「使徒」の対策
猫を走らせて命中したサバイバーの動きを2.5秒間動けなくする、スタン攻撃を仕掛けるタイプのハンター。
猫は分裂すると濃い紫で表示される警戒半径とそれより広い薄い紫色で表示される麻痺半径を形成する。警戒半径に入ると猫に取り憑かれ、麻痺半径内に使徒が入ると麻痺半径内のサバイバーはスタン状態となる。
単発攻撃型ハンターだが、このスタンを活かした救助狩り性能が脅威。
BAN
- 2BAN帯までの野良だとたまに出現率の高さとチェイスや救助のしにくさなどからBANするプレイヤーもいるが、基本的に「使徒」のBANはS36現在賢明ではない。
- 野良に「使徒」をBANされて通ってしまった場合、「使徒」に弱いが環境ハンターに強いキャラをピックするなり、認知ガードするなり対策しておこう。
解読
- 開幕はランウェイ(猫ステップ)の加速を使って少しでもサバイバーの元に近づこうとするプレイヤーもいるので、奇襲には注意。
- 他の奇襲型ハンターより不意打ち性能は低いが、地味に素の移動速度が最速のハンターなので、近づかれてスタン無しに殴られることの無いように。
- 解読妨害性能はほぼ無く、キャンプ時もよほど暗号機が近くにないと圧力をかけては来ない。
- ただし、付近にチェイス中のサバイバーがいる場合、愛猫に巻き込まれてしまうとそのまま威嚇で10秒間の解読妨害を食らうことになる。状況によってはタゲチェンに繋がる可能性もあるので、愛猫には触れない事。
- 愛猫は付近にいるサバイバーを透視できるので、索敵能力もそこそこある。猫に触れなくても居場所がバレる可能性があるので、付近を通りかかったらその場から離れるように。
チェイス
結論から言ってPSのある使徒の猫を避けることはほぼ不可能である。ただし、猫にかまれてしまった状態をノーダメージでしのぐことは知識さえあれば、決して不可能なことではない。
- 相手が猫を使える時…
- 猫は障害物を貫通してくる。ここでは安易に板裏待機をしたり窓枠を乗り越えないこと。
- 距離がある程度離れているときに猫を使った場合は遠くに斜めに逃げるように。近くで猫を出した場合は、意表をついて斜め前に切り返すように走ると、猫をかわせることもある。
- ただし、前述のとおり猫を避けることはほぼ不可能なので、猫を避けることに必死になるよりも後述の展開を考えての位置取りが推奨されることになるだろう。
- なお、ランウェイは猫が分裂したあとは愛猫がサバイバーに取り憑いていなくても使用可能。間に障害物がないのであれば、使徒はいつでも距離を詰められるので注意をしよう。
- 猫にかまれてしまった場合…
- 噛まれてからの猫の持続時間はおよそ8~9秒である。これ以降、猫は消えて10秒のCTに入る。
- サバイバーをスタンさせるためには猫を噛みつかせるだけではなく、噛んでアン本体がサバイバーの周囲に出る円形のエフェクトを踏む必要がある。
- 使徒が猫に飛びつくランウェイは広い空間や直線状の通路では脅威だが、それ以外の場所ではほぼ意味をなさない。よって、板の先倒しによるステップルート封じと板割りでの時間稼ぎで猫の効果時間をしのぐことが推奨される。
- ただし、板を倒した瞬間に接近されてスタンしてしまった場合、破壊欲に振られていると板破壊からの通常攻撃が間に合ってしまう。かといってそのまま離れたところでアイテムが無いサバイバーはそのままスタンに追い込まれてしまう。上振りと思わしき場合は、状況によっては殴られる→刀拭き→板気絶の方が時間が稼げるかもしれない。フライホイール効果を持っている場合は破壊欲に振っていてもギリギリで間に合う場合があるので、先倒しが無難。
- 猫が噛んでいる間は板当てを狙ってはいけない。例え使徒の視界を壁越しで封じていても、警戒半径の輪郭によって板裏待機は丸わかりであるからだ。
- スキルのCT中である時…
- CT中に、先倒しが強い板が残っている場所へポジション変更するようなチェイスが推奨される。
- ポジション変更に成功したら、次の猫に備えてできるだけ板を節約する、板倒しのプレッシャーをかけてゆくチェイスができるとベストだ。
- スキルのない使徒は板裏でガン待機されていると非常に苦しい。弾かれ判定となりやすい攻撃モーション、ため攻撃の出の遅さと合わせて芸者並みに板当てスタンを食らいやすいので、悲しく板前で板貫狙いの素振りを続けるぐらいしかやることがなくなってしまう。
- 補助特質について
- 現環境で最も多いのは「移形」で、愛猫を噛ませた後は移形で急接近を狙って来る。こうなるとほぼ1ダメージは確定してしまう。開幕のCTが明けた後はいつでも接近できるものと見て板窓付近に避難したいところ。
- 他の候補としては「神出鬼没」か「瞬間移動」があるが、確率は低め。接近されると厄介なハンターなので、解読型サバイバーがいる時は「瞬間移動」の奇襲を警戒したい。
- 各サバイバーのアイテム使用タイミングについて…
- スタン状態になるとサバイバーはアイテムを使用できない。香水・ステッキ・呪い・ラグビーボール・肘当てといったチェイス補助アイテムを使う時はスタンさせられる前に使うことを意識すること。
- 粘着の際は猫に噛みつかれないように注意。威嚇を使用されて粘着が出来なくなる。また、猫に噛みつかれたままタックルに行くと、使徒の目の前でスタンをして無防備なまま風船攻撃をされてしまう。
- 粘着する際に、猫に噛みつかれたサバイバーの方にハンターを吹き飛ばして麻痺エリアを踏ませてしまうと、噛まれたサバイバーがスタンしてしまうので注意。
- 総じて、チェイス相手としての使徒は、強力なアイテムや占い師のフクロウといったものに頼りきりではない…的確にその場その場でチェイス方針を切り替えられる、プレイヤーの自力が試されるハンターと言えるだろう。
救助
- 椅子前に杭を置き愛猫のフィールドを形成し、救助役を殴りつつスタン、DDや救助狩りを狙うのが使徒の強み。並大抵のサバイバーではまず救助狩りされるので、無理をしない事。
- 椅子前に杭を置かれるとスタンは回避できない。4割ギリギリで救助に行くとスタンで阻止されるので、よっぽど使徒側がミスしない限り救助不可となる。
- コントロール振りも多いのでなるべく遅くても2割程度で椅子前や付近に居れるように救助はかなり早めに行くこと。
- 完全野良等で救助判断が難しい場合は、チェイス役がダウンした瞬間に救助の準備をした方が良い。サバイバーをチェアに拘束した使徒に即座に猫を出させることができれば、4割救助が不可能になるという状況は回避できる。
- 杭を置かれる前や、使徒側が杭を早めに設置した場合は杭が消滅した後なら安全に救助に行ける。
- 中距離で愛猫を食らうと自分の愛猫で1スタン、椅子前の愛猫で2スタンとかなり辛い状況になる。愛猫は絶対に回避する。
- 椅子前に杭を置かれてどうしても辛い状況は、フクロウのサポートや信号銃先打ち等でなんとかしよう。
- 杭を椅子前に設置したうえで通常攻撃を放ち、椅子前でスタンさせてからもう1発当ててくるパターンもあるので、この場合は通常攻撃は絶対に回避すること。
- 椅子の付近で通常攻撃を食らうと戻って来た猫が自動的に警戒範囲に入ることでスタンしてしまい、そのまま追撃されてしまう。こちらは先に警戒範囲に入っている間に殴られれば追撃を食らいにくいが、後から来た愛猫でもう1度気絶される恐れもある。なるべく2匹が集まる瞬間を狙おう。
- 杭を置いてない状態で椅子前に行くことができ、なおかつ杭を置くモーションから即座に椅子に触ればモーション中に救助する事ができる。ただしモーションキャンセルやフェイントに注意。
- 麻痺半径に使徒がいると麻痺半径内のサバイバーは強制的にスタンする。これはオフェンスや野人のタックルにも適応されるため、愛猫が取り憑いている状態やサバイバーを風船に縛る所に麻痺半径がある場合、風船救助タックルは問答無用でスタン阻止されるので注意。
- 救助後の肉壁は猫スタンによって救助者・被救助者ともに足止めされて回り込まれるので困難。
通電後
- 通電の際は、猫の位置に注意。
- 猫のスタンに中治りの加速を潰されて即ダウンという展開がありうる。通電タイミングに気をつけよう。
- ノーワンありの使徒にゲート前待機は厳禁。
- 愛猫に噛まれ、使徒のジャンプで硬直、ノーワンありなので傭兵でもない限り即ダウンという展開が間違いなく起こる。
- それを除けば通電後の対処は他のハンターと大して変わらない。
- 使徒の場合、引き留めるを採用していないことも珍しくない。
- 愛猫に噛まれ、使徒のジャンプで硬直、ノーワンありなので傭兵でもない限り即ダウンという展開が間違いなく起こる。
Tips.
- 以前は野人がイノシシ騎乗中にスタンすると強制的にイノシシから下された(この時のCTは自ら降りた時と同じく30秒)が、アプデで猫を当てても猪から降ろせなくなったので注意
- 猫スタンはアイテム使用や能力使用が封じられるだけではなく解読や回復も出来なくなる。回復粘着中に猫スタンを食らったり流れ猫を拾って解読出来なくなることもあるので注意すること。