レイダー立ち回り指南

Last-modified: 2024-04-17 (水) 12:37:10

概要

このページでは、おもに中級者以上のプレイヤー向けにレイダーの立ち回りについて、流れで大まかに分けて解説している。

初心者の方はこちらを先に読むことをオススメする。

注意点

出来るだけ役に立つものを記載しているつもりだが、あくまで当wiki編集者の一意見であり、絶対のものではない。状況によっては当てはまらない場合もあるだろう。

中には自分のスキル構成やプレイスタイルと向いていない立ち回りなどもあるかもしれない。
そのため、書いてあることをすべて鵜呑みにするのではなく、役に立ちそうな情報を取捨選択してもらえるといいだろう。

初動

民間人捜し

レイダーがマッチの序盤でもっとも気をつけなければならないのは、民間人を見つけてフィニッシュすることだろう。

基本的に、ブロリーナッパベジータを除くレイダーは、民間人を2~4人フィニッシュする必要がある。
これが上手く行かず、レベル1のままで停滞してしまうと*1、かなり厳しい戦いになってしまうことが多い。

そこで、民間人を上手く探すためのヒントをいくつか記載する。

民間人湧きの法則

民間人の湧き位置にはある程度の法則が存在している。
各エリアに湧く人数はある程度決まっており、Xエリアには1~3人*2、A~Eエリアでは、それぞれ2~5人が湧くようになっている。

まず、Xエリアには確定で民間人が1人湧くため、ハイランドリバーデンジャーグラウンド以外のマップであれば、2つの湧き位置候補を確認するだけで民間人1人をフィニッシュ可能。
ただし、Xエリアの確定湧きに関しては、割と広く周知されているため、初動で救助に来る猛者サバイバーも存在する。Xエリアの湧きを当てにするなら早めに向かおう。

また、Xエリア以外に関しても、くまなく探せば、最低限民間人2人にありつけるはずである。
民間人を捜しにくいと思うマップや、特定の初期位置スタートが苦手などがあれば、そのエリアの民間人湧き候補を暗記しておき、全湧き位置を確認すると安定するようになるだろう。

ちなみに、民間人湧き候補位置は、マップの個別ページから確認できる。

探すエリアの優先順位

民間人を多くフィニッシュしたい場合、どこから探すか、ということも重要になる。

レイダーとサバイバーの湧き位置は、概ねマップの反対側になるようになっている。
一般的なサバイバーは、徐々にレイダー側に向かって移動していくため、レイダーの初期位置周りの民間人は、サバイバーに救助されるまでの猶予が長くなる事が多い。

そのため、先にサバイバー寄りのエリアやXエリアの民間人を探した後、一旦戻って初期位置を探索することで、中間地点の民間人をより多く確保しやすくなる。
このとき、心音やアシストユニットでチェンジレベル0のサバイバーに逃げる手間をかけさせられるとより良い。

ただし、デメリットも存在している。
往復分、移動時間が多くなってしまうので、最速進化は狙いにくくなったり、サバイバーにレイダーの初期位置周辺に潜り込まれると、民間人を救助されてしまう。
サイヤ人ポッドリモコンなどを採用して、レイダーの初期位置を狙う戦術もあるため、相手サバイバーの動きによっては裏目になる場合もあるだろう。

安定をとるなら初期位置周辺を回るのがいいだろう。

痕跡の確認

当然だが、サバイバーが既に探索した場所に民間人が残っていることは少ない。
そのため、民間人を探すなら、サバイバーが探索していない場所を探す必要がある。

サバイバーが探索したかどうかということは、民家のドアやアイテムボックスの空き具合などの痕跡から推測することが出来る。
ドアの開いていない民家があれば、そこにまだ民間人がいる可能性がある。

自販機破壊

自動販売機は、レイダーの気弾攻撃などで破壊することが可能である。
基本的にサバイバーの追跡中でないなら、壊しておいた方がいい。

特に、クールダウンドリンク自販機は出来るだけ早めに壊しておきたい。
クールダウンドリンク自販機は、ゲーム開始時には6つ存在するため、自販機だけで最大6本のドリンクがサバイバー陣営に渡ることになる。6本クールダウンドリンクがあれば、サバイバーの使用可能チェンジ数が3回は増える計算になる。

そして破壊を急ぐ必要があるのは、元祖壊れスキルである世界チャンピオンの娘、通称チャン娘の存在が大きい。このスキルは、最大強化でゲーム開始時に9000ゼニーを所持できるという調整ミスを疑う効果であり、即座にクールダウンドリンクを2本確保されてしまう。

要はチャン娘持ちが複数人いると、ドリンク自販機を壊すまでの猶予が殆どない。
そのため、ドリンク自販機の破壊は、民間人のフィニッシュの次ぐらいには優先して取り掛かる必要がある。
もちろんドリンク以外の自動販売機も、サバイバーの利益にしかならない。優先度はドリンク自販機よりは低いが、破壊しておこう。

初動狩り(アグロ戦術)

マッチ開始直後から、サバイバーを強襲するハイリスク・ハイリターンな戦術。決まればマッチを有利に進められる。

ブロリーは民間人をフィニッシュしても進化エネルギーが少ししか増えないため、初動狩りを前提とされているレイダーである。

先程も説明したが、マッチ開始時、サバイバーとレイダーの配置は、中央のエリアXを挟んでおおむね反対側になる。
正確には、サバイバーは3箇所に分けて配置される。この3箇所は、たいてい3エリアに分散されている。

そのため、初手からマップの反対側や2つ隣のエリアに向かえば、かなり高い確率でサバイバーを見つけることが出来る。
ゲーム開始直後のサバイバーはチェンジレベル0のためレイダーへの抵抗手段が少なく、チェンジが出来ないサバイバーならかなりダウンを取りやすい。

また、サバイバーのチェンジレベルが1にあがるまでの時間勝負という性質上、一般的には、マップが広いロックフィールドのようなマップよりは、ステージの狭いウォーターフロントグリーンコーストのようなマップのほうが成功しやすい。

また、初動であれば、ボックスが空いているかどうかでサバイバーの位置を予測しやすい。意識してみてみるといいかもしれない。

しかしながら、シーズン5ともなると、開始直後のレイダー強襲を警戒しているサバイバーも多い。また、エネルギーフィールド瞬間移動などの強力な逃げスキルも増えたため、シーズン1初期~中期と比較すると、環境的にはかなり決まりにくくなっている。

探索フェイズ

赤箱漁り

レイダーであっても、赤い箱や宇宙船内などのレアなアイテムが出やすいアイテムボックス、いわゆるレア箱は開けておくと、有利なアイテムを引ける場合がある。

たとえば、ドラゴンボールを確保できれば、奪われない限り、早期の神龍召喚を未然に防ぐことが可能。
早いタイミングで民間人レーダーを引ければ、民間人探しが楽になり、進化エネルギーをかなり増やしやすくなる。
ドラゴンレーダーを入手できれば、ボールが確保しやすくなるだけではなく、擬似的なサバイバーレーダーとしても使える。
起動キーレーダーも、有限アイテムのため、奪っておいて損はない。

かなり運は絡むものの、民間人を探すついでに、見かけたら開けていくといいかもしれない。

バイク破壊

マップ上に存在しているバイクは、攻撃することで自販機同様に破壊可能である。
シーズン3現在、運転上手【速度強化】スプリントのどちらかを装備して移動や探索を高速にすることは、サバイバー側のセオリーにもなっている。

バイクを破壊すれば、運転上手【速度強化】をつけているサバイバーの移動速度を大きく下げることができる。
…ただ、マップ上にはバイクが20個ほど存在しているため、自販機と違い2~3個壊すだけでは効果が薄いが。

蘇生キャンプ

サバイバーをダウンさせ、フィニッシュを決めても一度目のダウンの場合はすぐには脱落せず、制限時間内に蘇生を通すことで復帰してしまう。

ダウンしたサバイバーが消滅するまで周囲を離れず蘇生させないことで、確実にサバイバーの人数を減らすことが可能。
ただし、消滅を待っている間、起動キーの設置や探索を進められてしまう点には注意が必要である。

そのため、可能ならキーキャンプと並行して行えるといいだろう。

もしくは、「レイダーが離れて安全が確保されてから蘇生しにいきたい」というサバイバーの心理を利用するのも一つの手。
一度はその場を離れて他のサバイバーを襲撃しつつも深追いはせず、少し間を置いてからダウンした位置へ戻るという動きができると立ち回りの幅が広がってくる。

もちろんキャンプ地を離れてしまえば蘇生されるリスクは生じるが、それでも単純に目の前でキャンプし続けるよりはかなりの妨害になる。
長距離を移動できる突進系のスキルを持つレイダーはこの動きを取りやすいだろう。

起動フェイズまでサバイバー7人全員が生き残っているとレイダーはかなり苦しい戦いを強いられる。
最低でも1人は起動フェイズ開始までに確実に減らしておきたい。

ドラゴンボール

7個集めると神龍を呼び出し、願いを叶えてもらうことができるアイテム。

神龍召喚後の願いによって出現する神龍サバイバーはかなり強力で、出現した場合、レイダーは一気に不利になってしまう。

そのため、レイダー側からは、何としても確保もしくは隠しておきたいアイテムである。

なお、レイダーがブロリー、もしくはザマス&ゴクウブラックの場合、ドラゴンボールは出現しない。その代わりとして、超トランスボールが出現する。
対応の仕方についてはリンク先を参照してほしい。

ドラゴンボール確保

ドラゴンボールを揃えられ、神龍を呼び出されてしまうと、レイダーは一気に討伐の危険が高まってしまう。
そのため、ドラゴンボールを揃えられないように、最低限1つくらいは確保しておくといいだろう。

フリーザはナメック星人をフィニッシュすれば大体1つは確保できることが多いが、それ以外のレイダーはアイテムボックスを開けて確保する場合が多い。
また、エリア破壊によって、破壊されたエリアにあったボールが両隣のエリアにリポップする仕様を生かして確保する方法もある。
もちろん、ボールを持っているサバイバーをダウンさせて奪うことも可能。

なんとか確保できても、格闘を食らったりノックバックするだけで落としてしまうため、確保した後も奪われないように注意が必要である。
落としてしまった場合は、出来る限り素早く拾おう。ただ、複数人のサバイバーに襲われた場合は、乱戦の中で取られてしまう事が多い。

あるいは、いずれ神龍召喚はされるものだと割り切ってサバイバーたちを釣り出すための餌にする戦法も有効である。
サバイバーはドラゴンボールを回収するために無理をすることも多く、うまく立ち回ればサバイバーたちに大量のチェンジを吐かせられるだろう。引き際を見誤ったサバイバーを刈り取ることもできるかもしれない。

ボール分割管理

ドラゴンボールを所持している時に、新たにボールを獲得すると、以後ひとつのアイテムとしてまとまる。
これにより、ドラゴンボールをまとめると、純粋にサバイバーがボールを集める手間が減ってしまう。

そのため、複数個ボールを見つけても、基本的には拾ってまとめない方がいい。
フィニッシュ時にボールを回収してしまうフリーザの場合は、あらかじめボールを地面においてからフィニッシュするとまとめずに済む。

二つ目以降のボールは、拾わずに置いておくことも選択肢のひとつではある。しかし、時間があるなら、隠してしまうのもいいだろう。

ボール隠し

レイダー側が神龍召喚を阻害する目的で、取得したドラゴンボールをエリアのどこかに隠す戦術。

以下の3つの要素を満たした場合に行うのが良いだろう。

  • レイダーがすでにボールを確保している状態
  • 倒したサバイバーがボールを落とした場合
  • マッチ状況に余裕がある状態

隠す位置としては、純粋にレーダーで見つかりにくいマップの端、取りに行きにくい高所、キャンプしているエリアの奥などがおすすめである。

ただし、最終的にはサバイバー側はドラゴンレーダーでドラゴンボールの場所を把握されてしまうことも多い。あくまで時間稼ぎとして考えよう。

また、隠す際にサバイバー側からレイダーがドラゴンボールを隠すのを見られている可能性がある。
そのため、隠す前もしくは隠した後の時に近くにサバイバーがいないか警戒しておこう。索敵スキルがある場合は使ってもOK。

エリア破壊関連

レベルが上がるごとに、*3そのレベルで一度だけエリアを破壊することができる*4

吹き飛んだエリアは侵入不能になり、存在していた物資や民間人も全てが消え去ってしまう。
キーが設置前であれば、起動ボーナスも1エリア破壊につき5%減らせる。
一方で、破壊には16~17秒*5かかり、サバイバー側はその間に安全に探索を進めることが可能。

つまり、エリア破壊をすることでサバイバーに20秒近い安全時間を与えてしまっている、ということである。
さらに居場所もすべてのサバイバーにバレてしまい逃げ隠れしやすくなる。

総じてメリット・デメリットが大きいため、エリア破壊をするかどうか、するならどこを破壊するか、という判断は、良くも悪くも盤面に非常に大きな影響をもたらす。というか盤面が物理的に吹き飛んでる

状況をよく見て破壊するかどうか選びたい。もし破壊するなら、あらかじめエリアを決めてすぐに決定しよう。

温存

身も蓋もないが、レベル2になってもとりあえず温存、という考え方である。

なぜかというと、最近のサバイバー陣営の探索速度が非常に高速化しているため、安全な時間を与えてしまうエリア破壊のデメリットが非常に大きい。
そのため、そのデメリットに見合ったメリットを出せる状況でないと使いづらい。

特に、誰もサバイバーにチェンジを使用させていない状態や、殆どのエリアでキー発見が進んでしまっている状態だと探索やキー設置を進められるというデメリットが大きくなりやすい。

全エリアで鍵が発見されている状態でエリア破壊を使用した場合、一気に鍵を設置されてキャンプをする暇すら無い、という可能性すらある。
キー発見状況を目安にしてエリア破壊を使用するかどうか考えよう。

物資破壊

一番わかり易いエリア破壊の強みのひとつ。
エリア内に存在しているチェンパや民間人、各種アイテム、クールダウンドリンクなどの自販機をすべてまとめて破壊できる。
早いタイミングの破壊であればより多くのアイテムを吹き飛ばすことが出来るだろう。

わかりやすい恩恵で言えば、チェンジパワーが足らず、レベル3サバイバーの数を抑えることが出来る点だろう。
特に、格闘戦でのレベルマウントによる優位性が取りやすくなるはずだ。

ただ、この作戦には2つ注意点がある。

1つ目は、民間人も吹き飛んでしまうこと。
より多くの物資を吹き飛ばすため、未探索エリアを破壊するなら当然民間人がいるはず可能性がある。早いタイミングで破壊したなら、なおさら民間人が残っている可能性は高い。
特に進化が重要なセル魔人ブウだと、場合によってはかなり損をしてしまう。
これに関しては、自分が民間人を探し尽くしたエリアを破壊することである程度対策が可能。

2つ目は、補給物資が豪華になってしまうこと。
補給物資の内容について、詳細は不明だが、主にレイダーレベルとサバイバーの残り人数に応じてドリンクチェンジパワーが増減しているようである。
しかし、状況関係なく、「エリア破壊で吹き飛んだチェンジパワー*6」が補給物資に追加されることが確認されている。
そのため、考えようによっては、チェンジパワーを一箇所に集めてレベルを上げやすくしてしまっている…とも言えなくもない。

これらの対策としては、補給物資を取らせない意識を高めたり、後述する補給物資破壊を狙うぐらいだろうか。

移動阻害

エリア破壊によって、周辺エリアのアクセスを悪くする事ができる。

レイダーは常に飛行可能であるため、エリア破壊の影響を受けにくいが、徒歩が基本のサバイバーは特定のエリアを破壊されると、移動にひと手間かかるようになるため、負担をかけることができる。

以下が移動を阻害できるエリア破壊地点の一例である。

マップエリアエリア破壊による移動阻害
ハイランドリバーA超TM地点へ徒歩で登るルートが1つ無くなる
ハイランドリバーE逃げ込みやすい洞窟などが消失する
グリーンコーストD全エリアの3~4割が消失する
グリーンコーストC全エリアの3~4割が消失する エリアDの氷洞窟が一方通行になる
ウォーターフロントA逃げ込みやすい洞窟などが消失する
ウォーターフロントCBとDのアクセスが著しく悪くなる
ロックフィールドCBとDのアクセスが著しく悪くなる
スノーマウンテンCBとDのアクセスが著しく悪くなる
デンジャーグラウンドD逃げ込みやすい洞窟などが消失する
デンジャーグラウンドE逃げ込みやすい洞窟などが消失する

自主決戦

起動キー未設置エリアが残り1つのとき、エリア破壊によって超タイムマシン戦を始める事が可能。
レイダーの都合のいいタイミングで始められるのが利点。

サバイバーのチェンジを使わせきった後や、残りサバイバーが3人になる前などに使われることが多い。
起動システム出現前に、サバイバーが3人以下になった場合、トランクスが脱出用タイムマシンを送ってくる。これにより、サバイバーは脱出が可能になる。

これを阻害するためにサバイバーの人数が3人以下になる前に、最後の鍵未設置エリアを破壊して、無理やり超タイムマシンを出現させる事が可能。

サバイバーあぶり出し

エリア破壊先にいるサバイバーは必ずそのエリアから離れなければならないので、エリア破壊直後はその隣接エリアにサバイバーがいる可能性が高くなる。

仮にAを破壊したならBかE、さらに追加でBを破壊すればCエリアにサバイバーが逃れて潜伏している可能性が高い。
エリア破壊で逃走経路も減らせるため、サバイバーを見つけやすくダウンも取りやすい勝負所となる。

基本的にサバイバーはレイダーから距離を取ろうとするので、自身が直前までいたエリア以外を破壊すれば、あぶり出しに成功しやすい。

ダウン狙い

エリア破壊が2度行える上に、破壊時間が約8秒と短いブロリー(超サイヤ人フルパワー)のみが可能*7

サバイバーをわざとエリア奥地に誘導してエリア破壊をすることで、ダウンを狙える。
サバイバーが移動スキルを使い切っていた場合は確実にダウンさせられる。引っかかるサバイバーがいればの話だが
また、パッシブスキルの不死身のチャンピオンで、吹っ飛んだサバイバーを確実にダウンさせたい時に使ってもいい。

逃げられた場合でも、隣接エリアを破壊すれば再度ダウンを狙える。
Xエリアでない隣接エリアへ移動スキルを使っていたなら、確実にダウンさせられる。

また、ブロリー(超サイヤ人フルパワー)時に出現するゴジータ(SSGSS)の超トランスボールは性能が高いため、移動スキルを全て吐いてでも取得したい代物である。
そのため、スキルを使い切ってまで取得したサバイバーをすぐにダウンさせることができるかもしれない。
だが、超トランスボールの投下位置はレイダーには見えないため、ある程度運要素はあるが。

時間稼ぎ及び一時撤退

エリア破壊中は完全に無敵であるため、サバイバーに包囲された時の一時撤退や、超TM起動システムの破壊後に討伐されてしまいそうな時の時間稼ぎに使える。

破壊するエリアを決定しなければある程度引き伸ばすこともできるため、残り時間次第ではそのままタイムアップまで逃げきることも可能。
自称戦闘力5から逃げ回るレイダーというのは何かがおかしい気がしなくもない

神龍サバイバーがいなかったり、超TMの進行に余裕があれば、リミットゲージの自動消費によるチェンジ解除も狙える。

召喚妨害

エリア破壊は、神龍の召喚を妨害するために使われることもある。

シーズン1では、エリア破壊をすることにより、神龍召喚を防止できドラゴンボールを集め直させることが出来ていた。しかし、シーズン2からはエリア破壊中の祭壇にあるドラゴンボールを回収することが出来るようになったため、サバイバーはエリア破壊されていない場所に逃げた後、別の場所で召喚することが可能になった。

そのため、これは一時的な妨害に過ぎず、神龍の召喚を完全に防げるものではない。これは召喚妨害ではなく、「召喚を遅延させる」ものだと思った方がいいだろう。

チェイス

サバイバーをダウンさせるために、見つけたサバイバーを追いかける行為をここでは「チェイス」と呼ぶ。できるだけ迅速にサバイバーのドラゴンチェンジを削り、ダウンさせることを目指したい。

そのため、ここではチェイスを出来るだけ早く成功させるための方法について記載する。

攻撃する距離

ダウンを狙うなら、出来るだけサバイバーとの距離を詰めてからチェイスを始めたい。
単純に距離が縮まり、サバイバーを逃がしにくくなるだけでなく、格闘を狙いやすくなるからである。

多くの場合、サバイバーに攻撃を当て、サバイバーがチェンジするとチェイスが始まるため、距離をある程度詰めてからダメージを与えることを意識したい。
しゃがみを使って上空から落下すると逃げる隙を与えずに距離を詰めやすい。

チェンジ後即必殺技

ドラゴンチェンジを使用してから回避などの行動が可能になるまでには、僅かな硬直時間が存在している。
この硬直中は無敵なものの、必殺技のようなダメージ判定が持続する攻撃が硬直時間中にヒットした場合、無敵時間終了後にダメージを与えることが可能。
この場合、回避も間に合わないためダメージが確定する。

特にバリアの無敵時間ギリギリまでチェンジを使用しないサバイバーであれば、バリア破壊後に即必殺技を入力することで、大抵の必殺技のヒットが確定する場合が多い。
仮に確定タイミングでなくても、奇襲した場合、サバイバー側がとっさに回避出来ない場合も多く、ヒットさせやすい。

同様に格闘・バニッシュ・必殺技などによってサバイバーをノックバックさせた後も幾分か刺さりやすい。

ただし、レジスタンスを装備しているサバイバーが相手の時はチェンジ使用後から12秒間はダメージ50%軽減、必殺技消費25%、移動速度+25%の強化を受けているため注意が必要。
必殺技をクリーンヒットさせても大したダメージにはならず、むしろ必殺技の硬直などで安全に逃げる時間を与えてしまいかねない。

スキル構成を意識

ものすごく当然の話だが、一人のサバイバーが持つアクティブスキルは4つである。
つまり、目の前のサバイバーがアクティブスキルを4つ使ったのを見た場合、そのサバイバーに逃げる手段はまず残っていないということである。
この場合は容赦なく追いかけ続けよう。

特に妨害スキルを複数積んでいるサバイバーは、チェイス中にアクティブスキルがすべて判明する事が多い。4つすべて使っているのを確認したら、延々と追いかけよう。
同じ理由で移動にグラップリングデバイスなどの逃げスキルを使っているのを目撃した場合、優先して追いかけたい。

これは余談にはなるが、猛者プレイヤーの中には、下のマークやスキンの特徴からサバイバーを見分け、エネ瞬や妨害スキル複数装備などのスキル構成を記憶しているプレイヤーも存在するらしい。

この戦法を行いたい場合、ゲームプレイ設定のプレイヤー名表示を動画配信モードにするといいかもしれない。
サバイバーの名前がSURVIVOR1~7という風に数字で表示され、右下の並び順と数字が一致するようになるので、サバイバーの判別をつけやすくなる。

無限追跡

現在は、グラップリングデバイス変化【ミサイル】などの、短距離を高速移動するスキルが主流で、半永久的に移動することが出来るブルマバイク筋斗雲などの採用率がかなり低くなっている。
そのため、見失わずに追いかけ続けられれば最終的にはスキルが尽き、ダウンさせられるという事が多い。

先程も触れたが、アクティブスキルを4つ全て使い切ったサバイバーも無限に追いかけたい。
気の探知と残像拳で瞬間移動すら追跡できるセルは特にこの戦法との相性がいい。
ただしこの間他のサバイバーは安全に動けるので、ダウンさせる頃には超TMが出てきてしまうこともよくある。

バースト技の使用タイミング

サバイバーを追跡中、格闘や妨害スキルを受けた時、即座にバースト技を使うより、温存した方がいい場合がある。

バースト技使用後に妨害スキルを受けると行動不能を解除する方法がなく、むしろ安全にサバイバーを逃走させてしまったり、反撃してくる可能性があるためである。
サバイバーの動きを見て、逃走するつもりなのか、妨害スキルの重ねがけを狙っているのか考慮してバースト技を使用しよう。

キーキャンプ

ここでは、起動キーの発見・設置を妨害する行為を指す。
基本的には、設置されるまでの間にサバイバーのドラゴンチェンジなどのリソースを使用させ、超TM戦を有利にする目的で行われる。

それ以外にも、無理したサバイバーをダウンさせ、フィニッシュして進化エネルギーを増加させたり、ダウンしたサバイバーが消滅するまでの時間を稼ぐ、ベジータが大猿になるまでの時間稼ぎをする、などの理由でも行われる。

特にフリーザは、手下を召喚できることや、ロック距離が長いことから、キャンプ戦術との相性がいい。そのため最初からキャンプをする前提で行動してもいいだろう。

比較的キャンプ戦術との相性が悪いセル魔人ブウであっても、最後のキー設置を妨害することでリソースを消費させた状態で超タイムマシン戦を始められる。

しかし、デメリットは2つある。一つ目はキャンプしている以外のエリアで、安全に物資を集められてしまい、ロケランクールダウンドリンクなどのサバイバー側のリソースがかえって増えてしまう場合があることである。

二つ目は、サバイバー側のパッシブスキルである「タイムパトローラーのつとめ」を積んでいるサバイバーがいた場合、最後の起動キー設置をわずか3秒で終わらせてしまい、キーキャンプした意味が無くなる可能性が高くなったことだ。
これは運次第になるが、どのサバイバーがこのスキルを積んでいるかいないかどうかが分からないというのが現状だ。

万が一少ないリソースの消費で出し抜かれた場合、デメリットだけが浮き彫りとなり、超TM戦で不利になることは覚悟しなければならない。

キャンプしやすいエリア

エリアの中にも、比較的キャンプしやすいエリアとキャンプしにくいエリアが存在している。

遮蔽物が少なく、3つ存在している起動キー設置位置候補が近いエリアが比較的キャンプしやすい。

以下がキャンプをしやすいエリアの一例である。

早い段階でどのエリアをキャンプするか決めておけば、後述するエリア破壊などをキャンプを盤石にするために使用できるだろう。

隣のエリアを破壊

キャンプするエリアの隣のエリアを破壊することでアクセスしにくくさせればよりキャンプしやすくなる。
あらかじめ、キャンプしやすいエリアの隣を破壊しておくと狙いやすい。

両隣のエリアを破壊すると、Xエリアからしか侵入できなくなり、非常に厳しい盤面を構築可能。入ってくるサバイバーを確認しやすい上、逃げる方向もわかりやすいため、ダウンさせやすい。

ナメック星人キャンプ*8

レイダーがフリーザの場合、ナメック星人がドラゴンボールを所持していることを利用したキャンプ戦術。通称ナメキャン。
本来、フリーザのページで紹介するべきだが、少しばかり凶悪な戦術なため、こちらで紹介する。

レイダーがフリーザの場合、ナメック星人が出現し、基本的にはナメック星人のみがボールを所持している。
そのナメック星人の中でも、ボールを持っている者と持っていない者がいる。フィニッシュをギリギリでキャンセルすれば、フィニッシュを完了せずにボールを持っているか判別可能。

これらを利用して、ボールを持ったナメック星人をキーキャンプと同時並行で見張り、ボールを集めさせないようにしようという戦術である。

民間人の救出には5秒ほどかかり、一度手を離せば、ゲージは最初からになる。そのため、ザーボンドドリアに見張らせておいて、救助されそうになったら必殺技で引き剥すことで、ゲージを最初からに戻せる。
キーキャンプと同時並行で行うと、キャンプ対策かつ逆転要素である神龍召喚を封殺することが可能。

おそらく、キャンプ戦術の中でもっとも盤石な体勢だと思われる。面白いかは別

起動フェイズ

超TM起動システム破壊

超TM起動システムを破壊さえしてしまえば、討伐されない限りレイダーの勝利が確実となる。

当然ながらサバイバーは妨害してくるが、一定時間の破壊で破壊ゲージが減らなくなるため、キリの良い1/3や、2/3までゲージを進めておきたい。

破壊の段階をしやすいタイミングとしては、起動フェイズ開始直後。
サバイバーの戦闘準備が整っていないことが多く、破壊段階を黄色や赤色まで進めやすい。
誰も防衛に来ずそのまま破壊できてしまうこともたまにある

超TM起動ゲージ停止

レイダーが超TM起動システムを破壊している間は、超TM起動ゲージの進行が停止する。
そのためサバイバーの妨害が入って破壊ゲージを進められなかったとしても、レイダーが超TM起動システムに触れた時間だけ超TM起動を遅延させる事ができる。

超TM起動システムに触れて起動ゲージの進行を止めながらサバイバーの出方をうかがう。
討伐されないように回避だけでなく超TM起動システムの壁も利用して、被弾を最小限に抑える。
もしサバイバーが一斉にチェンジして襲いかかってきたら正念場で、それを凌ぎきれれば一気に勝利が見えてくる。

逆にサバイバーを追いかけ回す戦い方だと、超TM起動ゲージを止められないだけでなく、サバイバーに超TM起動を加速させる隙まで与えてしまい、短時間でサバイバーをほぼ全滅させるという苦難を乗り越えなければならなくなる。

蘇生妨害

超TM戦ではサバイバーの数が多ければ多いほど、こちらが不利になるため数を減らしておきたい。

サバイバーをダウンさせることができたら、蘇生されないようになるべく見張っておこう。
また、中には仙豆で自己蘇生するサバイバーもいるので、それを防止するために余裕があればフィニッシュも決めておきたい。
幸い蘇生中には大きな音が鳴るのでわかりやすい。

バースト技の温存

起動フェイズ中のバースト技使用タイミングは討伐を避けるために非常に重要である。

ver3.0.0で追加されたノックバックゲージによって、1発の必殺技では吹き飛ばなくなった関係上、一度妨害スキルを受けてしまうと、行動不能中に複数の必殺技を叩き込まれてしまう。
そして、バースト技使用後に妨害スキルを受けると、行動不能を解除する方法がなくなってしまう。そのため、考えなしに格闘にバースト技を使うのは避けたい。

理想は妨害スキルを食らった後、必殺技や格闘・バニッシュされた瞬間に使用して、相手の攻撃を透かせるといいだろう。
しかし、必殺技によっては持続がバーストの無敵終了後に当たってしまう場合もあるため注意が必要である。

逃げる

サバイバーが基本的に逃げるゲームだが、時にはレイダーも逃げる時がある。

特に複数人がチェンジを吐いてきた場合や、神龍サバイバー、もしくは超TBサバイバーがいる時に拘束されてしまったが最後、必殺技が飛び交って蜂の巣にされてしまうだろう。

それを避けるには一時的に追い込まれない位置に斜め上方向に全力で逃げつつ落下する…といった風に時間稼ぎが有効だ。
この時気をつけたいのは気弾ないし必殺技はできる限り撃たない事。足を止めてしまうので拘束されてしまう。

もし可能ならばこの時に超TM起動システムを触っているサバイバーに気弾を撃ってチェンジを吐かせるとなおさら美味しいが…無理はしなくていい、前述通り下手に撃てば拘束されて蜂の巣にされる。

誰もチェンジできない状況を作りさえすれば、7人盤面からでも超TM起動システム破壊までは不可能ではない。

吐かせる

このゲームはサバイバー側がため込んだリソースを超TM戦で使い果たしてくる。
リソースはため込んだアイテムにチェンジパワーも含まれるので、レイダー側はチェンジを吐かせる事を時には徹底したい。
特に6人以上の盤面の場合はサバイバーを見かけたら気弾を当てる等して同時に吐かせて逃走し~を繰り返していると、サバイバー側が誰もチェンジできなくなり楽に超TM起動システムを破壊できる。

キャンプ戦術中に複数人のチェンジ吐かせた直後にエリア破壊をし超TM戦に持ち込むのも面白い。その場合はすぐに超TM起動システムの破壊を狙う事を忘れずにしよう。
勝ち盤面と調子に乗ってガンガンチェンジを吐いてくるサバイバーの攻撃を凌ぎ、逆転勝利できた時の快感はまさにレイダーならでは。ぜひとも最後まで諦めずに戦いたい。

補給物資破壊

超TM戦中にトランクスが送ってくる補給物資は、サバイバーのリソースを大幅に回復されてしまうため、レイダーとしては何とか阻害したい。

しかしながら、補給物資は自販機と違って破壊不可能であり、そこから出てくる各種物資もレイダーは干渉することが出来ない。
唯一、レイダーが補給物資を消し去る方法は、エリア破壊に巻き込んで消滅させることである。

補給物資の到着位置は、おおよそレイダーと超TMの中間地点である。
そのため、補給物資到着のタイミングで破壊可能エリアの中央~奥側に居た場合、補給物資はエリアXではなく、破壊可能エリア内に投下される。
これをエリア破壊に巻き込んでしまえば、補給物資を消し去ることができる。

補給物資は生存人数が少ないほど中身が豪華になるため、狙う価値が大きくなる。
逆に人数が削れていない時に狙っても、そこまで旨味がない。
また、補給物資はレイダーが有利なときほど早く降ってくる関係上、レイダーがレベル4の時は物資破壊を非常に狙いやすい。
レイダーが有利なときほど、逆転要素である補給物資を封殺しやすいのはゲームとしてどうなのだろうか

脱出フェイズ

脱出阻止

脱出フェイズは、主にサバイバーが脱出用TMで脱出するのを阻止することが目的となる。
超TMの起動システムを破壊するか、超TM起動システム出現前にサバイバーの残り人数が3人以下になるとこのフェイズに移行する。

呼び出しビーコンは、各エリアの特定の場所に出現するので、その周辺を見張っておこう。
しかし、レイダー1人で各エリアにあるビーコンを見張るのはかなり大変。

レベル2から4までの間、最大で3箇所エリア破壊ができる。
3箇所破壊した場合、捜索範囲がかなり狭まる。そのため、脱出が阻止しやすくなる。
逆に、エリア破壊した回数が少なかった場合、広い範囲を捜索しなければならないので、脱出用TMで逃げられやすくなってしまう。
エリア破壊をするかしないかはプレイヤー次第だが、全滅を狙う場合は脱出フェイズに入る前にあらかじめエリア破壊を使い、範囲を狭めておこう。

脱出用TMが呼び出された時、ビーコンから青い柱の光が消えるので分かりやすい。ただし、どこから出現したかは分からないので注意しよう。
幸い、脱出用TMは脱出する時に光るため、かなり目立つ。TMが遮蔽物に隠れていない場合は、遠くからでも目を凝らせば分かる事が多い。

出現した後は気弾や必殺技を2回当てれば破壊可能。
脱出用TMを破壊した時点でレイダー側の勝利となるので、破壊は積極的に狙いたい。

遮蔽物に隠れられてしまうと破壊はほぼ不可能なため逃がしてしまっても気にしない。
4人以上に逃げられるとバトル評価がサバイバーより低くなってどちらの勝ちかわからなくなるが

エリア破壊逃げ

レイダーの体力がかなり減っている場合、練度の高いサバイバーは、討伐できそうと見るやいなや、襲いかかってくる。タイムアップまでの2分間or脱出用TMを破壊するまでに討伐されてしまうと逆転敗北になってしまう。

その中でも、エリア破壊選択中・エリア破壊中は一切攻撃を受けない無敵状態である。
そして、エリア破壊選択は最大で15秒待つことが可能*9

エリア破壊の演出でも16~17秒稼げるため、合計で30秒ほどの時間を稼ぐことが可能。ついでに30秒もあれば自然にバースト技も回復する。
さらにレベル4なら、アルティメット必殺技で更に時間を稼げる。レイダーにもよるが最大で15~19秒時間を稼ぐことが可能。

破壊終了後の硬直は必殺技で狙われやすい。硬直が終わり次第、即回避か即バースト技を使用する準備をしておこう。
ただし、持続する必殺技を無敵終了のタイミングに合わせられると回避が間に合わない場合もある。


*1 セル、ブロリーザマス&ゴクウブラックに関してはレベル2。
*2 ただしハイランドリバーデンジャーグラウンド以外のマップは2箇所しか湧き位置がないので、上限2人である。
*3 ブロリーを除き、レイダーのレベルが2以上になるとエリア破壊が使える。
*4 例外として、ブロリー(超サイヤ人フルパワー)の場合、2回エリア破壊が可能。
*5 ブロリー(超サイヤ人フルパワー)の場合は約8秒。
*6 吹き飛んだ民間人もチェンジパワーS3つ分としてカウントされる。
*7 他のレイダーでもエリア破壊に巻き込めばダウンさせられるが、現実的ではない。
*8 フリーザのみ。
*9 15秒経つとその時選択しているエリアが破壊される。