「騎士」の対策
特定のハンター以外の場合は、プレイヤーの「勘」と「経験値」が試されるギャンブラーのようなサバイバー。
チェイス
戦術予見が発動すると画面中央下に「?」マークが表示され、その横にローマ数字の「Ⅰ」と「Ⅱ」が表示される。「Ⅰ」の時は攻撃かスキル攻撃の2択、「Ⅱ」の時は攻撃かスキル攻撃か何もしないかの3択になる。予見に成功すると、各特殊効果に加えて騎士に加速バフがかかるようになる。
通常攻撃を予測されてしまうと攻撃が不発、2秒の硬直*1が発生しかつ「騎士」に加速がかかるので、かなりの距離を取られてしまう。スキルに関してはスキルの不発+6秒間の封印のみで「騎士」に加速はかかるもののこちらの動きは制限されないので、選ぶならスキルの方が無難。通電後も「引き留める」による通常攻撃を仕掛けたいので、封印されるならスキルの方が良い。
ただし通常攻撃予見に対してスキルを使って予見を回避する場合、ハンターによってはチェイスにとってほとんど役に立たないスキルを無駄撃ちすることになったり、スキル使用の硬直が入ったりと予見を回避したところで結局不利を押し付けられてしまう。しかも初回をかわしたところでまだ2回目がある。スキル→通常or現状維持と予見されている場合初回が的中すると2回目の予見をスキルによって回避することが困難になってしまう*2ので、スキルで予見を回避しそうな相手ならこれがかなり通りやすくなる。
予見が発動できる間合いは通常攻撃が当たるまで残り数秒くらいの距離であることが多く、スキルを予見していると読めば普通に攻撃が当たる距離まで詰めて殴れば良いだけである。それも含めて考えれば追われる最中は十中八九通常攻撃を予見していると思われるため、距離を開けたくないなら結局何もせずに追い続けるのが安定策とも考えられる。
現状維持も4秒間稼がれる点は厄介だが、その代わり4秒後に攻撃・スキルを仕掛ければ良い。「騎士」が現在どのエリアでチェイスしているかによって、選択した行動を予測しよう。
読み勝てればあっさり倒せるがハマると倒しきるのに時間がかかるサバイバーなので、自信がなければ傭兵のようにアイテムを使わせるまで追うくらいに留めるのも選択肢の一つ。
復讐者のパペットなどのスキルを構えている動作は、スキルを使用した扱いにはならない。スキルを使う振りをすることでフェイントを仕掛けられる。
補助特質はスキル攻撃扱いになる。神出鬼没はもちろん、異常も補助特質なので対象になる。厄介な点である一方で、比較的連発しやすい監視者であればこれを逆手に取ることができる。例えばリッパーは霧の刃込みでも通常攻撃扱いなので、スキル攻撃が無いのと同じ扱いになる。つまり戦術予見では攻撃が選択されやすいが、先に監視者を置いておけば通常攻撃が発動できる。リッパー相手にスキルを選ぶことは予測しにくいので、上手くこの隙を突いていきたい。
例外として「興奮」を使用すればどちらの的中効果も受け付けなくなる。「興奮」自体を予見されると不発になりスキル封印を受けるが、「興奮」のみ使用可能なままなので後出しで対処出来る。ただし予見には成功した扱いになるので、騎士側に加速バフは入る。
戦術予見の範囲外からスキルを放てる道化師*3・使徒・血の女王辺りが有利。操作対象切り替えはスキル扱いにならないので、時空の影も対応しやすい*4。また、破輪の車輪形態によるサバイバーへの衝突は攻撃扱いにはならず*5、車輪形態の間は興奮と同じく戦術制約によるデメリットを受けない。
風船攻撃は通常攻撃を予見されていても出せる。覚えておこう。
トンネルのしやすさ
椅子耐久:100%
救助されるとそこでまた読み合いが発生してしまう。「現状維持」で読まれると面倒なことになるので、救助狩りに自信が無い場合は救助後に即潰すのが無難。
騎士側が戦術予見をタップしてから予見対象の選択までに少し間が必要なため、救助を見てからでも通常攻撃を入れる猶予はある。通常攻撃を戦術予見より先に入力できれば通常攻撃を予見しても発動した通常攻撃は止まらないのでこのタイムラグをうまく突きたい。
解読
解読速度:85%
使用者本人の腕前によって上振れ・下振れの激しいサバイバーで、読み合いに勝てれば楽勝だが、熟練者の場合は面倒な相手となる。当然相手がどれだけの練度を持っているかは未知数なので、開幕狙うかは賭けとなる。
ハンタープレイヤーが使えるハンターが少ない場合、攻撃の手数が少ないハンターもしくは攻撃パターンがテンプレ化しているハンターでは相手に攻撃やスキルを防がれやすいので追うべきではない。
上述の通り解読デバフを持っていることも考えると、開幕狙う旨味は薄い。
残り1個の盤面でもうすぐ寸止めが出来そうだけどこの暗号機に異常を使用すればサバイバーを詰み盤面に出来るという時に、裏向きカードで異常にして相手に見抜かれると戦術予見で異常を防がれることがあることに注意。そのまま通電となると完全に補助特質も裏向きカードも腐ることになる。異常にした後は戦術予見をスカすなどの対策はしておこう。
救助
栄誉共鳴による遠隔救助が厄介で、決められると一度きりの0.5ダメージ軽減効果が発動する。スキルでダメージを取れるハンターならそこまで問題にはならないが単発ハンターの場合は8秒間稼がれることになる。壁越しには発動出来ない点を利用した椅子の選択をしたい。なお、栄誉共鳴は「騎士」がアイテムを持っていなくても発動できる点に注意。
救助前に戦術予見をされても救助し始めた瞬間に効果は無効になるので、サバイバー側に時間の余裕がなさそうなら読み合いを放棄できる。可能なら恐怖の一撃で潰したい。不可能でも最低1ダメージは与えて、セカンド救助をさせないように圧をかけられると理想的。
熟練者はしゃがむ動作で栄誉共鳴の救助をした振りを仕掛けるので、足元をよく見てフェイントかどうか見極めよう。
使徒の「威嚇」は栄誉共鳴の効果も封印できる。
むしろ救助前に戦術予見を見せてくれればラッキーな方で、救助後に戦術予見を挟まれるとさらに時間を稼がれる可能性がある。効果は弱まっているが一応注意しておきたい。
Tips
ハンター毎の戦術予見対応に関する特記事項を以下に記す。
基本的に長押しでターゲットを指定する状態への移行には戦術予見が反応しない。
ここでいう「反応しない」とは通常攻撃、スキルいずれにも分類されず、戦術予見の効果は継続中となり、現状維持の条件を満たす行動を指す。
また「反応しない」行動であってもスキル封印状態の間はその行動自体も大抵できなくなる。
復讐者
黒レオ、パペット召喚、パペット入れ替え*6はもちろん、パペット召喚前後に火を入れる行動もスキル扱いになる。
既に出したパペットを回収する行動には反応しない。
ただしスキル封印状態ではパペットを回収することができなくなる。
道化師
パーツによる改造には反応しない。
ただしスキル封印状態では改造することができなくなる。
戦術予見を受けて行動が不発になった場合は、取り付けたパーツも消費しない。
スキル予見を受けている時にロケットダッシュを使おうとすると、ロケットを構えるモーションだけ取ってスキル封印を受ける*7。
戦術予見の間合いの外からロケットダッシュで突っ込む分にはスキル封印を受けることは無いので早めに使って接近し、近い距離ではダッシュするか慎重に考えよう。
断罪狩人
チェーンクロウ→通常攻撃のテンプレ攻撃型なので読まれやすい。
怒りチェーンクロウによる連続移動の間にスキル予見されると厳しい。
タイミング次第では通常攻撃を空撃ちする余裕はなく、チェーンクロウがクールタイムに入るかスキル封印を余儀なくされる。
リッパー
寒霧(霧の刃)は通常攻撃に付随するものであり、通常攻撃を予見すれば発動そのものを防げるため、騎士側からすれば通常攻撃予見が安定になる。
補助特質を使用すればスキル扱いになり、通常攻撃の予見を回避することが可能だが、2連通常で予見されるとほぼ手を出せなくなってしまう。
何もしない(できない)状況になりやすいので現状維持も通しやすいと極めて不利な読み合いを押し付けられがち。追わないか興奮での対処が賢明。
なおスキル封印状態になると通常攻撃を振っても霧の刃が出なくなるため、的中するとどっちにしろ霧の刃が出せない。
予見が的中した場合はその行動が不発になるため透明化は解除されない。スキル封印状態でも透明化は封印されない。
結魂者
チェイス中は糸吐きや糸張りをしたくなる場面が多いのでスキル予見が刺さりやすい。
芸者
苦海ダンス(アゲハ飛ばし)もスキル扱い。
苦海ダンス→刹那生滅→通常攻撃のテンプレ攻撃型なので読まれやすい。
離魄移魂の発動はスキル扱いだが、滞空状態をキャンセルする自然落下は反応しない。
離魄移魂や刹那生滅を予見した時、美人相であれば般若相にならず美人相のまま。
白黒無常
無住涅槃の鎮魂傘を手元に引き戻す行為もスキル扱い。
これを予見されると引き戻しが発生せず、鎮魂傘はその場に放置される。
スキル封印中に鎮魂傘が設置制限時間を超過した場合は、傘が戻るエフェクトなしに即座に手元に戻る。
スキル封印状態でも鎮魂傘の索敵能力は維持される。
諸行無常-増強による切り替えで発生する吸魂揺魄、洗魂の鈴には反応しない。
写真家
スキル封印状態では写真機によるカメラ撮影が不可能になる。写真世界の行き来は問題なく可能。
写真機による写真世界の形成には反応しない。
補助特質を除くとスキルが写真世界がある時しか使えない瞬影留痕か、存在感がMAXにならないと使用できないパラパラしかないので、存在感MAXになるまで通常攻撃予見をさばくのが難しい。
写真家独自の仕様があるため鏡像で存在感を溜めやすいのが救い。「騎士」は鏡像でケアする方が良いかもしれない。
パラパラが使えるようになっても0.5秒前に移動する=ほとんどの場合距離が開いてしまうので、予見を回避できたところで結局追う時間が増えるなど、リッパーと並ぶ不利組。
狂眼
制御台へのアクセス、仕掛け壁の生成には反応しないため壁を使う分にはほとんど制約を受けない。
存在感で開放されるコントロール端末やオーバークロックがスキル扱い。
ただしスキル封印状態の間は制御台へのアクセスができなくなる。
黄衣の王
悪夢凝視の発動や悪夢侵蝕はスキル扱い。
深淵触手の生成は特殊で単押しで即座に深淵触手を生成した場合には反応しない。長押しでの生成はスキル扱い。
夢の魔女
本体への戦術予見は不可能。信者は通常攻撃か補助特質の二択なので通常攻撃予見が安定に見えるが、戦術予見の効果範囲に複数の信者が存在する場合、夢の魔女側のプレイヤーが誰を操作しているかに関係なく最も「騎士」に近い信者にのみ戦術予見が入る。
もちろん戦術予見が入った信者以外の信者や本体で行動すれば戦術予見は反応しないので、これを活かしてうまく立ち回りたい。
ただしそうなると逆に「騎士」側は現状維持を決めやすくもなる。
通常攻撃予見が的中して硬直している間も操作キャラ変更は可能であり、また操作キャラの変更には反応しない。
万一補助特質を的中させられてスキル封印状態になっても操作キャラの変更は問題なく可能であり、他の信者や本体のスキルは自由に使用できる。
泣き虫
怨霊消滅(魂を引き寄せるスキル)→通常攻撃のテンプレ攻撃型なので読まれやすい。
安息の道使用前に安息松の苗を消費する行為には反応しない。
魔トカゲ
あまりないと思われるがジャンプ中に戦術予見を受けた場合、任意の垂直落下、再度のジャンプ、ジャンプ中の落下攻撃全てがスキル扱い。
ジャンプ中の落下攻撃を予見された場合、即座に地面に降りる。
再度のジャンプ、任意の垂直落下を予見された場合、今やっているジャンプをそのまま完遂してからスキル封印が発動する。
血の女王
本体と鏡像の挟み撃ちを狙う場合、騎士も戦術予見の読み合いに持ち込むべく本体の方へ寄ってくる。
鏡像の攻撃は戦術予見上は通常攻撃に分類される*8。
つまり騎士視点、鏡が出たタイミングで本体に近寄って通常攻撃予見がほぼ安定で、攻撃を防御されて時間を稼がれる。
予見の範囲外からなるべく鏡像のみで処理できるのが理想的な対応になる。
ガードNo.26
爆弾の起爆時間調整には反応しない。
ただしスキル封印状態中は起爆時間を調整できない。
スキル封印状態の間も既に設置した爆弾は問題なく爆発する。
リモコン爆弾の起爆もスキル扱い。
「使徒」
騎士が粘着の立場の場合、ランウェイ→通常攻撃のコンボが読まれやすい。
ランウェイを封じられると距離を詰められなくなる。
急襲中の任意の分裂はスキル扱い。
そのため急襲発動後に戦術予見を受け、任意の分裂を的中するとスキル封印状態になり、愛猫は分裂せず即座に消失する。
自然に分裂するのを待てば反応しない。
分裂後に発動したガイドを予見され、スキル封印されると分裂した愛猫の行動は変化しない。
スキル封印状態では麻痺エリアが機能せず、愛猫に憑りつかれたサバイバーに近づいてもサバイバーがスタンしない。
ただし愛猫の警戒エリアに入るとスキル封印状態でも憑りつかれる。
ヴァイオリニスト
奏鳴曲の2個目の音符を予見すると、既に設置されている音符も消える。
無窮動を予見すると、既に設置された旋律の弦楽も消える。
彫刻師
象形墓場の発動はスキル扱い。発動した象形墓場から自身の視点に戻る行為には反応しない。
スキル封印状態でも崇高の形の生成、追尾は問題なく機能する。
「アンデッド」
あまりないことだがエネルギー衝撃発動後に予見を受けても、その後の飛び斬りは反応しない。
同じく重叩き1回目の後に予見を受けても、続く重叩き2回目の発動には反応しない。
エネルギー衝撃のダッシュ距離が長く、戦術予見の範囲外から強襲が可能。
破輪
輪刑(変形)による通常形態から車輪形態への移行はスキル扱いだが、車輪形態から通常形態への移行には反応しない。
車輪形態中に予見を受け、沈黙の輪および突刺の輪を使用した場合スキル封印状態にはならず、行動も中断されないが予見自体は成功した扱いになる。
そのため奮起による移動速度増加効果が「騎士」に付与される。
車輪形態の間は減速以外の妨害効果を受け付けないという興奮に近い性質があるため、似たような処理がされていると思われる。
漁師
銛の任意回収もスキル扱い。驚波も含めこれらの予見に成功しても回遊モード自体は中断されず継続し、スキル封印中に銛の設置時間が超過しても銛が戻るモーションは発生し、銛が生成する淵も通常通り機能する。
回遊モード中は通常攻撃ができないのでスキル予見が確実に刺さる。
とはいえ的中したところで回遊を中断できないくらいで、淵は機能するため有効打になるかは怪しいところ。
ただし銛の回収を見て通常攻撃を予見されると行動不能になる。
蝋人形師
打設の発動だけスキル扱い。戦術予見を受ける前に既に蝋を飛ばしている状態であれば反応しない。
打設の中止も反応しない。熔蝋の任意中止はスキル扱い。
「悪夢」
飛走は通常攻撃の派生型であるため通常攻撃扱い。
覗きは使用・ロック状態の解除には反応しないが、ロック状態が成立した時「スキルの使用」と認識される。
書記官
記録の任意終了もスキル扱いのため、記録を始めた後に戦術予見でスキルを予見されるのが厄介。
証拠認定が使えない間は基本的に欲しい行動を見た直後に記録を終了し、逆再生で即座に欲しい行動を出すという手順がセオリーのため、これをされると欲しい行動の後に余計な行動を記録せざるを得なくなり、獲得したシーンの使い勝手が悪くなってしまう。記録中に戦術予見を受けたら通常攻撃を振るべきか考える必要がある。
証拠認定のオンオフや再生逆再生の切り替えは反応しない。
ただしスキル封印状態の間はこれらの切り替えもできなくなる。
審査の発動はスキル扱いだが、審査の俯瞰視点から自身の視点に戻る行為は反応しない。
隠者
電極の切り替えには反応しない。
寄託中に予見を受けても再臨を使用せずその場に落下した場合は任意でも時間超過による自動でも反応しない。
電流磁場の行使は戦術予見の範囲内で繰り広げられやすい。駆け引きが苦手なら序盤は相手にしない方が良いだろう。
存在感がたまってくれば再臨で戦術予見の範囲外から強襲できるようになる。
変換はマップを見るだけなら反応しない。回路接続がスキル扱い。
スキル封印状態の間は切り替えやマップ確認ができなくなる。
夜の番人
風域制御、風域の任意による使用中断、風行の強化中の板窓乗り越えには反応しない。
スキル封印状態の間は風域制御ができなくなる。
オペラ歌手
潜行→通常攻撃のテンプレ攻撃型なので読まれやすい。
スキル封印状態になると潜行状態が解除される。
戦術予見の範囲外まで近づくのはたやすいがそこからの詰め方が難しい相手。
戦術予見はスキル読みが多め。通常攻撃が届く間合いにいない場合は跳躍を使いたくなるし、影の範囲外に出てしまえば安全になるためである。
いっそ影を渡るのを諦めて徒歩から素跳躍をするかどうかの駆け引きに持ち込む方が良いかもしれない。
「フールズ・ゴールド」
つるはしを刺した後に戦術予見を受け、つるはしの引き戻しが的中しスキル封印状態になった場合、つるはしが設置時間を超過してもつるはしが戻るモーションがなく、即座につるはしが手元に戻る。
この時スキル封印状態でも崩壊は発生する。引力の石にも連動する。
時空の影
イース人に戦術予見は不可能。本体が戦術予見を受けている時、イース人の全ての行動に反応しない。
イース人の分離と呼び寄せはスキル扱いだが既に分離したイース人との操作キャラ交代は反応しない。
ただし夢の魔女と異なりスキル封印状態の間は操作キャラ交代ができなくなる点に注意。
「足萎えの羊」
檻の破壊はスキル封印状態でも可能。
檻の大きさ調整は反応しない。
ただしスキル封印状態の間は檻の大きさを調整できない。
「フラバルー」
刀拭きが存在しないフラバルーだが、通常攻撃の予見に成功すれば2秒間動きを止めることができる。
ダブルサプライズの任意回収には反応しない。
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