本に遊びに来てください。いつでも歓迎いたします。」
STB-1「…あぁ。…ところで師匠?何故そのような荷物を…?」
Chi-ha「…これから、長い戦いが始まる。ドイツの考えは大体読めている。その展開になるとすれば、ドイツや他国、大戦当時の情報をよく知る、私が居れば、何か役立つだろうと思ったまで。だから、STB-1、私も君たちと共に行こうと思う。」
STB-1「…確かに、そうですね。敵の情報は多い方が、作戦も立てやすいです…しかし、わざわざ師匠が出張る…というのも…日本車両の訓練など…やる事は沢山あるのではないですか?」
Chi-ha「それについては、Type71に了承をもらってある。訓練については、私の古い友人が、代わりに戦闘指南役として派遣される手筈になっている。だから、問題はない。」
STB-1「…それなら。師匠がいると、心強いです。」
leKpz M41「Chi-haさんが居れば、さらに安心ですね!」
FV4202「…思い返せば、結局休暇じゃなかったわね。むしろ疲れたわ…」
センチュリオン「hahaha…sorry。…本当の休暇はまた別で用意しまーすから、もう少しだけ待ってくださーい。チケットがまだ取れてなーいですから…」
FV4202「そう。まぁ、期待しないで待ってるわ。」
spic「そういえば、M41ちゃんのパーツ、みつからなかったね…」
センチュリオン「あぁ…それなーら、アナちゃんを回収するついでーに、回収しておきまーしたよ。今はM41の車庫に着いている頃だと思いまーすね。」
leKpz M41「…!って事は…やっと…!」
VK45.02A「元に…戻るんですか?」
leKpz M41「そうだね…この姿も好きだけど…やっぱり私は私、M41 Walker bulldogこそ本来の私だから…戻りたいなぁ。」
センチュリオン「…その事なんでーすが、これから、おそらくドイツと戦いになると思いまーす。…なので、今のM41の姿なら、ドイツ車両と誤認させるこーとで、戦いになりずらーくなる…かもしれなーいです。…ただ、M41が戻りたい…なら、私は止めませーんが…」
leKpz M41「…確かに。今の私はドイツ仕様…つまり、今の方が襲われづらい…かも…ですね…」
spic「それなら大丈夫!…ほら、あれがあるでしょ?」
leKpz M41「…あれ…?」
spic「あれだよ!私やVK45.02Aちゃんが使った!」
leKpz M41「…!それがあった!あれなら確かにいつでもこの姿になれる!」
センチュリオン「なるほーど、確かにあれなーら…」
FV4202「…とりあえず、M41ちゃんのマスターの元にいきましょうか。長話もなんだし。…それに怪我人もいるしね。」
Annihilater「…そうね。姉さんは私がみておくわ。目を覚ますまで、まだかかりそうだし…」
Smasher「…」
Chi-ha「…さて、行くか。」
STB-1「ですね。…また…いつか、この地に戻る。それまで…さようならだ。…日本。」
leKpz M41「それじゃ、帰りますか!」
一同「おー!」

こうして帰路についた一同。川を越え…山を越え…数時間。ようやく、マスターの待つ見慣れた車庫に…

leKpz M41「改めて帰って来たけど…遠いですね。ここから大和港って…」
STB-1「まぁ…海辺の街でも辺境に当たるからな…しかし、確かに遠い。…道の整備をするべきだとType71に言っておくか…」
spic「ふぇぇ…つかれたぁぁぁ…」
VK45.02A「…ですが、やっと休息ができますね…」
Chi-ha「…この程度でへばっていては、先が思いやられるな。ドイツの本拠地は大和港よりもっと遠いぞ。船で渡る必要があるからな…」
spic「ドイツ本拠地は…ベルリンじゃない…んですか?」
STB-1「…ベルリンは主要都市ではあるが…ドイツ主力部隊はベルリンにはいない。山深い、天然城塞都市に本拠地がある。」
VK45.02A「自分の国なのに…初めて知りました…」
FV4202「知らないのも無理ないわ。ドイツ本部のプロパガンダによって、ベルリンが主要都市である、そう言われているから、ベルリンに住むドイツ戦車達が知らないのも無理ないわね。」
spic「…そうだったんだ…」
マスター「…お、帰ってきたのか。M41…おかえり。」
leKpz M41「…!マスター!ただ今、帰還しました!」
マスター「それと…ん?なんか…増えたな。新しい、仲間かい?」
leKpz M41「はい!紹介します。Chi-haさん、Annihilaterさん、Smasherさん…です!」
マスター「歓迎するよ。ゆっくり、くつろいでくれ。
この施設にある設備は自由に使って貰って、構わない。あと…怪我人は、とりあえず医療部で治療をした方がいいな。手配しておく。」
センチュリオン「…なら、さっそーく…Annihilater、Smasherと治療を受けておいてくださーい。話は療養して体力が戻ってかーらで構いませんかーら、ゆっくり休んでくださーい。」
Annihilater「…ありがと。…マスターさん、すみませんが、よろしくお願いします。」
マスター「M41D、この2人を、医療部へ案内してくれ。」
M41D「かしこまりました、マスター。…こちらです。」
3人が去って…
leKpz M41「…それじゃ、ベルリンに行きますか。Tiger1さんに、元に戻してもらわないと!」
センチュリオン「その必要はありませーんよ、M41、なぜなーら…」
Tiger1「久しぶりねぇ、M41ちゃん!」
leKpz M41「?!え…?何故ここに?」
センチュリオン「私達の情報はおそらくもうドイツ民達全体が知っているはーず、そんな状況でベルリンなんて行ったーら、戦闘になーるに違いなーいね…だかーら、事前に、彼女にここに避難してきて貰っておいたんだーよ!」
Tiger1「…ドイツはあなた達を敵視している。ベルリンでは、プロパガンダによって、あなた達が国を脅かす国敵として、ドイツ車両の闘争心に火をつけようとしているわ。…もっとも、私は信じないわ。悪いのは、ドイツの上層部って事はね。…以前から怪しいとは思っていたけれど…まさかこれほど馬鹿だとは思っていなかったけどね。流石に全世界に喧嘩を売るなんて、愚かだとしか思えないわ…。」
STB-1「…同感だな。しかし、それほど自信があるんだろう。…最近、ドイツ戦車の平均ランクが高ランク化しているらしい。戦力の8割がティア8以上に換装されているようだ。…中々厳しい戦いになるだろうな。」
FV4202「…センチュリオン、ソ連は中国は、ドイツの動きをどうみているのかしら?」
センチュリオン「…どうやーら、中国とーは密約が結ばれているようだーよ。互いに干渉しない、という。ソ連はおそらくドイツには無関心だーね。ドイツの行動次第で敵にも味方にもなりかねなーいね。」
Chi-ha「…ならソ連をこちら側につければ、なんとかなりそうだな。」
センチュリオン「簡単にーは、おそらくいかなーいね。そもそーも、ソ連は中国と協力関係だーから、中国がドイツと密約を結んでいるなーら、ソ連もそれに続く可能性もありえーるからね…」
STB-1「…そうだな。…しかし、ソ連は先時代、ドイツと戦った国だ。簡単にドイツと同盟を組む…とは考えられないな。…中国は同盟先をコロコロ変えるから、今回の密約には納得できるが。…実際先時代の戦争では始めはアメリカと不可侵条約を結んでいたが、戦局がソ連有利になった途端、条約を破棄してソ連と同盟を組んで、世界を支配しようとしたぐらいだしな。」
spic「流石中国、やり方が汚い…」
VK45.02A「思想方面の話はいろんな方面に怒られるのでそれ以上はやめておきましょう…spicさん…(メタ)」
STB-1「…とにかく、ソ連についてはこちらも接触を図りたい。…センチュリオン、何か手はないか?」
センチュリオン「ふーむ……流石の私ーも、共産主義国家の娘にーはまだ知り合いがいないーね…sorry。」
Chi-ha「…私はいるぞ。連絡を取ろうか?」
STB-1「…本当ですか師匠…」
Chi-ha「あぁ。先の大戦で戦った奴なんだが、結局両者弾切れになるまで勝負がつかず、戦いの中で互いを尊重しあえた、唯一、私が生涯戦った中で強いと思えた奴だ。」
leKpz M41「え…?Chi-haさんと…互角…?…STB-1さん、大戦当時のChi-haさんって今と比べてどのくらい強かったんですか?」
STB-1「…大戦ではのべ36万輌の戦車が戦闘に参加した。そのうちアメリカ、ドイツ、EU、フランス、日本を除いた戦力が約20万輌。そのうちChi-ha師匠が撃破した車輌数は…全体の約25%ほどだ。」
leKpz M41「…ゑ?…25%って…5…万…輌?5輌…とかの間違いでは…?」
FV4202「…残念ながら、事実なのよ。信じられないけど…実際、大戦終結後に撃破された残骸と、撃破された原因、撃破した車輌を研究した物好きの車輌が発表した、戦場最多撃破記録車輌はChi-haで、撃破した車両は約5万4146輌、そのうち、同一のChi-haに撃破された痕跡があった車輌は5万4021輌…で、内訳がティア10が約1万3020輌、9や8でが3万501輌…まぁこんな事ができるChi-haなんて1輌だけ…という訳。」
spic「…想像の100倍強くて…もはやこのChi-haさんだけで今回の問題はどうにかなりそうなんですが…」
leKpz M41「…てかそんなChi-haさんと互角って…その車輌も…やばいですね。」
Chi-ha「実際…同じ記録によると、こちら側約19万輌中約27%がそいつに撃破されているな。」
VK45.02A「…約5万1300輌…どちらも化け物じゃないですか…」
Chi-ha「まぁ…そいつとは一度は戦ったが、すぐに辞めた…互いに終わりのない戦いになる事をすぐに理解した。しかし、互いに付近に仲間がいる手前、身勝手な理由で戦うのをやめる事はできなかった。そこで、弾切れになるまで戦い、補給の為に撤退する、という口実を作る為、あえて軽く戦い、いかにも戦っている雰囲気をだして、不毛な争いを避けた。相手もそれにしっかり合わせてくれた。…まぁ雰囲気を出す為とはいえ、手は抜かなかったが。…そして気がつけば…いつのまにか付近には敵味方はいなかった。どうやら夢中で戦っているうちに私達以外はみんな…撃破されてしまったようだった。静寂に包まれた中、私は彼女にこう言った。「君は強い。…もし敵でなければ、私達は盟友になっていただろう。」と。相手はこう返してきた。「…そうね。でも、今は戦争…私とあなたは敵どうし。…けれど、私はあなたを、倒すつもりはないわ。…初めてだったわ、戦いがこんなに楽しいと思えたのは。」と。
すかさず私は「同感だな…もしこの無意味な戦争が終わったら…君の元に遊びに行きたい。また…こうして、全力をだして、君と戦いたい。」と。彼女はこう返した。「ええ…待っているわ。…私はあなたときっと、友達…いや盟友になれるわ。…戦争が終わるその時まで…生きのびて。約束よ…これ、私の住む場所。いつか来るのを待っているわ。…さて、これ以上話をしていたら誰か来て、聞かれてしまえば、利敵行為として粛正されてしまうわ。…さようなら、小さな将軍…戦えて楽しかったわ。」私も「…あぁ。君も、死ぬな。…また会おう。必ず。」こうして彼女とは引き分け、弾薬が互いに尽きたという名目で撤退し、その後会う事はなかった。」
STB-1「…その話、初耳なんですが?…無茶をしないでくれとは言っておいたはずなんですが…」
Chi-ha「すまん。全力を出せて楽しかったから、つい。」
spic「…Chi-haさんってもしかして…戦闘狂…?」
Chi-ha「…まぁアビリティは"狂戦士"だから、間違ってはいないな…」
VK45.02A「…そこは否定しないんですね…(苦笑)」
leKpz M41「…とにかく、その人に接触すれば、ソ連側ともコンタクトがとれそうですね。」
FV4202「…そうね。Chi-haさん、その人に連絡を取れますか?」
Chi-ha「そうだな。とりあえず手紙を書く。明日には返事が来るだろう。」
leKpz M41「なら、とりあえず私はTiger1さんに元に戻してもらってきます!」
センチュリオン「ならわたしーは、アナちゃんの様子でも見てきまーすかね…」
spic「私はご飯の支度でもしようかな…」
VK45.02A「手伝いますね、spicさん。」
STB-1「私は…ソ連の情勢について調べてみるか。」
FV4202「私は…そうね、いつでも出発できるように準備でもしようかしら。」

こうして一同各々のなすべきことに取り掛かり夜が過ぎていくのだった…

第9章

~前回のあらすじ~
大和港から帰還した一向。STB-1やFV4202から前時代の大戦争の話を聞き、Chi-haと互角に戦ったソ連車輌について聞く。ドイツツリーと戦っていく為にはソ連ツリーとの協力が必須だと考えたセンチュリオンは、Chi-haにその車輌との連絡をとって欲しいと頼み、Chi-haは承諾。これから起こるであろう戦いに備えて、一向はそれぞれ準備を進めるのであった…

leKpz M41「…さて…っと。」
spic「…この姿もしばらく見納め…かな。」
Tiger1「…まぁ、変身オーブができるまでは見納めだねぇ。」
VK45.02A「…少し残念ですが…戻りたいというM41さんの気持ちを、私は尊重しますね。」
leKpz M41「…ありがとう。じゃあ…お願いします。Tiger1さん。」
Tiger1「はいよ、じゃあ、始めるよ!」
leKpz M41「…んっ…///あっ…///コレ…やっぱ…///くすぐった…んんっ…♡///」
…数分後
Tiger1「はい、完成!完璧に元に戻ったよ。」
M41「はぁ…はぁ…ひぅぅぅ…///」
spic「…懐かしいね。やっぱりM41ちゃんはこうじゃなきゃ!」
VK45.02A「へぇ…元はこんな感じだったんですか。なかなか…可愛いじゃないですか…!」
M41「そ、そう?良かった…」
マスター「お…元に…戻れたのか。M41。…おかえり。」
M41「…!マスター…M41、ただ今…戻りました!」
マスター「…久しぶりに…撫でても、いい…かな?」
M41「…!はいっ…♡」
マスター「…コレだよ…この感触…」ナデナデ…
M41「~ッ///♡…マスター…」
spic「なんか…幸せそうだね。」ヒソヒソ
VK45.02A「…私達はお邪魔にならないよう、おいとまさせていただきましょうか。…それでは。」
spic「おやすみ~M41ちゃん!」
M41「あっ…皆さん。お疲れ様です…ふへぇぇ…///」
マスター「…そろそろ君も休むといい。私はまだ仕事が残っているから片付けてくるよ。」
M41「マスター…無理はしないでくださいね…?」
マスター「ん。じゃ、おやすみ、M41。」
M41「おやすみなさい。マスター…」
………

翌日…
Smasher「…う…うぅん…」
Annihilater「…目が覚めたのね、姉さん。」
Smasher「…Annihilater。…ここは?」
Annihilater「あのワンちゃんのマスターの基地内治療棟だよ。」
Smasher「…あの娘たち、私にトドメを刺さなかったのね。…また敵となるかも知れないとは思わなかったのかしらね。」
Annihilater「…そんな気はもう無いくせに。」
Smasher「…そうね。流石に目が覚めたわ。」
Annihilater「…いつから気づいていたの?姉さんは。」
Smasher「…最初はただ傭兵代わりとして雇われたように感じていたわ。でも、利用されていると確信が持てたのは、あいつが直接話した、あの時。…昔から少し疑ってはいたけれど…」
Annihilater「…そっか。」
ガラガラガラ…
センチュリオン「アナちゅわーん♡調子はいかがでーすか?」
Smasher「…こいつもいたのね。」
Annihilater「…この通りよ。かなり回復したわ。」
センチュリオン「それは、なによーりだーね!…oh。Smasherも意識が戻っていたのかーい。」
Smasher「…Annihilater。こいつには近寄らない方がいいわよ。…何をされるかわからない…変態の匂いがするわ。」
センチュリオン「おやおーや……そうでーした。Smasherさんにお願いがあるんでーすが、いいでーすか?」
Smasher「…何よ。」
センチュリオン「あなたーのパンツの色…ゲフンゲフン…ドイツの計画について詳しく、教えていただけませーんか?」
Smasher「…一瞬、殺意が芽生えそうになったわ。」
Annihilater「…」(冷ややかな視線)
センチュリオン「あぁ…!…イイ…!その冷たい氷の刺すような…軽蔑する…その目!たまらなーいね…これぞまさに…エクスタシィ…!」
Smasher「…気持ち悪…。」
Annihilater「…姉さん。こいつとりあえず黙らせて、いいわよね?」
Smasher「えぇ…なんならいっそスクラップにしてしまった方が、世の中が綺麗になるわ。」
センチュリオン「…sorry。流石にやりすぎたと反省していまーすから、どうか…許して…いただけませーんかね?」
Annihilater「…だーめ♡」
センチュリオン「あっ…ちょっ…アァァァァ!」

ガラガラガラ…
STB-1「…騒がしいが、何があったんだ?」
FV4202「…これ、どういう状況なの?」
Smasher「…助けて…(半泣き)」
Annihilater「…もう…いや…」
センチュリオン「二人とーも、もっと…私に罵詈雑言を浴びせるんでーすよ!ほら!もっと!そんな事では私ーは満足できなーいでーすよ!」
STB-1「…とりあえず、センチュリオンを止めるか。」
FV4202「…そうね。」
数分後…
STB-1「…なるほど、そんな事が。」
センチュリオン「ええ…まぁ、私ーが負けるはずないからーね。」
Annihilater「…こいつ…なんでこんなに強いのよ。私が一方的に制圧されるとか…」
FV4202「…とりあえずセンチュリオンは後でしっかり罰を与えておくわ。ごめんなさい。」
センチュリオン「罰…!イイ…興奮してきたーね…」ハァハァ…
Annihilater「…むしろ喜んでいるように見えるんだけど。」
FV4202「…いつものことだから。」
センチュリオン「…さーて、そろそろ、おふざけはこのあたーりで…例の件、話していただけまーすね?」
STB-1「その前に、あの子達にも聞かせておくべきだろう、呼んでくる。」
Smasher「そうね…あの娘たちの置かれている状況を知る為にはこの話を聞いておくべきだわ。」
数分後。
M41「ついに…聞けるんですね。Mausさんが言っていた計画…の話が。」
spic「…祖国が何をしようとしているのかはわからない…けど…悪い事なら、止めないとね。」
VK45.02A「ですね。」
Smasher「…」
Annihilater「…姉さん、あいつらは、私達を捨てたの。だからあいつらとの約束を守る義理はないわ。…話してしまいましょう?」
Smasher「…そうね。」
STB-1「…聞かせてもらおう。ドイツツリーは一体、何を企んでいる?」
Smasher「…ドイツツリーは先の戦争で国家財源のほとんどを使いはたし、その後、戦勝国の中で最悪とも言われるインフレーションが起き、ツリーの力が大きく衰退した事は知っているかしら…?」
FV4202「なんとなく、知っているわ。そのせいでツリー師団の車輌維持ができなくなったと聞いたことがあるわね。」
Smasher「…その際失った力は未だ完全には戻っていないの。その事を憂いたのが、ドイツツリー革命派の車輌たち…それらの車輌たちは、かつてのドイツツリーの栄光を取り戻し、全ツリーにドイツツリーの力を知らしめる…という思想の元、ドイツツリーを変革すべく活動しはじめたわ。そんな中生まれた計画…それこそが、"全世界ドイツツリー化計画"よ。」
STB-1「…全世界ドイツツリー化計画…?」
Annihilater「まぁ…端的に言えば、全ツリーをドイツツリーの支配下におくという計画ね。」
Chi-ha「…愚かだな。そんな事…不可能だろう。小国ツリーならまだしも、ソ連ツリーや中国ツリー、アメリカツリー、イギリスツリー…これら大ツリーと戦ってはドイツツリーにも多大な負荷がかかるだろう…」
Smasher「まぁ、話は最後まで聞きなさい。ドイツツリー戦力を削ぐ訳にはいかない…そこでツリー革命派は、事前に私達に各ツリーの戦力を減らす為に撃破作業を依頼して、戦力を少しずつ削っていたのよ…あなた達も見たでしょう?無数の残骸を。」
M41「…確かに、ドイツツリー以外の車輌が多かったような気がします。」
STB-1「だが…残骸にはドイツツリーの車輌も混ざっていたぞ…あれはどう説明する?」
Annihilater「あれはね、ドイツツリーにはツリー革命派と、もう一つ、平和共存派っていう勢力があるのよ。平和共存派はツリーを守るため他国と協力して戦争は極力しない…という派閥。…まぁ、ツリー革命派からしたら邪魔な存在。だから、ドイツツリーが裏で糸を引いていることがばれないように、カモフラージュとして平和共存派の車輌達をあの場で撃破し、存在を抹消するついでに残骸として利用したのよ。」
spic「…!ひ、酷い!同じツリーの車輌なのに…」
VK45.02A「…つまり、反対勢力を潰しつつ計画がバレないように…というツリー革命派の策略…という事ですか。」
FV4202「なんだか胸糞悪い話になってきたわね。」
Smasher「まぁ、そんなこんなで、最近、ツリー革命派はフランスツリーを攻略し、今はフランスツリーをドイツツリー勢力として取り込んだわ。」
センチュリオン「Shit…フランスツリーは小規模ツリー…ドイツツリーに攻略されるのは時間の問題だとは思っていまーしたが…すでに陥落していたんでーすね。」
Chi-ha「しかし、その程度の拡大ではアメリカツリーなどの大規模ツリーとは少々有利程度にしかならない。…どうするつもりだ?」
Smasher「…それはね……ねぇ、EU諸国ツリーの連合体制が崩れたら、どうなるかしらね?」
Chi-ha「…なるほど、それが狙いか…。」
センチュリオン「と、なーると、こちらも早めにソ連ツリーとの協力を急ぐ必要が、ありそうでーすね。」
M41「…何故ですか?」
FV4202「EUツリーにはフランスツリーと同等勢力であるイタリアツリー、強力な戦車が揃う、チェコスロヴァキアツリー、スウェーデンツリー…等が所属しているわ。これらを取り込めば、戦力差が2~3倍になるのよ。」
M41「…?!それは…まずいですね.」
STB-1「…幸い、イタリアツリーとは先の縁がある。(第8話前編参照)」
センチュリオン「…なら、彼らにーも、こちらに協力してもらえるように、交渉できないでーすか?STB-1。」
STB-1「…そうだな。やってみる価値はある。」
センチュリオン「私ーも、この事を、アメリカツリーとイギリスツリーのトップに伝達してくるーね。あとは…」
Chi-ha「彼女からの返事…だな。」
マスター「…会議中すまない。Chi-ha殿に手紙が届いていたぞ。」
Chi-ha「…ベストタイミングだな。さて…返事は…」
M41「…」ドキドキ…
Chi-ha「彼女から手紙と一緒にソ連ツリーに入る事ができる通行手形が送られてきた。詳しい地図も手に入ったな。」
M41「という事は…」
spic「ソ連ツリーと交渉できるチャンス…!」
Chi-ha「…渡りに船…か、早速、出発しよう。」
Annihilater「…私達はもう少し、休養するわ。まだ本調子じゃないもの。」
STB-1「私はイタリアツリーとの交渉に向かう事にしよう。」
FV4202「私もお供するわ。STB-1。」
センチュリオン「私ーはアメリカ、イギリスツリーに行ってきまーすね。…Smasher、Annihilater…ついてきてほしいんでーすが…」
Smasher「…お断りするわ。」
Annihilater「…私はいいわよ。行ってあげる。」
Smasher「…え?Annihilater…熱でもあるんじゃ…」
Annihilater「…うるさい…姉さんにはわからないでしょうね。」
Smasher「…後悔…するわよ。」
Annihilater「…構わないわ。」
Smasher「…そう。…あなた…ずいぶん物好きなのね。」
Annihilater「…自分でもちょっと変だとは思う…けど、なんだかんだ、あいつがそばにいるとなんとなく…ね。」
Smasher「…ふぅん……」ニヤニヤ
Annihilater「…笑わないでよ、姉さん…」
M41「私達はどうしましょうかね…」
spic「とりあえずChi-haさんに付いて行かない?もしかしたら強さの秘訣、何かわかるかもよ?」
VK45.02A「ソ連ツリー領って、雪が降るらしいんですよね…私、一度見てみたかったんです…」
M41「…雪か。確かに見たことないね。」
Chi-ha「雪は美しいぞ。…私が昔見た雪は酷く薄汚れていたが…な。」
STB-1「…それって戦車が撃破された灰とか残骸とかで汚れてただけでは…」
Chi-ha「…まぁな。」
M41「…真っ白な雪、見たいんですが。」
Chi-ha「今は比較的平和だから、見られるんじゃないか?」
VK45.02A「…!行きましょう!」
Chi-ha「…わかった。各自、行動開始だ!」
全員「おー!」
こうして各自それぞれの目的地に向かうのできるあった…
同日、冬のマリノフカにて…
spic「一面、雪景色ですねぇ~」
VK45.02A「これが雪ですか…綺麗…」
M41「初めて見たけど、こんなに綺麗なんですね…」
Chi-ha「…そうだな。このあたりは段差が多いから気をつけるんだぞ。あと…」
ズボッ…
spic「…ふぇ…?」
ズズズ…
spic「きゃぁぁぁぁぁ!」
M41「?!spicちゃん?!」
VK45.02A「え?え?な、何ですか!雪の中に急に割れ目が…!」
Chi-ha「…このあたりはクレバスが多いんだ。少しいうのが遅かったか…」
spic「助けて…このままじゃ…」
M41「あわわ…どうしよう…このままじゃ落ちちゃう…」
VK45.02A「…紐があれば…手は届きそうにないですし…」
Chi-ha「…どうする?紐なんてないぞ。」
???「…あら、お困りのようね。手を貸しましょうか?」
Chi-ha「…!この声は…!」
???「お久しぶり、小さな将軍さん。…何か困っているようね。」
spic「ふぇぇ…助けてぇ…このままじゃ…死んじゃうよぉ…」
???「お仲間がクレバスに落ちたのね。…じゃ、助けましょうか。」
Chi-ha「…だが紐はないぞ。どう助ける?」
???「私にはこれがあるわ。」
Chi-ha「…クレーンか。なるほど。」
???「これに捕まりなさい!」シュルルル…
spic「…!」
???「みんな!引っ張って!」
M41「せーの!」
数分後…
spic「わぁぁん…怖かったよぉ~」
M41「ありがとうございました。…えぇっと…」
Chi-ha「彼女こそ、私達が探していた人物…」
SU152T「SU152 Taiga。よろしくね。」
VK45.02A「…SU152では?」
Chi-ha「彼女はソビエトツリートップ車輌だ。だから、車輌名の後に二つ名が付いているのさ。」
(説明しよう!この作品内の各ツリートップは、伝説迷彩という名の2つ名を持っているぞ!日本ツリーのトップType71がつけていないのは、Type71がまだツリートップとしてまだまだという事で自らの意思で外しているだけだ。第8話前編に登場したMinotauroとRinoceronteも伝説迷彩をつけているぞ!(字数長いので省略したのだ。))
spic「…え?ツリー…トップ?」
M41「ティア7車輌…ですよね?」
SU152T「あら、別にツリートップがティア10でなければならないなんて決まりはないわよ。ソ連ツリートップは実力で決まるからね。」
VK45.02A「…他のティア10車輌から恨みとか…買わないんですか?」
SU152T「まぁね。みんな返り討ちにしたけど。」
Chi-ha「流石だな。腕は落ちていないようだ。」
SU152T「…ところで、ここまで来たって事は、何かあるんでしょう?…聞きましょうか。」
Chi-ha「…話が早くて助かる。」
それから…ドイツツリー革命派が企む計画をSU152Tに話していった…
SU152T「…なるほど、事情はわかったわ。…ソ連ツリーとして、その計画を止める事に協力させてもらうわ。…私は今の平和が一番だと思っているわ。先の戦争みたいな悲劇はもうたくさんだもの。…ただ、少し、私に協力して欲しい事があるのよ。」
Chi-ha「…協力して欲しい事…とは?」
SU152T「…前ソ連ツリートップのIS-7とIS-4…この2輌はまだ生きていてね。今ソ連ツリーは私をトップにした派閥とIS-7とIS-4の旧トップ派閥で分かれてるのよね。だから、ソ連ツリーを統一する手伝いをしてほしいのよ…」
M41「…ちなみに戦力差は…?」
SU152T「ほぼ互角ね、ただ、相手の派閥には旧トップを支えていた高ランク車輌が多いから、質ではあちらに分があるわ…」
Chi-ha「…まぁティア差など技術で補えばいいさ。」
SU152T「…ふふ、あなたらしい答えね。…という事は協力…してくれるのね?」
VK45.02A「…怖いですけど。」
spic「祖国を止めるために…」
M41「平和を保つために…」
Chi-ha「…ソ連ツリーの協力無くしてはドイツツリーとまともにやり合う事は難しいからな。協力させてもらう。」
SU152T「感謝するわ。…今日はとりあえず、ウチの基地に来て休んでちょうだい。攻略は明日、始めましょうか。」

という事で、ドイツツリーとの戦いの前にソ連ツリー統一を目指すことに。さてさて、どんな戦いが待っているのだろうか。次回に続く…

外伝1

外伝では作中に登場した、各キャラ達の過去や日常をえがきます。気まぐれで入れていくので、もしあの子の過去や、日常が気になったら、コメントいただければもしかしたら書かれるかも…?
今回は
~Smasher・Annihilaterの過去~
についてえがきます。

20XX年10月某日
WG神は、10月のハロウィンイベントの目玉としてとある車両を実装した…

…ここは…どこだろう…私は…誰なんだろう…
WG神「さぁ、目を覚ますんだ。君は今回、今年のハロウィンを盛り上げる目玉戦車として、実装される事が決まった。おめでとう。」
…私は、誰ですか。
WG神「君には実装に伴い、名前を授けよう…そうだな。ハロウィン戦車には英語で名前を付けるのが慣習……君の名前は今日から"Smasher"…いいね…?」

Smasher…それが…私の名前…

WG神「さぁ、実装の時間だ…行っておいで…」
…体が…光に包まれていく…
………

同時刻wotb内
プレイヤー「さて、今日も戦車ライフ楽しむぞー…ん?お知らせ?…あぁ、ハロウィンイベントか。今年の車両はどんなのだろう?」

この頃ハロウィン戦車といえば、Dracula、Hellsing、タンケンシュタイン(産廃)と言った、ピーキーな性能の車両ばかりで、それまでティア7の環境が崩壊することもなく、平和な日々であった。

プレイヤー「お、今年は152mm砲を持つKV2ベースの車両か、中々またピーキーそうなやつだな。大口径は精度が終わってるから環境がそこまで変わる…なんてことはないよな。カタログスペックも無難だし…」

実装当初はこのような和やかな雰囲気であった…

実装しばらくして…その均衡は破られる事になる…

「新実装の戦車…やばくないか?」
「少なくとも152mmの精度じゃない」
「軽戦車で72kmで走ってても当然のように1000ダメ出してくるんだが…」
「隙間から1000ダメ榴弾飛んできたんだが…」
「アァァァァ!またSmasherに弾薬庫飛ばされたァァァァ!」

「「「Smasher…やべぇ…」」」

その頃戦場では
Dracula「おい、新入り、俺たちに挨拶もなしかぁ?先輩に敬意ってもんはねぇのか?」
Hellsing「そうだよ、おらっ、とっとと挨拶しろよ!」
タンケン「…仲間…だな…へへ…産廃の烙印仲間が増えて嬉しい…よ」

Smasher「…うるさいですわね。ハエども…」
3人「「「なんだと!?許さん!やっちまうぞ!」」」
ズガァァン!
3人「()」リュウダンガカンツウシテゲキハサレタゾ!
Smasher「あぁ…脆い。なんと弱く、張り合いのない…もっと強いやつはいないのかしら…?」
ティア6車両達「「突撃ぃぃぃぃ」」
Smasher「群れて突撃するしか脳がない奴らなど私の敵ではありませんわ…さようなら。」ズガァァン!
ティア6車両達「「アァァァァ」」ドカーン
同格車両達「「なんだあの化け物は…」」
Smasher「さぁ、次はどなたかしら?かかってきなさい…?」
同格車両達「「ヒィィィィ」」スタコラサッサ
ティア8達「「Smasherってやつはやばいから近づかないようにしよう」」
Smasher「……」
こうして彼女は恐れられ孤立していった…

WG神「やっべ…Smasherが強すぎて初心者がだんだん減ってきてる…ま、いっか!別にこのティアで152mmとか普通だし、プレイヤーから苦情来てるけど普通、仕様。プレ車だしナーフできませんって事にしとけば…」
プレイヤー「戦場はどこに行ってもSmasherだらけ…もうティア7は終わりだな…ティア9以降に逃げるか…」
こうしてティア9以降に逃げるプレイヤーと理不尽にも淘汰され、愛想を尽かして引退するプレイヤーとにわかれ、その裏ではSmasherはあまりの理不尽さからいつしか"スマカス"と言われ乗らぬは地獄、乗るのは人権ただし犯罪と同じ…とさえ言われるようになった…

SU152「お前のせいで俺たちの立つ瀬がないんだよ!」
KV2「俺がモデルのくせに…どうして…お前の方が…!」
T49「私の精度と比較して…あなたの精度…どう考えてもおかしいでしょ!あなた…チートでも使ってるんでしょ?ねぇ!そうなんでしょ?いっそ認めて、さっさと消えていなくなれ!このピー(自主規制)が!」
Smasher「………」

Smasher(私は何故このように言われなければいけないの…?憎まれ…恨まれ…蔑まれ…私を産んだのはあのWGであって私に罪はないはず…なのに…)

ど う し て … 私 は "産 ん で 欲 し い"と は 言 わ な か っ た の に

彼女の心に闇が生まれ、翳(かげ)りはは徐々に広がり…やがて心は分厚い闇の影に覆われ…彼女は…考えるのをやめた。
Smasher「異議を唱えて逆らう者は…」

こ の 世 か ら 
消 し さ っ て し ま え ば い い

こうして彼女は狩り続けた。か弱いものを。目の前にいる自分を恨み、妬み、蔑む者たちを。その圧倒的な力で捩じ伏せ、退け、ただ狩り続けた。
何億、何兆もの車輌を何も物言わぬ残骸…鉄屑…灰に変えていった。

気づけば、1年の歳月が流れていた…

世はハロウィンムードが漂うなか、Smasherは初心者狩りを続けていた…
Smasher「…気づけばもう1年も経つのね…今年のハロウィンはどんな娘が実装されるのかしら…」
(…まぁ実装された所で私に勝てるとは思えないけど…)

その時、彼女の目の前に見慣れない車両が現れた!

Smasher「誰…?見たことないけど…まぁ、戦いましょ?私の恐ろしさ、教えてあげるわ…!」ズガァァン!

Smasherが謎の車両と出会う少し前…
WG神「…さぁ、今年もハロウィンだな…去年はちょっとやりすぎたから、今年はお詫びも兼ねて、ピーキーなやつ作るか!」
…数分後
WG神「…できた…けど…なんか…変に強いやつできちゃったな…これ…でもボツにするのはもったいない……そうだ!コレをSmasher対策って事で実装すれば、多くの人に買ってもらえるし、課金者も増えて、Smasherの勢いも落とせるのでは?!…よし、実装だ!」

…ここ…どこ…私は…

WG神「さぁ、目覚めなさい。今日から君は…そうだな…Annihilater…と名付けよう。」
Annihilater…それが…私の…名前…
WG神「さあ…実装だ。いってらっしゃい。」
……
プレイヤー「WGからメールだ…あぁ…今年もハロウィンか。去年は散々だったし、今年はまともだといいなぁ…新車は…Annihilater…?何これ……?…3連バーストで1弾層600ダメ?!…なんか嫌な予感が…」
数日後…
「悪夢の再来」
「(悲報)またティア7に化け物が追加」
「糞車両ばかり実装するWGを許すな」
「ティア7はもうダメだ。あそこは魔境だ…」
「初心者です。ティア7のハロウィン戦車が強すぎて、やる気が起きません。どうすればいいですか?」
→解答「諦めて引退」
………

そして現在
Smasher「…あなたもしかして…ハロウィン戦車?」
Annihilater「…そうよ…まさか…あなたも…?」
Smasher「…あなた…強いじゃない…中々楽しめたわ…」
Annihilater「久しぶりにワクワクした…ここまで相手できたのはあなたが初めてだよ…」
Smasher「…ねぇ…あなた、私と組まない?」
Annihilater「…私もそう思っていたよ……よろしく。」
Smasher「……」
Annihilater「…?どうしたの、黙っちゃって…」
Smasher「…いえ…初めて…話が合う車輌に出会えたから……普通は逃げるか、罵倒されるかしか…された事がなかったから…」
Annihilater「…私も。散々言われたよ。鬼!悪魔!近寄って来ないで…って…私…そんなに悪い事…した…かなぁ…」
Smasher「…私と同じね……こうなったらとことん、滅茶苦茶にして、WG神を困らせてやりましょうか…」
Annihilater「…だね!さぁ、やっちゃいましょう!お姉ちゃん!」
Smasher「お姉…ちゃん?…私あなたの姉では…」
Annihilater「え~?私より早く生まれてるし…なんか、お姉ちゃんぽいじゃん?ね?いいでしょ♪」
Smasher「好きに…すればいいわ…///」
Annihilater「あ~wお姉ちゃん、照れてるのぉ?か~わいいw」
Smasher「冷やかしはやめなさい。さぁ、いくわよ。」
Annihilater「おっけぇ~♪じゃあ、しゅっぱ~つ!」

こうして2人は仲良くなり、いつしか2人は"アナスマ"として畏怖の対象となり戦場を荒野に変えていくのだが、それはまた別のお話…

第6.5話~アナスマ外伝~完

紳士解説集

ここには私による英国戦車の解説を載せておこう。
暇な時にでも読んでくれたまえ。
(一応現ver.のツリー在籍戦車を掲載している。)

何故私がここにいるのかって?実のところ言うと私にもよくわからないんだ。
まあ座りたまえ。ディンブラでも淹れようか。

 

火力

車種が中戦車から軽戦車に変わったことで主砲のラインナップは完全に一新された。
重戦車ルートに少し先んじてここから、高い発射レートと分間火力を持った主砲を搭載することとなる。

 

まずQF 2-pdr Mk. IX
読んでの通り2ポンド砲で初期状態ではこれを搭載することになるだろう。
単発ダメージは6pdrに比べ半減してしまったが装填速度は2.5倍だ。だがそれより貫通力の上昇の恩恵が大きい。貫通力はAP弾で64mm、課金弾のAPCRになると121mm。相対するあらゆる敵戦車に正面から損害を与えられる。
癖が強く習熟を要する自動装填砲より汎用性は高い言えるだろう。

 

次に40mm Pom-Pom
名前は聞いたことがあるだろう。対空砲としても有名なVickers QFの40mm2ポンド砲を戦車砲として運用したなら というif産物だがまあそんな細かい事はいいだろう。
この砲の特徴は’’自動装填砲’’であることだ。
装填が弾倉交換になり残弾数にかかわらず再装填に9秒を要するがこれにより0.5秒間隔で3発、135ダメージという比類なき瞬間火力を発揮する事となる。

 

先に述べた2pdrとは
単発火力 QF 2-pdr Mk. IX=40mm Pom-Pom
貫通   QF 2-pdr Mk. IX>40mm Pom-Pom
精度   QF 2-pdr Mk. IX>40mm Pom-Pom
瞬間火力 QF 2-pdr Mk. IX<40mm Pom-Pom
分間火力 QF 2-pdr Mk. IX<40mm Pom-Pom
と一長一短だ。どちらも中戦車としてはかなり高い攻撃力を誇る。好きな方を選ぶと良い。

防御力

そんなものはない
だがMedium IIよりは固い

 

機動性

これに関してはさすが軽戦車というほかない。
tierトップなどといった称号は無いのだが全てが中の上辺りで纏まっていてとても取り回しが良い。
挟撃、裏どり、格闘戦に相手の背面への横付け、不足なく実践できるはずだ。
若干直線番長である感は否めないがね。

 

立ち回り

前身とは打って変わって、単発火力ではなく、連射による瞬間/分間火力と、それを高い機動力でより効果的に生かす運用を要求される。

 

ただ主砲によって少し運用が変わってきてね。
2ポンド砲は一発ごとに装填を行うため、停止しての射撃の場合常に完全に収束した状態での射撃が可能だ。
これを利用して履帯の破損した敵車両の履帯をさらに執拗に攻撃し身動きの取れないまま撃破する、通称履帯ハメができる。中~遠距離戦から、高い発射レートを生かした近距離の格闘戦まで万能にこなす。

 

ポンポン砲は連射する特性上拡散した状態での射撃が多い。勿論立ち止まって収束を待っても良いのだがね、
それでは普通の砲と同じだ。
この特性を生かせる、近~中距離からの集中射撃がまず一つ。貫通すればTier3駆逐戦車の単発並みのダメージが入る。
もう一つが稜線や遮蔽を生かし引きながら戦う近距離戦。9秒のリロード時間さえカバーできればこの車両は単発135でダメージ交換ができるのだ。勿論複数台に狙われていてはこの技は使えないがね。
最後に裏取り。敵の前衛部隊の裏をかき、後衛部隊を叩き、混乱させる事だ。主に後衛部隊にいる駆逐戦車の多くは2弾倉分の270ダメージ分の体力しかない。半分も削られれば彼らも君を注視せざるを得ない。そこから機動力を生かし懐にもぐりこみ、そのまま撃破するもよし。かき回すだけかき回して、逃げるも良しだ。ただ”迅速に”だぞ。時間がかかっては裏取りの意義はなくなるどころか前線の崩壊を招く。

 

それから最後に、決して相手の射線で立ち止まらないこと。
本車両の装甲は大口径砲や機関砲に容易に貫かれてしまう。高い砲性能を持つ本車は特に狙われやすいから気をつけるんだ。
視認は最長でも12秒で切れる。隠れて反撃の機会を待つのも重要だ。

 

やあ、君か。ラプサンスーチョンでもどうかな?
さてTier3にTierが一つ上がった訳なのだが...うむ。

 

火力

2pdr砲は順当に発射レートが上がり、Pom-Pom砲は弾倉交換時間時間+1秒と引き換えに1×3連射から2×2連射になった。弾倉打ち切り時間は半減、ダメージ量は33%増となり、より一撃離脱に特化した性能となった。
1発ずつ収束を待つことができないため遠距離狙撃はできないが君ならこの車両がそんな運用じゃいけない事は理解しているだろう。
そしてQF 40 mm Mk. VI Boforsでは2×2連射の構成はそのままに弾倉交換時間と貫通が改善される。

 

防御力

そんなものはない
だがMedium IIIよりは固い

 

機動性

改良されたリバティーエンジンは重量そのままに+55馬力の高出力を実現した。
よって大幅にとまではいかないが機動力の向上に一役買っている。

 

立ち回り

基本性能はそのままに、発射レートや弾倉内弾数、馬力の向上など長所をさらに伸ばした戦車だ。
周囲の火力も上昇している。Tier4には10cm榴弾砲という本車を一発KOしかねない砲まで存在する。
今まで以上に射線に気を付けて立ち回るんだ。

 

なんと!
湯を沸かしているうちに説明が終わってしまっただと⁉

……ふむ君か。また会ったね。
………今日は少し趣向を変えてね、ヌワラエリヤを淹れてみた。
……ふむ、「しっかりとした味わいだ」と。きみも見る目が…いや舌か?………まあいい。

 

さて、本題に移ろう。
ここに来たということはMedium IIIは十分に乗りこなせるようになったから新しい戦車を…と言うことだね。
勿論用意しているとも。さあ見てくれ。
重戦車とは書いてあるがね、これは重戦車ではない。歩兵達を攻撃する敵を排除するべく、無数の砲火に晒されても突き進む為に開発された歩兵戦車だ。
ああそうだ、イギリスは巡航戦車と歩兵戦車を用途別に配備していた話はしたかな?…結構。

装甲

防御力は単純装甲厚だけみても5倍以上になった。うむ。
これで防御に不満を感じることは無いのではないかな?むしろ快感すら感じるだろう。

 

しかしながら、駆逐戦車砲や高威力の戦車砲には貫通される可能性がある。
そのときには角度を付けて側面を斜めに撃たせるなり何なり工夫してくれ。”昼飯”と言うのだったかな?細かいことは戦術指南所の人間にでも聞いてくれ。その件については私の管轄ではないんだ…
それとドイツ軽戦車には気を付けたまえ。離れていればあんな豆鉄砲なぞ蚊に刺された程度でしかないが、至近距離となると…ね。くれぐれも気を付けたまえ。

次に攻撃の面だが、私はQF 2-pdr Mk.X-Bをお勧めするね。
……何?単発の威力が45しかないだって?
うむ、確かに一見してOQF 3-inch Howitzer Mk.Iの方が威力もDPMもあるように思えるかもしれないがね、榴弾砲の特徴として貫通力が不足しているのだよ。
榴弾は貫通せねば100%の力を発揮できない。格下軽戦車なら貫通も狙えるだろうが、今度は命中させるのに肝心な精度と照準速度が劣悪ときた。ジョークグッズにしかならないね。
……ユーモアは円滑に社会生活を行う上で必須ではあるがね。それが他人を傷つけたり騙したり迷惑をかけた瞬間からジョークでは済まなくなるのだ。気を付けたまえ。

 

私が連射速度や精度に優れたQF 2-pdr Mk.X-Bを勧めた理由がわかってくれたかな?
……ああ、そうだ。ここまで再三弾の比率は6:4を勧めてきたがね、この砲には、あのロンメル将軍が「『歩兵戦車』なのに何故(対歩兵用の)榴弾はないのだろう」との言葉を残したように、榴弾は用意されていない。
ただでさえ貫通が足りないOQF 3-inch Howitzer Mk.Iより小さな径で榴弾を撃ったところでどうなるかは分かるだろう。
幸いにも通常弾のAP弾が貫通121mm、APCRなら145mm。少なくとも同格にはこれを正面から防げる戦車はいない。
榴弾を使わずとも確実に有効打を与えられるということだ。

機動性

さて、ここはしっかりと説明しておかなくてはいけないな。
装甲を得たということに従って車重も重たくなった。これで出力が2倍や3倍もあるエンジンがあれば苦労しないのだがね。当時は安く早く強くが求められていたからいやはや…困ったものだ。
結果として"マチルダ"という名前に恥じないお淑やかな速度しか出せなくなった。
故に他の中戦車や軽戦車と同様の動きは出来ない。
もっとも、歩兵戦車であるからして歩兵の行軍に追従できれば十分であるように設計されているのだ。その役目は巡航戦車に任せるとしよう。

立ち回り方

さて、ところで今日私が淹れた茶葉は何だったか覚えているかね?
……そうだ。ここまで来てやっと装甲で敵の弾を弾き返し、返す砲で反撃する、しっかりとした戦車らしい戦車になったと言えるのではないかな?
意味もなく違う茶葉を淹れたわけではないのだよ…決して茶葉を切らしていたからなどではないぞ
とにかく、防御力は他のTier4戦車の追随を許さない。昼飯や豚飯をすれば広い部分で100mm以上の値を期待できるだろう。ただしその装甲の代償にスピードは同Tier内最低値だ。ルート選択を間違えないように気を付けたまえ。
今まではエスコートするのが仕事だったが、今回はエスコートされるのが仕事だ。
活躍する場はずばり最前線。表の世界でこそ彼女は輝く。

 

是非彼女を戦車会の華として輝かせてほしい。

 

最後にここで注意点をいくつか。
まず、Hetzerなどの10榴駆逐やD.W.2等には注意だ。非貫通とはいえそれでも当たり所次第で100ダメージ前後受ける可能性がある。さらに、HEAT常備の手練れに撃たれると300以上のダメージを被る可能性もある。装甲が売りだからといって過信してはいけない。
次に特に機動性の高い軽戦車達にも注意だ。
砲塔旋回が軽戦車の旋回に追いつかず一方的に攻撃を受ける可能性がある。これを避けるためにも仲間からは離れないように気を付けたいところだな。

 

それでは
諸君らの健闘を祈る!!

 

オススメ拡張パーツや消耗品

  • 拡張パーツ
  • 工具箱
    貫通が見込めないとなればやる事は一つ、相手は履帯を狙ってこちらの動きを制限してくるだろう。
    紅茶や換気扇と組み合わせればたちまちのうちに履帯が復旧する。覚えておくといい。
  • 装填棒
    長所を生かすためには必須と言っても過言ではないだろう。
  • 換気扇
    搭乗員スキルが上昇する。旋回速度や装填、修理速度など様々な点がほんの少しずつであるが向上する。
  • 消耗品
    • 多目的レストアパック
      よく履帯を壊されるので最低限用意したいな。搭乗員の治療にも有効な上、90秒で再使用できるのも魅力だ。
    • 修理キット
      それでもやはり手練れは連続して履帯を狙って攻撃してくる。あって損はないだろう。
    • アドレナリン
      装填速度が大幅に上昇する。
      最近のアップデートで75秒のクールタイムを置いて再使用できるようになったからな。両軍入り乱れての乱戦や味方の救援、トドメの一撃など、ここぞというタイミングで活かしてほしい。
  • 常備品
    • 保護キット
      大口径榴弾直撃時の搭乗員負傷などが予防できる。だが何よりモジュール修理速度+10%が大きい。
    • (標準燃料)
      主砲旋回速度などの改善。もともとがアレなので実感しにくいだろうがね……
    • (紅茶)
      換気扇との併用が望ましい。
       

紳士解説

やあ紳士諸君。Matildaの乗り心地はどうだったかね?昼飯や豚飯の技術は習得できたかい?
……そんな事より次の戦車の解説をしてほしいだって?まあまあ、そう焦らないで、紅茶でも一杯どうかね?……確かダージリンがお気に入りだったかな。君は。

防御性能

さて、Churchill歩兵戦車の話をしよう。
カタログデータでは車体正面装甲の177mmという圧倒的な厚さが目を引くだろうね。これをtier5にして超えるのは我がイギリス駆逐戦車のAT 2だけだ。
……と言いたいところなのだがね。これは車体砲周辺の垂直部左側のハッチを除く部分だけの話なんだ。
垂直部右半分や左側のハッチ部分は88mmでね。右側にある覗き穴は垂直の76mm、車体下部は20度傾斜の76mmで実質81mmになっている。それでも決してtier5重戦車として低い数字ではない。
……ん?「Matildaに比べ全く増厚されてない?」
……いや、違うんだ。3inchと3.5inch鋼板が当時の軍需業界の基本の規格だったからなんだよ。それを誰でも切って貼って作れる様に設計したのが、このChurchill戦車さ。

 

ああそうだ、この車両に限らずChurchill戦車共通の弱点としてね、正面から見て履帯の真裏側にも車体が、スポンソンが存在するんだ。
前方から履帯を貫通されると履帯を破壊され尚且つダメージを受けるという可能性がある。積極的攻勢に参加するとき以外はなるべく相手に見せたまま立ち止まらない方がいいだろうね。
砲塔も、3.5inch鋼板の溶接式でね。防盾が無い均一な垂直88mmなんだ。攻撃するために相手に見せなくてはならない部分としてはすこし……重戦車としてはかなり薄いと感じるかもしれないな……。

 

_20160828_082306.JPG
この画像は、tier5で平均的な貫通を持つ6ポンド砲を積んだ戦車から本車を見たものである。
……ん?「今までのMatildaの様な活躍は難しいのでは?」いやいや、これだけだと防御性能に劣る様にも見えてしまうが、決してそのような事は無い。次の写真を見てほしい。
_20160828_082333.JPG
どうかね?Matildaで学んだ昼飯、豚飯の技術を活かすときが今やっと来たのだよ。
これは車体をプレーヤーから見て左側に傾けた時の写真である。
正面上部向かって左側の垂直89mmは、チャーチルのせりでた履帯に上手いこと隠されている上、角度がつけられて貫通しにくくなっている。履帯に囲まれた側面装甲が頑強だからこその技術だ。
さらに、履帯裏装甲部は相手から見て、かなり鋭角になる上、位置がわかりにくくなる。
車体に関していえば、防御力が格段に上がるのだよ。
_20160828_082211.JPG
更に応用的な技術としてね、砲塔の側面が正面と同じ装甲厚であることを利用し、敵に砲塔の角の中心線を向けた時のものだ。
見ての通り、垂直で狙いやすかった砲塔が、かなり狙いにくくなる。これはよそ見と呼ばれ、戦車によっては砲塔防御力を上げられるテクニックである。
この2つのテクニックを上手く身につければ重装甲で敵弾を弾いて打ち勝つ戦い方が可能になってくるはずだ。格上駆逐戦車などは流石にこれでも防げないが中戦車や格下の弾はほぼ完璧に防げるだろう。
角度の感覚を掴むまでは見回しエリア等を利用し、相手からの見え方と角度を確認してみるのが良い。
この装甲を活かすのに重要なのは車体をプレーヤーから見た左側に傾ける事だ。

 

相手の発砲を予想し砲塔と車体を先に傾けておく。そして相手の弾を弾くと同時に砲塔を回し相手に照準、発砲し、すぐさま防御の姿勢に戻す。これを完璧にマスターすればtier5で最高の耐久値を併せ持つChurchillに正面から撃ち勝てる車両は(他国には)存在しない。もしかして:AT 2なおExcelsiorには正面を抜かれる模様

 

ふふふ…精度に優れた砲を持つイギリスならではの戦法だ……是非身に付けたまえ。

 

ああそう、ここまで身を隠すものがない広所での戦闘を念頭に説明してきたがね、勿論理想としては駆動輪を隠した豚飯の防御姿勢だ。攻撃時の砲塔正面は依然として弱点とはなるが余所見と分厚い車体側面とでMatilda以上に敵の弾を技術で弾いている感覚を覚えられるだろう。

砲性能

最終砲までの3つがそれぞれに秀でた点を有し、非常に楽しいラインナップとなっている。

QF 6-pdr Mk.V
この砲を搭載してからが本番だ。この砲を搭載すると、本車は同格課金戦車Churchill IIIに非常に近い上位互換となる(側面装甲値においてはChurchill IIIにわずかに劣る)。通常弾が貫通130mmと優秀な貫通力で、さらに課金弾の貫徹力が180mmと非常に優秀で、かつDPMが非常に良好だ。更に俯角9度を有し、照準時間は同格中1位、前車Matildaの主砲に似た戦術が使える筈だ。いざという時は装甲と耐久を頼りに力押しもできる、万能な砲と言えるのではないかな?
75mm Gun Mk.V
6ポンド砲の次に開発できる砲だ。ここにきて貫通が落ち、平均90mmになってしまう。非常に厳しい数値だが、引き換えに単発の上昇だけでなく、6ポンド砲よりもDPMが上昇し、同格重戦車では最高のDPMを誇る。更に同格重戦車最高の照準時間に加え俯角も6ポンド砲と同じ数値である。貫通を補う為の金弾の使用を臆さないブルジョワ層が最終砲として使っていると聞く。高めの単発火力と、高い精度、収束速度。砲塔だけ出して、撃って、引く運用がメインになる。
ただ誰しもが何処ぞやの王族の様に「貫通が足りないなら課金弾を使えばいいじゃない」と惜しまず使える訳では無いだろうね。無理してまで装備するものではないがもしAPCR運用ができるなら大きな脅威となる。(しかし、課金弾の火力が下げられたため抜けない相手に対して苦戦するだろう)
75mm Gun Vickers HV
上記2つの砲に比べ、精度が更に向上し同格重戦車で最高格となる。特筆すべきは貫徹力だ。弾速が上がったお陰で通常APでも145mm、APCRは圧巻の202mmと同格重戦車でゲル砲に次ぐ数値となる。
だがね、これらの性能を両立するために、収束時間とと装填時間が少しだけ悪化した。DPMは同格に比しても低くなり、さらに深刻なことに俯角がここにきて4度という悲しみを背負った数値となる。射角の広さがイギリスの特徴であるのだが…まあここだけ例外だと思って慣れてくれ。Black Princeまで開発を進めれば+20°~-8°というMatildaと同程度の仰俯角に戻るから安心したまえ。
現状のblitzにおいては、多少手数を減らしてでも、確実に有効射を出すというのもいい判断だと私は思う。更に俯角もさして困らない地形が多くなってきた。不便はあるかもしれないが最終砲候補として有用だろう。
この砲は装填時間が3つの候補の中で1番長い。貫通が上がったと言ったね?あれは単純に発射薬を増やし砲弾の初速を上げたためなんだ。そのため装填にかかる時間が少し長くなってしまう。
だからこそ特によそ見の技術が重要になる訳だ。
 
最終砲になって重要なパラメーターが減ってしまうがため、この3種の砲は三つ巴となっているのである。開発ついでに撃ち比べてみるもよし、その日の気分で積み替えるのも良しだ。

機動性

相変わらず最低レベルといえる。Matildaとほぼ同じである故慣れてしまえば問題ない程度ではあるがね。戦闘参加が遅れてしまうのもままあるだろう。
戦場を迂回して回り込むのは巡航戦車達の役目だ。私達歩兵戦車は会敵が予想されるポイントで、防御姿勢で構え歩兵達の…いやこの世界に歩兵は居ないのだったか……まあいい。味方の盾となるべく立ち回ろう。
無理に相手を追撃するのも止めた方が良いね。……ふむ、君も察しはついていたか。そう、突出してしまった状態から逃げる足が無いのだよ。

 

立ち回り方

結論から述べると前車であるMatildaに、より優秀な火砲と、同格中最高の耐久力を与えた車両だ。

 

重戦車には主に2つの役目がある。1つ目が装甲を生かし攻撃拠点を確保し……場合によっては自身の装甲を生かしてそれを作り出すのだが、積極的攻勢を仕掛ける事だ。
tier不相応なまでの重装甲を持ったMatildaはこれを得意としたが同tierにおいて平均的な重戦車であるChurchillでは少し難しいね。完璧な防御姿勢を取っても精度と貫通に優れる駆逐戦車はこちらの一瞬の隙をついて有効打を叩き込んでくる。
もっとも他に比べ最高速度の低い本車で敵陣中に躍り出る戦車長は少ないだろう。

 

そして2つ目が防衛だ。重戦車相手の戦線の維持、中、軽戦車達の侵攻を予測した待ち伏せ、他にも優勢戦での陣地被占領の阻止等かな。
この車輌に限らないがイギリス重戦車及び重駆逐戦車は地の利を活かし戦う防衛で真価を発揮する。
片側に砲を寄せ被弾面積を極限まで抑える事ができるAT 8AT 7、堅牢な車体上面と砲塔でハルダウンで高い防御力を誇るCaernarvon、そして豚飯に適した硬い側面のChurchill戦車群だ。

 

建物や岩陰に車体前面と駆動輪を隠す。相手に対して車体側面を斜めに見せ、20°未満の強制跳弾角を作る。この時装填時は余所見をして防御姿勢を取る。
これを徹底すればこのChurchillもMatildaと同等か、あるいはそれ以上の防御性能を見せる。

 

まとめ

君達の技術が勝利へと直結する、とても素直で良い車輌だと私は思うよ。次も似た形の車輌が続くだけにフリーで飛ばすなんて真似は絶対せず是非感覚をつかんでもらいたい。

『成功とは失敗してもやる気を失わない才能だ。』この戦車の名となったWinston Churchillの名言だ。
君達の成功を祈るよ。
最後にもう1つ。『力や知性ではない。地道な努力こそが鍵だ。』

やあ、どうだい?Churchill Iの乗り心地はどうだったかな?
…ふむ、「豚飯などの技術を徹底しても砲塔を貫通されてしまった…」と。
だがもうその心配は要らないぞ。従来の機構を踏襲しつつより堅牢になったChurchill VIIについて説明しようじゃないか。
…おっと、立ち話もなんだ。ぜひ掛けたまえ。今日はアッサムでも淹れようか。確かお茶請けのお菓子があったかな…

防御性能

さて、先ずは車体装甲から説明していこうか。
Churchill Iは…なんと言えばいいのか…なんちゃって177mm装甲だったから不便しただろうがね、溶接方式を改めた結果152mm装甲板の1枚溶接になった。6inch鋼鉄板だ。左側の1/3からしたら減厚されたように見えるだろうが、昼飯の角度をとった状態なら明らかに過剰装甲だったのだし何より左右問わず地形に合わせた防御姿勢が取れるようになったのは大きい。これは我々に数値以上の恩恵を与えてくれるだろうね。
純装甲厚に関してはAT 8に次いでtier6中第二位だ。我らがイギリス圧倒的ではないか!!
機銃マウント部とドライバー用直視孔が139mmとなっているが、そもそも小さい上に車体を揺らして角度を付ければ貫通は困難。弱点と言う程ではないだろう。

 

そして砲塔だ。初期砲塔は前身から微塵も進歩していないどころか側面も薄くなっているからフリーで飛ばしたまえ。たったの4600経験値だ。
正面は152mm、側面は95mmとここも十分な値を用意してある。防楯を貼り重ねたアメリカM6やソビエトのT-150に最大装甲厚では負けてしまうがこの車両は防楯裏の開口部に弱点が存在しない。偶然貫通されるということはないということだ。

 

ここまで乗りこなしてきた君なら昼飯豚飯によそ見をうまく活用し200mm相当の防御力を発揮するのも朝飯前だろう。
…強いて弱点を上げるとすれば天板の薄さから撃ちおろしに対して弱いということかな。同格の榴弾さえ貫通されてしまう。
正面戦闘ではまず狙われないから普段は気にしなくていいが。敵が崖の上に居る時は用心したまえ。

 

砲性能

前身で75 mm Vickers HVを開発さえしていれば引き継ぎできる。乗り出しでストレスを感じることはないだろう。開発していないのなら今すぐ戻るかフリー経験値を用意したまえ。
最終砲のOQF 77 mm Gun Mk. IIは75 mm Vickers HVに比べ弾速と装填速度が僅かに上昇している。弾速が上がったということは勿論貫徹力もAPで+3mm,APCRで+6mm上昇した。
重戦車である以上多くの場合相手重戦車と対面することになるだろう。APCRは多めに積み込んでおくといい。

 

機動性

…なんだ……その……そう。
前身から微塵も進歩していない
言い訳じみていて美しくないが、一応履帯は改良が加えられ旋回性能と移動時の拡散が抑えられている。

 

立ち回り方

基本に忠実に、churchillの基本に則り頑強な側面を活かした豚飯と昼飯の徹底、これに限る。
この車両も車体側面中央に弾薬庫が、後方には燃料槽とエンジンが存在する。頑強だからといって安易に側面を晒すのは危険だ。
角度については既に心得ているだろうがここから120mm超級の主砲をを持つ駆逐戦車ともマッチングすることになる。今まで以上に弱点は意識しなくてはならないだろう。

 

味方の邪魔にならない遮蔽物があるなら履帯裏を隠せる豚飯を、手頃な遮蔽を得られないなら昼飯の姿勢で前後動を繰り返し履帯裏を狙わせないように。勿論この技術は次のBlack Princeでも必要になる。

 

それにしても今日は絶好の戦車日和だと思わないかね?このMcVitie'sを食べ終えたら実地訓練といこうじゃないか。

やあ。久しぶりだね。
ところでChurchill VIIからそう時間が経ってない気がするんだが……「研究モジュールが少なかったからかも?」か。確かに君の言う通りかもしれないな。
これから君に乗ってもらうBlack Princeには改良砲塔が存在しない。気楽に開発を進めてくれたまえ。恐らくは次に向けてフリー経験値を貯めておけという啓示なのだろうがね。
ああそうだ、今日の茶葉は中国種のダージリンだ。
Black Princeもこの茶葉のように今まで以上にChurchill特有の深みが楽しめると思うよ。

 

防御性能

車体

先ず車体だ。
カタログスペック上は152mm、機銃マウント部や下部が139mm、併せて側面が95mm。装甲厚自体は前身から据え置きだな。
強いて挙げるとすれば履帯裏が車体下部の延長、139mmとなり目立った弱点では無くなったことぐらいかな。

 

君なら言わずとも分かっているだろうがChurchill VIIの時は漫然と正面を向けるだけでも多くを非貫通に抑えられたこの装甲も相対的に弱体化してしまった。
tier8車両となると通常弾で貫通200mmに達するものも存在するからね。

 

つまりここに来て今までのChurchillのように車体を堂々と見せつけ昼飯で砲弾を弾く戦い方は難しくなった。…ん?「じゃあどうすればいいのか?」
いやいや、心配は要らないよ。

砲塔

カタログスペック上では砲塔も152mm。……そうだね。Churchill VIIと同じ値だ。数値上はね。
実際は砲懸架部に240mmの極厚の防盾が装着され、それを囲む形で240mmもの装甲が配置されている。それ以外、投影面積にして20%ほどかな? …がカタログにある152mm部分だが砲塔基部には強烈な傾斜がかかっている。
あまり面積は広くないが防盾と砲塔装甲とが重なる部分は圧巻の392mmに達する。もっとも狙ってここに撃ち込んでくる戦車長なぞ居ないと思うがね。

 

……話が逸れたな。要するに砲塔で実質152mmの部分は防盾周辺の僅か十数cmと左端下部と右端下部、投影面積にして10%のみ。それ以外の投影面積にして9割近くは240mm以上だ。Churchill Iとは違う、逆装甲詐欺 だな。
お陰で豚飯時によそ見をする必要が無くなったり、後述するハルダウンが非常に強力な戦術となった。
……ん?「イギリスはいつも二枚舌」だって?何を言う、そんなことない(三舌だからな、まぁ、それが原因パレスチナ問題になるのはまた別の話)

 

主砲

さて、砲についてなのだがまず初期砲。同格中戦車のそれだから貫通力がかなり低いがRPMが16.47、拡張パーツや常備品で最大18.75にまで達する。もっとも常備品は保護キットと改良燃料で防御力を優先する関係上18.51止まりだと思うがね。構成次第でDPMは2900を超えるということだけは覚えておくといい。
そして改良砲。装填速度と貫通が大幅に向上する。それでも格上相手にはAPCRを要求されることがあるが…躊躇うな。
気になるDPMだが、最近のアップデートで強化され、同格HTで堂々たるトップの2540となり、条件次第では3000を超えてくる。つまり、3秒程度で装填を完了するということだ。まぁ、いわゆる人力オートローダーということだよ
更に精度が同格重戦車中トップの0.34、収束も2.3秒、拡散率も明言こそされていないが非常に小さい。向きさえあっていれば当たると言っても過言ではない程だ。+20~-8°取れるようになった仰俯角と合わさってあらゆる環境での砲戦に対応できるようになった。

 

……と、良い面ばかりを強調してきたが17ポンド砲、3inch砲を主砲としている重戦車はtier7以降にはBlack Prince以外存在しない。
つまるところだね……"単発火力が他国に比べ低い"という事なんだ。
単発交換は苦手 という事だね。そこは立ち回りの項でおいおい説明していこうか。

 

機動性

さて、機動性についてだが最高速こそ据え置きだが改良エンジンを積む事で大幅に出力重量比が改善する。
カタログ上では車体旋回速度が前身のChurchill VIIから低下したとされているが余裕のある出力や、極太の履帯が生み出す良好な接地圧を加味すると実際は同等か、それ以上の性能を発揮する。
君の財布が許すのなら是非改良燃料も積んでおきたまえ。旋回だけでなくハルダウン時や豚飯時の前後運動等も格段にやりやすくなる。

 

立ち回り方

Churchillの基本に則り頑強な側面を活かした豚飯と昼飯の徹底を……と言いたいところなのだが一部の格上車両は車体正面装甲を易々と貫通してくる。
昼飯は遮蔽が無い場合の最終手段だと割り切って基本は豚飯の姿勢で車体は強制跳弾角を維持しつつ砲塔だけを向けるか、俯角が8°取れる事を生かしてハルダウンするかが主となる。
この姿勢でひたすら耐えるのだ。
240mmに加え凹凸があるためそうそう貫通される事は無い。初期砲の圧倒的RPMで複数の中戦車にダメージをばら撒き、重戦車と駆逐戦車を履帯ハメしアシストダメージを稼ごう。
改良砲なら課金弾を使用することで自力でダメージを稼ぐこともできる。

 

総括すると砲塔を堂々と見せつけ、紳士として後ろのレディーたちの壁となると言うことだ。
飛び出し撃ちなぞでは貫通は見込めず、停車して狙いを絞れば1発、2発とBlack Princeの高発射レートが生きてくる。
…もっとも「もう一発」と欲張り、結果として反撃を受けてしまっては元も子もない。装填中は一度遮蔽や丘陵の裏に隠れるか前後運動しておいた方が良いと思うがね。

 

この車両も例に漏れず車体側面中央に弾薬庫が、後方には燃料槽とエンジンが存在する。正面の敵を注視していたばかりに側面を突かれ重大な損傷を受ける…といった事が無いよう気をつけたまえ。
拡張パーツは前身と同じ構成で大丈夫だ。

…ん?君か。また会ったね。此処はプレミアム車輛のガレージなのだが…まあいい。丁度私も暇を持て余していたのでね。お相手しよう。……セイロンティーでもどうだね?別名はオレンジペコだが。

主砲

まずはこの戦車の要、主砲について解説しよう。
この主砲は約5秒毎160ダメージの砲弾を叩き込む。しかも精度が良く、貫徹力もあるときた。敵にとっては相当脅威に成りうる。
尚、俯角は驚異の13°となっており、かなり射撃自由度が高い。生かせる場面は限られるが
稜線から飛び出し撃ちして敵を仰天させて差し上げよう。

装甲

装甲?
そんなものはない。
Churchill系統やMatildaとは訳が違う…と言うより基本から違うのだ。
Matildaの解説を見れば分かるように、彼らは歩兵戦車だ。無数の砲弾を掻い潜り、敵の歩兵を蹂躙するため、速度を犠牲に強固な装甲を得たのだ。
しかし、このCromwell Bは巡航戦車だ。「高速」でなければ意味が無い。その速さを得るため、歩兵戦車とは逆に装甲を犠牲にしたのだ。
なのでまず弾かない。おまけに傾斜すらしていない。
なので極力その高速(約60km/h)を生かしたhit&away、精度を生かした狙撃が効果的だ。
但し、偵察は止めた方が良い。隠蔽率が軽戦車(例:AMX ELC bis)のように下がらないからというのがその理由だ。

最後に…

私はそろそろティータイムを愉しむために家に帰らなくてはならないので、此処で失礼するよ。
その戦車で敵を翻弄し、蹂躙して来たまえ。それでは、
君の健闘を祈る!!
P.S.そうそう、SU-100YKV-2等の大口径砲搭載車輛に肉薄するのは極力避けよう。AMX ELC bisならともかく、砲塔に一発喰らって即退場させられる。くれぐれも気を付けたまえ。

やあ久しぶりだね。巡航戦車ルートはどうだったかい?防盾で弾を受け、高レートの砲で殴る技術は身についたかい?
ならその感覚を忘れないうちにCaernarvonについて説明しておこうか。

 

さてこのCaernarvonは1945年、第二次世界大戦終戦直後に開発が公表されたIS-3に対抗すべく開発されたFV200系重戦車計画の一台だ。
ただ実のところを言うと試作車車体にそこらへんに転がってたCenturionの砲塔を\ポンッ/っと乗っけただけなのは秘密だ。
時代が汎用戦車への移行期だったこともあり戦中に開発されたChurchillシリーズよりCenturionに似た設計なのが見て取れるだろう。
……という訳で機動性や装甲に関しては重戦車より汎用戦車のそれに近いものとなった。

 

……ん?「なんとなく嫌な予感がする」だって?
でもTier8から上の重戦車はそういう物だ。地形を生かし防衛拠点を作り、優れた攻撃力を持った砲で敵の進軍を止める。この2点がこれからの時代の重戦車に求められる要素なんだ。

防御性能

砲塔

まず初期砲塔だがこれは件の試作車車体にBlack Princeの物を搭載した、ifの産物だ。
ただし何故か防盾が減厚され、装備出来る砲も17ポンド砲のみだ。
…ん?「なぜ産んだ?」だって?私が聞きたい。

 

さて、肝心の改良砲塔Centurion Mk.Ⅱだが……同tierのCenturionはMk.Ⅲ砲塔を搭載しているため、視界に関しては微妙にそれに劣る性能になっている。
だが200+100mmを誇る極厚の防盾は健在だ。
搭載できる砲は20pdrと目新しいものでは無いよう感じるだろうが、ここまでイギリス車両を乗り継いできた君にはとても馴染むだろう。

車体

さて肝心の車体だが、正面上部は非常に堅固だ。俯角を生かしたハルダウンとの相性はこの上無い。平地で230mm相当、俯角いっぱいまでハルダウンした際は実質300mm近くの防御力となる。

 

で……だ。
……その……なんだ。他の汎用戦車に違わず、歩哨とレーダーと先遣隊のCenturionによる偵察が完了した上での砲撃支援運用を想定した本車に側面・背面の装甲はない
側面は理論上マッチングし得る最大口径の152mmに対して強制貫通が発生しない51mmは確保しているが……察してくれたまえ。

ついでに車体下部の装甲も無い
……どうするのかって? さっき言っただろう。地形を生かすんだ。ハルダウンするんだよ。

 

主砲

さて。主砲だが20pdrのtypeBを搭載できる。17pdrと比べてダメージ量がわずか30だが増え、貫通はAPで貫通226mm・APCRで258mm。コーラ野郎やウォッカ屋の120mmの基準がおかしいだけで十二分に高水準だ。

 

だがこの砲の特徴はそこじゃない。100%乗員にラマー、おまけに紅茶とプディングを搭載することでなんとRPMは13.44に。AP換算DPMに換算すると2553dmg/minにも達する。およよそ4.3秒に1発、だな。うん?ブラックプリンスより下がった気がする?......気にしないでくれたまえ。

勿論精度も弾速も今までの砲に違わず最高レベルだ。砲安定装置と極太履帯も合わさって非常に優れた砲安定性を誇る。行進間射撃や飛び出し撃ちは脅威そのものだ。
(そして戦場でよく会うであろう、IS-3は装填は12.2秒でIS-5は11.8秒であるのを覚えておこう)

 

機動性

Caernarvonは汎用戦車的と言ったが、まさにここがそうだ。
最高速こそリミッターがかけられていて34km/hだが810馬力、Tier9相当の"Rolls-Royce Meteor M120"で悪路も登坂もストレスフリーだ。エンジン加速器や改良燃料を組み合わせる事で900馬力を優に越える値を叩き出す事も可能だ。

砲塔も中戦車のそれだから回る回る。

背面装甲が無くたってそもそも背面を取られなければ問題はないんだ。
背面を取らせないだけの機動力は確保してあるからね。

 

立ち回り方

開く

戦車はイギリスで生まれました。

アメリカでも、ソビエトでも、ドイツの発明品でもありません。我が国のオリジナルです。

しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です。

 

歩兵戦車がお好き?

結構。

ではますます気になりますよ。

 

さあさどうぞ、歩兵戦車のニューモデルです。

快適でしょう? んああ仰らないで。

側面が段ボール、でも80mm鉄板なんて見かけだけで重たいしキツく傾斜させなければ貫通されるし、ろくな事はない。

 

装弾数もたっぷりありますよ、どんな長丁場でも大丈夫。

どうぞ回してみて下さい、いい音でしょう。

余裕の音だ、馬力が違いますよ。


 

 

……

 

………

 

…………

 

………なんだね今のは。

この先には初心者には強烈な内容が含まれています。
あなたはフリー経験値を☆110,380以上保持していますか?
いいえ 持っていません

あなたの愛車はCaernarvonです。
Conquerorではありません。
こんな戦車は売り飛ばして、早くCaernarvonを買い戻すか、ガレージの隅に置いて防炎カバーでも掛けておいて下さい。

はい 持っています

おめでとう‼

君はtier8重戦車Caernarvonを手に入れた!!

 

………

 

…………

 

……………何故そう怪訝な顔をしているんだい?

画面中央やや上部に☆35,380と☆75,000の砲塔と主砲のアイコンが見えるだろう?

その2つを選択して研究して…エンジンと履帯はここまでCaernarvonの機動性に不満を覚えていないなら後回しで大丈夫だからとりあえずその2つ……

 
 

おめでとう‼

君はtier9重戦車Conquerorを手に入れた!!

 

ここまで長かっただろう。まあ掛けたまえ。

どうだい? Fortnum & Mason のブレンドを淹れてみた。個人的なお気に入りでね。

…...うむ。気に入ってくれて何よりだ。

くどさの無く、どんな菓子にも合うこの茶葉のようにこれから紹介するConquerorも敵を選ばない万能といえる戦車だ。

主砲

何のためにここまで人を選ぶような発言をしてきたかというとこの主砲のためなんだ。

なんとDPMとAP貫通とHE貫通と精度と収束時間全てにおいてtier9HT内トップだ

 

……そう身構えないでくれ。確かにCaernarvonの時はここまで持ち上げておいて単発がTier最低だったりしたがもうその心配は無い。遂に120mm砲を手に入れTier9に相応しい単発ダメージを手に入れた。まあ尤もTier9HT中最下位’’タイ’’なのだがね。

 

精度が最高だという話は先程したが砲安定装置と極太履帯と収束とが合わさってもはや凶悪なまでの砲安定性を誇る。

 

生意気な重戦車ちゃんを腹パンしておとなしくしてあげる事も忙しない中軽戦車ちゃん達をHESHでなだめてあげるのも臆病な駆逐戦車ちゃんを超遠距離射撃で叱ってあげるのも私達の仕事だ。

 

……ん?ああそうか、HESHに触れるのは初めてか。

HESHは我がイギリスが誇る粘着榴弾だ。

ホプキンソン効果によるスポール破壊を…鉄板を剥離させ飛散させる事と説明しなくてはいけないかな?…を狙い軟金属とプラスチック爆弾で構成された特殊な榴弾だ。

接触時間が従来の物に比べて長く、目標により効果的に危害を加えることができる。

 

加えて距離減衰しない事やHEATと違い全天候性な事やより傾斜に強い事や…………利点は上げるとキリがない。

だがそんな面倒くさい調整やってられるかとWGはHESHをただの高貫通榴弾と調整して実装した‼

断固抗議s……と思ったのだがこれがまた使いやすいんだ。扱い方は追々学んでいくといい。

 

防御性能

砲塔

実に近代的で洗練されたフォルム…うむ美しい。

砲塔正面は152mm。これに正面152~200mmの防盾が合わさり300mm程度の弾まで受ける事ができる。少し減厚したように感じるかもしれないが空間装甲の特性もあり貫通できるのはうちの開発陣がしこたまスコッチ引っ掛けた例のアレぐらいのものさ。

 

………

 

…………うむ。その「防盾縮んでない?」という指摘は正しいよ。

「防盾脇の傾いた部分は?」という指摘も実に的を射ている。

 

新設計の鋳造砲塔は非常に被弾経始に優れていて純装甲厚152~89mmでも正面からの被弾に対してはほぼ全面で200mm程度の装甲を発揮する。

 

…そう200mmだ。格下相手には金弾の使用を強いる程度の装甲はある。だが呆然と立ち止まっていては傾斜の弱点を突かれ貫通されてしまいかねない数字だ。

長くなった装填時間もある。傾斜で弾く設計上よそ見は有効でないから今まで以上に稜線を使った飛び出し撃ちが重要になる。

車体

Caenarvonのそれだ。タキシードの上に鎧を着こむなんて恰好はしない主義でね。私も、設計陣も。

機動力で地形を味方につけ自らの装甲とする事でなんとかしてくれ。

こう考えるとCaernarvonはTier9相当の装甲を持っていたと言えるのではないかね?

…...すまない冗談だ許してくれ。

 

機動性

最高速こそリミッターがかけられていて未だ34km/hだがね、950馬力のグリフォンエンジンにより加速器や燃料の組み合わせ次第で遂に1000馬力の大台に乗る。42°/sの車体と30°/sの砲塔で追えない敵は存在しない。

この機動力を活かした重戦車らしからぬ独自の運用がある。

 

立ち回り方

さて 。ここまで着実に技術を積み上げてきてくれた君にできるアドバイスはもう多くないと思うがね、少しだけ話をさせてもらうよ。

 

この車両の仕事は大きく分けて4つ。

まずこれが本来の設計構想なのだが砲撃支援を行うこと

高い出力で攻撃隊に追従し、単発400の強力な援護射撃を行う。

場合によってはHESHでのモジュール破壊や、豊富なHPで代わりに弾受けする柔軟さも必要だ。

 

次に膠着した戦線を打破すること

この主砲120 mm Gun L1A1はTortoiseの物と同等の、つまりこの車両はDPMこそ少し低いもののTier9TDの攻撃力を全周砲塔で持つともいえる。

短距離であれば、34km/hという速度を利用し裏取りをしても良い。一度背面を取ればTier9重戦車トップの発射レートとHESHが遺憾なく発揮できる。

 

3つ目に重戦車や重駆逐を狙った裏取りの処理

本体に付随し中陣での運用が主になる性質からこの機会は意外に多い。そして重戦車の中でも屈指の旋回性能を持つため非常に適性が高い。そして乱戦になったときこそ高貫通のHESHが活きる。ちなみにwindows版のオートエイムがちょうどソビエト中戦車の履帯を避けた車体側面に刺さるため大きく逸れなければHESH4発で沈められる。

 

最後に豊富なHPを活かし、弾受けして切り込みを行う事

膠着した戦線に対する最後の手段だ。但しその突撃で撃破、殲滅が狙えるか、単発の差で優位に立てるといった時以外は有効でない。

だがTier9HT最高のRPMは伊達ではない。

適切な距離を保てばMTとも1:1交換ができ、HTとは2:1交換もできる。HP600程度の敵車両が孤立していたら仕掛けてもいいだろう。

 

この通りまさにHTとMTとTDを足して割ったような性質を持つんだ。

本当に乗りこなしたいのならフリー経験値を貯めるついでに他のツリーを進めてみてもよかったかもしれないね。

要求される技術は多いがその分あらゆる局面に対応できると人によってはよりも優れていると評するものも居るぐらいだ。

 

さあ、暴れて来るといい。タキシードの下で燃える熱い闘志を見せてやれ。

 

総統閣下のお言葉

挨拶

諸君、ドイツ国防軍機甲師団への入隊を心より感謝する。
新米戦車兵に一言を贈ろう。「平和は剣によってのみ守られる」これを心に刻み、乗組員は家族だと思い戦ってくれ!勝利の秘訣はチームワークだ!
ところでこんな軍に入隊しないよとかわしの偉大な偉大な解説なんていらないよとか思ってた君、ビルゲナウで羽根を伸ばすが良い。
話がそれたな、失礼失礼。ところで私のお気に入りのまうまうやエーフンダートを作ってくれることを期待している。体当たりE50Mでもよいぞ。
みながこのような戦車でヴィットマンやクニスペルのような伝説を作り上げることを期待している!
そのためには整備が欠かせない。初期砲、初期砲塔などで出撃したやつあとで地下壕に来なさい、整備について戦車のフィーベルを一字一句まで覚えさせてやる。
ところで君、米英ソ中の戦車には も ち ろ ん!乗ってないよな?日伊なら乗っても良いぞ。
そろそろわしは総統会議に行かなくてはならん。しばしの別れだ!君たちが活躍しているのを考えながら
執務をしようと思う。どこかで会おう!Heil deutschland!!

Pz.II 「新米戦車長へ」

ここはドイツ国防軍、陸軍装甲軍練兵場だ。
諸君はこれから砲弾飛び交う戦場にPanzer(戦車)で乗り込む。
戦車にはTierと呼ばれるランク付けがされており、1~10まである………
ここまでは前回講義で教えたはずだ。忘れた者は、講義終了後直ちに復習しておけ。
今日は我が国のTier1戦車、 Pz.Kpfw. IIを仮想乗戦車とする実戦講義を行う。
よく諸君のような新人戦車長からこの様な言葉を耳にする。

 

「Tier1なんて10戦もしないうちに通りすぎる」、
「MausとかE100とかJagdpanzerE100に乗りたいから研究が終わればすぐ売る」

 

私はこのような考えを持つ者に会ったら、いつもこの言葉を送っている。

 

Hochmut kommt vor dem Fall. ( 傲慢は転落の前に来る。)

 

先程の様な甘ったるい考えはいずれ諸君を破滅に導くだろう!
諸君を一人前の戦車長と呼ぶのはこの Pz.Kpfw. IIで黄金色に輝くマスターバッジそう、戦車兵にとって最高の名誉を手に入れてからだ。
即ち、基本操作及び戦術をマスターしてからである。

やぁ、戦車長の皆。Pz. IIには乗りなれたかね?そうか。いいことだ。え?前の教官はどこ行ったかって?ふむ...あれはちとわしに歯向かったのでな、ビルゲナウ強制収容所にぶち込んでおいた。い、いや違う。転属させた。...ともかく、この新しい戦車について話をしようではないか。

この戦車は改造された車両であり、原型はチェコスロバキア製のLT-35 (LTvz.35)だ。35の後に(t)がついていることで、35トンなんだと勘違いする戦車長がいるだろう。馬鹿め!tはチェコスロバキアのドイツ語、Tschechoslowakei の頭文字だ!

まずは砲についてだ。二種類搭載できるが、やはり本命は最終砲のKw.K. 38 (t) L/47だ。それぞれの特徴について語っていく。
・Kw.K. 34 (t) L/40
簡単に言うと、この砲が最終砲に勝てるのは「装填時間のみ」である。しかしそれも本当に微妙なもので、搭載する意味はほぼない。活躍した砲だったのだがね。ただし、一発の砲弾の値段が2クレジットのみ安い。だからと言って、搭載しろと言ってるわけではない。これもWGの調整というやつだ。私も運営には勝てんのでな。いずれ解雇されるやもしれん。おっと、話がそれてしまった。

・Kw.K. 38 (t) L/47
これぞ最終砲。Kw.K. 34 (t) L/40よりDPMが62も上がっている。素晴らしいではないか!え?62ダメージだけかって?棒立ちの殴り合いにおいて、少しでも火力が高い方が安心感もあるというものだろう。貫通力もストレスを感じるほどではないし、精度もいい。さすがドイツ!
俯仰角も+20度から-10度までと、申し分ない。ハルダウンもできるだろう。なんだと?ハルダウンがわからない?戦術指南所から出直して来い!...まったく。

「Škoda T-15」これはエンジンだ。選択肢もないし、最高速度は35km/hとちょっと遅めだ。引火確率も他国戦車と同じ。今のうちは...平均的な性能といえるだろう。
履帯も旋回速度が非常に早く、カーブするときに急減速することも少ない。さすがドイツ!
最後は装甲。最高速度が遅めなだけあり、十分である。正面側面ともに固く、昼飯することで十分はじくことができる。昼飯とは何か戦術指南所でしっかり習ったよな?な?

まとめよう。この車両は走攻守がバランスよく整っており、君たちにも扱い易い車両といえるだろう。前線に出なくては意味がない。低Tierでは、芋る必要などないのだから。では、またどこかで会えるとよいな。
あっ、そうそうこのままドイツツリーを進めることになったら、是非うちのクセがある車両たちをよろしく頼む!

やや、また会ってしまったか、戦士たち。Pz.Kpfw. IIIについて教えてほしいと。ふむ、こちらとしても話すのが楽しいからな、いいだろう。
まずは、この車両の歴史から。本車両は第二次世界大戦初期の西部戦線においてPz.Ⅱと並んで活躍した車両だ。特に、かの名軍師ハインツ・グデーリアン上級大将の考案した電撃戦において歩兵とともに都市に侵攻するという非常に重要な役割を担った。しかし1941年、隣の共産主義どもと戦争を始めたときには主力戦車であったが既に陳腐化しており、T-34KV-1にやられ放題だった。しかしなんとかこの車両を活用したい。装甲強化型、火力強化型など、改良型も多数生産されたが焼け石に水で1943年には生産中止された。そして開発されたのがTier5車両StuG III Ausf. G、つまり三号突撃砲である...という前置きは良しとして、性能に移ろう。

初期砲 Kw.K. 38 L/42
貫通力も単発火力も分間火力も精度も、何もかも最終砲に比べると酷い。まぁ、比べなくてもひどいがここはフリー経験値を使って飛ばしてから戦闘に臨むのがマナーってもんだろう。自分にも味方にも迷惑だ。

最終砲 Kw.K. 39 L/60
ここからが勝負。分間火力こそ控えめだが、安定した性能を持つ。俯角が初期砲に負けてしまっているが、だからと言ってこれを積まない理由にはならない。

機動力 エンジンと履帯
良好。エンジン、Maybach HL 120 TRとMaybach HL 120 TRMでは、後者の方がもちろんいい。経験値を節約したい?そんな理由で敗北して赤字になったら取り返しがつかんぞ!未来の自分に投資だと思って目を瞑るんだな。履帯、旋回性能も良好。ストレスを感じることはない。

装甲
.....前身と比べ、明らかに不利。ま、電撃戦は展開の速さが重要だし、仕方がないね。持ち前の機動力を生かし、敵の砲撃を避けろ。

この10.5cm砲を12.8cm砲に換装してだな...そして、エンジンの出力が足りんから、新しく開発しといてくれ。
おっと、この場所に来るとは!君たちも、いずれこの戦車に乗ることになるだろう...今のうちに名前を覚えておけ。VK 100.01 (P)だ。
ま、それは良しとして、説明に移ろうか。今回は...Hetzerか。今回で4~5回目の登場だったか?もうこれレギュラーでいいじゃん

まず砲について。
・初期砲 Stu.K. 40 L/43
貫通力、分間火力ともに不足。つまりお荷物砲だ。さっさとPak 39 L/48に換装してしまいなさい。

・最終砲 Pak 39 L/48
火力こそ平均的な性能だが、精度、俯仰角が良好。固い防盾と正面装甲によって、地形を生かすとハルダウンもできるだろう。
ちなみに弾薬費も初期砲と同じである。

次は機動力。
エンジンは3つ選べるが、最初のPraga TN 100とScania Vabis 1664は完全に出力不足。特にPraga TN 100は、Tier2のエンジンであり論外。引火確率も高いため、早くTatra Typ 103に換装してしまいなさい。
履帯も同じ。2つあるが、「駆逐戦車なのでどうせ旋回性能は劣悪だから、どちらでも良いわ」もしくは、「経験値もったいないから開発しない」という戦車長のお前!楽しい楽しいビルゲナウ強制収容所に送ってあげよう。それが嫌なら、さっさとJagdpanzer 38 (t) verstärktekettenに換装してしまいなさい。

最後は装甲についてだ。さっきも言ったが、防盾と正面装甲が固い。格上には貫通されるかもしれないが、同格には十分な固さがある。しかし側面が柔らかい。昼飯はもう習ったはずだが、この戦車では10度~20度のきつい昼飯をとった方がはじきやすくなるだろう。しかも側面以上に背面が柔らかい。傾斜はかかっているものの、知ったことかとスコスコ抜かれる。これが高い機動力の代償であり、ここをどう隠すかが生死を分ける。

~つまり、この戦車は大きなポテンシャルを持っているがストック状態ではただのゴミだということを忘れるな

総統閣下「諸君!遂に私もこのような形で君たちに声をかけることができてとても喜んでいる。
さて、本題に入ろう。
この重戦車Tigerはその装甲と優れた主砲で最強の名を欲しいままにした!
しかし、なんとこのゲームではWGの陰謀ゲームバランスの調整によって、本来居るべきところから大幅にTierが上げられている。
史実的に見ればこのTigerはTier5-6相当なのだ。つまり、史実で最強であったこの装甲も主砲も後の時代の戦車相手にはそれほど脅威とならないのである・・・
そのため以前は豆腐戦車と揶揄され、この世界線では単なる弱戦車として扱われていた・・・
しかし諸君!大変喜ばしいことに我がドイツ車嫌いで有名なWGのVer6.7の調整で装甲厚が大幅に上昇した!これにより我らのTigerは再び重戦車の確固たる地位を築いたのである!もはや史実など関係ないのだ…
ただし、決して、この戦車の性能に溺れ、戦車兵としてのテクニックを疎かにしてはならん。ここはゲームの世界であり、"必ず勝てる"なんてことは有り得ないのだ!史実では最強と言われていたがこの世界線では優秀なキミ達諸君のウデにかかっているのだ。
この戦車の能力を最大限引き出すためにも、君たち優秀な戦車長たちには昼飯・豚飯を活用することを命じる。
何?言っている意味が分からない?舐めた口を聞きよって。昼飯とは車両を傾けて実際の装甲厚より見かけの装甲厚を厚くし、跳弾、非貫通になる確率を上げることだ!!それでもわからんだと?おいブラウビッシュ!こいつを戦術指南所で頭の中に基礎を叩き込み、VK 36.01 (H)に戻して一から全て教えなおせ!このままでは活躍出来ずに散ってしまうではないか!
…本題から逸れたな。ティーガーフィーベルでも読んどれ                           
まぁ要約するとだな、テクニックを活かすことで優位に立てる要素がたっぷりあるのだから、細かな心配りの積み重ねで史実以上の活躍も十分見込めるというわけだ。戦車の特性を活かすも殺すも諸君次第。ドイツ第三帝国の運命は諸君のスキルに託された。おっと、そろそろ戦闘が開始する頃だ。ちゃんと消耗品と常備品は持ってきておるな?くれぐれも先程言ったことをしっかり心にして戦うように!そして悪名高きコミュニストを粉砕するのだ!!健闘を期待している!!」

副総統「やぁ諸君、初めまして!きみたちのことは、総統閣下から聞いているよ。
なに?「そこにあるでかい戦車は何?」だと!よくぞ聞いてくれた!
この戦車はE 100と言う。同格超重戦車Mausとくらべて、装甲よりも砲に特化した車両だ。(だがMausぐらい装甲があるけどな)
何といっても特徴的な最終砲の15cm砲は、すごく高い火力を持っている。だからと言って単独特攻は禁物だ。車高が高いからNDKをされるし、機動力、旋回性能が低いから回されるし、後ろを取られるかもしれない。
だが、火力は実際高いから味方に近いところで前線勤務をするのがよい。
そうそうあと言い忘れていたのが、
絶対に初期砲でいかないこと
初期砲は、Mausの砲の劣化版だからこれを使うのであればMausを使ったほうがいい。(だがwgは初期砲推しらしいだから初期砲を使ってもいい)
あとこいつの駆逐版であるJagdpanzer E 100もいるぞ。こっちは、なんと17cm砲を装備している。え、FV215b (183)? ソンナセンシャシラナイ