はじめに
このページでは、主に初心者~中級者向けにレイダーの基本的な立ち回りを流れに沿って紹介していく。
ただし、ひとつ注意してもらいたいのは、ここに書かれていることの「すべてを覚える必要はない」ということである。
レイダーは1人で7人と戦う関係上、サバイバーのプレイヤースキルがマッチの結果に与える影響が非常に大きい。
出来ることも多いため、初心者向けとはとても言えない分量になってしまっている。
あくまで参考として読み流し、役に立ちそうなものだけを覚えてもらえば良い。
また、レイダー立ち回り指南のページでは、さらに詳しく解説している。
初動
マッチ開始時点では、レイダーの進化レベルは1の状態でスタートする。なお例外として、ブロリーのみレベル2からスタートする。
レベル1は基本的にかなり非力なため、レベル2への進化を最初の目標にしよう。
進化する方法としては、民間人をフィニッシュするか、エリアのおよそ反対側にいるであろうサバイバーを狩りに行く方法のどちらかではあるが、慣れないうちは民間人を探すほうが楽だろう。
民間人をフィニッシュして進化する場合、運や民間人探しの技量には左右されるものの、サバイバーの技量があまり関わってこないため、比較的安定する印象である。
ここでうまく民間人を見つけられず、レベル1のままだと敗北が近づいてしまう。
後述する民間人の探し方も参考にして、なんとしてもレベル2に進化しよう。
ブロリーについては、民間人をフィニッシュしてもほとんど進化エネルギーを得られないため、サバイバーと戦闘をしていく必要がある。
サバイバーを初動で狩って進化を狙う場合だが、大前提として安定はしない。素早くサバイバーの湧きポイントに向かい、サバイバーを探す必要がある。上手くいかなかった場合、かなり劣勢になることだけは理解しておこう。
民間人の探し方
民間人は主に洞窟や建物の中に存在している。
この民間人に近づき、フィニッシュする*1ことで、進化エネルギーを貯めることが出来る。
民間人を見つけるためには、声を聞くのが一番手っ取り早い。
民間人がおよそ40~60m圏内にいると、助けを呼ぶ声が聞こえる。
この時、イヤホンをしていると方向がある程度わかる。
なぜか上下方向の指向性がないが、左右ぐらいはわかるので、声を頼りに周囲を探してみよう。
また、これは運次第になるが、アイテムボックスから民間人レーダーを手に入れることができれば、民間人を簡単に見つけられる。
フリーザや、ナッパ、ベジータを使っているなら、声が聞こえ次第、スカウターを使用するのもいいだろう。声が聴こえる範囲なら十分射程範囲内なので、カメラを回して民間人の位置を特定しよう。
また、民間人が湧く建物を順番に探していってもいい。
気弾が撃てるレイダーなら建物を壊しながら探索すると効率的だろう。
また、各ステージごとの民間人の湧きポイントは50箇所ほどだと有志の検証で明らかになっている。そのため、プレイを繰り返せば、大体民間人がどこにいるのかということは自然と覚えていけるだろう。
色々説明したが、初心者が一番ネックになりがちなのが、民間人探しなので、事前にプラクティスで練習しておいてもいいだろう。
探索フェイズ
探索フェイズとは、起動キーがすべて設置されて超TMの起動システムが降ってくる間までのこと*2。
レイダーは探索フェイズ中にどれだけサバイバーをダウンさせられるかが勝敗を分ける。
ダウンさせることで、フィニッシュしてレベルを上げたりしたり、サバイバーの人数を減らしたりして、有利な盤面を作り上げていこう。
ただし、ここで何も出来ずに起動フェイズに移行すると、上級者ですらほぼ勝つことができない。
最低でも起動フェイズに入る前に、複数人のドラゴンチェンジを消費させておきたい。
サバイバーを見つける
探索フェイズ中は、とにかくサバイバーを探して見つける必要がある。
見つける方法について項目ごとに分けて解説している。
目視で見つける
一番よくある見つけ方だと思われる。
目視と言ってもその方法は様々で、最高高度近い場所から無音飛行をしながら探すプレイヤーもいれば、低空を移動したり、地上を走って探すプレイヤーも存在する。
このゲームは動いているものが基本サバイバーとレイダーしかいないため、意外と見つけやすい。
音で見つける
サバイバーの足音やアイテムボックスを開封している音、オブジェクトを破壊する音は意外と聞こえやすく、イヤホン・ヘッドホンをしていれば100m以上離れていても聞きとることが可能。無音飛行をしていれば更に聞き取りやすい。
音がした場合は近くにサバイバーがいる証拠なので、周辺を探してみよう。
待ち構える
サバイバーが訪れる可能性が髙い場所というのはいくつか存在する。
例えば、まだキーが発見されていない・設置できていないエリアや、キー設置位置、ダウンしたサバイバーの位置などである。
そこで待ち構えていればサバイバーと自然と会える可能性が高い。
ただし、地上付近にいると流石に警戒して来てくれないので、上空で待つといいだろう。
索敵スキルの使用
ブロリー、魔人ブウ以外のレイダー*3はレベル2からであれば何かしらの索敵スキルを持っている。
セルや魔人ブウ、ザマス&ゴクウブラックの気の探知、フリーザやベジータ、ギニュー特戦隊のアシストユニット呼び出し、スカウターなどが該当する。ただし使っていることが気づかれやすく、不意打ちがしにくいというデメリットも有る。
以上のように様々な方法はあるが、ひとつの手法に頼るよりは、複数の手法を組み合わせて使った方がいい。
サバイバーの追跡・ダウン
サバイバーを見つけたら、攻撃し、追いかけ、ダウンを取ることを狙おう。
サバイバーは当然ドラゴンチェンジなどを使用して逃げようとするため、気弾や格闘、必殺技を使って、チェンジを解除し、ダウンを狙おう。
気弾
当たりそうならとりあえず撃っておけばいい。ただし、当たりそうもないのに撃っても移動速度が遅くなるだけである。
近づきすぎると格闘が出てしまうこともあるため注意。
距離を詰める
気弾を撃つと速度が落ちてしまうため、気弾が当たらないほど離れているなら、移動して距離を詰めよう。
ロック加速を利用することも意識できるとなお良い。
格闘
サバイバーが近距離にいるかつ、直線的に逃げているなら格闘が刺さりやすい。ダメージも気弾攻撃より圧倒的に高い。
格闘攻撃を受けている間は、ほとんどのスキルが使えないので、逃げるためのスキルの使用を妨害可能。
ただしヒットさせている最中こちらは完全に無防備になるうえにキャンセルもできない、バニッシュでカウンターされることもあるため非常にリスクが高い。
格闘同士がぶつかった場合は、相手のチェンジレベルがこちらのレベルと同じなら相殺になり、両者共にかち合う。この相殺の時もレイダーは無防備になってしまうので格闘はレイダー側が非常に不利。
さらに相手のほうが上なら一方的にこちらが負けるため、格闘の際はサバイバーのチェンジレベルにも注意しよう。
必殺技
交戦中にも使いやすいものもあるが、どちらかといえば、逃げスキルを使われた後の追撃に使えるものが多い。
直線に飛んでいくものはグラップリングデバイスを使った逃走への追撃に向いていたり、着弾位置に爆風があるものは地面にいるサバイバーを狩るのに向いている、など技ごとに向いている使い道がある。
各レイダーページにも使い方については紹介しているため、確認してみてもいいだろう。
蘇生狩り
サバイバー側は人数が減るたびに戦況が厳しくなっていく。そのため、ダウンしたサバイバーの蘇生を狙う事が多い。逆に言えば、レイダー側としては基本的に蘇生は阻止したい。
蘇生音は100m以上響くため、聞こえたらダウンしたサバイバーの位置を探そう。
また、右上のサバイバーの状態が表示されているところを見ていれば、蘇生されたことは確認可能。蘇生された直後のサバイバーはバリアが割れており、無防備な状態の時が多いので狙ってみてもいいだろう。
レベル上げ
サバイバーや民間人をフィニッシュすれば、更にレベルを上げられる。
特にセルと魔人ブウはレベルアップが重要なレイダーである。
なぜなら、レベルアップごとの性能の上がり幅が大きいためである。
特殊仕様として、魔人ブウはフィニッシュ時、ブロリーは進化時に体力が回復する。
チェンジを使用させる
ダウンさせられなくとも、サバイバーに攻撃をあてて、チェンジを使用させれば、そのサバイバーは3分近くチェンジを再使用できない。
攻撃を当て、チェンジを使用させても、距離があるなどの理由でダウンが取れそうにないなら、無視してもいいだろう。
どんなに早く見積もっても、自然回復には100秒以上はかかるためである。
クールダウンドリンクを使用されたとしても、起動フェイズ中に使われる分が減ると考えれば悪くない。
出来るだけ全員のチェンジを使用させた状態で起動フェイズが始まるのが理想である。
キャンプ
サバイバーに特定の行動をさせないために、同じ場所に居座る行為を指す*4。
このゲームでは、蘇生・起動キー設置・ドラゴンボール奪取のいずれかを防ぐためにキャンプが行われる。
蘇生キャンプは、サバイバーの人数を確実に減らせ、起動フェイズの戦闘がかなり楽になる。7人生存状態で起動フェイズが始まってしまうと、非常に厳しい戦いになってしまう。
基本的には、5人まで削れていれば起動フェイズを優位に始められる印象である。
起動キーキャンプは、起動フェイズの開始を遅らせることが出来る上、サバイバーが設置を強行するならチェンジを使わせることができる。また、ダウンさせられればキーキャンプと並行して蘇生キャンプが可能。
また、キーキャンプをしている場合、サバイバー側は神龍を召喚することで、キャンプを打開してくる場合が多い。
そのため、ボールも保有しておくとより盤石だろう。仮に奪われたとしても、ボールを奪うために複数人のチェンジやスキルを使用させられるはずだ。
出来れば複数分割して、キャンプしているエリアの奥にでも置いておくとなおいい。
非常に強い戦法ではあるのだが、闇雲に行ってしまうと、サバイバーにアイテムの回収、つまりファームの時間を与えてしまうことになる。
そうなると、チェンジレベルを上げられたり、クールダウンドリンクを集められたりして、討伐への準備を整えられるなど、相応のデメリットもある。
そのデメリットを上回るメリットを取るためには、キーキャンプを突破するためにサバイバーに無理をさせたい、サバイバー数を減らしたい、など明確な意図を持って行う必要があるだろう。
上手く出し抜かれるとデメリットだけが残る可能性がある。
ver3.1.3のアプデでパッシブスキルの「タイムパトローラーのつとめ」が強化され、起動キーをたった3秒で設置出来るようになったことにより、レイダーのキーキャンプ戦法が大幅に弱体化されてしまっている。
このスキルでキーキャンプを強引に突破される可能性が高くなったので、注意が必要。
起動フェイズ
現存するエリアの起動キーがすべて設置されると、エリア中央に起動システムが降下し、超TMの起動ゲージが進行し始める。
この状況を公式では起動フェイズと呼んでいる。超TM戦などととも呼ばれることもある。
これが溜まりきってしまうとレイダーの敗北となってしまう。ゲージが貯まる前にサバイバーを全員倒すか、起動システムを破壊しよう。
ちなみに勘違いされがちだが、上に浮かんでいる大きな機械が超タイムマシンで、降りてくる小さな機械は起動システムである。
この状況でのサバイバーは、大きく分けて起動システムへのアクセスとレイダーへの攻撃を行ってくる。
起動システムの破壊
起動システムは、気弾や必殺技では破壊できないため、近づいて直接破壊する必要がある。
破壊している間は、破壊ゲージが進行していき、最後まで貯まると起動システムを破壊できる。
破壊中は起動システムの進行も止まるので、定期的に触っておくといいだろう。
また、この破壊ゲージは破壊を止めると自然と減っていってしまうため、一定以上まとまった時間破壊し続けないと破壊できない。
破壊ゲージには段階が存在していて、起動システムを包むエフェクトが青→黄→赤と進んでいく。
この色が変わったところまで壊せれば、手を離しても破壊ゲージは色が変わったところまでまでしか減らなくなる。
そのため、早期に最低でも黄色以上の段階まで破壊を進ませ、余裕を持たせておきたい。
特に、周辺にサバイバーがいないタイミングでもある起動システム出現直後は、絶好の破壊チャンスになる。
このタイミングならサバイバーに破壊を妨害されにくいので、この機会を逃さないようにしよう。
破壊を進めておかないと、次第に余裕が無くなり、サバイバーの妨害で超TMが起動させられてしまう可能性が高くなる。
アクセス妨害
サバイバーが起動システムにアクセスしていると、速度ボーナスの値が増加し、起動までの時間が減っていってしまう。
たとえば、スピードボーナス20%の場合、常にひとりのサバイバーが起動システムにアクセスしていると、起動までにかかる時間が、258秒→174秒と、84秒も短縮されてしまう。
また、特に危険なのが複数人によるアクセスである。詳細は超タイムマシンに記載しているが、速度ボーナスは、上限の100%に近づくほど効果の上昇幅が大きくなる。たとえば、速度ボーナスが+100%の場合、通常時の3倍速近いスピードでゲージが進行してしまう。圧力をかけて起動システムから引き剥がそう。
ただし、起動システムは気弾やほとんどの必殺技を防いでしまう。
そのため、起動システムの裏側にいるサバイバーは攻撃しにくい。
そういうときには、起動システムの真上に上空に移動すると、起動システムに攻撃を防がれずに攻撃できる。
また、サバイバーが起動システム裏にいる時は、着弾すると爆発を起こす必殺技を使うとかなり効果的だ。
ダウンさせる
超TM戦では、サバイバーをダウンさせることが非常に重要になる。動ける人数がそのままサバイバーの妨害の量に直結するためである。
1秒1秒が重要な超TM戦において、ドラゴンチェンジの回数や妨害される可能性を減らせるのは大きい。
フィニッシュができなかったり、蘇生されてしまったとしても、動けるサバイバーの時間を20秒近く奪える。
蘇生音もかなり響くため、蘇生している無防備なサバイバーに攻撃してさらにダウン人数を増やせるとなお良い。
脱出フェイズ
無事に起動システムを破壊できたら、脱出フェイズが始まる。
この時、サバイバーはビーコンから脱出用タイムマシンを呼び出し、脱出しようとする。
脱出可能なのは2分間なので、この間、サバイバーを攻撃するなどして脱出を阻止しよう。
サバイバーが1人以上脱出してしまっても勝利となるが、人数によってはリザルトの評価が下がってしまうので出来れば全滅、脱出用タイムマシン破壊を目指したい。
ただし、この時間中でも、討伐されてしまうと敗北扱いである。
体力がかなり減っている場合、討伐を狙うサバイバーが襲ってくる可能性が高いので、最後まで油断しないようにしよう。
エリア破壊が残っているなら、破壊するエリアの選択を引き伸ばすことで、30秒ほどの時間を稼げる。
時間制限が30秒を切ったら、エリア破壊を使って勝利を確定させるのも悪くない。
最後に
本作はサバイバー7人対レイダー1人という都合上、慣れていない初心者レイダーはなすすべもなく負けてしまうことが多い。
そのためレイダーに慣れることの一環として、以下に各レイダーの適性などをまとめたので、参考にして欲しい。
レイダーごとの適正
レイダーの勝ち筋は、大きく分けて3つに分けられる。
- キーキャンプや蘇生キャンプなどを行い、超TMが出現するまでにサバイバーの人数やリソースを減らし切る
- 超TM戦が始まる前に高速で進化し、性能で蹂躙する
- 起動フェイズが始まる前にあらかじめチェンジを使わせておいた上で、起動フェイズ中にサバイバーのチェンジ等のリソースを削り切って、超TM起動システムを破壊する
以上の3つである。
どちらにせよ最終的には超TM起動システムを破壊することにはなるし、勝ち筋はそれぞれ相反するものではない。
しかし、目指す勝ち筋によってするべき動きは若干変わってくる。
また、目指す勝ち筋は状況によって変えていけるといい。例えば進化が間に合いそうにないならサバイバーのリソースを減らすことを考えよう。
各レイダーはそれぞれ戦術に対する適性が異なるため、それについて表にした。
ただし、筆者の主観も含まれるため、苦手な部分でも使い方によっては戦えるかもしれない。
これらのレイダーの詳細な立ち回りや性能については、各レイダーのページを参考にしてほしい。