Tier7 ポーランド(パンユーロ) 中戦車 CS-52 LIS
イベント「Tankotron」での目玉車輛として登場。
2023年5月開催のイベント「BIG BOSS Expedition」の報酬車輌としても再登場。
高い単発火力と引き換えに機動性は若干もっさり気味、重戦車寄りの性格を備えた架空中戦車である。
公式の解説では「側面には追加装甲板が取り付けられているため、Smasher のような大口径の榴弾砲を搭載した怪物とも渡り合う」、「貫通力も 158 mm と低めなことも頭に入れておかなければならない。この車輌は遠距離からの狙撃には向かない」「-6 度の俯角と強固な砲塔は不規則な地形では強みになる」「19.2 馬力/t と良好な重量出力比に加え、最高速度も 47 km/h と機動性が優秀」などと説明されているが、実体とはかけ離れているため鵜吞みにするのは危険である。
直近90日の平均勝率:54.79%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
この車両の購入を検討している初心者の方へ
豚飯などの車両テクニックやマップ、味方の構成など基本的なことを把握できていないうちはこの車両を購入することをおすすめしない。
なぜなら購入(課金)したからといって勝ちやすくなるわけではないため、自分も勝てずにイライラするし、味方にも迷惑をかけてしまう。
購入するときは自分にとってふさわしいか、使いこなせるか否かをよく考えよう。
基本性能(v9.0.0)
※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値
車両名 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (hp) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/時) | 重量 (t) | 超信地 旋回 | 射界 (度) | 隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%) | 本体価格 (クレジット) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CS-52 LIS | VII | ポーランド | 中戦車 | 1250 | 80/70/45 | 47/19 | 36.48 | 不可 | 全周 | 30.60/23.70/9.21 | 980,000 |
主砲
砲塔:CS-52
Tier | 名称 | 装填時間 (秒) | 発射速度 (発/分) | 弾種 | 平均 ダメージ (hp) | 平均貫通力 (mm) | DPM (hp/分) | 弾速 (m/秒) | 着弾分布 (m) | 照準時間 (秒) | 仰俯角 (度) | 総弾数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VIII | 105mm armata wz. 52 | 8.92 | 6.7 | AP APCR HE | 290 250 380 | 158 197 53 | 1827 1575 2394 | 000 000 000 | 0.393 | 3.6 | +20°/-6° | 90 |
※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 旋回速度 (度/秒) | 視認範囲 (m) |
---|---|---|---|---|
VIII | CS-52 | 165/80/80 | 43.81 | 275.0 |
エンジン
Tier | 名称 | 出力 (馬力) |
---|---|---|
VIII | GTD | 565 |
履帯
Tier | 名称 | 旋回速度 (度/秒) |
---|---|---|
VIII | CS-52 | 47.04 |
解説
パンユーロに属するポーランドのプレミアム中戦車。
良好な防御力と高い単発火力を持つ主砲・やや低めの機動性など、どちらかと言えば重戦車寄りの性能だが、
6°という物足りない俯角を除けば比較的扱いやすい車両だといえる。
車体
車体前面には80mm装甲に鋭い傾斜が取り入れられており、実質185~190mm程度とこのTier帯では比較的強固である。
APの標準化では160~165mm相当に低下するため、同格重戦車には対抗できないものの、大半の同格中軽戦車の通常弾ならば弾き返すことが可能。
車体下部は傾斜込みでも100mm程度で明確な弱点となる。ここを隠すことが運用の前提になるだろう。
側面は70mmの垂直装甲で切り欠き等もないことから、豚飯や昼飯が行いやすい。さすがに同格の重戦車や駆逐戦車にはあまり通用しないが、格下や貫通が低めの同格戦車には十分に有用である。
ターレットリングがわずかにはみ出しているが、装飾品などで分かりにくくなっているとは言え、豚飯時に弱点となる可能性がある。
また、サイドスカートには空間装甲としての機能がないのでHESH等の高貫通榴弾持ちを相手にする際は注意したい。
砲塔
お椀型を潰したような形状で砲塔正面は実質200mm前後と良好な防御力を持つ。
APの標準化では185mm相当になり、平均的な重戦車の通常弾であれば十分に防ぐことが出来る。しかし一部の同格重戦車*1や格上には無力であり、慢心は禁物。
中央の防盾は120mmの空間装甲と160mmの本装甲に防水布の分なのか2mmの追加装甲がある。
これらに傾斜を加えると実質装甲厚は320mm以上になり、非常に強力な防御力を誇る。ここに当たればマッチするあらゆる砲弾を無効化出来るため、格上が相手でも上手く狙いをブラして防御を図ろう。
また向かって右側にスリットが存在し実質70mmと薄い。格下からでも貫通される弱点だが、非常に狭いため棒立ちでもしていない限り、当てることは困難である。
キューポラは向かって右側に存在し実質80mm程度と弱点となるほか、一応左側の機銃根元にもわずかな出っ張りがある。
ハルダウンをすればキューポラ等の大半は隠れるため、なるべく晒さないようにしよう。
主砲
- 105mm armata wz. 52
このTierでは比較的珍しい105mm砲で、高い単発火力と口径に似合わない照準速度の速さが特徴。
単発火力は通常弾が290、課金弾でも250と高く、多くの中軽戦車にアドバンテージを取ることが可能。
一方、DPMは最大で2066と同格ワーストであり、高DPMが多い同格中軽戦車との単純なダメージレースを避け単発交換に徹する必要がある。
貫通力は通常弾が158mm、課金弾が197mmと平均的な数値である。同格相手に貫通力が不足することはないが、格上には側面を取るなど工夫が求められる。単発重視型の主砲であるため貫通力が不安ならば砲弾調整で貫通力を強化しても良いだろう。
照準速度は単発火力を鑑みれば非常に速いが、精度は悪い。DPMの低さから一発を大切に当てる必要があるため、しっかり絞ってから撃つようにしよう。
幸いにも弾速は通常弾が980m/s、課金弾は1,569m/sという驚異的な速さであり、照準速度の速さも相まって絞りさえすれば距離が離れていても当たってくれるだろう。
砲拡散は平均的だが、砲塔旋回時がやや悪めとなっている。
俯角が6°(BlitzHanger表記では-6.2°)と不足気味であり、低い車高故に撃てない地形も存在するため、位置取りには注意が必要。
機動性
最高速度は47km/h、後退速度19km/hと中戦車として物足りない数値である。出力重量比も低めで加速も鈍い。NDKなどは相手や場所を選ぶ必要がある。
しかし旋回性能は平均的で、特に不整地での旋回速度は良好。砲塔旋回の速度も悪くないなど近距離での取り扱いに問題はないだろう。
軽戦車を追いかけるなどの機動戦は苦手だが、陣地転換などの中戦車として立ち回る上での最低限の機動力はあると言える。
立ち回り方
MTルートでの前線構築が、この車両の主な得意科目となるだろう。
加速がもっさりしていることもあり偵察には不向き。味方に軽戦車や快速中戦車がいる場合は偵察を任せ、前線構築に向かおう。
装填速度こそ早くはないがTier7中戦車としては単発火力が優秀なので、単発交換で敵を削っていくのが主な戦法になる。
単発交換をするときはヘルスと味方の歩調に気をつけると良い。
車体装甲は中戦車としては硬い部類だが、側面に空間装甲がない事に加え、撃ち下ろしになると格下の通常弾でも抜かれてしまうので過信はできない。
とはいえ、70mmある側面装甲を活かした豚飯もキツめの角度を取れば場面によっては使える。
その際は履帯部分だけ出すようにして誤射を誘うと良い。カッチカチという訳ではないので豚飯は相手を選ぼう。
堅牢な砲塔を活かした頭出しは有効。
しかし開発時参考にされたソ連戦車の影響か俯角が6°と乏しく、キューポラという弱点もあるため気は抜けない。
そのため、ソ連戦車同様に「頭出しできる地形」を予め把握しておくことが重要。
わざと敵の発砲を誘って石頭に当てさせるのも、単発交換を行う際の有効な手段のひとつなのでやってみるのも面白いだろう。
「低車高+石頭」ということで、車高の高い一部ドイツ戦車の側面に密着するのも有効だが、巨体に加え車体旋回や加速のトロさもあるので剥がされないよう慎重に。
同格以下にはかなり強気に立ち回れるが、格上相手であればヘイトを買わず長所を活かしつつ立ち回っていく事で活躍も期待できる車両だといえる。
総論
良好な単発火力・硬い砲塔装甲を持っている戦車なので、条件さえ整えば格上でさえも苦戦するような防御力を期待できる。
しかし物足りない装填速度・機動性、俯角6°など癖もあるので、慣れは必要。
上記した通り癖はあるものの、総じて扱いやすい。
お椀型砲塔にして俯角が6°になったChimeraのような戦車である。
特徴
長所
- 高い体力(1250)
- 高い単発(通常弾290)
- 同格MT中最高の榴弾貫通(54mm)
- 速い絞り(拡張品を抜いて3.6秒)
- 弾速の速い課金弾
- 堅牢な砲塔装甲
- 中戦車としては硬い部類の車体装甲
- 緩い砲拡散
短所
- 物足りない最高速度(47km)
- 物足りない俯角(6°)
- 物足りない貫通力(課金弾で197mm)
- 大柄な車体故に広い被弾面積
歴史背景
参照元:本家WoTタンクガイド、他
1950年代前半にポーランド・ワルシャワ軍事技術アカデミーにて開発が進められたとされるガスタービンエンジン搭載中戦車の計画。
しかし、上記の図面画像ではガスタービンではなくV型エンジンが横置きされている。架空戦車だから深くツッコむのは無意味
T-54や当時のソ連製試作車両の影響を受けながらも、ポーランドによる独自設計が行われたといわれる。
設計段階で打ち切られ、試作には至らなかった。
ゲームに実装された本車両は、T-54に似た若干のアレンジを受けている模様。
なお、「LIS」とはポーランド語で狐を意味する。
コメント
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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