AT 15A

Last-modified: 2024-02-20 (火) 18:02:22


Tier 7 イギリス 駆逐戦車 AT 15A

AT_15A.jpg

初期状態のAT 15をそのままTier7に持ち込んだような車両。ATシリーズおなじみの、堅牢な装甲、DPMに優れる主砲、そして鈍重な機動性が特徴。
同TierのAT 7と比較した場合、装甲と射角の自由度、DPMで勝り、単発火力と貫通力、HPで劣る。

 

以下、公式の解説
Tier 7 駆逐戦車。プロトタイプモデルしか現存していないこの大柄な駆逐戦車は、World of Tanksに実装された初めてのイギリス駆逐戦車です。頑強な正面装甲、高い連射速度と高精度の砲をもつこの車両は敵にとって恐るべき相手となるでしょう。

 

直近90日の平均勝率:54.75%(2023年9月7日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

基本性能(v7.4.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(ゴールド)
AT 15AVIIイギリス駆逐戦車1200228/152/10120/1065.005,100 gda.png
 

武装

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VIIOQF 17-pdr AT Gun Mk. VII14.29AP
APCR
HE
171
239
20
200
175
270
2858
2501
3858
0.321.970175 cra.png
3200cra.png 8gda.png
75 cra.png
826+10°
-10°
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
AT 15A-26240-
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
VRolls-Royce Meteor Mk. IVB65020744
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VIIAT 15A68.02412,000
 

乗員

  1. Commander
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Radio Operator
  5. Loader
  6. Loader
 

派生車両

派生元:なし
派生先:なし

 

解説

全面で非常に強固な装甲を持ち、単発火力や貫通が低く精度やDPMに優れた英国駆逐王道の手数型の主砲を搭載する。機動性は例によって劣悪であるが、この変態的な独特な組み合わせを使いこなすことができれば、立派な英国紳士になれるだろう。

装甲

AT 15をほぼそのままTier7に持ってきた...どころかむしろ分厚い部分もあり、全体的に非常に強固である。ただでさえTier8内でもかなり厚い装甲厚なのにほとんどそのままTier7に持ってきたのでTier6戦車からすれば脅威でしかない。

  • 車体
    正面上部は天板扱いらしく76mmと薄いが、きつい傾斜により最も薄い手前側でも実質190mm、奥側は230mm前後。下部はスペック値の228mmで、傾斜を考慮すると貫通には最低でも250mm程度は必要。
    同格の課金弾であっても貫通は難しく、基本的に車体を狙うのは悪手である。ただあくまで傾斜頼みなため、坂道などで傾斜が殺されると簡単に貫通される。
    履帯裏は101mmと分厚く、広い射角・太い履帯も相まって昼飯・豚飯が有効。格下には比較的ゆるい角度で昼飯、格上にはきつい角度で豚飯、のように使い分けると良いだろう。
  • 戦闘室
    正面上部の垂直に見える部分はほぼスペック通り230mm前後、その下の飛び出した傾斜部分は平均270mm程度。同格はおろか格上重戦車の通常弾ですら弾きうる。
    なお向かって右側の機銃孔は特に薄くないため狙っても意味はない。
    側面は垂直だが152mmと厚く、ほとんどの格下戦車では通常弾での貫通は困難。しかも45°程度の豚飯をとれば実質350mm以上の装甲厚に。格上格下関わらずほぼ全ての課金弾も弾ける極めて高い防御力を発揮出来る。背面に露出した天板すら(傾斜込みだが)スペック通り101mm確保されており、平地ならば榴弾が貫通するリスクは低い。
    キューポラは全部で3つあるが、そのうち狙いやすく最も大きい向かって左側奥(正面からの厚みは150mm程度)に狙いが集中する。格下通常弾程度なら非貫通になることもあるが、ほぼ唯一の正面から貫通可能な弱点となっているため執拗に狙われがち。そのため車体を動かし狙いをブラしたり、キューポラ(つまり自分から見て車体右)を障害物で隠す半豚飯も有効である。
     

主砲

  • OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII
    安定の爪楊枝砲。
    AT 7の中間砲=AT8の最終砲の精度・照準を大きく劣化させたもの。高精度、高RPM、低威力の三拍子揃った、典型的なイギリス戦車の主砲である。あちらに比べると発射速度で優れるが、照準時間と移動時の拡散で劣る。
    DPMは非常に優秀であり、Ver7.4のアップデートにて装填速度はそのままに単発火力が200に上昇したため、素の状態でも2858、ラマーと紅茶2つを搭載すれば驚異の3393にも達し、堂々の同格トップである。DPMに余裕があるため、無理にラマーを積まずに砲弾調整を選択しても良いだろう。
    しかしながら通常弾貫通力は171mmと同格のTDの中でもかなり低く、Tier8帯相手には若干不足しているため、課金弾をある程度積んでおかないと戦況によっては手詰まりとなってしまう。単発火力も相変わらずワーストタイであり、ストッピングパワーの面ではかなり厳しい。課金弾の貫通力は239mmとそれなりだが、近距離でHTや他国重TDに迫られると、そこまでHPが高くないこともあり押し切られるおそれがある。
    装填速度が高いため履帯ハメに適しているが、モジュールダメージが低いため、一発では履帯切断に至らないことがあり注意が必要。狙う際はモジュールへの加害率上昇をあてにしてアドレナリンを使用するのも一考である。
    また同砲を装備した他車と比べると非常に拡散が大きく(約1.8倍!)、旋回後の咄嗟撃ちは不可能。照準時間もやや長いため収束には苦労する。
    なお、HE貫通力が20mmと低い*1が、これはDPMが高くなりすぎないようにしているからだと思われる。しかし同格のSP I C等には(数値上)貫通できる他、非貫通時の爆風ダメージによる占領止めなど、使い道は十分ある。総弾数も多いことから数発搭載しておいて損はない。
    俯角は10度、射角も左右25度ずつと、姿勢の自由度はTDとしては極めて高いが、仰角がたったの10度しかないため崖上の相手などに一方的に撃たれる状況もあるため注意が必要である。
     

機動性

重駆逐戦車の例に漏れず最高時速20km/hと鈍足だが、広い射界と(ATシリーズとしては)割と良好な旋回のおかげである程度の近距離戦にも耐えられる。しかしそれも「近距離にしては距離をとれれば」そして「周りの援護が得られれば」の話であり、詰め寄られると履帯ハメされてあっという間にやられてしまう。また、全体からすれば旋回性能はかなり悪いため、NDKをされると対処するのがなかなか難しい。マップをよく見て、主戦場がどこかを常に判断しながら動くことが求められる。

 

立ち回り方

極めて高いDPMと、場合によっては前線を担うことも可能な装甲を持つ本車は、進軍スピードは遅いものの、味方の後方遠くから狙撃するよりもある程度距離を詰めて中距離戦を挑むのが向いている。
序盤は味方の少し後ろを付いていき、LT・MTが視界にとらえた敵にネチネチと嫌がらせをかけよう。履帯を切って逃走を許さず、そのまま仕留めるのが理想だ。その後は味方と協働してラッシュの主軸になりたい。もしうっかり発見されたり、前に出すぎてしまった場合も、正面装甲の厚さを生かして堂々と下がることができる。もちろん、孤立は死を意味するため、味方と連携できる距離は保つ必要がある。
HTが遅れてきたり、自分のいる集団にはいない場合、あるいは相手が低貫通ばかりという場合は、硬い前面を生かして、HTのように味方の盾となることもできる。交戦距離を適切にとれば、硬い装甲と装填速度を生かし、敵2~3両相手であっても次々と砲撃を浴びせ、まったく近寄らせない事も可能だが、キューポラという明確な弱点があるため過信は禁物。またとっさに下がったり強引に突っ切るような足もないため、突出しすぎたり敵から丸見えの平地を直進するなどは論外である。
前述した昼飯や半豚飯を積極的に活用すれば、敵にとっては履帯を切るくらいしかやることがなくなるが、逆に履帯を切られ続けてまったく動けないまま、側面や後方に回り込まれるパターンも多いため、修理キットを使うタイミングは重要と言えるだろう。

また状況によるが本車での芋はあまり向いていない。
勿論前線から離れるほど弱点を撃ち抜かれる可能性は低くなるものの、この車両は砲の単発ダメージが低く、射撃機会が少ない芋では本車両のDPMを生かす事が難しい事に加えて、わざわざカチカチ戦車と単発交換以上の撃ち合いをしてくれる相手もそうはいない。
その上ただでさえ移動の遅い本車では後方からは戦況の変化に対して対応しづらく、勝ち戦ではお荷物に、負け戦では前線の支援に間に合わないといった状況が多発し中盤から移動してるだけで終わったり味方が先に溶けて手遅れになる事が多い。
味方も下がり気味な場合など、しっかり貫通させることができ優秀なDPMを生かし敵にダメージを吐き続けるのが可能であれば芋は選択肢に入る。
トップTierの場合や味方HTの数が不足してる場合などは持ち前の装甲を生かし前線で撃ち合うのが良い。

 

特徴

長所

  • 正面・側面ともに堅牢な装甲
  • 極めて優秀なDPM(全Tier7車両中トップ、マッチングする車両全体でも第4位)
  • 優れた砲精度
  • 左右25度ずつの広い射界、俯角も10度と十分
  • 優れたクレジット係数

短所

  • 鈍重な移動性能(ATシリーズのお約束)
  • TDとしては物足りない単発火力
  • 移動時の照準拡散が大きい(Tier7TD中ワースト)
  • 少ない仰角(10度)
  • 大きな弱点となるキューポラ
  • 大柄な車体

歴史背景

wikipediaより
ドイツ軍のジークフリート線を破り、侵攻するために設計された駆逐戦車。1943年の10月5日には設計が完了していたが、計画は破棄された。この計画は、A39 Tortoise 重駆逐戦車を開発する上での基礎となった。


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*1 通常は砲口径の半分。本車の場合は38mm程度