Tier 5 ソ連 駆逐戦車 SU-85 /日本語表記︰スー・ヴォスィミヂッシャット・ピャーチ
SU-85は、T-34の車体に固定戦闘室を設けた自走榴弾砲、SU-122(122mm M-30を搭載した姿)に85mm砲を搭載し、駆逐戦車の役割を与えたものである。
T-34車体のそれなりの装甲と良好な機動力、85mm砲の高い攻撃力を持つ汎用性の高い駆逐戦車である。
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
SU-85 | V | ソ連 | 駆逐戦車 | 590 | 45/45/40 | 48 | 29.95 | 400,000 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VI | 85 mm D-5S | 6.67 | AP APCR HE | 130 161 43 | 170 145 190 | 1134 967 1267 | 0.43 | 2.3 | 48 | 109 2800 7 98 | 1,500 | +25° -6° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VII | 85 mm D5S-85BM | 7.14 | AP APCR HE | 144 194 44 | 200 170 300 | 1428 1214 2142 | 0.34 | 2.3 | 38 | 175 3200 8 139 | 1,850 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
SU-85 | - | 44 | 210 | - |
射界 | 左15°/ 右15° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V | V-2 | 400 | 15 | 750 |
---|---|---|---|---|
VI | V-2-34 | 470 | 15 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IV | SU-85-II | 32.4 | 33 | 7,600 |
---|---|---|---|---|
V | SU-85 | 32.4 | 35 | 7,600 |
乗員
- Commander
- Commander
- Radio Operator
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
開発ツリー
SU-85B | ━ | SU-85 7,000 | ━ | 85 mm D-5S 4,600 | ━ | 85 mm D5S-85BM 15,500 | ━ | SU-100 26,500 908,900 |
━ | V-2 | ━ | V-2-34 5,650 | |||||
T-34 | ||||||||
━ | ━ | SU-85-II | ━ | SU-85 2,105 |
:必要経験値
解説
車体
T-34の車体と装甲厚を引き継いでいるものの、固定戦闘室化で傾斜はかなり緩くなってしまっている。
正面はハッチ含め実質65mm前後で、格下の小口径砲を弾く可能性はあるが、基本的には貫通される。
一方、主砲基部は45mmの防盾と52mmの車体装甲が重ねて配置されており、その丸い形状からかなり防御を見込める。装填中は車体を小刻みに旋回させ、防盾を撃たせることで防御を狙うことができる。
側背面装甲は45mmで、ほとんどの榴弾に対しては十分な耐性を持ち、いざとなったら豚飯も可能である。
駆逐に乗っていて、撃った後見つかって滅多撃ちにされた 砲塔がないから、射撃にうまく隠れられない という経験はないだろうか。こういうとき、砲塔を持つ戦車であれば、豚飯というテクニックを駆使して、車体の抜かれやすい部分を隠すものなのだが、これは駆逐戦車でもアレンジして使用できる。
うまく使えば、至近距離で撃ち合うときでも、危険な状態で敵に姿を晒す時間を大幅に減らし、生存率を大きくあげることができる。
基本的な手順は、次の通り。
物陰に近づきすぎないように移動→射撃→車体を傾ける(ここでうまく防御姿勢を取って弾く、または相手にエイムを強いて射撃を遅らせられる)→物陰へ退避
尚、↑(赤色の矢印)がある部分に敵が居るとする。
まず、射撃後に自分が隠れる物陰を決めて、射線を通したい場所と物陰がほぼ一直線になるようにする。
このとき、自分の戦車と物陰との距離が近くなりすぎないように注意すること。でないとうまく隠れられない。
次に、射撃後に車体を少しだけ傾ける。ここで砲塔を持つ戦車と同様、車体正面を物陰にできるだけ隠しつつ強く傾斜をつけた側面装甲を見せる。駆逐戦車の側面は重戦車を程厚くはないので、傾けすぎに注意。本当に、軽くで良い。多少、正面が見えても構わないので、側面を抜かれないように、被弾面積を減らす事を第一目標にすること。
そして、最後はそのまま前進して、物陰に隠れよう。実は、最後の写真はやや傾けすぎである...
主砲
俯角は-6°と、前身から少し改善されたが、狭いことに変わりなく、稜線射撃はやりにくい。一方、前身の大きな短所だった仰角は+25°取れる為、足りなくなることはほとんどない。
射界も左右15°ずつへ強化され、やや融通が利くようになっている。
- 85 mm D5S-85BM
単発火力200を同格MT並の装填時間で砲撃可能、さらに榴弾は単発300で貫通力も44と紙装甲相手には十分貫通が見込める等、威力と扱いやすさを両立したとても優秀な性能を誇る。
貫通力と精度ともに優秀で、特に課金弾を用いればマッチングする中で貫通できない相手はほぼ存在しない。
この砲は次のSU-100にも引き継ぐことが可能である。
総論
中戦車並の機動性と強力な主砲を持つ優秀な駆逐戦車である。
機動性は優秀だが駆逐戦車であるので前に出過ぎず、狙撃をするか、味方の後ろについて火力支援をすることになる。
また、視界は同Tier最低なので狙撃時は前線の味方の協力を得られるようにしよう。
特徴
長所
- とても優秀な最終砲
- T-34譲りの高機動性
- 同格TDの中では高めのHP
- 防盾が硬いため、車体フリフリで弾けたりする
短所
- 悪い視野範囲
- 駆逐としては心許ない隠蔽
- 前身のSU-85Bから引き継げる砲がない
- 防盾以外薄い装甲
- 微妙な旋回速度
初期の研究
歴史背景
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SU-85は、ソビエト連邦がT-34をベースに開発した駆逐戦車である。
スヴェルドロフスク(現エカテリンブルク)の国営第9ウラル重機械工具製造所で、1943年8月より生産開始された。
ドイツ軍が1943年初めに投入したティーガーIを捕獲したソ連軍は、この戦車を撃破するためにはT-34の76mm F-34では至近距離まで接近しないと貫通不可能であり、またSU-122の搭載砲である122mm M-30Sでは対戦車戦闘には不利であることを悟った。
これに対抗するためには85mm高射砲や122mm A-19クラスの火器が必要とされ、これらの車載用改造型を開発することにした。
そこでM1939 85mm高射砲を基にしたS-18をSU-122に搭載することを試み、SU-85-IとSU-85-IVの二種類の試作車が作られたが上手くいかず、新たに別の85mm砲であるD-5Sが搭載されたSU-85-IIが試作され、これが採用され量産型のSU-85となった。
これは、48発の85mm砲弾とピストルポートから撃つためのサブマシンガンの弾薬を1500発、自衛用のF1手榴弾24個と対戦車手榴弾5個を搭載できた。
当初、主砲がKV-85に優先的に回されたため生産開始が遅れ、1943年7月のクルスクの戦いには間に合わず、実戦参加は9月のドニエプル渡河作戦からである。
以後、終戦まで継続して使われ続けた。
本車は分類としては自走砲だが、性格としては85mm D-5Sを搭載する駆逐戦車である。
ドイツの新型重戦車に対抗すべく、より強力なD-5S-BM85に換装した試作車SU-85BMや、100mm砲を小口径化=弾頭は85mmだが薬莢は100mm砲の物にした高初速砲を搭載するSU-D-10-85、またその逆に100mm弾頭と85mm薬莢の組み合わせの砲弾を使うSU-S-34-1も試作された。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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