Tier 6 ソ連 駆逐戦車 SU-100 /日本語表記︰スー・ストー
ソ連のTier6駆逐戦車。
SU-85駆逐戦車の火力強化型として、戦闘室を改良し新型の100mm対戦車砲を搭載した車輌。
基本性能(v7.4.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
SU-100 | VI | ソ連 | 駆逐戦車 | 850 | 75/45/45 | 50 | 31.55 | 908,900 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VI | 85 mm D-5S | 8.76 | AP APCR HE | 130 161 43 | 170 145 190 | 1489 1270 1664 | 0.43 | 2.3 | 62 | 109 2800 7 98 | 1,500 | +20° -6° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VII | 85 mm D5S-85BM | 7.64 | AP APCR HE | 144 194 44 | 200 170 300 | 1528 1298 2292 | 0.34 | 2.3 | 50 | 175 3200 8 139 | 1,850 | ||
VII | 100 mm D10S | 7.14 | AP APCR HE | 175 235 50 | 280 240 350 | 1999 1714 2499 | 0.4 | 2.3 | 44 | 252 4400 11 252 | 2,257 | ||
VII | 122 mm D-2-5S | 4.14 | APCR HEAT HE | 180 225 64 | 400 340 500 | 1656 1408 2070 | 0.43 | 2.5 | 36 | 1025 4800 12 608 | 2,600 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
SU-100 | - | 44 | 240 | 100 |
射界 | 左12°/ 右12° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VI | V-2-34 | 470 | 15 | 750 |
---|---|---|---|---|
VI | V-2-34M | 520 | 15 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
V | SU-100 | 38.7 | 34 | 8,500 |
---|---|---|---|---|
VI | SU-100-60 | 38.7 | 36 | 8,500 |
乗員
- Commander
- Commander
- Radio Operator
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
派生元:SU-85
派生先:SU-152 / SU-100M1
開発ツリー
SU-85 | ━ | SU-100 26,500 | ━ | 85mm D-5S | ┳ | 85mm D5S-85BM 10,000 | ━ | SU-100M1 48,200 1,365,000 | ||
┗ | 100mm D10S 16,500 | ━ | 122mm D-2-5S 17,000 | ━ | SU-152 49,500 1,305,000 | |||||
━ | V-2-34 | ━ | V-2-34M 7,320 | |||||||
━ | SU-100 | ━ | SU-100-60 6,340 |
:必要経験値
解説
前身のSU-85よりも装甲が強化されているが、上位Tierはもちろん、ほとんどの同格の通常弾に対しても対抗できるものではない。さらに車体左側の広範囲に弾薬庫判定があり、防御に癖がある。(詳細は下記「装甲」欄参照。)
一方で機動性は最高50km/hと高く、旋回性能も平均的で使いやすくなっている。二種類の最終砲も特徴がはっきりしており、攻撃力が高い。
砲
最終砲は100mm砲と122m砲の二択。以前のアプデで122mm砲の装填速度がnerfされたが依然として100mm砲も選択肢に入る。立ち回り方に合わせて選ぼう。
- 100mm D10S
バランスの取れた平均的な性能を備える使いやすい火砲である。
課金弾のAPCRは貫通力235mmとD-2-5Sより高く、格上にも対抗しやすい点が何よりのメリットだ。
単発火力も280とD-2-5Sには劣るもののTier6としては十分だが、精度は口径に比してやや悪く、丁寧な照準を求められる。
装甲が薄い本車とRPMが高い100mm砲の相性はいいとは言えないものの、高い戦闘力を持つ。
- 122mm D-2-5S
単発火力は400と非常に強力である。DPMはD-10Sに劣るものの、駆逐戦車で装填中にわざわざ車体を晒す必要はなく、高い単発を押し付けて行くことで十分活躍できる。
精度は0.43と劣悪で狙撃を苦手とするが、照準速度自体は2.5秒と悪くなく、近距離戦闘では困らない。
課金弾貫通力は225mmと格上相手に戦うには少々心許ないが、特別低いというわけではない。
また、HEの貫通力が64mmと高いので状況に応じて活用して行こう。
装甲
正面装甲は実質95mmほどで、大口径榴弾に貫通されることはないが、防御力は低い。
丸みを持つ防盾部分は200mm以上の高い防御力を持つが、防盾裏の車体装甲の開口部が大きくなっており、広く実質100mmの範囲がある。接近戦に持ち込まれた場合、車体を旋回して防盾に弾を当てさせる、といった戦法が取れるが、あくまで緊急回避の手段である。
側面は薄く、KV-2等の大口径榴弾が貫通する。大口径に側面を向けることは少ないだろうが、気を付けよう。また車体左側に弾薬庫判定があり、左側面や正面左側、正面右/左上等に被弾すると5回に1回くらい弾薬庫の損傷や誘爆が起こる。さらに15榴をもらってしまうと、高確率で誘爆する。
立ち回り方
駆逐戦車のテンプレ通り、遠くからの援護射撃や茂みに隠れて中距離からの射撃をしよう。射線が通らない時や主戦場の読みが外れた場合は足を活かして陣地転換。
100mm砲を搭載している場合は、15m法を活用し見つからないように運用しよう。122mm砲搭載の場合は、置き偵察のように待ち伏せ運用をすると良い。
上にも書いた通り車体左側に弾薬庫があるので、誘爆を狙えて面積も広い正面左側はよく撃たれる。砲は右寄りにあるので障害物で左半分を隠せば多少安心できるだろう。
障害物の無い場所なら、敵の発砲に合わせて車体を左に急旋回させよう。防盾や砲身での吸収が狙える(旋回しすぎて薄い側面を晒さないように注意)。
腕に自信があるなら、快足MT等と行動して火力役を務めても良いが、引き際は弁えること。(MT乗りならこちらの立ち回りの方がやりやすいかもしれない。)
特徴
長所
- とにかく圧倒的な単発火力の122mm砲
- 122mm砲は砲の口径が大きく搭乗員やモジュールに与えるダメージも大きい
- 優れた貫徹力とDPMを兼ね備える100mm砲
- 駆逐としては良好な機動力
- 非常に優秀な隠蔽率(静止時の隠蔽率はTier6戦車中3位)
短所
- 防楯部以外は一切頼りない装甲
- 100mm砲・122mm砲共に精度が悪い
- 122mm砲は装填時間の隙が大きく弾速も遅い
- 弾薬庫が頻繁に損傷、誘爆するチャイナボカンならぬソビエトボカン
- 低い耐久値
初期の研究
- 機動力はストック状態でも十分高いので砲の開発を最優先で開発しよう。
前身から引き継ぐ砲のまま出撃した場合、本車両はただのSU-85である。急いでフリー経験値を使って100mm砲を開発しよう - その後は単発火力を更に高めたいのであれば122mm砲を、機動力を高めたいのであればエンジンと履帯を開発しよう。
歴史背景
画像はWikipediaより
SU-100は、SU-85の武装を強化して開発された駆逐戦車である。
スヴェルドロフスク(現エカテリンブルク)の国営第9ウラル重機械工具製造所で、1944年9月より1946年までに1675両が生産された。
当初、海軍用のB-34 100mm砲を改造したS-34を搭載する予定であったが、幅の関係で乗員が出入り可能な車体前方ハッチが取り付けられないため、さらに改良されたより軽量なD-10Sに変更された。
しかし再びS-34を搭載することを要求され、試作車であるSU-100-2も製造され試験で比較されたが、結局D-10Sを搭載するタイプがSU-100として量産に入った。
車長用に直視型ヴィジョンブロック付きのキューポラが増設され、前面装甲は45mmから75mmへと大きく強化された、また戦闘室後部装甲の傾斜角度も変っている。
しかし砲の大型化と前面装甲の強化によりノーズヘビーであり、前傾を抑えるため第一転輪のコイルスプリングは直径が30mmから34mmに拡大されている。
それでも過加重ぎみであるため、操縦には注意を要する。
D-10Sは、APでは1000mの距離からパンターやティーガーIを正面撃破することができた。
しかし、砲弾の大型化によって車内への搭載数は34発と少なく、またこの砲は当初生産が追いつかず、車体はSU-100だが85mm砲を搭載したSU-85Mが先行生産されている。
また、長大な122mm D-25Sを搭載したSU-122Pも試作されたが、採用に至っていない。
初陣は1945年1月のオストプロイセンやハンガリーへの侵攻作戦で、3月のバラトン湖の戦いからまとまった数が本格的に投入された。
終戦までに2300両以上が生産され、戦後は中国、北朝鮮、北ベトナム、ユーゴスラヴィア、エジプトなどに輸出された。
エジプトに輸出された車両は、第二次、第三次、さらには第四次中東戦争にも参加したと伝えられている。
北ベトナムに輸出されたものに至っては、「上陸用戦闘車両は比較的軽装甲なので本車で十分対応可能。」と未だに配備されている模様。
余談
2015年から現在も継続中のイエメン内戦で、イエメン軍はT-34-85と本車両を実戦で運用している。
最早開発から80年近く経っている本車両達をどれだけ使い倒すつもりなのだろうか・・・
コメント
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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