危機

Last-modified: 2020-05-30 (土) 05:07:32

危機(crisis)は、ゲーム終盤に起きるイベント。

※注意※
危機勢力艦隊の軍事力についての記述は、危機のレベル「1倍」・難易度「少尉」・銀河サイズ「中」の標準設定の場合。

 

概要

ゲーム終盤に、全帝国と敵対する強力な勢力が出現する。危機勢力には3種類あり、どれか1つのみが出現する。
発生する危機の種類とタイミングはランダムに決まる。タイミングはランダムだが、遅かれ早かれ必ず発生する(ニューゲーム時の設定で「危機のレベル」を「オフ」にした場合を除く)。
危機勢力の戦力は、危機のレベル・難易度・銀河のサイズで増減する。

 

危機勢力とはゲーム的に意味のある外交はできない。形式的な外交交信は可能だが、背景ストーリーが分かるのみである。

 

危機勢力は、全帝国に対し常に敵対的である一方、危機勢力との戦闘は、ゲームシステム上は戦争とはみなされない。そのため、実質的に常時戦争状態であるにもかかわらず、戦争疲弊・休戦・降伏といった概念が無く、帝国または危機勢力が滅亡するまで続く事になる。
また、危機勢力が他帝国の星系基地を攻撃すると、完全に破壊して空白星系にしてしまう。同様に、危機勢力の星系基地も他帝国に攻撃された場合は完全に破壊され、空白星系になる。
したがって、危機勢力に奪われた星系を取り戻すには再度前哨地を建設する必要があるし、危機勢力の前哨地を破壊することで拡張を足止めできる。

発生時期と確率

Ver.2.7.2対応
危機の発生時期はゲーム開始時に設定するエンドゲーム開始年の影響を受ける。
最速発生年はエンドゲーム開始年の50年後なので、標準設定の場合は2450年である。

一部の「危険なテクノロジー」を開発すると、特定の危機の発生確率が高まる。
ただし、どこか一つの帝国が開発してしまえばそれ以降は同じなので、プレイヤー帝国だけが開発を自粛しても効果は薄い。

 

最速発生年以降、5年ごと危機発生の機会があり、以下の重み付けに応じて危機が選択される。
危機の発生が確定すると、200~1000日以内のランダムな日に最初の危機イベントが発生する。

  • プレスリン・スワーム
    • 基本重み10
    • 「エンドゲーム開始年 + 60年」以降 ×2
    • 「エンドゲーム開始年 + 80年」以降 ×3
    • 「エンドゲーム開始年 + 100年」以降 ×4
    • 注: 「+60年」で重みが2倍になり、「+80年」で更に3倍、「+100年」で更に4倍される。
         つまり、「+100年」以降の重みは、10×2×3×4 = 240 である。
  • 異次元からの侵略者
    • 基本重み10
    • 次の双方を満たす ×0
      • ジャンプドライブのテクノロジーを持つ通常帝国が無い
      • 銀河コミュニティが「異次元実験」の決議を施行していない
    • PSIジャンプドライブのテクノロジーを持つ通常帝国がある ×4
    • 「旅への渇望」イベントを完遂した帝国がある ×1.5
    • 銀河コミュニティが「異次元実験」の決議を施行している ×2
  • コンティンジェンシー
    • 基本重み10
    • 「人工生命体」のテクノロジーを持ち、かつロボットを保有する有機帝国が無い ×0
    • 「人工生命体」のテクノロジーを持ち、かつPOPの25%以上がロボットの有機帝国がある ×2 (*1)
    • 「人工生命体」のテクノロジーを持ち、かつPOPの50%以上がロボットの有機帝国がある ×4 (*2)
    • 没落した機械帝国が現存している ×1.5
    • 注: *2を満たした場合、*1は無視される。
  • 何も起こらない
    • 基本重み120
    • これが選ばれた場合、まだ危機が発生しない。
      5年後に再度抽選を行い、危機を選択する。

危機の発生確率は、Stellaris\events\crisis_trigger_events.txt で定義されている。

危機への対策

危機強度設定に関わらず、いずれの危機も基本的な対策は概ね共通する。

  • アセンションパーク「銀河の守護者」は危機勢力へのダメージ+50%の効果がある。
  • いずれの危機勢力も艦隊設計が極端で、対策がしやすい。
  • 没落した帝国は危機を終結させるために行動を起こす場合がある(「没落した帝国#銀河の守護者」を参照)。
  • プレスリンとコンティンジェンシーの場合、危機勢力がある程度拡大すると対抗勢力が出現する。異次元勢力に対抗勢力は無いが、後から別の異次元勢力が出現し、互いに争う。

対危機戦術

勢力拡大を防ぐだけなら大した対策は必要ない。
観察するとすぐに分かるが、危機勢力の攻撃艦隊は領土外の星系に来るとほぼ必ず進行を停止し、建設船が到着して星系基地の建設が完了するまで他星系へ移動しないことが多い
また、危機勢力の艦隊供給速度は非常に遅いので、領土が広がってくると艦隊の隙間を縫った星系基地の襲撃が容易になる。星系基地を破壊すれば即座に領有権が消失するので、再び基地建設をやり直すまで足止めできる。
AI帝国はこの戦法を常套で行うため、危機主力艦隊があっちへこっちへ移動している間に浸透→星系基地破壊→また建設からやり直す、というフローを数百年繰り返し続ける事になる。これにより、2.0以降のデフォルト危機強度ぐらいでは危機勢力がまともに銀河を支配する事はまずない。(もちろんこれは銀河規模の話であって、帝国の真ん中に出現されるとさすがにプレイヤーの勝利は難航するが…。)
 
プレイヤーが率先して危機の艦隊を倒したい場合、ゲートウェイやワームホールによる誘引・待ち伏せがいずれの危機にも共通して有効となる。ゲートウェイの場合、

  • 稼働中のゲートウェイをわざと危機勢力の領土に取り込ませる
  • 自国の袋小路の星系にゲートウェイを作り、領有権を放棄する
    こうすると、危機勢力は領有権を放棄したゲートウェイからぞろぞろと艦隊を送り出す。後は全戦力で待ち伏せするなり、一つ手前の星系で宇宙要塞の防衛ステーションと共に布陣するなりすれば、少ない労力で敵戦力を削り取る事ができる。

AI帝国の挙動

システム内部的には、crisis_stage (危機の段階) が設定されていて、これに応じてAIの挙動が変わる。ついでにBGMも変わる。
具体的には、危機勢力が肥大化して段階が進むほど、銀河コミュニティの関連決議に賛成しやすくなり、連邦艦隊の拡大を好み、自国の軍事力の増強も目指す。
早い話が、必死になって抵抗する。段階は、以下の通りに進む。

  • プレスリン
    • 段階1: プレスリン先遣隊が襲来
    • 段階2: プレスリン本隊が襲来
    • 段階3: プレスリンの銀河支配率 > 20%
    • 段階4: プレスリンの銀河支配率 > 40%
  • 異次元の侵略者
    • 段階1: アンビデンが襲来
    • 段階2: 最大勢力の異次元人の銀河支配率 > 10%
    • 段階3: アベラントが襲来または、最大勢力の異次元人の銀河支配率 > 25%
    • 段階4: 最大勢力の異次元人の銀河支配率 > 30%
    • ※異次元人の合計支配率ではない
  • コンティンジェンシー
    • 段階1: コンティンジェンシーが出現
    • 段階2: コンティンジェンシーの銀河支配率 >  5%
    • 段階3: コンティンジェンシーの銀河支配率 > 20%
    • 段階4: コンティンジェンシーの銀河支配率 > 40%
  • 補足
    • Ver.2.7.2
    • 銀河支配率: 当該勢力の領有星系数÷銀河の全星系数
    • 段階引き下げもあるが、引き上げの閾値と比べて銀河支配率の条件が5%~10%程度低い。

ヴォイドの厄災(プレスリン・スワーム)

予兆 ~ 襲撃

この危機の発生が決まると、まず予兆イベントとして以下のイベントチェーンが進行する。

  • 亜空間エコー:危機の開始予告。MTTH 50年(※1)で次のイベントが発生
  • 銀河外縁部への接近:出現の中心となる星系が判明。銀河外縁部のランダムな星系が選ばれる。MTTH 10年(※1)で次のイベントが発生
  • 亜空間通信: プレスリンからの通信が入る。MTTH 30カ月(※1)で次のイベントが発生。
  • 第1波:侵略開始。前衛部隊が到着。40~80日後に本隊到着。
  • 第2波:本隊到着。

※1: 現存している通常帝国1ヵ国に付きMTTH 50年・10年・30ヵ月で次イベントが発生する。
   したがって、例えば10ヵ国現存していれば、実質的なMTTHは5年・1年・3ヵ月になる。

プレスリンの行動

第一波で軍事力約25Kの艦隊が12艦隊、第二波で軍事力約60Kの艦隊が12艦隊出現する。
他の艦種も帝国と同じく輸送船(地上軍)・建設船・入植船で構成され、役割も変わらない。
基本的に戦闘艦隊で星系を侵略し、殖民している惑星を軌道爆撃(無差別爆撃)を行いつつ地上軍を降下させる。
地上軍による侵略が成功すると、そこにいた全てのPOPの浄化を行う。浄化速度は、通常の帝国における駆除と同じく3ヶ月/POPである。
浄化が完了すると、その惑星は「汚染惑星」として通常帝国の持つ惑星とは全く異なる存在に変わり、艦隊の生産拠点となる。なお、プレスリンの地上軍は初期配置以外は汚染惑星からしか生産されないが、建設船は戦闘艦隊から生成される事がある。

 

基本的な対処方法として、惑星の浄化が完了する前であれば、地上軍によって奪回できれば汚染も即座に阻止できる。
また、処置が完了して汚染惑星になっても、3カ月ほどの惑星爆撃で不毛な惑星(テラフォーミング候補惑星)にする事ができる。プレスリンといえども不毛な惑星に植民する事はできないため、この惑星爆撃プロセスによって弱体化を図る事になる。

センチネル

銀河の20%が侵略されると、プレスリン撃退のみを目的とした中立勢力「センチネル」が出現する。
センチネルは入植などの拡張行動は一切せず、定期的に艦隊を生成してプレスリンへの攻撃を仕掛ける。
また、センチネルはプレスリン撃退に協力的な帝国へ、一度だけ艦隊の提供を行うことがある。
銀河の過半数がプレスリンに占領されると、MTTH 1年でセンチネルからプレスリンの解剖データが提供され、全帝国がプレスリンへのダメージ+20%のボーナスを獲得する。
注意点として、センチネルは中立勢力であるためか自国艦隊を追従させる事はできない(攻撃命令と勘違いされて警告が出る)。
プレスリンが壊滅するとセンチネルは解散され、領土も艦隊も消滅する。

プレスリン女王

プレスリンが襲撃している間に、低確率だが女王を捕獲するスペシャルプロジェクトが発令される事がある。
捕獲に成功すると、自国軍艦同様に扱うことができる。女王単体での戦力はたかが知れているが、定期的に子を産んで戦力が増強されるため、大切に扱うと良いだろう。
ただし宇宙軍許容量を圧迫する可能性がある事と、通常艦隊と違い任意の解体ができない事に注意。
創始種族が超能力持ちの帝国において、捕獲した女王を殺さずに危機を終結させると、イベントが起きる。

なお、Relic経由でプレスリンの雛女王を捕獲できるイベントとは別なので、混同に注意。

野良プレスリン

プレスリン壊滅から15年間、かつてプレスリンに占領されたことのある空白星系から、毎月10%の確率で野良プレスリンが出現する。野良プレスリンは星系間を徘徊するが、勢力を拡張することはない。野良プレスリン同士は出会うと戦闘する。

 

プレスリンへの対策

プレスリンは対シールドに強い武器を持ち、防御は装甲のみでシールドを一切持たない。
そのため、エネルギー兵器と装甲で固めた設計の艦は有利に戦える。
また、彼らの主兵装であるSlot_Guided.pngスカージミサイルとComponent_Hangar.pngスウォーム爆撃機は、そのカテゴリに反して異常なほど追尾が低い。従って、回避を強化したコルベットの大編隊はかなりの打撃力を発揮できる。
スカージミサイルとスウォーム爆撃機はデブリを回収することで通常帝国でも利用可能。

 

プレスリンは他にガウス砲に近いComponent_Medium.pngComponent_Small.pngスカージ酸爆発(アイコンはスカージミサイルと同じ)を装備している。これは実体弾でありながら装甲ペナルティがなく最小ダメージも高いが、他の諸性能で若干劣るといった風のもの。
ただ、主に駆逐艦相当の「大群」が使うComponent_Small.pngのスカージ酸爆発はなぜか異様に高性能な射程と追尾を持っているため、維持費や製造費を重視してコルベットから装甲を外すなどはしない方が無難。*1

 

敵の主力武装が艦載機とミサイルとなっていることから対空兵器が有効そうにみえるが、対空兵器はミサイルより艦載機を優先するため、艦載機を撃墜し終わるまでミサイルを迎撃しないためあまり有効ではない。
スカージの艦載機は通常より1スロット毎のユニット数が多く、回避も非常に高いため対空兵器に対して強いことがその特徴を更に後押しする。
艦載機を持たない群体のみの群れに対しては対空砲もある程度効果を期待できるが、スカージミサイルは耐久が高く、速度もあり、回避も高いため効果的な迎撃は難しく過信は禁物である。
そのため対空砲を積むより火力を上げて早く相手を倒すことを考えたほうがよい。

 

攻撃面以外の特徴として、プレスリンは星系内に攻撃対象があれば問答無用で接近を試みるが、移動速度は驚くほど遅いため、機動力に優れる艦隊なら容易に囮として機能させる事ができる(星系基地のみを破壊等)。
ただし、プレスリンの提督の中には特殊な特性「ボイドハンター(亜光速移動速度+20%)」を持っている場合がある。

 

全てのプレスリン艦を撃破し鎮圧すると、銀河全体に約10年の幸福度+20%ボーナスが発生する。
…ちなみに第一波を速攻で全滅させると第二波が来る前に鎮圧が成功して「危機は去った」のメッセージが出てしまう事がある。
この場合、第二波のメッセージも一応出たりするが(出ない場合も)、どちらにしてもどこにも登場しない。

 
  • 戦力が足りない場合の工夫
    プレスリンは軌道爆撃からの地上軍降下を図るため、惑星施設や地上軍を強力に守る惑星シールドジェネレータは戦闘艦隊の長期間の足止めに有効である(ただしプレスリン地上軍の侵攻に耐え得るだけの地上防衛軍が必要)。
    また、汚染惑星がない限り地上軍が新規補充されない上、補充速度自体も遅いため、地上軍を乗せた輸送船を潰す事ができれば惑星の侵略を大幅に遅らせる事ができる。冒頭で記した通り、星系基地や建設船の破壊も領土拡張抑止にきわめて効果が高い。
    戦闘艦隊は軌道爆撃より星系内敵艦への攻撃を優先する性質があり、例えばシールドジェネレータに守られた惑星を軌道爆撃させつつ、星系に速度に優れたコルベットを囮に星系間をチラチラと出し入れし、爆撃のインターバルで惑星を回復させる…といった芸当も可能。

異次元からの侵略者

星系基地「次元ポータル」とそれを守備する大規模艦隊(軍事力150K程度)が任意の星系に突然出現する。他の危機と異なり、予兆は全く無い。
出現直後から、他星系へ侵攻する中規模艦隊(軍事力60K程度)が連続して出現する。次元ポータルを破壊しない限り中規模艦隊が出現し続ける(同時に存在できる艦艇は最大で2000隻)。

 

異次元勢力は建設船を使い他の星系に星系基地を建設する。この星系基地は「ヴォイドの巣」と名付けられていて、以下の効果を持つ。

  • 通常の星系基地同様、星系の領有権を司り、多少の軍事力を有する。
  • ヴォイドの巣を10個建造すると、ランダムに1つが「次元アンカー」にランクアップする
    • ランクアップした瞬間に、次元ポータルから1個艦隊の増援が来る。
    • 上記とは別に、次元ポータルからの定期的な艦隊追加頻度を速める。
    • 次元アンカーが1つでもあると、次元ポータルと戦闘できなくなる。
 

異次元艦隊は地上軍を運用しない。その代わり、異次元艦隊に軌道爆撃された入植惑星は、荒廃が100%に達すると不毛の星に変わってしまう。テラフォーミング候補惑星の補正が付くので、奪還して再入植することは可能である。

 

最初の勢力「招かれざる客(Unbidden)」の支配地域が銀河の15%以上に拡大すると、更に2勢力「逸脱せる者(Aberrant)」「激怒せる者(Vehement)」が順次出現する。いずれの勢力も挙動・強さは、ほぼ同じである。3勢力全てが通常帝国の敵であるが、3勢力間でも互いに争っている。そのため、侵略者同士の戦闘で疲弊したところを狙うことで有利に戦えるだろう。

 

全ての異次元勢力を撃退すると、帝国全体に幸福度+20%のボーナスが一時的に発生する。次元ポータルを破壊した帝国は、他の帝国からの外交態度に+40(-5/年)のボーナスが発生する。最後の次元ポータルを破壊することで、遺産「異次元のウォーロック」を入手できる。

 

また、他の星系に異次元艦隊が残っている状態で次元ポータルがある星系に侵入すると、その星系に全ての異次元艦隊が雪崩れ込む。
それを利用し、艦隊を撤退させることができる(自国の軍事力の拡大に時間がかかり危機に勢力を拡大されてしまったときなどにつかえる)

異次元艦隊への対策

軍事艦隊は戦艦・巡洋艦・護衛艦(駆逐艦相当)の3種で構成される。
配備数は侵略担当の艦隊で戦艦9隻・巡洋艦12隻・護衛艦(駆逐艦相当)20隻。
兵装は共通してComponent_Large.pngComponent_Medium.pngComponent_Small.pngサイズをバランス良く揃えた事象崩壊砲とサイオニックシールドで埋め尽くされている。また、全ての艦にPSIジャンプドライブを装備する。
事象崩壊砲はレーザー系兵装の強化版といった趣の性能で、+50%装甲と+100%船体ダメージボーナスを持つ強力なエネルギー兵器。サイオニックシールドは最上級のシールドであると同時にその搭載数も多く、極めて高い総シールドHPを誇る。*2 パルサーでシールドば消滅するが。船体値:シールド比は護衛艦以外およそ1:2。また、対空兵器は一切搭載していない。
これらの特徴から、防御はシールド重視、攻撃は実体弾やミサイル+ディスラプターで固めた大型艦で挑むのが最善と言える。 戦闘機もシールド貫通の効果があるので有用そうだが、船体値にボーナスがある通常型ミサイルや実体弾に比べると一歩DPSで劣る。 Ver.2.1.3現在、シールド船体比2:1の敵に対しては、ミサイル+ディスラプターで構成したコルベットがスロット比で最もDPSがよく、次点で同構成の巡洋艦、実体弾構成の戦艦や他艦種と続く。 シールドを多く積みたい防御面も考えると、巡洋艦か戦艦あたりが妥当なラインだろうか。
なお、事象崩壊砲は、デブリを回収することで通常帝国でも利用可能。

 

奇妙な特徴として、異次元艦隊の回避性能は通常帝国に比べ僅かに高い程度だが、なぜか駆逐艦相当の護衛艦だけ20%と低くなっている(なんと同属巡洋艦級より低い)。また、巡航速度はプレスリン同様極めて遅く、育った提督が指揮する戦艦であれば2倍もの差になる。このため、全艦に対しSlot_XL.pngComponent_Large.pngサイズの武器による射程と攻撃力が有効活用できる。
他に、事象崩壊砲は同じサイズの通常兵器と比べて追尾が多少高く設定されており、回避が主体となるコルベットとの相性は一歩劣ると言える。

 

なお、異次元艦隊の提督の中には特殊な特性「エーテル性(回避+20%)」を持っている場合がある。一見して弱点を克服する脅威に思えるが、実はこの効果は加算ではなく乗算*3で、元々低い回避はほとんど改善されない。

 

挙動面でのプレスリンとの明確な違いとして、異次元艦隊は星系内の敵艦の反応にムラがある。
表面上は攻撃的な態勢ではあるものの、戦闘射程に入らない限り積極的に接近しないため、隙間を縫って星系基地のみ攻撃するといった戦術がとりやすいが、代わりに囮を置いて誘導する事は難しい。

つまり、大型兵器満載の戦艦とタイタンのコラボが非常に有効。場合によれば巡洋艦の投入も検討されたし。

コンティンジェンシー

始動

本イベントは、幽霊信号の受信から始まる。その後、各帝国において人工生命体POPが失踪するイベント(※1)が何度か起きたのち、コンティンジェンシーが出現する。続いて、人工知能の星4つが順次出現する。この人工知能の星とそれに付随して現れる艦船がこの危機の中心的脅威である。
※1: POP失踪イベントは、人工生命体POPがいない帝国においては省略される
   本項で言う「人工生命体POP」は、危険なテクノロジー指定の人工生命体POPと機械帝国のPOPのみを指す。
   ロボット・ドロイド・アセンションの人工アバターは、対象外。 以下同じ。

幽霊信号

最初の人工知能の星が出現する直前になると、全ての帝国に帝国補正「幽霊信号」が発生して悪影響を与える。
幽霊信号の影響度は人工知能の星の残存数に依存し、人工知能の星が減るほど減衰する。
機械帝国および人工生命体帝国では、スペシャルプロジェクト「幽霊信号の妨害」が発生する。この研究が完了すると幽霊信号は無効化される。研究コストは工学2,000+100×POP数。この「POP数」はロボットや機械POPだけの数ではなく、奴隷や浄化対象までも含めた全POPの数。

 

幽霊信号の効果:

  • 人工生命体POPが産出する鉱物エネルギー通貨物理学社会学工学統合力産出と統治志向への魅力にペナルティを受ける。
    • 機械POPに対しても同様だが、ペナルティ量はより小さい。
  • 知性型コンピュータを搭載している船には、最大で連射レート-50%,追尾-5%のペナルティを受ける。
    • ゲシュタルト意識帝国の第四世代戦闘CPUは知性型ではなく「自律型」であり、これは幽霊信号の対象にならない。
  • 人工知能の星が破壊されるごとに、ペナルティ量は減少する。
    • 機械帝国では、人工知能の星が残り2になった時点でペナルティは消える。
 

幽霊信号によるペナルティの一覧:

人工知能の星
残存数
通常帝国集合意識機械知性
人工生命体
POP
知性型CPU搭載艦自律型CPU搭載艦機械POP自律型CPU搭載艦
連射レート追尾連射レート追尾連射レート追尾
4-70%-50%-5%影響なし-40%影響なし
3-55%-40%-4%-25%
2-40%-30%-3%0%
1-25%-20%-2%0%
最終(※1)-10%-10%-1%0%

※1: 人工知能の星4つ全てを破壊すると発見される「本拠地」が残っている状態

テロイベント

幽霊信号の影響を受けている場合、たまにテロイベントが発生し、POP・地上施設・宇宙港・リーダー等が破壊・殺害されることがある。
ただし、有機集合意識帝国・創始種族が超能力持ちの帝国については、このイベントは発生しない。
機械帝国においては、前述の幽霊信号無効化のスペシャルプロジェクトを完遂することでテロも無効化できる。
有機帝国においても、テロイベント無効化のスペシャルプロジェクトがランダムで発令され、これを完遂することでテロを無効化できる(有機帝国では幽霊信号は無効化できない)。こちらは10,000の社会学研究ポイントが必要となる。

主力軍

コンティンジェンシーの主力軍は4つの「人工知能の星」を中心として展開し、四方への侵攻を始める。4つの星の出現位置はランダムで、銀河にばらばらに出現する。
人工知能の星は機械惑星とは全くの別物で、建造物もPOPも存在せず、艦隊を輩出する施設でしかない。
人工知能の星の周囲には200Kの防衛艦隊と40Kの要塞が現れ、80K前後の艦隊多数が周囲の星系に侵攻する。
コンティンジェンシーは入植惑星を占領すると、全POPを短時間で浄化した後に「Custodian Bot」という特殊なドロイドPOPを送り込む。このドロイドは何も生産しないし、再占領しても消滅して未入植状態に戻ってしまう。ただし、占領されてからPOPを浄化される前に再度星系基地を奪い返し自国の地上軍を降下させれば無事に戻ってくる。
人工知能の星は、荒廃が50%に達するまで軌道爆撃することで破壊できる。コロッサスの兵器のうち、惑星破砕砲・惑星調停機・神聖執行器は人工知能の星を攻撃できる。人工知能の星に対して、地上軍ができることは何も無い。1つ破壊する毎に敵艦補充速度と幽霊信号の強度が低下する。破壊された人工知能の星からは戦略資源「生体金属」といくつかの鉱物・エネルギーを産出するようになる。
4つの人工知能の星全てを破壊すると、敵本体となる最後の人工知能の星が現れ、これを破壊すると、危機は完結となる。 最後の星には艦隊は付属せず、専用の防衛ステーションのみが配置されている。後から艦隊が出現こともなく、周囲の星系に対する直接の害はない。

サイブレックス

コンティンジェンシーが銀河の20%以上を支配し、ある程度時間が経つと、サイブレックスが出現する。
サイブレックスは、コンティンジェンシーを滅ぼすことを目的とし、通常帝国と共闘する。サイブレックスは入植などの拡張行動は一切しない。
サイブレックスの艦船設計はコンティンジェンシーと同等だが、艦隊当たりの戦力ではサイブレックスが勝る。
サイブレックスの提督は特性「サイブレックスデータベース(コンティンジェンシーへのダメージ+20%,回避+10%,連射レート+10%)」を持っており局地戦レベルでは善戦する。しかし艦隊の供給能力では明確に劣っており、単独でコンティンジェンシーを退けるような力は全く無い。
コンティンジェンシーが壊滅すると、しばらくしてからサイブレックスとその艦隊は銀河を立ち去り、本拠地のリングワールドが入植可能な形で残される。
艦船設計などは危機/サイブレックスを参照。

没落帝国の反応

機械没落帝国は、最初の人工知能の星が生成されると、必ず覚醒する。
覚醒すると、2/3の確率で銀河の守護者(元没落)同様に危機の終結に向けた行動を起こす。
残りの1/3の確率で、覚醒時にエラーが発生し、周辺諸国に無差別攻撃を行うようになる。
ちなみに、エラーを起こすか否かは、内部処理上はゲーム開始時に決まるため、リセマラは無駄である。
なお、この覚醒は、他の没落帝国の覚醒を一切妨げない。
したがって、機械没落が覚醒した場合でも、有機没落帝国が銀河の守護者として目覚める場合もあるし、有機没落帝国が通常覚醒から天上戦争に至る可能性すらある。

コンティンジェンシーへの対策

コンティンジェンシー艦隊の防御は装甲とシールドが半々だが、船体値が装甲とシールドに比べて半分くらいしかない。 装甲:シールド:船体で2:2:1ぐらいの比。 こちらの攻撃はディスラプターとアーク放射器が安牌だろう。
彼らはスカージミサイルや事象崩壊砲といった強力な兵器を装備しておらず、他の武装もかなりエネルギー武装に重みをおいているので、シールドを積めるだけ積んでいこう。
対空兵器と(専用の)攻撃機も多少積んではいるが、特に対策が必要なほどではないか。

 

最後に出てくる本星の防衛ステーションは今までと違い船体値が多い設定になっているが、5基しかないので火力が死んでおりただのデカい的。 今までの艦隊を相手できていたなら苦戦する可能性はない。

 

他の危機と異なり、デブリ面でのメリットが薄い。

円環の終わり

発生にはユートピアDLCが必要。銀河に危機的な影響をもたらすものの、ゲームシステム的には「危機」ではない。
シュラウド」を参照。

コメント

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • ↑割と饒舌なプレスリン好きよ -- 2019-11-24 (日) 11:53:53
  • プレスリンの汚染された惑星の軌道上に艦隊を配置しても爆撃が開始されないのですかこれってバグですかね? -- 2020-01-05 (日) 20:46:42
    • 時々起こるバグみたい。コマンドで解決するなら、惑星を選択して「event crisis.200」を実行すれば、爆撃完了時の処理が行われる。 -- 2020-01-06 (月) 00:14:50
  • modでパルサー母星でスタートしてたら異次元艦隊がこっちの母星に出現して出現と同時に -- 2020-01-07 (火) 10:39:36
    • ↑出現と同時に艦隊大決戦に。アンカー作成される前に撃退してしまったので次元ポータル破壊不可能になって詰んだw -- 2020-01-07 (火) 10:41:12
  • 異次元艦隊を殲滅し次元ポータルを破壊して勝利したのですが、その後もゲーム続けていてまた危機が発生したりするのでしょうか? -- 2020-02-06 (木) 15:47:21
    • 1ゲーム中に発生する危機は1つだけ、つまり発生しません。 -- 2020-02-06 (木) 15:55:32
  • 天上戦争中は危機は発生しないのでしょうか? -- 2020-04-05 (日) 00:57:20
    • 確率で発生します。間違ってたらすみません。 -- 2020-04-07 (火) 17:52:00
      • ありがとうございます。ゲーム終了年になっても起こらず、天上戦争が続いていたので天上戦争中には起こらない思っていました。 -- 2020-04-07 (火) 20:31:44
    • 天上戦争中にコンティンジェンシーが発生してました。本拠地の一つが片方の覚醒近くに出て悲惨なことになってた。。 -- 2020-04-08 (水) 11:04:25
  • ver2.6.2にて。ヴォイド第一波を第二派が来る前に鎮圧したのですが、鎮圧イベントが発生し幸福度20%加算された後に本体到着のイベントが発生し、艦隊戦力を伴った第二派が到着しました。それを鎮圧しても、鎮圧イベントが発生し選択肢は幸福度20%と統合力でしたが、幸福度は重複せず20%のみでした。統合力の重複については確認できていません。 -- 2020-04-13 (月) 17:47:08
  • 異次元艦隊がエンドゲーム開始早々に出現、それを同時期に覚醒した没落があっさり葬り去ったと思ったら、なぜか数十年後にコンティンジェンシーが発生。幸い撃退できたからいいけど、なんで発生したのか謎。環境はver2.6.2、Modは入れてるけど危機関連をいじるものを入れた覚えはない。Extra Eventsとかが干渉してるのかな……? -- 2020-04-15 (水) 02:03:11
  • コンティンジェンシーが3惑星しか出してこなくて、3つ破壊してもそのままイベントが終わらないバグが起きた… -- 2020-04-29 (水) 10:33:53
  • 2495年?に幽霊信号が発生して、コンティンジェンシーの対策をしつつ待ってたら、人工生命体が異常行動を起こして云々というメッセージが何回か出たものの、敵が登場する前に2500年を迎えて終わってしまった。危機にも不発があるんやな。 -- 2020-05-07 (木) 00:44:23
    • おそらくイベント順序が「幽霊信号→勝利判定→敵出現」ってなっただけだから、そのままゲームを続ければコンティの艦隊は出るはずよ。 -- 2020-05-07 (木) 08:38:09
  • 航空機強化で足の遅い危機艦隊には広い星系でアウトレンジから航空機で相性とか関係なく一方的に攻撃できるようになってるなぁ、スォーム攻撃機も全部発展型攻撃機ではたき落とせちゃう -- 2020-05-26 (火) 23:02:32
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*1 威力はSサイズのガウス砲のそれと大差ないため、コルベットのS装甲でも生存性に違いが出る。
*2 戦艦級のシールドHPは危機強度1倍でも10,000を超える。
*3 元々回避15%の艦の場合、15+20の35%ではなく15×1.2の18%にしかならない。