伝統/寸評

Last-modified: 2025-11-09 (日) 08:34:22

主観性の極めて強い項目なので、初心者向けの参考程度と捉えてください。

寸評

【軍事系伝統】覇道・家畜化・不屈の三種。伝統全体で見ても覇道が群を抜いて強く、また宇宙生物中心で軍拡を行う場合限定で家畜化も強い。

  • 覇道:★★★★★
    艦隊を中心とした軍事力を強化する伝統。
    本作において全く艦隊を作らないプレイは非現実的であり、たとえ平和主義や非戦プレイであっても抑止力のための艦隊は必要になるし、大ハーンや覚醒帝国、危機勢力との戦いに備えて軍事力を整える必要がある。
    その軍事力に直結する覇道は必須級と言っても過言ではないが、一方で内政には寄与しにくいためただちに軍事力を高める必要が無ければ取得を遅らせたい。
    逆に隣国が絶滅主義であることが判明したなど、戦争が迫っている場合には早期取得も視野に入る。
    またツリー完成で解禁される外交スタンス「至上主義者」は艦隊戦力が充実していれば外交発言力を爆発的に高められる点で非常に優秀。
    他にも同じくツリー完成で解禁される「戦争ドクトリン」はどれも優秀な効果を持っており、加えてこの補正は防衛PFや星系基地にも適用される為、縦深防御ならほぼ常時発動、無撤退はノーリスクになる。
    Ver4.0以降は幾つかの新要素で基地や防衛PFを用いた自動防衛戦術も強化されている為、不屈とはまた違った方向でこれらを重視した戦略にも貢献出来る。
    (環境Ver.4.1.7)


  • 不屈:★★★☆☆
    「覇道」と同じく軍事力を強化する伝統だが、こちらは防衛戦向けの効果が中心。
    もちろん本作での戦争は艦隊戦が中心になるものの、消費される合金に対するコスパは中盤までなら星系基地や防衛PFのほうが良いため、これらの強化は防衛力を確実に高めてくれる。
    さすがにゲーム終盤だと艦船側の性能向上に追い抜かれてしまうものの、星系基地のアップグレードコストの削減は、修理のための拠点や停泊地から生じる宇宙軍許容量の増加を促すため、間接的に艦隊を支え続けてくれる。
    総じてゲーム難易度が高いほど有用性が増す。
    なお、星系基地にかかる各種の補正はジャガーノートにも適用されるため、ジャガーノートを前線に投入する際にも役立つかもしれない。
    また星系基地許容量が増えるので建造物などで宇宙軍許容量やEN、交易、食料をPOP不要で増産できるのは序盤の利点
    Ver4.0以降は伝統コンプリートでアセンションパーク「恒久警戒態勢」の取得が解禁され、強力な防衛用の政策が追加されたため有用度が上がった。
    (環境Ver.4.0.21)


  • 家畜化★★★★★(宇宙生物を主力とする場合に限る)
    宇宙動物の軍事利用に大きなバフをもたらす特化型伝統ツリー。前提として人工交配の研究が必要。宇宙動物の運用を前提として見ると不可欠と言えるほど強力なバフが揃っており、採用しない選択はまずないだろう。当然だが、宇宙動物を運用しない場合、基本的にこのツリーを採用する旨味はない。生物艦セットでプレイする場合食料を消費したくない、ベヒモスを運用、育成するのにも多量の食料を消費するので食料以外で軍艦を生産したい場合カサロイドなど鉱物消費で生産できる宇宙動物を使う場合にも有用。
    (環境Ver.4.0.21)

【外政系伝統】外交・策略・政略・敵対の4種。外交は状況次第で強力なので取るなら外交だが、それでも状況は選ぶ。他3種は弱い。


  • 外交:★★★★☆(※周辺状況による)
    名前の通り、外交まわりを強化する伝統。
    他国とどう付き合うにせよ、敵国を減らして友好国を増やす手段があるに越したことはなく、基本的には強力。孤立状態を避けやすくなるため、初心者にもオススメできる。
    多数の国と友好関係を維持する場合、不可侵条約や防衛協定等の条約の影響力コストが重くなるが、外交の伝統はそれも半減してくれる。
    今の環境は好意をかなり入手しづらいので、好意入手手段を持つこのツリーは友好関係を保ちながら銀河共同体や属国化などの平和的な他国のコントロールに有利に働く。
    もちろん、自国の周囲が敵対的な帝国や絶滅主義帝国ばかりなら無意味だし、自分で連邦を立ち上げるならまだしも、既存の連邦に後から加入するだけならなくても問題ない。
    ゲームの展開次第では他国の顔色を窺う必要もなくなるため、採用するなら早いほうが良い。
    Ver4.0からはテクノロジーに連邦を結成する技術ができたため連邦を作るだけなら採用しなくてもよいという選択肢もでてきた。
    (環境Ver.4.0.21)


  • 策略:★☆☆☆☆
    諜報まわりを強化する伝統。
    現環境だと諜報作戦の効果そのものが微妙なため、この伝統もあまり有用ではない。
    艦船の回避や追尾を底上げする効果も内包しているものの、その効果を目当てに採用するだけの価値はない。
    (環境Ver.3.12.4)


  • 政略:★☆☆☆☆
    銀河共同体に特化した内容の伝統。
    銀河共同体は有用ではあっても必須ではなく、この伝統も有用性を発揮してくるのは中盤以降となるので、ニューゲーム時の設定やプラス中の方針などで評価も変わってくる。
    銀河共同体に及ぼす効果は強力なので伝統専用の決議などもしっかり使うのであれば採用したほうが良く、そうでないなら採用する必要は無い。
    (環境Ver.3.8.4)


  • 敵対:★☆☆☆☆
    宿敵宣言に特化した伝統。
    宿敵宣言により様々な恩恵を得られ、宣言の対象とできる帝国の数も増加する。特に格上相手の宣言は効果が大きい。
    上限まで宣言ができれば大量の影響力と補正が得られ、宿敵相手の戦争にも強くなれる。
    しかし複数の帝国に宿敵宣言をすれば当然ながら外交的に孤立しやすくなるし、共通の敵を得て関係を深めた帝国が足並みを揃えて殴りかかって来る可能性も高くなるなど、極めて慎重な舵取りを強いられる。
    何とかそれを乗り越えて大国になれたとしても、今度は没落帝国くらいしか宣言の相手がいなくなり、効果の殆どが腐ってしまうのも困りもの。
    綱渡りの外交とその状態からの成り上がりそのものを楽しむプレイでもなければ採用価値は低いと言わざるを得ない。
    評議会方針「第二撃」は宿敵相手の休戦を破棄するという唯一無二の面白い実行効果が得らえるが、勝利での休戦ならその時点で宿敵でなくなってしまう場合が多く、
    第二撃という名前に反し、同盟破棄したての相手に奇襲を仕掛ける使い方が主になるだろう。
    (環境Ver.3.11)

【内政系伝統】適応・発見・支配・拡張・調和・同期・商業・繁栄・多様性・才能・国造り・アーカイブ学・物流の13種。序盤では初期拡張に有用な発見・才能・拡張・支配が強く、終盤では惑星アセンションを強化する調和・同期が強い。他は好み程度。


  • 適応:★★★☆☆
    惑星開発を中心とした内政をサポートする伝統。機械知性では使えない。
    採用時にアンロックされる方針「自然征服」がなかなか有用で、序盤に取れば目に見えてテラフォーミング系技術の解禁が早まる。
    以前は建造物スロット追加や居住性の底上げが最終盤に腐るという欠点があったが、前者は区域上限追加に置換され、後者は遺伝学ツリーにて変異原性居住性を取得することで最後まで恩恵を得られるようになった。
    ツリー完成時に得られる開発構想へのボーナスは、学術惑星や産業惑星などにも通常では適用されない産出力の強化を施す強力な代物。統合力を惑星アセンションにつぎ込めるような段階ではなかなか大きな効果をあげてくれる。
    序盤から終盤まで出番がある便利な伝統で、序盤は採用するに留めておき、要所要所で必要なボーナスを取得しながら、ゆっくり完成させるのも良い。
    特に集合意識帝国は、区域から得られる住居の少なく、居住適性との相性を移民協定で克服することもできないため、この伝統と相性が良い。
    半面、完成時のボーナスはリングワールドや軌道上居住地などには適用されないため、「宇宙生まれ」や「砕けたリング」などの起源とは相性が悪い。
    Ver4になり、植民地の特化によって出力を大きく偏らせることができるようになった内政システムが開発構想ボーナスとの相性を際立たせている。
    遺物惑星を筆頭に、宇宙嵐やランダムイベント由来の強力な惑星特性を持った植民地の強みをフルに発揮させるために終盤に採用することが検討される。
    (環境Ver.4.0.22)


  • 発見:★★★★☆(初手選択の場合)
    序盤向けの探索関連のボーナスと、中盤以降に向いた研究関連のボーナスが混在する伝統。
    特に序盤においては、最初から取れる「勇敢に行く」と「科学部門」の恩恵が大きく、場合によって「総合技術教育」まで取得してみるのも良い。
    「勇敢に行く」、布告の「星図作成」、評議会方針の「未知の究明」と探索速度の積み増し手段を多段に揃えているため、取ると取らないとで星系の探索速度は顕著に変わる。
    精神主義帝国など、統合力の貯まりやすい帝国は最初の科学者交代前に3つ全てを取得することも不可能ではない。
    裏を返せば、序盤に取らなければそれだけ価値も下がるというわけだが、「拡張」などの競合相手の存在も考慮すると、悩ましいところ。
    「科学への信仰」は雇用できる研究者の数が最大化する中盤頃までに取得できれば良いので、最初の2~3つだけを取ったら他の伝統に移るのもアリ。
    科学者および研究の強化に特化した国是「技術官僚の支配」との相性は、言うまでもなく良好。
    科学者が統治する君主制帝国であれば、「哲人王」も悪くはない。
    (環境Ver.3.12.4)


  • 支配:★★★★☆
    かつて権威主義との関係性が強かった名残で、奴隷と労働者による資源産出の増量などの効果を持つ。
    奴隷や労働者を酷使するのであれば「労働のための動機付け」の採用で解禁される布告「シフト延長」がかなり強力である。
    「植民地総督」による影響力の産出量増加も魅力的で、状況次第では「拡張」の伝統によるコスト削減以上の効果を発揮する。
    そのため、影響力目当てで解放し、中盤以降に完成させるという手もなくはないのだが、通常帝国の場合ツリー採用時の効果がそれほど強くないという欠点がある。
    一方ゲシュタルト帝国の場合の採用ボーナスは快適度消費の減少となり、快適度に悩まされる集合意識や機械知性にとっては非常にありがたい効果となっている。
    一応、ツリー完成時にPOPからの帝国規模が10%減るほか、連邦種別「覇権体制」が解禁されるので、通常帝国にもそれなりの見返りはあると言える。
    (環境Ver.3.12.4)


  • 拡張:★★★★☆(広大な領土拡張を志向する場合)
    植民地の拡大と人口増加をサポートする伝統。POPの数が国力に直結する本作の仕様と噛み合っており、初心者から上級者まで幅広く恩恵に預かれる。最初に取得する伝統の最有力候補として推す声も多い。
    ただし、遂にVer4にて初期POP追加が取り上げられ、都市区域追加に変更された。
    最序盤の都市区域コストである鉱石500の差は大きいのでありがたみ自体はあるのだが、さすがにPOP追加に比べれば随分弱い効果である。度重なる伝統の調整によって最序盤の必須度合いに関しては過去に比べたらかなり弱くなってきている。
    それでもなお、「大国を作り上げる」という観点では垂涎の効果が目白押しであり、多少後回しにする余地が増えただけで依然として選択肢としては十分検討されうる。
    特に定期便ネットワークによる星系・植民地の帝国規模圧縮は帝国の特権、恒星間の支配権、民間試掘業者などとの組み合わせが強力であり、特に序中盤の拡張過程における帝国規模をコンパクトにすることでPOP成長に集中できる。
    採用と同時に解禁される評議会の方針もなかなか強力で、他勢力との戦いでまとまった数の入植地候補を得たタイミングで実行できると尚良し。
    (環境Ver.4.0.22)


  • 調和:★★★★★
    非ゲシュタルト帝国専用の伝統。
    ツリー完成までに得られる効果は統一感こそないが、個々の効果は優秀なものが多い。
    POPから生じる帝国規模を削減する「連帯感」と、リーダーの寿命を延長しつつネガティブな特性を減らす「精神と肉体」は特に優秀。
    ツリー採用時に解禁される評議会の方針は安定度を向上させる効果であり、実行時の効果量も高めなので中盤までに採用できれば有効活用できる。
    ツリー完成時の効果は惑星アセンションの効果を増強するもの。伝統を取り終わった後は、統合力をアセンションに使う機会が増えるので、終盤でも腐りにくい効果となっている。
    (環境Ver.3.12.4)


  • 同期:★★★★★
    ゲシュタルト意識専用の伝統。「調和」のゲシュタルト意識版であり、得られる効果も酷似している。
    シナプスドローンから快適度が出るようになる「本能的同期」は伝統全体で見てもかなり強力。
    POPが増えやすい集合意識帝国にとってはPOPからの帝国規模を減らす「同期エージェント」もありがたい。
    非ゲシュタルト帝国にとっての「調和」と同じく、ツリー採用の見返りは大きい。
    (環境Ver.3.12.4)


  • 商業:★★★☆☆
    交易に特化した伝統。
    Ver4になって交易価値が交易と名前を変えて実質的な第二の通貨になり、なおかつ算出方法が大幅に変更されて以前よりも意識せずに交易価値を生み出すようになったので重要性が大きく上がった。
    また、市場を通じて資源をエネルギー通貨に変換する際に手数料が二重取りされるようになり、著しく効率が悪くなっているので交易政策と市場手数料減少の価値が上がっている。
    交易路の廃止によってロスを神経質に気にする必要性もなくなったため、交易価値を他資源に積極的に変換する上では以前よりも取得の意義が大きくなっている。
    企業帝国の場合、支社建造物によってトレーダーの職業枠を大量に首都に追加できる点が特に相性がいい。
    一方、市場手数料は銀河証券取引所のスパムによって最終的には最低値に下げられることができるようになった他、企業帝国は交易を出すのが簡単すぎて容易にだぶつかせることができるため商業を取るまでもない、という側面もある。
    (環境Ver.4.0.21)


  • 繁栄:★★★★☆
    資源の生産量を増やし、消費量を減らし国力を底上げする内政強化型の伝統。
    あらゆる場面で効果を発揮する汎用性が高い伝統だが、一方でどれも地味な効果であり急いで取りたいような伝統でもない。
    中盤向けの伝統だが、採用時のボーナスが採掘ステーションからの資源産出が重要な序盤において有用なので、とりあえず採用だけしておいて、他の序盤向けの伝統を完成させてから戻って来ても良い。
    Ver4.0新起源ウィルダネスでは生産に苦労するバイオマスの消費を削減できる最速の手段なので初手で選択がおすすめできる。ウィルダネスなら初手取得及び★★★★★相当。
    コスト削減まで取ったら従来通り、他の伝統を取りに行くのも手
    (環境Ver.4.0.21)


  • 多様性:★★☆☆☆
    機械知性専用の伝統。機械知性では取得できない「適応」の代替品のようなもので、ツリー完成時のボーナスもかなり有用。
    途中で得られる効果も「適応」に比べてやや強力ではあるのだが、機械知性の特質を考えると少し物足りないか。
    その他、「普遍的互換性」の効果が外交関係である為、周辺の状況や国是に左右される部分もあり悩ましい。
    (環境Ver.3.8.4)


  • 才能:★★☆☆☆
    リーダー関連の要素に特化した伝統。
    雇用コストと維持費の削減は最序盤ならともかく、中盤以降は誤差と呼んで差し支えない程度であり、リーダー特性の選択肢や候補数の増加は便利ではあるものの、リーダーを直接強化するわけではない。
    解禁される評議会の方針「指導者の訓練」も、リーダーの数が多いほど一人あたりの獲得経験値が減るため、ほとんど役に立たない。
    一応、初期特性の追加やネガティブな特性の減少は依然として有用であり、採用を検討するならこの部分にどれだけの価値を見出せるか次第だろう。
    重たる利点としては「レベルアップ時のリーダー特性の選択肢が増えること」「追加の特性を得られること(例えばレベル1時点で特性を二つ持てる)」「リーダー枠が増えること」。そのためリーダーが質・量ともに的にかなり強化される。
    個人主義帝国ではそのように強力なリーダーを作成しても死んだり引退したりするため意味が薄くなるが、
    ゲシュタルトや機械知性の場合、評議会が不死であるためリーダーの質的強化の恩恵がかなり大きい。(死なないということはプラスではあるものの外れの特性を引いてもリストラが困難であることも意味するし)
    特に科学者の質・量が増やしやすく、熱心(一定レベルに達するまでリーダー枠を食わなくなる)の特性も引きやすいことから、科学者を大量雇用しての序盤の探索ではかなり役に立ち、発見の代用として使用することもある程度可能。
    勿論司令官や役人も強化されるため、幅広い分野での恩恵が期待できる。
    (環境Ver.Ver.4.1.7)


  • 国造り:★★★★☆
    リーダーと評議会を強化する伝統。
    ツリー完成時のボーナスが帝国規模を減らす効果。
    最序盤の地盤固めが終わったくらいの時期であれば評議会の恩恵も受けやすく、特に寡頭制帝国だと評議員の効果的なスキルに対する補正がシナジーを発揮するため、なかなか強力。
    方針実行で積み立てられる経験値のために実行時だけ一瞬成長させたいリーダーを配置すれば、高レベルになってからも成長させやすい。
    評議員リーダーを置きっぱなしにする場合は寿命に注意。ゲシュタルト意識の場合、ノードはプレイ中ずっと経験値が積み増されることもあり採用価値が上がる。
    (環境Ver.3.11)


  • アーカイブ学★★☆☆☆
    グランドアーカイブの活用に特化した伝統。前提としてグランドアーカイブの研究が必要。アノマリー発見率と考古学発見率の微増は嬉しいが、展示優先はほぼ死にスキル。
    ただ、ツリー完成時と完璧な展示から得られる展示品出力の強化はバカにならない数値で、直接軍事力に貢献する標本もあるなど有用性は捨てたものではない。快適度や安定度、POP成長速度などを増やせる強力な逸品も少なく、中には国是に匹敵する効果を発揮するものもあり、レアリティの高い標本を揃えられた場合の出力は圧巻。
    とは言え実際にはそこまで都合よく有益な標本が手に入る機会は少なく、効果が標本の入手に大きく左右される安定性の低さが問題となる。現VerではAIが標本に対して頓着しない為、出現数を絞ったり外交が不得意な帝国でなければ貿易を駆使して3項目とも埋める事は容易いが、終盤でも有力と呼べる標本は限られている。
    貴重な伝統ツリーを消費する為、序盤を過ぎたら殆ど無価値になる標本しか手に入らなかった場合はかなりの痛手となるだろう。
    イベントでの獲得と探索への補正で標本入手の期待値が高い『トレジャーハンター』、『汚毒神の騎士』、『宇宙忌避』あたりの起源とは比較的相性が良い。
    国境外の考古学地点発掘は他国の領土内は掘れないものの、マローダーの奥や排他没落の隣接星系などの空白地帯に残っている・見つかることは割と多く、状況次第では役立つ。
    この伝統を取得した際は初期拡張が終わった後も調査船を常に空き星系に向かわせ、クロークやジャンプドライブも駆使して銀河の反対側まで徹底的に考古学調査地点やアノマリーを探すように立ち回ろう。取得出来る標本や発掘出来る調査地点が増えて伝統の強みを大いに活かせる。
    一部の考古学調査地点は発掘の為に基地を建てようにも影響力をカンスト数値(1000)で要求される。しかしこの伝統を取得していれば1つも支払わずに調査を行えるので、イベントを見たい人は取得を考えてみよう。
    (環境Ver.4.1.7)


  • 物流:★★★★☆
    ゲシュタルト意識用の交易価値に特化した伝統。
    Ver4以前まではゲシュタルト意識には無縁だった交易価値が実質的な第二の通貨になったため、新しくできた伝統。
    ゲシュタルト意識は交易価値産出が苦手なので欠点を解消しつつ序盤の各種資源のやりくりを快適にするのに有用。
    非ゲシュタルト意識と違って評議会の方針や通称連合、交易政策がアンロックされないなど若干見劣りはする。
    基本的に商業と同じなので序盤の立ち上がりを楽にするためのものなので取るなら1,2番手あたりをお勧めしたい。
    余談だが機械ゲシュタルト意識なら多様性と合わせて取ることで市場手数料をさらに減らすことができるが伝統枠2つ使うほどの有用性があるかは疑問。
    (環境Ver.4.0.21)

コメント

  • アーカイブ学のいいところは、取得直後は研究力+などが都合が良くて、中盤になると陳腐化するからそれを置き換えられるところ。展示優先も選択することで比率的なプラスもマイナスもないが、10年毎だけど時々の必要なものや偏ってる展示を考慮できるところがいいのよ。完璧な展示のためにNPCからかき集めることが必要だから外交できないと価値が下がる -- 2025-01-28 (火) 08:20:20
    • 伝統には何の罪もないが「完璧な展示」があると、効果は要らないが希少以上の標本と、有用だが普通の標本のどちらを優先するかという余分な悩みを抱えることになる…。 -- 2025-01-28 (火) 16:46:33
    • 外交しなくても他国のグランドアーカイブある星系攻め込めば標本奪えますよ -- 2025-01-28 (火) 19:28:21
      • 攻め込む手間もあるが、落としても全部奪えてるわけではないはず。(そのうち修正されそうだが今は)友好的なAIはどんなに価値が高い標本でもタダ同然で売ってくれるので、外交ができる国の方がアーカイブ学の価値が断然高いのは間違いない。 -- 2025-01-28 (火) 20:09:32
  • 上で才能の話出てるけど全盛期のこいつで一番やばいのは各種リーダーのスキルレベルの合算分でボーナス入るやつで、そのうちの総督(今の役人)でのボーナスがレベル合算×2の分だけ帝国規模下がるって正気を疑う効果してたのに他も強いから本当に最強だった -- 2025-01-29 (水) 15:32:21
  • 最近序盤は拡張アーカイブ学国作りor調和で安定してきた。アーカイブ学は強くはないけど地味に有能 -- 2025-02-08 (土) 10:53:44
  • 宇宙生物主力プレイしてみたいから家畜化取るとして、別にそれで覇道の需要が低くなるわけじゃないし、非ゲシュなら鉱物浮かすために商業取るメリットが増えるしで、伝統枠がかなり厳しくなるなあ。 -- 2025-02-19 (水) 12:44:31
  • トレジャーハンターでアーカイブ学+考古学で標本から工学300安定度20交易90%とか出てて流石に強かった -- 2025-03-23 (日) 00:36:28
  • アーカイブ学は標本入手が不安定なのが欠点だけど星3以上でもいいと思うな。特に下衆タルトだと快適度がおいしい -- 2025-03-23 (日) 18:49:55
    • ゲスタルトは草なんよ -- 2025-03-23 (日) 18:54:03
    • 標本便りで不安定だから、あってもアーカイブの出力ショボい時もあれば、なくても充実している時もあり…ってところかな -- 2025-03-24 (月) 08:48:09
  • アーカイブ学は本当に絶妙な立ち位置。良い標本引いてた時や自国外の考古学探索できた時はめちゃくちゃつええ!ってなったけど、ランダム要素が強い。全然パッとしない周回があったし他でも代用できる事も多いから真っ先に取りに行かなくても良いかもと思う。でも展示効果は序盤にこそ輝くんだよな… -- 2025-04-27 (日) 01:13:23
  • 適応、ツリー全体は弱いけどコンプボーナスが際立って強いところがあってその一本槍で伝統一枠割く価値あるかどうかを悩んでる。特に合金と研究の特化惑星の出力には顕著に貢献するはず。 -- 2025-08-10 (日) 19:01:33
  • おススメってほどじゃないけど、最近は初手で拡張とって超越的学習を劣化リーダー強化伝統扱いにして残りを内政と軍事の伝統でまとめてる -- 2025-09-14 (日) 09:22:39
  • 謀略取ると防衛協定結ばれてる相手にも宣戦布告させられるようになって、防衛協定無効化出来るからつおい。えっ謀略取り切れるような時期には連邦組まれてるだろって?そうだね -- 2025-10-26 (日) 03:19:27