Skoda T 45

※本来の名称は Škoda T 45 です。

Tier 7 チェコスロバキア(パンユーロ) 重戦車　Škoda T 45 日本語表記：シュコダ T 45

伝説迷彩「Skvělý」

価格は950
適用中は車両名が「Škoda T 45 Skvělý」となる。
汎スラヴ色で構成されたチェコスロバキア国旗は民族的膨張を標榜した汎ゲルマン主義への対抗、自由と革命の理想を掲げた汎スラヴ主義の思想的起源を象徴するものである。

2022年9月9日から5日間開催のイベント「中秋の月祭り」にて「月餅」を75個（最初の報酬から合計225個）集めることで入手可能。
このイベントで追加されたTier7プレミアム重戦車で、同格までは通用する分厚い前面装甲と高いDPMが特徴であり、Tiger Iに似た性能をしている。

直近90日の平均勝率：50.43%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

基本性能(v9.2.0)

※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値

車両名	Tier	国籍	タイプ	耐久値 (hp)	車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm)	最高 速度 (km/時)	重量 (t)	超信地 旋回	射界 (度)	隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%)	本体価格 (クレジット)
Škoda T 45	Ⅶ	パンユーロ（チェコスロバキア）	重戦車	1600	127/96/48	37/13	46.89	◯	全周	13.6/6.8/3.06	0,000,000

主砲

砲塔：T-45

※「着弾分布」：100mでの着弾分布。
※「照準時間」：照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。

砲塔

エンジン

履帯

解説

パンユーロ・Tier7プレミアム重戦車。優秀な車体装甲、高い耐久力と高DPMの手数型主砲を備えたバランス型重戦車である。

車体

前面上部装甲は127mm+傾斜により真正面で実質装甲厚220mm前後であり、同格に対して十分な防御力を発揮する。下部装甲は96mm+傾斜で120mm程と明確な弱点となっている。
向かって右側には操縦手の窓があり、この部分のみ110mm+傾斜で210mm弱とやや抜かれやすいが、小さくある程度の厚みはあるので棒立ちしない限りは貫通されにくいだろう。
側面装甲は一律96mmであるが、側面上部は傾斜しており、実質装甲厚は120mm弱である。
背面装甲厚は48mmかつ垂直で明確な弱点。一部同格・格上車両の榴弾は貫通するので、接近戦などの際には(後述する機動性も含めて)背面に回られないように気を付けよう。
敵に対して25°程車体を傾斜させた場合、正面上部250mm前後、側面上部370mm～、駆動輪裏260mm～と格上車両の通常弾をシャットアウト可能。
ハルダウン時には殆どの部分が装甲厚280mmを超えるため、格上車両に対しても極めて強力な防御力を発揮する。
また、前部砲塔なので逆豚をすることで弱点である車体下部を晒すことなく撃ち合うことができる。側面装甲が比較的優秀なため、昼飯・豚飯は積極的に使うことを推奨する。

砲塔

砲塔正面は楔形であり、防楯脇は166mm+傾斜で上部230mm前後、下部210mm前後となっており、同格通常弾を防ぐ程度の防御力しかない。また、形状により正面下部はショットトラップが発生する可能性がある。
防楯に関しては166mmの本装甲に加えて空間装甲が張り付いているため、非常に分厚く貫通の心配は無い。
正面外縁部は154mmであるが、きつい傾斜がかかっているため300mm～と堅牢。ただし傾斜頼みなので、よそ見などをした際には易々と貫通されるため過信は禁物。
側面装甲は80mm+微傾斜で100mm前後と貫通されやすい。背面装甲は50mmかつほぼ垂直なので明確な弱点となっている。車体背面と同じく、榴弾が貫通する危険がある。
キューポラは90mm+傾斜で150mm程であり、サイズも大きいため明確な弱点である。
総じて正面防楯脇が貫通されやすくキューポラも薄く大きいため、撃ち合う際にはこまめに動いて貫通されない様にしよう。

主砲

• 88 mm Škoda vz.36 N
  単発火力はAPで210ダメージと、Tiger系列の単発(220)よりも僅かに低くなっている。装填時間は、装填棒・食糧込みで5.0sと早く、アドレナリン使用時には4.4sとなる。
  俯角は-7°とハルダウンをするのに必要最低限の数値はあるので、苦労することは少ないだろう。
  貫通力は装填棒搭載時175/243/44と通常弾の貫通力が低い。ただし、課金弾は243mmと比較的優秀な貫通力をもつ。また、課金弾がHEATであるため、砲弾調整を搭載すると貫通力が267mmまで強化される。格上車両と対峙した際にも十分に戦うことができるので、一考すると良いだろう。
  精度に関しては、着弾分布が0.364と劣悪なことに加え、照準時間が6.2sと極めて遅い。中距離以遠の敵を狙う際には最後までレティクルを絞り切る必要がある。
  装填時間に対して照準時間が長いので、思わぬ場面で砲弾を外してしまうことがあることに注意。
  総じて、近距離での撃ち合いに秀でた手数型の主砲である。
   

機動性

最高速は、前進37km/h・後退13km/hと重戦車としては平均的な数値となっている。しかし、出力重量比が10.45と非常に低く、Tier7鈍足重戦車の代表格であるTiger(P)と比べても若干劣る数値である。加えて旋回速度も車体26.34°/s、砲塔25.03°/sと低く、中軽戦車に絡まれた際のNDK対処は厳しい。遮蔽物や障害物を上手く使うことで対処しよう。
最高速自体は悪くはないため、改良型燃料やエンジンブースト、エンジン加速器を搭載して加速力を補うと良いだろう。
快速重戦車の様な中軽戦車への追従は困難なので、陣地転換する際には早め早めの判断が必要となる。

立ち回り方

足が遅く、装甲と俯角、DPMに優れるため、前線の構築・維持などといった重戦車の基本の動きを意識すると良い。単独行動を避け、味方のカバーを受けられるポジションを心掛けながら得意の手数型主砲でDPMを活かして前線を押し上げていこう。場合によっては優秀な装甲と豊富な耐久力・DPMを使って膠着する前線の突破口となることもできるだろう。

総論

重装甲・高耐久・高DPM・低機動性と典型的な重戦車で、全体的にはバランスの整った扱いやすい車両である。

特徴

長所

• 非常に強固な前面・側面装甲
• 優れたDPM(装填棒:2536 砲弾調整:2359)
• 俯角-7°
• 高い耐久力(1600)
• 高い課金弾貫通力

短所

• 劣悪な出力重量比(舗装面:10.45)
• 低い旋回速度
• 極めて薄い背面装甲(車体48mm 砲塔50mm)
• 貫通されやすい防楯脇装甲
• 口径の割に大きい着弾分布(0.364)
• 同格HT中最悪の長い照準時間(6.2s)
• Tiger Iというライバルがいる
• 無料配布なのでポンコツが多い

歴史背景

ポルシェ社の要請を受けてŠkodaのコンセプトを基に1940年代半ばに開発が進められた重戦車計画。Tiger (P) と同じく電気機械式トランスミッションとディーゼルエンジンの搭載が予定されていたものの、設計段階で開発が打ち切られた。(本家より引用)

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