状況レポート
状況レポート画面 (ホットキー:F2) では、現在進行中のイベントが一覧で表示される。
イベントごとに、ストーリーや発生位置、進捗状況、遂行条件 (必要となる研究力コストや艦船の種類、タイムリミットまでの残り時間) などを確認できる。
状況レポートで扱う内容:
- スペシャルプロジェクト
- 連鎖イベントの進行状況
- 先駆者やLゲートなどの調査状況
- 考古学調査地点
- 統治形態が民主制の場合、公約の達成状況
- 危機の状況
スペシャルプロジェクト
一部のイベントではスペシャルプロジェクトが発生し、これを実施することでストーリーが前進する。
発生したスペシャルプロジェクトは状況レポート内に表示される。
スペシャルプロジェクトを実施するには、以下の条件を満たす必要がある。
- 艦船
大部分のスペシャルプロジェクトは実施のために、発生した現場に科学者の乗った調査船を派遣する必要がある (派遣する方法)。
稀に、建設船や輸送船 (地上軍) が必要になる場合がある。 - コスト
コストとして時間の経過または研究力 (のいずれか) が必要になる。
研究力が必要になるタイプでは、プロジェクトが完了するまでテクノロジーの研究が中断される。 - タイムリミット
一部のスペシャルプロジェクトはタイムリミットが設けられており、その場合は所定の時間内にスペシャルプロジェクトを開始する必要がある。
タイムリミット内に開始できなかったスペシャルプロジェクトは消滅し、場合によっては何か良くないことが起きる。
イベントによって得られる資源の量
イベントの報酬として獲得する資源の量は、帝国が毎月産出する資源の量に比例することが多い。
つまり同じイベントでも場合によっては、毎月大量の合金を生産している帝国とほとんど産出していない帝国では、得られる合金の量が大きく異なる。
別の見方では、同じイベントでも発生の時期が遅い場合、得られる資源が多くなる傾向がある。
この産出量に依存するイベント報酬の量には上限が定められており、過去のバージョンではこの上限が非常に低かった。
最序盤のランダムイベント
これらのイベントの発生条件はゲーム開始から一定の日数 (約一年半) が経過することだけであり、仮に何もしなくてもしばらくすると発生する。
発生するイベントは4種類あり、いずれか一つが発生するか、またはどれも発生しない。
プレイヤー帝国でのみ発生し、AI帝国では発生しない。
発生する確率は以下のとおり:
イベント名 | 重みづけ | 備考 |
亜光速の探査機 | 10 | 右記の起源の場合、重みづけがゼロになる:「破られた手枷」「復讐」 |
過激なカルト教団 | 10 | 志向がゲシュタルト意識の場合、何も起こらない 右記の起源の場合、重みづけがゼロになる:「破られた手枷」「復讐」「熱い探検家 (およびその亜種)」 |
大量絶滅 | 10 | 志向がゲシュタルト意識または起源が生命の播種の場合、何も起こらない 右記の起源の場合、重みづけがゼロになる:「砕けたリング」「宇宙生まれ」「破られた手枷」「復讐」 |
旅への渇望 | 1 | 志向がゲシュタルト意識の場合や研究部門部長に科学者が就任していない場合、何も起こらない |
(いずれも発生しない) | 69 |
亜光速の探査機
FTLドライブ開発以前に惑星外へ送り出した亜光速探査機4機を回収するイベント。
イベントが発生すると、首都星系から最大8ジャンプの距離にあるランダムな星系4つが状況レポートに示される。
それぞれの星系に進入すると、以下のいずれかのイベントが発生する。
- 亜光速の探査機を発見
探査機を発見し、スペシャルプロジェクト「探査機を回収せよ」(要調査船、180日)が発生する。
完了すると探査機を1つ回収し、星系内の全ての惑星が調査済みになる。 - イオンの航跡
探査機は何者かに持ち去られており、別の星系が示される。(同じ星系を示すことがあるが、その場合は1度星系を出た後入りなおせばイベントが進行する)
示された星系に進入すると、回収者を発見し交信画面が開かれ、次の選択肢が示される。- 大人しく引き渡せ。さもなくばお前らを叩き潰す!
敵対的なコルベット三隻が出現する。
撃破すると、探査機を1つ回収し、星系内の全ての惑星が調査済みになる。 - 随分な暴利だが、それでいいぞ。
エネルギー通貨100を消費する。
探査機を1つ回収し、星系内の全ての惑星が調査済みになる。
- 大人しく引き渡せ。さもなくばお前らを叩き潰す!
- 改造された探査機
探査機を発見するが、何者かによって改造されており、交信画面が開かれる。(選択肢が示されるが、特に意味は無い)
敵対的勢力「改造された探査機」が出現し、それを撃破することで探査機を1つ回収し、星系内の全ての惑星が調査済みになる。 - 亜空間の異常
探査機の周辺に敵対的勢力「亜空間アノマリー」(ボイドクラウド)が1体出現する。
撃破すると、探査機を1つ回収し、星系内の全ての惑星が調査済みになる。
また、基本産出×6の物理研究(最大250)を獲得する。
探査機4機全てを回収すると、基本産出×6のエネルギー通貨(最大500)と基本産出×6の物理研究(最大250)を獲得する。
過激なカルト教団
過激なカルト教団を鎮圧するイベント。
最初に、首都星系に3隻の敵コルベットが突然出現する。
この敵艦を撃破するとするとスペシャルプロジェクト「異端者の船を強襲せよ」が発生する。この調査には (調査船ではなく) 軍艦と60日が必要。
上記プロジェクトの研究が完了すると、付近の3星系にカルト教団所属の艦隊が出現する。
3艦隊全てを倒すとスペシャルプロジェクト「異端者の戦艦の残骸」が発生する。この調査には調査船と60日が必要。
上記プロジェクトの研究が完了すると、付近の星系にカルト教団所属のステーションと艦隊が出現する。
この敵勢力を倒すと、工学の研究力を得る。
上記のイベントから半年程度が経過すると、カルト教団の旗艦が出現する。
旗艦を含む敵艦隊を倒すと、スペシャルプロジェクト「異端者の旗艦を強襲せよ」が発生する。この調査には輸送艦 (地上軍) と60日が必要。
上記プロジェクトの研究が完了すると敵旗艦は鹵獲され、帝国の戦力に加わる。
これを最後に、連鎖イベントは終了する。
- 探索の妨害を回避する方法
このイベントが発生すると、首都の周辺星系に敵対する小艦隊が何度も出現し、序盤の探索の妨害になる。
これを回避するためには、最初のスペシャルプロジェクト「異端者の船を強襲せよ」を研究せずに放置するとよい。
急いでシナリオを進める価値はほとんどなく、放置してもデメリットは何もない。
大量絶滅
旅への渇望
イベントが始まると、研究部門部長が失踪 (ゲームシステム上は死亡) する。
1か月後、部長の行先が3つの星系に絞られ、それぞれが状況レポートに示される。その星系に船を送り込むとイベントが起こる。
調べる順序に意味はなく、1つめと2つめは何も得られない。
3つめの星系に船を送り込むと、部長から通信が入る。会話の選択肢に意味はなく、敵ドローン艦からの攻撃を受ける。敵の軍事力は約400。
ドローンを撃退するとスペシャルプロジェクト「旅への渇望:遺されたもの」が発生する (要調査船と10日)。これを研究すると、次の目的地が示される。
目的地に船を送り込むと会話が発生し、海賊が現れる。
150を支払うと海賊は消える。支払いを拒むと、海賊艦隊からの攻撃を受ける。敵の軍事力は約120。
海賊がいなくなると、会話の後に物理学研究力18か月分を得る。そして状況レポートに最後の目的地が示される。
目的地に船を送り込むと会話が発生する。会話の選択肢に意味はなく、最後に調査船1隻を得てイベントは完結する。
序盤のイベント
居住可能天体の調査
居住可能な天体を資源調査するイベント。
必要な調査の回数は8回 (進捗は状況レポート画面で確認できる)。
基本9種惑星とガイア型惑星だけが対象で、それ以外 (死の惑星や遺物惑星など) を調査してもカウントされない。
調査が完了すると、以下の資源を得られる。
- 24か月分 (ただし150~500)
- 6か月分 (ただし100~500)
異星生物の標本調達
「居住可能天体の調査」イベントによる調査を完了させてしばらくと発生する。
収集すべき標本は7つ。遠く離れた星系や国境閉鎖で立ち入れない星系に標本が出現することもあり、イベントを完了させるには時間がかかることが多い。
標本の収集が完了すると、以下の資源を得られる。
- 48か月分 (ただし1,000~1,000,000)
- 6か月分 (ただし100~1,000)
- 6か月分 (ただし40~100)
- 12か月分 (無制限)
ヒヤシンス号の捜索
人類起源独立国 (Commonwealth of Man) をプレイヤーが使ったときに発生するイベント。
人類がデネブ星系に入植した経緯に関するイベントだが、起源を「消えた移民団」から変更しても発生する。
彗星を発見
首都惑星で彗星を観測するイベント。
このイベント (Comet Sighted) はパラドゲーに共通して存在するが、Stellarisでは時代が時代だけに薄味な内容になっている。
一つの帝国あたりMTTH50年の確率で一度だけ発生する。
統治志向によって、影響やイベントの文面が変化する。
志向 | 影響 |
何もなし | |
5年間、幸福度+5%の帝国補正 | |
5年間、幸福度-5%の帝国補正 | |
以上のいずれでもない | 統合力10~40を得る |
統治形態が集合意識の場合、このイベントは発生しない。
宇宙嵐
- 発生条件
ミッドゲーム開始年以降、毎年約1%の確率で宇宙嵐が発生する。
- 影響
宇宙嵐が発生すると銀河にあるほぼ全ての星系が50%の確率で宇宙嵐の影響を受ける。
星雲の中にある星系は、宇宙嵐の影響を受けない。
宇宙嵐の影響を受けた星系には、以下の地形効果が発生する。- 亜光速移動速度低下50%
- シールド減衰-100% (つまりシールドが機能しなくなる)
- 星雲内の星系のように、センサーが遮蔽される
- 継続期間と再発生
宇宙嵐の継続期間はランダムで5~10年。
一度終息すると20年間は再発生しない。
カレイドスコープ
要DLC「ネメシス」
首都惑星に、エネルギーを吸収する謎の存在が現れる迷惑なイベント。
発生条件:
ゲーム開始と同時に判定があり、30%の確率で将来発生する。残り70%の場合、その銀河でカレイドスコープは決して発生しない。
もうひとつの判定がミッドゲーム開始年以降5年ごとにあり、25%の確率でその年が発生年となる。銀河全体で一度しか発生しない。
通常帝国のうちのひとつが最初の発生地に選ばれるが確率は均等でなく、プレイヤーの帝国が選ばれやすい。
首都惑星に建造物「惑星シールドジェネレーター」が建っている帝国は、発生地に選ばれない。あらかじめ建てておけば、悪影響を未然に防止できる。
諜報作戦:
カレイドスコープが発生した帝国は、諜報作戦「カレイドスコープをおびき出す」を使用可能になる。
この作戦を使うと、発生したカレイドスコープを他国に押し付けることができる。
ただし、首都惑星に建造物「惑星シールドジェネレーター」が建っている帝国は、標的にできない。
また、かつてカレイドスコープが発生していた帝国は30年間、標的にできない。
ワンダースフィア:
カレイドスコープの状況イベントが発生しているあいだ、領内に完全なダイソンスフィアが存在する場合にイベント「終わりなき飢え」がランダムに発生することがある。
ただし、カレイドスコープに餌を与えていない場合や、統治志向が排他主義系統の場合は発生しない。
「終わりなき飢え」が発生すると、ダイソンスフィアを「ワンダースフィア」にアップグレードできるようになる (性能などの詳細は巨大構造物#ダイソンスフィアを参照)。
ワンダースフィアが完成すると、状況イベントはただちに終了する。
通常、同じ巨大構造物は一度しか建造できないが、ワンダースフィアにアップグレードするとダイソンスフィアをもう一回建てられるようになる? (未確認)
真空の花:
カレイドスコープの状況イベントが完了したとき、1/10の確率でイベント「花開くカレイドスコープ」が発生し、遺産「真空の花」を獲得する (性能などの詳細は遺産#遺産の一覧を参照)。
カレイドスコープの機嫌 (状況イベント画面で怒っている・落ち着いている・喜んでいるのいずれかで表示されるパラメータ) がよいほど、発生確率が増加する。
機嫌は毎月変動し、餌の量が多いほど上昇し、餌をなくすと低下する。
機械の反乱
要DLC「シンセティック・ドーン」
ロボットが反乱を起こして、独立のための戦争を起こすイベント。
反乱を絶対に起こさせない方法
下記に挙げた防止策のうちひとつでも採用すれば、反乱を100%防止できる。
- 政策で人工知能に市民権を与える。
- 危険なテクノロジー「知性的戦闘シミュレーション」「人工生命体」をどちらも研究しない。
※「知性的戦闘シミュレーション」はデブリからも入手できる点に注意がいる。 - アセンションパーク「肉体は脆弱」を取得する。
- DLC「シンセティック・ドーン」を導入しない。
Ver.3.4の変更点
Ver.3.4でこのイベントは状況システムで扱われるように変更された。
主な変更点は以下のとおり。
- 反乱はランダムでなく、状況の進捗で発生するようになった。
ステージが進むほどロボットPOPからの資源産出が減少し、最終的に反乱する。
ロボットPOPが多いほど進捗は進みやすくなる。
帝国全体の植民地数が3未満だと反乱は失敗する。つまり小国で反乱は起きない。実績狙いの場合は注意。 - 状況発生中のランダムイベントでロボットに対して冷淡な対応を取るほど進捗が進む。
また、反乱時に狂暴な国是 (同化機械や殺戮機械) を採用する確率が上がる。 - ホットフィックスはランダムでなく、スペシャルプロジェクトで発生するようになった。状況イベント発生と同時に2種類のプロジェクトが用意される。
一つ (増長したAIの無力化) は研究コストは重いが副作用は軽微、もう一つ (最終手段) は研究コストは軽いが副作用は強い。
予兆イベント
次の条件を全て満たすと、ロボットが不可解な動作をするイベントが発生する。
- ミッドゲーム開始年の10年前以後である(標準設定の場合、2290年以後)
- 「知性的戦闘シミュレーション」または「人工生命体」の技術を開発した(どちらも危険なテクノロジー)
- 政策で、ロボット労働者が合法である
- 政策で、人工知能に市民権を与えていない
- 帝国内にロボットがある程度以上存在する (少なすぎると発生しない)
- アセンションパーク「肉体は脆弱」を取得していない
- ホットフィックスを適用していない
- 過去に自国で機械の反乱が起こっていない
一度予兆イベントが発生するとそれ以降、同様のランダムイベントが定期的に発生する。発生回数が増えるほど機械の反乱が発生する確率が上がる。
政策を変えるなどして発生条件を満たさなくなると、イベントも起こらなくなる。
ただし、政策の変更やロボットの解体によって反乱がただちに発生することがある(後述の発生条件を参照)。
ホットフィックス
予兆の発生以後、ロボットに修正を適用して異常な動作を起こさなくさせるイベントが発生することがある。
反乱が起こる前にホットフィックスのイベントが発生する確率は、50%。
イベントが発生すると、ホットフィックスを適用するかどうかの選択肢が示される。
適用すると予兆イベントと機械の反乱は起こらなくなるが、代わりに20年間ロボットからの研究力産出-10%の帝国補正が発生する。
反乱の発生条件
以下の条件を全て満たすと、機械の反乱が発生する。
- ミッドゲーム開始年以後である(標準設定の場合、2300年以後)
- 予兆イベントの発生条件が満たされたままになっている
反乱の発生条件を満たしたまま以下の行動を取った場合は、25%の確率でただちに反乱が発生する。
- 政策で、ロボット労働者を非合法化する
- 政策で、人工知能を非合法化する
- ロボットPOPを解体する
反乱は一つの帝国で一度しか起きないが、銀河全体では何度でも発生する。
反乱の開始
プレイヤーの帝国で反乱が発生した場合、選択肢が示される。そのままプレイを続行して反乱勢力と戦うか、あるいはプレイの対象を反乱勢力に乗り換えて、創造主を倒すために戦うかを選ぶことができる。
反乱したロボットは、約半数の居住惑星とその星系を乗っ取り、敵対した機械帝国となる。居住惑星の無い星系は乗っ取られない。反乱の中心(反乱機械軍の首都)は、ロボットPOPのいる惑星からランダムに選ばれる。元の帝国の首都は基本的に選ばれないが、首都にしかロボットPOPがいない場合は首都が乗っ取られる。
反乱勢力の国是はランダムに以下から選ばれる。
同化機械が選ばれた場合、反乱惑星上のサイボーグPOPは浄化されずに反乱勢力へ加勢する。
国是 | 重みづけ | |
基本値 | 補正 | |
通常の国是からランダム | 100 | |
暴走する同化機械 | 30 | |
断固たる殺戮機械 | 1 | 予兆イベント後にロボットを解体した:+10 予兆イベント後にロボットを非合法にした:+10 特性「家事プロトコル」を採用したロボットがいる:×10 |
上記の補正以外に、予兆イベント中に起こるランダムイベントでロボットに冷淡な反応を取るほど、同化機械や殺戮機械の重みづけが増す。
反乱勢力には5年間の帝国補正「最適な備え」が発生する。効果は、+100/月、宇宙軍許容量+1,000%。
反乱勢力に戦力 (宇宙軍艦隊と地上軍) が新規に与えられる。正規軍の戦力が乗っ取られるわけではない。
国是に断固たる殺戮機械が選ばれた場合、そうでない場合と比べて約2倍の規模の艦隊が与えられる。
反乱勢力は元の帝国が研究済みのテクノロジーの大部分を継承する。機械知性やゲシュタルト意識にそぐわないテクノロジーは継承されない。伝統とアセンションパークは継承されない。
正規軍と反乱勢力との間で総力戦が開始する。
形式的には反乱勢力側からの宣戦布告であり、正規軍側は防衛戦争時による効果 (防衛協定などによる味方の参戦など) を得られる。
攻略 (正規軍側)
最初に反乱軍に与えられる艦隊戦力は、彼らの初期の宇宙軍許容量に比例する。よって、以下のようにすると反乱艦隊の戦力は小さくなる。
- 宇宙軍許容量に関する技術を研究しない (研究すると反乱軍もその技術を持つ)。
- 停泊地や戦略調整センターなどを入植地のある星系に建てない (入植地のない星系は反乱しない)。
深宇宙秘密情報局を狙って植民地のある星系にばかり停泊地を建てると、反乱艦隊の規模は増える。
攻略 (反乱軍側)
汚い手段だが、反乱が発生してどちらの陣営を操作するか選ぶ画面が表示された状態でも、元の帝国としての各種操作が可能。
正規軍側となる星系基地をダウングレードしたり、外交で各種協定を打ち切って侮辱したり、市場で資源を浪費したりできる。
艦隊の解散はロックされており不可能。
入植地で発生するイベント
巨大生命体
惑星補正「巨大生命体」を持つ惑星に入植して13~16か月経過すると発生する。
※この補正がある惑星には、同じ名前の障害物 (+8/月、最大区域数-1) も存在する。この障害物は、一般的な手段では除去できない。
最初に4種類の選択肢が発生する。
- 「研究を進めてくれ」:
スペシャルプロジェクト「巨大生命体の研究」が発生する。研究コストは3,500。成功率は70%。
- 「そっとしておけ」:
今後も含めて一切何も起きない。
- 「危害も加えないように」:
受容主義系統でのみ可能な選択肢。
スペシャルプロジェクト「巨大生命体の監視」が発生する。研究コストは5,000。成功率は90%。
- 「狩って何か役に立つか確認しろ」:
排他主義系統または集合意識でのみ可能な選択肢。
永続的な惑星補正「食用となる巨大生命体」が発生する。効果は以下のとおり:- 最大農業区域+6
- 職業による食料産出+30%
- 20POPごとに職業枠「巨大生物ハンター」+1。基本生産量は、食料8、交易価値8。
スペシャルプロジェクトの結果はどれも共通で、以下のことが発生する。
- 成功した場合:
地上軍「タイタニック・ビースト」が編成可能になる。
「巨大生命体の監視」の場合はさらに、障害物「巨大生命体」が消滅する。 - 失敗した場合:
タイタニック・ガーディアンの襲撃を受けて地上戦が発生する。敵は3体で戦力は合計約450。
地上戦に敗北すると、惑星を占領される。奪還してもイベントや報酬は発生しない。
失敗して襲撃されるのが怖いなら、スペシャルプロジェクトをずっと放置しても何ら問題ない。
奇妙な工場
入植した惑星で奇妙な工場が見つかるイベント。奇妙な工場の労働者(合金4産出、鉱物は不要)を1枠を持つ建造物「奇妙な工場」が希少な惑星特性に追加される。
その後、何も起きないこともあるが、POPが死んだり期限付きのネガティブな惑星補正が発生したりすることもある。
希少な惑星補正は削除することができないため、イベントで取り壊すかどうかを選ぶことになる。
この建物と引き換えに3POPほど失っても構わないかどうかで判断するとよい。
放棄されたテラフォーミング施設
入植した惑星で古代のテラフォーミング施設が見つかるイベント。
イベントの起きた惑星に惑星補正「放棄されたテラフォーミング計画」(効果:職業による産出-20%、幸福度-10%) が発生する。
2種類のスペシャルプロジェクトが発生し、どちらかを選べる。
- プロセスの再開:
こちらの研究が完了すると、以下のうちどれかがランダムで発生する (全て等確率)。いずれの結果でも「放棄されたテラフォーミング計画」の補正は消える。- 今とは異なる一般的な環境(大陸型、砂漠型などのどれか)に変化する。
- 今とは異なる一般的な環境に変化する。それに加えてミュータントの襲撃を受けて地上戦が発生する。
- 地上戦に勝利した場合、惑星特性に「ミュータント処分場」(研究者の職業枠+2、産出+20%)が追加される。
- 地上戦に敗北した場合、ミュータントによりPOPが駆除される(浄化政策による駆除と同じ速度)。攻撃軍の投入により支配権を奪回すると駆除は停止するが、その場合は「ミュータント処分場」は追加されない。
- ガイア型に変化する。さらに永続的な惑星補正「古代のテラフォーミング」(効果:POP成長速度+20%)が発生する。
- 死の惑星に変化する。さらに、起源が「ポスト・アポカリプス」または第一種族の居住適性が好死地性でない場合、死の惑星に耐性のないPOPがすべて死亡する。POPが全滅した場合、植民地を失う。
死の惑星に耐性を与える種族特性 (および居住適性) は、右記のとおり:機械仕掛け、機械、生存者、洞窟生まれ、放射線耐性、放射線栄養生物、(好死地性)
- 装置の解体:
こちらの研究が完了するとテラフォーミングのテクノロジー(研究済みの場合は社会学のポイント)を得る。「放棄されたテラフォーミング計画」の補正は消える。惑星の環境は変化しない。
その後この惑星では、気候が不安定になる、旱魃が起きるといったイベントが発生する。しかしそれらの被害は全て軽微かつ一時的なものにすぎない。
次元ポータル
植民地で次元ポータル (異次元につながるトンネルのような何か) が見つかる連鎖イベント。
- 発生条件:
新規に入植した植民地の2年目あるいは3年目に一定の確率で発生する。
シュラウドウォーカー中立機構との取引 (「我々の運命について教えてくれ」) によって発生することもある。
細かい条件はいくつもあるが、主な制約は以下のとおり:- プレイヤーの帝国でのみ発生する。
- ひとつの帝国で一度しか発生しない。
- 母星、首都惑星、軌道上居住地、リングワールドでは発生しない。
- イベント「出入り口」:
最初に発生するイベント。植民地に希少な惑星特性「次元ポータル調査エリア」が出現する。
この惑星特性から、職業枠「次元ポータル研究者」を得る。基本産出量は12、職業維持費は3 (ゲシュタルト意識の場合は3)。枠数は、1+植民地のPOP数÷25 (端数切り捨て)。
何らかの原因でポータルが閉じた場合、次元ポータル研究者からの物理学産出量が半減する。
また、スペシャルプロジェクト「(入植地名) の次元ポータルの探査」が発生する。研究コストは1,500。研究が完了したときの効果は次節で述べる。
- 次元ポータルの探査:
上述のプロジェクトの研究が完了すると、以下のイベントのうちランダムでひとつが発生する。イベント名 重みづけ 備考 苦しみの次元 10 高エネルギー次元 10 無の虚空 10 鏡よ鏡 10 決壊する次元 5 人工的な天体では発生しない
銀河全体で一度しか発生しない - 苦しみの次元:
非ゲシュタルト意識の場合、次元ポータル研究者の職業維持費に消費財3が追加される (つまり2倍)。
選択肢が示される。- 「ポータルを閉じる手段を見つけろ!」(条件:志向が精神主義でない):
スペシャルプロジェクトが発生する。コストは1,500。
物理学研究力と、産出に関する技術の進捗を得る。
ポータルは閉じる。
- 「解決策が得られることを祈ろう。」(条件:志向が精神主義であり、技術「超能力理論」を持たない):
スペシャルプロジェクトが発生する。コストは1,000。
社会学研究力、技術「超能力理論」の研究進捗80%、技術「サイオニック・バリア」の研究進捗50%を得る。
ポータルは閉じる。
- 「超能力で解決できるのでは?」(条件:志向が精神主義であり、技術「超能力理論」を持つ):
スペシャルプロジェクトが発生する。コストは750。
社会学研究力、技術「サイオニック・バリア」の研究進捗50%を得る。
ポータルは閉じる。
- 「ポータルを岩で埋めてみたらどうだ!」(条件:志向が精神主義でなく、国是「封建社会」を持つ):
スペシャルプロジェクトが発生する。コストは1,000。
工学研究力と、産出に関する技術の進捗を得る。
ポータルは閉じる。
- 「最も優秀な騎士を送り込め!」(条件:起源が「汚毒神の騎士」である):
10~13年後、以下のイベントのうちランダムで一つが起きる。イベント名 重みづけ 内容 - 15 イベントが何も起きず、ポータルも閉じない。 暗黒の騎士 25 ポータルが閉じる。植民地が襲撃され、地上戦が発生する。敗北すると星系は独立し、NPC帝国「邪悪なる侵攻」が出現する。
敵地上軍はあまり強くないが、邪悪なる侵攻は出現する時期しだいで非常に強力。
撃退に成功しても何も得られない。
プレイする帝国を邪悪なる侵攻に切り替えることもできる。次元難民 40 ポータルが閉じる。統合力または難民POP4体、好きなほうを得る。 地獄からの生還 20 ポータルが閉じる。騎士団からの資源産出+10%の帝国補正を得る。 - 「ポータルの研究を続けろ。」(無条件):
惑星特性「次元ポータル調査エリア」がもうひとつ出現し、得られる職業枠が2倍になる。
- 「ポータルを閉じる手段を見つけろ!」(条件:志向が精神主義でない):
- 高エネルギー次元:
工学研究力とプラズマ砲の技術の進捗を得る。
次元ポータル研究者の基本産出量に、エネルギー通貨6が追加される。
- 無の虚空:
虚空光線砲の技術の進捗50%を得る。
次元ポータル研究者の基本産出量に、ダークマター0.2が追加される。
5~10年後にスペシャルプロジェクトが発生し、その研究が完了すると次元ポータル研究者の基本産出量に1.0が追加される (以前の効果と合わせると産出量は1.2になる)。
- 鏡よ鏡:
並行宇宙の自国と貿易が始まり、次元ポータル研究者の産出にボーナスを与える惑星補正が発生する。
貿易の規模が時間の経過でランダムに拡大または縮小し、それに応じて惑星補正が変化する。※:非ゲシュタルト意識の場合は快適度と交易価値、ゲシュタルト意識の場合は快適度とエネルギー通貨の産出ボーナスを得る。惑星補正の名称 ボーナス量 (※) 備考 快適度 次元間貿易の増大 12 12 8 ここから規模の拡大が発生した場合、の臨時収入を得る。 次元間貿易 6 6 6 初期状態。 次元間貿易の減少 3 3 4 ここから規模の縮小が発生した場合、内部パラメータのみが変化する。
5段階縮小すると「次元間の危機」に変化する。次元間の危機 2 2 2 POP成長速度+25%の効果。
貿易規模の変化が停止し、5~10年後に貿易が完全に終了する。
- 決壊する次元:
はじめに物理学研究力を獲得し、ポータルが閉じる。
約3年後に次のイベントが起こって選択肢が示されるが、さらに次のイベント「負の質量」が起きるまでの時間が少し違うだけで、大きな意味はない。(「詳しく調査すべきだ。」のほうが早い)
- 負の質量:
産出+5%の帝国補正が発生する。
1~2年後、首都星系がコルベット6隻に襲撃される。コルベットを撃退後に会話があり、その約1年後に選択肢が示される (選択肢の文面は志向などでやや変化する)。- 崩壊を観察する
物理学研究力を獲得し、状況イベントが発生する。状況が完了するまでのあいだ、物理学産出+40%の効果。
- 敵対的な選択肢 (「資源を奪う」など)
を獲得し、状況イベントが発生する。状況が完了するまでのあいだ、さまざまな資源を毎月得る。
「観察」と「略奪」の状況イベントは共通しており、アプローチを変えることで効果を入れ替えられる。
- 友好的な選択肢 (「できるだけ多くのものを救う」など)
影響力を獲得し、首都のPOPが6体増える。
状況イベントが発生する。完了すると、もうひとつの首都惑星が出現する。
- 我々の宇宙に取り込んでみる
影響力やPOPを得られない以外は、友好的な選択肢と同じ。
- 崩壊を観察する
- 負の質量:
地底文明
入植した惑星において、地底の洞窟で繁栄する文明が見つかる連鎖イベント。地底文明と共存あるいは対立する。
- 発生条件:
新規に入植した惑星の2年目あるいは3年目に一定の確率で発生する。
細かい条件はいくつもあるが、主な制約は以下のとおり:- プレイヤーの帝国でのみ発生する。
- 死の惑星や人工的な惑星 (軌道上居住地や遺物惑星など) では発生しない。
- 銀河全体で一度しか発生しない。
- プレイヤー帝国の起源が地底生まれでも発生する。その場合、イベントの文面が変化する。
- イベント「地震動」:
最初に発生するイベントで、2種類のスペシャルプロジェクトが発生する。
プロジェクト開始までに360日の期限があるため、実質的な選択肢は3とおりある。- スペシャルプロジェクト「コミュニケーションの確立」の研究:
絶滅主義の場合、この選択は不可能。
研究には1,000が必要。
研究が完了すると地底文明と交信が始まる (イベント上だけの存在であり、前FTL文明や中立機構のように帝国一覧に名前が載ることはない)。
交信の内容は後述の「地底との交信」を参照。
- スペシャルプロジェクト「先制攻撃」の研究:
研究には研究力5,000が必要。
研究が完了すると地底文明は滅亡する。
惑星にいくつかの障害物が出現し、除去することで有益な惑星特性を得られる。
この後、いくつかのイベントがランダムに発生するが影響は小さい。
- 時間切れ:
結果はランダムに分岐する。
(60%) 地底文明からの侵略:
地底文明からの侵略を受け、地上戦が発生する。- 地上戦に勝利した場合:
スペシャルプロジェクト「地底文明の破壊」が発生する。
研究には5,000が必要。
これを研究すると、上述の「先制攻撃」の結果に合流する。
研究が完了するまで、地底文明は破壊行為や侵略を繰り返す。 - 地上戦に敗北した場合:
植民地と星系基地を地底文明に奪われる。地底文明は星間帝国として独立する。
新帝国は地底生まれの起源と狂軍国+権威の志向を採用する。統治形態や国是はランダム。
絶滅主義の場合、こちらは発生しない。
上述の「コミュニケーションの確立」の結果に合流する。
- 地上戦に勝利した場合:
- スペシャルプロジェクト「コミュニケーションの確立」の研究:
- 地底との交信:
地底文明と交信が始まると、選択肢が示される。- 服従を迫る:
数十日後に地底文明からの侵略を受ける。
上述の、地底文明から侵略を受けるルートに合流する。
- 平和的な共存を図る:
惑星補正「地底文明」 (効果:職業による産出+10%) と惑星特性「地底交信区画」(効果:最大発電区域数+2、最大区域数+2、地下世界の連絡官の職業枠+1、20POPごとに地下世界の連絡官の職業枠+1) を得られる。
地底文明と友好的な関係になり、今後ランダムに以下のイベントが発生する。
これらのイベントでは「地底文明の怒り」とでも呼ぶべき隠しパラメータが存在し、選択肢によって値が増減する。初期値はゼロ。イベント名 選択肢 効果 飢餓 援助する -50、怒り-1 援助しない 怒り+1 地底からの難民 受け入れる 地底民POP+1、怒り+1 追い返す 怒り-1 地震が発生 許す 荒廃度+10、10年のあいだ惑星のPOPの幸福度-20%、(怒りは減らない) 謝罪を求める 荒廃度+10、怒り+1 テクノロジーの要求 断る 怒り+1 援助する 10年のあいだ帝国全体の工学研究力産出-30%、怒り-1
- 怒りの影響:
怒りが0以下だとランダムにイベントが発生し、鉱物や社会学研究力を得られることがある。
怒りが3に達すると関係が破たんして地底文明から侵略を受ける。上述の、地底文明から侵略を受けるルートに合流する。
- 怒りの影響:
- 服従を迫る:
予期せぬ鉱脈
入植地に豊かな鉱脈が見つかる連鎖イベント。予算を充ててさらに鉱脈を探すこともできる。
- 発生条件:
新規に入植した惑星の2年目あるいは3年目に一定の確率で発生する。
細かい条件はいくつもあるが、主な制約は以下のとおり:- プレイヤーの帝国でのみ発生する。
- 死の惑星や軌道上居住地、リングワールドでは発生しない。
- 銀河全体で一度しか発生しない。
- イベントの段階:
このイベントは「鉱脈が見つかる」→「掘り始める・もっと探す、の二択」を繰り返す。
掘り始めると惑星補正および惑星特性が発生して連鎖イベントは終了する。
もっと探す場合は予算としてエネルギー通貨を必要とする。段階 ここで止めたときの効果 もっと探すときの予算 1 鉱業区域の上限数+2 1,000 2 鉱業区域の上限数+4、職業による鉱物産出+15% 1,500 3 鉱業区域の上限数+10、職業による鉱物産出+25% (終了)
起源が「地底生まれ」の場合、3段階目以降が変化する。段階 ここで止めたときの効果 もっと探すときの予算 3 鉱業区域の上限数+6、職業による鉱物産出+15% 2,000 4 鉱業区域の上限数+8、職業による鉱物産出+25%
クリスタル鉱山の上限数+1、約8~10年後にイベント「異常な出来事」が発生する2,500 5 鉱業区域の上限数+10、職業による鉱物産出+25%
クリスタル鉱山の上限数+2、クリスタル・ベヒモスが出現する(終了) - イベント「異常な出来事」:
採掘を中止するかどうかの判断を迫られる。
採掘を中止すると、この連鎖イベントで発生した惑星補正と惑星特性を失う。
採掘を続行すると、数年後にクリスタル・ベヒモスが出現する。
- クリスタル・ベヒモス:
クリスタル・ベヒモスが出現すると地上戦が発生する。ベヒモスの戦闘力は約15,000。
地上戦に敗北すると惑星を占領され、以下のようになる。- 建造物や区域は建造できなくなる。建造物の無効化や解体は可能。
- POP数が1になり、強制移住による出入りができなくなる。
- 惑星補正「クリスタル・ベヒモス」が発生する (POP成長速度-100%、職業維持費-100%、職業による資源産出-100%、流入魅力-1,000)。
- 惑星補正「クリスタル・ベヒモス」が消える。
- 統合力120か月分 (ただし240~99,999) を獲得する。
- 実績「Underlord」の条件を満たす。
- 惑星補正「クリスタル・ベヒモス」が消える。
- 惑星特性「粉砕された結晶の残骸」(レアクリスタル採集の職業枠+1) が出現する。
- 実績「Underlord」の条件は満たさない。
狡猾なるオフィディアン
入植地で奇妙なヘビの大発生が起こる連鎖イベント。
ほとんど悪いことしか起きず、選択肢が何度も示されるが深い意味はなく、悪影響の種類を変えることしかできない。
オフィディアン (Ophidian) とは、英語で単にヘビのこと。
- 発生条件:
新規に入植した惑星の2年目に一定の確率で発生する。
細かい条件はいくつもあるが、主な制約は以下のとおり:- プレイヤーの帝国でのみ発生する。
- 志向がゲシュタルト意識の帝国では発生しない。
- 死の惑星や軌道上居住地、リングワールドでは発生しない。
- 全体的な攻略:
ゲームシステム上の損得だけを考えるなら、最初のスペシャルプロジェクトを永遠に放置するのが正しい。
しかし話を進めてもたいした被害ではなく、何を選んでも些細なデメリットが起こるだけなので、ストーリーに興味があるなら適当に進めてしまって構わない。
- イベント「狡猾なるオフィディアン」:
最初に発生するイベント。選択肢やゲームシステム的な効果は何もない。
200~400日後に次のイベントが発生する。
- イベント「這いまわる策略」:
選択肢がふたつある。- ヘビを調べる:
スペシャルプロジェクト「科学を使え」(要1,000) が発生する。
研究完了すると惑星補正「枯渇した電力」(職業による産出-10%) が10年間、発生する。
- ヘビを追い払う:
スペシャルプロジェクト「兵士を使え」(要1,000) が発生する。
研究完了すると惑星補正「蛇の巣」(POP成長速度-10%) が200日間、発生する。
いずれかのスペシャルプロジェクトの研究完了から200~400日後に、次のイベントが発生する。
- ヘビを調べる:
- イベント「邪悪な歯擦音」:
選択肢がふたつある。- 電力を与え、翻訳機を稼働させる:
(前のイベントでヘビを追い払った場合、) 惑星補正「枯渇した電力」が200日間、発生する。 - 火炎放射器で攻撃する:
惑星補正「蛇の巣」が200日間、発生する。
- 電力を与え、翻訳機を稼働させる:
- イベント「地底世界」:
- 採掘装置をオフラインに:
惑星補正「放棄された坑道」(職業による産出-25%) が240日間、発生する。 - 火炎放射器:
惑星補正「蛇の巣」が200日間、発生する。
- 採掘装置をオフラインに:
- イベント「授けられた知性」:
6か月分 (ただし100~1,000) を得る。
200~400日後に次のイベントが発生する。
- イベント「蛇船」:
ここが最後の選択肢で、結末が分岐する。- 船を与える:
40~60日後に最後のイベントが発生する。
ヘビの行く末について思わせぶりな文章があるが、実際には今後に何も起こらない。 - 船を破壊する:
40~60日後に最後のイベントが発生し、惑星補正「枯渇した電力」が消滅する。
- 船を与える:
観測拠点で発生するイベント
積極的観察
- イベント「埋め込み装置の故障」:
- この惨状に対処しなければ。
スペシャルプロジェクトが発生し、成功すると社会学研究力を得る。 - 我々には関係ない。
50を得る。
- この惨状に対処しなければ。
特殊な選択肢のあるイベント
異星種族の箱の開封
異星種族の箱を開封して種族を強化できるイベント。
- イベントの発生方法
- イベント「軌道上のスピード狂」で「減速させろ。」または「停止を試みろ。」を選択する
ストーリーの文面を除いて、選択肢による違いは無い。 - イベント「スピード狂の停止」で「箱を開けろ。」を選択する
- スペシャルプロジェクト「異星人の箱の開封」を研究する
- 三種類の溶液のうちどれか一つを選ぶ選択肢が発生する
- イベント「軌道上のスピード狂」で「減速させろ。」または「停止を試みろ。」を選択する
- 溶液の選択
選んだ溶液によって第一種族に以下の特性が付与される。
これらの特別な特性は、特性数枠と特性ポイントを消費しない。- 赤の溶液
- 社交フェロモン。POPの住居使用量:-5%
- 緑の溶液
- 生体順応性。居住性:+5%
- 青の溶液
- 限定的な再生機能。地上軍ダメージ:+10%、リーダーの寿命:+10年
パリデイダ
要DLC「ディスタント・スター」
隠されたガイア型惑星とそこにある前FTL文明に関する連鎖イベント。以下のように進行する。
イベント中、以下で示した以外の選択肢を取ると、50を得て連鎖イベントが終了する。
- アノマリー「古代の船殻」を研究する。
- 最初のイベント「フェフタル・ザヴォニア号」で「楽園のような星か……」を選択する。
- スペシャルプロジェクト「世代宇宙船」が発生する。
- 調査船と60日の時間が必要。
- イベント「隠された惑星」が発生するので「何者も我々を阻むことはできない。」を選択する。
- このとき、調査を担当した科学者が特性「過集中 I」を得る。
- 付近に星系が新たに出現するので (状況レポートに興味深い地点として登録される)、調査船を送り込む。
- 船が星系に着くとイベント「失楽園」が発生するので「あり得ない! 4回目の確認をしろ!」を選択する。
- スペシャルプロジェクト「藁をつかむ」が発生する。
- 調査船と60日の時間が必要。
- イベント「絵葉書のような完璧さ」が発生する。
- 選択肢が二つ示されるが、どちらを選んでもシナリオに変化は生じない。
- 調査対象の惑星が姿を変え、名前が「パリデイダ」となり、その上に石器時代の前FTL文明「マルダク・ヴォル」が出現する。
- パリデイダは以下の特徴を持つ:
- 惑星規模25のガイア型
- 惑星補正「パリデイダ」を持つ:幸福度+10%、職業による産出+10%、職業による産出+20%、流入魅力+25%
- 区域:発電6、鉱業7、農業8
- 戦略資源に関する希少特性×2と障害物「活火山」を持ち、さらにランダムで2つの惑星特性が追加される
- パリデイダのある星系に星系基地を建てて、しばらくすると「ヴォル」を名乗る勢力から通信が入り、選択肢が示される。
- 「ドカンと浄化してもらえるのか!?」を選んだ場合:
ただちにヴォルによってパリデイダが浄化される。- パリデイダ上の前FTL文明が消滅し、障害物「駆除された菌類の残留物」(区域数-1) が発生する。
- 選択肢が二つ示されるが、どちらを選んでもシナリオに変化は生じない。
- 「馬鹿な、彼らは無害なんだぞ!」または「彼らを傷つける気はない!」を選んだ場合:
数か月後にパリデイダのある星系にヴォルの艦隊が敵対勢力として出現する。構成は巡洋艦18、駆逐艦7。- ヴォルの艦隊を撃退した場合:
パリデイダとその前FTL文明はそのまま残る。この前FTL文明はごく普通であり、観察や侵略をしても危険なことや特別なイベントは無い。 - ヴォルの艦隊を放置した場合:
ヴォルの艦隊はパリデイダを終末爆撃する。
前FTL文明のPOPが全滅すると障害物「駆除された菌類の残留物」(区域数-1) が4つ発生する。また、惑星補正「パリデイダ」が消滅する。惑星種別はガイア型から変化せず、死の惑星にはならない。
過去のバージョンで見られた、コロニー船で入植できなくなる現象は発生しない。
- ヴォルの艦隊を撃退した場合:
- 「ドカンと浄化してもらえるのか!?」を選んだ場合:
42年と3日後に
要DLC「ディスタント・スター」
アノマリー「デブリ帯」の研究によって発生するイベントのうちのひとつ。
原子時計が見つかり、選択肢が示される:
- 「目を離すな。」:
工学研究力を得る。さらに、42年と3日後に、続きのイベントが発生する。
※Ver.3.11.1現在、実際には42年と203日後に続きが発生する。3.11.1より前は42年と213日後だったが、結局直っていない。 - 「爆弾だ!! 破壊しろ!!」:
工学研究力だけを得て、イベントが終了する。
42年と3日後に発生するイベント:
以下の4つのイベントのうち、どれかひとつが起こる。
- テラフォーミング:
このイベントは、星系内にサイズ9~24の居住不可能な惑星が存在する場合 (※他にも細かい制約が複数あるが説明を割愛) でしか発生しない。選択肢が示される。- 「状況を注視しろ。」:
30日後、星系内の惑星ひとつがガイア型惑星に変化する。 - 「受け容れがたい。ナノマシンどもを撃て!」:
影響力を得る。10日後、星系内の惑星ひとつがナノマシン惑星に変化し、Lゲートの知見をひとつ得る。
- 「状況を注視しろ。」:
- ナノマシンの軍艦:
ナノマシン仕様の特殊な巡洋艦1隻を得る。
入手を拒んで代わりに合金1,500を得ることもできる。
- 計算ネットワーク:
星系内の惑星ひとつに、工学10の埋蔵資源が出現する。
- 爆発:
このイベントは、星系内に居住可能惑星または前FTL文明が存在する場合 (ただしリングワールドを除く) でしか発生しない。
条件に該当する惑星のうちひとつが爆発し、有毒惑星に変化する。
DLC「トキソイド」を導入している場合は、テラフォーミング候補惑星になる。
深淵からの呼び声
「大海の一滴」のアノマリーを研究すると以下の選択肢が示される。
(ver.3.8.1でのリーダー関連の変更により選択肢のツールチップ表記と一致してない箇所があることに留意)
- スキャナを調整したあと、 より深い場所で徹底的に調査しろ!(要『緻密』)
- さらに以下の選択肢が示される。
- この生命体と対話してみるべきだ。
- 帝国補正「ネガティブな報道」(20年で失効)を得る。
- 海に毒物を流し込んで殺そう。
- 帝国補正「ネガティブな報道」(20年で失効)を得る。
- 惑星種類が有毒惑星に変更される。
- 惑星補正「厳しい環境」を得る。
- 惑星に社会学+4を追加。
- 放っておいたほうがいいだろう。
- 帝国補正「ネガティブな報道」(20年で失効)を得る。
- 惑星補正「厳しい環境」を得る。
- 「乗組員は信用できない。 探検が必要なのだ!」(要『偏執病』)
- さらに以下の選択肢が示される。
- 科学担当官には休息が必要なだけだろう。
- (特性「狂気的」を得るとあるが、何も起きない。)
7日後に研究に使用した調査船に割り当てられている科学者が特性「専門知識:超能力」を得る。
(さらに選択肢が示されるが差異不明。特性は選択ウィンドウ表示の時点で獲得する。7日間のうちに割り当てを変えることで獲得する科学者を選別できる。) - 科学担当官は正気じゃない。 牢屋にぶち込め!
- 調査船の科学者が死亡する。(高スキルレベルであれば追悼イベントが発生しうる)
- 乗組員の健康が第一だ。
- (さらに二つの選択肢が示されるが差異不明。)
いずれの選択肢を選んでも、- 帝国補正「よく休んだ科学者」(20年で失効)を得る。
- 帝国補正「ポジティブな報道」(20年で失効)を得る。
- 帝国布告「改善された労働環境」が施行可能になる。
- 調査し尽くすまで、 休むわけにいかない!
- 帝国補正「製薬技術の革新」(20年で失効)を得る。
- 帝国補正「ネガティブな報道」(20年で失効)を得る。
- 社会学研究力12か月分を得る。
補正の詳細
- 帝国補正「ネガティブな報道」
- 幸福度-10%
- 帝国補正「ポジティブな報道」
- 幸福度+10%
- 帝国補正「製薬技術の革新」
- 有機生命体POP幸福度+10%
- 岩石種族POP幸福度+10%
- 職業からの社会学研究+20%
- 惑星補正「厳しい環境」
- 幸福度-30%
不毛なイベント
関わってもほとんど実益の無いイベント。シナリオの内容に基づく分類ではない。
ランソマーズ
海賊の人質にされた民間人を救出するイベント。
艦隊を動員する必要があるなど手間がかかる割には仮に成功しても見返りが小さく、失敗するとマイナスの帝国補正が発生するだけで何もいいことが無い。
イベントの文面上ではプレイヤーの挙動がミッションの成否に関わるようなフリをしているが、実際には結果が成功するかどうかは単に乱数だけで決まってしまう。
- 回避方法
アノマリー「ドップラー効果」を調査しない、あるいは最初のイベント「ランソマーズ:緊急ブイ」で「罠かもしれない。放置が一番だ。」を選択する。
ガス生命体
巨大ガス惑星に生息する、ガス生命体に関する連鎖イベント。
調査船が必要なスペシャルプロジェクトが何度も発生するが、面倒なだけで見返りはほとんどない。
- 回避方法
アノマリー「巨大ガス惑星の信号」を調査しない、あるいは最初のイベント「巨大ガス惑星の信号」で「センサーの故障だ、無視しろ。」を選択する。
漂流船
音信不通の漂流船を調査するイベント。
調査に失敗すると、調査船が失われて乗っている科学者が死ぬ。成功しても見返りは小さく (分岐によって異なるが社会学研究力を少し得られるなど)、成功するかどうかは乱数次第。
調査に失敗した場合でも調査船が失われるまでには少し時間がかかるので、その間に科学者を船から降ろせば助けられる。
- 回避方法
アノマリー「救難信号」を調査しない、あるいは最初のイベント「ロスト・イン・スペース」で「そうする時間がない。」を選択する。
難問の可能性
宇宙を漂うティーポットの謎を調査するイベント。
成功するかどうかは乱数次第で、成功する確率は40%(精神主義志向の場合は80%)。
失敗した場合でも一応の見返りはあるが、成否に関係なく調査船を長時間(2年+10日)に渡って拘束されてしまう。
- 回避方法
最初のイベント「難問の可能性」で「全ての質問に価値ある答えがあるわけではない。」(精神主義志向の場合は「これは間違いなく神聖な印だ。」)を選択すると、影響力を手に入れてイベントがすぐに終わる。
星のパターン
要DLC「ディスタント・スター」
調査船の科学者が周囲の見解に反対して、奇妙な主張を始めるイベント。
主張に従って真相の究明を始めた場合、約1/2の確率で科学者を失ってしまう。
- 回避方法
最初のイベント「星のパターン」で「それは誤動作だ。」を選択すると、影響力だけ入手してすぐにイベントが終了する。
科学者が特性「緻密 (アノマリー発見率+10%)」を得る場合もあるので、元となるアノマリー「不規則なエネルギー放出」の調査を新人の科学者に担当させるという手もある。
アノマリー「薄氷(Lv.4)」→スペシャルプロジェクト「○○(惑星名)のクリスタル鉱床」→イベント「データ・ダイヤモンド」の選択肢の1つに『大規模研究鉱床が(科学者名)に追加されるが、(科学者名)に危険が及ぶ可能性が…』って書かれてて、科学者が研究資源を算出するようになるってこと?かと思って選択したら -- 2023-09-08 (金) 06:58:50
ちなみに、他の選択肢は小規模研究鉱床の追加(各研究資源+1ずつ)か、クリスタル鉱床(+3)の追加だった -- 2023-09-08 (金) 07:04:36
君たちどこに住んでたの? -- 2024-03-10 (日) 19:54:03